JP6921291B2 - 電気掃除機 - Google Patents
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Description
図1は実施形態1におけるこの発明の吸込口体を備えた電気掃除機の右側面図であり、図2は実施形態1の電気掃除機の左側面図であり、図3は実施形態1の電気掃除機の図1対応断面図である。また、図4は実施形態1の電気掃除機の平面図であり、図5は実施形態1の電気掃除機の断面図であって(A)は図3のA−A矢視図、(B)図3のB−B矢視図であり、図6は実施形態1の電気掃除機の背面図であり、図7は実施形態1の電気掃除機の分解図である。
掃除機本体10は、電動送風機Mと、回路基板K、Nと、複数のスイッチを有する操作部Sと、電動送風機Mおよび複数のスイッチ等を収納する筐体とを有する。
また、バッテリー収容ケース11eの上壁11e2の前端側には回路基板Nが固定されると共に、上壁11e2の後端側にはバッテリー係脱機構30が設けられている。
係止部材31は、前記係止爪31aと、この係止爪31aに連設された斜片部とを有する。
弾発部材32は、前記斜片部を介して係止爪31aをバッテリー収容ケース11eの外部へ突出する方向へ弾発的に付勢する。
係止解除ボタン33は、前記斜片部に摺接可能な接触端部を有すると共に、前記接触端部と連設されてバッテリー収容ケース11eの外部に露出するボタン端部33aとを有する。
この下ハンドル部材11h1の内部には操作部Sの後述する第1〜第4スイッチs1〜s4の図示しない各スイッチ本体および各スイッチ本体と電気的に接続されたリード線が収納されている。
図8は実施形態1におけるダストカップユニットの分解図であり、図9は実施形態1におけるダストカップユニットの分解斜視図である。
ダストカップユニット20は、ダストカップ21と、第1フィルター部22と、第2フィルター部23と、カップカバー24とを備える。
このように構成された実施形態1の電気掃除機100は、図3に示すように、上方および側方から視て、集塵部としてのダストカップ21、第2フィルター部23、電動送風機MおよびバッテリーBが前方からこの順に略直線的に並んで配置されている。
この電気掃除機100を用いて室内の掃除を行う際には、掃除する場所に応じて、掃除機本体10の吸込口部材11aの前方吸込口11a1に、例えば、図15で示すような吸込口体50を接続パイプ60およびブラシ付きノズル70を介して接続する、あるいは、図13に示すようにブラシ付きノズル70から接続パイプ60を抜き取ってブラシ71を前方へ折り返す、あるいは、図14で示すように先細ノズル80を接続して掃除する。
この電気掃除機100はハンドル11hが円弧形状であるため、ハンドル11hを持つ位置を変えることで電気掃除機100の重心バランスを変えることができる。
図11に示すように、例えば、天井や天井付近の壁等を掃除する場合、電気掃除機100をユーザーの真上近くまで持ち上げる。この場合も、ハンドル11hの最も後端を握ることにより、中心軸P付近の重心点を通る重力線G上にユーザーの手を配置させることができる。しかも、ユーザーの腕にて電気掃除機の重量を下方から支えるため、手首に負担がかかり難い。
図12に示すように、吸込口体50を取り付けて床面を掃除する際は、ハンドル11hの図10(C)で示した位置付近を握って掃除すれば前後方向の力を伝えやすく軽い力でかつ楽な姿勢で掃除することができる。この場合、掃除機本体10のフック掛け部材41をテーブルTの外周端に引っ掛けることにより一時的に電気掃除機100を立て掛けておくことができ、ユーザーはその間、例えば、椅子を移動させたりテーブルTの下を片付けたりする別の作業をすることができる。
図15は、実施形態1の電気掃除機100を壁Wに掛けて収納する状態を説明する図であり、図16は、図15に示す掃除機本体10を壁Wに掛けて収納した状態を説明する平面図であり、図17は、図15に示す掃除機本体10、保護カバー41PおよびフックFの関係を説明する図であり、図18は、図15に示すフック掛け部材41をフックFに掛ける機構を説明する断面図である。
また、図16に示すように、フックFの前面には、フック掛け部材41を両側から挟み込むように形成された傾斜面FRが設けられており、収納時に電気掃除機100が左右にずれるのを規制する。
また、図17に示すように、フック掛け部材41にゴム製の保護カバー41Pを取り付けてもよい。
また、電気掃除機100を壁Wに引っ掛けた状態にて、バッテリー係脱機構30の係止解除ボタンが操作できる位置にあるので、係止解除ボタンを操作することでバッテリーBを取り外すことができる。したがって、壁WにフックFを使って収納したままの状態で容易にバッテリーBの取り外しが可能となる。
また、図18(B)に示すようなフック掛け部材41がフックFに掛けられた状態において、掃除機本体10をフックFから引き離す方向に引っぱったとき、フック掛け部材41が係止爪FCを乗り越えるのに強い力を要しないので、フック掛け部材41をフックFから無理なく引き離すことができる。
また、掃除機本体10を無理矢理引っぱった場合でも、フックFにかかる負荷が小さくなるため、フックFや壁Wを壊すことなく、フックFから掃除機本体10を安全に取り出すことができる。
図19は、実施形態1におけるこの発明の吸込口体の平面図であって、(A)は床面を掃除する通常の使用状態、(B)は自立状態であり、図20は、図19に示す吸込口体の側面図であって、(A)は床面を掃除する通常の使用状態、(B)は自立状態であり、図21は、図19に示す吸込口体のX1−X1矢視断面図であって、(A)は床面を掃除する通常の使用状態、(B)は自立状態であり、図22は、図19に示す吸込口体のパイプ接続部の横方向への回動の一例であって、(A)は平面図、(B)は斜視図であり、図23は、図19に示す吸込口体の背面図であって、(A)は床面を掃除する通常の使用状態、(B)は自立状態である。
また、反対側の一端には、接続パイプ60内に挿入されるパイプ接続部55cを備える。
このとき、図21(A)に示すように、第3可動パイプ55の内部にある係止突起55e2は、第2可動パイプ54の内側にある係止爪54e2に係止されるため、第3可動パイプ55の第2可動パイプ54に対する下方へのさらなる回動が規制される。
この状態で電気掃除機100を使用することにより、ユーザーは手首や肘等に負担をかけることなく適切な姿勢で床面を掃除することができる。
このとき、図21(B)に示すように、第3可動パイプ55の第2可動パイプ54との接続部分にある係止突起55e1および55e3がそれぞれ第2可動パイプ54の内側にある係止爪54e1および54e3に係止されるため、第3可動パイプ55の第2可動パイプ54に対する前方へのさらなる回動が規制される。
これにより、ユーザーは掃除機本体10から取り外した接続パイプ60を吸込口体50ごと床上に自立させたまま、掃除機本体10を手にもって机の上や棚の上などを掃除することができる。
また、半開口部54nが左方向を向くように、第1可動パイプ53に対して第2可動パイプ54を中心軸左まわりに回動させることによって、第3可動パイプ55を左方向に回動させることができる。
図24は、実施形態2におけるこの発明の吸込口体の平面図であって、(A)は床面を掃除する通常の使用状態、(B)は自立状態であり、図25は、図24に示す吸込口体の側面図であって、(A)は床面を掃除する通常の使用状態、(B)は自立状態であり、図26は、図24に示す吸込口体のX2−X2矢視断面図であって、(A)は床面を掃除する通常の使用状態、(B)は自立状態であり、図27は、図24に示す吸込口体のパイプ接続部の横方向への回動の一例であって、(A)は平面図、(B)は斜視図であり、図28は、図24に示す吸込口体の背面図であって、(A)は床面を掃除する通常の使用状態、(B)は自立状態である。
なお、これらの図において、実施形態1の図の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
また、反対側の一端には、接続パイプ60内に挿入されるパイプ接続部54cを備える。
また、半開口部51nが左方向を向くように、第1可動パイプ53に対して第2可動パイプ54を中心軸左まわりに回動させることによって、第2可動パイプ54を左方向に回動させることができる。
なお、実施形態2におけるその他の構成は実施形態1と同様である。
図29は実施形態3におけるこの発明の吸込口体および接続パイプの一部の側面図であり、図30は、図29に示す吸込口体および接続パイプの一部の平面図であり、図31は、図29に示す吸込口体の背面図であり、図32は、図29に示す接続パイプの正面図であり、図33は、図29に示す吸込口体および接続パイプの一部の平面図であり、図34は、図33のX3−X3矢視断面図であり、図35は、図33のY−Y矢視方向の部分拡大断面図であり、図36は、図33のZ−Z矢視方向の部分拡大断面図である。
なお、これらの図において、実施形態1および2の図の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
また、図31、32および34に示すように、接続パイプ60の内側には、パイプ接続部54cの凸条54r1、54r2および54r3にそれぞれ対応する位置に、凹溝60g1、60g2および60g3が形成されている。
ここで、例えばAC100Vのモーターを内蔵する掃除機本体10の接続パイプ60をDC18V仕様の吸込口体50に差し込んでも掃除機本体10のモーターが故障することはないが、逆に、DC18Vのモーターを内蔵する掃除機本体10の接続パイプ60をAC100V仕様の吸込口体50に差し込むと故障の原因となる。
一方、凸条54rが形成されていないAC100V仕様の吸込口体50のパイプ接続部54cに差し込むことができる。
なお、実施形態3において、その他の構成は実施形態1および2と同様である。
図37は実施形態4におけるこの発明の吸込口体50と接続された接続パイプ60の自立状態を壁に掛けて補助する状態を説明する図である。
なお、これらの図において、実施形態1、2および3の図の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
なお、実施形態4において、その他の構成は実施形態1、2および3と同様である。
(1)前記延長パイプ可動部は、第1可動パイプおよび第2可動パイプを備え、前記第1可動パイプは、前記吸込口本体の後部に接続され、前記吸込口本体の前後方向に伸びる予め定められた軸まわりに回動可能に前記吸込口本体に支持され、前記第2可動パイプは、前記第1可動パイプの後部に接続され、前記第1可動パイプに直交する予め定められた軸まわりに回動可能に前記第1可動パイプに支持され、前記延長パイプを着脱可能に接続する延長パイプ接続部を後部に備え、前記延長パイプ規制部は、前記第2可動パイプが略垂直方向を向くように前記第1可動パイプおよび前記第2可動パイプを回動させたとき、前記第2可動パイプの前記吸込口本体に対する前方および横方向への回動を係止する係止構造を有するものであってもよい。
電気掃除機を持って机の上や棚の上などの高い場所を掃除する際、ユーザーは、掃除機本体から取り外した延長パイプを吸込口ごと床上に自立させたまま、掃除機本体にアタッチメントノズルを装着して掃除することがある。
また、延長パイプの吸込口本体に対する横方向の回動機構を有する吸込口体を用いた場合、横方向の回動を規制する係止機構を設けなければ、延長パイプを床上に自立させたときに、延長パイプが横方向に倒れるおそれがある。
すなわち、床面を掃除する際に延長パイプが吸込口本体に対して横方向にも回動するため、ユーザーは、無理に手首や肘を曲げなくても楽な姿勢で掃除することができ、また、自立状態で延長パイプの吸込口本体に対する横方向の回動が規制されるため、延長パイプが吸込口本体に対して横方向に倒れることを防止することができる。
この開示によれば、筒形の吸込口部材と、円筒形の集塵部と、電動送風機と、ハンドルと、バッテリーと、前記電動送風機を収納しかつ前記吸込口部材および前記ハンドルを構成する筐体とを有する掃除機本体とを備え、前記集塵部は、前記掃除機本体の前方側であって前記吸込口部材と上下方向に並んで略平行に配置され、前記電動送風機は、前記掃除機本体の後方側に配置され、前記集塵部と前記電動送風機が略直線状に配置されることを特徴とする電気掃除機が提供される。
50 吸込口体
51 吸込口カバー
51n 半開口部
51s パイプ支持部
53 第1可動パイプ
54 第2可動パイプ
54n 半開口部
55 第3可動パイプ
60 接続パイプ
100 電気掃除機
Claims (3)
- 筒形の吸込口部材と、円筒形の集塵部と、電動送風機と、ハンドルと、バッテリーと、前記電動送風機を収納しかつ前記吸込口部材および前記ハンドルを構成する筐体とを有する掃除機本体と、
前記電動送風機の動作を制御する操作部と、
吸込口体と、を備え、
前記電動送風機から見て前記集塵部が位置する方向を前方とし、
前記電動送風機から見て前記ハンドルの前端部が位置する方向を上方とし、
前記集塵部は、前記掃除機本体の前方側であって前記吸込口部材と上下方向に並んで略平行に配置され、
前記電動送風機は、前記掃除機本体の後方側に配置され、
前記集塵部と前記電動送風機が前後方向に並んで配置され、
前記ハンドルは、前記筐体との間にユーザーの手を差し入れる開口部を形成するように、前記電動送風機の上方から前記電動送風機の後方にわたって形成されるとともに曲がっており、
前記開口部は、前記電動送風機の前後方向の中心よりも前方から、前記電動送風機の上下方向の中心よりも下方にわたって連続して形成されるとともに曲がっており、
前記操作部は、上下方向に沿って前記電動送風機の上方に並ぶ位置であって、前記ハンドルの上部に形成された凹部の底部に設けられている、
電気掃除機。 - 前記操作部は、前記電動送風機をオフする切スイッチを含む複数のスイッチを有し、
前記凹部は、前記ハンドルに沿った方向の一端と他端との中心よりも前方において、前記ハンドルに沿って形成され、
前記切スイッチは、前記複数のスイッチのうち最後方に設けられている、
請求項1に記載の電気掃除機。 - 前記複数のスイッチは、前記吸込口体の吸込口に設けられたブラシの回転をオン/オフする回転スイッチを含み、
前記回転スイッチは、前記複数のスイッチのうち最前方に設けられている、
請求項2に記載の電気掃除機。
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