WO2022030043A1 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

Abstract

利用者のニーズに合う荷物の預かりサービスを低コストに実現する。　サーバ１の運行管理部１０３は、荷物Ｐを収納可能なロッカーＲＫを備えるロッカー車ＭＣの移動に関する情報と、ロッカー車ＭＣにおけるロッカーＲＫ）に関する情報を移動収納空間情報として管理する。サイト管理部１０１は、預け手端末Ｍ１から入力される荷物Ｐの預入予約を受け付ける。提示部１０５は、荷物Ｐの預入予約と移動収納空間情報とに基づいて、受取手端末Ｍ２に対して荷物Ｐを取り出すために必要な情報を提示する。

Description

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

　本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。

　近年、宅配需要が高まる中、宅配される時間が不定であったり、自宅に不在のときが多い等の理由で荷物を自宅まで届けてもらうことを嫌う利用者も多い。
　一方、鉄道の駅等に、宅配ロッカーを備えることで、駅での荷物の受取りを可能とするサービスも開始されている（特許文献１参照）。
　このサービスは、上記利用者の需要を満たすかに見えるものの、特定の通販サイトや配達会社の荷物しか入れられない等の利用条件が限られるばかりか、このサービスに新たに参入しようとする配達会社にとっては、駅にロッカーを配備するためのコストが高く、新規参入の妨げになっているのが現状である。

特開２０１２－０７３６８５号公報

　このように従来は、荷物を自宅まで届けてもらうことを嫌う利用者のニーズがある一方で、例えば駅等の公衆の場に宅配ロッカー等を設けて荷物の預かりサービスを行うにはコストがかかるため、この種の事業に新規参入し難いのが状況である。

　本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、利用者のニーズに合う荷物の預かりサービスを低コストに実現することを目的とする。

　上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理装置は、
　荷物を収納可能な収納空間を備える移動体の移動に関する情報と、前記移動体における前記収納空間に関する情報とを移動収納空間情報として管理する管理手段と、
　前記荷物の預け手と受取手のうち少なくとも一方から入力される、前記荷物を所定移動体に預ける場所と、前記荷物を収納する前記収納空間の夫々の情報を含む前記荷物の予約を受け付ける受付手段と、
　前記荷物の予約と前記移動収納空間情報とに基づいて、前記預け手と前記受取手のうち少なくとも前記受取手に対して前記移動体の移動経路に予め設定される１以上の場所のうち何れかの場所において前記所定移動体から前記荷物を取り出すために必要な情報を提示する提示手段と、
　を備える。
　なお、本発明の一態様の上記情報処理装置に対応する情報処理方法及びプログラムも、本発明の一態様の情報処理方法及びプログラムとして提供される。

　本発明によれば、利用者のニーズに合う荷物の預かりサービスを低コストに実現することができる。

ロッカー車による荷物の預かりサービスの一例（以下、「本サービス」と呼ぶ）の概要を示す図である。 図１の本サービスに適用される本発明の一実施形態にかかるサーバを含む情報処理システムのネットワーク構成を示す図である。 図１及び図２に示す情報処理システムのうちサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図５のサーバの機能的構成のうち、本サービスに関する処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。 図４の機能的構成におけるサーバの動作を示すフローチャートである。

　以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
　まず、図１を参照して、本発明の情報処理装置の一実施形態のサーバ（図３、図４参照）を含む情報処理システムの支援の対象となるサービスの概要について説明する。

　図１は、ロッカー車による荷物の預かりサービスの一例（以下、「本サービス」と呼ぶ）の概要を示す図である。

　本サービスは、サービス提供者（後述の図２のサービス提供者ＳＡ）により提供される。
　図１に示すように、本サービスは、ロッカー車ＭＣが所定の巡回ルートを巡回して所定の停留場所Ａ乃至Ｈで停留し、停留中にロッカー車ＭＣに装備されたロッカーＲＫを介して預け手Ｓや受取手Ｒ等の利用者に荷物Ｐの受け渡しを行う荷物Ｐの預かりサービスを利用者に提供するものである。

　具体的には、本サービスでは、１以上の収納ボックスＳＰを備えたロッカーＲＫを搭載した車両、つまりロッカー車ＭＣがドライバーＤＲの運転により所定の巡回ルートを巡回する。
　ロッカー車ＭＣには、ドライバーＤＲが操作するドライバー端末Ｍ０が配置されており、サービス提供者ＳＡから様々な指示がドライバー端末Ｍ０を介してドライバー端末Ｍ０に伝達される。

　巡回ルートは、１以上の停留場所、例えば停留場所Ａ乃至Ｈ等が設定されてはいるが、アプリの画面上に設定されているだけであり、実際の場所には特別な看板や停留施設等は設置されてはいないため、車両以外にインフラ整備に関するコストがかからない。

　ロッカー車ＭＣは、予め設定された運行計画に従い、夫々の停留場所Ａ乃至Ｈに所定の時刻に所定の停留時間だけで停留し、次の停留場所へ向い移動する。
　所定の停留時間は、例えば１０分等であり、その時間に停留場所に訪れた預け手Ｓが荷物ＰをロッカーＲＫに預けたり、受取手Ｒが荷物ＰをロッカーＲＫから取り出すことができる。ここで示した所定の停留時間は、一例であり、他の時間であってもよい。

　本サービスは、基本的に事前に荷物を預け入れる予約をした上で、予約した収納ボックスＳＰに荷物を預けるものとする。なお、停留場所において、予約がなされていない収納ボックスＳＰが存在すれば、その場で預け入れの手続きをすることで荷物Ｐを預けることもできる。

　一例として、例えば会社Ｋ１の従業員の預け手Ｓが、預け手端末Ｍ１を操作して、停留場所Ｄに１２：００に到着するロッカー車ＭＣに荷物Ｐを預ける予約を実行し、停留場所Ｄに１２：００に到着したロッカー車ＭＣに荷物Ｐを預けたものとする。

　本サービスでは、予約と同時に、又は荷物Ｐがロッカー車ＭＣに預けられたタイミングで、会社Ｋ２の従業員の受取手Ｒが操作する受取手端末Ｍ２に、荷物Ｐの取り出しに必要な情報が提示、又は配信される。

　荷物Ｐの取り出しに必要な情報としては、例えば停留場所Ｄ以降の各停留場所Ｅ乃至Ｃにロッカー車ＭＣが到着する夫々の時刻と、荷物Ｐの収納ボックスＳＰの扉の番号と解錠情報等が提示される。

　受取手Ｒは、受取手端末Ｍ２に提示された荷物Ｐの取り出しに必要な情報に従い、ロッカー車ＭＣが到着予定の時刻１３：２０に停留場所Ｆに行き、停留場所Ｆに到着したロッカー車ＭＣから荷物Ｐを取り出し荷物を受け取ることができる。

　なお、必ずしも停留場所Ｆに１３：２０に到着するロッカー車ＭＣから荷物Ｐを取り出す必要はなく、時間をずらして別の停留場所で荷物Ｐを取り出してもよい。
　さらに、本サービスは、一定時間毎に巡回ルートを巡回する定期便でロッカー車ＭＣを運用するため、ロッカー車ＭＣが次に巡回ルートを巡回し停留場所Ｆに巡回してくる時刻に、受取手Ｒが停留場所Ｆに行き、巡回してきたロッカー車ＭＣから荷物Ｐを取り出してもよい。

　このように本サービスによれば、巡回ルート上の所定の停留場所において、預け手Ｓが荷物Ｐをロッカー車ＭＣに預けた後は、受取手Ｒは、巡回ルート上の所望の停留場所及び時刻にロッカー車ＭＣから荷物Ｐを取り出すことができるので、荷物Ｐが会社Ｋ２に到着するのを待つことなく、受取手Ｒが望む巡回ルート上の停留場所及び時間に荷物Ｐを受け取ることができる。
　この結果、受取手Ｒのニーズに合う荷物Ｐの預かりサービスを低コストに実現することができる。

　次に、図２を参照して上述した本サービスの提供を実現化させる情報処理システム、即ち本発明の一実施形態に係るサーバ１を含む情報処理システムの構成について説明する。
　図２は、本発明の一実施形態に係るサーバを含む情報処理システムの構成を示す図である。

　図２に示す情報処理システムは、サーバ１と、預け手端末Ｍ１と、受取手端末Ｍ２と、ドライバー端末Ｍ０と、を含むように構成されている。
　サーバ１、預け手端末Ｍ１、受取手端末Ｍ２、ドライバー端末Ｍ０の夫々は、インターネット等の所定のネットワークＮを介して相互に通信可能に接続されている。

　サーバ１は、サービス提供者ＳＡにより管理され、預け手端末Ｍ１、受取手端末Ｍ２及びドライバー端末Ｍ０と適宜通信をしながら、本サービスを実現するための各種処理を実行する。
　具体的には、サーバ１は、１以上の停留場所Ａ乃至Ｈを含む所定の巡回ルートを巡回するロッカー車ＭＣによる荷物Ｐの預かりサービスを支援する。

　預け手端末Ｍ１は、預け手Ｓにより操作される情報処理装置であって、例えばパーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット等で構成される。
　預け手端末Ｍ１からは、サーバ１により管理される予約サイトにアクセスして、荷物Ｐをロッカー車ＭＣに預けるための予約を行うことができる。

　受取手端末Ｍ２は、受取手Ｒにより操作される情報処理装置であって、例えばパーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット等で構成される。

　受取手端末Ｍ２は、サーバ１により管理されるウェブサイトを表示する。ウェブサイトでは、ロッカー車ＭＣに預けられた荷物Ｐを所定の収納ボックスＳＰから取り出すために必要な情報が提示されるので、受取手Ｒは、提示内容を閲覧することで、ロッカー車ＭＣから荷物Ｐを取り出すことができる。

　ドライバー端末Ｍ０は、ドライバーＤＲにより操作される情報処理装置であって、例えばパーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット等で構成される。

　ドライバー端末Ｍ０は、サーバ１により管理される本サービス用のアプリとしてのドライバーアプリを起動させる。これにより、ドライバーＤＲは、ドライバー端末Ｍ０の表示部に表示されるドライバーアプリ画面での停留場所の変更やロッカー構成の変更の指示に対し応答することができる。

　図３は、図１に示す情報処理システムのうち、サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。

　サーバ１は、ＣＰＵ（Ｃｅｎｔｒａｌ　Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ　Ｕｎｉｔ）１１と、ＲＯＭ（Ｒｅａｄ　Ｏｎｌｙ　Ｍｅｍｏｒｙ）１２と、ＲＡＭ（Ｒａｎｄｏｍ　Ａｃｃｅｓｓ　Ｍｅｍｏｒｙ）１３と、バス１４と、入出力インターフェース１５と、出力部１６と、入力部１７と、記憶部１８と、通信部１９と、ドライブ２０とを備えている。

　ＣＰＵ１１は、ＲＯＭ１２に記録されているプログラム、又は、記憶部１８からＲＡＭ１３にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
　ＲＡＭ１３には、ＣＰＵ１１が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。

　ＣＰＵ１１、ＲＯＭ１２及びＲＡＭ１３は、バス１４を介して相互に接続されている。このバス１４にはまた、入出力インターフェース１５も接続されている。入出力インターフェース１５には、出力部１６、入力部１７、記憶部１８、通信部１９及びドライブ２０が接続されている。

　出力部１６は、液晶等のディスプレイやスピーカ等により構成され、各種情報を画像や音声として出力する。
　入力部１７は、例えばキーボード等により構成され、各種情報を出力する。
　記憶部１８は、ＤＲＡＭ（Ｄｙｎａｍｉｃ　Ｒａｎｄｏｍ　Ａｃｃｅｓｓ　Ｍｅｍｏｒｙ）等で構成され、各種データを記憶する。
　通信部１９は、インターネットを含むネットワークＮを介して他の装置（例えば図１及び図４のドライバー端末Ｍ０、預け手端末Ｍ１、受取手端末Ｍ２等）との間で通信を行う。

　ドライブ２０には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア３０が適宜装着される。ドライブ２０によってリムーバブルメディア３０から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部１８にインストールされる。
　また、リムーバブルメディア３０は、記憶部１８に記憶されている各種データも、記憶部１８と同様に記憶することができる。

　なお、図示はしないが、図１及び図２の預け手端末Ｍ１、受取手端末Ｍ２、ドライバー端末Ｍ０も、図３に示すハードウェア構成と基本的に同様の構成を有しており、夫々の構成の説明は省略する。

　このような図３のサーバ１の各種ハードウェアと各種ソフトウェアとの協働により、サーバ１における荷物の預かりサービスを支援する処理を含む各種処理の実行が可能になる。その結果、サービス提供者ＳＡは、利用者に対し、上述の本サービスを提供することができる。
　「荷物の預かりサービスを支援する処理」とは、上述の本サービスを管理する処理のことをいう。
　以下、サーバ１において実行される、荷物の預かりサービスを支援する処理を実行するための機能的構成について説明する。

　図４は、図３のハードウェアを持つサーバ１の機能的構成のうち、移動ロッカーに関する処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。

　図４に示すように、サーバ１のＣＰＵ１１においては、ネットスーパー管理処理の実行が制御される場合、サイト管理部１０１と、利用者管理部１０２と、ロッカー管理部１０３と、運行管理部１０４と、提示部１０５と、ロッカー変更指示部１０６と、停留変更指示部１０７と、が機能する。

　サイト管理部１０１は、本サービスにおいて提供されるウェブサイトをインターネットに公開する。ウェブサイトは、例えば予約サイト、利用者のマイページ、及び専用アプリ管理用サイト等を含む。

　サイト管理部１０１は、例えば預け手Ｓの預け手端末Ｍ１より予約サイトにアクセスがあった際に、ロッカーＤＢ１８２より利用時刻におけるロッカーＲＫの収納ボックスＳＰの空情報を読み出し預け手端末Ｍ１に提示する。

　サイト管理部１０１は、予約サイトにおいて、荷物Ｐの預け手Ｓと受取手Ｒのうち少なくとも一方（の端末Ｍ１又は端末Ｍ２）から入力される荷物Ｐの預入予約を受け付ける。

　荷物Ｐの預入予約には、例えば荷物Ｐをロッカー車ＭＣに預ける第１停留場所の情報（例えば停留場所Ｄ等）と、ロッカーＲＫの１以上の収納ボックスＳＰのうち荷物Ｐを収納する所定の収納ボックスＳＰに関する情報と、受取手Ｒの情報が含まれる。

　荷物Ｐをロッカー車ＭＣに預ける第１停留場所の情報は、停留場所Ｄの位置と名称（停留所番号等の識別情報）、ロッカー車ＭＣが停留する時刻や発車する迄の停留時間等である。
　荷物Ｐを収納する収納ボックスＳＰの情報は、収納ボックスＳＰの扉の番号等である。受取手Ｒの情報は、利用者ＩＤ等である。

　即ち、荷物Ｐの預入予約は、例えば停留場所Ｄに○時×分に停留するロッカー車ＭＣのロッカーＲＫの所定の扉の番号「ｘｘｘ」の収納ボックスＳＰに荷物Ｐを預けるので受取手Ｒが取り出して。といった予約である。

　なお、予め預け手Ｓの利用者ＩＤに対して受取手Ｒの利用者ＩＤを紐づけておくことで、受取手Ｒの情報の入力を省略することができる。
　また、預け手Ｓと受取手Ｒが同じ利用者（利用者ＩＤ）であれば受取手Ｒの情報の入力を省略することができる。

　利用者管理部１０２は、サービス提供者ＳＡのウェブサイトにおいて、預け手Ｓや受取手Ｒが本サービスの利用者として登録した利用者情報を利用者ＤＢ１８１により管理する。
　具体的には、利用者管理部１０２は、預け手Ｓ及び受取手Ｒの利用者情報を利用者ＤＢ１８１に記憶し、管理する。
　利用者ＤＢ１８１に登録される利用者情報は、例えば会社Ｋ１の預け手Ｓの利用者ＩＤや会社Ｋ２の受取手Ｒの利用者ＩＤ、夫々の利用者の連絡先（電話番号や電子メールアドレス等）、サービス利用時の支払い方法等が記憶されている。

　この他、例えばプレミアム会員等の特定の利用者の利用者ＩＤには、それを識別するためのフラグが付与される。フラグ付きという条件を満たす利用者ＩＤを持つ利用者は、優遇措置を受けることができる。
　例えば荷物Ｐの預入予約や取り出しの際に、巡回ルート上に設定された停留場所Ａ乃至Ｈに関わらず、指定した場所（例えば勤務する会社や自宅の近く等）にロッカー車ＭＣを停留させることができる等の優遇措置を受けることができる。

　ロッカー管理部１０３は、ロッカー車ＭＣにおけるロッカーＲＫに関する情報を管理する。ロッカーＲＫに関する情報は、例えば荷物Ｐが収容される収納ボックスＳＰの扉の番号やロッカーＲＫの収納ボックスＳＰの空情報等である。
　具体的には、ロッカー管理部１０３は、荷物Ｐが収容されるロッカーＲＫの収納ボックスＳＰの扉の番号やロッカーＲＫの収納ボックスＳＰの空情報等をロッカーＤＢ１８２に記憶し管理する。

　ロッカーＤＢ１８２には、ロッカーＲＫに関する情報の他、利用者により予約された預入予約の情報が記憶される。
　預入予約の情報は、例えば所定の停留場所、例えば停留場所Ｄ等に○時×分に停留する所定のロッカー車（ロッカー車ＭＣ）のロッカーＲＫの所定の扉の番号の収納ボックスＳＰに荷物Ｐを預けるので受取手Ｒが取り出して。という情報である。

　運行管理部１０４は、荷物Ｐを収納可能な収納空間としての１以上の収納ボックスＳＰから構成されるロッカーＲＫを備えるロッカー車ＭＣの移動に関する情報と、ロッカー車ＭＣにおけるロッカーＲＫ（収納ボックスＳＰ）に関する情報とを移動収納空間情報としてロッカーＤＢ１８２を用いて管理する。

　ロッカー車ＭＣの移動に関する情報は、例えばロッカー車ＭＣの巡回ルートと、ロッカー車ＭＣの巡回ルート（移動経路）上に予め設定される１以上の停留場所Ａ乃至Ｈのうち停留場所毎にロッカー車ＭＣが停留する時間情報等である。

　ロッカー車ＭＣが停留する時間情報には、例えば停留場所Ｄであれば到着時刻１２：００と、発車時間１２：１０を含む停留時間（１０分間）が含まれる。

　ロッカーＲＫ（収納ボックスＳＰ）に関する情報は、荷物Ｐが収容される収納ボックスＳＰの扉の番号やロッカーＲＫの収納ボックスＳＰの空情報等である。空情報には、例えば予約に対して実際に収納ボックスＳＰが利用されている（在庫）か否か（空き）を示す情報が含まれる。
　具体的には、個々の収納ボックスＳＰに設けられたセンサ（扉の開閉センサや収納ボックスＳＰ内の物体検知センサ等）により、荷物の有無が運行管理部１０４により検出されて、ロッカーＤＢ１８２の該当収納ボックスＳＰのデータが更新される。

　提示部１０５は、荷物Ｐの予約と移動収納空間情報とに基づいて、預け手Ｓと受取手Ｒのうち少なくとも受取手Ｒの受取手端末Ｍ２に対して巡回ルートに予め設定されている１以上の停留場所Ａ乃至Ｈのうち何れかの停留場所においてロッカー車ＭＣから荷物Ｐを取り出すために必要な情報を提示する。

　ロッカー車ＭＣから荷物Ｐを取り出すために必要な情報は、例えばロッカー車ＭＣが停留場所Ｄの後に停留する停留場所Ｅ、Ｆ、Ｇ、Ｈ、Ａ、Ｂ、Ｃの夫々の時刻や時間帯、荷物Ｐが収容されたロッカー車ＭＣの収納ボックスＳＰの扉の番号とその扉の解錠情報（解錠コードや暗証番号等）等を含む。

　具体的には、提示部１０５は、ロッカーＤＢ１８２に記憶されている預入予約の情報、利用者ＤＢ１８１に記憶されている利用者情報を読み出し、読み出した預入予約の情報に基づいて、ロッカー車ＭＣから荷物Ｐを取り出すために必要な情報を受取手Ｒの受取手端末Ｍ２に提示する。

　受取手Ｒの受取手端末Ｍ２に必要な情報を提示する方法としては、必要な情報を、例えば利用者ＤＢ１８１の利用者情報に含まれる電子メールアドレスに配信してもよく、受取手Ｒに用意されているマイページにアップロードして受取手Ｒに提示してもよい。
　これにより、受取手Ｒは、ロッカー車ＭＣに荷物が預けられることが分かり、停留場所Ｅ、Ｆ、Ｇ、Ｈ、Ａ、Ｂ、Ｃの中から所望の停留場所Ｆ等で荷物を受け取ることができる。

　ロッカー車ＭＣは、ロッカーＲＫに複数の収納ボックスＳＰを備えることが可能な構成を有している。また、サービス提供者ＳＡの側では、ロッカーＲＫの構成が異なるロッカー車ＭＣが複数種用意されている。
　ロッカー指示部１０６は、荷物Ｐの種別に応じて、ロッカー車ＭＣの種類と、ロッカー車ＭＣに備えさせる収納ボックスＳＰの種類及び個数とのうち少なくとも一部を変更する指示をロッカー車ＭＣのドライバー端末Ｍ０へ出力する。
　変更する指示は、利用者の需要に応じて変更させる。変更する指示は、例えばロッカーＲＫの夫々の収納ボックスＳＰうち保冷スペースの数を増やしたり、大きな荷物用に容量の大きな収納ボックスＳＰに変更する等の指示を含む。
　これにより、需要に応じてロッカー構成を組み替えることできる。

　停留指示部１０７は、預入予約において、所定条件を満たす預り手Ｓから荷物Ｐを預ける場所、又は受取手Ｒから荷物Ｐを受け取る場所として所定の場所が指定された場合、当該所定の場所に停留する指示を出力する。
　具体的には、所定条件としては、例えば預り手Ｓ又は受取手Ｒがプレミアム会員等の特定の利用者の場合、預入予約の際にこれら特定の利用者から所定の場所（例えば停留場所Ａ乃至Ｈ以外の場所等）が指定された場合、停留指示部１０７は、所定の場所で停留するようにロッカー車ＭＣのドライバー端末Ｍ０へ指示を送信する。

　このように図４のサーバ１の機能的構成によれば、予約サイトにおいて、預け手端末Ｍ１から荷物Ｐの預入予約が入力されると、提示部１０５が、荷物Ｐの預入予約とロッカーＤＢ１８２及び運行ＤＢ１８３の移動収納空間情報とに基づいて、受取手端末Ｍ２に対して荷物Ｐを取り出すために必要な情報として荷物Ｐが預けられた収納ボックスＳＰの扉の番号とその扉の解錠情報と、ロッカー車ＭＣが停留場所Ｄの後に停留する停留場所Ｅ、Ｆ、Ｇ、Ｈ、Ａ、Ｂ、Ｃの時刻等を提示するので、受取手Ｒは、自分の都合に合う時刻に停留場所Ｅ、Ｆ、Ｇ、Ｈ、Ａ、Ｂ、Ｃに行き、ロッカー車ＭＣに預けられた荷物Ｐを取り出すことができる。

　続いて、図５のフローチャートを参照してサーバの動作を説明する。
　図５は、サーバの動作を示すフローチャートである。

　図５のステップＳ１１において、運行管理部１０２は、荷物Ｐを収納可能なロッカーＲＫを備えるロッカー車ＭＣの巡回ルートと巡回ルートに存在する１以上の停留場所Ａ乃至Ｈの夫々の停留時刻と、ロッカー車ＭＣにおけるロッカー番号やロッカーの収納ボックスの空情報等とを移動収納空間情報として管理する。

　ステップＳ１２において、サイト管理部１０１は、預け手端末Ｍ１から入力される、荷物Ｐをロッカー車ＭＣに預ける停留場所Ｄと、荷物Ｐを収納する所定の収納ボックスＳＰの情報とを含む荷物Ｐの預入予約を受け付ける。

　ステップＳ１３において、提示部１０５は、サイト管理部１０１により受け付けられた荷物Ｐの預入予約と、運行管理部１０２により管理されている移動収納空間情報とに基づいて、受取手Ｒの受取手端末Ｍ２に対して荷物Ｐを取り出すために必要な情報を提示する。
　荷物Ｐを取り出すために必要な情報は、例えば荷物Ｐが預けられた収納ボックスＳＰの扉の番号とその扉の解錠情報と、ロッカー車ＭＣが停留場所Ｄの後に停留する停留場所Ｅ乃至Ｃの時刻等である。

　このように、図５に示すサーバ１の動作によれば、荷物Ｐの預入予約が受け付けられると、荷物Ｐを取り出すために必要な情報が受取手Ｒの受取手端末Ｍ２に提示されるので、受取手Ｒは、その提示された情報を閲覧することで、いつ、どの停留場所Ｅ、Ｆ、Ｇ、Ｈ、Ａ、Ｂ、Ｃに行けば、荷物Ｐを受け取れるかが分かるので、自分に合ったタイミング→場所で荷物Ｐを受け取ることができる。

　上述した実施形態では、移動体としてのロッカー車ＭＣは、ドライバーＤＲが運転するものであり、ドライバーＤＲに対してロッカー構成の組み替えや停留場所の変更の指示を出力するものとして説明したが、この他、ロッカー車ＭＣが例えば自動運転車の場合は移動体に搭載されたコンピュータに指示を出し、制御してもよい。また、自動運転車の場合は、自動運転車を外部から制御する制御システム等に対して指示を出力してもよい。
　これにより、ドライバーＤＲが不要な自動運転車についても本サービスにおいて運用できるので、運用コストを削減することができる。

　また、上述の実施形態では、一つの巡回ルートを一例にして説明したが、バス等の交通機関のように複数の路線（系統）が設定されていてもよい。
　例えば図１に示したロッカー車ＭＣの複数の収納ボックスＳＰを個々に着脱自在とし、停留場所Ａ乃至Ｈ等を含む第１巡回ルートと、停留場所Ｈを含む停留場所Ｉ、Ｊ、Ｋ等を有する第２巡回ルートを設定し、夫々の巡回ルートに別のロッカー車ＭＣを巡回させるように運用する。
　この場合、互いの巡回ルートで交わる停留場所Ｈにおいて、２台のロッカー車ＭＣ間で収納ボックスＳＰを載せ替えることで、例えば第１巡回ルートの停留場所Ｄで入庫した荷物Ｐを第２巡回ルートの停留場所Ｋへ移送し出庫する等といった、荷物Ｐの載せ替えによる別ルートへの配送も可能になる。
　この結果、荷物Ｐの柔軟な受け付りが選択可能になる。

　また、巡回ルートを全国規模に広げて、周遊バス等のような長距離便に適用してもよい。
　さらに、上述の実施形態では、巡回ルートとして固定ルートを例示して説明したが、この例に限ることなく、例えば需要予測に応じて巡回ルートを変更してもよい。

　さらに、上述の実施形態では、荷物Ｐ専用のロッカー車ＭＣとして説明したが、例えば前後に座席とロッカーを配置した大型の車両（バス型車両等）を用いて荷物と人を同時に移送するようにしてもよい。

　上述の実施形態では、会社Ｋ１から会社Ｋ２に荷物Ｐを送る場合について説明したが、この他、例えば同じ会社のチェーン店間でロッカー車ＭＣを巡回させて、夫々の店舗毎の需要に応じて、他の店舗の商品を融通させるようにしてもよい。
　また、例えば複数のスーパー間の共同配送に適用し、スーパー１店舗毎に必要な分の商品を移動体からピックアップするようにしてもよい。

　上述の実施形態では、巡回ルートでロッカー車ＭＣが会社や家の近くまでは来てくれるものの、会社や家とロッカー車ＭＣの間は、人手による荷物Ｐの移送が必要になる。
　そこで、会社や家とロッカー車ＭＣの間といった近距離を配達する配達サービスの参入等も見込める。

　上述の実施形態では、ロッカー車ＭＣのロッカーＲＫへの荷物Ｐの入庫や出庫の方法については詳述していないが、例えば、預け手端末Ｍ１及び受取手端末Ｍ２の夫々にインストールしたアプリケーションプログラム（以下「アプリ」と称す）と、夫々の端末に装備されている既定のＮＦＣ機能と、ロッカーＲＫの夫々の収納ボックスＳＰに設けた非接触ＮＦＣ機能付き施錠機とを備えることで、物理的な鍵を用いることなく、預け手端末Ｍ１及び受取手端末Ｍ２の夫々により荷物Ｐの出し入れを行うことができる。

　具体的には、預け手Ｓが荷物Ｐを所定の収納ボックスＳＰに入庫して扉を閉めたときに、預け手端末Ｍ１を、収納ボックスＳＰの施錠機のＮＦＣ部に近接させることで、預け手端末Ｍ１のアプリがＮＦＣ部から電子キー（暗号キー）を受取り施錠する。
　受取手Ｒが所定の収納ボックスＳＰから荷物Ｐを出庫する際に、受取手端末Ｍ２を所定の収納ボックスＳＰの施錠機のＮＦＣ部に近接させることで、受取手端末Ｍ２のアプリと施錠機との間で電子キーの受け渡しが行われて、収納ボックスＳＰの施錠が解錠されて、収納ボックスＳＰの扉が解放される。これにより、受取手Ｒは、所定の収納ボックスＳＰから荷物Ｐを出庫することができる。
　このようなＮＦＣによる電子キーの受け渡しによる施錠及び解錠の仕組みを導入することで、高いセキュリティの下で、ロッカー車ＭＣによる荷物Ｐの受け渡しを実現することができる。

　また、預け手端末Ｍ１及び受取手端末Ｍ２のアプリや電子キー、ＮＦＣ付きの施錠機等を用いずに、パスコードを設定可能な施錠機を収納ボックスＳＰの扉に取り付けるだけの構成であってもよい。パスコードは、一例として、所定の桁数（例えば８桁等）の英数混合の文字とする。なお、パスコードは、ここに示した例以外のものであってもよい。
　この場合、入庫時には、預け手Ｓから入力されるパスコードにより収納ボックスＳＰの扉を施錠する。
　また、出庫時には、預け手Ｓから電子メールや電話等で受取手Ｒに通知されるパスコードにて受取手Ｒが収納ボックスＳＰの扉を解錠する。
　このようにすることで、簡素な構成で、ロッカー車ＭＣによる荷物Ｐの受け渡しを実現することができる。

　また、図２に示すシステム構成や、図３に示すサーバのハードウェア構成は、本発明の目的を達成するための例示に過ぎず、特に限定されない。

　また、図４に示す機能ブロック図は、例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が情報処理システムに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロック及びデータベースを用いるのかは、特に図４の例に限定されない。

　また、機能ブロック及びデータベースの存在場所も、上記実施形態に限定されず、任意でよい。
　また、１つの機能ブロック及びデータベースは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。

　各機能ブロック及びデータベースの処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
　コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。

　このようなプログラムを含む記録媒体は、各ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される、リムーバブルメディアにより構成されるだけではなく、装置本体に予め組み込まれた状態で各ユーザに提供される記録媒体等で構成される。

　なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に添って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。

　以上まとめると、本発明が適用される情報処理装置（例えば図４のサーバ１）は、次のような構成を取れば足り、各種各様な実施形態を取ることができる。
　即ち、本発明が適用される情報処理装置は、
　荷物Ｐを収納可能な収納空間（１以上の収納ボックスＳＰから構成されるロッカーＲＫ等）を備える移動体（ロッカー車ＭＣ）の移動に関する情報（巡回ルートと、１以上の停留場所Ａ乃至Ｈのうち停留場所毎にロッカー車ＭＣが停留する時間情報（到着時刻（１２：００）と、発車時間（１２：１０）と、停留時間（１０分）等）と、前記移動体（ロッカー車ＭＣ）における前記収納空間（ロッカーＲＫ）に関する情報（荷物Ｐが収容される収納ボックスＳＰの扉の番号やロッカーＲＫの収納ボックスＳＰの空情報等）を移動収納空間情報として管理する管理手段（例えば図４の運行管理部１０４等）と、
　前記荷物Ｐの預け手Ｓと受取手Ｒのうち少なくとも一方（の端末Ｍ１又はＭ２）から入力される、前記荷物Ｐを所定移動体（ロッカー車ＭＣ）に預ける場所（例えば停留場所Ｄ等）と、前記荷物Ｐを収納する前記収納空間（収納ボックスＳＰの扉の番号）の夫々の情報とを含む前記荷物Ｐの予約（所定停留場所Ｄに○時×分に停留する所定ロッカー車ＭＣのロッカーＲＫの所定の扉の番号の収納ボックスＳＰに荷物Ｐを預ける予約）を受け付ける受付手段（例えば図４のサイト管理部１０１等）と、
　前記荷物Ｐの予約と前記移動収納空間情報とに基づいて、前記預け手Ｓと前記受取手Ｒのうち少なくとも前記受取手Ｒ（の受取手端末Ｍ２）に対して前記１以上の場所（停留場所Ａ乃至Ｈ）のうち何れかの場所において前記所定移動体（ロッカー車ＭＣ）から前記荷物Ｐを取り出すために必要な情報（ロッカー車ＭＣが停留場所Ｄの後に停留する夫々の停留場所Ｅ乃至Ｃの時刻や時間帯、荷物Ｐが収容されたロッカー車ＭＣの収納ボックスＳＰの扉の番号とその扉の解錠情報等）を提示する提示手段（例えば図４の提示部１０５等）と、
　を備える。
　これにより、利用者のオンタイムで荷物Ｐの預け入れ（発送）や受け取りができる仕組みを構築することができる。
　本発明では、荷物Ｐを所定の停留場所Ｄで移動体（ロッカー車ＭＣ）に預けておきさえすれば、移動体（ロッカー車ＭＣ）の巡回ルート上の１以上の停留場所Ａ乃至Ｈのうち所望の停留場所で受取手Ｒが荷物を取り出せるので、自宅に届けてもらいたくないという要望を持つ利用者のニーズをつかむことができる。
　また、移動体（ロッカー車ＭＣ）についても巡回ルート上を巡回させるだけなので、駅等へのロッカーの設置コスト等も生じず、荷物Ｐの預かりサービスを低コストに実現することができる。
　さらに、移動体（ロッカー車ＭＣ）の運転の自動化を促進することで、ドライバーも不要になり、運用コストについてもさらに削減することができる。
　即ち、利用者のニーズに合う荷物の預かりサービスを低コストに実現することができる。

　前記移動体（ロッカー車ＭＣ）は、前記収納空間（ロッカーＲＫ）に複数の収納ボックスＳＰを備えることが可能な構成を有しており、
　前記構成が異なる前記移動体（ロッカー車ＭＣ）が複数種用意されており、
　前記荷物Ｐの種別に応じて、前記移動体（ロッカー車ＭＣ）の種類と、前記移動体（ロッカー車ＭＣ）に備えさせる前記収納空間（収納ボックスＳＰ）の種類及び個数とのうち少なくとも一部を変更する指示（ロッカーＲＫの夫々の収納ボックスＳＰのうち、保冷庫の数を増やしたり、大きな荷物用に容量の大きな収納ボックスＳＰに変更する等の指示）を前記移動体（ロッカー車ＭＣ）（のドライバー端末Ｍ０）へ出力するロッカー構成変更指示手段（例えば図４のロッカー指示部１０６等）、
　を備える。
　このように構成することにより、例えばＡＩ等の需要予測に基づいて、預けられる荷物Ｐの数や種別を予測して、その荷物Ｐの数や種別に応じて、移動体（ロッカー車ＭＣ）の種類と、移動体（ロッカー車ＭＣ）に備えさせる収納空間（収納ボックスＳＰ）の種類及び個数のうち少なくとも一部を変更する。
　つまり、需要に応じて収納空間（ロッカーＲＫの収納ボックスＳＰ）の構成を変更することで、大きな荷物を預けたいという利用者にニーズに合う荷物の預かりサービスを実現することができる。

　前記予約において、所定条件（プレミアム会員等の特定利用者という条件）を満たす前記預り手Ｓから前記荷物Ｐを預ける場所、又は所定条件（ＶＩＰ等の特定待遇者という条件）を満たす前記受取手Ｒから前記荷物Ｐを受け取る場所として所望の場所が指定された場合、当該所定の場所に停留する指示を（例えばロッカー車ＭＣのドライバー端末Ｍ０等へ）出力する停留場所指示手段（例えば図４の停留指示部１０７等）、
　を含む。
　このように、ロッカー車ＭＣに荷物Ｐを預ける予約をする際に、所定条件（プレミアム会員等の特定利用者という条件）を満たす預り手Ｓか受取手Ｒからの所定の場所への停留指示に対して巡回ルートの既定の停留場所だけに限ることなく、移動体（ロッカー車ＭＣ）が指定された場所に停留してくれるので、例えば家や会社の近くで荷物を預けたい、受け取りたいという利用者にニーズに合う荷物の預かりサービスを実現することができる。

　１・・・サーバ、Ａ乃至Ｈ・・・停留場所、Ｍ０・・・ドライバー端末、Ｍ１・・・預け手端末、Ｍ２・・・受け手端末、Ｐ・・・荷物、１１・・・ＣＰＵ、１８・・・記憶部、１９・・・通信部、１０１・・・サイト管理部、１０２・・・利用者管理部、１０３・・・ロッカー管理部、１０４・・・運行管理部、１０５・・・掲示部、１０６・・・ロッカー指示部、１０７・・・停留指示部

Claims (5)

1. 　荷物を収納可能な収納空間を備える移動体の移動に関する情報と、前記移動体における前記収納空間に関する情報とを移動収納空間情報として管理する管理手段と、
   　前記荷物の預け手と受取手のうち少なくとも一方から入力される、前記荷物を所定移動体に預ける場所と、前記荷物を収納する前記収納空間の夫々の情報を含む前記荷物の予約を受け付ける受付手段と、
   　前記荷物の予約と前記移動収納空間情報とに基づいて、前記預け手と前記受取手のうち少なくとも前記受取手に対して前記移動体の移動経路に予め設定される１以上の場所のうち何れかの場所において前記所定移動体から前記荷物を取り出すために必要な情報を提示する提示手段と、
   　を備える情報処理装置。
2. 　前記移動体は、複数の前記収納空間を備えることが可能な構成を有しており、
   　前記構成が異なる前記移動体が複数種用意されており、
   　前記荷物の種別に応じて、前記移動体の種類と、前記移動体に備えさせる前記収納空間の種類及び個数とのうち少なくとも一部を変更する指示を出力するロッカー構成変更指示手段、
   　請求項１に記載の情報処理装置。
3. 　　前記予約において、所定条件を満たす前記預り手から荷物を預ける場所、又は前記受取手から前記荷物を受け取る場所として所定の場所が指定された場合、当該所定の場所に停留する指示を出力する停留場所指示手段、
   　を含む、請求項１に記載の情報処理装置。
4. 　情報処理装置が実行する情報処理方法において、
   　荷物を収納可能な収納空間を備える移動体の移動に関する情報と、前記移動体における前記収納空間に関する情報とを移動収納空間情報として管理するステップと、
   　前記荷物の預け手と受取手のうち少なくとも一方の利用者から入力される、前記荷物を所定移動体に預ける場所と、前記荷物を収納する前記収納空間の夫々の情報を含む前記荷物の予約を受け付けるステップと、
   　前記荷物の予約と前記移動収納空間情報とに基づいて、前記預け手と前記受取手のうち少なくとも前記受取手に対して前記移動体の移動経路に予め設定される１以上の場所のうち何れかの場所において前記所定移動体から前記荷物を取り出すために必要な情報を提示するステップと、
   　を含む情報処理方法。
5. 　情報処理装置を制御するコンピュータに、
   　荷物を収納可能な収納空間を備える移動体の移動に関する情報と、前記移動体における前記収納空間に関する情報とを移動収納空間情報として管理するステップと、
   　前記荷物の預け手と受取手のうち少なくとも一方から入力される、前記荷物を所定移動体に預ける場所と、前記荷物を収納する前記収納空間の夫々の情報を含む前記荷物の予約を受け付けるステップと、
   　前記荷物の予約と前記移動収納空間情報とに基づいて、前記預け手と前記受取手のうち少なくとも前記受取手に対して前記移動体の移動経路に予め設定される１以上の場所のうち何れかの場所において前記所定移動体から前記荷物を取り出すために必要な情報を提示するステップと、
   　を含む制御処理を実行させるプログラム。

Images