WO2014002722A1 - 蛍光体、発光装置及び照明装置 - Google Patents
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- the phosphor obtained by the above method may be pulverized using a pulverizer that is usually used industrially, such as a ball mill, a vibration mill, an attritor, or a jet mill.
- a pulverizer that is usually used industrially, such as a ball mill, a vibration mill, an attritor, or a jet mill.
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Abstract
本発明の目的は、黄色光でありながら赤色成分や緑色成分が多い蛍光体を提供すること、及び、この蛍光体を用いて演色性の高い発光装置及び照明装置を提供することにある。本発明は、LuaCebAlcOdNeの組成でガーネット構造を有し、a、b、c、d及びeが次の条件を満足する蛍光体である。 1.50≦a≦2.85 0.15≦b≦1.50 2≦a+b≦4 4.0≦c≦7.0 7.0≦d≦16.0 0.005≦e≦5.0 8≦d+e≦16 他の発明は、この蛍光体と、発光素子とを有する発光装置である。他の発明は、この発光装置を有する照明装置である。
Description
本願発明は、蛍光体、発光装置及び照明装置に関する。
特許文献1には、青色発光ダイオード又はレーザーダイオードチップで発光する青色光と、この青色光(波長:420nmから470nm)を蛍光体で変換した黄色光とで白色を発光する発光装置が示されている。ここでの蛍光体は、セリウム付活YAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)のYの一部をLu、Sc、Gd、Laで置換したものである。
特許文献2には、青色光を黄色光に変換する蛍光体として、YAGが示されている。
特許文献2には、青色光を黄色光に変換する蛍光体として、YAGが示されている。
しかし、セリウム付活YAGが発する黄色光には、赤色成分(波長:600nmから700nm)や緑色成分(波長:510nmから550nm)が少ないため、青色発光ダイオードと組み合わせた場合に、演色性の高い白色光が得られないという課題があった。
特許文献3では、赤色成分や緑色成分を確保して演色性を高めるために、緑色及び赤色発光の蛍光体を用いているが、異なる蛍光体を混合すると、一方の蛍光体の発光を他方の蛍光体が吸収して発光効率が低下するという新たな課題があった。
本発明の目的は、黄色光でありながら赤色成分や緑色成分が多い蛍光体を提供すること、及び、この蛍光体を用いて演色性の高い発光装置及び照明装置を提供することにある。
本発明者らは、鋭意検討した結果、希土類元素からなる付活剤が含有されたガーネット構造を有する化合物に、窒素原子とセリウム原子を多く含有させることで、色度X、ピーク波長及び半値幅が上昇して赤色成分が増え、なおかつ、半値幅の上昇により緑色成分も増加し、これにより、発光色に赤色成分と緑色成分を多く含んだ蛍光体となること、及び、この蛍光体を用いることにより演色性の高い発光装置及び照明装置が得られることを見出し、本発明を完成した。
本発明は、LuaCebAlcOdNeの組成でガーネット構造を有し、a,b,c,d及びeが次の条件を満足する蛍光体である。
1.50≦a≦2.85
0.15≦b≦1.50
2≦a+b≦4
4.0≦c≦7.0
7.0≦d≦16.0
0.005≦e≦5.0
8≦d+e≦16
1.50≦a≦2.85
0.15≦b≦1.50
2≦a+b≦4
4.0≦c≦7.0
7.0≦d≦16.0
0.005≦e≦5.0
8≦d+e≦16
他の発明は、発光素子と前記蛍光体とを有する発光装置であり、さらに他の発明は、この発光装置を有する照明装置である。
本発明の蛍光体は、黄色発光蛍光体でありながら、色度X、ピーク波長及び半値幅の値が大きく、赤色成分と緑色成分を多く含む。このため、青色発光素子と組合せることにより、演色性の高い白色光を実現する発光装置及び照明装置を得ることができる。
本発明は、LuaCebAlcOdNeの組成でガーネット構造を有し、a、b、c、d及びeが次の条件を満足する蛍光体である。
1.50≦a≦2.85
0.15≦b≦1.50
2≦a+b≦4
4.0≦c≦7.0
7.0≦d≦16.0
0.005≦e≦5.0
8≦d+e≦16
1.50≦a≦2.85
0.15≦b≦1.50
2≦a+b≦4
4.0≦c≦7.0
7.0≦d≦16.0
0.005≦e≦5.0
8≦d+e≦16
ガーネット構造とは、ガーネット(A3B5O12;Aは2価の金属イオンでCa、Mg及びFeからなる群から選ばれる一つ以上の元素。Bは3価の金属イオンでAl、Fe及びCrからなる群より選ばれる1種以上の元素。Oは酸素)に代表される結晶構造と同形の結晶構造をいう。
上記一般式において、Luはルテチウムであり、ルテチウムの一部はY、Sc、La、Gd及びSmの単種又は複数種で置換することもできる。Ceはセリウムであり、セリウムの一部はPr、Nd、Eu、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb及びMnの単種又は複数種で置換することもできる。Alはアルミニウムであり、アルミニウムの一部はGa及びIn単種又は複数種で置換することもできる。Oは酸素であり、Nは窒素である。
ルテチウムにおけるaの値は、あまりに小さいとルテチウム含有効果が発揮されず、あまりに大きいと相対的にセリウムの量が減少し、赤色成分が減少してしまうため、1.50以上2.85以下である。
セリウムにおけるbの値は、あまりに小さいと蛍光体として発光強度が低くなり、大きいと赤色成分が増えるが、あまりに大きいと発光強度が顕著に低下するため、0.15以上1.50以下であり、好ましい下限値は0.3である。
このaとbの合計はあまりに小さくても発光強度の顕著な低下が起こり、あまりに大きくても発光強度の顕著な低下が起こるため、2以上4以下であり、好ましくは2.5以上3.5以下である。
アルミニウムにおけるcの値は、あまりに小さくても発光強度の顕著な低下が起こり、あまりに大きくても発光強度の低下が起こるため、4.0以上7.0以下であり、好ましくは5.0以上7.0以下である。
酸素におけるdの値は、あまりに小さくても発光強度の顕著な低下が起こり、あまりに大きくても発光強度の低下が起こるため、7.0以上16.0以下であり、好ましくは11.0以上16.0以下である。
窒素におけるeの値は、あまりに小さいと赤色成分が減少し、大きいと赤色成分が増えるが、あまりに大きいと発光強度が低下するため、0.005以上5.0以下であり、好ましくは0.02以上5.0以下である。
dとeの合計は、あまりに小さくても発光強度の顕著な低下が起こり、あまりに大きくても発光強度の低下が起こるため、8以上16以下である。
セリウムにおけるbの値は、あまりに小さいと蛍光体として発光強度が低くなり、大きいと赤色成分が増えるが、あまりに大きいと発光強度が顕著に低下するため、0.15以上1.50以下であり、好ましい下限値は0.3である。
このaとbの合計はあまりに小さくても発光強度の顕著な低下が起こり、あまりに大きくても発光強度の顕著な低下が起こるため、2以上4以下であり、好ましくは2.5以上3.5以下である。
アルミニウムにおけるcの値は、あまりに小さくても発光強度の顕著な低下が起こり、あまりに大きくても発光強度の低下が起こるため、4.0以上7.0以下であり、好ましくは5.0以上7.0以下である。
酸素におけるdの値は、あまりに小さくても発光強度の顕著な低下が起こり、あまりに大きくても発光強度の低下が起こるため、7.0以上16.0以下であり、好ましくは11.0以上16.0以下である。
窒素におけるeの値は、あまりに小さいと赤色成分が減少し、大きいと赤色成分が増えるが、あまりに大きいと発光強度が低下するため、0.005以上5.0以下であり、好ましくは0.02以上5.0以下である。
dとeの合計は、あまりに小さくても発光強度の顕著な低下が起こり、あまりに大きくても発光強度の低下が起こるため、8以上16以下である。
窒素原子は、ガーネット構造を有する蛍光体の結晶格子内や結晶格子間に存在する。
本発明の蛍光体は、Lu、Ce、Al、O及びNを含んだ化合物同士を混合した後、焼成することで製造できる。
本発明の蛍光体の製造方法は、Lu、Al、O及びCeを含んだ化合物からなる複数の原料を混合する混合工程と、混合工程後の原料混合粉を窒素雰囲気で0.001MPa以上100MPa以下のゲージ圧力、1000℃以上2400℃以下の温度範囲で保持する焼成工程で構成されるのが好ましい。
混合工程での原料として、純度99%以上の水酸化物、炭酸塩、硝酸塩、ハロゲン化物、シュウ酸塩など高温で分解し酸化物になりうるもの、純度99.9%以上の酸化物、純度99.9%以上の窒化物を使用することが好ましい。窒化物としてAlN、アジ化物があり、純度99.9%以上のものが好ましい。
出発原料の混合にはボールミル、V型混合機又は攪拌装置等を用いることができる。
焼成工程は、例えば1000℃以上2400℃以下の温度範囲と0.001MPa以上100MPa以下の圧力範囲において、1時間以上100時間以下保持することが好ましい。焼成温度は1500℃以上2200℃以下がより好ましい。焼成工程での雰囲気の圧力は、0.7MPa以上70MPa以下がより好ましい。
焼成の雰囲気としては、窒素元素含有雰囲気を用いる。窒素元素含有雰囲気としては、具体的には、窒素及び/又はアンモニアを含有する雰囲気があり、アルゴン、ヘリウム等の不活性ガスを含有してもよい。窒素及び/又はアンモニアの含有量は10体積%以上が好ましく、50体積%以上がより好ましく、100体積%がさらに好ましく、窒素元素含有雰囲気が高純度窒素(純度99.99%以上)及び/又は高純度アンモニア(純度99.99%以上)からなる場合が最も好ましい。
焼成の前に仮焼を行う場合、仮焼の雰囲気は、不活性雰囲気、酸化性雰囲気、還元性雰囲気、窒素元素含有ガス雰囲気のいずれでもよい。不活性雰囲気での不活性ガスとしては、窒素、アルゴンがある。酸化性雰囲気でのガスとしては、空気、酸素、酸素含有窒素、酸素含有アルゴンがある。還元性雰囲気でのガスとしては、水素含有窒素、水素含有アルゴンがある。これらガスには、反応を促進するために、適量のフラックスを添加してもよい。
焼成用の炉は、焼成温度が高温であり焼成雰囲気が窒素元素含有雰囲気であることから、金属抵抗加熱方式又は黒鉛抵抗加熱方式が好ましく、炉の高温部の材料として炭素を用いた電気炉が好ましい。
上記方法にて得られる蛍光体を、ボールミル、振動ミル、アトライター、ジェットミル等の工業的に通常用いられている粉砕装置を用いて粉砕してもよい。得られる蛍光体の結晶性を高めるために、再焼成を行ってもよい。また、結晶成長の促進や合成反応を進行させるために再焼成を行ってもよい。
さらに、後処理として、上述の工程後、洗浄、分散処理、乾燥、分級等を行うことができる。なかでも、酸による洗浄工程を設けることが好ましい。酸洗浄を行うには、酸性の水溶液中に蛍光体を粒子状に分散させた後、水洗する。具体的には、塩酸、硫酸、硝酸等の無機酸の1種又は2種以上があり、塩酸が好ましい。酸洗浄を行うことにより未反応物、副成物、融剤を溶解し、分別除去できる。また、得られた蛍光体を後述するように透光性樹脂中に分散させて用いる場合には、耐湿性や分散性を高めるために、必要に応じて公知の表面処理を施すこともできる。
本発明の蛍光体は、発光素子と組み合わせることにより発光装置とすることができる。本発明の発光装置は、本発明の蛍光体をエポキシ樹脂、ポリカーボネート、シリコンゴムなどの透光性樹脂中に分散させ、この蛍光体を分散させた樹脂を、ステム上の発光素子(化合物半導体)を取り囲むように成形することにより製造することができる。本発明の発光装置においては、白色発光を実現するために、発光素子としては青色発光窒化物半導体が好ましく、紫外から青色に発光する化合物半導体を用いることも可能である。
具体的には、蛍光体を励起する350nmから500nmの波長の光を発する窒化物半導体からなる発光素子が好ましい。窒化物半導体は構成元素の比率により発光波長を変えることができ、例えば、Ga-N系では320nmから450nm、In-Al-Ga-N系では300nmから500nmで発光の波長のピークを制御できる。窒化物半導体からなる発光素子としては、発光層が組成式InxAlyGa1-x-yN(0<x、0<y、x+y<1)で表わされる化合物からなり、ヘテロ構造又はダブルヘテロ構造を有する発光素子がある。
本発明の蛍光体は単独で使用でき、さらに赤色発光の蛍光体や緑色発光の蛍光体など他の蛍光体と併用して、白色度のより高い発光装置を製造することも可能である。
また、かかる発光装置を応用することにより、演色性の高い白色を発光する照明装置を得ることも可能である。照明装置としては電球型、蛍光灯型がある。
また、かかる発光装置を応用することにより、演色性の高い白色を発光する照明装置を得ることも可能である。照明装置としては電球型、蛍光灯型がある。
また、本発明の他の発明は、かかる発光装置を有する画像表示装置である。画像表示装置としては、テレビジョン、コンピュータ用のモニタがある。
本発明にかかる蛍光体、発光装置の実施例を、表1及び図1を参照して説明する。
実施例1の蛍光体は、表1に示すように、LuaCebAlcOdNeにおいて、a=1.50、b=1.50、c=5.00、d=12.75及びe=0.034のものである。
実施例1の蛍光体は、原料として、Lu2O3(和光純薬工業株式会社製)36.78質量%、CeO2(和光純薬工業株式会社製、和光特級)31.81質量%、Al2O3(大明化学社製TM-DARグレード)31.41質量%を配合したものである。原料時のLu、Ce、Alのモル比はLu:Ce:Al=1.5:1.5:5であった。
この原料をカワタ社のスーパーミキサーにて混合した後、目開き850μmのナイロン製篩に通して大きさを整えた。
<焼成工程>
大きさを整えた原料を、内寸で直径8cm×高さ8cmの蓋付きの円筒型窒化ホウ素製容器(電気化学工業社製N-1グレード)に50g充填し、内寸で100cm×50cm×高さ13cmの上蓋付き黒鉛ボックス内部に当該窒化ホウ素製容器を配置した。原料を、この黒鉛ボックスごと電気炉で0.9MPaの加圧窒素雰囲気中、15時間1700℃にされた加熱処理によって蛍光体へ焼成した。
加熱処理後の蛍光体は、室温まで徐冷され、解砕され、目開き250μmの篩に通されて大きさが整えられた。
大きさを整えた原料を、内寸で直径8cm×高さ8cmの蓋付きの円筒型窒化ホウ素製容器(電気化学工業社製N-1グレード)に50g充填し、内寸で100cm×50cm×高さ13cmの上蓋付き黒鉛ボックス内部に当該窒化ホウ素製容器を配置した。原料を、この黒鉛ボックスごと電気炉で0.9MPaの加圧窒素雰囲気中、15時間1700℃にされた加熱処理によって蛍光体へ焼成した。
加熱処理後の蛍光体は、室温まで徐冷され、解砕され、目開き250μmの篩に通されて大きさが整えられた。
実施例1で製造された蛍光体の外部量子効率、色度X、ピーク波長、半値幅、窒素含有量、演色性指数の結果を表1に示す。
表1の外部量子効率は、分光光度計(大塚電子社製MCPD-7000)により測定した。凹型のセルに蛍光体をセル表面が平滑になるように充填し、積分球を取り付けた。この積分球に、発光光源(Xeランプ)から455nmの波長に分光した単色光を、光ファイバーを用いて導入した。この単色光を励起源として、蛍光体試料に照射し、試料の蛍光スペクトル測定を行った。発光効率は次のように求めた。
試料部に反射率が99%の標準反射板(Labsphere社製、スペクトラロン)をセットし、波長455nmの励起光のスペクトルを測定した。その際、450nmから465nmの波長範囲のスペクトルから励起光フォトン数(Qex)を算出した。次いで、試料部にサンプルをセットし、得られたスペクトルデータから励起反射光フォトン数(Qref)及び蛍光フォトン数(Qem)を算出した。
励起反射光フォトン数は励起光フォトン数と同じ波長範囲で、蛍光フォトン数は465nmから800nmの範囲で算出した。得られた三種類のフォトン数から外部量子効率(=Qem/Qex×100)、吸収率(=(Qex-Qref)×100)、内部量子効率(=Qem/(Qex-Qref)×100)を求めた。
実施例として合格の外部量子効率は、40%以上である。
試料部に反射率が99%の標準反射板(Labsphere社製、スペクトラロン)をセットし、波長455nmの励起光のスペクトルを測定した。その際、450nmから465nmの波長範囲のスペクトルから励起光フォトン数(Qex)を算出した。次いで、試料部にサンプルをセットし、得られたスペクトルデータから励起反射光フォトン数(Qref)及び蛍光フォトン数(Qem)を算出した。
励起反射光フォトン数は励起光フォトン数と同じ波長範囲で、蛍光フォトン数は465nmから800nmの範囲で算出した。得られた三種類のフォトン数から外部量子効率(=Qem/Qex×100)、吸収率(=(Qex-Qref)×100)、内部量子効率(=Qem/(Qex-Qref)×100)を求めた。
実施例として合格の外部量子効率は、40%以上である。
表1の色度Xは、CIE1931の値であり、分光光度計(大塚電子社製MCPD-7000)により測定した。
実施例として合格の色度Xは、0.385以上である。
実施例として合格の色度Xは、0.385以上である。
表1のピーク波長は、分光光度計(大塚電子社製MCPD-7000)により測定した。
実施例として合格のピーク波長は544.0nm以上である。
実施例として合格のピーク波長は544.0nm以上である。
表1の半値幅は、分光光度計(大塚電子社製MCPD-7000)により測定した。
実施例として合格の半値幅は103.0nm以上である。
実施例として合格の半値幅は103.0nm以上である。
表1の窒素含有量は酸素―窒素測定機(HORIBA製EMGA―920)により測定した。
実施例として合格の窒素含有量は0.007質量%以上である。
実施例として合格の窒素含有量は0.007質量%以上である。
表1の演色性指数は、次の方法で測定した平均演色評価数(Ra)で評価した。
蛍光体10gを水100gにエポキシシランカップリング剤(信越シリコーン株式会社製KBE402)1.0gと共に加え、撹拌しながら一晩放置した。その後、ろ過乾燥したシランカップリング剤で処理された蛍光体の適量をエポキシ樹脂(サンユレック株式会社製NLD-SL-2101)10gに混練し、発光波長460nmの青色LED素子の上にポッティングし、真空脱気し、110℃で前記樹脂を加熱硬化し、表面実装型LEDを作製した。これに10mAの電流を流して発生する光を測定し、平均演色評価数(Ra)を測定した。実施例として合格の演色性指数(Ra)は70.0以上である。
蛍光体10gを水100gにエポキシシランカップリング剤(信越シリコーン株式会社製KBE402)1.0gと共に加え、撹拌しながら一晩放置した。その後、ろ過乾燥したシランカップリング剤で処理された蛍光体の適量をエポキシ樹脂(サンユレック株式会社製NLD-SL-2101)10gに混練し、発光波長460nmの青色LED素子の上にポッティングし、真空脱気し、110℃で前記樹脂を加熱硬化し、表面実装型LEDを作製した。これに10mAの電流を流して発生する光を測定し、平均演色評価数(Ra)を測定した。実施例として合格の演色性指数(Ra)は70.0以上である。
表1に示すように、実施例1の外部量子効率、色度X、ピーク波長、半値幅、窒素含有量、演色性指数(Ra)はいずれも優秀な値を示した。
実施例2の蛍光体は、表1に示すように、LuaCebAlcOdNeにおいて、a=2.40、b=0.60、c=5.00、d=12.30及びe=0.020のものである。実施例2の蛍光体は、表1に示す原料組成である以外は、実施例1と同様に製造したものである。
実施例3の蛍光体は、表1に示すように、LuaCebAlcOdNeにおいて、a=2.82、b=0.18、c=5.00、d=12.09及びe=0.006のものである。実施例3の蛍光体は、表1に示す原料組成である以外は、実施例1と同様に製造したものである。
実施例4の蛍光体は、表1に示すように、LuaCebAlcOdNeにおいて、a=2.82、b=0.18、c=4.50、d=11.34及びe=0.004のものである。実施例4の蛍光体は、表1に示す原料組成である以外は、実施例1と同様に製造したものである。
実施例5の蛍光体は、表1に示すように、LuaCebAlcOdNeにおいて、a=2.82、b=0.18、c=7.00、d=15.09及びe=0.008のものである。実施例5の蛍光体は、表1に示す原料組成である以外は、実施例1と同様に製造したものである。
実施例6の蛍光体は、表1に示すように、LuaCebAlcOdNeにおいて、a=2.82、b=0.70、c=5.00、d=13.13及びe=0.025のものである。実施例6の蛍光体は、表1に示す原料組成である以外は、実施例1と同様に製造したものである。
実施例7の蛍光体は、表1に示すように、LuaCebAlcOdNeにおいて、a=2.50、b=0.18、c=5.00、d=11.61及びe=0.012のものである。実施例7の蛍光体は、表1に示す原料組成である以外は、実施例1と同様に製造したものである。
実施例8の蛍光体は、表1に示すように、LuaCebAlcOdNeにおいて、a=1.50、b=1.50、c=6.00、d=14.25及びe=0.036のものである。実施例8の蛍光体は、表1に示す原料組成である以外は、実施例1と同様に製造したものである。
実施例9の蛍光体は、表1に示すように、LuaCebAlcOdNeにおいて、a=1.50、b=1.50、c=7.00、d=15.75及びe=0.043のものである。実施例9の蛍光体は、表1に示す原料組成である以外は、実施例1と同様に製造したものである。
<比較例1>
<比較例1>
比較例1の蛍光体は、表1に示すように、LuaCebAlcOdNeにおいて、a=2.96、b=0.04、c=5.00、d=12.02及びe=0.004のものである。比較例1の蛍光体は、表1に示す原料組成である以外は、実施例1と同様に製造したものである。原料の仕込みのLu、Ce、Alのモル比はLu:Ce:Al=2.96:0.04:5であった。
<比較例2>
<比較例2>
比較例2の蛍光体は、表1に示すように、LuaCebAlcOdNeにおいて、a=1.00、b=2.00、c=5.00、d=13.00及びe=0.047のものである。比較例2の蛍光体は、表1に示す原料組成である以外は、実施例1と同様に製造したものである。
<比較例3>
<比較例3>
比較例3の蛍光体は、表1に示すように、LuaCebAlcOdNeにおいて、a=2.82、b=0.18、c=3.00、d=9.09及びe=0.007のものである。比較例3の蛍光体は、表1に示す原料組成である以外は、実施例1と同様に製造したものである。
<比較例4>
<比較例4>
比較例4の蛍光体は、表1に示すように、LuaCebAlcOdNeにおいて、a=2.82、b=0.18、c=9.00、d=18.09及びe=0.020のものである。比較例4の蛍光体は、表1に示す原料組成である以外は、実施例1と同様に製造したものである。
<比較例5>
<比較例5>
比較例5の蛍光体は、表1に示すように、LuaCebAlcOdNeにおいて、a=2.82、b=0.18、c=5.00、d=12.09及びe=0.001のものである。比較例5の蛍光体は、表1に示す原料組成であること、焼成工程での雰囲気を絶対圧力で5.0Paの真空雰囲気にした以外は、実施例1と同様に製造したものである。
表1の実施例1乃至実施例3及び比較例1を対比すると、酸化セリウムを増量させることで窒素含有量が増え、色度Xが高くなり、ピーク波長、半値幅が大きくなり、赤色成分の強度が増大すること、並びに、半値幅の増加に伴って緑色成分の強度も増加することが確認できる。
表1の実施例1乃至実施例3及び比較例2を対比すると、酸化セリウムが多過ぎると外部量子効率が低下することが確認できる。
表1の実施例3乃至実施例5及び比較例3、比較例4を対比するとAl、Oが少なすぎると比較例3のように外部量子効率の顕著な低下と色度Xが低下し、赤色成分の減少が起こり、逆にAl、Oが多過ぎても比較例4のように色度Xが低下することが確認できる。
表1の実施例3及び比較例5を対比すると、窒素雰囲気で焼成することで窒素が含有され、色度Xが高くなり、ピーク波長、半値幅が大きくなり、赤色成分の強度が増大するが、真空雰囲気で焼成するとこれらの値がいずれも低下することが確認できる。
実施例10の発明は、発光装置であり、図1に示すように、上述の蛍光体と、発光素子とを有するものである。実施例10の発光装置の構造を図1に示す。この発光装置は、白色を発光するものであり、青色LEDチップ1を導電性端子6に接続させて容器5の底部に設置し、青色LEDチップ1をワイヤー3で他の導電性端子7に接続した後、蛍光体2と封止樹脂4としてのエポキシ樹脂を加熱硬化して構成したものである。
この表面実装型LEDに10mAの電流を流して発生する光の発光スペクトルを測定したところ、蛍光体として実施例1乃至9を用いた場合に、表1に示すような良好な演色性を発揮した。
この表面実装型LEDに10mAの電流を流して発生する光の発光スペクトルを測定したところ、蛍光体として実施例1乃至9を用いた場合に、表1に示すような良好な演色性を発揮した。
実施例11の発明は、照明装置であり、図示は省略したが、実施例10の発光装置を有する電球型の照明装置である。この照明装置は、蛍光体として実施例1乃至9を用いると、表1に示すような良好な演色性を発揮した。
1 青色LEDチップ
2 蛍光体
3 ワイヤー
4 封止樹脂
5 容器
6 導電性端子
7 他の導電性端子
2 蛍光体
3 ワイヤー
4 封止樹脂
5 容器
6 導電性端子
7 他の導電性端子
Claims (3)
- LuaCebAlcOdNeの組成でガーネット構造を有し、a、b、c、d及びeが次の条件を満足する蛍光体。
1.50≦a≦2.85
0.15≦b≦1.50
2≦a+b≦4
4.0≦c≦7.0
7.0≦d≦16.0
0.005≦e≦5.0
8≦d+e≦16 - 発光素子と、請求項1に記載の蛍光体とを有する発光装置。
- 請求項2記載の発光装置を有する照明装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014522511A JPWO2014002722A1 (ja) | 2012-06-26 | 2013-06-06 | 蛍光体、発光装置及び照明装置 |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012143546 | 2012-06-26 | ||
| JP2012-143546 | 2012-06-26 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| WO2014002722A1 true WO2014002722A1 (ja) | 2014-01-03 |
Family
ID=49782888
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| PCT/JP2013/065660 Ceased WO2014002722A1 (ja) | 2012-06-26 | 2013-06-06 | 蛍光体、発光装置及び照明装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPWO2014002722A1 (ja) |
| TW (1) | TW201408757A (ja) |
| WO (1) | WO2014002722A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20170262968A1 (en) * | 2014-09-15 | 2017-09-14 | Carl Zeiss Microscopy Gmbh | Method for Generating a Result Image and Optical Device |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005008844A (ja) * | 2003-02-26 | 2005-01-13 | Nichia Chem Ind Ltd | 蛍光体及びそれを用いた発光装置 |
| JP2008533233A (ja) * | 2005-03-08 | 2008-08-21 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 放射線源とルミネッセンス材料を含む照明システム |
| WO2012046642A1 (ja) * | 2010-10-05 | 2012-04-12 | 株式会社ネモト・ルミマテリアル | 緑色系発光蛍光体および発光装置 |
-
2013
- 2013-06-06 JP JP2014522511A patent/JPWO2014002722A1/ja active Pending
- 2013-06-06 WO PCT/JP2013/065660 patent/WO2014002722A1/ja not_active Ceased
- 2013-06-14 TW TW102121021A patent/TW201408757A/zh unknown
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| WO2012046642A1 (ja) * | 2010-10-05 | 2012-04-12 | 株式会社ネモト・ルミマテリアル | 緑色系発光蛍光体および発光装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US20170262968A1 (en) * | 2014-09-15 | 2017-09-14 | Carl Zeiss Microscopy Gmbh | Method for Generating a Result Image and Optical Device |
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| JPWO2014002722A1 (ja) | 2016-05-30 |
| TW201408757A (zh) | 2014-03-01 |
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