WO2016195102A1 - クローラ - Google Patents

クローラ Download PDF

Info

Publication number
WO2016195102A1
WO2016195102A1 PCT/JP2016/066690 JP2016066690W WO2016195102A1 WO 2016195102 A1 WO2016195102 A1 WO 2016195102A1 JP 2016066690 W JP2016066690 W JP 2016066690W WO 2016195102 A1 WO2016195102 A1 WO 2016195102A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
crawler
width direction
wheel
rubber
track belt
Prior art date
Application number
PCT/JP2016/066690
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
杉原 真吾
立石 健二
崇 水澤
Original Assignee
株式会社ブリヂストン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ブリヂストン filed Critical 株式会社ブリヂストン
Priority to US15/577,348 priority Critical patent/US10618578B2/en
Priority to CN201680032268.0A priority patent/CN107614361B/zh
Priority to CA2988064A priority patent/CA2988064C/en
Publication of WO2016195102A1 publication Critical patent/WO2016195102A1/ja

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D55/00Endless track vehicles
    • B62D55/08Endless track units; Parts thereof
    • B62D55/18Tracks
    • B62D55/24Tracks of continuously flexible type, e.g. rubber belts
    • B62D55/244Moulded in one piece, with either smooth surfaces or surfaces having projections, e.g. incorporating reinforcing elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D55/00Endless track vehicles
    • B62D55/08Endless track units; Parts thereof
    • B62D55/18Tracks
    • B62D55/24Tracks of continuously flexible type, e.g. rubber belts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D29/00Producing belts or bands
    • B29D29/08Toothed driving belts

Abstract

 クローラは、弾性体により無端状に形成されるクローラ本体と、クローラ本体に埋設され、クローラ本体の周方向に巻回される抗張体と、クローラ本体の周方向に間隔をおいて、クローラ本体の幅方向中央部の内周面に形成されたガイド突起と、車両に備えられる回転輪が転動し、ガイド突起よりもクローラ本体の幅方向外側の内周面に形成される平坦面と、前記回転輪が転動し、平坦面のクローラ本体の幅方向外側端部から、クローラ本体の幅方向外側かつ内周側に向ってクローラ本体の厚みが漸増するように傾斜する傾斜面と、を備える。

Description

クローラ
 本発明の一態様は、クローラに関する。
 特開2004-161193号公報には、不整地の走行時や旋回走行時においてクローラが蛇行することを抑制するために、クローラの内周面を傾斜させて車両の直進性を高めたクローラが開示されている。
 しかし特開2004-161193号公報によると、転動輪の車輪転動面となるクローラの内周面の全体が傾斜しているので、該内周面に対して、駆動輪又は遊動輪への巻き掛かり時の曲げ応力や転動輪からの押圧力が、局部的に加わる可能性がある。
 本発明の一態様は、上記事実を考慮して、クローラに局部的に加わる力を緩和しつつ、クローラの蛇行を抑制することを目的とする。
 本発明の第1態様のクローラは、弾性体により無端状に形成されるクローラ本体と、前記クローラ本体に埋設され、前記クローラ本体の周方向に巻回される抗張体と、前記クローラ本体の周方向に間隔をおいて、前記クローラ本体の幅方向中央部の内周面に形成されたガイド突起と、車両に備えられる回転輪が転動し、前記ガイド突起よりも前記クローラ本体の幅方向外側の内周面に形成される平坦面と、前記回転輪が転動し、前記平坦面の前記クローラ本体の幅方向外側端部から、前記クローラ本体の幅方向外側かつ内周側に向って前記クローラ本体の厚みが漸増するように傾斜する傾斜面と、を備える。
 本発明の第1態様のクローラによると、クローラが蛇行しようとすると、回転輪とクローラ本体との、クローラ本体の幅方向の相対位置がずれて、回転輪がクローラ本体の内周面に形成されたクローラ幅方向の一方側の傾斜面をクローラ外周側に押圧する。このとき、傾斜面のクローラ本体の外周側の弾性体が抗張体を押圧するため、クローラ本体の幅方向の一方側(押圧される側)の抗張体には張力が発生し、他方側の抗張体と張力差が生じる。この張力差が無くなるように、クローラ本体は張力の高いクローラ本体の幅方向の一方側に向けて移動する(相対的に、回転輪が張力の低いクローラ本体の幅方向の他方側に向けて移動する)。すなわち、クローラ本体の幅方向の中心が、回転輪の幅方向の中心に向かって移動する。この結果、回転輪のクローラ本体の幅方向の中心と、クローラ本体の幅方向の中心の相対位置が揃えられる。したがって、クローラの蛇行を抑制することができる。
 また、回転輪は、平坦面上も転動するため、車輪転動面が全て傾斜面とされたクローラと比較して、クローラ内周面に対して回転輪から加わる局部的な力を緩和することができる。このため、クローラ内周面の損傷が抑制される。
 本発明の第2態様のクローラは、第1態様のクローラにおいて、前記平坦面を前記クローラ本体の幅方向に延長した仮想面から、前記傾斜面の前記クローラ本体の幅方向外側の端縁までの厚さが、前記クローラ本体の幅方向長さの0.5%~3%である。
 本発明の第2態様のクローラは、平坦面をクローラ本体の幅方向に延長した仮想面から傾斜面のクローラ本体の幅方向外側の端縁までの厚さが、クローラ本体の幅方向長さの0.5%以上とされている。このため、クローラが蛇行しようとした際に、該仮想面から傾斜面のクローラ本体の幅方向外側の端縁までの厚さが、クローラの幅方向長さの0.5%未満とされているクローラよりも、クローラ本体の幅方向の一方側の抗張体に、大きな張力が発生する。このため、クローラ本体が張力の高いクローラ本体の幅方向の一方側に向けて移動しやすくなり、クローラの蛇行を抑制する効果が高くなる。
 また、回転輪のクローラ本体の幅方向の中心と、クローラ本体の幅方向の中心の相対位置が揃うので、クローラの幅方向の中央部のガイド突起と、回転輪との接触が抑制される。したがって、ガイド突起の損傷を抑制することができる。
 また、平坦面をクローラ本体の幅方向に延長した仮想面から傾斜面のクローラ本体の幅方向外側の端縁までの厚さが、クローラ本体の幅方向長さの3%以下とされている。このため、転動輪が傾斜面を転動した際に、該仮想面から傾斜面のクローラ本体の幅方向外側の端縁までの厚さが、クローラ本体の幅方向長さの3%より大きいクローラよりも、転動輪から平坦面と傾斜面に作用する荷重が均一化される。したがって、転輪によるクローラ内周面の摩耗による損傷を抑制することができる。
 本発明の第3態様の弾性クローラは、第1態様又は第2態様のクローラにおいて、前記抗張体の前記クローラ本体の幅方向端部は、前記傾斜面の前記クローラ本体の幅方向端部よりも前記クローラ本体の幅方向外側に位置している。
 本発明の第3態様のクローラによると、抗張体のクローラ本体の幅方向端部が、傾斜面のクローラ本体の幅方向端部よりもクローラ本体の幅方向外側に位置しているので、傾斜面のクローラ本体の外周側の全域に、抗張体が埋設されている。このため、クローラが蛇行した際に回転輪とクローラ本体との幅方向の相対位置が大きくずれて、傾斜面のクローラ本体の幅方向端部が回転輪に押圧されると、傾斜面のクローラ本体の外周側に位置する抗張体に張力が発生する。
 この結果、クローラの幅方向の中心部に形成されたガイド突起が転動輪の中央に押し戻される効果が高められる。
 本発明の第4態様のクローラは、第1態様~第3態様の何れか1態様のクローラにおいて、クローラ芯金を備えない芯金レスクローラである。
 本発明の第4態様のクローラは、芯金を備えないため、芯金を備えるクローラと比較して、クローラ本体の曲げ剛性が小さい。このため、抗張体の幅方向外側部分に張力が発生すると、クローラ本体の幅方向外側部分が、クローラ本体の内周側へ曲がりやすくなる。このため、クローラのガイド突起が、転動輪の中央に押し戻されやすくなる。
 本発明の一態様に係るクローラによれば、クローラに局部的に加わる力を緩和しつつ、クローラの蛇行を抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係るクローラが駆動輪及び遊動輪へ巻き掛けられた状態を示す側面図である。 本発明の第1実施形態に係るクローラの横断面図である。 本発明の第1実施形態に係るクローラにおいて、クローラに車の荷重がかかった状態を示す部分断面図である。 本発明の第2実施形態に係るクローラの直線状部分における横断面図である。 本発明の第2実施形態に係るクローラの湾曲部分における横断面図である。 本発明の第2実施形態におけるクローラの傾斜部のクローラ幅方向外側端部及び平坦部の形状を示した側面図である。
[第1実施形態]
 以下、図面を参照しながら、本発明の第1実施形態に係るクローラの一例としてのゴムクローラ90について説明する。
 本実施形態におけるゴムクローラ90は、図1に示すように、機体としてのクローラ車の駆動軸に連結された駆動輪100とクローラ車に回転自在に取付けられた遊動輪102とに巻き掛けられて用いられる。また、駆動輪100と遊動輪102の間に配置され且つクローラ車に回転自在に取り付けられた複数の転動輪104が、ゴムクローラ90の内周面を転動するようになっている。なお、本実施形態の駆動輪100、遊動輪102、転動輪104は、本実施形態における回転輪の一例である。
 本実施形態では、無端状のゴムクローラ90の周方向(図1の矢印S方向)を「クローラ周方向」と記載し、ゴムクローラ90の幅方向(図2Aの矢印W方向)を「クローラ幅方向」と記載する。
 また、本実施形態では、駆動輪100、遊動輪102に巻き掛けて環状となったゴムクローラ90の内周側(図2Aの矢印IN方向側)を「クローラ内周側」と記載し、ゴムクローラ90の外周側(図2Aの矢印OUT方向側)を「クローラ外周側」と記載する。なお、図2Aの矢印IN方向(環状の内側方向)、矢印OUT方向(環状の外側方向)は、巻き掛け状態のゴムクローラ90の内外方向を示している。
 図1に示すように、駆動輪100は、クローラ車の駆動軸に連結される円盤状の一対の輪部100Aを有している。この輪部100Aは、外周面100Bが後述するゴムクローラ90の車輪転動面30に接触して転動するようになっている。また、一対の輪部100Aには、互いの周縁部に架け渡されるようにピン部(不図示)が円周方向に一定間隔で形成されている。このピン部は、後述するガイド突起16に係合する(噛み合う)ようになっており、ガイド突起16と係合することでクローラ車からの駆動力をゴムクローラ90に伝達するようになっている。
 遊動輪102は、クローラ車に回転自在に取付けられる円盤状の一対の輪部102Aを有している。この輪部102Aは、外周面102Bが後述するゴムクローラ90の車輪転動面30に接触して転動するようになっている。また、遊動輪102は、クローラ車側が備える図示しない油圧等の加圧機構によって駆動輪100から離間する方向へ押圧されて、ゴムクローラ90の車輪転動面30に押し付けられてゴムクローラ90のテンション(張力)を保持するものである。
 このようにして駆動力が伝達されたゴムクローラ90は、駆動輪100と遊動輪102との間を循環する。そして、ゴムクローラ90の循環により、後述するラグ18が地面を捉えて、クローラ車が移動(走行)する。
 図1に示すように、転動輪104は、クローラ車の重量を支持するものであり、クローラ車に回転自在に取付けられる円盤状の一対の輪部104Aを有している。この輪部104Aは、外周面104Bが後述するゴムクローラ90の車輪転動面30の上を転動するようになっている。
 遊動輪102及び転動輪104は、ゴムクローラ90によって従動回転するようになっている。
(ゴムクローラ)
 図2Aに示すように、ゴムクローラ90は、ゴムクローラ本体10、ガイド突起16、ラグ18、ゴムクローラ本体内部の抗張体20を含んで構成されている。なお、本実施形態では、ゴムクローラ90は、芯金を備えない芯金レスクローラとされている。
 図2Aは、第1実施形態のゴムクローラ90のクローラ周方向の軸線に垂直な面に沿った横断面図である。後述する車輪転動面30は、図2Bに示すように、転動輪104に押圧されて転動輪104の形状に沿って変形しているが、図2Aにおいては、車輪転動面30の形状を明確にするため、変形前の形状を示している。
(ガイド突起)
 図2Aに示すように、本実施形態におけるガイド突起の一例としてのガイド突起16は、ゴムクローラ本体10と一体的に成型された四角錐台状のゴム突起であり、ゴムクローラ本体10の内周面の中央部に、クローラ周方向に一定のピッチ(間隔)で形成されている。ガイド突起16は、駆動輪100のピン部と噛み合ってクローラ車からの駆動力をゴムクローラ90に伝達する。
 また、ガイド突起16は、後述する車輪転動面30上を転動する転動輪104の中央に位置し、駆動輪100、遊動輪102、転動輪104の側面に当ることで、ゴムクローラ90のクローラ幅方向への移動を制限する。
(ゴムクローラ本体)
 図1、図2Aに示すように、本実施形態におけるクローラ本体の一例としてのゴムクローラ本体10は、無端帯状のゴムベルトであり、ガイド突起16のクローラ幅方向の両側(図2Aでは紙面左右の内周面)には、車輪転動面30がそれぞれ形成されている。この車輪転動面30上を、駆動輪100、遊動輪102、及び転動輪104が転動するようになっている。
 車輪転動面30は、ガイド突起16のクローラ幅方向外側に形成された平坦面32と、平坦面32のクローラ幅方向外側に形成され、クローラ幅方向外側かつクローラ内周側に向ってゴムクローラ本体10の厚みが漸増するように傾斜する傾斜面34によって構成されている。
 また、傾斜面34の端縁からゴムクローラ本体10のクローラ幅方向外側は平坦面とされ、ゴムクローラ本体10の端部の厚さは一定とされている。
 平坦面32をクローラ幅方向に延長した仮想面Xから傾斜面34のクローラ幅方向外側の端縁までの厚さ(傾斜高さ)L1は、ゴムクローラ90の幅方向長さL0の2%の距離とされている。
 なお、図2Aにおいて傾斜面34は直線状に傾斜しているが、本発明の実施形態はこれに限られず、曲線状に傾斜していてもよい。傾斜面が直線状に傾斜している場合、曲線状に傾斜している場合の何れにおいても、傾斜面の端縁とは、ゴムクローラ本体10のクローラ幅方向外側の平坦面と接続する部分を指す。
 また、転動輪104の軸方向中心がゴムクローラ90の幅方向中心に位置しているときに、転動輪104が傾斜面34に当る部分の長さL3は、傾斜面34のクローラ幅方向内側の端縁から外側の端縁までの長さ(傾斜幅)L4の50%の長さとされている。すなわち、転動輪104は、平坦面32及び傾斜面34に接触している。
 なお、図2Aでは、ゴムクローラ90の構成を説明するため、転動輪104は傾斜面34のみに接触している状態を示しているが、ゴムクローラ90を駆動輪100、遊動輪102に巻き掛けた状態では、図2Bに示すように、傾斜面34は転動輪104により押圧されてクローラ外周側に変形し、転動輪104は平坦面32にも接触する。
 また、本実施形態の傾斜面34の傾斜高さL1は、ゴムクローラ90の幅方向長さL0の2%とされているが、本発明の実施形態はこの構成に限定されず、例えば、0.5%~3%としてもよい。
 また、本実施形態の転動輪104が傾斜面34に当る部分の長さL3は、傾斜面34の傾斜幅L4の50%とされているが、本発明の実施形態はこの構成に限定されず、例えば、0%~80%としてもよい。
(抗張体)
 図2Aに示すように、本実施形態における抗張体の一例としての抗張体20は、メインコード20Aをクローラ周方向に沿って螺旋状に巻回してクローラ幅方向に等間隔に配列し、ゴムクローラ本体10の内部に埋設して構成されている。本実施形態においては、抗張体20のクローラ幅方向端部は、車輪転動面30の傾斜面34のクローラ幅方向外側端部よりもクローラ幅方向外側に位置している。
 本実施形態の抗張体20を構成するメインコード20Aは、ゴムクローラ90のクローラ周方向の引張り強度を増強するために埋設されるスチールコードが使用されている。スチールコードは複数本のストランドを撚り合わせて構成されている。また、ストランドは、複数本のフィラメントを撚り合せて形成している。このため、ゴムクローラ90の、クローラ周方向に対する引張り強度が高められている。
 なお、本発明の実施形態はこの構成に限定されず、十分な引張り強度を有していれば、有機繊維(例えば、ナイロン繊維、芳香族ポリアミド繊維など)で構成した有機繊維コードをメインコードとして用いてもよい。
 また、本実施形態では、ゴムクローラ本体10の内部に抗張体20だけを埋設しているが、本発明の実施形態はこの構成に限定されない。例えば抗張体20のクローラ内周側及び外周側の少なくとも一方に、クローラ内周側又はクローラ外周側からみて抗張体20に対して交差する補強コードをクローラ周方向に並列させる構成としてもよい。
 また、本実施形態のメインコード20Aは、クローラ周方向に沿って螺旋状に巻回されているものとしたが、クローラ周方向に沿う複数本のメインコードを並列(即ち、クローラ幅方向に並列)させたものとしてもよい。
(ラグ)
 図2Aに示すように、ラグ18は、ゴムクローラ本体10と一体的に成型されたゴム突起であり、ゴムクローラ本体10の外周面に、クローラ周方向に一定のピッチで形成されている。ラグ18は、車輪転動面30の傾斜面34のクローラ幅方向端部のクローラ外周側に位置している。
 なお、このラグ18は、ゴムクローラ90の地面に接地する部位である。
(作用)
 第1実施形態のゴムクローラ90によれば、ゴムクローラ本体10の内部には、抗張体20が埋設され、抗張体20のクローラ幅方向端部は、車輪転動面30の傾斜面34のクローラ幅方向外側端部よりもクローラ幅方向外側に位置している。
 このため、ゴムクローラ90が蛇行しようとすると、駆動輪100、遊動輪102、及び転動輪104と、ゴムクローラ本体10とのクローラ幅方向の相対位置がずれて、駆動輪100、遊動輪102、及び転動輪104がクローラ幅方向の一方側の傾斜面34をクローラ外周側に押圧する。このとき、傾斜面34のクローラ外周側の弾性体が抗張体20を押圧するため、クローラ幅方向の一方側(押圧される側)の抗張体20には張力が発生し、他方側の抗張体20と張力差が生じる。このとき、抗張体20の張力差が無くなるように、ゴムクローラ本体10は張力の高いクローラ幅方向の一方側に向けて移動する(相対的に、駆動輪100、遊動輪102及び転動輪104が、張力の低いゴムクローラ本体10の幅方向の他方側に向けて移動する)。すなわち、ゴムクローラ本体10の幅方向の中心が、駆動輪100、遊動輪102及び転動輪104の幅方向の中心に向かって移動する。この結果、駆動輪100、遊動輪102、及び転動輪104のクローラ幅方向の中心と、ゴムクローラ本体10のクローラ幅方向の中心の相対位置が揃う。したがって、ゴムクローラ90の蛇行を抑制することができる。
 さらに、駆動輪100、遊動輪102、及び転動輪104は、車輪転動面30の平坦面32にも接触しているため、平坦面32を備えていない構造と比較して、車輪転動面30に対して駆動輪100、遊動輪102、及び転動輪104から加わる局部的な力を緩和することができる。したがって、車輪転動面30の損傷が抑制される。
[第2実施形態]
 以下、図面を参照しながら、第2実施形態の弾性クローラの一例としてのゴムクローラ94について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成となる部分については、同一符号を付して説明を省略する。
(ゴムクローラ本体)
 図3A、図3Bに示すように、ゴムクローラ本体14は、無端帯状のゴムベルトであり、ガイド突起16のクローラ幅方向の両側(図3Aでは紙面左右の内周面)には、車輪転動面50がそれぞれ形成されている。この車輪転動面50上を、駆動輪100、遊動輪102、及び転動輪104が転動するようになっている。
 車輪転動面50は、ガイド突起16のクローラ幅方向外側に形成された平坦面52と、平坦面52のクローラ幅方向外側に形成され、クローラ幅方向外側に向ってゴムクローラ本体14の厚みが漸増するように傾斜する傾斜面54によって構成されている。
 また、傾斜面54の端縁からゴムクローラ本体10のクローラ幅方向外側は平坦面とされ、ゴムクローラ本体14の端部の厚さは一定とされている。なお、平坦面52、傾斜面54は、第1実施形態における車輪転動面30の平坦面32、傾斜面34とそれぞれ等しい構成とされている。
 なお、図3Aでは、ゴムクローラ94の構成を説明するため、転動輪104は傾斜面54のみに接触している状態を示しているが、傾斜面54は転動輪104により押圧されてクローラ外周側に転動輪104の形状に沿って変形し、転動輪104は平坦面52にも接触する。
(抗張体)
 図3A、図3Bに示すように、抗張体80は、メインコード80Aをクローラ周方向に沿って螺旋状に巻回され、クローラ幅方向に等間隔に、ゴムクローラ本体14の内部に埋設して構成されている。本実施形態においては、抗張体80のクローラ幅方向端部は、車輪転動面50の傾斜面54のクローラ幅方向外側端部よりもクローラ幅方向外側に位置している。
 抗張体80は、クローラ幅方向中央側の平坦部82と、平坦部82よりもクローラ幅方向外側の傾斜部84とを備えている。
 平坦部82は、クローラ周方向に直交するクローラ幅方向に沿った任意の断面(例えば図3A及び図3B)において、メインコード80Aがクローラ幅方向に沿って等間隔に配列された部分であり、ゴムクローラ94の中心部を跨いで形成され、端部がガイド突起16よりもクローラ幅方向外側に位置している。
 傾斜部84は、クローラ周方向に直交するクローラ幅方向に沿った任意の断面(例えば図3A及び図3B)において、メインコード80Aがクローラ幅方向に対して傾斜するように等間隔に配列された部分であり、ゴムクローラ94を側面からみた直線状部分F(即ち、駆動輪100、遊動輪102に巻き掛かる以外の部分。図4参照)においては、図3Aに示すように、クローラ外周側に傾斜している。
 また、傾斜部84は、ゴムクローラ94を側面からみた湾曲部分C(即ち、駆動輪100、遊動輪102に巻き掛かる部分。図4参照)においては、図3Bに示すように、クローラ内周側に傾斜している。
 なお、傾斜部74の傾斜がクローラ外周側から内周側に変化する位置(ゴムクローラ94を側面からみた位置)と、ゴムクローラ94の駆動輪100、遊動輪102への巻き掛かり端部の位置とは、必ずしも一致している必要はない。傾斜部74は直線状部分Fの少なくとも一部においてクローラ外周側に傾斜している部分を備え、かつ、湾曲部分Cの少なくとも一部においてクローラ内周側に傾斜している部分を備えるものであればよい。
 抗張体80のクローラ周方向長さは、クローラ幅方向で一定とされている。つまり、傾斜部84のクローラ周方向長さは、平坦部82のクローラ周方向長さと等しく形成されている。言い換えると、傾斜部84におけるメインコード80Aのクローラ周方向1巻あたりの長さと、平坦部82におけるメインコード80Aのクローラ周方向1巻あたりの長さは等しい。
 このため、例えば図4に一点鎖線で示す傾斜部84のクローラ幅方向外側端部は、直線状部分Fでは図4に点線で示す平坦部82よりもクローラ外周側に位置し、湾曲部分Cでは平坦部82よりもクローラ内周側に位置する。
 なお、「一定」、「同一」、「等しい」とは、完全に一致する状態を示すものではなく、クローラ周方向1巻あたりの長さのプラスマイナス1%程度の誤差を含むものである。
 また、「クローラ周方向1巻あたりの長さ」とは、クローラ周方向に直交するクローラ幅方向に沿った任意の一断面(例えば図2Aに示す断面)から該断面までの、メインコード70Aに沿った長さである。言い換えると、該断面で抗張体70を切断した場合のメインコード70A一本当たりの長さである。
 なお、図4に示すように、ゴムクローラ94を側面からみて、直線状部分Fにおける傾斜部84のクローラ幅方向外側端部(一点鎖線部分)と平坦部82(点線部分)との距離(外側傾斜高さ)を距離L5、駆動輪100の回転軸O1と遊動輪102の回転軸O2との距離(軸間距離)を距離L7とすると、距離L5は距離L7の0.35%とされている。
 なお、距離L5は、ゴムクローラ94を側面からみたときに、回転軸O1とO2を結んだ線分の中心線を通る位置で測定される、平坦部72の任意のメインコード70Aのクローラ外周側端と、傾斜部74のクローラ幅方向外側端部のメインコード70Aのクローラ外周側端との距離を目安とする。
(作用)
 第2実施形態のゴムクローラ94によれば、図3Aに示すように、傾斜部84が直線状部分Fに位置するとき、転動輪104が車輪転動面50の傾斜面54に接触している。また、ゴムクローラ本体14の内部に埋設された抗張体80のクローラ幅方向端部は、車輪転動面50の傾斜面54のクローラ幅方向外側端部よりもクローラ幅方向外側に位置している。
 このため、ゴムクローラ94が蛇行しようとすると、転動輪104と、ゴムクローラ本体14とのクローラ幅方向の相対位置がずれて、転動輪104がクローラ幅方向の一方側の傾斜面54をクローラ外周側に押圧する。このとき、傾斜面54のクローラ外周側の弾性体が抗張体80を押圧するため、クローラ幅方向の一方側(押圧される側)の抗張体80には張力が発生し、他方側の抗張体80と張力差が生じる。このとき、抗張体80の張力差が無くなるように、ゴムクローラ本体14は張力の高いクローラ幅方向の一方側に向けて移動する(相対的に、転動輪104が、張力の低いゴムクローラ本体14の幅方向の他方側に向けて移動する)。すなわち、ゴムクローラ本体14の幅方向の中心が、転動輪104の幅方向の中心に向かって移動する。この結果、転動輪104のクローラ幅方向の中心と、ゴムクローラ本体14のクローラ幅方向の中心の相対位置が揃う。したがって、ゴムクローラ94の蛇行を抑制することができる。
 さらに、転動輪104は、平坦面52にも接触しているため、平坦面52を備えていない構造と比較して、車輪転動面50に対して転動輪104から加わる局部的な力を緩和することができる。したがって、車輪転動面50の損傷が抑制される。
 また、ゴムクローラ94が回転し、抗張体80の傾斜部84が直線状部分F(図4参照)から湾曲部分C(図4参照)に移動すると、図3Bに示すように、傾斜部84はクローラ外周側から内周側へ傾斜するため、抗張体80のクローラ幅方向端部がクローラ内周側に大きく移動して、ゴムクローラ本体14をクローラ内周側へ湾曲させる。このため、傾斜面54の傾斜角度が大きくなり、ゴムクローラ90のガイド突起16が、駆動輪100、遊動輪102の中央に強い力で押し戻される。したがって、ゴムクローラ90の蛇行を抑制する効果を高めることができる。また、ガイド突起16の側面と転動輪104との接触が抑制され、ガイド突起16の損傷が抑制される。
 また、図4に示すように、直線状部分Fにおける傾斜部84の外側傾斜高さ、即ち距離L5は、駆動輪100の回転軸O1と遊動輪102の回転軸O2との距離(軸間距離)L7の0.35%とされている。
 これにより、駆動輪100、遊動輪102が接触する湾曲部分Cの傾斜部84は、ガイド突起16を転動輪104の中央に押し戻すために十分な内側傾斜幅(即ち、湾曲部分Cにおける傾斜部84のクローラ幅方向外側端部と平坦部との距離)L6を持つ構成となる。
 なお、本実施形態において距離(外側傾斜高さ)L5は距離(軸間距離)L7の0.35%とされているが、本発明の実施形態の構成はこれに限定されず、距離L5は距離L7の0.1%以上であればよい。
 距離L5が距離L7の0.1%未満だと、駆動輪100、遊動輪102が接触する湾曲部分Cの傾斜部84が、ガイド突起16を転動輪104の中央に押し戻すために十分な内側傾斜幅を持つ構成とならず、ゴムクローラ90の蛇行を抑制する効果が低くなる可能性がある。
 以上、実施形態を挙げて本発明の実施の形態を説明したが、これらの実施形態は一例であり、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲がこれらの実施形態に限定されないことは言うまでもない。
 例えば、前述した実施形態では、本発明のクローラの一例を、ゴム材を無端帯状に形成したゴムクローラ90、92、94としているが、本発明の実施形態はこの構成に限定されず、ゴム以外のエラストマーなどを無端帯状に形成した帯状体であってもよい。
 また、前述した実施形態では、抗張体20のクローラ幅方向端部が、車輪転動面30の傾斜面34のクローラ幅方向外側端部よりもクローラ幅方向外側に位置しているものとしたが、本発明の実施形態はこれに限られない。例えば、抗張体のクローラ幅方向端部は、車輪転動面30の傾斜面34のクローラ外周側に位置するものであればよい。抗張体のクローラ幅方向端部が車輪転動面30の傾斜面34のクローラ外周側に位置するものであれば、クローラが蛇行しようとしたときに、抗張体に張力が発生するので、クローラの蛇行を抑制することができる。
 また、前述した実施形態では、ゴムクローラ90、94は、駆動輪100の輪部100Aに形成されたピン部がガイド突起16に係合してクローラ車からの駆動力が伝達されるものとしたが、本発明の実施形態はこれに限られない。例えば、駆動輪100の外周面100Bがゴムクローラの内周表面(即ち、車輪転動面30、50)と接触して摩擦により駆動が伝達される、摩擦駆動型のゴムクローラとしてもよい。
 2015年6月5日に出願された日本国特許出願2015-114708号の開示は、その全体が参照により本明細書に取り込まれる。本明細書に記載されたすべての文献、特許出願、および技術規格は、個々の文献、特許出願、および技術規格が参照により取り込まれることが具体的かつ個々に記された場合と同程度に、本明細書中に参照により取り込まれる。

Claims (4)

  1.  弾性体により無端状に形成されるクローラ本体と、
     前記クローラ本体に埋設され、前記クローラ本体の周方向に巻回される抗張体と、
     前記クローラ本体の周方向に間隔をおいて、前記クローラ本体の幅方向中央部の内周面に形成されたガイド突起と、
     車両に備えられる回転輪が転動し、前記ガイド突起よりも前記クローラ本体の幅方向外側の内周面に形成される平坦面と、
     前記回転輪が転動し、前記平坦面の前記クローラ本体の幅方向外側端部から、前記クローラ本体の幅方向外側かつ内周側に向って前記クローラ本体の厚みが漸増するように傾斜する傾斜面と、
     を備えるクローラ。
  2.  前記平坦面を前記クローラ本体の幅方向に延長した仮想面から、前記傾斜面の前記クローラ本体の幅方向外側の端縁までの厚さが、前記クローラ本体の幅方向長さの0.5%~3%である、請求項1に記載のクローラ。
  3.  前記抗張体の前記クローラ本体の幅方向端部は、前記傾斜面の前記クローラ本体の幅方向端部よりも前記クローラ本体の幅方向外側に位置している、請求項1又は請求項2に記載のクローラ。
  4.  前記クローラは芯金を備えない芯金レスクローラである、請求項1~請求項3の何れか1項に記載のクローラ。
PCT/JP2016/066690 2015-06-05 2016-06-03 クローラ WO2016195102A1 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US15/577,348 US10618578B2 (en) 2015-06-05 2016-06-03 Crawler
CN201680032268.0A CN107614361B (zh) 2015-06-05 2016-06-03 履带
CA2988064A CA2988064C (en) 2015-06-05 2016-06-03 Crawler

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015114708A JP5869170B1 (ja) 2015-06-05 2015-06-05 クローラ
JP2015-114708 2015-06-05

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2016195102A1 true WO2016195102A1 (ja) 2016-12-08

Family

ID=55360919

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2016/066690 WO2016195102A1 (ja) 2015-06-05 2016-06-03 クローラ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10618578B2 (ja)
JP (1) JP5869170B1 (ja)
CN (1) CN107614361B (ja)
CA (1) CA2988064C (ja)
WO (1) WO2016195102A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10618578B2 (en) 2015-06-05 2020-04-14 Bridgestone Corporation Crawler

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11958550B2 (en) * 2017-08-16 2024-04-16 Camso Inc. Track system for traction of a vehicle

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6079802A (en) * 1997-07-23 2000-06-27 Bridgestone Corporation Rubber crawler
JP2013166475A (ja) * 2012-02-15 2013-08-29 Bridgestone Corp 弾性クローラ

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100604972B1 (ko) * 1997-09-05 2006-07-28 가부시키가이샤 고마쓰 세이사쿠쇼 탄성체 플랫트레드
US6267458B1 (en) 1999-12-08 2001-07-31 Caterpillar Inc. Apparatus for protecting a track assembly of a tractor
JP2001206258A (ja) * 2000-01-26 2001-07-31 Komatsu Ltd 弾性体履板
US6402268B1 (en) 2001-06-11 2002-06-11 Camoplast Inc. Endless belt for use with heavy duty track vehicles
JP2003182660A (ja) * 2001-10-12 2003-07-03 Bridgestone Corp ゴムクローラの構造
JP4087619B2 (ja) * 2002-02-27 2008-05-21 住友ゴム工業株式会社 弾性クローラ
JPWO2003078239A1 (ja) * 2002-03-15 2005-11-24 福山ゴム工業株式会社 ゴムクローラ及びクローラ走行装置
JP4233310B2 (ja) * 2002-11-15 2009-03-04 株式会社ブリヂストン 芯金レスゴムクロ−ラ
CA2422481C (en) * 2003-03-18 2011-07-26 Soucy International Inc. Elastomeric traction band with lug reinforcements
US8083297B2 (en) 2004-01-29 2011-12-27 Bridgestone Corporation Coreless rubber crawler traveling device
US7967398B2 (en) * 2005-11-24 2011-06-28 Bridgestone Corporation Coreless rubber crawler
WO2008096749A1 (ja) 2007-02-05 2008-08-14 Bridgestone Corporation ゴムクローラ
US9545964B2 (en) 2011-04-05 2017-01-17 Bridgestone Corporation Crawler traveling device and elastic crawler
JP5869170B1 (ja) 2015-06-05 2016-02-24 株式会社ブリヂストン クローラ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6079802A (en) * 1997-07-23 2000-06-27 Bridgestone Corporation Rubber crawler
JP2013166475A (ja) * 2012-02-15 2013-08-29 Bridgestone Corp 弾性クローラ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10618578B2 (en) 2015-06-05 2020-04-14 Bridgestone Corporation Crawler

Also Published As

Publication number Publication date
CN107614361A (zh) 2018-01-19
CA2988064C (en) 2019-06-25
US10618578B2 (en) 2020-04-14
JP2017001430A (ja) 2017-01-05
US20180154959A1 (en) 2018-06-07
CA2988064A1 (en) 2016-12-08
CN107614361B (zh) 2019-06-18
JP5869170B1 (ja) 2016-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2014129660A1 (ja) クローラ
JP2014015156A (ja) ゴムクローラ
WO2014129300A1 (ja) スチールコード及びそれを用いた弾性クローラ
WO2016194904A1 (ja) クローラ
WO2016195102A1 (ja) クローラ
WO2013176035A1 (ja) ゴムクローラ
WO2014129659A1 (ja) クローラ
WO2013176034A1 (ja) ゴムクローラ
JP6505042B2 (ja) クローラ
WO2016194905A1 (ja) クローラ
US20170057575A1 (en) Crawler
JP5901375B2 (ja) ゴムクローラ
JP6574116B2 (ja) 芯金レスクローラ及び芯金レスクローラ装置
JP4695926B2 (ja) 弾性クローラ
JP5602268B2 (ja) 弾性クローラ
JP2007118792A (ja) 弾性クローラ

Legal Events

Date Code Title Description
121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application

Ref document number: 16803533

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 15577348

Country of ref document: US

ENP Entry into the national phase

Ref document number: 2988064

Country of ref document: CA

NENP Non-entry into the national phase

Ref country code: DE

122 Ep: pct application non-entry in european phase

Ref document number: 16803533

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1