JP6712658B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は、電気掃除機に関する。
従来の電気掃除機として、例えば、特許文献1および2には、次の構成を備える電気掃除機が開示されている。
掃除機本体の筐体内に電動送風機を横置きし、筐体内における電動送風機の前方に集塵室を配置し、筐体の前端部に設けた吸気口から集塵室へダストを含む空気を吸入し、集塵室を通過したダストを除去した空気を電動送風機を通して筐体の後端部に設けた排気口から外部に排気する。このような構成を備える従来の電気掃除機において、回路基板は、筐体内における電動送風機の上方スペースに配置されている。
特開2000−271045号公報 特開2001−275902号公報
電気掃除機に対するユーザーの一般的な要望としてはより一層の小型軽量化がある。そのため、電気掃除機のメーカーは、清掃能力を落とすことなく部品の小型軽量化およびレイアウト等によって掃除機本体を小型軽量化するという課題を恒常的に有している。特に、近年では、気軽に掃除できるバッテリーを備えたハンディタイプの電気掃除機が消費者に好まれる傾向があるため、ハンディタイプの電気掃除機の小型軽量化が強く望まれている。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、小型軽量化を図ることができる電気掃除機を提供することを目的とする。
かくして、本発明によれば、第1方向の一方の端部に吸気口を有し、前記第1方向の他方の端部かつ前記第1方向に直交する第2方向の一方の端部に開口部を有するパイプ部と、旋回する気流にて塵埃を分離し集塵する外部に露出した円筒形の周囲壁を有するダストカップユニットと、電動送風機と、ハンドルと、バッテリーと、を有する掃除機本体を備え、前記ダストカップユニットは、前記周囲壁から前記第2方向に沿って突出し、前記開口部と前記第2方向に対向する流入口を形成する突出壁をさらに有し、前記掃除機本体の前記第1方向の一方側であって前記パイプ部の前記第2方向の一方において前記周囲壁の長手方向が前記パイプ部と略平行に配置され、前記ダストカップユニットは前記掃除機本体に着脱可能に装着されるとともに、前記気流が、前記開口部から前記流入口を通って前記ダストカップユニット内に流入し、前記ダストカップユニットは、前記周囲壁及び前記流入口を有するダストカップと、前記ダストカップに着脱可能に装着されるフィルターユニットと、前記ダストカップに設けられ、前記フィルターユニットに形成された係合凹部と係合する係合爪と、を有し、前記係合爪は、前記ダストカップユニットが前記掃除機本体に装着された状態では、前記掃除機本体に覆われることを特徴とする電気掃除機が提供される。
本発明の電気掃除機によれば、パイプ部の下方にダストカップユニットをパイプ部と略平行に配置され、ダストカップユニットの流入口がパイプ部の下方に対向して配置されるので、掃除機本体の上下方向の高さが低くなり小型化が図れることができるとともに、掃除機本体を持って、ダストカップユニットを取り外す時には、流入口が上を向いているので、流入口から集塵された塵埃がこぼれることがない。
本発明の電気掃除機の実施形態1を示す右側面図である。 実施形態1の電気掃除機の平面図である。 実施形態1の電気掃除機の正面図である。 実施形態1の電気掃除機の背面図である。 実施形態1の電気掃除機におけるフィルターカバーを取り外した状態を示す斜視図である。 図2のI-I線断面矢視図である。 図2のII-II線断面矢視図である。 図2のIII-III線断面矢視図である。 実施形態1の電気掃除機におけるダストカップユニットの着脱機構を説明する分解斜視図である。 実施形態1の電気掃除機の内部構造を説明する分解斜視図である。 実施形態1における電動送風機と基板保持部材との位置関係を説明する要部断面図である。 実施形態1における電動送風機と基板保持部材との位置関係を説明する斜視図である。 実施形態1におけるダストカップユニットの分解図である。 実施形態1におけるダストカップユニットの分解斜視図である。 実施形態1におけるダストカップユニットを掃除機本体に装着する状態を示す説明図である。 実施形態1におけるバッテリー装着部からバッテリーを取り外す状態を示す第1の説明図であって(A)は要部右側面図、(B)は図2のI-I線断面矢視図対応図である。 図16に引き続く説明図であって(A)は図2のII-II線断面矢視図対応図、(B)は図2のI-I線断面矢視図対応図である。 実施形態1におけるバッテリー装着部にバッテリーを装着する状態を説明する図2のI-I線断面矢視図対応図である。 実施形態1の電気掃除機の自立状態を示す左側面図である。 実施形態1の電気掃除機の自立状態を示す左側断面図である。 実施形態2の電気掃除機における基板保持部を示し(A)は斜視図、(B)は断面図、(C)は背面図である。 実施形態3の電気掃除機におけるダストカップユニットを取り外した掃除機本体を示す斜視図である。 実施形態3の電気掃除機における掃除機本体に設けられた脱落防止爪の作用効果を説明する要部拡大断面図である。
(実施形態1)
図1は本発明の電気掃除機の実施形態1を示す右側面図であり、図2は実施形態1の電気掃除機の平面図であり、図3は実施形態1の電気掃除機の正面図であり、図4は実施形態1の電気掃除機の背面図である。また、図5は実施形態1の電気掃除機におけるフィルターカバーを取り外した状態を示す斜視図である。また、図6は図2のI-I線断面矢視図
であり、図7は図2のII-II線断面矢視図であり、図8は図2のIII-III線断面矢視図である。また、図9は実施形態1の電気掃除機におけるダストカップユニットの着脱機構を説明する分解斜視図であり、図10は実施形態1の電気掃除機の内部構造を説明する分解斜視図である。
この電気掃除機1は、電動送風機41を内蔵する掃除機本体10と、掃除機本体10に着脱可能に装着されるダストカップユニット20およびバッテリー30と、掃除機本体10およびダストカップユニット20にそれぞれ設けられた第1ロック機構51および第2ロック機構52とを備える。この電気掃除機1において、ダストカップユニット20が取
り外された掃除機本体10は略ピストル形である。
掃除機本体10は、ダストカップユニット20を保持する前後方向に長いダストカップ保持部12と、バッテリー30を着脱可能に装着するバッテリー装着部13と、後部に設けられたハンドル14と、ハンドル14に設けられた複数のスイッチ15a、15bを有する操作部15とを有し、これらダストカップ保持部12、バッテリー装着部13およびハンドル14は筐体11によって形成されている。なお、本明細書において、前後左右上下の方向とは、ハンドル14を握って水平方向に構えた状態の電気掃除機1についての前後左右上下の方向を指す。
また、筐体11内には、前記電動送風機41、前記複数のスイッチ15a、15b、回路基板42、バッテリー30の正負極端子と電気的に接触可能な端子部43等が収納されている。
ダストカップ保持部12は、その内部に気流を通過させる前後方向に延びるパイプ部12aと、パイプ部12aの後端部から下方に向けて設けられた垂直壁部12bとを有してなる。また、パイプ部12aにおいて、その前端部には前方開口状の吸気口12a1が設
けられると共に、後方下部には上方開口状の第1接続孔部12a2が設けられている。
また、垂直壁部12bには前方に開口する格子状の第2接続孔部12b1およびその周
囲に配置されたパッキン12cが設けられると共に、筐体11の下部には、室内の壁面に取り付けたフックに引っ掛けることができるU形のフック掛け部材16が設けられている。なお、このフック掛け部材16とハンドル14に肩掛けベルト(図示省略)を通すことにより、ユーザーは肩掛けベルトを肩に掛けて電気掃除機1を使用することができる。
筐体11の右側面には排気口12b2が設けられている。さらに詳しく説明すると、図
5に示すように、筐体11の右側面の上半部は、右側第1カバー部材11aおよび右側第2カバー部材11bによって構成されている。
右側第1カバー部材11aには、後述の操作レバー13d2を外部に露出させる長孔1
2b3が形成されると共に、外部に排気するための格子状の内側排気口12b4が形成されている。
右側第2カバー部材11bは、右側第1カバー部材11aの内側排気口12b4の周囲
部に嵌合する枠部と、枠部の開口の上下中間位置に設けられたリブとを有し、リブの上下の開口が外側排気口11b1とされている。
さらに、右側第1カバー部材11aの内側排気口12b4の内側および外側には第1フ
ィルター18aおよび第2フィルター18bが設けられ、右側第2カバー部材11bの外側排気口11b1の内側にはメッシュ部材18cが設けられている。さらに、第1フィル
ター18aは第2フィルター18bよりも圧力損失が大きく、第2フィルター18bはメッシュ部材18cよりも圧力損失が大きく設定されている。
第1フィルター18aは、例えば、発泡ウレタンといった発泡樹脂製シートからなり、厚さとしては5〜10mm程度である。
第2フィルター18bは、例えば、不織布、織物といった繊維シートからなり、厚さとしては3〜5mm程度である。
メッシュ部材18cは、例えば、ステンレススチールといった金属製またはポリエステルといった樹脂製である。
なお、第1、第2フィルター18a、18bおよびメッシュ部材18cの作用効果について、詳しくは後述する。
掃除機本体10のダストカップ保持部12のパイプ部12aの前端部には、ハンディタイプとして電気掃除機1を使用する場合のブラシ部材17が折り畳み可能に取り付けられている。
また、図示しないが、この電気掃除機1は、付属品として、細長いノズル体、延長パイプ、吸込口体等を備えており、掃除する場所によってパイプ部12aの吸気口12a1
ノズル体あるいは延長パイプを介して吸込口体を差し込んで掃除することができる。
第1および第2ロック機構51、52は、掃除機本体10のダストカップ保持部12にダストカップユニット20の高さ方向の一端部とその反対側の他端部の2箇所を着脱可能に固定する機能を有する。
図6と図9と図16に示すように、第1ロック機構51は、ダストカップ保持部12の後端部の垂直壁部12bの上部に設けられた第1係止凹部11d4と、ダストカップユニ
ット20の後述するフィルターユニットFに設けられて第1係止凹部11d4と係脱可能
に係止する第1係止爪21c1とを有してなる。
また、第2ロック機構52は、ダストカップユニット20の後述するダストカップ21に設けられた第2係止凹部21f1と、ダストカップ保持部12の前端部の下面に設けら
れて第2係止凹部21f1と係脱可能に係止する第2係止爪52aとを有してなる。
なお、第1および第2ロック機構51、52の構造について詳しくは後述する。
図11は実施形態1における電動送風機と基板保持部材との位置関係を説明する要部断面図であり、図12は実施形態1における電動送風機と基板保持部材との位置関係を説明する斜視図である。
図6と図11に示すように、筐体11の内部において、ダストカップ保持部12の垂下壁部12bの後方スペースには電動送風機41および回路基板42が設置されている。なお、図11において、符号12b11は、第2接続孔部12b1と電動送風機41の設置ス
ペースとを連通する吸気流路を示している。
また、筐体11の内部において、電動送風機41の上方かつダストカップ保持部12のパイプ部12aの延長線上にバッテリー装着部13が設けられている。なお、バッテリー装着部13について詳しくは後述する。
図6、図8、図11および図12に示すように、電動送風機41は、モータ41aと、モータ41aの出力軸に取り付けられたファン41bと、モータ41aを収納し保持するモータハウジング41cと、ファン41bを覆うファンカバー41dと、ファンカバー41dとモータハウジング41cとの間に設けられてファン41bを収納するエアーガイド41eとを有する。
この電動送風機41において、モータハウジング41cはエアーガイド41eの半径方向の幅(半径r1)よりも小さい幅(半径r2)を有している。すなわち、電動送風機41は、エアーガイド41eがモータハウジング41cよりも拡がったキノコ形に形成されており、エアーガイド41eの外周部から後方(矢印G方向)の排気流路へエアーを噴出する。
また、回路基板42は、エアーガイド41eよりもモータ41aの軸心P側のモータハウジング41cの外周スペースに設けられた基板保持部材44に取り付けられている。
実施形態1の場合、基板保持部材44は、エアーガイド41eの円環状の外周部の曲率半径と略等しい曲率半径を有する湾曲底部44aと、湾曲底部44aの前後端部に連設された前後壁部44bと、湾曲底部44aの凹曲底面に設けられたボス部44cおよび凸部
44dとを有する。
図6と図11と図12に示すように、電動送風機41は、筐体11内の前記吸気流路12b11の後方の設置スペースにクッション45を介して横向きに設置されている。また、電動送風機41の設置スペースにおいて、電動送風機41のエアーガイド41eよりもモータ41aの軸心P側のモータハウジング41cの外周スペースは基板保持部材44および回路基板42の設置スペースとなっている。
実施形態1の場合、モータハウジング41cの外周スペースにおける下部が基板保持部材44および回路基板42の設置スペースとなっており、その設置スペースに設置された基板保持部材44は後壁部44bがビスにて筐体11に固定されている。
また、回路基板42は、筐体11に固定された基板保持部材44の上方開口部を塞ぐように設置され、回路基板42の孔部に凸部44dが挿入された状態でビスにてボス部44cに固定されている。そして、回路基板42は、モータ41aの複数の端子部と複数のリード線46を介して電気的に接続されている。
このように、本発明の電気掃除機1によれば、モータハウジング41cの外周スペースが回路基板42およびこれを保持する基板保持部44の設置スペースとして有効利用することができるため、回路基板42専用の設置スペースを設ける必要がない。これにより、筐体11をコンパクト化および軽量化することができ、電気掃除機1全体の小型軽量化に繋がる。
<ダストカップユニット、第1および第2ロック機構>
図13は実施形態1におけるダストカップユニットの分解図であり、図14は実施形態1におけるダストカップユニットの分解斜視図である。
ダストカップユニット20は、前記フィルターユニットFと、フィルターユニットFを着脱可能に装着する開口部を有する前記ダストカップ21とを備える。
さらに、フィルターユニットFは、第1フィルター部22と、第2フィルター部23と、カップカバー24とを有してなる。
ダストカップ21は、底壁21aおよび周囲壁21bを有する円筒形に形成され、その軸心方向一端側に開口部21cを有し、周囲壁における開口部21cの近傍に流入口21dおよび第1係止部材21eが設けられている。さらに、ダストカップ21は、周囲壁21bにおける流入口21dと同じ側に前記第2ロック機構52の第2係止凹部21f1を有している。
第1フィルター部22は、ダストカップ21の開口部21cと気密に嵌合しかつ第2フィルター部23のフィルター本体23aを気密に収容する上部カップ部22aと、上部カップ部22aの中心孔22a1と連通連結する筒状のメッシュフィルター22bと、メッシュフィルター22bの外周に設けられた内筒体22cと、内筒体22cの下端に連結しかつダストカップ21の底面に当接する円筒状支持部22dとを有する。
第2フィルター部23は、中心孔を有するプリーツ状のフィルターを有する前記フィルター本体23aと、フィルター本体23aを除塵する除塵機構23bとを有する。実施形態1の場合、フィルター本体23aとして高集塵フィルターが用いられている。また、フィルター本体23aの外周面には、上部カップ部22aと気密性を保つためにパッキンが設けられている。
除塵機構23bは、フィルター本体23aの中心孔に挿入された軸部23b1と、フィ
ルター本体23aの外周部に設けられた環状部23b2と、軸部23b1と環状部23b2
とを連結する放射状に設けられた複数の連結部23b3と、各連結部23b3に設けられた複数の当接部23b4とを有する。
また、フィルター本体23aの下部には、軸部23b1の下端と連結した塵埃落しユニ
ット23cが設けられている。
各連結部23b3にはリブ23b31が設けられており、リブ23b31を手動で回すこと
によりフィルター本体23aの各山襞に各当接部23b4が衝突してフィルター本体23
aが振動し、それによってフィルター本体23aに付着した塵埃が第1フィルター部22の上部カップ部22a内に落下する。また、リブ23b31を手動で回すことによって塵挨落しユニット23cが回り、塵挨落しユニット23cに取り付けられたブレード23c1
が回転しながら上部カップ部22a内に落下した塵埃を内筒体22cの内部へ移動させる。
実施形態1の場合、当接部23b4は、フィルター本体23aに当接する図示しない弾
丸形状の当接部材と、当接部材をフィルター本体23a側に付勢する図示しない圧縮コイルバネと、当接部材および圧縮コイルバネを保持しかつ連結部23b3に連結するホルダ
部23b21とを有する。
第2フィルター部23を第1フィルター部22の上部カップ部22a内に収容し、かつ上部カップ部22aをダストカップ21の開口部21cに嵌め込んだ後、第2フィルター部23を覆うように円筒状のカップカバー24をフィルター本体23aの外周面を介して嵌め込む。なお、上部カップ部22aにフィルター部23が収納されていない場合、カップカバー24が最後まで嵌め込めないように上部カップ部22aには忘れ防止機構22fが設けられている。忘れ防止機構22fは、第1フィルター部22に第2フィルター部23が装着されていない場合、忘れ防止機構22fがカップカバー24の一部に引っ掛かる位置に移動することで、カップカバー24が第1フィルター部22に最後まで装着できないようになることで忘れ防止機構として機能する。
このカップカバー24は、除塵機構23bを回す際にユーザーの手が差し入れられるよう円形の窓部24aが設けられている。また、カップカバー24の外周面には、相互に係合した第2係止部材24dおよび忘れ防止機構22fを収納する囲い部24bが設けられている。また、囲い部24bの反対側には、第1ロック機構51を構成する係止部材24cが設けられている。この係止部材24cは、掃除機本体10の前記第1係止凹部11d4と係脱可能に係合する前記第1係止爪24c1を有する。また、カップカバー24の外周面には前記第1係止部材21eの係合爪21c1と係合する係合凹部24eが設けられて
いる。
図6および図7に示すように、第1係止爪24c1は、ユーザーの指を引っ掛ける凹み
を有するボタン形の前記係止部材24cに一体成形されている。また、ダストカップユニット20のカップカバー24の外周面には、係止部材24cを前後方向にスライド可能に保持する突起部24c2が設けられている。さらに、突起部24c2と係止部材24cとの間には第1係止爪24c1をカップカバー24よりも後方へ突出させるよう弾発的に付勢する圧縮コイルバネ24c3が設けられている。
第2係止爪52aは長方形の枠部材52Aに一体成形されている。一方、掃除機本体10のパイプ部12aの先端下部には枠部材52Aを前後方向スライド可能に収納する収納凹部52Bが設けられると共に、収納凹部52Bの内部に突起部52b1が設けられている。さらに、収納凹部52B内における突起部52b1と枠部材52Aとの間に配置されて第2係止爪52aを後方へ弾発的に付勢する圧縮コイルバネ52cが設けられると共に、枠部材52Aおよび圧縮コイルバネ52cが収納凹部52B内から抜け出ないようにする押さえカバー52dが設けられている。
図15は実施形態1におけるダストカップユニットを掃除機本体に装着する状態を示す第1の説明図である。
ダストカップユニット20を掃除機本体10に装着する際は、図15に示すように、第2係止凹部21f1を第2係止爪52aの方へ向けた状態で、かつカップカバー24の端
面を垂直壁部12bに沿わせるようにしながらダストカップユニット20をパイプ部12aの方へ移動させていく。
すると、第1ロック機構51の第1係止爪24c1が掃除機本体10の筐体11の角部
に当接する。このとき、第1係止爪24c1の傾斜面が筐体11の角部に摺接することに
より第1係止爪24c1が引っ込む。
ダストカップユニット20をパイプ部12aの方へさらに移動させていくと、第1係止爪24c1が垂直壁部12bの段差部に当接すると共に、ダストカップ21の第2係止凹
部21f1の開口端部が第2係止爪52aの丸みを有する傾斜面に当接する。そして、第
1係止爪24c1は段差部を乗り越え、第2係止爪52aはダストカップ21の開口端部
に摺接し引っ込みながら乗り越えていき、図6に示すように、最終的に第1係止爪24c1は第1係止凹部11d4に係止し、第2係止爪52aは第2係止凹部21f1に係止する
このとき、第1係止爪24c1の第1係止凹部11d4への係止および第2係止爪52aの第2係止凹部21f1への係止、すなわち、第1および第2ロック機構51、52のロ
ックはほぼ同時に完了する。なお、第1および第2ロック機構51、52のどちらかが先にロックして、その後もう片方がロックしてもよい。ロック完了は「カチッ」という係止音によって確認できるため、ユーザーは操作感を得ることができる。また、この時点でユーザーがダストカップユニット20を手放しても落下することはない。なお、ダストカップユニット20が掃除機本体10に装着されることにより、掃除機本体10の第1接続孔部12a2とダストカップユニット20の流入口21dとがパッキンを介して気密に接続すると共に、ダストカップユニット20のカップカバー24の窓部24aと掃除機本体10の第2接続孔部12b1とがパッキンを介して気密に接続する。
なお、掃除機本体10のダストカップ保持部12におけるパイプ部12aと垂直壁部12bとの間には、ダストカップユニット20のフィルターユニットFのカップカバー24の外周面を支持する左右の凹曲面部12a3が設けられると共に、左右の凹曲面部12a3の間にカップカバー24の第2係止部材24dおよび囲い部24bといった突起部分を収容する凹部12a4が設けられている(図9参照)。そのため、ダストカップユニット20を掃除機本体10に装着する際、左右の凹曲面部12a3によってダストカップユニット20がダストカップ保持部12に正しい姿勢で装着されるよう誘導される。
本発明の電気掃除機1は、前記の装着方法以外でもダストカップユニット20を掃除機本体10に確実に装着することができる。すなわち、カップカバー24の端面が垂直壁部12bから少し離れ、ダストカップユニット20がパイプ部12aに対して斜めになった状態(第2係止爪52aを第2係止凹部21f1に近づけた状態)でダストカップユニッ
ト20を掃除機本体10に装着していくと、先に第2係止爪52aが第2係止凹部21f1に係止する。その後、第2係止凹部21f1を中心にダストカップユニット20を回動させていくことにより第1係止爪24c1が第1係止凹部11d4に係止する。このようにしても、ダストカップユニット20を掃除機本体10へ確実に装着することができる。
したがって、本発明の電気掃除機1によれば、ダストカップユニットの高さ方向の一端部の凹部に掃除機本体のフックを引っ掛け、ダストカップユニットの高さ方向の他端部の
みを掃除機本体にロック機構で固定する装着構造に比べて、装着不良が生じ難くなり、装着不良によるダストカップユニットの掃除機本体からの脱落を防止することができる。
また、収納凹部52Bを構成する左右のリブ52b2によって枠部材52Aの左右方向
への移動が規制される。さらに、第2係止爪52aが第2係止凹部21f1に係止した状
態では、第2係止凹部21f1の左右内面に設けられた凸部21f2(図9参照)によって第2係止爪52aの左右方向への移動が規制される。これにより、ダストカップユニット20の掃除機本体10に対するがたつきおよび外れが防止される。
なお、取り外しの際は、第1ロック機構51を操作して第1係止爪24c1を係止凹部
11d4から離脱させた状態とする、あるいは第2ロック機構52を操作して第2係止爪
52aを第2係止凹部21f1から離脱させた状態とすることにより、ダストカップユニ
ット20を掃除機本体10から取り外すことができる。
<バッテリーおよびバッテリー装着部>
図6、図7、図9および図10に示すように、バッテリー装着部13は、バッテリー30を収めるバッテリー収納凹部13aと、このバッテリー収納凹部13aに開閉可能に設けられたバッテリーカバー13bと、バッテリー収納凹部13aの奥部に設けられてバッテリー30の正負極端子と電気的に接触可能な前記端子部43とを有する。
バッテリー収納凹部13aは、ダストカップ保持部12の後端に連設された傾斜板部13a1と、傾斜板部13a1の左右端部に連設された左右壁部13a2とを有する。
また、左右壁部13a2の内面には、バッテリー30の左右側面に設けられた突条部3
0aを前後方向にスライド可能にガイドするガイド溝13a21が形成されている。
傾斜板部13a1は、バッテリー収納凹部13aに収納されたバッテリー30が前方へ
向かって下傾するようにダストカップ保持部12の延長線に対して少し(例えば10°程度)傾斜している。また、傾斜板部13a1の前部には傾斜板部13a1よりも下方の筐体11内に設けられた端子部43をバッテリー収納凹部13a内に露出させるための開口部13a11が形成されると共に、傾斜板部13a1の後部には後述するストッパ凸部13e1を通してバッテリー収納凹部13a内に突出させるための孔部13a12が形成されている。
また、傾斜板部13a1とダストカップ保持部12との間には、バッテリーカバー13
bの左右方向の軸部13b3を受ける複数の軸受部13a3が連設されている。さらに、複数の軸受部13a3の前方には支持部材13cがバッテリー装着部13の一構成要素とし
て設けられる。
支持部材13cは、倒立L形部13c1と、倒立L形部13c1の前方に設けられた左右一対の軸受部13c2と、倒立L形部13c1の上面に設けられた傾斜面部13c3とを有
する。支持部材13cにおいて、倒立L形部13c1は複数の軸受部13a3の前方に配置され、左右一対の軸受部13c2は複数の軸受部13a3の間に配置される。なお、支持部材13cの各軸受部13c2の上端には返し部が設けられており、各返し部によってバッ
テリーカバー13bの軸部13b3が各軸受部13a3、13c2から抜け出ないようにし
ている。なお、バッテリーカバー13bが開いた状態のときに電気掃除機1を落下させた場合にバッテリーカバー13bの軸部13b3が各軸受部13a3、13c2から外れるよ
うにしてもよく、これにより落下時にかかるバッテリーカバー13bへの衝撃力を軽減して割れを抑制する効果が期待できる。
バッテリーカバー13bは、第1カバー部13b1と、第2カバー部13b2と、摺動凸
部13b4と、圧縮コイルバネ13b5とを有する。
第1カバー部13b1は、バッテリー収納凹部13aの左右壁部13a2の円弧形の上端部に沿った円弧形状であり、複数のリブおよび摺動凸部13b4を挿入する挿入孔13b111を有する中間部13b11と、中間部13b11の左右端部に連設された左右部13b12とを有する。
第2カバー部13b2は、第1カバー部13b1の中間部13b11を覆う部材である。第1カバー部13b1の挿入孔13b111に摺動凸部13b4および圧縮コイルバネ13b5を挿入した後、第2カバー部13b2にて第1カバー部13b1の中間部13b11を覆うことにより、圧縮コイルバネ13b5の上端部が第2カバー部13b2の内面に当接し、かつ圧縮コイルバネ13b5の下端部が摺動凸部13b4を下方に弾発的に付勢する。なお、挿入孔13b111内には段付き部が形成されているため、摺動凸部13b4の段部が段付き部に当接することにより摺動凸部13b4が挿入孔13b111内から抜け出ないようになっている。
バッテリーカバー13bは、その開動作によってバッテリー収納凹部13a内のバッテリー30に当接して正負極端子が端子部43から離間する方向にスライド移動させる押し出し当接部13b121を有すると共に、その閉動作によってバッテリー収納凹部13aの
バッテリー30に当接して正負極端子が端子部43に接近する方向にスライド移動させる押し込み当接部13b112を有している。
詳しく説明すると、押し出し当接部13b121は、第1カバー部13b1の左右部13b12の前方下部に下方突出状に連設された爪状部分である。また、押し込み当接部13b112は、第1カバー部13b1の中間部13b11の後方下部に下方突出状に連設された凹凸形状を有するふたこぶ状部分である。
次に、バッテリーカバー13bの開閉機構について説明する。
図16は実施形態1におけるバッテリー装着部からバッテリーを取り外す状態を示す第1の説明図であって(A)は要部右側面図、(B)は図2のI-I線断面矢視図対応図であ
る。また、図17は図16に引き続く説明図であって(A)は図2のII-II線断面矢視図
対応図、(B)は図2のI-I線断面矢視図対応図である。
図6、図10および図16(A)、(B)に示すように、バッテリーカバー13bの第1カバー部13b1の中間部13b11には、押し込み当接部13b112よりも後方下部にL形リブ13b113が設けられており、そのL形リブ13b113に貫通孔13b114が形成さ
れている。この貫通孔13b114には、後述する係止部材13d1が係脱可能に係止する。
前記係止部材13d1は、筐体11内におけるバッテリー収納凹部13aの下のスペー
スに前後方向スライド可能に設けられた枠形の部材である。この係止部材13d1は、前
後方向にスライド操作されるために、その右側に連結部を介して操作レバー13d2が一
体成形されている。また、バッテリー収納凹部13aの傾斜板部13a1の後端部には前
記L形リブ13b113を受けるU形リブ13a13が設けられると共に、傾斜板部13a1の後端部とU形リブ13a13との間には係止部材13d1を前後方向に挿通させる挿通孔1
3a131が形成されている。
係止部材13d1を筐体11内に組み付けることにより、操作レバー13d2はバッテリー収納凹部13aと筐体11の右側壁との間に配置されるため、筐体11の右側壁における排気口12b2の上方には操作レバー13d2を外部に露出させるための長孔12b3が形成されている。また、筐体11内に組み付けられた係止部材13d1は、圧縮コイルバネ13d3によって後方へ弾発的に付勢される。
凸形の前記ストッパ凸部13e1は、係止部材13d1の枠形内に圧縮コイルバネ13e2と共に組み付けられ、圧縮コイルバネ13e2によって上方へ弾発的に付勢される。これにより、ストッパ凸部13e1は、バッテリー収納凹部13aの傾斜板部13a1の孔部13a12を挿通して傾斜板部13a1の上面よりも上方へ突出する。これにより、バッテリー収納凹部13a内のバッテリー30の後端部がストッパ凸部13e1に当接するため、ユーザーが意図しないときのバッテリー30の後方への移動が規制される。なお、ストッパ凸部13e1の段部が傾斜板部13a1の孔部13a12の周囲部に当接するため、ストッパ凸部13e1は孔部13a12から上方へ抜け出ることはない。
図1、図6および図7は、本発明の電気掃除機1のバッテリー装着状態を示している。このとき、バッテリー30は電池装着部13内の複数の端子部43まで押し込まれ、バッテリー30の正負極端子が各端子部43と電気的に接続されている。また、バッテリーカバー13bは、後方に付勢された係止部材13d1がバッテリーカバー13bのL形リブ
13b113の貫通孔13b114に嵌り込むことによって閉状態が維持されている。また、バッテリーカバー13bの左右一対の押し出し当接部13b121はバッテリー30の左右の突条部30aから離間している。
バッテリー30を取り外す際は、図16(A)および(B)に示すように、ユーザーが指で操作レバー13d2を前方へスライドさせることにより、圧縮コイルバネ13d3の付勢力に抗して係止部材13d1が前方へ移動する。これにより、係止部材13d1がバッテリーカバー13bのL形リブ13b113の貫通孔13b114から離脱する。そして、バッテリーカバー13bを上方へ付勢する圧縮コイルバネ13b5の付勢力によって、バッテリ
ーカバー13bが軸部13b3を中心として上方(矢印A方向)へ自動的に回動して開く
。なお、操作レバー13d2を離すと圧縮コイルバネ13d3の付勢力によって係止部材13d1は後方へ移動する(図18参照)。
また、バッテリーカバー13bの矢印A方向への回動時に、摺動凸部13b4が支持部
材13cの傾斜面部13c3上を摺動する。このとき、摺動凸部13b4が傾斜面部13c3上を滑らかに摺動できるよう、摺動凸部13b4の先端は凸曲面を有する形状に形成されている。
図16(A)および(B)では、圧縮コイルバネ13b5によるバッテリーカバー13
bの開状態の第1ステップを示している。バッテリー30を取り外すには、図17(A)および(B)に示すように、ユーザーによってバッテリーカバー13bがさらに大きく開かれる(第2ステップ)。この第2ステップでは、次の作用によりバッテリー30の取り外しの補助が自動的に行われる。
先ず、バッテリーカバー13bの矢印A方向の回動に伴って左右一対の押し出し当接部13b121が回動してバッテリー30の左右の突条部30aの前端に当接する。そして、
図17(A)に示すように、左右一対の押し出し当接部13b121がさらに回動すると、
左右一対の押し出し当接部13b121がてこの原理によってバッテリー30の左右の突条
部30aを強い力で後方へ押しやる。このとき、図17(B)に示すように、ストッパ凸部13e1付近までバッテリー30が後方へ移動して正負極端子が各端子部43から離脱
する。
図17(A)および(B)に示す状態では、バッテリー30の左右の突条部30aは未だ完全に左右のガイド溝13a21から抜け出ておらず、かつストッパ凸部13e1によっ
てバッテリー30の後方への移動が規制されている。したがって、この状態のときに電気掃除機1のパイプ部12aを上に向けたとしてもバッテリー30がバッテリー収納凹部1
3aからずり落ちることはない。
バッテリーカバー13bを限度一杯まで開いてもバッテリー30の左右の突条部30aは完全に左右のガイド溝13a21から抜け出ないため、その後はユーザーが指でバッテリー30を掴んで後方へ引き抜く。このとき、バッテリー30の後端部に傾斜面が設けられると共に、ストッパ凸部13e1の先端部は丸みを帯びているため、ストッパ凸部13e1の先端部をバッテリー30の後端部が押すことによってストッパ凸部13e1が下方へ引っ込む。これにより、バッテリー30の後方への移動規制が解除される。
また、図17(A)および(B)に示す状態では、バッテリー30の正負極端子が既に各端子部43から離脱し、かつバッテリー30の左右の突条部30aも左右のガイド溝13a21からある程度抜け出ているため、バッテリー30を後方へ引き抜くのに必要な力は軽減されており、例えば、ユーザーが女性であっても軽い力で十分引き抜くことができる。
一方、バッテリー30の掃除機本体10への装着は、バッテリー30を掃除機本体10から引き抜く動作と逆の動作を行えばよい。このとき、ストッパ凸部13e1を通過する
程度にバッテリー30をバッテリー収納凹部13a内に押し込めばよく、バッテリー30をバッテリー収納凹部13aの奥まで完全に押し込む必要はない(図18参照)。また、バッテリー30がストッパ凸部13e1を通過すると、ストッパ凸部13e1が飛び出して「カチッ」と音がするため、ユーザーはこの音を聞くことによって操作感を得ることができる。
図18に示すように、バッテリーカバー13bを矢印B方向に回動させて閉じていくと、バッテリーカバー13bの押し込み当接部13b112がバッテリー30の丸みを有する後端部に摺接しながらバッテリー30を前方へ押し込んでいく。そして、バッテリーカバー13bを完全に閉じることにより、押し込み当接部13b112によってバッテリー30はバッテリー収納凹部13aの奥まで完全に押し込まれる。
これにより、バッテリー30の正負極端子が各端子部43に電気的に接触した状態となる。またこのとき、バッテリーカバー13bの下降するL形リブ13b113が係止部材1
3d1の傾斜面に摺接することによって係止部材13d1が引っ込み、その後貫通孔13b114に係止部材13d1が嵌り込んでロックすることによって、バッテリーカバー13bの閉状態が維持される。
<外観>
このように構成された本発明の電気掃除機1は、図1と図2に示すように、前後方向に延びるダストカップ保持部12のパイプ部12aの延長線上にバッテリー装着部13のバッテリーカバー13bが配置されたことにより、バッテリーカバー13bがパイプ部12aの一部を構成しているような一体的な外観を呈している。しかも、バッテリーカバー13bによってバッテリー30が外部に露出しないため意匠的に洗練された印象を与えることができる。また、本体の上側にバッテリーカバー13bを配置しているため、バッテリー30を交換する場合、本体の上側にあるバッテリーカバー13bが常に見えている位置にあり、このバッテリーカバー13bを開くことになるので、バッテリーカバー13bが底面側にある場合に比べて、ユーザーが認識し易くなってバッテリー交換が容易となる。
図19は実施形態1の電気掃除機の自立状態を示す左側面図であり、図20は実施形態1の電気掃除機の自立状態を示す左側断面図である。
本発明の電気掃除機1は、前述のように、掃除機本体10の筐体11の吸気口12a1
(図6参照)に接続される延長パイプ61と、延長パイプ61に揺動可能に接続される吸
込口体62とを備えている。なお、吸込口体62は、吸込口本体62aと、延長パイプ61と接続される接続部62bと、吸込口本体62aに対して接続部62bを約90°の範囲で揺動させることができる関節部62cとを有している。
本発明の電気掃除機1は、掃除機本体10に延長パイプ61を介して吸込口体62を取り付けて床面Qを掃除している最中に、ユーザーが一時的に掃除する場所から離れなければならなくなるといった状況では、図19に示すように、電気掃除機1を自立させておくことができる。
詳しく説明すると、図20に示すように、床面Q上に吸込口体62を接地させ、かつ延長パイプ61を床面Qに対して立てた状態において、バッテリー30が延長パイプ61の延長線上に配置されると共に、バッテリー30よりも軽い電動送風機41がバッテリー30の後方に配置されることにより、換言すると、自立状態の電気掃除機1の重心点Kを通る垂直線Lの前後にバッテリー30と電動送風機41が配置されることにより、自立状態の電気掃除機1は後述する回転止めの位置Z2よりも若干前方位置に重心バランスが取られる。この重量バランスが、電気掃除機1の自立に有効となっている。
さらに詳しく説明すると、図6に示すように、延長パイプ61の略延長線上にバッテリー30が配置されている。バッテリー30が上側に配置されることで、バッテリー30が下側に配置される場合に比べると、自立状態の電気掃除機1の重心点Kが延長パイプ61の延長線側に寄ることになる。このとき、図20に示すように、吸込口体62の吸込口本体62aと関節部62cとの間には回転止め機構が設けられており、この回転止め機構によって接続部62bは前記回転止めの位置Z2まで起き上がる。これにより、電気掃除機1の自立状態では、ハンドル14の中心点Z1と回転止めの位置Z2とを結ぶ線Zは90°よりも僅かに小さい所定角度αで前方へ傾斜し、それによって延長パイプ61が垂直状態よりも吸込口本体62a側に僅かに傾斜した自立状態で維持される。
また、図19に示すように、電気掃除機1の自立状態において、ハンドル14の中心点Z1と回転止めの位置Z2とを結ぶ線Zは重心点Kの近傍に配置される。これにより、図4に示すように、中心点Z1を中心にしてハンドル14を左右に回す際、重量感をあまり感
じずに回すことができる。すなわち、手首を軽くひねってハンドル14を左右に回せば、吸込口体62を左右にスムーズに振ることができる。なお、ハンドル14の中心点Z1
、手でハンドル14を持った状態の手の中心点とすることができる。
さらに、延長パイプ61を外し、吸込口体62にパイプ部12aを差し込んでハンディタイプとして電気掃除機1を使用する場合には、掃除機本体10をひねって容易に掃除することができる。
<電気掃除機の動作>
この電気掃除機1を用いて室内の掃除を行う際には、操作部15のスイッチ15aまたはスイッチ15bをON操作して電動送風機41を駆動させることにより、図中の太線矢印に示すように、塵埃等のゴミを含む空気が掃除機本体10のパイプ部12aの内部を通過してダストカップ21内に流入する。ダストカップ21内に流入した塵埃を含む空気はダストカップ21内を旋回し、それによって大きなゴミは遠心分離されてダストカップ21の底壁21a側へ寄せられる。
図6と図13に示すように、大きなゴミが取り除かれた空気において、第1フィルター部22のメッシュフィルター22bの網目よりも大きいゴミはダストカップ21内に留まり、網目よりも小さなゴミ(主に塵埃)は空気と共に第2フィルター部23へ向かう。そして、小さなゴミはフィルター本体23aにて捕捉され、ゴミをほぼ含まない空気がフィルター本体23aを通過して電動送風機41内に流入し、図と図8に示すように、電動
送風機41を通過した気流は、フィルター部材の第1フィルター18aおよび第2フィルター18bを通過し、メッシュ部材18cを通過して排気口12b2から外部に排出され
る。なお、気流によって回路基板42の放熱が促される。
このとき、圧力損失は第1フィルター18a>第2フィルター18b>メッシュ部材18cとなっているため、電動送風機41から排気口12b2に至る間に排気風速を効果的に低下させることができる。これにより、排気口12b2からの排気風が直接ユーザーに当たって不快感を与えることがなくなる。つまり、従来のハンディタイプの電気掃除機では、複数の孔によって排気口が形成され、排気風速は排気口の開口面積に依存しており、ユーザーによっては排気口からの排気風が直接当たると不快感を示す場合があったが、本発明ではこのような不快感を与え難くしている。なお、メッシュ部材は排気口12b2からの排気風を整流する機能を有する。
(実施形態2)
図21は実施形態2の電気掃除機における基板保持部を示し(A)は斜視図、(B)は断面図、(C)は背面図である。
実施形態2の場合、基板保持部材144は、軸心P方向に平行でかつL形で相互に隣接する第1および第2基板保持板部144a、144bを有している。
また、回路基板は、第1基板保持板部144aに取り付けられた第1回路基板142aと、第2基板保持板部144bに取り付けられた第2回路基板142bとを含む。
さらに詳しく説明すると、基板保持部材144は、電動送風機41のエアーガイド41dの外周部後端に嵌合するリング部144cをさらに有しており、このリング部144cの後端部に第1および第2基板保持板部144a、144bが連設されている。なお、エアーガイド41dは、第1および第2基板保持板部144a、144bが設けられていない部分から主に排気するようになっている。
このように構成された基板保持部材144によれば、電動送風機41のモータハウジング41cの外周スペースに第1および第2回路基板142a、142bを設置することができる。したがって、筐体11内において、回路基板2枚分の専用設置スペースを削減することができるため、筐体11をより一層小型軽量化することができ、それによって電気掃除機全体をより一層小型軽量化することができる。
(実施形態3)
図22は実施形態3の電気掃除機におけるダストカップユニットを取り外した掃除機本体を示す斜視図であり、図23は実施形態3の電気掃除機における掃除機本体に設けられた脱落防止爪の作用効果を説明する要部拡大断面図である。なお、図22と図23において、図6および図9中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
実施形態3の場合、掃除機本体110において、ダストカップ保持部112は、装着されたダストカップユニット20の端部に引っ掛かってダストカップ保持部112からのダストカップユニット20の脱落を防止する脱落防止爪112aを有している。
詳しく説明すると、図22および図23に示すように、掃除機本体110において、ダストカップ保持部112の第2接続孔部12b1の開口周縁には、パッキン12cの前方
に所定間隔の隙間をもって下方突出状の脱落防止爪112aが設けられている。この脱落防止爪112aはL形に形成された部材であり、第2接続孔部12b1の下部周縁にビス
止めされた基端部と、ダストカップユニット20の窓部24a(図14参照)の開口周縁24a1に引っ掛かるよう下方へ突出した先端爪部112a1とを有している。
掃除機本体110にダストカップユニット20が装着された状態において、ダストカップユニット20のカップカバー24の窓部24aの開口周縁24a1は、ダストカップ保
持部112のパッキン12cと脱落防止爪112aとの間の隙間に嵌り込んでいる。このとき、図6に示すように、ダストカップ保持部112とダストカップユニット20とに設けられた第1および第2ロック機構51、52は完全なロック状態にある。
電気掃除機1の使用中、矢印M方向の力が筐体11に加わると、筐体11が矢印N方向に撓る。このような筐体11の撓りは、第1ロック機構51の第1係止爪24c1と第1
係止凹部11d4との係合を外そうとする(ロックを解除しようとする)ように作用する
。しかしながら、ダストカップ保持部112に脱落防止爪112aを設けたことにより、筐体11が矢印N方向に撓もうとしても脱落防止爪112aによってダストカップユニット20のカップカバー24は矢印N方向への動きが規制されるため、第1係止爪24c1
と第1係止凹部11d4との係合が外れてダストカップユニット20が脱落する心配はな
い。
(実施形態4)
実施形態1では、筐体11の内部における電動送風機41と排気口12b2との間の排
気流路に第1フィルター18a、第2フィルター18bおよびメッシュ部材18cが設けられた場合を例示したが、第1フィルター18aと第2フィルター18bの配置を逆にしてもよい。さらに、第1フィルター18aと第2フィルター18bのいずれか一方を省略してもよい。
(実施形態5)
実施形態1ではハンディタイプとして使用可能な電気掃除機1を例示したが、本発明におけるダストカップユニット着脱機構は、キャニスター型、アップライト型、スティック型等の電気掃除機にも適用できる。
(まとめ)
本発明の電気掃除機は、 吸気口および排気口を有する筐体と、電動送風機と、回路基板と、前記回路基板を保持する基板保持部材とを有する掃除機本体を備え、
前記電動送風機、前記回路基板および前記基板保持部材は前記筐体内に収納され、
前記電動送風機は、モータと、前記モータの出力軸に取り付けられたファンと、前記モータを収納し保持するモータハウジングと、前記ファンを覆うファンカバーと、前記ファンカバーと前記モータハウジングとの間に設けられて前記ファンを収納するエアーガイドとを有し、
前記モータハウジングは前記エアーガイドの半径方向の幅よりも小さい幅を有し、
前記基板保持部材は、前記エアーガイドよりも前記モータの軸心側の前記モータハウジングの外周スペースに配置されていることを特徴とする。
本発明の電気掃除機は次のように構成されてもよい。
(1)前記基板保持部材が前記筐体に固定されてもよい。
このようにすれば、電動送風機の振動が基板保持部を介して回路基板上の電子部品に伝わり難くなる。
(2)前記基板保持部材は、前記軸心方向に平行でかつL形で相互に隣接する第1および第2基板保持板部を有し、かつ電動送風機に固定され、 前記回路基板は、前記第1基板保持板部に取り付けられた第1回路基板と、前記第2基板保持板部に取り付けられた第2回路基板とを含んでもよい。
このようにすれば、電動送風機のモータハウジングの外周部に第1および第2回路基板を設置することができるため、筐体内の回路基板2枚分の専用設置スペースを削減するこ
とができ、筐体のより一層の小型軽量化となり、電気掃除機全体のより一層の小型軽量化となる。
(3)前記筐体の内部には、前記吸気口と前記電動送風機とを連通する吸気流路と、前記電動送風機と前記排気口とを連通する排気流路と、前記排気流路に設けられたフィルター部材と、前記排気口に設けられたメッシュ部材とが設けられており、
前記フィルター部材は前記メッシュ部材よりも高い圧力損失を有してもよい。
このようにすれば、電動送風機から排気口に至るまでの間に排気風速を効果的に低下させることができる。これにより、ユーザーに強い排気風を直接当てて不快感を与えるということがない。
(4)前記フィルター部材が、前記排気流路における前記電動送風機側に設けられた第1フィルターと、前記排気流路における前記排気口側に設けられた第2フィルターとを含み、
前記第1フィルターは前記第2フィルターよりも高い圧力損失を有してもよい。
このようにすれば、排気風速をより効果的に低下させることができる。
(5)前記掃除機本体の前記筐体の吸気口に接続される延長パイプと、前記延長パイプに揺動可能に接続される吸込口体とをさらに備え、
前記掃除機本体は、前記筐体内に設けられて前記電動送風機に電力を供給するバッテリーと、前記筐体に設けられたハンドルとをさらに備えたハンディタイプであり、
床面上に前記吸込口体を接地させ、かつ前記延長パイプを床面に対して垂直方向に立てた状態において、前記バッテリーが延長パイプの延長線上に配置されると共に、前記電動送風機が前記バッテリーの後方に配置されることにより自立可能に構成されてもよい。
このようにすれば、掃除機本体に延長パイプを介して吸込口体を取り付けて床面を掃除している最中に、ユーザーが一時的に掃除する場所から離れなければならなくなるといった状況で電気掃除機を自立させておくことができ、便利である。
(6)電気掃除機が、前記掃除機本体に着脱可能に装着されるダストカップユニットと、ロック機構とを備え、
前記掃除機本体は、前記ロック機構を介して前記ダストカップユニットを着脱可能に保持するダストカップ保持部を有し、
前記ダストカップ保持部は、装着された前記ダストカップユニットの端部に引っ掛かって前記ダストカップ保持部からの前記ダストカップユニットの脱落を防止する脱落防止爪を有してもよい。
このようにすれば、ロック機構のロックが解除される方向の力が不意に電気掃除機に加わっても、掃除機本体からダストカップユニットが脱落することがないため、脱落によってダストカップユニットが破損し、ダストカップユニット内の塵埃やゴミが室内に散乱する、という不具合を防止できる。
なお、開示された実施の形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上述の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
〔付記事項〕
本発明の一態様に係る発明によれば、吸気口および排気口を有する筐体と、電動送風機と、回路基板と、前記回路基板を保持する基板保持部材とを有する掃除機本体を備え、
前記電動送風機、前記回路基板および前記基板保持部材は前記筐体内に収納され、
前記電動送風機は、モータと、前記モータの出力軸に取り付けられたファンと、前記モータを収納し保持するモータハウジングと、前記ファンを覆うファンカバーと、前記ファンカバーと前記モータハウジングとの間に設けられて前記ファンを収納するエアーガイドとを有し、
前記モータハウジングは前記エアーガイドの半径方向の幅よりも小さい幅を有し、
前記基板保持部材は、前記エアーガイドよりも前記モータの軸心側の前記モータハウジングの外周スペースに配置されている電気掃除機が提供される。
本発明の一態様に係る発明によれば、掃除機本体の筐体内において、基板保持部材がエアーガイドよりもモータの軸心側のモータハウジングの外周スペースに配置されているため、回路基板を電送送風機の設置スペース内に収めることができる。これにより、筐体内に設けられていた回路基板専用の設置スペースを省略することができ、掃除機本体(筐体
)の小型軽量化を図ることができる。
本発明の一態様によれば、前端部に吸気口を有し後端下部に開口部を有するパイプ部と、旋回する気流にて塵埃を分離し集塵する円筒形のダストカップユニットと、電動送風機と、ハンドルと、バッテリーと、を有する掃除機本体を備え、前記ダストカップユニットは、前記開口部と対向する流入口を備え、前記掃除機本体の前方側であって前記パイプ部の下方に前記パイプ部と略平行に配置され、前記ダストカップユニットは前記掃除機本体に着脱可能に装着されるとともに、前記気流が、前記開口部から前記流入口を通って前記ダストカップユニット内に流入することを特徴とする電気掃除機が提供される。
1 電気掃除機
10 掃除機本体
11 筐体
12a1 吸気口
12b2 排気口
12b11 吸気流路
18a 第1フィルター
18b 第2フィルター
18c メッシュ部材
41 電動送風機
41a モータ
41b ファン
41c モータハウジング
41d ファンカバー
41e エアーガイド
42 回路基板
44、144 基板保持部材
142a 第1回路基板
142b 第2回路基板
144a 第1基板保持部
144b 第2基板保持板部
P 軸心

Claims (7)

  1. 第1方向の一方の端部に吸気口を有し、前記第1方向の他方の端部かつ前記第1方向に直交する第2方向の一方の端部に開口部を有するパイプ部と、旋回する気流にて塵埃を分離し集塵する外部に露出した円筒形の周囲壁を有するダストカップユニットと、電動送風機と、ハンドルと、バッテリーと、を有する掃除機本体を備え、
    前記ダストカップユニットは、前記周囲壁から前記第2方向に沿って突出し、前記開口部と前記第2方向に対向する流入口を形成する突出壁をさらに有し、前記掃除機本体の前記第1方向の一方側であって前記パイプ部の前記第2方向の一方において前記周囲壁の長手方向が前記パイプ部と略平行に配置され、
    前記ダストカップユニットは前記掃除機本体に着脱可能に装着されるとともに、
    前記気流が、前記開口部から前記流入口を通って前記ダストカップユニット内に流入し、
    前記ダストカップユニットは、前記周囲壁及び前記流入口を有するダストカップと、前記ダストカップに着脱可能に装着されるフィルターユニットと、前記ダストカップに設けられ、前記フィルターユニットに形成された係合凹部と係合する係合爪と、を有し、
    前記係合爪は、前記ダストカップユニットが前記掃除機本体に装着された状態では、前記掃除機本体に覆われることを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記開口部と前記流入口とは、前記円筒形の前記周囲壁の中心軸に対して、前記第1方向及び前記第2方向に直交する第3方向の一方側に形成されており、
    前記係合爪は、前記ダストカップにおいて前記流入口と前記第3方向にずれて設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記突出壁は、前記流入口に対して前記第3方向の一方側に位置する第1壁部と、前記流入口に対して前記第3方向の他方側に位置する第2壁部とを含み、
    前記第1壁部の前記第2方向に沿った長さが、前記第2壁部の前記第2方向に沿った長さよりも長いことを特徴とする請求項2に記載の電気掃除機。
  4. 前記電動送風機は、前記掃除機本体の前記第1方向の他方側に配置され、
    前記ダストカップユニットと前記電動送風機が前記ダストカップユニットの軸方向に略直線状に配置されるとともに、
    前記気流が、前記ダストカップユニットから前記軸方向に排出され、前記電動送風機内に流入することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の電気掃除機。
  5. 前記電動送風機の前記第2方向の他方に前記バッテリーを設けることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の電気掃除機。
  6. 延長パイプと吸込口体とを備え、
    前記延長パイプが前記吸気口に着脱可能であって、前記吸込口体が前記延長パイプに着脱可能に接続されることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の電気掃除機。
  7. 前記掃除機本体の前記第1方向の長さより前記延長パイプが長いことを特徴とする請求項6に記載の電気掃除機。
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