WO2023032040A1 - モータ - Google Patents

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卓司 山田
亨 渡辺
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ミネベアミツミ株式会社
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit

Abstract

モータ(1)は、ヨーク(30)と、第1マグネット(41)と、当該第1マグネット(41)と対向する第2マグネット(42)と、を有するロータ(20)と、ステータ(10)と、を備える。ヨーク(30)は、孔(38)と、当該孔(38)を囲む枠(39)と、を備える。第1マグネット(41)は、ヨーク(30)の孔(38)内に配置されており、第2マグネット(42)は、周方向においてヨーク(30)の枠(38)に対向する第1の面(4a)と、径方向においてステータ(10)に対向する第2の面(4b)と、を備える。

Description

モータ
 本発明は、モータに関する。
 ロータヨークの表面に、磁束の向きが異なる複数のマグネットを配置する、いわゆるハルバッハ配列のモータが知られている。ハルバッハ配列のモータにおいては、例えばインナーロータ構造のモータにおいて、回転時の遠心力によるマグネットの飛び出しを抑制するために、マグネット保持部材にマグネットを埋め込む技術が知られている。
特開2007-006545号公報 特開2010-207067号公報 国際公開第2014/115655号
 しかし、ハルバッハ配列のモータにおいて、マグネットからステータ側に流れる磁束の量が低下する場合がある。この場合、モータの出力トルクが低下する。
 一つの側面では、出力トルクを向上できるモータを提供することを目的とする。
 一つの態様において、モータは、ヨークと、第1マグネットと、当該第1マグネットと対向する第2マグネットと、を有するロータと、ステータと、を備える。前記ヨークは、孔と、当該孔を囲む枠と、を備える。前記第1マグネットは、前記ヨークの孔内に配置されており、前記第2マグネットは、周方向において前記ヨークの枠に対向する第1の面と、径方向において前記ステータに対向する第2の面と、を備える。
 一つの態様によれば、出力トルクを向上できる。
図1は、実施形態におけるモータの一例を示す斜視図である。 図2は、実施形態におけるモータの一例を示す分解斜視図である。 図3は、実施形態におけるモータの一例を示す拡大斜視図である。 図4は、実施形態におけるモータの一例を示す拡大上面図である。 図5は、実施形態におけるマグネットを取り外したロータの一例を示す拡大斜視図である。 図6は、実施形態におけるロータの一例を示す拡大斜視図である。 図7は、第1の変形例におけるロータの一例を示す拡大上面図である。 図8は、第2の変形例におけるモータの一例を示す斜視図である。 図9は、第2の変形例におけるモータの一例を示す拡大斜視図である。 図10は、第3の変形例におけるロータの一例を示す拡大上面図である。 図11は、第4の変形例におけるロータの一例を示す拡大上面図である。
 以下に、本願の開示するモータの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、図面における各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。各図面において、説明を分かりやすくするために、モータの回転軸が延在する方向を軸方向とする座標系を図示する場合がある。
[実施形態]
 まず、実施形態におけるモータについて、図1及び図2を用いて説明する。図1は、実施形態におけるモータの一例を示す斜視図である。図2は、実施形態におけるモータの一例を示す分解斜視図である。図1に示すように、実施形態におけるモータ1は、ステータ10と、ロータ20とを備える。実施形態におけるモータ1は、例えば、ステータコアの軸方向における長さに対して、径方向における長さの方が大きい、いわゆる扁平モータである。モータ1は、例えば、図示しないフレームに収容され、図示しない回転軸により、駆動力を外部に伝達する。
 図2に示すように、ステータ10は、ステータコア11と、インシュレータ12と、コイル13とを備える。ステータコア11は、例えばケイ素鋼板、電磁鋼板、軟磁性鋼板等の板状の金属部材又は磁性体を軸方向に複数積層することによって形成される。インシュレータ12は、例えば樹脂等の絶縁体により形成され、ステータコア11に、軸方向の正方向側及び負方向側から装着される。コイル13は、インシュレータ12を介して、ステータコア11に巻き回される。コイル13からは、図2に示すように、引出線として、導線の端部14が同一方向(軸方向の正方向側)に引き出されている。導線の端部14は、例えばコイル13の端子として用いられる。
 図1及び図2に示すように、ロータ20は、径方向において、ステータ10の内周側に配置される。すなわち、実施形態におけるモータ1は、インナーロータ型のモータである。図2に示すように、ロータ20は、磁路を形成するヨーク30と、複数の第1マグネット41と、複数の第2マグネット42と、複数の第3マグネット43とを備える。なお、以下において、第1マグネット41乃至第3マグネット43を区別せずに表現する場合に、マグネット40と表記する場合がある。また、第1マグネット41を主マグネットと表記し、第2マグネット42及び第3マグネット43を、補助マグネットと表記する場合がある。実施形態においては、1つの主マグネット41に対して、2種類の補助マグネット42及び43が配置される。
 ヨーク30は、例えば鉄で形成された継鉄であり、環状部36と、孔38と、孔38を囲む枠39とを備える。ヨーク30は、複数の孔38と、複数の枠39を備えている。図2に示すように、環状部36は、周方向に延在し、複数の枠39は、例えば、周方向に等間隔に並んで形成される。なお、以下の実施形態及び各変形例において、ヨークの材質は鉄に限らず、その他の磁性体であってもよい。
 第1マグネット41は、枠39に囲まれる孔38内に配置され、第2マグネット42及び第3マグネット43は、周方向において、隣接する2つの枠39の間に配置される。実施形態において、周方向に隣接する2つの枠39の間には、2つの補助マグネット42及び43が配置される。
 実施形態において、第2マグネット42と第3マグネット43とは、略同一の形状を備えるが、後に説明するように磁束の向きが異なる。第2マグネット42と第3マグネット43とは、図4に示す、第1マグネット41の周方向の中心とロータ20の中心とを結ぶ直線L1を対称の軸として左右対称になるように配置される。図3は、実施形態におけるモータの一例を示す拡大斜視図である。図4は、モータの一例を示す拡大上面図である。図3及び図4は、図1の枠F1に示す部分を拡大した図である。なお、図4においては、ステータ10を簡略化して図示している。
 径方向において、図3及び図4に示すステータ10の内周面19と、ロータ20の外周面29との間には、図4に示すように、周方向に延在する磁気ギャップG1が形成される。磁気ギャップG1は、ステータ10とロータ20の枠39の第1の壁31との間に形成される第1の部分と、ステータ10と第2マグネット42との間に形成される第2の部分と、ステータ10と第3マグネット43との間に形成される第3の部分とを備える。図4に示すように、第1の部分における磁気ギャップの径方向における幅はW1であり、第2の部分及び第3の部分における磁気ギャップの径方向における幅はW2である。
 図4に示すように、第2マグネット42は、径方向において、環状部36の磁気ギャップG1側の側面、例えば径方向における外側の側面S1に隣接する。また、第3マグネット43も、環状部36の側面S1に隣接する。
 ヨーク30の枠39は、図5に示すように、第1の壁31と、第2の壁32と、第3の壁33とから形成される。図5は、実施形態におけるマグネットを取り外したロータの一例を示す拡大斜視図である。図5は、図4に示すロータ20に、第1マグネット41、第2マグネット42及び第3マグネット43が配置される前の状態を示す。
 図5に示すように、実施形態において、第2の壁32及び第3の壁33は、環状部36と径方向において隣接し、径方向に延在する。第1の壁31は、周方向に延在し、径方向において、第2の壁32及び第3の壁33を介して、環状部36と連結される。孔38は、かかる第1の壁31、第2の壁32及び第3の壁33を含む枠39により囲まれる。
 図6に示すように、孔38に収容される第1マグネット41は、径方向において、第1の壁31と、環状部36との間に位置する。図6は、実施形態におけるロータの一例を示す拡大斜視図である。図6は、図3の枠F3に示す部分を拡大した図である。
 また、図6に示すように、実施形態において、第1の壁31の径方向における厚さT1は、第2の壁32の周方向における厚さT2よりも大きい。なお、実施形態において、第3の壁33の周方向における厚さは、第2の壁32の厚さT2と略同一である。すなわち、第1の壁31の厚さT1は、第3の壁33の周方向における厚さよりも大きい。
 また、図5及び図6に示すように、枠39において、第1の壁31と第2の壁32とが交差する部分には、係合部34が形成される。同様に、枠39において、第1の壁31と第3の壁33とが交差する部分には、係合部35が形成される。なお、係合部35は、他の係合部の一例である。図示の例では、第2マグネット42の角部(外周部の第1の面4aと第2の面4bとが交差する部分付近)、第3マグネット43の角部(外周部の第1の面と第2の面とが交差する部分付近)が、それぞれ係合部34、係合部35に対する被係合部となっている。係合部34、35は突出部として形成されており、係合部34、35は第2マグネット42、第3マグネット43の角部(外周部)に向かって延在している。係合部34、35は第2マグネット42、第3マグネット43の角部に対向している。
 図4及び図6に示すように、第2マグネット42は、第1の面4aと、第2の面4bとを備える。第1の面4aは、周方向において、ヨーク30の枠39と対向する。具体的には、第1の面4aは、枠39の第2の壁32と対向する。例えば、実施形態において、第1の面4aは、枠39の第2の壁32と、周方向において接する。また、第2の面4bは、径方向において、ステータ10と対向する。同様に、第3マグネット43は、図4に示すように、枠39の第3の壁33と対向する第1の面4cと、ステータ10と対向する第2の面4dとを備える。より具体的には、第2マグネット42の第2の面4bは、径方向において、磁気ギャップG1を介して、ステータ10と直接対向し、第3マグネット43の第2の面4dは、径方向において、磁気ギャップG1を介して、ステータ10と直接対向する。
 実施形態において、第2マグネット42及び第3マグネット43は、第1マグネット41と対向する。周方向において、第1マグネット41と第2マグネット42の第1の面4aとの間には、第2の壁32があり、第1マグネット41と第3マグネット43の第1の面4cとの間には、第3の壁33がある。例えば、図4及び図6に示すように、第2マグネット42は、第1マグネット41と、第2の壁32を挟んで、周方向において対向する。また、図4に示すように、第3マグネット43は、第1マグネット41と、第3の壁33を挟んで、周方向において対向する。
 図4に戻って、第1マグネット41の磁束は、矢印M1が示す方向、例えば径方向外側(ステータ10側)に向かう。実施形態において、第1の壁31は、第1マグネット41に対して、第1マグネット41の磁束が向く方向M1に位置する。具体的には、第1の壁31は、第1マグネット41の径方向外側に配置される。かかる構成によれば、第1マグネット41が、ロータ20の回転時の遠心力や磁石の反発力により、ロータ20から飛び出すことが抑制される。
 また、第2マグネット42の磁束は、第1マグネットの磁束の方向M1よりも、周方向に傾斜した方向M2を向く。同様に、第3マグネット43の磁束の方向M3は、第1マグネット41の磁束の方向M1よりも、周方向に傾斜した方向であって、第2マグネットの磁束の方向M2とは異なる方向M3を向く。
 さらに、第2マグネット42は、係合部34に係合し、第3マグネット43は、係合部35に係合する。より具体的には、図4及び図6に示すように、係合部34は、第2マグネット42の磁束の方向M2に応じて配置される。また、係合部35は、第3マグネット43の磁束の方向M3に応じて配置される。実施形態において、係合部34は、第2マグネットの径方向外側に配置され、係合部35は第3マグネットの径方向外側に配置される。かかる構成によれば、第2マグネット42及び第3マグネット43が、ロータ20の回転時の遠心力や磁石の反発力により、ロータ20から飛び出すことが抑制される。
 また、第2マグネット42及び第3マグネット43の径方向外側の面である第2の面4b及び4dに、それぞれ磁性体が配置されない。言い換えると、第2マグネット42と第3マグネット43との径方向外側には、ヨーク30が配置されていない。第2マグネット42及び第3マグネット43は、それぞれ、径方向において、ステータ10と直接対向している。これにより、第2マグネット42及び第3マグネット43の磁束がステータ10に流れやすくなり、また、第2マグネット42と第3マグネット43との間で磁束が循環することを抑制する。
 また、図4及び図6に示すように、ヨーク30の第1の壁31の厚さT1を大きくすることにより、第1マグネットの径方向外側の面は、第2マグネット42の第2の面4bおよび第3マグネット43の第2の面4dよりも径方向内側に位置する。これにより、第2マグネット42及び第3マグネット43による磁束の循環が抑制されることで、ステータ10へ流れる磁束が増加する。また、第2の壁32及び第3の壁33の周方向における厚さを薄くすることで、第2の壁32および第3の壁33が磁気飽和することにより、第2マグネット42及び第3マグネット43による磁束の循環が抑制され、ステータ10へ流れる磁束がより増加する。
 以上説明したように、実施形態におけるモータ1は、ヨーク30と、第1マグネット41と、第1マグネット41に隣接する第2マグネット42と、を有するロータ20と、ステータ10と、を備える。ヨーク30は、孔38と、孔38を囲む枠39と、を備える。第1マグネット41は、ヨーク30の孔38内に配置されており、第2マグネット42は、周方向においてヨーク30の枠39に対向する第1の面4aと、径方向においてステータ10に対向する第2の面4bと、を備える。かかる構成によれば、マグネット41乃至43からステータ10へ流れる磁束が増加することで、出力トルクを向上できる。
 [変形例]
 以上、実施形態における構成について説明したが、実施形態はこれに限られない。例えば、2種類の補助マグネット42及び43を備える構成について説明したが、これに限られず、図7に示すように補助マグネットを1種類だけ含む構成であってもよい。また、実施形態の枠39における、第1の壁31の厚さと第2の壁32及び第3の壁33の厚さとの関係は、図6に示すものに限られない。図7は、第1の変形例におけるロータの一例を示す拡大上面図である。なお、以下の各変形例において、先に説明した図面に示す部位と同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
 図7に示すように、第1の変形例におけるロータ50において、枠59を形成する第1の壁51の径方向における厚さT4は、図6に示す、実施形態における第1の壁31の径方向における厚さT1よりも小さい。なお、この場合においても、第1の壁51の厚さT4は、第2の壁52及び第3の壁53の周方向における厚さT5よりも大きいことが好ましい。
 また、図7に示すように、第1の変形例において、枠59に囲まれる孔58には、実施形態における第1マグネット41とは形状が異なる、第1マグネット61が配置される。また、第1の変形例において、第1マグネット61は、周方向において、2つの第2マグネット62に囲まれる。第1の変形例において、2つの第2マグネット62は、略同一の形状を備える。また、2つの第2マグネット62の磁束の方向M8及びM9は、それぞれ反対の方向を向く。
 図7に示すような第1マグネット61と第2マグネット62とを有する構成の場合、製造が容易である。一方、図4に示すような第1マグネット41と第2マグネット42と第3マグネット43とを有する構成の場合、減磁の影響を小さくすることができる。また、第1マグネット61を大きくすることにより、第1マグネット61からステータ10へ流れる磁束を大きくすることができる。
 また、実施形態におけるモータ1はインナーロータ型のモータであるが、これに限られず、例えば図8に示すようなアウターロータ型のモータであってもよい。図8は、第2の変形例におけるモータの一例を示す斜視図である。図9は、第2の変形例におけるモータの一例を示す拡大斜視図である。図9は、図8の枠F3に示す部分を拡大した図である。
 図8に示すように、第2の変形例におけるモータ2において、ロータ80は、ステータ70よりも、径方向において外側に配置される。また、図9に示すように、アウターロータ型のモータ2においては、ロータ80の環状部86が、径方向において、マグネット40よりも外側に位置する。例えば、第1マグネット41は、第1の壁81と、第2の壁82と、第3の壁83とから形成される枠89内に配置される。
 この場合においては、遠心力によるマグネット40の飛び出しの可能性は小さいが、実施形態と同様に、第1の壁81の径方向における厚さを、第2の壁82及び第3の壁83の周方向における厚さよりも厚くするとともに、ロータ80に係合部84及び85を設けることで、磁束の量を向上させることができる。
 なお、第2の変形例におけるモータ2も、実施形態におけるモータ1と同様に、扁平モータであるが、これに限られず、インナーロータ型及びアウターロータ型のいずれにおいても、軸方向におけるモータの長さが、径方向における長さより大きくてもよい。
 さらに、実施形態においては、孔38の形状と、第1マグネット41の形状とが、いずれも略矩形状である構成を説明したが、実施の形態はこれに限られない。例えば、孔及びマグネットが、曲線形状を含むように形成されてもよい。また、図10及び図11に示すように、曲線形状を含む孔に、矩形状のマグネットが収容されていてもよく、また矩形状に形成された孔に、曲線形状を含むマグネットが収容されていてもよい。図10は、第3の変形例におけるロータの一例を示す拡大上面図である。図11は、第4の変形例におけるロータの一例を示す拡大上面図である。
 図10に示すように、第3の変形例におけるロータ90において、第1の壁91、第2の壁92及び第3の壁93から形成される枠99に囲まれる孔98は、径方向外側の面が弧状に湾曲した形状を備える。また、第3の変形例における孔98には、実施形態と同様に、第1マグネット41が配置される。
 図11に示すように、第4の変形例においては、第1の変形例と同様のロータ50の孔58に、第1マグネット69が配置される。第1マグネット69は、径方向外側の面及び径方向内側の面の双方が、弧状に湾曲している点において、実施形態における第1マグネット41及び第1の変形例における第1マグネット61とは異なる。
 以上説明したように、ロータの枠、及び第1マグネットは、径方向における外側の面と内側の面とが互いに異なる形状であってもよく、略同一の形状であってもよい。また、ロータの枠の径方向外側の面の形状と径方向内側の面の形状とは、図10に示すように互いに異なってもよく、略同一であってもよい。第1マグネットも同様に、径方向外側の面の形状と径方向内側の面の形状とは、互いに異なってもよく、図11に示すように略同一であってもよい。
 以上、本発明を実施形態及び各変形例に基づき説明したが、本発明は実施形態及び各変形例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の変更が可能であることも言うまでもない。そのような要旨を逸脱しない範囲での種々の変更を行ったものも本発明の技術的範囲に含まれるものであり、そのことは、当業者にとって特許請求の範囲の記載から明らかである。
 1,2 モータ、10,70 ステータ、11 ステータコア、12 インシュレータ、13 コイル、14 導線の端部、20,50,80,90 ロータ、30 ヨーク、31,51,81,91 第1の壁、32,52,82,92 第2の壁、33,53,83,93 第3の壁、34,35,84,85 リブ(係合部)、36,86 環状部、38,58,98 孔、39,59,89,99 枠、41,61,69 第1マグネット、42,62 第2マグネット、43 第3マグネット、G1 磁気ギャップ

Claims (12)

  1.  ヨークと、第1マグネットと、当該第1マグネットと対向する第2マグネットと、を有するロータと、
     ステータと、
     を備え、
     前記ヨークは、孔と、当該孔を囲む枠と、を備え、
     前記第1マグネットは、前記ヨークの孔内に配置されており、
     前記第2マグネットは、周方向において前記ヨークの枠に対向する第1の面と、径方向において前記ステータに対向する第2の面と、を備える、
     モータ。
  2.  前記枠は、第1の壁と、第2の壁及び第3の壁とを備え、
     前記ヨークは、径方向において前記第2の壁及び前記第3の壁に隣接する環状部を備え、
     前記第1マグネットは、径方向において、前記第1の壁と前記環状部との間にある、
     請求項1に記載のモータ。
  3.  径方向における前記第1の壁の幅は、周方向における前記第2の壁又は前記第3の壁の幅に対して大きい、請求項2に記載のモータ。
  4.  周方向において、前記第1マグネットと前記第2マグネットの前記第1の面との間には、前記第2の壁がある、請求項2又は3に記載のモータ。
  5.  周方向に延在する磁気ギャップを備え、
     前記磁気ギャップの第1の部分は、径方向において、前記第1の壁と前記ステータとで形成され、
     前記磁気ギャップの第2の部分は、径方向において、前記第2マグネットの前記第2の面と前記ステータとで形成され、
     前記第2マグネットは、径方向において、前記環状部の前記磁気ギャップ側の側面に接触する、
     請求項2乃至4のいずれか1つに記載のモータ。
  6.  前記第2の壁と前記第1の壁とが交差する部分に係合部が設けられており、
     前記係合部に前記第2マグネットが係合している、
     請求項2乃至5のいずれか1つに記載のモータ。
  7.  前記第1マグネットの磁束の向きは、径方向を向き、
     前記第2マグネットの磁束の向きは、前記第1マグネットの磁束の向きよりも、周方向に傾斜した方向を向く、請求項2乃至6のいずれか1つに記載のモータ。
  8.  前記ロータは、前記第1マグネットと対向する第3マグネットを備え、
     前記第3マグネットは、周方向において前記ヨークの枠に対向する第1の面と、径方向において前記ステータに対向する第2の面と、を備える、
     請求項2乃至7のいずれか1つに記載のモータ。
  9.  周方向において、前記第2マグネットと前記第3マグネットとの間に前記第1マグネットはあり、前記第1マグネットと前記第3マグネットの前記第1の面との間には、前記第3の壁がある、請求項8に記載のモータ。
  10.  周方向に延在する磁気ギャップを備え、
     前記磁気ギャップの第3の部分は、径方向において、前記第3マグネットの前記第2の面と前記ステータとで形成され、
     前記第3マグネットは、前記環状部の前記磁気ギャップ側の側面に接触している、
     請求項8又は9に記載のモータ。
  11.  前記第3の壁と前記第1の壁とが交差する部分に、他の係合部が設けられており、
     前記他の係合部に前記第3マグネットが係合している、
     請求項8乃至10のいずれか1つに記載のモータ。
  12.  前記第1マグネットの磁束の向きは、径方向を向き、
     前記第3マグネットの磁束の向きは、前記第1マグネットの磁束の向きよりも、周方向に傾斜した方向であって、前記第2マグネットの磁束の向きとは異なる方向を向く、請求項8乃至11のいずれか1つに記載のモータ。
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