WO2019030867A1 - プロペラファン、送風装置及び冷凍サイクル装置 - Google Patents

プロペラファン、送風装置及び冷凍サイクル装置 Download PDF

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広陽 伊藤
裕樹 宇賀神
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Abstract

プロペラファンは、回転軸上に設けられた筒状の軸部と、軸部の外周側に設けられた複数の翼と、軸部に隣接して設けられ、複数の翼のうち周方向で隣り合う2つの翼同士を接続する接続部と、複数の翼のそれぞれの正圧面上、及び接続部のうち空気の流れで下流側となる表面上の少なくとも一方に形成され、軸部から径方向外側に向かって延伸した第1リブと、複数の翼のそれぞれの負圧面上、及び接続部のうち空気の流れで上流側となる表面上の少なくとも一方に形成され、軸部から径方向外側に向かって延伸した第2リブと、を備えている。

Description

プロペラファン、送風装置及び冷凍サイクル装置
 本発明は、複数の翼を備えたプロペラファン、送風装置及び冷凍サイクル装置に関するものである。
 特許文献1には、複数の翼を有する軸流ファンが記載されている。複数の翼のうちの1枚の翼の前縁と、当該翼と回転方向に隣接する翼の後縁とは、板状の連結部で接続されている。複数の翼のそれぞれの圧力面には、回転軸線の周囲から翼の外周縁に向けて板状の補強リブが配置されている。
国際公開第2016/021555号
 特許文献1に記載の軸流ファンにおいて回転軸線の周囲には、モータの駆動軸が係合する円筒形状の軸孔部と、軸孔部と同軸に形成され軸孔部を外周側から支持する円筒部と、軸孔部と円筒部との間に形成された複数の結合リブと、が形成されている。円筒部は、軸孔部よりも一回り大きく形成されている。軸流ファンが動作すると、回転軸線に沿った円筒部の上流側及び下流側には、比較的大きい淀み領域がそれぞれ生成される。したがって、軸流ファンの送風効率が低下してしまうという課題があった。
 本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、送風効率を向上させることができるプロペラファン、送風装置及び冷凍サイクル装置を提供することを目的とする。
 本発明に係るプロペラファンは、回転軸上に設けられた筒状の軸部と、前記軸部の外周側に設けられた複数の翼と、前記軸部に隣接して設けられ、前記複数の翼のうち周方向で隣り合う2つの翼同士を接続する接続部と、前記複数の翼のそれぞれの正圧面上、及び前記接続部のうち空気の流れで下流側となる表面上の少なくとも一方に形成され、前記軸部から径方向外側に向かって延伸した第1リブと、前記複数の翼のそれぞれの負圧面上、及び前記接続部のうち空気の流れで上流側となる表面上の少なくとも一方に形成され、前記軸部から径方向外側に向かって延伸した第2リブと、を備えたものである。
 本発明に係る送風装置は、上記本発明に係るプロペラファンを備えたものである。
 本発明に係る冷凍サイクル装置は、上記本発明に係る送風装置を備えたものである。
 本発明では、第1リブ及び第2リブによって、軸部、複数の翼及び複数の接続部が構造的に補強される。これにより、軸部を小径化できるため、軸部の上流側及び下流側にそれぞれ生成される淀み領域を縮小することができる。また、第1リブ及び第2リブによって、軸部の下流側及び上流側にそれぞれ空気の流れを生じさせることができるため、軸部の下流側及び上流側の淀み領域をさらに縮小することができる。したがって、本発明によれば、プロペラファンの送風効率を向上させることができる。
本発明の実施の形態1に係るプロペラファン100の構成を示す正面図である。 本発明の実施の形態1に係るプロペラファン100の構成を示す背面図である。 本発明の実施の形態1に係るプロペラファン100の第1リブ11の形状の第1例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るプロペラファン100の第1リブ11の形状の第2例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るプロペラファン100の第1リブ11の形状の第3例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るプロペラファン100の第1リブ11の形状の第4例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るプロペラファン100の第1リブ11の形状の第5例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るプロペラファン100の第2リブ12の形状の第1例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るプロペラファン100の第2リブ12の形状の第2例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るプロペラファン100の第2リブ12の形状の第3例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るプロペラファン100の第2リブ12の形状の第4例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るプロペラファン100の第2リブ12の形状の第5例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係るプロペラファン100の第1リブ11及び第2リブ12を回転軸Rと平行な方向に見た構成を示す図である。 本発明の実施の形態2に係るプロペラファン100を複数個、軸方向に積み重ねた状態を示す模式的な側面図である。 本発明の実施の形態3に係るプロペラファン100の第1リブ11及び第2リブ12を回転軸Rと平行な方向に見た構成を示す図である。 本発明の実施の形態3に係るプロペラファン100を複数個、軸方向に積み重ねた状態を示す模式的な側面図である。 本発明の実施の形態3に係るプロペラファン100の第1リブ11及び第2リブ12を回転軸Rと平行な方向に見た構成の変形例を示す図である。 本発明の実施の形態4に係る冷凍サイクル装置300の構成を示す冷媒回路図である。 本発明の実施の形態4に係る冷凍サイクル装置300の室外機310の内部構成を示す斜視図である。
実施の形態1.
 本発明の実施の形態1に係るプロペラファンについて説明する。プロペラファンは、空気調和装置などの冷凍サイクル装置、又は換気装置に用いられるものである。図1は、本実施の形態に係るプロペラファン100の構成を示す正面図である。図2は、本実施の形態に係るプロペラファン100の構成を示す背面図である。図1では、プロペラファン100を正圧面20a側から見た構成を示しており、図2では、プロペラファン100を負圧面20b側から見た構成を示している。図1及び図2に示すように、プロペラファン100は、回転軸R上に設けられ回転軸Rを中心として回転する円筒状の軸部10と、軸部10の外周側に設けられた複数の翼20と、複数の翼20のうち周方向に隣り合う2つの翼20同士を接続する複数の接続部25と、を有している。プロペラファン100は、軸部10、複数の翼20及び複数の接続部25が例えば樹脂を用いて一体的に成形された一体翼である。プロペラファン100は、樹脂による成形に限られず、板金成形により形成されていてもよい。プロペラファン100は、ボスを備えないいわゆるボスレス型のプロペラファンである。プロペラファン100の回転方向(以下、軸部10の回転方向という場合がある)は、図1では時計回り方向であり、図2では反時計回り方向である。
 軸部10は、回転軸Rに沿って正圧面20a側、すなわち空気の流れで下流側に突出した円筒状の下流側軸部10aと、回転軸Rに沿って負圧面20b側、すなわち空気の流れで上流側に突出した円筒状の上流側軸部10bと、を有している。下流側軸部10a及び上流側軸部10bは同軸に形成されている。軸部10の内周部には、回転軸Rに沿って貫通した軸孔13が形成されている。軸孔13には、プロペラファン100を駆動するファンモータ110の駆動軸111が挿入される(後述する図19参照)。
 複数の翼20は、回転軸Rを中心とした周方向において概ね一定の間隔で配置されている。本実施の形態では、翼20の数は3つである。複数の翼20のそれぞれは、前縁21、後縁22及び外周縁23を有している。前縁21は、プロペラファン100の回転方向で翼20の前方に位置する縁部である。後縁22は、プロペラファン100の回転方向で翼20の後方に位置する縁部である。外周縁23は、翼20の外周側に位置し、前縁21の外周端と後縁22の外周端との間に設けられた縁部である。複数の翼20のそれぞれの内周側は、軸部10の外周面に接続されている。
 複数の接続部25のそれぞれは、例えば板状の形状を有しており、軸部10の外周側に隣接して設けられている。複数の接続部25のそれぞれのうち、空気の流れで下流側となる表面25aは、周方向で隣り合う2つの翼20の正圧面20a同士を滑らかに接続している。複数の接続部25のそれぞれのうち、空気の流れで上流側となる表面25bは、周方向で隣り合う2つの翼20の負圧面20b同士を滑らかに接続している。複数の接続部25のそれぞれの外周側の縁部25cは、周方向で隣り合う2つの翼20のうち、プロペラファン100の回転方向で前方に位置する翼20の後縁22と、同回転方向で後方に位置する翼20の前縁21と、を接続している。回転軸Rを中心とし接続部25の縁部25cに接する最小半径の仮想円筒面C1は、軸部10の外周面よりも外周側に位置している。
 図1に示すように、複数の翼20のそれぞれの正圧面20a上と、複数の接続部25のそれぞれの下流側の表面25a上と、のうちの少なくとも一方には、回転軸Rと概ね平行な方向に板状に突出した複数の第1リブ11が形成されている。複数の第1リブ11のそれぞれは、回転軸Rと平行な方向に対して多少湾曲していてもよい。回転軸Rと平行な方向に見ると、複数の第1リブ11のそれぞれは、下流側軸部10aの外周面からプロペラファン100の径方向外側に向かって延伸しており、少なくとも一部で接続部25の表面25aを経由している。複数の第1リブ11は、回転軸Rを中心とした周方向において概ね一定の間隔で配置されている。本実施の形態では、複数の第1リブ11は仮想円筒面C1よりも内周側のみに形成されているが、複数の第1リブ11は仮想円筒面C1よりも外周側まで延伸していてもよい。また、本実施の形態では、回転軸Rと平行な方向に見たとき、複数の第1リブ11は、ファンモータ110(図1では図示せず)の筐体の外周面よりも内周側のみに形成されている。回転軸Rと平行な方向に見たときの第1リブ11の形状については後述する。
 図2に示すように、複数の翼20のそれぞれの負圧面20b上と、又は複数の接続部25のそれぞれの上流側の表面25b上と、のうちの少なくとも一方には、回転軸Rと概ね平行な方向に板状に突出した複数の第2リブ12が形成されている。複数の第2リブ12のそれぞれは、回転軸Rと平行な方向に対して多少湾曲していてもよい。回転軸Rと平行な方向に見ると、複数の第2リブ12のそれぞれは、上流側軸部10bの外周面からプロペラファン100の径方向外側に向かって延伸しており、少なくとも一部で接続部25の表面25bを経由している。複数の第2リブ12は、回転軸Rを中心とした周方向において概ね一定の間隔で配置されている。本実施の形態では、複数の第2リブ12は仮想円筒面C1よりも内周側のみに形成されているが、複数の第2リブ12は仮想円筒面C1よりも外周側まで延伸していてもよい。また、本実施の形態では、回転軸Rと平行な方向に見たとき、複数の第2リブ12は、ファンモータ110(図2では図示せず)の筐体の外周面よりも内周側のみに形成されている。回転軸Rと平行な方向に見たときの第2リブ12の形状については後述する。
 本実施の形態では、第1リブ11の数及び第2リブ12の数はいずれも、翼20の数と同数の3つである。しかしながら、第1リブ11の数及び第2リブ12の数はこれに限られない。また、第1リブ11の数と第2リブ12の数とが異なっていてもよい。ただし、プロペラファン100のバランスを向上させる観点では、第1リブ11の数及び第2リブ12の数はそれぞれ、翼20の数と同数又はその整数倍であることが好ましい。また、後述するように複数のプロペラファン100を積み重ねた際の安定性を高める観点では、第1リブ11の数及び第2リブ12の数はいずれも、3つ以上であることが好ましい。さらに、複数のプロペラファン100を積み重ねた際のがたつきを防ぐ観点では、第1リブ11の数及び第2リブ12の数はいずれも、3つであることが好ましい。
 上記のような構成により得られる効果について説明する。本実施の形態のプロペラファン100では、正圧面20a側に形成された第1リブ11と負圧面20b側に形成された第2リブ12とによって、軸部10、翼20及び接続部25が構造的に補強される。これにより、特許文献1の構成と比較すると、軸部10を小型化及び小質量化できるため、軸部10を小径化することができる。このため、軸部10の上流側及び下流側に生成される淀み領域を縮小することができる。
 また、第1リブ11及び第2リブ12は、軸部10、翼20及び接続部25を補強するだけでなく、空気力学的な仕事を行う。正圧面20a側の第1リブ11が回転することにより、軸部10の下流側に生成される淀み領域の空気が拡散される。淀み領域から拡散された空気は、当該領域の外周側に翼20の回転によって形成されている主流域に供給される。これにより、淀み領域がさらに縮小するため、プロペラファン100の送風効率が向上する。
 また、負圧面20b側の第2リブ12が回転することにより、空気に遠心力が伝達され、上流側軸部10b近傍から径方向外側に向かう空気の流れが発生する。これにより、上流側軸部10b近傍の空気は、主流域に供給される。空気が流出した上流側軸部10b近傍には、上流側軸部10bの上流側から空気が供給される。このため、淀み領域が生成されていた軸部10の上流側には、上流側軸部10bに向かう空気の流れが生成される。これにより、淀み領域がさらに縮小するとともに空気の流路が拡大するため、プロペラファン100の送風効率が向上する。
 プロペラファン100の上流側には、後述する図19に示すように、ファンモータ110及びそれを支持するサポート部材120が配置されることが多い。この場合、プロペラファン100の上流側は、淀みがより発生しやすい環境下にある。したがって、本実施の形態の第2リブ12は、プロペラファン100とその上流側に配置されたファンモータ110とを備える送風装置において、より一層効果を発揮する。
 第1リブ11は、翼20の正圧面20a上及び接続部25の表面25a上に跨がって形成されていてもよいし、翼20の正圧面20a上のみに形成されていてもよいし、接続部25の表面25a上のみに形成されていてもよい。第1リブ11の少なくとも一部が接続部25の表面25a上に形成されている場合、翼20同士を接続する役割を有する接続部25に空気力学的な効果をもたらすことができる。また、第1リブ11の少なくとも一部が接続部25の表面25a上に形成されている場合、応力が集中しやすい接続部25を第1リブ11によって補強することができる。
 同様に、第2リブ12は、翼20の負圧面20b上及び接続部25の表面25b上に跨がって形成されていてもよいし、翼20の負圧面20b上のみに形成されていてもよいし、接続部25の表面25b上のみに形成されていてもよい。第2リブ12の少なくとも一部が接続部25の表面25b上に形成されている場合、翼20同士を接続する役割を有する接続部25に空気力学的な効果をもたらすことができる。また、第2リブ12の少なくとも一部が接続部25の表面25b上に形成されている場合、応力が集中しやすい接続部25を第2リブ12によって補強することができる。
 次に、回転軸Rと平行な方向に見たときの第1リブ11の形状について説明する。図3は、第1リブ11の形状の第1例を示す図である。図3及び後述する図4~図7では、正圧面20a側から見た第1リブ11の形状を示している。ここで、回転軸Rと平行な方向に見たときの第1リブ11において、下流側軸部10aに接続される径方向内側の端部を第1根元部11aとし、第1根元部11aよりも径方向外側に位置する端部を第1先端部11bとする。図3に示すように、第1例の第1リブ11は、第1根元部11aから第1先端部11bまで、回転軸Rを中心とする径方向に沿って直線的に延伸している。
 図4は、第1リブ11の形状の第2例を示す図である。図4に示すように、本例の第1リブ11は、ターボ翼形状を有している。すなわち、第1先端部11bは、プロペラファン100の回転方向で第1根元部11aよりも後方に位置している。第1リブ11は、第1根元部11aから第1先端部11bまで、回転軸Rを中心とする径方向に対して回転方向後方に傾斜しつつ、直線的に延伸している。
 図5は、第1リブ11の形状の第3例を示す図である。図5に示すように、本例の第1リブ11は、上記第2例と同様にターボ翼形状を有している。すなわち、第1先端部11bは、プロペラファン100の回転方向で第1根元部11aよりも後方に位置している。さらに、第1リブ11は、第1根元部11aから第1先端部11bまでの間で回転方向後方に湾曲又は屈曲した形状を有している。
 図6は、第1リブ11の形状の第4例を示す図である。図6に示すように、本例の第1リブ11は、シロッコ翼形状を有している。すなわち、第1先端部11bは、プロペラファン100の回転方向で第1根元部11aよりも前方に位置している。第1リブ11は、第1根元部11aから第1先端部11bまで、回転軸Rを中心とする径方向に対して回転方向前方に傾斜しつつ、直線的に延伸している。
 図7は、第1リブ11の形状の第5例を示す図である。図7に示すように、本例の第1リブ11は、第4例と同様にシロッコ翼形状を有している。すなわち、第1先端部11bは、プロペラファン100の回転方向で第1根元部11aよりも前方に位置している。さらに、第1リブ11は、第1根元部11aから第1先端部11bまでの間で回転方向前方に湾曲又は屈曲した形状を有している。
 図3~図7に示すいずれの第1リブ11も、上述のような空気力学的な仕事を行うことができる。したがって、図3~図7に示すいずれの第1リブ11が設けられていても、プロペラファン100の送風効率を向上させることができる。中でも、図4及び図5に示すように第1リブ11がターボファン形状を有している場合、第1リブ11が回転する際の空気抵抗を低減することができるため、プロペラファン100の効率をより向上させることができる。特に、図5に示すように回転方向後方に湾曲又は屈曲した第1リブ11は、図4に示す第1リブ11よりもさらに空気抵抗を低減することができる。
 次に、回転軸Rと平行な方向に見たときの第2リブ12の形状について説明する。図8は、第2リブ12の形状の第1例を示す図である。図8及び後述する図9~図12では、図2とは異なり、正圧面20a側から第2リブ12を透視したときの形状を示している。すなわち、図8~図12で第2リブ12を見る方向は、既に示した図3~図7で第1リブ11を見る方向と同じである。このため、図8~図12での軸部10の回転方向は、図3~図7での軸部10の回転方向と同様に時計回り方向となっている。ここで、回転軸Rと平行な方向に見たときの第2リブ12において、上流側軸部10bに接続される径方向内側の端部を第2根元部12aとし、第2根元部12aよりも径方向外側に位置する端部を第2先端部12bとする。図8に示すように、第1例の第2リブ12は、第2根元部12aから第2先端部12bまで、回転軸Rを中心とする径方向に沿って直線的に延伸している。
 図9は、第2リブ12の形状の第2例を示す図である。図9に示すように、本例の第2リブ12は、ターボ翼形状を有している。すなわち、第2先端部12bは、プロペラファン100の回転方向で第2根元部12aよりも後方に位置している。第2リブ12は、第2根元部12aから第2先端部12bまで、回転軸Rを中心とする径方向に対して回転方向後方に傾斜しつつ、直線的に延伸している。
 図10は、第2リブ12の形状の第3例を示す図である。図10に示すように、本例の第2リブ12は、上記第2例と同様にターボ翼形状を有している。すなわち、第2先端部12bは、プロペラファン100の回転方向で第2根元部12aよりも後方に位置している。さらに、第2リブ12は、第2根元部12aから第2先端部12bまでの間で回転方向後方に湾曲又は屈曲した形状を有している。
 図11は、第2リブ12の形状の第4例を示す図である。図11に示すように、本例の第2リブ12は、シロッコ翼形状を有している。すなわち、第2先端部12bは、プロペラファン100の回転方向で第2根元部12aよりも前方に位置している。第2リブ12は、第2根元部12aから第2先端部12bまで、回転軸Rを中心とする径方向に対して回転方向前方に傾斜しつつ、直線的に延伸している。
 図12は、第2リブ12の形状の第5例を示す図である。図12に示すように、本例の第2リブ12は、第4例と同様にシロッコ翼形状を有している。すなわち、第2先端部12bは、プロペラファン100の回転方向で第2根元部12aよりも前方に位置している。さらに、第2リブ12は、第2根元部12aから第2先端部12bまでの間で回転方向前方に湾曲又は屈曲した形状を有している。
 図8~図12に示すいずれの第2リブ12も、上述のような空気力学的な仕事を行うことができる。したがって、図8~図12に示すいずれの第2リブ12が設けられていても、プロペラファン100の送風効率を向上させることができる。中でも、図9及び図10に示すように第2リブ12がターボファン形状を有している場合、第2リブ12が回転する際の空気抵抗を低減することができるため、プロペラファン100の効率をより向上させることができる。特に、図10に示すように回転方向後方に湾曲又は屈曲した第2リブ12は、図9に示す第2リブ12よりもさらに空気抵抗を低減することができる。
 以上説明したように、本実施の形態に係るプロペラファン100は、回転軸R上に設けられた筒状の軸部10と、軸部10の外周側に設けられた複数の翼20と、軸部10に隣接して設けられ、複数の翼20のうち周方向で隣り合う2つの翼20同士を接続する接続部25と、複数の翼20のそれぞれの正圧面20a上、及び接続部25のうち空気の流れで下流側となる表面25a上の少なくとも一方に形成され、軸部10から径方向外側に向かって延伸した第1リブ11と、複数の翼20のそれぞれの負圧面20b上、及び接続部25のうち空気の流れで上流側となる表面25b上の少なくとも一方に形成され、軸部10から径方向外側に向かって延伸した第2リブ12と、を備えている。
 この構成によれば、第1リブ11及び第2リブ12によって、軸部10、複数の翼20及び複数の接続部25が構造的に補強される。これにより、軸部10を小径化できるため、軸部10の下流側及び上流側に生成される淀み領域を縮小することができる。また、第1リブ11及び第2リブ12によって、軸部10の下流側及び上流側にそれぞれ空気の流れを生じさせることができる。これにより、軸部10の下流側及び上流側の淀み領域をさらに縮小することができるか、又は当該淀み領域を消失させることができる。したがって、本実施の形態によれば、プロペラファン100の送風効率を向上させることができる。
 また、本実施の形態に係るプロペラファン100において、第1リブ11は、回転軸Rと平行な方向に見たとき、軸部10に接続される第1根元部11aと、第1根元部11aよりも径方向外側に位置する第1先端部11bと、を有している。図4及び図5に示す例では、第1先端部11bは、軸部10の回転方向において第1根元部11aよりも後方に位置している。この構成によれば、第1リブ11が回転する際の空気抵抗を低減することができるため、プロペラファン100の送風効率をより向上させることができる。
 また、本実施の形態に係るプロペラファン100において、第2リブ12は、回転軸Rと平行な方向に見たとき、軸部10に接続される第2根元部12aと、第2根元部12aよりも径方向外側に位置する第2先端部12bと、を有している。図9及び図10に示す例では、第2先端部12bは、軸部10の回転方向において第2根元部12aよりも後方に位置している。この構成によれば、第2リブ12が回転する際の空気抵抗を低減することができるため、プロペラファン100の送風効率をより向上させることができる。
実施の形態2.
 本発明の実施の形態2に係るプロペラファンについて説明する。図13は、本実施の形態に係るプロペラファン100の第1リブ11及び第2リブ12を回転軸Rと平行な方向に見た構成を示す図である。図13では、第1リブ11及び第2リブ12を正圧面20a側から見た構成を示している。図13に示すように、第1リブ11及び第2リブ12は、回転軸Rと平行な方向に見たとき、互いに交差するように配置されている。すなわち、第1リブ11及び第2リブ12は、回転軸Rに垂直な投影面に対して回転軸Rと平行な方向に投影したとき、互いに交差している。本実施の形態では、第1リブ11がターボ翼形状を有し、第2リブ12がシロッコ翼形状を有しているが、第1リブ11及び第2リブ12のそれぞれの形状の組合せはこれに限られない。第1リブ11及び第2リブ12は、回転軸Rと平行な方向に見たとき、少なくとも一部で重なるように配置されていてもよい。
 図14は、本実施の形態に係るプロペラファン100を複数個、軸方向に積み重ねた状態を示す模式的な側面図である。図14に示すように、各プロペラファン100の軸部10は、回転軸Rに平行な方向の両端部として、一方の端部である下流側の第1端部30aと、他方の端部である上流側の第2端部30bと、を有している。各プロペラファン100の第1リブ11は、突出方向の端部として、空気の流れで第1リブ11の下流端に位置する下流側端部31を有している。各プロペラファン100の第2リブ12は、突出方向の端部として、空気の流れで第2リブ12の上流端に位置する上流側端部32を有している。下流側端部31及び上流側端部32はいずれも、回転軸Rに対して概ね垂直な平坦面を有している。
 ここで、回転軸Rと平行な方向において、各プロペラファン100の軸部10の第1端部30aと第2端部30bとの距離をH1とする。また、回転軸Rと平行な方向において、各プロペラファン100の第1リブ11の下流側端部31と第2リブ12の上流側端部32との距離をH2とする。このとき、距離H1及び距離H2は、H1≦H2の関係を満たしている。これにより、複数のプロペラファン100を軸方向に積み重ねる際、上段に位置するプロペラファン100の第1リブ11の下流側端部31と、下段に位置するプロペラファン100の第2リブ12の上流側端部32と、が当接する。上段に位置するプロペラファン100の軸部10の第1端部30aと、下段に位置するプロペラファン100の軸部10の第2端部30bとは、当接するか、又は間隙を介して対向する。
 以上説明したように、本実施の形態に係るプロペラファン100において、第1リブ11及び第2リブ12は、回転軸Rと平行な方向に見たとき、互いに交差するように配置されている。回転軸Rと平行な方向における軸部10の第1端部30aと第2端部30bとの距離をH1とし、回転軸Rと平行な方向における第1リブ11の下流側端部31と第2リブ12の上流側端部32との距離をH2としたとき、H1≦H2の関係が満たされる。
 この構成によれば、複数のプロペラファン100を軸方向に積み重ねる際に、下段に位置するプロペラファン100の第2リブ12と、上段に位置するプロペラファン100の第1リブ11と、をそれぞれ軸部10よりも外周側で当接させることができる。したがって、複数のプロペラファン100を一時的に保管する際に、複数のプロペラファン100を軸方向に安定して積み重ねることができる。
実施の形態3.
 本発明の実施の形態3に係るプロペラファンについて説明する。図15は、本実施の形態に係るプロペラファン100の第1リブ11及び第2リブ12を回転軸Rと平行な方向に見た構成を示す図である。図15では、第1リブ11及び第2リブ12を正圧面20a側から見た構成を示している。図15に示すように、複数の第2リブ12のそれぞれの上流側端部32のうち、回転軸Rと平行な方向に見て第1リブ11と第2リブ12とが交差する部分には、溝状の窪み33が形成されている。第2リブ12の窪み33は、回転軸Rと平行な方向に見て第1リブ11に沿って延伸しており、第1リブ11の板厚寸法と同一又はそれより大きい溝幅寸法を有している。
 図16は、本実施の形態に係るプロペラファン100を複数個、軸方向に積み重ねた状態を示す模式的な側面図である。ここで、回転軸Rと平行な方向において、第1リブ11の下流側端部31と第2リブ12の窪み33の底部との距離をH3とする。また、実施の形態2と同様に、回転軸Rと平行な方向において、軸部10の第1端部30aと第2端部30bとの距離をH1とし、第1リブ11の下流側端部31と第2リブ12の上流側端部32との距離をH2とする。このとき、距離H1、距離H2及び距離H3は、H1≦H3<H2の関係を満たしている。これにより、上段に位置するプロペラファン100の第1リブ11は、下段に位置するプロペラファン100の窪み33に嵌め込まれる。窪み33に嵌め込まれた第1リブ11の下流側端部31は、窪み33の底部に当接する。また、上段に位置するプロペラファン100の軸部10の第1端部30aは、下段に位置するプロペラファン100の軸部10の第2端部30bに当接するか、又は間隙を介して第2端部30bに対向する。
 図17は、本実施の形態に係るプロペラファン100の第1リブ11及び第2リブ12を回転軸Rと平行な方向に見た構成の変形例を示す図である。本変形例では、第2リブ12の窪み33に加えて、第1リブ11の下流側端部31にも溝状の窪み34が形成されている。第1リブ11の窪み34は、下流側端部31のうち、回転軸Rと平行な方向に見たとき第1リブ11と第2リブ12とが交差する部分に形成されている。第1リブ11の窪み34は、回転軸Rと平行な方向に見て第2リブ12に沿って延伸しており、第2リブ12の板厚寸法と同一又はそれより大きい溝幅寸法を有している。この場合、第1リブ11の窪み34の底部と第2リブ12の窪み33の底部との距離が距離H3となる。すなわち、第1リブ11の窪み34の底部と第2リブ12の窪み33の底部との距離H3は、H1≦H3<H2の関係を満たす。これにより、上段に位置するプロペラファン100の第1リブ11の窪み34と、下段に位置するプロペラファン100の第2リブ12の窪み33とが、互いに嵌り合う。上段に位置するプロペラファン100の第1リブ11の窪み34の底部は、下段に位置するプロペラファン100の第2リブ12の窪み33の底部と当接する。
 本実施の形態の窪み33又は窪み34は、第1リブ11の下流側端部31及び第2リブ12の上流側端部32の少なくとも一方に形成されていればよい。
 以上説明したように、本実施の形態に係るプロペラファン100において、下流側端部31及び上流側端部32の少なくとも一方のうち、回転軸Rと平行な方向に見て第1リブ11と第2リブ12とが交差する部分には、窪み33又は窪み34が形成されている。この構成によれば、複数のプロペラファン100を軸方向に積み重ねた際に、窪みとリブ、又は窪みと窪みを嵌め合わせることができる。したがって、複数のプロペラファン100を軸方向に積み重ねる際にプロペラファン100同士を容易に位置決めできるとともに、積み重ねられたプロペラファン100同士が回転方向にずれてしまうのを抑制できる。
実施の形態4.
 本発明の実施の形態4に係る送風装置及び冷凍サイクル装置について説明する。図18は、本実施の形態に係る冷凍サイクル装置300の構成を示す冷媒回路図である。本実施の形態では冷凍サイクル装置300として空気調和装置を例示しているが、本実施の形態の冷凍サイクル装置は、冷凍機又は給湯装置などにも適用できる。図18に示すように、冷凍サイクル装置300は、圧縮機301、四方弁302、熱源側熱交換器303、減圧装置304及び負荷側熱交換器305が冷媒配管を介して環状に接続された冷媒回路306を有している。また、冷凍サイクル装置300は、室外機310及び室内機311を有している。室外機310には、圧縮機301、四方弁302、熱源側熱交換器303及び減圧装置304と、熱源側熱交換器303に室外空気を供給する送風装置200と、が収容されている。室内機311には、負荷側熱交換器305と、負荷側熱交換器305に空気を供給する送風装置309と、が収容されている。室外機310と室内機311との間は、冷媒配管の一部である2本の延長配管307、308を介して接続されている。
 圧縮機301は、吸入した冷媒を圧縮して吐出する流体機械である。四方弁302は、不図示の制御装置の制御により、冷房運転時と暖房運転時とで冷媒の流路を切り替える装置である。熱源側熱交換器303は、内部を流通する冷媒と、送風装置200により供給される室外空気と、の熱交換を行う熱交換器である。熱源側熱交換器303は、冷房運転時には凝縮器として機能し、暖房運転時には蒸発器として機能する。減圧装置304は、冷媒を減圧させる装置である。減圧装置304としては、制御装置の制御により開度が調節される電子膨張弁を用いることができる。負荷側熱交換器305は、内部を流通する冷媒と、送風装置309により供給される空気と、の熱交換を行う熱交換器である。負荷側熱交換器305は、冷房運転時には蒸発器として機能し、暖房運転時には凝縮器として機能する。
 図19は、本実施の形態に係る冷凍サイクル装置300の室外機310の内部構成を示す斜視図である。図19に示すように、室外機310の筐体内部は、機械室312と送風機室313とに仕切られている。機械室312には、圧縮機301及び冷媒配管314等が収容されている。機械室312の上部には、基板箱315が設けられている。基板箱315の内部には、制御装置を構成する制御基板316が収容されている。送風機室313には、送風装置200と、送風装置200によって室外空気が供給される熱源側熱交換器303と、が収容されている。送風装置200は、上記実施の形態1~3のいずれかに係るプロペラファン100と、プロペラファン100を駆動するファンモータ110と、を備えている。ファンモータ110の駆動軸111は、プロペラファン100の軸孔13(図19では図示せず)に接続されている。ファンモータ110は、サポート部材120によって支持されている。ファンモータ110及びサポート部材120はいずれも、空気の流れにおいてプロペラファン100の上流側に配置されている。
 以上説明したように、本実施の形態に係る送風装置200は、上記実施の形態1~3のいずれかに係るプロペラファン100を備えている。また、本実施の形態に係る冷凍サイクル装置300は、本実施の形態に係る送風装置200を備えている。本実施の形態によれば、上記実施の形態1~3のいずれかと同様の効果を得ることができる。
 上記の各実施の形態は、互いに組み合わせて実施することが可能である。
 10 軸部、10a 下流側軸部、10b 上流側軸部、11 第1リブ、11a 第1根元部、11b 第1先端部、12 第2リブ、12a 第2根元部、12b 第2先端部、13 軸孔、20 翼、20a 正圧面、20b 負圧面、21 前縁、22 後縁、23 外周縁、25 接続部、25a、25b 表面、25c 縁部、30a 第1端部、30b 第2端部、31 下流側端部、32 上流側端部、33、34 窪み、100 プロペラファン、110 ファンモータ、111 駆動軸、120 サポート部材、200 送風装置、300 冷凍サイクル装置、301 圧縮機、302 四方弁、303 熱源側熱交換器、304 減圧装置、305 負荷側熱交換器、306 冷媒回路、307、308 延長配管、309 送風装置、310 室外機、311 室内機、312 機械室、313 送風機室、314 冷媒配管、315 基板箱、316 制御基板、C1 仮想円筒面、R 回転軸。

Claims (7)

  1.  回転軸上に設けられた筒状の軸部と、
     前記軸部の外周側に設けられた複数の翼と、
     前記軸部に隣接して設けられ、前記複数の翼のうち周方向で隣り合う2つの翼同士を接続する接続部と、
     前記複数の翼のそれぞれの正圧面上、及び前記接続部のうち空気の流れで下流側となる表面上の少なくとも一方に形成され、前記軸部から径方向外側に向かって延伸した第1リブと、
     前記複数の翼のそれぞれの負圧面上、及び前記接続部のうち空気の流れで上流側となる表面上の少なくとも一方に形成され、前記軸部から径方向外側に向かって延伸した第2リブと、
     を備えたプロペラファン。
  2.  前記第1リブ及び前記第2リブは、前記回転軸と平行な方向に見たとき、互いに交差するように配置されており、
     前記回転軸と平行な方向における前記軸部の一方の端部と他方の端部との距離をH1とし、
     前記回転軸と平行な方向における前記第1リブの下流側端部と前記第2リブの上流側端部との距離をH2としたとき、
     H1≦H2の関係が満たされる請求項1に記載のプロペラファン。
  3.  前記下流側端部及び前記上流側端部の少なくとも一方のうち、前記回転軸と平行な方向に見たとき前記第1リブと前記第2リブとが交差する部分には、窪みが形成されている請求項2に記載のプロペラファン。
  4.  前記第1リブは、前記軸部に接続される第1根元部と、前記第1根元部よりも径方向外側に位置する第1先端部と、を有しており、
     前記第1先端部は、前記軸部の回転方向において前記第1根元部よりも後方に位置している請求項1~請求項3のいずれか一項に記載のプロペラファン。
  5.  前記第2リブは、前記軸部に接続される第2根元部と、前記第2根元部よりも径方向外側に位置する第2先端部と、を有しており、
     前記第2先端部は、前記軸部の回転方向において前記第2根元部よりも後方に位置している請求項1~請求項4のいずれか一項に記載のプロペラファン。
  6.  請求項1~請求項5のいずれか一項に記載のプロペラファンを備えた送風装置。
  7.  請求項6に記載の送風装置を備えた冷凍サイクル装置。
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