JP2000001300A - 昇降機のテーブル昇降制御装置 - Google Patents

昇降機のテーブル昇降制御装置

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JP2000001300A JP18328398A JP18328398A JP2000001300A JP 2000001300 A JP2000001300 A JP 2000001300A JP 18328398 A JP18328398 A JP 18328398A JP 18328398 A JP18328398 A JP 18328398A JP 2000001300 A JP2000001300 A JP 2000001300A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 昇降機のテーブルに対象物を載置し或いは予
め載置されている対象物を取り出す作業を行う際に、取
り出し或いは積込みの作業を行う高さが常時ほぼ一定と
なるようテーブル高さを自動調整する。 【解決手段】 装置本体2に設けた支持部材4に対して
センサ3を、作業者の作業高さに等しい位置であるA1
を監視するよう配置する。テーブル53には予め多数の
枚葉紙が対象物56として載置されており、作業者はこ
の枚葉紙を上部から順次取り去る。この作業の際にセン
サ3は対象物56の有無を検知し、対象物無しと検知し
たならば本体2の制御部は昇降機の油圧ポンプ54に作
動信号を発して油圧シリンダ51を介してテーブル56
を上昇させる。この上昇動作はセンサ3が再度対象物有
りの検知信号を発するまで継続し、また次の取り出し作
業を行う。このようにテーブル53を作業の進捗状況に
応じて順次自動的に上昇させることにより、枚葉紙の取
り出し位置は常時ほぼ一定のA1の高さに自動的に保た
れ、フットスイッチの操作等が不要で、作業を迅速、容
易かつ確実に実施することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は昇降機のテーブルの
昇降状態を検知し、かつその昇降動作を制御する装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】リフトテーブル或いはリフター等と称さ
れる昇降機が各種産業分野において使用されている。こ
の昇降機は数トン或いは数十トンの重量物を昇降させる
大型のものから、作業者が所定の資材を載置して利用す
る比較的小型のものまで色々提供されている。
【0003】このうち、後者の比較的小型の昇降機の作
動を本発明の構成を示す図1に示された昇降機の構成を
参考に説明する。昇降機は油圧モータにより駆動する油
圧シリンダ等の駆動装置によって、上部のテーブル(載
置台)を昇降させることによってテーブル上に資材を積
み込んだり、或いは予め積んである資材を順次取り去る
等の工程に広く利用されている。この場合、資材の積込
み或いは逆に積み込んだ資材を取り出す作業の進行状況
に対応してテーブルの位置を上下させ、積込み高さ或い
は取り出しの高さ、即ちこれらの作業を実施する高さが
作業の進行状態とは係わりなくほぼ一定とすることによ
り作業が無理なく行えるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記作業においてテー
ブルの昇降は、昇降機の設置されている床面に配置され
たフットスイッチを作業者が足で踏むことにより行われ
るようになっている。このフットスイッチは当然のこと
ながらテーブル上昇用のスイッチとテーブル下降用のス
イッチの二種類により構成されている。
【0005】このような従来の昇降機において、作業者
はテーブルの昇降をこのフットスイッチを踏み分けるこ
とにより制御するわけであるが、通常このフットスイッ
チは上昇スイッチと下降スイッチが隣接して配置された
一つのフットスイッチユニットとして形成されている。
このため、作業中にしばしばスイッチの踏み間違いが生
じ、その都度他のスイッチを踏んでテーブルの位置を再
調整しなければならない事態が生じている。
【0006】上記の問題に対して例えば上昇スイッチと
下降スイッチを別個に構成してそれぞれ別個に配置して
踏み間違いが生じにくいようにする方法も考えられる
が、通常は作業者は他の作業と平行してテーブルを昇降
させるため、フットスイッチを見る余裕は殆どない。こ
のため各スイッチの配置位置の如何によっては却って作
業効率が低下してしまう。またフットスイッチ自体は一
つとし、上昇モードと下降モードに切り替えることによ
り上昇モード時はフットスイッチは上昇用のスイッチと
して、また下降モード時は下降用のスイッチとして使用
することも考えられる。このようにすれば踏み間違いそ
のものは防止できるが、踏み時間が不適切な場合の修復
が厄介となる。即ち、この方法では例えば上昇モード時
にフットスイッチの踏み時間が長すぎたことによってテ
ーブルを上昇させ過ぎ、所定の位置まで下降させたいよ
うな事態が生じた場合には、一旦下降モードに切り替え
てフットスイッチを踏んでテーブルを所定の位置まで下
降させ、しかる後再度上昇モードに切り替える作業が必
要となり、やはり作業効率は低くなる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題点に
鑑み構成されたものであり、作業の進行状況に対応して
昇降機のテーブルを自動的に昇降制御して資材を載置し
ている作業高さが適正な位置に常時あるよう昇降機を制
御する昇降制御装置であって、テーブル上に載置された
資材の位置を検知する検知部と、この検知部の信号によ
り昇降機のテーブル昇降機構を制御する制御部とを有
し、作業の進行状況に応じて変化する資材の配置高さに
対応して制御部はテーブルを所定の高さに昇降させるよ
う信号を発し、これにより作業の進行状況に係わりなく
テーブル上の資材の作業高さを自動的に常時ほぼ一定の
適正高さに保持するよう構成したことを特徴とする昇降
機の昇降制御装置に関する。
【0008】
【発明の実施の形態】装置本体には制御部が配置され、
かつ装置本体には高さ調節可能にセンサが配置される。
このセンサは予め定められた高さにセットされ、この高
さにおける対象物の有無を検知し、この検知信号を制御
部に出力する。制御部は、この信号に対応して昇降機の
テーブル昇降機構に作動信号を発してテーブルを昇降さ
せ、テーブル上の資材の配置高さが常時適正な作業高さ
に位置するようにする。
【0009】例えば、テーブルに資材として予め多数の
紙が積み上げられ、この紙を順次取り出す作業を考える
と、先ずテーブルは多数積み上げられた紙の上部が、作
業者がこの紙を取り出し易い高さとなるような位置に下
降位置している。作業者がこの紙を所定の厚さ分取り去
ると、今まで対象物ありとする検知信号を出していたセ
ンサは、対象物なしの信号を発することになる。制御部
はこの信号を受けて昇降機のテーブル昇降機構に作動信
号を発し、テーブルを上昇させる。この上昇動作は前記
センサが再度対象物有りの信号を発するまで行われる。
対象物有りの信号が発せられると、制御部はテーブル昇
降機構に停止信号を発し、テーブルの上昇は止まる。
【0010】このテーブルの上昇が止まった位置で、テ
ーブル上の紙はまた適正な作業位置に配置され、作業者
は前回と同じ作業位置で紙の取り出し作業を行う。この
動作を順次繰り返すことによりテーブル上の紙を全て取
り去る。
【0011】一方資材をテーブルに積み上げてゆく場合
には上記と逆の動作を行う。即ち上昇位置にありかつ何
も載置されていないテーブルに対してはセンサが対象物
検知せずとなっており、この状態でテーブル上に所定量
の紙(資材)を載置するとセンサはこれにより対象物あ
りの信号を制御部に発する。これにより制御部はこの信
号を受けて昇降機のテーブル昇降機構に作動信号を発
し、テーブルを下降させる。この下降動作は前記センサ
が再度対象物なしの信号を発するまで行われる。対象物
なしの信号が発せられると、制御部はテーブル昇降機構
に停止信号を発し、テーブルの下降をとめる。この状態
はテーブル上に載置された紙の上端部の高さが次の紙束
を載置する作業に適した高さであるから、作業者は前回
と同じ作業位置で紙の積み重ね作業を行うことができ
る。この動作を繰り返すことによりテーブル上に所定量
の紙を積み重ねて作業を終了する。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参考に具体的に
説明する。図1は本発明の一実施例である昇降動作制御
装置と、この制御装置と接続される昇降機を示す。先ず
本装置の接続対象である昇降機の構成の概略を示すが、
この昇降機自体は従来の昇降機と変わるところはない。
即ち基台50に対しては油圧シリンダ51により揺動動
作する支持アーム52a、52bが設けられ、これら支
持アームに支持されて昇降テーブル(以下単に「テーブ
ル」と称する)53が配置されている。54は前記油圧
シリンダ51に油圧を供給する油圧ポンプである。
【0013】矢印1は昇降機の昇降動作を制御する昇降
動作制御装置を示す。符号2は昇降動作制御装置1の本
体をなす装置本体であり、3はテーブル53に載置され
た対象物56を検知する対象物検知センサ(以下単に
「センサ」とする)であり、装置本体2に対して鉛直方
向に固設された支持部材4に対して高さ調節可能に取り
付けられている。
【0014】前記センサ3は矢印A1で示す位置におけ
る対象物の有無を検知するセンサであって、例えばテー
ブル53に配置された対象物56とこの対象物56の背
景部との輝度の相違を利用してこの矢印A1の位置にお
ける対象物56の有無を検知する。またテーブル53の
側縁部に対象物56と輝度の異なる部材55を取り付け
ておけば、輝度の相違により矢印A1の位置における検
知対象が対象物56であるかテーブル53であるかを判
断することができる。
【0015】なお図1を用いて、例えば対象物56を例
えば枚葉紙とし、テーブル53を予め下降させておき、
この枚葉紙の束を上から順次取り去る行程に利用する場
合を示せば次のとおりである。即ち、この使用例の場合
には枚葉紙を上から順次取り去ることによりセンサ3が
対象物有りの信号を発すると、制御装置1は油圧ポンプ
54を介して油圧シリンダ51を作動させ、センサ3が
再び対象物ありの信号を発するまでテーブル53を上昇
させる。このように構成することにより作業者は枚葉紙
を常時A1の高さで取り出すことができる。従って56
´で示される部分はこの昇降機を順次上昇制御させるモ
ードにおいては既に取り去った部分を示す。以上のよう
にA1は作業者が作業を行う高さであるから、作業者の
身長等に対応して前記A1が個々の作業者が最も作業を
し易い高さとなるようセンサ3の高さを調節する。符号
6はこのセンサ3の高さを調節する高さ調節手段たる蝶
ネジである。
【0016】また反対に何も載置されていないテーブル
53に順次対象物56を載置する場合には制御装置はテ
ーブル下降モードに設定され、センサ53が対象物有り
の判断をしたらテーブル53を順次下降せる動作を昇降
機に行わせることになる。この場合には上記符号56´
で示される部分は対象物56をこれから載置する部分を
示すことになる。
【0017】図2は上記装置の構成を示すブロック図で
ある。符号10は装置本体2内に配置された制御部であ
り、前記センサ3の信号はこの制御部10に入力するよ
う構成されている。符号11は起動スイッチであって、
制御装置の起動を行うためのスイッチ、12は上昇・下
降切り替えスイッチであって、昇降機テーブル53の上
昇時の制御(上昇モード)、或いはテーブル53の下降
時の制御(下降モード)を切り替えるためのスイッチで
ある。13は警報器であって、本発明では、例えば上昇
モードに装置を設定され、かつテーブル53に載置され
た対象物56が無くなった場合にこれを検知してテーブ
ル53を自動的に下降させるよう構成することができる
が、この場合作業者がこのテーブル53の下降を知ら
ず、下降動作をしている昇降機に足等が挟まれる事故が
生じないようようするためのものである。
【0018】符号14および14aで示されるものは安
全スイッチであって、上述の事故防止をより徹底するた
めに設けられたスイッチである。即ち、図1に符号14
で示される安全スイッチははテーブル53の下面に設け
られ、作業者の足等が接触したり、テーブル53の下降
経路に異物がある場合、当該安全スイッチ14が作動し
て油圧ポンプ54の作動を停止し、事故発生を防止する
よう構成されている。また符号14aで示す安全スイッ
チはその構成は前記安全スイッチと同じであるが、テー
ブル53の下降位置に対応する床面に配置され、この安
全スイッチ14aを作業者が踏むとスイッチが作動して
同様よテーブル53の下降を停止するよう構成してあ
る。なお図示の構成では安全スイッチ14はテーブル5
3下面の一部に対して個々に配置されているが、例えば
テープ状に形成された感圧スイッチをテーブル下面に連
続的に取り付けることにより感圧部分を広く設けておけ
ば安全性をより高めることができる。因みに符号14a
で示される床側の安全スイッチは例えばテーブル53の
周縁部分に対応する位置で床面に対して連設配置されて
いる。
【0019】15はインターバル設定部である。このイ
ンターバル設定部15は、センサ3からの信号受信後一
定時間(インターバル)経過後にテーブル53の下降或
いは上昇信号を発するためのインターバルを設定するた
めのものである。例えばテーブルの下降モードの制御時
に、センサ3がテーブル53上の対象物56検知有りの
信号を受けて直ちにテーブル53を下降させると、場合
によっては対象物56の取り出し途中でテーブル53が
下降してしまうなどの不都合が生じる場合が生じる。こ
の場合インターバルを例えば3秒或いは5秒等と設定し
ておけば、このインターバル内はテーブル53が下降し
ないため作業上の不都合が生じない。16はクロック回
路であって、前記インターバル設定部15において設定
されたインターバルを以て後述のポンプ作動スイッチに
信号を発する回路である。またこのクロック回路に変え
て、遅延回路としてもよい。
【0020】符号54Sは油圧シリンダ51に油圧を供
給する油圧ポンプ54を作動させるスイッチであって、
前記安全スイッチ14の信号はこのポンプ作動スイッチ
54Sから出力された作動信号を遮断するよう作用す
る。
【0021】次に図1及び図2に示す制御装置の作動状
態を示す。先ず図3はテーブル53を順次上昇させなが
ら作業を行う上昇モード時の作動状態を示す。この上昇
モードを利用する場合は例えは前述の多数枚積み重ねら
れた枚葉紙を上から順次取り去るような作業に利用す
る。
【0022】予めテーブル53は下降しており、この下
降した状態のテーブル53に対象物が搬入載置される。
この状態で起動スイッチ11をONした後、上昇・下降
切り替えスイッチ12により上昇モードを設定する(S
A1)。センサ3はテーブル上の対象物56を検知しな
い場合には対象物56を検知するまでテーブル53を上
昇させる(SA2、SA3)。テーブル53が停止する
と、作業時間を予め見込んだインターバルがインターバ
ル設定部15により設定されているため、この時間はセ
ンサ3の検知信号の有無に係わらずテーブル53は停止
している(SA4、SA5)。
【0023】通常はこのインターバル内に取り出し作業
は終了するが、何らかの事情により作業が停止する場合
もあり得る。従ってインターバル経過後でもセンサ3が
対象物56を検知した状態であればテーブルは停止した
状態を維持する(SA6、SA4)。センサ3が対象物
56検知せずの信号を発したならばテーブル53を上昇
させ(SA7)、取り出し作業を行うことによりこの工
程を繰り返す(SA8)。
【0024】一方センサ3がテーブルを検知したなら
ば、これはテーブル53上に対象物56が無くなったこ
とを意味するから、警報器13により警報を発して昇降
機が下降することを知らせた後テーブル53を下降さ
せ、次の枚葉紙搬入作業に備える。なお、前述の安全ス
イッチ14を設けておけばテーブルの自動下降時の事故
防止をより確実に実施することができる。
【0025】次に図4はテーブル53を順次下降させな
がら作業を行う下降モード時の作動状態を示す。下降モ
ードを利用する場合としては、例えばテーブル53に順
次枚葉紙を積み重ねる作業に利用する。
【0026】上昇・下降切り替えスイッチ12により下
降モードを設定する(SB1)。テーブル53は予め対
象物を載置し易い高さ即ち図1のA1の高さ近傍に設定
しておく(SB2)この状態でテーブル53に対する対
象物の積込み作業が開始される。センサ3はテーブル5
3上の対象物56を検知している場合には対象物56を
検知しなくなるまでテーブル53を上昇位置で停止させ
ている(SB2、SB3)。積込み作業時間を予め見込
んだインターバルがインターバル設定部15により予め
設定されているため、この時間はセンサ3の検知信号の
有無に係わらずテーブル53は停止している(SB4、
SB2)。
【0027】前記取り出し作業の場合と同様、通常はこ
のインターバル内に積込み作業は終了するが、何らかの
事情により作業が停止する場合もあり得る。なお、前記
下降モードの場合には設定時間(インターバル)の経過
の有無を先ず判断し、次に設定時間経過後に再度センサ
の検知信号によりテーブルの作動(上昇)動作の適否を
判定するようになっている。下降モードもこれと同じフ
ローによりテーブルの下降動作を行わせることは可能で
あるが、図4のフローではこの点において他のフローが
示されている。
【0028】即ち、先ずセンサ3により対象物56の有
無の判定を先行させ、対象物56がない場合にはそのま
まテーブルを停止させておく(SB2)。センサ3が対
象物56検知の信号を発したならばこの時点でインター
バルの経過を判定し(SB4)、インターバル経過であ
ればセンサ3が対象物56を検知せずの信号を発するま
でテーブル53は下降する(SB5、SB6、SB
7)。この動作を例えばテーブル53が最下位に位置す
るまで繰り返す(SB8)。またテーブル53が最下位
に位置する際には前述の事故が生じないよう警報器13
により警報を発する(SB9)。なお上述のテーブル上
昇モード及び下降モードを製本工程で見ると、刷り紙と
称する多数ページを枚葉紙に刷り込んだものを次の断裁
工程或いは折り工程に順次送る場合に利用可能であり、
またテーブルの下降モードでは、折り工程を終了した折
り丁と称される冊子を順次テーブルに積み重ね、次の丁
合い工程に送り出す工程に利用可能である。
【0029】
【発明の効果】本発明は以上のとおり、センサによるテ
ーブル上の対象物検知の有無に対応して自動的にテーブ
ルを昇降させるため、センサの検知位置を予め所定の高
さに設定しておけば、作業の進行状況と係わりなく常時
適正な作業位置に対象物が位置するようテーブルを自動
的に昇降制御できるので、作業中にフットスイッチ等の
テーブル昇降手段を操作することなく、常時適正な作業
高さで迅速、容易かつ確実に作業を行う事が可能とな
る。
【0030】また自動化により従来問題とされていたフ
ットスイッチの踏み間違い等の操作間違いによるテーブ
ル位置の再調整作業は全く不要となる。
【0031】更に、本装置から出力された信号により昇
降機のテーブル昇降機構が作動するよう構成されている
ため、ケーブル等、本装置の信号出力手段をテーブル昇
降機構に接続するだけで昇降機を制御でき、従って新た
に工場出荷される昇降機は勿論、既設の昇降機にも容易
に接続可能であり、昇降機の新旧に係わりなく幅広く利
用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】昇降機に対する本発明装置の接続状態を示す昇
降機及び本発明装置の側面図である。
【図2】本発明の構成の一例を示すブロック図である。
【図3】本発明の作動状態の一例を示すものであり、テ
ーブルの上昇モードにおける本発明装置の作動状態を示
すフロー図である。
【図4】本発明の作動状態の他の例を示すものであり、
テーブルの下降モードにおける本発明装置の作動状態を
示すフロー図である。
【符号の説明】
1 昇降機のテーブル昇降制御装置 2 装置本体 3 センサ 4 支持部材 10 制御部 11 起動スイッチ 12 上昇・下降切り替えスイッチ 13 警報器 14 安全スイッチ(テーブル側設置) 14a 安全スイッチ(床側設置) 15 インターバル設定部 16 クロック 51 油圧シリンダ 53 (対象物載置用)テーブル 54 油圧ポンプ 56 対象物

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物を載置するテーブルを油圧機構等
    の駆動源により昇降動作させるよう構成された昇降機の
    テーブル昇降機構を制御する装置であって、装置本体
    と、当該装置本体に対して取付高さ調整可能に配置され
    た対象物検知センサと、昇降機のテーブル昇降機構に対
    して指令信号を発する手段とを有し、テーブル上に載置
    される対象物の有無をセンサで検知することにより、テ
    ーブル上の対象物に対する作業高さが常時ほぼ一定とな
    るようテーブルの高さを自動的に調節するよう構成した
    ことを特徴とする昇降機のテーブル昇降制御装置。
  2. 【請求項2】 前記昇降機のテーブル昇降機構の駆動源
    は油圧機構であり、昇降の指令信号は油圧シリンダに油
    圧を供給する油圧ポンプに送られるよう構成したことを
    特徴とする請求項1記載の昇降機のテーブル昇降制御装
    置。
  3. 【請求項3】 センサには対象物の検知の他、昇降機の
    テーブルを検知する機構が設けられ、センサの配置高さ
    に上昇したテーブルを検知することにより当該テーブル
    を自動下降させるよう構成したことを特徴とする請求項
    1又は2記載の昇降機のテーブル昇降制御装置。
  4. 【請求項4】 装置本体には警報器が接続され、作業終
    了後のテーブルの自動昇降時に警報を発するよう構成し
    たことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の昇
    降機のテーブル昇降制御装置。
  5. 【請求項5】 装置本体には上昇モード又は下降モード
    の切り替えをするための上昇・下降切り替え手段が設け
    られ、作業の種類に対応してテーブルを順次下降させ或
    いは上昇させるように制御するよう構成したことを特徴
    とする請求項1乃至4の何れかに記載の昇降機のテーブ
    ル昇降制御装置。
  6. 【請求項6】 装置本体にはインターバル設定部が設け
    られ、センサからの信号を入力したのち当該インターバ
    ル設定部で設定された時間が経過した後にテーブル昇降
    機構に作動信号が出力されるよう構成したことを特徴と
    する請求項1乃至5の何れかに記載の昇降機のテーブル
    昇降制御装置。
  7. 【請求項7】 昇降機のテーブル下面及びテーブルの下
    降位置に対応する床面のうち少なくとも一方には安全ス
    イッチが設けられ、テーブル下降時に当該スイッチが作
    動したときはテーブルの下降が停止するよう回路構成さ
    れていることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記
    載の昇降機のテーブル昇降制御装置。
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