WO2016056631A1 - 評価方法、評価装置、評価プログラム、評価システム、及び端末装置 - Google Patents
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Abstract
Description
(略称) (正式名称)
a-ABA α-Aminobutyric acid
Ala Alanine
Arg Arginine
Asn Asparagine
Cit Citrulline
Gln Glutamine
Glu Glutamic acid
Gly Glycine
His Histidine
Ile Isoleucine
Leu Leucine
Lys Lysine
Met Methionine
Orn Ornithine
Phe Phenylalanine
Pro Proline
Ser Serine
Thr Threonine
Trp Tryptophan
Tyr Tyrosine
Val Valine
必須アミノ酸とは、His、Ile、Leu、Lys,Met,Phe、Thr、Trp、Valのことである。また、準必須アミノ酸とは、Argのことであるが、Cys(システイン)とTyrを更に含める場合もある。
また、本発明において、生活習慣病とは、食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群のことであり、例えば、高血圧症、脂肪肝、高リスク脂肪肝、糖尿病、耐糖能異常、肥満、高度肥満、脂質異常症、慢性腎症、動脈硬化症、脳梗塞、心疾患、メタボリックシンドローム、交感神経疾患、炎症性疾患、貧血、タンパク栄養不良、免疫低下、肥満体格、呼吸器疾患、循環器疾患、高血圧、腎・尿路疾患、胃・腸疾患、肝臓疾患、胆・膵疾患、糖代謝疾患、脂質代謝疾患、尿酸代謝疾患、血液疾患、血清疾患、眼科疾患、聴力異常、泌尿器系疾患、腫瘍マーカー高値、婦人科系疾患、乳房疾患、脳疾患、骨塩量低下、心房細動、不整脈などが挙げられる。
[1-1.第1実施形態の概要]
ここでは、第1実施形態の概要について図1を参照して説明する。図1は第1実施形態の基本原理を示す原理構成図である。
(A)採取した血液サンプルを遠心することにより血液から血漿を分離する。全ての血漿サンプルは、アミノ酸濃度値の測定時まで-80℃で凍結保存する。アミノ酸濃度値測定時には、アセトニトリルを添加し除蛋白処理を行った後、標識試薬(3-アミノピリジル-N-ヒドロキシスクシンイミジルカルバメート)を用いてプレカラム誘導体化を行い、そして、液体クロマトグラフ質量分析計(LC/MS)によりアミノ酸濃度値を分析する(国際公開第2003/069328号、国際公開第2005/116629号を参照)。
(B)採取した血液サンプルを遠心することにより血液から血漿を分離する。全ての血漿サンプルは、アミノ酸濃度値の測定時まで-80℃で凍結保存する。アミノ酸濃度値測定時には、スルホサリチル酸を添加し除蛋白処理を行った後、ニンヒドリン試薬を用いたポストカラム誘導体化法を原理としたアミノ酸分析計によりアミノ酸濃度値を分析する。
(C)採取した血液サンプルを、膜やMEMS技術または遠心分離の原理を用いて血球分離を行い、血液から血漿または血清を分離する。血漿または血清取得後すぐに濃度値の測定を行わない血漿または血清サンプルは、濃度値の測定時まで-80℃で凍結保存する。濃度値測定時には、酵素やアプタマーなど、標的とする血中物質と反応または結合する分子等を用い、基質認識によって増減する物質や分光学的値を定量等することにより濃度値を分析する。
濃度値の取り得る範囲が所定範囲(例えば0.0から1.0までの範囲、0.0から10.0までの範囲、0.0から100.0までの範囲、又は-10.0から10.0までの範囲、など)に収まるようにするためなどに、例えば、濃度値に対して任意の値を加減乗除したり、濃度値を所定の変換手法(例えば、指数変換、対数変換、角変換、平方根変換、プロビット変換、逆数変換、Box-Cox変換、又はべき乗変換など)で変換したり、また、濃度値に対してこれらの計算を組み合わせて行ったりすることで、濃度値を変換してもよい。例えば、濃度値を指数としネイピア数を底とする指数関数の値(具体的には、将来の生活習慣病リスクが所定の状態(例えば、基準値を超えた状態、など)である確率pを定義したときの自然対数ln(p/(1-p))が濃度値と等しいとした場合におけるp/(1-p)の値)をさらに算出してもよく、また、算出した指数関数の値を1と当該値との和で割った値(具体的には、確率pの値)をさらに算出してもよい。
また、特定の条件のときの変換後の値が特定の値となるように、濃度値を変換してもよい。例えば、特異度が80%のときの変換後の値が5.0となり且つ特異度が95%のときの変換後の値が8.0となるように濃度値を変換してもよい。
また、各アミノ酸ごとに、アミノ酸濃度分布を正規分布化した後、平均50、標準偏差10となるように偏差値化してもよい。その際、男女別に行ってもよい。
評価式の値の取り得る範囲が所定範囲(例えば0.0から1.0までの範囲、0.0から10.0までの範囲、0.0から100.0までの範囲、又は-10.0から10.0までの範囲、など)に収まるようにするためなどに、例えば、評価式の値に対して任意の値を加減乗除したり、評価式の値を所定の変換手法(例えば、指数変換、対数変換、角変換、平方根変換、プロビット変換、逆数変換、Box-Cox変換、又はべき乗変換など)で変換したり、また、評価式の値に対してこれらの計算を組み合わせて行ったりすることで、評価式の値を変換してもよい。例えば、評価式の値を指数としネイピア数を底とする指数関数の値(具体的には、将来の生活習慣病リスクが所定の状態(例えば、基準値を超えた状態、など)である確率pを定義したときの自然対数ln(p/(1-p))が評価式の値と等しいとした場合におけるp/(1-p)の値)をさらに算出してもよく、また、算出した指数関数の値を1と当該値との和で割った値(具体的には、確率pの値)をさらに算出してもよい。
また、特定の条件のときの変換後の値が特定の値となるように、評価式の値を変換してもよい。例えば、特異度が80%のときの変換後の値が5.0となり且つ特異度が95%のときの変換後の値が8.0となるように評価式の値を変換してもよい。
また、平均50、標準偏差10となるように偏差値化してもよい。その際、男女別に行ってもよい。
なお、本明細書における評価値は、評価式の値そのものであってもよく、評価式の値を変換した後の値であってもよい。
また、「アミノ酸の濃度値および予め設定された1つまたは複数の閾値」または「アミノ酸の濃度値、アミノ酸の濃度値が代入される変数を含む式、および予め設定された1つまたは複数の閾値」を用いて、評価対象を、将来の生活習慣病リスクの程度を少なくとも考慮して定義された複数の区分のうちのどれか1つに分類してもよい。なお、複数の区分には、将来の生活習慣病リスク(将来、生活習慣病を発症する可能性の程度)が高い対象を属させるための区分、将来の生活習慣病リスクが低い対象を属させるための区分、および将来の生活習慣病リスクが中程度である対象を属させるための区分が含まれていてもよい。また、複数の区分には、将来の生活習慣病リスクが高い対象を属させるための区分、および、将来の生活習慣病リスクが低い対象を属させるための区分が含まれていてもよい。
また、将来の生活習慣病リスクが連続的な数値で計測可能なものである場合に、アミノ酸の濃度値、あるいは、アミノ酸の濃度値およびアミノ酸の濃度値が代入される変数を含む式を用いて、評価対象における将来の生活習慣病リスクの値を推定してもよい。
また、濃度値又は式の値を所定の手法で変換し、変換後の値を用いて評価対象を複数の区分のうちのどれか1つに分類したり、評価対象における将来の生活習慣病リスクの値を推定したりしてもよい。
また、「アミノ酸の濃度値および予め設定された1つまたは複数の閾値」または「アミノ酸の濃度値、アミノ酸の濃度値が代入される変数を含む式、および予め設定した1つまたは複数の閾値」を用いて、評価対象を、インスリンの量の程度を少なくとも考慮して定義された複数の区分のうちのどれか1つに分類してもよい。なお、複数の区分には、インスリンの量(例えばOGTTの120分時のインスリン値など)が大である対象を属させるための区分、インスリンの量(例えばOGTTの120分時のインスリン値など)が小である対象を属させるための区分、およびインスリンの量(例えばOGTTの120分時のインスリン値など)が中である対象を属させるための区分が含まれていてもよい。また、複数の区分には、インスリンの量(例えばOGTTの120分時のインスリン値など)が基準値(例えば40μU/mlなど)以上である対象を属させるための区分およびインスリンの量(例えばOGTTの120分時のインスリン値など)が基準値(例えば40μU/mlなど)以下である対象を属させるための区分が含まれていてもよい。また、複数の区分には、OGTTの120分時のインスリン値が40μU/ml以上である可能性が高い対象を属させるための区分、前記可能性が低い対象を属させるための区分、および前記可能性が中程度である対象を属させるための区分が含まれていてもよい。また、複数の区分には、OGTTの120分時のインスリン値が40μU/ml以上である可能性が高い対象を属させるための区分、および、前記可能性が低い対象を属させるための区分が含まれていてもよい。
また、アミノ酸の濃度値、および、アミノ酸の濃度値が代入される変数を含む式を用いて、評価対象におけるインスリンの量を推定してもよい。
また、濃度値又は式の値を所定の手法で変換し、変換後の値を用いて、評価対象を複数の区分のうちのどれか1つに分類したり、評価対象におけるインスリンの量を推定したりしてもよい。
また、「アミノ酸の濃度値および予め設定された1つまたは複数の閾値」または「アミノ酸の濃度値、アミノ酸の濃度値が代入される変数を含む式、および予め設定した1つまたは複数の閾値」を用いて、評価対象を、内臓脂肪の量の程度を少なくとも考慮して定義された複数の区分のうちのどれか1つに分類してもよい。なお、複数の区分には、内臓脂肪の量(例えば内臓脂肪面積値など)が大である対象を属させるための区分、内臓脂肪の量(例えば内臓脂肪面積値など)が小である対象を属させるための区分、および内臓脂肪の量(例えば内臓脂肪面積値など)が中である対象を属させるための区分が含まれていてもよい。また、複数の区分には、内臓脂肪の量(例えば内臓脂肪面積値など)が基準値(例えば100cm2など)以上である対象を属させるための区分および内臓脂肪の量(例えば内臓脂肪面積値など)が基準値(例えば100cm2など)以下である対象を属させるための区分が含まれていてもよい。また、複数の区分には、内臓脂肪面積値が100cm2以上である可能性が高い対象を属させるための区分、前記可能性が低い対象を属させるための区分、および前記可能性が中程度である対象を属させるための区分が含まれていてもよい。また、複数の区分には、内臓脂肪面積値が100cm2以上である可能性が高い対象を属させるための区分、および、前記可能性が低い対象を属させるための区分が含まれていてもよい。
また、アミノ酸の濃度値、および、アミノ酸の濃度値が代入される変数を含む式を用いて、評価対象における内臓脂肪の量を推定してもよい。
また、濃度値又は式の値を所定の手法で変換し、変換後の値を用いて、評価対象を複数の区分のうちのどれか1つに分類したり、評価対象における内臓脂肪の量を推定したりしてもよい。
なお、分類又は推定を行う際には、評価対象のBMI値や、BMI値が代入される変数をさらに含む式をさらに用いてもよい。
また、「アミノ酸の濃度値および予め設定した1つまたは複数の閾値」または「アミノ酸の濃度値、アミノ酸の濃度値が代入される変数を含む式、および予め設定した1つまたは複数の閾値」を用いて、評価対象を、肝臓が前記状態となっている可能性の程度を少なくとも考慮して定義された複数の区分のうちのどれか1つに分類してもよい。なお、複数の区分には、肝臓が前記状態となっている可能性が高い対象を属させるための区分、肝臓が前記状態となっている可能性が低い対象を属させるための区分、および肝臓が前記状態となっている可能性が中程度である対象を属させるための区分が含まれていてもよい。また、複数の区分には、肝臓が前記状態となっている可能性が高い対象を属させるための区分、および、肝臓が前記状態となっている可能性が低い対象を属させるための区分が含まれていてもよい。
また、濃度値又は式の値を所定の手法で変換し、変換後の値を用いて評価対象を複数の区分のうちのどれか1つに分類してもよい。
1.アミノ酸以外の他の血中の代謝物(アミノ酸代謝物・糖類・脂質等)、タンパク質、ペプチド、ミネラル、ホルモン等の濃度値
2.アルブミン、総蛋白、トリグリセリド、HbA1c、糖化アルブミン、インスリン抵抗性指数、総コレステロール、LDLコレステロール、HDLコレステロール、アミラーゼ、総ビリルビン、クレアチニン、推算糸球体濾過量(eGFR)、尿酸等の血液検査値
3.超音波エコー、X線、CT、MRI等の画像情報から得られる値
4.年齢、身長、体重、BMI、腹囲、収縮期血圧、拡張期血圧、性別、喫煙情報、食事情報、飲酒情報、運動情報、ストレス情報、睡眠情報、家族の既往歴情報、疾患歴情報(糖尿病等)等の生体指標に関する値
なお、ステップS11を実行する前に、例えば、ヒトに投与可能な既存の薬物・アミノ酸・食品・サプリメントを適宜組み合わせたもの(例えば、将来の生活習慣病リスクの改善に効果があること知られている薬物などを適宜組み合わせたもの)を、所定の期間(例えば1日から12ヶ月の範囲)にわたり、所定量ずつ所定の頻度・タイミング(例えば1日3回・食後)で、所定の投与方法(例えば経口投与)により投与してもよい。ここで、投与方法や用量、剤形は、病状に応じて適宜組み合わせてもよい。なお、剤形は、公知の技術に基づいて決めてもよい。また、用量は、特に定めは無いが、例えば有効成分として1ugから100gを含有した形態で与えてもよい。
また、投与した物質群が将来の生活習慣病リスクの状態を改善させるものであるという判定結果が得られた場合には、投与した物質群が将来の生活習慣病リスクの状態を改善させる物質として探索されてもよい。なお、この探索方法によって探索された物質群として、例えば、前記21種のアミノ酸を含むアミノ酸群が挙げられる。
また、前記21種類のアミノ酸を含むアミノ酸群の濃度値や評価式の値を正常化させる物質を、第1実施形態の評価方法や第2実施形態の評価装置を用いて選択することができる。
また、将来の生活習慣病リスクの状態を改善させる物質を探索するとは、将来の生活習慣病リスクの改善に有効な新規物質を見出すことのみならず、公知物質の将来の生活習慣病リスクの改善用途を新規に見出すことや、将来の生活習慣病リスクの改善に有効性を期待できる既存の薬剤・サプリメント等を組み合わせた新規組成物を見出すことや、上記した適切な用法・用量・組み合わせを見出し、それをキットとすることや、食事・運動等も含めた予防・治療メニューを提示することや、当該予防・治療メニューの効果をモニタリングし、必要に応じて個人ごとにメニューの変更を提示すること等が含まれる。
[2-1.第2実施形態の概要]
ここでは、第2実施形態の概要について図2を参照して説明する。図2は第2実施形態の基本原理を示す原理構成図である。なお、本第2実施形態の説明では、上述した第1実施形態と重複する説明を省略する場合がある。特に、ここでは、将来の生活習慣病リスクを評価する際に、評価式の値又はその変換後の値を用いるケースを一例として記載しているが、例えば、アミノ酸の濃度値又はその変換後の値(例えばアミノ酸濃度偏差値など)を用いてもよい。
ここでは、第2実施形態にかかる評価システム(以下では本システムと記す場合がある。)の構成について、図3から図18を参照して説明する。なお、本システムはあくまでも一例であり、本発明はこれに限定されない。特に、ここでは、将来の生活習慣病リスクを評価する際に、評価式の値又はその変換後の値を用いるケースを一例として記載しているが、例えば、アミノ酸の濃度値又はその変換後の値(例えばアミノ酸濃度偏差値など)を用いてもよい。
1.アミノ酸以外の他の血中の代謝物(アミノ酸代謝物・糖類・脂質等)、タンパク質、ペプチド、ミネラル、ホルモン等の濃度値
2.アルブミン、総蛋白、トリグリセリド、HbA1c、糖化アルブミン、インスリン抵抗性指数、総コレステロール、LDLコレステロール、HDLコレステロール、アミラーゼ、総ビリルビン、クレアチニン、推算糸球体濾過量(eGFR)、尿酸等の血液検査値
3.超音波エコー、X線、CT、MRI等の画像情報から得られる値
4.年齢、身長、体重、BMI、腹囲、収縮期血圧、拡張期血圧、性別、喫煙情報、食事情報、飲酒情報、運動情報、ストレス情報、睡眠情報、家族の既往歴情報、疾患歴情報(糖尿病等)等の生体指標に関する値
ここでは、第2実施形態の具体例について説明する。
例えば、クライアント装置200は、評価装置100から式の値を受信した場合には、評価部210aは、変換部210a2で式の値を変換したり、式の値又は変換後の値を用いて将来の生活習慣病リスクを推定したり、生成部210a3で式の値又は変換後の値に対応する位置情報を生成したり、分類部210a4で式の値又は変換後の値を用いて個体を将来の生活習慣病リスクに関する複数の区分のうちのどれか1つに分類したりしてもよい。
また、クライアント装置200は、評価装置100から変換後の値を受信した場合には、評価部210aは、変換後の値を用いて将来の生活習慣病リスクを推定したり、生成部210a3で変換後の値に対応する位置情報を生成したり、分類部210a4で変換後の値を用いて個体を将来の生活習慣病リスクに関する複数の区分のうちのどれか1つに分類したりしてもよい。
また、クライアント装置200は、評価装置100から式の値又は変換後の値と位置情報とを受信した場合には、評価部210aは、式の値又は変換後の値を用いて将来の生活習慣病リスクを推定したり、分類部210a4で式の値又は変換後の値を用いて個体を将来の生活習慣病リスクに関する複数の区分のうちのどれか1つに分類したりしてもよい。
本発明にかかる評価装置、評価方法、評価プログラム、評価システム、および端末装置は、上述した第2実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
TPの検査値が、6.3g/dl以下又は8.4g/dl以上である。
Albの検査値が、3.7g/dl以下又は5.3g/dl以上である。
T-Bilの検査値が、2.0mg/dl以上である。
WBCの検査値が、1.5×103/mm3以下である。
RBCの検査値が、330×104/mm3以下である。
Hbの検査値が、10g/dl以下である。
MCVの検査値が、70fl以下である。
UAの検査値が、1.5mg/dl以下又は9.0mg/dl以上である。
TGの検査値が、300mg/dl以上である。
T-choの検査値が、300mg/dl以上である。
Glucoseの検査値が、121mg/dl以上である。
γGTの検査値が、100U/L以上である。
ALTの検査値が、60U/L以上である。
CKの検査値が、350U/L以上である。
CRPの検査値が、0.8mg/dl以上である。
BMIの検査値が、14以下又は30以上である。
指標式2:「a2×Asn+b2×Gly+c2×Ala+d2×Cit+e2×Leu+f2×Tyr+g2」
※指標式1において、a1,b1,c1,d1,e1,f1はゼロではない実数であり、g1は実数である。
※指標式2において、a2,b2,c2,d2,e2,f2はゼロではない実数であり、g3は実数である。
※収縮期血圧が140mmHg以上である又は拡張期血圧が90mmHg以上である場合に、高血圧症と診断される。
2.脂肪肝
※腹部超音波検査にて肝腎コントラスト比より脂肪肝の所見が観察された場合に、脂肪肝と診断される。
3.高リスク脂肪肝
※脂肪肝と診断され且つAST(GOT)が38U/Lより高値である場合に、高リスク脂肪肝と診断される。
4.糖尿病
※下記項目1~3のいずれかと項目4が確認された場合に、糖尿病と診断される。
項目1:早朝空腹時血糖値が126mg/dL以上
項目2:75gOGTT120分時の血糖値が200mg/dL以上
項目3:随時血糖値が200mg/dL以上
項目4:HbA1C(JDS値)が6.1%以上[HbA1C(国際標準値)が6.5%以上]
5.耐糖能異常
※75gOGTT120分時の血糖値が140mg/dl以上且つ199mg/dl以下である場合に、耐糖能異常と診断される。
※「ウエストが、男性の場合で85cm以上、女性の場合で90cm以上である」(内臓脂肪面積値が100cm2以上になっていることの目安)又は「BMIが25以上である」場合に、肥満と診断される。
7.高度肥満
※BMIが30以上である場合に、高度肥満と診断される。
8.脂質異常症
※「トリグリセライド(TG)が150mg/dL以上である、HDLコレステロールが40mg/dL未満である、又はLDLコレステロールが140mg/dL以上である」場合に、脂質異常症と診断される。
9.慢性腎症
※推算糸球体濾過量(eGFR)が60未満である場合に、慢性腎症と診断される。
10.動脈硬化症
※動脈硬化症ドックにて硬化の所見が観察された場合、動脈硬化症と診断される。
※頭部MRI,MRA検査により脳梗塞の所見が観察された場合、脳梗塞と診断される。
12.心疾患リスクあり
※ミネソタコードが正常範囲外の場合、心疾患リスクありと診断される。
13.メタボリックシンドローム
※下記項目1に該当する場合において、さらに下記項目2から4のうちの少なくとも2つに該当するときに、メタボリックシンドロームと診断される。
項目1:「ウエストが、男性の場合で85cm以上、女性の場合で90cm以上である」(内臓脂肪面積値が100cm2以上になっていることの目安)又は「BMIが25以上である」
項目2:「中性脂肪(トリグリセライド)が150mg/dl以上である」及び/又は「HDLコレステロールが40mg/dl未満である」
項目3:「収縮期血圧が130mmHg以上である」及び/又は「拡張期血圧が85mmHg以上である」
項目4:空腹時血糖が110mg/dl以上である。
14.交感神経リスク
心拍数が90/分以上の場合、もしくは好中球比率が79%以上の場合交感神経疾患リスクがあると判定する。
15.炎症性疾患リスク
CRP値が0.3mg/dl以上の場合、炎症性疾患リスクがあると判定する。
男性の場合、血色素量が13.5g/dl以下、もしくはヘマトクリット値が39.8%以下、もしくは赤血球数が427×104/mm3以下のとき、女性の場合、血色素量が11.3g/dl以下、もしくはヘマトクリット値が33.4%以下、もしくは赤血球数が376×104/mm3以下、もしくは血清鉄が48μg/dl以下のとき、貧血リスクがあると判定する。
17.タンパク栄養不良リスク
血中アルブミンが4mg/dl未満、あるいは血中総タンパクが6.7mg/dl未満の場合、タンパク栄養不良リスクがあると判定する。
18.免疫低下リスク
リンパ球比率が25%以下の場合、免疫低下リスクがあると判定する。
19.体格(肥満体格)リスク
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
20.呼吸器疾患リスク
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
22.高血圧リスク
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
23.腎・尿路疾患リスク
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
24.胃・腸疾患リスク
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
25.肝臓疾患リスク
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
27.糖代謝疾患リスク
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
28.脂質代謝疾患リスク
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
29.尿酸代謝疾患リスク
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
30.血液疾患リスク
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
32.眼科疾患リスク
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
33.聴力異常
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
34.泌尿器系疾患リスク
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
35.腫瘍マーカー高値
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
37.乳房疾患リスク
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
38.脳疾患リスク
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
39.動脈硬化症リスク
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
40.骨塩量低下リスク
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
図35から図49に、背景因子として性別の調整を行った場合のオッズ比、およびその95%信頼区間下限、95%信頼区間上限、オッズ比のp値をそれぞれ記載した(p<0.05)。
図50から図63に、背景因子として年齢の調整を行った場合のオッズ比、およびその95%信頼区間下限、95%信頼区間上限、オッズ比のp値をそれぞれ記載した(p<0.05)。
図64から図74に、背景因子としてBMIの調整を行った場合のオッズ比、およびその95%信頼区間下限、95%信頼区間上限、オッズ比のp値をそれぞれ記載した(p<0.05)。
図75から図88に、背景因子として性別および年齢の調整を行った場合のオッズ比、およびその95%信頼区間下限、95%信頼区間上限、オッズ比のp値をそれぞれ記載した(p<0.05)。
図89から図99に、背景因子として性別およびBMIの調整を行った場合のオッズ比、およびその95%信頼区間下限、95%信頼区間上限、オッズ比のp値をそれぞれ記載した(p<0.05)。
図100から図108に、背景因子として年齢およびBMIの調整を行った場合のオッズ比、およびその95%信頼区間下限、95%信頼区間上限、オッズ比のp値をそれぞれ記載した(p<0.05)。
図109から図117に、背景因子として性別および年齢およびBMIの調整を行った場合のオッズ比、およびその95%信頼区間下限、95%信頼区間上限、オッズ比のp値をそれぞれ記載した(p<0.05)。
Albの検査値が、4.1g/dl未満又は5.1g/dlを超える。
Hbの検査値が、男性の場合は13.5g/dl未満又は16.9g/dlを超える、女性の場合は11.0g/dl未満又は14.8g/dlを超える。
MCVの検査値が、82fl未満又は98flを超える。
UAの検査値が、男性の場合は3.8mg/dl未満又は8.0mg/dlを超える、女性の場合は2.6mg/dl未満又は5.6mg/dlを超える。
TGの検査値が、男性の場合は42mg/dl未満又は222mg/dlを超える、女性の場合は30mg/dl未満又は124mg/dlを超える。
Glucoseの検査値が、76mg/dl未満又は106を超える。
γGTの検査値が、9U/L未満又は55U/Lを超える。
ALTの検査値が、8U/L未満又は33U/Lを超える。
CKの検査値が、男性の場合は61U/L未満又は257U/Lを超える、女性の場合は43U/L未満又は157U/Lを超える。
CRPの検査値が、1.4mg/dlを超える。
BMIの検査値が、14以下又は30以上である。
※収縮期血圧が140mmHg以上である又は拡張期血圧が90mmHg以上である場合に、高血圧症と診断される。
2.脂肪肝
※腹部超音波検査にて肝腎コントラスト比より脂肪肝の所見が観察された場合に、脂肪肝と診断される。
3.高リスク脂肪肝
※脂肪肝と診断され且つAST(GOT)が38U/Lより高値である場合に、高リスク脂肪肝と診断される。
4.糖尿病
※下記項目1~3のいずれかと項目4が確認された場合に、糖尿病と診断される。
項目1:早朝空腹時血糖値が126mg/dL以上
項目2:75gOGTT120分時の血糖値が200mg/dL以上
項目3:随時血糖値が200mg/dL以上
項目4:HbA1C(JDS値)が6.1%以上[HbA1C(国際標準値)が6.5%以上]
5.耐糖能異常
※75gOGTT120分時の血糖値が140mg/dl以上且つ199mg/dl以下である場合に、耐糖能異常と診断される。
※「ウエストが、男性の場合で85cm以上、女性の場合で90cm以上である」(内臓脂肪面積値が100cm2以上になっていることの目安)又は「BMIが25以上である」場合に、肥満と診断される。
7.高度肥満
※BMIが30以上である場合に、高度肥満と診断される。
8.脂質異常症
※「トリグリセライド(TG)が150mg/dL以上である、HDLコレステロールが40mg/dL未満である、又はLDLコレステロールが140mg/dL以上である」場合に、脂質異常症と診断される。
9.慢性腎症
※推算糸球体濾過量(eGFR)が60未満である場合に、慢性腎症と診断される。
10.動脈硬化症
※動脈硬化症ドックにて硬化の所見が観察された場合、動脈硬化症と診断される。
※頭部MRI,MRA検査により脳梗塞の所見が観察された場合、脳梗塞と診断される。
12.心疾患リスクあり
※ミネソタコードが正常範囲外の場合、心疾患リスクありと診断される。
13.メタボリックシンドローム
※下記項目1に該当する場合において、さらに下記項目2から4のうちの少なくとも2つに該当するときに、メタボリックシンドロームと診断される。
項目1:「ウエストが、男性の場合で85cm以上、女性の場合で90cm以上である」(内臓脂肪面積値が100cm2以上になっていることの目安)又は「BMIが25以上である」
項目2:「中性脂肪(トリグリセライド)が150mg/dl以上である」及び/又は「HDLコレステロールが40mg/dl未満である」
項目3:「収縮期血圧が130mmHg以上である」及び/又は「拡張期血圧が85mmHg以上である」
項目4:空腹時血糖が110mg/dl以上である。
14.交感神経リスク
心拍数が90/分以上の場合、もしくは好中球比率が79%以上の場合交感神経疾患リスクがあると判定する。
15.炎症性疾患リスク
CRP値が0.3mg/dl以上の場合、炎症性疾患リスクがあると判定する。
男性の場合、血色素量が13.5g/dl以下、もしくはヘマトクリット値が39.8%以下、もしくは赤血球数が427×104/mm3以下のとき、女性の場合、血色素量が11.3g/dl以下、もしくはヘマトクリット値が33.4%以下、もしくは赤血球数が376×104/mm3以下、もしくは血清鉄が48μg/dl以下のとき、貧血リスクがあると判定する。
17.タンパク栄養不良リスク
血中アルブミンが4mg/dl未満、あるいは血中総タンパクが6.7mg/dl未満の場合、タンパク栄養不良リスクがあると判定する。
18.免疫低下リスク
リンパ球比率が25%以下の場合、免疫低下リスクがあると判定する。
19.心筋梗塞
心電図の検査結果に心筋梗塞の所見が観察された場合、心筋梗塞ありと診断される。
20.心房細動
心電図の検査結果に心房細動の所見が観察された場合、心房細動ありと診断される。
心電図の検査結果に期外収縮の所見が観察された場合、期外収縮ありと診断される。
22.不整脈
心電図の検査結果に心房細動もしくは期外収縮の所見が観察された場合、不整脈ありと診断される。
23.高血圧リスク
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
24.腎・尿路疾患リスク
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
25.胆・膵疾患リスク
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
27.腫瘍マーカー高値
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
28.脳疾患リスク
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
・背景因子の調整を行わなかった場合
・背景因子として性別の調整を行った場合
・背景因子として年齢の調整を行った場合
・背景因子としてBMIの調整を行った場合
・背景因子として性別および年齢の調整を行った場合
・背景因子として性別およびBMIの調整を行った場合
・背景因子として年齢およびBMIの調整を行った場合
・背景因子として性別、年齢およびBMIの調整を行った場合
※収縮期血圧が140mmHg以上である又は拡張期血圧が90mmHg以上である場合に、高血圧症と診断される。
2.脂肪肝
※腹部超音波検査にて肝腎コントラスト比より脂肪肝の所見が観察された場合に、脂肪肝と診断される。
3.高リスク脂肪肝
※脂肪肝と診断され且つAST(GOT)が38U/Lより高値である場合に、高リスク脂肪肝と診断される。
4.糖尿病
※下記項目1~3のいずれかと項目4が確認された場合に、糖尿病と診断される。
項目1:早朝空腹時血糖値が126mg/dL以上
項目2:75gOGTT120分時の血糖値が200mg/dL以上
項目3:随時血糖値が200mg/dL以上
項目4:HbA1C(JDS値)が6.1%以上[HbA1C(国際標準値)が6.5%以上]
5.耐糖能異常
※75gOGTT120分時の血糖値が140mg/dl以上且つ199mg/dl以下である場合に、耐糖能異常と診断される。
※「ウエストが、男性の場合で85cm以上、女性の場合で90cm以上である」(内臓脂肪面積値が100cm2以上になっていることの目安)又は「BMIが25以上である」場合に、肥満と診断される。
7.高度肥満
※BMIが30以上である場合に、高度肥満と診断される。
8.脂質異常症
※「トリグリセライド(TG)が150mg/dL以上である、HDLコレステロールが40mg/dL未満である、又はLDLコレステロールが140mg/dL以上である」場合に、脂質異常症と診断される。
9.慢性腎症
※推算糸球体濾過量(eGFR)が60未満である場合に、慢性腎症と診断される。
10.動脈硬化症
※動脈硬化症ドックにて硬化の所見が観察された場合、動脈硬化症と診断される。
※頭部MRI,MRA検査により脳梗塞の所見が観察された場合、脳梗塞と診断される。
12.心疾患リスクあり
※ミネソタコードが正常範囲外の場合、心疾患リスクありと診断される。
13.メタボリックシンドローム
※下記項目1に該当する場合において、さらに下記項目2から4のうちの少なくとも2つに該当するときに、メタボリックシンドロームと診断される。
項目1:「ウエストが、男性の場合で85cm以上、女性の場合で90cm以上である」(内臓脂肪面積値が100cm2以上になっていることの目安)又は「BMIが25以上である」
項目2:「中性脂肪(トリグリセライド)が150mg/dl以上である」及び/又は「HDLコレステロールが40mg/dl未満である」
項目3:「収縮期血圧が130mmHg以上である」及び/又は「拡張期血圧が85mmHg以上である」
項目4:空腹時血糖が110mg/dl以上である。
14.体格リスク
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
15.循環器疾患リスク
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
17.腎・尿路疾患リスク
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
18.肝臓疾患リスク
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
19.胆・膵疾患リスク
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
20.糖代謝疾患リスク
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
22.尿酸代謝疾患リスク
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
23.脳疾患リスク
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
24.動脈硬化症リスク
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
心拍数が90/分以上の場合、もしくは好中球比率が79%以上の場合交感神経疾患リスクがあると判定する。
2.炎症性疾患リスク
CRP値が0.3mg/dl以上の場合、炎症性疾患リスクがあると判定する。
3.貧血リスク
男性の場合、血色素量が13.5g/dl以下、もしくはヘマトクリット値が39.8%以下、もしくは赤血球数が427×104/mm3以下のとき、女性の場合、血色素量が11.3g/dl以下、もしくはヘマトクリット値が33.4%以下、もしくは赤血球数が376×104/mm3以下、もしくは血清鉄が48μg/dl以下のとき、貧血リスクがあると判定する。
4.タンパク栄養不良リスク
血中アルブミンが4mg/dl未満、あるいは血中総タンパクが6.7mg/dl未満の場合、タンパク栄養不良リスクがあると判定する。
5.免疫低下リスク
リンパ球比率が25%以下の場合、免疫低下リスクがあると判定する。
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
7.血清疾患リスク
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
8.骨塩量低下リスク
当該項目の人間ドックの判定結果が、「日常生活上、注意を要する」、または「要治療」、または「要精密検査」、または「治療継続」の場合、リスクがあると判定する。
102 制御部
102a 要求解釈部
102b 閲覧処理部
102c 認証処理部
102d 電子メール生成部
102e Webページ生成部
102f 受信部
102g 指標状態情報指定部
102h 評価式作成部
102h1 候補式作成部
102h2 候補式検証部
102h3 変数選択部
102i 評価部
102i1 算出部
102i2 変換部
102i3 生成部
102i4 分類部
102j 結果出力部
102k 送信部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 利用者情報ファイル
106b アミノ酸濃度データファイル
106c 指標状態情報ファイル
106d 指定指標状態情報ファイル
106e 評価式関連情報データベース
106e1 候補式ファイル
106e2 検証結果ファイル
106e3 選択指標状態情報ファイル
106e4 評価式ファイル
106f 評価結果ファイル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 クライアント装置(端末装置(情報通信端末装置))
300 ネットワーク
400 データベース装置
Claims (12)
- 評価対象から採取した血液中のアミノ酸の濃度値に関するアミノ酸濃度データに含まれているアミノ酸の濃度値を用いて、前記評価対象について、将来の生活習慣病リスクを評価する評価ステップ
を含むことを特徴とする評価方法。 - 前記評価ステップでは、前記アミノ酸濃度データに含まれているアミノ酸の濃度値又は当該濃度値の変換後の値が、所定値より低い若しくは所定値以下の場合又は所定値以上若しくは所定値より高い場合に、前記評価対象について、将来の生活習慣病リスクを評価すること、
を特徴とする請求項1に記載の評価方法。 - 前記アミノ酸濃度データは、His、Ile、Leu、Lys、Met、Phe、Thr、Trp、Val、及びArgの濃度値を含むこと、
を特徴とする請求項1又は2に記載の評価方法。 - 前記評価ステップでは、His、Ile、Leu、Lys、Met、Phe、Thr、Trp、Val、及びArgのうちの少なくとも1つのアミノ酸の濃度値又は当該濃度値の変換後の値が、所定値より低い若しくは所定値以下の場合又は所定値以上若しくは所定値より高い場合に、前記評価対象について、脳梗塞、貧血、心房細動及び不整脈のうち少なくとも1つを将来発症するリスクを評価すること、
を特徴とする請求項3に記載の評価方法。 - 前記評価ステップでは、
(1)Lys、Leu及びTrpのうちの少なくとも1つのアミノ酸の濃度値又は当該濃度値の変換後の値が所定値より低い又は所定値以下の場合に、貧血を将来発症するリスクを評価する、
(2)His、Met及びPheのうちの少なくとも1つのアミノ酸の濃度値又は当該濃度値の変換後の値が所定値より低い又は所定値以下の場合に、脳梗塞を将来発症するリスクを評価する、及び
(3)Thr又はArgの濃度値又は当該濃度値の変換後の値が所定値より低い又は所定値以下の場合に、心房細動及び/又は不整脈を将来発症するリスクを評価する、
のうち少なくとも1つを行うこと、
を特徴とする請求項2又は4に記載の評価方法。 - 前記変換後の値は、アミノ酸の濃度値を偏差値化した後の値であるアミノ酸濃度偏差値であり、
前記評価ステップでは、前記アミノ酸濃度偏差値が用いられること、
を特徴とする請求項2から5のいずれか1つに記載の評価方法。 - 制御部を備えた評価装置であって、
前記制御部は、
血液中のアミノ酸の濃度値に関する評価対象のアミノ酸濃度データに含まれているアミノ酸の濃度値を用いて、前記評価対象について、将来の生活習慣病リスクを評価する評価手段
を備えたこと、
を特徴とする評価装置。 - 制御部を備えた情報処理装置において実行される評価方法であって、
前記制御部において実行される、
血液中のアミノ酸の濃度値に関する評価対象のアミノ酸濃度データに含まれているアミノ酸の濃度値を用いて、前記評価対象について、将来の生活習慣病リスクを評価する評価ステップ
を含むこと、
を特徴とする評価方法。 - 制御部を備えた情報処理装置において実行させるための評価プログラムであって、
前記制御部において実行させるための、
血液中のアミノ酸の濃度値に関する評価対象のアミノ酸濃度データに含まれているアミノ酸の濃度値を用いて、前記評価対象について、将来の生活習慣病リスクを評価する評価ステップ
を含むこと、
を特徴とする評価プログラム。 - 制御部を備えた評価装置と、制御部を備え、血液中のアミノ酸の濃度値に関する評価対象のアミノ酸濃度データを提供する端末装置とを、ネットワークを介して通信可能に接続して構成された評価システムであって、
前記端末装置の前記制御部は、
前記評価対象の前記アミノ酸濃度データを前記評価装置へ送信するアミノ酸濃度データ送信手段と、
前記評価装置から送信された、前記評価対象についての将来の生活習慣病リスクに関する評価結果を受信する結果受信手段と
を備え、
前記評価装置の前記制御部は、
前記端末装置から送信された前記評価対象の前記アミノ酸濃度データを受信するアミノ酸濃度データ受信手段と、
前記アミノ酸濃度データ受信手段で受信した前記評価対象の前記アミノ酸濃度データに含まれているアミノ酸の濃度値を用いて、前記評価対象について、将来の生活習慣病リスクを評価する評価手段と、
前記評価手段で得られた前記評価結果を前記端末装置へ送信する結果送信手段と、
を備えたこと、
を特徴とする評価システム。 - 制御部を備えた端末装置であって、
前記制御部は、
評価対象についての将来の生活習慣病リスクに関する評価結果を取得する結果取得手段
を備え、
前記評価結果は、血液中のアミノ酸の濃度値に関する前記評価対象のアミノ酸濃度データに含まれているアミノ酸の濃度値を用いて、前記評価対象について、将来の生活習慣病リスクを評価した結果であること、
を特徴とする端末装置。 - 血液中のアミノ酸の濃度値に関する評価対象のアミノ酸濃度データを提供する端末装置とネットワークを介して通信可能に接続された、制御部を備えた評価装置であって、
前記制御部は、
前記端末装置から送信された前記評価対象の前記アミノ酸濃度データを受信するアミノ酸濃度データ受信手段と、
前記アミノ酸濃度データ受信手段で受信した前記評価対象の前記アミノ酸濃度データに含まれているアミノ酸の濃度値を用いて、前記評価対象について、将来の生活習慣病リスクを評価する評価手段と、
前記評価手段で得られた評価結果を前記端末装置へ送信する結果送信手段と、
を備えたこと、
を特徴とする評価装置。
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