JP6082273B2 - 蛍光検出装置 - Google Patents

蛍光検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6082273B2
JP6082273B2 JP2013035016A JP2013035016A JP6082273B2 JP 6082273 B2 JP6082273 B2 JP 6082273B2 JP 2013035016 A JP2013035016 A JP 2013035016A JP 2013035016 A JP2013035016 A JP 2013035016A JP 6082273 B2 JP6082273 B2 JP 6082273B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluorescence
excitation light
fiber
selection filter
face
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013035016A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014163794A (ja
Inventor
裕司 平沼
裕司 平沼
大山 郁人
郁人 大山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority to JP2013035016A priority Critical patent/JP6082273B2/ja
Priority to US14/188,127 priority patent/US9429519B2/en
Publication of JP2014163794A publication Critical patent/JP2014163794A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6082273B2 publication Critical patent/JP6082273B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/62Systems in which the material investigated is excited whereby it emits light or causes a change in wavelength of the incident light
    • G01N21/63Systems in which the material investigated is excited whereby it emits light or causes a change in wavelength of the incident light optically excited
    • G01N21/64Fluorescence; Phosphorescence
    • G01N21/6428Measuring fluorescence of fluorescent products of reactions or of fluorochrome labelled reactive substances, e.g. measuring quenching effects, using measuring "optrodes"
    • G01N21/643Measuring fluorescence of fluorescent products of reactions or of fluorochrome labelled reactive substances, e.g. measuring quenching effects, using measuring "optrodes" non-biological material
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/62Systems in which the material investigated is excited whereby it emits light or causes a change in wavelength of the incident light
    • G01N21/63Systems in which the material investigated is excited whereby it emits light or causes a change in wavelength of the incident light optically excited
    • G01N21/64Fluorescence; Phosphorescence
    • G01N21/645Specially adapted constructive features of fluorimeters
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2201/00Features of devices classified in G01N21/00
    • G01N2201/08Optical fibres; light guides

Description

本発明は、被検出物に励起光を照射して、該被検出物が発生した蛍光を検出する蛍光検出装置に関する。
近年、ライフサイエンスの分野において、蛍光検出装置が多く使われ始めている。蛍光検出装置は簡便でかつ検出感度が高いため、時には増幅工程と併用して、蛍光を発する化学物質により標識されたDNAなどの核酸の定量的な検出をする際に有効である。
例えば特許文献1には、主波長λの励起光を出射する励起光用光源と、プローブを介して励起光が照射された試料から発生する主波長λの蛍光(λ>λ)を合分波する蛍光分析用光合分波器と、蛍光分析用光合分波器を透過した蛍光を受光する検出器と、励起光用光源と蛍光分析用光合分波器を接続する第1の光伝送路と、プローブを蛍光分析用光合分波器に接続する第2の光伝送路と、検出器及び蛍光分析用光合分波器を接続する第3の光伝送路とを備える蛍光分析用光学モジュールが開示されている。
特開2005−30830号公報
特許文献1に記載の発明で用いている光合分波器は、第1のロッドレンズと、該第1のロッドレンズ面に配置されたフィルタと、該フィルタに固定された第2のロッドレンズとから成り、これらを直列に一体的に組み立てることにより構成されている。このような構成の光合分波器は、ロッドレンズやフィルタを通じた光学的結合を高効率に実現するために、各部品間の位置調整に多大な労力とスキルを必要とし、高価になる傾向がある。従って、特許文献1に開示された発明には、コストの観点から改善の余地がある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、安価な蛍光検出装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の蛍光検出装置は、励起光を発光する励起光源と、励起光源からの励起光を入射する入射端面と、励起光を出射する出射端面とを有する励起光用ファイバと、蛍光を入射する入射端面と、蛍光を出射する出射端面とを有する蛍光用ファイバと、蛍光用ファイバの出射端面から出射された蛍光を受光する検出器と、励起光用ファイバの出射端面と、蛍光用ファイバの入射端面とが近傍に位置するように、励起光用ファイバおよび蛍光用ファイバを保持する保持部材と、励起光用ファイバの出射端面に当接するように設けられた励起光選択フィルタと、蛍光用ファイバの入射端面に当接するように設けられた蛍光選択フィルタと、を備える。励起光用ファイバの出射端面から出射された励起光が励起光選択フィルタを介して被検出物に照射され、該励起光の照射により被検出物から発生した蛍光が蛍光選択フィルタを介して蛍光用ファイバの入射端面に入射する。
励起光選択フィルタおよび蛍光選択フィルタはそれぞれ、透明基材と、透明基材の一方の面上に形成された誘電体多層膜とを備えてもよい。励起光選択フィルタは、誘電体多層膜が励起光用ファイバの出射端面に当接するように設けられ、蛍光選択フィルタは、誘電体多層膜が蛍光用ファイバの入射端面に当接するように設けられてもよい。
励起光選択フィルタおよび蛍光選択フィルタはそれぞれ、透明基材の他方の面上に形成された反射防止膜をさらに備えてもよい。
励起光選択フィルタと蛍光選択フィルタとの間に設けられた光吸収性遮光部材をさらに備えてもよい。
励起光選択フィルタおよび蛍光選択フィルタはそれぞれ、透明基材と、透明基材の一方の面上に形成された回折光学素子とを備えてもよい。励起光選択フィルタは、自身の回折光学素子が励起光用ファイバの出射端面に当接するように設けられ、蛍光選択フィルタは、自身の回折光学素子が蛍光用ファイバの入射端面に当接するように設けられてもよい。
励起光選択フィルタおよび蛍光選択フィルタと対向するように設けられた対物レンズをさらに備えてもよい。対物レンズは、屈折率分布型ロッドレンズであってもよい。
対物レンズと励起光選択フィルタとの間に設けられた励起光用コリメートレンズと、対物レンズと蛍光選択フィルタとの間に設けられた蛍光用コリメートレンズとをさらに備えてもよい。励起光用コリメートレンズおよび蛍光用コリメートレンズは、励起光の光束と蛍光の受光可能範囲とが重なり合わないように配置されてもよい。
励起光用ファイバおよび/または蛍光用ファイバは、プラスチックファイバであってもよい。
本発明によれば、安価な蛍光検出装置を提供できる。
本実施形態に係る蛍光検出装置を説明するための図である。 図2(a)および(b)は、プローブの構成を説明するための図である。 励起光選択フィルタおよび蛍光選択フィルタの構成をより詳細に説明するための図である。 本発明の第1実施例を説明するための図である。 第1実施例に係る蛍光検出装置における、FITC水溶液濃度と検出信号強度の関係の測定結果を示す図である。 第1実施例に係る蛍光検出装置における、プローブ端面から測定試料表面までの距離Xと検出信号強度との関係の測定結果を示す図である。 図6に示す関係の測定系を示す図である。 本発明の第2実施例に係る蛍光検出装置を説明するための図である。 第2実施例に係る蛍光検出装置における、プローブ端面から測定試料表面までの距離Xと検出信号強度との関係の測定結果を示す図である。 本発明の第3実施例を説明するための図である。 第3実施例に係る蛍光検出装置における、FITC水溶液濃度と検出信号強度の関係の測定結果を示す図である。 第3実施例に係る蛍光検出装置における、プローブ端面から測定試料表面までの距離Xと検出信号強度との関係の測定結果を示す図である。 図12に示す関係の測定系を示す図である。 図14(a)および(b)は、本発明の別の実施形態に係る蛍光検出装置を説明するための図である。 本発明のさらに別の実施形態に係る蛍光検出装置を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態に係る蛍光検出装置について説明する。
図1は、本実施形態に係る蛍光検出装置10を説明するための図である。蛍光検出装置10は、被検出物50に対して励起光を照射し、該照射により被検出物50から発生した蛍光を検出するものである。
図1に示すように、蛍光検出装置10は、励起光を発光する励起光源12と、励起光を被検出物50に照射するとともに被検出物50が発生した蛍光を受光するプローブ30と、蛍光を検出する検出器14と、励起光源12からプローブ30に励起光を伝搬する励起光用ファイバ16と、プローブ30から検出器14に蛍光を伝搬する蛍光用ファイバ18とを備える。オプションとして、プローブ30と被検出物50の間に対物レンズ26設けられてもよい。対物レンズ26は、例えば屈折率分布型ロッドレンズであってよい。
励起光源12は、被検出物50に照射するための励起光を発光するものであり、被検出物50の励起に適した波長を発光帯域に含むLED(Light-Emitting Diode)やLD(Laser Diode)などを用いることができる。
検出器14は、励起光の照射により被検出物50から発生した蛍光を検出するものであり、被検出物50が発生する蛍光の波長に受光帯域を有するPD(Photodiode),APD(Avalanche Photodiode)、PMT(Photomultiplier Tube)などを用いることができる。
励起光用ファイバ16は、励起光源12からの励起光を入射する入射端面と、励起光を出射する出射端面とを有する。励起光用ファイバ16の入射側端部16aは、励起光源12に接続される。蛍光用ファイバ18は、蛍光を入射する入射端面と、蛍光を出射する出射端面とを有する。蛍光用ファイバ18の出射側端部18aは、検出器14に接続される。
図2(a)および(b)は、プローブ30の構成を説明するための図である。図2(a)はプローブ30の断面図であり、図2(b)はプローブ30の正面図である。図2(a)および(b)に示すように、プローブ30は、励起光用ファイバ16の出射側端部16bと、蛍光用ファイバ18の入射側端部18bと、保持部材20と、励起光選択フィルタ22と、蛍光選択フィルタ24から構成されている。
保持部材20は、励起光用ファイバ16の出射端面16cと蛍光用ファイバ18の入射端面18cとが近傍に位置するように、励起光用ファイバ16の出射側端部16bおよび蛍光用ファイバ18の入射側端部18bを保持する。保持部材20は、円柱状または多角柱状部材であり、対物端面20aから該対物端面20aと対向するもう一方の端面20bまで貫通された2つの貫通孔、または前記励起光および蛍光用ファイバの2本を同時に入れることのできる1つの貫通孔を有する。一方の貫通孔には励起光用ファイバ16の出射側端部16bが挿入されて保持される。他方の貫通孔には、蛍光用ファイバ18の入射側端部18bが挿入されて保持される。
保持部材20は、励起光用ファイバ16の出射端面16cと蛍光用ファイバ18の入射端面18cとが面一となるよう、励起光用ファイバ16の出射側端部16bおよび蛍光用ファイバ18入射側端部18bを保持してもよい。さらに、励起光用ファイバ16の出射端面16c、蛍光用ファイバ18の入射端面18c、および保持部材20の対物端面20aが面一となるようにしてもよい。
励起光選択フィルタ22は、励起光を選択的に透過するよう構成されたフィルタである。励起光選択フィルタ22は、多角柱または円柱形状を有し、励起光用ファイバ16の出射端面16cに当接するように保持部材20の対物端面20a上に設けられる。
蛍光選択フィルタ24は、被検出物50が発生した蛍光を選択的に透過するように構成されたフィルタである。蛍光選択フィルタ24は、多角柱または円柱形状を有し、蛍光用ファイバ18の入射端面18cに当接するように、保持部材20の対物端面20a上に設けられる。励起光選択フィルタ22と蛍光選択フィルタ24は、隣接するように設けられている。
励起光選択フィルタ22、蛍光選択フィルタ24の当接面の形状および面積は、励起光選択フィルタ22、蛍光選択フィルタ24の当接面が出射端面16c、入射端面18c全体を覆うことができるように定められる。励起光選択フィルタ22、蛍光選択フィルタ24は高価であるため、励起光選択フィルタ22、蛍光選択フィルタ24の当接面が各ファイバの出射端面16c、入射端面18cにおけるファイバのコア径と同一の形状および面積を有する場合が最も経済的である。しかしながら、この場合には高い実装精度が求められるので、本実施形態のように、励起光選択フィルタ22、蛍光選択フィルタ24の当接面の面積は、出射端面16c、入射端面18cの面積の数倍(例えば2〜10倍)とするのが現実的である。
図1に戻り、本実施形態に係る蛍光検出装置10の動作について説明する。励起光源12から出射された励起光は、励起光用ファイバ16の入射端面から励起光用ファイバ16内に入射する。励起光用ファイバ16内を伝搬した励起光は、出射端面16cから出射される。出射端面16cから出射された励起光は、当接面から励起光選択フィルタ22に入射し、励起光選択フィルタ22を通って対物面から出射される。励起光選択フィルタ22から出射された励起光は、直接または対物レンズ26を介して被検出物50に照射される。
励起光の照射により被検出物50から発生した蛍光は、直接または対物レンズ26を介して対物面から蛍光選択フィルタ24に入射し、蛍光選択フィルタ24内を通って当接面から出射される。蛍光選択フィルタ24の当接面から出射された光は、入射端面18cから蛍光用ファイバ18内に入射する。蛍光用ファイバ18を伝搬した蛍光は、検出器14によって受光され、電気信号に変換される。この電気信号を解析することにより、被検出物50の状態を測定できる。
被検出物50は、励起光の光束(図1に符号L1で示す)と蛍光の受光可能範囲(図1に符号L2で示す)とが重なり合う領域に配置されることが好ましい。蛍光の受光可能範囲とは、蛍光用ファイバ18のレンズ側端面を仮想的に光の出射端とした場合に、当該出射端からファイバのNAでもって出射されたときの光束の範囲である。図1に、励起光の光束と蛍光の受光可能範囲とが重なり合う領域を「α」で示す。一方、被検出物50がαよりも遠い領域(図1に「β」で示す)に位置すると、励起光の光束と蛍光の受光可能範囲とが重なり合う領域が無いので、好適に蛍光検出を行うことができない。励起光の集光点と、蛍光の仮想的な発光点(蛍光用ファイバ18のレンズ側端面の対物レンズによる像点に相当)とが一致しないからである。
励起光用ファイバ16から照射される光には、被検出物50の励起に適した波長帯以外の波長の光も含まれる。本実施形態では、励起光選択フィルタ22を励起光用ファイバ16の出射端面16cに当接させたことにより、確実に励起光選択フィルタ22を透過した光(すなわち励起光)のみを被検出物50に照射することができる。
また、被検出物50からプローブ30方向に向かう光には、被検出物50から発生した蛍光の他に、励起光の反射光や散乱光も存在する。この励起光の反射光や散乱光は、検出器14での蛍光検出においてノイズとなる。本実施形態では、蛍光選択フィルタ24を蛍光用ファイバ18の入射端面18cに当接させたことにより、確実に蛍光選択フィルタ24を透過した光(すなわち蛍光)のみを蛍光用ファイバ18内に入射させることができる。その結果、検出器14での蛍光検出におけるノイズレベルが低下するため、蛍光を好適に検出することができる。
本実施形態に係る蛍光検出装置10では、保持部材20により保持された励起光用ファイバ16の出射端面16c、蛍光用ファイバ18の入射端面18cに当接するように励起光選択フィルタ22、蛍光選択フィルタ24を実装するだけでプローブ30を構成できる。高い精度が要求される光軸合わせ等の作業はなく、また上述の特許文献1に係る発明で用いられるような高価な光合分波器は不要であるので、安価な蛍光検出装置10を実現できる。
本実施形態に係る蛍光検出装置10では、励起光用ファイバ16の出射端面16c、蛍光用ファイバ18の入射端面18cに当接するように励起光選択フィルタ22、蛍光選択フィルタ24を設けたが、励起光用ファイバ16の入射端面側、蛍光用ファイバ18の出射端面側に励起光選択フィルタ、蛍光選択フィルタを設ける方法も考えられる。
しかしながら、例えば励起光用ファイバ16の入射端面と励起光源12の発光素子との間に励起光選択フィルタを設ける場合、発光素子から励起光用ファイバ16の入射端面までの光学的距離が長くなる。従って、高い効率で発光素子からの光を励起光用ファイバ16に入射させるために別途レンズを設ける必要があり、コスト高になるというデメリットがある。励起光選択フィルタを薄くすることにより、ファイバ端面から発光素子までの光学的距離を短くできるが、この場合は、フィルタに反りが発生するという別の問題が生じる可能性がある。また、励起光用ファイバ16の入射端面と励起光源12の発光素子との間に励起光選択フィルタを設ける場合には、専用の励起光源を製造しなければならず、やはりコスト高になるというデメリットがある。また、励起光用ファイバ16の入射端面側に励起光選択フィルタを設ける場合、励起光選択フィルタの面積が大きくなりがちである。励起光選択フィルタは高価であるため、その面積が大きくなるとコスト面への影響が大きい。上記では、励起光に関する構成要素について述べたが、蛍光に関する構成要素についても事情は同じである。
本実施形態に係る蛍光検出装置10では、励起光用ファイバ16の出射端面16c側、蛍光用ファイバ18の入射端面18c側に励起光選択フィルタ22、蛍光選択フィルタ24を設ける構成なので、上記のような問題は生じず、安価な蛍光検出装置10を実現できる。すなわち、本実施形態においては、励起光用ファイバ16の入射端面側、蛍光用ファイバ18の出射端面側に励起光選択フィルタ、蛍光選択フィルタを設けていないので、励起光源12の発光素子と励起光用ファイバ16の入射側端部16aとの間、検出器14の受光素子と蛍光用ファイバ18の出射側端部18aとの間に別途レンズを設ける必要がない。また、本実施形態においては、安価な汎用品の励起光源12、検出器14を用いることができる。また、本実施形態においては、励起光選択フィルタ22、蛍光選択フィルタ24の大面積化を回避でき、励起光選択フィルタ22、蛍光選択フィルタ24のコストを低減できる。
本実施形態に係る蛍光検出装置10では、励起光用ファイバ16および蛍光用ファイバ18の種類は特に限定されず、例えばガラス光ファイバ、石英光ファイバ、プラスチック光ファイバなどを用いることができる。特に安価なプラスチック光ファイバを用いることができることは、本実施形態に係る蛍光検出装置10の大きな利点である。プラスチック光ファイバは、プラスチックの材料特性上、励起光によりファイバ自体から蛍光が発生するという特性を有する。本実施形態と異なり励起光用ファイバの出射端面に励起光選択フィルタが設けられていない形態で励起光用ファイバとしてプラスチック光ファイバを用いた場合、励起光用ファイバから発生した蛍光が励起光とともに被検出物に照射されると、この蛍光が蛍光用ファイバに入射し、検出器で検出される可能性がある。これは、蛍光の分析確度に支障を生じさせる可能性がある。一方、本実施形態に係る蛍光検出装置10では、励起光用ファイバ16としてプラスチック光ファイバを用いた場合でも、励起光用ファイバ16で発生した蛍光は励起光用ファイバ16の出射端面16cに当接させた励起光選択フィルタ22で確実に除去される。従って、本実施形態によれば、蛍光の分析確度に支障を生じることなくプラスチック光ファイバを用いることができるので、安価な蛍光検出装置10を実現できる。
図3は、励起光選択フィルタ22および蛍光選択フィルタ24の構成をより詳細に説明するための図である。励起光選択フィルタ22は、第1透明基材22aと、第1透明基材22aの一方の面上に形成された第1誘電体多層膜22bと、第1透明基材22aの他方の面上に形成された第1反射防止膜22cとから構成されている。第1誘電体多層膜22bは、励起光を選択的に透過するよう構成されている。また、蛍光選択フィルタ24は、第2透明基材24aと、第2透明基材24aの一方の面上に形成された第2誘電体多層膜24bと、第2透明基材24aの他方の面上に形成された第2反射防止膜24cとから構成されている。第2誘電体多層膜24bは、蛍光を選択的に透過するよう構成されている。
本実施形態では、図3に示すように、励起光選択フィルタ22は、第1誘電体多層膜22bが励起光用ファイバ16の出射端面16cに当接するように設けられる。これにより、励起光用ファイバ16の出射端面16cから出射された光がすぐに第1誘電体多層膜22bを通るので、所望の帯域以外の光を効果的に除去できる。
また、蛍光選択フィルタ24は、第2誘電体多層膜24bが蛍光用ファイバ18の入射端面18cに当接するように設けられる。これにより、蛍光用ファイバ18の入射端面18cに入射される光の殆どが第2誘電体多層膜24bを通るので、所望の帯域以外の光を効果的に除去できる。
第1透明基材22aの他方の面上に設けられた第1反射防止膜22cは、該他方の面にける励起光の表面反射を防止する。第1反射防止膜22cにより、励起光用ファイバ16の方向に戻る反射光が減り、励起光の照射量を増やすことができる。
第2透明基材24aの他方の面上に設けられた第2反射防止膜24cは、該他方の面にける蛍光の表面反射を防止する。第2反射防止膜24cにより、被検出物50の方向に戻る反射光が減り、蛍光の検出量を増やすことができる。
図3に示すように、励起光選択フィルタ22と蛍光選択フィルタ24との間に光吸収性遮光部材28が設けられてもよい。光吸収性遮光部材28は、第1透明基材22aの側面と第2透明基材24aの側面に当接するように設けられる。光吸収性遮光部材28を設けることにより、第1透明基材22a内で迷光となった光が第2透明基材24aに入射したり、逆に第2透明基材24a内で迷光となった光が第1透明基材22aに入射したりするのを防止できる。言い換えると、励起光選択フィルタ22と蛍光選択フィルタ24のアイソレーションを保つことができる。光吸収性遮光部材28としては、例えば黒色のポリアセタール樹脂など蛍光を発しない樹脂等で構成させることができる。
上記では、誘電体多層膜を用いてフィルタを形成したが、回折光学素子を用いてフィルタを形成してもよい。すなわち、励起光選択フィルタ22および蛍光選択フィルタ24は、透明機材と、該透明機材の一方の面上に形成された回折光学素子から構成されてもよい。この場合、励起光選択フィルタ22は、回折光学素子が励起光用ファイバ16の出射端面16cに当接するように設けられる。また、蛍光選択フィルタ24は、回折光学素子が蛍光用ファイバ18の入射端面18cに当接するように設けられる。
本実施形態において、励起光選択フィルタ22の基材をなす第1透明基材22a、蛍光選択フィルタ24の基材をなす第2透明基材24aは、励起光により蛍光を実質的に発生しない物質により形成されることが望ましい。このような物質としては、例えばBK7、石英等からなる光学ガラスを例示できる。
次に、本発明の実施例について説明する。図4は、本発明の第1実施例を説明するための図である。本第1実施例では、対物レンズ26として、屈折率分布型ロッドレンズを用いている。対物レンズ26は、筒状の固定部材32により、励起光選択フィルタ22および蛍光選択フィルタ24と対向するように保持部材20に固定されている。
本第1実施例で用いた各構成要素の種類および特性を以下に示す。
・励起光源:LED、主波長λ=470nm
・励起光用ファイバ:石英光ファイバ、SI200/250(NA=0.3)、コア径=0.2mm
・保持部材:キャピラリ、外径=1.8mm、二軸平行孔
・励起光選択フィルタ:バンドパスフィルタ、透過域=波長455nm以上480nm以下
・レンズ:屈折率分布型ロッドレンズ
・蛍光用ファイバ:石英光ファイバ、SI200/250(NA=0.3)、コア径=0.2mm
・蛍光選択フィルタ:バンドパスフィルタ、透過域=波長515nm以上540nm以下
・検出器:光電変換素子(PD)
・励起光用ファイバおよび蛍光用ファイバのコア間距離=0.25mm
上記の第1実施例に係る蛍光検出装置を用いて、試料の蛍光測定を行った。今回、蛍光を発生する試料として、FITC(fluorescein isothiocyanate)水溶液を用いた。用いたFITC水溶液の溶液濃度は、1,10,100,300,1000nmol/L(ナノモル/リットル)である。このFITCが発生する蛍光の主波長λは、520nmである。試料36を10mm角の石英セル34に入れて、図4に示すようにプローブ30の端面(すなわち対物レンズ26の端面)をセル34の側面から突き当て、検出器から出力された電気信号(電流)をアンプを通じて電圧に変換した値を測定した。以下に、測定結果を説明する。
図5は、第1実施例に係る蛍光検出装置における、FITC水溶液濃度と検出信号強度の関係の測定結果を示す。図5に示されるように、第1実施例に係る蛍光検出装置は、線形性を維持できており、蛍光の測定が可能であることが分かる。
図6は、第1実施例に係る蛍光検出装置における、プローブ端面から測定試料表面までの距離Xと検出信号強度との関係の測定結果を示す。図7は、図6に示す関係の測定系を示す。本測定では、「1000nmol/L」のFITC溶液濃度を計測した際の蛍光信号強度と同等の蛍光信号強度を得られる樹脂製基板を試料36として用いた。本測定では、試料36の厚みは1mmである。本測定系において、プローブ30は励起光に焦点を持たせている。図7に示すように、プローブ30の端面から測定試料表面までの距離Xを変化させながら蛍光の強度を検出し、図6に示す測定結果を得た。図6の測定結果から、図7に示す測定系により蛍光の測定が可能であり、また、蛍光の検出信号強度が距離Xに依存することが分かる。
図1の説明において、励起光の光束と蛍光の受光可能範囲とが重なり合う領域αに試料が配置されることが好ましく、領域αより遠い領域βでは好適に蛍光検出を行うことができないことを述べた。図6から、照射された励起光の強度、絞り込まれるスポットの大きさや位置等と試料の位置との最適化が図れる位置で信号強度の最大値を示す一方、距離Xが更に大きくなるにつれ、励起光の光束と蛍光受光可能範囲とのミスマッチが生じ、検出信号強度が急激に低下していくことが分かる。
図8は、本発明の第2実施例に係る蛍光検出装置を説明するための図である。本第2実施例では、プローブ30は、励起光に焦点を持たせる代わりに、励起光を無限遠に出射するよう構成されている。図9は、第2実施例に係る蛍光検出装置における、プローブ端面から測定試料表面までの距離Xと検出信号強度との関係の測定結果を示す。図9から、本第2実施例に係る蛍光検出装置は蛍光の測定が可能であることが分かる。本第2実施例に係る蛍光検出装置は、対物レンズ26の端面からの距離Xについて冗長性が得られるという利点を有する。
図10は、本発明の第3実施例を説明するための図である。本第3実施例は、第1実施例において対物レンズ26を省いた構成となっている。
本第3実施例で用いた各構成要素の種類および特性を以下に示す。
・励起光源:LED、主波長λ=470nm
・励起光用ファイバ:石英光ファイバ、SI200/250(NA=0.3)、コア径=0.2mm
・保持部材:キャピラリ、外径=1.8mm、二軸平行孔
・励起光選択フィルタ:バンドパスフィルタ、透過域=波長455nm以上480nm以下
・蛍光用ファイバ:石英光ファイバ、SI200/250(NA=0.3)、コア径=0.2mm
・蛍光選択フィルタ:バンドパスフィルタ、透過域=波長515nm以上540nm以下
・検出器:光電変換素子(PD)
・励起光用ファイバおよび蛍光用ファイバのコア間距離=0.25mm
上記の第3実施例に係る蛍光検出装置を用いて、試料の蛍光測定を行った。今回、蛍光を発生する試料として、FITC(fluorescein isothiocyanate)水溶液を用いた。用いたFITC水溶液の溶液濃度は、1,10,100,300,1000nmol/L(ナノモル/リットル)である。このFITCが発生する蛍光の主波長λは、520nmである。試料36を10mm角の石英セル34に入れて、図10に示すようにプローブ30の端面(すなわち励起光選択フィルタ22および蛍光選択フィルタ24の端面)をセル34の側面から突き当て、検出器から出力された電気信号(電流)をアンプを通じて電圧に変換した値を測定した。以下に、測定結果を説明する。
図11は、第3実施例に係る蛍光検出装置における、FITC水溶液濃度と検出信号強度の関係の測定結果を示す。図11に示されるように、第3実施例に係る蛍光検出装置は、線形性を維持できており、蛍光の測定が可能であることが分かる。
図12は、第3実施例に係る蛍光検出装置における、プローブ端面から測定試料表面までの距離Xと検出信号強度との関係の測定結果を示す。図13は、図12に示す関係の測定系を示す。本測定では、「1000nmol/L」のFITC溶液濃度を計測した際の蛍光信号強度と同等の蛍光信号強度を得られる樹脂製基板を試料36として用いた。本測定では、試料36の厚みは1mmである。図12から、本第3実施例に係る蛍光検出装置は蛍光の測定が可能であることが分かる。
図14(a)および(b)は、本発明の別の実施形態に係る蛍光検出装置を説明するための図である。図14(a)はプローブ30の断面図であり、図14(b)はプローブ30の正面図である。本実施形態に係る蛍光検出装置10は、複数の波長に対応することができる。この蛍光検出装置は、第1および第2励起光源(図示せず)と、第1および第2検出器(図示せず)と、第1励起光用ファイバ16(1)と、第2励起光用ファイバ16(2)と、第1蛍光用ファイバ18(1)と、第2蛍光用ファイバ18(2)と、これらのファイバの一方の端部を支持する保持部材20と、第1励起光用ファイバ16(1)の出射端面に当接するように設けられた第1励起光選択フィルタ22(1)と、第2励起光用ファイバ16(2)の出射端面に当接するように設けられた第2励起光選択フィルタ22(2)と、第1蛍光用ファイバ18(1)の入射端面に当接するように設けられた第1蛍光選択フィルタ24(1)と、
第2蛍光用ファイバ18(2)の入射端面に当接するように設けられた第2蛍光選択フィルタ24(2)とを備える。本実施形態のように複数波長に対応可能に構成した場合も、安価な蛍光検出装置を実現できる。
図15は、本発明のさらに別の実施形態に係る蛍光検出装置を説明するための図である。本実施形態に係る蛍光検出装置10において、図1に示す蛍光検出装置と同一または対応する構成要素には同一の符号を付すとともに、重複する説明は適宜省略する。
本実施形態に係る蛍光検出装置10では、対物レンズ26と、励起光選択フィルタ22および蛍光選択フィルタ24との間に、励起光と蛍光のそれぞれの光束に対応し、且つ励起光の光束と蛍光の受光可能範囲とが重なり部分が無いように、励起光用コリメートレンズ23および蛍光用コリメートレンズ25が配置されている。すなわち、励起光用ファイバ16の端面と集光点、及び、蛍光の発光点と蛍光用ファイバ18の端面とが、それぞれ単位共役を構成し、励起光集光点と蛍光の発光点とが略一致する構成となっている。このように構成することにより、対物レンズ26の前方の所定の位置に配した被検出物50に励起光が集光され、その領域で発光した蛍光を効率よく蛍光用ファイバ18に導くことが可能となる。
本実施形態のように構成することにより、被検出物50や試料への光パワーの集中が比較的良くなり、多くの蛍光の発光を促進することが可能となる。
また、蛍光検出器またはその光学系においては、如何にノイズを低減させるかという課題がある。そのノイズの原因の一つとして、励起光の光路における予期しない(期待しない)蛍光をファイバ等の蛍光検出光学系で受光する現象が挙げられる。本実施形態に係る蛍光検出装置10によれば、励起光の光束と蛍光の受光範囲が重ならないように光学系を構成することにより、上記の予期しない蛍光を蛍光用ファイバで取り込む現象を回避でき、ノイズの低減を達成できる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
10 蛍光検出装置、 12 励起光源、 14 検出器、 16 励起光用ファイバ、 18 蛍光用ファイバ、 20 保持部材、 22 励起光選択フィルタ、 23 励起光用コリメートレンズ、 24 蛍光選択フィルタ、 25 蛍光用コリメートレンズ、 26 対物レンズ、 28 光吸収性遮光部材、 30 プローブ、 32 固定部材、 34 セル、 50 被検出物。

Claims (7)

  1. 励起光を発光する励起光源と、
    前記励起光源からの励起光を入射する入射端面と、励起光を出射する出射端面とを有する励起光用ファイバと、
    蛍光を入射する入射端面と、蛍光を出射する出射端面とを有する蛍光用ファイバと、
    前記蛍光用ファイバの出射端面から出射された蛍光を受光する検出器と、
    前記励起光用ファイバの出射端面と、前記蛍光用ファイバの入射端面とが近傍に位置するように、前記励起光用ファイバおよび前記蛍光用ファイバを保持する保持部材と、
    第1透明基材と、前記第1透明基材の一方の面上に形成された第1誘電体多層膜とを備える励起光選択フィルタであって、前記第1誘電体多層膜が前記励起光用ファイバの出射端面に当接するように設けられた励起光選択フィルタと、
    第2透明基材と、前記第2透明基材の一方の面上に形成された第2誘電体多層膜とを備える蛍光選択フィルタであって、前記第2誘電体多層膜が前記蛍光用ファイバの入射端面に当接するように設けられた蛍光選択フィルタと、
    を備え、
    前記励起光用ファイバの出射端面から出射された励起光が前記励起光選択フィルタを介して被検出物に照射され、該励起光の照射により前記被検出物から発生した蛍光が前記蛍光選択フィルタを介して前記蛍光用ファイバの入射端面に入射することを特徴とする蛍光検出装置。
  2. 前記励起光選択フィルタは、前記第1透明基材の他方の面上に形成された第1反射防止膜をさらに備え
    前記蛍光選択フィルタは、前記第2透明基材の他方の面上に形成された第2反射防止膜をさらに備えることを特徴とする請求項に記載の蛍光検出装置。
  3. 前記励起光選択フィルタと前記蛍光選択フィルタとの間に設けられた光吸収性遮光部材をさらに備え
    前記光吸収性遮光部材は、前記第1透明基材の側面と前記第2透明基材の側面に当接するように設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の蛍光検出装置。
  4. 前記励起光選択フィルタおよび前記蛍光選択フィルタと対向するように設けられた対物レンズをさらに備えることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の蛍光検出装置。
  5. 前記対物レンズは、屈折率分布型ロッドレンズであることを特徴とする請求項に記載の蛍光検出装置。
  6. 前記対物レンズと前記励起光選択フィルタとの間に設けられた励起光用コリメートレンズと、
    前記対物レンズと前記蛍光選択フィルタとの間に設けられた蛍光用コリメートレンズと、
    をさらに備え、
    前記励起光用コリメートレンズおよび前記蛍光用コリメートレンズは、励起光の光束と蛍光の受光可能範囲とが重なり合わないように配置されることを特徴とする請求項またはに記載の蛍光検出装置。
  7. 前記励起光用ファイバおよび/または前記蛍光用ファイバは、プラスチックファイバであることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の蛍光検出装置。
JP2013035016A 2013-02-25 2013-02-25 蛍光検出装置 Active JP6082273B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013035016A JP6082273B2 (ja) 2013-02-25 2013-02-25 蛍光検出装置
US14/188,127 US9429519B2 (en) 2013-02-25 2014-02-24 Fluorescent light detection device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013035016A JP6082273B2 (ja) 2013-02-25 2013-02-25 蛍光検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014163794A JP2014163794A (ja) 2014-09-08
JP6082273B2 true JP6082273B2 (ja) 2017-02-15

Family

ID=51387188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013035016A Active JP6082273B2 (ja) 2013-02-25 2013-02-25 蛍光検出装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9429519B2 (ja)
JP (1) JP6082273B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10743749B2 (en) * 2018-09-14 2020-08-18 Canon U.S.A., Inc. System and method for detecting optical probe connection

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55104402U (ja) * 1979-01-17 1980-07-21
US4981779A (en) * 1986-06-26 1991-01-01 Becton, Dickinson And Company Apparatus for monitoring glucose
JPH02179449A (ja) * 1988-12-29 1990-07-12 Fujikura Ltd 水分センサ
JPH10281994A (ja) * 1997-04-08 1998-10-23 Hamamatsu Photonics Kk 蛍光測定装置
US6609015B2 (en) * 2001-01-18 2003-08-19 Koninklijke Philips Electronics N.V. Analysis of a composition
EP1441215B1 (en) * 2001-10-31 2012-08-01 Olympus Corporation Optical scanning type observation device
JP3908999B2 (ja) * 2001-11-15 2007-04-25 株式会社巴川製紙所 光ファイバの接続方法
JP4588324B2 (ja) * 2002-04-05 2010-12-01 マサチユセツツ・インスチチユート・オブ・テクノロジイ 組織測定用プローブ
EP2775291B1 (en) * 2002-05-17 2016-01-13 Life Technologies Corporation Apparatus for differentiating multiple fluorescence signals by excitation wavelength
JP2004309270A (ja) * 2003-04-04 2004-11-04 Nippon Sheet Glass Co Ltd マイクロ化学システム
JP3934090B2 (ja) 2003-07-09 2007-06-20 日本板硝子株式会社 蛍光分析用光合分波器、蛍光分析用光学モジュール、蛍光分析装置、及び蛍光・光熱変換分光分析装置
WO2005103778A1 (en) * 2004-04-27 2005-11-03 Koninklijke Philips Electronics N. V. Optical fiber for spectroscopic analysis system
JP4802508B2 (ja) * 2004-06-18 2011-10-26 カシオ計算機株式会社 撮像装置、生体高分子分析チップ及び分析支援装置
US7817273B2 (en) * 2005-06-30 2010-10-19 Life Technologies Corporation Two-dimensional spectral imaging system
JP5114024B2 (ja) * 2005-08-31 2013-01-09 オリンパス株式会社 光イメージング装置
WO2008016927A2 (en) * 2006-08-01 2008-02-07 The General Hospital Corporation Systems and methods for receiving and/or analyzing information associated with electro-magnetic radiation
JP2008241686A (ja) * 2007-02-26 2008-10-09 Fujitsu Ltd 標的検出装置及び標的検出方法
JP2009002694A (ja) * 2007-06-19 2009-01-08 Nippon Sheet Glass Co Ltd 蛍光測定用プローブ
US8565861B2 (en) * 2008-05-02 2013-10-22 Olympus Corporation Optical inspection device, electromagnetic wave detection method, electromagnetic wave detection device, organism observation method, microscope, endoscope, and optical tomographic image generation device
JP5306714B2 (ja) * 2008-06-16 2013-10-02 古河電気工業株式会社 イムノクロマト法を用いた標的物質の検出方法
JP5162431B2 (ja) * 2008-12-10 2013-03-13 富士フイルム株式会社 光立体構造像装置
US7924422B2 (en) * 2009-02-12 2011-04-12 Tokyo Electron Limited Calibration method for optical metrology
CN102395873A (zh) * 2009-04-13 2012-03-28 奥林巴斯株式会社 荧光传感器、针式荧光传感器以及测量分析物的方法
JP5297887B2 (ja) * 2009-05-19 2013-09-25 日本板硝子株式会社 蛍光分析用光分波検出器及び蛍光検出システム
JP2012018122A (ja) * 2010-07-09 2012-01-26 Olympus Corp 観察装置
WO2012096689A1 (en) * 2011-01-10 2012-07-19 Emvision Llc Fiber optic probes utilizing grin lenses for spatially precise optical spectroscopy
JP5780853B2 (ja) * 2011-06-27 2015-09-16 学校法人近畿大学 反射器およびこれを備えたキャピラリ電気泳動分析装置
JP2013019819A (ja) * 2011-07-13 2013-01-31 Tokai Kogaku Kk 蛍光分析装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014163794A (ja) 2014-09-08
US9429519B2 (en) 2016-08-30
US20140239193A1 (en) 2014-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5297887B2 (ja) 蛍光分析用光分波検出器及び蛍光検出システム
JP2022095987A (ja) 共焦点変位計
JP2007132792A (ja) 光計測装置と試料との光結合系
KR20060096982A (ko) 입자 분류 시스템용 광학 검출기
JP2007219514A (ja) 光タップモジュール
JP2012037355A (ja) 蛍光検出装置、蛍光測定方法および環境測定装置
JP2007198883A (ja) 光ファイバープローブによる分光測定装置
JP2001235684A (ja) 共焦点走査型顕微鏡
KR20140096060A (ko) 케미컬 센서, 케미컬 센서 모듈, 화학물질 검출 장치 및 화학물질 검출 방법
US9086377B2 (en) Optical system for fluorescence detection and fine particle analyzing apparatus
JP6082273B2 (ja) 蛍光検出装置
WO2008066054A1 (fr) Système de détection et sa sonde
JP6448933B2 (ja) 蛍光検出用光学装置
JP2009019961A (ja) 蛍光検出システム
JP5800472B2 (ja) 光源装置
JP6129014B2 (ja) 蛍光検出装置および蛍光検出方法
WO2022168374A1 (ja) 照射光学系、照射装置、及び、光学測定装置
JP6664462B2 (ja) 蛍光検出用光学装置
JP2010091428A (ja) 走査光学系
JP5162832B2 (ja) 変位検出装置
JP2003149125A (ja) 散乱光計測装置
JP2020106535A (ja) 蛍光検出用光学装置
JP6291278B2 (ja) 検出装置
JP7097313B2 (ja) 電子管モジュール及び光学装置
JP2012211939A (ja) レーザ光照射装置、レーザ光照射モジュール調整装置、およびレーザ光照射モジュール調整方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160920

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160921

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6082273

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250