WO2013027595A1 - 電池ユニット - Google Patents

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米田 晴彦
孝夫 高津
真己 拝野
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三洋電機株式会社
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    • H01M50/00Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
    • H01M50/20Mountings; Secondary casings or frames; Racks, modules or packs; Suspension devices; Shock absorbers; Transport or carrying devices; Holders
    • H01M50/204Racks, modules or packs for multiple batteries or multiple cells
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    • H01M50/209Racks, modules or packs for multiple batteries or multiple cells characterised by their shape adapted for prismatic or rectangular cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

【課題】電池パックと本体機器との間での接続に電源ケーブルを介する場合にあっても、電源ケーブルに対応するコネクタへの負荷を軽減することができる電池ユニットを提供する。 【解決手段】電池ユニットは、電池パック1とホルダ3を備える。電池パック1は、外装体と、外装体の空間に収納された複数の素電池と、素電池に接続され、外装体から一部が露出した第1コネクタと、を有する。ホルダ3は、内部に電池パックの装着を受け入れる筒状の本体部を有しており、筒の内側に露出するように第2コネクタが設けられ、Y軸方向下端に設けられ、ケーブル4の接続を受け入れ、且つ、第2コネクタに電気的に接続された第3コネクタと、を有する。なお、第2コネクタは、ホルダ3における筒の内側に設けられており、筒の内側で第1コネクタが接続されている。

Description

電池ユニット
 本発明は、電池パックを備える電池ユニットに関し、特に、電池パックと外部機器との
接続に係る構造に関する。
 通信機器や電動工具、さらには医療機器などモバイル機器の電源として、電池パックが用いられている。
 電池パックは、ケースと、当該ケースの内部に収納された1または複数の素電池とを備え構成されている。
 ところで、電池パックと本体機器との電気的な接続には、種々の方法が採用されているが、例えば、本体機器から延びる電源ケーブルを、電池パックに設けられたコネクタに接続する方法が採用される場合がある。これについて、図10を用い説明する。
 図10に示すように、電池パック91は、ケース911,912の組み合わせにより外装体910が構成されている。外装体910の内部空間には、1または複数の素電池や保護回路基板などが収納されている(図示を省略)。そして、電池パック91の一方の端面(図10のY軸方向右手前の端面)91aには、LEDインジケータ914およびインジケータ用ボタン915が設けられ、また、コネクタ91bが設けられている。
 ユーザは、電池パック91と本体機器とを接続する際には、電池パック91のコネクタ91bに対して、電源ケーブル94の先端に設けられたコネクタ94aを挿入する。電池パック91を本体機器から取り外す際には、コネクタ91bからコネクタ94aを抜き取る。
 また、図示をしていないが、別の従来技術として、電源ケーブル94のコネクタ94aが電池パック91のコネクタ91bに対して接続固定されているものもある。
特開2010-262872号公報 特開2008-91299号公報 特開2006-202561号公報
 しかしながら、上記従来技術に係る電池パックの構成では、本体機器への装着および取り外しの度に、電源ケーブルと電池パックのコネクタとの着脱を行わなければならず、電池パックのコネクタや電源ケーブルのコネクタに負荷がかかることになる。このため、充放電に関する性能面では十分に使用可能な電池パックであっても、コネクタがダメージを受けた場合などに、当該電池パックを使用することができなくなる、という問題が生ずる。
 また、一般的に電源ケーブルとの接続のためのコネクタは高価であり、このように高価なコネクタへのダメージを軽減することが求められる。
 本発明は、上記のような問題の解決を図るべくなされたものであって、電池パックと本体機器との間での接続に電源ケーブルを介する場合にあっても、電源ケーブルに対応するコネクタへの負荷を軽減することができる電池ユニットを提供することを目的とする。
 そこで、本発明は、次のような構成を採用する。
 本発明に係る電池ユニットは、電池パックとホルダを主な要素として備える。
 電池パックは、内部に空間が形成された外装体と、外装体の空間に収納された1または複数の素電池と、素電池に接続され、外装体から一部が露出した第1コネクタと、を有する。
 ホルダは、電池パックの装着を受け入れる本体部と、本体部の表面に設けられ、電池パックの第1コネクタと結合する第2コネクタと、本体部の表面であって第2コネクタとは異なる位置に設けられ、ケーブルの接続を受け入れ、且つ、第2コネクタに電気的に接続された第3コネクタと、を有する。
 本発明に係る電池ユニットでは、電池パックと本体機器からのケーブル(電源ケーブル)との電気経路中に、ホルダが介挿された構成となっている。このため、本体機器からのケーブルは、ホルダの第3コネクタに接続したままの状態で、ホルダに対して電池パックの着脱を行うことができる。よって、本発明に係る電池ユニットでは、電池パックの交換等に際しても、ケーブルコネクタである第3コネクタへの負荷を低減することが可能となる。
 また、電池パックに設けられている第1コネクタは、ホルダに設けられた第2コネクタとの接合に供されるものであって、ケーブルコネクタではなく、ホルダに対する電池パックの着脱によっても、第1コネクタおよび第2コネクタなどへのダメージは少ない。よって、本発明に係る電池ユニットでは、本体機器との着脱を繰り返しても、各コネクタへのダメージを少なくすることができる。
 従って、本発明に係る電池ユニットでは、本体機器との間での接続に電源ケーブルを介する接続形態を採用しながら、ケーブルに対応するコネクタへの負荷を軽減することができる。
 本発明に係る電池ユニットでは、例えば、次のようなバリエーション構成を採用することができる。
 本発明に係る電池ユニットでは、上記構成において、ホルダにおける本体部が、両端が開口された筒状をしており、第2コネクタが、筒状をした本体部の内壁面から露出している、という構成を採用することもできる。ホルダの本体部をこのような構成とすれば、電池パックの着脱に際しユーザは、筒状をした本体部の内部に対して電池パックを抜き差しするだけで、第1コネクタと第2コネクタとの接続も行うことができる。そして、このような構成の場合、ホルダに対する電池パックの着脱に際し、相対的な位置決めを行いながら第1コネクタと第2コネクタとの接続がなされ、これらコネクタへの負荷も軽減するこ
とができる。
 本発明に係る電池ユニットでは、上記構成において、ホルダにおける本体部に、第2コネクタが露出する部分の両脇に、筒軸方向に両端間を挿通する溝が形成されている、という構成を採用することもできる。
 本発明に係る電池ユニットでは、上記構成において、電池パックの外装体に、第1コネクタの両脇であって、ホルダの本体部に形成された上記溝に対応する箇所に、装着の際に溝に嵌入するリブが設けられている、という構成を採用することもできる。このように、ホルダの本体部において、第2コネクタが露出する部分の両脇に溝を形成すれば、ホルダの第2コネクタが設けられた箇所への水や埃が溜まることを防止することができる。
 さらに、ホルダ本体の溝は、電池パックのリブのガイド溝として機能するため、正確な位置決めによりホルダ本体と電池パックとの装着ができる。
 このように、本発明に係る電池ユニットでは、更に高い信頼性を確保することが可能となる。
 本発明に係る電池ユニットでは、上記構成において、第3コネクタが、筒状をした本体部の内壁を除く部分に設けられている、という構成を採用することもできる。このように、本体機器からのケーブルが接続される第3コネクタを、筒状をしたホルダの本体部の内壁を除く部分に設ける構成とすることにより、ホルダの本体部に対する電池パックの着脱の際に、第3コネクタおよびこれに接続されたケーブルに負荷がかかることを有効に防止することができる。
 本発明に係る電池ユニットでは、上記構成において、電池パックの外装体に、第1コネクタが露出する箇所に対し、ホルダの本体部への挿入方向の後側となる部分に、庇状の突起が形成されている、という構成を採用することもできる。このように、電池パックの外装体に庇状の突起を設けるようにすれば、ホルダに電池パックを装着した状態において、第1コネクタと第2コネクタとの接合箇所に水が付着することを防止できる。
 本発明に係る電池ユニットでは、上記構成において、電池パックの外装体における突起が、電池パックをホルダの本体部へと装着した状態で、筒状をした本体部の一方の開口縁に当接する、という構成を採用することもできる。このように、電池パックの外装体に設けた突起が、ホルダの本体部への装着時に、開口縁に当接するという構成を採用すれば、突起がストッパとしての機能を果たすことになる。このため、ホルダの本体部への電池パックの装着に際して、第1コネクタおよび第2コネクタに過大な負荷が係ることを防止することができる。
 本発明に係る電池ユニットでは、上記構成において、電池パックの外装体に、その一部が凹んだ凹部が形成されており、ホルダに、電池パックの外装体における凹部に掛止自在のロックレバーが設けられている、という構成を採用することもできる。このように、電池パックの外装体に設けられた凹部に対して掛止自在のロックレバーをホルダに設ける構成を採用すれば、ホルダに対して電池パックを装着した際に、不所望に電池パックがホルダから離脱することを防止でき、高い信頼性を実現できる。
 本発明に係る電池ユニットでは、上記構成において、ホルダのロックレバーが、本体部に対して弾性付勢されており、ロックレバーの掛止に係るストローク中で、少なくとも2段階で弾性力が変化する、という構成を採用することもできる。このように、ロックレバーの掛止に係るストローク中で、少なくとも2段階で弾性力が変化する、という構成を採用すれば、強固な掛止と容易な操作性とを両立することができる。即ち、強固な掛止を確保するために高い弾性係数を有する弾性部材(バネやゴムなど)を採用する場合には、弾性係数を高くした分だけ、操作のために大きな力を要することになる。
 逆に、容易な操作性を確保するために低い弾性係数を有する弾性部材を採用する場合には、強固な掛止を行うことが困難となる。場合によっては、使用中にホルダから電池パックが外れてしまうような事態も考えられる。
 これに対して、上記のように、ロックレバーの掛止に係るストローク中で、少なくとも2段階で弾性力が変化する、という構成を採用すれば、弾性力が低い状態で容易な操作性を確保することができ、弾性力が高い状態で強固な掛止を実現することができる。
 本発明に係る電池ユニットでは、上記構成において、ホルダのロックレバーの弾性付勢が板バネによりなされており、ロックレバーを、凹部に掛止した状態から、掛止が解除された状態へのストローク途中で、支点から作用点までの距離が短くなる、という構成を採用することもできる。このように、ストローク途中で、支点から作用点までの距離が変化するようにすれば、簡易な構成で弾性力を変化させることが可能となる。
 更に具体的に、本発明に係る電池ユニットでは、上記構成において、板バネがU字状の形状を有し、ロックレバーが凹部に掛止した状態では、板バネの支点がU字の屈曲点であり、ロックレバーによる掛止が解除された状態では、板バネの支点がU字の屈曲点とロックレバーとの当接箇所との間の点である、という構成を採用することもできる。 
本発明に実施の形態に係る電池パック1の外観構成を示す模式斜視図である。 (a)は、電池パック1の模式正面図であり、(b)は、電池パック1の模式側面図である。 電池パック1の内部構成を示す模式展開斜視図である。 本発明の実施の形態に係るホルダ3の外観構成を示す模式斜視図である。 (a)は、ホルダ3の模式上面図であり、(b)は、ホルダ3の模式正面図である。 (a)および(b)は、ホルダ3の組立てに係る工程を順に示す模式工程図である。 (a)から(c)は、ホルダ3におけるロックレバー33の可動形態を順に示す模式断面図である。 電池パック1とホルダ3との組み合わせに係る電池ユニットの外観構成を示す模式斜視図である。 電池ユニットにおける電池パック1とホルダ3との相対的な関係を示す模式下面図である。 従来技術に係る電池パック91の構成を示す斜視図である。
 以下では、本発明を実施するための形態について、図面を参酌しながら説明する。なお、以下で示す具体例は、本発明の構成およびその構成から奏される作用・効果を分かりやすく説明するために用いる一例であって、本発明は、発明の本質とする構成部分以外について、以下の具体例に何ら限定を受けるものではない。
 [実施の形態]
 本発明の実施の形態に係る電池ユニットは、電池パックとホルダとを主な要素として構成されている。
 1.電池パック1
 (1)外観構成
 電池パック1の外観構成について、図1および図2を用い説明する。図1は、電池パック1の外観構成を示す模式斜視図であり、図2(a)は、図1の矢印A方向から見た電池パック1の模式正面図であり、図2(b)は、図1の矢印A方向から見た電位パック1の模式側面図である。
 図1に示すように、電池パック1では、ケース12と蓋11との組み合わせを以って外装体10が構成されている。蓋11の表面11aからは、コネクタ13の一部が露出しており、コネクタ13に対してY軸方向右下の部分に、Z軸方向に庇状に隆起した突起部11bが設けられている。
 また、蓋11の表面11aからは、コネクタ13のX軸方向両脇に、Y軸方向に延伸するリブ11cが形成されている。リブ11cは、突起部11bよりも、Z軸方向の高さが低くなっており、コネクタ13に対してY軸方向長さが長くなっている。
 さらに、蓋11の表面11aには、突起部11bが設けられた箇所に対し、Y軸方向右下の部分が曲率を以って内向きに凹んでいる(凹部11d)。この凹部11dは、電池パック1を扱うユーザの手の大きさを考慮して形成されている。
 外装体10におけるケース12のY軸方向右下の端面12aには、LEDインジケータ14とインジケータ用ボタン15が設けられている。ユーザは、インジケータ用ボタン15を押圧することにより、LEDインジケータ14の点灯する数で電池残量を確認することができる。
 なお、端面12aには、LEDラベル21が貼着されているが、LEDインジケータ14に当たる部分は透光性が確保されている。
 次に、図2(a)に示すように、ケース12のラウンド形状となっている側面12bには、内向きに凹んだ凹部12cが形成されている(矢印B部分)。図2(a)に示すように、凹部12cは、電池パック1を正面から見るときに略三角形である。また、図2(b)に示すように、凹部12cは、ケース12の側面12bの蓋11との当接箇所の近傍領域まで形成されている(矢印B部分)。
 なお、図2(b)に示すように、凹部12cの下端と突起部11bの下端部とは、Y軸方向において、略同一の高さレベルに配されている。これは、後述するホルダ3の形態との関係で規定されているものである。
 (2)内部構成
 電池パック1の内部構成について、図3を用い説明する。図3は、電池パック1の内部構成を示す模式展開斜視図である。
 図3に示すように、ケース12の内部空間12eには、コアパック16が収納され、ケース12の開口が蓋11により封口されている。ケース12の底面12fには、クッション20が配されている。クッション20は、コアパック16とケース12の底面12fとの間の緩衝材として機能する。
 コアパック16は、8本の円筒形の素電池17と、コネクタ13が取り付けられた基板18と、LEDインジケータ14およびインジケータ用ボタン15(図1を参照)が実装されたインジケータ基板19とからなる。蓋11には、表面11aを挿通する2つのねじ孔11fが開けられており、このねじ孔11fを通してコアパック16の基板18に対してねじ22を螺合することで、コアパック16と蓋11とが固定されている。
 なお、蓋11の表面11aには、コアパック16のコネクタ13に対応する箇所に窓部11eが開けられており、コアパック16の組み付け時には、窓部11eを通してコネクタ13がZ軸方向上側に突出することになる。
 蓋11とケース12とは、ケース12の開口縁と当該部分に当接する蓋11との間を、接着剤や超音波溶着などにより接合されている。そして、蓋11の表面11aの一部には、定格ラベル23が貼着され、ケース12の裏底面にも定格ラベル24が貼着されている。さらに、ケース12の端面12aには、LEDラベル21が貼着されている。
 電池パック1は、以上のような内部構成を有する。なお、本実施の形態では、素電池17として、リチウムイオン二次電池を採用している。
 2.ホルダ3
 (1)外観構成
 ホルダ3の外観構成について、図4および図5を用い説明する。図4は、ホルダ3の外観構成を示す模式斜視図であり、図5(a)は、図4の矢印C方向から見たホルダ3の模式上面図であり、図5(b)は、図4の矢印C方向から見たホルダ3の模式正面図である。
 図4に示すように、本実施の形態に係るホルダ3は、Y軸方向の両端が開口された筒形状を有するホルダ本体30と、そのZ軸方向左上の背面側に配されたカバー31とを有する。ホルダ本体30の内側開口部30aは、電池パック1の断面形状に対応した形状・サイズに規定されている。
 電池パック1のコネクタ13に対応するコネクタ32は、ホルダ本体30における筒の内壁30dから内側に向けて露出された状態で形成されている。
 図4に示すように、ホルダ本体30における筒の内壁30dには、Y軸方向に延伸する4本の溝30b,30cが設けられている。
 さらに、ホルダ本体30の開口縁部分には、ロックレバー33が設けられている。ロックレバー33は、ホルダ本体30に対して、その内部で板バネにより弾性付勢されている
。ユーザが力を加えない状態においては、ロックレバー33の先端の爪部33aは、ホルダ本体30の筒内側の側壁30eよりも、X軸方向左下に張り出した状態となっている。
 図5(a)に示すように、筒の内壁30dには、4つの溝30b,30cが設けられており、紙面手前側の開口縁部分には、ロックレバー33が設けられている。ロックレバー33は、ユーザの操作により、図5(a)に示すように、ホルダ本体30の開口縁よりもX軸方向右側に後退することができるよう構成されている。
 図5(b)に示すように、ホルダ本体30のロックレバー33が設けられた側の端部30fとは反対側の、端部30gには、電源ケーブル4を接続するためのコネクタが設けられている(図示を省略)。電源ケーブル4は、ホルダ本体30のコネクタに接続された状態においても、装着される電池パック1とは干渉することがない位置にある。
 (2)内部構成
 ホルダ3の内部構成について、図6を用い説明する。図6(a)および図6(b)は、ホルダ3のホルダ本体30の内部構成を示す模式展開斜視図である。
 図6(a)に示すように、ホルダ本体30に対しては、その端部30fのX軸方向の端部分に穴30hが開けられており、当該穴30hにロックレバー33の一部が挿入されている。また、ホルダ本体30におけるカバー31が配される側の背面30kの一部にも穴30iが開けられており、当該穴30iに板バネ34、プレート35が挿入され、これらがねじ36により固定されている。これにより、ロックレバー33は、ホルダ本体30に対して可動可能な状態で弾性付勢される。
 図6(b)に示すように、ホルダ本体30の背面30kの一部に開けられた孔30jに対して、コネクタ基板37に実装されたコネクタ32が挿入され、ねじ38によりホルダ本体30に対してコネクタ基板37が固定されている。なお、図示を省略しているが、電源ケーブル4が接続される部分にも、電源ケーブル4のコネクタに対応したコネクタが取り付けられている。そして、電源ケーブル4用のコネクタは、コネクタ32と電気的に接続されている。
 (3)ロックレバー33の可動形態
 ホルダ本体30に取り付けられたロックレバー33の可動形態について、図7(a)から図7(c)を用い説明する。
 先ず、図7(a)は、ユーザがロックレバー33に対して力を加えていない状態を示す。図7(a)に示す状態では、ロックレバー33は板バネ34に付勢され、先端の爪部33aがホルダ本体30の側壁30eよりも筒の開口部に張り出している(矢印D部分)。ここで、図7(a)の状態においては、板バネ34の支点は、点Pであり、ロックレバー33側の作用点は、点Pである。このため、支点である点Pと作用点である点Pとの直線距離は、距離Lである。
 次に、ユーザが矢印Dの向きにロックレバー33を操作すると、図7(b)の状態となる。図7(b)に示す状態では、ロックレバー33の先端の爪部33aは、ホルダ本体30の側壁30eに対して若干後退し、間隔dとなる。この状態において、板バネ34は、ホルダ本体30の凸部30kにその一部が当接する。即ち、図7(b)の状態から以降では、板バネ34の屈曲点(図7(a)の点Pに相当)と、ロックレバー33との当接点との間の点Pが支点となる(矢印D部分)。
 次に、ユーザが矢印Dの向きにロックレバー33を更に操作すると、図7(c)の状態となる。図7(c)に示す状態では、ロックレバー33の先端の爪部33aは、ホルダ本体30の側壁30eの内面ラインLまで後退する(矢印D部分)。これにより、ホルダ3に対する電池パック1の掛止が解除されることになる。
 図7(b)に示す状態から図7(c)に示す状態の間、および図7(c)に示す以降においては、支点である点Pから作用点である点Pまでの直線距離が距離Lである。
 以上のように、本実施の形態に係るホルダ3においては、ロックレバー33を、その先端の爪部33aが電池パック1の凹部12cに対して掛止した状態から、掛止が解除された状態へのストローク途中で、支点から作用点までの距離が短くなり、これによって弾性力が2段階に変化する。よって、本実施の形態に係るホルダ3では、力の弱いユーザでも容易に操作することができるとともに、確実に電池パック1を掛止することが可能となる。
 3.電池ユニット
 電池パック1がホルダ3に装着されてなる電池ユニットについて、図8および図9を用い説明する。
 図8に示すように、ホルダ3に対して電池パック1を装着すると、電池パック1の突起11bがホルダ30の端面に当接する。この時点で、電池パック1のコネクタ13とホルダ3のコネクタ32とが接続される。また、突起11bがストッパとして機能するため、コネクタ13,32に過大な力が作用することはない。
 さらに、ホルダ3のホルダ本体30には、図4および図5(a)に示すように、コネクタ32の両脇に溝30b,30cが設けられており、電池パック1の装着に際して、水や埃が間に溜まることが防止される。さらに、ホルダ本体30の溝30b(図4などを参照)は、電池パック1の装着に際して、電池パック1のリブ11cのガイド溝として機能する。このため、コネクタ13,32に過大な力がかかることがない。
 なお、図8では、便宜的に、ロックレバー33の先端の爪部33aが電池パック1の凹部12cから後退し、ロック(掛止)が解除された状態としているが、実際の装着時には、ロックレバー33の先端の爪部33aが電池パック1の凹部12cに侵入して掛止された状態となっている。
 また、図8に示すように、電源ケーブル4は、装着される電池パック1が接触しない箇所に接続されるようになっているため、電池パック1の着脱の際のダメージを受けないようになっている。
 図9は、図8に示す電池ユニットを矢印Eの方向から見る模式底面図である。
 図9に示すように、ホルダ3のホルダ本体30には、筒軸方向に両端間を挿通する溝30b,30cが設けられており、電池パック1の装着に際して、水や埃が間に溜まることが防止される。即ち、電池パック1の表面11aと溝30b,30cの各底面との間には間隙が設けられており、水や埃は当該間隙から外に排出される。
 さらに、ホルダ本体30の溝30bは、電池パック1の装着に際して、電池パック1のリブ11cのガイド溝として機能する。このため、コネクタ13,32に過大な力(負荷)がかかることがない。
 [その他の事項]
 上記実施の形態では、ホルダ3について、両端が開口された筒状の外観形状を有する形態を一例として採用したが、電池パックの装着を受け入れ可能であれば、形態はこれに限定されるものではない。例えば、電池パックの一部を収容することができる凹部が設けられた有底筒状の外観を有する形態を採用することもできる。
 また、ホルダ3のホルダ本体30においては、筒の内壁面からコネクタ32が露出している形態を一例として採用したが、電池パックに設けられたコネクタと接続を図ることができれば、コネクタの設置箇所に限定はない。例えば、上記のように有底筒状の外観を有する形態とする場合には、その底面からコネクタが突出した形態とすることもできる。
 また、上記実施の形態に係る電池パック1においては、8本の円筒形リチウムイオン二次電池を素電池17として採用したが、素電池の外観形状や種類については、これに限定を受けるものではない。例えば、素電池の外観形状については、角柱形や扁平角形など、さらには金属ラミネート外装体を有する形態のものなどを採用することもできる。素電池の種類についても、ニッケルカドミウム二次電池やニッケル水素二次電池などのアルカリ二次電池を採用することもできる。
 また、コアパックに含まれる素電池の数についても、7本以下であってもよいし、9本以上であってもよい。また、相互の接続形態についても、直列、並列、あるいは直並列とすることもできる。
 また、上記実施の形態では、一つのホルダ3に対して、一つの電池パック1が装着可能な形態を一例としたが、一つのホルダに対して複数の電池パックを装着可能な形態とすることもできる。このようにすれば、本体機器に対して電力を供給しながら、一部の電池パックを交換することなどもできる。
 また、上記実施の形態では、ロックレバー33が、そのストローク途中で、支点から作用点までの距離が短くなることによって、弾性力が2段階に変化する構成としたが、弾性力を少なくとも2段階に変化させるための構成はこれに限定を受けるものではない。例えば、巻回径あるいは線径が巻回軸に沿った方向に変化するコイルバネを用いることによっても、同様の機能を得ることができる。
 また、複数のバネを構成要素として備えることが許容される場合には、ストロークの途中までは一方のバネによりロックレバーに対して弾性力が付加され、途中からは2つのバネにより弾性力が加わるような構成とすることもできる。この場合には、板バネを用いることもできるし、コイルバネを用いることもできる。
 さらに、ロックレバーのストローク中に、弾性力が3段階以上に変化する構成とすることも勿論できる。例えば、ストローク中に支点から作用点までの距離が3段階以上に変化するように複数の突起などを設けておくことで、このような機能を実現することができる。
 本発明は、高い経済性と信頼性を確保することができ、医療機器などのモバイル機器の電源として用いることができる電池ユニットを実現するのに有用である。
  1.電池パック
  3.ホルダ
  4.電源ケーブル
 10.外装体
 11.蓋
 12.ケース
 13,32.コネクタ
 14.LEDインジケータ
 15.インジケータ用ボタン
 16.コアパック
 17.素電池
 18.基板
 19.インジケータ基板
 20.クッション
 21.LEDラベル
 22,36,38.ねじ
 23,24.定格ラベル
 30.ホルダ本体
 31.カバー
 33.ロックレバー
 34.板バネ
 35.プレート
 37.コネクタ基板

Claims (11)

  1.  内部に空間が形成された外装体と、前記外装体の空間に収納された1または複数の素電池と、前記素電池に接続され、前記外装体から一部が露出した第1コネクタと、を有する電池パックと、
     前記電池パックの装着を受け入れる本体部と、前記本体部の表面に設けられ、前記電池パックの第1コネクタと結合する第2コネクタと、前記本体部の表面であって前記第2コネクタとは異なる位置に設けられ、ケーブルの接続を受け入れ、且つ、前記第2コネクタに電気的に接続された第3コネクタと、を有するホルダと、
    を備える
     ことを特徴とする電池ユニット。
  2.  前記ホルダにおける本体部は、両端が開口された筒状をしており、
     前記第2コネクタは、前記筒状をした前記本体部の内壁面から露出している
     ことを特徴とする請求項1に記載の電池ユニット。
  3.  前記ホルダにおける本体部には、前記第2コネクタが露出する部分の両脇に、筒軸方向に前記両端間を挿通する溝が形成されている
     ことを特徴とする請求項2に記載の電池ユニット。
  4.  前記電池パックの外装体には、前記第1コネクタの両脇であって、前記ホルダの本体部に形成された前記溝に対応する箇所に、装着の際に前記溝に嵌入するリブが設けられている
     ことを特徴とする請求項3に記載の電池ユニット。
  5.  前記第3コネクタは、前記筒状をした前記本体部の内壁を除く部分に設けられている
     ことを特徴とする請求項2から請求項4の何れかに記載の電池ユニット。
  6.  前記電池パックの外装体には、前記第1コネクタが露出する箇所に対し、前記ホルダの本体部への挿入方向の後側となる部分に、庇状の突起が形成されている
     ことを特徴とする請求項2から請求項5の何れかに記載の電池ユニット。
  7.  前記電池パックの外装体における前記突起は、前記電池パックを前記ホルダの本体部へと装着した状態で、前記筒状をした前記本体部の一方の開口縁に当接する
     ことを特徴とする請求項6に記載の電池ユニット。
  8.  前記電池パックの外装体には、その一部が凹んだ凹部が形成されており、
     前記ホルダには、前記電池パックの外装体における前記凹部に掛止自在のロックレバーが設けられている
     ことを特徴とする請求項1から請求項7の何れかに記載の電池ユニット。
  9.  前記ホルダのロックレバーは、前記本体部に対して弾性付勢されており、
     前記ロックレバーの前記掛止に係るストローク中で、少なくとも2段階で弾性力が変化する
     ことを特徴とする請求項8に記載の電池ユニット。
  10.  前記ホルダのロックレバーの弾性付勢は、板バネによりなされており、
     前記ロックレバーを、前記凹部に掛止した状態から、掛止が解除された状態へのストローク途中で、支点から作用点までの距離が短くなる
     ことを特徴とする請求項9に記載の電池ユニット。
  11.  前記板バネは、U字状の形状を有し、
     前記ロックレバーが前記凹部に掛止した状態では、前記板バネの支点が前記U字の屈曲点であり、
     前記ロックレバーによる掛止が解除された状態では、前記板バネの支点が前記U字の屈曲点と前記ロックレバーとの当接箇所との間の点である
     ことを特徴とする請求項10に記載の電池ユニット。
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