WO2018138944A1 - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

加熱調理器は、本体ケーシング(1)内に配置され、前面に開口部(11)を有する加熱庫(10)と、本体ケーシング(1)の前面側に開閉可能に取り付けられ、加熱庫(10)の開口部(11)を開閉するドア(2)と、本体ケーシング(1)の前側かつドア(2)の下側に、ドア(2)に対して間隔をあけて配置された操作部(5)とを備える。これにより、ドア開閉時の操作性を向上でき、操作部に対する熱の悪影響を防ぐことができる加熱調理器を提供する。

Description

加熱調理器 援用記載
 本出願は2017年1月27日に出願された日本出願の特願2017-013519に対して、優先権の利益を主張するものであり、その日本出願に記載された全ての記載内容を援用するものである。
 この発明は、加熱調理器に関する。
 従来、加熱調理器としては、加熱庫の開口部を開閉するドアに操作部を備えたものがある(例えば、特開2010-159916号公報(特許文献1)参照)。
特開2010-159916号公報
 しかしながら、上記従来の加熱調理器では、ドア内に操作部の電装品を有するため、ドアの重量が重くなってドアを開閉するときの操作性が悪くなるという問題や、加熱調理時に加熱庫からの高熱がドアに伝わって操作部に悪影響を及ぼすという問題がある。
 このような加熱調理器では、例えドア内に配置された電装品を冷却する機構を設けたとしても、ドアが加熱庫に接して高熱に曝されるため、熱対策が十分にできない。
 そこで、この発明の課題は、ドア開閉時の操作性を向上でき、操作部に対する熱の悪影響を防ぐことができる加熱調理器を提供することにある。
 この発明の一態様に係る加熱調理器は、
 本体ケーシング内に配置され、前面に開口部を有する加熱庫と、
 上記本体ケーシングの前面側に開閉可能に取り付けられ、上記加熱庫の上記開口部を開閉するドアと、
 上記本体ケーシングの前側かつ上記ドアの下側に、上記ドアに対して間隔をあけて配置された操作部と
を備えたことを特徴とする。
 以上より明らかなように、この発明によれば、本体ケーシングの前側かつドアの下側に、ドアに対して間隔をあけて操作部を配置することによって、ドア開閉時の操作性を向上でき、操作部に対する熱の悪影響を防ぐことができる加熱調理器を実現することができる。
図1はこの発明の第1実施形態の加熱調理器の正面図である。 図2は上記加熱調理器の右側面図である。 図3Aは図1のIIIA-IIIA線から見た縦断面図である。 図3Bは図3Aの点線で囲む要部の拡大図である。 図3Cは図3Bの連結部材を含む要部の拡大図である。 図4Aは図1のIVA-IVA線から見た縦断面図である。 図4Bは図4Aの点線で囲む要部の拡大図である。 図5Aは図1のVA-VA線から見た縦断面図である。 図5Bは図5Aの点線で囲む要部の拡大図である。 図6は図1に示す操作部と水タンクおよび露受容器を外した状態の加熱調理器を斜め下方から見た斜視図である。 図7は図6に示す加熱調理器の正面図である。 図8は上記加熱調理器の連結部材に取り付けられた操作部と水タンクおよび露受容器の斜視図である。 図9は上記加熱調理器の連結部材に取り付けられた操作部と水タンクおよび露受容器の上面図である。 図10は上記操作部の前面側を斜め上方から見た斜視図である。 図11は上記操作部の裏面側を斜め上方から見た斜視図である。 図12は上記操作部の裏面図である。
 以下、この発明の加熱調理器を図示の実施の形態により詳細に説明する。
 〔第1実施形態〕
 図1はこの発明の第1実施形態の加熱調理器の正面図を示し、図2は加熱調理器の右側面図を示している。
 この第1実施形態の加熱調理器は、図1,図2に示すように、直方体形状の本体ケーシング1の正面に、下端側の辺を略中心に回動するドア2が取り付けられている。このドア2の上部にハンドル3を取り付けると共に、ドア2の略中央に耐熱ガラス4を取り付けている。また、ドア2の下側かつ右側に、ドア2に対して間隔をあけて操作部5を設けている。この操作部5は、液晶表示部6とダイヤル7とを有している。また、本体ケーシング1の下側かつ前面側に、水タンク20を着脱可能に取り付けている。さらに、本体ケーシング1の前側かつドア2の下側に、露受容器30を着脱可能に取り付けている。
 上記操作部5と水タンク20および露受容器30は、右側から左側に向かって順に配置されている。
 図3Aは図1のIIIA-IIIA線から見た縦断面図を示している。図3Aにおいて、図1,図2と同一の構成部には同一参照番号を付している。
 図3Aに示すように、この加熱調理器は、本体ケーシング1内に、直方体形状の加熱庫10が配置されている。加熱庫10は、正面側に開口部11を有している。また、加熱庫10内には、ステンレス製のトレイ41が設置され、トレイ41上には、被加熱物を載置するためのステンレス鋼線製の調理網42が設置されている。上記加熱庫10内の両側壁面にトレイ受部43を設け、このトレイ受部43によりトレイ41を受けている。
 また、この加熱調理器は、本体ケーシング1内かつ加熱庫10の下側に、ポンプ(図示せず)と、水タンク20からポンプより供給された水を加熱して蒸気を発生させる蒸気発生装置(図示せず)とを備えている。
 上記加熱庫10の天面パネル10bには、上ヒータ111,112を前後方向に間隔をあけて配置している。上ヒータ111,112は、ヒータ収納部121,122内に取り付けられている。
 上記加熱庫10の底面パネル10aよりも下側には、攪拌アンテナ51と、下ヒータ113とを収容する収容凹部50を設けている。この収容凹部50の下側に攪拌アンテナ51を駆動する攪拌アンテナ用モータ52を配置している。
 また、上記加熱庫10の下側かつ後側には、マイクロ波を発生するマグネトロン61を配置している。このマグネトロン61で発生したマイクロ波は、導波管60によって加熱庫10の下部中央に導かれ、攪拌アンテナ用モータ52によって駆動される攪拌アンテナ51によって攪拌されながら加熱庫10内の上方に向かって放射されて、底面パネル10a上に置かれた被加熱物を加熱するようになっている。
 さらに、上記加熱庫10の後面板101の後側に循環ダクト102を設けている。この循環ダクト102に循環ファン用モータ130を取り付けている。
 図3Bは図3Aの点線で囲む要部の拡大図を示している。図3Bにおいて、図1,図2,図3Aと同一の構成部には同一参照番号を付している。
 図3Bに示すように、露受容器30は、容器本体30aと、容器本体30aの右上側に設けられた長方形状の切り欠き30cとを有する。この露受容器30の切り欠き30cから露受案内部70の左端(最下端)が露受容器30内に臨んでいる(図8,図9参照)。また、露受容器30の前面側の上端30bを露受案内部70の前縁71よりも高くしている。この露受案内部70は、露受部の一例である。
 また、図3Cは図3Bの連結部材14を含む要部の拡大図を示しており、図3Cにおいて、図3A,図3Bと同一の構成部には同一参照番号を付している。
 図3Cに示すように、本体ケーシング1は、加熱庫10の開口部11の周囲に設けられた前板12と、加熱庫10の下側に取り付けられ、前板12の下端よりも前縁が後側に位置する底板13と、前板12の下端側と底板13の前縁側との間を連結する連結部材14とを有する。この連結部材14は、金属板の折り曲げ加工等によって製作されている。なお、連結部材は、金属製に限らず、他の材料からなるものでもよい。
 上記本体ケーシング1の下側かつ前面側に操作部5(図1に示す)の後側が収容される凹部15を形成している。
 上記前板12は、前板本体12aと、前板本体12aの下端で後側に180度折りたたまれた折りたたみ部12bと、折りたたみ部12bの上端から後側に向かって折り曲げられた折曲部12cとを有する。
 また、上記連結部材14は、連結部材本体14aと、連結部材本体14aの上端から前方に向かって折り曲げられ、前板12の折曲部12cと接続された第1折曲部14bと、連結部材本体14aの下端から後方に向かって折り曲げられ、底板13の前縁と接続された第2折曲部14cとを有する。
 なお、この実施の形態では、前板12と連結部材14とをネジを用いて接続すると共に、底板13と連結部材14とをネジを用いて接続しているが、溶接などの他の接続方法を用いてもよい。
 図4Aは図1のIVA-IVA線から見た縦断面図を示し、図4Bは図4Aの点線で囲む要部の拡大図を示している。図4A,図4Bにおいて、図3A~図3Cと同一の構成部には同一参照番号を付している。
 図4A,図4Bに示すように、水タンク20は、本体部20aと、本体部20aの前面側に設けられた把手20bと、本体部20aの後端側かつ上側に設けられた接続部21とを有する。この水タンク20は、前方からタンク収納部80に装着することによって、水タンク20の接続部21は、受入口31に挿入されて接続される。これより、水タンク20の接続部21から受入口31とパイプ(図示せず)とポンプ(図示せず)を介して蒸気発生装置(図示せず)に水が供給される。
 また、上記水タンク20の前面側の上端(把手20b)を露受案内部70の前縁71よりも高くしている。
 また、加熱庫10の後面板101の略中央に、複数の貫通穴からなっている吸込口(図示せず)を設けると共に、その後面板101の吸込口の回りに複数の貫通穴からなる吹出口(図示せず)を設けている。
 さらに、上記後面板101の後側に設けられた循環ダクト102内に、循環ファン110とコンベクションヒータ120とを配置している。コンベクションヒータ120は、循環ファン110の略全周を取り囲むように配置されている。
 上記循環ファン110は、循環ダクト102内の中央に配置され、循環ファン用モータ130により駆動される。循環ファン110は、加熱庫10の後面板101の吸込口から熱媒体を吸い込んで、その吸い込んだ熱媒体を半径方向外向に吹き出す。これにより、加熱庫10内の熱媒体は、循環ファン110により後面板101の吸込口と循環ダクト102および後面板101の吹出口を介して循環する。
 また、図4Bにおいて、32は水タンク20の装着の有無を検出する水タンクセンサである。
 図5Aは図1のVA-VA線から見た縦断面図を示し、図5Bは図5Aの点線で囲む要部の拡大図を示している。図5A,図5Bにおいて、図3A~図4Bと同一の構成部には同一参照番号を付している。
 図5A,図5Bに示すように、本体ケーシング1の前側かつドア2の下側に、ドア2に対して間隔をあけて操作部5を配置している。
 また、図5Bに示すように、操作部5は、液晶表示部6(図1に示す)およびダイヤル7と接続されたプリント基板8を有している。このプリント基板8は、後側が開口する箱形状のハウジング9内の前面側に取り付けられている。
 また、操作部5のハウジング9の天面に水溜まり部100を設けている。その水溜まり部100上に延在するように露受案内部70を設けている(図8~図10参照)。上記露受案内部70の後面側に設けられた屈曲部72を、連結部材14の上側の第1折曲部14bに固定している。
 上記操作部5のハウジング9の前面側の上端9aを露受案内部70の前縁71よりも高くしている。
 また、図6は図1に示す操作部5と水タンク20および露受容器30を外した状態の加熱調理器を斜め下方から見た斜視図を示し、図7は図6に示す加熱調理器の正面図を示している。図6,図7において、図1,図2と同一の構成部には同一参照番号を付している。
 図6,図7に示すように、本体ケーシング1の下側かつ前面側に凹部15を形成するように、前板12の下端側と底板13の前縁側との間を連結部材14により連結している。この連結部材14の中央にタンク収納部80を配置している。
 また、図8は上記加熱調理器の連結部材14に取り付けられた操作部5と水タンク20および露受容器30の斜視図を示し、図9は上記加熱調理器の連結部材14に取り付けられた操作部5と水タンク20および露受容器30の上面図を示している。図8,図9において、図1~図7と同一の構成部には同一参照番号を付している。
 図8,図9に示すように、露受案内部70は、後側から前側に向かって緩やかに傾斜する第1傾斜部70aと、右端から左端に向かって緩やかに傾斜する第2傾斜部70bと、第1傾斜部70aと第2傾斜部70bとの間に設けられた溝部70cとを有している。なお、露受案内部70の溝部70cは、右端から左端に向かって前縁71との間隔が徐々に広くなっている。
 上記露受案内部70は、上面視において水溜まり部100の上方に延在する部分が水溜まり部100の領域よりも小さくなっている。
 また、露受案内部70は、左端が露受容器30に臨むように、操作部5および水タンク20の上方に延在している。
 図10は操作部5の前面側を斜め上方から見た斜視図を示している。図10において、図1~図7と同一の構成部には同一参照番号を付している。
 図10,図11に示すように、操作部5のハウジング9の天面の周囲に壁部9bを設けることによって水溜まり部100を形成している。また、ハウジング9の前面側の上端9aを壁部9bよりも高くして、露受案内部70の前縁71(図5Bに示す)よりも高くなるようにしている。
 図11は操作部5の裏面側を斜め上方から見た斜視図を示し、図12は操作部5の裏面図を示している。図11,図12に示すように、ハウジング9内の収容部90にプリント基板8を収容している。
 上記構成の加熱調理器において、本体ケーシング1の前側かつドア2の下側に、ドア2に対して間隔をあけて操作部5を配置することによって、ドアに操作部を設けたものに比べてドア2を軽量化できるので、ドア2の開閉時の操作性を向上できる。
 また、ドア2とは別に加熱庫10よりも下方に配置されている操作部5に対して、加熱調理における加熱庫10からの高熱が伝わりにくくなるので、操作部5への熱の影響を大幅に低減することができる。さらに、蒸気を用いた加熱調理では、加熱庫10からの蒸気は操作部5よりも上方に流れるので、加熱庫10内から漏れた蒸気が操作部5に侵入して悪影響を及ぼすことがない。
 したがって、上記加熱調理器によれば、ドア2の操作性を向上でき、操作部5内の電装品の信頼性を向上できる。
 また、上記操作部5の水溜まり部100上に延在するように設けられた露受案内部70(露受部)が、上面視において水溜まり部100上方の部分が水溜まり部100の領域よりも小さいので、万が一、加熱庫10から水が多量に落下して露受案内部70から溢れても、溢れた水を水溜まり部100で受けて、操作部5への水の侵入を確実に防止することができる。
 また、上記ドア2および加熱庫10から滴下した水を、露受案内部70(露受部)によって露受容器30に案内して露受容器30内に溜めるので、露受案内部70から水が溢れないようにできる。
 また、上記操作部5の前面側の上端9aを露受案内部70の前縁71よりも高くすることによって、正面視において露受案内部70が操作部5の前面で隠れて美観が向上する。
 また、上記本体ケーシング1の前側かつドア2の下側に、操作部5と隣り合うように着脱可能な水タンク20を配置することによって、水タンク20が操作部5の側方からの熱を遮断することができる。また、ユーザーが触る操作部5と水タンク20を並べることで、操作性が向上する。
 また、上記水タンク20の前面側の上端(把手20b)を露受案内部70の前縁71よりも高くすることによって、正面視において露受案内部70が水タンク20の前面で隠れて美観が向上する。
 また、上記加熱庫10の開口部11の周囲に設けられた前板12の下端側と、加熱庫10の下側に取り付けられた底板13の前縁側との間を連結部材14により連結して、本体ケーシング1の下側かつ前面側に操作部5の後側が収容される凹部15を形成することによって、例え操作部5が破損しても、操作部5の後方が連結部材14により覆われているので、本体ケーシング1内の高電圧などが露出せず、安全性が向上する。
 また、金属からなる連結部材14によって、本体ケーシング1内からのマイクロ波を遮蔽するので、マイクロ波による操作部5内の電子回路の誤動作を防止することができる。
 〔第2実施形態〕
 この発明の第2実施形態の加熱調理器は、水タンクと露受容器および露受案内部を除いて第1実施形態の加熱調理器と同様の構成をしており、図1,図2を援用する。
 第1実施形態の加熱調理器では、操作部5と水タンク20および露受容器30を右側から左側に向かって順に配置していたのに対して、この第2実施形態の加熱調理器では、操作部5と露受容器30および水タンク20を右側から左側に向かって順に配置している。
 上記構成の加熱調理器では、露受容器30を操作部5と隣り合うように配置することによって、第1実施形態の露受案内部70のように水タンク20を跨がないので、露受案内部の構成を簡略化することができる。
 上記第2実施形態の加熱調理器は、第1実施形態の加熱調理器と同様の効果を有する。
 〔第3実施形態〕
 この発明の第3実施形態の加熱調理器は、水溜まり部100と露受案内部70を除いて第1実施形態の加熱調理器と同様の構成をしており、図1,図2を援用する。
 この第3実施形態の加熱調理器は、操作部5上に水溜まり部と露受案内部を設けていない構成としている。
 このような構成の加熱調理器においても、第1実施形態の加熱調理器と同様に、本体ケーシング1の前側かつドア2の下側に、ドア2に対して間隔をあけて操作部5を配置することによって、ドア2を軽量化してドア2開閉時の操作性を向上できると共に、ドア2とは別に加熱庫10よりも下方に配置されている操作部5に対して、加熱調理における加熱庫10からの高熱が伝わりにくくなるので、操作部5に対する熱の悪影響を防ぐことができる。
 また、蒸気を用いた加熱調理では、加熱庫10からの蒸気は操作部5よりも上方に流れるので、加熱庫10からの蒸気が操作部5に侵入して悪影響を及ぼすことがない。
 上記第1~第3実施形態では、蒸気を用いた加熱機能を備えた加熱調理器について説明したが、蒸気を用いた加熱機能を備えていないオーブンレンジや電子レンジなどの加熱調理器にこの発明を適用してもよい。この場合、蒸気発生用の水タンクはなくなり、この発明の加熱調理器は、本体ケーシングの前側かつドアの下側に少なくとも操作部が配置されたものであればよい。
 また、上記第1~第3実施形態では、ドア2および加熱庫10から滴下した水を受けて露受容器30に案内する露受案内部70を露受部として用いた加熱調理器について説明したが、露受部はこれに限らず、操作部の水溜まり部上に延在するように設けられ、ドアおよび加熱庫から滴下した水を受ける露受部であればよい。
 この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記第1~第3実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、上記第1~第3実施形態で記載した内容を適宜組み合わせたものを、この発明の一実施形態としてもよい。
 この発明および実施形態をまとめると、次のようになる。
 この発明の一態様に係る加熱調理器は、
 本体ケーシング1内に配置され、前面に開口部11を有する加熱庫10と、
 上記本体ケーシング1の前面側に開閉可能に取り付けられ、上記加熱庫10の上記開口部11を開閉するドア2と、
 上記本体ケーシング1の前側かつ上記ドア2の下側に、上記ドア2に対して間隔をあけて配置された操作部5と
を備えたことを特徴とする。
 上記構成によれば、本体ケーシング1の前側かつドア2の下側に、ドアに対して間隔をあけて操作部5を配置することによって、ドア2を軽量化できるので、ドア2の開閉時の操作性を向上できると共に、ドア2とは別に加熱庫10よりも下方に配置されている操作部5に対して、加熱調理における加熱庫10からの高熱が伝わりにくくなるので、操作部5に対する熱の悪影響を防ぐことができる。
 また、蒸気を用いた加熱調理では、加熱庫10からの蒸気は操作部5よりも上方に流れるので、加熱庫10内から漏れた蒸気が操作部5に侵入して悪影響を及ぼすことがない。
 また、一実施形態の加熱調理器では、
 上記操作部5の天面に設けられた水溜まり部100と、
 上記操作部5の上記水溜まり部100上に延在するように設けられた露受部70と
を備え、
 上記露受部70は、上面視において上記水溜まり部100の上方の延在する部分が上記水溜まり部100の領域よりも小さい。
 上記実施形態によれば、操作部5の水溜まり部100上に延在するように設けられた露受部70が、上面視において水溜まり部100上方の部分が上記水溜まり部100の領域よりも小さいので、万が一、加熱庫10から水が多量に落下して露受部70から溢れても、溢れた水を水溜まり部100で受けて、操作部5への水の侵入を確実に防止できる。
 また、一実施形態の加熱調理器では、
 上記本体ケーシング1の前側かつ上記ドア2の下側に配置された露受容器30を備え、
 上記露受部70は、上記ドア2および上記加熱庫10から滴下した水を受けて上記露受容器30に案内する露受案内部70である。
 上記実施形態によれば、ドア2および加熱庫10から滴下した水を、露受部70である露受案内部70によって露受容器30に案内して露受容器30内に溜めるので、露受案内部70から水が溢れないようにできる。
 また、一実施形態の加熱調理器では、
 上記露受容器30は、上記操作部5と隣り合うように配置されている。
 上記実施形態によれば、露受容器30を操作部5と隣り合うように配置することによって、水タンク等を跨ぐことがなく、露受案内部70の構成を簡略化できる。
 また、一実施形態の加熱調理器では、
 上記操作部5の前面側の上端9aが上記露受部70の前縁71よりも高い。
 上記実施形態によれば、操作部5の前面側の上端9aを露受部70の前縁71よりも高くすることによって、正面視において露受部70が操作部5の前面で隠れて美観が向上する。
 また、一実施形態の加熱調理器では、
 上記本体ケーシング1の前側かつ上記ドア2の下側に、上記操作部5と隣り合うように配置された着脱可能な水タンク20を備えた。
 上記実施形態によれば、本体ケーシング1の前側かつドア2の下側に、操作部5と隣り合うように着脱可能な水タンク20を配置することによって、水タンク20が操作部5の側方からの熱を遮断できる。また、ユーザーが触る操作部5と水タンク20を並べることで、操作性が向上する。
 また、一実施形態の加熱調理器では、
 上記本体ケーシング1の前側かつ上記ドア2の下側に、上記操作部5と隣り合うように配置された着脱可能な水タンク20を備え、
 上記水タンク20の前面側の上端が上記露受部70の前縁71よりも高い。
 上記実施形態によれば、水タンク20の前面側の上端を露受部70の前縁71よりも高くすることによって、正面視において露受部70が水タンク20の前面で隠れて美観が向上する。
 また、一実施形態の加熱調理器では、
 上記本体ケーシング1は、
 上記加熱庫10の開口部11の周囲に設けられた前板12と、
 上記加熱庫10の下側に取り付けられ、上記前板12の下端よりも前縁が後側に位置する底板13と、
 上記本体ケーシング1の下側かつ前面側に上記操作部5の後側が収容される凹部を形成するように、上記前板12の下端側と上記底板13の前縁側との間を連結する連結部材14と
を有する。
 上記実施形態によれば、加熱庫10の開口部11の周囲に設けられた前板12の下端側と、加熱庫10の下側に取り付けられた底板13の前縁側との間を連結部材14により連結して、本体ケーシング1の下側かつ前面側に操作部5の後側が収容される凹部を形成することによって、例え操作部5が破損しても、操作部5の後方が連結部材14により覆われているので、本体ケーシング1内の高電圧などが露出せず、安全性が向上する。
 また、一実施形態の加熱調理器では、
 上記連結部材14は金属からなる。
 上記実施形態によれば、金属からなる連結部材14によって、本体ケーシング1内からのマイクロ波を遮蔽するので、マイクロ波による操作部5内の電子回路の誤動作を防止できる。
 1…本体ケーシング
 2…ドア
 3…ハンドル
 4…耐熱ガラス
 5…操作部
 6…液晶表示部
 7…ダイヤル
 8…プリント基板
 9…ハウジング
 9a…上端
 10…加熱庫
 11…開口部
 12…前板
 13…底板
 14…連結部材
 20…水タンク
 21…接続部
 30…露受容器
 30a…容器本体
 30b…上端
 30c…切り欠き
 31…受入口
 41…トレイ
 42…調理網
 50…収容凹部
 51…攪拌アンテナ
 52…攪拌アンテナ用モータ
 60…導波管
 61…マグネトロン
 70…露受案内部(露受部)
 80…タンク収納部
 90…収容部
 100…水溜まり部
 101…後面板
 102…循環ダクト
 110…循環ファン
 111,112…上ヒータ
 113…下ヒータ
 120…コンベクションヒータ
 130…循環ファン用モータ

Claims (9)

  1.  本体ケーシング内に配置され、前面に開口部を有する加熱庫と、
     上記本体ケーシングの前面側に開閉可能に取り付けられ、上記加熱庫の上記開口部を開閉するドアと、
     上記本体ケーシングの前側かつ上記ドアの下側に、上記ドアに対して間隔をあけて配置された操作部と
    を備えたことを特徴とする加熱調理器。
  2.  請求項1に記載の加熱調理器において、
     上記操作部の天面に設けられた水溜まり部と、
     上記操作部の上記水溜まり部上に延在するように設けられた露受部と
    を備え、
     上記露受部は、上面視において上記水溜まり部の上方に延在する部分が上記水溜まり部の領域よりも小さいことを特徴とする加熱調理器。
  3.  請求項2に記載の加熱調理器において、
     上記本体ケーシングの前側かつ上記ドアの下側に配置された露受容器を備え、
     上記露受部は、上記ドアおよび上記加熱庫から滴下した水を受けて上記露受容器に案内する露受案内部であることを特徴とする加熱調理器。
  4.  請求項3に記載の加熱調理器において、
     上記露受容器は、上記操作部と隣り合うように配置されていることを特徴とする加熱調理器。
  5.  請求項2から4のいずれか1つに記載の加熱調理器において、
     上記操作部の前面側の上端が上記露受部の前縁よりも高いことを特徴とする加熱調理器。
  6.  請求項1から5のいずれか1つに記載の加熱調理器において、
     上記本体ケーシングの前側かつ上記ドアの下側に、上記操作部と隣り合うように配置された着脱可能な水タンクを備えたことを特徴とする加熱調理器。
  7.  請求項2から5のいずれか1つに記載の加熱調理器において、
     上記本体ケーシングの前側かつ上記ドアの下側に、上記操作部と隣り合うように配置された着脱可能な水タンクを備え、
     上記水タンクの前面側の上端が上記露受部の前縁よりも高いことを特徴とする加熱調理器。
  8.  請求項1から7のいずれか1つに記載の加熱調理器において、
     上記本体ケーシングは、
     上記加熱庫の開口部の周囲に設けられた前板と、
     上記加熱庫の下側に取り付けられ、上記前板の下端よりも前縁が後側に位置する底板と、
     上記本体ケーシングの下側かつ前面側に上記操作部の後側が収容される凹部を形成するように、上記前板の下端側と上記底板の前縁側との間を連結する連結部材と
    を有することを特徴とする加熱調理器。
  9.  請求項8に記載の加熱調理器において、
     上記連結部材は金属からなることを特徴とする加熱調理器。
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