WO2023067735A1 - 生地の立体造形構造及び立体造形方法 - Google Patents
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Abstract
本発明は、比較的手軽な方法で生地に立体造形できる生地の立体造形構造及び立体造形方法を提供する。本発明の生地の立体造形構造12は、生地層14の裏面に、所望図柄に形成され、所定の厚さを有する芯材16と、前記芯材を覆うように前記生地層の裏面に裏当て層18を配置してなる生地であって、前記生地層が前記芯材の形状に倣って立体造形されている。前記生地層、前記芯材及び前記裏当て層は、ホットメルト接着剤15により貼着されている。
Description
本発明は、衣類、バッグ、帽子などの素材となる布等の生地に図柄や文字などを立体的に付加した立体造形構造及び立体造形方法に関するものである。
布等の生地に図柄や文字などを立体的に付加するために、エンブレム、アップリケ、ステッカー等の立体装飾片を生地に接着等している。立体装飾片は、特許文献1では、高周波誘電加熱によって製造される。
また、テーブルの上に生地を載置し、図柄等に対応に応じた凹凸を有する加熱押型を生地に押し付け、生地に押型模様を出現させるエンボス加工も知られている。
立体装飾片を作製するためには高周波誘電加熱装置や図柄等に応じた金型が必要になる。しかしながら、高周波誘電加熱装置は非常に高価な装置である。また、立体装飾片の図柄等に応じて、個々に金型を準備する必要があり、とくに多品種少量生産の場合コストが増大する。
エンボス加工では、押型によって生地を凹ませることで、相対的に非押型部分が出っ張ったように見えるに過ぎないため、立体感に欠ける。また、図柄等に応じた押型が必要であるから、上記と同様、多品種少量生産の場合、コスト増に繋がる。
本発明は、比較的手軽な方法で生地に立体造形できる生地の立体造形構造及び立体造形方法を提供することを目的とする。
本発明の生地の立体造形構造は、
生地層の裏面に、所望図柄に形成され、所定の厚さを有する芯材と、前記芯材を覆うように前記生地層の裏面に裏当て層を配置してなる生地であって、
前記生地層が前記芯材の形状に倣って立体造形されている。
生地層の裏面に、所望図柄に形成され、所定の厚さを有する芯材と、前記芯材を覆うように前記生地層の裏面に裏当て層を配置してなる生地であって、
前記生地層が前記芯材の形状に倣って立体造形されている。
前記生地層、前記芯材及び前記裏当て層は、ホットメルト接着剤により貼着されている。
また、本発明の生地の立体造形方法は、
生地層の裏面に、所望図柄に形成され、所定の厚さを有し、前記生地層側にホットメルト接着剤が熱転写された芯材と、前記芯材を覆うように前記生地層の裏面に前記生地層側にホットメルト接着剤が熱転写された裏当て層を配置してなる生地を準備し、
前記生地の両面から熱プレスを行なうことで、前記ホットメルト接着剤が再溶融し、前記生地層が前記芯材の形状に倣って立体造形される。
生地層の裏面に、所望図柄に形成され、所定の厚さを有し、前記生地層側にホットメルト接着剤が熱転写された芯材と、前記芯材を覆うように前記生地層の裏面に前記生地層側にホットメルト接着剤が熱転写された裏当て層を配置してなる生地を準備し、
前記生地の両面から熱プレスを行なうことで、前記ホットメルト接着剤が再溶融し、前記生地層が前記芯材の形状に倣って立体造形される。
さらに、本発明の生地の立体造形方法は、
生地層の裏面に、所望図柄に形成され、所定の厚さを有し、前記生地層側にホットメルト接着剤が熱転写された芯材が貼着されたアプリケーションフィルムを配置して熱プレスし、前記ホットメルト接着剤を再溶融させて前記芯材を前記生地層に接着し、
前記アプリケーションフィルムを剥がした後、前記芯材を覆うように前記生地層の裏面に前記生地層側にホットメルト接着剤が熱転写された裏当て層を配置してなる生地を準備し、
前記生地の両面から熱プレスを行なうことで、前記裏当て層の前記ホットメルト接着剤が再溶融し、前記生地層が前記芯材の形状に倣って立体造形される。
生地層の裏面に、所望図柄に形成され、所定の厚さを有し、前記生地層側にホットメルト接着剤が熱転写された芯材が貼着されたアプリケーションフィルムを配置して熱プレスし、前記ホットメルト接着剤を再溶融させて前記芯材を前記生地層に接着し、
前記アプリケーションフィルムを剥がした後、前記芯材を覆うように前記生地層の裏面に前記生地層側にホットメルト接着剤が熱転写された裏当て層を配置してなる生地を準備し、
前記生地の両面から熱プレスを行なうことで、前記裏当て層の前記ホットメルト接着剤が再溶融し、前記生地層が前記芯材の形状に倣って立体造形される。
前記熱プレスは、上下一対のプレス板を接近、離間可能な熱プレス機によって行なわれ、前記生地層の表側面が相対するプレス板と、裏当て層の裏側面が相対するプレス板には、それぞれシリコーンゴムシートが装着されている。
前記生地層側の前記プレス板は、前記裏当て層側の前記プレス板よりも弾性があり、厚い素材である。
前記生地層の表側面と前記生地層側の前記プレス板との間には、前記芯材と対応した位置に凹みが形成された治具が挿入される。
本発明の生地の立体造形構造及び立体造形方法によれば、立体造形を所望する生地層の裏面に芯材と裏当て層を配置し、ホットプレスすることで生地層に立体造形を形成することができる。芯材は、容易に入手可能なポリウレタン板などを切断して作成することができるため、種々の図柄、文字に対応可能である。従って、立体装飾片やエンボス加工に比べて、多品種少量生産であってもコスト増を抑えることができる。
以下、本発明の生地10の立体造形構造12について、図面を参照しながら説明を行なう。なお、各図に示す生地10の各構成や、熱プレス機20の各構成の厚み、大きさ、凹凸、形状、図柄などは一例であり、種々の図柄等を採用することができる。また、説明のために厚みなどは誇張して示している。
図1は、本発明の立体造形構造12を有する生地10の写真である。図を参照すると、生地10の表面に「PLUS」の文字を示す立体造形構造12が立体的に盛り上がった状態で造形されている。
上記立体造形構造12は、図1の線A-Aに沿う断面図2に示すように、上面側から生地層14、芯材16及び裏当て層18を積層して構成され、裏当て層18の上面に配置された芯材16に沿って生地層14が伸び、上面側に立体造形構造12を出現させる。
図3は、立体造形構造12を有する生地10を構成する生地層14、芯材16及び裏当て層18を分解して示す斜視図である。
生地層14として、布帛(織物)、編地、レース、不織布などを挙げることができ、コットン、リネン、シルクなどの天然繊維、ポリエステル、レーヨン、アクリルなどの合成繊維を例示できる。生地層14は、伸縮性を有する素材を採用することが好適である。生地層14が伸縮性を有することで、後述する芯材16と裏当て層18に沿って生地層14が伸びて、皺無く立体造形構造12を実現できる。
芯材16は、所望の図柄等に形成され、所定の厚さを有する材料を使用する。芯材16は、熱プレスの際に、後述するプレス板21,23によって押し潰され難く、軟化しない、ある程度硬さのある材料を使用する。その種の材料として、ポリウレタン板などの熱可塑性樹脂板、硬めのフェルト、硬めの厚手生地、耐熱ゴム、或いは、これら材料を重ねた複合層であってもよい。芯材16が薄いと、立体造形構造12の盛り上がりが小さくなる。一方、芯材16が厚すぎると、芯材16の周縁、とくに、周囲を芯材16で囲まれる空隙が上手く立体造形されず、凹凸が形成できないことがある。このため、芯材16の厚さは、1mm~5mm程度とすることが好適である。
芯材16は、生地層14と対向する表側面にホットメルト接着剤等の接着剤15が熱転写されている(図4参照)。たとえば、ホットメルト接着剤として、ナイロン系、ポリエステル系、ポリウレタン系の接着剤を例示できる。
裏当て層18は、生地層14と接着して、生地層14と裏当て層18との間に配置された芯材16を保持する。生地層14により鮮明に立体造形構造12を出現させるために、裏当て層18はできるだけ変形させないことが望ましい。すなわち、裏当て層18が芯材16に倣って凸凹しないことが望ましい。このため、裏当て層18は、生地層14よりも伸縮性の低い、或いは、硬い生地、不織布、ポリエステルなどを採用する。なお、ユーザーが肌に直接装着する生地10に本発明を採用する場合、生地層14と裏当て層18の硬さが大きく異なったり、裏当て層18が厚すぎると、着心地や肌触りが悪くなる虞がある。従って、この場合には、裏当て層18はできるだけ薄い素材を用いることが好適である。
裏当て層18は、生地層14と対向する表側面にホットメルト接着剤等の接着剤17が熱転写されている(図4参照)。ホットメルト接着剤は、芯材16に熱転写されるものと同じ材料を採用できる。
然して、図3及び図4に示すように、裏当て層18の上に芯材16を配置し、その上から生地層14を被せる、或いは、生地層14を裏向けて芯材16を配置し、その上から裏当て層18を被せて生地10を準備する。
そして、生地10の両側から熱プレスを行なう。図5は、熱プレス機20の一実施形態を示す図である。熱プレス機20は、図示しない熱源により加熱された上下一対のプレス板21,23を接近、離間可能に配置している。
生地層14の表側面が相対するプレス板21には、厚さ1mm~10mm、望ましくは5mm程度までの伸縮性のシート22を装着しておく。シート22として、シリコーンゴムシートを例示できる。これにより、生地層14を芯材16に倣って好適に伸びさせると共に、生地層14を裏当て層18に押し当てて、生地層14がより明確な立体造形構造12を形成することができる。シート22は、以下に示す裏当て層18側のシート24よりも弾性があり、柔らかい素材、厚い素材である。
また、裏当て層18の裏側面と相対するプレス板23にも同様にシリコーンゴムシートなどのシート24を配置しておくことが望ましい。これにより、接着剤等の焼き付きを防止することができ、生地層14等に汚れが付着することを防止できる。ただし、裏当て層18側のシート24は、生地層14側のシート22よりも硬い素材を採用して、裏当て層18が芯材16に倣って伸びてしまうことを防止することが望ましい。なお、シート24に代えて、アルミニウム板などの金属板、ベークライトのような耐熱性の樹脂板をプレス板23に載せてもよい。もちろん、プレス板23に直接裏当て層18が接触するようにしてもよい。
然して、加熱されたプレス板21,23を開き、図5に示すように、生地10を下側のプレス板23に載置する。プレス板21,23の何れか一方又は両方を、接着剤15,17の軟化点よりも20~50℃程度高い温度、具体的には、シート24の表面が130℃~180℃に熱せられるように加熱しておく。接着剤15,17の軟化点よりも高い温度にプレス板21,23を加熱しているのは、接着剤15,17とプレス板21,23との間に、生地層14、裏当て層18、シート22,24が介在するためである。
図示の実施形態では、下側のプレス板23が裏当て層18の裏側面と相対するプレス板であるから、裏当て層18が下側となるように生地10を配置する。
そして、図5に示すように、プレス板21を押し下げ、プレス板21,23間で生地10を熱プレスする。プレス圧力は、使用する生地層14、芯材16、裏当て層18の素材、厚さ、また、接着剤15,17の軟化点により異なるが、0.3kg/cm2~3kg/cm2程度、望ましくは0.7kg/cm2~1.5kg/cm2である。また、プレス時間もこれらによって異なるが、10秒~2分、望ましくは30秒~1分である。熱プレスは、1回の工程で実施してもよいし、2回以上の複数回に分けて実施しても構わない。
プレス板21,23間で生地10を熱プレスすることで、図5に示すように、生地層14の表側面と相対するプレス板21の弾性を有し、柔らかいシート22が弾性変形する結果、生地層14は、芯材16に倣って伸び、また、接着剤15,17が軟化して接着性を発揮する。その結果、図1、図2に示すように、生地層14に芯材16に倣った立体造形構造12が出現した生地10を得ることができる。
得られた生地10は、図1に示すように、生地層14に外観視すると、芯材16に倣った立体造形構造12が鮮明に出現していることがわかる。
芯材16は、入手容易なポリウレタン板等を抜き型、トムソン刃、レーザーカッター、カッターナイフなどで切断することで簡単に作成することができ、先行技術文献に挙げた立体装飾片やエンボス加工のように、図柄等に応じた金型は不要である。また、熱プレス機20は、比較的入手が容易である。従って、本発明によれば、生地層14に容易に立体造形構造12を付与できる。
上記説明は、本発明を説明するためのものであって、請求の範囲に記載の発明を限定し、或いは範囲を限縮するように解すべきではない。また、本発明の各部構成は、上記実施形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
図7は、本発明の異なる実施形態を示す説明図である。芯材16が複数の部材から分離して構成される場合、芯材16の位置ずれを防止するために、図7(a)に示すように、弱粘性のアプリケーションフィルム19に個々の芯材16を配置しておくことが望ましい。アプリケーションフィルム19は、常温で粘着性を有し、加熱により粘着性が低下する熱剥離性を有するフィルムを採用することが好適である。
そして、先に、図7(a)に示すように生地層14と、芯材16を上向きにしたアプリケーションフィルム19とを重ねて熱プレス機に配置し、(b)に示すように、熱プレスにより先に生地層14と芯材16を接着する。これにより、生地層14に個々の芯材16を位置ずれなく配置できる。アプリケーションフィルム19は、熱剥離性を有するから、熱プレス後にアプリケーションフィルム19を芯材16から剥がせばよい(矢印B)。その後、生地層14の裏側面に裏当て層18を重ね、図4乃至図6と同様に熱プレスすることで、生地層14を伸ばしつつ、生地層14と芯材16を裏当て層18に接着することで、芯材16の位置ずれがない生地10を得ることができる。
図8は、本発明のさらに異なる実施形態を示す熱プレス機20を示している。図示の熱プレス機20では、生地層14の表側面が下向きになるように配置しており、芯材16に合わせた凹み27を有する治具26を下側のプレス板21に配置している。治具26は、たとえばベークライトなどの耐熱性樹脂から作成できる。凹み27は、生地層14の厚みと芯材16の厚みを考慮した大きさである。プレス板21,23には、シリコーンゴムシートなどのシート22A,24Aが装着されているが、これらシート22A,24Aは、硬め、薄めのものであって構わない。
然して、下側のプレス板21の上に治具26を載せ、その上から生地層14、芯材16及び裏当て層18を配置する。芯材16は、対応する治具26の凹み27に嵌合可能となるよう位置合わせする。そして、上側のプレス板23を押し下げることで、芯材16は、生地層14を押し込みながら治具26の凹み27に嵌まる。これにより、生地層14は、凹み27と芯材16に押されて芯材16に倣って伸びる。また、接着剤15,17が軟化して、生地層14と芯材16、生地層14と裏当て層18を接着する。
上記により、立体造形構造12を有する生地10を得ることができる。本実施形態により得られた生地10は、生地層14が治具26の凹み27と芯材16に押される結果、芯材16にきっちりと倣う。従って、より鮮明な立体造形構造12を出現させることができる。
10 生地
12 立体造形構造
14 生地層
15 接着剤
16 芯材
17 接着剤
18 裏当て層
20 熱プレス機
12 立体造形構造
14 生地層
15 接着剤
16 芯材
17 接着剤
18 裏当て層
20 熱プレス機
Claims (7)
- 生地層の裏面に、所望図柄に形成され、所定の厚さを有する芯材と、前記芯材を覆うように前記生地層の裏面に裏当て層を配置してなる生地であって、
前記生地層が前記芯材の形状に倣って立体造形されている、
生地の立体造形構造。 - 前記生地層、前記芯材及び前記裏当て層は、ホットメルト接着剤により貼着されている、
請求項1に記載の生地の立体造形構造。 - 生地層の裏面に、所望図柄に形成され、所定の厚さを有し、前記生地層側にホットメルト接着剤が熱転写された芯材と、前記芯材を覆うように前記生地層の裏面に前記生地層側にホットメルト接着剤が熱転写された裏当て層を配置してなる生地を準備し、
前記生地の両面から熱プレスを行なうことで、前記ホットメルト接着剤が再溶融し、前記生地層が前記芯材の形状に倣って立体造形される、
生地の立体造形方法。 - 生地層の裏面に、所望図柄に形成され、所定の厚さを有し、前記生地層側にホットメルト接着剤が熱転写された芯材が貼着されたアプリケーションフィルムを配置して熱プレスし、前記ホットメルト接着剤を再溶融させて前記芯材を前記生地層に接着し、
前記アプリケーションフィルムを剥がした後、前記芯材を覆うように前記生地層の裏面に前記生地層側にホットメルト接着剤が熱転写された裏当て層を配置してなる生地を準備し、
前記生地の両面から熱プレスを行なうことで、前記裏当て層の前記ホットメルト接着剤が再溶融し、前記生地層が前記芯材の形状に倣って立体造形される、
生地の立体造形方法。 - 前記熱プレスは、上下一対のプレス板を接近、離間可能な熱プレス機によって行なわれ、前記生地層の表側面が相対するプレス板と、裏当て層の裏側面が相対するプレス板には、それぞれシリコーンゴムシートが装着されている、
請求項3又は請求項4に記載の生地の立体造形方法。 - 前記生地層側の前記プレス板は、前記裏当て層側の前記プレス板よりも弾性があり、厚い素材である、
請求項5に記載の生地の立体造形方法。 - 前記生地層の表側面と前記生地層側の前記プレス板との間には、前記芯材と対応した位置に凹みが形成された治具が挿入される、
請求項5に記載の生地の立体造形方法。
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2021
- 2021-10-20 WO PCT/JP2021/038793 patent/WO2023067735A1/ja unknown
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