JP7382688B1 - 乳母車 - Google Patents

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Abstract

一実施形態の乳母車1は、前脚11と、後脚12と、前脚11及び後脚12と接続点CP1において接続されるリンクL1と、接続点CP1よりも後方に位置する接続点CP2においてリンクL1に対して回動可能に接続されるリンクL2と、接続点CP2よりも後方に位置する接続点CP3においてリンクL2に対して回動可能に接続されるリンクL3と、前脚11の中間部11cに対して回動可能に接続されるリンクL4と、後脚12の中間部12cに対して回動可能に接続されるリンクL5と、を備える。前脚11及び後脚12の少なくとも一方は、リンクL1に対して回動可能に接続されており、リンクL3は、リンクL4及びリンクL5の少なくとも一方と回動可能に接続されており、リンクL4は、リンクL3及びリンクL5の少なくとも一方と回動可能に接続されており、リンクL5は、リンクL3及びリンクL4の少なくとも一方と回動可能に接続されている。

Description

本開示の一側面は、乳母車に関する。
従来、折り畳み可能に構成された乳母車本体(フレーム)を備えた乳母車が知られている。例えば、特許文献1には、展開状態と、展開状態よりも前後方向の長さが短くなる折り畳み状態と、を切替可能に構成された本体フレームを有する乳母車が開示されている。
特開2017-56897号公報
上記のような乳母車において、乳母車に乗車する乳幼児の快適性を高めるために、展開状態における乗車スペースをなるべく広くしたいというニーズが存在する。このニーズに対する解決策の一つとして、乗車スペースを規定する要素の一つであるアームレストを長くすることが挙げられる。しかし、特許文献1に開示された従来構造の乳母車において、単純にアームレストを長くした場合、以下の2つの問題が生じ得る。第1の問題として、折り畳み状態におけるアームレストの前後幅が増大し、その分だけ折り畳み状態における乳母車全体の前後方向のサイズが大型化し、乳母車をコンパクトに収納できなくなるおそれがある。第2の問題として、アームレストを長くした分だけ、アームレストの後端部に接続されるリンク部材も長くする必要が生じ、これに起因して、折り畳み状態における乳母車の姿勢が不安定となり、乳母車が自立しなくなるおそれがある。
本開示の一側面は、折り畳み状態のコンパクト性及び自立安定性を確保しつつ、展開状態における乗車スペースを広げることができる乳母車を提供することを目的とする。
本開示の一側面に係る乳母車は、展開状態から折り畳み状態へと折り畳み可能に構成された乳母車であって、前輪が設けられた下端部を有する前脚と、後輪が設けられた下端部を有する後脚と、前脚及び後脚の各々の上端部と第1接続点において接続される第1リンクと、展開状態で第1接続点よりも後方に位置する第2接続点において第1リンクに対して回動可能に接続される第2リンクと、展開状態で第2接続点よりも後方に位置する第3接続点において第2リンクに対して回動可能に接続される第3リンクと、前脚の下端部及び上端部の間の中間部に対して回動可能に接続される第4リンクと、後脚の下端部及び上端部の間の中間部に対して回動可能に接続される第5リンクと、を備え、前脚及び後脚の少なくとも一方は、第1リンクに対して回動可能に接続されており、第3リンクは、第4リンク及び第5リンクの少なくとも一方と回動可能に接続されており、第4リンクは、第3リンク及び第5リンクの少なくとも一方と回動可能に接続されており、第5リンクは、第3リンク及び第4リンクの少なくとも一方と回動可能に接続されている。
本開示の一側面に係る乳母車によれば、展開状態の乳母車を左側から見た場合において、第5リンクを後脚に対して時計回りに回動させることにより、第2リンク及び第4リンクを第3リンクに対して時計回りに回動させると共に、前輪と後輪とが互いに接近するように前脚に対して後脚を回動させて、折り畳み状態にすることができる。さらに、上記乳母車では、従来1つのリンク部材によって形成されていたアームレストが、互いに回動可能に接続された第1リンクと第2リンクとに分割されている。上記構成によれば、展開状態において、第1リンクと第2リンクとを合わせた部分をアームレストとして機能させることができるため、従来のように1つのリンク部材でアームレストを構成する場合よりも、アームレストを大型化させて、乗車スペースを広げることが容易となる。また、折り畳み状態においては、第1リンクに対して第2リンクを回動させることにより、第1リンク及び第2リンクをコンパクトに折り畳むことができる。このため、従来のように第1リンクと第2リンクとを合わせた部分を一体化したアームレスト(すなわち、第1リンクに対応する部分が第2リンクに対応する部分に対して回動しない構成)を用いた場合よりも、折り畳み状態における乳母車の前後方向のサイズを小型化することができる。また、アームレスト全体を長くするために第1リンク及び第2リンクの少なくとも一方を長くすると共に第3リンクを長くしたとしても、折り畳み状態において、第1リンクが第2リンクに対して折れ曲がることにより、乳母車の姿勢を自立可能に安定化させることができる。従って、上記乳母車によれば、折り畳み状態のコンパクト性及び自立安定性を確保しつつ、展開状態における乗車スペースを広げることができる。
前脚及び後脚の一方は、第1リンクに対して回動可能に接続されていてもよく、前脚及び後脚の他方は、第1リンクに対して回動しないように接続されていてもよい。仮に第1リンクに対して前脚及び後脚の両方が回動可能になっていると、第1リンクに対する前脚及び後脚の姿勢が一意に定まらないため、展開状態と折り畳み状態との間を遷移する際の各部材の位置関係が一意に定まらず、展開状態と折り畳み状態との間の遷移動作が不安定になるおそれがある。これに対して、前脚及び後脚の一方のみを第1リンクに対して回動可能に接続することにより、展開状態と折り畳み状態との間の遷移動作を安定させることができる。また、折り畳み状態における乳母車の自立安定性を向上させることもできる。
前脚は、第1リンクに対して回動可能に接続されていてもよく、後脚は、第1リンクに対して回動しないように接続されていてもよい。上記構成によれば、後脚を第1リンクに対して回動可能にすると共に前脚を第1リンクに対して回動しないように構成する場合よりも、折り畳み状態における第2接続点の高さ位置を下げることができる。これにより、折り畳み状態において、第1リンク及び第2リンクを含む乳母車本体の重心位置を下げることができ、折り畳み状態における自立安定性を効果的に高めることができる。
後脚は、第1リンクに対して回動可能に接続されていてもよく、前脚は、第1リンクに対して回動しないように接続されていてもよい。上記構成によれば、前脚を第1リンクに対して回動可能にすると共に後脚を第1リンクに対して回動しないように構成する場合よりも、折り畳み状態における第1リンク及び第2リンクを合わせた部分の前後方向の長さを短くすることが可能となる。これにより、折り畳み状態における乳母車の前後方向のサイズをより効果的に小型化するこができる。
展開状態において、第2接続点は、第1接続点と第3接続点とを結ぶ直線よりも上方に位置してもよい。上記構成によれば、第1リンクと第2リンクとが、第1接続点と第3接続点との間において、上方に凸となるように架け渡されるため、展開状態において乳母車に乗車する乳幼児の側方を保護するアームレスト(第1リンク及び第2リンク)の高さを適切に確保することができ、乳幼児の安全性を高めることができる。
第2接続点と第3接続点との距離は、第1接続点と第2接続点との距離よりも長くてもよい。上記構成によれば、折り畳み状態における第1リンク及び第2リンクを合わせた部分の前後方向の長さを好適に短くすることが可能となる。これにより、折り畳み状態における乳母車のコンパクト性を向上させることができる。
本開示の一側面によれば、折り畳み状態のコンパクト性及び自立安定性を確保しつつ、展開状態における乗車スペースを広げることができる乳母車を提供することができる。
一実施形態に係る乳母車の全体構成を示す斜視図である。 図1の乳母車の展開状態を示す側面図である。 図1の乳母車の折り畳み状態を示す側面図である。 図1の乳母車の一部を示す斜視図である。 第1比較例に係る乳母車の展開状態及び折り畳み状態を模式的に示す図である。 第1比較例に係る乳母車の展開状態から折り畳み状態へと遷移する際の各部材の位置関係を模式的に示す図である。 第2比較例に係る乳母車の展開状態から折り畳み状態へと遷移する際の各部材の位置関係を模式的に示す図である。 変形例に係る乳母車の折り畳み状態を示す側面図である。
以下、本開示の一実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明において、同一又は相当要素には同一符号を用い、重複する説明を省略する。
図1~図4を用いて、本実施形態に係る乳母車1について説明する。乳母車1は、折り畳み可能に構成されている。すなわち、乳母車1は、図1及び図2に示される展開状態と図3に示される折り畳み状態とを切替可能に構成されている。展開状態とは、乳母車1に乳幼児を乗車させることができるように乳母車本体2が広げられた(展開された)状態である。折り畳み状態とは、乳母車1をコンパクトに収納するために乳母車本体2が折り畳まれた状態である。
本明細書中において、乳母車1に対する「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」、「前後方向」、「左右方向」、及び「上下方向」の用語は、特に説明がない場合、展開状態の乳母車1に乗車する乳幼児を基準とした「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」、「前後方向」、「左右方向」、及び「上下方向」を意味する。乳母車1の接地面が水平面である場合には、「前後方向」は、接地面に平行な乳母車1の進退方向である。また、「上下方向」は、前後方向に直交すると共に接地面に直交する方向である。また、「左右方向」は、前後方向及び上下方向の両方に直交する方向である。
図1~図4において、「前後方向」をX軸方向と表し、「左右方向」をY軸方向と表し、「上下方向」をZ軸方向と表す。X軸方向の負方向側が「前」に相当し、X軸方向の正方向側が「後」に相当する。また、Y軸方向の正方向が「右」に相当し、Y軸方向の負方向側が「左」に相当する。また、Z軸方向の正方向が「上」に相当し、Z軸方向の負方向が「下」に相当する。なお、「左右方向」において、乳母車1に乗車する乳幼児(乳母車1の左右方向の中心)に接近する側を内側といい、乳幼児から離間する側を外側という。
図1~図3に示されるように、乳母車1は、変形可能に構成された乳母車本体2を備える。乳母車本体2は、本体フレーム10と、本体フレーム10に接続されたハンドル20及びシート支持部30と、を有している。また、図2のみにおいて二点鎖線で示すように、乳母車本体2のシート支持部30には、クッション性を有する座席材であるシート3が着脱可能に装着される。乳幼児は、当該シート3上に着座又は横臥する。
シート支持部30は、リクライニング可能にシート3(図2参照)を支持する。シート支持部30は、座面支持フレーム31と、背当支持フレーム32と、ベースシート33(図2のみに図示)と、上方フレーム34と、連結フレーム35と、を有している。
座面支持フレーム31は、乳母車1に乗車した乳幼児の臀部の下方に位置するフレーム部材である。背当支持フレーム32は、座面支持フレーム31に回動(揺動)可能に接続され、乳母車1に乗車した乳幼児の背中の背後に位置する部分である。例えば、座面支持フレーム31及び背当支持フレーム32の各々は、全体としてU字状の形状を有しており、例えば曲げ加工した金属製のパイプによって構成され得る。
ベースシート33は、座面支持フレーム31及び背当支持フレーム32に張設された布部材である。座面支持フレーム31と、ベースシート33のうち座面支持フレーム31に支持される部分と、によって、シート3の座面部(乳幼児の臀部を支持する部分)を支持する座面支持部が構成される。背当支持フレーム32と、ベースシート33のうち背当支持フレーム32に支持される部分と、によって、シート3の背当部(乳幼児の背中に対面する部分)を支持する背当支持部が構成される。
上方フレーム34は、背当支持フレーム32よりも上方位置において、背当支持フレーム32と略平行に配置されるU字状のフレーム部材である。連結フレーム35は、背当支持フレーム32と上方フレーム34とを連結するフレーム部材である。上方フレーム34及び連結フレーム35は、シート3の一部(乳幼児の頭部を保護するヘッドレストとして機能する部分を含む)を支持する。
本体フレーム10は、それぞれ左右両側に設けられた、一対の前脚11と、一対の後脚12と、一対のリンクL1(第1リンク)と、一対のリンクL2(第2リンク)と、一対のリンクL3(第3リンク)と、一対のリンクL4(第4リンク)と、一対のリンクL5(第5リンク)と、を有している。本体フレーム10は、例えば、金属製パイプ、樹脂成形物等によって形成され得る。前脚11、後脚12、及びリンクL1~L5は、本体フレーム10を折り畳み可能及び展開可能に構成するリンクとして機能する。
リンクL1及びリンクL2は、展開状態において、前後方向(X軸方向)に沿って延びている。リンクL1及びリンクL2は、展開状態において、アームレストとして機能する。すなわち、乳母車1は、従来1つのリンク部材によって構成されていたアームレストを互いに回動可能な2つのリンク部材(リンクL1,L2)に分割した構成を有している。一対のリンクL1間には、乳母車1に乗車した乳幼児が前方に飛び出すことを防止するための可撓性を有するガード部材38が、一対のリンクL1に対して着脱可能に設けられている。
前脚11は、前輪13が設けられた下端部11aと、リンクL1に接続される上端部11bと、リンクL4に接続される中間部11cと、を有している。中間部11cは、下端部11aと上端部11bとの間に位置している。一対の前脚11間には、一対の前脚11の下端部11a近傍の部分同士を連結する前方連結材15が設けられている。
後脚12は、後輪14が設けられた下端部12aと、リンクL1に接続される上端部12bと、リンクL5に接続される中間部12cと、を有している。中間部12cは、下端部12aと上端部12bとの間に位置している。一対の後脚12間には、一対の後脚12の下端部12a近傍の部分同士を連結する後方連結材16が設けられている。前方連結材15、後方連結材16、及び後述する中央連結材17によって、乳母車1の幅方向(Y軸方向)への変形(例えば、歪みの発生等)が抑制されている。
各前脚11の上端部11bは、接続点CP1(第1接続点)において、各前脚11に対応する側(左側又は右側)に配置されたリンクL1に接続されている。同様に、各後脚12の上端部12bは、接続点CP1において、各後脚12に対応する側(左側又は右側)に配置されたリンクL1に接続されている。本実施形態では、接続点CP1は、リンクL1の前端部に位置している。
前脚11及び後脚12の少なくとも一方は、接続点CP1において、リンクL1に対して回動可能に接続されている。一例として、前脚11及び後脚12の一方は、リンクL1に対して回動(揺動)可能に接続されており、前脚11及び後脚12の他方は、リンクL1に対して回動しないように接続されている。本実施形態では、前脚11は、リンクL1に対して回動可能に接続されており、後脚12は、リンクL1に対して回動しないように接続されている。
リンクL2は、展開状態(図1及び図2参照)で接続点CP1よりも後方に位置する接続点CP2(第2接続点)において、リンクL1に対して回動可能に接続されている。リンクL3は、展開状態で接続点CP2よりも後方に位置する接続点CP3(第3接続点)において、リンクL2に対して回動可能に接続されている。本実施形態では、接続点CP3は、リンクL2の後端部に位置している。また、接続点CP2は、リンクL1の後端部及びリンクL2の前端部に位置している。一例として、展開状態において、接続点CP2は、接続点CP1よりも上方に位置しており、接続点CP3は、接続点CP2よりも上方に位置している。また、図2に示されるように、展開状態において、接続点CP2は、接続点CP1と接続点CP3とを結ぶ直線Lよりも上方に位置している。すなわち、展開状態において、リンクL1,L2は、上に凸なアーチ状となるように互いに接続されている。
一例として、展開状態において、接続点CP2は、接続点CP3よりも接続点CP1に近い側に位置している。すなわち、接続点CP2は、接続点CP1と接続点CP3との中間位置よりも前方に位置している。言い換えれば、リンクL2の前端部から後端部までの長さ(すなわち、接続点CP2と接続点CP3との距離)は、リンクL1の前端部から後端部までの長さ(すなわち、接続点CP1と接続点CP2との距離)よりも長くされている。本実施形態では、リンクL2の前端部から後端部までの長さは、リンクL1の前端部から後端部までの長さの約2倍とされている。上記構成によれば、折り畳み状態におけるリンクL1,L2を合わせた部分の前後方向(X軸方向)の長さを好適に短くすることが可能となる。これにより、折り畳み状態における乳母車1のコンパクト性を向上させることができる。より具体的には、折り畳み状態におけるリンクL2の姿勢(例えば、左右方向(Y軸方向)から見た場合の鉛直方向(Z軸方向)に対する傾斜角度)は、接続点CP3の高さ位置を適切に設定することにより、ある程度調整可能である。すなわち、リンクL2の長さに応じて接続点CP3の高さ位置を調整することで、折り畳み状態において、リンクL2が鉛直方向(Z軸方向)になるべく沿うように(すなわち、リンクL2の前後方向(X軸方向)の長さがなるべく短くなるように)調整することができる。このように、折り畳み状態における前後方向(X軸方向)の長さを比較的調整し易いリンクL2をリンクL1よりも長くすることにより、折り畳み状態における乳母車1の前後方向(X軸方向)のサイズの大型化を抑制しつつ、リンクL1,L2を合わせた部分(すなわち、アームレストとして機能する部分)の大型化を図り、展開状態における乗車スペースの大型化を図ることができる。
リンクL4は、前脚11の中間部11cに対して回動可能に接続されている。一例として、上述したシート支持部30を構成する座面支持フレーム31の一部(展開状態において前後方向に延びる部分)が、リンクL4として機能する。リンクL5は、後脚12の中間部12cに対して回動可能に接続されている。
リンクL3は、リンクL4及びリンクL5の少なくとも一方と回動可能に接続されている。リンクL4は、リンクL3及びリンクL5の少なくとも一方と回動可能に接続されている。リンクL5は、リンクL3及びリンクL4の少なくとも一方と回動可能に接続されている。本実施形態では、後述するように、リンクL3~L5は、同一の軸部材50(図4参照)を用いて、互いに回動可能に接続されている。
図4を用いて、リンクL3~L5の接続構成例について詳細に説明する。
リンクL3は、直線状に延びる本体部L3aと、本体部L3aの上端部に固定された接続材L3bと、を有している。本体部L3aは、例えば金属製パイプからなる。接続材L3bは、例えば樹脂成形物からなる。リンクL3は、展開状態において、後脚12に固定された支持部材12d(図3参照)によって、下方から支持される。すなわち、展開状態において、リンクL3は、後脚12に対して図2における時計回りに回動しないように、支持部材12dによって支持される。
リンクL4は、上述した座面支持フレーム31と、座面支持フレーム31に固定された前接続材41及び後接続材42と、によって構成されている。前接続材41及び後接続材42は、例えば樹脂成形物からなる。座面支持フレーム31は、前後方向(X軸方向)に延びる側部31a(すなわち、リンクL4の主要部を構成する部分)と、一対の側部31aの前端部同士を連結して左右方向(Y軸方向)に延びる連結部31bと、を有している。前接続材41の一端部は、前脚11に対して回動可能に接続されており、前接続材41の他端部は、側部31aの前端部近傍に固定されている。後接続材42は、側部31aの後端部に固定されている。一対の後接続材42の間には、左右方向(Y軸方向)に延びる中央連結材17が設けられている。
本実施形態では、座面支持フレーム31のうち右側に位置する側部31aと、当該右側の側部31aに固定された前接続材41及び後接続材42と、によって、右側のリンクL4が形成されている。同様に、座面支持フレーム31のうち左側に位置する側部31aと、当該左側の側部31aに固定された前接続材41及び後接続材42と、によって、左側のリンクL4が形成されている。
リンクL5は、後脚12に回動可能に接続された本体部L5aと、本体部L5aの上端部に固定された端部L5bと、を有している。本体部L5aは、例えば金属製パイプからなる。端部L5bは、例えば樹脂成形物からなる。本体部L5aは、その下端部において後脚12の中間部12cに対して回動可能に接続されている。端部L5bは、リンクL3及びリンクL4に対して回動可能に接続されている。
リンクL3~L5は、同一の軸部材50を用いて、互いに回動可能に接続されている。軸部材50は、リンクL3の本体部L3a、リンクL5の端部L5b、及び、リンクL4の後接続材42を貫通している。これにより、リンクL3~L5は、軸部材50の中心軸と一致する軸線AXを中心として、互いに回動可能に構成されている。なお、リンクL4の後接続材42、リンクL5の端部L5b、リンクL3の本体部L3aは、左右方向(Y軸方向)における内側から外側に向かって、この順に並んでいる。また、上述したように、リンクL3の本体部L3aが後脚12に当たる位置に配置されているため、リンクL4,L5は、左右方向(Y軸方向)において、後脚12及びリンクL3よりも内側に位置している。
ハンドル20は、上記のように構成された本体フレーム10に対して、回動可能に接続されている。図1に示されるように、ハンドル20は、U字状に形成されている。図1及び図2に示される背面押し状態(すなわち、操作者(保護者)が乳母車1に乗車する乳幼児の背面側からハンドル20を把持して乳母車1を操縦する状態)において、ハンドル20の両端の各部分は、各部分に対応する側(左側又は右側)のリンクL3に対して、リンクL3と平行な状態が維持されるように連結されている。ハンドル20は、ハンドル20の持ち手の部分が乳母車1に乗車する乳幼児の前方に移動するように、本体フレーム10に対して図2における反時計回りに回動可能に構成され得る。この場合、操作者は、乳幼児に対面する前脚11側の位置からハンドル20を把持して乳母車を操縦することが可能となる。すなわち、乳母車1の後脚12側が進行方向の前方となるようにして乳母車1を走行させることが可能となる。このような対面押し状態においては、ハンドル20はリンクL3とは非平行になる。
ハンドル20の中央部には、展開状態と折り畳み状態とを切り替える操作を行うための操作部20aが設けられている。操作部20aの操作により、展開状態又は折り畳み状態を維持するためのロック状態と、展開状態と折り畳み状態とを切り替え可能なアンロック状態と、を切り替えることができる。なお、展開状態と折り畳み状態との切替は、背面押し状態(すなわち、ハンドル20が背面側に位置する状態)で行われる。
乳母車1は、以下のようにして、各構成部材を互いに回動させることにより、展開状態(図1及び図2参照)から折り畳み状態(図3参照)へと折り畳むことができる。
図1及び図2に示される展開状態の乳母車1を折り畳む際には、操作部20aを操作してアンロック状態にしつつ、ハンドル20を一旦上方に引き上げ、その後、下方に押し下げる操作が実行される。上記の折り畳み操作に伴い、リンクL3及びリンクL5(端部L5b)が後脚12から離間し、リンクL5が後脚12に対して、図2及び図3における時計回り方向に回動する。また、この動作に伴って、リンクL2及びリンクL4が、リンクL3に対して、図2及び図3における時計回り方向に回動すると共に、前輪13と後輪14とが互いに接近するように、前脚11に対して後脚12が回動する。なお、リンクL3は、ハンドル20と平行に配置されるため、図2及び図3においてハンドル20の奥側に隠れている。
図3に示されるように、上記の折り畳み操作により、乳母車1を折り畳むことができる。乳母車1を折り畳み状態にすることにより、乳母車1の前後方向(X軸方向)の寸法を、展開状態における乳母車1の前後方向(X軸方向)の寸法よりも小型化することができる。なお、乳母車1を折り畳み状態から展開するには、上記の折り畳み操作とは逆の操作を実行すればよい。
以上説明した乳母車1によれば、展開状態(図2参照)の乳母車1を左側から見た場合において、リンクL5を後脚12に対して時計回りに回動させることにより、リンクL2及びリンクL4をリンクL3に対して時計回りに回動させると共に、前輪13と後輪14とが互いに接近するように前脚11に対して後脚12を回動させて、折り畳み状態(図3参照)にすることができる。さらに、乳母車1では、従来1つのリンク部材によって形成されていたアームレストが、互いに回動可能に接続されたリンクL1,L2に分割されている。上記構成によれば、展開状態(図2参照)において、リンクL1,L2を合わせた部分をアームレストとして機能させることができるため、従来のように1つのリンク部材でアームレストを構成する場合よりも、アームレストを大型化させて、乗車スペースを広げることが容易となる。
また、折り畳み状態(図3参照)においては、リンクL1に対してリンクL2を回動させることにより、リンクL1,L2をコンパクトに折り畳むことができる。このため、従来のようにリンクL1,L2を合わせた部分を一体化したアームレスト(すなわち、リンクL1に対応する部分がリンクL2に対応する部分に対して回動しない構成)を用いた場合よりも、折り畳み状態における乳母車1の前後方向(X軸方向)のサイズを小型化することができる。また、アームレスト全体を長くするためにリンクL1及びリンクL2の少なくとも一方を長くすると共にリンクL3を長くしたとしても、折り畳み状態において、リンクL1がリンクL2に対して折れ曲がることにより、乳母車1の姿勢を自立可能に安定化させることができる。従って、乳母車1によれば、折り畳み状態のコンパクト性及び自立安定性を確保しつつ、展開状態における乗車スペースを広げることができる。
図5~図7を用いて、上述した効果についてより詳細に説明する。図5の(A)は、第1比較例に係る乳母車の展開状態を模型によって模式的に示す図であり、図5の(B)は、第1比較例に係る乳母車の折り畳み状態を模型によって模式的に示す図である。図6は、第1比較例に係る乳母車の展開状態(図6の(A)が示す状態)から折り畳み状態(図6の(C)が示す状態)へと遷移する際の各部材の位置関係を模式的に示す図である。図7は、比較例2に係る乳母車の展開状態(図7の(A)が示す状態)から折り畳み状態(図7の(C)が示す状態)へと遷移する際の各部材の位置関係を模式的に示す図である。図6の(B)及び図7の(B)は、展開状態から折り畳み状態に遷移する途中の中間状態を示している。
図5に示されるように、第1比較例に係る乳母車(以下単に「第1比較例」という。)は、リンクL1,L2の代わりに従来のように1つのリンク部材からなるリンクL12を備える点で、本実施形態の乳母車1と相違している。このため、第1比較例では、接続点CP2に相当する関節部分が存在しない。図6に示されるように、第1比較例では、接続点CP3は、接続点CP1を中心とし、リンクL12の長さを半径とする円C1の円周に沿って移動可能となっている。また、リンクL3とリンクL5との接続点CP4(本実施形態の軸部材50の位置に相当)は、中間部12cを中心とし、リンクL5の長さを半径とする円C2の円周に沿って移動可能となっている。
第1比較例では、折り畳み状態において乳母車の前後方向のサイズがコンパクトになるように、アームレスト(リンクL12)及びリンクL3の長さが適切に設定されている。すなわち、図6に示されるように、折り畳み操作によって、リンクL3の下端部とリンクL5の上端部(接続点CP4)とが後脚12から離間し、リンクL5が後脚12に対して、時計回り方向に回動する。また、この動作に伴って、リンクL12及びリンクL4が、それぞれ円C1,C2の円周に沿って時計回りに回動する(リンクL3に対して時計回り方向に回動する)。その結果、第1比較例では、折り畳み状態におけるリンクL12の前後方向の長さd2が、展開状態におけるリンクL12の前後方向の長さd1よりも短くなる。
次に、第1比較例よりもアームレスト(リンクL12)を伸ばした第2比較例について説明する。第2比較例では、リンクL12の長さを伸ばした分だけ、第1比較例(図6)よりも円C1の半径が大きくなる。また、その分、リンクL12の端部(接続点CP3)と接続点CP4との距離が長くなるため、リンクL3の長さも伸ばす必要が生じる。
図7の(A)は、上記のようにリンクL12及びリンクL3を第1比較例よりも長く伸ばした第2比較例の展開状態における各部材の位置関係を示している。第2比較例では、第1比較例よりもリンクL12及びリンクL3を伸ばすことによって、展開状態における乗車スペースを広げることができる。しかし、図7の(A)→(B)→(C)のように展開状態から折り畳み状態へと遷移させると、リンクL12及びリンクL3を長くした影響によって、図7の(C)に示されるように、接続点CP3が十分に下方に移動する前(すなわち、リンクL12の前後方向の長さが十分に短くなる前)に、リンクL3の下端部が後脚12に当たることになる。このため、第2比較例では、折り畳み状態にすることによって乳母車の前後方向のサイズを十分に小型化することができない。また、第2比較例では、乳母車が十分に折り畳まれる前(すなわち、リンクL12の前後方向の長さが十分に短くなる前)にリンクL3が後脚12と干渉してしまうため、乳母車が安定して自立可能となる姿勢まで乳母車を折り畳むことができないおそれがある。
以上のように、アームレストを1つのリンク部材(リンクL12)によって構成した場合、第1比較例から第2比較例への変形のように、展開状態における乗車スペースを広げるために単純にアームレスト(リンクL12)を長くすると、折り畳み状態のコンパクト性及び自立安定性が損なわれてしまう。これに対して、リンクL12の代わりに互いに回動可能に接続されたリンクL1,L2を備えた乳母車1によれば、図7の(C)に破線で示すように、折り畳み状態において、リンクL1に対してリンクL2が折れ曲がることができる。これにより、リンクL3が後脚12と干渉する前に、アームレスト(すなわち、リンクL1,L2を合わせた部分)の前後方向の長さが十分に短くなり且つ自立可能な姿勢になるまで、乳母車1を折り畳むことが可能となる。
また、本実施形態では、前脚11及び後脚12の一方は、リンクL1に対して回動可能に接続されており、前脚11及び後脚12の他方は、リンクL1に対して回動しないように接続されている。仮にリンクL1に対して前脚11及び後脚12の両方が回動可能になっていると、リンクL1に対する前脚11及び後脚12の姿勢が一意に定まらないため、展開状態と折り畳み状態との間を遷移する際の各部材の位置関係が一意に定まらず、展開状態と折り畳み状態との間の遷移動作が不安定になるおそれがある。これに対して、前脚11及び後脚12の一方のみをリンクL1に対して回動可能に接続することにより、展開状態と折り畳み状態との間の遷移動作を安定させることができる。また、折り畳み状態における乳母車1の自立安定性を向上させることもできる。
また、本実施形態では、前脚11は、リンクL1に対して回動可能に接続されており、後脚12は、リンクL1に対して回動しないように接続されている。上記構成によれば、後脚12をリンクL1に対して回動可能にすると共に前脚11をリンクL1に対して回動しないように構成する場合(後述する変形例)よりも、折り畳み状態における接続点CP2の高さ位置を下げることができる。より具体的には、展開状態(図2)から折り畳み状態(図3)へと遷移させる際に、前脚11に対してリンクL1を図2及び図3における時計回りに回動させることにより、このようにリンクL1を前脚11に対して回動できない場合と比較して、折り畳み状態における接続点CP2の位置を下方に移動させることができる。これにより、折り畳み状態において、リンクL1,L2を含む乳母車本体2の重心位置を下げることができ、折り畳み状態における自立安定性を効果的に高めることができる。
また、図2に示されるように、本実施形態では、展開状態において、接続点CP2は、接続点CP1と接続点CP3とを結ぶ直線Lよりも上方に位置している。上記構成によれば、リンクL1,L2が、接続点CP1と接続点CP3との間において、上方に凸となるように架け渡されるため、展開状態において乳母車1に乗車する乳幼児の側方を保護するアームレスト(すなわち、リンクL1,L2を合わせた部分)の高さを適切に確保することができ、乳幼児の安全性を高めることができる。
以上、本開示の一実施形態について説明したが、本開示は、上述した実施形態に限られない。各構成の材料及び形状には、上述した材料及び形状に限らず、様々な材料及び形状を採用することができる。
例えば、上記実施形態の乳母車1の乳母車本体2の構成は、一例に過ぎず、上記実施形態とは異なるフレーム構造を有してもよい。例えば、図8に示される変形例に係る乳母車1Aのように、後脚12がリンクL1に対して回動可能に接続されると共に、前脚11がリンクL1に対して回動しないように接続されてもよい。なお、乳母車1Aの上記以外の構成は、乳母車1と同様である。ただし、乳母車1Aの各部材(例えば、リンクL1~L5等)の寸法は、乳母車1との機構の違いに応じて、乳母車1の各部材の寸法とは異なってもよい。上記のような乳母車1Aによれば、前脚11をリンクL1に対して回動可能にすると共に後脚12をリンクL1に対して回動しないように構成する場合(すなわち、上記実施形態の乳母車1)よりも、折り畳み状態におけるリンクL1,L2を合わせた部分の前後方向(X軸方向)の長さを短くすることが可能となる。すなわち、折り畳み状態において、リンクL1が前脚11に対して回動しないことにより、折り畳み状態においてリンクL1と前脚11とがなす角度は、展開状態と同じ角度になる。これにより、図8に示されるように、水平面に対するリンクL1,L2の傾斜角度を図3に示されるリンクL1,L2の傾斜角度よりも大きくすることができる。その結果、接続点CP1と接続点CP3との前後方向(X軸方向)の距離を短くすることができる。以上により、乳母車1Aによれば、折り畳み状態における乳母車1Aの前後方向(X軸方向)のサイズをより効果的に小型化するこができる。
1,1A…乳母車、11…前脚、11a…下端部、11b…上端部、11c…中間部、12…後脚、12a…下端部、12b…上端部、12c…中間部、13…前輪、14…後輪、CP1…接続点(第1接続点)、CP2…接続点(第2接続点)、CP3…接続点(第3接続点)、L…直線、L1…リンク(第1リンク)、L2…リンク(第2リンク)、L3…リンク(第3リンク)、L4…リンク(第4リンク)、L5…リンク(第5リンク)。

Claims (6)

  1. 展開状態から折り畳み状態へと折り畳み可能に構成された乳母車であって、
    前輪が設けられた下端部を有する前脚と、
    後輪が設けられた下端部を有する後脚と、
    前記前脚及び前記後脚の各々の上端部と第1接続点において接続される第1リンクと、
    前記展開状態で前記第1接続点よりも後方に位置する第2接続点において前記第1リンクに対して回動可能に接続される第2リンクと、
    前記展開状態で前記第2接続点よりも後方に位置する第3接続点において前記第2リンクに対して回動可能に接続される第3リンクと、
    前記前脚の前記下端部及び前記上端部の間の中間部に対して回動可能に接続される第4リンクと、
    前記後脚の前記下端部及び前記上端部の間の中間部に対して回動可能に接続される第5リンクと、を備え、
    前記前脚及び前記後脚の少なくとも一方は、前記第1リンクに対して回動可能に接続されており、
    前記第3リンクは、前記第4リンク及び前記第5リンクの少なくとも一方と回動可能に接続されており、
    前記第4リンクは、前記第3リンク及び前記第5リンクの少なくとも一方と回動可能に接続されており、
    前記第5リンクは、前記第3リンク及び前記第4リンクの少なくとも一方と回動可能に接続されており
    前記展開状態において、前記第2接続点は、前記第1接続点と前記第3接続点とを結ぶ直線よりも上方に位置する、
    乳母車。
  2. 前記前脚及び前記後脚の一方は、前記第1リンクに対して回動可能に接続されており、
    前記前脚及び前記後脚の他方は、前記第1リンクに対して回動しないように接続されている、
    請求項1に記載の乳母車。
  3. 前記前脚は、前記第1リンクに対して回動可能に接続されており、
    前記後脚は、前記第1リンクに対して回動しないように接続されている、
    請求項2に記載の乳母車。
  4. 展開状態から折り畳み状態へと折り畳み可能に構成された乳母車であって、
    前輪が設けられた下端部を有する前脚と、
    後輪が設けられた下端部を有する後脚と、
    前記前脚及び前記後脚の各々の上端部と第1接続点において接続される第1リンクと、
    前記展開状態で前記第1接続点よりも後方に位置する第2接続点において前記第1リンクに対して回動可能に接続される第2リンクと、
    前記展開状態で前記第2接続点よりも後方に位置する第3接続点において前記第2リンクに対して回動可能に接続される第3リンクと、
    前記前脚の前記下端部及び前記上端部の間の中間部に対して回動可能に接続される第4リンクと、
    前記後脚の前記下端部及び前記上端部の間の中間部に対して回動可能に接続される第5リンクと、を備え、
    前記前脚及び前記後脚の少なくとも一方は、前記第1リンクに対して回動可能に接続されており、
    前記第3リンクは、前記第4リンク及び前記第5リンクの少なくとも一方と回動可能に接続されており、
    前記第4リンクは、前記第3リンク及び前記第5リンクの少なくとも一方と回動可能に接続されており、
    前記第5リンクは、前記第3リンク及び前記第4リンクの少なくとも一方と回動可能に接続されており、
    前記後脚は、前記第1リンクに対して回動可能に接続されており、
    前記前脚は、前記第1リンクに対して回動しないように接続されている、
    母車。
  5. 前記展開状態において、前記第2接続点は、前記第1接続点と前記第3接続点とを結ぶ直線よりも上方に位置する、
    請求項に記載の乳母車。
  6. 前記第2接続点と前記第3接続点との距離は、前記第1接続点と前記第2接続点との距離よりも長い、
    請求項1~のいずれか一項に記載の乳母車。
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WO2019054429A1 (ja) 2017-09-13 2019-03-21 コンビ株式会社 乳母車

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