WO2016163198A1 - 座席付き手押し車のフレーム構造および座席付き手押し車 - Google Patents

座席付き手押し車のフレーム構造および座席付き手押し車 Download PDF

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Definitions

  • JP 2001-97226 A Japanese Patent No. 4266688
  • the portion connected to the wheelbarrow frame at the other end of the moving link is the front wheel in the direction in which the front wheel and the rear wheel are brought close to each other.
  • the front frame and the rear frame are determined from the lowering distance of the lowering frame. It is desirable to connect to a portion that descends at a descending distance that approximates a distance that is twice the distance obtained by subtracting the ascending distance of the connecting portion of the frame.
  • the front frame 12 is provided with a front wheel 14 at the lower end thereof.
  • the front frame 12 is formed of a pair of two, and as shown in FIGS. 1 and 2, a connecting frame 16 is provided on the lower end side.
  • the handcart 10 is provided with a moving link 44 based on the armrest frame 42.
  • the moving end of the moving link is connected to a slider 46 provided above the connecting portion of the descending frame 36 to the armrest frame 42.
  • the luggage compartment 50 in which the support portion 52 is connected to the slider 46 is arranged to hang downward from the slider 46.
  • the luggage compartment 50 is crushed by the frame even when folded.
  • the support portion 52 of the luggage compartment 50 is connected to the slider 46 with little change in the relative height position during traveling and folding, the entire luggage compartment 50 is shifted downward during folding. There is no possibility that the luggage compartment 50 contacts the road surface during folding.

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Abstract

【課題】折り畳みによるフレームの降下に影響を受けない要素を備えた座席付き手押し車のフレーム構造を提供する。 【解決手段】前側車輪14を備えた前フレーム12と、後側車輪20を備えた後フレーム18との一部が回動可能に連結され、当該連結部22の下部側に前フレーム12と後フレーム18との間にかけ渡される座席フレーム26を有し、前側車輪14と後側車輪20を近接させる方向に前フレーム12と後フレーム18とを回動させた際に、座席フレーム26の後端側と共に高さ方向に降下する降下フレーム36を備える手押し車10のフレーム構造であって、降下フレーム36にスライダ46が備えられ、スライダ46は、前側車輪14と後側車輪20の近接動作に起因して、スライダ46を降下フレーム36の長手方向上部側へ摺動させる移動手段に接続されていることを特徴とする。

Description

座席付き手押し車のフレーム構造および座席付き手押し車
 本発明は、座席付き手押し車に係り、特に、折り畳み可能な座席付き手押し車のフレーム構造、および座席付き手押し車に関する。
 乳母車に代表される座席付き手押し車は、折り畳みという機能を採用することで、走行時の安定性と持ち運び時や収納時の利便性との両立を図っている。このような折り畳み機能を採用している座席付き手押し車では、例えば特許文献1に開示されているように、座席下に荷物入れを配置している構造が採用されている事が多い。
 しかし、このような構造の手押し車では、折り畳み時に降下する座席フレームにより、荷物入れが押しつぶされてしまう傾向がある。このため、荷物入れに荷物を入れたまま折り畳むことができない。また、特許文献1に開示されている手押し車では、折り畳み時に荷物入れを背もたれ側へ回動させることで、荷物入れが押し潰される事を回避しているが、荷物入れも同時に折り畳まれてしまうため、やはり、荷物を入れたまま折り畳むことができない。
 このような実状を鑑み、特許文献2には、荷物入れに荷物を入れた状態で折り畳みが可能となる座席付き手押し車の構造が開示されている。特許文献2に開示されている手押し車の構造も、基本的には、特許文献1に開示されている手押し車と同様に、折り畳み時に座席下に配置された荷物入れを回動させるというものである。
 特許文献2に開示されている手押し車との違いは、回動させる荷物入れの傾斜角度を小さくしている点と、荷物入れを傾斜させた際、荷物入れの籠が、その形状を維持できるようにしたという点である。
特開2001-97226号公報 特許第4266988号公報
 上記のような特徴を有する特許文献2に開示されている座席付き手押し車は、確かに、荷物入れに荷物を入れたまま、手押し車を折り畳むことが可能となる。
 しかし、特許文献2に開示されているような構成の折り畳み機能を有する座席付き手押し車は、折り畳み時にハンドル部分を構成するフレームが降下する。そして、特許文献2に開示されている手押し車は、このハンドル部分を構成するフレームに、荷物入れを配置しているため、フレームが降下する分だけ高い位置に荷物入れを配置する必要が生じる。また、フレームと共に荷物入れの配置位置が降下した場合であっても、地面と荷物入れが接触しないように、荷物入れの深さを浅くし、内容量を少なくする必要が生じている。
 そこで本発明では、折り畳みによるフレームの降下に影響を受けない要素を備えた座席付き手押し車のフレーム構造、およびこのフレーム構造を有する座席付き手押し車を提供することを目的とする。
 上記目的を達成するための本発明に係る座席付き手押し車のフレーム構造は、前側車輪を備えた前フレームと、後側車輪を備えた後フレームとの一部が回動可能に連結され、当該連結部の下部側に前記前フレームと前記後フレームとの間にかけ渡される座席フレームを有し、前記前側車輪と前記後側車輪を近接させる方向に前記前フレームと前記後フレームとを回動させた際に、前記座席フレームの後端側と共に高さ方向に降下する降下フレームを備える座席付き手押し車のフレーム構造であって、前記降下フレームにスライダが備えられ、前記スライダは、前記前側車輪と前記後側車輪の近接動作に起因して、当該スライダを前記降下フレームの長手方向上部側へ摺動させる移動手段に接続されていることを特徴とする。
 また、上記のような特徴を有する座席付き手押し車のフレーム構造において前記スライダに接続された移動手段は、一端が前記スライダに接続された移動リンクであり、前記移動リンクの他端は、前記降下フレーム以外の手押し車のフレームに接続される構成とすることができる。
 このような構成とすることにより、スライダの摺動動作を降下フレーム以外のフレームの動きに起因したものとすることができる。
 また、上記のような特徴を有する座席付き手押し車のフレーム構造において前記移動リンクの他端は、手押し車のフレームの、前記前側車輪と前記後側車輪を近接させる方向に前記前フレームと前記後フレームとを回動させた際に、降下する部分に接続されるようにすると良い。
 このような構成とすることにより、接続部の降下に起因して移動リンクが動作し、これに伴ってスライダが降下フレーム上を摺動することとなる。
 また、上記のような特徴を有する座席付き手押し車のフレーム構造において前記移動リンクは、剛性を有する棒状または板状部材で形成され、前記移動リンクの他端は、手押し車を構成するフレーム上であって、前記前側車輪と前記後側車輪を近接させる方向に前記前フレームと前記後フレームとを回動させた際に、前記降下フレームの降下距離よりも少ない降下距離で降下する部分に接続される構成とすると良い。
 このような構成とすることにより、前側車輪と後側車輪の近接動作におけるスライダの高さ位置が低くなったとしても、降下フレームの降下距離よりも低くなる虞が無い。
 また、上記のような特徴を有する座席付き手押し車のフレーム構造において前記移動リンクの他端の手押し車のフレームと接続される部分は、前記前側車輪と前記後側車輪を近接させる方向に前記前フレームと前記後フレームとを回動させた際に、前記降下フレームの降下距離から前記前フレームと前記後フレームの連結部の上昇距離を差し引いた距離に近似する降下距離で降下する部分に接続されることが望ましい。
 このような構成とすることにより、前側車輪と後側車輪の近接動作前後におけるスライダの高さ位置の変化を少なくすることができる。
 また、上記のような特徴を有する座席付き手押し車のフレーム構造において前記移動リンクの他端が接続される部分は、一端側が前記前フレームまたは前記連結部と接続されると共に、他端側が前記降下フレームに接続され、前記降下フレームの降下動作と連動して回動するひじ掛けフレームの中間部とすることができる。
 また、上記のような特徴を有する座席付き手押し車のフレーム構造において前記移動リンクの他端が接続される部分は、一端側が前記前フレームに対して回動可能に接続されると共に、他端側が前記降下フレームに接続され、前記降下フレームの降下動作と連動して回動する座席フレームの中間部とすることもできる。
 また、上記のような特徴を有する座席付き手押し車のフレーム構造において前記移動リンクの他端が接続される部分は、一端側が前記後フレームに対して接続されると共に、他端側が前記降下フレームに接続され、前記降下フレームの降下動作と連動して回動する回転リンクの中間部としても良い。
 また、上記のような特徴を有する座席付き手押し車のフレーム構造において前記スライダは、前記降下フレーム上であって、前記降下フレームと一端側が前記前フレームまたは前記連結部と接続されると共に、他端側が前記降下フレームに接続され、前記降下フレームの降下動作と連動して回動するひじ掛けフレームとの接続部と、前記降下フレームと前記座席フレームとの接続部との間に配置される構造とすることもできる。
 また、上記のような特徴を有する座席付き手押し車のフレーム構造において前記スライダは、前記降下フレーム上であって、前記降下フレームと一端側が前記前フレームまたは前記連結部と接続されると共に、他端側が前記降下フレームに接続され、前記降下フレームの降下動作と連動して回動するひじ掛けフレームとの接続部と、前記降下フレームと一端側が前記前フレームに対して回動可能に接続されると共に、他端側が前記降下フレームに接続され、前記降下フレームの降下動作と連動して回動する座席フレームとの接続部との間に配置される構造としても良い。
 また、上記のような特徴を有する座席付き手押し車のフレーム構造において前記移動リンクが可撓性を有する線条材で形成され、前記降下フレームにおける前記スライダの配置位置よりも高さ方向上側に前記線条材の折り返し部を備え、前記移動リンクの他端は、手押し車を構成するフレーム上であって、前記前側車輪と前記後側車輪を近接させる方向に前記前フレームと前記後フレームとを回動させた際に、前記降下フレームの降下距離よりも長い降下距離で降下する部分に接続される構成とすることもできる。
 このような構成とすることにより、折り返し部を介して接続された線条材による牽引距離を、降下フレームの降下距離よりも長くすることができる。よって、前側車輪と後側車輪の近接動作後におけるスライダの高さ位置が低くなってしまう事を抑制することができる。
 また、上記のような特徴を有する座席付き手押し車のフレーム構造において前記移動リンクの他端の手押し車のフレームと接続される部分は、前記前側車輪と前記後側車輪を近接させる方向に前記前フレームと前記後フレームとを回動させた際に、前記降下フレームの降下距離から前記前フレームと前記後フレームとを回動させた際に、前記降下フレームの降下距離から前記前フレームと前記後フレームの連結部の上昇距離を差引いた距離の2倍の距離に近似する降下距離で降下する部分に接続されるようにすることが望ましい。
 このような構成とすることにより、前側車輪と後側車輪の近接動作前後におけるスライダの高さ位置の変化を少なくすることができる。
 また、上記のような特徴を有する座席付き手押し車のフレーム構造において前記移動リンクの他端が接続される部分は、一端側が前記前フレームまたは前記連結部と連結されると共に、他端側が前記降下フレームに接続され、前記降下フレームの降下動作と連動して回動するひじ掛けフレームの前記降下フレームとの接続部よりも後方側に延設された延設
部とすることができる。
 また、上記のような特徴を有する座席付き手押し車のフレーム構造において前記移動リンクの他端が接続される部分は、一端側が前記前フレームに対して回動可能に接続されると共に、他端側が前記降下フレームに接続され、前記降下フレームの降下動作と連動して回動する座席フレームの前記降下フレームとの接続部よりも後方側に延設された延設部とすることもできる。
 また、上記目的を達成するための本発明に係る座席付き手押し車は、上記いずれかに記載の座席付き手押し車のフレーム構造を有する座席付き手押し車であって、前記スライダに、荷物入れの支持部を接続し、前記支持部の下方に前記荷物入れを配置する構成としたことを特徴とする。
 このような構成とした場合、手押し車を折り畳んだとしても、荷物入れの高さ位置に変化が生じない。このため、荷物入れに荷物を入れたまま、手押し車を折り畳むことができる。また、荷物入れの高さ位置に変化が生じないため、荷物入れと走行路面との距離を大きく離す必要が無い。よって、荷物入れの容量を大きくすることも可能となる。
 また、上記目的を達成するための本発明に係る座席付き手押し車は、上記いずれかに記載の座席付き手押し車のフレーム構造を有する座席付き手押し車であって、前記スライダに、荷掛フックを配置したことを特徴とすることもできる。
 このような構成とした場合、手押し車を折り畳んだとしても、荷掛フックの高さ位置に変化が生じない。このため、荷掛フックに荷物を掛けた状態で、手押し車を折り畳むことができる。
 上記のような特徴を有する座席付き手押し車のフレーム構造によれば、スライダは、手押し車を折り畳んだ際に降下するフレームによる高さ方向の影響を殆ど受けることが無い。このため、荷物入れや荷掛フック等を設置する際の基点とすることで、手押し車の折り畳みに起因する不具合、すなわち荷物入れや荷物そのものが走行路面に接触したり、潰されたりという事態が生じる虞が無い。
第1の実施形態に係る手押し車の正面、右側面、および平面構成を示す斜視図である。 第1の実施形態に係る手押し車の背面、右側面、および平面構成を示す斜視図である。 第1の実施形態に係る手押し車の走行時の形態を示す右側面図である。 第1の実施形態に係る手押し車の折り畳み時の形態を示す右側面図である。 第1の実施形態に係る手押し車の構成と動きを説明するためのワイヤーフレームモデルである。 第1の実施形態に係る手押し車の第1の変形例を示すワイヤーフレームモデルである。 第1の実施形態に係る手押し車の第2の変形例を示すワイヤーフレームモデルである。 第1の実施形態に係る手押し車の第3の変形例を示すワイヤーフレームモデルである。 応用形態に係る手押し車における走行時の形態示す右側面図である。 応用形態に係る手押し車における折り畳み時の形態を示す右側面図である。 第2の実施形態に係る手押し車における走行時の形態を示す右側面図である。 第2の実施形態に係る手押し車における折り畳み時の形態を示す右側面図である。 第2の実施形態に係る手押し車の構成と動きを説明するためのワイヤーフレームモデルである。 第2の実施形態に係る手押し車の第1の変形例を示すワイヤーフレームモデルである。 第3の実施形態に係る手押し車の正面、右側面、および平面構成を示す斜視図であり、ハンドルフレームをシート面の後方とした形態を示す図である。 第3の実施形態に係る手押し車の正面、右側面、および平面構成を示す斜視図であり、ハンドルフレームをシート面の前方とした形態を示す図である。
 以下、本発明の座席付き手押し車のフレーム構造、および座席付き手押し車に係る実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
[基本形態]
 まず、図1から図5を参照して、第1の実施形態に係る座席付き手押し車(以下、単に手押し車10と称す)の基本的な構成、および機能について説明する。なお、図面において図1は、第1の実施形態に係る手押し車の正面、右側面、および平面構成を示す斜視図であり、図2は、背面、右側面、および平面構成を示す斜視図である。また、図3は、第1の実施形態に係る手押し車の走行時の形態を示す右側面図であり、図4は、折り畳み時の形態を示す右側面図である。さらに、図5は、第1の実施形態に係る手押し車の構成と動きを説明するためのワイヤーフレームモデルである。
 本実施形態に係る手押し車10は、前フレーム12と後フレーム18、座席フレーム26、および降下フレーム36を基本として構成されている。
 前フレーム12には、その下端部に前側車輪14が備えられている。前フレーム12は、2個一対で構成されており、図1、図2に示すように、下端側に連結フレーム16が備えられている。
 後フレーム18は、前フレーム12と同様に、下端部に車輪(後側車輪20)を備えている。後フレーム18の上端部は、前フレーム12の上端部と回転自在に連結される連結部22を構成している。そして、後フレーム18も、前フレーム12と同様に、2個一対で構成されており、下端側に連結フレーム24が備えられている。
 このような構成の前フレーム12と後フレーム18とは、連結部22を基点として、前側車輪14と後側車輪20との幅を変えるように拡閉することができる。すなわち、走行時は、前側車輪14と後側車輪20との間隔を広げて安定性を高め、持ち運び時や収納時には、両車輪の間隔を狭め、折り畳むことが可能な構成とされている。
 座席フレーム26は、座席を構成するためのフレームである。座席フレーム26は、上述した前フレーム12と後フレーム18との間にかけ渡されるように配置される。座席フレーム26の前方側端部近傍には、前フレーム12の連結部22と前側車輪14の間に配置される接続部12aに対して回転自在に接続された回転サポート28が接続されている。一方、座席フレーム26の後方側端部は、詳細を後述する降下フレーム36の下端部に備えられる支持サポート38に対し、回転自在に接続されている。
 また、座席フレーム26も、上述した前フレーム12と後フレーム18と同様に、2個一対で構成されている。そして、座席フレーム26の前方側端部は、座面を構成するための連結フレーム30により連結されている。さらに、座席フレーム26の後方側端部には、背もたれを構成するフレーム(背もたれフレーム32)が連結されている。なお、背もたれフレーム32は、座席フレーム26に対して、傾き角度を自在に変更することが可能な構成とされている。また、図1、図2に示す形態では、座席フレーム26の前方側端部から背もたれフレーム32の上端部にかけて、座面を構成するシート面34が形成されている。
 本実施形態の降下フレーム36は、手押し車10のハンドル36aを構成するフレームである。図5に示すように、前フレーム12と後フレーム18の折り畳みに伴ってハンドル36aを構成するフレームである降下フレーム36も折り畳んだ場合、連結部22が高さ方向に上昇する。すなわち、同時に降下フレーム36の高さが上昇することとなる。このため、フレーム自体を降下させ、折り畳み時における高さの増加を抑制する構造が採られている。
 降下フレーム36は、下端部に備えた支持サポート38を介して、基点を後フレーム18とした回転リンク40に接続されている。なお、支持サポート38は、後フレーム18との接触部に、後フレーム18の側面形状に沿った凹溝を有する構成とすると良い。降下フレーム36(支持サポート38)と後フレーム18との接触部のズレを防ぎ、安定化を図ることができるからである。また、回転リンク40は、後フレーム18との接続部を基点として回動可能に配置されている。このため、回転リンク40は、回動により、支持サポート38を移動させることができる。
 前フレーム12と後フレーム18との連結部22と、降下フレーム36との間には、ひじ掛けフレーム42が設けられている。ひじ掛けフレーム42も、連結部22との接続部と降下フレーム36との接続部がそれぞれ回転自在とされている。このため、前フレーム12と降下フレーム36、座席フレーム26、およびひじ掛けフレーム42により、平行リンクが構成されることとなる。
 また、本実施形態に係る手押し車10には、ひじ掛けフレーム42を基点とした移動リンク44が設けられている。そして、移動リンクの移動端部は、降下フレーム36におけるひじ掛けフレーム42との接続部よりも上部に設けられたスライダ46に接続されている。
 このような構成の手押し車10を折り畳む場合、まず、前側車輪14と後側車輪20との間隔を狭めるように、前フレーム12と後フレーム18を近接させる。これにより、回転リンク40は、座席フレーム26に押され、矢印Aの方向へ回動する(図3参照)。その後、降下フレーム36の自重により、回転リンク40は、支持サポート38が、回転リンク40と後フレーム18との接続部よりも後側車輪20側に至るまで回動する。
 回転リンク40の動作に伴う座席フレーム26の動きに応じ、平行リンクを構成するひじ掛けフレーム42も、降下フレーム36との接続部が連結部22との接続部よりも下方に来るように回動する(矢印B方向への回動)。
 この動作に対し、移動リンク44に支持されたスライダ46は、降下フレーム36の上部側へ向けて、降下フレーム36の長手方向に沿って摺動する。ここで、降下フレーム36は、手押し車10の折り畳みに起因して、その高さ位置が下がる方向に移動する。一方、スライダ46は、降下フレーム36の上部側へ向けて移動することとなる。よって、手
押し車10の折り畳み前後において、高さ方向におけるスライダ46の相対的な位置は、殆ど変らないこととなる(図5参照)。
 本実施形態に係る手押し車では、図1から図4に示すように、スライダ46に支持部52を接続した荷物入れ50をスライダ46から下側に垂下させるように配置している。
 本実施形態に係る手押し車10によれば、図4に示すように、折り畳み時であっても、荷物入れ50がフレームに押し潰される虞が無い。また、走行時と折り畳み時において、相対的な高さ位置の変化が少ないスライダ46に荷物入れ50の支持部52を接続していることより、折り畳み時に荷物入れ50全体が下方へずれる事に起因する、折り畳み時に荷物入れ50が路面に接触する虞も無い。
 このため、荷物を入れた状態で手押し車10を折り畳むことができる。また、荷物入れ50の固定位置を高くする必要もないため、荷物入れ50の容量を十分に確保することができる。なお、図1から図4に示す荷物入れ50の形態は一例であり、その形状については、種々の態様を採ることができる。
 また、上記実施形態においては、ひじ掛けフレーム42の前方側端部を連結部22に接続する旨記載した。しかしながら、ひじ掛けフレーム42の前方側端部は、前フレーム12に対して、回転自在に接続する構成としても良い。このような構成とした場合であっても、前フレーム12と降下フレーム36、座席フレーム26、およびひじ掛けフレーム42により、平行リンクを構成することができるからである。
 上記実施形態では、移動リンク44は、その一端をスライダ46に接続し、他端をひじ掛けフレーム42の中間部に接続する旨記載した。しかしながら、移動リンク44の他端における接続形態は、これに限られず、降下フレーム36以外のフレームであって、手押し車10の折り畳み時に、降下フレーム36の降下距離よりも降下距離が少ない部位に接続されていれば良い。具体的な変形例としては、以下のようなものを挙げることができる。
[第1の実施形態の変形例1]
 図6に示す形態は、移動リンク44の他端を、ひじ掛けフレーム42の下方に位置する座席フレーム26の中間部に接続した例を示すものである。図6に示すように、座席フレームも、前フレーム12と後フレーム18の近接に伴う回転リンク40の回動による降下フレーム36の降下と共に、回転+降下という動きを成す。
 この時、移動リンク44と座席フレーム26との接続部は、座席フレーム26と降下フレーム36との接続部よりも前方側に位置させる。このような構成とすることで、手押し車10の折り畳みに伴う降下距離が、降下フレーム36の降下距離よりも移動リンク44と座席フレーム26との接続部の降下距離の方が短くすることができる。
 これにより、折り畳み時にスライダ46が下方にずれることを防ぐことができ、上記実施形態に係る手押し車10と同様な効果を得ることができる。
[第1の実施形態の変形例2]
 図7に示す形態は、移動リンク44の他端を、回転リンク40の中間部に接続した例を示すものである。手押し車10の折り畳みに伴う降下フレーム36の降下を促す回転リンク40では、後フレーム18との接続部を基点として、降下フレーム36との接続部に近づくにつれて、降下距離が大きくなる。このため、移動リンク44の他端を回転リンク40の中間部に接続することで、その接続部の降下距離は、必然的に降下フレーム36の降
下距離よりも短くなる。
 これにより、折り畳み時にスライダ46が下方にずれることを防ぐことができ、上記実施形態に係る手押し車10と同様な効果を得ることができる。
[第1の実施形態の変形例3]
 また、上記実施形態、および上記実施例では、いずれもスライダ46をひじ掛けフレーム42と降下フレーム36との接続部よりも上側に配置するように記載した。しかしながら、降下フレーム36上に配置されるスライダ46は、図8に示すように、ひじ掛けフレーム42と降下フレーム36との接続部よりも下側に配置するようにしても良い。
 スライダ46をこのような配置形態とする場合、移動リンク44の他端は、スライダ46の配置位置よりも下側に位置するフレームまたはリンクに接続する構成とする。このような構成とすることで、手押し車10を折り畳んだ際、移動リンク44が降下フレーム36上のスライダ46を上部に押し上げることとなる。
 図8に示す例では、スライダ46を降下フレーム36上の、ひじ掛けフレーム42との接続部と座席フレーム26との接続部の間に配置している。そして、移動リンク44の他端は、座席フレーム26の中間部に接続する構成としている。これにより、折り畳み時には、スライダ46が降下フレーム36の上方側へ押し上げられることとなり、その配置位置自体の降下を抑制することが可能となる。
 なお、このように、スライダ46の配置位置をひじ掛けフレーム42よりも下側とした場合であっても、上述した変形例2と同様に、移動リンク44の他端の接続先を回転リンク40の中間部とすることができる事は、いうまでも無い。
 上記実施形態、および変形例における移動リンク44の他端が接続される部位は、次のような位置関係を定めると良い。すなわち、手押し車10を折り畳んだ際に降下フレーム36が降下する距離を基準とし、この基準とする降下距離から連結部22の上昇距離を差し引いた距離に近似する降下距離を持つ部位を、移動リンク44の他端が接続される部位とするのである。このような配置形態とすることで、手押し車10の走行時と折り畳み時におけるスライダ46の高さ位置に生じる変化を少なくすることができるからである。
[フック形態]
 次に、図9、図10を参照して、本実施形態に係る手押し車の応用形態について、説明する。なお、図9は、手押し車における走行時の形態を示す右側面図であり、図10は、折り畳み時の形態を示す右側面図である。本応用形態に係る手押し車10Aは、上記実施形態に係る手押し車10に付帯させていた荷物入れ50を廃し、荷物入れ50の代わりに、スライダ46に荷掛フック54を設けたことを特徴としている。
 このような特徴を有することにより、荷掛フック54に荷物を掛けたまま手押し車10Aを折り畳んだとしても、荷掛フック54の配置位置が下がることによる弊害、すなわち、荷物が路面に接触してしまうということを避けることができる。よって、上記実施形態と同様に、荷掛フック54に荷物を下げたまま、手押し車10を折り畳むことが可能となる。
[ワイヤ形態]
 次に、本発明の座席付き手押し車に係る第2の実施形態について、図11から図13を参照して説明する。なお、図11は、第2の実施形態に係る手押し車における走行時の形態を示す右側面図であり、図12は、折り畳み時の形態を示す右側面図である。また、図
13は、第2の実施形態に係る手押し車の構成と動きを説明するためのワイヤーフレームモデルである。
 本実施形態に係る手押し車10Bも、その基本的な構成は、上述した第1の実施形態に係る手押し車と10同様である。相違点としては、第1の実施形態に係る手押し車10では、ひじ掛けフレーム42の中間に剛性を有する棒状、または板状の移動リンク44を配置し、この移動リンク44により、スライダ46を摺動させる構成としていた。これに対し、本実施形態に係る手押し車10Bは、移動リンク44として、可撓性を有する線条材58を採用し、スライダ46を摺動させる構成としている。
 具体的には、本実施形態では、ひじ掛けフレーム42に、延設部42bを設けている。延設部42bは、ひじ掛けフレーム42の一部であり、ひじ掛けフレーム42と降下フレーム36との接続部よりも後方側に配置させるフレームである。このような形態としたひじ掛けフレーム42は、接続部を基点として、前方側に位置するひじ掛け部42aの先端側が上昇した場合には、後方側に位置する延設部42bの先端側が下降することとなる。
 また、本実施形態では、降下フレーム36におけるスライダ46の配置位置よりも上部側に、滑車56を配置している。そして、ワイヤ等の線条材58を滑車56に掛け回す事で折り返し部として、一方の端部をスライダ46に接続し、他方の端部を延設部42bに接続するように構成している。
 このような構成とした場合、図12、および図13に示すように、手押し車10Bを折り畳んだ際には、ひじ掛けフレーム42の動きに起因して、線条材58における延設部側端部(他端)が引き下げられる。このため、折り返し部である滑車56に巻回された上でスライダ46に接続されているスライダ側端部(一端)は、滑車56側、すなわち降下フレーム36の上部側へと引っ張られることとなる。線条材58のスライダ側端部が降下フレーム36の上部側へ引っ張られた場合、線条材58に接続されたスライダ46も、降下フレーム36の長手方向に沿って上部側へ摺動することとなる。
 よって、このような構成の手押し車10Bであっても、第1の実施形態に係る手押し車10と同様に、荷物入れ50に荷物を入れた状態で手押し車10Bを折り畳むことができる。また、荷物入れ50の固定位置を高くする必要もないため、荷物入れの容量を十分に確保することができる。なお、上記応用形態と同様に、荷物入れ50に替えてスライダ46に荷掛フック54(図9、図10参照)を配置する形態とすることもできる。
[第2の実施形態の変形例1]
 また、上記実施形態では、ひじ掛けフレーム42に、延設部42bを設け、ここに線条材58の一方の端部を接続する旨説明した。しかしながら、本実施形態に係る手押し車10Bは、線条材58の他端の接続部を、折り畳み時に降下する降下フレーム36の降下距離よりも長い降下距離を持つ部位とする構成であれば、線条材58の接続部位をむやみに限定する必要は無い。
 例えば、図14に示すように、ひじ掛けフレーム42との間で平行リンクを構成する座席フレーム26に対して延設部26bを設ける構成とし、この延設部26bに線条材58の他方の端部(他端)を接続するようにしても良い。このような構成とした場合であっても、スライダ46は、上記実施形態と同様な動きを成すからである。
 この時、線条材58における他端を接続する部位は、次のような要件を満たす部位であると良い。すなわち、手押し車10Bを折り畳む際に降下フレーム36が降下する降下距離を基準とし、この降下距離から連結部22が上昇する上昇距離を差し引いた距離の2倍
に近似する降下距離を有する部位である。本実施形態におけるスライダ46は、折り返し配置された線条材58の他端を牽引することで摺動が成される。よって、線条材58の牽引距離は、スライダ46の移動距離(摺動距離)の2倍の距離となる。このため、差し引き距離の2倍の距離に近似する降下距離を有する部位を線条材58の接続部とすることで、手押し車10Bの走行時と折り畳み時におけるスライダ46の高さ位置に生じる変化を少なくすることができる。
[ハンドル切替形態]
 次に、本発明の座席付き手押し車に係る第3の実施形態について、図15、図16を参照して説明する。なお、図15は、第3の実施形態に係る手押し車の正面、右側面、および平面構成を示す斜視図であり、図16は、ハンドル位置を切り替えた状態の手押し車の正面、右側面、および平面構成を示す斜視図である。
 本実施形態に係る手押し車10Cも、その基本的な構成は、上述した第1の実施形態に係る手押し車10と同様である。相違点としては、第1の実施形態に係る手押し車10は、スライダ46が摺動する降下フレーム36の延長線上に手押しのためのハンドル36aを配置していた。これに対し、本実施形態に係る手押し車10Cは、降下フレーム36と、ハンドルフレーム60とを別体として構成している。
 具体的には、降下フレーム36の支持サポート38が後フレーム18に当接する部分にサブフレーム62を配置し、このサブフレーム62に対して回動することを可能に構成したハンドルフレーム60を配置している。このような構成とすることで、ハンドルフレーム60におけるハンドル部分を、シート面34の後側と前側に回動して切り替えることができる。なお、図15、図16においては、第1の実施形態における回転リンク40が示されていないが、第1の実施形態では後フレーム18の外側に配置していた回転リンク40を、対を成す後フレーム18の内側に配置したことにより死角となっているに過ぎない。また、ハンドルフレーム60を配置するために備えたサブフレーム62は、ハンドルフレーム60の配置バランスを取るための要素である。よって、ハンドルフレーム60の取り付け位置は、直接、後フレーム18としても良いし、前フレーム12としても良く、限定的なものでは無い。
 その他の構成、作用、効果については、上述した第1、第2の実施形態に係る手押し車10~10Bと同様である。
 上記実施形態では、説明を統一化させるため、手押し車10(10~10C)として図示する形態が、いずれもベビーカーを表すものであった。しかしながら、本発明に係る座席付き手押し車のフレーム構造は、高齢者用のもの、いわゆるシルバーカー等に適用することもできる。
10,10A,10B,10C………手押し車、12………前フレーム、12a………接続部、14………前側車輪、16………連結フレーム、18………後フレーム、20………後側車輪、22………連結部、24………連結フレーム、26………座席フレーム、26b………延設部、28………回転サポート、30………連結フレーム、32………背もたれフレーム、34………シート面、36………降下フレーム、36a………ハンドル、38………支持サポート、40………回転リンク、42………ひじ掛けフレーム、42a………ひじ掛け部、42b………延設部、44………移動リンク、46………スライダ、50………荷物入れ、52………支持部、54………荷掛フック、56………滑車、58………線条材、60………ハンドルフレーム、62………サブフレーム。

Claims (16)

  1.  前側車輪を備えた前フレームと、後側車輪を備えた後フレームとの一部が回動可能に連結され、当該連結部の下部側に前記前フレームと前記後フレームとの間にかけ渡される座席フレームを有し、前記前側車輪と前記後側車輪を近接させる方向に前記前フレームと前記後フレームとを回動させた際に、前記座席フレームの後端側と共に高さ方向に降下する降下フレームを備える座席付き手押し車のフレーム構造であって、
     前記降下フレームにスライダが備えられ、
     前記スライダは、前記前側車輪と前記後側車輪の近接動作に起因して、当該スライダを前記降下フレームの長手方向上部側へ摺動させる移動手段に接続されていることを特徴とする座席付き手押し車のフレーム構造。
  2.  前記スライダに接続された移動手段は、一端が前記スライダに接続された移動リンクであり、
     前記移動リンクの他端は、前記降下フレーム以外の手押し車のフレームに接続されることを特徴とする請求項1に記載の座席付き手押し車のフレーム構造。
  3.  前記移動リンクの他端は、手押し車のフレームの、前記前側車輪と前記後側車輪を近接させる方向に前記前フレームと前記後フレームとを回動させた際に、降下する部分に接続されることを特徴とする請求項2に記載の座席付き手押し車のフレーム構造。
  4.  前記移動リンクは、剛性を有する棒状または板状部材で形成され、
     前記移動リンクの他端は、手押し車を構成するフレーム上であって、前記前側車輪と前記後側車輪を近接させる方向に前記前フレームと前記後フレームとを回動させた際に、前記降下フレームの降下距離よりも少ない降下距離で降下する部分に接続されることを特徴とする請求項3に記載の座席付き手押し車のフレーム構造。
  5.  前記移動リンクの他端の手押し車のフレームと接続される部分は、前記前側車輪と前記後側車輪を近接させる方向に前記前フレームと前記後フレームとを回動させた際に、前記降下フレームの降下距離から前記前フレームと前記後フレームの連結部の上昇距離を差し引いた距離に近似する降下距離で降下する部分に接続されることを特徴とする請求項4に記載の座席付き手押し車のフレーム構造。
  6.  前記移動リンクの他端が接続される部分は、一端側が前記前フレームまたは前記連結部と接続されると共に、他端側が前記降下フレームに接続され、前記降下フレームの降下動作と連動して回動するひじ掛けフレームの中間部であることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の座席付き手押し車のフレーム構造。
  7.  前記移動リンクの他端が接続される部分は、一端側が前記前フレームに対して回動可能に接続されると共に、他端側が前記降下フレームに接続され、前記降下フレームの降下動作と連動して回動する座席フレームの中間部であることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の座席付き手押し車のフレーム構造。
  8.  前記移動リンクの他端が接続される部分は、一端側が前記後フレームに対して接続されると共に、他端側が前記降下フレームに接続され、前記降下フレームの降下動作と連動して回動する回転リンクの中間部であることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の座席付き手押し車のフレーム構造。
  9.  前記スライダは、前記降下フレーム上であって、前記降下フレームと一端側が前記前フレームまたは前記連結部と接続されると共に、他端側が前記降下フレームに接続され、前
    記降下フレームの降下動作と連動して回動するひじ掛けフレームとの接続部と、前記降下フレームと前記座席フレームとの接続部との間に配置されることを特徴とする請求項7に記載の座席付き手押し車のフレーム構造。
  10.  前記スライダは、前記降下フレーム上であって、前記降下フレームと一端側が前記前フレームまたは前記連結部と接続されると共に、他端側が前記降下フレームに接続され、前記降下フレームの降下動作と連動して回動するひじ掛けフレームとの接続部と、前記降下フレームと一端側が前記前フレームに対して回動可能に接続されると共に、他端側が前記降下フレームに接続され、前記降下フレームの降下動作と連動して回動する座席フレームとの接続部との間に配置されることを特徴とする請求項8に記載の座席付き手押し車のフレーム構造。
  11.  前記移動リンクが可撓性を有する線条材で形成され、前記降下フレームにおける前記スライダの配置位置よりも高さ方向上側に前記線条材の折り返し部を備え、
     前記移動リンクの他端は、手押し車を構成するフレーム上であって、前記前側車輪と前記後側車輪を近接させる方向に前記前フレームと前記後フレームとを回動させた際に、前記降下フレームの降下距離よりも長い降下距離で降下する部分に接続されることを特徴とする請求項3に記載の座席付き手押し車のフレーム構造。
  12.  前記移動リンクの他端の手押し車のフレームと接続される部分は、前記前側車輪と前記後側車輪を近接させる方向に前記前フレームと前記後フレームとを回動させた際に、前記降下フレームの降下距離から前記前フレームと前記後フレームとを回動させた際に、前記降下フレームの降下距離から前記前フレームと前記後フレームの連結部の上昇距離を差引いた距離の2倍の距離に近似する降下距離で降下する部分に接続されることを特徴とする請求項11に記載の座席付き手押し車のフレーム構造。
  13.  前記移動リンクの他端が接続される部分は、一端側が前記前フレームまたは前記連結部と連結されると共に、他端側が前記降下フレームに接続され、前記降下フレームの降下動作と連動して回動するひじ掛けフレームの前記降下フレームとの接続部よりも後方側に延設された延設部であることを特徴とする請求項11または12に記載の座席付き手押し車のフレーム構造。
  14.  前記移動リンクの他端が接続される部分は、一端側が前記前フレームに対して回動可能に接続されると共に、他端側が前記降下フレームに接続され、前記降下フレームの降下動作と連動して回動する座席フレームの前記降下フレームとの接続部よりも後方側に延設された延設部であることを特徴とする請求項11または12に記載の座席付き手押し車のフレーム構造。
  15.  請求項1乃至14のいずれか1項に記載の座席付き手押し車のフレーム構造を有する座席付き手押し車であって、
     前記スライダに、荷物入れの支持部を接続し、前記支持部の下方に前記荷物入れを配置する構成としたことを特徴とする座席付き手押し車。
  16.  請求項1乃至14のいずれか1項に記載の座席付き手押し車のフレーム構造を有する座席付き手押し車であって、
     前記スライダに、荷掛フックを配置したことを特徴とする座席付き手押し車。
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