JP2000000278A - 歩行機 - Google Patents

歩行機

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JP2000000278A
JP2000000278A JP10181549A JP18154998A JP2000000278A JP 2000000278 A JP2000000278 A JP 2000000278A JP 10181549 A JP10181549 A JP 10181549A JP 18154998 A JP18154998 A JP 18154998A JP 2000000278 A JP2000000278 A JP 2000000278A
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Japan
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walker
walking machine
rear wheel
brake
stool
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JP10181549A
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English (en)
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Kunio Hotta
国男 堀田
Masao Ogami
政雄 小神
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Hotta & Co Ltd
Hotta Co Ltd
Original Assignee
Hotta & Co Ltd
Hotta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は坂道等において自走しない歩行機で
ある。 【解決手段】 本発明は、外支持板80aと内支持板8
0bに設けた固定軸88に、揺動可能な誘導体89と、
常時、バネ91で、後車輪51に載置するブレーキ片9
0を設け、且つ、誘導体89を昇降する開閉体85を設
けて、常時はブレーキがかかった状態を維持し、その開
閉体85を上昇させるとブレーキ片が後車輪51から離
脱(アンロック)して走行可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歩行機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、歩行機には、前輪と後輪が付設の
フレームを両腕で支持し、歩行と共に移動可能なもの、
或いは、うば車形式のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の歩行機は、
下記の点で不備であるので、本発明者は種々の点で、使
用し易いように改良をした。 (1)歩行機にはブレーキが付設していないので、坂道
等におくと、自走する危険がある。 (2)折り畳みができないので、運搬時において不便で
ある。 (3)歩行機に座る場所を付設する。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の歩行機は、右
フレームと左フレームを適宜の間隔で対峙し、それらの
フレームの下部に前車輪と後車輪を取付けて走行可能な
ものであって、外支持板80aと内支持板80bに設け
た固定軸88に、揺動可能な誘導体89と、常時、バネ
91で、後車輪51に載置するブレーキ片90を設け、
誘導体89を昇降する開閉体85を昇降機構を介して昇
降可能にする。常時は、バネ91によって、ブレーキ片
90は後車輪51に載置(当接)状態を維持していて、
ブレーキがかかった状態(ロック)であるが、昇降機構
によって、開閉体85を上昇させると、ブレーキ片が後
車輪51から離脱(アンロック)するので走行可能とな
る。
【0005】請求項2の歩行機は、右フレームと左フレ
ームを適宜の間隔で対峙し、それらのフレームの下部に
前車輪と後車輪を取付けて走行可能であって、右フレー
ムと左フレームに連結の腰掛け部材23a、23bを回
動軸24a、24bとクロス回動軸25で回動可能に取
付け、右腰掛け板28と左腰掛け板29を、前記腰掛け
部材23a、23bとは右回動軸26と左回動軸27で
回動可能に連結し、更に、右腰掛け板28と左腰掛け板
29を中回動軸30で回動可能に連結して形成してなる
ものである。そのため、前記各部材は回動軸で回動し、
右フレームと左フレームを重ね合わせるように折り畳む
ことができる。
【0006】又、請求項3の歩行機は、左腰掛け板29
に腰掛け体31が取り付けてあるので、腰掛け体に座っ
て休憩することができる。請求項4の歩行機は、右フレ
ームと左フレームを適宜の間隔で対峙し、それらのフレ
ームの下部に前車輪と後車輪を取付けて走行可能であっ
て、前部材6(6a、6b)及び後部材7(7a、7
b)は、上に行くに従って幅狭(ハ字状)に組み立てる
構造であるため、転倒防止を可能な安定した歩行機であ
る。
【0007】請求項5のワイヤの長さ調整固定具は、前
筒体100aと後筒体100bを有する本体100に2
本の角度調整ワイヤ33を挿通可能な貫通孔101を形
成してあると共に、ボール110が挿通可能なボール孔
102を貫通孔101に垂直に形成し、後筒体100b
の外周にナット105に螺合のネジ103が形成し、一
方、筒状のナット105に前記ネジ103に螺合するネ
ジ106が内周に形成してあると共に、ネジの終端部に
ボール110を押圧可能に傾斜部107を形成してあ
る。従って、2本のワイヤを固定する箇所まで、本体の
貫通孔101を挿通し、その後、金属ボールをボール孔
102に入れた後に、ナット105を締め付けると、ナ
ットの傾斜部107によって、ボールはワイヤを押圧し
て固定する。
【0008】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本発明の一
実施例を、平面を示す図1、正面を示す図2、右側面を
示す図3を参照して説明するが、左右同じ構成であるの
で、片方について説明する。右フレーム2Aと左フレー
ム2Bは、適宜の間隔で対峙し、それらのフレーム2は
軽量のアルミニウム等の下横部材3(3a、3b)、中
横部材4(4a、4b)、上横部材5(5a、5b)と
前部材6(6a、6b)及び後部材7(7a、7b)と
で四角枠に形成してある。この下横部材3(3a、3
b)の下には、方向自在の前車輪50(50a、50
b)と方向固定の後車輪51(51a、51b)が取り
付けてあり、この後車輪51には後記で詳述するブレー
キ機構が付設してある。
【0009】又、前部材6と後部材7の頂部には、昇降
可能なスライド棒8(8a、8b)、9(9a、9b)
が挿入されていて、よく知られた、スライド棒に穿設の
孔(図示略)と回転ノブ10(10a、10b)、11
(11a、11b)とで構成の固定具を介して、水平部
材12(12a、12b)の高さ調整をなす。尚、この
水平部材12には、取付け板14(14a、14b)を
介して回動軸13(13a、13b)で回動可能な肘掛
け体15(15a、15b)が取り付けてある。
【0010】又、前記水平部材12の内部(図3におい
て断面を示す)には、回動軸16(16a、16b)で
回動可能なバネ支持体17(17a、17b)を取り付
け、端部にはバネ18(18a、18b)が内装してあ
り、他端部は肘掛け体15に垂設の下棒19(19a、
19b)に連結してある。従って、肘掛け体15は、バ
ネ18の弾発力によって、常時、上方向に付勢されてい
るが、肘掛け体15を下に押すと、バネ18は圧縮され
て、バネ支持体17の左端部は上方向に移動する。
【0011】尚、このバネ支持体17の左端部には、後
記で詳述するブレーキワイヤ86(86a、86b)が
長さ調整固定具79(79a、79b)を介して取り付
けてあって、前記肘掛け体15を下に押圧することによ
って、後車輪51のブレーキが解除されて走行可能にな
る昇降機構の一部を構成する。
【0012】この歩行機は、折り畳み可能に形成してあ
り、下横部材3a、3bの内側には突出体22(22
a、22b)が取り付けてあり、腰掛け部材23(23
a、23b)はこの突出体22に形成の回動軸24(2
4a、24b)で回動可能に連結してあると共に、腰掛
け部材23の上部においてクロス回動軸25でも回動可
能に取り付けてある。又、腰掛け部材23の他端部(頂
部)には、右回動軸26と左回動軸27が設けてあり、
右腰掛け板28と左腰掛け板29が各々回動可能に連結
してあると共に、それらの右腰掛け板28と左腰掛け板
29の他端部も中回動軸30で回動可能に連結して、4
辺形のリンクを構成してある。
【0013】そして、左腰掛け板29には腰掛け支持板
31aが取り付けてあり、腰掛け体31はその腰掛け支
持板31aに固定してあり、歩行機を停止させて、腰掛
けることができる。尚、右フレーム2Aと左フレーム2
Bの拡開の角度調整として、角度調整ワイヤ33は中横
部材4(4a、4b)に結束してあると共に、クロス回
動軸25で固定してある。そして、長さ調整固定具36
(36a、36b)で、ワイヤ33の長さを調整するこ
とによって角度調整を行う。
【0014】尚、角度調整ワイヤ33は、中横部材4に
掛け廻して固定可能に、長さ調整固定具36(36a、
36b)が製作してあり、この長さ調整固定具36(3
6a、36b)について図11を参照して説明する。こ
の図11における、(Aー1)は本体100の外形、
(Aー2)はその断面、(Bー1)はナットの外形、
(Bー2)はその断面を示し、(C)は本体、ナット及
び角度調整ワイヤ33を挿通して固定状態の断面を示
す。
【0015】前筒体100aと後筒体100bを有する
本体100には、2本の前記角度調整ワイヤ33を挿通
可能な貫通孔101が形成してあると共に、金属やセラ
ミック等の鋼球のボール110が挿通可能な1対のボー
ル孔102が、相対して、貫通孔101に垂直に形成し
てある。又、後筒体100bの外周には、後述するナッ
トに螺合のネジ103が形成してある。一方、筒状のナ
ット105には、前記本体100の外周に形成のネジ1
03に螺合するネジ106が内周に形成してあると共
に、ネジの終端部には、後述するボール110を押圧可
能に、傾斜部107が形成してある。
【0016】次に、長さ調整固定具36の作用につい
て、2本の角度調整ワイヤ33が中横部材4(4a、4
b)に掛け廻して、固定している状態を示す、図11
(C)を参照して説明する。中横部材4(4a、4b)
を掛け廻した角度調整ワイヤ33は、本体100に形成
の貫通孔101に挿通する。そして、ボール孔102に
2個のボール110をはめ込んだ後に、ナット105を
締め付けると、ナット105の傾斜部107によってボ
ール110を相互に締め付けられ、2本の角度調整ワイ
ヤ33が固定される。このように、長さ調整固定具36
はボール110を介して、簡便に、長さ調整をした後に
固定できる。尚、前記金属ボール110は1個でもよい
し、ワイヤも1本であってもよい。
【0017】又、上横部材5aと上横部材5bの拡開を
防止する固定機構として、平面を示す図1(B)、A〜
A矢視を示す図1(C)、作用を示す図1(D)を参照
して説明する。上右拡開部材38aと上左拡開部材38
bは、端部軸40(40a、40b)で回転ノブ41
(41a、41b)を介して固定と緩めを可能にしてあ
る。又、上右拡開部材38aと上左拡開部材38bは、
固定ノブ42付き中央軸39で回動可能に構成してあ
る。そして、上右拡開部材38aには、L字状の装着体
44を付設の突起体43が回転軸43aに回転可能に取
り付けてあり、上左拡開部材38bのL字の先端部38
zをロック可能になっている。
【0018】即ち、歩行機を収納する(図7参照)とき
には、上右拡開部材38aと上左拡開部材38bは中央
軸39で曲折されて、L字状の装着体44は、ほぼ図1
(D)の姿態になる。一方、組み立てるときには、前記
L字状の装着体44は、上左拡開部材38bの先端部3
8zによって一旦押し上げられた後に離脱して、自重で
元の状態(図1(D))になり、その後、上左拡開部材
38bの先端部38zを水平状態にすると、その先端部
38zは装着体44に載置されてロック状態になる。こ
の状態になった後に、安全のために、固定ノブ42を締
めつけて固定すると、上横部材5aと上横部材5bは固
定状態になる。従って、歩行機を収納するときには、回
転ノブ41と固定ノブ42を緩め、使用時には、上右拡
開部材38aと上左拡開部材38bを張設した後に締め
ることによって、前記角度調整ワイヤ33とで右フレー
ム2Aと左フレーム2Bは、開いた状態(使用可能状
態)を維持する。
【0019】図4は、後車輪51に付設のブレーキ機構
の側面図、図5(A)はブレーキ機構の正面図であり、
図5(A)はブレーキのロック状態の正面図、(B)は
(A)の一部破断図、(C)はブレーキのアンロック状
態を示す。後車輪51の外支持板80aには、ビス81
を介して昇降棒83をガイドする上ガイド体82aと下
ガイド体82bが固定してある。そして、前記昇降棒8
3は、途中で開閉体85に固定してあり、上端部はブレ
ーキワイヤ86に連結してあり、後述のバネ91によっ
て、常時は下向きに付勢されているが、ブレーキワイヤ
86を引っ張ると上昇する昇降機構の一部を構成する。
【0020】外支持板80aと内支持板80bには、一
対の回転可能な固定軸88(88a、88b)が誘導体
89(89a、89b)と一体で取り付けてあると共
に、この誘導体89(89a、89b)は外支持板80
aの外側に設けてあり、開閉体85の昇降によって揺動
(開閉)する。又、固定軸88には、外支持板80aと
内支持板80bの間にブレーキ片90(90a、90
b)が固定してあり、これらのブレーキ片90a、90
bの間には、バネ91が取り付けてある。従って、この
バネ91の引っ張りによって、後車輪51(51a、5
1b)に載置(当接)して、常時は、ロック状態を維持
する(図5(B))。
【0021】一方、肘掛け体15を下に押圧することに
よって、ブレーキワイヤ86(昇降棒83)は、バネ9
1を延ばして上昇するので、開閉体85が上昇する。そ
して、この開閉体85の上昇によって、誘導体89が開
き、ブレーキ片90が後車輪51から離脱する。その結
果、ブレーキ片90は、後車輪51の載置(当接)状態
を離脱し、アンロック状態となって走行可能となる。
【0022】以上のように、歩行機は、昇降機構(肘掛
け体15、ブレーキワイヤ86、昇降棒83、バネ9
1、開閉体85、誘導体89で構成)によって、常時
は、ブレーキ片90が後車輪51に載置状態となってロ
ック状態を維持し、肘掛け体15を下に押圧することに
よってブレーキが解除になって、走行可能である。従っ
て、歩行機を坂道等に放置しても、ロック状態であるの
で自走を防止でき、使用するときに肘掛け体15を下に
押すと、走行可能となるので、安全な歩行機である。
又、歩行機を停止させるとき、即ち、肘掛け体15を押
圧しない状態のときにはロック状態を維持するので、安
全に、腰掛け体31に腰掛けて休憩することができる。
【0023】次に、図6は、ブレーキ片90の他の昇降
機構を示す歩行機の正面図(一部切欠断面)であり、レ
バー99を介して行うものである。レバー99は肘掛け
体15の前方に取付け、そのレバー99は、水平部材1
2の内部に設けた固定軸98で回動可能に取り付けると
共に、そのレバー99と一体に回動する回動レバー99
aが取り付けてある。そして、回動レバー99aに垂設
の固定棒97の端部は、ほぼ、後車輪51の直上付近ま
で延設してあり、その端部に前記ブレーキワイヤ86が
繋げてあり、レバー99の倒立操作によって前記ブレー
キ片90を降下させてロック状態にし、転倒操作によっ
て、前記ブレーキ片90は後車輪51から離脱し、アン
ロック状態となって走行可能となる。従って、レバー9
9の操作をしない状態においてはブレーキがかかった状
態を保持し、走行するときにはレバー99の操作を行う
ので、坂道等において放置しておいても自走しない安全
な歩行機である。
【0024】図7は歩行機の収納を示す図であり、
(A)は収納した図、(B)は収納過程、(C)〜
(E)は腰掛け体31の収納過程を示す図である。これ
らの図から明らかなように、回転ノブ41と固定ノブ4
2を緩めると、上横部材5aと上横部材5bは端部軸4
0と中央軸39で曲折できる。又、腰掛け部材23(2
3a、23b)は回動軸24とクロス回動軸25で曲折
できるし、右腰掛け板28と左腰掛け板29も各々右回
動軸26と左回動軸27及び中回動軸30で曲折でき
る。従って、右フレーム2Aと左フレーム2Bは、互い
に、接近した状態になり、ほぼ平面的な収納姿態になる
ので、収納場所をとらずに運搬できる。
【0025】(第2の実施の形態)本実施の形態を、図
8(平面図)、図9(正面図)、図10(右側面)を参
照して説明し、前記第1の実施の形態と同じ作用をなす
部品には同じ符号を附すと共に、第1の実施の形態と異
なる箇所を主として説明する。右フレーム2Aと左フレ
ーム2Bは、適宜の間隔で対峙し、それらのフレーム2
は軽量のアルミニウム等の下横部材3(3a、3b)、
中横部材4(4a、4b)、上横部材5(5a、5b)
と前部材6(6a、6b)及び後部材7(7a、7b)
とで四角枠に形成してあるが、前部材6(6a、6b)
及び後部材7(7a、7b)は、上に行くに従って幅狭
(ハ字状)に組み立ててある。この構造によって、歩行
機は、転倒を防止可能な安定した歩行機となる。
【0026】ブレーキ片90の昇降機構はレバー120
を介して行うものであり、図6に示すとほぼ同じである
が、相違する点について説明する。レバー120は肘掛
け体15の前方に取付け、そのレバー120は肘掛け体
15(15a、15b)内に設けた回転軸121に取り
付けてある。そして、このレバー120は、バネ127
によって、常時、回動付勢して、図9に示す位置(外
側)を保持する。一方、前記回転軸121の反対側には
リンク片123が固定してあり、そのリンク片123に
連結のリンク片124には、長さ調整固定具79(79
a、79b)を介してブレーキワイヤ86(86a、8
6b)が固定してある。尚、このブレーキワイヤ86の
先端部は、肘掛け体15(15a、15b)内に挿入可
能にしてあるため、安全を考慮する先端部の処理を行う
必要がない。
【0027】そして、レバー120が、図9に示す位置
(外側)に向いた状態において、後車輪51のブレーキ
がロック状態を保持する(図5(A)参照)。しかし、
レバー120を内側に倒すと、回転軸121、リンク片
123及びリンク片124を介して、ブレーキワイヤ8
6(86a、86b)は引っ張られ、後車輪51のブレ
ーキがアンロック状態となって走行可能となる(図5
(C))参照)。従って、レバー120の操作をしない
状態においてはブレーキがかかった状態を保持している
ため、坂道等において放置しておいても自走しない安全
な歩行機である。
【0028】次に相違する点は、肘掛け体15の高さ調
整機構である。この肘掛け体15には調節棒130が取
り付けてある。また、上横部材5(5a、5b)には、
内部がテーパ及びネジを形成のボス131が固定してあ
る。又、固定具133は、ボス131に嵌合可能な切れ
目を形成のテーパ部135とネジ136が形成してあ
り、前記調節棒130に挿通して取り付けてある。そこ
で、固定具133を回転して締め付けると、テーパ部は
調節棒130に挟着するし、緩めると調節棒130が移
動可能になるために、簡便に高さ調整ができる。尚、こ
の実施の形態の歩行機も、図7に示すと同様に、折り畳
みができることはいうまでもない。又、前記第1実施の
形態におけるブレーキ機構は、歩行機の他に、荷物運搬
用の台車等、種々の搬送車に適用できることはいうまで
もない。
【0029】
【発明の効果】請求項1の歩行機は、ブレーキ機構を有
し、且つ、常時はブレーキがかかっている状態(ロック
状態)であるので、坂道等に放置しても自走しないので
安全である。請求項2の歩行機は、右フレームと左フレ
ームを重ね合わせるように折り畳むことができるので、
運搬時に便利である。又、請求項3の歩行機は、ロック
状態を維持した状態で腰掛け体に腰掛けて休憩すること
ができる。請求項4の歩行機は、前部材及び後部材を上
に行くに従って幅狭(ハ字状)に組み立てる構造である
ため転倒の防止可能を図ることができる。請求項5はワ
イヤの長さ調整固定具であって、ボールを介してワイヤ
を固定する簡便な機構である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は歩行機の全体平面図、(B)は拡開を
防止する固定機構の平面、(C)はA〜A矢視、(D)
は作用を示す図である。
【図2】歩行機の正面図である。
【図3】歩行機の右側面図である。
【図4】ブレーキ部の拡大側面図である。
【図5】(A)はロック状態の正面図、(B)は(A)
の一部破断図、(C)はアンロック状態を示す図であ
る。
【図6】ブレーキ片の他の昇降機構を示す歩行機の正面
図(一部切欠断面)である。
【図7】歩行機の収納過程を説明する図である。
【図8】第2の実施の形態の歩行機の平面図である。
【図9】第2の実施の形態の歩行機の正面図である。
【図10】第2の実施の形態の歩行機の右側面図であ
る。
【図11】(Aー1)は本体の外形、(Aー2)は断
面、(Bー1)はナットの外形、(Bー2)は断面を示
し、(C)は本体、ナット及び角度調整ワイヤを挿通し
て固定状態の断面を示す。
【符号の説明】
2 フレーム 2A 右フレーム 2B 左フレーム 6(6a、6b) 前部材 7(7a、7b) 後部材 23(23a、23b) 腰掛け部材 24(24a、24b) 回動軸 25 クロス回動軸 26 右回動軸 27 左回動軸 28 右腰掛け板 29 左腰掛け板 30 中回動軸 31 腰掛け体 33 角度調整ワイヤ 50 前車輪 51 後車輪 80a 外支持板 80b 内支持板 85 開閉体 88 固定軸 89 誘導体 90(90a、90b) ブレーキ片 91 バネ 100 本体 100a 前筒体 100b 後筒体 101 貫通孔 105 ナット 107 傾斜部 110 ボール

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 右フレーム2Aと左フレーム2Bを適宜
    の間隔で対峙し、それらのフレームの下部に前車輪50
    と後車輪51を取付けて走行可能な歩行機であって、 外支持板80aと内支持板80bに設けた固定軸88
    に、揺動可能な誘導体89と、常時、バネ91で、後車
    輪51に載置するブレーキ片90を設け、 前記誘導体89を昇降する開閉体85を設け、 その開閉体は昇降機構を介して昇降可能とすることを特
    徴とする歩行機。
  2. 【請求項2】 右フレームと左フレームを適宜の間隔で
    対峙し、それらのフレームの下部に前車輪と後車輪を取
    付けて走行可能な歩行機であって、 前記右フレームと左フレームに連結の腰掛け部材23
    a、23bを回動軸24a、24bとクロス回動軸25
    で回動可能に取付け、 右腰掛け板28と左腰掛け板29を、前記腰掛け部材2
    3a、23bとは右回動軸26と左回動軸27で回動可
    能に連結し、 更に、右腰掛け板28と左腰掛け板29を中回動軸30
    で回動可能に連結して形成してなることを特徴とする歩
    行機。
  3. 【請求項3】 左腰掛け板29に腰掛け体31を取り付
    けることを特徴とする請求項2の歩行機。
  4. 【請求項4】 右フレームと左フレームを適宜の間隔で
    対峙し、それらのフレームの下部に前車輪と後車輪を取
    付けて走行可能な歩行機であって、 前部材6(6a、6b)及び後部材7(7a、7b)
    は、上に行くに従って幅狭(ハ字状)に組み立てること
    を特徴とする歩行機。
  5. 【請求項5】 前筒体100aと後筒体100bを有す
    る本体100に2本の角度調整ワイヤ33を挿通可能な
    貫通孔101を形成してあると共に、ボール110が挿
    通可能なボール孔102を貫通孔101に垂直に形成
    し、後筒体100bの外周にナット105に螺合のネジ
    103が形成し、 一方、筒状のナット105に前記ネジ103に螺合する
    ネジ106が内周に形成してあると共に、ネジの終端部
    にボール110を押圧可能に傾斜部107を形成してあ
    ることを特徴とするワイヤの長さ調整固定具。
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