WO2022024232A1 - ディスプレイ制御装置及びディスプレイ制御方法 - Google Patents

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Abstract

ディスプレイ制御装置(3)は、ディスプレイ(4)を含む環境における環境照度(I)について、環境照度(I)の時間変化の予測に用いられる予測用情報を取得する情報取得部(5)と、予測用情報を用いて環境照度(I)の時間変化を予測する照度予測部(6)と、照度予測部(6)による予測の結果に基づきディスプレイ(4)におけるディスプレイ輝度(L)を調節する輝度調節部(7)と、を備え、輝度調節部(7)は、照度予測部(6)により環境照度(I)が第1値(I1)、第2値(I2)、第1値(I1)の順に変化すると予測された場合において、照度予測部(6)により第2値(I2)の継続時間(T2)が基準時間(T2ref)未満になると予測されたとき、ディスプレイ輝度(L)の調節をキャンセルする又はディスプレイ輝度(L)の調節量(ΔL)を低減する。

Description

ディスプレイ制御装置及びディスプレイ制御方法
 本開示は、ディスプレイ制御装置及びディスプレイ制御方法に関する。
 従来、移動体(例えば車両)におけるディスプレイを制御する技術が開発されている。より具体的には、かかるディスプレイを含む環境における照度(以下「環境照度」という。)の変化に対して、かかるディスプレイの輝度(以下「ディスプレイ輝度」という。)を動的に調節する技術が開発されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2009-244700号公報
 移動体が移動することにより、環境照度が以下のように変化することがある。例えば、車両が昼間に1個の短いトンネルを通過することにより、環境照度が短時間に大きい値、小さい値、大きい値の順に変化することがある。または、例えば、車両が昼間に2個のトンネルを断続的に通過することにより、環境照度が短時間に小さい値、大きい値、小さい値の順に変化することがある。このような場合、環境照度の変化に対して動的にディスプレイ輝度が調節されることにより、ディスプレイ輝度が短時間に大きい値、小さい値、大きい値の順に変化する。または、ディスプレイ輝度が短時間に小さい値、大きい値、小さい値の順に変化する。
 すなわち、環境照度が短時間に変動するとき、環境照度の変化に対して動的にディスプレイ輝度が調節されることにより、ディスプレイ輝度が短時間に変動する。ディスプレイ輝度が短時間に変動することにより、ディスプレイのユーザ(すなわち移動体の搭乗者)が画面のちらつきを感じる問題があった。
 本開示は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、環境照度の変化に対して動的にディスプレイ輝度を調節するにあたり、環境照度が短時間に変動するとき、ディスプレイ輝度の変動を抑制することを目的とする。
 本開示に係るディスプレイ制御装置は、移動体におけるディスプレイの制御に用いられるディスプレイ制御装置であって、ディスプレイを含む環境における環境照度について、環境照度の時間変化の予測に用いられる予測用情報を取得する情報取得部と、予測用情報を用いて環境照度の時間変化を予測する照度予測部と、照度予測部による予測の結果に基づきディスプレイにおけるディスプレイ輝度を調節する輝度調節部と、を備え、輝度調節部は、照度予測部により環境照度が第1値、第2値、第1値の順に変化すると予測された場合において、照度予測部により第2値の継続時間が基準時間未満になると予測されたとき、ディスプレイ輝度の調節をキャンセルする又はディスプレイ輝度の調節量を低減するものである。
 本開示によれば、上記のように構成したので、環境照度が短時間に変動するとき、ディスプレイ輝度の変動を抑制することができる。
実施の形態1に係るディスプレイ制御装置の要部を示すブロック図である。 実施の形態1に係るディスプレイ制御装置により用いられる情報源の例を示すブロック図である。 実施の形態1に係るディスプレイ制御装置における情報取得部の要部を示すブロック図である。 実施の形態1に係るディスプレイ制御装置における照度予測部の要部を示すブロック図である。 実施の形態1に係るディスプレイ制御装置の要部のハードウェア構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るディスプレイ制御装置の要部の他のハードウェア構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るディスプレイ制御装置の要部の他のハードウェア構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るディスプレイ制御装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係るディスプレイ制御装置における輝度調節部の動作を示すフローチャートである。 車両が第1走行区間、第2走行区間及び第3走行区間を順次通過する状態の例を示す説明図である。 車両の走行速度の例及び車両による第2走行区間の通過時間の例を示す説明図である。 第1走行区間、第2走行区間及び第3走行区間の各々における環境照度の例を示す説明図である。 輝度調節制御の第1具体例を示す説明図である。 輝度調節制御の第2具体例を示す説明図である。 輝度調節制御の第3具体例を示す説明図である。 輝度調節制御の第4具体例を示す説明図である。 輝度調節制御の第5具体例を示す説明図である。 輝度調節制御の第6具体例を示す説明図である。 輝度調節制御の第7具体例を示す説明図である。 輝度調節制御の第8具体例を示す説明図である。
 以下、この開示をより詳細に説明するために、この開示を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
 図1は、実施の形態1に係るディスプレイ制御装置の要部を示すブロック図である。図2は、実施の形態1に係るディスプレイ制御装置により用いられる情報源の例を示すブロック図である。図3は、実施の形態1に係るディスプレイ制御装置における情報取得部の要部を示すブロック図である。図4は、実施の形態1に係るディスプレイ制御装置における照度予測部の要部を示すブロック図である。図1~図4を参照して、実施の形態1に係るディスプレイ制御装置について説明する。
 図1に示す如く、車両1に情報源2、ディスプレイ制御装置3及びディスプレイ4が設けられている。ディスプレイ4は、例えば、液晶ディスプレイ又は有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイを用いたものである。ディスプレイ4は、例えば、車両1のダッシュボード、車両1のインストルメントパネル、車両1の前部座席の背面部又は車両1の天井部に設けられている。
 ディスプレイ制御装置3は、情報取得部5、照度予測部6及び輝度調節部7を含むものである。情報取得部5は、情報源2を用いて、照度予測部6による環境照度Iの時間変化の予測に用いられる情報(以下「予測用情報」という。)を取得するものである。照度予測部6は、情報取得部5により取得された予測用情報を用いて、環境照度Iの時間変化を予測するものである。輝度調節部7は、照度予測部6による予測の結果に基づき、ディスプレイ輝度Lを調節する制御を実行するものである。
 図2に示す如く、情報源2は、ナビゲーション装置11、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機12、ECU(Electronic Control Unit)類13及びセンサ類14を含むものである。これに加えて、情報源2は、道路交通情報受信機15を含むものであっても良い。また、情報源2は、カメラ16を含むものであっても良い。また、情報源2は、無線通信装置17を含むものであっても良い。
 ナビゲーション装置11は、例えば、専用の車載用情報機器、PND(Portable Navigation Device)又はスマートフォンを用いたものである。ナビゲーション装置11は、例えば、車両1のダッシュボードに設けられている。なお、ディスプレイ4は、ナビゲーション装置11に設けられているものであっても良い。また、ディスプレイ制御装置3は、ナビゲーション装置11の内部に設けられているものであっても良い。
 GNSS受信機12は、例えば、GPS(Global Positioning System)受信機を用いたものである。ECU類13は、例えば、車輪制御用のECUを含むものである。センサ類14は、例えば、車輪速センサ、加速度センサ及びジャイロセンサを含むものである。
 道路交通情報受信機15は、例えば、VICS(登録商標)用のFM(Frequency Modulation)多重放送受信機、VICS用の光ビーコン受信機又はVICS用の電波ビーコン受信機を含むものである。
 カメラ16は、車外撮像用のカメラを含むものである。より具体的には、カメラ16は、前方撮像用のカメラを含むものである。すなわち、カメラ16は、フロントカメラ又はドライブレコーダ用のカメラを含むものである。これに加えて、カメラ16は、後方撮像用のカメラを含むものであっても良い。すなわち、カメラ16は、リアカメラを含むものであっても良い。また、カメラ16は、側方撮像用のカメラを含むものであっても良い。すなわち、カメラ16は、サイドカメラを含むものであっても良い。
 無線通信装置17は、例えば、専用の車載用通信機器又はスマートフォンを用いたものである。無線通信装置17は、サーバ(不図示)と通信自在である。これにより、ナビゲーション装置11は、無線通信装置17を用いて当該サーバと通信自在である。
 図3に示す如く、情報取得部5は、地図情報取得部21、第1位置情報取得部22、走行車線情報取得部23、走行履歴情報取得部24、進行方向情報取得部25、法定速度情報取得部26及び走行速度情報取得部27を含むものである。これに加えて、情報取得部5は、道路交通情報取得部28を含むものであっても良い。また、情報取得部5は、時刻情報取得部29を含むものであっても良い。また、情報取得部5は、天気情報取得部30を含むものであっても良い。また、情報取得部5は、第2位置情報取得部31及び道路形状情報取得部32を含むものであっても良い。
 地図情報取得部21は、地図情報を取得するものである。地図情報は、ナビゲーション装置11から取得される。第1位置情報取得部22は、車両1の位置を示す情報(以下「第1位置情報」という。)を取得するものである。第1位置情報は、ナビゲーション装置11又はGNSS受信機12から取得される。走行車線情報取得部23は、地図情報取得部21により取得された地図情報及び第1位置情報取得部22により取得された第1位置情報を用いて、車両1の走行車線を判定するものである。これにより、走行車線情報取得部23は、車両1の走行車線を示す情報(以下「走行車線情報」という。)を取得するものである。
 走行履歴情報取得部24は、車両1の走行履歴を示す情報(以下「走行履歴情報」という。)を取得するものである。走行履歴情報は、ナビゲーション装置11から取得される。進行方向情報取得部25は、走行履歴情報取得部24により取得された走行履歴情報を用いて、車両1の進行方向を判定するものである。これにより、進行方向情報取得部25は、車両1の進行方向を示す情報(以下「進行方向情報」という。)を取得するものである。なお、進行方向情報は、センサ類14に含まれるジャイロセンサを用いて取得されるものであっても良い。
 ここで、情報取得部5は、車両1の走行車線の判定が不可能である場合、又は車両1の走行車線の判定が困難である場合、走行履歴情報及び進行方向情報を取得するようになっている。すなわち、情報取得部5は、走行車線情報又は進行方向情報を選択的に取得するようになっている。
 法定速度情報取得部26は、走行車線情報取得部23により走行車線情報が取得された場合、車両1の走行車線における法定速度を示す情報を取得するものである。また、法定速度情報取得部26は、進行方向情報取得部25により進行方向情報が取得された場合、車両1の進行方向に対応する車線における法定速度を示す情報を取得するものである。以下、これらの情報を総称して「法定速度情報」という。法定速度情報は、例えば、地図情報に含まれるものである。すなわち、法定速度情報は、例えば、ナビゲーション装置11から取得されるものである
 走行速度情報取得部27は、車両1の走行速度を判定するものである。これより、走行速度情報取得部27は、車両1の走行速度を示す情報(以下「走行速度情報」という。)を取得するものである。車両1の走行速度の判定には、例えば、ECU類13に含まれる車輪制御用のECUにより出力された車速信号、センサ類14に含まれる車輪速センサにより出力された車速信号、又はセンサ類14に含まれる加速度センサにより出力された加速度信号が用いられる。
 ここで、情報取得部5は、法定速度情報又は走行速度情報を選択的に取得するようになっている。
 道路交通情報取得部28は、道路交通情報を取得するものである。道路交通情報は、道路交通情報受信機15を用いて取得されるものである。すなわち、道路交通情報は、例えば、VICS情報を用いたものである。道路交通情報は、以下のような情報を含むものである。
 第一に、走行車線情報取得部23により走行車線情報が取得された場合、道路交通情報は、車両1の走行車線における渋滞を示す情報を含むものである。また、進行方向情報取得部25により進行方向情報が取得された場合、道路交通情報は、車両1の進行方向に対応する車線における渋滞を示す情報を含むものである。以下、これらの情報を総称して「渋滞情報」という。
 第二に、走行車線情報取得部23により走行車線情報が取得された場合、道路交通情報は、車両1の走行車線における速度規制を示す情報を含むものである。また、進行方向情報取得部25により進行方向情報が取得された場合、道路交通情報は、車両1の進行方向に対応する車線における速度規制を示す情報を含むものである。以下、これらの情報を総称して「速度規制情報」という。
 時刻情報取得部29は、現在の時刻を示す情報(以下「時刻情報」という。)を取得するものである。時刻情報は、例えば、ナビゲーション装置11又はGNSS受信機12から取得される。すなわち、時刻情報は、例えば、GPSに基づくものである。
 天気情報取得部30は、車両1の位置を含む地域における天気を示す情報(以下「天気情報」という。)を取得するものである。天気情報は、例えば、道路交通情報受信機15を用いて取得されるものである。すなわち、天気情報は、例えば、VICS情報を用いたものである。
 第2位置情報取得部31は、車両1と異なる車両(以下「他車両」という。)の位置を示す情報(以下「第2位置情報」という。)を取得するものである。ここで、他車両は、車両1に対する1台の対向車両、車両1に対する複数台の対向車両、車両1に対する1台の後続車両又は車両1に対する複数台の後続車両を含み得るものである。すなわち、他車両は、1台の車両又は複数台の車両を含み得るものである。以下、他車両が1台の車両を含む場合の例を中心に説明する。
 第2位置情報は、例えば、以下のようにして取得される。すなわち、上記のとおり、カメラ16は、前方撮像用のカメラを含むものである。かかるカメラにより撮像された画像に対して、物体検出(Object Detection)が実行される。これにより、当該撮像された画像における対向車両が検出されるとともに、当該検出された対向車両の位置が推定される。また、カメラ16は、後方撮像用のカメラを含むものである。かかるカメラにより撮像された画像に対して、物体検出が実行される。これにより、当該撮像された画像における後続車両が検出されるとともに、当該検出された後続車両の位置が推定される。これらの物体検出の結果に基づき、第2位置情報が取得される。
 これらの物体検出には、公知の種々の技術を用いることができる。これらの技術についての詳細な説明は省略する。具体的には、例えば、これらの物体検出には、輝度分析を用いることができる。
 または、上記のとおり、無線通信装置17は、サーバ(不図示)と通信自在である。当該サーバは、個々の車両(車両1及び他車両を含む。)の位置を示すリアルタイムデータベースを有するものである。すなわち、当該リアルタイムデータベースには、他車両の位置を示す情報が含まれている。無線通信装置17は、かかる情報を当該サーバから受信する。これにより、第2位置情報が取得される。
 または、情報源2は、物体検出用のセンサ(不図示)を含むものであっても良い。物体検出用のセンサは、例えば、ソナー、LiDAR(Light Detection and Ranging)又はミリ波レーダのうちの少なくとも一つを含むものである。第2位置情報取得部31は、物体検出用のセンサを用いて他車両を検出する処理を実行する。これにより、第2位置情報が取得される。なお、かかる処理には、公知の種々の技術を用いることができる。これらの技術についての詳細な説明は省略する。
 道路形状情報取得部32は、車両1及び他車両が走行する道路の形状を示す情報(以下「道路形状情報」という。)を取得するものである。道路形状情報は、例えば、地図情報に含まれるものである。すなわち、道路形状情報は、例えば、ナビゲーション装置11から取得されるものである。
 このように、予測用情報は、種々の情報を含み得るものである。すなわち、予測用情報は、地図情報、第1位置情報、走行車線情報、走行履歴情報、進行方向情報、法定速度情報及び走行速度情報を含み得るものである。また、予測用情報は、道路交通情報を含み得るものである。また、予測用情報は、時刻情報を含み得るものである。また、予測用情報は、天気情報を含み得るものである。また、予測用情報は、第2位置情報及び道路形状情報を含み得るものである。
 照度予測部6は、上記のとおり、情報取得部5により取得された予測用情報を用いて、環境照度Iの時間変化を予測するものである。より具体的には、照度予測部6は、現在の時刻から所定時間(例えば数十秒)後の時刻までの期間における環境照度Iの時間変化を予測するものである。ここで、照度予測部6による予測は、以下のような予測を含むものである。
 すなわち、照度予測部6においては、環境照度Iの値について、互いに異なる2個の範囲R1,R2が設定されている。例えば、環境照度Iが11段階の値(0~10)により表されるものであるとき、0~3の範囲がR1に設定されており、かつ、8~10の範囲がR2に設定されている。なお、環境照度Iは、11段階の値(0~10)に限定されるものではない。また、2個の範囲R1,R2は、互いに非重畳であれば良い。すなわち、範囲R1は、0~3の範囲に限定されるものではない。また、範囲R2は、8~10の範囲に限定されるものではない。
 以下、環境照度Iが範囲R1内の値、範囲R2内の値、範囲R1内の値の順に変化する場合における範囲R1内の値、又は環境照度Iが範囲R2内の値、範囲R1内の値、範囲R2内の値の順に変化する場合における範囲R2内の値を総称して「第1値」という。また、第1値に「I1」の符号を用いる。
 以下、環境照度Iが範囲R1内の値、範囲R2内の値、範囲R1内の値の順に変化する場合における範囲R2内の値、又は環境照度Iが範囲R2内の値、範囲R1内の値、範囲R2内の値の順に変化する場合における範囲R1内の値を総称して「第2値」という。また、第2値に「I2」の符号を用いる。
 例えば、0~3の範囲がR1に設定されており、かつ、8~10の範囲がR2に設定されているとき、環境照度Iの値が3、8、3の順に変化したものとする。この場合、第1値I1が3であり、かつ、第2値I2が8である。または、例えば、0~2の範囲がR1に設定されており、かつ、3~10の範囲がR2に設定されているとき、環境照度Iの値が3、1、3の順に変化したものとする。この場合、第1値I1が3であり、かつ、第2値I2が1である。
 以下、車両1が第1値I1に対応する走行区間(以下「第1走行区間」という。)S1、第2値I2に対応する走行区間(以下「第2走行区間」という。)S2及び第1値I1に対応する走行区間(以下「第3走行区間」という。)S3を順次通過する場合における第2走行区間S2を「照度変化区間」ということがある。
 例えば、車両1が1個のトンネルを通過するものとする。この場合、当該1個のトンネルに進入する前の区間が第1走行区間S1となり得る。また、当該1個のトンネルの内部に対応する区間が第2走行区間S2(すなわち照度変化区間)となり得る。また、当該1個のトンネルを脱出した後の区間が第3走行区間S3となり得る。
 または、例えば、車両1が2個のトンネルを順次通過するものとする。この場合、当該2個のトンネルのうちの第1のトンネルに対応する区間が第1走行区間S1となり得る。また、当該2個のトンネルの間に対応する区間が第2走行区間S2(すなわち照度変化区間)となり得る。また、当該2個のトンネルのうちの第2のトンネルに対応する区間が第3走行区間S3となり得る。
 なお、照度変化区間は、上記1個のトンネルの内部に対応する区間に限定されるものではない。また、照度変化区間は、上記2個のトンネルの間に対応する区間に限定されるものではない。
 例えば、1個の建物について、当該1個の建物の陰に進入する前の区間が第1走行区間S1となるものであっても良い。また、当該1個の建物の陰に含まれる区間が第2走行区間S2(すなわち照度変化区間)となるものであっても良い。また、当該1個の建物の影を脱出した後の区間が第3走行区間S3となるものであっても良い。
 または、例えば、2個の建物について、当該2個の建物のうちの第1の建物の陰に含まれる区間が第1走行区間S1となるものであっても良い。また、当該2個の建物のうちの第1の建物の影と当該2個の建物のうちの第2の建物の影との間に対応する区間が第2走行区間S2(すなわち照度変化区間)となるものであっても良い。また、当該2個の建物のうちの第2の建物の陰に含まれる区間が第3走行区間S3となるものであっても良い。
 図4に示す如く、照度予測部6は、通過時間予測部41、継続時間予測部42及び変化量予測部43を含むものである。これに加えて、照度予測部6は、照射状態予測部44を含むものであっても良い。照射状態予測部44は、照射時間予測部45及び照射方向予測部46を含むものである。
〈照度予測部6による予測に係る第1具体例〉
 第一に、照度予測部6は、車両1が第1走行区間S1、第2走行区間S2及び第3走行区間S3を順次通過するか否かを予測する。車両1が第1走行区間S1、第2走行区間S2及び第3走行区間S3を順次通過すると予測された場合、照度予測部6は、車両1による第2走行区間S2の通過時間T1を予測する。これらの予測は、通過時間予測部41により実行される。
 通過時間予測部41による予測(通過時間T1の予測を含む。以下同じ。)には、少なくとも、走行車線情報及び法定速度情報、走行車線情報及び走行速度情報、進行方向情報及び法定速度情報、又は進行方向情報及び走行速度情報が用いられる。換言すれば、これらの情報を用いることにより、通過時間T1の予測を実現することができる。
 これに加えて、通過時間予測部41による予測には、道路交通情報が用いられるものであっても良い。すなわち、通過時間予測部41による予測には、渋滞情報が用いられるものであっても良い。また、通過時間予測部41による予測には、速度規制情報が用いられるものであっても良い。道路交通情報を用いることにより、通過時間T1の予測精度を向上することができる。
 第二に、照度予測部6は、上記予測された通過時間T1に基づき、第2値I2の継続時間T2を予測する。例えば、照度予測部6は、継続時間T2が上記予測された通過時間T1と同等の時間になると予測する。また、照度予測部6は、継続時間T2が所定の基準時間T2ref以上になるか否かを予測する。これらの予測は、継続時間予測部42により実行される。
 第三に、照度予測部6は、環境照度Iの変化量ΔIを予測する。また、照度予測部6は、変化量ΔIが所定の閾値ΔIth以上になるか否かを予測する。これらの予測は、変化量予測部43により実行される。
 なお、車両1が第1走行区間S1、第2走行区間S2及び第3走行区間S3を順次通過する場合、環境照度Iが第1値I1、第2値I2、第1値I1の順に変化する。この場合、変化量ΔIは、第1値I1と第2値I2との差分値に対応する値となる。
 ここで、変化量予測部43による予測(変化量ΔIの予測を含む。以下同じ。)には、時刻情報が用いられるものであっても良い。例えば、変化量予測部43は、時刻情報が夜間に対応する時刻を示している場合、時刻情報が昼間に対応する時刻を示している場合に比して、変化量ΔIが小さい値になると予測する。このように、時刻情報を用いることにより、変化量ΔIの予測精度を向上することができる。
 また、変化量予測部43による予測には、天気情報が用いられるものであっても良い。例えば、変化量予測部43は、天気情報が雨天又は曇天を示している場合、天気情報が晴天を示している場合に比して、変化量ΔIが小さい値になると予測する。このように、天気情報を用いることにより、変化量ΔIの予測精度を向上することができる。
 このようにして、環境照度Iの時間変化が予測される。より具体的には、車両1が照度変化区間を通過することによる環境照度Iの時間変化が予測される。
〈照度予測部6による予測に係る第2具体例〉
 第一に、照度予測部6は、他車両の灯具(例えば前照灯)による車両1に対する光の照射状態を予測する。かかる予測は、照射状態予測部44により実行される。
 より具体的には、照度予測部6は、他車両の灯具により車両1に光が照射される時刻(以下「照射時刻」という。)を予測する。また、照度予測部6は、他車両の灯具による車両1に対する光の照射時間T3を予測する。かかる予測は、照射時間予測部45により実行される。また、照度予測部6は、他車両の灯具による車両1に対する光の照射方向Dの時間変化を予測する。かかる予測は、照射方向予測部46により実行される。
 照射状態予測部44による予測には、少なくとも、第2位置情報及び道路形状情報が用いられる。これに加えて、照射状態予測部44による予測には、車両1及び他車両が走行する道路における法定速度を示す情報(すなわち法定速度情報)が用いられるものであっても良い。換言すれば、これらの情報を用いることにより、照射時刻の予測、照射時間T3の予測、及び照射方向Dの時間変化の予測を実現することができる。
 第二に、照度予測部6は、上記予測された照射時間T3に基づき、第2値I2の継続時間T2を予測する。例えば、照度予測部6は、継続時間T2が上記予測された照射時間T3と同等の時間になると予測する。また、照度予測部6は、継続時間T2が基準時間T2ref以上になるか否かを予測する。これらの予測は、継続時間予測部42により実行される。
 第三に、照度予測部6は、上記予測された照射方向Dの時間変化に基づき、環境照度Iの変化量ΔIを予測する。また、照度予測部6は、変化量ΔIが閾値ΔIth以上になるか否かを予測する。これらの予測は、変化量予測部43により実行される。
 このようにして、環境照度Iの時間変化が予測される。より具体的には、他車両の灯具が車両1に光を照射することによる環境照度Iの時間変化が予測される。
〈照度予測部6による予測に係る第3具体例〉
 照度予測部6は、第1具体例に係る予測を実行するのに加えて、第2具体例に係る予測を実行するものであっても良い。
 例えば、継続時間予測部42は、通過時間予測部41により予測された通過時間T1に基づき継続時間T2_1を予測するとともに、照射時間予測部45により予測された照射時間T3に基づき継続時間T2_2を予測するものであっても良い。また、例えば、変化量予測部43は、時刻情報が示す時刻及び天気情報が示す天気のうちの少なくとも一方に基づき変化量ΔI_1を予測するとともに、照射方向予測部46により予測された照射方向Dの時間変化に基づき変化量ΔI_2を予測するものであっても良い。
 これにより、車両1が照度変化区間を通過することによる環境照度Iの時間変化を予測することができるとともに、他車両の灯具が車両1に光を照射することによる環境照度Iの時間変化を予測することができる。この結果、環境照度Iの時間変化を更に精度良く予測することができる。
 輝度調節部7は、上記のとおり、照度予測部6による予測の結果に基づき、ディスプレイ輝度Lを調節する制御を実行するものである。ここで、輝度調節部7は、原則、以下のような制御を実行するものである。
 すなわち、輝度調節部7は、照度予測部6により環境照度Iの時間変化があると予測された場合、環境照度Iの変化に追従するようにディスプレイ輝度Lを調節する制御を実行する。この場合において、照度予測部6により変化量ΔIが閾値ΔIth以上になると予測されたとき、輝度調節部7は、環境照度Iの変化速度と同等の調節速度(以下「第1調節速度」という。)δL1にてディスプレイ輝度Lを調節する制御を実行する。他方、この場合において、照度予測部6により変化量ΔIが閾値ΔIth未満になると予測されたとき、輝度調節部7は、環境照度Iの変化速度よりも低い調節速度(以下「第2調節速度」という。)δL2にてディスプレイ輝度Lを調節する制御を実行する。すなわち、第1調節速度δL1は、第2調節速度δL2に比して高いものである。換言すれば、第2調節速度δL2は、第1調節速度δL1に比して低いものである。
 変化量ΔIが大きいときは、ディスプレイ輝度Lを速やかに調節することにより、環境照度Iの急激な変化に対してディスプレイ輝度Lを追従させることができる。他方、変化量ΔIが小さいときは、ディスプレイ輝度Lを緩やかに調節することにより、ディスプレイ4のユーザ(すなわち車両1の搭乗者)がディスプレイ輝度Lの変化に対して感じる違和感を低減することができる。
 ただし、照度予測部6により環境照度Iが第1値I1、第2値I2、第1値I1の順に変化すると予測された場合において、照度予測部6により継続時間T2が基準時間T2ref未満になると予測されたとき、輝度調節部7は、例外的に、以下のような制御を実行するようになっている。
 すなわち、このとき、照度予測部6は、上記のようなディスプレイ輝度Lの調節をキャンセルする制御を実行する。これにより、ディスプレイ輝度Lは、第1値I1に対応する値に維持される。換言すれば、ディスプレイ輝度Lが第1値I1に対応する値、第2値I2に対応する値、第1値I1に対応する値の順に変化するのが回避される。
 この結果、環境照度Iが短時間(より具体的には基準時間T2refよりも短い時間)に変動するとき、ディスプレイ輝度Lが短時間に変動するのを回避することができる。したがって、かかる変動によりディスプレイ4のユーザ(すなわち車両1の搭乗者)が画面のちらつきを感じるのを回避することができる。
 このようにして、ディスプレイ制御装置3の要部が構成されている。
 以下、情報取得部5により実行される処理を総称して「情報取得処理」ということがある。また、情報取得部5が有する機能を総称して「情報取得機能」ということがある。また、かかる情報取得機能に「F1」の符号を用いることがある。
 以下、照度予測部6により実行される処理を総称して「照度予測処理」ということがある。また、照度予測部6が有する機能を総称して「照度予測機能」ということがある。また、かかる照度予測機能に「F2」の符号を用いることがある。
 以下、輝度調節部7により実行される制御を総称して「輝度調節制御」ということがある。また、輝度調節部7が有する機能を総称して「輝度調節機能」ということがある。また、かかる輝度調節機能に「F3」の符号を用いることがある。
 次に、図5~図7を参照して、ディスプレイ制御装置3の要部のハードウェア構成について説明する。
 図5に示す如く、ディスプレイ制御装置3は、プロセッサ51及びメモリ52を有するものである。メモリ52には、複数個の機能(情報取得機能、照度予測機能及び輝度調節機能を含む。)F1~F3に対応するプログラムが記憶されている。プロセッサ51は、メモリ52に記憶されているプログラムを読み出して実行する。これにより、複数個の機能F1~F3が実現される。
 または、図6に示す如く、ディスプレイ制御装置3は、処理回路53を有するものである。処理回路53は、複数個の機能F1~F3に対応する処理を実行する。これにより、複数個の機能F1~F3が実現される。
 または、図7に示す如く、ディスプレイ制御装置3は、プロセッサ51、メモリ52及び処理回路53を有するものである。メモリ52には、複数個の機能F1~F3のうちの一部の機能に対応するプログラムが記憶されている。プロセッサ51は、メモリ52に記憶されているプログラムを読み出して実行する。これにより、かかる一部の機能が実現される。また、処理回路53は、複数個の機能F1~F3のうちの残余の機能に対応する処理を実行する。これにより、かかる残余の機能が実現される。
 プロセッサ51は、1個以上のプロセッサにより構成されている。個々のプロセッサは、例えば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ又はDSP(Digital Signal Processor)を用いたものである。
 メモリ52は、1個以上の不揮発性メモリにより構成されている。または、メモリ52は、1個以上の不揮発性メモリ及び1個以上の揮発性メモリにより構成されている。すなわち、メモリ52は、1個以上のメモリにより構成されている。個々のメモリは、例えば、半導体メモリ又は磁気ディスクを用いたものである。より具体的には、個々の揮発性メモリは、例えば、RAM(Random Access Memory)を用いたものである。また、個々の不揮発性メモリは、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、ソリッドステートドライブ又はハードディスクドライブを用いたものである。
 処理回路53は、1個以上のデジタル回路により構成されている。または、処理回路53は、1個以上のデジタル回路及び1個以上のアナログ回路により構成されている。すなわち、処理回路53は、1個以上の処理回路により構成されている。個々の処理回路は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、SoC(System on a Chip)又はシステムLSI(Large Scale Integration)を用いたものである。このほか、処理回路53は、その処理に専らハードウェアを用いるものであっても良い。換言すれば、処理回路53は、その処理にソフトウェアを用いないものであっても良い。
 ここで、プロセッサ51が複数個のプロセッサにより構成されているとき、複数個の機能F1~F3と複数個のプロセッサとの対応関係は任意である。すなわち、複数個のプロセッサの各々は、複数個の機能F1~F3のうちの対応する1個以上の機能に対応するプログラムを読み出して実行するものであっても良い。または、プロセッサ51は、複数個の機能F1~F3の各々に対応する専用のプロセッサを含むものであっても良い。
 また、メモリ52が複数個のメモリにより構成されているとき、複数個の機能F1~F3と複数個のメモリとの対応関係は任意である。すなわち、複数個のメモリの各々は、複数個の機能F1~F3のうちの対応する1個以上の機能に対応するプログラムを記憶するものであっても良い。または、メモリ52は、複数個の機能F1~F3の各々に対応する専用のメモリを含むものであっても良い。
 また、処理回路53が複数個の処理回路により構成されているとき、複数個の機能F1~F3と複数個の処理回路との対応関係は任意である。すなわち、複数個の処理回路の各々は、複数個の機能F1~F3のうちの対応する1個以上の機能に対応する処理を実行するものであっても良い。または、処理回路53は、複数個の機能F1~F3の各々に対応する専用の処理回路を含むものであっても良い。
 次に、図8に示すフローチャートを参照して、ディスプレイ制御装置3の動作について説明する。図8に示す処理は、所定の条件が満たされているとき(例えば車両1におけるイグニッション電源の状態がオン状態であるとき、又は車両1におけるアクセサリ電源の状態がオン状態であるとき)、繰り返し実行される。
 まず、情報取得部5が情報取得処理を実行する(ステップST1)。これにより、予測用情報が取得される。予測用情報の具体例については、図3を参照して既に説明したとおりである。このため、再度の説明は省略する。
 次いで、照度予測部6が照度予測処理を実行する(ステップST2)。照度予測処理の具体例については、図4を参照して既に説明したとおりである。このため、再度の説明は省略する。
 次いで、輝度調節部7が輝度調節制御を実行する(ステップST3)。これにより、原則、環境照度Iの変化に追従するようにディスプレイ輝度Lが調節される。なお、輝度調節制御の詳細については、図9を参照して後述する。また、輝度調節制御の具体例については、図10~図20を参照して後述する。
 次に、図9を参照して、輝度調節部7の動作について説明する。すなわち、ステップST3にて実行される制御について説明する。
 ステップST3においては、原則、以下のような制御が実行される。
 すなわち、環境照度Iの時間変化があるとステップST2にて予測された場合において(ステップST11“YES”)、環境照度Iの変化量ΔIが閾値ΔIth以上になるとステップST2にて予測されたとき(ステップST14“YES”)、輝度調節部7は、第1調節速度δL1にてディスプレイ輝度Lを調節する制御を実行する(ステップST15)。これにより、環境照度Iの変化速度と同等の調節速度(δL1)にて、環境照度Iの変化に追従するようにディスプレイ輝度Lが調節される。
 また、この場合において(ステップST11“YES”)、環境照度Iの変化量ΔIが閾値ΔIth未満になるとステップST2にて予測されたとき(ステップST14“NO”)、輝度調節部7は、第2調節速度δL2にてディスプレイ輝度Lを調節する制御を実行する(ステップST16)。これにより、環境照度Iの変化速度よりも低い調節速度(δL2)にて、環境照度Iの変化に追従するようにディスプレイ輝度Lが調節される。
 ただし、環境照度Iが第1値I1、第2値I2、第1値I1の順に変化するとステップST2にて予測された場合において(ステップST12“YES”)、第2値I2の継続時間T2が基準時間T2ref未満になるとステップST2にて予測されたとき(ステップST13“NO”)、例外的に、以下のような制御が実行される。
 すなわち、このとき(ステップST13“NO”)、輝度調節部7は、上記のようなディスプレイ輝度Lの調節をキャンセルする制御を実行する。図9においては、ステップST13“NO”であるとき、ステップST15の処理が実行されることなく、かつ、ステップST16の処理が実行されることなく、輝度調節部7の処理が終了する。これは、かかる制御に対応している。
 次に、図10~図20を参照して、環境照度Iの時間変化の具体例について説明する。また、対応する輝度調節制御の具体例について説明する。
 図10は、車両1が第1走行区間S1、第2走行区間S2及び第3走行区間S3を順次通過する状態の例を示している。図10に示す如く、車両1が2個のトンネルを断続的に通過するものとする。図中、矢印Aは、車両1の進行方向を示している。地点P1は、上記2個のトンネルのうちの第1のトンネルの始点に対応している。地点P2は、上記2個のトンネルのうちの第1のトンネルの終点に対応している。地点P3は、上記2個のトンネルのうちの第2のトンネルの始点に対応している。地点P4は、上記2個のトンネルのうちの第2のトンネルの終点に対応している。
 図10に示す例においては、地点P1,P2間の区間が第1走行区間S1となり得るものである。また、地点P2,P3間の区間が第2走行区間S2(すなわち照度変化区間)となり得るものである。また、地点P3,P4間の区間が第3走行区間S3となり得るものである。第2走行区間S2における道路の形状は、緩やかなS字状である。第2走行区間S2の長さは、60メートルである。
 図11は、車両1の走行速度の例を示している。また、図11は、車両1による第2走行区間S2の通過時間T1の例を示している。図11に示す如く、車両1の走行速度は、車両1の走行車線(すなわち車両1の進行方向に対応する車線)における渋滞の有無に応じて異なるものである。このため、通過時間T1も、かかる渋滞の有無に応じて異なるものである。
 図12は、第1走行区間S1、第2走行区間S2及び第3走行区間S3の各々における環境照度Iの例を示している。図12に示す如く、第2走行区間S2における環境照度Iは、現在の時刻が昼間に対応する時刻であるか夜間に対応する時刻であるかに応じて異なり得るものである。また、現在の時刻が昼間に対応する時刻であるとき、第2走行区間S2における環境照度Iは、走行区間(S1,S2,S3)を含む地域における天気が晴天であるか雨天であるかに応じて異なり得るものである。
 また、現在の時刻が夜間に対応する時刻であるとき、第2走行区間S2における環境照度Iは、第2走行区間S2にて車両1とすれ違う対向車両の有無に応じて異なり得るものである。これは、対向車両の前照灯による車両1に対する光の照射の有無によるものである。
〈輝度調節制御の第1具体例(図13参照)〉
 いま、車両1の走行車線における渋滞が発生しておらず、かつ、現在の時刻が昼間に対応する時刻であり、かつ、走行区間(S1,S2,S3)を含む地域における天気が晴天であるものとする。
 車両1が照度変化区間を通過することによる環境照度Iの時間変化について、照度予測部6により、以下のように予測されたものとする。第一に、図12に示すテーブルに基づき、環境照度Iの値が3、8、3の順に変化すると予測されたものとする。すなわち、第1値I1が3であり、かつ、第2値I2が8であり、かつ、変化量ΔIが5であると予測されたものとする(ΔI>ΔIth)。第二に、図11に示すテーブルに基づき、車両1による第2走行区間S2の通過時間T1が3秒であると予測されたものとする。すなわち、第2値I2の継続時間T2が3秒であると予測されたものとする(T2<T2ref)。
 この場合、従来のディスプレイ制御装置においては、環境照度Iの変化に対して動的にディスプレイ輝度Lが調節されることにより、ディスプレイ輝度Lの値が3秒間に30%、80%、30%の順に変化する。かかる変化により、車両1の搭乗者が画面のちらつきを感じる問題があった。これに対して、ディスプレイ制御装置3においては、継続時間T2が基準時間T2refよりも短いため、輝度調節部7がディスプレイ輝度Lの調節をキャンセルする制御を実行する。これにより、図13に示す如く、ディスプレイ輝度Lは、第1値I1に対応する値(すなわち30%)に維持される。この結果、車両1の搭乗者が画面のちらつきを感じるのを回避することができる。
〈輝度調節制御の第2具体例(図14参照)〉
 いま、車両1の走行車線における渋滞が発生しておらず、かつ、現在の時刻が昼間に対応する時刻であり、かつ、走行区間(S1,S2,S3)を含む地域における天気が雨天であるものとする。
 車両1が照度変化区間を通過することによる環境照度Iの時間変化について、照度予測部6により、以下のように予測されたものとする。第一に、図12に示すテーブルに基づき、環境照度Iの値が3、5、3の順に変化すると予測されたものとする。すなわち、第1値I1が3であり、かつ、第2値I2が5であり、かつ、変化量ΔIが2であると予測されたものとする(ΔI<ΔIth)。第二に、図11に示すテーブルに基づき、車両1による第2走行区間S2の通過時間T1が3秒であると予測されたものとする。すなわち、第2値I2の継続時間T2が3秒であると予測されたものとする(T2<T2ref)。
 この場合、従来のディスプレイ制御装置においては、環境照度Iの変化に対して動的にディスプレイ輝度Lが調節されることにより、ディスプレイ輝度Lの値が3秒間に30%、50%、30%の順に変化する。かかる変化により、車両1の搭乗者が画面のちらつきを感じる問題があった。これに対して、ディスプレイ制御装置3においては、継続時間T2が基準時間T2refよりも短いため、輝度調節部7がディスプレイ輝度Lの調節をキャンセルする制御を実行する。これにより、図14に示す如く、ディスプレイ輝度Lは、第1値I1に対応する値(すなわち30%)に維持される。この結果、車両1の搭乗者が画面のちらつきを感じるのを回避することができる。
〈輝度調節制御の第3具体例(図15参照)〉
 いま、車両1の走行車線における渋滞が発生しておらず、かつ、現在の時刻が夜間に対応する時刻であり、かつ、第2走行区間S2における車両1と対向車両とのすれ違いが発生しないものとする。
 車両1が照度変化区間を通過することによる環境照度Iの時間変化について、照度予測部6により、以下のように予測されたものとする。第一に、図12に示すテーブルに基づき、環境照度Iの値が3、1、3の順に変化すると予測されたものとする。すなわち、第1値I1が3であり、かつ、第2値I2が1であり、かつ、変化量ΔIが2であると予測されたものとする(ΔI<ΔIth)。第二に、図11に示すテーブルに基づき、車両1による第2走行区間S2の通過時間T1が3秒であると予測されたものとする。すなわち、第2値I2の継続時間T2が3秒であると予測されたものとする(T2<T2ref)。
 この場合、従来のディスプレイ制御装置においては、環境照度Iの変化に対して動的にディスプレイ輝度Lが調節されることにより、ディスプレイ輝度Lの値が3秒間に30%、10%、30%の順に変化する。かかる変化により、車両1の搭乗者が画面のちらつきを感じる問題があった。これに対して、ディスプレイ制御装置3においては、継続時間T2が基準時間T2refよりも短いため、輝度調節部7がディスプレイ輝度Lの調節をキャンセルする制御を実行する。これにより、図15に示す如く、ディスプレイ輝度Lは、第1値I1に対応する値(すなわち30%)に維持される。この結果、車両1の搭乗者が画面のちらつきを感じるのを回避することができる。
〈輝度調節制御の第4具体例(図16参照)〉
 いま、車両1の走行車線における渋滞が発生しておらず、かつ、現在の時刻が夜間に対応する時刻であり、かつ、第2走行区間S2における車両1と対向車両とのすれ違いが発生するものとする。
 車両1が照度変化区間を通過することによる環境照度Iの変化について、照度予測部6により、以下のように予測されたものとする。第一に、図12に示すテーブルに基づき、環境照度Iの値が3、1、3の順に変化すると予測されたものとする。すなわち、第1値I1_1が3であり、かつ、第2値I2_1が1であり、かつ、変化量ΔI_1が3であると予測されたものとする(ΔI_1<ΔIth)。第二に、車両1による第2走行区間S2の通過時間T1が3秒であると予測されたものとする。すなわち、第2値I2_1の継続時間T2_1が3秒であると予測されたものとする(T2_1<T2ref)。
 また、対向車両の前照灯が車両1に光を照射することによる環境照度Iの変化について、照度予測部6により、以下のように予測されたものとする。第一に、図12に示すテーブルに基づき、環境照度Iの値が1、8、1の順に変化すると予測されたものとする。すなわち、第1値I1_2が1であり、かつ、第2値I2_2が8であり、かつ、変化量ΔI_2が7であると予測されたものとする(ΔI_2>ΔIth)。第二に、対向車両の前照灯による車両1に対する光の照射時間T3が1秒であると予測されたものとする。すなわち、第2値I2_2の継続時間T2_2が1秒であると予測されたものとする(T2_2<T2ref)。
 この場合、従来のディスプレイ制御装置においては、環境照度Iの変化に対して動的にディスプレイ輝度Lが調節されることにより、ディスプレイ輝度Lの値が3秒間に30%、10%、80%、10%、30%の順に変化する。かかる変化により、車両1の搭乗者が画面のちらつきを感じる問題があった。これに対して、ディスプレイ制御装置3においては、継続時間T2が基準時間T2refよりも短いため、輝度調節部7がディスプレイ輝度Lの調節をキャンセルする制御を実行する。これにより、図16に示す如く、ディスプレイ輝度Lの値が30%に維持される。この結果、車両1の搭乗者が画面のちらつきを感じるのを回避することができる。
〈輝度調節制御の第5具体例(図17参照)〉
 いま、車両1の走行車線における渋滞が発生しており、かつ、現在の時刻が昼間に対応する時刻であり、かつ、走行区間(S1,S2,S3)を含む地域における天気が晴天であるものとする。
 車両1が照度変化区間を通過することによる環境照度Iの時間変化について、照度予測部6により、以下のように予測されたものとする。第一に、図12に示すテーブルに基づき、環境照度Iの値が3、8、3の順に変化すると予測されたものとする。すなわち、第1値I1が3であり、かつ、第2値I2が8であり、かつ、変化量ΔIが5であると予測されたものとする(ΔI>ΔIth)。第二に、図11に示すテーブルに基づき、車両1による第2走行区間S2の通過時間T1が24秒であると予測されたものとする。すなわち、第2値I2の継続時間T2が24秒であると予測されたものとする(T2>T2ref)。
 この場合、継続時間T2が基準時間T2refよりも長いため、輝度調節部7は、環境照度Iの変化に追従するようにディスプレイ輝度Lを調節する制御を実行する。これにより、図17に示す如く、環境照度Iの変化に対して動的にディスプレイ輝度Lを調節することができる。また、このとき、変化量ΔIが閾値ΔIthよりも大きいため、輝度調節部7は、環境照度Iの変化速度と同等の調節速度(δL1)にてディスプレイ輝度Lを調節する。これにより、環境照度Iの急激な変化に対してディスプレイ輝度Lを追従させることができる。
〈輝度調節制御の第6具体例(図18参照)〉
 いま、車両1の走行車線における渋滞が発生しており、かつ、現在の時刻が昼間に対応する時刻であり、かつ、走行区間(S1,S2,S3)を含む地域における天気が雨天であるものとする。
 車両1が照度変化区間を通過することによる環境照度Iの時間変化について、照度予測部6により、以下のように予測されたものとする。第一に、図12に示すテーブルに基づき、環境照度Iの値が3、5、3の順に変化すると予測されたものとする。すなわち、第1値I1が3であり、かつ、第2値I2が5であり、かつ、変化量ΔIが2であると予測されたものとする(ΔI<ΔIth)。第二に、図11に示すテーブルに基づき、車両1による第2走行区間S2の通過時間T1が24秒であると予測されたものとする。すなわち、第2値I2の継続時間T2が24秒であると予測されたものとする(T2>T2ref)。
 この場合、継続時間T2が基準時間T2refよりも長いため、輝度調節部7は、環境照度Iの変化に追従するようにディスプレイ輝度Lを調節する制御を実行する。これにより、図18に示す如く、環境照度Iの変化に対して動的にディスプレイ輝度Lを調節することができる。また、このとき、変化量ΔIが閾値ΔIthよりも小さいため、輝度調節部7は、環境照度Iの変化速度よりも低い調節速度(δL2)にてディスプレイ輝度Lを調節する。これにより、車両1の搭乗者がディスプレイ輝度Lの変化に対して感じる違和感を低減することができる。
〈輝度調節制御の第7具体例(図19参照)〉
 いま、車両1の走行車線における渋滞が発生しており、かつ、現在の時刻が夜間に対応する時刻であり、かつ、第2走行区間S2における車両1と対向車両とのすれ違いが発生しないものとする。
 車両1が照度変化区間を通過することによる環境照度Iの時間変化について、照度予測部6により、以下のように予測されたものとする。第一に、図12に示すテーブルに基づき、環境照度Iの値が3、1、3の順に変化すると予測されたものとする。すなわち、第1値I1が3であり、かつ、第2値I2が1であり、かつ、変化量ΔIが2であると予測されたものとする(ΔI<ΔIth)。第二に、図11に示すテーブルに基づき、車両1による第2走行区間S2の通過時間T1が24秒であると予測されたものとする。すなわち、第2値I2の継続時間T2が24秒であると予測されたものとする(T2>T2ref)。
 この場合、継続時間T2が基準時間T2refよりも長いため、輝度調節部7は、環境照度Iの変化に追従するようにディスプレイ輝度Lを調節する制御を実行する。これにより、図19に示す如く、環境照度Iの変化に対して動的にディスプレイ輝度Lを調節することができる。また、このとき、変化量ΔIが閾値ΔIthよりも小さいため、輝度調節部7は、環境照度Iの変化速度よりも低い調節速度(δL2)にてディスプレイ輝度Lを調節する。これにより、車両1の搭乗者がディスプレイ輝度Lの変化に対して感じる違和感を低減することができる。
〈輝度調節制御の第8具体例(図20参照)〉
 いま、車両1の走行車線における渋滞が発生しており、かつ、現在の時刻が夜間に対応する時刻であり、かつ、第2走行区間S2における車両1と対向車両とのすれ違いが発生するものとする。
 車両1が照度変化区間を通過することによる環境照度Iの時間変化について、照度予測部6により、以下のように予測されたものとする。第一に、図12に示すテーブルに基づき、環境照度Iの値が3、1、3の順に変化すると予測されたものとする。すなわち、第1値I1_1が3であり、かつ、第2値I2_1が1であり、かつ、変化量ΔI_1が2であると予測されたものとする(ΔI_1<ΔIth)。第二に、図11に示すテーブルに基づき、車両1による第2走行区間S2の通過時間T1が24秒であると予測されたものとする。すなわち、第2値I2_1の継続時間T2_1が24秒であると予測されたものとする(T2_1>T2ref)。
 また、対向車両の前照灯が車両1に光を照射することによる環境照度Iの変化について、照度予測部6により、以下のように予測されたものとする。第一に、図12に示すテーブルに基づき、環境照度Iの値が1、8、1の順に変化すると予測されたものとする。すなわち、第1値I1_2が1であり、かつ、第2値I2_2が8であり、かつ、変化量ΔI_2が7であると予測されたものとする(ΔI_2>ΔIth)。第二に、対向車両の前照灯による車両1に対する光の照射時間T3が1秒であると予測されたものとする。すなわち、第2値I2_2の継続時間T2_2が1秒であると予測されたものとする(T2_2<T2ref)。
 この場合、対向車両の前照灯が車両1に光を照射することによる環境照度Iの変化については、継続時間T2_2が基準時間T2refよりも短い。このため、輝度調節部7は、ディスプレイ輝度Lの調節をキャンセルする制御を実行する。これにより、ディスプレイ輝度Lの値が1秒間に10%、80%、10%の順に変化するのを回避することができる。この結果、車両1の搭乗者が画面のちらつきを感じるのを回避することができる。
 他方、車両1が照度変化区間を通過することによる環境照度Iの時間変化については、継続時間T2_1が基準時間T2refよりも長い。このため、輝度調節部7は、環境照度Iの変化に追従するようにディスプレイ輝度Lを調節する制御を実行する。これにより、図20に示す如く、環境照度Iの変化に対して動的にディスプレイ輝度Lを調節することができる。また、このとき、変化量ΔI_1が閾値ΔIthよりも小さいため、輝度調節部7は、環境照度Iの変化速度よりも低い調節速度(δL2)にてディスプレイ輝度Lを調節する。これにより、車両1の搭乗者がディスプレイ輝度Lの変化に対して感じる違和感を低減することができる。
 次に、ディスプレイ制御装置3の変形例について説明する。
 環境照度Iが第1値I1、第2値I2、第1値I1の順に変化すると予測された場合において、第2値I2の継続時間T2が基準時間T2ref未満になると予測されたとき、輝度調節部7は、以下のような制御を実行するものであっても良い。すなわち、輝度調節部7は、ディスプレイ輝度Lの調節をキャンセルる制御を実行するのに代えて、ディスプレイ輝度Lの調節量ΔLを低減する制御を実行するものであっても良い。
 これにより、環境照度Iの時間変化があると予測された場合、原則、環境照度Iの変化量ΔIと同等の調節量ΔLにてディスプレイ輝度Lが調節される。ただし、環境照度Iが第1値I1、第2値I2、第1値I1の順に変化すると予測された場合において、第2値I2の継続時間T2が基準時間T2ref未満になると予測されたとき、例外的に、環境照度Iの変化量ΔIよりも小さい調節量ΔLにてディスプレイ輝度Lが調節される。
 ディスプレイ輝度Lの調節量ΔLを低減することにより、ディスプレイ輝度Lの変動を抑制することができる。ディスプレイ輝度Lの調節をキャンセルすることによる効果と同様の効果を得ることができる。すなわち、ディスプレイ輝度Lの変動を抑制することができる。この結果、車両1の搭乗者が画面のちらつきを感じるのを回避することができる。
 次に、ディスプレイ制御装置3の他の変形例について説明する。
 予測用情報は、上記の具体例に限定されるものではない。また、照度予測部6による予測は、上記の具体例に限定されるものではない。例えば、予測用情報は、以下のような情報を含むものであっても良い。また、照度予測部6による予測は、以下のような予測を含むものであっても良い。
 すなわち、情報取得部5は、他車両の位置を示す情報(すなわち第2位置情報)を取得するのに代えて又は加えて、街灯の位置を示す情報(以下「第3位置情報」という。)を取得するものであっても良い。第3位置情報の取得方法は、第2位置情報の取得方法と同様である。このため、詳細な説明は省略する。
 照度予測部6は、他車両の灯具による車両1に対する光の照射状態を予測するのに代えて又は加えて、街灯による車両1に対する光の照射状態を予測するものであっても良い。街灯による車両1に対する光の照射状態の予測方法は、他車両の灯具による車両1に対する光の照射状態の予測方法と同様である。このため、詳細な説明は省略する。
 照度予測部6は、他車両の灯具が車両1に光を照射することによる環境照度Iの時間変化を予測するのに代えて又は加えて、街灯が車両1に光を照射することによる環境照度Iの時間変化を予測するものであっても良い。街灯が車両1に光を照射することによる環境照度Iの時間変化の予測方法は、他車両の灯具が車両1に光を照射することによる環境照度Iの時間変化の予測方法と同様である。このため、詳細な説明は省略する。
 このように、予測用情報に含まれる情報の種類を増やすことにより、環境照度Iの時間変化を更に精度良く予測することができる。
 次に、ディスプレイ制御装置3の他の変形例について説明する。
 他車両が複数台の対向車両を含むものであるとき(すなわち車両1に対する複数台の対向車両が存在するとき)、第2位置情報は、当該複数台の対向車両の各々の位置を示すものであっても良い。当該複数台の対向車両が連続的に車両1に光を照射するものであるとき、照度予測部6は、当該複数台の対向車両による車両1に対する光の照射状態を予測するものであっても良い。
 これにより、1台の対向車両が存在する場合はもちろんのこと、複数台の対向車両が存在する場合も第2値I2の継続時間T2を予測することができる。すなわち、対向車両の台数にかかわらず、第2値I2の継続時間T2を予測することができる。
 次に、ディスプレイ制御装置3の他の変形例について説明する。
 ディスプレイ4は、車両1と異なる移動体に設けられるものであっても良い。例えば、ディスプレイ4は、船舶又は航空機に設けられるものであっても良い。すなわち、ディスプレイ制御装置3は、車両1と異なる移動体におけるディスプレイ4の制御に用いられるものであっても良い。例えば、ディスプレイ制御装置3は、船舶又は航空機におけるディスプレイ4の制御に用いられるものであっても良い。
 以上のように、実施の形態1に係るディスプレイ制御装置3は、移動体におけるディスプレイ4の制御に用いられるディスプレイ制御装置3であって、ディスプレイ4を含む環境における環境照度Iについて、環境照度Iの時間変化の予測に用いられる予測用情報を取得する情報取得部5と、予測用情報を用いて環境照度Iの時間変化を予測する照度予測部6と、照度予測部6による予測の結果に基づきディスプレイ4におけるディスプレイ輝度Lを調節する輝度調節部7と、を備え、輝度調節部7は、照度予測部6により環境照度Iが第1値I1、第2値I2、第1値I1の順に変化すると予測された場合において、照度予測部6により第2値I2の継続時間T2が基準時間T2ref未満になると予測されたとき、ディスプレイ輝度Lの調節をキャンセルする又はディスプレイ輝度Lの調節量ΔLを低減する。これにより、環境照度Iが短時間に変動したとき、ディスプレイ輝度Lの変動を抑制することができる。この結果、ディスプレイ4のユーザが画面のちらつきを感じるのを回避することができる。
 また、輝度調節部7は、照度予測部6により環境照度Iの変化量ΔIが閾値ΔIth以上になると予測された場合、第2調節速度δL2よりも高い第1調節速度δL1にてディスプレイ輝度Lを調節して、照度予測部6により環境照度Iの変化量ΔIが閾値ΔIth未満になると予測された場合、第1調節速度δL1よりも低い第2調節速度δL2にてディスプレイ輝度Lを調節する。これにより、変化量ΔIが大きいときは、環境照度Iの急激な変化に対してディスプレイ輝度Lを追従させることができる。他方、変化量ΔIが小さいときは、ディスプレイ4のユーザがディスプレイ輝度Lの変化に対して感じる違和感を低減することができる。
 また、移動体は、車両1であり、照度予測部6は、車両1による照度変化区間の通過時間T1を予測することにより第2値I2の継続時間T2を予測する。これにより、車両1が照度変化区間を通過することによる環境照度Iの時間変化を予測することができる。特に、第2値I2の継続時間T2を予測することができる。
 また、予測用情報は、時刻情報を含み、照度予測部6は、時刻情報を環境照度Iの変化量ΔIの予測に用いる。これにより、車両1が照度変化区間を通過することによる環境照度Iの時間変化について、変化量ΔIを予測することができる。すなわち、環境照度Iの時間変化を予測するにあたり、かかる予測の精度を向上することができる。
 また、予測用情報は、天気情報を含み、照度予測部6は、天気情報を環境照度Iの変化量ΔIの予測に用いる。これにより、車両1が照度変化区間を通過することによる環境照度Iの時間変化について、変化量ΔIを予測することができる。すなわち、環境照度Iの時間変化を予測するにあたり、かかる予測の精度を向上することができる。
 また、移動体は、車両1であり、照度予測部6は、他車両の灯具による車両1に対する光の照射状態を予測することにより環境照度Iの時間変化を予測する。これにより、他車両の灯具が車両1に光を照射することによる環境照度Iの時間変化を予測することができる。
 また、移動体は、車両1であり、照度予測部6は、街灯による車両1に対する光の照射状態を予測することにより環境照度Iの時間変化を予測する。これにより、街灯が車両1に光を照射することによる環境照度Iの時間変化を予測することができる。
 また、実施の形態1に係るディスプレイ制御方法は、移動体におけるディスプレイ4の制御に用いられるディスプレイ制御方法であって、情報取得部5が、ディスプレイ4を含む環境における環境照度Iについて、環境照度Iの時間変化の予測に用いられる予測用情報を取得するステップST1と、照度予測部6が、予測用情報を用いて環境照度Iの時間変化を予測するステップST2と、輝度調節部7が、照度予測部6による予測の結果に基づきディスプレイ4におけるディスプレイ輝度Lを調節するステップST3と、を備え、輝度調節部7は、照度予測部6により環境照度Iが第1値I1、第2値I2、第1値I1の順に変化すると予測された場合において、照度予測部6により第2値I2の継続時間T2が基準時間T2ref未満になると予測されたとき、ディスプレイ輝度Lの調節をキャンセルする又はディスプレイ輝度Lの調節量ΔLを低減する。これにより、環境照度Iが短時間に変動したとき、ディスプレイ輝度Lの変動を抑制することができる。この結果、ディスプレイ4のユーザが画面のちらつきを感じるのを回避することができる。
 なお、本願開示はその開示の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
 本開示に係るディスプレイ制御装置及びディスプレイ制御方法は、移動体におけるディスプレイの制御に用いることができる。
 1 車両、2 情報源、3 ディスプレイ制御装置、4 ディスプレイ、5 情報取得部、6 照度予測部、7 輝度調節部、11 ナビゲーション装置、12 GNSS受信機、13 ECU類、14 センサ類、15 道路交通情報受信機、16 カメラ、17 無線通信装置、21 地図情報取得部、22 第1位置情報取得部、23 走行車線情報取得部、24 走行履歴情報取得部、25 進行方向情報取得部、26 法定速度情報取得部、27 走行速度情報取得部、28 道路交通情報取得部、29 時刻情報取得部、30 天気情報取得部、31 第2位置情報取得部、32 道路形状情報取得部、41 通過時間予測部、42 継続時間予測部、43 変化量予測部、44 照射状態予測部、45 照射時間予測部、46 照射方向予測部、51 プロセッサ、52 メモリ、53 処理回路。

Claims (15)

  1.  移動体におけるディスプレイの制御に用いられるディスプレイ制御装置であって、
     前記ディスプレイを含む環境における環境照度について、前記環境照度の時間変化の予測に用いられる予測用情報を取得する情報取得部と、
     前記予測用情報を用いて前記環境照度の時間変化を予測する照度予測部と、
     前記照度予測部による予測の結果に基づき前記ディスプレイにおけるディスプレイ輝度を調節する輝度調節部と、を備え、
     前記輝度調節部は、前記照度予測部により前記環境照度が第1値、第2値、前記第1値の順に変化すると予測された場合において、前記照度予測部により前記第2値の継続時間が基準時間未満になると予測されたとき、前記ディスプレイ輝度の調節をキャンセルする又は前記ディスプレイ輝度の調節量を低減する
     ことを特徴とするディスプレイ制御装置。
  2.  前記輝度調節部は、前記照度予測部により前記環境照度の変化量が閾値以上になると予測された場合、第2調節速度よりも高い第1調節速度にて前記ディスプレイ輝度を調節して、前記照度予測部により前記環境照度の変化量が前記閾値未満になると予測された場合、前記第1調節速度よりも低い前記第2調節速度にて前記ディスプレイ輝度を調節することを特徴とする請求項1記載のディスプレイ制御装置。
  3.  前記移動体は、車両であり、
     前記照度予測部は、前記車両による照度変化区間の通過時間を予測することにより前記第2値の継続時間を予測する
     ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のディスプレイ制御装置。
  4.  前記予測用情報は、前記車両の走行車線を示す走行車線情報を含み、かつ、前記走行車線における法定速度を示す法定速度情報又は前記車両の走行速度を示す走行速度情報を含み、
     前記照度予測部は、前記走行車線情報及び前記法定速度情報又は前記走行速度情報を前記通過時間の予測に用いる
     ことを特徴とする請求項3記載のディスプレイ制御装置。
  5.  前記予測用情報は、前記車両の進行方向を示す進行方向情報を含み、かつ、前記進行方向に対応する車線における法定速度を示す法定速度情報又は前記車両の走行速度を示す走行速度情報を含み、
     前記照度予測部は、前記進行方向情報及び前記法定速度情報又は前記走行速度情報を前記通過時間の予測に用いる
     ことを特徴とする請求項3記載のディスプレイ制御装置。
  6.  前記予測用情報は、前記走行速度情報を含み、かつ、道路交通情報を含み、
     前記照度予測部は、前記走行車線情報、前記走行速度情報及び前記道路交通情報を前記通過時間の予測に用いる
     ことを特徴とする請求項4記載のディスプレイ制御装置。
  7.  前記予測用情報は、前記走行速度情報を含み、かつ、道路交通情報を含み、
     前記照度予測部は、前記進行方向情報、前記走行速度情報及び前記道路交通情報を前記通過時間の予測に用いる
     ことを特徴とする請求項5記載のディスプレイ制御装置。
  8.  前記予測用情報は、時刻情報を含み、
     前記照度予測部は、前記時刻情報を前記環境照度の変化量の予測に用いる
     ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のディスプレイ制御装置。
  9.  前記予測用情報は、天気情報を含み、
     前記照度予測部は、前記天気情報を前記環境照度の変化量の予測に用いる
     ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のディスプレイ制御装置。
  10.  前記移動体は、車両であり、
     前記照度予測部は、他車両の灯具による前記車両に対する光の照射状態を予測することにより前記環境照度の時間変化を予測する
     ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のディスプレイ制御装置。
  11.  前記予測用情報は、前記他車両の位置を示す第2位置情報を含み、
     前記照度予測部は、前記第2位置情報を前記照射状態の予測に用いる
     ことを特徴とする請求項10記載のディスプレイ制御装置。
  12.  前記予測用情報は、前記車両及び前記他車両が走行する道路の形状を示す道路形状情報を含み、
     前記照度予測部は、前記道路形状情報を前記照射状態の予測に用いる
     ことを特徴とする請求項10記載のディスプレイ制御装置。
  13.  前記予測用情報は、前記車両及び前記他車両が走行する道路における法定速度を示す法定速度情報を含み、
     前記照度予測部は、前記法定速度情報を前記照射状態の予測に用いる
     ことを特徴とする請求項10記載のディスプレイ制御装置。
  14.  前記移動体は、車両であり、
     前記照度予測部は、街灯による前記車両に対する光の照射状態を予測することにより前記環境照度の時間変化を予測する
     ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のディスプレイ制御装置。
  15.  移動体におけるディスプレイの制御に用いられるディスプレイ制御方法であって、
     情報取得部が、前記ディスプレイを含む環境における環境照度について、前記環境照度の時間変化の予測に用いられる予測用情報を取得するステップと、
     照度予測部が、前記予測用情報を用いて前記環境照度の時間変化を予測するステップと、
     輝度調節部が、前記照度予測部による予測の結果に基づき前記ディスプレイにおけるディスプレイ輝度を調節するステップと、を備え、
     前記輝度調節部は、前記照度予測部により前記環境照度が第1値、第2値、前記第1値の順に変化すると予測された場合において、前記照度予測部により前記第2値の継続時間が基準時間未満になると予測されたとき、前記ディスプレイ輝度の調節をキャンセルする又は前記ディスプレイ輝度の調節量を低減する
     ことを特徴とするディスプレイ制御方法。
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