WO2013118338A1 - ネット状シート部材加工装置、丸められたネット状シート部材の製造方法及びネット状シート部材 - Google Patents
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Abstract
ネット状シート部材を容易に丸めることができるようにすることを目的とする。ネット状シート部材加工装置は、長尺帯状のネット状シート部材を連続的に供給する供給部と、供給部から供給されるネット状シート部材を、直線ラインを含む搬送ラインに沿って搬送する搬送部と、前記直線ラインに沿って配設された加工部とを含む。加工部は、断面弧状部分を含む導入部と、導入部の曲率半径よりも小さい曲率半径の筒形状に形成された形状維持部と、導入部と形状維持部との間に介在し、導入部から形状維持部に向けて徐々に狭まる筒形状に形成された案内部とを含む。加工部は、導入部を前記搬送ラインの上流側に向けると共に前記形状維持部を前記搬送ラインの下流側に向けた姿勢で前記直線ラインに沿って配設されている。
Description
この発明は、ネット状シート部材を丸めるための技術に関する。
従来、車両等におけるワイヤーハーネスを保護するための技術として、特許文献1に開示のものがある。特許文献1は、プラスチック材によって形成した筒状の網をワイヤーハーネスに被せることで当該ワイヤーハーネスを保護する技術を開示している。
ところで、網状の部材をワイヤーハーネスの中間部に容易に被せるためには、筒形状ではなく、シート状のものを用いることが好ましい。この場合、シート状の網をワイヤーハーネスに巻付けた後、さらに外周に粘着テープ等を巻回して、シート状の網の巻付状態を維持することになる。
しかしながら、シート状の網は、ワイヤーハーネスに巻付けた後、弾性復元力によって平坦な形状に戻ろうとする。このため、シート状の網をワイヤーハーネスに巻付けた後、さらに粘着テープ等を巻回する作業が困難となっている。
そこで、本発明は、ネット状シート部材を容易に丸めることができるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、第1の態様は、長尺帯状のネット状シート部材を連続的に供給する供給部と、前記供給部から供給されるネット状シート部材を、直線ラインを含む搬送ラインに沿って搬送する搬送部と、断面弧状部分を含む導入部と、前記導入部の曲率半径よりも小さい曲率半径の筒形状に形成された形状維持部と、前記導入部と前記形状維持部との間に介在し、前記導入部から前記形状維持部に向けて徐々に狭まる筒形状に形成された案内部とを含み、前記導入部を前記搬送ラインの上流側に向けると共に前記形状維持部を前記搬送ラインの下流側に向けた姿勢で前記直線ラインに沿って配設された加工部と、前記形状維持部内を通過する前記ネット状シート部材を加熱する加熱部とを備える。
第2の態様は、第1の態様に係るネット状シート部材加工装置であって、前記形状維持部の両側縁部が、その径方向において間隔をあけて重ね合されている。
第3の態様は、第1又は第2の態様に係るネット状シート部材加工装置であって、前記導入部は、断面半円弧状に形成されている。
第4の態様に係る丸められたネット状シート部材の製造方法は、(a)長尺帯状のネット状シート部材を、加工目的曲率半径となるように徐々に小さく丸める工程と、(b)前記加工目的曲率半径となるように丸められたネット状シート部材を、前記加工目的曲率半径となった状態に維持する工程と、(c)前記加工目的曲率半径となった状態に維持されたネット状シート部材を、加熱する工程とを備える。
第5の態様に係るネット状シート部材は、長尺帯状のネット状シート部材が徐々に小さく丸められ、加工目的曲率半径となるように丸められた状態で加熱されることにより、丸められた形状に加工されている。
第1の態様によると、長尺帯状のネット状シート部材が加工部を通過する際、導入部から案内部を通る際に徐々に丸められる。そして、その丸められた状態で形状維持部を通過する際に加熱され、軟化する。そして、丸められたネット状シート部材が、加工部を出て冷却されると、丸められた形状に維持される。このため、ネット状シート部材を容易に丸めることができる。
第2の態様によると、ネット状シート部材を、その両側部を重ね合せる程度まで丸めることができる。
第3の態様によると、導入部は、断面半円弧状に形成されているため、ネット状シート部材を加工部内に導入し易い。
第4の態様によると、長尺帯状のネット状シート部材を徐々に丸め、ネット状シート部材を前記加工目的曲率半径となった状態に維持し、これを加熱するため、丸められたネット状シート部材を容易に製造することができる。
第5の態様によると、丸められたネット状シート部材を容易に製造することができる。
以下、実施形態に係るネット状シート部材加工装置、丸められたネット状シート部材の製造方法及びネット状シート部材について説明する。
まず、前提として、ネット状シート部材について説明する。図1は長尺帯状のネット状シート部材を示す概略斜視図であり、図2は丸められたネット状シート部材を示す概略斜視図である。
ネット状シート部材20は、ワイヤーハーネス18を保護するための部材として用いられる(図2参照)。ワイヤーハーネス18は、複数の電線を束ねた電線集合体であり、車両等における電気配線として用いられる。本ネット状シート部材20は、ワイヤーハーネス18を覆うようにして当該ワイヤーハーネス18に取付けられる。これにより、ネット状シート部材20は、ワイヤーハーネス18と外部部品等との接触を抑制して当該ワイヤーハーネス18を保護する。
ネット状シート部材20は、樹脂により形成された部材であり、複数の線状樹脂部分が互いに交差するように接合された構成とされている。ここでは、所定方向に並列状に延びる複数の線状樹脂部分と、これと交差する方向に並列状に延びる複数の線状樹脂部分とが互いに交差し、かつ、交差部分で互いに接合され、これにより、菱形状の網目を形成している。ネット状シート部材20は、上記構成の他、長方形、六角形等の各種形状の網目が形成された部材であってもよい。
ネット状シート部材20は、丸める前の形態であり、長尺帯状に形成されている。ネット状シート部材20自体は、比較的大径に形成された筒状のネット状シート部材を、その周方向に複数に分割して形成されることもあるので、多少湾曲していてもよい。もっとも、本ネット状シート部材20をワイヤーハーネスに巻付けた後、巻付け力を除去すると、脱落してしまう程には、平坦な形状となっている。
ネット状シート部材20は、その両側縁部を近づける又は重ねるように丸められたものである。このネット状シート部材20の両側部を開いて中にワイヤーハーネス18を配設すると、ネット状シート部材20は上記丸めた状態に復帰し、中にワイヤーハーネス18を配設した状態を維持する。このため、丸められたネット状シート部材20をワイヤーハーネス18に巻付けた後、その外周に粘着テープ等を巻付けて、容易にネット状シート部材20をワイヤーハーネス18に装着した状態にすることができる。
本実施形態は、上記長尺帯状のネット状シート部材20から、丸められたネット状シート部材20を製造するための技術に関する。
図3は、ネット状シート部材加工装置30を示す概略図である。ネット状シート部材加工装置30は、供給部32と、収容部34と、中間送り部36、38と、加工部40と、加熱部50とを備える。
供給部32には、長尺帯状のネット状シート部材20を巻回収容可能なリール体を含んでおり、当該リール体に長尺帯状のネット状シート部材20が巻回収容されている。そして、本供給部32から、長尺帯状のネット状シート部材20が連続的に供給される。
収容部34は、長尺帯状のネット状シート部材20を巻回収容可能なリール体34aと、当該リール体34aを回転駆動させるモータ等の駆動部34bを含んでおり、駆動部34bの駆動によりリール体34aを回転させることで、長尺状でかつ丸められたネット状シート部材20がリール体34aに巻回収容される。
ここでは、供給部32と収容部34間の直線状の搬送ラインに沿って長尺状のネット状シート部材20が搬送される。もっとも、搬送ラインの途中に、ガイドローラ等が設けられ、搬送ラインの一部が曲っていてもよい。
中間送り部36、38は、上記搬送ラインの途中に設けられ、搬送ラインに沿って搬送されるネット状シート部材20の搬送を補助する。ここでは、一方の中間送り部36は、加工部40よりも供給部32側に設けられ、他方の中間送り部38は、加工部40よりも収容部34側に設けられている。
中間送り部36は、一対の送りローラ36a、36aと、これらを送り方向に回転させるモータ等の駆動部36bを備えている。また、中間送り部38も同様に、一対の送りローラ38a、38aと、これらを送り方向に回転させるモータ等の駆動部38bを備えている。そして、一対の送りローラ36a、36aと、一対の送りローラ38a、38aのそれぞれにネット状シート部材20を挟込んだ状態で、駆動部36b、38bの駆動により、一対の送りローラ36a、36aと、一対の送りローラ38a、38aのそれぞれを回転駆動させることで、間のネット状シート部材20が搬送ラインに沿って下流側に向けて送られる。
本実施形態では、上記収容部34と中間送り部36、38とで、供給部32から供給されるネット状シート部材20を、直線ラインを含む搬送ラインに沿って搬送する。もっとも、中間送り部36、38のいずれか一方又は双方が省略されてもよい。
図4は加工部40を示す概略斜視図であり、図5は導入部42を示す断面図であり、図6は案内部44を示す断面図であり、図7は形状維持部46を示す断面図である。
加工部40は、金属等により形成された部材であり、搬送方向Pの上流側から下流側に向けて、導入部42と、案内部44と、形状維持部46とを含む。
導入部42は、搬送方向Pに対して最も上流側に設けられた部分であり、搬送方向Pに対して直交する断面において断面弧状を呈している。ここでは、導入部42は、断面半円弧状に形成されている。なお、導入部42は、その周方向において同じ厳密に同じ曲率半径を描いていること、即ち、幾何学的な円弧を描いている必要はなく、ネット状シート部材20をその幅方向に多少丸めることができる程度の弧を描いていればよい。また、導入部42は、円の半分を描いている必要はなく、それよりも周方向に短い又は長い弧を描いていてもよい。また、導入部は、そのような弧状部分を含んでいればよく、円形状であってもよい。もっとも、導入部42に対するネット状シート部材20の導入を容易にするため、導入部42の周方向の一部、特に上方が開口していることが好ましい。
形状維持部46は、搬送方向Pに対して最も下流側に設けられた部分であり、搬送方向Pに対して直交する断面において、上記導入部42の曲率半径よりも小さい曲率半径の筒形状、即ち、内周面が加工目的曲率半径を呈する形状に形成されている。なお、形状維持部46は、その周方向において同じ厳密に同じ曲率半径を描いていること、即ち、幾何学的な真円を描いている必要はなく、ネット状シート部材20をその幅方向において上記導入部よりも丸めることができる程度の弧を描いていればよい。例えば、形状維持部46の周方向における曲率半径の平均が、導入部42の周方向における曲率半径の平均よりも小さければよい。また、加工目的曲率半径は、保護対象となるワイヤーハーネス18の外径を想定して、当該外径に対応する半径と同じ又はその前後の半径程度に設定される。
ここでは、形状維持部46の両側縁部は、その径方向において間隔をあけて重ね合されている(図7参照)。重ね合せの程度は、形状維持部46の中心周に1/4周程度(中心角90度の範囲)とすることが好ましい。もっとも、形状維持部46の両側縁部は、これよりも大きく又は小さく重ね合さっていてもよい。また、形状維持部46の両側縁部が重ね合さっていることは必須ではなく、間に、間隔があいていてもよい。形状維持部46の両側縁部の両側縁部を重ね合せることによりメリットについては後述する。
また、形状維持部46の内周面の横断面形状は、搬送方向Pにおいて同一形状を呈している。従って、本形状維持部46に案内された長尺帯状のネット状シート部材20は、ほぼ同一の丸め形態に維持される。
案内部44は、導入部42と形状維持部46との間に介在するように設けられている。ここでは、案内部44は、円錐の頂部を切除した円錐台の外周面形状に形成されている。案内部44の底部と導入部42及び形状維持部46の底部とは、同一直線上で連続するものであってもよいし(例えば、頂点が底面の外周辺の直上にある円錐を想定した場合)、上記のように徐々に狭まる形状に合わせて高低差が設けられていてもよい(例えば、頂点が底面の中心の直上にある円錐を想定した場合)。また、案内部44は、搬送ラインにおいて、湾曲しつつ徐々に狭まる形状、即ち、ラッパ状の形状であってもよい。なお、案内部44の内周面の導入部42側部分は、導入部42の内周面と連続しおり、また、案内部44の内周面の形状維持部46側部分は、形状維持部46の内周面と連続している。
なお、上記導入部42、案内部44及び形状維持部46のそれぞれの周方向の長さ寸法は、加工対象として想定されるネット状シート部材20の幅寸法と同じ程度にすることが好ましい。もっとも、前者の長さ寸法は、後者の幅寸法よりも長くても小さくてもよい。また、案内部44及び形状維持部46のそれぞれの周方向の長さ寸法は、搬送ラインにおいて揃っていることは必須ではない。
上記加工部40は、導入部42を搬送ラインの直線ラインにおける搬送方向P上流側に向けると共に形状維持部46を搬送方向P下流側に向けた姿勢で、前記直線ラインに沿って配設されている。
加熱部50は、上記形状維持部46内を通過するネット状シート部材20を加熱する部分である。ここでは、加熱部50は、形状維持部46を外周から挟込むように2つ設けられている。各加熱部50は、形状維持部46の外周に接触しており、加熱部50による熱が形状維持部46に伝達され、その内周面が加熱される。これにより、形状維持部46を通過するネット状シート部材20が加熱される。加熱部50としては、セラミックヒータ、ハロゲンヒータ等、各種熱源を用いることができる。また、加熱部50の設置箇所、数は上記例に限られない。また、加熱部としては、熱風を吹付けて加熱する構成を採用してもよい。
上記ネット状シート部材加工装置30を用いた、丸められたネット状シート部材20の製造方法について説明する。
まず、供給部32から引出したネット状シート部材20を、導入部42から案内部44を経て形状維持部46に導くようにして、加工部40に通す。そして、収容部34に巻回収容可能なように連結する。なお、搬送ラインの途中では、ネット状シート部材20を中間送り部36、38の一対のローラ36a、36aと、一対のローラ38a、38aの各間に挟込む。そして、加熱部50による加熱を開始すると共に、収容部34、中間送り部36、38による、ネット状シート部材20の搬送を開始する。
すると、ネット状シート部材20が導入部42から案内部44を通過する際、加工目的曲率半径となるように徐々に小さく丸められる。
そして、ネット状シート部材20が形状維持部46を通過する際には、ネット状シート部材20の一側部が形状維持部46の内周側の側部の内周側に配設される。また、ネット状シート部材20の他側部は、形状維持部46の外周側の側部の内側であって、かつ、形状維持部46の内周側の側部の外周側、即ち、形状維持部46の両側部の重なる隙間内に配設される。このため、ネット状シート部材20の両側部は、形状維持部46の内周側の側部を介して重なった状態となる。
ネット状シート部材20が、形状維持部46を通過する際、上記形状に維持されつつ、加熱される。これにより、樹脂により形成されたネット状シート部材20は、加熱により軟化する。
そして、ネット状シート部材20が形状維持部46を通過すると、周囲の雰囲気温度に応じて冷却され、上記形状で硬化し、上記丸められた形状に形成される。これにより、長尺帯状のネット状シート部材20が徐々に小さく丸められ、加工目的曲率半径となるように丸められた状態で加熱されることにより、丸められた形状に加工されたネット状シート部材20が製造される(図2参照)。このように丸められたネット状シート部材20は、収容部34にて巻回収容される。
このネット状シート部材20をワイヤーハーネス18に装着する際には、保護が必要な長さに応じて切断される。そして、ネット状シート部材20がワイヤーハーネス18に装着される。
以上のように構成されたネット状シート部材加工装置30、ネット状シート部材20の製造方法及びネット状シート部材20によると、長尺帯状のネット状シート部材20が加工部40を通過する際、導入部42から案内部44を通る際に徐々に丸められる。そして、その丸められた状態で形状維持部46を通過する際に加熱されて、軟化する。そして、丸められたネット状シート部材20が加工部40を出て冷却されると、丸められた形状のまま硬化し当該形状に維持される。このため、丸められたネット状シート部材20を容易に製造できる。
また、形状維持部46の側縁部が重ね合されているため、ネット状シート部材20を、その両側縁部を重ね合せる程度まで丸めることができる。これにより、丸められたネット状シート部材20をワイヤーハーネス18に巻付けた状態で、ネット状シート部材20がワイヤーハーネス18を覆う状態をより確実に維持でき、その後の粘着テープの巻付け作業等を容易に行える。
また、導入部42は半円弧状に形成されているため、その開口を通じてネット状シート部材20を加工部40内に容易に導入することができる。
以上のようにこの発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
18 ワイヤーハーネス
20 ネット状シート部材
30 ネット状シート部材加工装置
32 供給部
34 収容部
36、38 中間送り部
40 加工部
42 導入部
44 案内部
46 形状維持部
50 加熱部
P 搬送方向
20 ネット状シート部材
30 ネット状シート部材加工装置
32 供給部
34 収容部
36、38 中間送り部
40 加工部
42 導入部
44 案内部
46 形状維持部
50 加熱部
P 搬送方向
Claims (5)
- 長尺帯状のネット状シート部材を連続的に供給する供給部と、
前記供給部から供給されるネット状シート部材を、直線ラインを含む搬送ラインに沿って搬送する搬送部と、
断面弧状部分を含む導入部と、前記導入部の曲率半径よりも小さい曲率半径の筒形状に形成された形状維持部と、前記導入部と前記形状維持部との間に介在し、前記導入部から前記形状維持部に向けて徐々に狭まる筒形状に形成された案内部とを含み、前記導入部を前記搬送ラインの上流側に向けると共に前記形状維持部を前記搬送ラインの下流側に向けた姿勢で前記直線ラインに沿って配設された加工部と、
前記形状維持部内を通過する前記ネット状シート部材を加熱する加熱部と、
を備えるネット状シート部材加工装置。 - 請求項1記載のネット状シート部材加工装置であって、
前記形状維持部の両側縁部が、その径方向において間隔をあけて重ね合されている、ネット状シート部材加工装置。 - 請求項1又は請求項2記載のネット状シート部材加工装置であって、
前記導入部は、断面半円弧状に形成されている、ネット状シート部材加工装置。 - (a)長尺帯状のネット状シート部材を、加工目的曲率半径となるように徐々に小さく丸める工程と、
(b)前記加工目的曲率半径となるように丸められたネット状シート部材を、前記加工目的曲率半径となった状態に維持する工程と、
(c)前記加工目的曲率半径となった状態に維持されたネット状シート部材を、加熱する工程と、
を備える、丸められたネット状シート部材の製造方法。 - 長尺帯状のネット状シート部材が徐々に小さく丸められ、加工目的曲率半径となるように丸められた状態で加熱されることにより、丸められた形状に加工されたネット状シート部材。
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Legal Events
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NENP | Non-entry into the national phase |
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