JP2003005717A - 携帯用電子機器 - Google Patents

携帯用電子機器

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JP2003005717A
JP2003005717A JP2001184237A JP2001184237A JP2003005717A JP 2003005717 A JP2003005717 A JP 2003005717A JP 2001184237 A JP2001184237 A JP 2001184237A JP 2001184237 A JP2001184237 A JP 2001184237A JP 2003005717 A JP2003005717 A JP 2003005717A
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brightness
portable electronic
electronic device
signal
illuminance
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JP2001184237A
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English (en)
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Toshio Murakoshi
利生 村越
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Canon Electronics Inc
Original Assignee
Canon Electronics Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受光手段で検出した照度に応じた輝度で表示
を行うよう表示の輝度調節を行う携帯用電子機器におい
て、表示の視認性を向上する。 【解決手段】 携帯用電子機器に、表示の輝度の変化速
度を、所定の範囲内に抑制する輝度変化抑制手段を含む
輝度調節手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話、ノート
ブックパソコン、その他携帯情報端末などの携帯用電子
機器に関し、さらに詳しくは、周辺光に対して適切な輝
度で表示をするための輝度調節に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話、ノートブックパソコン、携帯
情報端末、ハンディターミナル(携帯型データ処理端
末)などの携帯用電子機器には液晶表示装置などの表示
手段が備えられている。
【0003】このような携帯用電子機器は室内外を問わ
ず利用されるため、周辺光の明るさが大きく変わる。ま
た、これらの機器は屋外などで携帯して使用するために
バッテリで駆動されることが多く、駆動時間を延ばすた
め低消費電力化が求められている。
【0004】そこで異なる明るさの下においても表示画
面の視認性を保ちながら、消費電力を抑えるために、周
囲が明るいときには、表示の明るさ(輝度)をより明る
くし、周囲が暗いときには、輝度をより暗くすることが
有効である。特に、表示手段が液晶表示装置である場合
には、液晶表示画面をバックライトで照らすことにより
画面表示を行っており、このバックライトによる消費電
力が大きく、上記のように輝度を調節することでバック
ライトの消費電力を抑えることが低消費電力化には有効
である。
【0005】このような輝度調節を行うために、ユーザ
が輝度を段階的に切り換える調節スイッチや、連続的に
切り換える調整つまみなどを操作して調節する方法があ
るが、作業が煩雑であるので、この調節を自動で行うた
めに周囲の明るさを受光量検出部で検知し、その明るさ
に応じてバックライトの光量を可変して、表示画面の輝
度を自動的に調整する方法が提案されている(特開平1
1−327454号公報など)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術で
は、屋外などの特に環境変化の激しいところでの使用に
おいて、周囲の明るさがごく短い時間変化したとき等に
も表示の明るさが変化してしまい、かえって煩わしく感
じることがあった。
【0007】本発明は、このような課題を解決するため
に考えられたもので、表示の視認性を向上することの可
能な輝度調節手段を備えた携帯用電子機器を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、表示手段と、周辺光の照度を検出する受光
手段と、該受光手段で検出した照度に応じた輝度で前記
表示手段による表示を行うよう輝度調節を行う輝度調節
手段と、を有する携帯用電子機器において、前記輝度調
節手段は、前記表示手段による表示の輝度の変化速度
を、所定の範囲内に抑制する輝度変化抑制手段を含むこ
とを特徴とし、「前記抑制は、前記照度の変化速度が所
定の範囲外である場合に行うこと」、「前記輝度変化抑
制手段は、前記受光手段が出力する照度の情報を含む信
号である照度信号を入力とし、該照度に応じた輝度で前
記表示手段による表示を行うための情報を含む信号であ
る輝度設定信号を出力すること」、を好ましい態様とし
て含むものである。
【0009】上記本発明は、「前記輝度変化抑制手段
は、前記輝度設定信号を所定の時間間隔で階段関数的に
変化させ、該変化の幅に上限が設定されていること」、
「前記輝度変化抑制手段は、比較器と、演算回路とを含
み、前記比較器は、前記受光手段からの前記照度信号
と、前記演算回路からの前記輝度設定信号とを入力と
し、該2つの入力の比較結果を含む信号である比較結果
信号を前記演算回路に出力し、前記演算回路は、該演算
回路からの前記輝度設定信号のフィードバックと、前記
比較器からの前記比較結果信号とを入力とし、該比較結
果信号に含まれる比較結果に基づき前記フィードバック
された輝度設定信号を所定の時間間隔で変化させて新た
な輝度設定信号として出力すること」、を好ましい態様
として含むものである。
【0010】また、上記本発明は、「前記輝度変化抑制
手段の演算処理速度により前記輝度設定信号の変化速度
を規定すること」、を好ましい態様として含むものであ
る。
【0011】上記本発明は、「さらに操作部を有し、該
操作部は操作を検出する操作検出手段を備え、該操作を
検出したときから所定の時間だけ経過するまで前記輝度
調節手段による輝度調節を行うこと」、「前記操作を検
出したときから50〜60秒経過するまで前記輝度調節
を行うこと」、「前記操作部が、前記表示手段上に配置
したタッチパネルであること」、を好ましい態様として
含み、「さらに印刷手段を有し、該印刷手段は印刷動作
を検出する印刷検出手段を備え、該印刷動作中には前記
輝度調節手段による輝度調節を行わないこと」、を好ま
しい態様として含み、「更に前記輝度調節手段の電源ス
イッチを有し、該電源スイッチがオン状態の時にのみ前
記輝度調節を行うこと」、を好ましい態様として含み、
「さらに通信手段を有し、該通信手段による通信を検出
する通信検出手段を備え、前記通信手段による通信中に
は前記輝度調節手段による輝度調節を行わないこと」、
「前記通信手段による通信の終了を検出したときから所
定の時間だけ経過するまで前記輝度調節手段による輝度
調節を行うこと」、「前記通信の終了を検出したときか
ら50〜60秒経過するまで前記輝度調節を行うこ
と」、を好ましい態様として含み、「さらに加速度セン
サを有し、前記加速度センサが予め定めた一定以上の加
速度を検出したときから所定の時間だけ経過するまで前
記輝度調節手段による輝度調節を行うこと」、「前記加
速度を検出したときから50〜60秒経過するまで前記
輝度調節を行うこと」、を好ましい態様として含み、
「前記輝度調節手段はバックライト自動調節手段である
こと」、を好ましい態様として含み、「さらに手動によ
り前記表示手段の輝度を調節する手動調節手段を有する
こと」、を好ましい態様として含むものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は、表示手段と、周辺光の
照度を検出する受光手段と、該受光手段で検出した照度
に応じた輝度で前記表示手段による表示を行うよう輝度
調節を行う輝度調節手段と、を有する携帯用電子機器に
おいて、前記輝度調節手段は、前記表示手段による表示
の輝度の変化速度を、所定の範囲内に抑制する輝度変化
抑制手段を含むことを特徴とする。
【0013】このような輝度変化抑制手段によって輝度
の変化速度を抑制することにより、例えば図3(b)に
示すように周辺光の明るさ(照度)が急激に変化した際
にも、これに追従して輝度が急激に変化することを抑制
することができ、煩わしい輝度の変化を解消して視認性
を向上することが出来る。なお、ここで抑制する輝度の
変化速度とは、肉眼で確認出来る程度の時間間隔におけ
る輝度の変化の速度を指し、デジタル的に輝度を変化さ
せる場合などに生じる非常に短時間における大きな変化
速度などは許容するものである。
【0014】好ましくは、輝度の変化速度の抑制は、前
記照度の変化速度が所定の範囲外である場合に行うこと
である。このようにすれば、緩やかに変化する照度に対
しては、輝度を速やかに追従させ、周辺光(照度)が急
激に変化して人間の目で確認できないために表示手段に
よる表示の輝度を変化させる必要のないときなどには、
輝度を維持することができ、必要なときにのみ適切な輝
度変化を行うことが出来るという効果がある。
【0015】好ましい形態として、前記輝度変化抑制手
段は、前記受光手段が出力する照度の情報を含む信号で
ある照度信号を入力とし、該照度に応じた輝度で前記表
示手段による表示を行うための情報を含む信号である輝
度設定信号を出力することが挙げられる。
【0016】輝度変化抑制手段が出力する輝度設定信号
は、受光手段が検出した照度に応じた輝度で表示を行う
ための情報を含んでいれば良く、それが過渡的なもので
あっても構わない。即ち本発明の輝度設定信号には、例
えば、照度信号に含まれる照度の情報に基づいて、徐々
に該照度に応じた輝度での表示に近づくための過渡的な
信号も含むものとする。さらに、本発明の輝度設定信号
は、表示のための輝度の情報を含むものでも、照度の情
報を含むものでも構わない。即ち、急激な照度の変化を
検出した照度信号を入力として、緩やかな変化をする輝
度の情報を含む輝度設定信号を出力して表示手段による
表示に用いても良いし、同じ入力から緩やかな変化をす
る照度の情報を含む信号を輝度設定信号として出力し、
該輝度設定信号に基づいて従来の技術と同様に輝度調節
を行う形態でも良い。
【0017】好ましい形態として、輝度変化抑制手段
は、前記輝度設定信号を所定の時間間隔、例えば100
〜300ms程度で階段関数的に変化させ、該変化の幅
に上限が設定されていることが挙げられる。輝度設定信
号の変化の幅の上限は、変化させる時間間隔との関係で
適宜決定すれば良い。
【0018】なお、階段関数的に変化させるとは、輝度
設定信号の時間変化をグラフにあらわした場合に、その
グラフが階段関数的になっているという意味である。
【0019】このようにすれば、照度の変化速度が所定
の範囲外である場合に、輝度の変化速度を、(輝度設定
信号の変化の幅)/(輝度設定信号を変化させる時間間
隔)で規定される速度の範囲内に抑制することができ
る。
【0020】別の好ましい形態として、輝度変化抑制手
段の演算処理速度により前記輝度設定信号の変化速度を
規定することが挙げられる。
【0021】即ち、輝度変化抑制手段の演算処理速度を
遅く設定しておくことによって、急激な照度の変化を検
出した照度信号の影響を、即座に輝度設定信号に反映さ
せることがなくなり、煩わしい輝度の変化を解消するこ
とが出来る。
【0022】以下、具体的に実施形態を示して本発明を
詳細に説明するが、本発明はこれらの形態に限定される
ものではない。
【0023】図1は、本発明の携帯用電子機器の一実施
形態のブロック図である。図1において、1は外部(周
辺)の明るさ(照度)を検出する受光装置である。受光
装置1の出力側は2の比較器に接続されている。比較器
2はまた、3の演算回路の出力とも接続されている。演
算回路3の出力は、また、4の発光体駆動回路の入力に
接続され、発光体駆動回路4の出力は表示手段5のバッ
クライト(発光体)を調整している。また、演算回路3
からの出力は演算回路3の入力にフィードバックされて
いる。演算回路3には、演算を繰り返す所定の時間間隔
を決定する回路も含まれている。この図1においては、
表示手段5として液晶表示装置を用い、その発光体の輝
度を調節する形態を示している。
【0024】比較器2は、受光装置からの照度信号と、
演算回路3からの輝度設定信号とを入力とし、該2つの
入力の比較結果を含む信号である比較結果信号を演算回
路3に出力し、演算回路は、該演算回路からの輝度設定
信号のフィードバックと、比較器からの比較結果信号と
を入力とし、該比較結果信号に含まれる比較結果に基づ
きフィードバックされた輝度設定信号を所定の時間間隔
で変化させて新たな輝度設定信号として出力する。
【0025】例えば、図3(a)のように緩やかに周辺
光が変化し、このような波形を持つ照度信号が受光装置
1から出力されたとする。比較器2においては、受光装
置1から出力される照度信号と演算回路3から出力され
る輝度設定信号とを比較する。
【0026】受光装置1からの照度信号と、演算回路3
からの輝度設定信号とを比較し、照度信号の方が輝度設
定信号よりも大きい場合には、比較器2からは演算回路
3にインクリメントさせる比較結果信号を出力し、比較
器2に入力される2つの信号の値が同じになるまで演算
回路3で輝度設定信号の値をインクリメントし続ける。
また、照度信号の方が輝度設定信号よりも小さい場合に
は、比較器2からは演算回路3にデクリメントさせる比
較結果信号を出力する。
【0027】このようにすることで、演算回路3から出
力される輝度設定信号の波形は、図3(b)の階段関数
状のグラフで示すような波形となる。
【0028】次に、一瞬明るいところを通過したときな
ど、受光装置1から図3(c)のような波形の照度信号
が出力されたとする。この場合も前記の説明と同様に、
比較器2に入力される輝度設定信号が、照度信号と同じ
になるまで演算回路3にインクリメント又はデクリメン
トする比較結果信号を送る。ここで、一度にインクリメ
ント、デクリメントする値に上限を設定しておけば、図
3(c)のような急激に変化する波形の場合、周辺光と
演算回路3の出力波形との差は広がっていくが、比較器
2に入力される値が同じになるまで演算回路3からの出
力波形は周辺光の変化を追いつづける。こうして、演算
回路3から出力される波形は、図3(d)の階段関数状
のグラフで示すような波形となる。
【0029】従って、緩やかに照度が変化するような場
合には、輝度を速やかに追従させ、照度が急激に変化し
て人間の目で確認できないために表示手段による表示の
輝度を変化させる必要のないときなどには、輝度を維持
することができ、必要なときにのみ適切な輝度変化を行
うことが出来るようになる。
【0030】本形態のように液晶表示装置を表示手段と
して用いる場合には、輝度調節手段はバックライト自動
調節手段となる。しかしながら本発明は、表示手段とし
て液晶表示装置を用いた場合に限らず、例えば自発光型
の発光デバイスを用いた表示装置などでも適用可能であ
る。
【0031】図2は、上記の図1を用いて説明した実施
の形態の携帯用電子機器において、さらに手動調節手段
を付け加えた場合のブロック図である。8は手動調節手
段に対応する輝度調節ツマミである。輝度調節ツマミ8
からの信号は、7の加算器で演算回路3からの輝度設定
信号に加算される。
【0032】このように、手動により表示手段の輝度を
調節する手動調節手段を有することにより、ユーザの好
みの輝度に合わせて輝度を調節することが可能である。
【0033】図4は、さらに操作部などの付加的な機能
部を備えた形態の本発明の携帯用電子機器において、そ
れらの機能部が備える検出手段からCPUへ割り込み信
号を与える形態を示したブロック図を示す。
【0034】好ましくは、携帯用電子機器を操作する押
しボタンなどの操作部を有する形態においては、検出手
段9として操作検出手段を設け、機器が操作されたとき
に検出手段9から割り込み信号によりCPUに知らせ、
機器の操作を検出したときから所定の時間だけ、例えば
50〜60秒経過するまで、輝度調節を行うよう設定す
る。機器操作時は、操作者が画面を見ている可能性が高
いので、このように機器を操作しているときに輝度調節
を行うと効率が良い。
【0035】携帯用電子機器が表示手段状に配置された
タッチパネルによっても操作できる場合には、検出手段
9をタッチパネルによる入力の検出手段とすることによ
り、タッチパネルから入力があったときに検出手段の割
り込みによりCPUに知らせ、タッチパネルの入力中に
輝度調節を行うのが好ましい。外付けも含むキー入力装
置とタッチパネルを備えた携帯用電子機器の使用目的と
して、キー入力を行うときは、比較的安定した場所、す
なわち室内や静止している場合が多い。一方、タッチパ
ネルを利用する場合は、比較的不安定な場所、移動中や
屋外での使用が多い。そのため、タッチパネル入力時に
輝度調節を行うことにより、より適切な輝度調節が可能
になる。
【0036】好ましくは、印刷手段を有する携帯用電子
機器では、検出手段9に印刷検出手段を含め、印刷動作
を検出することにより、印刷動作中には検出手段9から
の割り込み信号によりCPUに知らせ、印刷動作中には
輝度調節を行わないようにする。通常、印刷動作中は、
出力を待っているなどして、画面を見ている可能性は低
い。印刷動作中は輝度調節を行わないようにすること
で、印刷動作中の消費電力を削減することができる。
【0037】好ましくは、検出手段9に輝度調節手段の
電源スイッチを含め、該電源スイッチがオン状態の時に
のみ検出手段9からの割り込み信号によりCPUに知ら
せ、輝度調節を行う。室内などの周辺光の変化がほとん
どない場所での使用の際は、頻繁に輝度を調節する必要
はない。輝度調節手段の電源オン時にのみ輝度を調節す
ることにより、低消費電力化が図れる。
【0038】好ましくは、通信手段を有する携帯用電子
機器では、検出手段9に、通信手段(無線、有線など)
の信号線などに設けた通信検出手段を含め、通信を検出
することにより、通信が行われているときには検出手段
9からの割り込み信号によりCPUに知らせ、輝度調節
を行わないようにする。例えば、携帯情報端末からパー
ソナルコンピュータにデータを転送するときなどのよう
に、通信中は表示画面を見る必要のないことが多い。通
信中は輝度調節を行わないようにすることにより、低消
費電力化が図れる。
【0039】さらに好ましくは、通信手段による通信の
終了を検出したときには、検出手段9からの割り込み信
号によりCPUに知らせ、通信の終了から所定の時間だ
け、例えば50〜60秒経過するまで、輝度調節を行う
ようにする。例えばインターネットを閲覧するときのよ
うな場合は、通信が終了した後に輝度調節を行うと効率
が良い。通信終了時に輝度調節を行うことにより、効果
的な輝度調節を行うことができる。
【0040】好ましくは、携帯用電子機器に加速度セン
サを備え、検出手段9に加速度センサを含めることによ
り、予め定めた一定以上の加速度を検出したときに割り
込み信号によりCPUに知らせ、加速度を検出したとき
から所定の時間、例えば50〜60秒経過するまで、輝
度調節を行う。加速度を検出するような、移動中に使用
しているようなときに輝度を調節し、加速度を検知しな
いときに使用しているときには輝度を調節しないことに
より、効果的な輝度調節が可能になる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、不
快な輝度の変化を抑えることができる。特に、周辺光の
変化が人間の目で確認でき、表示の輝度も変化させる必
要があるときには、周囲光の変化に一致して輝度を変化
させ、周辺光が急激に変化し、人間の目で確認できない
ため、表示の輝度を変化させる必要のないときなどに
は、輝度を維持することができる。よって、不必要な輝
度の変化の煩わしさを解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯用電子機器の一実施形態のブロッ
ク図である。
【図2】図1の形態の携帯用電子機器に手動調節手段を
付け加えた場合のブロック図である。
【図3】照度信号と輝度設定信号との信号波形の対応関
係を表す概念図である。
【図4】本発明の携帯用電子機器において、CPUへ割
り込み信号を与える実施形態を示したブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 受光装置 2 比較器 3 演算回路 4 発光体駆動回路 5 表示手段 6 制御部 7 加算器 8 輝度調節ツマミ 9 検出手段 10 CPU 11 輝度変化抑制手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 691 G09G 3/20 691D 3/34 3/34 J H04M 1/00 H04M 1/00 Z Fターム(参考) 2H093 NC42 NC53 ND39 5C006 AF51 AF52 AF53 AF54 AF63 BB11 BB29 BF14 BF28 BF29 BF39 EA01 EC01 EC05 EC08 FA18 FA21 FA47 GA03 5C080 AA05 AA06 AA10 BB05 DD04 EE28 JJ02 JJ05 KK07 5K027 AA11 BB02 CC08 FF22 MM17

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示手段と、周辺光の照度を検出する受
    光手段と、該受光手段で検出した照度に応じた輝度で前
    記表示手段による表示を行うよう輝度調節を行う輝度調
    節手段と、を有する携帯用電子機器において、前記輝度
    調節手段は、前記表示手段による表示の輝度の変化速度
    を、所定の範囲内に抑制する輝度変化抑制手段を含むこ
    とを特徴とする携帯用電子機器。
  2. 【請求項2】 前記抑制は、前記照度の変化速度が所定
    の範囲外である場合に行うことを特徴とする請求項1に
    記載の携帯用電子機器。
  3. 【請求項3】 前記輝度変化抑制手段は、前記受光手段
    が出力する照度の情報を含む信号である照度信号を入力
    とし、該照度に応じた輝度で前記表示手段による表示を
    行うための情報を含む信号である輝度設定信号を出力す
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯用電子
    機器。
  4. 【請求項4】 前記輝度変化抑制手段は、前記輝度設定
    信号を所定の時間間隔で階段関数的に変化させ、該変化
    の幅に上限が設定されていることを特徴とする請求項3
    に記載の携帯用電子機器。
  5. 【請求項5】 前記輝度変化抑制手段は、比較器と、演
    算回路とを含み、前記比較器は、前記受光手段からの前
    記照度信号と、前記演算回路からの前記輝度設定信号と
    を入力とし、該2つの入力の比較結果を含む信号である
    比較結果信号を前記演算回路に出力し、前記演算回路
    は、該演算回路からの前記輝度設定信号のフィードバッ
    クと、前記比較器からの前記比較結果信号とを入力と
    し、該比較結果信号に含まれる比較結果に基づき前記フ
    ィードバックされた輝度設定信号を所定の時間間隔で変
    化させて新たな輝度設定信号として出力することを特徴
    とする請求項3又は4に記載の携帯電子機器。
  6. 【請求項6】 前記輝度変化抑制手段の演算処理速度に
    より前記輝度設定信号の変化速度を規定することを特徴
    とする請求項3に記載の携帯用電子機器。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のうちのいずれか1項に
    記載の携帯用電子機器において、さらに操作部を有し、
    該操作部は操作を検出する操作検出手段を備え、該操作
    を検出したときから所定の時間だけ経過するまで前記輝
    度調節手段による輝度調節を行うことを特徴とする携帯
    用電子機器。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の携帯用電子機器におい
    て、前記操作を検出したときから50〜60秒経過する
    まで前記輝度調節を行うことを特徴とする携帯用電子機
    器。
  9. 【請求項9】 前記操作部が、前記表示手段上に配置し
    たタッチパネルであることを特徴とする請求項7又は8
    に記載の携帯用電子機器。
  10. 【請求項10】 請求項1から9のうちのいずれか1項
    に記載の携帯用電子機器において、さらに印刷手段を有
    し、該印刷手段は印刷動作を検出する印刷検出手段を備
    え、該印刷動作中には前記輝度調節手段による輝度調節
    を行わないことを特徴とする携帯用電子機器。
  11. 【請求項11】 請求項1から10のうちのいずれか1
    項に記載の携帯用電子機器において、更に前記輝度調節
    手段の電源スイッチを有し、該電源スイッチがオン状態
    の時にのみ前記輝度調節を行うことを特徴とする携帯用
    電子機器。
  12. 【請求項12】 請求項1から11のうちのいずれか1
    項に記載の携帯用電子機器において、さらに通信手段を
    有し、該通信手段による通信を検出する通信検出手段を
    備え、前記通信手段による通信中には前記輝度調節手段
    による輝度調節を行わないことを特徴とする携帯用電子
    機器。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の携帯用電子機器に
    おいて、前記通信手段による通信の終了を検出したとき
    から所定の時間だけ経過するまで前記輝度調節手段によ
    る輝度調節を行うことを特徴とする携帯用電子機器。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の携帯用電子機器に
    おいて、前記通信の終了を検出したときから50〜60
    秒経過するまで前記輝度調節を行うことを特徴とする携
    帯用電子機器。
  15. 【請求項15】 請求項1から14のうちのいずれか1
    項に記載の携帯用電子機器において、さらに加速度セン
    サを有し、前記加速度センサが予め定めた一定以上の加
    速度を検出したときから所定の時間だけ経過するまで前
    記輝度調節手段による輝度調節を行うことを特徴とする
    携帯用電子機器。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の携帯用電子機器に
    おいて、前記加速度を検出したときから50〜60秒経
    過するまで前記輝度調節を行うことを特徴とする携帯用
    電子機器。
  17. 【請求項17】 請求項1から16のうちのいずれか1
    項に記載の携帯用電子機器において、前記輝度調節手段
    はバックライト自動調節手段であることを特徴とする携
    帯用電子機器。
  18. 【請求項18】 請求項1から17のうちのいずれか1
    項に記載の携帯用電子機器において、さらに手動により
    前記表示手段の輝度を調節する手動調節手段を有するこ
    とを特徴とする携帯用電子機器。
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