WO2018135490A1 - セラミックス回路基板の製造方法 - Google Patents
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Abstract
セラミックス基材と、セラミックス基材上に形成された金属回路とを備えるセラミックス回路基板を製造する方法が開示される。開示される方法は、アルミニウム粒子又はアルミニウム合金粒子のうち少なくとも一方を含む第一金属粉体を不活性ガスとともにノズルからセラミックス基材の表面に対して吹き付けることにより、セラミックス基材に接する第一金属層を形成させる工程であって、第一金属粉体が10~270℃に加熱されてからノズル10から噴出され、ノズル10の入口における不活性ガスのゲージ圧力が1.5~5.0MPaである、工程と、第一金属層を不活性ガス雰囲気下で加熱処理する工程等を含む。
Description
本発明は、セラミックス回路基板の製造方法に関する。
近年、ロボット及びモーター等の産業機器の高性能化に伴い、大電流且つ高効率のインバータ等のパワーモジュールが発達している。そのため、半導体素子から発生する熱量が増加の一途をたどっている。発生した熱を効率的に拡散させるため、良好な熱伝導性を有するセラミックス回路基板等が用いられている。
セラミックス回路基板を有するモジュールは、当初、簡単な工作機械に使用されてきたが、最近では溶接機、電車の駆動部、電気自動車のように、より厳しい環境条件下での耐久性と更なる小型化が要求される用途で使用されるようになっている。そのため、セラミックス回路基板に対しても、電流密度を上げるための金属回路の厚みの増加、熱衝撃に対する耐久性の向上が要求されている。
セラミックス回路基板の金属回路部分の材料としては、数千ボルトの高電圧、数百アンペアの高電流が流れるため、銅が主として用いられている。しかし、使用時の環境変化、スイッチングによる熱等によって熱衝撃を繰り返して受けるため、銅とセラミックスの熱膨張差に起因する熱応力によって、セラミックス基材から銅回路層が剥離することがあった。
耐熱衝撃性の向上のため、最近では窒化アルミニウム基材上に形成されたアルミニウム回路層を有するセラミックス回路基板が開発されている。しかし、アルミニウムは電気特性が銅と比較すると劣るため、アルミニウム回路層を有するセラミックス回路基板は、広く普及するまでには至っていない。
セラミックス回路基板の耐熱衝撃性と金属回路の電気特性の両立のため、異なる3種以上の金属からなるクラッド箔によって金属回路を形成することが提案されている(特許文献1)。ここでは、金属回路に使用するクラッド箔として、引っ張り強度及び耐力の小さいアルミニウム等を、セラミックスとの接合によって金属回路とセラミックスとの熱膨張差に起因する熱応力を低減する第一の金属層として設け、第一の金属層の上に電気特性の良好な銅等の第三の金属と、第一の金属と第三の金属の間に介在しこれらの反応及び拡散を防止するニッケル等の第二の金属とを設けたものが用いられる。
上記のクラッド箔を用いることで、耐熱衝撃性と金属回路の電気特性を両立したセラミックス回路基板が実現できることが期待される。しかし、回路形成のためのエッチングの工程が、クラッド箔を構成している各金属のエッチング液に対する溶解速度が異なることにより、非常に複雑になるという問題があった。
セラミックス基材上にアルミニウム層と銅回路層を形成する方法として、セラミックス基材とアルミニウム板をろう付けで接合し、アルミニウム板上にコールドスプレー法によって銅回路層を形成することが提案されている(特許文献2)。この方法により高信頼性セラミック回路基板が得られることが期待されるが、回路形成のためのアルミニウム層のエッチングの工程が複雑になるという問題もあった。
そこで本発明の主な目的は、アルミニウムを含む第一金属層及び銅を含む第二金属層を含み良好な電気特性を有する金属回路をセラミックス基材上に有するセラミックス回路基板を、簡易な工程で製造できる方法を提供することにある。
本発明の一側面は、セラミックス基材と、該セラミックス基材上に形成された金属回路とを備え、金属回路がアルミニウム又はアルミニウム合金のうち少なくとも一方を含む第一金属層と銅又は銅合金のうち少なくとも一方を含む第二金属層とを有する、セラミックス回路基板を製造する方法を提供する。当該方法が、
アルミニウム粒子又はアルミニウム合金粒子のうち少なくとも一方を含む第一金属粉体を不活性ガスとともにノズルからセラミックス基材の表面に対して吹き付けることにより、前記セラミックス基材に接する前記第一金属層を形成させる工程であって、前記第一金属粉体が10~270℃に加熱されてから前記ノズルから噴出され、前記ノズルの入口における前記不活性ガスのゲージ圧力が1.5~5.0MPaである、工程と、
前記セラミックス基材上に形成された前記第一金属層を不活性ガス雰囲気下で加熱処理する工程と、
銅粒子又は銅合金粒子のうち少なくとも一方を含む第二金属粉体を不活性ガスとともにノズルから前記第一金属層の表面に対して吹き付けることにより、前記第一金属層に接する前記第二金属層を形成させる工程であって、前記第二金属粉体が10~650℃に加熱されてから前記ノズルから噴出され、前記ノズルの入口における前記不活性ガスのゲージ圧力が1.5~5.0MPaであり、前記第一金属層の端面と前記第二金属層の端面とが面一となる、又は、前記第一金属層の端面が前記第二金属層の端面よりも外側にはみ出るように、前記第二金属層が形成される、工程と、
前記第一金属層上に形成された前記第二金属層を不活性ガス雰囲気下で加熱処理する工程と、を含むことができる。
アルミニウム粒子又はアルミニウム合金粒子のうち少なくとも一方を含む第一金属粉体を不活性ガスとともにノズルからセラミックス基材の表面に対して吹き付けることにより、前記セラミックス基材に接する前記第一金属層を形成させる工程であって、前記第一金属粉体が10~270℃に加熱されてから前記ノズルから噴出され、前記ノズルの入口における前記不活性ガスのゲージ圧力が1.5~5.0MPaである、工程と、
前記セラミックス基材上に形成された前記第一金属層を不活性ガス雰囲気下で加熱処理する工程と、
銅粒子又は銅合金粒子のうち少なくとも一方を含む第二金属粉体を不活性ガスとともにノズルから前記第一金属層の表面に対して吹き付けることにより、前記第一金属層に接する前記第二金属層を形成させる工程であって、前記第二金属粉体が10~650℃に加熱されてから前記ノズルから噴出され、前記ノズルの入口における前記不活性ガスのゲージ圧力が1.5~5.0MPaであり、前記第一金属層の端面と前記第二金属層の端面とが面一となる、又は、前記第一金属層の端面が前記第二金属層の端面よりも外側にはみ出るように、前記第二金属層が形成される、工程と、
前記第一金属層上に形成された前記第二金属層を不活性ガス雰囲気下で加熱処理する工程と、を含むことができる。
本発明によれば、アルミニウム及び/又はアルミニウム合金を主成分とする第一金属層と、銅及び/又は銅合金を主成分とする第二金属層とを含み良好な電気特性を有する金属回路を有するセラミックス回路基板を、簡易な工程で製造することができる。また、金属回路層の形成の際にマスクを使用することで、エッチングを必要とすることなく、配線パターンを有する金属回路をセラミックス基材上に形成することができる。
以下、本発明のいくつかの実施形態について詳細に説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
図1は、セラミックス回路基板の一実施形態を示す断面図である。図1に示すセラミックス回路基板100は、セラミックス基材1と、その両面上に設けられた金属回路2a,2bとを有する。金属回路2aは、セラミックス基材1に接する第一金属層21aと第一金属層21aのセラミックス基材1とは反対側の表面上に設けられた第二金属層22aとからなる。金属回路2bは、セラミックス基材1に接する第一金属層21bと第一金属層21bのセラミックス基材1とは反対側の表面上に設けられた第二金属層22bとからなる。第一金属層21a,21b及び第二金属層22a,22bは、それぞれ、加熱された金属粉体を吹き付けることによって形成された層であり、半導体素子等と接続される回路パターンを有していることが多い。
第一金属層21a,21bは、アルミニウム又はアルミニウム合金のうち少なくとも一方を主成分として含む。第二金属層22a,22bは、銅又は銅合金のうち少なくとも一方と主成分として含む。ここで、「主成分」とは、各金属層の全体質量を基準として90質量%以上の割合で含まれる成分を意味する。第一金属層がアルミニウム及びアルミニウム合金の両方を含む場合、それらの合計量が90質量%以上であればよい。同様に、第二金属層が銅及び銅合金の両方を含む場合、それらの合計量が90質量%以上であればよい。主成分の割合は、95質量%以上であってもよい。第一及び第二金属層、又は後述の金属粒子が、微量の不可避的不純物を含んでいてもよい。
第一金属層21a,21bの厚みは、特に制限されないが、例えば30~1000μmであってもよい。第二金属層22a,22bの厚みも、特に制限されないが、例えば150~3000μmであってもよい。第二金属層の厚さが第一金属層の厚さよりも小さくてもよい。
図1のセラミックス回路基板100において、第一金属層21a,21bの端面21Eと第二金属層22a,22bの端面22Eとが面一になっているが、図2に示すセラミックス回路基板101のように、第一金属層21a,21bの端面21Eが、前記第二金属層22a,22bの端面22Eよりも外側、すなわちセラミックス基材1の端部側にはみ出していてもよい。このように第一金属層21a,21bの端部がはみ出すように第二金属層22a,22bが設けられることにより、セラミックス回路基板がより優れた耐熱衝撃性を有することができる。耐熱衝撃性が不足すると、熱衝撃時に第二金属層で生じる熱応力を第一金属層が十分に緩衝できずに、セラミックス基材にクラックが発生し易くなる傾向がある。第一金属層21a,21bの端面21Eが、前記第二金属層22a,22bの端面22Eよりもはみ出している部分の幅は、例えば1~1000μmであってもよい。
図1又は図2に示すセラミックス回路基板を製造する方法の一実施形態は、アルミニウム粒子又はアルミニウム合金粒子のうち少なくとも一方を含む第一金属粉体を不活性ガスとともにノズルからセラミックス基材1の表面に対して吹き付けることにより、セラミックス基材1に接する第一金属層21a,21bをそれぞれ形成させる工程と、セラミックス基材1上に形成された第一金属層21a,21bを不活性ガス雰囲気下で加熱処理する工程と、銅粒子又は銅合金粒子のうち少なくとも一方を含む第二金属粉体を不活性ガスとともにノズルから第一金属層21a,21bの表面に対して吹き付けることにより、第一金属層21a,21bに接する第二金属層22a,22bを形成させる工程と、第一金属層21a,21b上に形成された第二金属層22a,22bを不活性ガス雰囲気下で加熱処理する工程と、から構成される。
図3は、セラミックス基材上に金属層を形成する工程の一実施形態を示す模式図である。図3に示す方法では、粉体スプレー装置3を用いて金属粉体をセラミックス基材1の表面に吹き付けることにより、セラミックス基材1上に第一金属層21aが成膜される。第一金属層21aの成膜の後、その裏側の第一金属層21bを成膜してもよい。
図3に示す粉体スプレー装置3は、高圧ガスボンベ4、ヒーター6、粉末供給装置7、先細末広型のスプレーガンのノズル10及びこれらを連結する配管から主として構成される。複数の高圧ガスボンベ4の下流側に第一の圧力調整器5aが設けられており、第一の圧力調整器5aの下流側で配管が2回路に分岐する。分岐した2回路の配管のそれぞれに、第二の圧力調整器5b及びヒーター6と、第三の圧力調整器5c及び粉末供給装置7とが、それぞれ接続されている。ヒーター6及び粉末供給装置7からの配管がノズル10に接続されている。
粉体スプレー装置3において、高圧ガスボンベ4には、作動ガスとして用いられる不活性ガスが例えば1MPa以上の圧力で充填されている。不活性ガスは、例えばヘリウム若しくは窒素の単一ガス、又はこれらの混合ガスであることができる。高圧ガスボンベ4から供給された作動ガスOGは、一方の回路上で第二の圧力調整器5bにより圧力が調整された上で、ヒーター6によって加熱され、その後、スプレーガンのノズル10に供給される。作動ガスOGはまた、他方の回路上で第三の圧力調整器5cによって圧力が調整された上で、粉末供給装置7にも供給される。粉末供給装置7から、作動ガスOGとともに成膜用の金属粉体がスプレーガンのノズル10に供給される。
作動ガスOG(不活性ガス)のゲージ圧力は、ノズル10の入口10aにおいて1.5~5.0MPaとなるように調節される。作動ガスOG(不活性ガス)のゲージ圧力がこの範囲内にあることは、第一金属層を効率的に形成することに寄与する。同様の観点から、ノズル10の入口10aにおける作動ガスOG(不活性ガス)のゲージ圧力は、2.0~4.0MPaであってもよい。作動ガス(不活性ガス)のノズルの入口におけるゲージ圧力は、ノズルと配管との接続部分で測定することができる。
ヒーター6による加熱温度は、通常、成膜される金属粉体の融点又は軟化点よりも低く設定される。ヒーター6は、通常の加熱装置から任意に選択することができる。
スプレーガンのノズル10に供給された作動ガスは、先細の部分を通ることで圧縮され、その下流側の末広の部分で一気に膨張することで加速される。金属粉体は所定の温度に加熱されるとともに所定の速度まで加速された後、ノズル10の出口から噴出される。ノズル10から噴出された金属粉体は、セラミックス基材1の表面に吹き付けられる。これにより金属粉体がセラミックス基材1の表面に固相状態で衝突しながら堆積して、第一金属層21aを形成する。
第一金属粉体は、アルミニウム粒子であってもよいし、アルミニウム-マグネシウム合金粒子、及びアルミニウム-リチウム合金粒子等の、他の金属元素を含むアルミニウム合金粒子であってもよい。マグネシウム、及びリチウムのようなアルミニウムよりも酸素親和性の高い金属元素を含有するアルミニウム合金粒子を用いると、成膜後の加熱処理の際、マグネシウム又はリチウム等の金属元素と、アルミニウム及びセラミックス基材表面の酸化物層とが反応し、これらが強固に接合する傾向がある。金属層の適切な硬度、及び、耐ヒートサイクル性の観点から、第一金属粉体におけるマグネシウム、リチウム等の金属元素の含有量は、第一金属粉体の質量に対して6.0質量%以下であってもよい。
第一金属層の成膜において、第一金属粉体は10~270℃に加熱される。第一金属粉体の加熱温度がこの範囲内にあることは、第一金属層の効率的な形成することに寄与する。同様の観点から、第一金属粉体が加熱される温度は、260℃以下であってもよく、20℃以上であってもよい。本明細書において、金属粉体が加熱される温度は、金属粉体の最高到達温度を意味する。ノズル10の入口における不活性ガスの温度を、金属粉体が加熱される温度とみなすこともできる。ここで、本明細書において「加熱する」の用語は、室温以下の所定の温度となるように調整することも含む意味で用いられる。
セラミックス基材1上に、セラミックス基材1の表面の一部を覆うマスク材を配置することにより、セラミックス基材上にパターン(回路パターン)を有する第一金属層を形成させてもよい。この方法によれば、成膜後のエッチングのような追加の工程を必要とすることなく、所望のパターンを有する金属回路を容易に形成させることができる。この点でも、本実施形態に係る方法は、パターン形成のためにエッチングを必要とする溶湯法、ろう付法よりも有利である。
第一金属粉体は、ノズル10内で250~1050m/sまで加速されてもよい。本明細書において、金属粉体が加速される速度は、加速された金属粉体が到達する最高速度を意味する。加速された金属粉体が到達する速度が250m/s未満であると、金属粉体がセラミックス基材等に衝突した瞬間に金属粉体が十分に塑性変形し難いため、成膜が困難となるか、成膜された金属層の密着性が低下する傾向がある。加速された金属粉体が達する速度が1050m/s超えると、金属粉体がセラミックス基材等に衝突した時に、金属粉体が粉砕及び飛散して、成膜が困難になる傾向がある。
セラミックス基材上に形成された第一金属層は、不活性ガス雰囲気下で加熱処理される。この加熱処理のための第一金属層の加熱温度は、400~600℃であってもよい。第一金属層を400℃以上の温度で加熱することで、アルミニウムとセラミック基材表面の酸化物層との反応がより進み、強固に接合がなされる。また、第一金属層を600℃以下の温度で加熱することで、第一金属層が軟化することによる影響を少なくすることができる。
第一金属層の加熱処理の後、図3の粉体スプレー装置を用いて第二金属粉体を第一金属層21a,21bの表面に吹き付けることにより、銅及び/又は銅合金を主成分として含む第二金属層22a,22bが形成される。第二金属層を構成する銅合金の例としては、銅-リン合金、銅-モリブデン合金等が挙げられる。すなわち、第二金属粉体は、銅粒子、及び/又は、銅-リン合金粒子若しくは銅-モリブデン合金粒子等の銅合金粒子を含むことができる。第二金属粉体における銅以外の金属元素の含有量は、第二金属粉体の質量に対して6.0質量%以下であってもよい。
第二金属層の成膜において、第二金属粉体は10~650℃に加熱される。第二金属粉体の加熱温度がこの範囲内にあることは、第二金属層を効率的な形成することに寄与する。第二金属粉体を650℃を超える温度まで加熱すると、軟化した銅粒子又は銅合金粒子がノズルの内壁に付着し、結果的にノズルが詰まり、第二金属層を形成することが困難になる可能性がある。第二金属粉体の温度が10℃未満であると、銅粒子または銅合金粒子の塑性変形が著しく抑制され、第二金属層の形成が困難となる傾向がある。同様の観点から、第二金属粉体が加熱される温度は、640℃以下であってもよく、20℃以上であってもよい。
第二金属層の成膜においても、作動ガスOG(不活性ガス)のゲージ圧力は、ノズル10の入口10aにおいて1.5~5.0MPaとなるように調節される。作動ガスOG(不活性ガス)のゲージ圧力がこの範囲内にあることは、第二金属層を効率的に形成することに寄与する。ノズルの入口における作動ガス(不活性ガス)ゲージ圧力が1.5MPa未満であると、第一金属層に第二金属粉体が密着し難くなる傾向がある。ノズルの入口における作動ガス(不活性ガス)のゲージ圧力が5.0MPaを超える、不活性ガスとともに第一金属層に吹き付けられた第二金属粉体が破砕して、第二金属層の形成の効率が低下する傾向がある。同様の観点から、ノズル10の入口10aにおける作動ガスOG(不活性ガス)のゲージ圧力は、2.0~4.0MPaであってもよい。
その他、第二金属粉体の成膜の条件は、第一金属層と同様に調整することができる。第二金属層の形成の際、セラミックス基材1上にマスク材を配置することで、パターンを有する第二金属層を形成させてもよい。
第一金属層上に形成された第二金属層は、不活性ガス雰囲気下で加熱処理される。この加熱処理のための第一金属層の加熱温度は、250~350℃であってもよい。第二金属層を250℃以上の温度で加熱することで、加工硬化による第二金属層内の歪を低減することができる。第二金属層を350℃以下の比較的低温で加熱することで、第一金属層と第二金属層との反応による金属間化合物の生成、及び、金属成分の拡散を抑制することができる。このことも、セラミックス回路基板の信頼性向上に寄与することができる。
第一金属層及び第二金属層中の気孔の形成を抑えるために、第一金属粉体及び/又は第二金属粉体が球形粒子であってもよい。また、第一金属粉体及び/又は第二金属粉体の粒径のバラツキが小さくてもよい。金属粉体の(平均)粒径は、10~70μm、又は20~60μmであってもよい。金属粉体の粒径が10μm未満であると、金属粉体がノズルの先細の部分に詰まり易くなる傾向がある。金属粉体の粒径が70μmを超えると、金属粉体の速度を十分に上げることが困難になる傾向がある。ここで、「粒径」は、各粒子の最大幅を意味する。十分な数の金属粉体の粒子の粒径を測定し、その結果から平均粒径を求めることができる。
セラミックス基材は、適切な絶縁性を有するものから選択することができる。セラミックス基材は、高い熱伝導性を有していてもよい。セラミックス基材の例としては、窒化アルミニウム(AlN)基材、窒化ケイ素(Si3N4)基材、酸化アルミニウム(Al2O3)が挙げられる。窒化アルミニウム基材は、400MPa以上の三点曲げ強度、及び/又は、150W/mK以上の熱伝導率を示すものであってもよい。窒化ケイ素基材は、600MPa以上の三点曲げ強度、及び/又は50W/mK以上の熱伝導率を示すものであってもよい。セラミックス基材1のサイズは、用途に応じて任意に設定される。セラミックス基材1の厚みは、特に制限されないが、例えば0.2~1.0mmであってもよい。これらのセラミックス基材は、それぞれ市販品として入手することが可能である。
以下、実施例を挙げて本発明についてさらに具体的に説明する。ただし、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
全実施例及び全比較例において、セラミックス基材として窒化アルミニウム(AIN)基材(サイズ:60mm×50mm×0.635mmt、三点曲げ強度:500MPa、熱伝導率:150W/mK、純度:95%以上)、又は窒化ケイ素(Si3N4)基材(サイズ:60mm×50mm×0.635mmt、三点曲げ強度:700MPa、熱伝導率:70W/mK、純度:92%以上)を用いた。
[実施例1]
窒化アルミニウム基材の一部を鉄製のマスク材でマスキングした。そこに、アルミニウム粉体(高純度化学研究所社製ガスアトマイズ粉、メジアン径:24μm)を用い、図3と同様の構成を有する粉体スプレー装置によって、縦56mm、横46mm、厚み0.2mmのアルミニウム層(第一金属層)を、窒化アルミニウム基材の表裏それぞれにおいて基材端面から2mm内側の範囲に形成した。アルミニウム層の成膜は、作動ガスとして窒素を用い、アルミニウム粉体の温度を20℃、スプレーガンのノズル入口における作動ガスの圧力を1.5MPaとする条件で行った。
形成されたアルミニウム層を、窒素雰囲気下において500℃を3時間保持することで加熱処理した。
次に、アルミニウム層の一部を鉄製のマスク材でマスキングし、銅粉体(福田金属箔粉工業社製水アトマイズ粉、メジアン径:17μm)を用い、図3と同様の構成を有する粉体スプレー装置によって、アルミニウム層の端面から50μm内側の範囲に銅層(第二金属層、縦55.9、横45.9、厚さ0.4mm)を形成した。銅層の成膜は、作動ガスとして窒素を用い、銅粉体の温度を20℃、ノズル入口における作動ガスの圧力を1.5MPaとする条件で行った。アルミニウム層の端面は、銅層の端面よりも50μmの幅で外側にはみ出していた。
形成された銅層を、窒素雰囲気下において300℃を1時間保持することで加熱処理した。
以上の手順で、窒化アルミニウム基材の両面上に、アルミニウム層及び銅層からなる回路層が形成されている試験体を得た。
窒化アルミニウム基材の一部を鉄製のマスク材でマスキングした。そこに、アルミニウム粉体(高純度化学研究所社製ガスアトマイズ粉、メジアン径:24μm)を用い、図3と同様の構成を有する粉体スプレー装置によって、縦56mm、横46mm、厚み0.2mmのアルミニウム層(第一金属層)を、窒化アルミニウム基材の表裏それぞれにおいて基材端面から2mm内側の範囲に形成した。アルミニウム層の成膜は、作動ガスとして窒素を用い、アルミニウム粉体の温度を20℃、スプレーガンのノズル入口における作動ガスの圧力を1.5MPaとする条件で行った。
形成されたアルミニウム層を、窒素雰囲気下において500℃を3時間保持することで加熱処理した。
次に、アルミニウム層の一部を鉄製のマスク材でマスキングし、銅粉体(福田金属箔粉工業社製水アトマイズ粉、メジアン径:17μm)を用い、図3と同様の構成を有する粉体スプレー装置によって、アルミニウム層の端面から50μm内側の範囲に銅層(第二金属層、縦55.9、横45.9、厚さ0.4mm)を形成した。銅層の成膜は、作動ガスとして窒素を用い、銅粉体の温度を20℃、ノズル入口における作動ガスの圧力を1.5MPaとする条件で行った。アルミニウム層の端面は、銅層の端面よりも50μmの幅で外側にはみ出していた。
形成された銅層を、窒素雰囲気下において300℃を1時間保持することで加熱処理した。
以上の手順で、窒化アルミニウム基材の両面上に、アルミニウム層及び銅層からなる回路層が形成されている試験体を得た。
[実施例2]
窒化ケイ素基材の一部を鉄製のマスク材でマスキングした。そこに、アルミニウム粉体(高純度化学研究所社製ガスアトマイズ粉、メジアン径:24μm)を用い、図3と同様の構成を有する粉体スプレー装置によって、縦56mm、横46mm、厚み0.2mmのアルミニウム層(第一金属層)を、窒化アルミニウム基材の表裏それぞれにおいて基材端面から2mm内側の範囲に形成した。アルミニウム層の成膜は、作動ガスとして窒素を用い、アルミニウム粉体の温度を260℃、ノズル入口における作動ガスの圧力を1.5MPaとする条件で行った。
形成されたアルミニウム層を、窒素雰囲気下において500℃を3時間保持することで加熱処理した。
次に、アルミニウム層の一部を鉄製のマスク材でマスキングし、銅粉末(福田金属箔粉工業社製水アトマイズ粉、メジアン径:17μm)を用い、図3と同様の構成を有する粉体スプレー装置によって、アルミニウム層の端面から50μm内側の範囲に銅層(第二金属層、縦55.9、横45.9、厚さ0.4mm)を形成した。銅層の成膜は、作動ガスとして窒素を用い、銅粉体の温度を640℃、ノズル入口における作動ガスの圧力を1.5MPaとする条件で行った。アルミニウム層の端面は、銅層の端面よりも50μmの幅で外側にはみ出していた。
形成された銅層を、窒素雰囲気下において300℃を1時間保持することで加熱処理した。
以上の手順で、窒化ケイ素基材の両面上に、アルミニウム層及び銅層からなる回路層が形成されている試験体を得た。
窒化ケイ素基材の一部を鉄製のマスク材でマスキングした。そこに、アルミニウム粉体(高純度化学研究所社製ガスアトマイズ粉、メジアン径:24μm)を用い、図3と同様の構成を有する粉体スプレー装置によって、縦56mm、横46mm、厚み0.2mmのアルミニウム層(第一金属層)を、窒化アルミニウム基材の表裏それぞれにおいて基材端面から2mm内側の範囲に形成した。アルミニウム層の成膜は、作動ガスとして窒素を用い、アルミニウム粉体の温度を260℃、ノズル入口における作動ガスの圧力を1.5MPaとする条件で行った。
形成されたアルミニウム層を、窒素雰囲気下において500℃を3時間保持することで加熱処理した。
次に、アルミニウム層の一部を鉄製のマスク材でマスキングし、銅粉末(福田金属箔粉工業社製水アトマイズ粉、メジアン径:17μm)を用い、図3と同様の構成を有する粉体スプレー装置によって、アルミニウム層の端面から50μm内側の範囲に銅層(第二金属層、縦55.9、横45.9、厚さ0.4mm)を形成した。銅層の成膜は、作動ガスとして窒素を用い、銅粉体の温度を640℃、ノズル入口における作動ガスの圧力を1.5MPaとする条件で行った。アルミニウム層の端面は、銅層の端面よりも50μmの幅で外側にはみ出していた。
形成された銅層を、窒素雰囲気下において300℃を1時間保持することで加熱処理した。
以上の手順で、窒化ケイ素基材の両面上に、アルミニウム層及び銅層からなる回路層が形成されている試験体を得た。
[実施例3]
実施例2と同様の手順で試験体を作製した。ただし、アルミニウム層の成膜を、アルミニウム粉体の温度が20℃、ノズル入口における作動ガス圧力が5.0MPaの条件に変更し、銅層の成膜を、銅粉体の温度が20℃、ノズル入口における作動ガス圧力が5.0MPaの条件に変更した。
実施例2と同様の手順で試験体を作製した。ただし、アルミニウム層の成膜を、アルミニウム粉体の温度が20℃、ノズル入口における作動ガス圧力が5.0MPaの条件に変更し、銅層の成膜を、銅粉体の温度が20℃、ノズル入口における作動ガス圧力が5.0MPaの条件に変更した。
[実施例4]
実施例1と同様の手順で試験体を作製した。ただし、アルミニウム層の成膜を、アルミニウム粉体の温度が260℃、ノズル入口における作動ガス圧力が5.0MPaの条件に変更し、銅層の成膜を、銅粉体の温度が640℃、ノズル入口における作動ガス圧力が5.0MPaの条件に変更した。
実施例1と同様の手順で試験体を作製した。ただし、アルミニウム層の成膜を、アルミニウム粉体の温度が260℃、ノズル入口における作動ガス圧力が5.0MPaの条件に変更し、銅層の成膜を、銅粉体の温度が640℃、ノズル入口における作動ガス圧力が5.0MPaの条件に変更した。
[実施例5]
実施例1と同様の手順で試験体を作製した。ただし、アルミニウム層の成膜を、アルミニウム粉体の温度が200℃、ノズル入口における作動ガス圧力が3.0MPaの条件に変更し、銅層の成膜を、銅粉体の温度が350℃、ノズル入口における作動ガス圧力が3.0MPaの条件に変更した。
実施例1と同様の手順で試験体を作製した。ただし、アルミニウム層の成膜を、アルミニウム粉体の温度が200℃、ノズル入口における作動ガス圧力が3.0MPaの条件に変更し、銅層の成膜を、銅粉体の温度が350℃、ノズル入口における作動ガス圧力が3.0MPaの条件に変更した。
[実施例6]
実施例2と同様の手順で試験体を作製した。ただし、アルミニウム層の成膜を、アルミニウム粉体の温度が200℃、ノズル入口における作動ガス圧力が3.0MPaの条件に変更し、銅層の成膜を、銅粉体の温度が350℃、ノズル入口における作動ガス圧力が3.0MPaの条件に変更した。
実施例2と同様の手順で試験体を作製した。ただし、アルミニウム層の成膜を、アルミニウム粉体の温度が200℃、ノズル入口における作動ガス圧力が3.0MPaの条件に変更し、銅層の成膜を、銅粉体の温度が350℃、ノズル入口における作動ガス圧力が3.0MPaの条件に変更した。
[実施例7]
実施例5と同様の手順で試験体を作製した。ただし、銅層の端面とアルミニウム層の端面とが面一となるように銅層を形成させた。
実施例5と同様の手順で試験体を作製した。ただし、銅層の端面とアルミニウム層の端面とが面一となるように銅層を形成させた。
[実施例8]
実施例6と同様の手順で試験体を作製した。ただし、銅層の端面とアルミニウム層の端面とが面一となるように銅層を形成させた。
実施例6と同様の手順で試験体を作製した。ただし、銅層の端面とアルミニウム層の端面とが面一となるように銅層を形成させた。
[比較例1]
銅層形成後に銅層を加熱処理しなかったこと以外は実施例5と同様にして、試験体を作製した。
銅層形成後に銅層を加熱処理しなかったこと以外は実施例5と同様にして、試験体を作製した。
[比較例2]
銅層形成後に銅層を加熱処理しなかったこと以外は実施例6と同様にして、試験体を作製した。
銅層形成後に銅層を加熱処理しなかったこと以外は実施例6と同様にして、試験体を作製した。
[比較例3]
ノズル入口における作動ガス圧力を1.0MPaの条件に変更したこと以外は実施例5と同様の条件で銅層の成膜を試みたが、銅粉末がアルミニウム層に付着せず、銅層を形成することができなかった。
ノズル入口における作動ガス圧力を1.0MPaの条件に変更したこと以外は実施例5と同様の条件で銅層の成膜を試みたが、銅粉末がアルミニウム層に付着せず、銅層を形成することができなかった。
[比較例4]
ノズル入口における作動ガス圧力を5.5MPaの条件に変更したこと以外は実施例6と同様の条件で銅層の成膜を試みたが、銅粉末がアルミニウム層に付着せず、銅層を形成することができなかった。
ノズル入口における作動ガス圧力を5.5MPaの条件に変更したこと以外は実施例6と同様の条件で銅層の成膜を試みたが、銅粉末がアルミニウム層に付着せず、銅層を形成することができなかった。
[比較例5]
銅粉体の温度を0℃としたこと以外は実施例5と同様の条件で銅層の成膜を試みたが、銅粉末がアルミニウム層に付着せず、銅層を形成することができなかった。
銅粉体の温度を0℃としたこと以外は実施例5と同様の条件で銅層の成膜を試みたが、銅粉末がアルミニウム層に付着せず、銅層を形成することができなかった。
[比較例6]
銅粉体の温度を660℃としたこと以外は実施例6と同様の条件で銅層の成膜を試みたが、銅粉末がアルミニウム層に付着せず、銅層を形成することができなかった。
銅粉体の温度を660℃としたこと以外は実施例6と同様の条件で銅層の成膜を試みたが、銅粉末がアルミニウム層に付着せず、銅層を形成することができなかった。
[比較例7]
実施例5と同様の条件でアルミニウム層を形成させた。その後、アルミニウム層を加熱することなく、実施例5と同様の条件で銅層の成膜を試みたが、銅層を形成する間にアルミニウム層が窒化ケイ素基材から剥離し、試験体を作製することができなかった。
実施例5と同様の条件でアルミニウム層を形成させた。その後、アルミニウム層を加熱することなく、実施例5と同様の条件で銅層の成膜を試みたが、銅層を形成する間にアルミニウム層が窒化ケイ素基材から剥離し、試験体を作製することができなかった。
[比較例8]
実施例6と同様の条件でアルミニウム層を形成させた。その後、アルミニウム層を加熱することなく、実施例6と同様の条件で銅層の成膜を試みたが、銅層を形成する間にアルミニウム層が窒化ケイ素基材から剥離し、試験体を作製することができなかった。
実施例6と同様の条件でアルミニウム層を形成させた。その後、アルミニウム層を加熱することなく、実施例6と同様の条件で銅層の成膜を試みたが、銅層を形成する間にアルミニウム層が窒化ケイ素基材から剥離し、試験体を作製することができなかった。
[比較例9]
ノズル入口における作動ガス圧力を1.0MPaの条件に変更したこと以外は実施例5と同様の条件でアルミニウム層の成膜を試みたが、アルミニウム粉体が窒化アルミニウム基材に付着せず、アルミニウム層を形成することができなかった。
ノズル入口における作動ガス圧力を1.0MPaの条件に変更したこと以外は実施例5と同様の条件でアルミニウム層の成膜を試みたが、アルミニウム粉体が窒化アルミニウム基材に付着せず、アルミニウム層を形成することができなかった。
[比較例10]
ノズル入口における作動ガス圧力を5.5MPaの条件に変更したこと以外は実施例6と同様の条件でアルミニウム層の成膜を試みたが、アルミニウム粉体が窒化ケイ素基材に付着せず、アルミニウム層を形成することができなかった。
ノズル入口における作動ガス圧力を5.5MPaの条件に変更したこと以外は実施例6と同様の条件でアルミニウム層の成膜を試みたが、アルミニウム粉体が窒化ケイ素基材に付着せず、アルミニウム層を形成することができなかった。
[比較例11]
アルミニウム粉体の温度を0℃に変更したこと以外は実施例5と同様の条件でアルミニウム層の成膜を試みたが、アルミニウム粉体が窒化アルミニウム基材に付着せず、アルミニウム層を形成することができなかった。
アルミニウム粉体の温度を0℃に変更したこと以外は実施例5と同様の条件でアルミニウム層の成膜を試みたが、アルミニウム粉体が窒化アルミニウム基材に付着せず、アルミニウム層を形成することができなかった。
[比較例12]
アルミニウム粉体の温度を280℃に変更したこと以外は実施例6と同様の条件でアルミニウム層の成膜を試みたが、ノズル先細部にアルミニウム粉体が詰まり、アルミニウム層を形成することができなかった。
アルミニウム粉体の温度を280℃に変更したこと以外は実施例6と同様の条件でアルミニウム層の成膜を試みたが、ノズル先細部にアルミニウム粉体が詰まり、アルミニウム層を形成することができなかった。
試験体の作製条件と成膜可否の結果を表1に示す。
[導電率測定]
実施例1~8、及び比較例1、2の試験体関して、渦電流法による金属回路層の導電率測定を行った。実施例1~8の試験体は、導電率90IACS%以上の高い導電性を示した。比較例1、2の試験体の導電率は60IACS%と低かった。
実施例1~8、及び比較例1、2の試験体関して、渦電流法による金属回路層の導電率測定を行った。実施例1~8の試験体は、導電率90IACS%以上の高い導電性を示した。比較例1、2の試験体の導電率は60IACS%と低かった。
[ヒートサイクル試験]
導電性が良好であった実施例1~8の試験体に対し、「180℃の環境に30分放置した後に-45℃の環境に30分放置」を1サイクルとして、1000サイクルのヒートサイクル試験を実施した。ヒートサイクル試験後、実施例1~8の試験体においてはアルミニウム層、銅層の剥離等の異常は確認されなかった。
導電性が良好であった実施例1~8の試験体に対し、「180℃の環境に30分放置した後に-45℃の環境に30分放置」を1サイクルとして、1000サイクルのヒートサイクル試験を実施した。ヒートサイクル試験後、実施例1~8の試験体においてはアルミニウム層、銅層の剥離等の異常は確認されなかった。
本発明によれば、高い信頼性のセラミックス回路基板を製造することができる。
1…セラミックス基材、2a,2b…金属回路、3…粉体スプレー装置、4…高圧ガスボンベ、5a…第一の圧力調整器、5b…第二の圧力調整器、5c…第三の圧力調整器、6…ヒーター、7…粉末供給装置、10…スプレーガンのノズル、10a…ノズルの入口、21a,21b…第一金属層、22a,22b…第二金属層。
Claims (5)
- セラミックス基材と、該セラミックス基材上に形成された金属回路とを備え、前記金属回路がアルミニウム又はアルミニウム合金のうち少なくとも一方を含む第一金属層と銅又は銅合金のうち少なくとも一方を含む第二金属層とを有する、セラミックス回路基板を製造する方法であって、当該方法が、
アルミニウム粒子又はアルミニウム合金粒子のうち少なくとも一方を含む第一金属粉体を不活性ガスとともにノズルからセラミックス基材の表面に対して吹き付けることにより、前記セラミックス基材に接する前記第一金属層を形成させる工程であって、前記第一金属粉体が10~270℃に加熱されてから前記ノズルから噴出され、前記ノズルの入口における前記不活性ガスのゲージ圧力が1.5~5.0MPaである、工程と、
前記セラミックス基材上に形成された前記第一金属層を不活性ガス雰囲気下で加熱処理する工程と、
銅粒子又は銅合金粒子のうち少なくとも一方を含む第二金属粉体を不活性ガスとともにノズルから前記第一金属層の表面に対して吹き付けることにより、前記第一金属層に接する前記第二金属層を形成させる工程であって、前記第二金属粉体が10~650℃に加熱されてから前記ノズルから噴出され、前記ノズルの入口における前記不活性ガスのゲージ圧力が1.5~5.0MPaであり、前記第一金属層の端面と前記第二金属層の端面とが面一となる、又は、前記第一金属層の端面が前記第二金属層の端面よりも外側にはみ出るように、前記第二金属層が形成される、工程と、
前記第一金属層上に形成された前記第二金属層を不活性ガス雰囲気下で加熱処理する工程と、
を含む、方法。 - 前記第一金属層を不活性ガス雰囲気下で加熱処理する前記工程において、前記第一金属層が400~600℃に加熱される、請求項1に記載の方法。
- 前記第一金属層を不活性ガス雰囲気下で加熱処理する前記工程において、前記第二金属層が250~350℃に加熱される、請求項1又は2に記載の方法。
- 前記第一金属粉体及び前記第二金属粉体の平均粒径が10~70μmである、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第一金属層を形成させる工程、及び前記第二金属層を形成させる工程において、前記セラミックス基材上にその表面の一部を覆うマスク材を配置することにより、パターンを有する前記第一金属層及び前記第二金属層を形成させる、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
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