JP6675215B2 - 粘着テープ - Google Patents

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本発明は、粘着テープに関する。
従来技術として、特許文献1には、ラベル用粘着剤に適した熱アルカリ剥離性を有する粘着剤組成物として、熱可塑性エラストマーと、固体粘着付与剤と、液状粘着付与剤と、ノニオン界面活性剤とを含むホットメルト粘着剤組成物が開示されている。
特開2012−1624号公報
ところで、家庭やオフィス等で使用される給水機にセットされる大型のペットボトルでは、基材と粘着剤層とを有する粘着テープに対して、高強度の不織布等からなるシートが粘着テープの両端の粘着剤層が暴露されるように予め貼合された持ち手(把手)用シートを、ペットボトル側面にアーチ状に貼り付け、これを持ち手として使用する場合がある。通常、給水機にセットされる大型のペットボトルは、内容量が10リットル以上であり、飲料水が充填された状態では、高重量である。そして、持ち手用シートによりペットボトルを持ち上げる際等には、持ち手用シートを構成する粘着テープの粘着剤層の暴露部分とペットボトルとの接着領域に大きな荷重がかかる。このため、大型ペットボトルの持ち手用シートを構成する粘着テープには、荷重や衝撃がかかった場合でも剥がれることがないよう、ペットボトルの材料であるポリエチレンテレフタレート(PET)等のプラスチックに対する高い粘着力が求められる。
一方、近年、環境保全、省資源の観点から、ペットボトルのリサイクル化の要求が高まっている。大型のペットボトルは、飲料水が空になり給水機から取り外された後は、提灯のように折りたたまれ回収される。回収されたペットボトルは、リサイクルのために、まず、裁断機により粉砕処理される。通常、回収されたペットボトルは、手作業で側面から持ち手用シートが粘着テープごと剥離されて取り外された後、裁断機により粗フレーク状に粉砕処理される。この場合、粘着テープがペットボトルに強固に接着しているため、持ち手用シートを剥がす際に、ペットボトル表面に粘着剤の一部が残ることがある(以下、「糊残り」ということがある)。また、回収されたペットボトルは、持ち手用シートを剥離する工程を省略して、持ち手用シートが付いたままの状態で裁断機により粗フレーク状に粉砕処理される場合も想定される。
そして、粉砕処理の終了後、上記粗フレーク表面に残存した粘着剤や粘着テープを粗フレークから除去するために、粉砕処理に引き続き、洗浄剥離処理が行われ、最終的に分離処理を経て再生フレークが得られる。残存した粘着剤や粘着テープを粗フレークから除去する方法としては、一般に、粗フレークをアルカリ溶液に浸漬することで粘着剤層を溶解または膨潤させて残存した粘着剤層や粘着テープをペットボトルから剥離する方法が採用されている。したがって、大型のペットボトルの持ち手用シートに使用される粘着テープには、PET等のプラスチックに対する高い粘着力とともに、アルカリ溶液により容易に剥離できることが求められる。このため、粘着テープの粘着剤層には、アルカリ溶液に対する溶解性または膨潤性が高い性質(以下、「アルカリ剥離性」ということがある)が必要となる。
しかしながら、従来においては、粘着剤層のアルカリ剥離性を高めようとすると、ペットボトルの材料であるプラスチックに対する粘着力や耐水性が低下しやすい傾向にあり、持ち手用シートに荷重や衝撃がかかった場合や持ち手用シートが水に濡れた場合等に、ペットボトルから持ち手用シートが剥がれてしまうおそれがあった。一方、粘着剤層の粘着力を高めようとすると、粘着剤層のアルカリ剥離性が低下しやすい傾向があり、ペットボトルのリサイクル処理時に支障が出たり、再生フレークの品質が低下したりするおそれがあった。このように、従来においては、ペットボトルの持ち手用シートに用いられる粘着テープにおいて、リサイクルのために必要なアルカリ剥離性と、持ち手用シートとペットボトルとの接着領域における耐荷重や耐衝撃性に必要な高い粘着力とを両立させることが困難であった。
本発明は、プラスチックに対する高い粘着力を有するとともに、アルカリ溶液中では容易に剥離可能なアルカリ剥離性の粘着テープを提供することを目的とする。
本発明が適用される粘着テープは、シート状の基材と、前記基材上に積層され、天然ゴムと当該天然ゴム100重量部に対して50重量部以上150重量部以下の範囲の粘着付与剤とを含む粘着剤層と、を有し、前記粘着剤層は、前記粘着付与剤として、酸価が180mgKOH/g以上であるアルカリ可溶性を有する粘着付与剤を含み、さらに、当該アルカリ可溶性を有する粘着付与剤以外に、アルカリ可溶性を有していない他の粘着付与剤として、酸価が180mgKOH/g未満である粘着付与剤を含み、当該粘着付与剤の総量を100重量部とした場合に、当該アルカリ可溶性を有する粘着付与剤の含有量が2.5重量部以上80重量部以下の範囲であり、ポリエチレンテレフタレートに対する粘着力が4N/10mm以上であることを特徴とする。
ここで、前記アルカリ可溶性を有する粘着付与剤は、酸変性ロジンまたはマレイン酸レジンから選ばれる少なくとも1種であることを特徴とすることができる。
また、前記粘着付与剤は、アルカリ可溶性を有していない他の粘着付与剤として、脂肪族系粘着付与剤、テルペン系粘着付与剤、ロジン系粘着付与剤から選ばれる少なくとも1種を含むことを特徴とすることができる。
さらに、前記アルカリ可溶性を有する粘着付与剤は、酸価が345mgKOH/g以下であることを特徴とすることができる
本発明によれば、プラスチックに対する高い粘着力を有するとともに、アルカリ溶液中では容易に剥離可能なアルカリ剥離性の粘着テープを提供することができる。
本実施の形態が適用される粘着テープの構成の一例を示した図である。 本実施の形態の粘着テープを用いた持ち手用シートの構成の一例を示した図である。 本実施の形態の粘着テープを用いた持ち手用シートを大型ペットボトルに取り付けた状態を示した図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
[粘着テープの構成]
図1は、本実施の形態が適用される粘着テープ1の構成の一例を示した図である。図1に示すように、本実施の形態の粘着テープ1は、シート状の基材2と、基材2上に積層された粘着剤層3とを有している。
なお、図示は省略するが、粘着テープ1は、基材2と粘着剤層3との間に必要に応じてアンカーコート層を備えていてもよい。また、基材2の表面(粘着剤層3が積層された面とは反対側の面)に、表面処理が施されていてもよい。さらに、粘着剤層3の表面に、剥離ライナーを備えていてもよい。
本実施の形態の粘着テープ1は、例えば、家庭やオフィス等で使用される給水機に設置される飲料水用の大型ペットボトルの持ち手として使用される持ち手用シート10に用いられる。図2は、本実施の形態の粘着テープ1を用いた持ち手用シート10の構成の一例を示した図である。また、図3は、本実施の形態の粘着テープ1を用いた持ち手用シート10を大型ペットボトル20に取り付けた状態を示した図である。
図2に示すように、持ち手用シート10は、図2に示すように、本実施の形態の粘着テープ1の粘着剤層3の表面に、高強度の不織布等からなるシート部材4が貼合されている。また、図2に示すように、持ち手用シート10は、シート部材4が粘着テープ1よりも短くなっており、ペットボトルに貼り付けるために粘着テープ1の両端において粘着剤層3が暴露されている(図2にて符号3aで示す領域)。
そして、図3に示すように、本実施の形態の粘着テープ1を用いた持ち手用シート10は、粘着剤層3(図1参照)の両端に暴露された領域3aが大型ペットボトル20の側面に対して貼り付けられることで、大型ペットボトル20に対してアーチ状に取り付けられる。そして、大型ペットボトル20に取り付けられた持ち手用シート10は、給水機に対して大型ペットボトル20を設置する際や、給水機から大型ペットボトル20を取り外す際の持ち手として用いられる。
給水機に使用される飲料水用の大型ペットボトル20の容量は、10リットル以上であることが多く、飲料水が入った状態では、重力が大きくなりやすい。そして、持ち手用シート10を介して大型ペットボトル20を持ち上げる際や、大型ペットボトル20が落下した際等には、持ち手用シート10を構成する粘着テープ1に大きな荷重や衝撃が加わる場合がある。特に、粘着テープ1のうち粘着剤層3が暴露して大型ペットボトル20の側面に貼り付けられる領域3aに、大きな荷重や衝撃が加わりやすい。
したがって、大型ペットボトル20の持ち手として使用される持ち手用シート10に用いられる粘着テープ1には、荷重や衝撃が加わった場合でも剥がれにくいように、大型ペットボトル20の材料であるPET等のプラスチックに対する強固な粘着力が求められる。
その一方で、近年、環境保全、省資源の観点から飲料水用の大型ペットボトル20のリサイクル化の要求が高まっている。中の飲料水が空になり、給水機から取り外された大型ペットボトル20は、再利用をするため、持ち手用シート10を剥がした後または持ち手用シート10が付いたままの状態で、裁断機により粗フレーク状に粉砕処理される。
大型ペットボトル20を粉砕処理して得られた粗フレーク表面に残存した粘着剤や粘着テープ1を粗フレークから剥離除去する場合、一般的には、粗フレークをアルカリ性の溶液(アルカリ溶液)に浸漬する。そして、粗フレーク表面に残存した粘着剤や粘着テープ1を溶解あるいは膨潤させる。これにより、残存した粘着剤、あるいは粘着テープ1が、大型ペットボトル20の粗フレーク表面から剥離される。
したがって、大型ペットボトル20の持ち手として使用される持ち手用シート10に用いられる粘着テープ1には、上述したように、PET等のプラスチックに対する高い粘着力に加えて、アルカリ溶液により容易に剥離できるように、アルカリ溶液に対する溶解性または膨潤性が高い性質が求められる。なお、以下の説明において、アルカリ溶液に対する溶解性または膨潤性が高い性質のことを、「アルカリ剥離性」と称する。通常、大型ペットボトル20の持ち手用シート10に用いられる粘着テープ1の粘着剤層3には、PETボトルリサイクル推進協議会が定める「指定PETボトル自主設計ガイドラインの付属書2:ラベル(印刷・接着剤等を含む)評価基準」における熱アルカリによる洗浄剥離によって剥離できる程度のアルカリ剥離性が求められる。具体的な一例としては、粘着テープの付いたペットボトルを粉砕してフレーク状にし、これらを85℃の1.5%NaOH水溶液中に、フレーク濃度が10重量%となるように浸漬し、15分間強く攪拌し、5分間静置する。その後、フィルターでろ過し、フレーク表面の目視観察を行い、結果として、粘着テープや粘着剤が剥離してフレーク表面に残っていない場合に、アルカリ剥離性があると判断する。
続いて、本実施の形態が適用される粘着テープ1の各層の構成について詳細に説明する。
<基材>
本実施の形態の粘着テープ1に用いる基材2の材料は、特に限定されるものではなく、例えば金属やプラスチック等を用いることができる。具体的には、基材2として、例えば、ステンレススチール、軟質アルミニウム等の金属箔や、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリフェニレンサルファイド、二軸延伸ポリプロピレン、ポリイミド、アラミド、ポリシクロオレフィン、フッ素系樹脂等の樹脂フィルムを用いることができる。
これらの中でも、基材2としては、ポリエチレンテレフタレートを主成分とする基材を用いることが好ましい。
また、本実施の形態では、基材2としてプラスチック材料を用いる場合、基材2の強度を確保したり基材2の伸びを抑制したりするために、プラスチック材料に金属繊維(金属糸等も含む)やガラス繊維(ガラス糸等も含む)、強化樹脂繊維(テトロン(登録商標)糸等も含む)等のフィラメントや、金属箔等を複合化した複合基材を用いることが好ましい。
プラスチック材料に金属繊維、ガラス繊維、強化樹脂繊維、金属箔等を複合化する方法としては、特に限定されるものではないが、例えばプラスチック材料に対して、金属繊維、ガラス繊維、強化樹脂遷移等のフィラメントや、金属箔等を接着剤や粘着剤を用いて貼り合わせる方法等が挙げられる。
<粘着剤層>
本実施の形態の粘着剤層3は、天然ゴムと、粘着付与剤とを含む。また、粘着剤層3は、必要に応じて、他の合成ゴム、熱可塑性エラストマー、架橋剤、老化防止剤、着色剤等の他の添加剤を含んでいてもよい。
(天然ゴム)
天然ゴムは、ゴムの樹の樹液に含まれるcis−1,4−ポリイソプレンを主成分とする物質であり、生体内での付加重合で生成されたものである。天然ゴムは、分子量30万付近と200万付近にピークを持つ分子量分布を有する。また、天然ゴムにはタンパク質や脂質など3%〜4%の非ゴム成分が含まれる。
天然ゴム分子の構造としては、cis−イソプレン単位の一方の末端がタンパク質末端で構成され、他方の末端にはリン酸脂質が結合し、このリン酸脂質末端に更に長鎖脂肪酸が結合した構造であるといわれている。
天然ゴムとしては特に限定されず、例えば、SMR(Standard Malaysian Rubber)、SIR(Standard Indonesian Rubber)、STR(Standard Thai Rubber)等のTSR(Technically Specified Rubber)や、高純度天然ゴム(HPNR;High- Purity Natural Rubber)等を用いることができる。
(粘着付与剤)
粘着付与剤は、粘着剤層3の粘着力を高めるために用いられる。
本実施の形態の粘着剤層3に含まれる粘着付与剤の総量は、粘着剤層3における天然ゴムの含有量を100重量部とした場合に、50重量部以上150重量部以下の範囲である。
天然ゴム100重量部に対する粘着付与剤の総量が50重量部未満である場合、粘着剤層3の粘着力およびタック力が低減し、大型ペットボトル20に対する貼り付き性が低下する。この場合、例えば大型ペットボトル20に衝撃が加わった際等に、大型ペットボトル20から粘着テープ1が剥離するおそれがある。
一方、天然ゴム100重量部に対する粘着付与剤の総量が150重量部を超える場合、粘着付与剤において天然ゴムと相溶しない部分が生じやすい。この場合にも、粘着剤層3の粘着力およびタック力が低減し、大型ペットボトル20に対する貼り付き性が低下する。そして、例えば大型ペットボトル20に衝撃が加わった際等に、大型ペットボトル20から粘着テープ1が剥離するおそれがある。また、相溶しない粘着付与剤が粘着剤層3の表面に析出するため、粘着テープ1が大型ペットボトル20からより剥離しやすくなる。
本実施の形態の粘着剤層3は、粘着付与剤として、アルカリ可溶性を有する粘着付与剤を含む。ここで、「アルカリ可溶性」とは、アルカリ性の溶液に対する溶解性が高い性質をいう。具体的な一例としては、25℃の1.5%NaOH水溶液中に粘着付与剤濃度が5重量%となるように粘着付与剤を投入し、15分間強く攪拌し、5分間静置した後、水溶液状態の目視観察を行う。この際、粘着付与剤の溶け残りがない場合には、その粘着付与剤がアルカリ可溶性を有していると判断する。逆に粘着付与剤の溶け残りがある場合や溶液が白濁している場合には、その粘着付与剤がアルカリ可溶性を有していないと判断する。本実施の形態において、アルカリ可溶性を有する粘着付与剤(アルカリ可溶性粘着付与剤)とは、アルカリ可溶性に関与する官能基、例えばカルボキシル基等の酸基を多く有する粘着付与剤をいう。このようなアルカリ可溶性を有する粘着付与剤は、後述するように、酸価が180mgKOH/g以上である必要がある。
また、本実施の形態の粘着剤層3は、粘着付与剤として、アルカリ可溶性を有する粘着付与剤の他、アルカリ可溶性を有していない他の粘着付与剤も含んでいる。このようなアルカリ可溶性を有していない粘着付与剤は、後述するように、酸価が180mgKOH/g未満である。
本実施の形態では、粘着剤層3に含まれる粘着付与剤の総量を100重量部とした場合、アルカリ可溶性を有する粘着付与剤の含有量は、2.5重量部以上80重量部以下の範囲である。粘着付与剤のうちアルカリ可溶性を有する粘着付与剤の含有量が2.5重量部未満である場合、粘着剤層3のアルカリ剥離性が不十分となり、アルカリ溶液によって剥離しにくくなる。一方、粘着付与剤のうちアルカリ可溶性を有する粘着付与剤の含有量が80重量部を超える場合、これに応じて他の粘着付与剤の含有比率が減少するため、粘着剤層3のタック力が低下し、被着体である大型ペットボトル20等に衝撃が生じた場合の耐衝撃性が低下するおそれがある。
本実施の形態の粘着剤層3に含まれるアルカリ可溶性を有する粘着付与剤は、酸価が180mgKOH/g以上である。酸価が180mgKOH/g以上のアルカリ可溶性を有する粘着付与剤を用いることで、酸価が180mgKOH/g未満の場合と比較して、粘着剤層3がアルカリ溶液に溶解または膨潤しやすくなり、アルカリ溶液によって剥離しやすくなる。
アルカリ可溶性を有する粘着付与剤の酸価が180mgKOH/g未満である場合、粘着付与剤においてアルカリ可溶性に関与する官能基が少ないため、粘着剤層3がアルカリ溶液によって剥離しにくくなる。
なお、アルカリ可溶性に関与する官能基が多くなることから、アルカリ可溶性を有する粘着付与剤の酸価は高いほど好ましいが、本願出願時は、酸価が345mgKOH/gより高い粘着付与剤は現存しない。したがって、通常、粘着剤層3に含まれるアルカリ可溶性を有する粘着付与剤の酸価は、180mgKOH/g以上345mgKOH/g以下の範囲である。
本実施の形態の粘着剤層3のアルカリ可溶性を有する粘着付与剤としては、酸価が180mgKOH/g以上であれば、特に限定されるものではないが、酸変性ロジンまたはマレイン酸レジンから選ばれる少なくとも1種を用いることが好ましい。酸変性ロジンまたはマレイン酸レジンは、酸基により骨格が多官能化され、分子内に2〜3個のカルボキシル基を有するようになるため、アルカリ可溶性に優れる。したがって、これらを粘着付与剤として上述した所定量の範囲で粘着剤層3に含有させることで、粘着剤層3のアルカリ剥離性を良好なものとすることができる。
粘着剤層3のアルカリ剥離性が良好になる詳細なメカニズムは定かではないが、以下のように推定される。
粘着剤層3に含有される天然ゴムのポリイソプレン分子はcis型骨格を有するため、不規則な形をとりやすく、分子鎖と分子鎖との間に比較的多くの隙間を有しており、その分子鎖の間にアルカリ可溶性を有する粘着付与剤が存在する。そして、アルカリ可溶性を有する粘着付与剤は、酸基の導入によりシクロヘキサン環が形成されているため、嵩高い骨格を有している。
まず、粘着剤層3がアルカリ溶液に接触すると、粘着剤層3の表面に存在するアルカリ可溶性を有する粘着付与剤のカルボキシル基がカルボン酸イオンとなって、アルカリ可溶性を有する粘着付与剤がアルカリ溶液中に徐々に溶出する。アルカリ可溶性を有する粘着付与剤は、上述したように嵩高い骨格を有しているので、この溶出により、その嵩高い骨格に応じた隙間が、粘着剤層3中のポリイソプレンの分子鎖と分子鎖との間に形成される。またこれと同時に、アルカリ溶液が、ポリイソプレンの分子鎖間に形成された隙間を伝い、粘着剤層3に徐々に浸透していく。
この現象が繰り返されることにより、粘着剤層3がアルカリ溶液に対してミクロ的に徐々に膨潤し、アルカリ可溶性を有する粘着付与剤が次々にアルカリ溶液中に溶出する。そして、粘着剤層3と大型ペットボトル20の粗フレークとの接着界面にもアルカリ溶液が浸透し、接着界面における粘着力が低下し始める。これに加えて、アルカリ溶液攪拌時の応力も相まって、粘着剤層3が粗フレーク表面から剥離するものと推定される。
ここで、上記酸変性ロジンは、ガムロジン、ウッドロジン、トール油ロジン等の原料ロジン類と、(メタ)アクリル酸等の不飽和カルボン酸や、マレイン酸、フマル酸、シトラコン酸、イタコン酸、クロトン酸等のα,β−不飽和カルボン酸および/またはその無水物等の酸基を有する化合物とを、ディールス・アルダー反応により付加反応させることにより得られる。さらに、このようにして得られた酸変性ロジンは、水添することにより、超淡色の酸変性ロジンにすることができる。
このような酸変性ロジンとしては、荒川化学工業社製のパインクリスタル(登録商標、以下同様)KE−604(商品名)、パインクリスタルKR−120(商品名)等が挙げられる。
上記マレイン酸レジンは、例えば、マレイン酸変性ロジンをポリオールでエステル化することにより得られる。このようなマレイン酸レジンとしては、荒川化学工業社製のマルキード(登録商標、以下同様)No.31(商品名)、マルキードNo.33(商品名)等が挙げられる。
また、本実施の形態の粘着剤層3に含まれる粘着付与剤のうち、アルカリ可溶性を有していない他の粘着付与剤は、アルカリ可溶性に関与する官能基を有していない粘着付与剤であり、酸価が180mgKOH/g未満である。
アルカリ可溶性を有していない他の粘着付与剤としては、特に限定されるものではないが、例えば、脂肪族系粘着付与剤、テルペン系粘着付与剤、ロジン系粘着付与剤等を用いることができる。
脂肪族系粘着付与剤としては、例えば、脂肪族系石油樹脂、水添系石油樹脂等が挙げられる。
また、テルペン系粘着付与剤としては、例えば、テルペン樹脂、テルペンフェノール樹脂、芳香族変性テルペン樹脂、水素化テルペン樹脂等が挙げられる。
ロジン系粘着付与剤としては、例えば、不均化ロジン、水添ロジン、重合ロジン、マレイン化ロジン、フマル化ロジン等のロジン誘導体や、フェノール変性ロジン、ロジンエステル等が挙げられる。
(架橋剤)
上述したように、粘着剤層3は、必要に応じて架橋剤を含んでいてもよい。粘着剤層3において必要に応じて用いる架橋剤としては、特に限定されるものではないが、例えば、イソシアネート系架橋剤、エポキシ系架橋剤、金属キレート系架橋剤、アミン系架橋剤、メラミン系架橋剤等が挙げられる。
(老化防止剤)
老化防止剤は、粘着剤層3の劣化を抑制する目的で、必要に応じて添加される。粘着剤層3に用いる老化防止剤としては、特に限定されるものではないが、例えば、フェノール系、アミン系、ベンズイミダゾール系等の老化防止剤が挙げられる。
[粘着テープ1の製造方法]
本実施の形態の粘着テープ1は、例えば、天然ゴム、アルカリ可溶性を有する粘着付与剤を含む粘着付与剤、その他の添加剤等を混合して粘着剤組成物を作製する。そして、この粘着剤組成物を、必要に応じて表面処理やアンカーコート層の形成を行った基材2の表面に塗布し、乾燥させる。なお、粘着剤組成物の塗布方法については、特に限定されず、公知の方法を採用することができる。具体的には、コンマコーター、グラビアコーター、ロールコーター、ナイフコーター、カーテンコーター、ダイコーター等により、粘着剤組成物を塗布することができる。
以上の工程により、基材2上に粘着剤層3が積層された粘着テープ1が得られる。
本実施の形態の粘着テープ1は、上述したように、粘着剤層3が、天然ゴムと、天然ゴム100重量部に対して50重量部以上150重量部以下の範囲の粘着付与剤とを含有している。そして、粘着剤層3に含有される粘着付与剤は、酸価が180mgKOH/g以上のアルカリ可溶性を有する粘着付与剤を、粘着付与剤の総量を100重量部とした場合に、2.5重量部以上80重量部以下の範囲で含有している。
粘着剤層3がこのような構成を有することにより、本実施の形態の粘着テープ1は、被着体となるPET等のプラスチックに対する高い粘着力と、アルカリ溶液に対する剥離性(溶解性、膨潤性)とを両立することができる。
続いて、本発明を実施例に基づいてより詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施例に限定されるものではない。
1.粘着テープ1の作製
(実施例1)
天然ゴム100重量部、粘着付与剤50重量部を混合し、6時間攪拌し、粘着剤組成物を得た。
粘着付与剤としては、アルカリ可溶性を有する粘着付与剤である酸変性ロジン(パインクリスタルKE−604、酸価240mgKOH/g;荒川化学工業社製)1.25重量部と、アルカリ可溶性を有していない他の粘着付与剤である脂環族飽和炭化水素(アルコンP−115、酸価なし;荒川化学工業社製)48.75重量部とを用いた。なお、粘着付与剤の総量を100重量部とした場合、アルカリ可溶性を有する粘着付与剤の含有量は、2.5重量部である。
続いて、得られた粘着剤組成物を、厚さ19μmのPETフィルムにゴム系粘着剤によりガラスフィラメントが複合化された総厚が80μmの基材2に対して、乾燥後の厚さが210μmとなるように塗布した。その後、110℃で4分間乾燥させることで、基材2上に粘着剤層3が積層された粘着テープ1を得た。
(実施例2)
天然ゴム100重量部に対して粘着付与剤150重量部を用い、粘着付与剤として、アルカリ可溶性を有する粘着付与剤である酸変性ロジン(パインクリスタルKE−604、酸価240mgKOH/g;荒川化学工業社製)120重量部と、アルカリ可溶性を有していない他の粘着付与剤である脂環族飽和炭化水素(アルコンP−115、酸価なし;荒川化学工業社製)30重量部とを用いた以外は実施例1と同様にして、粘着テープ1を得た。なお、粘着付与剤の総量を100重量部とした場合、アルカリ可溶性を有する粘着付与剤の含有量は、80重量部である。
(実施例3)
天然ゴム100重量部に対して粘着付与剤100重量部を用い、粘着付与剤として、アルカリ可溶性を有する粘着付与剤である酸変性ロジン(パインクリスタルKE−604、酸価240mgKOH/g;荒川化学工業社製)40重量部と、アルカリ剥離性を有していない他の粘着付与剤である脂環族飽和炭化水素(アルコンP−115、酸価なし;荒川化学工業社製)60重量部とを用いた以外は実施例1と同様にして、粘着テープ1を得た。なお、粘着付与剤の総量を100重量部とした場合、アルカリ可溶性を有する粘着付与剤の含有量は、40重量部である。
(実施例4)
ゴム成分として、天然ゴム100重量部と、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(SIS)20重量部とを用いた以外は実施例3と同様にして、粘着テープ1を得た。なお、粘着付与剤の総量を100重量部とした場合、アルカリ可溶性を有する粘着付与剤の含有量は、40重量部である。
(実施例5)
アルカリ可溶性を有する粘着付与剤として、酸変性ロジン(パインクリスタルKE−604、酸価240mgKOH/g;荒川化学工業社製)20重量部と、マレイン酸レジン(マルキードNo.33、酸価300mgKOH/g;荒川化学工業社製)20重量部とを用いた以外は実施例3と同様にして、粘着テープ1を得た。なお、粘着付与剤の総量を100重量部とした場合、アルカリ可溶性を有する粘着付与剤の含有量は、40重量部である。
(比較例1)
天然ゴム100重量部に対して粘着付与剤45重量部を用い、粘着付与剤として、アルカリ可溶性を有する粘着付与剤である酸変性ロジン(パインクリスタルKE−604、酸価240mgKOH/g;荒川化学工業社製)18重量部と、アルカリ可溶性を有していない他の粘着付与剤である脂環族飽和炭化水素(アルコンP−115、酸価なし;荒川化学工業社製)27重量部とを用いた以外は実施例1と同様にして、粘着テープ1を得た。なお、粘着付与剤の総量を100重量部とした場合、アルカリ可溶性を有する粘着付与剤の含有量は、40重量部である。
(比較例2)
天然ゴム100重量部に対して粘着付与剤155重量部を用い、粘着付与剤として、アルカリ可溶性を有する粘着付与剤である酸変性ロジン(パインクリスタルKE−604、酸価240mgKOH/g;荒川化学工業社製)62重量部と、アルカリ可溶性を有していない他の粘着付与剤である脂環族飽和炭化水素(アルコンP−115、酸価なし;荒川化学工業社製)93重量部とを用いた以外は実施例1と同様にして、粘着テープ1を得た。なお、粘着付与剤の総量を100重量部とした場合、アルカリ可溶性を有する粘着付与剤の含有量は、40重量部である。
(比較例3)
粘着付与剤として、アルカリ可溶性を有する粘着付与剤である酸変性ロジン(パインクリスタルKE−604、酸価240mgKOH/g;荒川化学工業社製)2重量部と、アルカリ可溶性を有していない他の粘着付与剤である脂環族飽和炭化水素(アルコンP−115、酸価なし;荒川化学工業社製)98重量部とを用いた以外は実施例3と同様にて、粘着テープ1を得た。なお、粘着付与剤の総量を100重量部とした場合、アルカリ可溶性を有する粘着付与剤の含有量は、2重量部である。
(比較例4)
粘着付与剤として、アルカリ可溶性を有する粘着付与剤である酸変性ロジン(パインクリスタルKE−604、酸価240mgKOH/g;荒川化学工業社製)82重量部と、アルカリ可溶性を有していない他の粘着付与剤である脂環族飽和炭化水素(アルコンP−115、酸価なし;荒川化学工業社製)18重量部とを用いた以外は実施例3と同様にして、粘着テープ1を得た。なお、粘着付与剤の総量を100重量部とした場合、アルカリ可溶性を有する粘着付与剤の含有量は、82重量部である。
2.評価方法
続いて、粘着テープ1の評価方法について説明する。
(1)対PET粘着力
粘着テープ1について、JIS Z0237に記載された方法に準拠し、試験板としてPET板を用いて、粘着テープ1のPETに対する粘着力を測定した。
なお、粘着力の評価は、以下の基準で行った。
A:PET板に対する粘着力が4N/10mm以上。
B:PET板に対する粘着力が3N/10mm以上4N/10mm未満。
C:PET板に対する粘着力が3N/10mm未満。
(2)アルカリ溶液に対する剥離性
粘着テープ1について、以下の方法により、アルカリ溶液に対する剥離性(溶解性、膨潤性)を評価した。
PETフィルムに粘着テープ1を貼り付けた試料を、85℃に設定した1.5%の水酸化ナトリウム溶液の中に入れ、15分間攪拌後、5分間静置し、粘着テープ1の状態を確認した。
アルカリ溶液に対する剥離性の評価は、以下の基準で行った。
A:粘着テープ1全体がPETフィルムから完全に剥がれている。
B:粘着テープ1における粘着剤層3の周囲のみ剥がれている。
C:粘着テープ1に変化がない。
(3)耐衝撃性試験
内部に水を満たした容量500mlのペットボトルに対して、図2に示したようにアーチ状に粘着テープ1を貼り付け、取っ手とした。
続いて、粘着テープ1により形成された取っ手を治具に引っ掛け、400mmの高さから当該ペットボトルを落下させて粘着テープ1が剥がれるか否かを確認した。
耐衝撃性試験の評価は、以下の基準で行った。
A:5回落下させても粘着テープ1が剥がれない。
B:2〜5回目に粘着テープ1が剥がれる。
C:1回目に粘着テープ1が剥がれる。
3.評価結果
実施例1〜5および比較例1〜4の粘着テープ1の評価結果を表1に示す。
Figure 0006675215
表1に示すように、粘着剤層3が、天然ゴムと、天然ゴム100重量部に対して50重量部以上150重量部以下の範囲の粘着付与剤とを含み、粘着付与剤が、粘着付与剤の総量を100重量部とした場合に、酸価が180mgKOH/g以上のアルカリ可溶性を有する粘着付与剤を2.5重量部以上80重量部以下の範囲で含む実施例1〜5の粘着テープ1では、比較例1〜4の粘着テープ1と比べて、対PET粘着力、アルカリ溶液剥離性および耐衝撃性の結果が優れていることが確認された。
これに対し、天然ゴム100重量部に対する粘着付与剤の含有量が50重量部未満の比較例1、および天然ゴム100重量部に対する粘着付与剤の含有量が150重量部より多い比較例2の粘着テープ1では、アルカリ溶液に対する剥離性は良好であるものの、対PET粘着力および耐衝撃性に劣ることが確認された。
また、粘着付与剤の総量を100重量部とした場合に、アルカリ可溶性を有する粘着付与剤の含有量が2.5重量部未満である比較例3の粘着テープ1では、アルカリ溶液に対する剥離性が劣ることが確認された。
さらに、粘着付与剤の総量を100重量部とした場合に、アルカリ可溶性を有する粘着付与剤の含有量が80重量部を超える比較例4の粘着テープ1では、耐衝撃性が劣ることが確認された。
1…粘着テープ、2…基材、3…粘着剤層、4…シート部材

Claims (4)

  1. シート状の基材と、
    前記基材上に積層され、天然ゴムと当該天然ゴム100重量部に対して50重量部以上150重量部以下の範囲の粘着付与剤とを含む粘着剤層と、を有し、
    前記粘着剤層は、前記粘着付与剤として、酸価が180mgKOH/g以上であるアルカリ可溶性を有する粘着付与剤を含み、さらに、当該アルカリ可溶性を有する粘着付与剤以外に、アルカリ可溶性を有していない他の粘着付与剤として、酸価が180mgKOH/g未満である粘着付与剤を含み、当該粘着付与剤の総量を100重量部とした場合に、当該アルカリ可溶性を有する粘着付与剤の含有量が2.5重量部以上80重量部以下の範囲であり、
    ポリエチレンテレフタレートに対する粘着力が4N/10mm以上であることを特徴とする粘着テープ。
  2. 前記アルカリ可溶性を有する粘着付与剤は、酸変性ロジンまたはマレイン酸レジンから選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1に記載の粘着テープ。
  3. 前記粘着付与剤は、アルカリ可溶性を有していない他の粘着付与剤として、脂肪族系粘着付与剤、テルペン系粘着付与剤、ロジン系粘着付与剤から選ばれる少なくとも1種を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の粘着テープ。
  4. 前記アルカリ可溶性を有する粘着付与剤は、酸価が345mgKOH/g以下であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の粘着テープ。
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