WO2014002953A1 - 容器把持装置 - Google Patents

容器把持装置 Download PDF

Info

Publication number
WO2014002953A1
WO2014002953A1 PCT/JP2013/067260 JP2013067260W WO2014002953A1 WO 2014002953 A1 WO2014002953 A1 WO 2014002953A1 JP 2013067260 W JP2013067260 W JP 2013067260W WO 2014002953 A1 WO2014002953 A1 WO 2014002953A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
cell
container
gripping
gripping device
connecting member
Prior art date
Application number
PCT/JP2013/067260
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
笹原 潤
陽介 村瀬
Original Assignee
協和メデックス株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 協和メデックス株式会社 filed Critical 協和メデックス株式会社
Priority to JP2014522618A priority Critical patent/JP6170917B2/ja
Publication of WO2014002953A1 publication Critical patent/WO2014002953A1/ja

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J15/00Gripping heads and other end effectors
    • B25J15/02Gripping heads and other end effectors servo-actuated
    • B25J15/0206Gripping heads and other end effectors servo-actuated comprising articulated grippers
    • B25J15/022Gripping heads and other end effectors servo-actuated comprising articulated grippers actuated by articulated links
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/0099Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor comprising robots or similar manipulators
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/02Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor using a plurality of sample containers moved by a conveyor system past one or more treatment or analysis stations
    • G01N35/04Details of the conveyor system
    • G01N2035/0401Sample carriers, cuvettes or reaction vessels
    • G01N2035/0406Individual bottles or tubes
    • G01N2035/041Individual bottles or tubes lifting items out of a rack for access

Definitions

  • an automatic measurement device such as an immunoassay device
  • a container gripping device that grips and transports a container with gripping arms arranged opposite to each other.
  • Japanese Patent Application Laid-Open No. 3-245059 discloses that two electromagnetic solenoids (driving means) are connected to a connecting member for connecting a gripping arm, and one of the two electromagnetic solenoids is connected.
  • a container gripping device is disclosed that drives to open a gripping arm and drives the other electromagnetic solenoid to grip a container.
  • the present invention has an object to provide a container gripping device capable of gripping a container with a simple mechanism in consideration of the above facts.
  • a reaction table 18 is arranged on the right side of the reagent storage unit 12.
  • the reaction table 18 is located slightly to the left of the center of the immunoassay device 200 and includes a heater (not shown).
  • a recess 38 that holds the cell 202 is formed on the outer periphery of the reaction table 18 over the entire periphery of the reaction table 18.
  • 60 concave portions 38 are formed at equal intervals in the circumferential direction of the reaction table 18.
  • the cell 202 held in the recess 38 is warmed by a heater (not shown), and the reagent in the cell 202 can be activated.
  • the BF nozzle unit 44 moves above the cell 202 set in the recess 42A. Then, the four BF nozzles 44A constituting the BF nozzle unit 44 perform suction of unreacted reagents and discharge of the cleaning liquid to the cells 202 set in the respective concave portions 42A. At this time, the magnetic carrier particles collected by the neodymium magnet and the immune complex bonded to the magnetic carrier particles remain in the cell 202 without being attracted to the BF nozzle 44A.

Abstract

 対向配置され、本体フレーム(78)に設けられた軸部に回動可能に取り付けられた把持アーム(84)と、前記把持アーム(84)の一端部にそれぞれ回動可能に連結された連結部材(90)と、前記連結部材(90)が回動可能に連結され、直動することで該連結部材を押し広げ又は引き戻して前記軸部周りに前記把持アームを回動させ、対向する前記把持アームの他端部同士を接近又は離間させる駆動手段(114)と、を有する容器把持装置。

Description

容器把持装置
 本発明は、容器把持装置に関する。
 免疫測定装置等の自動測定装置において、対向配置した把持アームで容器を把持して搬送する容器把持装置がある。この種の容器把持装置において、特開平3-245059号公報には、把持アームを連結する連結部材に2つの電磁ソレノイド(駆動手段)を接続し、この2つの電磁ソレノイドのうち一方の電磁ソレノイドを駆動させて把持アームを開き、他方の電磁ソレノイドを駆動させて容器を把持する容器把持装置が開示されている。
 しかしながら、容器を把持するために2つの電磁ソレノイドを連動して駆動させる必要があり、装置が大掛かりとなる。
 本発明は、上記事実を考慮し、簡易な機構で容器を把持できる容器把持装置を提供することを課題とする。
 本発明の第1態様の容器把持装置は、対向配置され、本体フレームに設けられた軸部に回動可能に取り付けられた把持アームと、前記把持アームの一端部にそれぞれ回動可能に連結された連結部材と、前記連結部材が回動可能に連結され、直動することで該連結部材を押し広げ又は引き戻して前記軸部周りに前記把持アームを回動させ、対向する前記把持アームの他端部同士を接近又は離間させる駆動手段と、を有する。
 本発明の第1態様の容器把持装置によれば、本体フレームに設けられた軸部には、把持アームが回動可能に取り付けられている。また、把持アームの一端部には、連結部材が回動可能に連結されており、連結部材は駆動手段に回動可能に連結されている。ここで、駆動手段を直動させて連結部材を押し広げ又は引き戻すことで、把持アームを軸部回りに回動させ、対向する把持アームの他端部同士を接近又は離間させる。これにより、駆動手段を直動させるだけの簡易な機構で、把持アームの他端部同士を接近させて容器を把持し、又は把持アームの他端部同士を離間させて容器を放すことができる。
 本発明の第2態様の容器把持装置は、第1態様の容器把持装置であって、前記連結部材は、支軸により前記駆動手段の直動部材へ回動可能に連結され、前記支軸は、前記本体フレームに設けられたガイド溝に沿って往復移動する。
 本発明の第2態様の容器把持装置によれば、駆動手段の直動部材に連結部材を回動可能に連結した支軸をガイド溝に沿って往復移動させることで、対向配置された把持アームが支軸を中心として左右に同じ角度で開閉する。これにより、把持アームの他端部が同時に容器へ接触して容器を把持するので、容器が傾くのを抑制できる。
 本発明の第3態様の容器把持装置は、第2態様の容器把持装置であって、前記連結部材を押し広げる方向へ前記支軸を付勢する付勢手段を有する。
 本発明の第3態様の容器把持装置によれば、駆動手段が直動部材へ駆動力を付与していない状態でも、付勢手段の付勢力で連結部材を押し広げて把持アームを回動させ、容器を把持した状態を維持できる。
 本発明の第4態様の容器把持装置は、第2態様又は第3態様の容器把持装置であって、前記直動部材には、2つのセンサの光信号をそれぞれ遮光可能な遮光板が設けられ、前記遮光板は、前記直動部材の直動動作により、両方のセンサの光信号を遮光する位置、両方のセンサの光信号を透過させる位置、及び一方のセンサの光信号を透過させ、他方のセンサの光信号を遮光する位置に移動可能に設けられている。
 本発明の第4態様の容器把持装置によれば、2つのセンサの光信号をそれぞれ遮光可能な遮光板が直動部材に設けられており、直動部材の3つの位置を検出できる。このため、把持アームが閉じた状態、把持アームが開いた状態、把持アームが容器を把持した状態を検知できる。
 本発明の第5態様の容器把持装置は、第1態様から第4態様の何れか1つの態様の容器把持装置であって、前記把持アームの他端部には、容器の鍔を吊持する爪部が形成されており、前記本体フレームには、対向する前記把持アームの間に位置して前記爪部に該容器の鍔が吊持されているときに、該容器の鍔を押さえる押さえ板が形成されている。
 本発明の第5態様の容器把持装置によれば、把持アームの他端部に形成された爪部が容器の鍔を吊持するので、把持アームの把持力が弱くても容器を落とすことがない。また、本体フレームには、容器の鍔を押さえる押さえ板が形成されている。これにより、爪部と押さえ板とで容器の鍔が挟まれ、安定して容器を把持できる。
 本発明の第6態様の容器把持装置は、第5態様の容器把持装置であって、前記爪部には、容器の外周面に倣って湾曲した湾曲面が形成されている。
 本発明の第6態様の容器把持装置によれば、容器の外周面に湾曲面を当接させて、面接触した状態で容器を把持できる。
 本発明は、上記の構成としたので、簡易な機構で容器を把持できる。
第1実施形態に係るセルハンドを備えた免疫測定装置の基本構成を示す上面図である。 第1実施形態に係るセルハンドを示す斜視図である。 第1実施形態に係るセルハンドを示す正面図である。 第1実施形態に係るセルハンドのジョイント部材を示す分解斜視図である。 第1実施形態に係るセルハンドに設けられた遮光板及びセンサを示す要部拡大斜視図である。 第1実施形態に係る把持アームが開いた状態の遮光片とセンサとの位置関係を示す模式図である。 第1実施形態に係る把持アームがセルを把持した状態の遮光片とセンサとの位置関係を示す模式図である。 第1実施形態に係る把持アームが閉じた状態の遮光片とセンサとの位置関係を示す模式図である。 第1実施形態に係るセルハンドが開いている状態を示す正面図である。 第1実施形態に係るセルハンドが容器を把持している状態を示す正面図である。 第1実施形態に係るセルハンドが閉じている状態を示す正面図である。 第2実施形態に係るセルハンドを示す斜視図である。
(第1実施形態)
<全体構成>
 図を参照しながら、本発明の第1実施形態に係る容器把持装置としてのセルハンド52、72、74を有する免疫測定装置200について説明する。図1に示すように、免疫測定装置200は主として、セル供給ユニット14、試薬保管ユニット12、反応テーブル18、検体テーブル20、BFユニット22、及び測定ユニット24を含んで構成されている。なお、以下の説明において、便宜上、検体テーブル20側を装置手前側として説明する。
 免疫測定装置200の左奥に配置されたセル供給ユニット14は、空のセル202(反応容器)を所定の位置へ搬送し、一列に整列させるユニットである。セル供給ユニット14は、セルタンク30、レール32、及びセル送り機構34を含んで構成されている。セル供給ユニット14の手前には、ターンテーブル36を備えた撹拌装置16を収容した試薬保管ユニット12が配置されている。ターンテーブル36にセットされたカセット10の一部には、免疫測定に必要な試薬が収容された複数の試薬容器26A、26B、26Cが保持されている。また、試薬保管ユニット12は、冷却手段(不図示)によって一定の温度に冷却されている。
 試薬保管ユニット12の右側には、反応テーブル18が配置されている。反応テーブル18は、免疫測定装置200の中央部よりやや左側に位置しており、ヒータ(不図示)を備えている。また、反応テーブル18の外周部には、セル202を保持する凹部38が反応テーブル18の全周に亘って形成されている。本実施形態では、一例として、反応テーブル18の周方向に等間隔で60個の凹部38が形成されている。また、ヒータ(不図示)により、凹部38に保持されたセル202が温められ、セル202内の試薬を活性化させることができる。
 反応テーブル18の手前には、検体テーブル20が配置されている。検体テーブル20には、検体を収容した複数の試験管40が保持されている。また、反応テーブル18の右側には、セルハンド72を挟んでBFユニット22が配置されている。BFユニット22は、セル202を回転搬送するBFテーブル42と、BFテーブル42にセットされたセル202の試薬のB/F分離を行うBFノズルユニット44とを含んで構成されている。なお、本実施形態では、装置の奥側と手前側の2箇所にBFユニット22が配置されているが、1箇所だけに配置してもよい。
 BFユニット22の右側には、セルハンド74を挟んで測定ユニット24が配置されている。測定ユニット24は、セル202内の試薬を撹拌する撹拌部46と、光量を測定する測定室48とを含んで構成されている。
 免疫測定装置200には、上記の他に、セル202を反応テーブル18へ移動させるセルハンド52、試薬を吸引吐出する試薬分注ノズル54及び試薬分注ノズル68が配置されている。また、検体を吸引吐出する検体分注ノズル60が配置されている。さらに、セルハンド52、72、74はそれぞれ、回動機構53のアーム53Aに取り付けられており、試薬分注ノズル54、68、及び検体分注ノズル60はそれぞれ、回動機構55のアーム55Aに取り付けられている。さらに、免疫測定装置200を構成するユニット、セルハンド、及びノズル等は、制御部(不図示)に接続されており、制御部からの信号により動作する。
<免疫測定法>
 次に、免疫測定装置200を用いた免疫測定法の一例を説明する。なお、本実施態様では、不溶性担体粒子含有試薬としてストレプトアビジン結合磁性担体粒子含有試薬を用いているが、これに限らず、他の磁性担体粒子を含有する試薬を用いてもよい。また、磁石を用いずにB/F分離を行う場合は、磁性を有しない不溶性担体粒子、例えば、ラテックス等を用いることができる。本実施態様では、一次抗体含有試薬としてビオチン化一次抗体含有試薬を用いているが、これに限らず、不溶性担体粒子含有試薬の種類に応じて適宜選択される抗体を含有する試薬を用いることができる。本実施態様では、標識化二次抗体含有試薬として、アルカリホスファターゼ標識二次抗体含有試薬を用いているが、これに限らず、測定対象物質の種類に応じて適宜選択される標識物質で標識された抗体を含有する試薬を用いることができる。本実施態様においては、免疫測定法として、サンドイッチ法に基づく化学発光免疫測定法を用いているが、これに限らず、他の免疫測定法を用いてもよい。
 初めに、セル供給ユニット14のセルタンク30内に使用者が未使用のセル202を複数投入する。なお、本実施形態で用いるセル202(キュベットともいう)は、一端部が開口したプラスチック製の有底円筒体であり、開口部に鍔が形成された反応容器である。
 セルタンク30へ投入されたセル202は、エレベータ(不図示)により1個ずつセルタンク30の上方へ持ち上げられ、その後、傾いた2本の棒で構成されたレール32を滑ってセル送り機構34へ搬送される。
 セル送り機構34へ搬送されたセル202は、セル送り機構34の整列板50が開閉することによりレール32の終端部32Aへ1つずつ送り込まれる。なお、セル送り機構34を設けずに、セルタンク30からレール32の終端部32Aまでセル202を滑らせてもよい。
 レール32の終端部32Aに到達したセル202は、セルハンド52に把持され、回動機構53の回動軸53B回りに回動して反応テーブル18の凹部38へセットされる。その後、反応テーブル18の回転により、試薬分注ノズル54の直下へ搬送される。ここで、試薬分注ノズル54が回動機構55により回動軸55B周りに回動し、ターンテーブル36にセットされたカセット10に保持された試薬容器26Aからストレプトアビジン結合磁性担体粒子含有試薬を吸引してセル202へ吐出する。
 次に、別の試薬容器26Bからビオチン化一次抗体含有試薬を吸引してセル202へ吐出する。ここで、ストレプトアビジン結合磁性担体粒子含有試薬を吐出した試薬分注ノズル54は、分注ノズル洗浄槽58で一旦洗浄され、その後、ビオチン化一次抗体含有試薬の吸引が行われる。これにより、試薬の混入を防止できる。
 ストレプトアビジン結合磁性担体粒子含有試薬とビオチン化一次抗体含有試薬とが吐出されたセル202は、反応テーブル18の回転により、検体分注ノズル60の近傍へ搬送されながら、反応テーブル18に設けられたヒータにより所定の温度(本実施形態では一例として37℃)で温められ、磁性担体粒子に結合されたストレプトアビジンとビオチン化抗体との反応が促進される。
 セル202が検体分注ノズル60の近傍へ搬送されると、検体分注ノズル60は、回動機構55の回動軸55B回りに回動し、検体テーブル20にセットされた試験管40から検体を吸引して、ストレプトアビジン結合磁性担体粒子含有試薬とビオチン化一次抗体含有試薬とが吐出されたセルへ吐出する。また、測定において希釈液を用いる場合には、検体分注ノズル60は、回動軸55B回りに回転し、希釈液容器64から希釈液を吸引する。次いで、検体テーブル20にセットされた試験管40から検体を吸引して、検体と希釈液の混合物を、ストレプトアビジン結合磁性担体粒子含有試薬とビオチン化一次抗体含有試薬とが吐出されたセルへ吐出する。その後、検体又は検体と希釈液の混合物をセルへ吐出した検体分注ノズル60は、検体ノズル洗浄槽62で洗浄される。これにより、検体分注ノズル60における検体による汚染が防止される。
 検体、又は、検体と希釈液とが吐出されたセル202は、反応テーブル18の外周に沿って設けられた撹拌機構66の位置まで搬送され、撹拌機構66によりセル202内の試薬、検体、及び希釈液が非接触で撹拌される。撹拌は、セル202の底部を円錐振り子の軌道で回転させて行われるが、これに限らず、セル202を掴んで遥動してもよい。また、非接触での撹拌に限らず、撹拌棒をセル202へ入れて直接撹拌してもよい。この場合、コンタミネーションを防止するため、撹拌終了後に撹拌棒を洗浄する必要がある。
 以上により、検体中の測定対象物質が一次抗体に結合され、磁性担体粒子上に、一次抗体、及び測定対象物質の複合体が形成される。次に、試薬分注ノズル68が回動機構55の回動軸55B回りに回動し、試薬保管ユニット12のカセット10の所定の位置に保持された試薬容器26Cからアルカリホスファターゼ標識二次抗体を吸引し、セル202へ吐出する。試薬分注ノズル68は、アルカリホスファターゼ標識二次抗体を吐出した後、分注ノズル洗浄槽70に移動して洗浄が行われる。
 アルカリホスファターゼ標識二次抗体が吐出されたセル202内の試薬類は、撹拌機構66により撹拌され、アルカリホスファターゼ標識二次抗体と検体中の測定対象物質との反応が促進される。これにより、磁性担体粒子上に、一次抗体、測定対象物質、及びアルカリホスファターゼ標識二次抗体からなる複合体(免疫複合体)が形成される。
 次に、セル202は、反応テーブル18の回転によりセルハンド72の近傍へ搬送され、セルハンド72に掴まれ、回動機構53の回動軸53B回りに回動して一方のBFユニット22へ搬送される。BFユニット22に搬送されたセル202は、BFテーブル42の外周部に設けられた凹部42Aへセットされる。ここで、BFテーブル42の内部には、セル202の外周面を取り囲んでネオジム磁石(不図示)が設けられており、凹部38へセットされたセル202内の磁性担体粒子を集磁する。
 次に、BFノズルユニット44が凹部42Aにセットされたセル202の上方へ移動する。そして、BFノズルユニット44を構成する4本のBFノズル44Aが、それぞれの凹部42Aにセットされたセル202に対して、未反応の試薬類の吸引と洗浄液の吐出を行う。このとき、ネオジム磁石に集磁されている磁性担体粒子、及び磁性担体粒子と結合した免疫複合体は、BFノズル44Aに吸引されず、セル202内に残留する。
 一方、磁性担体粒子と結合しなかった試薬類は、BFノズル44Aに吸引されて、セル202から除去される。以上のようにして、磁性担体粒子と結合した物質(Bind)と、結合しなかった物質(Free)が分離(B/F分離)され、セル202内に免疫複合体だけを残す。なお、本実施形態では、B/F分離を繰り返し行い、磁性担体粒子と結合しなかった試薬類を確実に取り除くようにしている。
 B/F分離が行われたセル202は、セルハンド74に掴まれ、回動機構53の回動軸53B回りに回動して測定ユニット24の撹拌部46へ搬送される。このとき、セルハンド74に設けられたチューブ(不図示)から検出試薬(発光基質試薬)がセル202へ吐出される。撹拌部46では、免疫複合体と、発光基質試薬とが撹拌され、免疫複合体中のアルカリホスファターゼが発光基質試薬と反応して発光する。
 次に、セル202は、セルハンド74に掴まれ、回動機構53の回動軸53B回りに回動して測定室48内へ搬送される。測定室48は、完全に閉塞されて光が入らない空間となっており、測定室48内では、免疫複合体中のアルカリホスファターゼと発光基質試薬との反応により生成した光の発光量が測定される。この測定された発光量から検体中の測定対象物質の濃度を決定する。測定が終わったセル202は、セルハンド74に掴まれ、廃棄管76へ廃棄される。制御部は、検体中の測定対象物質の濃度をデータとして蓄積し、また、測定結果をモニタ(不図示)等に表示させる。
<セルハンドの構成>
 次に、本実施形態に係るセルハンド52、72、74の構成を説明する。なお、以下の説明では、セルハンド52の構成について説明するが、セルハンド72、74も同様の構成である。図2、及び図3に示すように、セルハンド52は、平板状の本体フレーム78を有している。本体フレーム78の上端面には、ボルト孔78Aが形成されており、ボルト孔78Aにボルト(不図示)が捩じ込まれてセルハンド52が回動機構53のアーム53Aへ取り付けられる。
 本体フレーム78の表面の下端部には、2つの円柱体80が本体フレーム78から突出して形成されている。この円柱体80の中心部には、円柱体80より小径の軸部82が突設されている。軸部82にはそれぞれ把持アーム84が回動可能に取り付けられており、軸部82の先端部の雄ネジ部には2つのナット83が取り付けられ、把持アーム84の抜出しを防止している。
 把持アーム84は、対向配置された細長の板材であり、把持アーム84の長さ方向の中心部よりやや上方に軸部82が挿通されている。また、把持アーム84の下部は、把持アーム84の上部より肉薄に形成されており、把持アーム84の下端部には、把持アーム84の対向する面を切り欠いて切り欠き部84Aが形成されている。さらに、切り欠き部84Aの下端部から対向する把持アーム84へ向けて、爪部84Bが突設されており、爪部84Bでセル202の鍔202Aを吊持できるようになっている。
 図2に示すように、爪部84Bの対向する面は、セル202の外周面に倣って水平方向に湾曲した湾曲面84Cとなっている。湾曲面84Cは、把持アーム84がセル202を把持している状態で、セル202の外周面に面接触する(図8参照)。
 図3に示すように、対向する把持アーム84の間には、平板状の押さえ板86が本体フレーム78に取り付けられている。押さえ板86は、把持アーム84の上部から切り欠き部84Aまで垂直に延びている。また、把持アーム84がセル202を把持して爪部84Bがセル202の鍔202Aを吊持している状態で、押さえ板86がセル202の鍔202Aを押さえる(図8参照)。
 一方の把持アーム84の上端部の表面側には段差面が形成され、この段差面にピン88が突設されている。他方の把持アーム84の上端部の裏面側には、同様の段差部が形成され、この段差部にピン88が突設されている。また、それぞれのピン88には連結部材90の一端部が挿通され、把持アーム84に回動可能に連結されている。連結部材90は、肉薄で細長の板材であり、図4に示すように、連結部材90の他端部同士が支軸92に挿通され、ジョイント部材94と回動可能に連結されている。このように、把持アーム84の上端部の表面と裏面にそれぞれ段差面を形成することで、連結部材90が傾かずに連結される。
 ジョイント部材94は、後述するソレノイド114を構成する直動部材としての駆動軸114Bの下部に連結されたブロック体であり、ジョイント部材94の下端部には、連結部材90を挟んで互いに平行な2つの支持片94Aが下方に延びている。支持片94Aにはそれぞれ、挿通孔94Bが形成されており、この挿通孔94Bへ支軸92が挿通されている。
 ジョイント部材94の表面側には、ガイド溝98Aが形成されたガイド板98が設けられており、このガイド溝98Aに支軸92の一端部が挿入される。また、ジョイント部材94の裏面側には、ガイド溝96Aが形成されたガイドブロック96が設けられており、ガイド溝96Aへ支軸92の他端部が挿入される。これにより、支軸92がガイド溝98A、96Aに沿って上下に往復移動可能となっている。
 ガイド板98及びガイドブロック96には、貫通孔98B、96Bが形成されており、この貫通孔98B、98Bにボルト99が挿通され、ガイド板98及びガイドブロック96を本体フレーム78へ取り付けている。このとき、ガイド板98とガイドブロック96は、ボルト99へ挿通された円筒体100により間隔を開けて本体フレーム78に取り付けられている(図2参照)。また、ガイド板98には、ガイド溝98Aの上方に後述する引張りバネ122が取り付けられる貫通孔98Cが形成されている。
 ジョイント部材94の両側壁には、ボルト孔94Cが形成されており、ボルト孔94Cにボルトが捩じ込まれて遮光板102と遮光板104が取り付けられている。遮光板102と遮光板104は、上面視で略U字形状に形成された板材である。また、遮光板102は、L字形状の取付部102Aと、取付部102Aの一端から延出したL字形状の遮光片102Bとを含んで構成されている。遮光板104は、取付部102Aより縦長でL字形状の取付部104Aと、取付部104Aの一端から延出し、遮光片102Bより高さが低いL字形状の遮光片104Bとを含んで構成されている(図3参照)。また、取付部102A、104Aには、下端部から上方へ延びて、ボルトが挿通されるスリット溝102C、104Cが形成されている。
 ここで、正面から向かって右側の遮光板102は、遮光片102Bの先端が表面側に向くように取り付けられている。また、向かって左側の遮光板104は、反転させて遮光片104Bの先端が裏面側に向くように取り付けられている。なお、遮光板102を取り付ける高さは、ボルトを緩めてスリット溝102Cをスライドさせることで調整できる。また、遮光板104を取り付ける高さは、スリット溝104Cをスライドさせることで調整できる。このため、同形状の遮光板102及び遮光板104を用いて取り付ける高さを変えてもよい。
 図2に示すように、ジョイント部材94の表面側には、センサ保持基板106が設けられている。センサ保持基板106は、矩形の板材であり、2つのボルト108により本体フレーム78へ取り付けられている。また、センサ保持基板106の裏面には、図5に示すように、遮光片102Bを跨いでセンサ110が設けられている。さらに、本体フレーム78の表面には、遮光片104Bを跨いでセンサ112が設けられている。
 センサ110及びセンサ112は、発光部と受光部の一端側を連結している。ここで、発光部から受光部へ向けて射出された信号光が遮光片102B及び遮光片104Bにより遮光されることで、センサ110及びセンサ112が遮光片102B及び遮光片104Bの位置を検知する。本実施形態では、センサとして光電センサを用いているが、遮光片102B及び遮光片104Bの位置を検知可能なセンサであれば、いかなるセンサを用いてもよく、例えば、反射光を検知するファイバーセンサを用いてもよい。
 図4に示すように、ジョイント部材94の上端部には、上方に延びる連結片94Dが形成されている。この連結片94Dには、駆動手段としてのソレノイド114の駆動軸114Bの下端部が連結片94Dを挟んで螺子止めされている。図3に示すように、駆動軸114Bは、ソレノイド114の本体部114Aから下方へ突出して直動する略円柱形状の部材であり、駆動軸114Bにはストッパ部材116が挿通されている。ストッパ部材116は、肉厚の板材であり、ストッパ部材116の側面からボルト118を捩じ込んで駆動軸114Bとストッパ部材116とが連結されている。
 ストッパ部材116の正面には、ボルト120が捩じ込まれており、このボルト120に付勢手段としての引張りバネ122の一端部が取り付けられている。引張りバネ122の他端部は、下方へ延びてガイド板98の貫通孔98Cに引っ掛けられている。これにより、駆動軸114Bは、引張りバネ122の付勢力により下方へ付勢されている。
 駆動軸114Bの上端部は、本体フレーム78の上部に取り付けられたブラケット124を貫通してソレノイド114の本体部114Aへ接続されている。本体部114Aは、内部にコイルを備えた円柱状の部材であり、ブラケット124の上面に支持されている。ここで、ソレノイド114は、プル型のソレノイド114であり、電流を流すと、引張りバネ122の付勢力に抗って駆動軸114Bを上方へ引き込む。
 なお、本実施形態では、ソレノイド114の駆動軸114Bを引き下げるのに引張りバネ122を用いたが、これに限らず、ソレノイド114へ逆向きの電流を流して駆動軸114Bを押し下げてもよい。また、ソレノイド114に限らず、他のアクチュエータを用いてもよく、例えば、駆動軸を上下に移動可能なエアシリンダや、モータ等を駆動手段としてもよい。
<動作説明>
 次に、本実施形態に係るセルハンド52の動作を説明する。以下の説明では、セルハンド52の動作についてのみ説明するが、セルハンド72、74についても同様である。図1に示すように、レール32に配列されたセル202がセル送り機構34により終端部32Aへ送り込まれると、セルハンド52を有する回動機構53が回動して、セルハンド52を終端部32Aの上方へ移動させる。
 このとき、セルハンド52のソレノイド114には電流が流されていないので、把持アーム84は図3及び図9に示す状態となっている。すなわち、駆動軸114Bが引張りバネ122の付勢力で下方へ引き下げられ、支軸92がガイド溝98A、及びガイド溝96Aの下端部に位置した状態となっている。また、図6Cに示すように、遮光片102B及び遮光片104Bは、センサ110及び112の発光部から射出される信号光の光軸Lより下方に位置している。このため、両方のセンサ110、112の信号光が透過した状態となっている。
 この状態で、ソレノイド114に電流が流されると、図7に示すように、駆動軸114Bが引張りバネ122の付勢力に抗って引き上げられ、ストッパ部材116がブラケット124の下面に設けられたワッシャ125へ当接するまで上方へ移動する。これに伴い、駆動軸114Bに連結されたジョイント部材94が上方に移動し、ジョイント部材94に連結された支軸92は、ガイド溝98A(96A)に沿って上方へ移動して連結部材90を引き戻す。これにより、把持アーム84が軸部82周りに回動して把持アーム84の他端部同士を離間させる。
 ここで、ジョイント部材94に設けられた遮光板102及び遮光板104は、図6Aに示す位置まで移動する。すなわち、遮光片102Bは、センサ110の信号光の光軸Lを遮る高さに位置しており、遮光片104Bは、センサ112の光信号の光軸Lより上方に位置している。このため、一方のセンサ110だけが遮光された状態となる。
 次に、回動機構53がセルハンド52を下降させ、押さえ板86の下端部をセル202の鍔202Aに当接させてセル202を押さえ付ける。そして、ソレノイド114への電流が遮断され、駆動軸114Bを上方へ引き上げる力が解除される。すると、図8に示すように、駆動軸114Bは、引張りバネ122の付勢力で下方へ引き下げられ、ジョイント部材94に連結された支軸92は、ガイド溝98A(96A)に沿って下方へ移動して連結部材90を押し広げる。これにより、把持アーム84が軸部82周りに回動して把持アーム84の他端部同士を接近させて爪部84Bを閉じる。
 爪部84Bが閉じると、爪部84Bの湾曲面84C(図2参照)がセル202の外周面に面接触してセル202を把持する。このとき、セル202は、爪部84Bの上面と押さえ板86とで挟まれて把持される。
 ここで、ジョイント部材94に設けられた遮光板102及び遮光板104は、図6Bに示す位置まで移動する。すなわち、遮光片102Bは、センサ110の信号光の光軸Lを遮る高さに位置しており、遮光片104Bについても、センサ112の信号光の光軸Lを遮る高さに位置している。これにより、両方のセンサ110、112が遮光された状態となる。
 次に、回動機構53がセルハンド52を上昇させ、回動軸53B周りに回動して反応テーブル18へセルハンド52を移動させる(図1参照)。そして、回動機構53がセルハンド52を下降させる。また、セルハンド52のソレノイド114には電流が流される。これにより、先程と同様に爪部84Bが開かれ、セル202が反応テーブル18の凹部38へセットされる。
<作用>
 次に、本実施形態に係るセルハンド52の作用について説明する。本実施形態に係るセルハンド52は、駆動軸114Bを上下に移動させることで、連結部材90を押し広げ、又は引き戻して把持アーム84を回動させる。これにより、簡易な機構でセル202を把持し、又は放すことできる。
 また、支軸92をガイド溝98A及びガイド溝96Aに沿って上下に移動させる構成なので、支軸92が左右に振れることがなく、連結部材90の回動する角度を左右で均一にできる。これにより、セル202を把持する際に、一方の爪部84Bだけがセル202に接触してセル202を傾ける不具合を抑制できる。
 さらに、爪部84Bには、セル202の外周面に倣って湾曲した湾曲面84Cが形成されているので、セル202の外周面に湾曲面84Cが面接触して確実にセル202を保持できる。また、爪部84Bでセル202を吊持し、押さえ板86がセル202の鍔202Aを押さえて保持するため、搬送中にセル202が落下するのを抑制できる。
 また、ジョイント部材94の両側壁に形成された遮光板102及び遮光板104がセンサ110、112の信号光を遮ることで、センサ110及びセンサ112が遮光された状態と、センサ110及びセンサ112が透過した状態と、一方のセンサ110(112)が遮光された状態の少なくとも3つの状態を検知できる。これにより、例えば、図9に示すように、レール32の終端部32Aにセル202がセットされていない状態で、把持アーム84が閉じられた場合、遮光片102B、104Bは図6Cの位置に移動する。これにより、センサ110及びセンサ112がセル202を把持していないことを検知して、直ちに装置を一時停止状態にできる。
(第2実施形態)
 次に、第2実施形態に係るセルハンド150について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、説明を省略する。図10に示すように、本実施形態に係るセルハンド150は、回動機構152のアーム152Aの上面に支持されておりセルハンド150の把持アーム158は、水平方向に延びている。
 回動機構152のアーム152Aは、回動軸152Bに回動可能に取り付けられており、アーム152Aとセルハンド150の本体フレーム156とが2本のシャフト154で連結されている。シャフト154は、アーム152Aに内蔵された駆動手段を駆動させることにより、アーム152Aから押し出され、又はアーム152Aへ引き込まれる構成となっている。なお、駆動手段としては、ソレノイドや、エアシリンダ等が用いられる。
 セルハンド150の把持アーム158の間には、押さえ板が形成されておらず、また、把持アーム158の先端部には、セル202の外周面に倣って凹ませた凹部158Aが形成されている。その他の構成は第1実施形態と同様である。
 本実施形態に係るセルハンド150でセル202を把持する場合、ソレノイド114に電流を流して駆動軸114Bを本体部114A側へ引き込み、連結部材90を回動させて把持アーム158の先端部を開いた状態にする。次に、アーム152Aに内蔵された駆動手段がシャフト154を押し出し、把持アーム158がセル202の上方に到達するまでセルハンド150を水平移動させる。
 把持アーム158がセル202の上方へ到達すると、昇降装置(不図示)によりセルハンド150を下降させる。そして、ソレノイド114の電流を遮断し、引張りバネ122の付勢力で駆動軸114Bを図中左側へ水平移動させる。これにより、連結部材90が回動して、把持アーム158を閉じる。このとき、凹部158Aがセル202の外周面に面接触して、把持アーム158でセル202を把持する。以上のように、本実施形態に係るセルハンド150は、水平に設けられているので、第1実施形態と比べて、装置全体の高さを低く設計できる。
 以上、本発明の第1実施形態及び第2実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に限定されるものでなく、実施形態を組み合わせて用いてもよいし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。例えば、遮光板、及びセンサの数を増やして、把持アームの角度を細かく検出できるようにしてもよい。
52    セルハンド
78    本体フレーム
82    軸部
84    把持アーム
84B   爪部
84C   湾曲面
86    押さえ板
90    連結部材
92    支軸
98A   ガイド溝
96A   ガイド溝
102   遮光板
104   遮光板
110   センサ
112   センサ
114   ソレノイド(駆動手段)
114B  駆動軸(直動部材)
122   引張りバネ(付勢手段)
150   セルハンド
156   本体フレーム
158   把持アーム
202   セル(容器)
202A  鍔

Claims (6)

  1.  対向配置され、本体フレームに設けられた軸部に回動可能に取り付けられた把持アームと、
     前記把持アームの一端部にそれぞれ回動可能に連結された連結部材と、
     前記連結部材が回動可能に連結され、直動することで該連結部材を押し広げ又は引き戻して前記軸部周りに前記把持アームを回動させ、対向する前記把持アームの他端部同士を接近又は離間させる駆動手段と、
     を有する容器把持装置。
  2.  前記連結部材は、支軸により前記駆動手段の直動部材へ回動可能に連結され、
     前記支軸は、前記本体フレームに設けられたガイド溝に沿って往復移動する請求項1に記載の容器把持装置。
  3.  前記連結部材を押し広げる方向へ前記支軸を付勢する付勢手段を有する請求項2に記載の容器把持装置。
  4.  前記直動部材には、2つのセンサの光信号をそれぞれ遮光可能な遮光板が設けられ、前記遮光板は、前記直動部材の直動動作により、両方のセンサの光信号を遮光する位置、両方のセンサの光信号を透過させる位置、及び一方のセンサの光信号を透過させ、他方のセンサの光信号を遮光する位置に移動可能に設けられた請求項2又は3に記載の容器把持装置。
  5.  前記把持アームの他端部には、容器の鍔を吊持する爪部が形成されており、
     前記本体フレームには、対向する前記把持アームの間に位置して前記爪部に該容器の鍔が吊持されているときに、該容器の鍔を押さえる押さえ板が形成されている請求項1~4の何れか1項に記載の容器把持装置。
  6.  前記爪部には、容器の外周面に倣って湾曲した湾曲面が形成されている請求項5に記載の容器把持装置。
PCT/JP2013/067260 2012-06-25 2013-06-24 容器把持装置 WO2014002953A1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014522618A JP6170917B2 (ja) 2012-06-25 2013-06-24 容器把持装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012-142146 2012-06-25
JP2012142146 2012-06-25

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2014002953A1 true WO2014002953A1 (ja) 2014-01-03

Family

ID=49783099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2013/067260 WO2014002953A1 (ja) 2012-06-25 2013-06-24 容器把持装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6170917B2 (ja)
WO (1) WO2014002953A1 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015167645A (ja) * 2014-03-05 2015-09-28 株式会社安川電機 ロボットシステム、液体移送制御装置、液体移送制御方法、及び薬剤製造方法
JP2016212077A (ja) * 2015-05-11 2016-12-15 株式会社安川電機 分注用のラック及び分注システム
US20170212139A1 (en) * 2016-01-22 2017-07-27 Roche Diagnostics Operations, Inc. Device for lifting a sample tube
GB2551991A (en) * 2016-07-04 2018-01-10 Stratec Biomedical Ag Device for handling vials
EP3388839A1 (en) * 2017-04-10 2018-10-17 F. Hoffmann-La Roche AG Centering unit for diagnostics laboratory transporting compartment
US10161949B2 (en) 2016-01-22 2018-12-25 Roche Diagnostics Operations, Inc. Method and device for transferring sample tubes between a laboratory automation system and a sample archiving system
US10302667B2 (en) 2016-01-22 2019-05-28 Roche Diagnostics Operations, Inc. Laboratory sample container carrier handling apparatus and laboratory system
JP2019121697A (ja) * 2018-01-05 2019-07-22 東京エレクトロン株式会社 基板把持機構、基板搬送装置及び基板処理システム
WO2020062945A1 (zh) * 2018-09-28 2020-04-02 基蛋生物科技股份有限公司 电磁抓手装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7326113B2 (ja) * 2019-10-31 2023-08-15 株式会社日立ハイテク 検体容器把持装置及び検体搬送装置、接続装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0620693B2 (ja) * 1984-11-19 1994-03-23 ソニー株式会社 ばね掴み機構
JPH1015872A (ja) * 1996-07-05 1998-01-20 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 容器の挟持装置
JP2012000724A (ja) * 2010-06-17 2012-01-05 Seiko Instruments Inc 把持装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07299513A (ja) * 1994-05-10 1995-11-14 Hitachi Metals Ltd 高温製品把持用グリッパ
JP5554548B2 (ja) * 2009-11-20 2014-07-23 Thk株式会社 ロボットの関節構造、ロボットフィンガー及びロボットハンド

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0620693B2 (ja) * 1984-11-19 1994-03-23 ソニー株式会社 ばね掴み機構
JPH1015872A (ja) * 1996-07-05 1998-01-20 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 容器の挟持装置
JP2012000724A (ja) * 2010-06-17 2012-01-05 Seiko Instruments Inc 把持装置

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015167645A (ja) * 2014-03-05 2015-09-28 株式会社安川電機 ロボットシステム、液体移送制御装置、液体移送制御方法、及び薬剤製造方法
JP2016212077A (ja) * 2015-05-11 2016-12-15 株式会社安川電機 分注用のラック及び分注システム
US10697991B2 (en) 2015-05-11 2020-06-30 Kabushiki Kaisha Yasakawa Denki Dispensing system, and dispensing method
US10161949B2 (en) 2016-01-22 2018-12-25 Roche Diagnostics Operations, Inc. Method and device for transferring sample tubes between a laboratory automation system and a sample archiving system
CN106996982A (zh) * 2016-01-22 2017-08-01 豪夫迈·罗氏有限公司 用于提升样品管的装置
US20170212139A1 (en) * 2016-01-22 2017-07-27 Roche Diagnostics Operations, Inc. Device for lifting a sample tube
US10302667B2 (en) 2016-01-22 2019-05-28 Roche Diagnostics Operations, Inc. Laboratory sample container carrier handling apparatus and laboratory system
GB2551991A (en) * 2016-07-04 2018-01-10 Stratec Biomedical Ag Device for handling vials
US11047871B2 (en) 2017-04-10 2021-06-29 Roche Diagnostics Operations, Inc. Centering unit for diagnostic laboratory transporting compartment
JP2018179989A (ja) * 2017-04-10 2018-11-15 エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲーF. Hoffmann−La Roche Aktiengesellschaft 診断試験所内移送コンパートメント用センタリングユニット
CN108693367A (zh) * 2017-04-10 2018-10-23 豪夫迈·罗氏有限公司 用于诊断学实验室运输隔室的定心单元
EP3388839A1 (en) * 2017-04-10 2018-10-17 F. Hoffmann-La Roche AG Centering unit for diagnostics laboratory transporting compartment
US20210278425A1 (en) * 2017-04-10 2021-09-09 Roche Diagnostics Operations, Inc. Centering unit for diagnostic laboratory transporting compartment
JP7084760B2 (ja) 2017-04-10 2022-06-15 エフ.ホフマン-ラ ロシュ アーゲー 診断試験所内移送コンパートメント用センタリングユニット
CN108693367B (zh) * 2017-04-10 2023-09-26 豪夫迈·罗氏有限公司 用于诊断学实验室运输隔室的定心单元
JP2019121697A (ja) * 2018-01-05 2019-07-22 東京エレクトロン株式会社 基板把持機構、基板搬送装置及び基板処理システム
JP7064885B2 (ja) 2018-01-05 2022-05-11 東京エレクトロン株式会社 基板把持機構、基板搬送装置及び基板処理システム
WO2020062945A1 (zh) * 2018-09-28 2020-04-02 基蛋生物科技股份有限公司 电磁抓手装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6170917B2 (ja) 2017-07-26
JPWO2014002953A1 (ja) 2016-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6170917B2 (ja) 容器把持装置
US9594089B2 (en) Analyzing apparatus, solid-liquid separation device and solid-liquid separation method
US8734719B2 (en) Parts supply device, sample analyzing device, parts supply method
JP6336715B2 (ja) 把持機構
JP4254994B2 (ja) デイスポーザブルな反応容器を用いる分析装置
JP6148670B2 (ja) 容器供給装置
JPWO2007132526A1 (ja) シャトル型搬送装置、マイクロプレート供給回収装置、マイクロプレート用ピックアップ装置、マイクロプレート用カセット、及びマイクロプレート用収納棚
JP4890070B2 (ja) 分析装置
US20170059562A1 (en) Immune measuring apparatus and immune measuring method
JP2007192766A (ja) 分析装置および分析方法
US9738451B2 (en) Container supply unit and automated analyzer
JP3294991B2 (ja) デイスポーザブルな反応容器を用いる分析装置
WO2019167514A1 (ja) Bf分離装置、試料分析装置およびbf分離方法
WO2014002952A1 (ja) カセット及び試薬セット
JP6201581B2 (ja) 自動分析装置
JP6619928B2 (ja) 把持装置、搬送装置、及び分析装置
JP5990974B2 (ja) 自動分析装置
JP6871935B2 (ja) 体外診断用自動分析システム
JP5880604B2 (ja) 自動分析装置
WO2021134609A1 (zh) 一种样本分析装置
WO2021134610A1 (zh) 一种样本分析装置和样本分析方法
JP7247016B2 (ja) 自動分析装置
WO2014002954A1 (ja) 攪拌機構及び攪拌方法
JP6454518B2 (ja) 分析装置および分析方法
JPH08313539A (ja) 容器およびこの容器を用いた液体撹拌・洗浄・磁性体微粒子捕集方法並びに該容器を用いた免疫化学検査装置

Legal Events

Date Code Title Description
121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application

Ref document number: 13810066

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1

ENP Entry into the national phase

Ref document number: 2014522618

Country of ref document: JP

Kind code of ref document: A

NENP Non-entry into the national phase

Ref country code: DE

122 Ep: pct application non-entry in european phase

Ref document number: 13810066

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1