JP2011058710A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本体1外に漏出する水滴を確実に受け、そして従来に比し十分な水量を貯留可能とするとともに、貯留した水がこぼれ難いなどの水滴対策を施す。
【解決手段】水蒸気発生装置9の貯水容器13と水滴貯留用のドレイン容器15を、本体1を正面から見て本体1下部の前方側に、左右に二分するように着脱可能に隣接配置した構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、食品を加熱調理する際に発生した水蒸気などが結露して、扉などの接合部分の隙間から外部に水滴が落下することに対処した加熱調理器に関する。
一般に、電気ヒータ或いはマグネトロン(高周波)などの加熱手段に基づき、食品を加熱調理するに際して水蒸気が発生し、これが結露して加熱室の前面開口部から扉との接合部分の隙間から本体外に落下する憂いがある。加えて近年では、水を加熱して水蒸気を加熱室内に供給し加熱調理をも可能とした、所謂水蒸気供給手段を搭載した加熱調理器が広く普及しつつあるが、加熱室内では一層結露し易い状況となり水滴が本体外に漏出する傾向が強い。
そこで、外部への水滴の滴下対策として、扉の下方に水滴受け部(ドレイン容器)を着脱可能に設置し、更には水蒸気供給手段を有する構成にあっては、この水蒸気供給手段に供給する水を貯留する水タンク(貯水容器)を着脱可能に水滴受け部を貫通して配置する構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3966331号公報
しかしながら、上記構成では当然ながら水滴が滴下する部位に対応して水滴受け部を設置しなければならず大型化、特に左右に長い形状となることが懸念され、且つ水滴を確実に受けるために水滴受け部の開口形状は大きくする必要があるなど設計製造が容易でない。また、水蒸気供給手段を構成する水タンクの上記構成(特許文献1)によれば、水滴受け部の水タンクが貫通した箇所では、水溜め凹所は小さくなる(浅い底面を構成)。そのため、表面張力などの作用によりこの浅い底面に貯留された水滴は、該水滴受け部を取り外す際に床面にこぼれ易く、また全体構成としても上記の如く大きな開口形状を要し左右に長い形状では、該水滴受け部を取り外すなどの操作時に貯留した水がこぼれ易い等の実用的な問題を有する。
本発明は、上記問題点を解消するため、本体外に漏出する水滴を確実に受け、そして従来に比し十分な水量を貯留可能とするとともに、貯留した水がこぼれ難いなどの水滴対策手段を施した加熱調理器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の加熱調理器は、内部に、開口部を有する加熱室を備えた本体と、前記開口部を開閉可能に覆う扉と、前記加熱室に水蒸気を供給する水蒸気発生装置と、前記水蒸気発生装置に供給する水を貯水する貯水容器と、前記加熱室等に生じた水滴を貯留するドレイン容器とを備え、前記貯水容器と前記ドレイン容器は、前記本体を正面から見て前記本体下部の前方側に、左右に二分するように着脱可能に隣接配置したことを特徴とする(請求項1の発明)。
上記手段によれば、貯水容器とドレイン容器は、本体下部を左右に二分するように隣接配置されているため、ドレイン容器は左右に長い形状にならず本体からの着脱が容易で、従来に比し設計的自由度も大きく所望の貯水量を確保し得、且つ排水処理するための着脱操作時に水がこぼれ難くすることができるなどの実用的効果が期待できる加熱調理器を提供できる。
本発明の一実施例を示す加熱調理器の正面図 扉の開放状態を示す加熱調理器の正面上方から見た斜視図 加熱調理器の一部を破断して示す側面図 水受けケースの全体構成を示す斜視図 水受け部、ドレイン容器等の配置構成及び水の流れを概略的に示す平面図 図1中X1−X1線に沿って一部切断して示す加熱調理器の側面図 本体下部の水受け部の一部を拡大して示す斜視図 図1中X2−X2線に沿って一部切断して示す加熱調理器の側面図 図3中に示す熱風ケーシング下部の拡大断面図 図1中X3−X3線に沿って切断して示す縦断側面図
以下、本発明の一実施例を示す水蒸気発生装置を備えた加熱調理器につき、図1ないし図10を参照して説明する。そのうち、図1は加熱調理器の正面図で、図2は扉の開放状態を示す加熱調理器の正面上方から見た斜視図、図3は加熱調理器の一部を破断して示す側面図である。
図1ないし図3に示すように、この加熱調理器は、内部に食品を加熱処理する加熱室2を有する矩形箱状の本体1と、加熱室2の前面開口部3を開閉可能に覆う扉4を、例えば調理設定用の操作部を有するとともに、下部を支点に前後方向に回動可能に設けている。具体的には、扉4はその背面側において、開口部3の周囲の前枠部5に接離する構成としている。
尚、食品の加熱手段としては、周知のマグネトロン7による高周波加熱、及び加熱室2の上面に配置された電気ヒータ8によるヒータ加熱、そして後述する熱風循環ユニット16による所謂熱風によるオーブン加熱を可能とするとともに、本実施例ではスチーム加熱を可能とする水蒸気発生装置9を備えている。まず水蒸気発生装置9の概要につき説明すると、これは図1に概略的に示すように、加熱室2の側壁に水蒸気発生部10を設け、図示しないヒータにて水を加熱し蒸気化するとともに、水蒸気供給孔11(図2参照)より加熱室2内に蒸気を噴き出すように供給可能としている。そして、この水蒸気発生部10に給水するためのチューブ12が接続され、その他端は図示しないポンプ装置を経て後述するカセットタイプの貯水容器13に接続された構成としている。
本体1の下部には本体1底面にねじ止め固定された詳細は後述する水受けケース14(図3参照)が配置され、この水受けケース14底部の四隅部には一体に成形された筒状をなす脚部6(図3の2箇所のみ図示)が設けられ、これら脚部6が設置面に支持されることにより、加熱調理器全体が設置面に支持される。貯水容器13と後述するドレイン容器15とは、この水受けケース14の内部に収容され、図1に示すように本体1下部の前方側に、本体1を正面から見て左右に二分するように本体1前面に対して着脱可能に隣接配置されている。尚、本実施例では左側に貯水容器13が収納される構成となっているが、これに限ることはなく、水受けケース14の右側に貯水容器13が収納される、つまり左右逆配置構成としてもよい。
加熱室2は複数の側壁の接合により構成される。具体的には、加熱室2の側壁は、奥壁2a、左側壁2b、右側壁2c、天井壁2d、底壁2eからなる。底壁2eは、実質的にその底面のほとんどを占める例えばセラミックス等からなる電磁波透過部2fと、この電磁波透過部2fを支持し高周波を拡散するアンテナ等を収容可能な凹状の底板部2gから構成される。これら側壁は電波を反射させる例えば鋼板などの部材からなる。隣り合う各々の側壁の接合部は例えばかしめにより相互に接合されている。尚、各々の前記接合部は溶接によって相互に接合されてもよい。
加熱室2の奥壁2aの室外側(背部)に、前記した熱風循環ユニット16が設けられており、以下詳述する。図3に示すように、熱風循環ユニット16は、奥壁2aの背面に設けられた熱風ケーシング17と、この熱風ケーシング17内に配置されファンモータ18にて回転駆動される送風手段となる熱風ファン19と、この熱風ファン19の外周囲に配置された枠状の加熱手段となる熱風ヒータ20とを具備して構成され、所謂熱風供給部として機能する。奥壁2aは、少なくともその上下部において、天井壁2d及び底壁2eと接合され、この奥壁2aに熱風ケーシング17の周縁部を図示しないねじ止め固定することにより、熱風循環ユニット16は加熱室2の背部に配設される。尚、熱風ケーシング17は金属板を板金加工して形成されている。奥壁2aには小孔群からなる熱風の吹出口21と吸込口22とが形成されており、加熱室2と熱風ケーシング17内とが通気可能とされ、熱風ケーシング17内で熱風ヒータ20により加熱された空気が熱風ファン19の送風作用により加熱室2内に供給され、そして吸込口22から熱風ケーシング17内に取り込まれ、改めて加熱熱風化をされて再び加熱室2内に供給されるとした、所謂熱風の循環供給が行われる。
次に、主に図4を参照して前記水受けケース14の詳細について説明する。図4は、水受けケース14の全体構成を示す斜視図である。水受けケース14は、後述する多用途に使用可能に一体成形されたもので、全体形状としては本体1の外郭と同様の矩形をなす枠状に樹脂成形されている。
具体的には、水受けケース14の前側には貯水容器13及びドレイン容器15を左右に隣接して収容可能な収容スペースを確保している。この収納スペースの、例えば左側に貯水容器13、右側にドレイン容器15が収容される。特に、貯水容器13はその手掛け部13aに手を掛けることにより前側から着脱可能となるカセットタイプであり、且つ収容状態では図示しないポンプ装置と連通接続する構成であるため、所定位置に収容可能なように該貯水容器13の外形形状に沿ったリブ23が突設されている。
前記収納スペースの右側には、例えば上面が開放された矩形有底容器状のドレイン容器15が前側から着脱可能に水受けケース14に嵌合されている。ドレイン容器15の収納スペースの内方にはリブ24が形成されていてドレイン容器15はリブ24に当接することにより所定位置に収納されるとともに、例えば水受けケース14の底面上に位置ずれ防止のため係脱可能な構造が施してある。尚、貯水容器13とドレイン容器15とが収納状態にあるときは、これらの前面は互いに略面一になる。
更に、水受けケース14は、本体1前方下部に位置して貯水容器13の収納スペース上部に一体成形された樋状の第1の水受け部25を有している。また、水受けケース14の前側部を除く矩形コ字状の周壁上面には第2の水受け部26が一体成形されている。これら第1の水受け部25と第2の水受け部26とは、ともに樋状たる断面凹部形状に形成されていて、本体1側より滴下する水滴を受ける機能とこの水滴をドレイン容器15へと導く機能とを有する(詳細は後述する)。尚、第2の水受け部26は、水受けケース14の左側壁上面に形成された左側水受け部26aと、同右側壁上面に形成された右側水受け部26bと、同後側壁上面に形成された後側水受け部26cとから構成される(図4参照)。
第1の水受け部25は、その一端にはドレイン容器15の上面開放に臨む後述する開放口25aが形成され、その他端は左側水受け部26aと連通接続されている。この左側水受け部26aの他端は後側水受け部26cと連通接続されている。この後側水受け部26cと連通接続された右側水受け部26bは、その一端にドレイン容器15の上面開放に臨んで開放口26dが形成配置されている。
図3及び後述する図9に示すように、熱風ケーシング17の下端部には、加熱室2の奥壁2aと底壁2eとの接合部の下方の位置に第3の水受け部27が形成されている。この第3の水受け部27は、後述する図5に示すように左右の両端部が第2の水受け部26の左右両側水受け部26a、26b上を臨む位置まで延出され断面凹部形状に形成されている。また、図4に示すように、貯水容器13の収納スペースの後方にはリブ23を側壁の一方とする断面凹部形状の第4の水受け部28が水受けケース14に一体成形されている。第4の水受け部28は、その一端は第2の水受け部26の左側水受け部26aの前後方向中心よりやや前方に連通接続され、その他端にドレイン容器15の上面開放に臨んで開放口28aが形成された配置構成としている。この水受け部28は、最低部位の開放口28aに至るまで下降傾斜した底面をなしている。
図5は、各水受け部25〜28及びドレイン容器15等の主として配置構成を概略的に示す平面図で、更に図5中には、各水受け部25〜28を流れる水の流れを矢印A〜Hにより概略的に示している。図5を参照して、水受け部25〜28の水の流れについて説明する。尚、第2の水受け部26の左側水受け部26aの底面は、前後方向にあって第4の水受け部28との連通部28bに向かって下降傾斜する緩やかなV字形状に形成されている。その他、図5中に示す第2の水受け部26及び右側水受け部26bを流れる水は、矢印F、Eで示す方向に下降傾斜している。
矢印Aは第1の水受け部25を流下する水滴等の水の流れを示し、矢印Bは第3の水受け部27の第1傾斜部27bを流下する水の流れを示し、矢印Cは第3の水受け部27の第2傾斜部27cを流下する水の流れを示している。矢印Dは、矢印Bで示される第3の水受け部27の第1傾斜部27bを流下する水を受け、これが前記連通部28bに向かう水の流れを示している。矢印Eは、矢印Fで示される第2の水受け部26の後側水受け部26cを流下する水と矢印Cで示される水の双方の流れを示す。矢印Gは、扉4と前枠部5との接合部分の隙間L(図6参照)の左端部から漏出し滴下した水の流れを示す。矢印Hは、矢印Dと矢印Gで示される水の双方の流れを示しており、いずれも底面の傾斜に沿って流下する構成としている。
次に、図6〜図8を参照して本体1の下部前方に施している本実施例の水滴対策手段につき具体的に説明する。
図6は図1中のX1−X1線に沿って一部切断して示す加熱調理器の側面図で、図7は本体1下部の水受け部25の一部を拡大して示す斜視図、図8は図1中のX2−X2線に沿って一部切断して示す加熱調理器の側面図である。
図6ないし図8に明示するように、加熱室2の前面である開口部3周りの前枠部5と、扉4の背面側との接合部の下方に位置する貯水容器13上部に第1の水受け部25を設けた構成としている(特に図6参照)。この第1の水受け部25は、扉4と前枠部5との接合部分の隙間Lから漏出し滴下した水滴Wを受けた後、貯水容器13に隣接配置されているドレイン容器15に向けてこの水滴が流下するように導く機能を有している(図5中矢印A、及び図7参照)。
しかるに、第1の水受け部25は左右方向に長く前後方向における断面形状が凹部形状(図中、凹部29として示す)をなすとともに、第1の水受け部25のドレイン容器15側端部は凹部形状のまま開放口25aを前後方向に狭めて形成しており、他端部は前記の如く第2の水受け部26の左側水受け部26aに連通接続されている。第1の水受け部25の底面は、左右方向にドレイン容器15へ向かって下降傾斜する形状を主体に形成されている。更に、第1の水受け部25の左右方向に延びた長さ寸法は、貯水容器13の左右幅寸法と同等以上であればよく、また凹部29の幅寸法(前後方向)としては扉4と前枠部5との隙間Lから漏出し滴下する水滴Wを受けるに相応しい幅寸法としている。
扉4と前枠部5との接合部分の隙間Lの左端部から漏出し滴下した一部の水滴は、第1の水受け部25と連通する第2の水受け部26の左側水受け部26aにより受けられ流下し(図5中矢印Gで示す)、連通する第4の水受け部28を経てドレイン容器15に導かれる(図5中矢印Hで示す)。
上記構成の第1の水受け部25に対し、ドレイン容器15は、樹脂製で例えば上面を開放した矩形の有底容器形状をなし、この上面開放に臨んで第1の水受け部25の開放口25aが配置され前記した第2、第4の水受け部26、28の各開放口26d、28aも同様に配置されている。これによって、ドレイン容器15は、各水受け部25、26、28に導かれた水滴を集めて貯留する機能と、扉4と前枠部5との接合部分の隙間Lから漏出し滴下した水滴Wを直接受けて貯留する機能とを有する(図8参照)。従って、扉4と前枠部5との接合部分の隙間Lから漏出し滴下した水滴Wに対しては、その殆どが第1の水受け部25と、直接ドレイン容器15とで受ける構成とし、隙間Lの左端部から漏出し滴下した一部の水滴は第2の水受け部26の左側水受け部26aで受ける構成としている(図5中矢印Gで示す)。
一方、図1、図4及び図6には前記した水蒸気発生装置9を構成するうちの貯水容器13が示されているが、貯水容器13は、その底面は水受けケース14の図示しない底板に支持され水受けケース14に対して着脱可能に構成され、その背面には図示しない止水栓が設けられている。従って、貯水容器13を水受けケース14の所定位置に装着することにより前記止水栓が開放され図示しないポンプ装置などと液密状に連通接続可能な構成とし、貯水容器13内の水を前記ポンプ装置の駆動により水蒸気発生部10に供給可能としている。
次に、図9、10を参照して本体1後方下部に施している本実施例の水滴対策手段を具体的に説明する。
図9は図3中に示す熱風ケーシング17下部の拡大断面図で、図10は図1中X3−X3線に沿って切断して示す縦断側面図である。
以下、他に図3、図5も加えて説明すると、加熱室2の底壁2eの底板部2gを下方に折り曲げた部分と奥壁2aとの接合部30aの下方に第3の水受け部27を設けた構成としている。この第3の水受け部27は、特に図3、図9に示すように熱風ケーシング17の下方に延出した下端部を板金曲げ加工により断面凹部形状に形成したものである。この場合、熱風ケーシング17とねじ止めした奥壁2aとの間にも接合部30bが生じる。
従って、例えば加熱室2の奥壁2aに水滴Wが付着した場合、水滴Wは加熱室2の底壁2eの底板部2gと奥壁2aとの接合部30aに生じる隙間から下方へ滴下する。また、熱風ケーシング17内に水滴Wが付着する場合も考えられ、この場合の水滴Wは、接合部30bに生じる隙間から下方へ滴下する。そして、いずれの水滴Wも第3の水受け部27に受け入れられる。
しかるに、第3の水受け部27は、左右方向に長く前後方向における断面形状が凹部形状(図9中、凹部31として示す)をなすとともに、左右両端部は凹部形状のまま開放口27aを後述する本体底板32の左右両側に形成された矩形状穴33に臨んで配置され、第2の水受け部26と連通構造をなしている(図10参照)。第3の水受け部27の底面の頂部27dは本体1の左右方向中心よりやや左側に位置している。第3の水受け部27は、底部が最も高い頂部27dから左方向に左側水受け部26aの上部へ向かって下降傾斜する形状の第1傾斜部27bと、頂部27dから右方向に右側水受け部26bの上部へ向かって下降傾斜する形状の第2傾斜部27cとにより構成されている(図5参照)。
更に、第3の水受け部27の左右方向に延びた横方向の長さ寸法は、接合部30a、30bの左右幅寸法と同等以上とし、また凹部31の幅寸法(前後方向)としては接合部30a、30bに生じる隙間から漏出し滴下する水滴Wを受けるに相応しい幅寸法としている(図9参照)。
前記した本体底板32は、図10に示すように、本体1の底部を塞ぐ板状のものであり、水受けケース14の第2の水受け部26の上部を覆うように本体1底部に装着されている。熱風ケーシング17の下端部に形成された第3の水受け部27の左右両端部の開放口27aは、本体底板32の僅か上方に配置される。これにより本体底板32の左右両側に形成された上述の矩形状穴33は、第2の水受け部26の左右両側水受け部26a、26bの上方に位置し、その開放口27aと対応した位置に設定される。しかして、接合部30a、30bから第3の水受け部27上に滴下して流下する水(図5中矢印B、Cで示す)は、開放口27aから滴下し矩形状穴33を通過して第2の水受け部26の左右両側水受け部26a、26bに受けられ、結果として第3の水受け部27と第2の水受け部26とは実質的に連通した構成にある。その後、この水は第2の水受け部26を経てドレイン容器15へ導かれる(図5中矢印D、E、Hで示す)。
次に、本体1後部下方に設けられた水滴対策手段について、主に図3、図5、及び図10を参照して説明する。本体1の外郭をなす外箱34の背面板(後壁)34aの下方に第2の水受け部26の後側水受け部26cを配設した構成としている(図10参照)。この後側水受け部26cは、外箱34の背面板34aに付着し滴下した水滴Wを受けた後、後側水受け部26cを右方に流下し(図5中矢印Fで示す)、右側水受け部26bに導かれ(図5中矢印Eで示す)、ドレイン容器15に流入して貯留される。
しかるに、第2の水受け部26の後側水受け部26cは、左右方向に長く前後方向における断面形状が凹部形状(図10中、凹部35として示す)に形成されている。後側水受け部26cは、図10に示すように、凹部35の幅寸法(前後方向)としては外箱34の背面板34aから滴下する水滴Wを受けるに相応しい幅寸法としている。このため、後側水受け部26cは、外箱34の背面板34aよりやや後方に突出している。
尚、本実施例における本体1左右両側部下方の水滴対策手段については特に施してないが、例えば第2の水受け部26の左右両側水受け部26a、26bの左右方向における断面形状の幅寸法を、外箱34の左右両側板から滴下する水滴を受けるに相応しい幅寸法とし、左右両側水受け部26a、26bを外箱34の左右両側板よりやや外方に突出させることで、左右両側水受け部26a、26bは外箱34の左右両側面から滴下する水滴を受けることができ、本体1左右両側部下方における水滴対策手段を施すことも容易に可能である。
次に、上記構成の加熱調理器の作用について説明する。
加熱室2内に収容した食品を、高周波加熱或はヒータ加熱による調理を実行する際に蒸発した水分等が結露して水滴を生じた場合、開口部3から扉4と前枠部5との接合部分の隙間Lを経て漏出し、本体1の外部下方に滴下することになる。特に水蒸気発生装置9を用いて加熱室2に蒸気を供給するスチーム調理では、一層多量の水滴が生じることとなる。しかるに、滴下する直下に凹部29を有する第1の水受け部25が固定的に設けられ、しかも第1の水受け部25とともにドレイン容器15により開口部3から滴下する水滴Wを常に確実に受け止めることができる。
一方、加熱室2の奥壁2a及び熱風ケーシング17内に付着した水滴Wが接合部30a及び接合部30bに生じた隙間から滴下した場合、熱風ケーシング17の下端部に形成された第3の水受け部27により常に確実に受けられる。また、外箱34の背面板34aに温度差等に基づき水滴Wが生じる場合もあるが、この水滴Wが滴下しても第2の水受け部26の後側水受け部26cにより常に確実に受けられる。これらの水滴Wは第2の水受け部26及び第4の水受け部28を介して前方のドレイン容器15に導かれる。
尚、本体1下部の水受けケース14に着脱可能に隣接して設けられた貯水容器13とドレイン容器15は、随時着脱操作される。即ち、貯水容器13は、スチーム調理に必要な水の補給時に、一方ドレイン容器15は、水滴等を貯留した水を捨てる場合等に着脱される。この場合、貯水容器13やドレイン容器15を収納した周りは第1〜第4の水受け部25〜28が形成されているが、これらは水受けケース14と一体に形成され固定されているので各容器13、15の単体による着脱操作はスムースで水がこぼれることなく実施できる。
上記実施例によれば、次のような効果を奏する。
貯水容器13とドレイン容器15とは、本体1を正面から見て本体1下部の前方側に、左右に二分するように着脱可能に隣接配置されている。このため、ドレイン容器15は左右に長い形状とはならないため、ドレイン容器15を本体1から取り外すなどの着脱操作時に貯留した水がこぼれるおそれがない。
また、加熱室2の開口部3から扉4と前枠部5との接合部分の隙間Lを経て漏出し滴下する水滴Wは、第1の水受け部25及びドレイン容器15にて受け、該容器15内に貯留することができ、設置面などの外部に漏出するようなことはない。尚、本実施例では左隅側の隙間Lからの一部の水滴に対して第2の水受け部の左側水受け部26aにより確実に受けるようにしているが、これは第1の水受け部25を左端側に延長して、第1の水受け部25で全て受ける構造とすることも容易に可能である。
外箱34の背面板34aに生じ滴下した水滴Wは第2の水受け部26の後側水受け部26cにより確実に受けることができる。このため、本体1の外部下方に水滴を落下させることはなく、設置面を濡らすような憂いはない。この場合、外箱34の左右の側面板に対しても第2の水受け部26にて水滴を受ける構成としてもよい。
各水受け部25〜28、並びに貯水容器13及びドレイン容器15の収容部は、水受けケース14に一体に形成されている。このため、これらは、組立が簡単になり且つ安価に構成することができる。
加熱室2の奥壁2aと底壁2eとの接合部30aに生じる隙間から滴下する水滴Wは、熱風ケーシング17の下端部に形成された第3の水受け部27により確実に受けられ、この水滴Wは第3の水受け部27と連通する第2の水受け部26を経てドレイン容器15へ導かれる。このため、本体1の外部下方に水滴を落下させることはなく、設置面を濡らすような憂いはない。
また、熱風ケーシング17内に結露する場合もあり、この場合は前記接合部30aと隣接する奥壁2aと熱風ケーシング17の周縁部との接合部30bに生じる隙間から水滴Wが滴下することになるが、該水滴Wは熱風ケーシング17の下端部に一体に形成された第3の水受け部27により確実に受けられ、この水滴は上記と同様に第3の水受け部27と連通する第2の水受け部26を経てドレイン容器15へ導かれる。このため、本体1の外部下方に水滴を落下させることはなく、設置面を濡らすような憂いはない。この場合、接合部30bにはシリコンなどのシール部材によって密閉する構成としてもよい。使用中、劣化による水滴の滴下の場合にも有効である。
尚、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、本願発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実施できる。例えば、上記実施例では、電気ヒータ8、水蒸気発生装置9及び熱風循環ユニット16をそれぞれ加熱室2の天井壁2d、左側壁2b及び奥壁2aに設けたが、これに限ることはなく、これらをそれぞれ加熱室2の他の側壁に設ける構成にしてもよい。また、ドレイン容器15は上面を開放した形態としたが、滴下水が流入する部分を除いて開閉可能な蓋付きの構成にしてもよい。
図面中、1は本体、2は加熱室、2aは奥壁(側壁)、2bは左側壁(側壁)、2cは右側壁(側壁)、2dは天井壁(側壁)、2eは底壁(側壁)、3は前面開口部(開口部)、4は扉、9は水蒸気発生装置、13は貯水容器、15はドレイン容器、16は熱風循環ユニット(熱風供給部)、17は熱風ケーシング、19は熱風ファン(送風手段)、20は熱風ヒータ(加熱手段)、25は第1の水受け部、26は第2の水受け部、27は第3の水受け部、30a、30bは接合部、34は外箱、及び34aは背面板(後壁)を示す。

Claims (7)

  1. 内部に、開口部を有する加熱室を備えた本体と、
    前記開口部を開閉可能に覆う扉と、
    前記加熱室に水蒸気を供給する水蒸気発生装置と、
    前記水蒸気発生装置に供給する水を貯水する貯水容器と、
    前記加熱室等に生じた水滴を貯留するドレイン容器とを備え、
    前記貯水容器と前記ドレイン容器は、前記本体を正面から見て前記本体下部の前方側に、左右に二分するように着脱可能に隣接配置したことを特徴とする加熱調理器。
  2. 本体下部の貯水容器の上側に位置して第1の水受け部を設け、
    前記第1の水受け部は、加熱室の開口部と扉との隙間から滴下する水滴を受け、この水滴をドレイン容器に導く構成としたことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 反扉側の本体後方の下部に第2の水受け部を設け、
    前記第2の水受け部は、前記本体側に生じた水滴を受け、この水滴をドレイン容器に導く構成としたことを特徴とする請求項1又は2記載の加熱調理器。
  4. 第1の水受け部、第2の水受け部、貯水容器の収容部、及びドレイン容器の収容部を一体に形成したことを特徴とする請求項3記載の加熱調理器。
  5. 第2の水受け部は、本体の後壁に生じた水滴が滴下する箇所に配置して、受けた水滴を前方のドレイン容器に導く構成としたことを特徴とする請求項3又は4記載の加熱調理器。
  6. 加熱室は、複数の側壁の接合により形成され、これら側壁の接合部の下方に第3の水受け部を設けて、該接合部から滴下する水滴を受けるとともに、前記第3の水受け部は第2の水受け部に連通する構成としたことを特徴とする請求項3ないし5のいずれかに記載の加熱調理器。
  7. 加熱室の一側部に熱風を供給する熱風供給部を設け、
    前記熱風供給部は、加熱手段と送風手段とこれらを収容し加熱室の一側壁に接合された熱風ケーシングとから構成され、
    第3の水受け部は、前記熱風ケーシングと一体に形成したことを特徴とする請求項6記載の加熱調理器。
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