JP2021017987A - 加熱調理器 - Google Patents

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増田 一郎
Ichiro Masuda
一郎 増田
和裕 亀岡
Kazuhiro Kameoka
和裕 亀岡
大久保 直也
Naoya Okubo
直也 大久保
貴裕 及川
Takahiro Oikawa
貴裕 及川
晃一 星野
Koichi Hoshino
晃一 星野
裕司 横井川
Yuji Yokoigawa
裕司 横井川
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Abstract

【課題】利便性を損なうことなく小型化が実現された、誘導加熱手段と高周波加熱手段とを有する加熱調理器を提供する。【解決手段】加熱調理器は、被加熱物が載置されるトッププレートと、トッププレートが上部に設けられた本体と、加熱庫と、を有する。加熱庫において、被加熱物を出し入れするための第1開口部が加熱調理器の前面側に形成され、マイクロ波加熱手段から供給されるマイクロ波が導かれる第2開口部が加熱調理器の背面側に形成されている。マイクロ波加熱手段は、マグネトロンと、導波管と、アンテナと、アンテナモータと、を有している。マグネトロンは、本体の内部において加熱庫の側方に設けられている。導波管、アンテナ、及びアンテナモータは、本体の内部において、加熱庫の背面に設けられている。【選択図】図6

Description

本発明は、誘導加熱手段と高周波加熱手段とを有する加熱調理器に関する。
従来、誘導加熱手段と高周波加熱手段とを有する加熱調理器が知られている。例えば、特許文献1には、調理庫の上方に誘導加熱手段が設けられ、調理庫の下方に高周波加熱手段が設けられた加熱調理器が記載されている。加熱調理器の上部にはトッププレートが設けられており、誘導加熱コイルはトッププレートの下方に配置されている。トッププレートには、調理対象物が収容された容器が載置される。誘導加熱手段を駆動することによりトッププレートに載置された容器の底部に渦電流が誘起され、ジュール熱による調理対象物の加熱調理が行われる。調理庫内には調理対象物が収容された容器が収納される。高周波加熱手段を駆動することにより、マイクロ波の作用による調理対象物の加熱調理が行われる。
特開2016−207400号公報
特許文献1に記載の加熱調理器は高周波加熱手段の導波管、アンテナ、及びアンテナモータが調理庫の下方に設けられている。そのため、加熱調理器全体の上下方向の長さが増大してしまう。加熱調理器全体の上下方向の長さを抑制するためには、調理庫の上下方向の長さを縮小することが考えられる。しかしながら、調理庫の上下方向の長さを縮小すると、調理庫に収納できる被加熱物のサイズが制限されることになり、利便性が低下してしまう。
本発明は、上述のような課題を背景としてなされたものであり、利便性を損なうことなく小型化が実現された、誘導加熱手段と高周波加熱手段とを有する加熱調理器を提供するものである。
本発明に係る加熱調理器は、被加熱物が載置されるトッププレートと、前記トッププレートが上部に設けられた本体と、前記本体の内部において前記トッププレートの下方に設けられ、前記トッププレートに載置された被加熱物を加熱する誘導加熱手段と、前記本体の内部において前記誘導加熱手段の下方に設けられた加熱庫と、前記加熱庫に収容される被加熱物を加熱するマイクロ波加熱手段と、を備える加熱調理器であって、前記加熱庫において、被加熱物を出し入れするための第1開口部が前記加熱調理器の前面側に形成され、前記マイクロ波加熱手段から供給されるマイクロ波が導かれる第2開口部が前記加熱調理器の背面側に形成され、前記マイクロ波加熱手段は、マグネトロンと、導波管と、アンテナと、アンテナモータとを有しており、前記マグネトロンは、前記本体の内部において前記加熱庫の側方に設けられ、前記導波管、前記アンテナ、及び前記アンテナモータは、前記本体の内部において、前記加熱庫の背面に設けられているものである。
本発明によれば、マグネトロンは、本体の内部において加熱庫の側方に設けられ、導波管、アンテナ、及びアンテナモータは、本体の内部において、加熱庫の背面に設けられている。すなわち、加熱庫の下方に、マイクロ波加熱手段を配置するためのスペースを確保する必要がない。従って、加熱庫の下方にマイクロ波加熱手段を配置する場合に比べ、加熱庫の上下方向の長さをより大きく設定することができる。その結果、加熱庫に収容される被加熱物の上下方向の大きさの制約が減り、利便性が向上する。
実施の形態に係る加熱調理器の平面図である。 実施の形態に係る加熱調理器の断面図である。 実施の形態に係る加熱調理器の断面図である。 実施の形態に係る加熱調理器をキッチンカウンタに取り付ける際の態様を模式的に示す図である。 実施の形態に係る加熱調理器の内部を示す斜視図である。 実施の形態に係る加熱調理器の内部を示す平面図である。 実施の形態に係る加熱調理器の内部を示す拡大図である。
以下、本発明に係る加熱調理器の実施の形態を、図面を参照して説明する。本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、本発明は、以下の各実施の形態に示す構成のうち、組合せ可能な構成のあらゆる組合せを含むものである。また、図面に示す加熱調理器は、本発明の加熱調理器が適用される機器の一例を示すものであり、図面に示された加熱調理器によって本発明の適用機器が限定されるものではない。また、以下の説明において、理解を容易にするために方向を表す用語(例えば「上」、「下」、「右」、「左」、「前面」、「背面」など)を適宜用いるが、これらは説明のためのものであって、本発明を限定するものではない。また、各図において、同一の符号を付したものは、同一の又はこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。尚、各図面では、各構成部材の相対的な寸法関係又は形状等が実際のものとは異なる場合がある。
実施の形態.
図1は、実施の形態に係る加熱調理器の平面図である。図2は、実施の形態に係る加熱調理器の断面を概念的に示す図である。図2は、加熱調理器を図1の線A−Aで切断し、矢印方向から見た場合の断面を示している。図3は、実施の形態に係る加熱調理器の断面を概念的に示す図である。図3は、加熱調理器を図1の線B−Bで切断し、矢印方向から見た場合の断面を示している。
加熱調理器1はキッチンカウンタ200に組み込んだ状態で使用される、組み込み型の加熱調理器である。図2及び図3に示されるように、加熱調理器1は本体2を備えており、本体2は、上部ユニット10と下部ユニット60とを備えている。上部ユニット10は加熱調理器1の上部に配置され、下部ユニット60は加熱調理器1の下部に配置されている。
上部ユニット10は、上部ケース11と、支持板12と、トッププレート20とを有している。上部ケース11は、例えば、1枚の亜鉛鋼板等の金属製薄板をプレス加工して形成されたものである。支持板12は金属製の枠状部材である。支持板12は上部ケース11の上部に配置されている。トッププレート20は、例えば耐熱強化ガラス製又は結晶化ガラス製の板状部材である。トッププレート20は支持板12により支持されている。すなわち、トッププレート20は本体2の上部に設けられている。
図1に示されるように、トッププレート20には、右側載置部21と左側載置部22とが形成されている。右側載置部21及び左側載置部22は、それぞれ被加熱物が載置される載置部である。右側載置部21及び左側載置部22の下方には、それぞれ誘導加熱手段51と誘導加熱手段52とが配置されている。トッププレート20の前側端部には、統合表示部30と、右側表示部31と、左側表示部32とが設けられている。統合表示部30は左右方向の略中央に配置されている。右側表示部31は右側端部に配置されている。左側表示部32は左側端部に配置されている。統合表示部30、右側表示部31、及び左側表示部32は、液晶表示画面を有している。統合表示部30には、誘導加熱手段及びマイクロ波加熱手段に関する情報が表示される。右側表示部31には、右側載置部21の下方に設けられた誘導加熱手段の動作状態等の情報が表示される。左側表示部32には、左側載置部22の下方に設けられた誘導加熱手段の動作状態等の情報が表示される。トッププレート20の前側端部において、統合表示部30、右側表示部31、及び左側表示部32の前面側には、操作部33が設けられている。操作部33には、加熱調理器1の電源オンオフのための操作ボタン、誘導加熱手段及びマイクロ波加熱手段の各種操作ボタン等が設けられている。尚、誘導加熱手段及びマイクロ波加熱手段については後述する。
トッププレート20の背面側には、排気口蓋23が設けられている。排気口蓋23には排気口カバー24が取り付けられている。
図2及び図3に示すように、上部ケース11において、トッププレート20の下方には誘導加熱手段51及び誘導加熱手段52が収納されている。誘導加熱手段51及び誘導加熱手段52は、例えば銅線若しくはアルミ線を渦巻状に巻いたコイル部材である。誘導加熱手段51は、図1の右側載置部21の下方に設けられ、誘導加熱手段52は、図1の左側載置部22の下方に設けられている。
上部ケース11には、誘導加熱回路部40が収納されている。誘導加熱回路部40は、誘導加熱手段51及び誘導加熱手段52の下方に配置されている。誘導加熱回路部40はカバー44で覆われている。
誘導加熱とは、図1に示されるトッププレート20に載置された金属製である被加熱物に渦電流を発生させ、この渦電流によるジュール熱で被加熱物を発熱させるものである。誘導加熱手段51及び42に、例えば20kHz〜50kHzの高周波電流を流すことにより、被加熱物を発熱させる。
図3に示すように、下部ユニット60は下部ケース61と、加熱庫64と、ドア65と、マイクロ波加熱手段70と、アンテナ収容室76とを有している。下部ケース61は背面板62と底板63とを有している。背面板62の下部は、背面側から前面側に向かって下方に傾斜している。加熱庫64は、底板63に配置されている。
加熱庫64は、上板641と下板642とを有する。上板641の上面には上部ヒータ641Aが設けられている。上部ヒータ641Aの上部には上部遮蔽板641Bが設けられている。下板642の下面には下部ヒータ642Aが設けられている。下部ヒータ642Aの下部には下部遮蔽板642Bが設けられている。
加熱庫64には、被加熱物を出し入れするための第1開口部64Aが加熱調理器1の前面側に形成され、マイクロ波加熱手段70から供給されるマイクロ波が導かれる給電口である第2開口部64Bが加熱調理器1の背面側に形成されている。
ドア65は、加熱庫64の前面側の第1開口部64Aに開閉可能に取り付けられている。加熱庫64には被加熱物が収容される。被加熱物は、角皿66に載置された状態で加熱庫64に収容される。角皿66は、例えばセラミックを矩形に形成したものである。角皿66は加熱庫64の第1開口部64Aを介して加熱庫64の内外に出し入れされる。
ここで、背面板62の傾斜の作用について説明する。図4は、実施の形態に係る加熱調理器をキッチンカウンタに取り付ける際の態様を模式的に示す図である。加熱調理器1は、上述のように組み込み型の加熱調理器であり、キッチンカウンタ200に組み込んだ状態で使用される。加熱調理器1は、以下のようにしてキッチンカウンタ200に組み込まれる。まず、前面側を下にし、背面側を上にして傾斜させた状態で、本体2をキッチンカウンタ200の上面に形成されている開口部200Aから挿入する。次いで、本体2を図4の時計回りに回転させる。すなわち、本体2の姿勢を水平にする。そして、ドア65をキッチンカウンタ200の前面側に形成されている開口部200Bに位置づける。
本体2を回転させる際、開口部200Aを形成している縁部のうち背面側の縁部に本体2の背面側が干渉しないよう、本体2の背面側の下部が傾斜している。すなわち、下部ケース61の背面板62が、図2及び図3に示すように傾斜している。
マイクロ波加熱回路部80は、マイクロ波加熱手段70に高周波電流を供給するための回路である。マイクロ波加熱手段70により、加熱庫64に収容された被加熱物が加熱される。
波長の短いマイクロ波を被加熱物に向かって照射すると、その被加熱物に含まれる水分子はマイクロ波のエネルギーを吸収する。その結果、水分子は振動し発熱する。このように、マイクロ波加熱とは、マイクロ波を照射し被加熱物の内部から加熱するものである。
図2に示されるように、マイクロ波加熱回路部80は、マイクロ波加熱手段70の前面側に配置されている。すなわち、マイクロ波加熱回路部80は、加熱庫64の周囲において、マイクロ波加熱手段70が配置されている側に配置されている。
図3に示すように、アンテナ収容室76は加熱庫64の背面に配置されている。アンテナ収容室76は、加熱庫64とは別体の部材で構成されている。
マイクロ波加熱手段70は、マグネトロン71と、発振部72と、導波管73と、アンテナ74と、アンテナモータ75と、を有している。導波管73は図3に示すアンテナ収容室76の背面に配置されている。アンテナ74は、アンテナ収容室76に収容されている。アンテナモータ75は、アンテナ収容室76の背面に取り付けられている。アンテナモータ75の回転軸75Aは導波管73内を通ってアンテナ収容室76まで延びている。回転軸75Aの端部にアンテナ74が取り付けられている。アンテナモータ75を駆動することにより、アンテナ74が回転する。
アンテナ収容室76には、第3開口部76Aが形成されている。第3開口部76Aは、加熱庫64の第2開口部64Bに対向する側に形成されている。上述のように、アンテナ収容室76は、加熱庫64とは別体の部材で構成されている。そのため、図3に示す、アンテナ収容室76の第3開口部76Aの上下方向の長さL2を、加熱庫64の第1開口部64A及び第2開口部64Bの上下方向の長さL1とは独立して設定することができる。本実施の形態では、第3開口部76Aの上下方向の長さL2は、加熱庫64の第1開口部64A及び第2開口部64Bの上下方向の長さL1よりも大きくなるよう設定されている。
また、アンテナ収容室76には、第3開口部76Aを閉塞する板状のガラス板78が設けられている。ガラス板78は、マイクロ波が透過可能な耐熱性のガラス材料を成形したものである。すなわち、ガラス板78は、マイクロ波加熱手段70により発生されたマイクロ波が加熱庫64へ透過できる部材である。ガラス板78で第3開口部76Aを閉塞することにより、アンテナ収容室76内に収容されているアンテナ74及びアンテナモータ75が保護される。さらに、ガラス板78において加熱庫64の側を向く面には飛散防止層78Aが形成されている。飛散防止層78Aは、例えば、フィルムを貼付することにより形成してもよいし、例えば、シリコンを塗布し、シリコン膜として形成してもよい。
マイクロ波加熱回路部80から電源が供給されると、マグネトロン71が駆動され、発振部72からマイクロ波が放射される。発振部72から放射されたマイクロ波は、導波管73によりアンテナ収容室76に導かれる。アンテナ収容室76に導かれたマイクロ波は、アンテナモータ75により駆動されるアンテナ74により、第3開口部76Aのガラス板78を介して、加熱庫64へ導かれる。そして、マイクロ波は、給電口である第2開口部64Bから加熱庫64の内部に伝搬する。
図2及び図3に示されるように、誘導加熱回路部40は、誘導加熱手段51及び52の下方であって加熱庫64の上方に配置されている。
電源回路部90は、下部ユニット60において、加熱調理器1の背面側の端部に設けられている。電源回路部90は、誘導加熱回路部40及びマイクロ波加熱回路部80に供給される電圧が生成される。
図5は、実施の形態に係る加熱調理器の内部を示す斜視図である。図5において、一部の部材は図示が省略されている。図6は、実施の形態に係る加熱調理器の内部を示す平面図である。図6は、上述の上部ユニット10及び加熱庫64の上板641を取り外した状態を示している。
図3及び図5に示すように、加熱庫64の背面にアンテナ収容室76が配置され、アンテナ収容室の背面に導波管73が配置されている。上述のように、アンテナ収容室76にはアンテナ74が収容されている。図5に示すように、導波管73は長尺部材であり、長手方向が加熱調理器1の左右方向に延びるよう配置されている。導波管73の長手方向の両端部のうち、加熱庫64の背面に位置している端部において、アンテナモータ75が取り付けられている。
図6に示すように、マグネトロン71は、加熱調理器1の内部において加熱庫64の側方、すなわち右側に配置されている。
図7は、実施の形態に係る加熱調理器の内部を示す拡大図である。図7は、図6の円Cで示す部分を拡大して示している。加熱庫64の背面板64Cにおいて、左側の端部には位置決め部材100が設けられている。位置決め部材100は、加熱庫64に収容される収容物の、加熱調理器1の前後方向における背面側の停止位置を定めるためのものである。本実施の形態において、被加熱物は、角皿66に載置されて第1開口部64Aを介して加熱庫64の内外に出し入れされる。すなわち、位置決め部材100は角皿66の背面側の停止位置を定めるものである。
位置決め部材100は、加熱庫64の背面板64Cから加熱庫64の内部に向かって突出している突部である。従って、図3及び図7に示すように、位置決め部材100は、加熱庫64の背面に配置されているアンテナ収容室76のガラス板78よりも前面側に位置している。
図3に示すように、位置決め部材100は、背面板64Cの上下方向において、収容物である角皿66が加熱庫64内に設置されたときの角皿66の上下方向の位置に対応する位置に設けられている。詳述すると、背面板64Cの上下方向において、位置決め部材100は、角皿66の各部のうち最も外方に位置する部分の上下方向の位置に対応する位置に設けられている。本実施の形態においては、角皿66の上部において、全周に亘って形成されているフランジ66Aが最も外方に位置する部分である。
尚、背面板64Cにおいて、右側の端部にも位置決め部材100が設けられている。すなわち、本実施の形態では、突部である位置決め部材100は、背面板64Cにおいて、第2開口部64Bを挟んで左右方向の両端部に設けられている。
本実施の形態において、マイクロ波加熱手段70のうち、マグネトロン71は、本体2の内部において加熱庫64の右側に設けられ、導波管73、アンテナ74、及びアンテナモータ75は、本体2の内部において、加熱庫64の背面に設けられている。このため、加熱庫64の下方に、マイクロ波加熱手段70を配置するためのスペースを確保する必要がない。従って、加熱庫64の下方にマイクロ波加熱手段70を配置する場合に比べ、本実施の形態によれば、加熱庫64の上下方向の長さをより大きく設定することができる。その結果、加熱庫64に収容される被加熱物の上下方向の大きさの制約が減り、利便性が向上する。
また、本実施の形態では、キッチンカウンタ200への取り付け時の作業性を考慮して、下部ユニット60の下部ケース61の背面板62の下部は図2及び図3に示すように傾斜している。そのため、下部ケース61において、背面側の下部に部材を配置しようとすると、部材の大きさの制約を受けることになる。一方、下部ケース61において、加熱庫64の側方の下部は背面側のように傾斜していない。そこで、本実施の形態では、マイクロ波加熱手段70のうち、マグネトロン71のみを、加熱庫64の背面ではなく側方に配置している。従って、本実施の形態によれば、加熱調理器1のキッチンカウンタ200への取り付け時の作業性を確保しつつ、加熱庫64に収容される被加熱物の上下方向の大きさに関する制約を抑制することができる。
本実施の形態において、アンテナ収容室76の第3開口部76Aの上下方向の長さL2は、加熱庫64の第1開口部64A及び第2開口部64Bの上下方向の長さL1よりも大きく設定されている。従って、アンテナ74の回転によるマイクロ波の伝搬が開口部の狭さに起因して乱れることが抑制される。その結果、加熱庫64における被加熱物の加熱ムラを低減することができる。
本実施の形態において、ガラス板78には飛散防止層78Aが形成されている。従って、ガラス板78に収容物が接触し、ガラス板78が割れたとしても、ガラスの破片が加熱庫64の内部に飛散することが抑制される。そして、加熱庫64に調理物が収容されている場合には、調理物へのガラスの破片の混入が防止される。
本実施の形態において、加熱庫64の背面板64Cには、位置決め部材100が設けられている。従って、使用者が角皿66を加熱庫64の背面側へ押し込んだとしても、角皿66は位置決め部材100に当接し、ガラス板78に衝突することが回避される。
1 加熱調理器、2 本体、10 上部ユニット、11 上部ケース、12 支持板、20 トッププレート、21 右側載置部、22 左側載置部、23 排気口蓋、24 排気口カバー、30 統合表示部、31 右側表示部、32 左側表示部、33 操作部、40 誘導加熱回路部、44 カバー、51 誘導加熱手段、52 誘導加熱手段、60 下部ユニット、61 下部ケース、62 背面板、63 底板、64 加熱庫、64A 第1開口部、64B 第2開口部、64C 背面板、65 ドア、66 角皿、70 マイクロ波加熱手段、71 マグネトロン、72 発振部、73 導波管、74 アンテナ、75 アンテナモータ、75A 回転軸、76 アンテナ収容室、76A 第3開口部、78 ガラス板、78A 飛散防止層、80 マイクロ波加熱回路部、90 電源回路部、100 位置決め部材、200 キッチンカウンタ、200A 開口部、200B 開口部、641 上板、641A 上部ヒータ、641B 上部遮蔽板、642 下板、642A 下部ヒータ、642B 下部遮蔽板。

Claims (9)

  1. 被加熱物が載置されるトッププレートと、
    前記トッププレートが上部に設けられた本体と、
    前記本体の内部において前記トッププレートの下方に設けられ、前記トッププレートに載置された被加熱物を加熱する誘導加熱手段と、
    前記本体の内部において前記誘導加熱手段の下方に設けられた加熱庫と、
    前記加熱庫に収容される被加熱物を加熱するマイクロ波加熱手段と、を備える加熱調理器であって、
    前記加熱庫において、被加熱物を出し入れするための第1開口部が前記加熱調理器の前面側に形成され、前記マイクロ波加熱手段から供給されるマイクロ波が導かれる第2開口部が前記加熱調理器の背面側に形成され、
    前記マイクロ波加熱手段は、マグネトロンと、導波管と、アンテナと、アンテナモータとを有しており、
    前記マグネトロンは、前記本体の内部において前記加熱庫の側方に設けられ、
    前記導波管、前記アンテナ、及び前記アンテナモータは、前記本体の内部において、前記加熱庫の背面に設けられている加熱調理器。
  2. 前記導波管は、長手方向が前記加熱調理器の左右方向に延びるよう配置されている請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記アンテナは、前記加熱庫とは別体の、前記加熱庫の背面に配置されているアンテナ収容室に収容されている請求項1又は2に記載の加熱調理器。
  4. 前記アンテナ収容室には、前記マイクロ波加熱手段により発生されたマイクロ波を前記加熱庫へ導くための第3開口部が前記加熱庫の前記第2開口部に対向する側に形成されており、
    前記第3開口部の上下方向の長さは、前記第2開口部の上下方向の長さよりも大きい請求項3に記載の加熱調理器。
  5. 前記アンテナ収容室は、前記第3開口部を閉塞し、かつ前記マイクロ波加熱手段により発生されたマイクロ波が透過できる板状のガラス板が設けられており、
    前記ガラス板において前記加熱庫の側を向く面には飛散防止層が形成されている請求項4に記載の加熱調理器。
  6. 前記加熱庫の背面板に、前記加熱庫に収容される収容物の、前記加熱調理器の前後方向における背面側の停止位置を定める位置決め部材が設けられている請求項1〜5のいずれか一項に記載の加熱調理器。
  7. 前記位置決め部材は、前記加熱庫の内部に向かって突出する少なくとも1つの突部である請求項6に記載の加熱調理器。
  8. 前記突部は、前記背面板の上下方向において、前記収容物が前記加熱庫内に設置されたときの前記収容物の上下方向の位置に対応する位置に設けられている請求項7に記載の加熱調理器。
  9. 前記突部は、前記背面板において、前記第2開口部を挟んで左右方向の両端部に設けられている請求項7又は8に記載の加熱調理器。
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