WO2022044386A1 - 制御装置、制御方法、制御プログラム、及び投影システム - Google Patents

制御装置、制御方法、制御プログラム、及び投影システム Download PDF

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Abstract

簡易な構成で、投影制御の操作を容易化することのできる制御装置、制御方法、制御プログラム、及び投影システムを提供する。 制御装置(4)は、操作者(51)からの第1操作に基づいて、投影装置(10)による投影領域(11)の大きさを特定可能な情報を取得する。また、制御装置(4)は、投影領域(11)に対する操作者(51)からの第2操作を検出した状態にて、取得した上記の情報と、検出した第2操作と、に基づいて投影装置(10)による投影の制御を行う。

Description

制御装置、制御方法、制御プログラム、及び投影システム
 本発明は、制御装置、制御方法、制御プログラム、及び投影システムに関する。
 特許文献1には、光学像のサイズ又は形状を表すサイズ情報を入力し、入力したデータをもとに、光学像を形成するための形成領域のサイズ又は形状を変更する電子ズーム機能において、形成領域の移動を行うために、位置情報の入力を促す通知を行いサイズや形状の変更と移動を連続して行う構成が記載されている。
日本国特開2006-246306号公報
 本開示の技術に係る1つの実施形態は、簡易な構成で、投影制御の操作を容易化することができる制御装置、制御方法、制御プログラム、及び投影システムを提供する。
 本開示の技術に係る1つの実施形態の制御装置は、操作者からの第1操作に基づいて、投影装置による投影領域の大きさを特定可能な情報を取得し、上記投影領域に対する操作者からの第2操作を検出した状態にて、取得した上記情報と、上記第2操作と、に基づいて上記投影装置による投影の制御を行う、プロセッサを備えるものである。
 本開示の技術に係る1つの実施形態の制御方法は、投影装置による投影の制御を行う制御装置のプロセッサが、操作者からの第1操作に基づいて、投影装置による投影領域の大きさを特定可能な情報を取得し、上記投影領域に対する操作者からの第2操作を検出した状態にて、取得した上記情報と、上記第2操作と、に基づいて上記投影装置による投影の制御を行うものである。
 本開示の技術に係る1つの実施形態の制御プログラムは、投影装置による投影の制御を行う制御装置のプロセッサに、操作者からの第1操作に基づいて、投影装置による投影領域の大きさを特定可能な情報を取得し、上記投影領域に対する操作者からの第2操作を検出した状態にて、取得した上記情報と、上記第2操作と、に基づいて上記投影装置による投影の制御を行う、処理を実行させるためのものである。
 本開示の技術に係る1つの実施形態の投影システムは、投影装置と、操作者からの第1操作に基づいて、上記投影装置による投影領域の大きさを特定可能な情報を取得し、上記投影領域に対する操作者からの第2操作を検出した状態にて、取得した上記情報と、上記第2操作と、に基づいて上記投影装置による投影の制御を行うプロセッサを備える制御装置と、を含むものである。
 本発明によれば、簡易な構成で、投影制御の操作を容易化することのできる制御装置、制御方法、制御プログラム、及び投影システムを提供することができる。
実施の形態の投影装置10の概略構成を示す模式図である。 図1に示す投影部1の内部構成の一例を示す模式図である。 投影装置10の外観構成を示す模式図である。 図3に示す投影装置10の光学ユニット106の断面模式図である。 制御装置4が行う投影制御の具体例1を示す図(その1)である。 制御装置4が行う投影制御の具体例1を示す図(その2)である。 制御装置4が行う投影制御の具体例1を示す図(その3)である。 制御装置4が行う投影制御の具体例1を示す図(その4)である。 制御装置4によるシフト量の計算の具体例を示す図である。 第1操作及び第2操作の案内情報の一例を示す図である。 制御装置4が行う投影制御の具体例2を示す図である。 制御装置4が行う投影制御の具体例3を示す図である。 制御装置4が行う投影制御の具体例4を示す図(その1)である。 制御装置4が行う投影制御の具体例4を示す図(その2)である。 制御装置4が投影部1に投影させる選択肢情報の一例を示す図(その1)である。 制御装置4が投影部1に投影させる選択肢情報の一例を示す図(その2)である。 複数回の第2操作に基づく投影制御の一例を示す図(その1)である。 複数回の第2操作に基づく投影制御の一例を示す図(その2)である。 選択肢画像150を再投影するための再投影画像の一例を示す図である。 制御装置4による処理の一例を示すフローチャートである。 図21は、実施の形態の制御装置を投影装置10以外の装置に適用した構成の一例を示す図である。
 以下、本発明の実施形態の一例について、図面を参照して説明する。
<実施の形態の投影装置10の概略構成>
 図1は、実施の形態の投影装置10の概略構成を示す模式図である。
 投影装置10は、投影部1と、制御装置4と、操作受付部2と、を備える。投影部1は、例えば液晶プロジェクタ又はLCOS(Liquid Crystal On Silicon)を用いたプロジェクタ等によって構成される。以下では、投影部1が液晶プロジェクタであるものとして説明する。
 制御装置4は、投影装置10による投影の制御を行う、本発明の制御装置の一例である。制御装置4は、各種のプロセッサにより構成される制御部と、各部と通信するための通信インタフェース(図示省略)と、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)、又はROM(Read Only Memory)等の記憶媒体4aと、を含む装置であり、投影部1を統括制御する。制御装置4の制御部の各種のプロセッサとしては、プログラムを実行して各種処理を行う汎用的なプロセッサであるCPU(Central Processing Unit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なプロセッサであるプログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device:PLD)、又はASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が含まれる。
 これら各種のプロセッサの構造は、より具体的には、半導体素子等の回路素子を組み合わせた電気回路である。制御装置4の制御部は、各種のプロセッサのうちの1つで構成されてもよいし、同種又は異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGAの組み合わせ又はCPUとFPGAの組み合わせ)で構成されてもよい。
 操作受付部2は、ユーザからの各種の操作を受け付けることにより、ユーザからの指示(ユーザ指示)を検出する。操作受付部2は、制御装置4に設けられたボタン、キー、ジョイスティック等であってもよいし、制御装置4の遠隔操作を行うリモートコントローラからの信号を受け付ける受信部等であってもよい。
 被投影物6は、投影部1によって投影画像が表示される投影面を有するスクリーンなどの物体である。図1に示す例では、被投影物6は、被投影物6の投影面は矩形の平面である。図1における被投影物6の上下左右が、実際の被投影物6の上下左右であるとする。
 一点鎖線で図示する投影領域11は、被投影物6のうち、投影部1により投影光が照射される領域である。図1に示す例では、投影領域11は矩形である。投影領域11は、投影部1により投影が可能な投影可能範囲の一部又は全部である。
 なお、投影部1、制御装置4、及び操作受付部2は、例えば一個の装置により実現される(例えば図3,図4参照)。又は、投影部1、制御装置4、及び操作受付部2は、互いに通信を行うことにより連携する、それぞれ別の装置であってもよい。
<図1に示す投影部1の内部構成>
 図2は、図1に示す投影部1の内部構成の一例を示す模式図である。
 図2に示すように、投影部1は、光源21と、光変調部22と、投影光学系23と、制御回路24と、を備える。
 光源21は、レーザ又はLED(Light Emitting Diode)等の発光素子を含み、例えば白色光を出射する。
 光変調部22は、光源21から出射されて図示省略の色分離機構によって赤、青、緑の3色に分離された各色光を、画像情報に基づいて変調して各色画像を出射する3つの液晶パネルによって構成される。この3つの液晶パネルにそれぞれ赤、青、緑のフィルタを搭載し、光源21から出射された白色光を、各液晶パネルにて変調して各色画像を出射させてもよい。
 投影光学系23は、光源21及び光変調部22からの光が入射されるものであり、少なくとも1つのレンズを含む、例えばリレー光学系によって構成されている。投影光学系23を通過した光は被投影物6に投影される。
 被投影物6のうち、光変調部22の全範囲を透過する光が照射される領域が、投影部1により投影が可能な投影可能範囲となる。この投影可能範囲のうち、光変調部22から実際に透過する光が照射される領域が投影領域11となる。例えば、光変調部22のうち光が透過する領域の大きさ、位置、及び形状を制御することにより、投影可能範囲において、投影領域11の大きさ、位置、及び形状が変化する。
 制御回路24は、制御装置4から入力される表示用データに基づいて、光源21、光変調部22、及び投影光学系23を制御することにより、被投影物6にこの表示用データに基づく画像を投影させる。制御回路24に入力される表示用データは、赤表示用データと、青表示用データと、緑表示用データとの3つによって構成される。
 また、制御回路24は、制御装置4から入力される命令に基づいて、投影光学系23を変化させることにより、投影部1の投影領域11(図1参照)の拡大や縮小を行う。また、制御装置4は、操作受付部2によって受け付けられたユーザからの操作に基づいて投影光学系23を変化させることにより、投影部1の投影領域11の移動を行ってもよい。
 また、投影装置10は、投影光学系23のイメージサークルを維持しつつ、投影領域11を機械的又は光学的に移動させるシフト機構を備える。投影光学系23のイメージサークルは、投影光学系23に入射した投影光が、光量落ち、色分離、周辺湾曲などの点から適正に投影光学系23を通過する領域である。
 シフト機構は、光学系シフトを行う光学系シフト機構と、電子シフトを行う電子シフト機構と、の少なくともいずれかにより実現される。
 光学系シフト機構は、例えば、投影光学系23を光軸に垂直な方向に移動させる機構(例えば図3,図4参照)、又は、投影光学系23を移動させる代わりに光変調部22を光軸に垂直な方向に移動させる機構である。また、光学系シフト機構は、投影光学系23の移動と光変調部22の移動とを組み合わせて行うものであってもよい。
 電子シフト機構は、光変調部22において光を透過させる範囲を変化させることによる疑似的な投影領域11のシフトを行う機構である。
 また、投影装置10は、投影光学系23のイメージサークルとともに投影領域11を移動させる投影方向変更機構を備えてもよい。投影方向変更機構は、機械的な回転で投影部1の向きを変更することにより、投影部1の投影方向を変化させる機構である(例えば図3,図4参照)。
<投影装置10の機械的構成>
 図3は、投影装置10の外観構成を示す模式図である。図4は、図3に示す投影装置10の光学ユニット106の断面模式図である。図4は、図3に示す本体部101から出射される光の光路に沿った面での断面を示している。
 図3に示すように、投影装置10は、本体部101と、本体部101から突出して設けられた光学ユニット106と、を備える。図3に示す構成において、操作受付部2と、制御装置4と、投影部1における光源21、光変調部22、及び制御回路24と、は本体部101に設けられる。投影部1における投影光学系23は光学ユニット106に設けられる。
 光学ユニット106は、本体部101に支持される第一部材102と、第一部材102に支持された第二部材103と、を備える。
 なお、第一部材102と第二部材103は一体化された部材であってもよい。光学ユニット106は、本体部101に着脱自在に構成(換言すると交換可能に構成)されていてもよい。
 本体部101は、光学ユニット106と連結される部分に光を通すための開口15a(図4参照)が形成された筐体15(図4参照)を有する。
 本体部101の筐体15の内部には、図3に示すように、光源21と、光源21から出射される光を入力画像データに基づいて空間変調して画像を生成する光変調部22(図2参照)を含む光変調ユニット12と、が設けられている。
 光源21から出射された光は、光変調ユニット12の光変調部22に入射され、光変調部22によって空間変調されて出射される。
 図4に示すように、光変調ユニット12によって空間変調された光によって形成される画像は、筐体15の開口15aを通過して光学ユニット106に入射され、投影対象物としての被投影物6に投影されて、画像G1が観察者から視認可能となる。
 図4に示すように、光学ユニット106は、本体部101の内部と繋がる中空部2Aを有する第一部材102と、中空部2Aと繋がる中空部3Aを有する第二部材103と、中空部2Aに配置された第一光学系121及び反射部材122と、中空部3Aに配置された第二光学系31、反射部材32、第三光学系33、及びレンズ34と、シフト機構105と、投影方向変更機構104と、を備える。
 第一部材102は、断面外形が一例として矩形の部材であり、開口2aと開口2bが互いに垂直な面に形成されている。第一部材102は、本体部101の開口15aと対面する位置に開口2aが配置される状態にて、本体部101によって支持されている。本体部101の光変調ユニット12の光変調部22から射出された光は、開口15a及び開口2aを通って第一部材102の中空部2Aに入射される。
 本体部101から中空部2Aに入射される光の入射方向を方向X1と記載し、方向X1の逆方向を方向X2と記載し、方向X1と方向X2を総称して方向Xと記載する。また、図4において、紙面手前から奥に向かう方向とその逆方向を方向Zと記載する。方向Zのうち、紙面手前から奥に向かう方向を方向Z1と記載し、紙面奥から手前に向かう方向を方向Z2と記載する。
 また、方向X及び方向Zに垂直な方向を方向Yと記載し、方向Yのうち、図4において上に向かう方向を方向Y1と記載し、図4において下に向かう方向を方向Y2と記載する。図4の例では方向Y2が鉛直方向となるように投影装置10が配置されている。
 図2に示した投影光学系23は、第一光学系121、反射部材122、第二光学系31、反射部材32、第三光学系33、及びレンズ34により構成される。図4には、この投影光学系23の光軸Kが示されている。第一光学系121、反射部材122、第二光学系31、反射部材32、第三光学系33、及びレンズ34は、光変調部22側からこの順に光軸Kに沿って配置されている。
 第一光学系121は、少なくとも1つのレンズを含み、本体部101から第一部材102に入射された方向X1に進む光を反射部材122に導く。
 反射部材122は、第一光学系121から入射された光を方向Y1に反射させる。反射部材122は、例えばミラー等によって構成される。第一部材102には、反射部材122にて反射した光の光路上に開口2bが形成されており、この反射した光は開口2bを通過して第二部材103の中空部3Aへと進む。
 第二部材103は、断面外形が略T字状の部材であり、第一部材102の開口2bと対面する位置に開口3aが形成されている。第一部材102の開口2bを通過した本体部101からの光は、この開口3aを通って第二部材103の中空部3Aに入射される。なお、第一部材102や第二部材103の断面外形は任意であり、上記のものには限定されない。
 第二光学系31は、少なくとも1つのレンズを含み、第一部材102から入射された光を、反射部材32に導く。
 反射部材32は、第二光学系31から入射される光を方向X2に反射させて第三光学系33に導く。反射部材32は、例えばミラー等によって構成される。
 第三光学系33は、少なくとも1つのレンズを含み、反射部材32にて反射された光をレンズ34に導く。
 レンズ34は、第二部材103の方向X2側の端部に形成された開口3cを塞ぐ形でこの端部に配置されている。レンズ34は、第三光学系33から入射された光を被投影物6に投影する。
 投影方向変更機構104は、第一部材102に対して第二部材103を回転自在に連結する回転機構である。この投影方向変更機構104によって、第二部材103は、方向Yに延びる回転軸(具体的には光軸K)の回りに回転自在に構成されている。なお、投影方向変更機構104は、光学系を回転させることができればよく、図4に示した配置位置に限定されない。また、回転機構の数も1つに限らず、複数設けられていてもよい。
 シフト機構105は、投影光学系の光軸K(換言すると光学ユニット106)をその光軸Kに垂直な方向(図4の方向Y)に移動させるための機構である。具体的には、シフト機構105は、第一部材102の本体部101に対する方向Yの位置を変更することができるように構成されている。シフト機構105は、手動にて第一部材102を移動させるものの他、電動にて第一部材102を移動させるものであってもよい。
 図4は、シフト機構105によって第一部材102が方向Y1側に最大限移動された状態を示している。この図4に示す状態から、シフト機構105によって第一部材102が方向Y2に移動することで、光変調部22によって形成される画像の中心(換言すると表示面の中心)と光軸Kとの相対位置が変化して、被投影物6に投影されている画像G1を方向Y2にシフト(平行移動)させることができる。
 なお、シフト機構105は、光学ユニット106を方向Yに移動させる代わりに、光変調部22を方向Yに移動させる機構であってもよい。この場合でも、被投影物6に投影されている画像G1を方向Y2に移動させることができる。
<制御装置4が行う投影制御>
 図5~図8は、制御装置4が行う投影制御の具体例1を示す図である。この例では、制御装置4が、投影領域11をシフトさせる制御、すなわち投影領域11の位置を変化させる制御について説明する。
 操作者51は、投影装置10による投影の設定を行う者である。操作者51は、指示体52を把持しており、指示体52を用いて被投影物6における各部を指示可能である。
 指示体52は、指示体52自体の移動を検出可能なセンサを有する。この移動の検出には、移動の方向の検出と移動の量の検出とが含まれる。このセンサは、例えば3次元的な加速度を測定可能な加速度センサを含み、例えば指示体52の先端に設けられている。
 また、指示体52は、指示体52が指している位置を入力値として制御装置4に指示するための指示操作が可能である。例えば、指示体52の先端には、被投影物6との接触を検知するセンサ(タッチセンサ)が設けられており、指示操作は、被投影物6に指示体52の先端を接触させる操作である。
 また、指示体52は、移動の検出結果や指示操作の受け付け結果などの情報を、直接的又は間接的に、制御装置4へ送信する。例えば、指示体52は、近距離無線通信などの無線通信により、制御装置4の操作受付部2と通信が可能であり、操作受付部2との無線通信によって情報を制御装置4へ送信する。
 例えば、指示体52は、一定周期で、移動の検出を行って検出結果を制御装置4へ送信するとともに、指示操作の受け付け結果を、指示操作を受け付けた時点で制御装置4へ送信する。
 又は、指示体52は、一定周期で移動の検出を行って検出結果を蓄積しつつ、指示操作の受け付けた時点で、指示操作の受け付け結果とともに、蓄積した移動の検出結果をまとめて制御装置4へ送信してもよい。このとき、指示体52は、蓄積した移動の検出結果をすべて制御装置4へ送信してもよいし、蓄積した移動の検出結果を積算した結果を制御装置4へ送信してもよい。
 制御装置4は、まず、操作者51からの第1操作に基づいて、投影領域11の大きさを特定可能な情報を取得する。第1操作は、指示体52により、投影領域11に含まれる第1位置及び第2位置を指示する操作である。第1位置及び第2位置は、例えば投影領域11内で予め定められた、互いに異なる位置である。一例として、図5に示すように、第1位置は投影領域11の右下の端部11aであり、第2位置は投影領域11の左下の端部11bである。
 操作者51は、例えば、第1操作として、まず図5に示すように端部11aを指示(例えば指示体52の先端で端部11aにタッチ)し、次に図6に示すように端部11bを指示(例えば指示体52の先端で端部11aをタッチ)する。
 制御装置4は、端部11aが指示されてから端部11bが指示されるまでの期間、すなわち一回目の指示操作から二回目の指示操作までの期間における指示体52の移動の検出結果に基づいて、投影領域11の大きさを特定可能な情報を取得する。
 例えば、制御装置4は、端部11aが指示されてから端部11bが指示されるまでの期間における指示体52の移動の検出結果を指示体52から受信し、受信した検出結果を積算することで、端部11a,11bの間の距離、すなわち投影領域11の幅を導出することができる。
 また、投影領域11のアスペクト比は制御装置4において既知であるため、制御装置4は、導出した投影領域11の幅と投影領域11のアスペクト比に基づいて投影領域11の高さも導出することができる。これにより、制御装置4は、投影領域11の大きさを特定可能な情報(投影領域11の幅及び高さ)を取得することができる。
 そして、制御装置4は、投影領域11に対する操作者51からの第2操作を検出した状態にて、取得した情報(投影領域11の幅及び高さ)と、検出した第2操作と、に基づいて、投影装置10による投影の制御(投影領域11のシフト)を行う。具体的には、制御装置4は、取得した情報に基づいて、投影装置10が投影に用いる画像の大きさと、投影領域11の大きさと、の関係を特定し、特定した関係と第2操作とに基づいて投影装置10による投影の制御を行う。
 第2操作は、例えば、端部11b(第2位置)を指示体52により指示した状態にて、投影領域11に含まれる第3位置を指示体52により指示する操作である。第3位置は、投影領域11内の任意の位置であって、例えば投影領域11の端部11bの移動先である。例えば、操作者51は、上記の第1操作において端部11bを指示(例えば指示体52の先端で端部11aをタッチ)した後に、図7に示すように投影領域11内の任意位置6aを指示(例えば指示体52の先端で任意位置6aをタッチ)する。
 投影装置10が投影に用いる画像の大きさとは、その画像の画素数であってもよいし、光変調部22における画像の大きさ(光変調部22の液晶パネルの大きさ)であってもよい。例えば、投影装置10が投影に用いる画像の大きさと投影領域11の大きさとの関係は、投影装置10が投影に用いる画像の幅と、投影領域11の幅との比である。
 例えば、制御装置4は、端部11b(第2位置)が指示されてから任意位置6a(第3位置)が指示されるまでの期間、すなわち二回目の指示操作から三回目の指示操作までの期間における指示体52の移動の検出結果を積算することにより、現状の端部11bに対する任意位置6aの方向及び距離を導出する。また、制御装置4は、導出した距離を、投影装置10が投影に用いる画像の幅と投影領域11の幅との比により、光変調部22における距離に換算する。
 そして、制御装置4は、換算結果に基づいて、投影領域11を電子シフトさせる。具体的には、制御装置4は、光変調部22における光を透過させる領域を、導出した方向に、換算した距離だけ移動させる。これにより、図8に示すように、投影領域11の端部11bが任意位置6aと一致するように、投影領域11をシフトさせることができる。
<制御装置4によるシフト量の計算の具体例>
 図9は、制御装置4によるシフト量の計算の具体例を示す図である。図9に示す投影用画像71は、投影部1が投影に用いる画像である。投影用画像71の幅をxとする。xは、投影用画像71の横方向の画素数であってもよいし、光変調部22における投影用画像71の横の長さであってもよい。また、図5,図6に示した第1操作によって取得された端部11a,11bの間の距離をX0とする。また、図7に示した第2操作によって取得された端部11bと任意位置6aとの間の距離をX1とする。
 例えば、制御装置4は、端部11a,11bの間の距離X0と、投影用画像71の幅xと、に基づく比x/X0を算出する。また、制御装置4は、端部11bと任意位置6aとの間の距離X1に、算出した比x/X0を乗じることで、光変調部22における光を透過させる領域のシフト量を算出することができる。
<第1操作及び第2操作の案内情報>
 図10は、第1操作及び第2操作の案内情報の一例を示す図である。図5~図8に示した例において、制御装置4は、例えば図10に示すような案内情報を投影部1から投影させる制御を行ってもよい。
 まず、制御装置4は、ステップS91のように、案内情報91を含む画像を投影部1から投影させる。案内情報91は、投影領域11の右下の角である端部11aを指し示すとともに、端部11aを指示することを促す画像である。
 操作者51が指示体52により端部11aを指示(例えばタッチ)すると、制御装置4は、ステップS92のように、案内情報92を含む画像を投影部1から投影させる。案内情報92は、投影領域11の左下の角である端部11bを指し示すとともに、端部11bを指示することを促す画像である。
 操作者51が指示体52により端部11bを指示(例えばタッチ)すると、制御装置4は、ステップS93のように、案内情報93を含む画像を投影部1から投影させる。案内情報93は、投影領域11のシフト先を指示することを促す画像である。
 このように、端部11a(第1位置)及び端部11b(第2位置)のそれぞれは、投影装置10が投影領域11に投影する投影画像により示される位置としてもよい。これにより、操作者51は、第1操作で指示すべき位置を覚えていなくても、端部11a(第1位置)及び端部11b(第2位置)を指示する第1操作を行うことができる。
 また、第1操作の方法を示す画像を投影装置10が投影領域11に投影することにより、操作者51は第1操作の方法を覚えていなくても第1操作を行うことができる。また、第1操作が行われた後に、第2操作の方法を示す画像を投影装置10が投影領域11に投影することにより、操作者51は第2操作の方法を覚えていなくても第2操作を行うことができる。
 なお、図5~図8に示した例において、投影領域11を水平方向にシフトさせる場合について説明したが、制御装置4は、操作者51による第2操作に応じて、投影領域11を垂直方向にシフトさせてもよいし、投影領域11を斜め方向にシフトさせてもよい。例えば、図7に示す例において、操作者51が第2操作として端部11bの左下の位置を指示すると、制御装置4は、投影領域11を左下にシフトさせる制御を行う。
 また、図5~図8に示した例において、投影領域11の端部11bが任意位置6aと一致するように投影領域11をシフトさせる場合について説明したが、制御装置4は、投影領域11の端部11aが任意位置6aと一致するように投影領域11をシフトさせてもよい。また、制御装置4は、投影領域11の左上の角又は右上の角が任意位置6aと一致するように投影領域11をシフトさせてもよい。
<制御装置4が行う投影制御の具体例2>
 図11は、制御装置4が行う投影制御の具体例2を示す図である。この例では、制御装置4が、投影領域11の大きさを変化させる制御について説明する。
 第1操作及び第2操作については、図5~図7に示した例と同様である。図7に示すように操作者51が任意位置6aを指示すると、制御装置4は、図11に示すように、端部11bが任意位置6aと一致するように投影領域11を拡大又は縮小してもよい。
 図11に示す例では、端部11bを基準として任意位置6aは端部11aの反対側(左側)に位置するため、制御装置4は投影領域11を左側に拡大する。なお、端部11bを基準として任意位置6aが端部11aの側に位置する場合、制御装置4は投影領域11を縮小する。
 図11に示した例において、投影領域11を水平方向に拡大又は縮小させる場合について説明したが、制御装置4は、操作者51による第2操作に応じて、投影領域11を垂直方向に拡大又は縮小させてもよいし、投影領域11を斜め方向に拡大又は縮小させてもよい。例えば、図7に示す例において、操作者51が第2操作として端部11bの左下の位置を指示すると、制御装置4は、投影領域11を左下に伸ばすように拡大させる制御を行う。
 また、図11に示した例において、投影領域11の端部11bが任意位置6aと一致するように投影領域11を拡大又は縮小させる場合について説明したが、制御装置4は、投影領域11の端部11aが任意位置6aと一致するように投影領域11を拡大又は縮小させてもよい。また、制御装置4は、投影領域11の左上の角又は右上の角が任意位置6aと一致するように投影領域11を拡大又は縮小させてもよい。
<制御装置4が行う投影制御の具体例3>
 図12は、制御装置4が行う投影制御の具体例3を示す図である。この例では、制御装置4が、投影領域11の歪みを補正する制御について説明する。
 第1操作及び第2操作については、図5~図7に示した例と同様である。図7に示すように操作者51が任意位置6aを指示すると、制御装置4は、図12に示すように、端部11bが任意位置6aと一致するように投影領域11の歪み補正を行ってもよい。具体的には、制御装置4は、光変調部22における画像を、左下の角が端部11bに対応する位置になるように歪ませる画像処理を行う。
 例えば、投影用画像71が長方形であるが、被投影物6に対して投影部1が斜め方向を向いており、被投影物6における投影領域11が台形になっている場合、操作者51は、投影領域11が長方形に近づくように、投影領域11の角(例えば端部11bや端部11a)を移動させるように第2操作を行うことにより、制御装置4が台形補正を行い、投影領域11を長方形に近づけることができる。
 図12に示した例において、投影領域11の端部11bが水平方向に移動するように歪み補正を行う場合について説明したが、制御装置4は、操作者51による第2操作に応じて、投影領域11の端部11bが垂直方向に移動するように歪み補正を行ってもよいし、投影領域11の端部11bが斜め方向に移動するように歪み補正を行ってもよい。例えば、図7に示す例において操作者51が第2操作として端部11bの左下の位置を指示すると、制御装置4は、投影領域11の端部11bが左下に移動するように歪み補正を行う。
 また、図11に示した例において、投影領域11の端部11bが任意位置6aと一致するように歪み補正を行う場合について説明したが、制御装置4は、投影領域11の端部11aが任意位置6aと一致するように歪み補正を行ってもよい。また、制御装置4は、投影領域11の左上の角又は右上の角が任意位置6aと一致するように歪み補正を行ってもよい。
<制御装置4が行う投影制御の具体例4>
 図13及び図14は、制御装置4が行う投影制御の具体例4を示す図である。この例では、制御装置4が、投影領域11の画像の内容を変化させる制御について説明する。
 第1操作については、図5,図6に示した例と同様である。図3に示すように、投影領域11には、コンテンツ131を含む画像が投影されているとする。コンテンツ131は、図13に示す例では文字列「AA」である。
 例えば、操作者51は、第1操作の後の第2操作として、まず図13に示すようにコンテンツ131の付近の位置aを指示体52により指示(例えばタッチ)し、次に図14に示すように位置aより右上の位置bを指示体52により指示(例えばタッチ)する。
 上記の第2操作に対して、制御装置4は、図14に示すようにコンテンツ131が右上に向かって拡大するように、投影部1から投影する画像を変化させる。例えば、制御装置4は、位置aが指示されてから位置bが指示されるまでの期間、すなわち三回目の指示操作から四回目の指示操作までの期間における指示体52の移動の検出結果を積算することにより、現状の位置aに対する位置bの方向及び距離を導出する。また、制御装置4は、導出した距離を、投影装置10が投影に用いる画像と投影領域11との比(例えば上記の比x/X0)により、光変調部22における距離に換算する。
 そして、制御装置4は、換算結果に基づいて、コンテンツ131の内容を変化させる。具体的には、制御装置4は、コンテンツ131の右上が位置bまで伸びるように、コンテンツ131を拡大する処理を行う。これにより、図14に示すように、投影領域11の端部11bが任意位置6aと一致するように、コンテンツ131を右上に向かって拡大することができる。
 また、操作者51は、第2操作として、まず位置aを指示体52により指示(例えばタッチ)し、指示体52を被投影物6に接触させたまま指示体52を位置bに移動させ、指示体52を被投影物6から離す操作を行ってもよい。この場合も、制御装置4は、図14に示すように、コンテンツ131の右上が位置bまで伸びるように、コンテンツ131を拡大する処理を行う。
 投影領域11の画像の内容を変化させる制御として、コンテンツ131の拡大について説明したが、投影領域11の画像の内容を変化させる制御はこれに限らない。例えば、制御装置4は、操作者51による第2操作に応じて、コンテンツ131の縮小を行ってもよいし、投影領域11内での移動を行ってもよいし、コンテンツ131を歪ませる処理を行ってもよい。
<制御装置4が投影部1に投影させる選択肢情報>
 図15及び図16は、制御装置4が投影部1に投影させる選択肢情報の一例を示す図である。例えば図5,図6に示した第1操作を受け付けると、制御装置4は、図15に示すように、投影部1から、複数の種類の制御の選択肢を示す選択肢画像150を投影させてもよい。
 図15に示す例では、選択肢画像150は、「シフト」、「拡大/縮小」、及び「歪み補正」を制御の選択肢として示している。「シフト」は、図8に示した投影領域11のシフトを行う制御である。「拡大/縮小」は、図11に示した投影領域11の拡大又は縮小を行う制御である。「歪み補正」は、図12に示した投影領域11の歪み補正を行う制御である。
 選択肢画像150が示す選択肢のいずれかを指示する操作を第3操作とする。例えば、第3操作は、選択肢画像150が示す選択肢のいずれかを指示体52で指示(例えばタッチ)する操作である。操作者51は、例えば、端部11aを指示した後に端部11bを指示する第1操作を行った後に、選択肢画像150が示す選択肢のいずれかを指示体52で指示する第3操作を行う。
 この第3操作に対して、制御装置4は、端部11bが指示されてから選択肢画像150のいずれかの選択肢が指示されるまでの期間、すなわち二回目の指示操作から三回目の指示操作までの期間における指示体52の移動の検出結果を積算することにより、現状の端部11bに対する選択肢画像150の選択肢の方向及び距離を導出する。また、制御装置4は、導出した距離を、投影装置10が投影に用いる画像と投影領域11との比(例えば上記の比x/X0)により、光変調部22における距離に換算する。そして、制御装置4は、換算結果及び導出した方向に基づいて、選択肢画像150のうち第3操作により指示された選択肢を特定する。
 操作者51は、第3操作の後に、上記の第2操作を行う。例えば、操作者51は、図16に示すように第3操作として「シフト」を指示した後に、図7に示したように任意位置6aを指示する第2操作を行う。これに対して、制御装置4は、第3操作により指示された選択肢として「シフト」を特定し、第2操作に応じて、図8に示したように投影領域11をシフトさせる制御を行う。
 例えば、制御装置4は、選択肢画像150の「シフト」が指示されてから任意位置6a(第3位置)が指示されるまでの期間、すなわち三回目の指示操作から四回目の指示操作までの期間における指示体52の移動の検出結果を積算することにより、現状の選択肢画像150の「シフト」に対する任意位置6aの方向及び距離を導出する。また、制御装置4は、導出した距離を、投影装置10が投影に用いる画像の幅と投影領域11の幅との比により、光変調部22における距離に換算する。そして、制御装置4は、換算結果に基づいて、投影領域11を電子シフトさせる。
 又は、操作者51は、第3操作によって「拡大/縮小」を指示した後に、図7に示したように任意位置6aを指示する第2操作を行ってもよい。これに対して、制御装置4は、第3操作により指示された選択肢として「拡大/縮小」を特定し、第2操作に応じて、図11に示したように投影領域11を拡大させる制御を行う。
 又は、操作者51は、第3操作によって「歪み補正」を指示した後に、図7に示したように任意位置6aを指示する第2操作を行ってもよい。これに対して、制御装置4は、第3操作により指示された選択肢として「歪み補正」を特定し、第2操作に応じて、図12に示したように投影領域11の歪み補正を行う。
 図15においては、選択肢画像150が選択肢として「シフト」、「拡大/縮小」、及び「歪み補正」を示す場合について説明したが、選択肢画像150が示す選択肢はこれに限らない。例えば、選択肢画像150は、選択肢として図13,図14に示したような画像の内容を変化させる制御を含んでもよい。
 また、図15の例では、投影部1により投影が可能な投影可能範囲のうち投影領域11の外部に選択肢画像150が投影されているが、制御装置4は、投影領域11に選択肢画像150を投影してもよい。また、制御装置4は、第3操作を受け付けると、選択肢画像150の投影を終了、すなわち選択肢画像150を非投影としてもよい。
<複数回の第2操作に基づく投影制御>
 図17及び図18は、複数回の第2操作に基づく投影制御の一例を示す図である。例えば、操作者51が、第1操作の後、図15,図16に示したように第3操作として選択肢画像150の「シフト」を指示し、次に第2操作として図7に示したように任意位置6aを指示してから図17に示すように投影領域11内の任意位置6bを指示したとする。
 制御装置4は、第3操作に応じて選択肢画像150を非投影にし、複数回の第2操作に応じて投影制御を繰り返し行う。すなわち、制御装置4は、まず任意位置6aが指示されたことにより図8に示したように投影領域11をシフトさせ、次に任意位置6bが指示されたことにより図18に示すように投影領域11を再度シフトさせる。
 このように、制御装置4は、第3操作の後に、第2操作を複数回検出すると、第3操作に応じた種類の制御を複数回行う。これにより、第2操作を複数回行う際に、第3操作をその都度行わなくてもよいため、第2操作による投影制御を容易に行うことができる。
<選択肢画像150を再投影するための再投影画像>
 図19は、選択肢画像150を再投影するための再投影画像の一例を示す図である。制御装置4は、図16に示した第3操作(選択肢画像150の選択肢の指示)を検出した後に、選択肢画像150を非投影とした場合に、図19に示す再投影画像190を投影してもよい。再投影画像190は、例えば選択肢画像150よりも小さい画像であり、第2操作の妨げになりにくい画像である。
 図17,図18において説明したように、制御装置4は、第3操作を検出すると選択肢画像150を非投影とし、その後の指示操作を第2操作として検出して投影制御を繰り返し行う。ただし、制御装置4は、再投影画像190を指示する指示操作を検出すると、選択肢画像150を再度投影し、次の指示操作は第3操作として検出する。
 このように、制御装置4は、第3操作を検出した後に、選択肢画像150を非投影とし、選択肢画像150を再投影するための再投影画像190を投影させてもよい。これにより、操作者51は、第3操作によって投影制御の種類を選択した後は第2操作を複数回行うことにより同一種類の投影制御を繰り替えし実行させることができるとともに、再投影画像190を指示することにより投影制御の種類を変更することもできる。
<制御装置4による処理>
 図20は、制御装置4による処理の一例を示すフローチャートである。制御装置4は、例えば図20に示す処理を実行する。
 まず、制御装置4は、1回目の指示操作(例えば指示体52による被投影物6のタッチ)を検出したか否かを判断し(ステップS201)、1回目の指示操作を検出するまで待つ(ステップS201:Noのループ)。1回目の指示操作を検出すると(ステップS201:Yes)、制御装置4は、指示体52の移動の検出結果の蓄積を開始する(ステップS202)。
 次に、制御装置4は、2回目の指示操作を検出したか否かを判断し(ステップS203)、2回目の指示操作を検出するまで待つ(ステップS203:Noのループ)。2回目の指示操作を検出すると(ステップS203:Yes)、制御装置4は、ステップS202により開始した検出結果の蓄積結果に基づいて、上記の比x/X0を算出する(ステップS204)。これ以降、制御装置4は、投影領域11(投影画像)における第1位置及び第2位置の少なくともいずれかと、比x/X0と、指示体52による移動の検出結果と、に基づいて、投影領域11(投影画像)における指示体52による指示位置を判別する。次に、制御装置4は、図15に示した選択肢画像150を投影部1から投影させる制御を行う(ステップS205)。
 次に、制御装置4は、新たな指示操作を検出したか否かを判断し(ステップS206)、新たな指示操作を検出するまで待つ(ステップS206:Noのループ)。新たな指示操作を検出すると(ステップS206:Yes)、制御装置4は、ステップS205により投影部1から投影させた選択肢画像150を非投影にするとともに、再投影画像190を投影部1から投影させる制御を行う(ステップS207)。また、制御装置4は、ステップS206において検出した新たな指示操作によって指示された選択肢を特定する(ステップS208)。
 次に、制御装置4は、新たな指示操作を検出したか否かを判断し(ステップS209)、新たな指示操作を検出するまで待つ(ステップS209:Noのループ)。新たな指示操作を検出すると(ステップS209:Yes)、制御装置4は、検出した新たな指示操作によって再投影画像190が指示されたか否かを判断する(ステップS210)。
 ステップS210において、再投影画像190が指示されていない場合(ステップS210:No)は、制御装置4は、ステップS209において検出した指示操作を第2操作として認識する。すなわち、制御装置4は、ステップS208によって特定した選択肢の制御を、ステップS209において検出した指示操作に応じて実行し(ステップS211)、ステップS209へ戻る。
 ステップS210において、再投影画像190が指示された場合(ステップS210:Yes)は、制御装置4は、ステップS205へ戻り、選択肢画像150を再度、投影部1から投影させる制御を行い、投影制御の種類の選択を再度受け付ける。
 以上説明したように、実施の形態の制御装置4によれば、操作者51からの第1操作に基づいて、投影領域11の大きさを特定可能な情報を取得し、投影領域11に対する操作者51からの第2操作を検出した状態にて、取得した上記の情報と第2操作に基づいて投影装置10による投影の制御を行うことができる。
 これにより、投影装置10が投影に用いる画像の大きさと投影領域11の大きさとの関係を特定できるため、例えば撮像装置によって投影領域11に対する操作者51からの第2操作を撮像しなくても、投影画像における第2操作による指示位置を判別することができる。したがって、撮像装置を用いなくても、投影領域11に対する操作者51からの第2操作によって、投影装置10による投影を制御することができる。このため、簡易な構成で、投影制御の操作を容易化することができる。
<変形例1>
 図21は、実施の形態の制御装置を投影装置10以外の装置に適用した構成の一例を示す図である。実施の形態の制御装置(例えば制御装置4)が投影装置10に設けられる構成について説明したが、実施の形態の制御装置は、投影装置10と直接又は間接的に通信可能な他の装置であってもよい。例えば、実施の形態の制御装置は、投影装置10及び指示体52と通信可能なパーソナルコンピュータ2101などであってもよい。
 この場合に、パーソナルコンピュータ2101は、投影装置10及び指示体52と通信を行うことにより、上記の投影の各制御を実行する。例えば、パーソナルコンピュータ2101は、通信ケーブル2102によって投影装置10と接続されており、通信ケーブル2102を介して投影装置10を制御する。なお、パーソナルコンピュータ2101は、投影装置10との間で無線通信を行うことにより投影装置10を制御してもよい。
 また、パーソナルコンピュータ2101にはレシーバ2103が接続されており、パーソナルコンピュータ2101はレシーバ2103を介して指示体52からの各情報を受信する。なお、レシーバ2103はパーソナルコンピュータ2101に内蔵されていてもよい。
 図21に示す構成において、パーソナルコンピュータ2101は、上記の制御装置4と同様に、操作者51からの第1操作に基づいて、投影領域11の大きさを特定可能な情報を取得し、投影領域11に対する操作者51からの第2操作を検出した状態にて、取得した上記の情報と第2操作に基づいて投影装置10による投影の制御を行う。
<変形例2>
 指示体52が指している位置を入力値として制御装置4に指示するための指示操作として、被投影物6に指示体52の先端を接触させる(タッチする)操作について説明したが、指示操作はこれに限らない。例えば、指示体52には、操作者51が押下可能なボタンが設けられており、指示操作はこのボタンの押下であってもよい。又は、指示体52には、操作者51が指先等でタッチ可能なタッチセンサが設けられており、指示操作はこのタッチセンサの指先等によるタッチであってもよい。
<変形例3>
 投影領域11の大きさを特定可能な情報を取得するための第1操作として、指示体52により、投影領域11に含まれる第1位置及び第2位置を指示する操作について説明したが、第1操作はこれに限らない。例えば、第1操作は、投影領域11の大きさを特定可能な情報(一例としては、端部11a,11bの間の距離を示す数値)をキー入力等により制御装置4へ入力する操作などであってもよい。
 本明細書には少なくとも以下の事項が記載されている。
(1)
 操作者からの第1操作に基づいて、投影装置による投影領域の大きさを特定可能な情報を取得し、
 上記投影領域に対する操作者からの第2操作を検出した状態にて、取得した上記情報と、上記第2操作と、に基づいて上記投影装置による投影の制御を行う、
 プロセッサを備える制御装置。
(2)
 (1)記載の制御装置であって、
 上記プロセッサは、上記情報に基づいて、上記投影装置が投影に用いる画像の大きさと上記投影領域の大きさとの関係を特定し、特定した上記関係と上記第2操作とに基づいて上記制御を行う、
 制御装置。
(3)
 (1)から(2)のいずれか1つに記載の制御装置であって、
 上記第1操作は、移動を検出可能なセンサを有する指示体により、上記投影領域に含まれる第1位置及び第2位置を指示する操作を含み、
 上記プロセッサは、上記第1位置が指示されてから上記第2位置が指示されるまでの上記指示体の移動の上記センサによる検出結果に基づいて上記情報を取得する制御を行う、
 制御装置。
(4)
 (3)記載の制御装置であって、
 上記第2操作は、上記第2位置を上記指示体により指示した状態にて、上記投影領域に含まれる第3位置を上記指示体により指示する操作を含み、
 上記プロセッサは、少なくとも上記第2位置が指示されてから上記第3位置が指示されるまでの上記指示体の移動の上記センサによる検出結果と、上記情報と、に基づいて上記制御を行う、
 制御装置。
(5)
 (3)又は(4)記載の制御装置であって、
 上記第1位置及び上記第2位置のそれぞれは、上記投影領域の端部である、
 制御装置。
(6)
 (3)又は(4)記載の制御装置であって、
 上記第1位置及び上記第2位置のそれぞれは、上記投影装置が上記投影領域に投影する投影画像により示される位置である、
 制御装置。
(7)
 (1)から(6)のいずれか1つに記載の制御装置であって、
 上記制御は、上記投影領域の位置を変化させる制御を含む、
 制御装置。
(8)
 (1)から(7)のいずれか1つに記載の制御装置であって、
 上記制御は、上記投影領域の大きさを変化させる制御を含む、
 制御装置。
(9)
 (1)から(8)のいずれか1つに記載の制御装置であって、
 上記制御は、上記投影領域の歪みを補正する制御を含む、
 制御装置。
(10)
 (1)から(9)のいずれか1つに記載の制御装置であって、
 上記制御は、上記投影領域の画像の内容を変化させる制御を含む、
 制御装置。
(11)
 (1)から(10)のいずれか1つに記載の制御装置であって、
 上記プロセッサは、上記投影装置から、上記制御の種類の選択肢を示す選択肢画像を投影させ、上記選択肢画像を指示する第3操作の後に上記第2操作を検出した状態にて、上記第3操作に応じた種類の上記制御を、上記第2操作に基づいて行う、
 制御装置。
(12)
 (11)記載の制御装置であって、
 上記プロセッサは、上記第3操作の後に上記第2操作を複数回検出した状態にて、上記第3操作に応じた種類の上記制御を複数回行う、
 制御装置。
(13)
 (11)又は(12)記載の制御装置であって、
 上記プロセッサは、上記第3操作を検出した後に、上記選択肢画像を非投影とし、上記選択肢画像を再投影するための再投影画像を投影させる制御を行う、
 制御装置。
(14)
 投影装置による投影の制御を行う制御装置のプロセッサが、
 操作者からの第1操作に基づいて、投影装置による投影領域の大きさを特定可能な情報を取得し、
 上記投影領域に対する操作者からの第2操作を検出した状態にて、取得した上記情報と、上記第2操作と、に基づいて上記投影装置による投影の制御を行う、
 制御方法。
(15)
 (14)記載の制御方法であって、
 上記プロセッサは、上記情報に基づいて、上記投影装置が投影に用いる画像の大きさと上記投影領域の大きさとの関係を特定し、特定した上記関係と上記第2操作とに基づいて上記制御を行う、
 制御方法。
(16)
 (14)から(15)のいずれか1つに記載の制御方法であって、
 上記第1操作は、移動を検出可能なセンサを有する指示体により、上記投影領域に含まれる第1位置及び第2位置を指示する操作を含み、
 上記プロセッサは、上記第1位置が指示されてから上記第2位置が指示されるまでの上記指示体の移動の上記センサによる検出結果に基づいて上記情報を取得する制御を行う、
 制御方法。
(17)
 (16)記載の制御方法であって、
 上記第2操作は、上記第2位置を上記指示体により指示した状態にて、上記投影領域に含まれる第3位置を上記指示体により指示する操作を含み、
 上記プロセッサは、少なくとも上記第2位置が指示されてから上記第3位置が指示されるまでの上記指示体の移動の上記センサによる検出結果と、上記情報と、に基づいて上記制御を行う、
 制御方法。
(18)
 (16)又は(17)記載の制御方法であって、
 上記第1位置及び上記第2位置のそれぞれは、上記投影領域の端部である、
 制御方法。
(19)
 (16)又は(17)記載の制御方法であって、
 上記第1位置及び上記第2位置のそれぞれは、上記投影装置が上記投影領域に投影する投影画像により示される位置である、
 制御方法。
(20)
 (14)から(19)のいずれか1つに記載の制御方法であって、
 上記制御は、上記投影領域の位置を変化させる制御を含む、
 制御方法。
(21)
 (14)から(20)のいずれか1つに記載の制御方法であって、
 上記制御は、上記投影領域の大きさを変化させる制御を含む、
 制御方法。
(22)
 (14)から(21)のいずれか1つに記載の制御方法であって、
 上記制御は、上記投影領域の歪みを補正する制御を含む、
 制御方法。
(23)
 (14)から(22)のいずれか1つに記載の制御方法であって、
 上記制御は、上記投影領域の画像の内容を変化させる制御を含む、
 制御方法。
(24)
 (14)から(23)のいずれか1つに記載の制御方法であって、
 上記プロセッサは、上記投影装置から、上記制御の種類の選択肢を示す選択肢画像を投影させ、上記選択肢画像を指示する第3操作の後に上記第2操作を検出した状態にて、上記第3操作に応じた種類の上記制御を、上記第2操作に基づいて行う、
 制御方法。
(25)
 (24)記載の制御方法であって、
 上記プロセッサは、上記第3操作の後に上記第2操作を複数回検出した状態にて、上記第3操作に応じた種類の上記制御を複数回行う、
 制御方法。
(26)
 (24)又は(25)記載の制御方法であって、
 上記プロセッサは、上記第3操作を検出した後に、上記選択肢画像を非投影とし、上記選択肢画像を再投影するための再投影画像を投影させる制御を行う、
 制御方法。
(27)
 投影装置による投影の制御を行う制御装置のプロセッサに、
 操作者からの第1操作に基づいて、投影装置による投影領域の大きさを特定可能な情報を取得し、
 上記投影領域に対する操作者からの第2操作を検出した状態にて、取得した上記情報と、上記第2操作と、に基づいて上記投影装置による投影の制御を行う、
 処理を実行させるための制御プログラム。
(28)
 投影装置と、
 操作者からの第1操作に基づいて、上記投影装置による投影領域の大きさを特定可能な情報を取得し、上記投影領域に対する操作者からの第2操作を検出した状態にて、取得した上記情報と、上記第2操作と、に基づいて上記投影装置による投影の制御を行うプロセッサを備える制御装置と、
 を含む投影システム。
 以上、図面を参照しながら各種の実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上記実施の形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
 なお、本出願は、2020年8月28日出願の日本特許出願(特願2020-144980)に基づくものであり、その内容は本出願の中に参照として援用される。
 1 投影部
 2 操作受付部
 2A,3A 中空部
 2a,2b,3a,3c,15a 開口
 4 制御装置
 4a 記憶媒体
 6 被投影物
 6a,6b 任意位置
 10 投影装置
 11 投影領域
 11a,11b 端部
 12 光変調ユニット
 15 筐体
 21 光源
 22 光変調部
 23 投影光学系
 24 制御回路
 31 第二光学系
 32,122 反射部材
 33 第三光学系
 34 レンズ
 51 操作者
 52 指示体
 71 投影用画像
 91~93 案内情報
 101 本体部
 102 第一部材
 103 第二部材
 104 投影方向変更機構
 105 シフト機構
 106 光学ユニット
 121 第一光学系
 131 コンテンツ
 150 選択肢画像
 190 再投影画像
 2101 パーソナルコンピュータ
 2102 通信ケーブル
 2103 レシーバ
 G1 画像
 

Claims (28)

  1.  操作者からの第1操作に基づいて、投影装置による投影領域の大きさを特定可能な情報を取得し、
     前記投影領域に対する操作者からの第2操作を検出した状態にて、取得した前記情報と、前記第2操作と、に基づいて前記投影装置による投影の制御を行う、
     プロセッサを備える制御装置。
  2.  請求項1記載の制御装置であって、
     前記プロセッサは、前記情報に基づいて、前記投影装置が投影に用いる画像の大きさと前記投影領域の大きさとの関係を特定し、特定した前記関係と前記第2操作とに基づいて前記制御を行う、
     制御装置。
  3.  請求項1から2のいずれか1項記載の制御装置であって、
     前記第1操作は、移動を検出可能なセンサを有する指示体により、前記投影領域に含まれる第1位置及び第2位置を指示する操作を含み、
     前記プロセッサは、前記第1位置が指示されてから前記第2位置が指示されるまでの前記指示体の移動の前記センサによる検出結果に基づいて前記情報を取得する制御を行う、
     制御装置。
  4.  請求項3記載の制御装置であって、
     前記第2操作は、前記第2位置を前記指示体により指示した状態にて、前記投影領域に含まれる第3位置を前記指示体により指示する操作を含み、
     前記プロセッサは、少なくとも前記第2位置が指示されてから前記第3位置が指示されるまでの前記指示体の移動の前記センサによる検出結果と、前記情報と、に基づいて前記制御を行う、
     制御装置。
  5.  請求項3又は4記載の制御装置であって、
     前記第1位置及び前記第2位置のそれぞれは、前記投影領域の端部である、
     制御装置。
  6.  請求項3又は4記載の制御装置であって、
     前記第1位置及び前記第2位置のそれぞれは、前記投影装置が前記投影領域に投影する投影画像により示される位置である、
     制御装置。
  7.  請求項1から6のいずれか1項記載の制御装置であって、
     前記制御は、前記投影領域の位置を変化させる制御を含む、
     制御装置。
  8.  請求項1から7のいずれか1項記載の制御装置であって、
     前記制御は、前記投影領域の大きさを変化させる制御を含む、
     制御装置。
  9.  請求項1から8のいずれか1項記載の制御装置であって、
     前記制御は、前記投影領域の歪みを補正する制御を含む、
     制御装置。
  10.  請求項1から9のいずれか1項記載の制御装置であって、
     前記制御は、前記投影領域の画像の内容を変化させる制御を含む、
     制御装置。
  11.  請求項1から10のいずれか1項記載の制御装置であって、
     前記プロセッサは、前記投影装置から、前記制御の種類の選択肢を示す選択肢画像を投影させ、前記選択肢画像を指示する第3操作の後に前記第2操作を検出した状態にて、前記第3操作に応じた種類の前記制御を、前記第2操作に基づいて行う、
     制御装置。
  12.  請求項11記載の制御装置であって、
     前記プロセッサは、前記第3操作の後に前記第2操作を複数回検出した状態にて、前記第3操作に応じた種類の前記制御を複数回行う、
     制御装置。
  13.  請求項11又は12記載の制御装置であって、
     前記プロセッサは、前記第3操作を検出した後に、前記選択肢画像を非投影とし、前記選択肢画像を再投影するための再投影画像を投影させる制御を行う、
     制御装置。
  14.  投影装置による投影の制御を行う制御装置のプロセッサが、
     操作者からの第1操作に基づいて、投影装置による投影領域の大きさを特定可能な情報を取得し、
     前記投影領域に対する操作者からの第2操作を検出した状態にて、取得した前記情報と、前記第2操作と、に基づいて前記投影装置による投影の制御を行う、
     制御方法。
  15.  請求項14記載の制御方法であって、
     前記プロセッサは、前記情報に基づいて、前記投影装置が投影に用いる画像の大きさと前記投影領域の大きさとの関係を特定し、特定した前記関係と前記第2操作とに基づいて前記制御を行う、
     制御方法。
  16.  請求項14から15のいずれか1項記載の制御方法であって、
     前記第1操作は、移動を検出可能なセンサを有する指示体により、前記投影領域に含まれる第1位置及び第2位置を指示する操作を含み、
     前記プロセッサは、前記第1位置が指示されてから前記第2位置が指示されるまでの前記指示体の移動の前記センサによる検出結果に基づいて前記情報を取得する制御を行う、
     制御方法。
  17.  請求項16記載の制御方法であって、
     前記第2操作は、前記第2位置を前記指示体により指示した状態にて、前記投影領域に含まれる第3位置を前記指示体により指示する操作を含み、
     前記プロセッサは、少なくとも前記第2位置が指示されてから前記第3位置が指示されるまでの前記指示体の移動の前記センサによる検出結果と、前記情報と、に基づいて前記制御を行う、
     制御方法。
  18.  請求項16又は17記載の制御方法であって、
     前記第1位置及び前記第2位置のそれぞれは、前記投影領域の端部である、
     制御方法。
  19.  請求項16又は17記載の制御方法であって、
     前記第1位置及び前記第2位置のそれぞれは、前記投影装置が前記投影領域に投影する投影画像により示される位置である、
     制御方法。
  20.  請求項14から19のいずれか1項記載の制御方法であって、
     前記制御は、前記投影領域の位置を変化させる制御を含む、
     制御方法。
  21.  請求項14から20のいずれか1項記載の制御方法であって、
     前記制御は、前記投影領域の大きさを変化させる制御を含む、
     制御方法。
  22.  請求項14から21のいずれか1項記載の制御方法であって、
     前記制御は、前記投影領域の歪みを補正する制御を含む、
     制御方法。
  23.  請求項14から22のいずれか1項記載の制御方法であって、
     前記制御は、前記投影領域の画像の内容を変化させる制御を含む、
     制御方法。
  24.  請求項14から23のいずれか1項記載の制御方法であって、
     前記プロセッサは、前記投影装置から、前記制御の種類の選択肢を示す選択肢画像を投影させ、前記選択肢画像を指示する第3操作の後に前記第2操作を検出した状態にて、前記第3操作に応じた種類の前記制御を、前記第2操作に基づいて行う、
     制御方法。
  25.  請求項24記載の制御方法であって、
     前記プロセッサは、前記第3操作の後に前記第2操作を複数回検出した状態にて、前記第3操作に応じた種類の前記制御を複数回行う、
     制御方法。
  26.  請求項24又は25記載の制御方法であって、
     前記プロセッサは、前記第3操作を検出した後に、前記選択肢画像を非投影とし、前記選択肢画像を再投影するための再投影画像を投影させる制御を行う、
     制御方法。
  27.  投影装置による投影の制御を行う制御装置のプロセッサに、
     操作者からの第1操作に基づいて、投影装置による投影領域の大きさを特定可能な情報を取得し、
     前記投影領域に対する操作者からの第2操作を検出した状態にて、取得した前記情報と、前記第2操作と、に基づいて前記投影装置による投影の制御を行う、
     処理を実行させるための制御プログラム。
  28.  投影装置と、
     操作者からの第1操作に基づいて、前記投影装置による投影領域の大きさを特定可能な情報を取得し、前記投影領域に対する操作者からの第2操作を検出した状態にて、取得した前記情報と、前記第2操作と、に基づいて前記投影装置による投影の制御を行うプロセッサを備える制御装置と、
     を含む投影システム。
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