WO2017006413A1

WO2017006413A1 - 語学学習支援システム、語学学習支援方法及びプログラム

Info

Publication number: WO2017006413A1
Application number: PCT/JP2015/069415
Authority: WO
Inventors: ▲かく▼衛; 安江克寛
Original assignee: 安西株式会社
Priority date: 2015-07-06
Filing date: 2015-07-06
Publication date: 2017-01-12

Abstract

本発明は、語学学習支援システム、語学学習支援方法及びプログラムに関する。本発明は、通信網（１２）に接続された１以上の利用者端末（１４）と、通信網（１２）に接続された１以上の対話者端末（１６）と、を有する。利用者端末（１４）及び対話者端末（１６）は、予め設定された短時間にわたって音声のみによる通話を実行させるための音声送受信部（３４８）を有する。利用者端末（１４）は、話題を対話者端末（１６）に送信する話題送信部（３４６）を有する。対話者端末（１６）は、利用者端末（１４）から送信された話題を表示部（２２）に表示する話題表示制御部（４６２）を有する。

Description

語学学習支援システム、語学学習支援方法及びプログラム

　本発明は、語学学習支援システム、語学学習支援方法及びプログラムに関し、気軽に例えば３～１０分程度の短時間（隙間時間等）を利用して音声のみで語学学習を行う際に好適な語学学習支援システム、語学学習支援方法及びプログラムに関する。なお、隙間時間とは、予定と予定の間に生じた短時間の暇、移動時間、待ち時間等を指す。

　従来からネットワークを利用して英語等の語学を学習する語学支援システムが提供されている（例えば特開２０１４－０３８１４０号公報及び特開２００８－１６４７０１号公報参照）。

　特開２０１４－０３８１４０号公報記載のシステムは、第１言語における子音の発音記号を第１の方向に並べて表示パネルに表示し、第１言語における母音の発音記号を第２の方向に並べて表示パネルに表示する。そして、ユーザーが操作入力によって、ある１つの発音記号を選択すると、選択した発音記号に対応する音声を再生する。

　特開２００８－１６４７０１号公報記載のシステムは、発音練習に用いるテキストを任意に入力した場合であっても、そのテキストに最も適したリズム音を簡便に選択することができるようにしたシステムである。具体的には、教師により指定されたテンポでＭＩＤＩデータを再生リズム音として演奏し、学習者用端末にマルチキャスト配信する。学習者用端末では、教材サーバーから原文テキストを取得する。学習者は、教師用端末から配信された再生リズム音を聴きながら、取得した原文テキストを見てチャンツ学習を行う。

　特開２０１３－０８５１１７号公報記載のシステムは、１以上の通話先を含む通話先表示サイトを有し、ユーザーが前記サイトにアクセスしてきたときに、ユーザーの選択に応じて通話先との通話を即時に設定する。これにより、外国語学校のようなサイトにおいて、ユーザーがリアルタイムで希望する講師を選択し、即時に会話練習をすることができる。ダミーＩＤを介することにより、講師－ユーザーの少なくとも一方に、相手の真のＩＤを隠ぺいすることが可能となっている。

　ところで、上述した特開２０１４－０３８１４０号公報、特開２００８－１６４７０１号公報及び特開２０１３－０８５１１７号公報等の従来のシステムでは、語学学校に通学して教育を受ける、あるいはネットワーク等を介した通信教育を想定したシステムである。そのため、予め用意された教材等の内容に従って、語学学習を行うことが主目的となっている。このような語学教育においては、例えば３～１０分程度の短時間（隙間時間等）を利用して、講師と例えば音声のみで語学学習を行うことを想定していない。想定したとしても、毎回、挨拶程度の会話はできるが、次の話題が出せないまま既定の学習時間が経過してしまい、学習効果を実感できないというおそれがあった。

　本発明は、このような課題を考慮してなされたものであり、気軽に例えば３～１０分程度の短時間（隙間時間等）を利用して音声のみで、しかも、自分で選択・設定した話題に基づいて語学学習を行うことができ、学習者に学習効果を実感させることが可能な語学学習支援システム、語学学習支援方法及びプログラムを提供することを目的とする。

［１］　第１の本発明に係る語学学習支援システムは、通信網に接続された１以上の利用者端末と、前記通信網に接続された１以上の対話者端末と、を有し、前記利用者端末及び前記対話者端末は、予め設定された短時間にわたって音声のみによる通話を実行させるための音声送受信部を有し、前記利用者端末は、話題を前記対話者端末に送信する話題送信部を有し、前記対話者端末は、前記利用者端末から送信された前記話題を画面に表示する話題表示制御部を有することを特徴とする。

［２］　第１の本発明において、前記短時間は、最大で１０分が好ましい。

［３］　第１の本発明において、前記利用者端末及び前記対話者端末は、通話時間を画面に表示することが好ましい。

［４］　第１の本発明において、前記話題送信部は、利用者の操作入力による話題を前記対話者端末に送信することが好ましい。

［５］　第１の本発明において、さらに、複数の話題を少なくとも前記利用者端末に提供する話題提供部を有し、前記利用者端末は、提供された複数の前記話題を表示画面に表示し、提供された複数の前記話題のうち、１つの前記話題を、利用者の操作入力に基づいて選択し、前記話題送信部は、選択された前記話題を前記対話者端末に送信することが好ましい。

［６］　この場合、前記利用者端末は、前記話題提供部から新たな話題が追加された際に、新たな話題が追加されたことを示すメッセージを画面に表示する話題追加表示制御部を有することが好ましい。

［７］　第１の本発明において、さらに、少なくとも前記通信網に接続された１以上の前記対話者端末に対応する対話者の少なくとも氏名を含む対話者情報を前記利用者端末に提供する対話者情報提供部を有し、前記利用者端末は、前記対話者情報提供部からの前記対話者情報を一覧表として画面に表示する対話者一覧表示処理部と、表示された前記一覧表のうち、前記利用者の操作入力に基づいて選択された対話者情報に対応し、且つ、通話中でない対話者端末との音声による通話を実施する通話処理部と、を有することが好ましい。

［８］　この場合、前記対話者情報提供部は、前記通信網に接続された１以上の前記対話者端末のうち、通話中の対話者端末に対応する対話者情報に通話中を示す情報を付加し、前記利用者端末の前記対話者一覧表示処理部は、前記一覧表に表示された１以上の対話者情報のうち、前記通話中を示す情報が付加された対話者情報に、通話中を示す表示を行うことが好ましい。

［９］　［７］又は［８］において、前記利用者端末は、表示された前記一覧表のうち、前記利用者の操作入力に基づいて選択した対話者情報が、他の利用者と通話中の対話者端末に対応する対話者情報である場合に、順番待ちを示す情報を前記対話者情報提供部に送信する順番待ち送信部を有し、前記対話者情報提供部は、前記利用者端末から前記順番待ちを示す情報が送信された場合に、対応する対話者情報に通話待ちと人数を示す情報を付加し、前記利用者端末の前記対話者一覧表示処理部は、前記一覧表に表示された１以上の対話者情報のうち、前記順番待ち情報が付加された対話者情報に、通話待ちと人数の表示を行うことが好ましい。

［１０］　この場合、さらに、前記対話者情報提供部は、前記利用者端末からの通話終了情報を受信した段階で、当該利用者との通話が終了した対話者に順番待ちがあれば、順番待ちの登録時期が最も古い利用者の利用者端末に対して順番待ち解除情報を送信し、前記利用者端末は、前記対話者情報提供部からの前記順番待ち解除情報の受信に基づいて、順番待ちが解除されたことを示す情報を画面に表示する順番待ち解除処理部を有することが好ましい。

［１１］　［７］～［１０］において、前記利用者端末の前記対話者一覧表示処理部は、前記一覧表に表示された１以上の対話者情報のうち、通話中でない対話者情報に、通話可能を示す表示を行うことが好ましい。

［１２］　［７］～［１１］において、前記対話者端末は、画面に表示された待機ボタンが前記対話者の操作入力に基づいて選択された場合に、待機中を示す情報を前記対話者情報提供部に送信する待機中情報送信部を有し、前記対話者情報提供部は、前記通信網に接続された１以上の前記対話者端末のうち、待機中の対話者端末に対応する対話者情報に待機中を示す情報を付加する待機中情報付加部を有し、前記利用者端末の前記対話者一覧表示処理部は、前記一覧表に表示された１以上の対話者情報のうち、待機中の対話者情報に、通話可能を示す表示を行うことが好ましい。

［１３］　［７］～［１２］において、前記一覧表として表示される前記対話者情報は、１回の前記通話に対する報酬額を含むことが好ましい。

［１４］　［７］～［１３］において、さらに、前記通信網に接続された１以上の対話者端末に対応する対話者を管理する対話者管理部を有し、前記利用者端末は、通話が終了した際に、通話した対話者を評価するための複数の評価ボタンを画面に表示する対話者評価表示制御部と、表示された前記複数の評価ボタンのうち、１つの前記評価ボタンを、利用者の操作入力に基づいて選択し、選択された評価ボタンに対応する評価を、前記対話者管理部に送信する対話者評価送信部とを有することが好ましい。

［１５］　［７］～［１４］において、さらに、前記通信網に接続された１以上の利用者端末に対応する利用者を管理する利用者管理部を有し、前記対話者端末は、通話が終了した際に、通話した利用者を評価するための複数の評価ボタンを画面に表示する利用者評価表示制御部と、表示された前記複数の評価ボタンのうち、１つの前記評価ボタンを、対話者の操作入力に基づいて選択し、選択された評価ボタンに対応する評価を、前記利用者管理部に送信する利用者評価送信部とを有することが好ましい。

［１６］　第１の本発明において、さらに、前記利用者端末は、利用者認証部を有し、前記対話者端末は、対話者認証部を有し、前記利用者認証部は、利用者が入力したパスワードと予め設定されたパスワードとが合致し、且つ、現在位置が前記利用者の国籍に対応した領域内である場合に肯定認証し、前記対話者認証部は、対話者が入力したパスワードと予め設定されたパスワードとが合致し、且つ、現在位置が前記対話者の国籍に対応した領域内である場合に肯定認証することが好ましい。

［１７］　第１の本発明において、前記利用者端末は、１回の前記通話に対する報酬額を１単位とした複数種の金額を示す複数のチケットボタンを画面に表示するチケットボタン表示制御部と、前記利用者の操作入力によって選択された１以上の前記チケットボタンが示す代金の合計をチケット購入額として画面に表示する購入額表示制御部とを有することが好ましい。

［１８］　この場合、前記利用者端末は、さらに、１回の前記通話毎に、前記チケット購入額から、通話した対話者の報酬額を差し引いてチケット残金を計算するチケット残金計算部と、計算された前記チケット残金を画面に表示するチケット残金表示制御部とを有することが好ましい。

［１９］　第２の本発明に係る語学学習支援方法は、通信網に接続され、コンピュータを有する１以上の利用者端末と、前記通信網に接続され、コンピュータを有する１以上の対話者端末と、を有するコンピュータシステムにて使用される語学学習支援方法であって、前記利用者端末の前記コンピュータが備える音声送受信部及び前記対話者端末の前記コンピュータが備える音声送受信部が、予め設定された短時間にわたって音声のみによる通話を実行し、前記利用者端末の前記コンピュータが備える話題送信部が、話題を前記対話者端末に送信し、前記対話者端末の前記コンピュータが備える話題表示制御部が、前記利用者端末から送信された前記話題を画面に表示することを特徴とする。

［２０］　第３の本発明に係るプログラムは、通信網に接続され、コンピュータを有する１以上の利用者端末と、前記通信網に接続され、コンピュータを有する１以上の対話者端末と、を有するコンピュータシステムを、前記利用者端末と前記対話者端末との間で、予め設定された短時間にわたって音声のみによる通話を実行させるための音声送受信手段、話題を前記利用者端末から前記対話者端末に送信する話題送信手段、前記利用者端末から送信された前記話題を画面に表示する話題表示制御手段、として機能させるためのプログラムである。

　本発明に係る語学学習支援システム、語学学習支援方法及びプログラムによれば、気軽に例えば３～１０分程度の短時間（隙間時間等）を利用して音声のみで、しかも、自分で選択・設定した話題に基づいて語学学習を行うことができ、学習者に学習効果を実感させることが可能となる。

本実施の形態に係る語学学習支援システムを示す構成図である。利用者端末及び対話者端末を示す構成図である。利用者端末の話題・ニュース取得部、イディオム情報取得部及び話題追加取得部を示すブロック図である。利用者端末のログイン準備処理部、新規登録処理部及びログイン処理部を示すブロック図である。利用者端末の設定変更処理部、話題追加処理部及びチケット購入処理部を示すブロック図である。利用者端末の対話者一覧表示処理部、お気に入り表示処理部及び削除選択処理部を示すブロック図である。利用者端末のカテゴリー選別処理部、カテゴリー別表示処理部及び順番待ち解除処理部を示すブロック図である。利用者端末の話題設定処理部及び通話処理部を示すブロック図である。利用者端末の利用者通話終了処理部及び評価送信処理部を示すブロック図である。図１０Ａは対話者端末の話題・ニュース取得部を示すブロック図であり、図１０Ｂは対話者端末のログイン準備処理部、新規登録処理部及び申込み処理部を示すブロック図である。対話者端末のログイン処理部、設定変更処理部、カテゴリー変更処理部及びコメント入力処理部を示すブロック図である。対話者端末の通話待機処理部及び通話処理部を示すブロック図である。対話者端末の対話者通話終了処理部及び評価送信処理部を示すブロック図である。サーバーの話題・ニュース提供部、イディオム情報提供部、話題提供部、対話者情報提供部、利用者認証テーブル受信部及び対話者認証テーブル受信部を示すブロック図である。サーバーの通話中情報付加部、順番待ち情報付加部、通話終了情報付加部、待機中情報付加部、対話者管理部及び利用者管理部を示すブロック図である。図１６Ａは利用者端末のログイン画面、図１６Ｂは新規登録画面、図１６Ｃはホーム画面、図１６Ｄは設定変更画面を示す説明図である。図１７Ａは利用者端末のお知らせ画面、図１７Ｂはチケット購入画面、図１７Ｃは対話者一覧画面、図１７Ｄはお気に入り一覧画面を示す説明図である。図１８Ａは利用者端末の削除選択画面、図１８Ｂはカテゴリー選別画面、図１８Ｃはカテゴリー別一覧画面、図１８Ｄは順番待ち解除画面を示す説明図である。図１９Ａは利用者端末の話題設定画面、図１９Ｂは通話画面、図１９Ｃは第１通話終了画面、図１９Ｄは第２通話終了画面を示す説明図である。図２０Ａは第３通話終了画面、図２０Ｂは利用者端末の最低評価画面を示す説明図である。図２１Ａは対話者端末のログイン画面、図２１Ｂは新規登録画面、図２１Ｃはカテゴリーチェック画面、図２１Ｄは申込み完了画面を示す説明図である。図２２Ａは対話者端末のホーム画面、図２２Ｂは設定変更画面、図２２Ｃはカテゴリー変更画面、図２２Ｄはコメント入力画面を示す説明図である。図２３Ａは対話者端末の待機中画面、図２３Ｂは着信画面、図２３Ｃは通話画面、図２３Ｄは第４通話終了画面を示す説明図である。図２４Ａは第５通話終了画面、図２４Ｂは第６通話終了画面、図２４Ｃは最低評価画面を示す説明図である。利用者端末のログイン準備処理の処理動作を示すフローチャートである。利用者端末の新規登録処理の処理動作を示すフローチャートである。利用者端末のログイン処理の処理動作を示すフローチャートである。利用者端末の設定変更処理の処理動作を示すフローチャートである。利用者端末の話題追加処理の処理動作を示すフローチャートである。利用者端末のチケット購入処理の処理動作を示すフローチャートである。利用者端末の対話者一覧表示処理の処理動作を示すフローチャートである。利用者端末のお気に入り表示処理の処理動作を示すフローチャートである。利用者端末の削除選択処理の処理動作を示すフローチャートである。利用者端末のカテゴリー選別処理の処理動作を示すフローチャートである。利用者端末のカテゴリー別表示処理の処理動作を示すフローチャートである。利用者端末の順番待ち解除処理の処理動作を示すフローチャートである。利用者端末の話題設定処理の処理動作を示すフローチャートである。利用者端末の通話処理の処理動作を示すフローチャートである。利用者端末の利用者通話終了処理の処理動作を示すフローチャートである。利用者端末の評価送信処理の処理動作を示すフローチャート（その１）である。利用者端末の評価送信処理の処理動作を示すフローチャート（その２）である。対話者端末のカテゴリーチェック処理の処理動作を示すフローチャートである。対話者端末の申込み処理の処理動作を示すフローチャートである。対話者端末のカテゴリー変更処理の処理動作を示すフローチャートである。対話者端末のコメント入力処理の処理動作を示すフローチャートである。対話者端末の通話待機処理の処理動作を示すフローチャートである。

　本発明に係る語学学習支援システム、語学学習支援方法及びプログラムの好適な実施の形態について、図１～図４６を参照しながら以下詳細に説明する。

　本実施の形態に係る語学学習支援システム１０は、図１に示すように、各種ネットワークを含む通信網１２に接続された１以上の利用者端末１４と、通信網１２に接続された１以上の対話者端末１６と、通信網１２に接続されたサーバー１８とを有する。利用者端末１４は主に外国語の学習者（ここでは利用者と記す）が使用する端末である。対話者端末１６は主に利用者が学習する外国語を母国語又は母語とする外国人（ここでは対話者と記す）が使用する端末である。そして、利用者端末１４及び対話者端末１６は、予め設定された短時間にわたって音声のみによる通話を実行する。特に、利用者端末１４は、話題を対話者端末１６に送信し、対話者端末１６は、利用者端末１４から送信された話題を画面に表示する。

　具体的に、本実施の形態に係る語学学習支援システム１０について、図１～図１５の機能ブロック図、図１６～図２４の各種画面の表示例を参照しながら説明する。

　語学学習支援システム１０は、上述したように、通信網１２に接続された１以上の利用者端末１４と、通信網１２に接続された１以上の対話者端末１６と、通信網１２に接続されたサーバー１８とを有する。

＜利用者端末１４＞
　利用者端末１４としては、例えば利用者が携帯する携帯型情報端末等が挙げられ、図２に示すコンピュータシステムを有する。すなわち、利用者端末１４は、機械的スイッチ及びタッチパネル等を有する操作入力部２０と、画像やテキスト等を表示する表示部２２と、外部との通信を行う通信部２４とを有する。また、利用者端末１４は、各種プログラムの動作用並びにデータの転送用として使用されるメインメモリ２６と、各種プログラムにて作成された表示用の画像データが記録される画像メモリ２８と、補助メモリ（不揮発性メモリ等）３０と、外部機器（操作入力部、表示部、通信部等）とのデータのやりとりを行う入出力ポート３２と、プログラムの実行処理を行うＣＰＵ３４とを有する。これらメインメモリ２６、画像メモリ２８、補助メモリ３０、入出力ポート３２及びＣＰＵ３４は、システムバス３６を通じて接続されている。

　これは対話者端末１６も同様で、図２に示すように、操作入力部２０、表示部２２等を有する。

　各種ソフトウェアとしては、図３に示すように、例えば話題・ニュース取得部１００、イディオム情報取得部１０２、話題追加取得部１０４、図４に示すように、ログイン準備処理部１０６、新規登録処理部１０８、ログイン処理部１１０、図５に示すように、設定変更処理部１１２、話題追加処理部１１４、チケット購入処理部１１６、図６に示すように、対話者一覧表示処理部１１８、お気に入り表示処理部１２０、削除選択処理部１２２、図７に示すように、カテゴリー選別処理部１２４、カテゴリー別表示処理部１２６、順番待ち解除処理部１２８、図８に示すように、話題設定処理部１３０、通話処理部１３２、図９に示すように、利用者通話終了処理部３５６及び評価送信処理部１３４を有する。

　図３に示すように、話題・ニュース取得部１００は、ログイン準備処理部１０６等とマルチタスクで動作し、サーバー１８に組み込まれた話題・ニュース提供部５００（図１４参照）から送信された話題・ニュースの内容を受信し、利用者端末１４の話題・ニュースファイル１３６に追加登録する。

　イディオム情報取得部１０２は、ログイン準備処理部１０６等とマルチタスクで動作し、サーバー１８に組み込まれたイディオム情報提供部５０２（図１４参照）から送信されたイディオム情報を受信し、利用者端末１４のイディオム情報ファイル１３８に追加登録する。

　話題追加取得部１０４は、ログイン準備処理部１０６等とマルチタスクで動作し、サーバー１８に組み込まれた話題提供部５０４（図１４参照）から送信された話題（キーワード）を受信し、利用者端末１４の話題リスト１４０に追加登録する。

［ログイン準備処理部１０６］
　ログイン準備処理部１０６は、図４に示すように、ログイン画面表示制御部１４２及び認証処理部１４６を有する。なお、このログイン準備処理部１０６から新規登録処理部１０８、ログイン処理部１１０が起動される。

　ログイン画面表示制御部１４２は、図１６Ａに示すように、ログインするための画面（ログイン画面１５０）を表示部２２に表示する。このログイン画面１５０には、少なくともパスワード入力領域１５２、ログインボタン１５４、新規登録ボタン１５６等が表示される。もちろん、その他、メールアドレス入力領域１５８や、管理者への問い合わせを要求する問い合わせボタン１６０等を表示するようにしてもよい。

　認証処理部１４６は、ログイン画面１５０に入力されたパスワード等に基づいて認証処理を行う。認証処理部１４６にて肯定認証が行われた場合にログイン処理部１１０が起動される。

［新規登録処理部１０８］
　新規登録処理部１０８は、ログイン画面１５０の新規登録ボタン１５６を選択することで起動し、図４に示すように、新規登録画面表示制御部１６２と、個人情報入力部１６４と、利用者認証テーブル登録部１６６と、利用者認証テーブル送信部１６８とを有する。

　新規登録画面表示制御部１６２は、図１６Ｂに示すように、新規登録画面１７２を表示部２２に表示する。新規登録画面１７２は、氏名、住所、ニックネーム、パスワード、メールアドレス等の個人情報を入力するための個人情報入力領域１７０を有する。この新規登録画面１７２には、少なくとも登録ボタン１７４及びキャンセルボタン１７６等が表示される。個人情報入力部１６４は、個人情報入力領域１７０に入力された個人情報を一旦バッファメモリ１７８に格納する。利用者認証テーブル登録部１６６は、利用者による登録ボタン１７４の選択操作に基づいて、バッファメモリ１７８の個人情報を利用者認証テーブル１８０に登録する。利用者認証テーブル送信部１６８は、登録後の利用者認証テーブル１８０をサーバー１８に送信する。

［ログイン処理部１１０］
　ログイン処理部１１０は、図４に示すように、ホーム画面表示制御部１８２、及びチケット残金表示制御部１８６を有する。なお、このログイン処理部１１０から設定変更処理部１１２、話題追加処理部１１４、チケット購入処理部１１６、対話者一覧表示処理部１１８が起動される。

　ホーム画面表示制御部１８２は、図１６Ｃに示すように、ホーム画面１８８を表示部２２に表示する。ホーム画面１８８は、利用者の例えばニックネームやチケット残金、話題・ニュースが追加されたことを示す簡単なお知らせ等を有する。このホーム画面１８８には、少なくとも対話者一覧ボタン１９０、設定変更ボタン１９２、チケット購入ボタン１９４、お知らせボタン１９６、ログアウトボタン１９８等が表示される。もちろん、その他、通話・購入履歴ボタン２００や利用規約を表示するためのボタン２０２等を表示するようにしてもよい。

　チケット残金表示制御部１８６は、チケット残金が一時的に格納されるメモリ（チケット残金メモリ２０４）からチケット残金を読み出し、読み出したチケット残金をホーム画面１８８に表示する。

　つまり、ログイン処理部１１０は、利用者のチケット残金を表示部２２に表示したり、利用者の操作入力に従って、登録内容の設定変更や、追加された話題・ニュースの表示部２２への表示、チケットの購入並びに表示部２２への対話者の一覧表示を行う。また、詳細説明は省略するが、利用者の操作入力に従って、通話履歴やチケット購入履歴を表示部２２に表示したり、利用規約を表示する機能も有する。もちろん、操作入力によって、表示部２２の画面に表示されたログアウトボタン１９８を選択することで、サーバー１８との接続を切断する機能も有する。

［設定変更処理部１１２］
　設定変更処理部１１２は、図５に示すように、ホーム画面１８８の設定変更ボタン１９２を選択することで起動し、設定変更画面表示制御部２０６と、利用者認証テーブル変更部２０８と、上述した利用者認証テーブル送信部１６８とを有する。

　設定変更画面表示制御部２０６は、図１６Ｄに示すように、新規登録画面１７２とほぼ同様の設定変更画面２１０を表示部２２に表示する。個人情報入力領域１７０には、新規登録時の個人情報又は前回の設定変更時の個人情報が表示される。この設定変更画面２１０には、変更ボタン２１２とキャンセルボタン１７６等が表示される。利用者認証テーブル変更部２０８は、利用者認証テーブル１８０のうち、変更対象の個人情報を、今回入力された個人情報に変更する。利用者認証テーブル送信部１６８は、変更後の利用者認証テーブル１８０をサーバー１８に送信する。

［話題追加処理部１１４］
　話題追加処理部１１４は、ホーム画面１８８のお知らせボタン１９６を選択することで起動し、図５に示すように、お知らせ画面表示制御部２１４及び話題追加表示制御部２１６を有する。

　お知らせ画面表示制御部２１４は、図１７Ａに示すように、話題やイディオム等が追加されたことを表示するためのお知らせ画面２１８を表示部２２に表示する。このお知らせ画面２１８には、ホームボタン２２０等が表示される。話題追加表示制御部２１６は、話題追加ファイル２２２の先頭から例えば２０個分の話題（キーワード）と年月日情報を読み出す。そして、お知らせ画面２１８に、話題が追加されたことを示すメッセージと、２０個分の話題（キーワード）と年月日を表示する。このとき、会話に必要なイディオムが追加された場合も同様に、イディオムが追加されたことを示すメッセージと年月日を表示するようにしてもよい。

［チケット購入処理部１１６］
　チケット購入処理部１１６は、ホーム画面１８８のチケット購入ボタン１９４を選択することで起動し、図５に示すように、チケット購入画面表示制御部２２４、チケットボタン表示制御部２２６、チケット購入額計算部２２８、購入額表示制御部２３０及びチケット残金計算部２３２を有する。

　チケット購入画面表示制御部２２４は、図１７Ｂに示すように、チケットを購入するためのチケット購入画面２３４を表示部２２に表示する。このチケット購入画面２３４には、ホームボタン２２０、次へ進むボタン２３６等が表示される。好ましくは資金決済法に基づく表示を行うためのボタン２３８を表示してもよい。

　チケットボタン表示制御部２２６は、１回の通話に対する報酬額を１単位とした複数種の金額を示す複数のチケットボタン２４０を表示部２２に表示する。チケット購入額計算部２２８は、利用者の操作入力によって選択されたチケットボタン２４０に対応する金額を今回のチケット購入額として加算する。購入額表示制御部２３０は、今回のチケット購入額を表示部２２の画面に表示する。チケット残金計算部２３２は、今回のチケット購入額をチケット残金メモリ２０４に格納されたチケット残金に加算してチケット残金メモリ２０４に格納する。なお、報酬の支払い規則としては、例えば１回の通話時間が規定の時間（例えば５分）であれば決められた報酬額とする方法や、１回の通話時間が５分未満であれば、決められた報酬額に係数を乗算した報酬額とする等が挙げられる。係数としては、（１回の通話時間／規定の時間）等がある。もちろん、後述するように、通話時間が非常に短い時間、例えば２５秒未満であれば報酬の支払いはない、すなわち、請求されない、ということもできる。

［対話者一覧表示処理部１１８］
　対話者一覧表示処理部１１８は、図６に示すように、ホーム画面１８８の対話者一覧ボタン１９０を選択することで起動し、対話者情報取得部２４２、対話者一覧表示制御部２４４、通話許可判定部２４６、順番待ち送信部２５０、イディオム表示制御部２５２及び話題・ニュース表示制御部２５４を有する。なお、この対話者一覧表示処理部１１８からお気に入り表示処理部１２０、カテゴリー選別処理部１２４、話題設定処理部１３０等が起動される。

　対話者情報取得部２４２は、サーバー１８（対話者情報提供部５１０）に対話者情報を問い合わせて、サーバー１８からの対話者情報ファイル２６０を取得する。対話者一覧表示制御部２４４は、取得された対話者情報ファイル２６０に登録された複数の対話者情報を一覧表（対話者一覧画面２６２）として表示部２２に表示する（図１７Ｃ参照）。この対話者一覧画面２６２には、使えるイディオムボタン２６４、話題・ニュースボタン２６６、お気に入りボタン２６８、カテゴリー選別ボタン２７０、ホームボタン２２０等が表示される。表示されている対話者情報には、それぞれ通話ボタン２７２が設定されている。

　通話許可判定部２４６は、操作入力によって通話ボタン２７２が選択された場合に、通話が可能かどうかを判定する。話題設定処理部１３０は、通話が可能な場合に、これから通話を行う対話者に送信する話題（キーワード）を設定する。

　順番待ち送信部２５０は、操作入力によって選択した対話者情報に対応する対話者端末１６が通話中であった場合に、サーバー１８に順番待ち情報を送信する。順番待ち情報は、例えば順番待ちを示すコード、利用者識別番号及び対話者識別番号を有する。

　イディオム表示制御部２５２は、操作入力によって使えるイディオムボタン２６４が選択された場合に、表示部２２に、よく使われるイディオム関係の説明文を表示する。

　話題・ニュース表示制御部２５４は、操作入力によって話題・ニュースボタン２６６が選択された場合に、話題・ニュースファイル１３６の先頭から２０個分の話題・ニュースを読み出して表示部２２に表示する。

［お気に入り表示処理部１２０］
　お気に入り表示処理部１２０は、対話者一覧画面２６２のお気に入りボタン２６８を選択することで起動し、図６に示すように、お気に入り一覧表示制御部２７４のほか、上述した通話許可判定部２４６、順番待ち送信部２５０、イディオム表示制御部２５２及び話題・ニュース表示制御部２５４を有する。なお、このお気に入り表示処理部１２０から削除選択処理部１２２、話題設定処理部１３０が起動される。

　お気に入り一覧表示制御部２７４は、お気に入りリスト２７８に登録された１以上の対話者情報を読み出し、一覧表（お気に入り一覧画面２８０）として表示部２２に表示する（図１７Ｄ参照）。このとき、ログインしていない対話者については、例えば灰色にて表示することによって、ログイン中の対話者と容易に判別できるようにすることが好ましい。このお気に入り一覧画面２８０には、使えるイディオムボタン２６４、話題・ニュースボタン２６６、削除選択ボタン２８２、戻るボタン２８４が表示される。

［削除選択処理部１２２］
　削除選択処理部１２２は、図６に示すように、削除選択ボタン２８２が選択されることによって起動し、削除画面表示制御部２８６及び対話者情報削除部２８８を有する。

　削除画面表示制御部２８６は、図１８Ａに示すように、削除選択画面２９０を表示部２２に表示する。削除選択画面２９０は、お気に入り一覧画面２８０と同様の内容で、且つ、プロフィールボタン領域２９２に、削除する／削除しないを見分けるためのチェック欄２９４を有する。この削除選択画面２９０には、削除ボタン２９６と戻るボタン２８４等が表示される。

　対話者情報削除部２８８は、お気に入りリスト２７８に登録された対話者情報のうち、利用者の操作入力によって、チェック欄２９４に「削除する」を示すチェックがなされた対話者情報を削除する。

［カテゴリー選別処理部１２４］
　カテゴリー選別処理部１２４は、対話者一覧画面２６２のカテゴリー選別ボタン２７０を選択することで起動し、図７に示すように、カテゴリー選別画面表示制御部２９８を有する。なお、このカテゴリー選別処理部１２４からカテゴリー別表示処理部１２６が起動される。

　カテゴリー選別画面表示制御部２９８は、図１８Ｂに示すように、カテゴリー選別画面３００を表示部２２に表示する。カテゴリー選別画面３００は、対話者のカテゴリー３０２（趣味等）を示すキーワードを例えばサムネイル方式で表示される。このカテゴリー選別画面３００には、戻るボタン２８４等が表示される。

［カテゴリー別表示処理部１２６］
　カテゴリー別表示処理部１２６は、カテゴリー選別画面３００中、１つのカテゴリー３０２を選択することで起動し、図７に示すように、対話者抽出部３０４、カテゴリー別一覧表示制御部３０６のほか、上述した通話許可判定部２４６、順番待ち送信部２５０、イディオム表示制御部２５２及び話題・ニュース表示制御部２５４を有する。なお、このカテゴリー別表示処理部１２６から話題設定処理部１３０が起動される。

　対話者抽出部３０４は、サーバー１８の対話者情報提供部５１０（図１４参照）から配信された対話者情報ファイル２６０から、操作入力にて選択されたカテゴリー３０２に対応する１以上の対話者情報を取得（抽出）する。カテゴリー別一覧表示制御部３０６は、図１８Ｃに示すように、取得された１以上の対話者情報を一覧表（カテゴリー別一覧画面３０８）として表示部２２に表示する。図１８Ｃでは、料理で選別した一覧画面を示す。このカテゴリー別一覧画面３０８には、使えるイディオムボタン２６４、話題・ニュースボタン２６６、お気に入りボタン２６８、戻るボタン２８４等が表示される。

［順番待ち解除処理部１２８］
　順番待ち解除処理部１２８は、他の処理部等と異なり、ログイン準備処理部１０６等とマルチタスク方式で動作し、図７に示すように、順番待ち解除受信部３１０、順番待ち解除画面表示制御部３１２及び通話終了送信部３１４を有する。なお、この順番待ち解除処理部１２８から話題設定処理部１３０等が起動される。

　順番待ち解除受信部３１０は、例えば当該利用者端末１４が順番待ち状態である場合に、サーバー１８（通話終了情報付加部５１６）からの順番待ち解除情報の送信を待つ。順番待ち解除画面表示制御部３１２は、順番待ち解除情報の受信により起動し、図１８Ｄに示すように、順番待ち解除画面３１６を表示部２２に表示する。順番待ち解除画面３１６は、順番待ちが解除されたことを示すメッセージを有する。この順番待ち解除画面３１６には、少なくとも通話ボタン２７２及びキャンセルボタン１７６が表示される。

　利用者の操作入力によって通話ボタン２７２が選択されると、順番待ち解除処理部１２８は、話題設定処理部１３０を起動する。利用者の操作入力によってキャンセルボタン１７６が選択されると、通話終了送信部３１４は、サーバー１８（通話終了情報付加部５１６）に通話終了情報を送信する。通話終了情報は、例えば通話終了を示すコード、利用者識別番号及び対話者識別番号を有する。そして、順番待ち解除処理部１２８は、ログイン処理部１１０を起動する。すなわち、ホーム画面１８８が表示部２２に表示される。

［話題設定処理部１３０］
　話題設定処理部１３０は、図８に示すように、話題設定画面表示制御部３１８、話題選択部３２０、話題入力部３２２及び話題設定判定部３２４を有する。なお、この話題設定処理部１３０から通話処理部１３２等が起動される。

　話題設定画面表示制御部３１８は、図１９Ａに示すように、話題設定画面３２６を表示部２２に表示する。この話題設定画面３２６は、今回選択した対話者の趣味等が掲載されたプロフィール３２８と、話題を選択するためのバー（話題選択バー３３０）と、話題を入力するための話題入力領域３３２とを有する。この話題設定画面３２６には、通話ボタン２７２及び戻るボタン２８４等も表示される。

　話題選択部３２０は、例えばタッチパネルを想定したとき、話題選択バー３３０を上方向又は下方向に入力操作することで、話題リスト１４０に登録された話題（キーワード）の１つを入力操作方向に応じて順次読み出して話題選択バー３３０に表示する。そして、決定を示す入力操作を行うことで、話題選択部３２０は、決定した話題（キーワード）を話題格納レジスタ３３６に登録する。話題選択バー３３０による選択形式としては、上述のほか、例えばドロップダウンリストの形式で複数の話題を表示して、そのうちの１つの話題を決定を示す入力操作にて選択してもよい。話題（キーワード）としては、自由な会話を示す「話題なし」を含めてもよい。この場合、指定された対話者の端末には、利用者と自由に会話をしてもよいことを示す例えば「ｆｒｅｅ　ｃｏｎｖｅｒｓａｔｉｏｎ」が表示される。これは利用者が上級レベルの場合に好適である。従って、この端末による語学学習を始めた段階では、キーワード「話題なし」を隠しキーワードとしておき、端末による語学学習時間が所定の時間（例えば１００分以上）を超えた段階で初めて話題（キーワード）として選択できるようにしてもよい。

　「話題なし」で対話者と会話するのであれば、いちいち話題設定画面を表示させずに、図１７Ｃに示す対話者一覧画面２６２や図１７Ｄに示すお気に入り一覧画面２８０から通話ボタン２７２を操作して直接会話を開始することも考えられる。しかし、対話者の端末と通信路が接続された段階から原則として課金が開始されることから、操作ミス等によって意図しないときに接続され、思わぬ出費が嵩むおそれもある。そこで、対話者の端末と接続する前に、話題設定画面を表示して話題を入力する操作を間に入れることで、上述のような意図しない接続を回避することができる。

　話題入力部３２２は、話題選択バー３３０によらず、直接、話題入力領域３３２に話題（キーワード）を入力する。図示しないが、例えば指を話題入力領域３３２に位置させて、決定を示す入力操作を行うことで、話題入力領域３３２にカーソルを表示させると共に、話題設定画面３２６の下部にソフトウェアキーボードを表示させ、話題の直接入力を可能にすることが好ましい。

　話題設定判定部３２４は、話題（キーワード）が設定されたかどうかを判定する。例えば設定された話題が格納される話題格納レジスタ３３６が初期値である場合は、話題が設定されていないと判定する等である。

［通話処理部１３２］
　通話処理部１３２は、図８に示すように、通話画面表示制御部３３８、通話開始送信部３４０、通信制御部３４２、利用者情報送信部３４４、話題送信部３４６、音声送受信部３４８、通話時間計時部３５０、通話終了判定部３５２及び上記通話終了送信部３１４を有する。この通話処理部１３２から利用者通話終了処理部３５６が起動される。

　通話画面表示制御部３３８は、図１９Ｂに示すように、通話画面３６２を表示部２２に表示する。この通話画面３６２は、今回、通話相手として設定した対話者のプロフィールと通話時間とを有する。この通話画面３６２には、通話終了ボタン３６４等も表示される。

　通話開始送信部３４０は、サーバー１８に通話開始情報を送信する。通話開始情報は、例えば通話開始を示すコード、利用者識別番号及び対話者識別番号を有する。

　通信制御部３４２は、当該利用者端末１４と選択した対話者の対話者端末１６との通信路を確立するための要求を行い、通信路が確立するまで要求を行う。利用者情報送信部３４４は、通信路が確立した段階で、通信路を確立した対話者端末１６に利用者情報（利用者識別番号及び利用者のニックネーム等）を送信する。話題送信部３４６は、同じく対話者端末１６に、話題格納レジスタ３３６に格納された話題（キーワード：テキストデータ）を送信する。

　音声送受信部３４８は、確立した通信路を通じて音声による通信を開始する。通話時間計時部３５０は、音声送受信部３４８による通信が開始された段階で、通話時間の計時を開始する。計時中の通話時間は、通話画面表示制御部３３８によって通話画面３６２に表示される。

　通話終了判定部３５２は、通話時間が規定時間（例えば５分等）を超えた段階、あるいは利用者が通話終了ボタン３６４を操作した段階、あるいは対話者端末１６が通信路を切断した段階で、通話終了と判定する。通信制御部３４２は、通話終了と判定された段階で、確立した対話者端末１６との通信路を切断する。この段階で、通話時間計時部３５０は、通話時間の計時を終了し、また、通話終了送信部３１４は、サーバー１８に通話終了情報を送信する。通話終了情報は、例えば通話終了を示すコード、利用者識別番号及び対話者識別番号を有する。

［利用者通話終了処理部３５６］
　利用者通話終了処理部３５６は、図９に示すように、第１通話終了種別判別部３６６Ａ、第１通話終了画面表示制御部３６８Ａ、第２通話終了画面表示制御部３６８Ｂ、第３通話終了画面表示制御部３６８Ｃ、お気に入り登録部３７０、評価入力判定部３７２及び上述したチケット残金計算部２３２を有する。なお、この利用者通話終了処理部３５６から評価送信処理部１３４等が起動される。

　第１通話終了種別判別部３６６Ａは、通話終了の種別を判別し、第１通話終了画面表示制御部３６８Ａ～第３通話終了画面表示制御部３６８Ｃのうち、種別に応じた表示制御部を起動する。具体的には、先ず、通話時間が規定時間（例えば５分）であれば、第１通話終了画面表示制御部３６８Ａを起動する。通話時間が規定の時間未満であって、且つ、請求対象時間（例えば２５秒を超えた時間）であれば、第２通話終了画面表示制御部３６８Ｂを起動する。通話時間が非請求対象時間（例えば２５秒未満）である場合、あるいは対話者が先に通信路を切断したのであれば、第３通話終了画面表示制御部３６８Ｃを起動する。

　第１通話終了画面表示制御部３６８Ａは、図１９Ｃに示すように、第１通話終了画面３７４Ａを表示部２２に表示する。この第１通話終了画面３７４Ａは、今回通話した対話者のプロフィールと、通話時間と、評価を促すメッセージと、お気に入りチェック欄とを有する。この第１通話終了画面３７４Ａには、評価Ａボタン３７８ａ、評価Ｂボタン３７８ｂ及び評価Ｃボタン３７８ｃ等も表示される。

　第２通話終了画面表示制御部３６８Ｂは、図１９Ｄに示すように、第２通話終了画面３７４Ｂを表示部２２に表示する。この第２通話終了画面３７４Ｂは、今回通話した対話者のプロフィールと、通話時間と、請求対象であるメッセージとを有する。この第２通話終了画面３７４Ｂにも、評価Ａボタン３７８ａ、評価Ｂボタン３７８ｂ及び評価Ｃボタン３７８ｃ等が表示される。もちろん、請求対象となった理由も表示するようにしてもよい。

　第３通話終了画面表示制御部３６８Ｃは、図２０Ａに示すように、第３通話終了画面３７４Ｃを表示部２２に表示する。この第３通話終了画面３７４Ｃは、今回通話した対話者のプロフィールと、通話時間と、非請求対象であるメッセージとを有する。この第３通話終了画面３７４Ｃにも、評価Ａボタン３７８ａ、評価Ｂボタン３７８ｂ及び評価Ｃボタン３７８ｃ等が表示される。もちろん、非請求対象となった理由も表示するようにしてもよい。

［評価送信処理部１３４］
　評価送信処理部１３４は、第１通話終了画面３７４Ａ～第３通話終了画面３７４Ｃのいずれかにおいて、評価Ａ、評価Ｂ及び評価Ｃのいずれかを操作した場合に起動し、図９に示すように、最低評価画面表示制御部３８０、対話者評価テーブル登録部３８２及び対話者評価テーブル送信部３８４を有する。

　最低評価画面表示制御部３８０は、評価Ｃを入力した段階で起動し、図２０Ｂに示すように、最低評価にした理由を選択するための複数のチェック欄を有する最低評価画面３８６を表示部２２に表示する。この最低評価画面３８６には、評価のやり直しボタン３８８、ホームボタン２２０が表示される。

　対話者評価テーブル登録部３８２は、選択された評価並びに評価Ｃの場合にチェックされた理由を対話者評価テーブル３９０に登録する。対話者評価テーブル送信部３８４は、評価等が登録された対話者評価テーブル３９０をサーバー１８（対話者管理部５２０）に送信する。

　上述した利用者通話終了処理部３５６におけるお気に入り登録部３７０は、お気に入りチェック欄（図１９Ｃ参照）にチェックがされた場合に、通話した対話者の対話者情報をお気に入りリスト２７８に登録する。このお気に入りリスト２７８への登録は、上述したお気に入りチェック欄へのチェックのほか、図１７Ｃに示す対話者一覧画面２６２を表示した状態で行うようにしてもよい。例えば対話者一覧画面２６２のうち、お気に入りリスト２７８に登録したい対話者のプロフィールボタンを操作することで、当該対話者の対話者情報をお気に入りリスト２７８に登録する。この場合、当該対話者のプロフィールを表示するようにしてもよい。

　評価入力判定部３７２は、評価Ａ、評価Ｂ及び評価Ｃのいずれかを入力したかどうかを判定する。チケット残金計算部２３２は、チケット残金メモリ２０４に格納されたチケット残金から通話１回分の報酬額を差し引いてチケット残金メモリ２０４に格納する。

　なお、図示しないが、図１６Ｃに示すホーム画面１８８の通話・購入履歴ボタン２００を操作することで、いままでの対話者との通話履歴やチケットの購入履歴が例えば時系列で表示される。

＜対話者端末１６＞
　一方、対話者端末１６のＣＰＵで実行される各種ソフトウェアとしては、図１０Ａ～図１３に示すように、例えば話題・ニュース取得部１００、ログイン準備処理部１０６、新規登録処理部１０８、カテゴリーチェック処理部４００、申込み処理部４０１、ログイン処理部１１０、設定変更処理部１１２、カテゴリー変更処理部４０２、コメント入力処理部４０４、通話待機処理部４０６、通話処理部１３２、対話者通話終了処理部４０８及び評価送信処理部１３４を有する。

　話題・ニュース取得部１００は、図１０Ａに示すように、対話者端末１６のログイン準備処理部１０６等とマルチタスクで動作し、サーバー１８に組み込まれた話題・ニュース提供部５００から送信された話題・ニュースの内容を受信し、対話者端末１６の話題・ニュースファイル１３６に追加登録する。

［ログイン準備処理部１０６］
　ログイン準備処理部１０６は、図１０Ｂに示すように、利用者端末１４のログイン準備処理部１０６と同様の構成を有するため、ここでは、その重複説明を省略する。なお、ログイン準備処理部１０６にて対話者端末１６の表示部２２に表示されるログイン画面１５０は、図２１Ａに示すように、少なくともパスワード入力領域１５２、ログインボタン１５４、新規登録ボタン１５６等が表示される。その他、メールアドレス入力領域１５８や、管理者への問い合わせを要求する問い合わせボタン１６０等を表示するようにしてもよい。メッセージやガイダンスは便宜的に日本語で表記しているが、実際の運用にあたっては、全て対話者の母国語あるいは母語にて表記される。

［新規登録処理部１０８］
　新規登録処理部１０８は、図１０Ｂに示すように、新規登録画面表示制御部１６２、個人情報入力部１６４、対話者認証テーブル登録部４１２及びカテゴリーチェック画面表示制御部４１４を有する。なお、この新規登録処理部１０８から申込み処理部４０１が起動される。

　新規登録画面表示制御部１６２は、図２１Ｂに示すように、新規登録画面１７２を表示部２２に表示する。新規登録画面１７２は、氏名、住所、ニックネーム、パスワード、メールアドレス等の個人情報を入力するための個人情報入力領域１７０を有する。この新規登録画面１７２には、少なくとも次に進むボタン２３６及びキャンセルボタン１７６等が表示される。

　個人情報入力部１６４は、個人情報入力領域１７０に入力された個人情報を一旦バッファメモリ１７８に格納する。対話者認証テーブル登録部４１２は、対話者による次に進むボタン２３６の選択操作に基づいて、バッファメモリ１７８の個人情報を対話者認証テーブル４１８に登録する。

　カテゴリーチェック画面表示制御部４１４は、図２１Ｃに示すように、カテゴリーチェック画面４２０を表示部２２に表示する。カテゴリーチェック画面４２０は、趣味等のカテゴリーを選択するための複数のチェック欄を有する。このカテゴリーチェック画面４２０には、少なくとも申込みボタン４２２及び戻るボタン２８４等が表示される。

［申込み処理部４０１］
　申込み処理部４０１は、図１０Ｂに示すように、申込み完了画面表示制御部４２４及び対話者認証テーブル送信部４２６を有する。申込み完了画面表示制御部４２４は、図２１Ｄに示すように、申込み完了を示す説明文を有する申込み完了画面４２８を表示する。この申込み完了画面４２８には、少なくともトップボタン４３０等が表示される。対話者認証テーブル送信部４２６は、申込み完了がなされた段階で、対話者認証テーブル４１８をサーバー１８に送信する。

［ログイン処理部１１０］
　ログイン処理部１１０は、図１１に示すように、ホーム画面表示制御部１８２及び話題・ニュース表示制御部２５４を有する。

　ホーム画面表示制御部１８２は、図２２Ａに示すように、ホーム画面１８８を表示部２２に表示する。ホーム画面１８８は、利用者の例えばニックネームや話題・ニュースが追加されたことを示す簡単なお知らせ等を有する。もちろん、報酬額の入金先である銀行口座等の設定に関するガイダンス等も表示するようにしてもよい。このホーム画面１８８には、少なくとも設定変更ボタン１９２、話題・ニュースボタン２６６、待機ボタン４３２等が表示される。もちろん、その他、通話・入金履歴ボタン４３４や利用規約を表示するためのボタン２０２等を表示するようにしてもよい。

［設定変更処理部１１２］
　設定変更処理部１１２は、図１１に示すように、設定変更画面表示制御部２０６、対話者認証テーブル変更部４３６及び対話者認証テーブル登録部４１２を有する。

　設定変更画面表示制御部２０６は、図２２Ｂに示すように、新規登録画面１７２（図２１Ｂ参照）とほぼ同様の設定変更画面２１０を表示部２２に表示する。個人情報入力領域１７０には、新規登録時の個人情報又は前回の設定変更時の個人情報が表示される。この設定変更画面２１０には、次へ進むボタン２３６とキャンセルボタン１７６等が表示される。

　対話者認証テーブル変更部４３６は、対話者認証テーブル４１８のうち、変更対象の個人情報を、今回入力された個人情報に変更する。対話者認証テーブル登録部４１２は、入力された口座番号等を対話者認証テーブル４１８に登録する。

［カテゴリー変更処理部４０２］
　カテゴリー変更処理部４０２は、カテゴリー変更画面表示制御部４３８及び対話者認証テーブル変更部４３６を有する。

　カテゴリー変更画面表示制御部４３８は、図２２Ｃに示すように、カテゴリーを変更するための複数のチェック欄を有するカテゴリー変更画面４４２を表示する。このカテゴリー変更画面４４２には、少なくとも次へ進むボタン２３６及び戻るボタン２８４等が表示される。対話者認証テーブル変更部４３６は、変更対象のカテゴリーをチェックされたカテゴリーに変更する。

［コメント入力処理部４０４］
　コメント入力処理部４０４は、図１１に示すように、コメント入力画面表示制御部４４４、対話者認証テーブル登録部４１２及び対話者認証テーブル送信部４２６を有する。

　コメント入力画面表示制御部４４４は、図２２Ｄに示すように、コメント入力画面４４６を表示部２２に表示する。コメント入力画面４４６は、利用者への励ましのコメントや趣味についてのコメント等を入力するためのコメント入力領域４４８を有する。このコメント入力画面４４６には、少なくとも変更ボタン２１２及び戻るボタン２８４が表示される。

　対話者認証テーブル登録部４１２は、入力されたコメントの内容を対話者認証テーブル４１８に登録する。このとき、例えば対話者自身が登録した写真データ等を登録するようにしてもよい。対話者認証テーブル送信部４２６は、変更及び登録された対話者認証テーブル４１８をサーバー１８に送信する。

［通話待機処理部４０６］
　通話待機処理部４０６は、図１２に示すように、待機中情報送信部４５０、待機中画面表示制御部４５２及び通信制御部３４２を有する。

　待機中情報送信部４５０は、サーバー１８に待機中情報を送信する。待機中情報は、例えば待機中を示すコード及び対話者識別番号を有する。待機中画面表示制御部４５２は、図２３Ａに示すように、例えば待機中であることを示すメッセージを有する待機中画面４５４を表示部２２に表示する。この待機中画面４５４には、ホームボタン２２０が表示される。

　通信制御部３４２は、当該対話者端末１６に対して発信が行われたか、すなわち、通信路の確立要求がなされたかどうかを監視し、通信路が確立した段階で、利用者端末１４からの着信を待つ。

［通話処理部１３２］
　通話処理部１３２は、着信があった段階で起動し、図１２に示すように、利用者情報取得部４５６、話題取得部４５８、着信画面表示制御部４６０、話題表示制御部４６２、音声送受信部３４８、通話画面表示制御部３３８、通話時間計時部３５０、通話終了判定部３５２及び通信制御部３４２を有する。なお、この通話処理部１３２から対話者通話終了処理部４０８が起動される。

　利用者情報取得部４５６は、通信路を確立した利用者端末１４から送られてくる利用者情報を受信し、取得する。話題取得部４５８は、同じく通信路を確立した利用者端末１４からの話題を受信し、取得する。

　着信画面表示制御部４６０は、図２３Ｂに示すように、着信画面４７０を表示部２２に表示する。着信画面４７０は、着信を示すメッセージと、今回、発信相手である利用者のニックネームと、話題とを有する。この着信画面４７０には、通話ボタン２７２が表示される。話題表示制御部４６２は、話題取得部４５８にて取得された話題（キーワード）を着信画面４７０に表示する。音声送受信部３４８は、通話ボタン２７２の操作入力に基づき、確立した通信路を通じて音声による通信を開始する。通話時間計時部３５０は、音声送受信部３４８による通信が開始された段階で、通話時間の計時を開始する。

　通話画面表示制御部３３８は、図２３Ｃに示すように、通話画面３６２を表示する。通話画面３６２は、通話中を示すメッセージと、発信相手である利用者のニックネームと、話題と、計時中の通話時間とを有する。この通話画面３６２には、少なくとも通話終了ボタン３６４が表示される。

　通話終了判定部３５２は、通話時間が規定時間（例えば５分等）を超えた段階、あるいは対話者が通話終了ボタン３６４を操作した段階、あるいは利用者端末１４が通信路を切断した段階で、通話終了と判定する。通信制御部３４２は、通話終了と判定された段階で、確立した対話者端末１６との通信路を切断する。この段階で、通話時間計時部３５０は、通話時間の計時を終了する。

［対話者通話終了処理部４０８］
　対話者通話終了処理部４０８は、上述した利用者通話終了処理部３５６と同様に、第２通話終了種別判別部３６６Ｂ、第４通話終了画面表示制御部３６８Ｄ、第５通話終了画面表示制御部３６８Ｅ、第６通話終了画面表示制御部３６８Ｆ及び評価入力判定部３７２を有する。

　第２通話終了種別判別部３６６Ｂは、通話終了の種別を判別し、第４通話終了画面表示制御部３６８Ｄ～第６通話終了画面表示制御部３６８Ｆのうち、種別に応じた表示制御部を起動する。これは、上述した第１通話終了種別判別部３６６Ａと同様であるため、その説明を省略する。

　第４通話終了画面表示制御部３６８Ｄは、図２３Ｄに示すように、第４通話終了画面３７４Ｄを表示部２２に表示する。第４通話終了画面３７４Ｄは、通話終了を示すメッセージと、利用者のニックネームと、利用者からの話題と、通話時間と、評価を促すメッセージとを有する。この第４通話終了画面３７４Ｄには、評価Ａボタン３７８ａ、評価Ｂボタン３７８ｂ及び評価Ｃボタン３７８ｃ等も表示される。

　第５通話終了画面表示制御部３６８Ｅは、図２４Ａに示すように、第５通話終了画面３７４Ｅを表示部２２に表示する。この第５通話終了画面３７４Ｅは、上述した第４通話終了画面３７４Ｄとほぼ同様であるが、報酬対象であることを示すメッセージを有する点で異なる。もちろん、報酬対象となった理由も表示するようにしてもよい。

　第６通話終了画面表示制御部３６８Ｆは、図２４Ｂに示すように、第６通話終了画面３７４Ｆを表示部２２に表示する。この第６通話終了画面３７４Ｆは、上述した第５通話終了画面３７４Ｅとほぼ同様であるが、非報酬対象であることを示すメッセージを有する点で異なる。もちろん、非報酬対象となった理由も表示するようにしてもよい。

［評価送信処理部１３４］
　評価送信処理部１３４は、第４通話終了画面３７４Ｄ～第６通話終了画面３７４Ｆのいずれかにおいて、評価Ａ、評価Ｂ及び評価Ｃのいずれかを操作した場合に起動し、図１３に示すように、利用者評価テーブル登録部４７６、最低評価画面表示制御部３８０及び利用者評価テーブル送信部４７８を有する。

　最低評価画面表示制御部３８０は、評価Ｃを入力した段階で起動し、図２４Ｃに示すように、最低評価にした理由を選択するための複数のチェック欄を有する最低評価画面３８６を表示部２２に表示する。この最低評価画面３８６には、評価のやり直しボタン３８８、ホームボタン２２０が表示される。

　利用者評価テーブル登録部４７６は、選択された評価、評価Ｃの場合にチェックされた理由を利用者評価テーブル４８０に登録する。利用者評価テーブル送信部４７８は、評価等が登録された利用者評価テーブル４８０をサーバー１８（利用者管理部）に送信する。

　上述した対話者通話終了処理部４０８における評価入力判定部３７２は、評価Ａ、評価Ｂ及び評価Ｃのいずれかを入力したかどうかを判定する。

　なお、図示しないが、図２２Ａに示すホーム画面１８８の通話・入金履歴ボタン４３４を操作することで、いままでの利用者との通話履歴や報酬の入金履歴が例えば時系列で表示される。

　一方、サーバー１８は、図１４に示すように、少なくとも話題・ニュース提供部５００、イディオム情報提供部５０２、話題提供部５０４、利用者認証テーブル受信部５０６、対話者認証テーブル受信部５０８及び対話者情報提供部５１０を有する。

　対話者情報提供部５１０は、さらに、図１５に示すように、通話中情報付加部５１２、順番待ち情報付加部５１４、通話終了情報付加部５１６及び待機中情報付加部５１８を有する。また、サーバー１８は、対話者管理部５２０及び利用者管理部５２２を有する。

　図１４に示すように、話題・ニュース提供部５００は、定期的にあるいは不定期に各利用者端末１４及び各対話者端末１６に話題・ニュースを文章データとして提供する。イディオム情報提供部５０２は、定期的にあるいは不定期に各利用者端末１４にイディオム情報を文章データとして提供する。話題提供部５０４は、定期的にあるいは不定期に各利用者端末１４に話題をキーワード（テキストデータ）として提供する。

　利用者認証テーブル受信部５０６は、新規登録した利用者端末からの利用者認証テーブル１８０を受信する。また、設定変更後の利用者認証テーブル１８０を受信した場合は、新規登録時の利用者認証テーブル１８０に上書きする。

　対話者認証テーブル受信部５０８は、新規登録した対話者端末１６からの対話者認証テーブル４１８を受信する。また、設定変更後の対話者認証テーブル４１８を受信した場合は、新規登録時の対話者認証テーブル４１８に上書きする。

　対話者情報提供部５１０は、受信した対話者認証テーブル４１８に基づいて対話者単位の対話者情報が配列された対話者情報ファイル２６０を作成する。各対話者情報としては、例えば対話者の識別番号、氏名、通話１回毎の報酬額、国籍、通話中／通話可能の区別、通話中の場合に通話待ちとなっている利用者の数（順番待ちの人数）等が挙げられる。

　図１５に示すように、通話中情報付加部５１２は、利用者端末１４からの通話開始情報を受信した段階で、対話者情報ファイル２６０中、対応する対話者情報に通話中を示す情報を登録し、当該対話者に対する順番待ちの情報を調整する。

　順番待ち情報付加部５１４は、利用者端末１４からの順番待ち情報を受信した段階で、対話者情報ファイル２６０中、対応する対話者情報に順番待ちを示す情報を登録し、当該対話者の対話者識別番号に対応する順番待ちリストに今回の順番待ち利用者の情報（識別番号等）を登録する。また、当該対話者に対する順番待ちの情報を調整する。

　通話終了情報付加部５１６は、利用者端末１４からの通話終了情報を受信した段階で、当該利用者との通話が終了した対話者に順番待ちがあれば、順番待ちの登録時期が最も古い利用者の利用者端末１４に対して順番待ち解除情報を送信する。そして、当該対話者に対する順番待ちの情報を調整する。

　待機中情報付加部５１８は、対話者端末１６からの待機中情報を受信した段階で、対話者情報ファイル２６０中、対応する対話者情報に待機中を示す情報を登録し、当該対話者に対する順番待ちの情報を調整する。

　対話者管理部５２０は、利用者端末１４からの対話者評価テーブル３９０を受信する。対話者評価テーブル３９０に登録された評価結果が悪い場合は、対応する対話者端末１６に警告メッセージを送信する。運用にあたっては、語学学習支援システム１０の管理者は、悪い評価結果が続く対話者との契約を解除する等の処置を行うようにしてもよい。

　利用者管理部５２２は、対話者端末１６からの利用者評価テーブル４８０を受信する。利用者評価テーブル４８０に登録された評価結果が悪い場合は、対応する利用者端末１４に警告メッセージを送信する。この場合も、運用にあたって、管理者は、悪い評価結果が続く利用者との契約を解除する等の処置を行うようにしてもよい。

　次に、本実施の形態に係る語学学習支援システム１０の処理動作について図２５～図４６のフローチャートも参照しながら説明する。

　最初に、利用者端末１４の処理動作について図２５～図４１を参照しながら説明する。

［ログイン準備処理部１０６］
　先ず、ログイン準備処理部１０６について説明すると、図２５のステップＳ１において、ログイン画面表示制御部１４２は、利用者端末１４の表示部２２に図１６Ａに示すログイン画面１５０を表示する。

　ステップＳ２において、ログイン準備処理部１０６は、利用者による操作入力があるか否かを判別する。操作入力が新規登録であれば、図２６に示す新規登録処理部１０８での処理に進む。操作入力がパスワード入力であれば、ステップＳ３に進み、入力されたパスワードを保持する。操作入力がログインボタンの入力であれば、ステップＳ４に進み、認証処理部１４６は、パスワードがすでに入力されているか否かを判別する。パスワードが入力されていれば、ステップＳ５に進み、認証処理部１４６は、パスワードが正しいか否か、すなわち、新規登録や設定変更等で設定したパスワードと同じであるかどうかを判別する。

　パスワードが正しければ、ステップＳ６に進み、認証処理部１４６は、利用者端末１４の現在位置取得が可能か否か、すなわち、ＧＰＳ機能が作動しているか否かを判別する。ＧＰＳ機能が作動していれば、ステップＳ７に進み、認証処理部１４６は、現在位置を取得する。ステップＳ８において、認証処理部１４６は、現在位置が所定の領域内であるか、すなわち、利用者の国籍に対応した領域内であるか否かを判別する。現在位置が上記領域内であれば、ログイン処理部１１０での処理に進む。

　一方、ステップＳ８において、現在位置が上記領域でないと判別された場合は、ステップＳ９において、認証処理部１４６は、表示部２２にエラーメッセージ、例えば語学学習支援システムが使用できる領域内にいないことを示すエラーメッセージを表示する。ステップＳ６において、現在位置が取得できないと判別された場合は、ステップＳ１０において、認証処理部１４６は、表示部２２に、例えばＧＰＳ機能が作動していないことを示すエラーメッセージを表示する。ステップＳ５において、パスワードが正しくないと判別された場合は、ステップＳ１１において、認証処理部１４６は、表示部２２に、例えばパスワードが間違っていることを示すエラーメッセージを表示する。ステップＳ４において、パスワードが入力されていないと判別された場合は、ステップＳ１２において、認証処理部１４６は、表示部２２に、例えばパスワードが入力されていないことを示すエラーメッセージを表示する。

　上述したステップＳ９、Ｓ１０、Ｓ１１又はＳ１２での処理が終了した段階、あるいはステップＳ２において、操作入力がなされていないと判別された場合は、ステップＳ１３に進み、終了要求（電源断等）があるかどうかを判別する。終了要求がなければ、ステップＳ２に戻り、該ステップＳ２以降の処理を繰り返す。終了要求であれば、本実施の形態に係る語学学習支援システム１０での処理を終了する。以下同様である。

［新規登録処理部１０８］
　次に、新規登録処理部１０８での処理について図２６を参照しながら説明する。先ず、図２６のステップＳ１０１において、新規登録画面表示制御部１６２は、利用者端末１４の表示部２２に図１６Ｂに示す新規登録画面１７２を表示する。

　ステップＳ１０２において、新規登録処理部１０８は、利用者による操作入力があるか否かを判別する。操作入力が、個人情報入力領域１７０への個人情報の入力であれば、ステップＳ１０３に進み、個人情報入力部１６４は、新規に登録された個人情報をバッファメモリ１７８に格納する。

　操作入力が登録であれば、ステップＳ１０４に進み、利用者認証テーブル登録部１６６は、バッファメモリ１７８の個人情報を利用者認証テーブル１８０に登録する。このとき、登録完了を示すメッセージを表示するようにしてもよい。その後、ステップＳ１０５において、利用者認証テーブル送信部１６８は、登録後の利用者認証テーブル１８０をサーバー１８に送信する。その後、ログイン準備処理のステップＳ１に戻り、該ステップＳ１以降の処理を繰り返す。

　操作入力がキャンセルであれば、図２５におけるログイン準備処理部１０６のステップＳ１に戻り、該ステップＳ１以降の処理を繰り返す。

　ステップＳ１０３での処理が終了した段階、あるいはステップＳ１０２において、操作入力がなされていないと判別された場合は、ステップＳ１０６に進み、終了要求（電源断等）があるかどうかを判別する。終了要求がなければ、ステップＳ１０２に戻り、該ステップＳ１０２以降の処理を繰り返す。

［ログイン処理部１１０］
　次に、ログイン処理部１１０での処理について図２７を参照しながら説明する。先ず、図２７のステップＳ２０１において、ホーム画面表示制御部１８２は、利用者端末１４の表示部２２に図１６Ｃに示すホーム画面１８８を表示する。このとき、チケット残金表示制御部１８６は、チケット残金メモリ２０４からチケット残金を読み出し、読み出したチケット残金をホーム画面１８８に表示する。

　ステップＳ２０２において、ログイン処理部１１０は、利用者による操作入力があるか否かを判別する。操作入力が設定変更であれば、設定変更処理部１１２での処理に進む。操作入力がお知らせであれば、話題追加処理部１１４での処理に進む。操作入力がチケット購入であれば、チケット購入処理部１１６での処理に進む。操作入力が対話者一覧であれば、対話者一覧表示処理部１１８での処理に進む。

　ステップＳ２０２において、操作入力がなされていないと判別された場合は、ステップＳ２０３に進み、終了要求（電源断等）があるかどうかを判別する。終了要求がなければ、ステップＳ２０２に戻り、該ステップＳ２０２以降の処理を繰り返す。

［設定変更処理部１１２］
　次に、設定変更処理部１１２での処理について図２８を参照しながら説明する。先ず、図２８のステップＳ３０１において、設定変更画面表示制御部２０６は、利用者端末１４の表示部２２に、図１６Ｄに示す設定変更画面２１０を表示する。このとき、設定変更画面表示制御部２０６は、現在の利用者認証テーブル１８０の内容を設定変更画面２１０に表示する。

　ステップＳ３０２において、設定変更処理部１１２は、利用者による操作入力があるか否かを判別する。操作入力が、個人情報入力領域１７０への個人情報の入力であれば、ステップＳ３０３において、利用者認証テーブル変更部２０８は、利用者認証テーブル１８０のうち、変更対象の個人情報を、入力された個人情報に変更する。

　ステップＳ３０２での操作入力が変更であれば、ステップＳ３０４に進み、利用者認証テーブル送信部１６８は、変更後の利用者認証テーブル１８０をサーバー１８に送信する。その後、ログイン処理部１１０のステップＳ２０１に戻り、該ステップＳ２０１以降の処理を繰り返す。

　ステップＳ３０２での操作入力がキャンセルであれば、ログイン処理部１１０のステップＳ２０１に戻り、該ステップＳ２０１以降の処理を繰り返す。

　ステップＳ３０３での処理が終了した段階、あるいはステップＳ３０２において操作入力がなされていないと判別された場合は、ステップＳ３０５に進み、終了要求（電源断等）があるかどうかを判別する。終了要求がなければ、ステップＳ３０２に戻り、該ステップＳ３０２以降の処理を繰り返す。

［話題追加処理部１１４］
　次に、話題追加処理部１１４での処理について図２９を参照しながら説明する。先ず、図２９のステップＳ４０１において、お知らせ画面表示制御部２１４は、利用者端末１４の表示部２２に図１７Ａに示すお知らせ画面２１８を表示する。

　ステップＳ４０２において、話題追加表示制御部２１６は、話題追加ファイル２２２の先頭から例えば２０個分の話題（キーワード）と年月日情報を読み出す。

　ステップＳ４０３において、話題追加表示制御部２１６は、お知らせ画面２１８に、話題が追加されたことを示すメッセージと、２０個分の話題（キーワード）と年月日を表示する。

　ステップＳ４０４において、話題追加処理部１１４は、ホームボタン２２０の操作入力があるか否かを判別する。ホームボタン２２０の操作入力があった段階で、ログイン処理部１１０のステップＳ２０１に戻り、該ステップＳ２０１以降の処理を繰り返す。

　ステップＳ４０４においてホームボタン２２０の操作入力がなされていないと判別された場合は、ステップＳ４０５において、終了要求（電源断等）があるかどうかを判別する。終了要求がなければ、ステップＳ４０２に戻り、該ステップＳ４０２以降の処理を繰り返す。

［チケット購入処理部１１６］
　次に、チケット購入処理部１１６での処理について図３０を参照しながら説明する。先ず、図３０のステップＳ５０１において、チケット購入画面表示制御部２２４は、利用者端末１４の表示部２２に図１７Ｂに示すチケット購入画面２３４を表示する。

　ステップＳ５０２において、チケットボタン表示制御部２２６は、複数のチケットボタン２４０をチケット購入画面２３４に表示する。

　ステップＳ５０３において、チケット購入処理部１１６は、利用者による操作入力があるか否かを判別する。操作入力が、チケットボタン２４０の入力であれば、ステップＳ５０４に進み、チケット購入額計算部２２８は、選択されたチケットボタン２４０に対応する金額を今回のチケット購入額として加算する。

　ステップＳ５０３での操作入力が、次へ進むボタン２３６の入力であれば、ステップＳ５０５に進み、チケット残金計算部２３２は、今回のチケット購入額をチケット残金メモリ２０４に格納されたチケット残金に加算してチケット残金メモリ２０４に格納する。その後、ステップＳ５０６において、購入額表示制御部２３０は、今回のチケット購入額をチケット購入画面２３４の画面に表示する。

　ステップＳ５０３での操作入力が、ホームボタン２２０の入力であれば、ログイン処理部１１０のステップＳ２０１に戻り、該ステップＳ２０１以降の処理を繰り返す。

　ステップＳ５０３において操作入力がなされていないと判別された場合は、ステップＳ５０７において、終了要求（電源断等）があるかどうかを判別する。終了要求がなければ、ステップＳ５０３に戻り、該ステップＳ５０３以降の処理を繰り返す。

［対話者一覧表示処理部１１８］
　次に、対話者一覧表示処理部１１８での処理について図３１を参照しながら説明する。先ず、図３１のステップＳ６０１において、対話者情報取得部２４２は、サーバー１８（対話者情報提供部５１０）に対話者情報を問い合わせて、サーバー１８からの対話者情報ファイル２６０を取得する。

　ステップＳ６０２において、対話者一覧表示制御部２４４は、取得された対話者情報ファイル２６０に登録された複数の対話者情報を一覧表（対話者一覧画面２６２）として表示部２２に表示する（図１７Ｃ参照）。

　ステップＳ６０３において、対話者一覧表示処理部１１８は、利用者による操作入力があるか否かを判別する。操作入力が、通話ボタン２７２の選択入力であれば、ステップＳ６０４に進み、通話許可判定部２４６は、対話者情報ファイル２６０のうち、選択された対話者情報を取得する。

　ステップＳ６０５において、通話許可判定部２４６は、現在のチケット残金が、選択した対話者の報酬額以上であるか否かを判別する。チケット残金が報酬額以上であれば、次のステップＳ６０６に進み、通話許可判定部２４６は、選択した対話者と通話可能であるか否かを判別する。この判別は取得した対話者情報に通話可能（待機中）の情報であるかどうかで行われる。

　通話可能であれば、話題設定処理部１３０での処理に進む。反対に、対話者情報に通話中の情報があれば、通話可能でないとして、ステップＳ６０７に進み、順番待ち送信部２５０は、サーバー１８に順番待ち情報を送信する。順番待ち情報は、例えば順番待ちを示すコード、利用者識別番号及び対話者識別番号を有する。

　ステップＳ６０５において、チケット残金が報酬額未満であると判別された場合は、ステップＳ６０８に進み、通話許可判定部２４６は、チケット残金が不足している等のエラーメッセージを表示部２２に表示する。

　一方、ステップＳ６０３での操作入力が、使えるイディオムボタン２６４の入力であれば、ステップＳ６０９に進み、イディオム表示制御部２５２は、イディオム情報ファイル１３８の最新から例えば１０個分のイディオム情報を読み出し、よく使われるイディオム関係の説明文として表示部２２に表示する。その後、ステップＳ６１０において、対話者一覧表示処理部１１８は、戻るボタン２８４の操作入力があるか否かを判別する。戻るボタン２８４の操作入力があった段階で、ステップＳ６０１に戻り、該ステップＳ６０１以降の処理を繰り返す。

　ステップＳ６０３での操作入力が、話題・ニュースボタン２６６の入力であれば、ステップＳ６１１に進み、話題・ニュース表示制御部２５４は、話題・ニュースファイル１３６の先頭から１０個分の話題・ニュースを読み出して表示部２２に表示する。その後、ステップＳ６１２において、対話者一覧表示処理部１１８は、戻るボタン２８４の操作入力があるか否かを判別する。戻るボタン２８４の操作入力があった段階で、ステップＳ６０１に戻り、該ステップＳ６０１以降の処理を繰り返す。

　ステップＳ６０３での操作入力が、お気に入りボタン２６８の入力であれば、お気に入り表示処理部１２０での処理に進む。ステップＳ６０３での操作入力が、カテゴリー選別ボタン２７０の入力であれば、カテゴリー選別処理部１２４での処理に進む。ステップＳ６０３での操作入力が、ホームボタン２２０の入力であれば、ログイン処理部１１０のステップＳ２０１に戻り、該ステップＳ２０１以降の処理を繰り返す。

　ステップＳ６０７又はＳ６０８での処理が終了した段階、あるいはステップＳ６０３において操作入力がなされていないと判別された場合は、ステップＳ６１３において、終了要求（電源断等）があるかどうかを判別する。終了要求がなければ、ステップＳ６０３に戻り、該ステップＳ６０３以降の処理を繰り返す。

［お気に入り表示処理部１２０］
　次に、お気に入り表示処理部１２０での処理について図３２を参照しながら説明する。先ず、図３２のステップＳ７０１において、お気に入り一覧表示制御部２７４は、お気に入りリスト２７８に登録された１以上の対話者情報を読み出し、一覧表（お気に入り一覧画面２８０）として表示部２２に表示する（図１７Ｄ参照）。このとき、ログインしていない対話者の対話者情報については、例えば灰色にて表示される。

　ステップＳ７０２において、お気に入り表示処理部１２０は、利用者による操作入力があるか否かを判別する。操作入力が、通話ボタン２７２の選択入力であれば、ステップＳ７０３～Ｓ７０７において、上述した対話者一覧表示処理部１１８のステップＳ６０４～Ｓ６０８と同様の処理が行われる。

　一方、ステップＳ７０２での操作入力が、使えるイディオムボタン２６４の入力であれば、ステップＳ７０８及びＳ７０９において、上述した対話者一覧表示処理部１１８のステップＳ６０９及びＳ６１０と同様の処理が行われる。

　ステップＳ７０２での操作入力が、話題・ニュースボタンの入力であれば、ステップＳ７１０及びＳ７１１において、上述した対話者一覧表示処理部１１８のステップＳ６１１及びＳ６１２と同様の処理が行われる。

　ステップＳ７０２での操作入力が、削除選択ボタン２８２の入力であれば、削除選択処理部１２２での処理に進む。ステップＳ７０２での操作入力が、戻るボタン２８４の入力であれば、当該お気に入り表示処理部１２０を呼び出した元の処理部に制御を移す。

　ステップＳ７０６又はＳ７０７での処理が終了した段階、あるいはステップＳ７０２において操作入力がなされていないと判別された場合は、ステップＳ７１２において、終了要求（電源断等）があるかどうかを判別する。終了要求がなければ、ステップＳ７０２に戻り、該ステップＳ７０２以降の処理を繰り返す。

［削除選択処理部１２２］
　次に、削除選択処理部１２２での処理について図３３を参照しながら説明する。先ず、図３３のステップＳ８０１において、削除画面表示制御部２８６は、図１８Ａに示すように、削除選択画面２９０を表示部２２に表示する。

　ステップＳ８０２において、削除選択処理部１２２は、利用者による操作入力があるか否かを判別する。操作入力が、プロフィールボタン領域２９２のチェック欄２９４への選択入力であれば、ステップＳ８０３に進み、対話者情報削除部２８８は、お気に入りリスト２７８のうち、選択された対話者情報に削除フラグを付与する。

　ステップＳ８０２での操作入力が削除ボタンの入力であれば、お気に入りリスト２７８のうち、削除フラグが付与された対話者情報を削除する。

　ステップＳ８０２での操作入力が戻るボタン２８４の入力であれば、お気に入り表示処理部１２０におけるステップＳ７０１での処理に戻り、該ステップＳ７０１以降の処理を繰り返す。

　ステップＳ８０２において操作入力がなされていないと判別された場合は、ステップＳ８０５において、終了要求（電源断等）があるかどうかを判別する。終了要求がなければ、ステップＳ８０２に戻り、該ステップＳ８０２以降の処理を繰り返す。

［カテゴリー選別処理部１２４］
　次に、カテゴリー選別処理部１２４での処理について図３４を参照しながら説明する。先ず、図３４のステップＳ９０１において、カテゴリー選別画面表示制御部２９８は、図１８Ｂに示すように、カテゴリー選別画面３００を表示部２２に表示する。

　ステップＳ９０２において、カテゴリー選別処理部１２４は、利用者による操作入力があるか否かを判別する。操作入力が、カテゴリー３０２の入力であれば、カテゴリー別表示処理部１２６での処理に進む。

　ステップＳ９０２での操作入力が、戻るボタン２８４の入力であれば、対話者一覧表示処理部１１８におけるステップＳ６０１での処理に戻り、該ステップＳ６０１以降の処理を繰り返す。

　ステップＳ９０２において操作入力がなされていないと判別された場合は、ステップＳ９０３において、終了要求（電源断等）があるかどうかを判別する。終了要求がなければ、ステップＳ９０２に戻り、該ステップＳ９０２以降の処理を繰り返す。

［カテゴリー別表示処理部１２６］
　次に、カテゴリー別表示処理部１２６での処理について図３５を参照しながら説明する。先ず、図３５のステップＳ１００１において、対話者抽出部３０４は、対話者情報ファイル２６０から、操作入力にて選択されたカテゴリー３０２に対応する１以上の対話者情報を取得（抽出）する。

　ステップＳ１００２において、カテゴリー別一覧表示制御部３０６は、図１８Ｃに示すように、取得された１以上の対話者情報を一覧表（カテゴリー別一覧画面３０８）として表示部２２に表示する。

　ステップＳ１００３において、カテゴリー別表示処理部１２６は、利用者による操作入力があるか否かを判別する。操作入力が、通話ボタン２７２の選択入力であれば、ステップＳ１００４～Ｓ１００８において、上述した対話者一覧表示処理部１１８のステップＳ６０４～Ｓ６０８と同様の処理が行われる。

　一方、ステップＳ１００３での操作入力が、使えるイディオムボタンの入力であれば、ステップＳ１００９及びＳ１０１０において、上述した対話者一覧表示処理部１１８のステップＳ６０９及びＳ６１０と同様の処理が行われる。

　ステップＳ１００３での操作入力が、話題・ニュースボタンの入力であれば、ステップＳ１０１１及びＳ１０１２において、上述した対話者一覧表示処理部１１８のステップＳ６１１及びＳ６１２と同様の処理が行われる。

　ステップＳ１００３での操作入力が、お気に入りボタン２６８の入力であれば、お気に入り表示処理部１２０での処理に進む。ステップＳ１００３での操作入力が、戻るボタンの入力であれば、当該カテゴリー別表示処理部１２６を呼び出した元の処理部に制御を移す。

　ステップＳ１００７又はＳ１００８での処理が終了した段階、あるいはステップＳ１００３において操作入力がなされていないと判別された場合は、ステップＳ１０１３において、終了要求（電源断等）があるかどうかを判別する。終了要求がなければ、ステップＳ１００３に戻り、該ステップＳ１００３以降の処理を繰り返す。

［順番待ち解除処理部１２８］
　次に、順番待ち解除処理部１２８での処理について図３６を参照しながら説明する。この順番待ち解除処理部１２８は、上述したように、ログイン処理部１１０等とマルチタスク方式で動作する。

　先ず、図３６のステップＳ１１０１において、順番待ち解除受信部３１０は、例えば当該利用者端末１４が順番待ち状態である場合に、サーバー１８（通話終了情報付加部５１６）からの順番待ち解除情報の送信を待つ。

　順番待ち解除情報の受信により、ステップＳ１１０２において、順番待ち解除画面表示制御部３１２は、順番待ち解除情報の受信により起動し、順番待ち解除画面３１６を表示部２２に表示する（図１８Ｄ参照）。

　ステップＳ１１０３において、順番待ち解除処理部１２８は、利用者による操作入力があるか否かを判別する。操作入力が、通話ボタン２７２の入力であれば、話題設定処理部１３０を起動する。

　ステップＳ１１０３での操作入力がキャンセルボタン１７６であれば、ステップＳ１１０４に進み、通話終了送信部３１４は、サーバー１８（通話終了情報付加部５１６）に通話終了情報を送信する。

　ステップＳ１１０４での処理が終了した段階、あるいはステップＳ１１０３において操作入力がされていないと判別された場合は、ステップＳ１１０５において、終了要求（電源断等）があるかどうかを判別する。終了要求がなければ、ステップＳ１１０１に戻り、該ステップＳ１１０１以降の処理を繰り返す。

［話題設定処理部１３０］
　次に、話題設定処理部１３０での処理について図３７を参照しながら説明する。先ず、図３７のステップＳ１２０１において、話題設定画面表示制御部３１８は、図１９Ａに示すように、話題設定画面３２６を表示部２２に表示する。

　ステップＳ１２０２において、話題設定判定部３２４は、話題格納レジスタ３３６に初期値を格納する。

　ステップＳ１２０３において、話題設定処理部１３０は、利用者による操作入力があるか否かを判別する。操作入力が、話題選択バー３３０の選択入力であれば、ステップＳ１２０４に進み、話題選択部３２０は、話題リスト１４０に登録された話題（キーワード）の１つを入力操作方向に応じて順次読み出して話題選択バー３３０に表示する。その後、ステップＳ１２０５において、利用者による決定操作を待つ。そして、利用者が決定操作を行うことで、ステップＳ１２０６において、話題選択部３２０は、決定した話題（キーワード）を話題格納レジスタ３３６に格納する。

　ステップＳ１２０３での操作入力が、話題のテキスト入力であれば、ステップＳ１２０７において、入力された話題（キーワード）を話題格納レジスタ３３６に格納する。

　ステップＳ１２０３での操作入力が、通話ボタン２７２の入力であれば、ステップＳ１２０８に進み、話題設定判定部３２４は、話題（キーワード）が設定されたかどうかを判定する。話題が設定されていれば、通話処理部１３２での処理に進む。話題が設定されていなければ、ステップＳ１２０９において、話題設定処理部１３０は、話題を設定することを促すメッセージを表示部２２に表示する。

　ステップＳ１２０３での操作入力が、戻るボタン２８４の入力であれば、当該話題設定処理部１３０を呼び出した元の処理部に制御を移す。

　ステップＳ１２０６、Ｓ１２０７又はＳ１２０９での処理が終了した段階、あるいはステップＳ１２０３において操作入力がなされていないと判別された場合は、ステップＳ１２１０において、終了要求（電源断等）があるかどうかを判別する。終了要求がなければ、ステップＳ１２０３に戻り、該ステップＳ１２０３以降の処理を繰り返す。

［通話処理部１３２］
　次に、通話処理部１３２での処理について図３８を参照しながら説明する。先ず、図３８のステップＳ１３０１において、通話画面表示制御部３３８は、図１９Ｂに示すように、通話画面３６２を表示部２２に表示する。ステップＳ１３０２において、通話開始送信部３４０は、サーバー１８に通話開始情報を送信する。

　ステップＳ１３０３において、通信制御部３４２は、当該利用者端末１４と選択した対話者の対話者端末１６との通信路を確立するための要求を行う。ステップＳ１３０４において、通信制御部３４２は、通信路が確立したか否かを判別し、通信が確立するまで、ステップＳ１３０３及びステップＳ１３０４の処理を繰り返す。

　通信路が確立した段階で、ステップＳ１３０５に進み、利用者情報送信部３４４は、通信路を確立した対話者端末１６に利用者情報（利用者識別番号及び利用者のニックネーム等）を送信する。

　ステップＳ１３０６において、話題送信部３４６は、同じく対話者端末１６に、話題格納レジスタ３３６に格納された話題（キーワード：テキストデータ）を送信する。

　ステップＳ１３０７において、音声送受信部３４８は、確立した通信路を通じて音声による通信を開始する。

　ステップＳ１３０８において、通話時間計時部３５０は、音声送受信部３４８による通信が開始された段階で、通話時間の計時を開始する。計時中の通話時間は、通話画面表示制御部３３８によって通話画面３６２に表示される。

　ステップＳ１３０９において、通話終了判定部３５２は、通話時間が規定時間（例えば５分等）を超えた段階、あるいは利用者が通話終了ボタン３６４を操作した段階、あるいは対話者端末１６が通信路を切断した段階で、通話終了と判定する。

　通話終了と判別された段階で、ステップＳ１３１０に進み、通信制御部３４２は、確立した対話者端末１６との通信路を切断する。ステップＳ１３１１において、通話時間計時部３５０は、通話時間の計時を終了する。ステップＳ１３１２において、通話終了送信部３１４は、サーバー１８に通話終了情報を送信する。

［利用者通話終了処理部３５６］
　次に、利用者通話終了処理部３５６での処理について図３９を参照しながら説明する。先ず、図３９のステップＳ１４０１において、第１通話終了種別判別部３６６Ａは、通話終了の種別を判別する。通話時間が規定の時間（例えば５分）であれば、ステップＳ１４０２に進み、第１通話終了画面表示制御部３６８Ａは、図１９Ｃに示すように、第１通話終了画面３７４Ａを表示部２２に表示する。

　通話時間が請求対象時間（通話時間が規定の時間未満であって、且つ、例えば２５秒を超えた時間）であれば、ステップＳ１４０３に進み、第２通話終了画面表示制御部３６８Ｂは、図１９Ｄに示すように、第２通話終了画面３７４Ｂを表示部２２に表示する。

　通話時間が非請求対象時間（例えば２５秒未満）である場合、あるいは対話者が先に通信路を切断したのであれば、ステップＳ１４０４に進み、第３通話終了画面表示制御部３６８Ｃは、図２０Ａに示すように、第３通話終了画面３７４Ｃを表示部２２に表示する。

　ステップＳ１４０５において、利用者通話終了処理部３５６は、利用者による操作入力があるか否かを判別する。操作入力が評価Ａ、評価Ｂ又は評価Ｃであれば、評価送信処理部１３４での処理に進む。

　ステップＳ１４０５での操作入力がお気に入りのチェック欄であれば、ステップＳ１４０６に進み、お気に入り登録部３７０は、通話した対話者の対話者情報をお気に入りリスト２７８に登録する。

　ステップＳ１４０６での処理が終了した段階、あるいはステップＳ１４０５において操作入力がなされていないと判別された場合は、ステップＳ１４０７において、終了要求（電源断等）があるかどうかを判別する。終了要求がなければ、ステップＳ１４０５に戻り、該ステップＳ１４０５以降の処理を繰り返す。

［評価送信処理部１３４］
　次に、評価送信処理部１３４での処理について図４０及び図４１を参照しながら説明する。先ず、図４０のステップＳ１５０１において、対話者評価テーブル登録部３８２は、評価Ａ、評価Ｂ又は評価Ｃのうち、入力された評価を対話者評価テーブル３９０に登録する。

　ステップＳ１５０２において、評価送信処理部１３４は、今回の評価が最低評価（評価Ｃ）であるか否かを判別する。最低評価であれば、ステップＳ１５０３に進み、最低評価画面表示制御部３８０は、図２０Ｂに示すように、最低評価にした理由を選択するための複数のチェック欄を有する最低評価画面３８６を表示部２２に表示する。

　ステップＳ１５０４において、評価送信処理部１３４は、利用者による操作入力があるか否かを判別する。操作入力がチェック欄であれば、ステップＳ１５０５において、対話者評価テーブル登録部３８２は、チェックされた理由を対話者評価テーブル３９０に登録する。

　ステップＳ１５０４での操作入力が評価のやり直しボタンの入力であれば、利用者通話終了処理部３５６のステップＳ１４０１に進み、該ステップＳ１４０１以降の処理を繰り返す。

　ステップＳ１５０４での操作入力がホームボタン２２０の入力であれば、ステップＳ１５０６に進み、評価送信処理部１３４は、最低評価の理由の入力（チェック欄へのチェック）がなされたか否かを判別する。チェックされていれば、ステップＳ１５０７に進み、チケット残金計算部２３２は、チケット残金メモリ２０４に格納されたチケット残金から通話１回分の報酬額を差し引いてチケット残金メモリ２０４に格納する。その後、ステップＳ１５０８において、対話者評価テーブル送信部３８４は、評価等が登録された対話者評価テーブル３９０をサーバー１８（対話者管理部５２０）に送信する。その後、ログイン処理部１１０のステップＳ２０１に進む。

　チェックがされていなければ、ステップＳ１５０９に進み、最低評価の理由の入力を促すメッセージを表示部２２に表示する。

　一方、ステップＳ１５０２において、評価が最低評価でないと判別された場合は、図４１のステップＳ１５１０に進み、所定時間（例えば３秒間）の計時を開始する。この３秒間の計時中に、ステップＳ１５１１において、お気に入りのチェック欄への操作入力があれば、ステップＳ１５１２に進み、お気に入り登録部３７０は、通話した対話者の対話者情報をお気に入りリスト２７８に登録する。ステップＳ１５１２の処理が終了した段階、あるいは、ステップＳ１５１１において、お気に入りのチェック欄への操作入力がなかった場合は、ステップＳ１５１３において、３秒間の計時が終了したか否かを判別する。計時が終了していなければステップＳ１５１１以降の処理を繰り返す。３秒間の計時が終了した段階で、次のステップＳ１５１４に進み、チケット残金から通話１回分の報酬額を差し引いてチケット残金メモリ２０４に格納する。その後、ステップＳ１５１５において、対話者評価テーブル３９０をサーバー１８に送信する。その後、ログイン処理部１１０のステップＳ２０１に進む。

　ステップＳ１５０５又はＳ１５０９での処理が終了した段階、あるいはステップＳ１５０４において操作入力がなされていないと判別された場合は、ステップＳ１５１６において、終了要求（電源断等）があるかどうかを判別する。終了要求がなければ、ステップＳ１５０４に戻り、該ステップＳ１５０４以降の処理を繰り返す。

＜対話者端末１６＞
　次に、対話者端末１６での処理動作について図４２～図４６を参照しながら説明する。

　対話者端末１６での処理は、利用者端末１４での処理とほぼ同様であるが、主に、利用者認証テーブル１８０の代わりに、対話者認証テーブル４１８が使用されることと、カテゴリーチェック処理部４００、申込み処理部４０１、カテゴリー変更処理部４０２、コメント入力処理部４０４、通話待機処理部４０６及び対話者通話終了処理部４０８での処理が行われる点で異なる。

　従って、以下では、これらの処理部に沿って説明を行う。

［カテゴリーチェック処理部４００］
　最初に、カテゴリーチェック処理部４００は、図２１Ｂに示す新規登録画面１７２において、次に進むボタン２３６を操作入力することによって起動する。そして、先ず、図４２のステップＳ１６０１において、カテゴリーチェック画面表示制御部４１４は、図２１Ｃに示すように、カテゴリーチェック画面４２０を表示部２２に表示する。ステップＳ１６０２において、カテゴリーチェック処理部４００は、利用者による操作入力があるか否かを判別する。操作入力がカテゴリーチェック欄であれば、ステップＳ１６０３において、チェックされたカテゴリーを対話者認証テーブル４１８に登録する。操作入力が申込みボタン４２２であれば、申込み処理部４０１での処理に進む。操作入力が戻るボタン２８４であれば、新規登録処理部１０８での処理に戻る。

　ステップＳ１６０３での処理が終了した段階、あるいはステップＳ１６０２において操作入力がなされていないと判別された場合は、ステップＳ１６０４において、終了要求（電源断等）があるかどうかを判別する。終了要求がなければ、ステップＳ１６０２に戻り、該ステップＳ１６０２以降の処理を繰り返す。

［申込み処理部４０１］
　次に、申込み処理部４０１について図４３を参照しながら説明する。先ず、図４３のステップＳ１７０１において、申込み完了画面表示制御部４２４は、図２１Ｄに示すように、申込み完了を示す説明文を有する申込み完了画面４２８を表示部２２に表示する。ステップＳ１７０２において、対話者認証テーブル送信部４２６は、申込み完了がなされた段階で、対話者認証テーブル４１８をサーバー１８に送信する。ステップＳ１７０３において、申込み処理部４０１は、対話者によるトップボタン４３０の操作入力があるか否かを判別する。操作入力があれば、ログイン準備処理部１０６での処理に戻る。

　ステップＳ１７０３においてトップボタン４３０の操作入力がされていないと判別された場合は、ステップＳ１７０４において、終了要求（電源断等）があるかどうかを判別する。終了要求がなければ、ステップＳ１７０３に戻り、該ステップＳ１７０３以降の処理を繰り返す。

［カテゴリー変更処理部４０２］
　カテゴリー変更処理部４０２は、図２２Ｂに示す設定変更画面２１０において、次に進むボタン２３６を操作入力することによって起動する。そして、図４４のステップＳ１８０１において、カテゴリー変更画面表示制御部４３８は、図２２Ｃに示すように、カテゴリー変更画面４４２を表示部２２に表示する。ステップＳ１８０２において、カテゴリー変更処理部４０２は、利用者による操作入力があるか否かを判別する。操作入力がカテゴリーチェック欄であれば、ステップＳ１８０３において、対話者認証テーブル４１８中、変更前のカテゴリーをチェックされたカテゴリーに変更する。操作入力が次へ進むボタンであれば、コメント入力処理部４４０での処理に進む。操作入力が戻るボタン２８４であれば、設定変更処理部１１２での処理に戻る。

　ステップＳ１８０３での処理が終了した段階、あるいはステップＳ１８０２において操作入力がなされていないと判別された場合は、ステップＳ１８０４において、終了要求（電源断等）があるかどうかを判別する。終了要求がなければ、ステップＳ１８０２に戻り、該ステップＳ１８０２以降の処理を繰り返す。

［コメント入力処理部４４０］
　次に、コメント入力処理部４４０について図４５を参照しながら説明する。先ず、図４５のステップＳ１９０１において、コメント入力画面表示制御部４４４は、図２２Ｄに示すように、コメント入力画面４４６を表示部２２に表示する。ステップＳ１９０２において、コメント入力処理部４４０は、利用者による操作入力があるか否かを判別する。操作入力がコメントであれば、ステップＳ１９０３において、入力されたコメントを対話者認証テーブル４１８に登録する。操作入力が変更ボタン２１２であれば、変更後の対話者認証テーブル４１８をサーバー１８に送信する。その後、ログイン処理部１１０での処理に進む。操作入力が戻るボタン２８４であれば、カテゴリー変更処理部４０２での処理に戻る。

　ステップＳ１９０３での処理が終了した段階、あるいはステップＳ１９０２において操作入力がなされていないと判別された場合は、ステップＳ１９０５において、終了要求（電源断等）があるかどうかを判別する。終了要求がなければ、ステップＳ１９０２に戻り、該ステップＳ１９０２以降の処理を繰り返す。

［通話待機処理部４０６］
　通話待機処理部４０６は、図２２Ａのホーム画面１８８において、待機ボタン４３２を操作入力することによって起動する。そして、図４６のステップＳ２００１において、待機中情報送信部４５０は、サーバー１８に待機中情報を送信する。ステップＳ２００２において、待機中画面表示制御部４５２は、図２３Ａに示すように、待機中画面４５４を表示部２２に表示する。ステップＳ２００３において、通信制御部３４２は、通信路が確立しているか否かを判別する。すなわち、ある利用者端末１４からの通信路の確立要求があり、その後、通信路が確立したか否かを判別する。通信路が確立していれば、通信制御部３４２は、利用者端末１４からの着信があるか否かを判別する。着信があれば、通話処理部１３２での処理に進む。

　ステップＳ２００４において着信がない、あるいはステップＳ２００３において通信路が確立していないと判別された場合は、ステップＳ２００５においてホームボタン２２０の操作入力があったか否かが判別される。ホームボタン２２０の操作入力があった段階で、ログイン処理部１１０での処理に進む。

　ステップＳ２００５においてホームボタン２２０の操作入力がなされていないと判別された場合は、ステップＳ２００６において、終了要求（電源断等）があるかどうかを判別する。終了要求がなければ、ステップＳ２００３に戻り、該ステップＳ２００３以降の処理を繰り返す。

　なお、対話者通話終了処理部４０８は、対話者評価テーブル３９０に代えて、利用者評価テーブル４８０をサーバー１８に送信する点以外は、利用者端末１４の利用者通話終了処理部３５６と処理が同じであるため、その重複説明を省略する。

（第１特徴）
　このように、本実施の形態に係る語学学習支援システム１０は、通信網１２に接続された１以上の利用者端末１４と、通信網１２に接続された１以上の対話者端末１６と、を有する。利用者端末１４及び対話者端末１６は、予め設定された短時間にわたって音声のみによる通話を実行させるための音声送受信部３４８を有する。利用者端末１４は、話題を対話者端末１６に送信する話題送信部３４６を有する。対話者端末１６は、利用者端末１４から送信された話題を表示部２２に表示する話題表示制御部４６２を有する。

　外国語の学習、特に、会話の練習は、実際に外国人（学習対象の外国語を母国語あるいは母語とする外国人）と会話をすることで、上達する。ただ、そのような機会は、語学学校に通ったり、留学等を通じて外国人と接することで実現することができるが、費用等の関係から、短期間になりがちであり、学習の成果を実感できるまでにはいかないのが現状である。一方、Ｓｋｙｐｅ（登録商標）等のネットワークを使った映像による会話練習は、相手を見ながら、また、絵やメモ等を見せ合いながら会話ができるため、長続きできそうではある。しかし、相手を見ながら会話を行うということは、相手に自分の顔をさらけ出すことや、背景に写る部屋の模様等も相手に見られることになり、セキュリティ上、問題が生じるおそれがある。また、相手を見ながら会話を行っていると、途中で会話を止めたい場合であっても、相手に気を使って会話を中断することが難しいという問題もある。

　そこで、本実施の形態では、予め設定された短時間にわたって音声のみによる通話を実行するようにしたので、気軽に外国語での会話を楽しむことができる。しかも、予め１つの話題を相手に送ってから会話を始めることができるため、いつも自己紹介だけで会話が終わったり、沈黙する時間が長いということもなく、利用者主導で会話を始めることができる。短時間であるため、初級者であっても、ちょっとした隙間時間を利用して、気軽に外国語による会話を行うことができる。もちろん、上級者も、会話能力を維持するために、気軽に音声のみによる会話を楽しむことができる。音声だけであるため、相手に顔をさらす必要はなく、背景に写る部屋の模様等も相手に見られることもなくなるため、セキュリティ上の問題が発生するおそれもない。

　このように、例えば３～１０分程度の短時間（隙間時間等）を利用して、気軽に、音声のみで、しかも、自分で選択・設定した話題に基づいて語学学習を行うことができ、学習者に学習効果を実感させることが可能となる。

（第２特徴）
　また、前記短時間として、最大で１０分であることが好ましい。例えば１つの話題について外国語で会話を行う場合、習得している語彙や構文が少ないと、１～３分程度が限界であると思われる。最初の挨拶や自己紹介を含めると、長くて５～８分程度となる。しかも、音声のみで会話を行うとなると、イメージを把握することが難しくなるため、沈黙する時間が長くなったり、聞き直しや他の言い回しが多くなり、利用者に多大なストレスがかかることとなる。これでは、利用者の学習意欲が減退するおそれがある。そこで、１回の通話時間を、最大で１０分、好ましくは５分程度に設定することで、１つの話題について気軽に外国語で会話してみようと試みることができる。

（第３特徴）
　利用者端末１４及び対話者端末１６は、通話時間を画面に表示することが好ましい。通話時間を確認することができるため、冗長な会話ではなく、要点だけに絞った会話を行うことが可能となり、論理的な話し方を習得する上で有利となる。

（第４特徴）
　話題送信部３４６は、利用者の操作入力による話題を対話者端末１６に送信することが好ましい。利用者が新聞やインターネット等で知った話題や身近な話題等を入力し、送信することで、利用者主導で会話を始めることができる。

（第５特徴）
　さらに、語学学習支援システム１０は、複数の話題を少なくとも利用者端末１４に提供する話題提供部５０４を有する。また、利用者端末１４は、提供された複数の話題を利用者端末１４の表示部２２に表示し、提供された複数の話題のうち、１つの話題を、利用者の操作入力に基づいて選択する。話題送信部３４６は、選択された話題を対話者端末１６に送信する。

　いつも同じ話題で会話を行うのもよいが、話題提供部５０４から送られてきた複数の話題のうち、選択した１つの話題に基づいて会話を行うことで、新たな語彙や構文、イディオムを習得する上で有利となり、学習意欲を向上させることができる。

（第６特徴）
　また、利用者端末１４は、話題提供部５０４から新たな話題が追加された際に、新たな話題が追加されたことを示すメッセージを表示部２２に表示する話題追加表示制御部２１６を有することが好ましい。

　話題が固定化すると、会話を行おうとする意欲が低下することになるが、話題が追加されたことを示すメッセージが表示されることで、話題が追加されたことを容易に把握することができる。そして、追加された話題を確認することで、どのように会話するかを事前にイメージトレーニングすることができ、外国語による会話を行う意欲を高めたり、維持させることができる。

（第７特徴）
　また、当該システム１０は、少なくとも通信網１２に接続された１以上の対話者端末１６に対応する対話者の少なくとも氏名を含む対話者情報を利用者端末１４に提供する対話者情報提供部５１０を有する。利用者端末１４は、対話者情報提供部５１０からの対話者情報を一覧表（対話者一覧画面２６２）として表示部２２に表示する対話者一覧表示処理部１１８と、表示された対話者一覧画面２６２のうち、利用者の操作入力に基づいて選択された対話者情報に対応し、且つ、通話中でない対話者端末１６との音声による通話を実施する通話処理部１３２とを有することが好ましい。

　話し相手となる対話者の情報が一覧表として表示されることから、対話者の情報を一目で確認することができる。しかも、通話中でない対話者を容易に把握することができ、音声による会話をスムーズに開始することができる。

（第８特徴）
　この場合、対話者情報提供部５１０は、通信網１２に接続された１以上の対話者端末１６のうち、通話中の対話者端末１６に対応する対話者情報に通話中を示す情報を付加する通話中情報付加部５１２を有し、利用者端末１４の対話者一覧表示処理部１１８は、対話者一覧画面２６２に表示された１以上の対話者情報のうち、通話中を示す情報が付加された対話者情報に、通話中を示す表示を行うことが好ましい。通話中の対話者を容易に把握することができる。

（第９特徴）
　また、利用者端末１４は、表示された対話者一覧画面２６２のうち、利用者の操作入力に基づいて選択した対話者情報が、他の利用者と通話中の対話者端末１６に対応する対話者情報である場合に、順番待ちを示す情報を対話者情報提供部５１０に送信する順番待ち送信部２５０を有する。対話者情報提供部５１０は、利用者端末１４から順番待ちを示す情報が送信された場合に、対応する対話者情報に通話待ちと人数を示す情報を付加する順番待ち情報付加部５１４を有する。そして、利用者端末１４の対話者一覧表示処理部１１８は、対話者一覧画面２６２に表示された１以上の対話者情報のうち、順番待ち情報が付加された対話者情報に、通話待ちと人数の表示を行うことが好ましい。

　例えば他の利用者と通話中の対話者とどうしても会話を行いたい場合に、単に通話中という情報だけでなく、何人の利用者がこの対話者と会話したいか、また、１回の通話が短時間であるため、この対話者と通話を始めるまでに、どれだけの時間を待てばよいかを事前に知ることができる。そのため、待っている間に、用事を済ませたり、別の対話者と通話を行う等、無為に時間を消費することを避けることができる。

（第１０特徴）
　さらに、対話者情報提供部５１０は、利用者端末１４からの通話終了情報を受信した段階で、当該利用者との通話が終了した対話者に順番待ちがあれば、順番待ちの登録時期が最も古い利用者の利用者端末に対して順番待ち解除情報を送信する通話終了情報付加部５１６を有する。利用者端末１４は、通話終了情報付加部５１６からの順番待ち解除情報の受信に基づいて、表示部２２に順番待ち解除画面３１６を表示する順番待ち解除処理部１２８を有する。

　通常、順番待ちが解除されたかどうかがわからない場合、対話者に対して何度も通話を試みなければならず、面倒である。これは、語学学習の意欲の減退につながるおそれがある。しかし、本実施の形態では、順番待ちのとき、利用者端末１４の表示部２２を見るだけで、順番待ちが解除されたかどうかを一目で確認することができるため、対話者に対して何度も通話を試みる必要がなくなり、語学学習意欲の減退を引き起こすことを回避することができる。

（第１１特徴）
　さらに、利用者端末１４の対話者一覧表示処理部１１８は、対話者一覧画面２６２に表示された１以上の対話者情報のうち、通話中でない対話者情報に、通話可能を示す表示を行うことが好ましい。

　通話中でない対話者を容易に把握することができるため、隙間時間等を利用して会話を行いたい場合に、対話者との会話をすぐに行うことができる。

（第１２特徴）
　一方、対話者端末１６は、表示部２２に表示された待機ボタン４３２が対話者の操作入力に基づいて選択された場合に、対話者情報提供部５１０に、待機中を示す情報を送信する待機中情報送信部４５０を有する。対話者情報提供部５１０は、通信網１２に接続された１以上の対話者端末１６のうち、待機中の対話者端末１６に対応する対話者情報に待機中を示す情報を付加する待機中情報付加部５１８を有する。そして、利用者端末１４の対話者一覧表示処理部１１８は、対話者一覧画面２６２に表示された１以上の対話者情報のうち、待機中の対話者情報に、通話可能を示す表示を行うことが好ましい。

　対話者側から積極的に待機中であること（通話中でないこと）を利用者側に伝達することができるため、利用者は気軽に待機中の対話者との会話を開始することが可能となる。

（第１３特徴）
　対話者一覧画面２６２として表示される対話者情報は、１回の通話に対する報酬額を含むことが好ましい。

　１回の通話に対する対話者の報酬額、すなわち、利用者側から見れば１回の通話に対するチケット代を容易に把握することができるため、現在のチケット残金から何回の通話が可能であるかを知ることができる。また、運用にあたって、利用者がチケット代のみで当該システムを利用することが可能となり、入会金や、年会費、月謝等を別途支払う必要もなくなり、誰もが容易に利用することができる簡便な語学学習支援システムを提供することが可能となる。

（第１４特徴）
　さらに、当該システム１０は、通信網１２に接続された１以上の対話者端末１６に対応する対話者を管理する対話者管理部５２０を有する。利用者端末１４は、通話が終了した際に、通話した対話者を評価するための複数の評価ボタンを画面に表示する評価画面表示制御部３６８（対話者評価表示制御部）と、表示された複数の評価ボタンのうち、１つの評価ボタンを、利用者の操作入力に基づいて選択し、選択された評価ボタンに対応する評価を、対話者管理部５２０に送信する評価送信処理部１３４（対話者評価送信部）とを有することが好ましい。

　利用者が会話の状況に応じて、対話者を評価することができ、対話者に講師（生徒に外国語を教える立場である講師）としての自覚を持たせることが可能となる。また、対話者が、しつこく個人情報を聞いてきたり、暴言を吐いたり、酒に酔っていたり、語学学校や他の教育ツールのセールスを行う等、講師として適さない対話者を把握する上で有効な手段となり得る。

（第１５特徴）
　さらに、当該システム１０は、通信網１２に接続された１以上の利用者端末１４に対応する利用者を管理する利用者管理部５２２を有する。対話者端末１６は、通話が終了した際に、通話した利用者を評価するための複数の評価ボタンを画面に表示する評価画面表示制御部３６８（利用者評価表示制御部）と、表示された複数の評価ボタンのうち、１つの評価ボタンを、対話者の操作入力に基づいて選択し、選択された評価ボタンに対応する評価を、利用者管理部５２２に送信する評価送信処理部１３４（利用者評価送信部）を有することが好ましい。

　対話者が会話の状況に応じて、利用者を評価することができ、利用者に生徒（外国語を教えてもらう立場である生徒）としての自覚を持たせることが可能となる。また、利用者が、しつこく個人情報を聞いてきたり、暴言を吐いたり、酒に酔っていたり、語学学校や他の教育ツールのセールスを行う等、生徒として適さない利用者を把握する上で有効な手段となり得る。

（第１６特徴）
　さらに、利用者端末１４及び対話者端末１６は、それぞれ認証処理部１４６（利用者認証部及び対話者認証部）を有する。利用者端末１４の認証処理部１４６は、利用者が入力したパスワードと予め設定されたパスワードとが合致し、且つ、現在位置が利用者の国籍に対応した領域内である場合に肯定認証する。対話者端末１６の認証処理部１４６は、対話者が入力したパスワードと予め設定されたパスワードとが合致し、且つ、現在位置が前記対話者の国籍に対応した領域内である場合に肯定認証することが好ましい。

　音声のみによる会話は、互いに顔が知れないことが、セキュリティの面でも優れている。しかし、利用者と対話者が同じ領域、例えば利用者が対話者の出身国にいた場合、顔を合わせる確率が高くなる。そこで、利用者の現在位置が利用者の国籍に対応した領域（例えば日本）内である場合を肯定認証の１つの条件とし、同じく、対話者の現在位置が対話者の国籍に対応した領域（例えば米国）内である場合を肯定認証の１つの条件とすることで、利用者と対話者が出会うという事態を避けることができる。

（第１７特徴）
　また、利用者端末１４は、１回の通話に対する報酬額を１単位とした複数種の金額を示す複数のチケットボタン２４０を画面に表示するチケットボタン表示制御部２２６と、利用者の操作入力によって選択された１以上のチケットボタン２４０が示す代金の合計をチケット購入額として画面に表示する購入額表示制御部２３０とを有することが好ましい。

　１回の通話当たりのチケット代を容易に把握することができる。複数のチケットボタン２４０を選択操作するだけでよいため、操作が簡単に済み、しかも、購入額が表示されることから、何回分の通話を行えるかを簡単に把握することができる。

（第１８特徴）
　利用者端末１４は、さらに、１回の通話毎に、チケット購入額から、通話した対話者の報酬額を差し引いてチケット残金を計算するチケット残金計算部２３２と、計算されたチケット残金を画面に表示するチケット残金表示制御部１８６とを有することが好ましい。表示されたチケット残金から、あと何回通話を行えるかを、いつでも簡単に把握することができる。

　なお、本発明は、上述した実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることは勿論である。

Claims

　通信網（１２）に接続された１以上の利用者端末（１４）と、
　前記通信網（１２）に接続された１以上の対話者端末（１６）と、を有し、
　前記利用者端末（１４）及び前記対話者端末（１６）は、予め設定された短時間にわたって音声のみによる通話を実行させるための音声送受信部（３４８）を有し、
　前記利用者端末（１４）は、話題を前記対話者端末（１６）に送信する話題送信部（３４６）を有し、
　前記対話者端末（１６）は、前記利用者端末（１４）から送信された前記話題を画面に表示する話題表示制御部（４６２）を有することを特徴とする語学学習支援システム。
　請求項１記載の語学学習支援システムにおいて、
　前記短時間は、最大で１０分であることを特徴とする語学学習支援システム。
　請求項１又は２記載の語学学習支援システムにおいて、
　前記利用者端末（１４）及び前記対話者端末（１６）は、通話時間を画面に表示することを特徴とする語学学習支援システム。
　請求項１～３のいずれか１項に記載の語学学習支援システムにおいて、
　前記話題送信部（３４６）は、利用者の操作入力による話題を前記対話者端末（１６）に送信することを特徴とする語学学習支援システム。
　請求項１～４のいずれか１項に記載の語学学習支援システムにおいて、
　さらに、複数の話題を少なくとも前記利用者端末（１４）に提供する話題提供部（５０４）を有し、
　前記利用者端末（１４）は、提供された複数の前記話題を表示画面に表示し、提供された複数の前記話題のうち、１つの前記話題を、利用者の操作入力に基づいて選択し、
　前記話題送信部（３４６）は、選択された前記話題を前記対話者端末（１６）に送信することを特徴とする語学学習支援システム。
　請求項５記載の語学学習支援システムにおいて、
　前記利用者端末（１４）は、前記話題提供部（５０４）から新たな話題が追加された際に、新たな話題が追加されたことを示すメッセージを画面に表示する話題追加表示制御部（２１６）を有することを特徴とする語学学習支援システム。
　請求項１～６のいずれか１項に記載の語学学習支援システムにおいて、
　さらに、少なくとも前記通信網（１２）に接続された１以上の前記対話者端末（１６）に対応する対話者の少なくとも氏名を含む対話者情報を前記利用者端末（１４）に提供する対話者情報提供部（５１０）を有し、
　前記利用者端末（１４）は、
　前記対話者情報提供部（５１０）からの前記対話者情報を一覧表として画面に表示する対話者一覧表示処理部（１１８）と、
　表示された前記一覧表のうち、利用者の操作入力に基づいて選択された対話者情報に対応し、且つ、通話中でない対話者端末（１６）との音声による通話を実施する通話処理部（１３２）と、を有することを特徴とする語学学習支援システム。
　請求項７記載の語学学習支援システムにおいて、
　前記対話者情報提供部（５１０）は、前記通信網（１２）に接続された１以上の前記対話者端末（１６）のうち、通話中の対話者端末（１６）に対応する対話者情報に通話中を示す情報を付加し、
　前記利用者端末（１４）の前記対話者一覧表示処理部（１１８）は、前記一覧表に表示された１以上の対話者情報のうち、前記通話中を示す情報が付加された対話者情報に、通話中を示す表示を行うことを特徴とする語学学習支援システム。
　請求項７又は８記載の語学学習支援システムにおいて、
　前記利用者端末（１４）は、表示された前記一覧表のうち、前記利用者の操作入力に基づいて選択した対話者情報が、他の利用者と通話中の対話者端末（１６）に対応する対話者情報である場合に、順番待ちを示す情報を前記対話者情報提供部（５１０）に送信する順番待ち送信部（２５０）を有し、
　前記対話者情報提供部（５１０）は、前記利用者端末（１４）から前記順番待ちを示す情報が送信された場合に、対応する対話者情報に通話待ちと人数を示す情報を付加し、
　前記利用者端末（１４）の前記対話者一覧表示処理部（１１８）は、前記一覧表に表示された１以上の対話者情報のうち、前記順番待ち情報が付加された対話者情報に、通話待ちと人数の表示を行うことを特徴とする語学学習支援システム。
　請求項９記載の語学学習支援システムにおいて、
　さらに、前記対話者情報提供部（５１０）は、前記利用者端末（１４）からの通話終了情報を受信した段階で、当該利用者との通話が終了した対話者に順番待ちがあれば、順番待ちの登録時期が最も古い利用者の利用者端末に対して順番待ち解除情報を送信し、
　前記利用者端末（１４）は、前記対話者情報提供部（５１０）からの前記順番待ち解除情報の受信に基づいて、順番待ちが解除されたことを示す情報を画面に表示する順番待ち解除処理部（１２８）を有することを特徴とする語学学習支援システム。
　請求項７～１０のいずれか１項に記載の語学学習支援システムにおいて、
　前記利用者端末（１４）の前記対話者一覧表示処理部（１１８）は、前記一覧表に表示された１以上の対話者情報のうち、通話中でない対話者情報に、通話可能を示す表示を行うことを特徴とする語学学習支援システム。
　請求項７～１１のいずれか１項に記載の語学学習支援システムにおいて、
　前記対話者端末（１６）は、画面に表示された待機ボタン（４３２）が対話者の操作入力に基づいて選択された場合に、待機中を示す情報を前記対話者情報提供部（５１０）に送信する待機中情報送信部（４５０）を有し、
　前記対話者情報提供部（５１０）は、前記通信網（１２）に接続された１以上の前記対話者端末（１６）のうち、待機中の対話者端末（１６）に対応する対話者情報に待機中を示す情報を付加する待機中情報付加部（５１８）を有し、
　前記利用者端末（１４）の前記対話者一覧表示処理部（１１８）は、前記一覧表に表示された１以上の対話者情報のうち、待機中の対話者情報に、通話可能を示す表示を行うことを特徴とする語学学習支援システム。
　請求項７～１２のいずれか１項に記載の語学学習支援システムにおいて、
　前記一覧表として表示される前記対話者情報は、１回の前記通話に対する報酬額を含むことを特徴とする語学学習支援システム。
　請求項７～１３のいずれか１項に記載の語学学習支援システムにおいて、
　さらに、前記通信網（１２）に接続された１以上の対話者端末（１６）に対応する対話者を管理する対話者管理部（５２０）を有し、
　前記利用者端末（１４）は、
　通話が終了した際に、通話した対話者を評価するための複数の評価ボタンを画面に表示する対話者評価表示制御部と、
　表示された前記複数の評価ボタンのうち、１つの前記評価ボタンを、利用者の操作入力に基づいて選択し、選択された評価ボタンに対応する評価を、前記対話者管理部（５２０）に送信する対話者評価送信部とを有することを特徴とする語学学習支援システム。
　請求項７～１４のいずれか１項に記載の語学学習支援システムにおいて、
　さらに、前記通信網（１２）に接続された１以上の利用者端末（１４）に対応する利用者を管理する利用者管理部（５２２）を有し、
　前記対話者端末（１６）は、
　通話が終了した際に、通話した利用者を評価するための複数の評価ボタンを画面に表示する利用者評価表示制御部と、
　表示された前記複数の評価ボタンのうち、１つの前記評価ボタンを、対話者の操作入力に基づいて選択し、選択された評価ボタンに対応する評価を、前記利用者管理部（５２２）に送信する利用者評価送信部とを有することを特徴とする語学学習支援システム。
　請求項１～１５のいずれか１項に記載の語学学習支援システムにおいて、
　さらに、前記利用者端末（１４）は、利用者認証部を有し、
　前記対話者端末（１６）は、対話者認証部を有し、
　前記利用者認証部は、利用者が入力したパスワードと予め設定されたパスワードとが合致し、且つ、現在位置が前記利用者の国籍に対応した領域内である場合に肯定認証し、
　前記対話者認証部は、対話者が入力したパスワードと予め設定されたパスワードとが合致し、且つ、現在位置が前記対話者の国籍に対応した領域内である場合に肯定認証することを特徴とする語学学習支援システム。
　請求項１～１６のいずれか１項に記載の語学学習支援システムにおいて、
　前記利用者端末（１４）は、
　１回の前記通話に対する報酬額を１単位とした複数種の金額を示す複数のチケットボタン（２４０）を画面に表示するチケットボタン表示制御部（２２６）と、
　利用者の操作入力によって選択された１以上の前記チケットボタン（２４０）が示す代金の合計をチケット購入額として画面に表示する購入額表示制御部（２３０）とを有することを特徴とする語学学習支援システム。
　請求項１７記載の語学学習支援システムにおいて、
　前記利用者端末（１４）は、
　さらに、１回の前記通話毎に、前記チケット購入額から、通話した対話者の報酬額を差し引いてチケット残金を計算するチケット残金計算部（２３２）と、
　計算された前記チケット残金を画面に表示するチケット残金表示制御部（１８６）とを有することを特徴とする語学学習支援システム。
　通信網（１２）に接続され、コンピュータを有する１以上の利用者端末（１４）と、前記通信網（１２）に接続され、コンピュータを有する１以上の対話者端末（１６）と、を有するコンピュータシステムにて使用される語学学習支援方法であって、
　前記利用者端末（１４）の前記コンピュータが備える音声送受信部（３４８）及び前記対話者端末（１６）の前記コンピュータが備える音声送受信部（３４８）が、予め設定された短時間にわたって音声のみによる通話を実行し、
　前記利用者端末（１４）の前記コンピュータが備える話題送信部（３４６）が、話題を前記対話者端末（１６）に送信し、
　前記対話者端末（１６）の前記コンピュータが備える話題表示制御部（４６２）が、前記利用者端末（１４）から送信された前記話題を画面に表示することを特徴とする語学学習支援方法。
　通信網（１２）に接続され、コンピュータを有する１以上の利用者端末（１４）と、前記通信網（１２）に接続され、コンピュータを有する１以上の対話者端末（１６）と、を有するコンピュータシステムを、
　前記利用者端末（１４）と前記対話者端末（１６）との間で、予め設定された短時間にわたって音声のみによる通話を実行させるための音声送受信手段（３４８）、
　話題を前記利用者端末（１４）から前記対話者端末（１６）に送信する話題送信手段（３４６）、
　前記利用者端末（１４）から送信された前記話題を画面に表示する話題表示制御手段（４６２）、
として機能させるためのプログラム。