WO2014188864A1 - X線ct装置、及び処理方法 - Google Patents

X線ct装置、及び処理方法 Download PDF

Info

Publication number
WO2014188864A1
WO2014188864A1 PCT/JP2014/062134 JP2014062134W WO2014188864A1 WO 2014188864 A1 WO2014188864 A1 WO 2014188864A1 JP 2014062134 W JP2014062134 W JP 2014062134W WO 2014188864 A1 WO2014188864 A1 WO 2014188864A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
ray
types
image
projection data
data
Prior art date
Application number
PCT/JP2014/062134
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
悠史 坪田
史人 渡辺
康隆 昆野
小嶋 進一
恵介 山川
Original Assignee
株式会社日立メディコ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日立メディコ filed Critical 株式会社日立メディコ
Priority to CN201480025508.5A priority Critical patent/CN105188545B/zh
Priority to US14/889,634 priority patent/US9924917B2/en
Priority to JP2015518178A priority patent/JP6033421B2/ja
Publication of WO2014188864A1 publication Critical patent/WO2014188864A1/ja

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/48Diagnostic techniques
    • A61B6/482Diagnostic techniques involving multiple energy imaging
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/02Devices for diagnosis sequentially in different planes; Stereoscopic radiation diagnosis
    • A61B6/03Computerised tomographs
    • A61B6/032Transmission computed tomography [CT]
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/46Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment with special arrangements for interfacing with the operator or the patient
    • A61B6/461Displaying means of special interest
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/46Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment with special arrangements for interfacing with the operator or the patient
    • A61B6/467Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment with special arrangements for interfacing with the operator or the patient characterised by special input means
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/50Clinical applications
    • A61B6/504Clinical applications involving diagnosis of blood vessels, e.g. by angiography
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/52Devices using data or image processing specially adapted for radiation diagnosis
    • A61B6/5205Devices using data or image processing specially adapted for radiation diagnosis involving processing of raw data to produce diagnostic data
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/003Reconstruction from projections, e.g. tomography
    • G06T11/005Specific pre-processing for tomographic reconstruction, e.g. calibration, source positioning, rebinning, scatter correction, retrospective gating
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/48Diagnostic techniques
    • A61B6/481Diagnostic techniques involving the use of contrast agents
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/10Image acquisition modality
    • G06T2207/10072Tomographic images
    • G06T2207/10081Computed x-ray tomography [CT]
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2211/00Image generation
    • G06T2211/40Computed tomography
    • G06T2211/408Dual energy

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Abstract

デュアルエネルギー撮影法を使った動脈硬化部位の進行具合の診断のため、空気、水(軟組織)、造影剤、骨(石灰化)などの4種以上の物質弁別を可能とする。被写体を二種類の異なる管電圧で撮影し、画像再構成により得られた画像を二値化して再投影処理を行うことで、空気の透過距離を推定し、計測投影データに占める空気の寄与を確定させ、空気による減弱分を投影データから差し引くことにより、空気、水(軟組織)、造影剤、骨(石灰化)などの4種以上の物質弁別を可能にする。

Description

X線CT装置、及び処理方法
 本発明はX線CT装置、特に異なる複数のエネルギーで被写体を撮影して処理する技術に関する。
 X線CT(Computed Tomography)装置とは、被写体にX線を照射するX線源と、そのX線源と対向する位置に、被写体を透過したX線を検出するX線検出器とを有し、被写体の周りを回転撮像することによって得た複数方向の投影データをもとに、被写体内部のX線減衰率の違いを、データ処理系を用いて画像として再構成するための装置である。X線源には、通常、高電圧で加速された電子を電極に照射し、制動放射現象によってX線を発生させるX線管球が用いられる。X線検出器は一度に広範囲を高速に撮影するために、シンチレータとフォトダイオードの組み合わせから成るX線検出素子を2次元アレイ状に並べた構成となっている。
 異なる複数のエネルギーで被写体を撮影する撮影法の一つであるデュアルエネルギー撮影法は、同一の被写体を2種類の管電圧で撮影することで、X線減弱係数のエネルギー依存性を利用して、物質組成に関する情報を求める技術である。
特表2005-533564号公報
 非特許文献1、2に開示されているデュアルエネルギー撮影法では、3種類の物質の弁別が可能であるが、動脈硬化部位の進行具合の診断には、石灰化と造影剤やステントとの分離が望まれており、そのためには空気、水(軟組織)、造影剤、骨(石灰化)などの4種以上の物質弁別が必要となる。一般的に4種以上の物質弁別には、多層検出器や光子計数検出器等の新たなハードウェアの開発が必要となり、装置のコストの増大につながる。
 本発明の目的は、上記の課題に鑑み、新たなハードウェアの開発を行うことなく、高精度に4種以上の物質分別を可能とするX線CT装置、及び処理方法を提供することにある。
 上記の目的を達成するため、本発明においては、X線CT装置であって、異なるN種のエネルギー分布で被写体を撮影し、N種の投影データを得るデータ収集部と、得られたN種の投影データを、N+1種の基準物質の透過距離データに変換し、透過距離データを再構成して基準物質等価断層画像を得る撮影制御部を備え、撮影制御部は、N種の投影データを用いて再構成した画像Gを、p値化して再投影することで、N+1種の基準物質に含まれる物質{A}の透過距離データを得、得られた透過距離データを用いて、N種の投影データに占める物質{A}の寄与を決定して除去し、除去後の投影データを透過距離データに変換した後、画像再構成してN+1種の基準物質等価断層画像M1を取得する構成のX線CT装置を提供する。
 また、上記の目的を達成するため、本発明においては、処理部を用いたX線CT装置の投影データの処理方法であって、処理部は、異なるN種のエネルギー分布で被写体を撮影したN種の投影データを用いて再構成した画像Gを、p値化して再投影することで、N+1種の前記基準物質に含まれる物質{A}の透過距離データを得、得られた透過距離データを用いて、N種の投影データに占める前記物質{A}の寄与を決定して除去し、除去後の前記投影データを透過距離データに変換した後、画像再構成してN+1種の基準物質等価断層画像M1を取得する処理方法を提供する。
 多層検出器や光子計数検出器等のハードウェアの開発を必要とせず、高精度な4種類以上の物質弁別を可能としたX線CT装置を提供できる。
実施例1におけるX線CT装置を体軸方向から見た概略の構造図。 実施例1におけるX線CT装置の撮影制御部のブロック図。 実施例1に係る、データ処理フローの一例を示す図。 実施例1に係る、空気透過距離を推定する方法の概略図。 実施例1に係る、データ処理フローの他の例を示す図。 実施例1に係る、基準物質を選択する際のユーザーインターフェースの一例を示す図。 実施例1に係る、基準物質を追加する際のユーザーインターフェースの他の例を示す図。 実施例1に係る、基準物質等価画像を合成したカラー画像の一例を示す図。
 以下、図面に従い、本発明の各種の実施の形態を順次説明する。なお、以下の実施の形態の説明においては、N種の異なるエネルギーとしてN=2のデュアルエネルギー撮影法を例示して説明するが、本発明はそれに限定されることなく、Nが3以上の場合にも適用できる。
 実施例1は、X線CT装置、及びその撮影方法に関する実施例である。
  本実施例は、X線CT装置であって、異なるN種のエネルギー分布で被写体を撮影し、N種の投影データを得るデータ収集部1、4と、得られたN種の投影データを、N+1種の基準物質の透過距離データに変換し、透過距離データを再構成して基準物質等価断層画像を得る撮影制御部106を備え、撮影制御部106は、N種の投影データを用いて再構成した画像Gを、p値化して再投影することで、N+1種の基準物質に含まれるp-1種の物質A1、A2、...、Ap-1(以下これらを{A}と表す)の透過距離データを得、得られた透過距離データを用いて、N種の投影データに占める物質{A}の寄与を確定し、確定後の投影データを除去し、除去後の投影データを透過距離データに変換した後、画像再構成してN+1種の基準物質等価断層画像M1を取得する構成のX線CT装置の実施例である。
 また、本実施例は、処理部107を用いたX線CT装置の投影データの処理方法であって、処理部107は、異なるN種のエネルギー分布で被写体を撮影したN種の投影データを用いて再構成した画像Gを、p値化して再投影することで、N+1種の前記基準物質に含まれるp-1種の物質{A}の透過距離データを得、得られた透過距離データを用いて、N種の投影データに占める前記物質{A}の寄与を確定し、確定後の投影データを除去し、除去後の前記投影データを透過距離データに変換した後、画像再構成してN+1種の基準物質等価断層画像M1を取得する処理方法の実施例である。
 なお、以下の説明にあっては、N=2、p=2、物質{A}は空気一種を例示して説明するが、これに限定されるものではない。
 まず、図1A、図1Bを用いて実施例1に係るX線CT装置の一構成例を説明する。図1Aは、本実施例に係るX線CT装置100の構造を体軸方向から見た図である。X線CT装置100の図示しないガントリの中央部には、被写体3が進入できる開口部2が設けられている。また、X線CT装置100のスキャナ装置には、X線源であるX線管球1と、X線検出器4とが備えられ、X線管球1とX線検出器4は、開口部2の中心を回転中心軸としてガントリに回転可能に支持されている。このような構成により、開口部2内の被写体3を回転撮像することが可能となる。
 X線管球1は、X線管球1内にある有限の大きさを持つX線焦点9からX線を発生する。被写体3を挟んでX線管球1と対向する位置にX線検出器4が配置される。X線検出器4は複数の検出器モジュール8に分割されていてよく、各検出器モジュール8はX線焦点9を中心として円弧状もしくはフラットパネル状に配置されるものとする。検出器モジュール8のX線管球1側には、被写体3等で発生した散乱X線を除去するために、散乱線防止グリッド5が配置される。このX線管球1とX線検出器4は、少なくとも二種の投影データを得るために用いられるため、本明細書において、投影データを収集するデータ収集部と総称する。
 X線CT装置100のデータ収集のための被写体3の撮影制御は、ユーザーが入力装置104を通して設定したスキャン条件に基づき、記録装置101や演算装置102を通して、制御装置103により行われる。制御装置103の制御による回転撮影によって、データ収集部1、4から得られた多数の投影データは記録装置101に記録され、演算装置102で画像処理演算が実行され、被写体3の断層画像等の情報として出力装置105に表示される。
 図1Bのブロック図に示すように、この記録装置101、演算装置102、制御装置103、入力装置104、出力装置105からなるX線CT装置100の撮影制御部106は、例えば、通常中央処理部(Central Processing Unit:CPU)107などの処理部と、CPU107が実行する、データ変換部や画像再構成処理部などの各種の処理プログラムを記憶するメモリ110やハードディスクドライブ(HDD)などの記憶部と、ディスプレイなど表示部108、キーボードなどの入力部109、投影データなどが入力されるインタフェース(IF)部111などが内部のバスに接続されたコンピュータ構成によって実現できる。
 言い換えるなら、撮影制御部106は、N種の投影データが入力されるインタフェース部と、N種の投影データを処理する処理部と、処理部で実行されるデータ変換部と画像再構成処理部を記憶する記憶部を備える構成を備える。
 すなわち、本実施例のX線CT装置にあっては、設定されたスキャン条件に基づき、検出器モジュール8からIF部111を介して得られ、メモリ110などの記憶部に蓄積された投影データに対し、CPUからなる処理部107が、メモリ110に記憶された、データ変換処理のためのデータ変換部1101や、画像再構成処理のための画像再構成処理部1102などの所定の機能プログラムを実行する。このように処理部107は、所定のプログラムを実行することにより、図1Aに示した演算装置102、更には制御装置103などの機能を実現し、得られた断層画像等を表示部108に表示する。
 N種、すなわち二種のエネルギー分布に基づく被写体の投影データのセットを得る方法として、さまざまなものが提案されている。例えば、管電圧の異なる撮影を二回行う二回転方式、一回転中に高速に管電圧を切り替えて撮影する高速管電圧切替方式、検出器を二層にし、上層で低エネルギー分布のX線を、下層で高エネルギー分布のX線を計測する二層検出器方式、ガントリ―の中に管球と検出器を二組搭載し、各管球の管電圧を異なる値に設定して撮影する二管球方式、X線を一光子単位で計測することでX線のエネルギーを計測するフォトンカウンティング方式、エネルギー感受性の異なる検出素子を二次元アレイ面上で交互に配置する方法などが開示されている。本実施例の構成では上記データ取得方法に依存しない。以下の本実施例の説明においては、低管電圧を80kV、高管電圧を140kVとして、管電圧の異なる撮影を二回行う二回転方式を用いた形態を例示して、デュアルエネルギー撮影法を説明することとする。
 続いて、本実施例のX線CT装置における基準物質分解型のデュアルエネルギー撮影法の基本原理を説明する。
  各検出素子での出力Iは下式(1)で表される。ここで、SはX線発生スペクトル、εはX線エネルギー、ηは検出効率、μは質量減弱係数、Zは原子番号、sはX線経路、ρは物質密度を表す。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000001
 式(2)のように質量減弱係数を(N+1)種、すなわち3つの基準物質、例えば、空気(AIR)、水(H2O)、ヨード造影剤(I)に分解するとする。これを式(1)に代入すると式(3)が得られる。ここで簡単のため検出効率ηは1とおいた。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000002
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000003
 ここで基準物質(以後、接尾辞iで表す)の質量減弱係数μiと密度ρi、および入射スペクトルSを既知として理論値を代入すると、検出素子出力Iは透過距離siのみの関数とみなすことができる。ここで、密度は代表値を用い、密度のばらつきは一旦距離のばらつきに置き換えて考える。
 X線CT装置の撮影系では、X線焦点9からX線検出器4の各検出素子までの距離は一定値Lとなるよう構成されるため、式(3)の出力Iは実質的に二変数、SH2O、Sの関数になる。
 通常、X線CT装置の再構成系への出力はIではなく、式(4)で表すように、感度補正(エア補正)と対数変換後の出力値Jが用いられる。ここでGainは適切な定数、I0は被写体なしでの検出器出力(=エアデータ)である。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000004
 ここで、二つの異なるエネルギーに対応する高管電圧・低管電圧での対数変換後の出力をそれぞれJH、JLとする。これらの基準物質透過距離si依存性は予め数値計算でき、記憶部であるメモリなどにデータベース化して記憶しておく。
 実験値から基準物質透過距離siを求めるには、式(5)で表すように、実験値JL exp、 JH expと計算で求めた理論値JL ideal、 JH idealとの差の二乗が最小となるsiの組み合わせをデータベースから探し出せばよい。以後、本明細書においては、この処理を透過距離変換と呼ぶ。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000005
 ここで求めた基準物質透過距離siを式(6)を通して、密度×長さの次元に変換し、それぞれ画像再構成することで基準物質等価画像が得られる。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000006
 以上説明した方法である基準物質弁別法により、各基準物質を画像として明瞭に分離することが可能であり、エネルギーを考慮して画像を作成するためビームハードニングアーチファクトを除去することもできる。
 また、基準物質等価画像の他に、同じ情報に基づき、仮想標準管電圧画像、仮想単一エネルギー画像、実効原子番号画像、電子密度画像、相互作用強調画像なども得られる。
 以下、本実施例の構成において、4種類の基準物質に弁別する方法を説明する。
  減弱係数を式(7)のように4つの基準物質(例えば、空気(AIR)、水(H2O)、ヨード造影剤(I)、骨(Bone))に分解する。これを式(1)に代入し、検出効率ηを1とおくと、式(8)が得られる。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000007
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000008
 先に説明した通り、検出素子出力Iは基準物質透過距離siのみの関数とみなせるため、出力の基準物質透過距離依存性データベースを予め計算しておくことができる。また、上述の通り、基準物質透過距離の合計は焦点-検出素子間距離Lに一致する(Σisi=L)ため、検出素子の出力は実質的に三変数、SH2O、S、SBoneの関数であることが分かる。しかしながら、変数に対して拘束条件が少ないため、このままでは上述した最小二乗法による透過距離変換を用いても、高管電圧出力・低管電圧出力を再現する基準物質透過距離の組み合わせは一意には求まらない。
 そこで、本実施例のX線CT装置、及び処理方法にあっては、空気の透過距離sAIRを別の方法で求めることとし、その方法として、下記の二つの方法の何れかを採用する。
 図2に本実施例の第一の方法における図1BのX線CT装置のCPUからなる処理部107で実行される演算処理の処理フローを、図3は、空気の透過距離を求めるための概略を示す。同図において、112は図1Aの被写体3を模式的に示すものである。同図に示すように、空気の透過距離sAIR=(s+s+s)となる。
 なお、先に説明したように、図1BのX線CT装置における演算処理は、データ変換処理と画像再構成処理に大別され、これらの処理は、メモリ110に記憶されたデータ変換部1101、画像再構成処理部1102をCPUからなる処理部107が実行することによって実現される。説明の都合上、以下の説明にあっては、データ変換部1101、画像再構成処理部1102のいずれが実行する処理かを特に区別することなく、CPUからなる処理部107が実行するとして説明する。後で説明する第二の方法の説明においても同様である。
 <第一の方法>
  第一の方法においては、撮影制御部106は、N種の測定投影データを用い、最小二乗法による透過距離変換し、画像再構成することにより、N+1種の基準物質等価画像Gを求め、その中の物質{A}の画像を二値化して再投影し、N+1種の基準物質に含まれる物質{A}の透過距離データを得、得られた物質{A}の透過距離データを用いて、N種の投影データに占める物質{A}の寄与を確定させて代入/減算して除去し、除去後の投影データを透過距離変換により透過距離データに変換した後、画像再構成してN+1種弁別の基準物質等価断層画像を取得する。言い換えるなら、第一の方法は、N種の測定投影データをN+1種の基準物質の透過距離データに変換し、この透過距離データを画像再構成することで得た基準物質等価断層画像を画像Gとする。以下、N=2、p=2、物質{A}は空気一種を例示して説明する。
 図2に示すように、前述した3種の基準物質弁別法と同様に、測定投影データ(F1000)を最小二乗法による透過距離変換(F1010)して、画像再構成(F1020)することにより、3種弁別の基準物質等価画像G(F1030)を求め、その中の特に空気透過画像を二値化(F1040)し、画像を再投影(F1050)し、空気でない部分の長さを求め、焦点-検出素子間距離Lから減算することで空気の透過距離sAIR(F1060)を求める。
 ここで、再投影処理(F1050)とは、順投影処理とも呼ばれ、画像から投影データ(サイノグラム)を求める処理のことであり、画像再構成の逆処理である。
 得られた空気の透過距離sAIRを式(8)に代入(F1070)することで、空気の寄与確定後の投影データ(F1080)が得られる。なおこの時、式(8)の両辺から空気の寄与を除去してもよい。いずれにしても、出力である信号の減衰割合に含まれる空気の寄与を確定させる。
 以上により、検出素子出力の基準物質透過距離si依存性は二変数関数となるため、前記最小二乗法による透過距離変換(F1090)を用いて、残りの基準物質透過距離siを求めることができる。その後、式(6)を通して、画像再構成(F1100)することで4種弁別の基準物質等価画像(F1110)が得られる。
 続いて、図4に本実施例の第二の方法における処理フロー図を示す。上述のとおり、以下の処理は、メモリ110に記憶されたデータ変換部1101、画像再構成処理部1102をCPU107が実行することによって実現される。
 <第二の方法>
  第二の方法においては、撮影制御部106は、N種の投影データのうち少なくとも1種の投影データを用いて再構成した画像Gを、二値化して再投影することで、N+1種の基準物質に含まれる物質{A}の透過距離データを得、得られた物質{A}の透過距離データを用いて、N種の投影データに占める物質{A}の寄与を確定させて減算して除去し、除去後の投影データを透過距離変換により透過距離データに変換した後、変換後のデータを画像再構成してN+1種弁別の基準物質等価断層画像を取得する。すなわち、第二の方法では、N種の投影データのうち、少なくとも1種の投影データを画像再構成して得た画像を前記画像Gとする。以下、N=2、p=2、物質{A}は空気一種を例示して説明する。
 図4において、測定で得られた投影データ(F1000)を画像再構成(F1020)して得た、高・低管電圧の再構成画像(F1031)Gのうち偽像の少ない画像、例えば、高管電圧画像をCT値-500 HUを閾値として二値化(F1040)する。二値化した画像を再投影(F1050)し、空気でない部分の長さを求め、焦点-検出素子間距離Lから減算することで空気の透過距離sAIR(F1060)を求める。そして、図2と同様、得られた空気の透過距離sAIRを式(8)に代入(F1070)することで、空気の寄与確定後の投影データ(F1080)が得られる。この後の透過距離変換などのプロセス(F1090~F1110)は第一の方法と共通であるため省略する。
 なお、以上説明した処理を繰り返すことによって5種以上の物質弁別も可能である。例えば、撮影制御部106内のCPUからなる処理部107は、物質{A}と異なるN+1種の基準物質に含まれる物質B1、B2、...、Bq-1(以下これらを{B}と表す)について、基準物質等価断層画像M1をq値化し、再投影して得たデータを用いて、N種の投影データに占める物質{A}及び物質{B}の寄与を確定させることによって、物質{A}及び物質{B}と異なるN+1種の基準物質等価断層画像M2を取得することにより、5種の物質弁別も可能となる。
 言い換えるなら、本実施例のX線CT装置の撮影制御部106は、物質{A}と異なるN+1種の基準物質に含まれる物質{B}について、基準物質等価断層画像M1をq値化し、再投影して得た透過距離データを用いて、N種の投影データに占める物質{A}及び物質{B}の寄与を確定させることによって、物質{A}及び物質{B}と異なるN+1種の基準物質等価断層画像M2を取得する構成を備える。
 また、物質に応じて適切な閾値を選択し、二値化(F1040)とするところを、上述したとおりp値化、例えば三値化することで一度に直接p+2種、例えば5種の物質弁別をすることも可能である。
 但し、これらの物質画像から再投影処理によって透過距離を精度よく求めることのできる物質{A}及び物質{B}などは、密度が既知でかつ撮影領域中で略一定と推定される物質に限られる。
 図5に本実施例のX線CT装置、及び方法を実現するにあたって必要となるパラメータの入力画面の一例を示す。このような入力画面は、例えば、図1Aの出力装置105や図1Bの入力部109、入力部としても機能する表示部108の表示画面上にGUI(Graphical User Interface)画面として表示することができる。このGUI画面において、使用頻度が高いと思われる物質は予め定義され、リスト2000に表示されている。
 また、ボタン2020により、図6のようなダイアログ2040を通して、物質の名前と化学式と密度を入力することでユーザー定義型の物質をリスト2000に追加することもできる。ユーザーはこのリスト2000から任意の基準物質をチェックボックス2010を通して選択できる。このように、本実施例のX線CT装置は、基準物質及び空気などの物質{A}をユーザーが任意に設定可能な入力部を含む。
 図5において、再構成画像を再投影し透過距離を計算する物質が空気(Air)であることを明示するために、チェックボックスに網掛け2011をして表示した。4種類以上の基準物質を選択すると最初にチェックしたものから順に自動的に網掛け2011がかかる。通常のCT画像はCT値を明度として表示するものであるが、本実施例における基準物質等価画像では、基準物質の密度(に比例する量)を明度として表示する。
 図7にその一例を示すように、空気(Air)、水(Water)、造影剤(Iodine)、骨(Bone)などの各基準物質に適切な色(例えば、紫、赤、緑、青)を割り当て、モノトーンの画像を作成し、同図上段に示す各画素の色を合成して表示することで、同図下段に示すように、一つのカラー画像上に4種の基準物質密度情報を集約して表示することも可能である。なお、図7においては、図示の都合上、密度(明度)の違いは省略した。
 ここで、例えば図5のように、出力装置105のGUI画面でユーザーが基準物質を選択する際に、チェックボックス2010のチェック状態に応じて、自動的にボタン2030に色が割り当てられ、ユーザーに表示される。ユーザーがボタン2030を通して色を変更することもでき、無色(重ねて表示しない)と設定することもできる。
 すなわち、本実施例のX線CT装置は、撮影制御部106は、基準物質等価断層画像M1を表示可能な表示部を備えている。また、撮影制御部106は、基準物質等価断層画像M1を表示可能な表示部を含み、入力部から、表示部に表示する基準物質及び物質{A}に任意の色を設定可能である。そして、撮影制御部106は、基準物質及び物質{A}に設定された色によるモノトーン画像を作成し、表示部に合成カラー画像を表示することができる。
 なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明のより良い理解のために詳細に説明したのであり、必ずしも説明の全ての構成を備えるものに限定されものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることが可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
 更に、上述した各構成、機能、処理部等は、それらの一部又は全部を実現するプログラムを作成する例を説明したが、それらの一部又は全部を例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現しても良いことは言うまでもない。
1 X線管球(X線源)
2 開口部
3 被写体
4 X線検出器
5 散乱線防止グリッド
8 検出器モジュール
9 X線焦点
100 X線CT装置
101 記憶装置
102 演算装置
103 制御装置
104 入力装置
105 出力装置
106 撮影制御部
112 被写体

Claims (15)

  1. X線CT(Computed Tomography)装置であって、
    異なるN種のエネルギー分布で被写体を撮影し、N種の投影データを得るデータ収集部と、
    得られた前記N種の投影データを、N+1種の基準物質の透過距離データに変換し、前記透過距離データを再構成して基準物質等価断層画像を得る撮影制御部を備え、
    前記撮影制御部は、
    前記N種の投影データを用いて再構成した画像Gを、p値化して再投影することで、N+1種の前記基準物質に含まれる物質{A}の透過距離データを得、得られた前記透過距離データを用いて、前記N種の投影データに占める前記物質{A}の寄与を決定して除去し、除去後の前記投影データを透過距離データに変換した後、画像再構成してN+1種の基準物質等価断層画像M1を取得する、
    ことを特徴とするX線CT装置。
  2. 請求項1に記載のX線CT装置であって、
    前記撮影制御部は、
    前記基準物質等価断層画像を前記画像Gとする、
    ことを特徴とするX線CT装置。
  3. 請求項1に記載のX線CT装置であって、
    前記撮影制御部は、
    前記N種の投影データのうち、少なくとも1種の投影データを画像再構成して得た画像を前記画像Gとする、
    ことを特徴とするX線CT装置。
  4. 請求項1に記載のX線CT装置であって、
    前記撮影制御部は、
    前記物質{A}と異なるN+1種の前記基準物質に含まれる物質{B}について、前記基準物質等価断層画像M1をq値化し、再投影して得た透過距離データを用いて、前記N種の投影データに占める前記物質{A}及び前記物質{B}の寄与を確定させることによって、前記物質{A}及び物質{B}と異なるN+1種の基準物質等価断層画像M2を取得する、
    ことを特徴とするX線CT装置。
  5. 請求項1に記載のX線CT装置であって、
    前記物質{A}に空気が含まれる、
    ことを特徴とするX線CT装置。
  6. 請求項1に記載のX線CT装置であって、
    前記撮影制御部は、
    前記基準物質及び前記物質{A}を任意に設定可能な入力部を含む、
    ことを特徴とするX線CT装置。
  7. 請求項1に記載のX線CT装置であって、
    前記撮影制御部は、
    前記基準物質等価断層画像M1を表示可能な表示部を含む、
    ことを特徴とするX線CT装置。
  8. 請求項6に記載のX線CT装置であって、
    前記撮影制御部は、
    前記基準物質等価断層画像M1を表示可能な表示部を含み、
    前記入力部から、前記表示部に表示する前記基準物質及び前記物質{A}に任意の色を設定可能である、
    ことを特徴とするX線CT装置。
  9. 請求項7に記載のX線CT装置であって、
    前記撮影制御部は、
    前記基準物質及び前記物質{A}に設定された色によるモノトーン画像を作成し、前記表示部に合成カラー画像を表示する、
    ことを特徴とするX線CT装置。
  10. 請求項1に記載のX線CT装置であって、
    前記撮影制御部は、
    N種の前記投影データが入力されるインタフェース部と、
    N種の前記投影データを処理する処理部と、
    前記処理部で実行されるデータ変換部と画像再構成処理部を記憶する記憶部を備える、
    ことを特徴とするX線CT装置。
  11. 処理部を用いたX線CT装置の投影データの処理方法であって、
    前記処理部は、
    異なるN種のエネルギー分布で被写体を撮影したN種の投影データを用いて再構成した画像Gを、p値化して再投影することで、N+1種の前記基準物質に含まれる物質{A}の透過距離データを得、
    得られた前記透過距離データを用いて、前記N種の投影データに占める前記物質{A}の寄与を決定して除去し、
    除去後の前記投影データを透過距離データに変換した後、画像再構成してN+1種の基準物質等価断層画像M1を取得する、
    ことを特徴とする処理方法。
  12. 請求項11に記載の処理方法であって、
    前記処理部は、
    前記基準物質等価断層画像を、前記画像Gとする、
    ことを特徴とする処理方法。
  13. 請求項11に記載の処理方法であって、
    前記処理部は、
    前記N種の投影データのうち、少なくとも1種の投影データを画像再構成して得た画像を前記画像Gとする、
    ことを特徴とする処理方法。
  14. 請求項11に記載の処理方法であって、
    前記処理部は、
    前記物質{A}と異なるN+1種の前記基準物質に含まれる物質{B}について、前記基準物質等価断層画像M1をq値化し、再投影して得たデータを用いて、前記N種の投影データに占める前記物質{A}及び前記物質{B}の寄与を確定させることによって、前記物質{A}及び物質{B}と異なるN+1種の基準物質等価断層画像M2を取得する、
    ことを特徴とする処理方法。
  15. 請求項11に記載の処理方法であって、
    前記物質{A}に空気が含まれる、
    ことを特徴とする処理方法。
PCT/JP2014/062134 2013-05-24 2014-05-02 X線ct装置、及び処理方法 WO2014188864A1 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201480025508.5A CN105188545B (zh) 2013-05-24 2014-05-02 X射线ct装置以及处理方法
US14/889,634 US9924917B2 (en) 2013-05-24 2014-05-02 X-ray CT device and processing method
JP2015518178A JP6033421B2 (ja) 2013-05-24 2014-05-02 X線ct装置、及び処理方法

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013-109995 2013-05-24
JP2013109995 2013-05-24

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2014188864A1 true WO2014188864A1 (ja) 2014-11-27

Family

ID=51933427

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2014/062134 WO2014188864A1 (ja) 2013-05-24 2014-05-02 X線ct装置、及び処理方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9924917B2 (ja)
JP (1) JP6033421B2 (ja)
CN (1) CN105188545B (ja)
WO (1) WO2014188864A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016193174A (ja) * 2015-04-01 2016-11-17 東芝メディカルシステムズ株式会社 コンピュータ断層撮影装置及び画像処理装置
JP2017127638A (ja) * 2016-01-18 2017-07-27 東芝メディカルシステムズ株式会社 X線ct装置、情報処理装置、および情報処理方法
WO2021044754A1 (ja) * 2019-09-02 2021-03-11 キヤノン株式会社 画像処理装置、放射線撮像システム、画像処理方法及びプログラム

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019010648A1 (en) * 2017-07-12 2019-01-17 Shenzhen United Imaging Healthcare Co., Ltd. SYSTEM AND METHOD FOR CORRECTION TO AIR
CN110097517B (zh) * 2019-04-28 2022-12-27 东软医疗系统股份有限公司 去除图像伪影的方法及装置
CN111214252B (zh) * 2020-01-07 2023-05-02 东软医疗系统股份有限公司 Ct数据的采集方法及装置、图像重建方法及系统
CN113100803A (zh) * 2021-04-20 2021-07-13 西门子数字医疗科技(上海)有限公司 用于显示静脉血栓的方法、装置、计算机设备和介质
CN115957451B (zh) * 2021-05-20 2023-09-08 合肥锐视医疗科技有限公司 一种基于双能锥束ct引导的放射治疗装置及图像矫正算法
CN113837997B (zh) * 2021-08-17 2024-03-29 有方(合肥)医疗科技有限公司 Ct图像拍摄系统及标定板

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010005272A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 断層像処理装置、x線ct装置およびプログラム
JP2010125334A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 General Electric Co <Ge> 二重エネルギ計算機式断層写真法を用いた多種物質分解
JP2013081765A (ja) * 2011-09-28 2013-05-09 Toshiba Corp X線ct装置、画像処理装置及びプログラム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1526808B1 (en) 2002-07-23 2013-01-09 GE Medical Systems Global Technology Company LLC Systems for detecting components of plaque
JP5389324B2 (ja) * 2006-12-18 2014-01-15 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー X線断層撮影装置
JP5220309B2 (ja) 2006-12-22 2013-06-26 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー X線断層撮影装置
JP5317612B2 (ja) 2008-09-26 2013-10-16 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー 断層像処理装置、x線ct装置およびプログラム
CN103493101B (zh) * 2011-04-28 2017-03-22 皇家飞利浦有限公司 多能量成像

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010005272A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 断層像処理装置、x線ct装置およびプログラム
JP2010125334A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 General Electric Co <Ge> 二重エネルギ計算機式断層写真法を用いた多種物質分解
JP2013081765A (ja) * 2011-09-28 2013-05-09 Toshiba Corp X線ct装置、画像処理装置及びプログラム

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
LIFENG YU ET AL.: "Pre-reconstruction Three- material Decomposition in Dual-energy CT", PROC. OF SPIE, vol. 7258, 2009, pages 72583V-1 - 72583V-8 *
LIU X ET AL.: "Quantitative imaging of element composition and mass fraction using dual-energy CT: three-material decomposition", MED. PHYS., vol. 3 6, no. 5, May 2009 (2009-05-01), pages 1602 - 1609 *

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016193174A (ja) * 2015-04-01 2016-11-17 東芝メディカルシステムズ株式会社 コンピュータ断層撮影装置及び画像処理装置
JP2017127638A (ja) * 2016-01-18 2017-07-27 東芝メディカルシステムズ株式会社 X線ct装置、情報処理装置、および情報処理方法
WO2021044754A1 (ja) * 2019-09-02 2021-03-11 キヤノン株式会社 画像処理装置、放射線撮像システム、画像処理方法及びプログラム
JP7373323B2 (ja) 2019-09-02 2023-11-02 キヤノン株式会社 画像処理装置、放射線撮像システム、画像処理方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6033421B2 (ja) 2016-11-30
JPWO2014188864A1 (ja) 2017-02-23
CN105188545A (zh) 2015-12-23
US9924917B2 (en) 2018-03-27
US20160081643A1 (en) 2016-03-24
CN105188545B (zh) 2018-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6033421B2 (ja) X線ct装置、及び処理方法
JP5485692B2 (ja) エネルギースペクトル再構成
US9754387B2 (en) System and method for improved energy series of images using multi-energy CT
JP5237812B2 (ja) 複数エネルギー窓をもつ計算機断層撮影におけるデータ処理および解析
Wang et al. Material separation in x‐ray CT with energy resolved photon‐counting detectors
US20070147574A1 (en) Method for performing image reconstruction using hybrid computed tomography detectors
CN110678125B (zh) 能量鉴别光子计数检测器及其用途
RU2515338C2 (ru) Формирование спектральных изображений
WO2016147844A1 (ja) X線ct装置及びマルチエネルギー像作成方法
JP6539748B2 (ja) X線ctデータ処理装置、及び、これを搭載したx線ct装置
JP6031618B2 (ja) X線撮像装置、x線撮像方法、及び、x線撮像装置のモニタリング方法
JP2009508616A (ja) Ct画像形成システム
JP6727155B2 (ja) 画像処理装置、x線ct装置及び画像処理方法
JP6586543B1 (ja) 複数物質分解のための装置
US20220313178A1 (en) Data processing device and data processing method for processing x-ray detection data, and x-ray inspection apparatus provided with the device or method
JP4472492B2 (ja) 被検体における元素濃度を位置分解して求める方法および装置
JPWO2020241669A5 (ja)
JP2015532140A (ja) スペクトル画像診断のための方法及びシステム
JP7242622B2 (ja) コンピュータ断層撮影のためのセグメント化された光子計数検出器を使用するコヒーレント散乱撮像のためのシステムおよび方法
KR101685005B1 (ko) 저선량 엑스선 콘빔 ct 영상 장치 및 이를 이용한 영상 생성 방법
CN113507889B (zh) 增强型光谱x射线成像
JP2013215472A (ja) 放射線断層画像生成装置、放射線断層撮影装置および放射線断層画像生成プログラム
Kim et al. Performance characterization of microtomography with complementary metal-oxide-semiconductor detectors for computer-aided defect inspection
JP2023129298A (ja) 計算機式断層写真法システムのための適応型データ取得
JP2024515595A (ja) コンピュータ断層撮影における深層学習画像再構成の信頼度表示の決定

Legal Events

Date Code Title Description
WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 201480025508.5

Country of ref document: CN

121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application

Ref document number: 14801254

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 14889634

Country of ref document: US

ENP Entry into the national phase

Ref document number: 2015518178

Country of ref document: JP

Kind code of ref document: A

NENP Non-entry into the national phase

Ref country code: DE

122 Ep: pct application non-entry in european phase

Ref document number: 14801254

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1