JP3437524B2 - 無線通信装置および無線通信方法 - Google Patents

無線通信装置および無線通信方法

Info

Publication number
JP3437524B2
JP3437524B2 JP2000094662A JP2000094662A JP3437524B2 JP 3437524 B2 JP3437524 B2 JP 3437524B2 JP 2000094662 A JP2000094662 A JP 2000094662A JP 2000094662 A JP2000094662 A JP 2000094662A JP 3437524 B2 JP3437524 B2 JP 3437524B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
code
signal
wireless communication
error correction
target sir
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000094662A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001285180A (ja
Inventor
英樹 金本
修 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2000094662A priority Critical patent/JP3437524B2/ja
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to US09/979,718 priority patent/US20020160721A1/en
Priority to KR10-2001-7015311A priority patent/KR100445492B1/ko
Priority to CNB018007392A priority patent/CN1175595C/zh
Priority to AU41062/01A priority patent/AU4106201A/en
Priority to CA 2375031 priority patent/CA2375031A1/en
Priority to EP01912182A priority patent/EP1182803A4/en
Priority to PCT/JP2001/001806 priority patent/WO2001076103A1/ja
Priority to BR0105567A priority patent/BR0105567A/pt
Publication of JP2001285180A publication Critical patent/JP2001285180A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3437524B2 publication Critical patent/JP3437524B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/7097Interference-related aspects
    • H04B1/711Interference-related aspects the interference being multi-path interference
    • H04B1/7115Constructive combining of multi-path signals, i.e. RAKE receivers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J11/00Orthogonal multiplex systems, e.g. using WALSH codes
    • H04J11/0023Interference mitigation or co-ordination
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J13/00Code division multiplex systems
    • H04J13/0007Code type
    • H04J13/004Orthogonal
    • H04J13/0044OVSF [orthogonal variable spreading factor]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J13/00Code division multiplex systems
    • H04J13/16Code allocation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B2201/00Indexing scheme relating to details of transmission systems not covered by a single group of H04B3/00 - H04B13/00
    • H04B2201/69Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general
    • H04B2201/707Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general relating to direct sequence modulation
    • H04B2201/70703Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general relating to direct sequence modulation using multiple or variable rates
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/18TPC being performed according to specific parameters
    • H04W52/24TPC being performed according to specific parameters using SIR [Signal to Interference Ratio] or other wireless path parameters

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体無線通信シ
ステムにおいて使用される無線通信装置に関し、特にC
DMA(Code Division Multiple Access)方式の移動
体無線通信システムにおいて使用される無線通信装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の符号分割多元接続(CDMA)方
式の通信においては、送信側装置が、情報信号に対して
拡散符号を用いた拡散処理を行い、拡散処理後の情報信
号を伝送する。受信側装置は、受信信号に対して拡散符
号を用いた逆拡散処理を行うことにより、もとの情報信
号を取り出す。すなわち、CDMA方式の通信において
は、拡散符号を用いて通信路を分割することにより、複
数の回線を多重する。
【0003】拡散処理に用いる拡散符号として、符号長
または生成手順の違いにより、複数の拡散符号が存在す
る。拡散処理に用いる拡散符号においては、互いに相関
がないことが好ましいが、中には符号間に相関のあるも
のが存在する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
CDMA方式の通信においては、次のような問題があ
る。すなわち、ある受信側装置が逆拡散処理に用いる拡
散符号と、他ユーザが拡散処理に用いた拡散符号との間
に相関がある場合には、上記受信装置において逆拡散処
理により得られる信号は、上記他ユーザからの送信信号
により干渉を受けることになる。この結果、上記受信装
置の通信品質が劣化することになる。
【0005】特に、上記受信側装置が符号長の短い(拡
散率の低い)拡散符号を用いた場合には、下記のような
理由により、上記受信装置の通信品質はさらに劣化する
ことになる。まず第1に、符号長の短い拡散符号は、伝
搬路の状況により遅延波が発生した場合などには、希望
信号以外の信号に相関を持つことが多くなる。第2に、
符号長の短い拡散符号は、拡散率が低いために干渉除去
能力が低い。
【0006】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、簡単な処理により通信品質を良好に保つ無線通
信装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の無線通信装置
は、通信相手から送信された信号を復調した信号の品質
に基づいて目標SIR値を設定する設定手段と、設定さ
れた目標SIR値と所定の閾値との比較を行う比較手段
と、前記比較手段の結果に基づいて、拡散符号、伝送レ
ート、誤り訂正符号の少なくとも一つを変更する変更手
段と、変更された内容を示す情報を付加した送信信号を
前記通信相手に対して送信する送信手段と、を具備する
構成を採る。
【0008】本発明の無線通信装置は、前記変更手段に
よって変更された内容で通信相手から送信された信号の
受信処理を行う受信処理手段を具備する構成を採る。
【0009】これらの構成によれば、目標SIR値に基
づいて、拡散符号、伝送レート、誤り訂正符号の少なく
とも一つを変更することにより、拡散率符号等の変更処
理における負担を抑えつつ、逆拡散処理により得られる
信号における他ユーザからの送信信号による干渉等を回
避できるので、効果的に通信品質を良好に保つことがで
きる。
【0010】
【0011】本発明の無線通信装置は、前記受信処理手
段が、前記比較手段の結果に基づいて、通信相手から送
信された信号に対する干渉除去処理を行う構成を採る。
【0012】この構成によれば、検出した通信品質に基
づいて、受信信号に対する干渉除去処理を行うことによ
り、逆拡散処理により得られる信号における他ユーザか
らの送信信号による干渉等を軽減できるので、通信品質
を良好に保つことができる。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】本発明の無線通信装置は、前記受信処理手
段が、設定された目標SIR値に基づいて誤り訂正復号
処理の繰り返し数を設定し、設定した繰り返し数に従っ
て、通信相手から送信された信号に対する誤り訂正復号
処理を行う構成を採る。
【0018】この構成によれば、検出した通信品質に基
づいて、誤り訂正復号時における繰り返し数を変化させ
ることにより、通信品質を良好に保つことができる。
【0019】
【0020】
【0021】本発明の無線通信装置は、上記いずれか
記載の無線通信装置により送信された信号を用いて、拡
散符号、伝送レート、誤り訂正符号のうち少なくとも一
つについて変更された内容を示す情報を抽出する抽出手
段と、抽出された情報に基づいて送信信号を形成し、前
記無線通信装置に送信する送信手段と、を具備する構成
を採る。
【0022】この構成によれば、検出した通信品質に基
づいて、送信処理および受信処理を変更することによ
り、通信品質を良好に保つことができる。
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】本発明の無線通信端末装置は、上記いずれ
かの無線通信装置を備えた構成を採る。
【0030】この構成によれば、簡単な処理により通信
品質を良好に保つ無線通信装置を用いることにより、良
好な通信を行う通信端末装置を提供することができる。
【0031】本発明の基地局装置は、上記いずれかの無
線通信装置を備えた構成を採る。
【0032】この構成によれば、簡単な処理により通信
品質を良好に保つ無線通信装置を用いることにより、良
好な通信を行う基地局装置を提供することができる。
【0033】本発明の無線通信方法は、通信相手から送
信された信号を復調した信号の品質に基づいて設定され
た目標SIR値と所定の閾値との比較結果から、拡散符
号、伝送レート、誤り訂正符号の少なくとも一つを変更
し、変更した内容を示す情報を付加した送信信号を前記
通信相手に対して送信するようにした。
【0034】この方法によれば、目標SIR値に基づい
て、拡散符号、伝送レート、誤り訂正符号の少なくとも
一つを変更することにより、拡散率が低い場合でも変更
処理に係る制御負担を抑えつつ、逆拡散処理により得ら
れる信号における他ユーザからの送信信号による干渉等
を回避できるので、通信品質を良好に保つことができ
る。
【0035】
【0036】
【0037】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、通信品質(具体
的には目標SIR値の変動)に基づいて、送信処理およ
び受信処理を変更するようにしたことである。具体的に
は、通信品質に基づいて、逆拡散処理または拡散処理に
用いる拡散符号を設定し、受信信号に対する干渉除去処
理の実行の有無を設定し、通信信号の伝送レートを設定
し、または、誤り訂正処理に用いる誤り訂正符号を設定
するようにしたことである。
【0038】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0039】(実施の形態1)本実施の形態では、通信
端末装置と基地局装置との間で送信電力制御を行う符号
拡散多元接続無線通信システムにおいて、基地局装置に
より設定される目標SIR値に基づいて、通信に用いる
拡散符号を変更する場合について説明する。
【0040】図1は、本発明の実施の形態1にかかる無
線通信装置を備えた基地局装置の構成を示すブロック図
である。
【0041】図1を参照するに、通信端末装置により送
信された信号は、アンテナ101および送受信信号分離
部102を介して無線受信部103により受信される。
送受信信号分離部102からの信号(受信信号)は、無
線受信部103により周波数変換等の所定の無線処理が
なされる。所定の無線処理がなされた受信信号は、逆拡
散部104により逆拡散される。なお、逆拡散部104
により用いられる拡散符号は、後述する拡散符号選択部
117により選択されたものである。
【0042】逆拡散部104により逆拡散された信号
は、RAKE合成部105によりRAKE合成される。
RAKE合成された信号は、復調部106により復調さ
れる。この復調により受信データが出力される。また、
RAKE合成された信号は、受信SIR値計測部107
に送られる。受信SIR値計測部107では、RAKE
合成された信号を用いた受信SIR値の計測が行われ
る。計測された受信SIR値は、SIR比較部109に
送られる。
【0043】復調部106により得られた受信データ
は、通信品質判定部108に送られる。通信品質判定部
108では、復調部106からの受信データの品質が計
測され、その計測結果に基づいて、目標SIR値が設定
される。なお、受信データの品質は、BER、FER、
またはCRCチェック結果等を用いることにより計測可
能である。
【0044】通信品質判定部108により設定された目
標SIR値は、目標SIR保持部110により保持され
る。目標SIR保持部110により保持された目標SI
R値は、SIR比較部109および目標SIR比較部1
16に送られる。
【0045】SIR比較部109において、受信SIR
値計測部107により計測された受信SIR値と、目標
SIR値保持部110に保持された目標SIR値との比
較がなされる。この比較の結果に基づいて、送信電力制
御情報が生成される。なお、送信電力制御情報とは、通
信端末装置に対して送信電力の上げ下げを指示するため
の情報である。この送信電力制御情報は、フレーム構成
部111に送られる。
【0046】目標SIR比較部116において、目標S
IR保持部110により保持された目標SIR値と、目
標SIR値閾値保持部115に保持されている閾値との
比較がなされる。この比較の結果は拡散符号選択部11
7に送られる。
【0047】拡散符号選択部117では、目標SIR比
較部116からの比較の結果に基づいて、通信端末装置
が用いるべき拡散符号の設定がなされる。すなわち、目
標SIR値が閾値以下である(すなわち通信品質がよ
い)場合には、通信端末装置が用いるべき拡散符号とし
て、現在通信端末装置が用いている拡散符号が設定され
る。逆に、目標SIR値が閾値より大きい(すなわち通
信品質が悪い)場合には、通信端末装置が用いるべき拡
散符号として、現在通信端末装置が用いているものとは
異なる拡散符号が設定される。なお、拡散符号の設定方
法の詳細については後述する。設定された拡散符号に関
する情報(拡散符号情報)は、フレーム構成部111お
よび上述した逆拡散部104に送られる。
【0048】フレーム構成部111において、上述した
SIR比較部109からの送信電力制御情報、および、
上述した拡散符号選択部117からの拡散符号情報が、
情報信号に付加されることにより、送信情報が生成され
る。
【0049】フレーム構成部111により生成された送
信情報は、変調部112により一次変調がなされた後、
拡散部113により拡散処理される。拡散処理された送
信情報は、無線送信部114により周波数変換等の所定
の無線処理がなされることにより送信信号となる。この
送信信号は、送受信分離部102を介してアンテナ10
1により、通信端末装置に対して送信される。
【0050】図2は、本発明の実施の形態1にかかる無
線通信装置を備えた通信端末装置の構成を示すブロック
図である。
【0051】図2を参照するに、上述した基地局装置に
より送信された信号は、アンテナ201および送受信信
号分離部202を介して無線受信部203により受信さ
れる。送受信信号分離部202からの信号(受信信号)
は、無線受信部203により周波数変換等の所定の無線
処理がなされる。所定の無線処理がなされた受信信号
は、逆拡散部204により逆拡散される。
【0052】逆拡散部204により逆拡散された信号
は、RAKE合成部205によりRAKE合成される。
RAKE合成された信号は、復調部206により復調さ
れる。この復調により受信データが出力される。この受
信データは、拡散符号情報抽出部207に送られる。
【0053】拡散符号情報抽出部207において、復調
部206からの受信データを用いて、拡散符号情報の抽
出がなされる。抽出された拡散符号情報は、拡散符号選
択部208に送られる。拡散符号選択部208におい
て、拡散符号情報抽出部207からの拡散符号情報に基
づいて、上述した基地局装置により指示された拡散符号
が認識される。この認識の結果に基づいて、拡散部21
0に対して、拡散処理に用いるべき拡散符号の指示が行
われる。
【0054】一方、送信情報は、変調部209により一
次変調がなされる。一次変調がなされた送信情報は、拡
散部210において、拡散符号選択部208により指示
された拡散符号を用いた拡散処理がなされる。拡散処理
された送信情報は、無線送信部211により周波数変換
等の所定の無線処理がなされることにより送信信号とな
る。この送信信号は、送受信分離部202を介してアン
テナ201により、基地局装置に対して送信される。
【0055】なお、図示されていないが、復調部206
にり得られた受信データから上述した送信電力制御情報
が抽出され、この送信電力制御情報に基づいて、無線送
信部211により送信電力の制御がなされることは、い
うまでもない。
【0056】次いで、拡散符号の設定方法について、図
3を参照して説明する。図3は、直交可変拡散率符号(O
rthogonal Variable Spreading Factor)の符号木の一例
を示す模式図である。図3において、C1,0は、符号長
1の0番目の符号を表す。同様に、C2,1およびC
4,2は、それぞれ符号長2の1番目の符号および符号長
4の2番目の符号を表す。
【0057】ここで、通信端末装置がC4,1の拡散符号
を使用しているとする。上述したように目標SIR値が
閾値より大きい場合には、通信端末装置が用いるべき拡
散符号は変更される。変更方法は次の通りである。
【0058】すなわち、現在の拡散符号と同じ符号長
(拡散率)の他符号(ここではC4,0、C4,2またはC
4,3)が、他の通信に用いられておらず、かつ、当該通
信端末装置が使用可能なものである場合(第1の場合)
には、この符号が選択される。
【0059】このような選択によれば、逆拡散部104
が現在用いている拡散符号と他ユーザが用いた拡散符号
との間に相関があることに起因して、逆拡散部104の
逆拡散処理により得られる信号が、上記他ユーザからの
送信信号により干渉を受けている場合においては、逆拡
散部104における拡散符号を上記のような拡散符号に
変更することにより、上記要因を解消できる可能性が高
くなるので、逆拡散部104の逆拡散処理により得られ
る信号の品質は良好なものとなる。
【0060】上記第1の場合以外の場合(すなわち、現
在の拡散符号と同じ符号長の他符号が、他の通信に使用
されている場合、または、当該通信端末装置が使用不可
能なものである場合)には、現在の拡散符号より符号長
の長い符号であり、かつ、現在の拡散符号から派生する
符号(ここではC8,2またはC8,3)が選択される。
【0061】このような選択によれば、第一の場合にお
ける効果が得られるだけでなく、次のような効果も得ら
れる。すなわち、逆拡散部104における変更後の拡散
符号は、符号長の長い拡散符号となるので、希望信号以
外の信号に相関を持つ可能性が低くなるとともに干渉除
去能力が高いものとなる。これにより、逆拡散部104
の逆拡散処理により得られる信号は、良好なものとな
る。
【0062】なお、符号長の長い拡散符号の使用による
情報伝送速度低下が許容できなければ、2つの拡散符号
(ここではC8,2またはC8,3)を用いたマルチコード伝
送を行うようにしてもよい。以上が拡散符号の設定方法
である。
【0063】次いで、本実施の形態にかかる無線通信装
置の動作について、図4を参照して説明する。図4は、
本発明の実施の形態1にかかる無線通信装置を備えた基
地局装置の動作を示すフロー図である。
【0064】図4を参照するに、工程(以下「ST」と
いう。)401では、目標SIR値が取得される。ST
402では、目標SIR値と閾値との比較がなされる。
目標SIR値が閾値以下である場合(通信品質が良い場
合)には、処理は終了する。目標SIR値が閾値より大
きい場合(通信品質が悪い場合)には、処理はST40
3へ移行する。
【0065】ST403では、現在の拡散符号と同じ拡
散率(符号長)の拡散符号が使用可能であるかの判定が
なされる。上記拡散符号が使用可能である場合には処理
はST404へ移行し、上記拡散符号が使用可能でない
場合には処理はST405へ移行する。ST404で
は、現在の拡散符号と同じ符号長の拡散符号が設定され
た後、処理は終了する。ST405では、現在の拡散符
号より符号長の長い拡散符号が設定された後、処理は終
了する。
【0066】このように、本実施の形態によれば、目標
SIRを用いて通信品質を検出し、検出した通信品質に
基づいて、拡散処理に用いる拡散符号を変更することに
より、逆拡散処理により得られる信号における他ユーザ
からの送信信号による干渉等を回避できるので、通信品
質を良好に保つことができる。
【0067】なお、本実施の形態においては、逆拡散部
104が用いる拡散符号と他ユーザが用いる拡散符号と
の間に相関があること、または、逆拡散部104が用い
る拡散符号の符号長等に起因する通信品質の劣化を検出
するための指標として、目標SIRを用いた場合につい
て説明したが、本発明は、これに限定されず、上記のよ
うな要因による通信品質の劣化を検出できるその他の指
標(BER等)を用いた場合についても適用可能なもの
である。
【0068】なお、本発明者らは、通信品質の劣化を検
出するための指標として、受信信号の遅延波特性を用い
ることにも着目した。ところが、この場合には、通信端
末装置の移動に伴いこの通信端末装置の遅延波特性は激
しく変動するため、処理の負担が大きくなることや、受
信信号の遅延波特性が直接通信品質にどのような影響を
与えるかが不明確であることに注目した。
【0069】他方、目標SIRは遅延波特性ほど激しく
変動しないので、目標SIRを指標として用いることに
より、拡散符号変更処理における負担を抑えることがで
きるすなわち、簡単な処理により通信品質を良好に保つ
ことができる。さらに、目標SIRは通信品質に直接関
わるパラメータであるので、目標SIRを指標として用
いることにより、効果的に通信品質を良好に保つことが
できる。
【0070】また、本発明者らは、通信品質の劣化を検
出するための指標として、他の通信システムからの影響
を用いることにも着目した。この場合には、他の通信シ
ステムからの影響を検出するために、逆拡散処理に用い
る相関器の出力(ピーク)を観測することになる。とこ
ろが、相関器の出力においてピークを検出したとして
も、これが希望信号の遅延波によるものであるか他ユー
ザの送信信号によるものであるのかを判断することがで
きない。よって、最終的には、BER等の通信品質が必
要となるということを見出した。
【0071】なお、図1および図2においては、1ユー
ザの構成のみを示しているが、複数ユーザに対応するこ
とが可能であることはいうまでもない。
【0072】さらに、本実施の形態においては、基地局
装置が通信品質に基づいて拡散符号を選択する場合を例
にとり説明したが、本発明は、これに限定されず、通信
端末装置が通信品質に基づいて拡散符号を選択する場合
についても適用可能なものである。
【0073】(実施の形態2)本実施の形態では、通信
端末装置と基地局装置との間で送信電力制御を行う符号
拡散多元接続無線通信システムにおいて、基地局装置に
より設定される目標SIR値に基づいて、干渉除去装置
を運用する場合について説明する。
【0074】図5は、本発明の実施の形態2にかかる無
線通信装置を備えた基地局装置の構成を示すブロック図
である。なお、図5における実施の形態1(図1)と同
一の構成については、図1におけるものと同一の符号を
付して、その詳細な説明を省略する。
【0075】図5を参照するに、目標SIR比較部11
6においては、実施の形態1と同様に、目標SIR保持
部110により保持された目標SIR値と、目標SIR
値閾値保持部115に保持されている閾値との比較がな
される。この比較の結果は干渉除去装置501に送られ
る。
【0076】干渉除去装置501では、目標SIR比較
部116からの比較の結果に基づいて、無線受信部10
3からの所定の処理後の受信信号に対する干渉除去処理
がなされる。すなわち、目標SIR値が閾値以下である
(すなわち通信品質がよい)場合には、受信信号に対す
る干渉除去処理はなされない。この場合には、無線受信
部103からの受信信号は、実施の形態1と同様に、逆
拡散部104に送られる。
【0077】逆に、目標SIR値が閾値より大きい(す
なわち通信品質が悪い)場合には、受信信号に対する干
渉除去処理がなされる。この場合には、無線受信部10
3からの受信信号は、逆拡散部104ではなく干渉除去
装置501に送られる。干渉除去装置501により干渉
除去処理された受信信号は、復調部106に送られる。
この干渉除去装置501について図6を参照して説明す
る。
【0078】図6は、本発明の実施の形態2にかかる無
線通信装置を備えた基地局装置における干渉除去装置の
構成の一例を示す模式図である。図6を参照するに、入
力信号(無線受信部103からの受信信号)は、遅延部
601によりバッファリングされる一方、逆拡散部60
2により各パスごとに逆拡散され、さらに回線推定部6
03により回線推定がなされる。
【0079】逆拡散された各パス毎の受信信号は加算部
604により合成される。加算部604により合成され
た信号は、仮判定部605によりシンボルの仮判定がな
される。仮判定されたシンボルは、乗算部606におい
て回線推定値が乗算され、再拡散部607により再拡散
されレプリカ信号として、遅延部601によりバッファ
リングされている受信信号から除去される。また、再拡
散されたレプリカ信号はレプリカバッファ608に蓄積
される。
【0080】レプリカ信号除去後の受信信号は再び入力
信号とされ、この入力信号は、前段において作成された
レプリカ信号と加算された後、上記と同様に逆拡散、仮
判定およびレプリカ生成がなされる。
【0081】以上の処理を繰り返すことにより、自信号
を精度よく取り出し、復調を精度よく行うことができ
る。なお、図6に示す干渉除去装置は一例であり、その
他の方式の干渉除去装置を用いることも可能である。例
えば、複数ユーザの信号に対して干渉除去を行う装置を
用いてもよい。
【0082】このように、本実施の形態によれば、目標
SIRを用いて通信品質を検出し、検出した通信品質に
基づいて、受信信号に対する干渉除去処理を行うことに
より、逆拡散処理により得られる信号における他ユーザ
からの送信信号による干渉等を軽減できるので、通信品
質を良好に保つことができる。
【0083】なお、本実施の形態においては、基地局装
置が通信品質に基づいて受信信号に対する干渉除去処理
を行う場合を例にとり説明したが、本発明は、これに限
定されず、通信端末装置が通信品質に基づいて受信信号
に対する干渉除去処理を行う場合についても適用可能な
ものである。
【0084】(実施の形態3)本実施の形態では、通信
端末装置と基地局装置との間で送信電力制御を行う符号
拡散多元接続無線通信システムにおいて、基地局装置に
より設定される目標SIR値に基づいて、通信に用いる
拡散符号の変更または干渉除去装置の運用を行う場合に
ついて説明する。
【0085】図7は、本発明の実施の形態3にかかる無
線通信装置を備えた基地局装置の構成を示すブロック図
である。なお、図7における実施の形態1(図1)また
は実施の形態2(図5)と同一の構成については、図1
または図2におけるものと同一の符号を付して、その詳
細な説明を省略する。図8は、本発明の実施の形態3に
かかる無線通信装置を備えた基地局装置の動作を示すフ
ロー図である。
【0086】図7および図8を参照するに、ST801
では、目標SIR値が取得される。ST802では、目
標SIR値と閾値との比較がなされる。目標SIR値が
閾値以下である場合(通信品質がよい場合)には、処理
は終了する。目標SIR値が閾値より大きい場合(通信
品質が悪い場合)には、処理はST803へ移行する。
【0087】ST803では、まず、現在の拡散符号と
同じ拡散率(符号長)の拡散符号が使用可能であるかの
判定がなされる。上記拡散符号が使用可能である場合に
は処理はST804へ移行する。
【0088】次に、上記拡散符号が使用不可能である場
合には、現在の拡散符号より符号長の長い拡散符号が使
用可能であるかの判定がなされる。上記拡散符号が使用
可能である場合には、処理はST804へ移行する。上
記拡散符号が使用不可能である場合、または、上記拡散
符号は使用可能であるが伝送速度の低下が許容されない
場合には、処理はST805へ移行する。
【0089】ST804では、拡散符号選択部117に
より、実施の形態1で説明したような拡散符号の設定が
なされる。ST805では、干渉除去装置501により
実施の形態2で説明したような干渉除去処理がなされ
る。
【0090】このように、本実施の形態によれば、目標
SIRを用いて通信品質を検出し、検出した通信品質に
基づいて、拡散処理に用いる拡散符号を変更することに
より、逆拡散処理により得られる信号における他ユーザ
からの送信信号による干渉等を回避できるので、通信品
質を良好に保つことができる。さらに、拡散処理に用い
る拡散符号を変更することができない場合、または、変
更することができても伝送速度の低下が許容されない場
合には、受信信号に対する干渉除去処理を行うことによ
り、逆拡散処理により得られる信号における他ユーザか
らの送信信号による干渉等を軽減できるので、通信品質
を良好に保つことができる。
【0091】なお、本実施の形態においては、基地局装
置が通信品質に基づいて拡散符号の設定または受信信号
に対する干渉除去処理を行う場合を例にとり説明した
が、本発明は、これに限定されず、通信端末装置が通信
品質に基づいて拡散符号の設定または受信信号に対する
干渉除去処理を行う場合についても適用可能なものであ
る。
【0092】(実施の形態4)本実施の形態では、通信
端末装置と基地局装置との間で送信電力制御を行う符号
拡散多元接続無線通信システムにおいて、基地局装置に
より設定される目標SIR値に基づいて、伝送レートを
変更する場合について説明する。
【0093】図9は、本発明の実施の形態4にかかる無
線通信装置を備えた基地局装置の構成を示すブロック図
である。なお、図9における実施の形態1(図1)と同
一の構成については、図1におけるものと同一の符号を
付して、その詳細な説明を省略する。
【0094】図9を参照するに、目標SIR比較部11
6においては、実施の形態1と同様に、目標SIR保持
部110により保持された目標SIR値と、目標SIR
値閾値保持部115に保持されている閾値との比較がな
される。この比較の結果は伝送レート選択部901に送
られる。
【0095】伝送レート選択部901では、目標SIR
比較部116からの比較の結果に基づいて、伝送レート
の選択がなされる。すなわち、目標SIR値が閾値以下
である(すなわち通信品質がよい)場合には、通常値の
伝送レートが選択される。逆に、目標SIR値が閾値よ
り大きい場合には、通常値を低減させた伝送レートが選
択される。選択された伝送レートに関する情報(伝送レ
ート情報)は、フレーム構成部111および後述する逆
拡散部902に送られる。
【0096】フレーム構成部111において、上述した
SIR比較部109からの送信電力制御情報、および、
上述した伝送レート選択部901からの伝送レート情報
が、情報信号に付加されることにより、送信情報が生成
される。
【0097】逆拡散部902においては、伝送レート選
択部901からの伝送レート情報に基づいて伝送レート
が認識される。さらに、認識された伝送レートに応じた
拡散符号を用いた拡散処理がなされる。すなわち、伝送
レートが低減された場合には、符号長の長い拡散符号を
用いた逆拡散処理がなされる。
【0098】図10は、本発明の実施の形態4にかかる
無線通信装置を備えた通信端末装置の構成を示すブロッ
ク図である。なお、図10における実施の形態1(図
2)と同一の構成については、図2におけるものと同一
の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0099】図10を参照するに、伝送レート情報抽出
部1001において、復調部206からの受信データを
用いて、伝送レート情報の抽出がなされる。抽出された
伝送レート情報は、伝送レート制御部1002および拡
散符号選択部1003に送られる。
【0100】伝送レート制御部1002において、伝送
レート情報抽出部1001からの伝送レート情報に基づ
いて、上述した基地局装置により指示された伝送レート
が認識される。この認識の結果に基づいて、変調部20
9に対する伝送レートについての制御がなされる。すな
わち、伝送レートが低減された場合には、符号長の長い
拡散符号を用いた逆拡散処理がなされる。
【0101】拡散符号選択部1003において、伝送レ
ート情報抽出部1001からの伝送レート情報に基づい
て、上述した基地局装置により指示された伝送レートが
認識される。この認識の結果に基づいて、拡散部210
に対して、拡散処理に用いるべき拡散符号の指示がなさ
れる。すなわち、拡散部210に対して、伝送レートに
応じた拡散符号(伝送レートが低減された場合には符号
長の長い拡散符号)を用いる旨の指示がなされる。
【0102】以上のように、目標SIRが閾値より大き
い場合(通信品質が悪い場合)には、情報の伝送レート
を低減するとともに、用いる拡散符号を符号長が長く拡
散率の高い拡散符号に変更する。この結果として、逆拡
散部902における変更後の拡散符号は、符号長の長い
拡散符号となるので、希望信号以外の信号に相関を持つ
可能性が低くなるととに干渉除去能力が高いものとな
る。これにより、逆拡散部902の逆拡散処理により得
られる信号は、良好なものとなる。さらに、拡散部21
0における拡散符号が符号長の長いものにできることに
より、無線送信部211における送信電力を小さくでき
る。これにより、通信端末装置が他ユーザに与える干渉
を低減することができる。
【0103】このように、本実施の形態によれば、目標
SIRを用いて通信品質を検出し、検出した通信品質に
基づいて、伝送レートおよび拡散符号を変更することに
より、逆拡散処理により得られる信号における他ユーザ
からの送信信号による干渉等を回避できるとともに、他
ユーザに対する干渉を低減することができるので、通信
品質を良好に保つことができる。
【0104】なお、本実施の形態においては、基地局装
置が通信品質に基づいて伝送レートの設定を行う場合を
例にとり説明したが、本発明は、これに限定されず、通
信端末装置が通信品質に基づいて伝送レートの設定を行
う場合についても適用可能なものである。
【0105】(実施の形態5)本実施の形態では、通信
端末装置と基地局装置との間で送信電力制御を行う符号
拡散多元接続無線通信システムにおいて、基地局装置に
より設定される目標SIR値に基づいて、誤り訂正処理
を行う場合について説明する。
【0106】図11は、本発明の実施の形態5にかかる
無線通信装置を備えた基地局装置の構成を示すブロック
図である。なお、図11における実施の形態1(図1)
と同様の構成については、図1におけるもの同一の符号
を付して、その詳細な説明を省略する。
【0107】図11を参照するに、復調部106により
得られた受信データは、誤り訂正復号部1101により
誤り訂正復号がなされる。誤り訂正復号がなされた受信
データは、上述した通信品質計測部108に送られる。
なお、誤り訂正復号部1101により用いられる誤り訂
正符号は、後述する誤り訂正符号選択部1102により
選択されるものである。
【0108】目標SIR比較部116においては、実施
の形態1と同様に、目標SIR保持部110により保持
された目標SIR値と、目標SIR値閾値保持部115
に保持されている閾値との比較がなされる。この比較の
結果は誤り訂正符号選択部1102に送られる。
【0109】誤り訂正符号選択部1102では、目標S
IR比較部116からの比較の結果に基づいて、通信端
末装置が用いるべき誤り訂正符号が選択される。すなわ
ち、目標SIR値が閾値以下である(すなわち通信品質
がよい)場合には、通信端末装置が用いるべき拡散符号
として、通常の誤り訂正符号(例えば畳み込み符号)が
選択される。逆に、目標SIR値が閾値より大きい(す
なわち通信品質が悪い)場合には、通信端末装置が用い
るべき誤り訂正符号として、通常の誤り訂正符号よりも
誤り訂正能力の高い誤り訂正符号(例えばTurbo符
号)が選択される。設定された誤り訂正符号に関する情
報(誤り訂正符号情報)は、フレーム構成部111およ
び誤り訂正復号部1101に送られる。
【0110】フレーム構成部111において、上述した
SIR比較部109からの送信電力制御情報、および、
上述した誤り訂正符号選択部1102からの誤り訂正符
号情報が、情報信号に付加されることにより、送信情報
が生成される。
【0111】なお、RAKE合成部105によりRAK
E合成された信号に対して誤り訂正復号を行うことによ
り、最終的に復調結果を得るような誤り訂正方式を用い
ることも可能である。
【0112】図12は、本発明の実施の形態5にかかる
無線通信装置を備えた通信端末装置の構成を示すブロッ
ク図である。なお、図12における実施の形態1(図
2)と同様の構成については、図2におけるものと同一
の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0113】図12を参照するに、誤り訂正符号情報抽
出部1201において、復調部206からの受信データ
を用いて、誤り訂正符号情報の抽出がなされる。抽出さ
れた誤り訂正符号情報は、誤り訂正符号化部1202に
送られる。
【0114】誤り訂正符号化部1202では、誤り訂正
符号情報抽出部1201からの誤り訂正情報に基づい
て、基地局装置により選択された誤り訂正符号が認識さ
れる。さらに、送信情報に対して、この認識された誤り
訂正符号を用いた誤り訂正符号化がなされる。誤り訂正
符号化がなされた送信情報は、変調部210に送られ
る。
【0115】このように、本実施の形態によれば、目標
SIRを用いて通信品質を検出し、検出した通信品質に
基づいて、誤り訂正符号を設定することにより、逆拡散
処理により得られる信号における他ユーザからの送信信
号による干渉等を軽減できるので、通信品質を良好に保
つことができる。
【0116】なお、本実施の形態においては、基地局装
置が通信品質に基づいて誤り訂正符号を設定する場合を
例にとり説明したが、本発明は、これに限定されず、通
信端末装置が通信品質に基づいて誤り訂正符号を設定す
る場合についても適用可能なものである。
【0117】(実施の形態6)本実施の形態では、通信
端末装置と基地局装置との間で送信電力制御を行う符号
拡散多元接続無線通信システムにおいて、基地局装置に
より設定される目標SIR値に基づいて、誤り訂正処理
を行うとともに誤り訂正復号処理における繰り返し数を
変化させる場合について説明する。
【0118】図15は、本発明の実施の形態6にかかる
無線通信装置を備えた基地局装置の構成を示すブロック
図である。なお、図15における実施の形態5(図1
1)と同様の構成については、図11におけるものと同
一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0119】図15を参照するに、誤り訂正符号復号制
御部1501においては、まず、実施の形態5の誤り訂
正符号選択部1102におけるものと同様の処理がなさ
れる。さらに、目標SIR比較部116からの比較の結
果に基づいて、誤り訂正復号における繰り返し数が設定
される。具体的には、目標SIR値が低い場合には繰り
返し数は低い値(例えば6等)に設定され、目標SIR
値が高い場合には繰り返し数は高い値(例えば10等)
に設定される。なお、誤り訂正復号時の繰り返し数を多
くするほど復号特性が良好なものになることはいうまで
もない。このように設定された繰り返し数は、誤り訂正
復号部1502に送られる。
【0120】誤り訂正符号選択部1102では、実施の
形態5と同様に、目標SIR比較部116からの比較の
結果に基づいて、通信端末装置が用いるべき誤り訂正符
号が選択される。さらに、本実施の形態においては、誤
り訂正符号復号制御部1501からの繰り返し数だけ誤
り訂正復号がなされる。
【0121】なお、以上のような誤り訂正復号の繰り返
し数の制御は、目標SIR値が閾値より大きい場合(通
信品質が悪い場合)だけでなく、目標SIR値が閾値以
下である場合にも、行うことが可能であることはいうま
でもない。
【0122】このように、本実施の形態によれば、目標
SIRを用いて通信品質を検出し、検出した通信品質に
基づいて、誤り訂正符号を設定することにより、逆拡散
処理により得られる信号における他ユーザからの送信信
号による干渉等を軽減できるので、通信品質を良好に保
つことができる。さらに、検出した通信品質に基づい
て、誤り訂正復号時における繰り返し数を変化させるこ
とにより、さらに通信品質を良好に保つことができる。
【0123】なお、本実施の形態においては、基地局装
置が通信品質に基づいて誤り訂正復号時における繰り返
し数を変更する場合を例にとり説明したが、本発明は、
これに限定されず、通信端末装置が通信品質に基づいて
誤り訂正復号における繰り返し数を変化させる場合につ
いても適用可能なものである。
【0124】(実施の形態7)本実施の形態では、通信
端末装置と基地局装置との間で送信電力制御を行う符号
拡散多元接続無線通信システムにおいて、基地局装置に
より設定される目標SIR値に基づいて、通信に用いる
拡散符号の変更または誤り訂正符号の変更を行う場合に
ついて説明する。
【0125】図13は、本発明の実施の形態7にかかる
無線通信装置を備えた基地局装置の構成を示すブロック
図である。なお、図13における実施の形態1(図1)
または実施の形態5(図11)と同一の構成について
は、図1または図11におけるものと同一の符号を付し
て、その詳細な説明を省略する。図14は、本発明の実
施の形態7にかかる無線通信装置を備えた基地局装置の
動作を示すフロー図である。
【0126】図13および図14を参照するに、ST1
401では、目標SIR値が取得される。ST1402
では、目標SIR値と閾値との比較がなされる。目標S
IR値が閾値以下である場合(通信品質がよい場合)に
は、処理は終了する。目標SIR値が閾値より大きい場
合(通信品質が悪い場合)には、処理はST1403へ
移行する。
【0127】ST1403では、まず、現在の拡散符号
と同じ拡散率(符号長)の拡散符号が使用可能であるか
の判定がなされる。上記拡散符号が使用可能である場合
には処理はST1404へ移行する。
【0128】次に、上記拡散符号が使用不可能である場
合には、現在の拡散符号より符号長の長い拡散符号が使
用可能であるかの判定がなされる。上記拡散符号が使用
可能である場合には、処理はST1404へ移行する。
上記拡散符号が使用不可能である場合、または、上記拡
散符号は使用可能であるが伝送速度の低下が許容されな
い場合には、処理はST1405へ移行する。
【0129】ST1404では、拡散符号選択部117
により、実施の形態1で説明したような拡散符号の設定
がなされる。ST1405では、実施の形態5で説明し
たように、誤り訂正符号選択部1102により誤り訂正
符号の選択がなされる。
【0130】このように、本実施の形態によれば、目標
SIRを用いて通信品質を検出し、検出した通信品質に
基づいて、拡散処理に用いる拡散符号を変更することに
より、逆拡散処理により得られる信号における他ユーザ
からの送信信号による干渉等を回避できるので、通信品
質を良好に保つことができる。さらに、拡散処理に用い
る拡散符号を変更することができない場合、または、変
更することができても伝送速度の低下が許容されない場
合には、検出した通信品質に基づいて、誤り訂正符号を
設定することにより、逆拡散処理により得られる信号に
おける他ユーザからの送信信号による干渉等を軽減でき
るので、通信品質を良好に保つことができる。
【0131】なお、本実施の形態においては、基地局装
置が通信品質に基づいて拡散符号の変更または誤り訂正
符号の変更を行う場合を例にとり説明したが、本発明
は、これに限定されず、通信端末装置が通信品質に基づ
いて拡散符号の変更または誤り訂正符号の変更を行う場
合についても適用可能なものである。
【0132】また、上述した実施の形態1から実施の形
態7において説明した無線通信装置は、それぞれ相互に
組み合わせることが可能なものである。
【0133】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡単な処理により通信品質を良好に保つ無線通信装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかる無線通信装置を
備えた基地局装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1にかかる無線通信装置を
備えた通信端末装置の構成を示すブロック図
【図3】直交可変拡散率符号の符号木の一例を示す模式
【図4】本発明の実施の形態1にかかる無線通信装置を
備えた基地局装置の動作を示すフロー図
【図5】本発明の実施の形態2にかかる無線通信装置を
備えた基地局装置の構成を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態2にかかる無線通信装置を
備えた基地局装置における干渉除去装置の構成の一例を
示す模式図
【図7】本発明の実施の形態3にかかる無線通信装置を
備えた基地局装置の構成を示すブロック図
【図8】本発明の実施の形態3にかかる無線通信装置を
備えた基地局装置の動作を示すフロー図
【図9】本発明の実施の形態4にかかる無線通信装置を
備えた基地局装置の構成を示すブロック図
【図10】本発明の実施の形態4にかかる無線通信装置
を備えた通信端末装置の構成を示すブロック図
【図11】本発明の実施の形態5にかかる無線通信装置
を備えた基地局装置の構成を示すブロック図
【図12】本発明の実施の形態5にかかる無線通信装置
を備えた通信端末装置の構成を示すブロック図
【図13】本発明の実施の形態7にかかる無線通信装置
を備えた基地局装置の構成を示すブロック図
【図14】本発明の実施の形態7にかかる無線通信装置
を備えた基地局装置の動作を示すフロー図
【図15】本発明の実施の形態6にかかる無線通信装置
を備えた基地局装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
104,902 逆拡散部 106,206 復調部 108 通信品質計測部 110 目標SIR値保持部 111 フレーム構成部 115 目標SIR値閾値保持部 116 目標SIR比較部 117 拡散符号選択部 207 拡散符号情報抽出部 208 拡散符号選択部 210 拡散部 501 干渉除去装置 901 伝送レート選択部 1001 伝送レート情報抽出部 1101 誤り訂正復号部 1102 誤り訂正符号選択部 1201 誤り訂正符号情報抽出部 1202 誤り訂正符号化部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−200282(JP,A) 特開 平11−252054(JP,A) 特開 平10−145282(JP,A) 特開 平5−207076(JP,A) 特開 平7−66770(JP,A) 特開2000−49663(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信相手から送信された信号を復調した
    信号の品質に基づいて目標SIR値を設定する設定手段
    と、 設定された目標SIR値と所定の閾値との比較を行う比
    較手段と、 前記比較手段の結果に基づいて、拡散符号、伝送レー
    ト、誤り訂正符号の少なくとも一つを変更する変更手段
    と、 変更された内容を示す情報を付加した送信信号を前記通
    信相手に対して送信する送信手段と、 を具備することを特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 前記変更手段によって変更された内容で
    通信相手から送信された信号の受信処理を行う受信処理
    手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の無線
    通信装置。
  3. 【請求項3】 前記受信処理手段は、前記比較手段の結
    果に基づいて、通信相手から送信された信号に対する干
    渉除去処理を行うことを特徴とする請求項に記載の無
    線通信装置。
  4. 【請求項4】 前記受信処理手段は、設定された目標S
    IR値に基づいて誤り訂正復号処理の繰り返し数を設定
    し、設定した繰り返し数に従って、通信相手から送信さ
    れた信号に対する誤り訂正復号処理を行うことを特徴と
    する請求項2又は請求項3に記載の無線通信装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の無線通信装置により送信された信号を用いて、拡散符
    号、伝送レート、誤り訂正符号のうち少なくとも一つに
    ついて変更された内容を示す情報を抽出する抽出手段
    と、 抽出された情報に基づいて送信信号を形成し、前記無線
    通信装置に送信する送信手段と、 を具備することを特徴とする 無線通信装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
    の無線通信装置を備えたことを特徴とする無線通信端末
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
    の無線通信装置を備えたことを特徴とする基地局装置。
  8. 【請求項8】 通信相手から送信された信号を復調した
    信号の品質に基づいて設定された目標SIR値と所定の
    閾値との比較結果から、拡散符号、伝送レート、誤り訂
    正符号の少なくとも一つを変更し、変更した内容を示す
    情報を付加した送信信号を前記通信相手に対して送信す
    ることを特徴とする無線通信方法。
JP2000094662A 2000-03-30 2000-03-30 無線通信装置および無線通信方法 Expired - Fee Related JP3437524B2 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000094662A JP3437524B2 (ja) 2000-03-30 2000-03-30 無線通信装置および無線通信方法
KR10-2001-7015311A KR100445492B1 (ko) 2000-03-30 2001-03-08 무선 통신 장치 및 그 방법, 무선 통신 단말 장치, 및 기지국 장치
CNB018007392A CN1175595C (zh) 2000-03-30 2001-03-08 无线通信装置和无线通信方法
AU41062/01A AU4106201A (en) 2000-03-30 2001-03-08 Radio communication apparatus and radio communication method
US09/979,718 US20020160721A1 (en) 2000-03-30 2001-03-08 Radio communication apparatus and radio communication method
CA 2375031 CA2375031A1 (en) 2000-03-30 2001-03-08 Radio communication apparatus and radio communication method
EP01912182A EP1182803A4 (en) 2000-03-30 2001-03-08 DEVICE AND METHOD FOR RADIO COMMUNICATION
PCT/JP2001/001806 WO2001076103A1 (fr) 2000-03-30 2001-03-08 Appareil de communication radio et procede de communication radio
BR0105567A BR0105567A (pt) 2000-03-30 2001-03-08 Aparelho de comunicação de rádio e método de comunicação de rádio

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000094662A JP3437524B2 (ja) 2000-03-30 2000-03-30 無線通信装置および無線通信方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001285180A JP2001285180A (ja) 2001-10-12
JP3437524B2 true JP3437524B2 (ja) 2003-08-18

Family

ID=18609686

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000094662A Expired - Fee Related JP3437524B2 (ja) 2000-03-30 2000-03-30 無線通信装置および無線通信方法

Country Status (9)

Country Link
US (1) US20020160721A1 (ja)
EP (1) EP1182803A4 (ja)
JP (1) JP3437524B2 (ja)
KR (1) KR100445492B1 (ja)
CN (1) CN1175595C (ja)
AU (1) AU4106201A (ja)
BR (1) BR0105567A (ja)
CA (1) CA2375031A1 (ja)
WO (1) WO2001076103A1 (ja)

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2381422A (en) * 2001-10-24 2003-04-30 Ipwireless Inc Code division multiple access receiver
US20030114179A1 (en) * 2001-12-17 2003-06-19 D.S.P.C. Technologies Ltd. Method and apparatus for generating a quality measure target value based on channel conditions
US7280842B2 (en) * 2001-12-17 2007-10-09 Marvell International Ltd. Wireless communication device and method for communicating in site selection diversity mode
US7068615B2 (en) 2002-01-09 2006-06-27 The Boeing Company Adaptable forward link data rates in communications systems for mobile platforms
JP2003309875A (ja) * 2002-04-16 2003-10-31 Ntt Docomo Inc 移動通信システム、無線制御局、基地局、移動局および移動通信システムにおける無線リソースの割当制御方法
JP3588087B2 (ja) * 2002-04-19 2004-11-10 松下電器産業株式会社 Sir測定装置および方法
JP3583414B2 (ja) * 2002-11-14 2004-11-04 松下電器産業株式会社 Cdma送信装置およびcdma受信装置
US7515883B1 (en) 2002-12-16 2009-04-07 Marvell D.S.P.C. Ltd. Wireless communication device and method for communicating in site selection diversity mode
US7945280B2 (en) 2003-02-20 2011-05-17 Fujitsu Limited Radio channel control method and receiving apparatus
WO2004084479A1 (en) * 2003-03-17 2004-09-30 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Dual loop signal quality based link adaptation
CN1295938C (zh) * 2003-03-27 2007-01-17 乐金电子(中国)研究开发中心有限公司 一种检测信道中的扩频码的方法
FR2871312B1 (fr) * 2004-06-03 2006-08-11 St Microelectronics Sa Modulation de charge dans un transpondeur electromagnetique
JP4305341B2 (ja) * 2004-09-09 2009-07-29 富士通株式会社 無線通信装置、無線基地局、無線基地局制御装置、送信電力制御方法
KR100704113B1 (ko) * 2005-01-07 2007-04-05 에스케이 텔레콤주식회사 CDMA2000 1x-EVDO망의 전파환경 측정장치 및방법
US7729411B2 (en) * 2005-04-27 2010-06-01 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Joint detector in a code division multiple access radio receiver
US20100246640A9 (en) * 2007-05-01 2010-09-30 Arkady Molev-Shteiman Feedback of decoded data characteristics
JP2008109713A (ja) * 2008-01-07 2008-05-08 Fujitsu Ltd 無線チャネル制御方法、送信装置及び受信装置
JP5423364B2 (ja) * 2009-12-08 2014-02-19 日本電気株式会社 無線基地局、送信電力制御方法およびプログラム
US9832799B2 (en) * 2013-02-19 2017-11-28 Kyocera Corporation Mobile communication system, user terminal, and base station
US9930114B2 (en) * 2014-10-28 2018-03-27 Empire Technology Development Llc Code-division-multiple-access (CDMA)-based network coding for massive memory servers
US9887716B2 (en) * 2014-12-18 2018-02-06 Intel Corporation Interference cancelation
WO2018170847A1 (en) * 2017-03-23 2018-09-27 Qualcomm Incorporated Techniques and apparatuses for reducing false acceptance rate for coded communication blocks without cyclic redundancy checks
JP7172710B2 (ja) * 2019-02-21 2022-11-16 三菱電機株式会社 無線通信システムおよび無線通信装置

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05207076A (ja) * 1991-11-25 1993-08-13 Nec Corp 受信機
JP3227034B2 (ja) * 1993-08-27 2001-11-12 アルパイン株式会社 Fm多重データ復調方法
US5822318A (en) * 1994-07-29 1998-10-13 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for controlling power in a variable rate communication system
WO1996026451A1 (en) * 1995-02-24 1996-08-29 Advantest Corporation Bit error measuring instrument
JP3640324B2 (ja) * 1996-01-16 2005-04-20 株式会社日立国際電気 Tdd用適応変調方式送受信機
JPH09321665A (ja) * 1996-05-24 1997-12-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 送受信装置
US5920552A (en) * 1996-05-30 1999-07-06 Lucent Technologies, Inc. Variable rate coding for wireless applications
JPH10145282A (ja) * 1996-11-12 1998-05-29 N T T Ido Tsushinmo Kk Ds−cdma伝送方式
FI964707A (fi) * 1996-11-26 1998-05-27 Nokia Telecommunications Oy Menetelmä kuormituksen kontrolloimiseksi ja radiojärjestelmä
JP3355295B2 (ja) * 1997-11-13 2002-12-09 松下電器産業株式会社 送信電力制御方法及び送受信装置
US6009553A (en) * 1997-12-15 1999-12-28 The Whitaker Corporation Adaptive error correction for a communications link
JP2000049663A (ja) * 1998-04-17 2000-02-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線通信装置及び伝送レ―ト制御方法
ES2184430T3 (es) * 1998-04-17 2003-04-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd Dispositivo de comunicacion por radio y procedimiento que permite ajustar la velocidad de transmision.
US6654608B1 (en) * 1999-04-27 2003-11-25 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Tailored power levels at handoff and call setup
US6621808B1 (en) * 1999-08-13 2003-09-16 International Business Machines Corporation Adaptive power control based on a rake receiver configuration in wideband CDMA cellular systems (WCDMA) and methods of operation
US6434191B1 (en) * 1999-09-30 2002-08-13 Telcordia Technologies, Inc. Adaptive layered coding for voice over wireless IP applications

Also Published As

Publication number Publication date
BR0105567A (pt) 2002-03-19
EP1182803A4 (en) 2003-10-15
WO2001076103A1 (fr) 2001-10-11
KR100445492B1 (ko) 2004-08-21
EP1182803A1 (en) 2002-02-27
AU4106201A (en) 2001-10-15
KR20020015692A (ko) 2002-02-28
CA2375031A1 (en) 2001-10-11
CN1175595C (zh) 2004-11-10
CN1365551A (zh) 2002-08-21
JP2001285180A (ja) 2001-10-12
US20020160721A1 (en) 2002-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3437524B2 (ja) 無線通信装置および無線通信方法
KR100784739B1 (ko) 신호추정을 이용한 cdma 다중접속간섭상쇄
AU736358B2 (en) Subscriber unit for CDMA wireless communication system
JP4559002B2 (ja) レイク受信機における相関タイミングを選択する装置及び方法
CN1081408C (zh) 确定cdma无线电接收机中加权系数的方法
JP3786422B2 (ja) 符号化通信信号を識別する方法および装置
JP4653917B2 (ja) 直交送信ダイバーシティ信号の品質を測定し調整するための方法とシステム
EP0949766A2 (en) Multi-user receiving apparatus with parallel interference cancellation
EP1569355A2 (en) Interference cancellation in a CDMA receiver
US6904081B2 (en) Spread spectrum receiver apparatus and method
WO2001073976A1 (fr) Dispositif et procede de commande de puissance d'emission
JP4681180B2 (ja) Cdma信号成分の処理方法
US20060045170A1 (en) Apparatus and method for canceling interference in a single antenna 1xEV-DV mobile station
US20060120436A1 (en) Wireless communication system for determining the number of operation stages of interference canceller
EP0988706A1 (en) Reception method and receiver
TW200300635A (en) Methods and communications terminals for increasing capacity CDMA communications networks
US7450556B2 (en) Method and apparatus estimating cell interference and noise for CDMA packet data channels
JP2002232327A (ja) 受信装置に用いるパス選択方法および回路
JP2002152176A (ja) Cdma受信機の干渉軽減方法及び装置
US7586980B2 (en) Apparatus for coherent combining type demodulation in communication system and method thereof
JP2000278759A (ja) 送信タイミング制御装置
EP1093237A2 (en) Improvements in or relating to wireless communication systems
US20030123523A1 (en) Practical M-ary demodulator and method of operation for use in a CDMA wireless network base station
JP2002016587A (ja) 受信方法及び受信装置
JP2001177444A (ja) 無線ネットワークにおける逆リンクエネルギー評価の方法および装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees