WO2014199665A1 - 断熱箱体 - Google Patents

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Abstract

 本発明は美観の低下を抑制して製造コストの削減を図ることのできる断熱箱体を提供する。前面に開口部3a、4a、5aを有する内箱9と、内箱9の外側を覆う外箱8と、の間に発泡断熱材23を充填した断熱箱体2を備えた断熱箱体2において、内箱9が開口部3a、4a、5aの周縁27から外側に延びる延設部28と、延設部28に凹設される溝部29とを有するとともに、外箱8が溝部29の前面を覆う前面部35を有し、溝部29の底面29aに発泡断熱材23の発泡時のガス抜孔30を設けた。

Description

断熱箱体
 本発明は発泡断熱材のガス抜孔を有する断熱箱体に関する。
 従来の冷蔵庫等で使用される断熱箱体は特許文献1に開示されている。断熱箱体は前面に開口部を有する内箱と、内箱の外側を覆う外箱とを有し、内箱と外箱との間にはポリウレタンフォーム等の発泡断熱材が充填される。
 断熱箱体の底面には注入口が設けられ、内箱の開口部の周縁から外側に延びる延設部には複数のガス抜孔が設けられる。
 注入口からは発泡断熱材の原液が注入され、内箱と外箱との間に発泡断熱材が充填される。この時、外箱と内箱との間に発生するガスはガス抜孔から排気される。これにより、ボイドの発生を抑制して発泡断熱材を充填することができる。
特開2011-196644号公報
 上記従来の断熱箱体によると、発泡断熱材がガス抜孔から漏出する場合があり、漏出した発泡断熱材を除去するために製造コストが増加するという問題がある。さらに、ガス抜孔により美観が損なわれるため、ガス抜孔を覆う部材を設ける必要があり、断熱箱体の製造コストが増加するという問題もある。
 本発明は、美観の低下を抑制して製造コストの削減を図ることのできる断熱箱体を提供することを目的とする。
 上記目的を達成するために本発明は、前面に開口部を有する内箱と前記内箱の外側を覆う外箱との間に発泡断熱材を充填した断熱箱体において、前記内箱が前記開口部の周縁から外側に延びる延設部と、前記延設部に凹設される溝部とを有するとともに、前記外箱が前記溝部の前面を覆う前面部を有し、前記溝部の底面に前記発泡断熱材の発泡時のガス抜孔を設けたことを特徴とする。
 また本発明は、上記構成の断熱箱体において、前記溝部の底面に後方に突出する突起部と、前記前面部に連続してU字状に屈曲する保持部と、を設け、前記保持部は前記延設部の前面と前記突起部との間を弾性により挟持することを特徴とする。
 また本発明は、上記構成の断熱箱体において、前記内箱内を上下方向に仕切って複数の区画を形成する仕切部を備え、前記溝部に連通して前記前面部の内縁よりも内側に延びる連通路を前記仕切部上又は前記仕切部に隣接して前記延設部上に設けたことを特徴とする。
 また本発明は、上記構成の断熱箱体において、前記断熱箱体の上面又は底面に前記発泡断熱材が注入される注入口が設けられることを特徴とする。
 本発明によると、外箱が溝部の前面を覆う前面部を有し、溝部の底面にガス抜孔を設けたため、ガス抜孔から発泡断熱材が漏出した場合も溝部内に保持されて外観不良を防止することができる。これにより、美観の低下を抑制して製造コストの削減を図ることができる。
本発明の第1実施形態の冷蔵庫を示す側面断面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の断熱箱体の斜視図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の断熱箱体の上面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の断熱箱体の底面図 図2のA-A線で切断した底面断面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の断熱箱体の前面部を取り除いた斜視図 図6のX部を拡大した正面図 本発明の第2実施形態の冷蔵庫の断熱箱体の連通路を示す正面図 本発明の第3実施形態の冷蔵庫を示す側面断面図 本発明の第3実施形態の冷蔵庫の断熱箱体を示す斜視図 図10のB-B線で切断した断面図 図11のE矢視図 図10のC-C線で切断した断面図 図13のF矢視図 本発明の第3実施形態の冷蔵庫の断熱箱体を示す背面図 本発明の第3実施形態の冷蔵庫の断熱箱体を示す斜視図
 <第1実施形態>
 以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は第1実施形態の冷蔵庫1を示す側面断面図である。冷蔵庫1は外箱8と内箱9との間にポリウレタンフォーム等の発泡断熱材23を充填した断熱箱体2を有している。
 断熱箱体2には上方から順に冷蔵室3、冷凍室4、野菜室5が設けられる。冷蔵室3と冷凍室4とは内箱9に予め別に形成され組み付けられる仕切部6によって仕切られ、冷凍室4と野菜室5とは内箱9に予め別に形成され組み付けられる仕切部7によって仕切られる。仕切部6、7内には発泡断熱材23が充填される。
 冷蔵室3は貯蔵物を冷蔵保存し、前面の開口部3aは回動式の扉3bにより開閉される。冷凍室4は貯蔵物を冷凍保存し、前面の開口部4aは貯蔵物を収納する収納ケース12と一体に形成された引き出し式の扉4bにより開閉される。
 野菜室5は貯蔵物を冷蔵室3よりも高温の冷蔵温度で冷蔵保存し、野菜や果物などを収納する。野菜室5の前面の開口部5aは収納ケース10と一体に形成された引き出し式の扉5bにより開閉される。
 野菜室5の背面側には機械室16が設けられる。機械室16には冷凍サイクルを運転する圧縮機17が配される。機械室16の背面は機械室カバー(不図示)により塞がれる。
 冷凍室4の背後には冷気が流通する冷気通路21が設けられる。冷気通路21には冷凍室4内に臨む吐出口21a及び戻り口21bが開口する。冷気通路21には冷凍サイクルの低温部となる冷却器15が配される。冷却器15の上方には送風ファン14が配される。
 冷蔵室3の背後にはダンパ(不図示)を介して冷気通路21に連通する冷気通路22が設けられる。冷気通路22には冷蔵室3内に臨む吐出口22aが開口する。冷蔵室3には野菜室5に導通する導通路(不図示)が導出され、冷蔵室3から流出した冷気は導通路を介して野菜室5に吐出される。
 図2は断熱箱体2の前方から見た斜視図を示している。内箱9は樹脂成形品により形成され、外箱8は鋼板により形成される。外箱8は内箱9に対して所定量隔てて内箱9の外側に配され、両者間に発泡断熱材23が充填される。
 外箱8は上面板41、側面板43、44(図4参照)、背面板40(図3参照)及び底面板42を連結して構成される。上面板41、側面板43、44、背面板40及び底面板42は、それぞれ断熱箱体2の上面、両側面、背面及び底面を形成する。
 図3、図4は断熱箱体2の上面図及び底面図を示している。上面板41及び底面板42には発泡断熱材23の原液が注入される注入口18、19がそれぞれ設けられる。断熱箱体2が大型の場合には、上面板41及び底面板42にそれぞれ複数の注入口18、19を設けてもよい。尚、断熱箱体2は背面板40を下方に面して配置して、注入口18、19から発泡断熱材23の原液が注入される。
 図5は図2のA-A線で切断した底面断面図を示している。内箱9は開口部3a(開口部4a、5aも同様)の周縁27から外側に延びる延設部28を有している。延設部28の中央には溝部29が凹設され、外箱8には溝部29を覆う前面部35が設けられる。
 図6は前面部35を省いた断熱箱体2の斜視図を示している。図5、図6において、溝部29は断熱箱体2の周壁に沿って環状に形成される。溝部29の底面29aにはガス抜孔30が開口し、溝部29の背面側には突起部31が突設される。
 ガス抜孔30は突起部31よりも内側(内箱9側)に配され、発泡断熱材23が漏出しない程度の大きさ(例えば直径1mm)に形成される。これにより、発泡断熱材23が充填された際に発生するガスが矢印D1に示すようにガス抜孔30から溝部29内に排気される。
 この時、ガス抜孔30から発泡断熱材23が漏出しても溝部29内に保持されるとともに溝部29が前面部35により覆われる。このため、漏出した発泡断熱材23を除去する必要がない。
 前面部35は金属板から成る外箱8の前端を内側に折曲して形成される。また、外箱8には前面部35に連続する保持部36が形成される。保持部36は外箱8を形成する金属板を前面部35の内縁で折り返して延設部28の外側で更にU字状に屈曲して形成される。
 保持部36はU字状に形成されるため、延設部28の前面28aと突起部31とを弾性により挟持する。これにより、外箱8により内箱9が保持され、発泡断熱材23は突起部31の内面側まで充填される。
 図7は図6のX部を拡大した正面図を示している。内箱9の延設部28には仕切部6の左右の端部に隣接して開口部3a、4aと溝部29とをそれぞれ連通させる連通路9bが設けられる。また、連通路9bは仕切部7の左右の端部にも隣接して設けられる。連通路9bの前面は前面部35により覆われる。
 この時、前面部35より内側の連通路9bの前面が露出するが、連通路9bが仕切部6、7に隣接するため目立たなく、断熱箱体2の美観の低下を抑制することができる。また、溝部29内に充填したガスは連通路9bを介して矢印D2、D3に示すように開口部3a、4a内に排気される。
 本実施形態によると、内箱8の延設部28に凹設した溝部29の底面29aにガス抜孔30を設けたので、ガス抜孔30から漏出した発泡断熱材23を溝部29内に保持することができる。また、外箱8に設けた前面部35によって溝部29が覆われるため、発泡断熱材23の漏出が防止される。従って、ガス抜孔30を覆うカバーを別途設ける必要がなく、漏出した発泡断熱材23の除去を不要にできる。従って、断熱箱体2のコストを削減することができる。
 また、保持部36は延設部28の前面28aと突起部31との間を弾性により挟持するため、外箱8により内箱9を容易に保持することができる。
 また、内箱9内を上下方向に仕切って複数の区画を形成する仕切部6、7に隣接して連通路9bを設けたため、連通路9bを介して容易に発泡断熱材23の充填時のガスを排気することができるとともに、連通路9bを目立たなくして断熱箱体2の美観低下を抑制することができる。
 また、断熱箱体2の上面板41(上面)又は底面板42(底面)に発泡断熱材23が注入される注入口18、19が設けられるため、ユーザから見えにくい位置に注入口18、19を配して断熱箱体2の外観品質を向上できる。
 <第2実施形態>
 次に、第2実施形態の冷蔵庫1について説明する。本実施形態は第1実施形態の連通路9b(図7参照)に替えて連通路37が設けられる。その他の部分は第1実施形態と同様である。図8は本実施形態の断熱箱体2の仕切部6の右の端部及び溝部29の正面図(図6のX部に相当する部分)である。説明の便宜上、第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。
 仕切部6の前面には溝部29に連通して前面部35の内縁よりも内側に延びる連通路37が設けられている。また、仕切部6の前面には前面を覆うカバー(不図示)が仕切部6と所定距離だけ離れて設けられる。これにより、連通路37を介して発泡断熱材23の発泡時にはガスが矢印D4、D5の方向に排出される。
 また、仕切部6の左端部にも同様に連通路37が設けられとともに、仕切部7の左右の端部にも連通路37が設けられる。尚、連通路37を仕切部6、7の上下面に設けてもよい。
 本実施形態によると、仕切部6には溝部29に連通して前面部35の内縁よりも内側に延びる連通路37を仕切部6上に設けているため、連通路37を介して発泡断熱材23の発泡時にはガスを容易に排気することができるとともに、連通路37を目立たなくして断熱箱体2の美観低下を抑制することができる。
 <第3実施形態>
 次に、第3実施形態の冷蔵庫1について説明する。本実施形態は第1実施形態に対して断熱箱体2の背面部39の構造が異なっており、その他の部分は第1実施形態と同様である。図9、図10は本実施形態の断熱箱体2を示す側面断面図、背面から見た斜視図を示す。説明の便宜上、第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。
 断熱箱体2の背面部39の外箱8と内箱9との間には真空断熱材48が設けられている。真空断熱材48は厚さが均一の略矩形状に形成され、上端は上面板41の近傍まで、下端は機械室16の近傍まで延びている。
 背面部39に設けられる背面板40には注入口45が設けられている。注入口45は真空断熱材48と背面投影した時に重ならない位置に4つ設けられ、それぞれの注入口45から発泡断熱材23の原液が注入される。
 図11は図10のB-B線で切断した底面断面図を示し、図12は図11のE矢視図を示している。側面板44は後端をS字状に屈曲して上下に延びる溝部44aが形成されている。
 溝部44aの側壁44cにはガス抜孔44bが上下方向に周期y1(100~200mm程度)で所定の大きさ(直径1~1.5mm程度)で並設されている。また、側壁44cの端部のU字部44dは背面板40に当接し、U字状に形成されている。
 背面板40は両側端を前方に屈曲する屈曲部40aを有し、屈曲部40aは溝部44aに挿入されている。屈曲部40aには背面から遠い順に突起部40b、ガス抜孔40cが設けられている。突起部40bは直径0.5~1.0mm程度の大きさで、上下方向に周期y3(50~100mm程度)で並設されている。
 突起部40bの先端が溝部44aの側壁44eに当接することにより、屈曲部40aと溝部44aとの間に所定の隙間が形成され、これにより発泡断熱材23の発泡時のガスが排出される通路49が形成される。
 ガス抜孔40cは所定の直径(1~1.5mm程度)で、上下方向に周期y2(100~200mm程度)で並設されている。また、側面板44のガス抜孔44bが並ぶ並設方向(上下方向)と、ガス抜孔40cが並ぶ並設方向とは同じ方向であるが、側面投影した時に重ならないように上下に(周期50~100mm程度)ずれて配されている。
 また、ガス抜孔40c、44bの中心から溝部44aの底部までの距離y0は溝部44aの深さの1/3程度である。また、対向する側面板44も同様に形成されている。
 図13は図10のC-C線で切断した側面断面図を示し、図14は図13のF矢視図を示している。上面板41の後端には取手部材46が設けられている。取手部材46は取手47及び溝部46aを有している。取手47は取手部材46の背面の左右端に凹設されている。これにより、ユーザが断熱箱体2を移動する際に取手47を把持することができる。
 溝部46aは下方を開口して形成され、溝部46aには背面板40の上端部40fが挿入されている。上端部40fにはV字部40dが設けられ、V字部40dの先端部が溝部46aの側壁46bと当接している。
 V字部40dの下壁40eにはガス抜孔40hが所定の直径(1~1.5mm程度)で、左右方向に周期y4(50~100mm程度)で並設されている。また、溝部46aの背面側の側壁46cと背面板40との間には所定の隙間が形成されている。これにより、発泡断熱材23の発泡時のガスが排出される通路50が形成されている。
 図15は背面板40の下端部を示す平面図である。背面板40の下端部には多数のガス抜孔40k(直径1~1.5mm)が設けられている。本実施形態では、5個のガス抜孔40kからまる第1パターンを左右方向に所定の周期y5(例えば、40~50mm程度)で繰り返されている。
 また、背面板40の左右の端部では、第1パターンよりも数量の少ないガス抜孔40kからなる第2パターンが周期y5で繰り返されている。これにより、左右方向の中央部のガス抜孔40kの密度が両端部よりも大きくなっている。
 ガス抜孔40kは機械室16のカバー(不図示)により、覆われている。また、夫々のパターンの上端のガス抜孔40kと下端のガス抜孔40kとの間隔y6は15~20mm程度で形成されている。
 上記構成の断熱箱体2において、背面板40を上方に面して断熱箱体2が配置され、それぞれの注入口45から発泡断熱材23の原液が注入される。この時、内箱9と外箱8との間に発泡断熱材23が充填されて発泡する際、ガスが発生する。この時、ガスは側面板44の後端では図11、図16に示すようにガス抜孔44b、40cを介して通路49から矢印D6に示すように排出される。
 また、図13、図16に示すようにガスは背面板40の上端部40fではガス抜孔40hを介して、通路50から矢印D7に示すように排出される。
 また、各注入口45から注入量を制御することにより、背面板40の下端近傍で発泡断熱材23の充填が完了させるようになっている。このため、背面板40の下端近傍にガス抜孔40kを多数設けることにより、矢印D8に示すように充填時のガスを確実に排出することができる。
 本実施形態によると、側面板44は後端を屈曲して形成される溝部44a内に背面板40の両側端を屈曲した屈曲部40aが挿入される。そして、溝部44aの側壁44cにはガス抜孔44bが設けられ、屈曲部40aにはガス抜孔40cが設けられている。
 このため、ガス抜孔44b及びガス抜孔40cが露出しないため、これらを覆う部材を別途必要とせず、美観の低下を防止して、断熱箱体2及び冷蔵庫1のコストを削減することができる。
 この時、ガス抜孔44bとガス抜孔40cとが側面投影において、重ならない位置に配置される。このため、ガス抜孔44bから露出した発泡断熱材23が側壁44cと屈曲部40aとの間に保持され、通路49を介した外側への露出が防止される。
 また、取手部材46に設けた溝部46a内に挿入した背面板40の上端部40fにガス抜孔40hが設けられる。このため、ガス抜孔40hが露出しないため、これらを覆う部材を別途必要とせず、美観の低下を防止して、断熱箱体2及び冷蔵庫1のコストを削減することができる。
 また、背面板40の下端に設けたガス抜孔40kが機械室16のカバー(不図示)で覆われる。このため、ガス抜孔40kが露出しないため、これらを覆う部材を別途必要とせず、美観の低下を防止して、断熱箱体2及び冷蔵庫1のコストを削減することができる。
 本発明によると、発泡断熱材のガス抜孔を有する断熱箱体に利用することができる。
   1  冷蔵庫
   2  断熱箱体
   3   冷蔵室
   3a  開口部
   4   冷凍室
   4a  開口部
   5   野菜室
   5a  開口部
   6、7 仕切部
   8   外箱
   9   内箱
   9a  内壁
   9b  連通路
   10  収納ケース
   11  小物ケース
   12  収納ケース
   14  送風ファン
   15  冷却器
   16  機械室
   17  圧縮機
   18  注入口
   19  注入口
   20  冷気通路
   21  冷気通路
   22  冷気通路
   23  発泡断熱材
   27  周縁
   28  延設部
   28a 前面
   29  溝部
   29a 底面
   30  ガス抜孔
   31  突起部
   35  前面部
   36  保持部
   37  連通路
   39  背面部
   40  背面板
   40a 屈曲部
   40b 突起部
   40c ガス抜孔
   40d V字部
   40e 下壁
   40f 上端部
   40h ガス抜孔
   40k ガス抜孔
   41  上面板
   42  底面板
   43  側面板
   44  側面板
   44a 溝部
   44b ガス抜孔
   44c 側壁
   44d U字部
   44e 側壁
   45  注入口
   46  取手部材
   46a 溝部
   46b 側壁
   46c 側壁
   47  取手
   48  真空断熱材
   49  通路
   50  通路

Claims (4)

  1.  前面に開口部を有する内箱と前記内箱の外側を覆う外箱との間に発泡断熱材を充填した断熱箱体において、
     前記内箱が前記開口部の周縁から外側に延びる延設部と、前記延設部に凹設される溝部とを有するとともに、
     前記外箱が前記溝部の前面を覆う前面部を有し、前記溝部の底面に前記発泡断熱材の発泡時のガス抜孔を設けたことを特徴とする断熱箱体。
  2.  前記溝部の底面に後方に突出する突起部と、前記前面部に連続してU字状に屈曲する保持部と、を設け、
     前記保持部は前記延設部の前面と前記突起部との間を弾性により挟持することを特徴とする請求項1に記載の断熱箱体。
  3.  前記内箱内を上下方向に仕切って複数の区画を形成する仕切部を備え、前記溝部に連通して前記前面部の内縁よりも内側に延びる連通路を前記仕切部上又は前記仕切部に隣接して前記延設部上に設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の断熱箱体。
  4.  前記断熱箱体の上面又は底面に前記発泡断熱材が注入される注入口が設けられることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の断熱箱体。
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