JP2000138649A - Cdma復調器において多重整合フィルタpnベクトルを発生するための方法および装置 - Google Patents

Cdma復調器において多重整合フィルタpnベクトルを発生するための方法および装置

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 整合フィルタPNベクトルとして、疑似ラン
ダム・ノイズPNシーケンスを発生するベクトル・ゼネ
レータを提供する。 【解決手段】 64チップのシーケンスのようなデータ
記号周期程度のチップ長を持つ整合フィルタPNベクト
ルは、ローカルPNコード・シーケンスの周期と比較す
ると、短い周期で発生する。ローカルPNコード・シー
ケンスの状態は、ローカルPNコード・シーケンスから
周期的に捕捉され、クロック速度がもっと速いPNコー
ド・シーケンスを発生するPNゼネレータにより使用さ
れる。従って、ローカルPNコード・シーケンスに先だ
って、一連のオフセットPNコード・シーケンスが発生
する。一つまたは並列のオフセット・マスキングと一緒
に、必要な整合フィルタPNベクトルをローカルPNコ
ード・シーケンスの周期と比較すると、短い周期で、オ
フセットPNコード・シーケンスから発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDMA復調器に
おいて高速多重相関チェック用の多重PN整合フィルタ
・ベクトルの発生に関する。
【0002】
【従来の技術、及び、発明が解決しようとする課題】い
くつかの符号分割多元接続(CDMA)規格が提案され
てきたが、その中の一つにセルラーホン用のIS−95
規格がある。多くのCDMAシステムの場合と同様に、
IS−95は、基地局およびデータまたはメッセージ用
のパイロット・チャネルと、基地局およびユーザが通信
に使用するチャネルの両方を使用する。基地局および基
地局と通信しているユーザは、それぞれ、チャネルのス
ペクトル拡散「スプレッディング」用の、疑似ノイズ
(PN)コード・シーケンスとも呼ばれる、割り当てら
れた疑似ランダム・シーケンスを使用する。割当PNコ
ード・シーケンスは、所定の数のビットのシーケンスで
ある。各ユーザのトランシーバの場合、PNコード・シ
ーケンスは、トランシーバが送信するデータをスプレッ
ディングし、トランシーバが受信するデータをデスプレ
ッディングするために使用される。PNコード・シーケ
ンスは、同相(I)チャネルおよび直角位相(Q)チャ
ネルの両方に使用されるが、このシーケンスは、既知の
数のビットを持ち、所定のクロック速度で送信される。
【0003】PNコード・シーケンスの各ビット周期、
または位相遷移は、各データ記号のビット周期の一部で
あるチップであると定義される。従って、PNコード・
シーケンスは、周波数、データの周波数スペクトルを
「スプレッディング」するためにデータ・シーケンスと
結合される。例えば、IS−95の場合には、64チッ
プが一つのデータ記号を表わす。パイロット・チャネル
および各ユーザにも、異なるウォルシュ・コードが割り
当てられ、このウォルシュ・コードは、各拡散チャネル
信号を直角にするために、拡散チャネルと結合される。
パイロット・チャネルには、すべてがゼロのウォルシュ
・コードが割り当てられる。IおよびQチャネルのPN
コード・シーケンスと、ゼロ・ウォルシュ・コードとを
排他的OR結合しても、パイロット・チャネルのPNコ
ード・シーケンスは変化しない。パイロット・チャネル
を通しては、データ記号もスプレッディングされない
し、送信もされない。
【0004】信号が送信された時間を決定するために、
また送信信号の受信と処理とを同期させるために、IS
−95は、例えば、標本化された受信信号を含むIS−
95のパイロット・エポックのようなPNコード・シー
ケンスの既知の部分と相関関係をもつフィンガーを探索
するように指定する。パイロット・エポックは、その間
に、パイロット信号の疑似ノイズ(PN)コード・シー
ケンスが反復される時間的間隔である。IS−95のパ
イロット・エポックの既知の部分は、ロールオーバ状態
の次のI位相およびQ位相PNシーケンス・ゼネレータ
からの最初の64チップの出力である。パイロット・エ
ポックの最初の部分は、ロールオーバ状態で、I位相の
サンプル・シーケンスPNゼネレータおよびQ位相のサ
ンプル・シーケンスPNゼネレータが、PNコード・ゼ
ネレータのすべてのレジスタ・ステージ内に同じ論理値
を持つ状態にある。IS−95システムは、PNコード
・シーケンスが2の倍数になるように、PNコード・シ
ーケンスに余分な数値を持つ。14の連続している1ま
たは0の後の各シーケンスに、上記の余分な数値を送信
するには、他の論理が必要になる場合がある。余分な数
値は、215のチップ周期のPNシーケンスとなる。従っ
て、IS−95のようなシステムの場合には、パイロッ
ト・エポックの初めのところにおいて、第一のレジスタ
・ステージ内の数値は、すべてがゼロのレジスタ状態か
ら次の状態に移行する前に、論理「1」に強制的に変化
させられる。
【0005】通信チャネルから受信した拡散信号を復調
するには、PNコード・シーケンスの局部的に発生した
バージョンを拡散信号に埋設されているPNコード・シ
ーケンスと同期させる必要がある。その後で、同期した
局部的に発生したPNコード・シーケンスと受信信号と
の間の相関関係がチェックされ、二つの間の相互相関関
係が抽出される。抽出された相互相関関係の信号は、デ
スプレッディングされたデータ信号である。IS−95
システムの場合には、一方がI位相拡散データ・チャネ
ル(Iチャネル)用のものであり、他方がQ位相拡散デ
ータ・チャネル(Qチャネル)用のものである、一組の
ローカル・コード・シーケンスを、通信チャネルから受
信した信号に埋設されているPNコード・シーケンスの
同じ組と同期させることにより復調がスタートする。
【0006】通信システムは、多くの場合、送信経路に
より歪を受ける。その場合、送信信号の一部または経路
が受信機に到着した場合、各信号は、異なる時間的オフ
セットおよび/またはキャリヤ位相回転を持つ。従っ
て、送信信号は、それぞれが、異なる遅延、利得オフセ
ット位相のような送信信号に対して変化したパラメータ
を持つ多重受信信号の形になる。送信機と受信機との間
の相対的運動により、受信信号の変化はさらに大きくな
る。できれば、受信機が、多重受信信号から送信信号を
再構成することが望ましい。
【0007】多重経路スペクトル拡散信号の受信に特に
適している受信機の一例としては、RAKE受信機があ
る。RAKE受信機は、各多重経路信号と、ローカルP
Nコード・シーケンスからオフセットしたバージョンと
の間の相互相関関係をチェックするために、いくつかの
探索フィンガーを備える。RAKE受信機は、信号対雑
音比(SNR)の高い、相互相関関係抽出信号を供給す
るために、種々の経路から受信した多重経路信号を最適
に結合する。RAKE受信機は、整合フィルタ用にアナ
ログ化することができる。その場合、整合フィルタのタ
ップのような、各探索フィンガーの経路利得は、多重経
路スペクトル拡散受信信号を正確に検出するために推定
することができる。送信信号は、通信チャネルを通して
受信機に到着するまでの間に、多くのタイプの歪(すな
わち、多重経路効果、レイリー・フェージング、および
ドップラ・シフト)を受けるので、受信機は、受信機の
ところで歪んだ送信信号を利用して、経路利得を推定し
なければならない。そのため、検出した受信信号は、R
AKE受信機の各探索フィンガーの経路利得の推定値に
ほぼ等しい。
【0008】米国特許第5,448,600号;5,4
42,661号;5,442,627号;5,361,
276号;5,327,455号;5,305,349
号および5,237,586号は、それぞれRAKE受
信機を開示している。上記米国特許は引用によって本明
細書の記載に援用する。RAKE受信機の場合には、部
分的各チップの増分について、パイロット・エポックと
の相関関係がチェックされるが、上記相関関係は、下記
式の期待シーケンス、xr(n)+xi(n)の複素共役
により表わすことができる。
【数1】 および
【数2】
【0009】ここで、nおよびmは、整数のカウントで
ある。ccr(n)は、相互相関関係の実数の成分であ
る。cci(n)は、相互相関関係の虚数の成分であ
る。yは、サンプリングした受信信号である。xは、基
準シーケンス(整合フィルタPNシーケンス)である。
τは、チップの一部である。
【0010】それ故、式(1)および(2)から分かる
ように、四つの実数の相関関係が、一つの複合相関関係
を実行するプロセスの際に実行される。
【0011】局部的に発生したPNコード・シーケンス
(「ローカルPNコード・シーケンス」または「基準P
Nコード・シーケンス」)は、受信信号に対する整合フ
ィルタ相関関係に対して、基準PNシーケンス、または
整合フィルタPNベクトルを発生するための基本的素子
を供給する。各PNコード・シーケンスは、2N-1チッ
プ(PN値)の周期に対して決定的な影響を持つ。Nは
1より大きい整数である。PNコード・シーケンスは、
IS−95システムにおいては、基地局間で同じもので
あり、シーケンスに215チップの周期を供給するため
に、一つのチップ分だけ増大する。IS−95システム
においては、このPNコード・シーケンスは、また「短
い」コードとも呼ばれる。各基地局のPNコード・シー
ケンスは、ある基地局に対して一意のPNコード・シー
ケンスのコード位相オフセットを持つ、IS−95をベ
ースとするCDMA通信システムにおいて、順方向チャ
ネル拡散用に使用される。それ故、各基地局を識別する
ために、各基地局に対してPNコード・シーケンスに一
意の時間オフセットが割り当てられる。
【0012】PNコード・ゼネレータは、15番目の多
項式を使用して、それぞれ、各IおよびQチャネルにコ
ードを供給し、それにより、周期は、例えば、215−1
チップになる。PNコード・ゼネレータをハードウェア
で実行したものが、15のステージを持ち、シフト・レ
ジスタの頭の部分への循環入力値である、次のPNコー
ド・シーケンス値を形成するために、モジュロ2加算で
結合される、選択したシフト・レジスタ出力を持つシフ
ト・レジスタである。
【0013】図1について説明すると、この図は、PN
コード・シーケンスを発生するために使用することがで
きる一般化疑似ノイズ(PN)ゼネレータである。図1
のゼネレータをハードウェアにより実行したものは、フ
ィボナッチ・タイプのものであるが、ガロア・タイプの
ような他のタイプのゼネレータも使用することができ
る。図1の一般化PNゼネレータ100は、シフト・レ
ジスタ102、利得増幅器104およびモジュロ2加算
器110を含む。PNゼネレータ100は、さらにレジ
スタ111および112およびオプションとしての遅延
装置113を含む。図1の場合、利得増幅器104は、
発生多項式Gの発生多項式係数である利得値g[n:0]
持つ。S=S[n:0]は、シフト・レジスタ102の状態
を示す。
【0014】当業者なら周知のように、PNゼネレータ
100は、下記の方法によりコードを発生する。最初
に、シフト・レジスタ102に、多項式の「シード」値
がロードされる。上記シード値は、通常、結果として得
られる、PNシーケンスの一部を形成するシフト・レジ
スタの一つの状態である。その後で、各クロック・サイ
クルに対して、利得増幅器104を通して、モジュロ2
加算器110でシフト・レジスタの数値が結合される。
各利得増幅器104は、発生多項式係数に従ってシフト
・レジスタ102の対応する各ステージで数値を調整す
る。これが一つのサイクル・プロセスである。その後
で、モジュロ2加算器110の数値は、シフト・レジス
タ102の第一の素子に送られ、最後の素子は捨てられ
る。シフト・レジスタ102の各状態は、例えば、それ
ぞれ、IおよびQチャネル用に使用するために、記憶レ
ジスタ111、112にロードすることができる。遅延
装置113は、記憶レジスタ111および112から供
給される、既知のPNシーケンス間のコード位相のオフ
セットを供給するために使用される。
【0015】IS−95システムは、PNコード・シー
ケンスが2の倍数になるように、PNコード・シーケン
ス内に余分な数値を挿入することにより、PNコード・
シーケンスを増大することができる。追加の論理(図1
には示していない)は、14の連続している1または0
の後の各シーケンス内に余分な数値を挿入する。上記の
余分な数値により、215チップ周期のPNシーケンスが
できる。また、当業者なら周知のように、第二のコード
位相を含む同じ周期のビット・シーケンスを形成するた
めに、第一のコード位相を持つ周期ビット・シーケンス
を他のシーケンスと結合することができる。このプロセ
スはマスキングと呼ばれる。従って、シーケンスの遅延
したもの、すなわち、オフセットしたもののシーケンス
のバージョンは、選択したマスクを持つシフト・レジス
タ102の適当な状態ビットのモジュロ2加算により発
生することができる。PNコード・シーケンスが増大す
る場合には、マスクされたシーケンスを修正するための
追加論理もまた必要になる。
【0016】整合フィルタ相関関係チェック装置を使用
するスペクトル拡散システムの受信機の場合には、当業
者なら周知のように、受信機に多数の整合フィルタPN
ベクトルを発生しなければならない。例えば、受信機が
取得モードの場合には、受信機は、パイロット信号が存
在するかどうかを判断する。取得モードの場合には、探
索フィンガーは、パイロット信号の位置を発見するため
に、パイロット・エポックのすべての部分的チップ・オ
フセットを探索しなければならない。すでに説明したと
おり、各複合相関関係は、実際には、四つの実数の相関
関係を必要とする。RAKE受信機の探索フィンガーの
相関関係は、多くの場合、最初の探索または基地局間の
ハンドオフの間のような時間内に複数の部分的チップ・
オフセットに対して同時にチェックされる。受信機がい
くつかの基地局を追跡している場合には、ハンドオフの
場合に必要なように、各基地局の、パイロットに対して
取得モード・プロセスが発生しなければならない。
【0017】さらに、パイロット信号が存在する場合
で、同期が行われていても、受信機のデータ検出モード
は、特定の受信機のための署名シーケンスを検出する。
IS−95の場合には、署名シーケンスとしては、機密
保護のために「長い」PNコード・シーケンス(すなわ
ち、「短い」PNコードのシーケンスより長い「長い」
PNコードのシーケンス)を使用することができる。デ
ータ検出モードには、いくつかのサブモードがある。サ
ブ・モードは、ページング・データ・モード、同期デー
タ・モード、およびトラヒック・モードを含む。
【0018】IS−95システムの場合には、ページン
グ・データ・モードおよびトラヒック・モード中に、探
索フィンガーは、基地局パイロット・エポックのすべて
のゼロ状態に続く最初の64または128チップの到着
時間に対して制限された探索範囲内で他の信号を走査し
なければならない。64チップ整合フィルタを使用し
て、リアルタイムで探索機能を実行しなければならない
場合には、アキュムレータの数は、下記のように計算さ
れる。(64チップ)×(チップ当り8オフセット)×
(複合相関関係当りの四つの実数の相関関係)。従っ
て、2048のアキュムレータが必要になる。2048
ものアキュムレータを設置するのは実際には難しいの
で、従来技術の相関関係チェック装置は、複数の直列ア
キュムレータを並列に動作させるというような方法で、
複数の時間のオフセットの相関関係を実行することによ
り、供給される量のハードウェアと、探索機能を終了さ
せるために必要な時間との間で折り合いをつけている。
【0019】複数の並列相関関係チェック装置およびベ
クトル・ゼネレータを使用して、相関関係チェック動作
を同時に行うことができる。複数の整合フィルタPNベ
クトルを発生するための従来技術の方法は、下記のもの
を含む。第一に、それぞれが異なるオフセットを含むP
Nコード・シーケンスを発生する、一組の複数の並列P
Nコード・シーケンス・ゼネレータを使用することがで
きる。都合の悪いことに、受信機が、非常に多くの異な
る探索動作を行うので、この実行には実際には不可能な
大量のハードウェアを必要とする。第二に、一つのPN
コード・シーケンス・ゼネレータを一組の並列のマスク
と一緒に使用することができる。この場合、異なるオフ
セットを持つPNシーケンスを発生するために、各マス
クは、ローカルPNコード・シーケンスと結合してい
る。並列シーケンスは、シフト・レジスタに収集するこ
とができ、必要な場合には、相関関係チェック装置に供
給することができる。この方法の利点は、必要とするク
ロック速度が比較的遅いことである(1.2288MH
z)。しかし、高速データの場合、または基地局がハン
ドオフ状態の場合には、高度の相関関係チェック立案の
柔軟性が必要であり、一つの記号で、いくつかの整合フ
ィルタPNベクトルが必要になるので、多数の64ビッ
トシフト・レジスタが必要になる。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、基準PNシー
ケンスから少なくとも一つの整合フィルタ・ベクトルを
発生するベクトル・ゼネレータに関する。上記基準PN
シーケンスは、初期状態にあり、第一のクロック速度を
持つ。 ある実施形態の場合には、基準PNシーケンス
の初期状態が捕捉され、捕捉された初期状態から少なく
とも一つの順方向PNシーケンスが発生する。上記高速
順方向PNシーケンスは、基準PNシーケンスのチップ
値に等しいチップ値のシーケンスであり、第一のクロッ
ク速度より速い第二のクロック速度で発生する。各整合
フィルタ・ベクトルは、基準PNシーケンスのコード位
相と比較すると、対応するコード位相オフセットを持つ
一つの高速順方向PNシーケンスに対応する。
【0021】本発明のもう一つの実施形態の場合には、
ベクトル・ゼネレータは、さらに、マスク・オフセット
回路を含む。上記マスク・オフセット回路は、整合フィ
ルタ・ベクトルを発生するために、高速順方向PNシー
ケンスを受信し、マスク値を高速順方向PNシーケンス
に送る。高速順方向PNシーケンスと結合したマスク値
は、基準PNシーケンスのチップ値に等しく、マスク値
により決定した基準PNシーケンスのコード位相からコ
ード位相オフセットしているチップ値のシーケンスを供
給する。本発明の他の面、特徴および利点は、以下の詳
細な説明、添付の特許請求の範囲および図面を見ればよ
りよく理解することができるだろう。
【0022】
【発明の実施の形態】図2について説明すると、この図
は、本発明の一実施形態のベクトル・ゼネレータ200
である。上記ベクトル・ゼネレータ200は、一組のマ
スクおよびローカルPNシーケンスの高速順方向オフセ
ット状態の両方を使用する。図2に示すように、ベクト
ル・ゼネレータ200は、基準PNゼネレータ202、
クロック分割装置204、状態レジスタ206、高速順
方向(FF)PNゼネレータ208、オプションとして
のカウンタ210およびマスク・オフセット回路212
を含む。
【0023】図2は、また本発明のベクトル・ゼネレー
タを使用することができるベクトル相関関係チェック装
置の、ベクトル・ゼネレータ制御装置220、および整
合フィルタ相関関係チェック装置222を示す。整合フ
ィルタ相関関係チェック装置222は、Iチャネルおよ
びQチャネル、I/QRECのサンプリングした信号と
結合している、PNコード・ベクトルの相互相関関係の
検出装置としての探索フィンガーを実行する。ベクトル
・ゼネレータ制御装置220は、ベクトル・ゼネレータ
200に信号を供給して、整合フィルタ相関関係チェッ
ク装置222に供給される特定のPNコード・ベクトル
を指定する。できれば、ベクトル相関関係チェック装置
は、整合フィルタ相関関係チェック装置222により、
探索フィンガーのパイプライン処理を使用するように最
適化できることが望ましい。上記処理は、いくつかのI
S−95の基地局のパイロット信号への同期および追跡
の利点を使用することができる。
【0024】基準PNゼネレータ202およびFF P
Nゼネレータ208は、それぞれ、図1のところで説明
したように、当業者なら周知のPNコード・シーケンス
を発生する。以下に基準PNゼネレータ202 から
の、一つのローカルPNコード・シーケンスを参照しな
がら、ベクトルの発生について説明するが、本発明はそ
れに制限されない。IチャネルおよびQチャネル用のP
Nコード・シーケンスは、基準に対して同じかまたは異
なるコード位相オフセットを持つ、同じPNコード・シ
ーケンスであってもよい。しかし、IS−95のような
システムの場合には、IチャネルおよびQチャネル用の
PNコード・シーケンスは、異なるPNコード・シーケ
ンスであってもよい。例えば、基準および高速順方向P
Nゼネレータ202および208は、それぞれ、Iチャ
ネルおよびQチャネルの受信値(I/Q rec)との
相関関係をチェックするために、整合フィルタPNベク
トルの組としてのオフセットPNコード・シーケンスの
複数の組を発生するために、コピーすることができる。
【0025】状態レジスタ206は、基準PNゼネレー
タ202が発生するローカルPNコード・シーケンスの
基準状態λREFを記憶する。このローカルPNコード・
シーケンスは、基準コード位相に対して、ゼロ・コード
位相オフセットを持つ場合がある自由実行コードであ
る。PNローカル・コード・シーケンスは、例えば、1
秒間に1.2288メガ・チップ(Mcps)にクロッ
ク同期される。状態レジスタ206の基準状態λ
REFは、基準PNゼネレータ202のシフト・レジスタ
に含まれるローカルPNシーケンス内の特定の状態値で
ある。捕捉された上記特定の基準状態は、ベクトル・ゼ
ネレータ制御装置222により指定することができ、ク
ロック遷移および/または使用可能信号ENを通して、
状態レジスタ206により捕捉することができる。EN
信号は、ベクトル・ゼネレータ制御装置220が発生す
る独立の信号であってもよいし、基準PNゼネレータ2
02のクロック、またはデータ記号クロックに由来する
クロック信号であってもよい。図2に示すように、基準
PNゼネレータ202のクロックは、状態レジスタ20
6に対して分割クロック信号を供給するために、分割装
置204により分割することができる。また、この図
は、各分割クロック遷移上の連続している状態の捕捉を
可能にしたり、不可能にしたりすることができる独立の
EN信号も示す。
【0026】FF PNゼネレータ208には、状態レ
ジスタ206の基準状態λREFがロードされ、このゼネ
レータは、高速順方向PNシーケンスを発生するが、こ
のPNシーケンスは、同じ基準状態から、基準PNゼネ
レータ202が発生する、ローカルPNコード・シーケ
ンスまたはその一部と同じ、オフセットPNコード・シ
ーケンスである。FF PNゼネレータ208は、ベク
トル・ゼネレータ制御装置220が供給するINITI
信号に従って、基準状態をロードする。オフセットPN
コード・シーケンスは、全ローカルPNコード・シーケ
ンスであってもよいが、通常、ローカルPNコード・シ
ーケンスの一部である。オフセットPNコード・シーケ
ンスの長さは、連続しているINIT信号とFF PN
ゼネレータ208のクロック速度との間の周期により決
まる。INIT信号は、EN信号が、状態レジスタ20
6の数値を連続基準状態で更新しない場合には、一つの
基準状態から同じシーケンスを、反復して発生するため
に使用することができる。この場合の各整合フィルタP
Nベクトルの、発生時間の持続期間は1チップ周期であ
る。オプションとしてのカウンタ210も、FF PN
ゼネレータ208のクロック速度にクロック同期するこ
とができ、FF PNゼネレータ208が発生するシー
ケンスのオフセットに関連するカウンタ値を供給するこ
とができる。さらに、EN信号により、基準状態を周期
的に選択することにより、オフセットPNコード・シー
ケンスの周期的信号を発生するために、INIT信号お
よびEN信号を一緒に使用することができ、INIT信
号により、各基準状態から特定のシーケンスを発生す
る。
【0027】通常、状態レジスタ206は、1)ベクト
ル・ゼネレータ制御装置220が決定する、シーケンス
の同じ基準状態または他の指定の状態により、または
2)データ記号クロックの各クロック周期用の連続基準
状態により更新することができる。例えば、すでに説明
したとおり、状態レジスタ206に対して19.2KH
zの分割クロック信号を供給するために、1.2288
MHzである、基準PNゼネレータ202のクロックを
データ記号のチップの数により分割することができる。
このような分割は、データ記号周期上で、整合フィルタ
相関関係チェック装置222による、相関関係チェック
の場合に使用することができる。また、FF PNゼネ
レータ208は、状態レジスタ206の基準状態の初期
コード位相に対して、指定の時間的遅れで始まるオフセ
ットPNシーケンスを供給することができる。上記時間
的遅れは、クロック信号を動作不能にするか、または独
立のEN信号により、FF PNゼネレータ208のス
タートを遅らせることにより、供給することができる。
従って、この時間的遅れは、必ずしも、基準PNゼネレ
ータのクロック、PNゼネレータの分割クロック、また
は記号クロックと整合していなくてもよい。各オフセッ
トPNコード・シーケンス、またはその一部は、整合フ
ィルPNベクトルを形成することができる。
【0028】さらに、FF PNゼネレータ208は、
例示としてのIS−95システムの場合には、1.22
88MHzである、ローカルPNコード・シーケンス
の、クロックの周波数より高い周波数にクロック同期さ
せることができる。例えば、より高いクロック速度7
8.864MHzは、オフセットPNコード・シーケン
スを、78.864Mcpsにクロック同期させること
ができる。このより高いクロック速度の場合には、基準
PNコード・シーケンスの一周期中に、FF PNゼネ
レータ208により、最高64までのオフセットPNコ
ード・シーケンスを供給することができる。記号クロッ
クに基づく各基準状態を捕捉する機能を含む、FF P
Nゼネレータ208のもっと高いクロック速度により、
複数のオフセットPNコード・シーケンスを発生するこ
とができるが、この場合、各オフセットPNコード・シ
ーケンスは、基準PNゼネレータ202のローカルPN
シーケンスの前に、異なるコード位相オフセットを持
つ。
【0029】マスク・オフセット回路212は、整合フ
ィルタ相関関係チェック装置222を駆動するのに使用
することができる整合フィルタPNベクトを供給するた
めに、特定のマスク値をオフセットPNコード・シーケ
ンスと結合する。例えば、コード位相オフセットφoff1
を持つ、埋設済みのシーケンスとの相関関係をチェック
するためのベクトルを発生するために、コード位相オフ
セット(φoff1−64)を持つシーケンスを発生するた
めのマスク値は、所与のオフセットPNコード・シーケ
ンスと結合される。ベクトル発生時間を形成するため
に、新しく別の64チップのオフセットを追加すること
ができる。第二の埋設されたシーケンスが存在する場合
には、オフセットλoff2との相関関係をチェックするた
めのシーケンスを発生するために、同じ基準状態が使用
されるが、マスク(φoff2−64)が適用される。この
例は、受信機がIS−95システムの二つの基地局の二
つの異なるパイロットコードを追跡する場合に対応する
場合がある。第一の埋設シーケンスと比較した場合、各
埋設シーケンスは、既知のコード位相オフセットを持つ
ことができる。そのため、一つのオフセットPNコード
・シーケンスが発生し、二つのパイロット・コード相関
関係の各整合フィルタPNベクトルが各マスク値と一緒
に発生する。
【0030】図3は、CDMA復調器の整合フィルタ相
関関係チェック装置222を駆動するために使用される
ベクトル・ゼネレータ200のマスク・オフセット回路
212である。高速順方向PNゼネレータ208は、す
でに説明したとおり、ローカルPNコード・シーケンス
の複数のバージョンをマスク回路212に供給するため
に動作する。マスク・オフセット回路212の例示とし
ての実施形態は、マスク・テーブル302、マスキング
回路303、シフト・レジスタ・アレー304を含む。
システムは、また選択回路306を含むことができる。
シフト・レジスタ・アレー304は、64ビット幅の二
倍の幅を持つシフト・レジスタであってもよいし、シフ
ト・レジスタ・アレーであってもよいし、選択回路30
6は、MUXであってもよい。さらに、整合フィルタP
Nベクトルを、直交ウォルシュ・コードのような他のコ
ード・ベクトルと結合する場合には、排他的論理和(X
OR)オペレータを、選択回路306と一緒に含むこと
ができる。IS−95の場合には、例えば、データ・チ
ャネル用の整合フィルタ・ベクトルを、ウォルシュ・コ
ード・ベクトルおよびオフセットPNコード・シーケン
スの両方からの合成ベクトルとして結合することができ
る。
【0031】FF PNゼネレータ208は、IS−9
5の同相および直角位相(I/QRec)両方との相関
関係をチェックするための、整合フィルタPNベクトル
(I−シーケンスおよびQ−シーケンス)としての、オ
フセットPNコード・シーケンスを発生することができ
る。すでに説明したとおり、カウンタ210は、カウン
タ値を供給することもできる。マスク・オフセット回路
212は、そこから、i)ベクトル・ゼネレータ制御装
置220(図2)から制御信号、MCTRL、およびi
i)カウンタ値、φcounterの中の少なくとも一つに基
づいて、マスク値が制御選択されるマスク・テーブル3
02を含む。その後で、これらマスク値は、マスキング
回路303に送られ、このマスキング回路は、整合フィ
ルタPNベクトルを形成するために、これらのマスク値
をオフセットPNコード・シーケンスと結合する。マス
キング回路は、全オフセットPNコード・シーケンスま
たはFF PNゼネレータ208の連続状態を受信する
ことができる。マスキング回路303の整合フィルタP
Nベクトルは、シフト・レジスタ・アレー304に送ら
れ、そこに記憶される。
【0032】すでに説明したとおり、オフセットPNコ
ード・シーケンスまたはその一部は、長さ64チップの
シーケンスである整合フィルタPNベクトルであっても
よい。IチャネルおよびQチャネルの受信信号の数値が
使用され(I/Q rec)、二段、幅64ビットのレ
ジスタは、IチャネルおよびQチャネル用の整合フィル
タPNベクトルの両方を記憶することができる。選択回
路306は、シフト・レジスタ・アレー304からCD
MA受信機の整合フィルタ相関関係チェック装置222
(図2)に供給される整合フィルタPNベクトル(I−
シーケンスおよびQ−シーケンス)を選択する。シフト
・レジスタ・アレー304も、異なるマスク値から発生
する入力としての、多くの整合フィルタPNベクトルを
記憶している、例えば、幅64ビットのレジスタの大型
のアレーであってもよい。この場合、複数のシフト・レ
ジスタ・アレー入力を選択するために、複合アドレス論
理を必要とする場合がある。
【0033】図4について説明すると、この図は、FF
PNゼネレータ208から供給されるオフセットPN
コード・シーケンスから整合フィルタ・ベクトルを発生
するために使用されるマスキング回路303である。図
に示すように、マスキング回路303は、FF PNゼ
ネレータ208の連続状態から整合フィルタ・ベクトル
を発生する。また、図4のFF PNゼネレータ208
は、nが0より大きい整数である場合に、n段のステー
ジを持つシフト・レジスタ402、利得増幅器404お
よびモジュロ2加算器410を含むことができる。マス
キング回路303は、マスク・テーブル302(図3)
からマスク値M=m[n-1:0]を受信するマスク・レジス
タ412、ANDゲートでもよい結合装置414および
モジュロ2加算器416を含む。利得増幅器404は、
PN発生多項式Gの多項式係数である数値g[n:0]を持
つ。また、シフト・レジスタ402内のステージの数値
は、S=s[n:1]であり、マスク・レジスタ412のマ
スク値は、M=m[n-1:0]である。
【0034】シフト・レジスタ402には、図2のとこ
ろで説明した基準状態がロードされる。その後で、各ク
ロック・サイクルに対して、新しい数値S0を供給する
ために、シフト・レジスタのステージのS=s
[n:1]に、利得増幅器404を通して多項式係数g[n:1]
が掛けられ、モジュロ2加算器410で結合される。こ
れはサイクル・プロセスである。その後で、モジュロ2
加算器410の数値S0は、シフト・レジスタ402の
最初の素子に送られ、最後の素子Snは捨てられる。シ
フト・レジスタ402の各状態に対して、オフセット遅
延によりシフトされた、PNシーケンスの数値に対応す
る新しい状態を供給することができる。シフト・レジス
タ102の状態を、マスク・レジスタ412に記憶され
た対応するマスク値と結合すると、この新しい状態が発
生する。マスク値、M=m[n-1:0]は、結合装置141
により、シフト・レジスタ402の状態と結合される。
その後で、この結合されたマスクおよびレジスタ・ステ
ージ値は、オフセット・シーケンス、O[n:1]の新しい
状態値Oiを供給するために、加算装置416によりモ
ジュロ2加算される。
【0035】IS−95のようないくつかのシステム
は、PNコード・シーケンス内に余分な数値を挿入し、
その結果、PNコード・シーケンスは2の倍数になる。
14の連続している1または0の後の、各シーケンスに
余分な数値を挿入するには、他の論理が必要になる場合
がある。マスクされたシーケンスを修正するための追加
論理も使用することができる。
【0036】マスク・オフセット回路302のもう一つ
の実施形態は、シーケンス・カウンタおよび読出し専用
メモリ(ROM)を含むことができる。ROMは、PN
シーケンスを記憶し、シーケンス・カウンタは、数値の
読出しを開始する、ROMが記憶しているシーケンス内
の点を選択するために、マスク値および現在のカウンタ
の数値φcounterを使用する。図3のマスク・オフセッ
ト回路302のもう一つの実施形態は、例えば、ROM
に記憶された整合フィルタ・ベクトルの、大きなテーブ
ルとして単に使用することができる。その後で、基準P
Nゼネレータの基準状態、マスク値および/またはカウ
ンタ値は、メモリから必要な整合フィルタPNベクトル
を選択するために、メモリ・アドレス処理モジュロによ
り使用することができる。テーブルの探索時間を短縮す
るために、木構造のような効率的にメモリ記憶構造を使
用することができる。
【0037】従って、本発明のベクトル・ゼネレータ2
00を使用すれば、複数の自由度を持つ整合フィルタP
Nベクトルを形成することができる。基準PNゼネレー
タ202の連続している各状態は、ローカルPNコード
・シーケンスの任意のゼロ・コード位相(すなわち、I
S−95に対するパイロット・コード・ロールオーバ)
のチップ順方向(または逆方向)の数としてのユニット
を持つ状態数λL(t)により定義される。FF PN
ゼネレータ208の各状態は、ローカルPNコード・シ
ーケンスの捕捉基準状態(すなわち、ローカル状態ベク
トル)のチップ順方向(または逆方向)の数としての、
ユニットを持つ状態数λFにより定義される。各状態
は、周期時間のところで定義され、時間の経過ととも
に、シーケンス発生に従って変化する場合がある。何故
なら、PNシーケンス・ゼネレータのクロック速度が異
なる場合があるからである。マスク・オフセット回路2
12の場合には、マスク値のマスクされたシーケンス・
コード位相は、チップ数の中のΔMとして定義される。
状態の間の差として定義することができるオフセットは
固定値であり、一つのチップの幅より短い場合がある。
しかし、マスク・オフセットは、チップの整数値であ
る。
【0038】例えば、t=t1の場合の新しい状態λ
N(t)は、整合フィルタPNベクトルとしての、PN
シーケンスを発生するために使用することができ、式
(1)により定義される。
【数3】
【0039】整合フィルタPNベクトルは、この新しい
状態λN(t)から発生するシーケンスの一部であって
もよいシーケンスである。上記の一部は、長さRのチッ
プ(すなわち、Rは通常、レジスタの長さを示す整数)
である。さらに、遅れτcrは、ターゲット状態λ
T(t)用に発生する整合フィルタPNベクトルの発生
時点(t=t1)と、整合フィルタPNベクトルがター
ゲット・ベクトルと比較される、t=t1+τcrとの間
に発生する場合がある。この時間的遅れτcrは、考慮し
なければならない追加のオフセット係数Φτcr(基準状
態捕捉と比較時点との間の時間的遅延のチップ数)を必
要とする。それ故、整合フィルタPNベクトルは、式
(2)が示すオフセットΦ(t=t1+τcr)を持つ。
【数4】
【0040】式(1)と式(2)とを結合すると、ベク
トル・ゼネレータ200は、式(3)で示すターゲット
・ベクトル状態λTに関連するオフセットΦVECを持つ、
新しい状態からの整合フィルタPNベクトルを供給す
る。
【数5】
【0041】それ故、本発明のベクトル・ゼネレータ2
00を使用すれば、ターゲット・ベクトルと比較するた
めの整合フィルタPNベクトル、またはオフセット基準
シーケンスを供給するために四つの自由度を持つことが
できる。
【0042】ある実施形態の場合には、状態レジスタ2
06は、ローカルPNコード・シーケンスの、各データ
記号周期(すなわち、長さ64チップの周期)の連続し
ている基準状態を捕捉する。FF PNゼネレータ20
8のクロック速度は、基準PNゼネレータ202のクロ
ック速度より64倍速い。その後で、FF PNゼネレ
ータ208は、例えば、各基準状態に対して64チップ
のオフセットPNコード・シーケンスを発生するため
に、基準PNゼネレータ202の、ローカルPNコード
・シーケンスの、各クロック・サイクル毎に64クロッ
ク周期を進める。その後で、基準PNゼネレータ202
の分割クロック速度により、ベクトル・ゼネレータ20
0は、可能な各基準状態数を通してサイクルすることが
できる。ベクトル・ゼネレータ200は、INIT信号
およびEN信号に応じて、基準PNゼネレータ202の
シフト・レジスタの連続している各基準状態を状態レジ
スタ206に捕捉し、FF PNゼネレータ208にロ
ードする。
【0043】例示としての実施形態の場合には、1.2
288MHzであるローカルPNコード・シーケンスの
周期に、最高64の異なるオフセットPNコード・シー
ケンスが発生する。各オフセットPNコード・シーケン
スは、基準ローカルPNコード・シーケンスの初期状態
から対応するコード位相を持つ。各コード位相オフセッ
トは、一つのチップ、FF ゼネレータ208のクロッ
クを作動可能にする、遅延に基づく複数のチップ、また
は、連続状態の捕捉に基づく64のチップの整数の倍数
に等しい。各オフセットPNコード・シーケンス、また
はその一部は、整合フィルタPNベクトルを形成する
か、または整合フィルタPNベクトルを形成するために
マスク値と一緒に使用される。78.864MHzクロ
ックにクロック同期しているカウンタ210は、整合フ
ィルタPNベクトルとして定義されている各オフセット
PNコード・シーケンスのコード位相オフセットに対応
するカウンタ・オフセット値φcounterを与えるために
使用することができる。ベクトル・ゼネレータ制御装置
220は、またPNコード・シーケンスの、オフセット
・シーケンスの特定のマスク値を選択するために、カウ
ンタ・オフセット値を使用することができる。
【0044】例えば、複数のパイロット・コードの追跡
が行われている場合、カウンタ値が、所定の数値だけオ
フセットしている場合がある。IS−95の場合のよう
に、基地局間のコード位相オフセットが分っているの
で、カウンタを、現在追跡中のパイロット・コードオフ
セット基地局を囲んでいるパイロット・コードに対する
基準として使用することができる。
【0045】図5は、本発明のベクトル・ゼネレータ2
00のタイミング図である。上記の例示としての実施形
態のところで説明したように、各記号周期の間、状態レ
ジスタ206は、連続状態λL(t)と一緒にローカル
PNシーケンスを供給する、基準PNゼネレータの基準
状態λREFを捕捉することができる。FF PNゼネレ
ータ208は、記号周期の64クロック周期を進め、6
4の状態を循環し、状態λF(t)を持つ複数のオフセ
ットPNコード・シーケンスを発生する。オフセットφ
N−64は、PNコード位相λL(t)からの必要なオ
フセットφNに対応する整合フィルタPNベクトルを発
生するのに使用することができる。何故なら、基準状態
が、相関関係チェック点から64ビット前に存在するか
らである。n個の各整合フィルタPNベクトルは、記号
整合していているが(ローカル・ゼロ・パイロット・ロ
ールオーバからの64ビットの倍数)、記号の境界に関
して時間的遅延τcmを持った状態でスタートする。ここ
で、時間τcmでの遅延のスタートが、ベクトル・ゼネレ
ータ200を使用して、ベクトル相関関係チェック装置
により挿入される。
【0046】時間的遅延τoff1に対応するオフセットφ
off1を持つ埋設シーケンスを含む、相関関係チェック用
の整合フィルタPNベクトルを発生するために、またオ
フセットφoff1を含むオフセットPNコード・シーケン
スを発生するために、オフセットΔM1に対するマスク値
が使用される。マスクされたシーケンスは、埋設シーケ
ンスの到着64ビットと整合しているベクトルを発生
し、時間的遅れτcr1と一緒に送られる。時間的遅れτ
off2に対応するオフセットφoff2により修正するための
シーケンスを発生するために、同じ基準状態λL(t)
が使用されるが、オフセットΔM2に対するマスク値が適
用される。シフト・レジスタの内容が、新しい整合フィ
ルタPNベクトルにより重ね書きされ、時間的遅れτ
cr2と一緒に適用される。
【0047】図5の502に示すように、記号周期Ts
中に、基準PNゼネレータ202は、ローカルPNコー
ド・シーケンス値63−127に対応するチップ値を供
給する。従って、504は、ローカルPNコード・シー
ケンスの最初の15の数値(63−77)が、状態レジ
スタ206に基準状態として記憶されることを示す。
(この場合、15ステージのリニア・フィードバック・
シフト・レジスタが、FF PNゼネレータ202およ
び208により、それぞれ使用されるものと仮定す
る。)さらに、ローカルPNコード・シーケンス値63
−127に対応するチップ値が、オフセットPNコード
・シーケンスを形成するが、その周期は(Ts/64)
である。第一および第二の埋設PNシーケンスが、50
6および508にそれぞれ示すように受信される。図に
示すように、チップ値63から、第一のPNシーケンス
は、φoff1のオフセットを持ち、第二の埋設PNシーケ
ンスは、φoff2のオフセットを持つ。各オフセットφ
off1およびφoff2は、異なる基地局のPNシーケンスに
対応する。
【0048】第一および第二のマスク値ΔM1およびΔM2
は、510で示すように検索される。512は、FF
PNゼネレータに供給されるINIT信号のタイミング
を示す。513お514のところのINIT信号の連続
遷移により、504のオフセットPNコード・シーケン
スに等しい二つの64ビットのオフセット・シーケンス
が発生する。図5に示すように、第一および第二のマス
ク値ΔM1およびΔM2の検索は、状態λL(t)からの二
つの64ビットのPNコード・シーケンスの発生と同時
に行われるが、上記タイミングは必要ではない。最後
に、マスク・オフセット回路212が、整合フィルタP
Nベクトルの組を形成するために、マスク値とオフセッ
トPNコード・シーケンスとを結合する。
【0049】図5は、埋設PNシーケンス506および
508とほぼ同期状態で発生する(すなわち、時間的遅
れτcr1およびτcr2でスタートする)、整合フィルタ
・ベクトルの組を示すが、必ずしも、このような同期状
態で発生する必要はない。しかし、ベクトル・ゼネレー
タは、図5に示すように、いくつかの整合フィルタ・ベ
クトルの組を発生することができる。この場合、各組
は、異なる時間的遅れτ cmでスタートする。各時間的遅
れτcmにより、各組が、コード位相において、チップ幅
またはチップ幅の一部だけ分離する場合がある。従っ
て、FF PNゼネレータ208は、既知のオフセット
および種々の時間的遅れの場合、PNシーケンスのすべ
ての可能な数値を通して循環する。
【0050】本発明のベクトル・ゼネレータを使用する
ベクトル相関関係チェック装置は、複数のチップ基準お
よびデータ・ベクトルを蓄積することができ、平行して
相互相関関係の計算をスタートすることができる。パイ
プライン機能または多重化直列相関関係チェック動作を
使用することにより、ベクトル相関関係チェック装置
は、並列に多数の相関関係動作を収容するために、一つ
の相関関係チェック装置回路を使用することができる。
本発明のベクトル・ゼネレータは、上記ベクトル相関関
係チェック装置が指定するコード位相オフセットを含
む、対応する多数の整合フィルタPNベクトルを発生す
る。本発明のベクトル・ゼネレータを使用すれば、ベク
トル相関関係チェック装置が必要とする、整合フィルタ
PNベクトル記憶レジスタの数を減らすために、設計段
階で折り合いをつけることができるが、この場合、ベク
トル・ゼネレータ制御装置はもっと複雑なものになる。
さらに、本発明のベクトル・ゼネレータを使用すれば、
柔軟性が増大し、高速データおよび/またはハンドオフ
状態において、相関関係チェック装置容量を利用するた
めに、記号と整合していない整合フィルタPNベクトル
を発生することができる。
【0051】回路のプロセスを参照しながら、本発明の
例示としての実施形態を説明してきたが、本発明の上記
実施形態に制限されない。当業者なら周知のように、ソ
フトウェア・プログラムの処理ステップのように、デジ
タル領域において、回路素子の種々の機能を実行するこ
ともできる。上記ソフトウェアは、例えば、デジタル信
号プロセッサ、マイクロコントローラまたは汎用コンピ
ュータで使用することができる。
【0052】さらに、当業者であれば、添付の特許請求
の範囲記載の本発明の原理および範囲から逸脱すること
なしに、本発明の性質を説明するための上記詳細な部
分、材料および部品の配置を種々に変更することができ
ることを理解することができるだろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】PNコード・シーケンスを発生するのに使用す
ることができる従来技術の一般化疑似ノイズ(PN)ゼ
ネレータを示す図である。
【図2】本発明の実施形態のベクトル・ゼネレータを示
す図である。
【図3】図2のベクトル・ゼネレータが使用するマスク
・オフセット回路を示す図である。
【図4】図3のマスク・オフセット回路が使用するマス
ク処理回路を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態のベクトル・ゼネレータの
例示としてのタイミング図である。

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 初期状態および第一のクロック速度を持
    つ基準PNシーケンスから少なくとも一つの整合フィル
    タ・ベクトルを発生する方法であって、 a)前記基準PNシーケンスの初期状態を捕捉するステ
    ップと、 b)前記の捕捉した初期状態から、前記基準PNシーケ
    ンスのチップ値に等しいチップ値を持ち、また第一のク
    ロック速度より速い第二のクロック速度を持つ、少なく
    とも一つの高速順方向PNシーケンスを発生するステッ
    プとを含み、 前記基準PNシーケンスのコード位相と比較した場合、
    各整合フィルタ・ベクトルが、対応するコード位相オフ
    セットを持つ一つの高速順方向PNシーケンスに対応す
    る方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、さら
    に、前記基準PNシーケンスの一つまたはそれ以上の連
    続状態を捕捉するステップを含み、ステップb)が、さ
    らに、b1)各連続状態から少なくとも一つの高速順方
    向PNシーケンスを発生するステップを含む方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の方法において、さら
    に、各コード位相に対応するカウンタ値を供給するため
    に、前記高速順方向PNシーケンスの初期状態、および
    第二のクロック速度に基づいて、カウントをおこなうス
    テップを含む方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の方法において、 c)前記整合フィルタPNベクトル、マスク・ベクトル
    により決まる整合フィルタ・ベクトルの対応するコード
    位相オフセットを形成するために、前記高速順方向PN
    シーケンスに少なくとも一つのマスク値を適用するステ
    ップを含む方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の方法において、さら
    に、 d)各コード位相オフセットに対応する、カウンタ値を
    供給するために、前記高速順方向PNシーケンスの前記
    初期状態および第二のクロック速度に基づいて、カウン
    トを行うステップを含み、 ステップc)が、さらに、c1)カウンタ値に基づく各
    マスク・ベクトルを選択するステップを含む方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の方法において、さら
    に、e)前記基地局のパイロット信号の基地局のコード
    位相オフセットを計算するステップと、f)前記基地局
    のコード位相オフセットに基づいて、e)のカウンタ値
    を調整するステップf)を含む方法。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載の方法において、さら
    に、同相チャネルの同相整合フィルタ・ベクトルと、直
    角位相チャネルの直角位相整合フィルタ・ベクトルを供
    給するために、ステップa)、b)およびc)を反復し
    て行うステップを含む方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の方法において、さら
    に、 f)各同相整合フィルタ・ベクトル、および直角位相整
    合フィルタ・ベクトルを記憶するステップと、 g)記憶している同相整合フィルタ・ベクトル、および
    記憶している直角位相整合フィルタ・ベクトルとを交互
    に供給するステップとを含む方法。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の方法において、さら
    に、それぞれが、送信スペクトル拡散信号の複数の多重
    経路成分を持つ、受信スペクトル拡散信号との相関関係
    をチェックするため、異なるコード位相オフセットを持
    つ、複数の整合フィルタ・ベクトル を供給するため
    に、ステップa)およびb)を反復して行うステップを
    含む方法。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の方法において、さら
    に、各グループの各整合フィルタ・ベクトルが、基地局
    のパイロット信号のコード位相オフセットに関連する、
    異なるコード位相オフセットを持つ、複数の整合フィル
    タ・ベクトルを供給するために、ステップa)および
    b)を反復して行うステップを含む方法。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の方法において、ステ
    ップb)が、前記第一のクロック速度に、データ記号周
    期の基準PNシーケンスの多数のチップを掛けたもので
    ある第二のクロック速度を供給する方法。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の方法において、発生
    ステップb)が、データ記号クロックの各遷移に対して
    高速順方向PNシーケンスを発生し、前記第一のクロッ
    ク速度が、前記データ記号クロックのクロック速度より
    遅い方法。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載の方法において、さら
    に、前記高速順方向PNシーケンスに基づいて、シーケ
    ンス・テーブルから少なくとも一つの整合フィルタ・ベ
    クトルを検索するステップを含み、前記テーブル内に記
    憶している各整合フィルタ・ベクトルが、前記基準PN
    シーケンスの異なるコード位相オフセットを持つ方法。
  14. 【請求項14】 基準PNシーケンスから、少なくとも
    一つの整合フィルタ・ベクトルを発生するためのベクト
    ル・ゼネレータであって、前記基準PNシーケンスが、
    初期状態と第一のクロック速度とを持ち、 前記基準PNシーケンスの初期状態を捕捉することがで
    きるレジスタと、 前記捕捉した初期状態から少なくとも一つの高速順方向
    PNシーケンスを発生することができる高速順方向PN
    ゼネレータであって、前記高速順方向PNシーケンス
    が、前記基準PNシーケンスと、前記第一のクロック速
    度より速い第二のクロック速度を持つ前記高速順方向P
    Nシーケンスを発生する、前記高速順方向PNゼネレー
    タのチップ値と等しいチップ値を持つ高速順方向PNゼ
    ネレータとを備え、 各整合フィルタ・ベクトルが、前記基準PNシーケンス
    のコード位相オフセットと比較した場合、対応するコー
    ド位相オフセットを持つ、少なくとも一つの高速順方向
    PNシーケンスに対応するベクトル・ゼネレータ。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の発明において、前
    記レジスタが、前記基準PNシーケンスの一つまたはそ
    れ以上の連続状態を捕捉し、前記高速順方向PNゼネレ
    ータが、各連続状態から少なくとも一つの高速順方向P
    Nシーケンスを発生する発明。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の発明において、さ
    らに、前記高速順方向PNシーケンスの前記初期状態、
    および前記第二のクロック速度に基づいて、各コード位
    相に対応するカウンタ値を形成することができるカウン
    タを備える発明。
  17. 【請求項17】 請求項14に記載の発明において、さ
    らに、前記整合フィルタ・ベクトル、すなわち、マスク
    ・ベクトルにより決まる、前記整合フィルタ・ベクトル
    の対応するコード位相オフセットを形成するために、前
    記高速順方向PNシーケンスに少なくとも一つのマスク
    ・ベクトルを適用することができるマスク・オフセット
    回路を備える発明。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の発明において、 前記高速順方向PNシーケンスの前記初期状態、および
    前記第二のクロック速度に基づいて、各コード位相オフ
    セットに対応するカウンタ値を形成することができるカ
    ウンタと、 マスク・テーブルを持つメモリとを備え、 前記マスク・オフセット回路が、さらに、前記カウンタ
    値に基づいて、前記マスク・テーブルから前記マスク・
    ベクトルを選択することができる発明。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の発明において、マ
    スク・オフセット回路が、基地局のパイロット信号のコ
    ード位相オフセットに対応するあるコード位相オフセッ
    トを持つ整合フィルタ・ベクトルを形成するために、少
    なくとも一つの他のマスク・ベクトルを選択する発明。
  20. 【請求項20】 請求項17に記載の発明において、前
    記高速順方向ゼネレータが、同相チャネルの整合フィル
    タ・ベクトルと、直角位相チャネルの整合フィルタ・ベ
    クトルを発生する発明。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の方法において、前
    記同相チャネルおよび直角位相チャネルの整合フィルタ
    ・ベクトルを記憶することができるシフト・レジスタ
    と、 記憶している各整合フィルタを交互に供給することがで
    きる選択回路とを備える方法。
  22. 【請求項22】 請求項14に記載の発明において、前
    記高速順方向PNゼネレータが、送信スペクトル拡散信
    号の複数の多重経路成分を持つ受信スペクトル拡散信号
    との相関関係をチェックするために、それぞれが、異な
    るコード位相オフセットを持つ複数の整合フィルタ・ベ
    クトルを供給する発明。
  23. 【請求項23】 請求項14に記載の発明において、前
    記高速順方向PNゼネレータが、少なくとも二つのグル
    ープとして複数の整合フィルタPNシーケンス・ベクト
    ルを供給し、各グループの各整合フィルタ・ベクトル
    が、基地局のパイロット信号のコード位相オフセットに
    関連する、異なるコード位相オフセットを持つ発明。
  24. 【請求項24】 請求項14に記載の発明において、前
    記第二のクロック速度が、前記第一のクロック速度に、
    データ記号周期の前記基準PNシーケンスの多数のチッ
    プを掛けたものである発明。
  25. 【請求項25】 請求項14に記載の発明において、前
    記高速順方向PNゼネレータが、データ記号クロックの
    各遷移に対して高速順方向PNシーケンスを発生し、前
    記第一のクロック速度が前記データ記号クロックのクロ
    ック速度より遅い発明。
  26. 【請求項26】 請求項14に記載の発明において、さ
    らに、それぞれが、前記基準PNシーケンスの異なるコ
    ード位相オフセットを持つ複数の整合フィルタ・ベクト
    ルを記憶してるシーケンス・テーブルを持つメモリを備
    える発明。
  27. 【請求項27】 基準PNシーケンスから少なくとも一
    つの整合フィルタ・ベクトルを発生するためのベクトル
    ・ゼネレータを持つ集積回路であって、前記基準PNシ
    ーケンスが初期状態と第一のクロック速度とを持ち、 前記基準PNシーケンスの初期状態を捕捉することがで
    きるレジスタと、 前記捕捉した初期状態から、少なくとも一つの高速順方
    向PNシーケンスを発生することができる高速順方向P
    Nゼネレータであって、前記高速順方向PNシーケンス
    が、前記基準PNシーケンスと、前記第一のクロック速
    度より速い第二のクロック速度を持つ前記高速順方向P
    Nシーケンスを供給する、前記高速順方向PNゼネレー
    タのチップ値と等しいチップ値を持つ高速順方向PNゼ
    ネレータとを備え、 各整合フィルタ・ベクトルが、前記基準PNシーケンス
    のコード位相と比較した場合、対応するコード位相オフ
    セットを持つ、一つの高速順方向PNシーケンスに対応
    する集積回路。
  28. 【請求項28】 請求項27に記載の発明において、さ
    らに、前記整合フィルタ・ベクトル、すなわち、前記マ
    スク・ベクトルにより決まる、前記整合フィルタ・ベク
    トルの対応するコード位相オフセットを形成するため
    に、前記高速順方向PNシーケンスに少なくとも一つの
    マスク・ベクトルを適用することができるマスク・オフ
    セット回路を備える発明。
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