WO2014030205A1 - 多層構造食品 - Google Patents

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Abstract

【課題】食品外殻体としてのシュー皮等のサクサク感や香ばしい風味が短時間のうちに損なわれず、また、食品外殻体と内容物食品との味が混じりあわない多層構造食品を提供する。 【解決手段】 加熱調理された食品外殻体に内容物食品を含む多層構造食品において、内容物食品を不透湿の包含手段で包んで、食品外殻体と内容物食品とが接しないようにして、食する際に包含手段を引き抜いて取り除いて、内容物食品と食品外殻体とを接するようにした。包含手段を袋体とすると好適である。また、平面状体の縁部を溶着させて袋体とした包含手段としてもよい。

Description

多層構造食品
 本発明は、シュー皮等を食品外殻体とし、その食品外殻体自体の香ばしい風味とサクサクした食感が長く保持され、食品外殻体と内容物食品との味が混じりあわない多層構造食品に関するものである。
 バター、薄力粉等を含んで練り混ぜられた生地を、丸く絞り出し、中が空洞になるようにシュー皮を焼き、その空洞にカスタードクリームなどを詰めた菓子としてシュークリームが知られている。シュークリームの食感の重要な要素であるシュー皮の食感には、柔軟でしっとりした食感、サクサクした食感等異なる食感が求められている。
 このうち、柔軟でしっとりした食感のあるシュー皮のシュークリームを提供する技術として、特許文献1には、シュー皮にカスタードクリームを詰めてから、防湿保温性の材料からなる袋体でシュークリーム自体を密封して包装し、袋体内でカスタードクリームの蒸気による湿気と熱によりシュー皮を軟化させて、熟成させる技術が開示されている。
 また、特許文献2には、サクサクとしたシュー皮の香ばしい風味を消失させないシュークリームの技術が開示されている。この技術は、シュー皮を上下に2分割し、下方のベースシュー皮の陥没部に高粘度な性状の状態のカスタードクリームを盛り付け可能としておいて、カスタードクリームを分包して輸送する。そして、食する前にカスタードクリームを盛り付けてシュークリームとして完成品とさせる技術である。しかし、この技術による場合には、食する者が食する前にベースシュー皮の陥没部に、手間をかけて袋からカスタードクリームを絞り出して盛り付ける必要があり、シュークリームを作り上げるのに時間と手間がかかり、簡易にサクサクのシュークリームを食することができないという課題があった。
 一方、シュー皮の香ばしさを活かして、従来にない食品を提供する技術として、特許文献3には、納豆をシュー皮で包み、いつでもどこでも手軽に食することができる納豆食品の技術が紹介されている。更に、特許文献4には、内部にフィリング材を充たした多層食品の技術が開示されている。これは、餅又は小麦粉からなる熱成被覆物でフィリング材を被覆した食品を、更にスポンジケーキ、クレープ等により被覆した特殊ケーキの技術であり、そのフィリング材としては、餡、クリーム、ジャム、果実、ひき肉、チョコレート、カレールウ等が開示されている。
 前記のように、従来から各種の多層構造をなす食品の技術が開発され、提供されてきた。しかし、食品外殻体をなすシュー皮、タルト菓子をなす皿状のクッキー生地等に、内容物食品として湿気と熱を放散させるものを詰めると、食品外殻体が湿気で軟化し、香ばしい食品外殻体自体の食感や風味が損なわれ易いという課題があった。特に、家族向けのお土産として持ち帰られたシュークリームは、冷蔵庫で保管してあっても、数時間帰宅が遅れた家人が食する頃にはサクサク感がなくなり、シュークリーム独特の香ばしい食感が損なわれることが顕著であった。また、食品外殻体がスポンジケーキ等であっても、内容物食品がゲル状のものである場合には、スポンジケーキ等に内容物食品の味が浸み込み、スポンジケーキ等の味が変わってしまうという課題があった。
実開昭50-71587号公報 特開2008-000039号公報 実開昭58-113386号公報 特開昭63-105643号公報
 本発明が解決しようとする課題は、食品外殻体としてのシュー皮等のサクサク感や香ばしい風味が短時間のうちに損なわれず、また、食品外殻体と内容物食品との味が混じりあわない多層構造食品を提供することである。
 本発明の第1の発明は、加熱調理された食品外殻体に内容物食品を含む多層構造食品において、前記内容物食品を含む包含手段を備え、前記包含手段は不透湿材からなると共に前記食品外殻体の外縁部の孔から挿入されて備えられ、前記包含手段が前記食品外殻体の内部において開放可能とされ、前記包含手段が前記食品外殻体から外方に引っ張られて、開放状態とされた前記包含手段から前記内容物食品が前記食品外殻体に接するように充填されることを特徴としている。
 本発明の多層構造食品は、外方から食品外殻体、内容物食品の包含手段、内容物食品が層をなしているほか、内容物食品が多層とされていてもよい。ここで、加熱調理とは、加熱焼成のほか、食用油で揚げられて調理されることを含む。また、食品外殻体とは、外皮を柔らかく又はサクサクに焼成したシュークリームやエクレアのシュー皮のほか、外皮を硬質に焼成したクレープ皮、内部に空洞を形成するように焼成したタルト菓子の皿、スポンジケーキ体、食用油で揚げた春巻き皮、食パン等の焼成物であってもよい。内容物食品の種類は限定されず、菓子をなすカスタードクリーム、アイスクリーム、ソフトクリーム、生クリーム等であってもよく、惣菜をなす納豆、餃子の具等であってもよく、内容物食品の量は限定されない。
 包含手段の形状は、平面状、筒状、袋状のいずれであってもよい。包含手段の材質は限定されず、ポリエチレン等の樹脂材、紙質材等であってもよく、性状も限定されずマイクロ波不透過性のものであってもよいが、湿度を通過させない不透湿の材料であることが好適である。マイクロ波不透過性樹脂フィルムを包含手段とすれば、電磁調理器により多層食品を加熱して、食品外殻体からの熱伝導によって内容物食品の表面だけを加熱し、内容物食品のアイスクリームの表面が程よく溶ける多層構造食品、例えばアイスクリームケーキ、揚げパンに包まれたアイスクリーム天麩羅とすることも可能である。
 包含手段は食品外殻体のいずれかの外縁部の孔から挿入され食品外殻体の内部において、開放可能とされる。ここで開放可能とは、弱接着により閉鎖された状態とされてもよく、折りたたまれた状態であってもよく、最初から開放された状態とされていてもよい。また、包含手段の挿入は平面状の包含手段の側方及び先方が折りたたまれて、内容物食品が漏れ出ない状態で挿入されてもよく、筒状の包含手段の先方が折り曲げられた状態で挿入されてもよい。
 食品外殻体から突出されている包含手段の端部を引っ張って、引き抜くことにより、開放状態となった食品外殻体の内部で開放された端部から、内容物食品が充填される。これにより、食する直前まで内容物食品は食品外殻体と包含手段により離間され、食品外殻体に内容物食品の湿度や香り、味が移動せず、食品外殻体と内容物食品の各々の風味・味覚が維持される。
 本発明の第2の発明の多層構造食品は、第1の発明において、前記包含手段が、前記食品外殻体の外縁部に形成される第1の孔から、前記第1の孔とは離間した位置の前記食品外殻体の外縁部に形成される第2の孔に亘り貫通されて備えられていることを特徴としている。
 包含手段が、食品外殻体の外縁部に形成された第1の孔から、その孔とは離間した第2の孔に亘り貫通されて備えられる。これにより、包含手段の引き抜きが容易になり、内容物食品と食品外殻体とを一体にして簡易に食することが可能となる。ここで、外縁部の位置は、食品外殻体の側方に限定されず、上方であっても下方であってもよい。
 本発明の第3の発明の多層構造食品は、第2の発明において、前記第1の孔を貫通して突出された前記包含手段が閉塞端とされると共に、前記第2の孔から突出された前記包含手段が開放可能とされていることを特徴としている。
 内容物食品の包含手段は、第1の孔から突出された側の包含手段が閉塞された状態とされる。一方の包含手段が閉塞されていることにより、内容物食品の充填が容易である。また、第2の孔から突出された前記包含手段は、内容物食品が包含手段に充填される際及び包含手段から食品外殻体に絞り出される際に開放された状態とされれば足り、内容物食品が充填された後は、第2の孔から突出された包含手段は閉じられた状態であってもよい。平面状体が、側方が折りたたまれて先方部のみが閉塞され後方部が開放された包含手段とされ、先方部が第1の孔から突出され、後方部が第2の孔から突出されてもよい。本発明の第3の発明によれば、包含手段に内容物食品を充填する際に、内容物食品が食品外殻体から漏れにくく、内容物食品の充填が容易である。
 本発明の第4の発明の多層構造食品は、第3の発明において、前記包含手段が袋体をなしていることを特徴としている。ここで袋体とは、一部を除き周囲が閉じられた状態の袋をいう。袋体であることにより、袋体を内容物食品の充填具に被せて細く窄めて、食品外殻体に差し込むことが容易である。袋体の開放端から内容物食品を、袋体を膨らませるように注入する場合であっても、包含手段から食品外殻体の内部にも内容物食品が漏れにくい。
 本発明の第5の発明の多層構造食品は、第4の発明において、前記袋体が、性状が異なる複数の平面状体が、前記各々の平面状体の縁部において溶着されてなる袋体であることを特徴としている。これにより、複数の性状の異なる平面状体を使って袋体とすることが可能となり、例えば上下に重ねる2枚の平面状体の内、下面平面状体のみをマイクロ波不透過性フィルムとして、電磁調理器で加熱することにより、上面側のみを加熱することも可能となる。溶着は、高周波溶着、熱溶着、超音波溶着等のいずれの溶着であってもよい。
 本発明の第6の発明の多層構造食品は、第4及び第5の包含手段の前記袋体のいずれかが併せて複数含まれていることを特徴としている。第4の袋体又は第5の袋体だけを複数としてもよく、第4と第5の袋体を併せて複数としてもよい。これにより、内容物食品が複数からなる場合であっても、複数の味・風味がまじりあわず、各々の特有の味・風味を楽しめる食品とすることが可能である。また、複数の内容物食品の量を変えることも可能である。
 本発明の第7の発明の多層構造食品は、第1から第6の発明において、前記食品外殻体が、小麦粉とバターと卵と水とを含んだ生地が焼成されたシュー皮であり、前記内容物食品が、粘度の高い液状体、小粒状とされたゲル体及び小粒子の固体の内のいずれかを含んでいることを特徴としている。
 粘度の高い液状体としては、カスタードクリーム、ソフトクリーム、生クリーム、カレールー等が挙げられ、小粒状のゲルとしては粉砕したゼリー、寒天、コンニャク等が挙げられ、小粒子の固体としては納豆、チョコレートチップ、ナッツ等が挙げられる。これらの内容物食品が、食品外殻体であるシュー皮のサクサクした食感と香ばしい香りとマッチして新規なシュー皮に包まれた食品が提供される。これらの新規な食品は、内容物食品を含んだ包含手段が引き抜かれて、食品外殻体と内容物食品が接するようにされ食される。これにより、シュー皮を外殻体とした新規な食品は、香ばしいシュー皮に包まれた内容物食品の素の味覚を楽しむことができる食品となる。
 本発明の第1の発明によれば、食する直前まで内容物食品は食品外殻体と包含手段により離間され、食品外殻体に内容物食品の湿度や香り、味が移動せず、食品外殻体と内容物食品の各々の風味・味覚が維持される。
 本発明の第2の発明によれば、包含手段の引き抜きが容易になり、内容物食品と食品外殻体とを一体にして簡易に食することが可能となる。
 本発明の第3の発明によれば、包含手段に内容物食品を充填する際に、内容物食品が食品外殻体から漏れにくく、内容物食品の充填が容易である。
 本発明の第4の発明によれば、袋体を内容物食品の充填具に被せて細く窄めて、食品外殻体に差し込むことが容易である。袋体の開放端から内容物食品を、袋体を膨らませるように注入する場合であっても、包含手段から食品外殻体の内部にも内容物食品が漏れにくい。
 本発明の第5の発明によれば、複数の性状の異なる平面状体を使って袋体とすることが可能となり、例えば上下に重ねる2面の平面状体の内、下面平面状体のみをマイクロ波不透過性フィルムとして、電磁調理器で加熱することにより、上面側のみを加熱することも可能となる。
 本発明の第6の発明によれば、内容物食品の複数の味・風味がまじりあわず、それぞれの特有の味・風味を楽しめる食品とすることが可能である。また、複数の内容物食品の量を変えることが可能である。
 本発明の第7の発明によれば、シュー皮を外殻体とした新規な食品は、香ばしいシュー皮に包まれた内容物食品の素の味覚を楽しむことができる食品となる。
シュークリームの説明図である(実施例1)。 内容物食品の充填方法の説明図である(実施例1)。 内容物食品を包含する袋体を引抜く作用の説明図である(実施例1)。 2層の内容物食品を包含するシュークリームの説明図である(実施例2)。 蓋部を開放したシュークリームの説明図である(実施例3)。 タルト菓子の説明図である(実施例4)。 アイスクリームケーキの説明図である(実施例5)。 アイスクリーム天麩羅の説明図である(実施例6)。 包含手段の挿入及び引き抜きの説明図である(実施例7)。 袋体の説明図である。 袋体の説明図である。
 内容物食品を不透湿の包含手段で包んで、食品外殻体と内容物食品とが接しないようにし、包含手段を引き抜いて取り除いて食する際に、包含手段に含まれた内容物食品が食品外殻体と一体となるようにした。
 実施例1ではシュー皮の側縁部から袋体を貫通させて、その袋体にカスタードクリームを充填させるシュークリーム1の実施例を、図1、図2及び図3を参照して説明する。図1はシュークリーム1の斜視図であり、図2はシュークリーム1の縦断面にて、内容物食品の充填方法を説明する図であり、図3はシュークリーム1の縦断面にて、包含手段の抜取方法を説明する説明図である。図1において、破線は袋体を示す想像線であり、濃色で示した部分は袋体に含まれたカスタードクリームを示している。
 実施例1のシュークリームを構成するシュー皮とカスタードクリームは公知の方法により予め製造される。例えば、シュー皮は、水とバター、マーガリン等の油脂類を加熱して沸騰させた後、薄力粉を加えてダマができないように素早く撹拌し、生地状になるまで混練しながら加熱し、これに卵を数回に分けて加え、生地の硬さを調整しながら混練する。こうして作ったシュー皮生地を天板に絞ってオーブンに入れて焼成するという方法等が公知の方法として挙げられる。カスタードクリームは、卵黄と砂糖を混ぜ合わせ、ふるいにかけた小麦粉をダマにならないように加えて撹拌し、更に温めた牛乳を加え、良くかき混ぜて、バターを溶かし込んで、香料を添加する等の公知の方法で作られる。
 本発明のシュークリーム1は、前記のようにして作られた内部が空洞とされたシュー皮10を食品外殻体として、カスタードクリーム40を内容物食品として製造される。シュークリーム1は、図1に破線で示されるように、シュー皮10の図上左側方から右側方に、薄膜に形成されたポリエチレン製の袋体20が貫通されて、該袋体の中にカスタードクリーム40が充填されている。袋体20の先端部である右端はシュー皮10の右側方を貫通して外方に突出され、シュー皮に当接する部分には袋体20の引抜支持体50が装着されている。袋体の左端の開放口は、シュー皮から袋体が出る位置で紐60により結束され閉じられている。この開放口を熱溶着により閉じておいてもよい。
 図2を参照してシュークリーム1の製造方法を説明する。図2では充填具30を固定してシュー皮10を移動させてカスタードクリーム40を充填する実施例を説明する。図2(A)図は、袋体20にカスタードクリームの充填具30を差し込み、更にシュー皮10を差し込んだ状態を示している。図2(B)図は、カスタードクリーム40を充填させている状態を示している。図2(C)図は、カスタードクリームの充填を完了した状態を示している。
 まず、シュー皮10の左側方(以下、「方向」は参照図の図上の位置を示す。)から右側方に亘り、カスタードクリームの充填具30に袋体20を差し込んだ状態で、矢印方向にシュー皮を移動させて、シュー皮10に充填具30と共に袋体20を貫通させる(図2(A)図参照)。充填具30は先方を滑らかに形成した細径の管であり、シュー皮10を貫通させることができる程度の強度があれば材質は限定されず、実施例1ではステンレス製の管としている。袋体は、薄膜に形成された柔軟な性状のフィルム、例えばポリエチレン製の矩形形状の袋を使用している(図9(A)図参照)。
 次に、シュー皮10の右側方に袋体20の右端部を突出させた状態としたまま、矢印に示す右方向に、シュー皮10を充填具30から引き抜きつつ、袋体20の中にカスタードクリーム40を充填する(図2(B)図参照)。充填の際に、充填具先端に対して、シュー皮10を上下左右に搖り動かすようにすると、シュー皮10内の空洞に偏りのない状態でカスタードクリームを充填することが可能である。
 シュー皮10内に所望量のカスタードクリーム40の充填を完了させ、矢印方向にシュークリームを引抜いて、袋体20の右側方の突出端に引抜支持体50を取付け、袋体20の左側方の開放端を紐60で閉塞させてシュークリーム1とする(図2(C)図参照)。
 ここで、シュークリーム1を食する際の作用を、図3を参照して説明する。図3(A)図は、食する際に袋体を引抜く作用を説明する図であり、図3(B)図は、袋体を引抜いた状態のシュークリームを説明する図である。シュークリーム1を食するには、まず包含手段である袋体20の開放端部を縛っている紐60を取り除く等して開放する。そして引抜支持体50をシュークリーム1に密着させた状態として、引抜支持体50の位置を一方の手の指先51で保持して、他方の手の指先52でシュー皮10の右側方に突出されている袋体20をつまんで、シュークリーム1から離間する方向、図3の矢印方向に引抜く(図3(A)図参照)。
 そうすると袋体20の左側方の開放端は、シュークリーム1の中にシュー皮10の内面とカスタードクリーム40とに沿って引き込まれる(図3(A)図)。更に袋体20をシュークリーム1の外方に引き抜くと、シュー皮10に接してカスタードクリーム40が充填された状態となる(図3(B)図)。引抜作用の際に、引抜支持体50がシュー皮10の右側方に密着し、袋体20が開くことを阻止しているため、袋体20を引抜く際に、シュー皮10が崩れにくい。
 シュークリーム1で、袋体20が引き抜かれる前には、シュー皮10とカスタードクリーム40とが不透湿の袋体20により離間されているため、シュー皮10にカスタードクリーム40の湿気が伝わらず、シュー皮10は袋体20が引き抜かれるまでサクサクの風味を提供する状態に維持される。そして、袋体20を引抜いて、サクサクの風味の状態で食することが可能となる。
 次に、実施例2として、内容物食品が2層となったシュークリーム2の実施例を、図4を参照して説明する。実施例2のシュークリーム2は、内容物食品として生クリーム42とイチゴジャム43が層をなすように2つの袋体22,23に充填された状態となっている。図4(A)図はシュークリーム2に袋体22,23を貫通させた方向の断面図であり、図4(B)図は、図4(A)図のA-A位置断面図である。
 シュークリーム2には、下方に容量の大きな袋体22が差し込まれ、その上方に断面積が狭小に形成された円筒断面の袋体23が差し込まれている。2つの袋体22,23は、上の袋体の下方縁と下の袋体の上方縁が溶着され、上下に重ねられた袋体とされている(図10(B)図参照)。まず、シュークリーム2には、上方の袋体23に実施例1と同様に充填具が挿入されて袋体23の先方からイチゴジャム43が充填され、シュークリーム2の上方にイチゴジャム43が筋状に充填される。次に、下方の袋体22に充填具が挿入されて袋体22の先方から生クリーム42が充填される。生クリーム42は、袋体22内において、充填具が左右に揺り動かされるようにして充填され、筋状のイチゴジャム43の下方に広く充填される。
 シュークリーム2を食する際には、図4(A)図上の右端の袋体の端部をつまんで、実施例1と同様に袋体22,23を揃えた状態で引抜く(紐、引抜支持体の図を省略している)。そうすると、生クリーム42の上方の略中央にイチゴジャム43が筋状に配列され、生クリームとイチゴジャムがシュー皮に接した状態とされる。実施例2のシュークリーム2は、サクサクのシュー皮の香ばしさと、イチゴの香りのイチゴジャムとまろやかな生クリームの味覚の夫々が混じりあわない新規なシュークリームとなる。
 実施例3では、シュークリームの上方を蓋状に切り抜いて、下方の空洞部に予め袋体を配設させて、カスタードクリームを盛り込んだシュークリーム3を、図5を参照して説明する。シュークリーム3では、シュー皮11の上方を蓋部12として切り抜いて開口部13とし、シュー皮11の底部に袋体を差し込む孔14を貫通させている。袋体24は、上方の開口部からシュー皮11の空洞部に差し込まれ、先端部を孔14から下方に突出させている。図5(A)図はシュー皮にカスタードを盛り付ける状態、図5(B)図は蓋をした状態のシュークリーム3、図5(C)図は袋体を矢印方向に引抜いてシュークリーム3を食する際の状態を、断面図により説明している。
 カスタードクリーム44は、予め絞り袋31に詰められ、開口部13から絞られて、シュー皮11の空洞部内の袋体24の中に盛り込まれる(図5(A)図参照)。外部に開いていた袋体24の外縁部分を、袋体24に盛り込んだカスタードクリーム44の上に被せて、蓋部12にカスタードクリームの湿度が移動しないようにする。更に、カスタードクリームの上にメッセージカード61を重ねて、蓋部12を被せる(図5(B)図参照)。カスタードクリーム44の湿度が袋体24により遮られているため、メッセージカード61が湿りにくい。
 シュー皮11を覆っていた蓋部12とメッセージカード61を取り除いて、袋体24の外縁部分を開いて、シュー皮の下方の孔14から、矢印方向に(図5(C)図参照)袋体を引抜いて、シュー皮11の内部から袋体24を取り除いて、カスタードクリーム44とシュー皮11を接しさせ、シュークリーム3を食する状態とする。シュークリーム3には、袋体の上方と蓋部との間に、メッセージカード61を格納する湿気らない空間を作ることができる。これにより、多層構造食品が食し易く、各々の食材の味、風味が変わらないだけでなく、多層構造食品を例えば誕生祝い等のメッセージを贈る手段とすることもできる。
 実施例4では、クッキー生地を上方に窪部があるタルト皿15に焼き上げて、その上方にカスタードクリーム45を盛り付けたタルト菓子4を、図6を参照して説明する。タルト菓子4では、タルト皿15の底部の略中央部に上下に貫通させた孔16をあけて、タルト菓子受けの紙皿53の中央孔を貫通させて袋体25の先方部を突出させている。図6(A)図はカスタードクリーム45をタルト皿15に盛りつけた状態の断面図、図6(B)図は袋体25を引抜く状態の断面図である。
 カスタードクリーム45は、絞り袋又はゴムヘラ等により袋体25に充填される。ここで、袋体25は平面状とされてもよく、その周縁部がタルト皿15より外部に僅かに出ていればよく、カスタードクリーム45の湿気がタルト皿15に伝わらないようにされていればよい(図6(A)図参照)。タルト菓子4を食する際には、タルト皿15の形状を崩さないように紙皿53を支えて、前記孔16から袋体25をゆっくり矢印方向(図6(B)図参照)に引抜いて、カスタードクリーム45をタルト皿15に接する状態とする。タルト菓子4は、袋体25を引抜くまで香ばしい状態に保たれ、食する際に袋体25を引抜けば、香ばしい風味のタルト皿15の上でカスタードクリーム45を食することが可能である。
 実施例5では、円筒状に形成したスポンジケーキ17の内方にアイスクリーム46を詰めたアイスクリームケーキ5を、図7を参照して説明する。図7は、アイスクリームケーキ5の説明図である。破線はスポンジケーキ又は袋体の状態を説明する想像線である。アイスクリームケーキ5では、円筒状に丸めたスポンジケーキ17の底を、円筒の底板18をなすスポンジケーキにより塞いでいる。底板の略中央部に上下に貫通させた貫通孔19を設け、貫通孔19からは袋体26の先方部を突出させている。
 袋体26は公知のマイクロ波不透過性フィルムからなり、その上縁は、スポンジケーキ17の周縁を覆うように花弁状に開かれ、上方が開放部とされている。上方開放部からアイスクリーム46が盛り付けられて冷凍保存される。アイスクリームケーキ5を食するには、花弁状の袋体26の端部をアイスクリーム46の上に被せて、電磁調理器にて所望の時間加熱する。そうするとスポンジケーキ17が加熱され、スポンジケーキからの熱が伝えられて袋体26に接したアイスクリーム46の周縁が温められ軟化する。
 そして袋体26の周囲を再び花弁状に開いて、底板の貫通孔19から袋体26の端部を矢印方向に(図7参照)引っ張って引抜く。そうするとスポンジケーキ17からの熱伝導によりアイスクリーム46の周囲が程よく軟化して、袋体26をアイスクリーム46から滑らかに引抜くことが容易である。このアイスクリームケーキ5によれば、アイスクリーム46の味が浸み込んでいないスポンジケーキ17を焼きたてのような温かい食感で食することができると共に、スポンジケーキ17の中のアイスクリーム46を冷たい食感で食することが可能である。
 実施例6では、サンドイッチ用食パンにアイスクリームを挟んだアイスクリーム天麩羅6を、図8を参照して説明する。アイスクリーム天麩羅6は、上面及び下面をマイクロ波不透過性フィルム27,28とし、先端辺と両側の側縁の2辺を溶着した袋体29にアイスクリームを詰めている。アイスクリーム天麩羅6は、揚げパンの中に袋体29を差し込んでアイスクリームを充填して作られる。
 まず、2枚のサンドイッチ用の薄い食パン54,55を重ねあわせて、その両側の側縁部56,57をつまんで2枚の食パンを一体化する。そして、その両側の側縁部56,57を接近させて筒状体をなすようにし食用油で揚げて、内部に空洞がある揚げパンからなる食品外殻体を作る。外皮が冷めた状態で、前記の袋体29を先方から、図8に示す矢印方向に差し込み、実施例1の内容物食品の充填と同様にして、袋体29の中にアイスクリームを充填して、アイスクリーム天麩羅6を作る。
 アイスクリーム天麩羅6は電磁調理器で加熱すれば、周囲の揚げパンが加熱される。すると温められた揚げパンからの熱伝導によりフィルムに接した部分のアイスクリームが軟化し、袋体29が引き抜きやすくなる。そして矢印方向に(図8参照)に袋体29を引き抜いて食する状態とする。袋体29を引抜いた状態で、アイスクリーム天麩羅6は、揚げパンの部分が温かくなり、アイスクリームが冷たく固まったままの状態で、揚げパンとアイスクリームの特有の風味を味わうことができる。なお、アイスクリームの量が多い場合には、表面又は裏面のフィルムのいずれかのみをポリエチレンフィルムとして、アイスクリームの一方側を柔らかくして食べ易くしてもよい。
 実施例7では、シュー皮の側縁部からシュー皮の中に筒状の包含手段に挿入して、その筒状の包含手段にカスタードクリームを充填させるシュークリーム7の実施例を、図9を参照して説明する。図9(A)図はシュー皮に筒状の包含手段を差し込んで先方を折り曲げて被せて、更にシュー皮を差し込む状態、図9(B)図は筒状の包含手段にカスタードクリーム40を充填させている状態、図9(C)図は包含手段を引抜く状態を説明する説明図である。シュー皮、カスタードクリーム、充填具の構成については実施例1と同様であるので、図9に同一の符号を付して説明を省略し、ここでは、包含手段の挿入方法と引き抜き方法を説明する。
 実施例7のシュークリーム7は、包含手段であるポリエチレンフィルムからなる筒状の包含手段71が二つ折りにされて充填具30に被せられ、その筒状の包含手段の折り曲げ部72にシュー皮70が図9(A)図に示す矢印方向に差し込まれる。次に、シュー皮70を揺り動かしながら図9(B)図の矢印方向にシュー皮70を移動させて、充填具30からカスタードクリーム40を充填し、カスタードクリーム40が充填された状態で充填具30を引き去りシュークリーム7を製造する。
 そして、シュークリーム7を食するには、シュー皮70から突出された状態の包含手段の端部74をつまんで、図9(C)図に示す矢印方向に引っ張るようにする。そうすると、二つ折りにされて格納されていた筒状の包含手段が筋状に延びて、カスタードクリーム40は延びた包含手段に沿って移動して、包含手段の他方の端部73からシュー皮70に接するように充填され、シュークリーム7が食用可能とされる。
(袋体の実施例)
 ここで袋体の実施例について、図10、図11を参照して簡単に説明する。袋体は先方が溶着された矩形形状の袋体80(図10A)図参照)でも、側方が溶着された三角形形状の袋体81(図10(B)図参照)であってもよい。矩形形状の袋体80を食品外殻体に差し込むには、袋体の閉鎖先方部の中央部82に充填具が当接するようにして、その隅部83,84を充填具の軸体に向けて絞り込むようにして、食品外殻体に差し込むようにする。三角形形状の袋体81の場合には、三角形の先端を充填具の充填口に当接させるようにして差し込めばよい。
 次に、二つの袋体が縁部で一体とされた袋体を、図11を参照して説明する。袋体は同一容量の袋体85,86がその側方で溶着されてもよく(図11(A)図)、容量が大きな袋体87(22)の側辺に、先方から終端まで同一断面積をなす細径の同一径の袋体88(23)が溶着されて形成されてもよい(図11(B)図)。図11では袋体を三角形形状の袋体としたが、矩形形状の袋体としてもよい。
(その他の実施例)
・食品外殻体は、サクサクした食感のものに限定されず、しっとりした食感のものであってもよいことは勿論のことである。
・実施例1では、カスタードクリームの充填具を固定してシュー皮を移動させてカスタードクリームを充填したが、シュー皮の位置を固定して、駆動手段により充填具を移動させて充填させるようにしてもよい。
・細く窄めて筒状にされた袋体を被せた充填具に(図2参照)、予め複数のシュー皮を連続させて、貫通させた状態としておく。そして、各々のシュー皮内にひとつずつカスタードクリームを順に充填させて、隣り合うシュー皮の間に延びる状態となる筒状の包含手段を切断させてシュークリームとしてもよい。
・実施例3では、開口部13から袋体を差し込んだ実施例を説明したが、袋体に替えて平面状体を開口部に被せて、平面状体の中央部を孔から下方に突出させるようにしてもよい。
・上記の実施例では、シュー皮を外殻体とした菓子を説明したが、本発明の適用範囲は菓子に限定されないことは勿論のことである。
・シュークリームのシュー皮のバターは、マーガリン、サラダ油で、量を加減して代替え可能であり、本発明の技術的範囲に属することは勿論のことである。
・今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の技術的範囲は、上記した説明に限られず特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,2,3,7…シュークリーム、4…タルト菓子、
5…アイスクリームケーキ、6…アイスクリーム天麩羅、
10…シュー皮、20…袋体、30…充填具、
40…カスタードクリーム、50…引抜支持体、60…紐、
11…シュー皮、12…蓋部、13…開口部、14…孔、
15…タルト皿、16…孔、17…スポンジケーキ、
18…底板、19…貫通孔、22,23,24,25,26…袋体、
27,28…マイクロ波不透過性フィルム、29…袋体、
31…絞り袋、42…生クリーム、43…イチゴジャム、
44,45…カスタードクリーム、46…アイスクリーム、
51,52…指先、53…紙皿、54,55…食パン、
56,57…側縁部、61…メッセージカード、
70…シュー皮、71…筒状の包含手段、72…折り曲げ部、
73…筒状の包含手段の他方の端部、74…包含手段の端部、
80、81…袋体、82…中央部、83,84…隅部、
85,86,87,88…袋体

Claims (7)

  1.  加熱調理された食品外殻体に内容物食品を含む多層構造食品において、
     前記内容物食品を含む包含手段を備え、
     前記包含手段は不透湿材からなると共に前記食品外殻体の外縁部の孔から挿入されて備えられ、前記包含手段が前記食品外殻体の内部において開放可能とされ、
     前記包含手段が前記食品外殻体から外方に引っ張られて、開放状態とされた前記包含手段から前記内容物食品が前記食品外殻体に接するように充填される、
    ことを特徴とする多層構造食品。
  2.  前記包含手段が、前記食品外殻体の外縁部に形成される第1の孔から、前記第1の孔とは離間した位置の前記食品外殻体の外縁部に形成される第2の孔に亘り貫通されて備えられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の多層構造食品。
  3.  前記第1の孔を貫通して突出された前記包含手段の一方が閉塞端とされると共に、前記第2の孔から突出された前記包含手段の他方が開放可能とされている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の多層構造食品。
  4.  前記包含手段が袋体をなしている、
    ことを特徴とする請求項3に記載の多層構造食品。
  5.  前記袋体が、性状が異なる複数の平面状体が前記各々の平面状体の縁部において溶着されてなる袋体である、
    ことを特徴とする請求項4に記載の多層構造食品。
  6.  請求項4及び請求項5に記載の前記袋体のいずれかが併せて複数含まれている、
    ことを特徴としている多層構造食品。
  7.  前記食品外殻体が、小麦粉とバターと卵と水とを含んだ生地が焼成されたシュー皮であり、
     前記内容物食品が、粘度の高い液状体、小粒状とされたゲル体及び小粒子の固体の内のいずれかを含んでいる、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の多層構造食品。
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