WO2017082006A1 - ワイヤハーネス保護材 - Google Patents

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folding
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長谷川 勝美
知士 岩田
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
    • H02G3/02Details
    • H02G3/04Protective tubing or conduits, e.g. cable ladders or cable troughs

Definitions

  • the wire harness protective material according to the present invention uses a commercially available plastic corrugated cardboard sheet, does not use a mold, and a folding screen member and an upper cover. Since the member and the lower cover member can be formed, it is possible to manufacture at a lower material cost and processing cost compared to the conventional production of a new mold and production of a wire harness protective material using the mold. Time can be shortened.
  • the wire harness protective material according to the present invention can adjust the length of the folding state of the folding member for the wire harnesses having different protection lengths, and it is necessary to prepare several types of folding members.
  • the upper cover member and the lower cover member can be prepared in plural, and a long plastic cardboard sheet with a required width is prepared.
  • the material cost is also cut from the point that it can be cut into a predetermined length and the upper and lower cover members can be easily and quickly provided with an upside down shape with the upper cover member and the lower cover member.
  • the processing cost is low and the manufacturing time can be shortened.
  • the wire harness protective material according to the present invention has a large strength against a load from the vertical direction because the folding member exists like a brace in plan view with respect to the upper cover member.

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Abstract

長さの異なるワイヤハーネスを保護する際、材料費、加工費を安価で製造時間を短縮することができるワイヤハーネス保護材を提供するために、ワイヤハーネス保護材(10)は、複数の矩形面部(11a)を有し、複数の矩形面部(11a)が水平方向につづら折れに開いた状態となるように一体に連結され、各矩形面部(11a)に、ワイヤハーネス(WH)を挿通させかつ支持する貫通孔(12)を有する屏風部材(11)と、つづら折れに開いた状態の屏風部材(11)に対し、少なくとも上端に載置され固定された上側カバー部材(16)と、を有し、上側カバー部材(16)の下面から肉厚方向に中途までに、屏風部材(11)の上端部を嵌入させる上側凹条部(16a)を有する。

Description

ワイヤハーネス保護材
 本発明は、ワイヤハーネス保護材に関する。
 自動車用ワイヤハーネスは、自動車の車室内で配線されるため、自動車の製造中の作業者や完成した自動車の車室内の運転者、同乗者など人に踏まれる場合があり、ワイヤハーネスの切断などワイヤハーネスの損傷がしばしば発生していた。この結果、ワイヤハーネスは保護する必要がある。
 従来、この種の自動車においては、人に踏まれても損傷しないようにするために、図7に示すような合成樹脂製のワイヤハーネス保護材を使用するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。ワイヤハーネス保護材31は、開口した両端を有し、上下の面が平坦な筒状体32から構成されている。このため、ワイヤハーネス保護材31がワイヤハーネスWHを通線した状態で人に踏まれてもこのワイヤハーネス保護材31によりワイヤハーネスWHが保護されている。
 しかしながら、前述のような従来のワイヤハーネス保護材にあっては、通線するワイヤハーネスの増加などによりワイヤハーネス保護材の形状を変更する場合、ワイヤハーネス保護材を成形する金型を変更する必要があり、このためワイヤハーネス保護材を製造するための費用、時間がかかってしまうという問題点があった。
 本発明は、このような従来の課題を解決すべくなされたものであり、長さの異なるワイヤハーネスを保護する際、材料費、加工費を安価で製造時間を短縮することができるワイヤハーネス保護材を提供することを目的とする。
 本発明に係るワイヤハーネス保護材は、上記目的達成のため、複数の矩形面部を有し、前記複数の矩形面部が水平方向につづら折れに開いた状態となるように一体に連結され、前記各矩形面部に、ワイヤハーネスを挿通させかつ支持する貫通孔を有する屏風部材と、前記つづら折れに開いた状態の屏風部材に対し、少なくとも上端に載置され固定された上側カバー部材と、を有し、前記上側カバー部材の下面から肉厚方向に中途までに、前記屏風部材の上端部を嵌入させる上側凹条部を有する構成である。
 この構成により、本発明に係るワイヤハーネス保護材では、屏風部材と上側カバー部材とを組付け、屏風部材に設けた貫通孔にワイヤハーネスを挿通するようにしてワイヤハーネスを保護することができる。本発明に係るワイヤハーネス保護材は、長さの異なるワイヤハーネスを保護する際、材料費、加工費を安価で製造時間を短縮することができる。すなわち、保護材の全体の長さを変更したい場合に、屏風部材が伸縮自在でありその長さを変更できるため、異なる長さと異なる上側凹条部を有する上側カバー部材を変えるだけで好ましい折り畳み状態にある保護材の全体の長さを変更することができる。このため、従来のワイヤハーネス保護材のように求められる長さ毎のワイヤハーネス保護材を準備する必要がない。このため、材料費、加工費を安価で製造時間を短縮することができる。
 また、本発明に係るワイヤハーネス保護材は、上記目的達成のため、複数の矩形面部を有し、前記複数の矩形面部が水平方向につづら折れに開いた状態となるように一体に連結され、前記各矩形面部に、ワイヤハーネスを跨いだ状態に前記ワイヤハーネスを挿通させる下端に開かれた湾状凹部を有する屏風部材と、前記つづら折れに開いた状態の屏風部材に対し、少なくとも上端に載置され固定された上側カバー部材と、を有し、前記上側カバー部材の下面から肉厚方向に中途までに、前記屏風部材の上端部を嵌入させる上側凹条部を有する構成である。
 この構成により、本発明に係るワイヤハーネス保護材では、屏風部材と上側カバー部材とを組付け、屏風部材に設けた湾状凹部でワイヤハーネスを跨ぐようにしてワイヤハーネスを保護することができる。本発明に係るワイヤハーネス保護材では、長さの異なるワイヤハーネスを保護する際、材料費、加工費を安価で製造時間を短縮することができる。すなわち、保護材の全体の長さを変更したい場合に、屏風部材が伸縮自在でありその長さを変更できるため、異なる長さと異なる上側凹条部を有する上側カバー部材を変えるだけで好ましい折り畳み状態にある保護材の全体の長さを変更することができる。このため、従来のワイヤハーネス保護材のように求められる長さ毎のワイヤハーネス保護材を準備する必要がない。このため、材料費、加工費を安価で製造時間を短縮することができる。
 本発明に係るワイヤハーネス保護材においては、前記屏風部材は、2枚の帯状体と、2枚の帯状体に挟まれて一体に積層された波状体と、を有し、前記2枚の帯状体と前記波状体とに、前記貫通孔または前記湾状凹部が所要間隔で設けられ、前記複数の矩形面部を有するように前記つづら折れに形成された構成としてもよい。
 この構成により、本発明に係るワイヤハーネス保護材は、長さの異なるワイヤハーネスを保護する際、材料費、加工費を安価で製造時間を短縮することができる。すなわち、保護材の全体の長さを変更したい場合に、屏風部材が伸縮自在でありその長さを変更できるため、異なる長さと異なる上側凹条部を有する上側カバー部材を変えるだけで好ましい折り畳み状態にある保護材の全体の長さを変更することができる。このため、従来のワイヤハーネス保護材のように求められる長さ毎のワイヤハーネス保護材を準備する必要がない。このため、材料費、加工費を安価で製造時間を短縮することができる。
 本発明に係るワイヤハーネス保護材においては、前記つづら折れに開いた状態の屏風部材が載るように敷設され固定された下側カバー部材を更に有し、前記下側カバー部材の上面から肉厚方向に中途までに、前記屏風部材の下端部を嵌入させる下側凹条部を有する構成としてもよい。
 この構成により、本発明に係るワイヤハーネス保護材では、下側カバー部材と屏風部材と上側カバー部材とを組付け、屏風部材に設けた貫通孔または湾状凹部にワイヤハーネスを挿通するようにしてワイヤハーネスを保護することができる。このワイヤハーネス保護材は、下側カバー部材が下側凹条部を有するので、下側カバー部材の上に、つづら折れに開いた状態の屏風部材が載るように敷設するだけで、下側カバー部材と屏風部材とが強固で安定することができる。
 本発明によれば、長さの異なるワイヤハーネスを保護する際、材料費、加工費を安価で製造時間を短縮することができるワイヤハーネス保護材を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るワイヤハーネス保護材の斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係るワイヤハーネス保護材の上側カバー部材単体の構成を示す斜視図である。 図1Aにおける屏風部材の部分図である。 つづら折れに開いた開状態の屏風部材の長さ方向の長さがL1である場合の屏風部材の斜視図である。 つづら折れに開いた開状態の屏風部材の長さ方向の長さがL2である場合の屏風部材の斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係るワイヤハーネス保護材の斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係るワイヤハーネス保護材の下側カバー部材単体の構成を示す斜視図である。 本発明の第3の実施の形態に係るワイヤハーネス保護材の斜視図であり、帯状体の貫通孔が前記帯状体の下方に開口している構成を示す。 従来のワイヤハーネス保護材の斜視図である。
 以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
 図1A、図1Bおよび図2において、ワイヤハーネス保護材10は、屏風部材11と上側カバー部材16とを有する。屏風部材11および上側カバー部材16は、例えばポリプロピレン、あるいはポリカーボネート製の同一材料のプラスチック製段ボールシートよりなる。
 屏風部材11は、水平方向につづら折れに開いた状態となる複数の矩形面部11aを有し、各矩形面部11aに、ワイヤハーネスWHを挿通させかつ支持する貫通孔12を有する。
 屏風部材11は、2枚の帯状体13a、13bと、帯状体13a、13bの間に介在し2枚の帯状体13a、13bを補強する波状体14と、帯状体13a、13bと波状体14を幅方向に連結して帯状体13a、13bと波状体14を屈曲させることができる屈曲部15とを有する。前述した貫通孔12は、帯状体13a、13bおよび波状体14を貫通してワイヤハーネスWHを挿通させるよう形成されている。
 波状体14が、山と谷からなる波型の形状を有しているため、2枚の帯状体13a、13bの上下の荷重に対して強度が増すよう帯状体13a、13bを補強している。
 上側カバー部材16は、つづら折れに開いた状態の屏風部材11に対し、上端に載置され固定されている。上側カバー部材16の下面から肉厚方向に中途までに、屏風部材11の上端部を嵌入させる上側凹条部16aを有する。
 上側カバー部材16が屏風部材11の上面に設置されたとき、上側凹条部16aが帯状体13a、13bと波状体14の上部に嵌合して屏風部材11をつづら折れに開いた開状態に保持することにより、屏風部材11の強度を増強している。上側凹条部16aは、上側カバー部材16に下向きに開口するように形成された、稲妻状の平面形状を有する溝である。
 すなわち、第1の実施の形態においては、上側カバー部材16の下部に上側凹条部16aが形成されており、上側カバー部材16が屏風部材11の上面に設置されたとき、帯状体13a、13bと波状体14の上部に係合して屏風部材11をつづら折れに開いた開状態に保持するようになっている。上側凹条部16aは、帯状体13a、13bと補強体14の上部に係合するために屏風部材11の開状態のつづら折れ形状と同様な形状に形成されている。
 第1の実施の形態においては、上側カバー部材16の下部に形成された上側凹条部16aが形成されているので、上側カバー部材16が屏風部材11の上面に設置されたとき、帯状体13a、13bと波状体14の上部に係合して屏風部材11をつづら折れに開いた開状態に強固で安定して保持することができる。
 第1の実施の形態の作用について説明する。
 図1A、図1Bおよび図2において、ワイヤハーネスWHを挿通させるよう形成された貫通孔12を有し、つづら折れに開いた開状態と折り畳んだ閉状態との間で折り畳み可能な屏風部材11を準備する。
 まず、屏風部材11を折り畳んだ閉状態にする。この閉状態で、貫通孔12にワイヤハーネスWHを挿通させる。屏風部材11が折り畳んだ閉状態であるので、貫通孔12にワイヤハーネスWHを容易に挿通させることができる。
 次に、図3に示すように、つづら折れに開いた開状態の屏風部材11の長さ方向の長さをL1にしたい場合、つづら折れに開いた開状態の屏風部材11の長さ方向の長さを調節して長さL1にした後、この屏風部材11の開状態のつづら折れ形状と同様な形状の上側凹条部16aを有する上側カバー部材16を屏風部材11の上面に設置して帯状体13a、13bと波状体14の上部に係合させる。
 次で、図4に示すように、つづら折れに開いた開状態の屏風部材11の長さ方向の長さを変更したい場合には、例えば、つづら折れに開いた開状態の屏風部材11の長さ方向の長さL1からL2に変更したい場合、この屏風部材11の開状態を調節してその長さL1からL2に変更した後、このつづら折れ形状と同様な形状の上側凹条部16aを有する上側カバー部材16を屏風部材11の上面に設置して帯状体13a、13bと波状体14の上部に係合させる。
 このように、第1の実施の形態においては、つづら折れに開いた開状態の屏風部材11の長さ方向の長さL1からL2に変更する場合、異なる上側凹条部16aを有する上側カバー部材16を変更するだけで屏風部材11を変更する必要がない。このため、従来のワイヤハーネス保護材のように求められる長さ毎のワイヤハーネス保護材を準備する必要がない。したがって、長さの異なるワイヤハーネスを保護する際、材料費、加工費を安価で製造時間を短縮することができる。
 第1の実施の形態においては、上側カバー部材16の下部に形成された上側凹条部16aによって屏風部材11をつづら折れに開いた開状態に保持するようにしているが、本発明においては、上側凹条部16aが第1の実施の形態のように上側凹条部16aによって構成されるものに限らず、屏風部材11をつづら折れに開いた開状態に保持するものであれば如何なる構造のものでもよい。
(第2の実施の形態)
 図5A、図5Bにおいて、ワイヤハーネス保護材10Aは、屏風部材11と上側カバー部材16と下側カバー部材21とを有する。屏風部材11、上側カバー部材16および下側カバー部材21は、例えばポリプロピレン、あるいはポリカーボネート製の同一材料のプラスチック製段ボールシートよりなる。
 屏風部材11と上側カバー部材16は、第1の実施の形態に係る屏風部材11と上側カバー部材16と同一の構成であり、説明を省略する。
 下側カバー部材21は、つづら折れに開いた状態の屏風部材11が載るように敷設され屏風部材11と固定されている。下側カバー部材21の上面から肉厚方向の中途までに、屏風部材11の下端部を嵌入させる下側凹条部21aを有する。
 このため、下側カバー部材21が屏風部材11の下面に設置されたとき、下側凹条部21aが帯状体13a、13bと波状体14の下部に係合して屏風部材11をつづら折れに開いた開状態に保持する。このように、上側カバー部材16および下側カバー部材21が屏風部材11の上面および下面にそれぞれ設置されたとき、帯状体13a、13bと波状体14の上側凹条部16aおよび下側凹条部21aに嵌合して屏風部材11をつづら折れに開いた開状態に強固に安定して保持することができる。
(第3の実施の形態)
 図6において、ワイヤハーネス保護材10Bは、屏風部材11Bと、上側カバー部材16とを有している。屏風部材11および上側カバー部材16は、例えばポリプロピレン、あるいはポリカーボネート製の同一材料のプラスチック製段ボールシートよりなる。
 屏風部材11Bは、複数の矩形面部11aを有し、複数の矩形面部11aが水平方向につづら折れに開いた開状態となるように一体に連結され、各矩形面部11aに、ワイヤハーネスWHを跨いだ状態にワイヤハーネスWHを挿通させる下端に開かれた湾状凹部17を有する。
 屏風部材11Bは、2枚の帯状体13a、13bと、2枚の帯状体13a、13bに挟まれて一体に積層された波状体14と、を有して構成されている点は、第1の実施の形態と同一である。屏風部材11Bは、2枚の帯状体13a、13bと波状体14とに、湾状凹部17が所要間隔で設けられている。
 第3の実施の形態においては、図6に示すように、湾状凹部17を有しているので、ワイヤハーネスWHをワイヤハーネス保護材10Bに組み付ける作業、すなわち、通線作業を簡単にすることができる。なお、第2の実施の形態と同様に、下側カバー部材21を設けることもできる。
 本発明に係るワイヤハーネス保護材は、上述した第1ないし第3の実施の形態における説明から分かるように、市販品のプラスチック製段ボールシートを用い、金型は用いることなく、屏風部材と上側カバー部材と下側カバー部材とを形成することができるので、従来において新しく金型を製作その金型を用いてワイヤハーネス保護材を製作していたことに比べ、材料費、加工費が安価で製造時間を短縮することができる。
 また、本発明に係るワイヤハーネス保護材は、異なる保護長さのワイヤハーネスに対して、屏風部材のつづら折れの開状態の長さを調整することができ、屏風部材を何種類も用意する必要がなく、上側カバー部材および下側カバー部材については、複数用意しておくことができ、また所要幅で長尺材のプラスチック製段ボールシートを用意し、屏風部材のつづら折れの開状態の長さ合わせて所定長さに切断し、上側カバー部材および下側カバー部材とで天地逆形状となる上側凹条部または下側凹条部を設けることが容易かつ短時間に行える点からも、材料費、加工費が安価で製造時間を短縮することができる。
 さらに、本発明に係るワイヤハーネス保護材は、上側カバー部材に対して屏風部材が平面視において筋交いのように存在するので、縦方向からの荷重に対して大きな強度を有する。
 以上説明したように、本発明は、長さの異なるワイヤハーネスを保護する際、材料費、加工費を安価で製造時間を短縮することができる効果を有し、長さの異なるワイヤハーネスを保護する際の使用されるワイヤハーネス保護材全般に有用である。
 10、10A、10B ワイヤハーネス保護材
 11、11B 屏風部材
 11a 矩形面部
 12 貫通孔
 13a、13b 帯状体
 14 波状体
 15 屈曲部
 16 上側カバー部材
 16a 上側凹条部
 17 湾状凹部
 21 下側カバー部材
 21a 下側凹条部
 WH ワイヤハーネス
特開2015-162916号公報

Claims (4)

  1.  複数の矩形面部を有し、前記複数の矩形面部が水平方向につづら折れに開いた状態となるように一体に連結され、前記各矩形面部に、ワイヤハーネスを挿通させかつ支持する貫通孔を有する屏風部材と、
     前記つづら折れに開いた状態の屏風部材に対し、少なくとも上端に載置され固定された上側カバー部材と、を有し、
     前記上側カバー部材の下面から肉厚方向に中途までに、前記屏風部材の上端部を嵌入させる上側凹条部を有する、ことを特徴とするワイヤハーネス保護材。
  2.  複数の矩形面部を有し、前記複数の矩形面部が水平方向につづら折れに開いた状態となるように一体に連結され、前記各矩形面部に、ワイヤハーネスを跨いだ状態に前記ワイヤハーネスを挿通させる下端に開かれた湾状凹部を有する屏風部材と、
     前記つづら折れに開いた状態の屏風部材に対し、少なくとも上端に載置され固定された上側カバー部材と、を有し、
     前記上側カバー部材の下面から肉厚方向に中途までに、前記屏風部材の上端部を嵌入させる前記上側凹条部を有する、ことを特徴とするワイヤハーネス保護材。
  3.  前記屏風部材は、2枚の帯状体と、2枚の帯状体に挟まれて一体に積層された波状体と、を有し、前記2枚の帯状体と前記波状体とに、前記貫通孔または前記湾状凹部が所要間隔で設けられ、前記複数の矩形面部を有するように前記つづら折れに形成されたことを特徴とする請求項1または2に記載のワイヤハーネス保護材。
  4.  前記つづら折れに開いた状態の屏風部材が載るように敷設され固定された下側カバー部材を更に有し、
     前記下側カバー部材の上面から肉厚方向に中途までに、前記屏風部材の下端部を嵌入させる前記下側凹条部を有する、ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のワイヤハーネス保護材。
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