WO2016199460A1 - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

ダストカップユニットを掃除機本体に容易かつ正しく装着することができる電気掃除機を提供すること。 電動送風機を内蔵する掃除機本体と、前記掃除機本体に着脱可能に装着されるダストカップユニットと、第1ロック機構および第2ロック機構とを備え、 前記掃除機本体は、前記ダストカップユニットを着脱可能に保持するダストカップ保持部を有し、 前記ダストカップ保持部に前記ダストカップユニットが装着された状態において、前記第1および第2ロック機構は、前記ダストカップユニットの一端部およびこの一端部と反対側の他端部を、これらの一端部および他端部と接触する前記ダストカップ保持部の2箇所の接触部に離脱可能に固定するよう配置されたことを特徴とする電気掃除機。

Description

電気掃除機
 本発明は、電気掃除機に関する。
 従来の電気掃除機として、掃除機本体にサイクロン集塵ユニットを着脱可能に装着できるものが市販されている。
 また、特許文献1には、掃除機本体と吸込口体との間のユニット収容部に対してサイクロン集塵ユニットを着脱できるものが提案されている。
 特許文献1の電気掃除機において、ユニット収容部には、サイクロン集塵ユニットを位置決めするための位置決め凸部および係止凹部が設けられている。
 一方、サイクロン集塵ユニットは、ダストカップと、蓋部と、排気筒と、フィルターと、清掃手段とを備え、ダストカップの底部には前記位置決め凸部に嵌合する嵌合凹部が設けられている。さらに、蓋部には、サイクロン集塵ユニットをユニット収容部に対して締結するためのロックレバーが設けられている。このロックレバーは、バネ等の付勢手段によってユニット収容部の係止凹部に嵌合する方向に付勢されている。
 特許文献1に記載の電気掃除機によれば、ユーザーがロックレバーを下方に引き、位置決め凸部を中心にサイクロン集塵ユニットを手前に回動させることで、サイクロン集塵ユニットをユニット収容部から取り外し、ダストカップ内のゴミを廃棄することができる。逆に、サイクロン集塵ユニットをユニット収容部に取り付ける際は、位置決め凸部にダストカップの嵌合凹部を嵌め込み、位置決め凸部を中心にサイクロン集塵ユニットをユニット収容部の方へ回動させることにより、ロックレバーの先端が前記係止凹部に係止し、これによりサイクロン集塵ユニットがユニット収容部に固定される。
 なお、掃除機本体にサイクロン集塵ユニットを着脱可能に装着できる従来の電気掃除機の場合、掃除機本体に特許文献1に記載されたユニット収容部と同様の構成のサイクロン集塵ユニット装着部が設けられている。
特開2005-168775号公報
 特許文献1に記載の電気掃除機の場合、サイクロン集塵ユニットをユニット収容部に取り付けるには、前記のように位置決め部を中心にサイクロン集塵ユニットをユニット収容部の方へ回動させる操作が必要であった。
 しかしながら、ユーザーによってはこの操作を守らずにサイクロン集塵ユニットをユニット収容部に取り付けてしまい、それによってサイクロン集塵ユニットが脱落するおそれがあった。具体的には、嵌合凹部を位置決め凸部に嵌め込まずに、サイクロン集塵ユニットをユニット収容部に対して平行に押し込むという誤った取り付け方をすることによって装着不良が生じる場合が想定される。
 このような装着不良については、掃除機本体にサイクロン集塵ユニット装着部が設けられた従来の電気掃除機も同様である。特に、特許文献1に記載の電気掃除機やハンディタイプの電気掃除機の場合、使用時におけるサイクロン集塵ユニットの位置がユーザーの腰より高くなる場合があるため、サイクロン集塵ユニットが床面上に落下して壊れ、さらにダストカップから集めたゴミが室内に散乱してしまうといったことが生じる懸念があった。
 本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、ダストカップユニットを掃除機本体に容易かつ正しく装着することができる電気掃除機を提供することを目的とする。
 かくして、本発明によれば、電動送風機を内蔵する掃除機本体と、前記掃除機本体に着脱可能に装着されるダストカップユニットと、第1ロック機構および第2ロック機構とを備え、
 前記掃除機本体は、前記ダストカップユニットを着脱可能に保持するダストカップ保持部を有し、
 前記ダストカップ保持部に前記ダストカップユニットが装着された状態において、前記第1および第2ロック機構は、前記ダストカップユニットの一端部およびこの一端部と反対側の他端部を、これらの一端部および他端部と接触する前記ダストカップ保持部の2箇所の接触部に離脱可能に固定するよう配置された電気掃除機が提供される。
 本発明の電気掃除機は、ダストカップユニットの一端部およびこの一端部と反対側の他端部を、これらの一端部および他端部と接触する前記ダストカップ保持部の2箇所の接触部に離脱可能に固定する第1および第2ロック機構を備えている。そのため、ダストカップ保持部に対してダストカップユニットを平行に装着しても斜めに装着しても確実に第1および第2ロック機構が機能するため、装着不良によるダストカップ保持部からのダストカップユニットの脱落を防止することができる。
 本発明は、サイクロン集塵方式の電気掃除機に好適である。
本発明の電気掃除機の実施形態1を示す右側面図である。 実施形態1の電気掃除機の平面図である。 実施形態1の電気掃除機の正面図である。 実施形態1の電気掃除機の背面図である。 図2のI-I線断面矢視図である。 図2のII-II線断面矢視図である。 実施形態1の電気掃除機におけるダストカップユニットの着脱機構を説明する分解斜視図である。 実施形態1の電気掃除機の内部構造を説明する分解斜視図である。 実施形態1におけるダストカップユニットの分解図である。 実施形態1におけるダストカップユニットの分解斜視図である。 実施形態1におけるダストカップユニットを掃除機本体に装着する状態を示す第1の説明図である。 図11に引き続く第2の説明図である。 図12に引き続く第3の説明図である。 図13に引き続く第4の説明図である。 実施形態1におけるバッテリー装着部からバッテリーを取り外す状態を示す第1の説明図であって(A)は要部右側面図、(B)は図2のI-I線断面矢視図対応図である。 図15に引き続く第2の説明図である。 図16に引き続く第3の説明図であって(A)は図2のII-II線断面矢視図対応図、(B)は図2のI-I線断面矢視図対応図である。 図17に引き続く第4の説明図であって(A)は図2のII-II線断面矢視図対応図、(B)は図2のI-I線断面矢視図対応図である。 実施形態1におけるバッテリー装着部にバッテリーを装着する状態を説明する図2のI-I線断面矢視図対応図である。 実施形態2の電気掃除機におけるダストカップユニットを示す斜視図である。 図20のダストカップユニットの断面図である。 実施形態3の電気掃除機におけるバッテリーを取り外した掃除機本体を示す斜視図である。 実施形態3の電気掃除機における右側第1カバー部材を取り外した状態を示す右側面図である。
(実施形態1)
 図1は本発明の電気掃除機の実施形態1を示す右側面図であり、図2は実施形態1の電気掃除機の平面図であり、図3は実施形態1の電気掃除機の正面図である。また、図4は実施形態1の電気掃除機の背面図であり、図5は図2のI-I線断面矢視図であり、図6は図2のII-II線断面矢視図である。また、図7は実施形態1の電気掃除機におけるダストカップユニットの着脱機構を説明する分解斜視図であり、図8は実施形態1の電気掃除機の内部構造を説明する分解斜視図である。
 この電気掃除機1は、電動送風機41を内蔵する掃除機本体10と、掃除機本体10に着脱可能に装着されるダストカップユニット20およびバッテリー30と、掃除機本体10およびダストカップユニット20にそれぞれ設けられた第1ロック機構51および第2ロック機構52とを備える。この電気掃除機1において、ダストカップユニット20が取り外された掃除機本体10は略ピストル形である。
 掃除機本体10は、ダストカップユニット20を保持する前後方向に長いダストカップ保持部12と、バッテリー30を着脱可能に装着するバッテリー装着部13と、後部に設けられたハンドル14と、ハンドル14に設けられた複数のスイッチ15a、15bを有する操作部15とを有し、これらダストカップ保持部12、バッテリー装着部13およびハンドル14は筐体11によって形成されている。なお、本明細書において、前後左右上下の方向とは、ハンドル14を握って水平方向に構えた状態の電気掃除機1についての前後左右上下の方向を指す。
 また、筐体11内には、前記電動送風機41、前記複数のスイッチ15a、15b、回路基板42、バッテリー30の正負極端子と電気的に接触可能な端子部43等が収納されている。
 ダストカップ保持部12は、その内部に気流を通過させる前後方向に延びるパイプ部12aと、パイプ部12aの後端部から下方に向けて設けられた垂直壁部12bとを有してなる。また、パイプ部12aにおいて、その前端部には前方開口状の吸気口12a1が設けられると共に、後方下部には上方開口状の第1接続孔部12a2が設けられている。
 また、垂直壁部12bには前方に開口する格子状の第2接続孔部12b1が設けられると共に、筐体11の右側面には排気口12b2が設けられている。なお、排気口12b2はその内側に設けられたメッシュおよびフィルターにて覆われている。
 また、筐体11の下部には、室内の壁などに取り付けたフックに引っ掛けることができるU形のフック掛け部材16が設けられている。なお、このフック掛け部材16とハンドル14に肩掛けベルト(図示省略)を通すことにより、ユーザーは肩掛けベルトを肩に掛けて電気掃除機1を使用することができる。
 また、パイプ部12aの前端部には、ハンディタイプとして電気掃除機1を使用する場合のブラシ部材17が折り畳み可能に取り付けられている。
 また、図示しないが、この電気掃除機1は、付属品として、細長いノズル体、延長パイプ、吸込口体等を備えており、掃除する場所によってパイプ部12aの吸気口12a1にノズル体あるいは延長パイプを介して吸込口体を差し込んで掃除することができる。
 第1および第2ロック機構51、52は、掃除機本体10のダストカップ保持部12にダストカップユニット20の一端部とその反対側の他端部の2箇所を着脱可能に固定する機能を有する。なお、ダストカップユニット20の一端部は、例えば、長手方向の一端部あるいは、高さ方向の一端部でよく、ダストカップの形状や大きさにより一端部が任意の位置となる。
 図5と図7と図11に示すように、第1ロック機構51は、ダストカップ保持部12の後端部の垂直壁部12bの上部に設けられた第1係止凹部11d4と、ダストカップユニット20の後述するフィルターユニットFに設けられて第1係止凹部11d4と係脱可能に係止する第1係止爪24c1とを有してなる。
 また、第2ロック機構52は、ダストカップユニット20の後述するダストカップ21に設けられた第2係止凹部21f1と、ダストカップ保持部12の前端部の上方面に設けられて第2係止凹部21f1と係脱可能に係止する第2係止爪52aとを有してなる。
 なお、第1および第2ロック機構51、52の構造について詳しくは後述する。
 掃除機本体10において、ダストカップ保持部12の垂下壁部12bの後方は電動送風機41および回路基板42が収納され、電動送風機41の上方かつダストカップ保持部12のパイプ部12aの延長線上にバッテリー装着部13が設けられている。なお、バッテリー装着部13について詳しくは後述する。
<ダストカップユニット、第1および第2ロック機構>
 図9は実施形態1におけるダストカップユニットの分解図であり、図10は実施形態1におけるダストカップユニットの分解斜視図である。
 ダストカップユニット20は、前記フィルターユニットFと、フィルターユニットFを着脱可能に装着する開口部を有する前記ダストカップ21とを備える。
 さらに、フィルターユニットFは、第1フィルター部22と、第2フィルター部23と、カップカバー24とを有してなる。
 ダストカップ21は、底壁21aおよび周囲壁21bを有する円筒形に形成され、その軸心方向一端側に開口部21cを有し、周囲壁における開口部21cの近傍に流入口21dおよび第1係止部材21eが設けられている。さらに、ダストカップ21は、周囲壁21bにおける流入口21dと同じ側に前記第2ロック機構52の第2係止凹部21f1を有している。
 第1フィルター部22は、ダストカップ21の開口部21cと気密に嵌合しかつ第2フィルター部23のフィルター本体23aを気密に収容する上部カップ部22aと、上部カップ部22aの中心孔22a1と連通連結する筒状のメッシュフィルター22bと、メッシュフィルター22bの外周に設けられた内筒体22cと、内筒体22cの下端に連結しかつダストカップ21の底面に当接する円筒状支持部22dとを有する。
 第2フィルター部23は、中心孔を有するプリーツ状のフィルターを有する前記フィルター本体23aと、フィルター本体23aを除塵する除塵機構23bとを有する。実施形態1の場合、フィルター本体23aとして高集塵フィルターが用いられている。また、フィルター本体23aの外周面には、上部カップ部22aと気密性を保つためにパッキンが設けられている。
 除塵機構23bは、フィルター本体23aの中心孔に挿入された軸部23b1と、フィルター本体23aの外周部に設けられた環状部23b2と、軸部23b1と環状部23b2とを連結する放射状に設けられた複数の連結部23b3と、各連結部23b3に設けられた複数の当接部23b4とを有する。
 また、フィルター本体23aの下部には、軸部23b1の下端と連結した塵埃落しユニット23cが設けられている。
 各連結部23b3にはリブ23b31が設けられており、リブ23b31を手動で回すことによりフィルター本体23aの各山襞に各当接部23b4が衝突してフィルター本体23aが振動し、それによってフィルター本体23aに付着した塵埃が第1フィルター部22の上部カップ部22a内に落下する。また、リブ23b31を手動で回すことによって塵挨落しユニット23cが回り、塵挨落しユニット23cに取り付けられたブレード23c1が回転しながら上部カップ部22a内に落下した塵埃を内筒体22cの内部へ移動させる。
 実施形態1の場合、当接部23b4は、フィルター本体23aに当接する図示しない弾丸形状の当接部材と、当接部材をフィルター本体23a側に付勢する図示しない圧縮コイルバネと、当接部材および圧縮コイルバネを保持しかつ連結部23b3に連結するホルダ部23b21とを有する。
 第2フィルター部23を第1フィルター部22の上部カップ部22a内に収容し、かつ上部カップ部22aをダストカップ21の開口部21cに嵌め込んだ後、第2フィルター部23を覆うように円筒状のカップカバー24をフィルター本体23aの外周面を介して嵌め込む。なお、上部カップ部22aにフィルター部23が収納されていない場合、カップカバー24が最後まで嵌め込めないように上部カップ部22aには忘れ防止機構22fが設けられている。忘れ防止機構22fは、第1フィルター部22に第2フィルター部23が装着されていない場合、忘れ防止機構22fがカップカバー24の一部に引っ掛かる位置に移動することで、カップカバー24が第1フィルター部22に最後まで装着できないようになることで忘れ防止機構として機能する。
 このカップカバー24は、除塵機構23bを回す際にユーザーの手が差し入れられるよう略円形の窓部24aが設けられている。また、カップカバー24の外周面には、相互に係合した第2係止部材24dおよび忘れ防止機構22fを収納する囲い部24bが設けられている。また、囲い部24bの反対側には、第1ロック機構51を構成する係止部材24cが設けられている。この係止部材24cは、掃除機本体10の前記第1係止凹部11d4と係脱可能に係合する前記第1係止爪24c1を有する。また、カップカバー24の外周面には前記第1係止部材21eの係合爪21c1と係合する係合凹部24eが設けられている。
 図5および図7に示すように、第1係止爪24c1は、ユーザーの指を引っ掛ける凹みを有するボタン形の前記係止部材24cに一体成形されている。また、ダストカップユニット20のカップカバー24の外周面には、係止部材24cを前後方向にスライド可能に保持する突起部24c2が設けられている。さらに、突起部24c2と係止部材24cとの間には第1係止爪24c1をカップカバー24よりも後方へ突出させるよう弾発的に付勢する圧縮コイルバネ24c3が設けられている。
 第2係止爪52aは長方形の枠部材52Aに一体成形されている。一方、掃除機本体10のパイプ部12aの先端下部には枠部材52Aを前後方向スライド可能に収納する収納凹部52Bが設けられると共に、収納凹部52Bの内部に突起部52b1が設けられている。さらに、収納凹部52B内における突起部52b1と枠部材52Aとの間に配置されて第2係止爪52aを後方へ弾発的に付勢する圧縮コイルバネ52cが設けられると共に、枠部材52Aおよび圧縮コイルバネ52cが収納凹部52B内から抜け出ないようにする押さえカバー52dが設けられている。
 図11は実施形態1におけるダストカップユニットを掃除機本体に装着する状態を示す第1の説明図であり、図12は図11に引き続く第2の説明図であり、図13は図12に引き続く第3の説明図であり、図14は図13に引き続く第4の説明図である。
 ダストカップユニット20を掃除機本体10に装着する際は、図11に示すように、第2係止凹部21f1を第2係止爪52aの方へ向けた状態で、かつカップカバー24の端面を垂直壁部12bに沿わせるようにしながらダストカップユニット20をパイプ部12aの方へ移動させていく。
 すると、図12に示すように、第1ロック機構51の第1係止爪24c1が掃除機本体10の筐体11の角部に当接する。このとき、第1係止爪24c1の傾斜面が筐体11の角部に摺接することにより第1係止爪24c1が引っ込む。
 ダストカップユニット20をパイプ部12aの方へさらに移動させていくと、図13に示すように、第1係止爪24c1が垂直壁部12bの段差部に当接すると共に、ダストカップ21の第2係止凹部21f1の開口端部が第2係止爪52aの丸みを有する傾斜面に当接する。そして、図14に示すように、第1係止爪24c1は段差部を乗り越え、第2係止爪52aはダストカップ21の開口端部に摺接し引っ込みながら乗り越えていき、図5に示すように、最終的に第1係止爪24c1は第1係止凹部11d4に係止し、第2係止爪52aは第2係止凹部21f1に係止する。
 このとき、第1係止爪24c1の第1係止凹部11d4への係止および第2係止爪52aの第2係止凹部21f1への係止、すなわち、第1および第2ロック機構51、52のロックはほぼ同時に完了する。なお、第1および第2ロック機構51、52のどちらかが先にロックして、その後もう片方がロックしてもよい。ロック完了は「カチッ」という係止音によって確認できるため、ユーザーは操作感を得ることができる。また、この時点でユーザーがダストカップユニット20を手放しても落下することはない。なお、ダストカップユニット20が掃除機本体10に装着されることにより、掃除機本体10の第1接続孔部12a2とダストカップユニット20の流入口21dとがパッキンを介して気密に接続すると共に、ダストカップユニット20のカップカバー24の窓部24aと掃除機本体10の第2接続孔部12b1とがパッキンを介して気密に接続する。
 なお、掃除機本体10のダストカップ保持部12におけるパイプ部12aと垂直壁部12bとの間には、ダストカップユニット20のフィルターユニットFのカップカバー24の外周面を支持する左右の凹曲面部12a3が設けられると共に、左右の凹曲面部12a3の間にカップカバー24の第2係止部材24dおよび囲い部24bといった突起部分を収容する凹部12a4が設けられている(図7参照)。そのため、ダストカップユニット20を掃除機本体10に装着する際、左右の凹曲面部12a3によってダストカップユニット20がダストカップ保持部12に正しい姿勢で装着されるよう誘導される。
 本発明の電気掃除機1は、前記の装着方法以外でもダストカップユニット20を掃除機本体10に確実に装着することができる。すなわち、カップカバー24の端面が垂直壁部12bから少し離れ、ダストカップユニット20がパイプ部12aに対して斜めになった状態(第2係止爪52aを第2係止凹部21f1に近づけた状態)でダストカップユニット20を掃除機本体10に装着していくと、先に第2係止爪52aが第2係止凹部21f1に係止する。その後、第2係止凹部21f1を中心にダストカップユニット20を回動させていくことにより第1係止爪24c1が第1係止凹部11d4に係止する。このようにしても、ダストカップユニット20を掃除機本体10へ確実に装着することができる。
 したがって、本発明の電気掃除機1によれば、ダストカップユニットの一端部の凹部に掃除機本体のフックを引っ掛け、ダストカップユニットの他端部のみを掃除機本体にロック機構で固定する装着構造に比べて、装着不良が生じ難くなり、装着不良によるダストカップユニットの掃除機本体からの脱落を防止することができる。
 また、収納凹部52Bを構成する左右のリブ52b2によって枠部材52Aの左右方向への移動が規制される。さらに、第2係止爪52aが第2係止凹部21f1に係止した状態では、収納凹部52Bを構成する左右のリブ52b2によって第2係止凹部21f1の左右内面に設けられた凸部21f2(図9参照)の左右方向への移動が規制され、収納凹部52Bを構成する左右のリブ52b2の後端面によって第2係止凹部21f1の前端面の前方向への移動が規制される。これにより、ダストカップユニット20の掃除機本体10に対するがたつきおよび外れが防止される。
 なお、取り外しの際は、第1ロック機構51を操作して第1係止爪24c1を係止凹部11d4から離脱させた状態とする、あるいは第2ロック機構52を操作して第2係止爪52aを第2係止凹部21f1から離脱させた状態とすることにより、ダストカップユニット20を掃除機本体10から取り外すことができる。
<バッテリーおよびバッテリー装着部>
 図5~図8に示すように、バッテリー装着部13は、バッテリー30を収めるバッテリー収納凹部13aと、このバッテリー収納凹部13aに開閉可能に設けられたバッテリーカバー13bと、バッテリー収納凹部13aの奥部に設けられてバッテリー30の正負極端子と電気的に接触可能な前記端子部(図示省略)とを有する。
 バッテリー収納凹部13aは、ダストカップ保持部12の後端に連設された傾斜板部13a1と、傾斜板部13a1の左右端部に連設された左右壁部13a2とを有する。
 また、左右壁部13a2の内面には、バッテリー30の左右側面に設けられた突条部30aを前後方向にスライド可能にガイドするガイド溝13a21が形成されている。
 傾斜板部13a1は、バッテリー収納凹部13aに収納されたバッテリー30が前方へ向かって下傾するようにダストカップ保持部12の延長線に対して少し(例えば10°程度)傾斜している。また、傾斜板部13a1の前部には傾斜板部13a1よりも下方の筐体11内に設けられた端子部43をバッテリー収納凹部13a内に露出させるための開口部13a11が形成されると共に、傾斜板部13a1の後部には後述するストッパ凸部13e1を通してバッテリー収納凹部13a内に突出させるための孔部13a12が形成されている。
 また、傾斜板部13a1とダストカップ保持部12との間には、バッテリーカバー13bの左右方向の軸部13b3を受ける複数の軸受部13a3が連設されている。さらに、複数の軸受部13a3の前方には支持部材13cがバッテリー装着部13の一構成要素として設けられる。
 支持部材13cは、倒立L形部13c1と、倒立L形部13c1の前方に設けられた左右一対の軸受部13c2と、倒立L形部13c1の上面に設けられた傾斜面部13c3とを有する。支持部材13cにおいて、倒立L形部13c1は複数の軸受部13a3の前方に配置され、左右一対の軸受部13c2は複数の軸受部13a3の間に配置される。なお、支持部材13cの各軸受部13c2の上端には返し部が設けられており、各返し部によってバッテリーカバー13bの軸部13b3が各軸受部13a3、13c2から抜け出ないようにしている。なお、バッテリーカバー13bが開いた状態のときに電気掃除機1を落下させた場合にバッテリーカバー13bの軸部13b3が各軸受部13a3、13c2から外れるようにしてもよく、これにより落下時にかかるバッテリーカバー13bへの衝撃力を軽減して割れを抑制する効果が期待できる。
 バッテリーカバー13bは、第1カバー部13b1と、第2カバー部13b2と、摺動凸部13b4と、圧縮コイルバネ13b5とを有する。
 第1カバー部13b1は、バッテリー収納凹部13aの左右壁部13a2の円弧形の上端部に沿った円弧形状であり、複数のリブおよび摺動凸部13b4を挿入する挿入孔13b111を有する中間部13b11と、中間部13b11の左右端部に連設された左右部13b12とを有する。
 第2カバー部13b2は、第1カバー部13b1の中間部13b11を覆う部材である。第1カバー部13b1の挿入孔13b111に摺動凸部13b4および圧縮コイルバネ13b5を挿入した後、第2カバー部13b2にて第1カバー部13b1の中間部13b11を覆うことにより、圧縮コイルバネ13b5の上端部が第2カバー部13b2の内面に当接し、かつ圧縮コイルバネ13b5の下端部が摺動凸部13b4を下方に弾発的に付勢する。なお、挿入孔13b111内には段付き部が形成されているため、摺動凸部13b4の段部が段付き部に当接することにより摺動凸部13b4が挿入孔13b111内から抜け出ないようになっている。
 バッテリーカバー13bは、その開動作によってバッテリー収納凹部13a内のバッテリー30に当接して正負極端子が端子部43から離間する方向にスライド移動させる押し出し当接部13b121を有すると共に、その閉動作によってバッテリー収納凹部13aのバッテリー30に当接して正負極端子が端子部43に接近する方向にスライド移動させる押し込み当接部13b112を有している。
 詳しく説明すると、押し出し当接部13b121は、第1カバー部13b1の左右部13b12の前方下部に下方突出状に連設された爪状部分である。また、押し込み当接部13b112は、第1カバー部13b1の中間部13b11の後方下部に下方突出状に連設された凹凸形状を有するふたこぶ状部分である。
 次に、バッテリーカバー13bの開閉機構について説明する。
 図15は実施形態1におけるバッテリー装着部からバッテリーを取り外す状態を示す第1の説明図であって(A)は要部右側面図、(B)は図2のI-I線断面矢視図対応図である。また、図16は図15に引き続く第2の説明図であり、図17は図16に引き続く第3の説明図であって(A)は図2のII-II線断面矢視図対応図、(B)は図2のI-I線断面矢視図対応図である。また、図18は図17に引き続く第4の説明図であって(A)は図2のII-II線断面矢視図対応図、(B)は図2のI-I線断面矢視図対応図である。
 図5、図8および図15(A)、(B)に示すように、バッテリーカバー13bの第1カバー部13b1の中間部13b11には、押し込み当接部13b112よりも後方下部にL形リブ13b113が設けられており、そのL形リブ13b113に貫通孔13b114が形成されている。この貫通孔13b114には、後述する係止部材13d1が係脱可能に係止する。
 前記係止部材13d1は、筐体11内におけるバッテリー収納凹部13aの下のスペースに前後方向スライド可能に設けられた枠形の部材である。この係止部材13d1は、前後方向にスライド操作されるために、その右側に連結部を介して操作レバー13d2が一体成形されている。また、バッテリー収納凹部13aの傾斜板部13a1の後端部には前記L形リブ13b113を受けるU形リブ13a13が設けられると共に、傾斜板部13a1の後端部とU形リブ13a13との間には係止部材13d1を前後方向に挿通させる挿通孔13a131が形成されている。
 係止部材13d1を筐体11内に組み付けることにより、操作レバー13d2はバッテリー収納凹部13aと筐体11の右側壁との間に配置されるため、筐体11の右側壁における排気口12b2の上方には操作レバー13d2を外部に露出させるための長孔12b3が形成されている。また、筐体11内に組み付けられた係止部材13d1は、付勢部材としての圧縮コイルバネ13d3によって後方へ弾発的に付勢される。
 凸形の前記ストッパ凸部13e1は、係止部材13d1の枠形内に圧縮コイルバネ13e2と共に組み付けられ、圧縮コイルバネ13e2によって上方へ弾発的に付勢される。これにより、ストッパ凸部13e1は、バッテリー収納凹部13aの傾斜板部13a1の孔部13a12を挿通して傾斜板部13a1の上面よりも上方へ突出する。これにより、バッテリー収納凹部13a内のバッテリー30の後端部がストッパ凸部13e1に当接するため、ユーザーが意図しないときのバッテリー30の後方への移動が規制される。なお、ストッパ凸部13e1の段部が傾斜板部13a1の孔部13a12の周囲部に当接するため、ストッパ凸部13e1は孔部13a12から上方へ抜け出ることはない。
 図1、図5および図6は、本発明の電気掃除機1のバッテリー装着状態を示している。このとき、バッテリー30は電池装着部13内の複数の端子部43まで押し込まれ、バッテリー30の正負極端子が各端子部43と電気的に接続されている。また、バッテリーカバー13bは、後方に付勢された係止部材13d1がバッテリーカバー13bのL形リブ13b113の貫通孔13b114に嵌り込むことによって閉状態が維持されている。また、バッテリーカバー13bの左右一対の押し出し当接部13b121はバッテリー30の左右の突条部30aから離間している。
 バッテリー30を取り外す際は、図15(A)および(B)に示すように、ユーザーが指で操作レバー13d2を前方へスライドさせることにより、圧縮コイルバネ13d3の付勢力に抗して係止部材13d1が前方へ移動する。これにより、係止部材13d1がバッテリーカバー13bのL形リブ13b113の貫通孔13b114から離脱する。そして、バッテリーカバー13bを上方へ付勢する圧縮コイルバネ13b5の付勢力によって、バッテリーカバー13bが軸部13b3を中心として上方(矢印A方向)へ自動的に回動して開く。なお、操作レバー13d2を離すと圧縮コイルバネ13d3の付勢力によって係止部材13d1は後方へ移動する(図19参照)。
 また、バッテリーカバー13bの矢印A方向への回動時に、摺動凸部13b4が支持部材13cの傾斜面部13c3上を摺動する。このとき、摺動凸部13b4が傾斜面部13c3上を滑らかに摺動できるよう、摺動凸部13b4の先端は凸曲面を有する形状に形成されている。
 図15(A)および(B)では、圧縮コイルバネ13b5によるバッテリーカバー13bの開状態の第1ステップを示している。バッテリー30を取り外すには、図16~図18(A)および(B)に示すように、ユーザーによってバッテリーカバー13bがさらに大きく開かれる(第2ステップ)。この第2ステップでは、次の作用によりバッテリー30の取り外しの補助が自動的に行われる。
 先ず、図16に示すように、バッテリーカバー13bの矢印A方向の回動に伴って左右一対の押し出し当接部13b121が回動してバッテリー30の左右の突条部30aの前端に当接する。そして、図17(A)に示すように、左右一対の押し出し当接部13b121がさらに回動すると、左右一対の押し出し当接部13b121がてこの原理によってバッテリー30の左右の突条部30aを強い力で後方へ押しやる。このとき、図17(B)に示すように、ストッパ凸部13e1付近までバッテリー30が後方へ移動して正負極端子が各端子部43から離脱する。
 図17(A)および(B)に示す状態では、バッテリー30の左右の突条部30aは未だ完全に左右のガイド溝13a21から抜け出ておらず、かつストッパ凸部13e1によってバッテリー30の後方への移動が規制されている。したがって、この状態のときに電気掃除機1のパイプ部12aを上に向けたとしてもバッテリー30がバッテリー収納凹部13aからずり落ちることはない。
 バッテリーカバー13bを限度一杯まで開いてもバッテリー30の左右の突条部30aは完全に左右のガイド溝13a21から抜け出ないため、図18(A)および(B)に示すように、その後はユーザーが指Yでバッテリー30を掴んで後方へ引き抜く。このとき、バッテリー30の後端部に傾斜面が設けられると共に、ストッパ凸部13e1の先端部は丸みを帯びているため、ストッパ凸部13e1の先端部をバッテリー30の後端部が押すことによってストッパ凸部13e1が下方へ引っ込む。これにより、バッテリー30の後方への移動規制が解除される。
 また、図17(A)および(B)に示す状態では、バッテリー30の正負極端子が既に各端子部43から離脱し、かつバッテリー30の左右の突条部30aも左右のガイド溝13a21からある程度抜け出ているため、バッテリー30を後方へ引き抜くのに必要な力は軽減されており、例えば、ユーザーが女性であっても軽い力で十分引き抜くことができる。
 一方、バッテリー30の掃除機本体10への装着は、バッテリー30を掃除機本体10から引き抜く動作と逆の動作を行えばよい。このとき、ストッパ凸部13e1を通過する程度にバッテリー30をバッテリー収納凹部13a内に押し込めばよく、バッテリー30をバッテリー収納凹部13aの奥まで完全に押し込む必要はない(図19参照)。また、バッテリー30がストッパ凸部13e1を通過すると、ストッパ凸部13e1が飛び出して「カチッ」と音がするため、ユーザーはこの音を聞くことによって操作感を得ることができる。
 図19に示すように、バッテリーカバー13bを矢印B方向に回動させて閉じていくと、バッテリーカバー13bの押し込み当接部13b112がバッテリー30の丸みを有する後端部に摺接しながらバッテリー30を前方へ押し込んでいく。そして、バッテリーカバー13bを完全に閉じることにより、押し込み当接部13b112によってバッテリー30はバッテリー収納凹部13aの奥まで完全に押し込まれる。
 これにより、バッテリー30の正負極端子が各端子部43に電気的に接触した状態となる。またこのとき、バッテリーカバー13bの下降するL形リブ13b113が係止部材13d1の傾斜面に摺接することによって係止部材13d1が引っ込み、その後貫通孔13b114に係止部材13d1が嵌り込んでロックすることによって、バッテリーカバー13bの閉状態が維持される。
<外観>
 このように構成された本発明の電気掃除機1は、図1と図2に示すように、前後方向に延びるダストカップ保持部12のパイプ部12aの延長線上にバッテリー装着部13のバッテリーカバー13bが配置されたことにより、バッテリーカバー13bがパイプ部12aの一部を構成しているような一体的な外観を呈している。しかも、バッテリーカバー13bによってバッテリー30が外部に露出しないため意匠的に洗練された印象を与えることができる。また、本体の上側にバッテリーカバー13bを配置しているため、バッテリー30を交換する場合、本体の上側にあるバッテリーカバー13bが常に見えている位置にあり、このバッテリーカバー13bを開くことになるので、バッテリーカバー13bが底面側にある場合に比べて、ユーザーが認識し易くなってバッテリー交換が容易となる。
<電気掃除機の動作>
 この電気掃除機1を用いて室内の掃除を行う際には、操作部15のスイッチ15aまたはスイッチ15bをON操作して電動送風機Mを駆動させることにより、図5中の太線矢印に示すように、塵埃等のゴミを含む空気が掃除機本体10のパイプ部12aの内部を通過してダストカップ21内に流入する。ダストカップ21内に流入した塵埃を含む空気はダストカップ21内を旋回し、それによって大きなゴミは遠心分離されてダストカップ21の底壁21a側へ寄せられる。
 図5と図9に示すように、大きなゴミが取り除かれた空気において、第1フィルター部22のメッシュフィルター22bの網目よりも大きいゴミはダストカップ21内に留まり、網目よりも小さなゴミ(主に塵埃)は空気と共に第2フィルター部23へ向かう。そして、小さなゴミはフィルター本体23aにて捕捉され、ゴミをほぼ含まない空気がフィルター本体23aを通過して電動送風機41内に流入し、電動送風機41を通って排気口12b2から外部に排出される。
(実施形態2)
 図20は実施形態2の電気掃除機におけるダストカップユニットを示す斜視図であり、図21は図20のダストカップユニットの断面図である。なお、図20、21において、図1~19中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
 実施形態2の電気掃除機は、ダストカップユニット120のカップカバー24の外周面にストッパ凸部24fが設けられたこと以外は実施形態1と同様である。
 ストッパ凸部24fは、カップカバー24の外周面における係止部材24cの近傍であって、係止部材24cが圧縮コイルバネ24c3によって付勢される方向とは逆の位置に配置されている。さらに詳しくは、ストッパ凸部24fは、圧縮コイルバネ24c3の付勢力に抗して係止部材24cを矢印J方向に最大ストロークで押し込んだときに係止部材24cと当接する位置に配置されている。
 ストッパ凸部24fを設けることにより、次の効果が期待できる。すなわち、ダストカップユニット120を床面上に落下させて係止部材24cに矢印J方向の強い衝撃が加わった場合、ストッパ凸部24fが無いと係止部材24cに構成された外れ止めリブ(図示せず)または係止部材24cを介してリブである突起部24c2に強い衝撃が加わって破損し、それによって係止部材24cが外れてしまうおそれがある。強度の高いストッパ凸24fを設けることにより、係止部材24cに矢印J方向の強い衝撃が加わっても、その強い衝撃は上記外れ止めリブおよび突起部24c2に伝わることなくストッパ凸部24fで受け止められるため、強度の低い上記外れ止めリブおよび突起部24c2が破損して係止部材24cが外れるという不具合を回避することができる。
 また、ストッパ凸部24fの形状を矢印J方向に頂部を有する二等辺三角形とすることにより、掃除機本体10からダストカップユニット120を取り外す際にユーザーに対して係止部材24cを矢印J方向に操作させるインジケーターの役割も果たすことができる。
(実施形態3)
 図22は実施形態3の電気掃除機におけるバッテリーを取り外した掃除機本体を示す斜視図であり、図23は実施形態3の電気掃除機における右側第1カバー部材を取り外した状態を示す右側面図である。
 なお、図22および図23において、図1~19中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
実施形態3の電気掃除機は、掃除機本体110のバッテリー装着部13内に冷却風を導入するよう構成されたこと以外は実施形態1と同様である。
 詳しく説明すると、図5と図8と図22と図23に示すように、筐体11内におけるバッテリー装着部13の下部は電動送風機41の収納スペースであり、その収納スペースの下流側とバッテリー装着部13の内部とは、送風口13a14によって連通している。
 送風口13a14の位置は特に限定されるものではないが、例えば、バッテリー装着部13を構成する左右側壁部13a2のうちの一方に形成することができる。図22と図23では、バッテリー装着部13を構成する右側壁部13a2に送風口13a14が設けられた場合を例示している。
 さらに、掃除機本体110には、バッテリー装着部13内に導入した冷却風を排気する図示しない排出口が設けられている。例えば、バッテリー装着部13の左側壁部13a2に排出口が設けられる。
 電動送風機41からの送風により空気の流れが発生すると、図23に示すように、その気流は電動送風機41の収納スペース下流側から図示しない右側第1カバー部材と右側壁部13a2との間の隙間を矢印Pのように通って上方の送風口13a14に向かい、送風口13a14からバッテリー装着部13内に流入する。したがって、バッテリー装着部13内のバッテリー30の熱によって温められた空気が気流によって確実に排出口から排出される。
 あるいは、排出口は、バッテリー装着部13を構成する傾斜板部13a1における端子部43を挿通させる開口部13a11(図8参照)と端子部43との間の隙間Gであってもよく、この隙間Gに排出する空気を通過させるようにしてもよい。この場合、開口部13a11の下方に電動送風機41の収納スペース上流側が位置しているため好都合となる。
 また、隙間については、バッテリー収納凹部13aとバッテリーカバー13bとを組み合わせた状態で発生する隙間でもよい。
 さらに、閉じたバッテリーカバー13bの第1カバー部13b1によって送風口13a14および排出口が塞がれないよう、第1カバー部13b1には切欠き部13b13が設けられている(図22参照)。
(実施形態4)
 実施形態1ではダストカップユニット20が掃除機本体10のダストカップ保持部12の下側に取り付けられる構造を有する電気掃除機1を例示したが、本発明におけるダストカップユニット着脱機構は、ダストカップユニットが掃除機本体のダストカップ保持部の上側に取り付けられる電気掃除機(すなわち、図1の上下を反転させた構造を有する電気掃除機)にも適用できる。
(実施形態5)
 実施形態1ではハンディタイプとして使用可能な電気掃除機1を例示したが、本発明におけるダストカップユニット着脱機構は、キャニスター型、アップライト型、スティック型等の電気掃除機にも適用できる。
(まとめ)
 本発明の電気掃除機は、電動送風機を内蔵する掃除機本体と、前記掃除機本体に着脱可能に装着されるダストカップユニットと、第1ロック機構および第2ロック機構とを備え、
 前記掃除機本体は、前記ダストカップユニットを着脱可能に保持するダストカップ保持部を有し、
 前記ダストカップ保持部に前記ダストカップユニットが装着された状態において、前記第1および第2ロック機構は、前記ダストカップユニットの一端部およびこの一端部と反対側の他端部を、これらの一端部および他端部と接触する前記ダストカップ保持部の2箇所の接触部に離脱可能に固定するよう配置されたことを特徴とする。
 本発明の電気掃除機は次のように構成されてもよい。
(1)前記ダストカップユニットは、前記一端部側に設けられたフィルターユニットと、前記フィルターユニットを着脱可能に装着する開口部を有する前記他端部側に設けられたダストカップとを有し、
 前記ダストカップ保持部は、前記ダストカップユニットにおける前記フィルターユニットから前記ダストカップの外面の一部に沿って保持するよう前後方向に延びて形成され
 前記第1ロック機構は、前記ダストカップ保持部の後端部および前記フィルターユニットに配置されてこれらを離脱可能に連結するための、第1係止凹部およびこの第1係止凹部に係脱可能に係止する第1係止爪を有し、
 前記第2ロック機構は、前記ダストカップ保持部の前端部および前記ダストカップに配置されてこれらを離脱可能に連結するための、第2係止凹部およびこの第2係止凹部に係脱可能に係止する第2係止爪を有してもよい。
 この場合、第1および第2係止爪は、例えば、圧縮コイルバネまたは引張コイルバネを用いて係止爪を前後方向にスライドさせるスライド方式、ねじりコイルバネを用いて係止爪を前後方向に揺動させるシーソー方式等を採用することができる。また、各係止爪と各係止凹部とはスムーズに係合できかつ不意に外れることがない形状であることが好ましい。例えば、係止爪および係止爪が摺接する係止凹部の開口端部に傾斜面や凸曲面を設け、係止後の係止爪と係止凹部との接触部には係止爪が付勢される方向と垂直方向の平坦面を設ける。
(2)前記第1ロック機構において、前記第1係止凹部が前記ダストカップ保持部の後端部に配置され、かつ前記第1係止爪が前記フィルターユニットに配置され、
 前記第2ロック機構において、前記第2係止爪が前記ダストカップ保持部の前端部に配置され、かつ前記第2係止凹部が前記ダストカップに配置されてもよい。
 このようにすれば、ダストカップには突起となる係止爪が設けられないことにより、ダストカップを床面等に載置しやすい構造とすることができる。また、ダストカップ保持部の後端部に突起となる係止爪が設けられないことにより、ダストカップユニットをダストカップ保持部に装着しやすい構造とすることができる。なお、本発明ではこれに限定されるものではなく、各係止爪と各係止凹部の位置は逆であってもよい。
(3)前記ダストカップ保持部は、前記第2係止爪の左右方向への移動を規制するリブをさらに有してもよい。
 このようにすれば、第2係止凹部に係止した第2係止爪の左右方向への移動が規制されるため、ダストカップ保持部に対するダストカップユニットのがたつきおよび外れが防止される。
(4)前記掃除機本体は、バッテリーと、前記バッテリーが着脱可能に装着されるよう前記掃除機本体に設けられたバッテリー装着部とをさらに備え、
 前記バッテリー装着部は、前記バッテリーを収めるバッテリー収納凹部と、このバッテリー収納凹部に開閉可能に設けられたバッテリーカバーと、前記バッテリー収納凹部の奥部に設けられて前記バッテリーの正負極端子と電気的に接触可能な端子部とを有し、
 前記バッテリーカバーは、その開動作によって前記バッテリー収納凹部内の前記バッテリーに当接して前記正負極端子が前記端子部から離間する方向にスライド移動させる押し出し当接部を有してもよい。
 このようにすれば、ユーザーによるバッテリーカバーの開動作を利用して押し出し当接部がバッテリーをバッテリー収納凹部からある程度押し出すため、ユーザーがバッテリーをバッテリー収納凹部から引き出す力を軽減することができる。
(5)前記バッテリーカバーは、その閉動作によって前記バッテリー収納凹部の前記バッテリーに当接して前記正負極端子が前記端子部に接近する方向にスライド移動させる押し込み当接部を有してもよい。
 このようにすれば、ユーザーによるバッテリーカバーの閉動作を利用して押し込み当接部がバッテリーをバッテリー収納凹部へ奥まで押し込むことができるため、ユーザーがバッテリーをバッテリー収納凹部の奥部まで押し込む手間を省くことができる。また、ユーザーによってはバッテリーの正負極端子が掃除機本体の各端子部に確実に接触するまでバッテリーをバッテリー収納凹部の奥部まで強い力でしっかりと押し込むことができない場合があるが、押し込み当接部によって容易かつ確実にバッテリーをバッテリー収納凹部の奥部までしっかりと押し込むことができる。
(6)ダストカップユニットのカップカバーの外周面に係止部材と当接可能なストッパ凸部24fを設けてもよい。
このようにすれば、係止部材に加わった衝撃をストッパ凸部にて受け止めることができ、それによって係止部材を保持する強度の弱いリブ(突起部)を破損させて係止部材が外れるという不具合を回避することができる。
(7)掃除機本体が、電動送風機からの気流の一部をバッテリー装着部の内部に導入する送風口と、バッテリー装着部内の空気を排出する排出口とをさらに有していてもよい。
 このようにすれば、掃除機本体内から外部に排気される気流の一部をバッテリーの冷却風として有効利用することができ、バッテリーの長寿命化を図ることができる。
(8)前記掃除機本体における前記バッテリー装着部の後方にハンドルをさらに備えたハンディタイプであり、
 前後方向に延びる前記ダストカップ保持部の延長線上に前記バッテリーカバーが配置されてもよい。
 このようにすれば、バッテリーカバーが前後方向に延びるダストカップ保持部の一部を構成しているような一体的な外観を呈している。しかも、バッテリーカバーによってバッテリーが外部に露出しないため意匠的に洗練された印象を与えることができる。
 なお、開示された実施の形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上述の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
 10 掃除機本体
 11d4 第1係止凹部
 12 ダストカップ保持部
 13 バッテリー装着部
 13a バッテリー収納凹部
 13b バッテリーカバー
 13b112 押し込み当接部
 13b121 押し出し当接部
 20 ダストカップユニット
 21 ダストカップ
 21f1 第2係止凹部
 24c1 第1係止爪
 30 バッテリー
 41 電動送風機
 43 端子部
 51 第1ロック機構
 52 第2ロック機構
 52a 第2係止爪
 52b2 リブ
 F フィルターユニット

Claims (5)

  1.  電動送風機を内蔵する掃除機本体と、前記掃除機本体に着脱可能に装着されるダストカップユニットと、第1ロック機構および第2ロック機構とを備え、
     前記掃除機本体は、前記ダストカップユニットを着脱可能に保持するダストカップ保持部を有し、
     前記ダストカップ保持部に前記ダストカップユニットが装着された状態において、前記第1および第2ロック機構は、前記ダストカップユニットの一端部およびこの一端部と反対側の他端部を、これらの一端部および他端部と接触する前記ダストカップ保持部の2箇所の接触部に離脱可能に固定するよう配置されたことを特徴とする電気掃除機。
  2.  前記ダストカップユニットは、前記一端部側に設けられたフィルターユニットと、前記フィルターユニットを着脱可能に装着する開口部を有する前記他端部側に設けられたダストカップとを有し、
     前記第1ロック機構は、前記ダストカップ保持部の後端部および前記フィルターユニットに配置されてこれらを離脱可能に連結するための、第1係止凹部およびこの第1係止凹部に係脱可能に係止する第1係止爪を有し、
     前記第2ロック機構は、前記ダストカップ保持部の前端部および前記ダストカップに配置されてこれらを離脱可能に連結するための、第2係止凹部およびこの第2係止凹部に係脱可能に係止する第2係止爪を有する請求項1に記載の電気掃除機。
  3.  前記第1ロック機構において、前記第1係止凹部が前記ダストカップ保持部の後端部に配置され、かつ前記第1係止爪が前記フィルターユニットに配置され、
     前記第2ロック機構において、前記第2係止爪が前記ダストカップ保持部の前端部に配置され、かつ前記第2係止凹部が前記ダストカップに配置されている請求項2に記載の電気掃除機。
  4.  前記ダストカップ保持部は、前記第2係止爪の左右方向への移動を規制するリブをさらに有する請求項3に記載の電気掃除機。
  5.  前記掃除機本体は、バッテリーと、前記バッテリーが着脱可能に装着されるよう前記掃除機本体に設けられたバッテリー装着部とをさらに備え、
     前記バッテリー装着部は、前記バッテリーを収めるバッテリー収納凹部と、このバッテリー収納凹部に開閉可能に設けられたバッテリーカバーと、前記バッテリー収納凹部の奥部に設けられて前記バッテリーの正負極端子と電気的に接触可能な端子部とを有し、
     前記バッテリーカバーは、その開動作によって前記バッテリー収納凹部内の前記バッテリーに当接して前記正負極端子が前記端子部から離間する方向にスライド移動させる押し出し当接部を有する請求項1~4のいずれか1つに記載の電気掃除機。
PCT/JP2016/056256 2015-06-09 2016-03-01 電気掃除機 WO2016199460A1 (ja)

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