WO2023234263A1 - ノイズフィルタ、及び中継コネクタ - Google Patents
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Abstract
ノイズフィルタ(1A)のフィルタ素子(50A)は、ハウジング(10)に収容され、第1端(62A,62B)および第2端(63A,63B)をそれぞれ有する第1巻線(61A)および第2巻線(61B)と、第1巻線(61A)および第2巻線(61B)が巻き付けられたコア(51)とを含む。第1端子金具(30A,30B)は、ハウジング(10)に取り付けられ、第1ワイヤハーネス(81)を着脱可能に構成され、第1巻線(61A)および第2巻線(61B)の第1端(62A,62B)に接続されている。第2端子金具(40A,40B)は、ハウジング(10)に取り付けられ、第2ワイヤハーネス(91)を着脱可能に構成され、第1巻線(61A)および第2巻線(61B)の第2端(63A,63B)に接続されている。
Description
本開示は、ノイズフィルタ、及び中継コネクタに関する。
特許文献1には、個々の金属端子に挿入された2つのインダクタと、2つのインダクタの間に接続されたコンデンサとからなるT型のLCフィルタを備えたコネクタが開示されている。特許文献2には、コイル状のインダクタと2つのコンデンサとからなるπ型のLCフィルタを備えたノイズフィルタが開示されている。上記特許文献1,2に開示されるノイズフィルタのように、インダクタとコンデンサとから構成されるLCフィルタは、ディファレンシャルモードノイズに対して有効である。
ところで、車両の販売時や販売後において、ドライブレコーダ等の電気機器とともに、電気機器を作動させるためのバックアップ電源を付加することがある。このような機器の付加によって、電線を伝達するコモンモードノイズが増加するおそれがある。
そこで、コモンモードノイズを低減可能としたノイズフィルタ、及び中継コネクタを提供することを目的とする。
本開示のノイズフィルタは、ハウジングと、前記ハウジングに収容され、第1端および第2端をそれぞれ有する一対の巻線と、前記一対の巻線が巻き付けられたコアとを含む、フィルタ素子と、前記ハウジングに取り付けられ、第1ワイヤハーネスに対して嵌合・離脱を可能に構成され、且つ前記一対の巻線の前記第1端にそれぞれ接続された一対の第1端子金具と、前記ハウジングに取り付けられ、第2ワイヤハーネスに対して嵌合・離脱を可能に構成され、且つ前記一対の巻線の前記第2端にそれぞれ接続された一対の第2端子金具と、を備えた。
本開示の中継コネクタは、第1ワイヤハーネスと第2ワイヤハーネスとを接続する中継コネクタであって、ハウジングと、前記ハウジングに取り付けられ、第1ワイヤハーネスに対して嵌合・離脱を可能に構成された一対の第1端子金具と、前記ハウジングに取り付けられ、第2ワイヤハーネスに対して嵌合・離脱を可能に構成され一対の第2端子金具と、前記ハウジングに収容され、前記一対の第1端子金具と前記一対の第2端子金具との間に接続された一対の巻線と、前記一対の巻線が巻き付けられたコアとを含む、フィルタ素子と、を備えた。
本開示によれば、コモンモードノイズを低減可能としたノイズフィルタ、中継コネクタを提供することが可能となる。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
(1)ハウジングと、前記ハウジングに収容され、第1端および第2端をそれぞれ有する一対の巻線と、前記一対の巻線が巻き付けられたコアとを含む、フィルタ素子と、前記ハウジングに取り付けられ、第1ワイヤハーネスを着脱可能に構成され、且つ前記一対の巻線のそれぞれの前記第1端に接続された一対の第1端子金具と、前記ハウジングに取り付けられ、第2ワイヤハーネスを着脱可能に構成され、且つ前記一対の巻線のそれぞれの前記第2端に接続された一対の第2端子金具と、を備えたノイズフィルタである。
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
(1)ハウジングと、前記ハウジングに収容され、第1端および第2端をそれぞれ有する一対の巻線と、前記一対の巻線が巻き付けられたコアとを含む、フィルタ素子と、前記ハウジングに取り付けられ、第1ワイヤハーネスを着脱可能に構成され、且つ前記一対の巻線のそれぞれの前記第1端に接続された一対の第1端子金具と、前記ハウジングに取り付けられ、第2ワイヤハーネスを着脱可能に構成され、且つ前記一対の巻線のそれぞれの前記第2端に接続された一対の第2端子金具と、を備えたノイズフィルタである。
一対の巻線は、それぞれインダクタとして機能する。したがって、ノイズフィルタは、一対の第1端子金具と一対の第2端子金具との間に接続された一対の巻線によりコモンモードノイズを低減することができる。
(2)上記(1)において、前記コアは、筒状に形成されている。
(3)上記(2)において、前記一対の巻線は、前記筒状の前記コアの内部を通して前記コアに巻き付けられている。
(3)上記(2)において、前記一対の巻線は、前記筒状の前記コアの内部を通して前記コアに巻き付けられている。
(4)上記(1)において、前記コアは、環状に形成されている。
(5)上記(4)において、前記コアは、円環状に形成されている。
(6)上記(4)において、前記コアは、互いに交差する2つの軸における長さが異なるように形成されている。
(5)上記(4)において、前記コアは、円環状に形成されている。
(6)上記(4)において、前記コアは、互いに交差する2つの軸における長さが異なるように形成されている。
(7)上記(4)から(6)のいずれかにおいて、前記コアは、複数設けられ、前記一対の巻線は、前記複数のコアに順次巻き付けられている。
(8)上記(1)において、前記コアは、筒状に形成され、側面に前記コアの内部と外部とを連通する複数の貫通孔を有し、前記一対の巻線は、前記複数の貫通孔を通して前記コアに巻き付けられている。
(8)上記(1)において、前記コアは、筒状に形成され、側面に前記コアの内部と外部とを連通する複数の貫通孔を有し、前記一対の巻線は、前記複数の貫通孔を通して前記コアに巻き付けられている。
(9)上記(1)から(8)のいずれかにおいて、前記一対の巻線は、前記コアに対してキャンセル巻きにて巻き付けられている。
一対の巻線はコモンモードチョークコイルとして機能する。これにより、コモンモードノイズをより低減することができる。
一対の巻線はコモンモードチョークコイルとして機能する。これにより、コモンモードノイズをより低減することができる。
(10)上記(1)から(9)のいずれかにおいて、前記一対の巻線の間に配置された絶縁体を備えている。
絶縁体によって素線により構成される一対の電線の間を電気的に絶縁することができる。このため、フィルタ素子の体格の増加を抑制できる。
絶縁体によって素線により構成される一対の電線の間を電気的に絶縁することができる。このため、フィルタ素子の体格の増加を抑制できる。
(11)第1ワイヤハーネスと第2ワイヤハーネスとを接続する中継コネクタであって、ハウジングと、前記ハウジングに取り付けられ、第1ワイヤハーネスを着脱可能に構成された一対の第1端子金具と、前記ハウジングに取り付けられ、第2ワイヤハーネスを着脱可能に構成された一対の第2端子金具と、前記ハウジングに収容され、前記一対の第1端子金具と前記一対の第2端子金具との間に接続された一対の巻線と、前記一対の巻線が巻き付けられたコアとを含む、フィルタ素子と、を備えた中継コネクタである。
一対の巻線は、それぞれインダクタとして機能する。したがって、ノイズフィルタは、一対の第1端子金具と一対の第2端子金具との間に接続された一対の巻線によりコモンモードノイズを低減することができる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示のノイズフィルタおよび中継コネクタの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。各図面では、説明の便宜上、構成の一部を誇張又は簡略化して示す場合がある。また、各部分の寸法比率については各図面で異なる場合がある。本開示における「平行」や「直交」は、厳密に平行や直交の場合のみでなく、本実施形態における作用効果を奏する範囲内で概ね平行や直交の場合も含まれる。本開示における「第1」、「第2」等の用語は、単にラベルとして用いたものであり、必ずしもそれらの対象物に順列を付することを意図していない。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本開示のノイズフィルタおよび中継コネクタの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。各図面では、説明の便宜上、構成の一部を誇張又は簡略化して示す場合がある。また、各部分の寸法比率については各図面で異なる場合がある。本開示における「平行」や「直交」は、厳密に平行や直交の場合のみでなく、本実施形態における作用効果を奏する範囲内で概ね平行や直交の場合も含まれる。本開示における「第1」、「第2」等の用語は、単にラベルとして用いたものであり、必ずしもそれらの対象物に順列を付することを意図していない。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態を図1から図3に従って説明する。
(ノイズフィルタの概略)
図1、図2に示すように、ノイズフィルタ1Aには、第1ワイヤハーネス81と第2ワイヤハーネス91とが接続される。第1ワイヤハーネス81は、一対の第1電線82A,82Bと、一対の第1電線82A,82Bの端部に設けられた第1コネクタ83と、を有する。第2ワイヤハーネス91は、一対の第2電線92A,92Bと、一対の第2電線92A,92Bの端部に設けられた第2コネクタ93と、を有する。ノイズフィルタ1Aは、第1コネクタ83と第2コネクタ93とをそれぞれ着脱可能に構成されている。ノイズフィルタ1Aは、第1ワイヤハーネス81と第2ワイヤハーネス91との間に接続される。したがって、ノイズフィルタ1Aは、第1ワイヤハーネス81と第2ワイヤハーネス91とを接続する中継コネクタということもできる。ノイズフィルタ1Aは、第1ワイヤハーネス81と第2ワイヤハーネス91とにおけるコモンモードノイズを低減するように構成されている。
以下、第1実施形態を図1から図3に従って説明する。
(ノイズフィルタの概略)
図1、図2に示すように、ノイズフィルタ1Aには、第1ワイヤハーネス81と第2ワイヤハーネス91とが接続される。第1ワイヤハーネス81は、一対の第1電線82A,82Bと、一対の第1電線82A,82Bの端部に設けられた第1コネクタ83と、を有する。第2ワイヤハーネス91は、一対の第2電線92A,92Bと、一対の第2電線92A,92Bの端部に設けられた第2コネクタ93と、を有する。ノイズフィルタ1Aは、第1コネクタ83と第2コネクタ93とをそれぞれ着脱可能に構成されている。ノイズフィルタ1Aは、第1ワイヤハーネス81と第2ワイヤハーネス91との間に接続される。したがって、ノイズフィルタ1Aは、第1ワイヤハーネス81と第2ワイヤハーネス91とを接続する中継コネクタということもできる。ノイズフィルタ1Aは、第1ワイヤハーネス81と第2ワイヤハーネス91とにおけるコモンモードノイズを低減するように構成されている。
第1ワイヤハーネス81と第2ワイヤハーネス91とは、たとえば電力線であり、車両に搭載されたバッテリから、車両に設置された電気機器に対して電力を供給するために用いられる。ノイズフィルタ1Aは、取付部を有していてもよく、取付部にて車両に固定される。なお、ノイズフィルタ1Aは、テープ、接着剤、結束バンド、等によって、固定されてもよい。車両には、ドライブレコーダ等の電気機器と、電気機器を作動させるためのバックアップ電源とが付加される場合がある。このバックアップ電源により、第1ワイヤハーネス81と第2ワイヤハーネス91とによって供給される電力のコモンモードノイズが増加するおそれがある。第1ワイヤハーネス81と第2ワイヤハーネス91との間に接続されるノイズフィルタ1Aは、コモンモードノイズを低減する、つまりコモンモードノイズの増加を抑制する。なお、第1ワイヤハーネス81と第2ワイヤハーネス91とは、たとえば電気機器を制御する制御信号の伝達に用いられてもよい。
(ノイズフィルタの構成)
図1から図3に示すように、ノイズフィルタ1Aは、概略直方体状に形成されている。ここで、直方体状のノイズフィルタ1Aにおける長さ方向を前後方向とし、前後方向と直交するとともに互いに直交する2つの方向をそれぞれ左右方向、上下方向とする。図1において、前後方向は、図面左右方向であり、図面右方向を前方、図面左方向を後方とする。また、図1において、図面下方向を右方向、図面上方向を左方向とする。そして、図2において、図面上方向を上方、図面下方向を下方とする。
図1から図3に示すように、ノイズフィルタ1Aは、概略直方体状に形成されている。ここで、直方体状のノイズフィルタ1Aにおける長さ方向を前後方向とし、前後方向と直交するとともに互いに直交する2つの方向をそれぞれ左右方向、上下方向とする。図1において、前後方向は、図面左右方向であり、図面右方向を前方、図面左方向を後方とする。また、図1において、図面下方向を右方向、図面上方向を左方向とする。そして、図2において、図面上方向を上方、図面下方向を下方とする。
図1から図3に示すように、ノイズフィルタ1Aは、ハウジング10、第1端子金具30A,30B、第2端子金具40A,40B、フィルタ素子50A、を備えている。
(ハウジング)
ハウジング10は、一例として、絶縁性を有する合成樹脂製である。ハウジング10は、ハウジング本体11、およびカバー体18を備えている。ハウジング本体11は、収容部12、第1フード部21、および第2フード部22を有する一体部品である。収容部12は、上方が開放された箱状であり、底壁部13、前壁部14、後壁部15、および側壁部16,17を有している。図2に示すように、底壁部13は、上方から視て、長方形状に形成されている。前壁部14、後壁部15、および側壁部16,17は、底壁部13から上方に向けて立設されている。前壁部14と後壁部15とは、前後方向において互いに対向する。側壁部16,17は、左右方向において互いに対向する。
(ハウジング)
ハウジング10は、一例として、絶縁性を有する合成樹脂製である。ハウジング10は、ハウジング本体11、およびカバー体18を備えている。ハウジング本体11は、収容部12、第1フード部21、および第2フード部22を有する一体部品である。収容部12は、上方が開放された箱状であり、底壁部13、前壁部14、後壁部15、および側壁部16,17を有している。図2に示すように、底壁部13は、上方から視て、長方形状に形成されている。前壁部14、後壁部15、および側壁部16,17は、底壁部13から上方に向けて立設されている。前壁部14と後壁部15とは、前後方向において互いに対向する。側壁部16,17は、左右方向において互いに対向する。
第1フード部21は、前壁部14から前方に延出している。第1フード部21は、角筒状に形成されている。第2フード部22は、後壁部15から後方に延出している。第2フード部22は、角筒状に形成されている。カバー体18は、長方形板状に形成されている。カバー体18は、収容部12の開口を覆うように形成されている。カバー体18は、ハウジング本体11の上部に組み付けられる。
(第1端子金具、第2端子金具)
図2に示すように、第1端子金具30A,30Bは、階段状に屈曲した金属板材により構成されている。第1端子金具30A,30Bは、前壁部14に取り付けられている。第1端子金具30A,30Bは、たとえば圧入やインサート成形等の手段によって前壁部14と一体化されている。
図2に示すように、第1端子金具30A,30Bは、階段状に屈曲した金属板材により構成されている。第1端子金具30A,30Bは、前壁部14に取り付けられている。第1端子金具30A,30Bは、たとえば圧入やインサート成形等の手段によって前壁部14と一体化されている。
図1、図2に示すように、第1端子金具30A,30Bは、素子接続部31A,31B、端子接続部32A,32B、および連結部33A,33Bを有している。素子接続部31A,31Bは、底壁部13の上面13aに配置されている。端子接続部32A,32Bは、前壁部14を貫通するとともに、第1フード部21内に配置されている。端子接続部32A,32Bの先端は、第1フード部21に包囲されている。連結部33A,33Bは、前壁部14の内面14aに沿って延びるように形成されている。連結部33A,33Bは、素子接続部31A,31Bと端子接続部32A,32Bとを互いに電気的に接続する。
第1フード部21には、第1ワイヤハーネス81の第1コネクタ83が嵌合される。第1フード部21に囲まれた端子接続部32A,32Bを有する第1端子金具30A,30Bは、第1ワイヤハーネス81の第1電線82A,82Bと電気的に接続される。つまり、第1フード部21および第1端子金具30A,30Bは、第1ワイヤハーネス81を着脱可能に構成されている。第1フード部21および第1端子金具30A,30Bは、第1ワイヤハーネス81を接続するコネクタとして機能する。
図2に示すように、第2端子金具40A,40Bは、階段状に屈曲した金属板材により構成されている。第2端子金具40A,40Bは、後壁部15に取り付けられている。第2端子金具40A,40Bは、たとえば圧入やインサート成形等の手段によって後壁部15と一体化されている。
図1、図2に示すように、第2端子金具40A,40Bは、素子接続部41A,41B、端子接続部42A,42B、および連結部43A,43Bを有している。素子接続部41A,41Bは、底壁部13の上面13aに配置されている。端子接続部42A,42Bは、後壁部15を貫通するとともに、第2フード部22内に配置されている。端子接続部42A,42Bの先端は、第2フード部22に包囲されている。連結部43A,43Bは、後壁部15の内面15aに沿って延びるように形成されている。連結部43A,43Bは、素子接続部41A,41Bと端子接続部42A,42Bとを互いに電気的に接続する。
第2フード部22には、第2ワイヤハーネス91の第2コネクタ93が嵌合される。第2フード部22に囲まれた端子接続部42A,42Bを有する第2端子金具40A,40Bは、第2ワイヤハーネス91の第2電線92A,92Bと電気的に接続される。つまり、第2フード部22および第2端子金具40A,40Bは、第2ワイヤハーネス91を着脱可能に構成されている。第2フード部22および第2端子金具40A,40Bは、第2ワイヤハーネス91を接続するコネクタとして機能する。
第1フード部21と第2フード部22とは、同一形状である。第1端子金具30A,30Bと第2端子金具40A,40Bとは、同一形状である。したがって、第1フード部21および第1端子金具30A,30Bに対して第2ワイヤハーネス91を接続することもできる。同様に、第2フード部22および第2端子金具40A,40Bに対して第1ワイヤハーネス81を接続することもできる。
(フィルタ素子)
フィルタ素子50Aは、ハウジング10の収容部12に収容されている。
フィルタ素子50Aは、コア51、一対の巻線61A,61Bを含む。一対の巻線61A,61Bの一方を第1巻線61A、他方を第2巻線61Bとして説明する。
フィルタ素子50Aは、ハウジング10の収容部12に収容されている。
フィルタ素子50Aは、コア51、一対の巻線61A,61Bを含む。一対の巻線61A,61Bの一方を第1巻線61A、他方を第2巻線61Bとして説明する。
コア51は、筒状に形成されている。第1実施形態のコア51は、円筒状である。すなわち、コア51は、軸方向から視て、円形の形状を有する筒状である。コア51は、その中心軸51cが底壁部13の上面13aと平行となるように配置されている。コア51は、フェライト等の磁性体によって構成されている。
第1巻線61Aおよび第2巻線61Bは、たとえば金属素線である。なお、第1巻線61Aおよび第2巻線61Bは、複数の金属素線を束ねて構成されてもよい。第1巻線61Aは、第1端62Aおよび第2端63Aを有している。第2巻線61Bは、第1端62Bおよび第2端63Bを有している。第1巻線61Aおよび第2巻線61Bは、コア51に巻き付けられている。第1巻線61Aおよび第2巻線61Bは、筒状のコア51に対して、コア51の内部を通すように、コア51の周方向に巻き付けられている。第1実施形態において、第1巻線61Aおよび第2巻線61Bの巻き方は、キャンセル巻きである。第1巻線61Aと第2巻線61Bとは、筒状のコア51の外周面51aおよび内周面51bに沿って、互いに反対側に向かって巻き付けられている。
第1巻線61Aおよび第2巻線61Bの第1端62A,62Bは、第1端子金具30A,30Bの素子接続部31A,31Bに電気的に接続されている。第1端62A,62Bは、はんだ付け等の手段によって、素子接続部31A,31Bと導通可能に接続されている。第1巻線61Aおよび第2巻線61Bの第2端63A,63Bは、第2端子金具40A,40Bの素子接続部41A,41Bに電気的に接続されている。第2端63A,63Bは、はんだ付け等の手段によって、素子接続部41A,41Bと導通可能に接続されている。
図1、図3に示すように、コア51の内部には、絶縁材71が配置されている。絶縁材71は、たとえば板状である。絶縁材71は、コア51の内部において、第1巻線61Aと第2巻線61Bとの間に配置されている。絶縁材71は、素線により構成される第1巻線61Aと第2巻線61Bとの間を電気的に絶縁する。
(作用)
上記のノイズフィルタ1Aの作用を説明する。
ノイズフィルタ1Aは、ハウジング10、フィルタ素子50A、第1端子金具30A,30B、および第2端子金具40A,40Bを備える。フィルタ素子50Aは、ハウジング10に収容され、第1端62A,62Bおよび第2端63A,63Bをそれぞれ有する第1巻線61Aおよび第2巻線61Bと、第1巻線61Aおよび第2巻線61Bが巻き付けられたコア51とを含む。第1端子金具30A,30Bは、ハウジング10に取り付けられ、第1ワイヤハーネス81を着脱可能に構成され、第1巻線61Aおよび第2巻線61Bの第1端62A,62Bに接続されている。第2端子金具40A,40Bは、ハウジング10に取り付けられ、第2ワイヤハーネス91を着脱可能に構成され、第1巻線61Aおよび第2巻線61Bの第2端63A,63Bに接続されている。
上記のノイズフィルタ1Aの作用を説明する。
ノイズフィルタ1Aは、ハウジング10、フィルタ素子50A、第1端子金具30A,30B、および第2端子金具40A,40Bを備える。フィルタ素子50Aは、ハウジング10に収容され、第1端62A,62Bおよび第2端63A,63Bをそれぞれ有する第1巻線61Aおよび第2巻線61Bと、第1巻線61Aおよび第2巻線61Bが巻き付けられたコア51とを含む。第1端子金具30A,30Bは、ハウジング10に取り付けられ、第1ワイヤハーネス81を着脱可能に構成され、第1巻線61Aおよび第2巻線61Bの第1端62A,62Bに接続されている。第2端子金具40A,40Bは、ハウジング10に取り付けられ、第2ワイヤハーネス91を着脱可能に構成され、第1巻線61Aおよび第2巻線61Bの第2端63A,63Bに接続されている。
第1巻線61Aおよび第2巻線61Bは、それぞれインダクタとして機能する。したがって、ノイズフィルタ1Aは、第1端子金具30A,30Bと第2端子金具40A,40Bとの間に接続された第1巻線61Aおよび第2巻線61Bによりコモンモードノイズを低減することができる。
第1巻線61Aおよび第2巻線61Bは、キャンセル巻きにてコア51に巻き付けられている。したがって、第1巻線61Aおよび第2巻線61Bは、コモンモードチョークコイルとして機能する。これにより、ノイズフィルタ1Aは、コモンモードノイズをより低減することができる。
コア51の内部には、絶縁材71が配置されている。絶縁材71は、たとえば板状である。絶縁材71は、コア51の内部において、第1巻線61Aと第2巻線61Bとの間に配置されている。絶縁材71により、それぞれが素線により構成される第1巻線61Aと第2巻線61Bとの間を電気的に絶縁することができる。これにより、絶縁被覆を備えた電線をコア51に巻き付ける場合と比べ、フィルタ素子50Aの体格の増加、ひいてはノイズフィルタ1Aの体格の増加を抑制することができる。
第1フード部21と第2フード部22とは、同一形状である。第1端子金具30A,30Bと第2端子金具40A,40Bとは、同一形状である。したがって、第1フード部21および第1端子金具30A,30Bに対して第2ワイヤハーネス91を接続することもできる。同様に、第2フード部22および第2端子金具40A,40Bに対して第1ワイヤハーネス81を接続することもできる。このため、ノイズフィルタ1Aの方向を確認することなく、第1ワイヤハーネス81および第2ワイヤハーネス91に対して、容易に接続することができる。
(効果)
以上記述したように、第1実施形態のノイズフィルタ1Aによれば、以下の効果を奏する。
以上記述したように、第1実施形態のノイズフィルタ1Aによれば、以下の効果を奏する。
(1-1)ノイズフィルタ1Aは、ハウジング10、フィルタ素子50A、第1端子金具30A,30B、第2端子金具40A,40Bを備える。フィルタ素子50Aは、ハウジング10に収容され、第1端62A,62Bおよび第2端63A,63Bをそれぞれ有する第1巻線61Aおよび第2巻線61Bと、第1巻線61Aおよび第2巻線61Bが巻き付けられたコア51とを含む。第1端子金具30A,30Bは、ハウジング10に取り付けられ、第1ワイヤハーネス81を着脱可能に構成され、第1巻線61Aおよび第2巻線61Bの第1端62A,62Bに接続されている。第2端子金具40A,40Bは、ハウジング10に取り付けられ、第2ワイヤハーネス91を着脱可能に構成され、第1巻線61Aおよび第2巻線61Bの第2端63A,63Bに接続されている。
第1巻線61Aおよび第2巻線61Bは、それぞれインダクタとして機能する。したがって、ノイズフィルタ1Aは、第1端子金具30A,30Bと第2端子金具40A,40Bとの間に接続された第1巻線61Aおよび第2巻線61Bによりコモンモードノイズを低減することができる。
(1-2)第1巻線61Aおよび第2巻線61Bは、キャンセル巻きにてコア51に巻き付けられている。したがって、第1巻線61Aおよび第2巻線61Bは、コモンモードチョークコイルとして機能する。これにより、ノイズフィルタ1Aは、コモンモードノイズをより低減することができる。
(1-3)ノイズフィルタ1Aは、コア51の内部に、絶縁材71を備えている。絶縁材71は、コア51の内部において、第1巻線61Aと第2巻線61Bとの間に配置されている。ノイズフィルタ1Aは、絶縁材71により、第1巻線61Aと第2巻線61Bとの間を電気的に絶縁することができる。
(1-4)第1フード部21と第2フード部22とは、同一形状である。第1端子金具30A,30Bと第2端子金具40A,40Bとは、同一形状である。したがって、第1フード部21および第1端子金具30A,30Bに対して第2ワイヤハーネス91を接続することもできる。同様に、第2フード部22および第2端子金具40A,40Bに対して第1ワイヤハーネス81を接続することもできる。このため、ノイズフィルタ1Aの方向を確認することなく、第1ワイヤハーネス81および第2ワイヤハーネス91に対して、容易に接続することができる。
(第1実施形態の変更例)
第1実施形態は、以下のように変更して実施することができる。第1実施形態および以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
第1実施形態は、以下のように変更して実施することができる。第1実施形態および以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・コア51は、たとえば多角形の筒状であってもよい。また、コア51は、中心軸51cに沿った方向(前後方向)から視て、楕円状、長円状、等のように互いに直交する2つの軸の長さが異なる形状としてもよい。
(第2実施形態)
以下、第2実施形態を図4、図5に従って説明する。
なお、この実施形態において、上記実施形態と同じ構成部材については同じ符号を付してその説明を省略する。
以下、第2実施形態を図4、図5に従って説明する。
なお、この実施形態において、上記実施形態と同じ構成部材については同じ符号を付してその説明を省略する。
第2実施形態のノイズフィルタ1Bは、第1実施形態に対して、フィルタ素子50Bの構成が異なる。よって、第1実施形態と同一部分には同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ詳述する。
(フィルタ素子)
第2実施形態のフィルタ素子50Bは、複数のコア52として、3つのコア52A,52B,52Cと、一対の巻線(第1巻線61A、第2巻線61B)を備えている。
第2実施形態のフィルタ素子50Bは、複数のコア52として、3つのコア52A,52B,52Cと、一対の巻線(第1巻線61A、第2巻線61B)を備えている。
コア52A,52B,52Cは、環状に形成されている。第2実施形態において、3つのコア52A,52B,52Cは、円環状である。すなわち、3つのコア52A,52B,52Cは、軸方向から視て、円形の形状を有する環状である。3つのコア52A,52B,52Cは、底壁部13の長さ方向に沿って並べられている。つまり、3つのコア52A,52B,52Cは、前壁部14と後壁部15との間、すなわち第1端子金具30A,30Bと第2端子金具40A,40Bとの間に並べられている。コア52A,52B,52Cは、それぞれの中心軸52cを底壁部13の上面13aに対して垂直となるように配置されている。
第1巻線61Aおよび第2巻線61Bは、各コア52A,52B,52Cに順次巻き付けられている。各コア52A,52B,52Cにおいて、第1巻線61Aおよび第2巻線61Bは、互いに反対方向に巻き付けられている。また、第1巻線61Aおよび第2巻線61Bは、隣り合うコア52Aとコア52B、コア52Bとコア52Cについて巻き付け方向が異なるように設定されている。図4に示すように、コア52Aについて、第1巻線61Aおよび第2巻線61Bは、第1端子金具30A,30Bからコア52Aの上方を通過してコア52Aの内側を通るように巻き付けられている。次に、コア52Bについて、第1巻線61Aおよび第2巻線61Bは、コア52Bの下方を通過してコア52Bの内側を通るように巻き付けられている。そして、コア52Cについて、第1巻線61Aおよび第2巻線61Bは、コア52Cの上方を通過してコア52Cの内側を通るように巻き付けられている。そして、第1巻線61Aおよび第2巻線61Bは、コア52Cの下方を通して第2端子金具40A,40Bに接続されている。そして、第2実施形態において、第1巻線61Aおよび第2巻線61Bの巻き方は、キャンセル巻きである。
図4に示すように、ノイズフィルタ1Bは、絶縁材72を含む。絶縁材72は、各コア52A,52B,52Cを左右方向に分割するように配置されている。したがって、この絶縁材72は、第1巻線61Aと第2巻線61Bとの間に配置される。絶縁材72は、各コア52A,52B,52Cに巻き付けられた第1巻線61Aと第2巻線61Bとの間を電気的に絶縁する。
(効果)
以上記述したように、第2実施形態のノイズフィルタ1Bによれば、第1実施形態の(1-1)~(1-2)、(1-4)の効果に加え、以下の効果を奏する。
以上記述したように、第2実施形態のノイズフィルタ1Bによれば、第1実施形態の(1-1)~(1-2)、(1-4)の効果に加え、以下の効果を奏する。
(2-1)フィルタ素子50Bは、3つのコア52A,52B,52Cを備える。第1巻線61Aおよび第2巻線61Bは、各コア52A,52B,52Cに巻き付けられている。環状のコア52A,52B,52Cを用いることにより、第1巻線61Aおよび第2巻線61Bをコア52A,52B,52Cに対して容易に巻き付けることができる。
(2-2)環状のコア52A,52B,52Cを用いることにより、第1巻線61Aおよび第2巻線61Bの巻き付け回数(ターン数)容易に増加することができる。
(2-3)円環状のコア52A,52B,52Cを用いることにより、コア52A,52B,52Cに対する巻き始めの位置を考慮することなく巻き付けることができる。このため、巻き付けの作業性を向上できる。
(2-3)円環状のコア52A,52B,52Cを用いることにより、コア52A,52B,52Cに対する巻き始めの位置を考慮することなく巻き付けることができる。このため、巻き付けの作業性を向上できる。
(2-4)コア52A,52B,52Cは、それぞれの中心軸52cが底壁部13の上面13aに対して垂直となるように配置されている。したがって、ノイズフィルタ1Bの上下方向の厚さを第1実施形態に比べて低減することができる。
(2-5)ノイズフィルタ1Bは、絶縁材72を含む。絶縁材72は、各コア52A,52B,52Cを左右方向に分割するように配置されている。したがって、この絶縁材72は、第1巻線61Aと第2巻線61Bとの間に配置される。絶縁材72は、各コア52A,52B,52Cに巻き付けられた素線により構成される第1巻線61Aと第2巻線61Bとの間を電気的に絶縁することができる。
(第2実施形態の変更例)
第2実施形態は、以下のように変更して実施することができる。第2実施形態および以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
第2実施形態は、以下のように変更して実施することができる。第2実施形態および以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・コアの数は、1つ、2つ、または4つ以上であってもよい。
・コア52(52A,52B,52C)は、たとえば多角形の環状であってもよい。
・コア52A,52B,52Cの大きさが異なっていてもよい。たとえば、図4に示すコア52A,52B,52Cのうちの1つのコア、たとえばコア52Aの大きさが他のコア52B,52Cよりも小さく形成されていてもよく、大きく形成されていてもよい。また、3つのコア52A,52B,52Cの大きさが互いに異なっていてもよい。
・コア52(52A,52B,52C)は、たとえば多角形の環状であってもよい。
・コア52A,52B,52Cの大きさが異なっていてもよい。たとえば、図4に示すコア52A,52B,52Cのうちの1つのコア、たとえばコア52Aの大きさが他のコア52B,52Cよりも小さく形成されていてもよく、大きく形成されていてもよい。また、3つのコア52A,52B,52Cの大きさが互いに異なっていてもよい。
・図6に示す変更例1のノイズフィルタ1Cのフィルタ素子50Cは、2つのコア53(53A,53B)を備える。コア53A,53Bは、軸方向から視て、互いに直交する2つの軸X1,Y1において長さが異なる環状に形成されている。コア53A,53Bは、ノイズフィルタ1Cの前後方向に沿って長さが長いように配置されている。このように構成されたコア53A,53Bは、コア53A,53Bに対する第1巻線61Aおよび第2巻線61Bの巻き付け回数(ターン数)の減少を抑えるとともに、ノイズフィルタ1Cを構成する部品数を少なくすることができる。
図7に示す変更例2のノイズフィルタ1Dのフィルタ素子50Dは、3つのコア54(54A,54B,54C)を備える。コア54A,54B,54Cは、軸方向から視て、互いに直交する2つの軸X1,Y1において長さが異なる環状に形成されていてもよい。3つのコア54A,54B,54Cは、ノイズフィルタ1Dの左右方向に沿って長さが長いように配置されている。このように構成されたコア54A,54B,54Cは、コア54A,54B,54Cに対する第1巻線61Aおよび第2巻線61Bの巻き付け回数(ターン数)の減少を抑えるとともに、ノイズフィルタ1Dの長さを短くすることができる。
・図8、図9に示す変更例3のノイズフィルタ1Eのフィルタ素子50Eにおいて、3つのコア52A,52B,52Cは、中心軸52cが底壁部13の上面13aに対して平行、かつ中心軸52cが前後方向に沿うように配置されている。このノイズフィルタ1Eでは、コア52A,52B,52Cの配置間隔を上記の第2実施形態よりも狭くすることができる。このため、ノイズフィルタ1Eの前後方向の長さを短くすることができる。
(第3実施形態)
以下、第3実施形態を図10、図11に従って説明する。
なお、この実施形態において、上記実施形態と同じ構成部材については同じ符号を付してその説明を省略する。
以下、第3実施形態を図10、図11に従って説明する。
なお、この実施形態において、上記実施形態と同じ構成部材については同じ符号を付してその説明を省略する。
第3実施形態のノイズフィルタ1Fは、第1実施形態のノイズフィルタ1Aに対して、フィルタ素子50Fの構成が異なる。よって、第1,第2実施形態と同一部分には同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ詳述する。
(フィルタ素子)
フィルタ素子50Fは、コア55、一対の巻線61A,61B(第1巻線61A、第2巻線61B)を備えている。
フィルタ素子50Fは、コア55、一対の巻線61A,61B(第1巻線61A、第2巻線61B)を備えている。
コア55は、筒状に形成されている。第3実施形態のコア55は、円筒状である。すなわち、コア55は、軸方向から視て、円形の形状を有する筒状である。コア55は、その中心軸55cが底壁部13の上面13aと平行となるように配置されている。
コア55は、フェライト等の磁性体によって構成されている。
第3実施形態のコア55は、外周面55aから内周面55bまでコア55を貫通する第1貫通孔55dおよび第2貫通孔55eを有している。第1貫通孔55dおよび第2貫通孔55eは、コア55の中心軸55cに沿って複数形成されている。第1貫通孔55dおよび第2貫通孔55eは、コア55の中心軸55cを含む面に対して対称となるように形成されている。
第3実施形態のコア55は、外周面55aから内周面55bまでコア55を貫通する第1貫通孔55dおよび第2貫通孔55eを有している。第1貫通孔55dおよび第2貫通孔55eは、コア55の中心軸55cに沿って複数形成されている。第1貫通孔55dおよび第2貫通孔55eは、コア55の中心軸55cを含む面に対して対称となるように形成されている。
図10に示すように、第1巻線61Aは、コア55の第1端部55fから第2端部55gに向けて、複数の第1貫通孔55dを順次通るように、コア55に巻き付けられている。第2巻線61Bは、コア55の第1端部55fから第2端部55gに向けて、複数の第2貫通孔55eを順次通るように、コア55に巻き付けられている。そして、第1巻線61Aおよび第2巻線61Bは、コア55の中心軸55cを含む面に対して対称となるように、コア55に巻き付けられている。第3実施形態において、第1巻線61Aおよび第2巻線61Bの巻き方は、キャンセル巻きである。
(効果)
以上記述したように、第3実施形態のノイズフィルタ1Fによれば、第1実施形態の効果に加え、以下の効果を奏する。
以上記述したように、第3実施形態のノイズフィルタ1Fによれば、第1実施形態の効果に加え、以下の効果を奏する。
(3-1)ノイズフィルタ1Fは、筒状のコア55を備えている。コア55は、外周面55aから内周面55bまでコア55を貫通する第1貫通孔55dおよび第2貫通孔55eを有している。第1巻線61Aは、コア55の第1端部55fから第2端部55gに向けて、複数の第1貫通孔55dを順次通るように、コア55に巻き付けられている。第2巻線61Bは、コア55の第1端部55fから第2端部55gに向けて、複数の第2貫通孔55eを順次通るように、コア55に巻き付けられている。したがって、第1巻線61Aおよび第2巻線61Bの巻き付け数(ターン数)を多くすることができる。
(第3実施形態の変更例)
第3実施形態は、以下のように変更して実施することができる。第3実施形態および以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
第3実施形態は、以下のように変更して実施することができる。第3実施形態および以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・図12から図14に示すノイズフィルタ1Gのフィルタ素子50Gにおいて、コア56は、コア56の周方向に沿って離れて配置された第1貫通孔56d、第2貫通孔56e、第3貫通孔56f、および第4貫通孔56gを有している。第1~第4貫通孔56d~56gは、外周面56aから内周面56bまでコア56を貫通している。第1~第4貫通孔56d~56gは、コア56の周方向に沿って設けられている。第1~第4貫通孔56d~56gは、環状のコア56の中心軸56cに沿って複数設けられている。
第1巻線61Aは、第1貫通孔56dと第2貫通孔56eとを交互に通るように、コア56に巻き付けられている。第2巻線61Bは、第3貫通孔56fと第4貫通孔56gとを交互に通るように、コア56に巻き付けられている。このようにフィルタ素子50Gを構成することにより、巻き付け数(ターン数)を多くすることができる。
(その他の変更例)
上記各実施形態および変更例は、以下のように変更して実施することができる。上記各実施形態及び変更例と以下に示す変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
上記各実施形態および変更例は、以下のように変更して実施することができる。上記各実施形態及び変更例と以下に示す変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・巻線61A,61Bは、素線が絶縁膜により被覆された電線を用いてもよい。
・巻線61A,61Bについて、素線が絶縁膜により被覆された電線を用いて、バイファイラ巻きにて各コア51~56に巻き付けてフィルタ素子を構成してもよい。
・巻線61A,61Bについて、素線が絶縁膜により被覆された電線を用いて、バイファイラ巻きにて各コア51~56に巻き付けてフィルタ素子を構成してもよい。
・絶縁材71,72は省略されてもよい。
・図1および図2に示すように、コア51は、該コア51の軸方向の一端部である第1端部と、軸方向の他端部である第2端部と、を有してもよい。一対の巻線61A,61Bは、コア51の周方向に変位しつつ、コア51の外周側を第1端部から第2端部に向かって軸方向に延出され、第2端部で折り返されてコア51の内周側を第2端部から第1端部に向かって軸方向に延出され、第1端部で折り返されて再びコア51の外周側を第1端部から第2端部に向かって軸方向に延出されることを繰り返すことにより、コア51に巻き付けられてもよい。また、一対の巻線61A,61Bは、コア51の周方向に変位しつつ、コア51の内周側を第1端部から第2端部に向かって軸方向に延出され、第2端部で折り返されてコア51の外周側を第2端部から第1端部に向かって軸方向に延出され、第1端部で折り返されて再びコア51の内周側を第1端部から第2端部に向かって軸方向に延出されることを繰り返すことにより、コア51に巻き付けられてもよい。
・図1および図2に示すように、コア51は、該コア51の軸方向の一端部である第1端部と、軸方向の他端部である第2端部と、を有してもよい。一対の巻線61A,61Bは、コア51の周方向に変位しつつ、コア51の外周側を第1端部から第2端部に向かって軸方向に延出され、第2端部で折り返されてコア51の内周側を第2端部から第1端部に向かって軸方向に延出され、第1端部で折り返されて再びコア51の外周側を第1端部から第2端部に向かって軸方向に延出されることを繰り返すことにより、コア51に巻き付けられてもよい。また、一対の巻線61A,61Bは、コア51の周方向に変位しつつ、コア51の内周側を第1端部から第2端部に向かって軸方向に延出され、第2端部で折り返されてコア51の外周側を第2端部から第1端部に向かって軸方向に延出され、第1端部で折り返されて再びコア51の内周側を第1端部から第2端部に向かって軸方向に延出されることを繰り返すことにより、コア51に巻き付けられてもよい。
・図1および図2に示すように、絶縁材71は、長方形板状であってもよい。絶縁材71の長辺に沿った長さは、コア51の軸方向に沿った長さと略等しくてもよい。絶縁材71の短辺に沿った長さは、コア51の内径と略等しくてもよい。
・図4および図5に示すように、底壁部13の長さ方向は、第1端子金具30A,30Bと第2端子金具40A,40Bとを互いに結ぶ直線である接続線と平行であってもよい。複数のコア52は、それぞれの中心軸52cが接続線と直交するように接続線に沿って並んで配置されてもよい。図8および図9に示すように、複数のコア52は、それぞれの中心軸52cが接続線と平行になるように接続線に沿って並んで配置されてもよい。
・図4、図5、図8および図9に示すように、コア52は、該コア52の軸方向の一端部である第1端部と、軸方向の他端部である第2端部と、を有してもよい。一対の巻線61A,61Bは、コア52の周方向に変位しつつ、コア52の外周側を第1端部から第2端部に向かって軸方向に延出され、第2端部で折り返されてコア52の内周側を第2端部から第1端部に向かって軸方向に延出され、第1端部で折り返されて再びコア52の外周側を第1端部から第2端部に向かって軸方向に延出されることを繰り返すことにより、複数のコア52のそれぞれに巻き付けられてもよい。また、一対の巻線61A,61Bは、コア52の周方向に変位しつつ、コア52の内周側を第1端部から第2端部に向かって軸方向に延出され、第2端部で折り返されてコア52の外周側を第2端部から第1端部に向かって軸方向に延出され、第1端部で折り返されて再びコア52の内周側を第1端部から第2端部に向かって軸方向に延出されることを繰り返すことにより、複数のコア52のそれぞれに巻き付けられてもよい。
・図10および図11に示すように、コア55は、該コア55の軸方向の一端部である第1端部55fと、軸方向の他端部である第2端部55gと、を有してもよい。コア55における第1端部55fが設けられる側を第1側といい、その反対側、すなわちコア55における第2端部55gが設けられる側を第2側ということがある。コア55の軸方向に連続する任意の3つの第1貫通孔55dを第1側から順に後側の第1貫通孔55d、中央の第1貫通孔55d、前側の第1貫通孔55dということがある。また、コア55の軸方向に連続する任意の3つの第2貫通孔55eを第1側から順に後側の第2貫通孔55e、中央の第2貫通孔55e、前側の第2貫通孔55eということがある。
図10および図11に示す構成において、第1巻線61Aは、中央の第1貫通孔55dを通ってコア55の内周側からコア55の外周側に延出され、後側の第1貫通孔55dを通ってコア55の内周側に延出された後、前側の第1貫通孔55dを通ってコア55の外周側に延出されることを繰り返すことにより、コア55に巻き付けられてもよい。また、第1巻線61Aは、中央の第1貫通孔55dを通ってコア55の外周側からコア55の内周側に延出され、後側の第1貫通孔55dを通ってコア55の外周側に延出された後、前側の第1貫通孔55dを通ってコア55の内周側に延出されることを繰り返すことにより、コア55に巻き付けられてもよい。第2巻線61Bは、第2貫通孔55eを通ることにより、第1巻線61Aと同様に、コア55に巻き付けられてもよい。
・図12から図14に示すように、コア56は、該コア56の軸方向の一端部である第1端部と、軸方向の他端部である第2端部と、を有してもよい。コア56における第1端部が設けられる側を第1側といい、その反対側、すなわちコア56における第2端部が設けられる側を第2側ということがある。コア56上において同じ軸方向位置にある第1貫通孔56dと第2貫通孔56eとの組を第1組といい、同じ軸方向位置にある第3貫通孔56fと第4貫通孔56gとの組を第2組ということがある。この場合、コア56には、第1組の貫通孔および第2組の貫通孔が軸方向に複数並んで設けられているといえる。
図12から図14に示す構成において、第1巻線61Aは、複数の第1組のうちの1つの組の第2貫通孔56eを通ってコア56の内周側からコア56の外周側に延出され、当該1つの組の第1貫通孔56dを通ってコア56の内周側に延出された後、当該1つの組の第2側に隣接する組の第2貫通孔56eを通ってコア56の外周側に延出されることを繰り返すことにより、コア56に巻き付けられてもよい。また、第1巻線61Aは、複数の第1組のうちの1つの組の第2貫通孔56eを通ってコア56の外周側からコア56の内周側に延出され、当該1つの組の第1貫通孔56dを通ってコア56の外周側に延出された後、当該1つの組の第2側に隣接する組の第2貫通孔56eを通ってコア56の内周側に延出されることを繰り返すことにより、コア56に巻き付けられてもよい。第2巻線61Bは、第3貫通孔56fおよび第4貫通孔56gを通ることにより、第1巻線61Aと同様に、コア56に巻き付けられてもよい。
・本開示は、以下の実装例を包含する。限定のためでなく、理解の補助として例示的な実施形態のいくつかの構成要素の参照符号を付した。以下の実装例において記述した事項のうちの一部を省略してもよく、実装例において記述した事項のうちのいくつかを選択または抽出して組合せてもよい。
[付記1]本開示の一態様において、前記コア(51)は、筒状であり、前記コア(51)の軸方向の一端部である第1端部と、軸方向の他端部である第2端部と、を有し、
前記一対の巻線(61A,61B)は、前記コア(51)の周方向に変位しつつ、前記コア(51)の外周側または内周側を前記第1端部から前記第2端部に向かって軸方向に延出され、前記第2端部で折り返されて前記コア(51)の内周側または外周側を前記第2端部から前記第1端部に向かって軸方向に延出され、前記第1端部で折り返されて再び前記コア(51)の外周側または内周側を前記第1端部から前記第2端部に向かって軸方向に延出されることを繰り返すことにより、前記コア(51)に巻き付けられてもよい。
前記一対の巻線(61A,61B)は、前記コア(51)の周方向に変位しつつ、前記コア(51)の外周側または内周側を前記第1端部から前記第2端部に向かって軸方向に延出され、前記第2端部で折り返されて前記コア(51)の内周側または外周側を前記第2端部から前記第1端部に向かって軸方向に延出され、前記第1端部で折り返されて再び前記コア(51)の外周側または内周側を前記第1端部から前記第2端部に向かって軸方向に延出されることを繰り返すことにより、前記コア(51)に巻き付けられてもよい。
[付記2]本開示の一態様において、複数の前記コア(52)を備え、
前記複数のコア(52)は、環状であり、
前記コア(52)は、前記コア(52)の軸方向の一端部である第1端部と、軸方向の他端部である第2端部と、を有し、
前記第1端子金具(30A,30B)と前記第2端子金具(40A,40B)とを互いに結ぶ直線が接続線であり、
前記複数のコア(52)は、前記複数のコア(52)の中心軸(52c)が前記接続線と直交するように前記接続線に沿って並んで配置され、
前記一対の巻線(61A,61B)は、前記コア(52)の周方向に変位しつつ、前記コア(52)の外周側または内周側を前記第1端部から前記第2端部に向かって軸方向に延出され、前記第2端部で折り返されて前記コア(52)の内周側または外周側を前記第2端部から前記第1端部に向かって軸方向に延出され、前記第1端部で折り返されて再び前記コア(52)の外周側または内周側を第1端部から第2端部に向かって軸方向に延出されることを繰り返すことにより、前記複数のコア(52)のそれぞれに巻き付けられ、
前記複数のコア(52)のうちの1つのコア(52)における前記一対の巻線(61A,61B)の巻き付け方向は、前記1つのコア(52)と隣り合う前記コア(52)における前記一対の巻線(61A,61B)の巻き付け方向と異なってもよい。
前記複数のコア(52)は、環状であり、
前記コア(52)は、前記コア(52)の軸方向の一端部である第1端部と、軸方向の他端部である第2端部と、を有し、
前記第1端子金具(30A,30B)と前記第2端子金具(40A,40B)とを互いに結ぶ直線が接続線であり、
前記複数のコア(52)は、前記複数のコア(52)の中心軸(52c)が前記接続線と直交するように前記接続線に沿って並んで配置され、
前記一対の巻線(61A,61B)は、前記コア(52)の周方向に変位しつつ、前記コア(52)の外周側または内周側を前記第1端部から前記第2端部に向かって軸方向に延出され、前記第2端部で折り返されて前記コア(52)の内周側または外周側を前記第2端部から前記第1端部に向かって軸方向に延出され、前記第1端部で折り返されて再び前記コア(52)の外周側または内周側を第1端部から第2端部に向かって軸方向に延出されることを繰り返すことにより、前記複数のコア(52)のそれぞれに巻き付けられ、
前記複数のコア(52)のうちの1つのコア(52)における前記一対の巻線(61A,61B)の巻き付け方向は、前記1つのコア(52)と隣り合う前記コア(52)における前記一対の巻線(61A,61B)の巻き付け方向と異なってもよい。
[付記3]本開示の一態様において、複数の前記コア(52)を備え、
前記複数のコア(52)は、環状であり、
前記コア(52)は、前記コア(52)の軸方向の一端部である第1端部と、軸方向の他端部である第2端部と、を有し、
前記第1端子金具(30A,30B)と前記第2端子金具(40A,40B)とを互いに結ぶ直線が接続線であり、
前記複数のコア(52)は、前記複数のコア(52)の中心軸(52c)が前記接続線と平行になるように前記接続線に沿って並んで配置され、
前記一対の巻線(61A,61B)は、前記コア(52)の周方向に変位しつつ、前記コア(52)の外周側または内周側を前記第1端部から前記第2端部に向かって軸方向に延出され、前記第2端部で折り返されて前記コア(52)の内周側または外周側を前記第2端部から前記第1端部に向かって軸方向に延出され、前記第1端部で折り返されて再び前記コア(52)の外周側または内周側を第1端部から第2端部に向かって軸方向に延出されることを繰り返すことにより、前記複数のコア(52)のそれぞれに巻き付けられ、
前記複数のコア(52)のうちの1つのコア(52)における前記一対の巻線(61A,61B)の巻き付け方向は、前記1つのコア(52)と隣り合う前記コア(52)における前記一対の巻線(61A,61B)の巻き付け方向と異なってもよい。
前記複数のコア(52)は、環状であり、
前記コア(52)は、前記コア(52)の軸方向の一端部である第1端部と、軸方向の他端部である第2端部と、を有し、
前記第1端子金具(30A,30B)と前記第2端子金具(40A,40B)とを互いに結ぶ直線が接続線であり、
前記複数のコア(52)は、前記複数のコア(52)の中心軸(52c)が前記接続線と平行になるように前記接続線に沿って並んで配置され、
前記一対の巻線(61A,61B)は、前記コア(52)の周方向に変位しつつ、前記コア(52)の外周側または内周側を前記第1端部から前記第2端部に向かって軸方向に延出され、前記第2端部で折り返されて前記コア(52)の内周側または外周側を前記第2端部から前記第1端部に向かって軸方向に延出され、前記第1端部で折り返されて再び前記コア(52)の外周側または内周側を第1端部から第2端部に向かって軸方向に延出されることを繰り返すことにより、前記複数のコア(52)のそれぞれに巻き付けられ、
前記複数のコア(52)のうちの1つのコア(52)における前記一対の巻線(61A,61B)の巻き付け方向は、前記1つのコア(52)と隣り合う前記コア(52)における前記一対の巻線(61A,61B)の巻き付け方向と異なってもよい。
[付記4]本開示の一態様において、前記コア(55)は、筒状であり、前記コア(55)の軸方向の一端部である第1端部(55f)と、軸方向の他端部である第2端部(55g)と、を有し、
前記コア(55)における前記第1端部(55f)が設けられる側が第1側であり、前記コア(55)における前記第2端部(55g)が設けられる側が第2側であり、
前記コア(55)は、軸方向に沿って設けられる複数の第1貫通孔(55d)と、軸方向に沿って設けられる複数の第2貫通孔(55e)と、を有し、
前記複数の第1貫通孔(55d)および前記複数の第2貫通孔(55e)は、前記コア(55)の中心軸(55c)に対して対称となるように配置され、
前記コア(55)の軸方向に連続する任意の3つの前記第1貫通孔(55d)を第1側から順に後側の第1貫通孔(55d)、中央の第1貫通孔(55d)、前側の第1貫通孔(55d)と仮定し、前記コア(55)の軸方向に連続する任意の3つの前記第2貫通孔(55e)を第1側から順に後側の第2貫通孔(55e)、中央の第2貫通孔(55e)、前側の第2貫通孔(55e)と仮定した場合において、
前記第1巻線(61A)は、前記中央の第1貫通孔(55d)を通って前記コア(55)の内周側または外周側から前記コア(55)の外周側または内周側に延出され、前記後側の第1貫通孔(55d)を通って前記コア(55)の内周側または外周側に延出された後、前記前側の第1貫通孔(55d)を通って前記コア(55)の外周側または内周側に延出されることを繰り返すことにより、前記コア(55)に巻き付けられ、
前記第2巻線(61B)は、前記中央の第2貫通孔(55e)を通って前記コア(55)の内周側または外周側から前記コア(55)の外周側または内周側に延出され、前記後側の第2貫通孔(55e)を通って前記コア(55)の内周側または外周側に延出された後、前記前側の第2貫通孔(55e)を通って前記コア(55)の外周側または内周側に延出されることを繰り返すことにより、前記コア(55)に巻き付けられてもよい。
前記コア(55)における前記第1端部(55f)が設けられる側が第1側であり、前記コア(55)における前記第2端部(55g)が設けられる側が第2側であり、
前記コア(55)は、軸方向に沿って設けられる複数の第1貫通孔(55d)と、軸方向に沿って設けられる複数の第2貫通孔(55e)と、を有し、
前記複数の第1貫通孔(55d)および前記複数の第2貫通孔(55e)は、前記コア(55)の中心軸(55c)に対して対称となるように配置され、
前記コア(55)の軸方向に連続する任意の3つの前記第1貫通孔(55d)を第1側から順に後側の第1貫通孔(55d)、中央の第1貫通孔(55d)、前側の第1貫通孔(55d)と仮定し、前記コア(55)の軸方向に連続する任意の3つの前記第2貫通孔(55e)を第1側から順に後側の第2貫通孔(55e)、中央の第2貫通孔(55e)、前側の第2貫通孔(55e)と仮定した場合において、
前記第1巻線(61A)は、前記中央の第1貫通孔(55d)を通って前記コア(55)の内周側または外周側から前記コア(55)の外周側または内周側に延出され、前記後側の第1貫通孔(55d)を通って前記コア(55)の内周側または外周側に延出された後、前記前側の第1貫通孔(55d)を通って前記コア(55)の外周側または内周側に延出されることを繰り返すことにより、前記コア(55)に巻き付けられ、
前記第2巻線(61B)は、前記中央の第2貫通孔(55e)を通って前記コア(55)の内周側または外周側から前記コア(55)の外周側または内周側に延出され、前記後側の第2貫通孔(55e)を通って前記コア(55)の内周側または外周側に延出された後、前記前側の第2貫通孔(55e)を通って前記コア(55)の外周側または内周側に延出されることを繰り返すことにより、前記コア(55)に巻き付けられてもよい。
[付記5]本開示の一態様において、前記コア(56)は、筒状であり、前記コア(56)の軸方向の一端部である第1端部と、軸方向の他端部である第2端部と、を有し、
前記コア(56)における前記第1端部が設けられる側が第1側であり、前記コア(56)における前記第2端部が設けられる側が第2側であり、
前記コア(56)は、軸方向に沿って設けられる複数の第1貫通孔(56d)と、軸方向に沿って設けられる複数の第2貫通孔(56e)と、軸方向に沿って設けられる複数の第3貫通孔(56f)と、軸方向に沿って設けられる複数の第4貫通孔(56g)と、を有し、
前記複数の第1貫通孔(56d)、前記複数の第2貫通孔(56e)、前記複数の第3貫通孔(56f)、および前記複数の第4貫通孔(56g)は、前記コア(56)の周方向に沿って互いに離れて配置され、
前記コア(56)上において同じ軸方向位置にある前記第1貫通孔(56d)と前記第2貫通孔(56e)との組が第1組であり、同じ軸方向位置にある前記第3貫通孔(56f)と第4貫通孔(56g)との組が第2組であり、
前記第1巻線(61A)は、複数の前記第1組のうちの1つの組の前記第2貫通孔(56e)を通って前記コア(56)の内周側または外周側から前記コア(56)の外周側または内周側に延出され、当該1つの組の前記第1貫通孔(56d)を通って前記コア(56)の内周側または外周側に延出された後、当該1つの組の第2側に隣接する組の前記第2貫通孔(56e)を通って前記コア(56)の外周側または内周側に延出されることを繰り返すことにより、前記コア(56)に巻き付けられ、
前記第2巻線(61B)は、複数の前記第2組のうちの1つの組の前記第4貫通孔(56g)を通って前記コア(56)の内周側または外周側から前記コア(56)の外周側または内周側に延出され、当該1つの組の前記第3貫通孔(56f)を通って前記コア(56)の内周側または外周側に延出された後、当該1つの組の第2側に隣接する組の前記第4貫通孔(56g)を通って前記コア(56)の外周側または内周側に延出されることを繰り返すことにより、前記コア(56)に巻き付けられてもよい。
前記コア(56)における前記第1端部が設けられる側が第1側であり、前記コア(56)における前記第2端部が設けられる側が第2側であり、
前記コア(56)は、軸方向に沿って設けられる複数の第1貫通孔(56d)と、軸方向に沿って設けられる複数の第2貫通孔(56e)と、軸方向に沿って設けられる複数の第3貫通孔(56f)と、軸方向に沿って設けられる複数の第4貫通孔(56g)と、を有し、
前記複数の第1貫通孔(56d)、前記複数の第2貫通孔(56e)、前記複数の第3貫通孔(56f)、および前記複数の第4貫通孔(56g)は、前記コア(56)の周方向に沿って互いに離れて配置され、
前記コア(56)上において同じ軸方向位置にある前記第1貫通孔(56d)と前記第2貫通孔(56e)との組が第1組であり、同じ軸方向位置にある前記第3貫通孔(56f)と第4貫通孔(56g)との組が第2組であり、
前記第1巻線(61A)は、複数の前記第1組のうちの1つの組の前記第2貫通孔(56e)を通って前記コア(56)の内周側または外周側から前記コア(56)の外周側または内周側に延出され、当該1つの組の前記第1貫通孔(56d)を通って前記コア(56)の内周側または外周側に延出された後、当該1つの組の第2側に隣接する組の前記第2貫通孔(56e)を通って前記コア(56)の外周側または内周側に延出されることを繰り返すことにより、前記コア(56)に巻き付けられ、
前記第2巻線(61B)は、複数の前記第2組のうちの1つの組の前記第4貫通孔(56g)を通って前記コア(56)の内周側または外周側から前記コア(56)の外周側または内周側に延出され、当該1つの組の前記第3貫通孔(56f)を通って前記コア(56)の内周側または外周側に延出された後、当該1つの組の第2側に隣接する組の前記第4貫通孔(56g)を通って前記コア(56)の外周側または内周側に延出されることを繰り返すことにより、前記コア(56)に巻き付けられてもよい。
1A~1G ノイズフィルタ(中継コネクタ)
10 ハウジング
11 ハウジング本体
12 収容部
13 底壁部
13a 上面
14 前壁部
14a 内面
15 後壁部
15a 内面
16 側壁部
17 側壁部
18 カバー体
21 第1フード部
22 第2フード部
30A 第1端子金具
30B 第1端子金具
31A 素子接続部
31B 素子接続部
32A 端子接続部
32B 端子接続部
33A 連結部
33B 連結部
40A 第2端子金具
40B 第2端子金具
41A 素子接続部
41B 素子接続部
42A 端子接続部
42B 端子接続部
43A 連結部
43B 連結部
50A~50G フィルタ素子
51 コア
51a 外周面
51b 内周面
51c 中心軸
52,52A~52C コア
52c 中心軸
53,53A,53B コア
54,54A~54C コア
55 コア
55a 外周面
55b 内周面
55c 中心軸
55d 第1貫通孔(貫通孔)
55e 第2貫通孔(貫通孔)
55f 第1端部
55g 第2端部
56 コア
56a 外周面
56b 内周面
56c 中心軸
56d~56g 第1~第4貫通孔(貫通孔)
61A 第1巻線(巻線)
61B 第2巻線(巻線)
62A 第1端
62B 第1端
63A 第2端
63B 第2端
71,72 絶縁材(絶縁体)
81 第1ワイヤハーネス
82A 第1電線
82B 第1電線
83 第1コネクタ
91 第2ワイヤハーネス
92A 第2電線
92B 第2電線
93 第2コネクタ
10 ハウジング
11 ハウジング本体
12 収容部
13 底壁部
13a 上面
14 前壁部
14a 内面
15 後壁部
15a 内面
16 側壁部
17 側壁部
18 カバー体
21 第1フード部
22 第2フード部
30A 第1端子金具
30B 第1端子金具
31A 素子接続部
31B 素子接続部
32A 端子接続部
32B 端子接続部
33A 連結部
33B 連結部
40A 第2端子金具
40B 第2端子金具
41A 素子接続部
41B 素子接続部
42A 端子接続部
42B 端子接続部
43A 連結部
43B 連結部
50A~50G フィルタ素子
51 コア
51a 外周面
51b 内周面
51c 中心軸
52,52A~52C コア
52c 中心軸
53,53A,53B コア
54,54A~54C コア
55 コア
55a 外周面
55b 内周面
55c 中心軸
55d 第1貫通孔(貫通孔)
55e 第2貫通孔(貫通孔)
55f 第1端部
55g 第2端部
56 コア
56a 外周面
56b 内周面
56c 中心軸
56d~56g 第1~第4貫通孔(貫通孔)
61A 第1巻線(巻線)
61B 第2巻線(巻線)
62A 第1端
62B 第1端
63A 第2端
63B 第2端
71,72 絶縁材(絶縁体)
81 第1ワイヤハーネス
82A 第1電線
82B 第1電線
83 第1コネクタ
91 第2ワイヤハーネス
92A 第2電線
92B 第2電線
93 第2コネクタ
Claims (11)
- ハウジングと、
前記ハウジングに収容され、第1端および第2端をそれぞれ有する一対の巻線と、前記一対の巻線が巻き付けられたコアとを含む、フィルタ素子と、
前記ハウジングに取り付けられ、第1ワイヤハーネスを着脱可能に構成され、且つ前記一対の巻線のそれぞれの前記第1端に接続された一対の第1端子金具と、
前記ハウジングに取り付けられ、第2ワイヤハーネスを着脱可能に構成され、且つ前記一対の巻線のそれぞれの前記第2端に接続された一対の第2端子金具と、
を備えたノイズフィルタ。 - 前記コアは、筒状に形成されている、請求項1に記載のノイズフィルタ。
- 前記一対の巻線は、前記筒状の前記コアの内部を通して前記コアに巻き付けられている、請求項2に記載のノイズフィルタ。
- 前記コアは、環状に形成されている、請求項1に記載のノイズフィルタ。
- 前記コアは、円環状に形成されている、請求項4に記載のノイズフィルタ。
- 前記コアは、互いに交差する2つの軸における長さが異なるように形成されている、請求項4に記載のノイズフィルタ。
- 前記コアは、複数設けられ、前記一対の巻線は、前記複数のコアに順次巻き付けられている、請求項4に記載のノイズフィルタ。
- 前記コアは、筒状に形成され、側面に前記コアの内部と外部とを連通する複数の貫通孔を有し、
前記一対の巻線は、前記複数の貫通孔を通して前記コアに巻き付けられている、
請求項1に記載のノイズフィルタ。 - 前記一対の巻線は、前記コアに対してキャンセル巻きにて巻き付けられている、請求項1に記載のノイズフィルタ。
- さらに、前記一対の巻線の間に配置された絶縁体を備えている、請求項1から請求項9のいずれか一項に記載のノイズフィルタ。
- 第1ワイヤハーネスと第2ワイヤハーネスとを接続する中継コネクタであって、
ハウジングと、
前記ハウジングに取り付けられ、第1ワイヤハーネスを着脱可能に構成された一対の第1端子金具と、
前記ハウジングに取り付けられ、第2ワイヤハーネスを着脱可能に構成された一対の第2端子金具と、
前記ハウジングに収容され、前記一対の第1端子金具と前記一対の第2端子金具との間に接続された一対の巻線と、前記一対の巻線が巻き付けられたコアとを含む、フィルタ素子と、
を備えた中継コネクタ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022-088838 | 2022-05-31 | ||
JP2022088838 | 2022-05-31 |
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Publication Number | Publication Date |
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WO2023234263A1 true WO2023234263A1 (ja) | 2023-12-07 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
PCT/JP2023/019939 WO2023234263A1 (ja) | 2022-05-31 | 2023-05-29 | ノイズフィルタ、及び中継コネクタ |
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Country | Link |
---|---|
WO (1) | WO2023234263A1 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2023
- 2023-05-29 WO PCT/JP2023/019939 patent/WO2023234263A1/ja unknown
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