JP2001057741A - 電池パックを用いた携帯電話機内蔵充電器給電システム及び方法 - Google Patents

電池パックを用いた携帯電話機内蔵充電器給電システム及び方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 充電、データ通信を同時に可能し、アンテナ
ゲインの低下を防止し、充電、データ通信中に携帯電話
機の安定した設置を可能にする。 【解決手段】 電池パック1を用いた携帯電話機2の内
蔵充電器18に給電を行う給電システムに、携帯電話機
と嵌合して、携帯電話機の入力コネクタをデータ通信用
ケーブル5に接続するための凹部7と、ACアダプタ4
を内蔵充電器に接続させるための給電用端子E、負極端
子Fとを有する卓上ホルダ3と、卓上ホルダの給電用端
子、負極端子から内蔵充電器を介して電池パックへの充
電を行う電池パック充電用電気回路20とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電池パックを用いた携帯
電話機内蔵充電器給電システムに関する。特に、本発明
は、充電、データ通信を同時に行う際に設置安定性を確
保しつつアンテナゲインの低下を防止できる、電池パッ
クを用いた携帯電話機内蔵充電器給電システム及び方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯電話機の充電方式は、今まで
の外部充電器から電池パックに直接充電電流を流し電池
パックを充電する方式から、携帯電話機本体の内部に充
電機能を内蔵し、携帯電話機のIO(入出力)コネクタ
を通じて携帯電話機の内蔵充電器に電流を給電し、この
内蔵充電器から電池パックに充電電流を流し充電する方
式へと移行してきた。
【0003】図9は従来の電池パックを用いた携帯電話
機内蔵充電器給電システムを示す図である。なお、全図
を通して同一の構成要素には同一の番号、符号を付して
示す。本図に示すように、アンテナ6を有する携帯電話
機2には本体下部にIOコネクタ4が設けられ、IOコ
ネクタ4により充電、データ通信が行われる。IOコネ
クタ4には直接データ通信用ケーブル5が接続され、デ
ータ通信が行われる。
【0004】IOコネクタ4には直接AC(交流)アダ
プタ9が接続され、充電が行われる。IOコネクタ4に
は直接データ通信アダプタ8が接続され、データ通信ア
ダプタ8にはACアダプタ9、データ通信用ケーブル5
が接続され、データ通信、充電が同時に行われる。
【0005】図10は充電機能内蔵型携帯電話機用の電
池パックの端子構成を示す図である。本図に示すよう
に、携帯電話機本体との充放電用として、+端子、−端
子、サーミスタ端子、S端子の4又は3端子が設けられ
ていた。なお、これらの端子に端子カバー30が設けら
れる。
【0006】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、上記の
従来の充電機能内臓型携帯電話機には、ACアダプタ9
による直接の充電期間中には携帯電話機本体下部のIO
コネクタ4をACアダプタ9が占有してしまい、本体下
部のIOコネクタ4を使用してのデータ通信用ケーブル
5による通信を妨げるという問題がある。つまり、充電
途中にデータ通信を開始できない。
【0007】逆に、データ通信用ケーブル5による直接
のデータ通信中には携帯電話機本体下部のIOコネクタ
4をデータ通信用ケーブル5が占有してしまい、本体下
部のIOコネクタ4を使用してのACアダプタ9による
充電を妨げるという問題がある。この場合、追い充電が
できないためデータ通信が長時間に亘り行われると電池
パックを使い切ってしまい、通信が途切れてしまい、ま
た、長時間のデータ通信ができない。
【0008】充電とデータ通信を同時に行う場合は図9
に示すデータ通信アダプタ8にデータ通信用ケーブル
5、ACアダプタ9が接続される。この場合、携帯電話
機2を机上に寝かせた状態での使用は、特に机がスチー
ル等の金属性の場合にアンテナ6のゲインが低下して着
呼感度を悪くするという問題がある。
【0009】また、データ通信は携帯電話機2の下部の
IOコネクタ4を使用して行うため携帯電話機2を机上
に寝かせねばならず携帯電話機2本体を安定して設置さ
せることができないという問題がある。上記技術に関連
して特開平10−116666号公報に記載されるもの
がある。これに記載のものは、データ通信アダプタ8に
データ通信用ケーブル5、ACアダプタ9を接続した上
記の例について携帯電話機2を寝かせないようにするた
めに、接続分岐装置を設けている。
【0010】しかし、携帯電話機の入力部に接続ケーブ
ルを接続しているため接続分岐装置が複雑な構造になる
という問題がある。したがって、本発明は上記問題点に
鑑みて、充電、データ通信が同時に可能で、アンテナゲ
インの低下を防止し、充電、データ通信中に携帯電話機
の安定した設置が可能になり、構成が簡単である電池パ
ックを用いた携帯電話機内蔵充電器給電システム及び方
法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために、電池パックを用いた携帯電話機の内蔵充
電器に給電を行う給電システムにおいて、前記携帯電話
機と嵌合して、前記携帯電話機の入力コネクタをデータ
通信用ケーブルに接続するための凹部と、ACアダプタ
を前記内蔵充電器に接続させるための給電用端子、負極
端子とを有する卓上ホルダと、前記卓上ホルダの前記給
電用端子、前記負極端子から前記内蔵充電器を介して前
記電池パックへの充電を行う電池パック充電用電気回路
とを備えることを特徴とする電池パックを用いた携帯電
話機内蔵充電器給電システムを提供する。
【0012】この手段により、携帯電話機を卓上ホルダ
に嵌合することにより充電、データ通信が同時に可能と
なる。通信中の電池パックの電池切れを防止することが
可能になる。従来のように、携帯電話機の下部の入出力
コネクタとデータ通信用ケーブル、ACアダプタの直接
的な接続を行わず、電池パック、携帯電話機、卓上ホル
ダの間の接続を端子で行うようにしたので、卓上ホルダ
の構成が簡単になった。
【0013】好ましくは、前記卓上ホルダの高さは前記
携帯電話機を嵌合してスチール上に置いたときアンテナ
ゲインの低減を招かない程度の高さにする。この手段に
より、携帯電話機を卓上ホルダに嵌合することにより、
卓上ホルダがスチールの机に置かれてもアンテナゲイン
の低減が防止でき、着呼感度が改善される。
【0014】好ましくは、前記卓上ホルダに前記携帯電
話機が嵌合されるとき、前記凹部に前記携帯電話機の下
部にある入出力コネクタが接続される。この手段によ
り、従来のように携帯電話機下部のIOコネクタ4にデ
ータ通信用ケーブル5を接続する必要がなくなり、携帯
電話機を卓上ホルダに嵌合することにより、卓上ホルダ
に携帯電話機を固定でき、且つ、携帯電話機の設置の安
定が改善される。
【0015】好ましくは、前記電池パック充電用電気回
路は、前記卓上ホルダの給電端子からの充電電流が前記
電池パックを経由して前記携帯電話機の前記内蔵充電器
に送られた後、前記内蔵充電器から前記電池パックに充
電を行う。この手段により、携帯電話機を卓上ホルダに
嵌合することにより、充電電流は卓上ホルダから電池パ
ック経由で内蔵充電回路に流れ、内蔵充電回路から電池
パックに充電される。
【0016】好ましくは、前記電池パックの表裏面につ
いて一方の面で前記携帯電話機の側に給電端子、負極端
子を設け、他方の面で前記卓上ホルダの側に給電端子、
負極端子を設ける。この手段により、携帯電話機を卓上
ホルダに嵌合したとき、電池パック、携帯電話機、卓上
ホルダ間の接続が簡単になる。
【0017】好ましくは、前記携帯電話機の側の前記給
電端子と、前記卓上ホルダの側の前記給電端子を共通に
する。この手段により、回路の簡素化を図ることが可能
になる。好ましくは、前記携帯電話機の側の前記負極端
子と、前記卓上ホルダの側の前記負極端子を共通にす
る。
【0018】この手段により、回路の簡素化を図ること
が可能になる。好ましくは、前記携帯電話機の側の前記
給電端子、前記負極端子と、前記卓上ホルダの側の前記
給電端子、前記負極端子をそれぞれ共通にする。この手
段により、さらに回路の簡素化を図ることが可能にな
る。
【0019】さらに、本発明は、電池パックを用いた携
帯電話機の内蔵充電器に給電を行う給電方法において、
前記携帯電話機を嵌合する卓上ホルダを形成する工程
と、前記携帯電話機の入力コネクタをデータ通信用ケー
ブルに接続するための凹部を前記卓上ホルダに形成する
工程と、ACアダプタを前記内蔵充電器に接続するため
の給電用端子、負極端子を前記卓上ホルダに形成する工
程と、前記卓上ホルダの前記給電用端子、前記負極端子
から前記内蔵充電器を介して前記電池パックへの充電を
行う工程とを備えることを特徴とする電池パックを用い
た携帯電話機内蔵充電器給電方法を提供する。
【0020】この手段により、上記発明と同様に、携帯
電話機を卓上ホルダに嵌合することにより充電、データ
通信が同時に可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明に係る電池パ
ックを用いた携帯電話機内蔵充電器給電システムを示す
図である。本図に示すように、電池パックを用いた携帯
電話機内蔵充電器給電システムの携帯電話機2にはIO
(入出力)コネクタ4、アンテナ6が設けられている。
【0022】携帯電話機2が卓上ホルダ3に嵌合する構
造になっており、携帯電話機2を卓上ホルダ3に嵌合さ
せた状態では携帯電話機2のアンテナ6は、机上に接す
ることがない構造になっている。すなわち、卓上ホルダ
3の高さは卓上ホルダ3をスチール机に置いて携帯電話
機2を載せたときに、アンテナ6のゲインが低下しない
程度にする。
【0023】また、卓上ホルダ3には凹部7が設けられ
ている。さらに、卓上ホルダ3には凹部7とは別の場所
に、ACアダプタ9が接続される給電端子が設けられ
る。携帯電話機2を卓上ホルダ3に嵌合させたままでI
Oコネクタ4へ卓上ホルダ3の凹部7を接続することが
可能である。すなわち、携帯電話機2は、卓上ホルダ3
の凹部7を使用してIOコネクタ4へデータ通信用ケー
ブル5を接続でき、データ通信を行う。
【0024】このように、携帯電話機2のIOコネクタ
4がデータ通信用ケーブル5に接続したまま携帯電話機
2が卓上ホルダ3に嵌合すると、この嵌合中に携帯電話
機2の給電端子が卓上ホルダ3の給電端子に接続されて
携帯電話機2はACアダプタ9から充電が可能になる。
また、携帯電話機2の下部の入出力コネクタ4とデータ
通信用ケーブル5、ACアダプタ9の直接的な接続を行
わず、電池パック1、携帯電話機2、卓上ホルダ3の間
の接続を端子で行うようにしたので、卓上ホルダ3の構
成が簡単になった。
【0025】さらに、携帯電話機2を卓上ホルダ3に嵌
合したときに、携帯電話機2の下部のIOコネクタ4が
卓上ホルダ3の凹部7で接続されるようにしたので、従
来のようにデータ通信用ケーブル5と携帯電話機2の下
部のIOコネクタ4とを直接接続し携帯電話機2を寝か
す必要がなくなった。このため、携帯電話機2の設置の
不安定を防止でき、安定性を確保することが可能になっ
た。
【0026】図2は本発明に係る電池パックの表面、裏
面、側面の外観、端子配置例を示す図である。本図に示
すように、電池パック1の表面には、携帯電話機2との
接続のために、充放電用の正極端子a、給電用の給電端
子b、充放電用の負極端子c、温度検出サーミスタ抵抗
値測定用のサーミスタ端子dが設けられ、電池パック1
の裏面には、卓上ホルダ3との接続のために、負極端子
f、給電用の給電端子eの6端子が設けられる。
【0027】図3は本発明に係る携帯電話機2の端子配
置を示す図である。本図に示すように、携帯電話機2に
は、電池パック1の正極端子aと接続する充放電用の正
極端子A、電池パック1の給電端子bと接続する給電用
の給電端子B、電池パック1の負極端子cと接続する充
放電用の負極端子C、電池パック1のサーミスタ端子d
と接続する再−ミス端子抵抗値測定用端子Dの4端子が
設けられる。
【0028】図4は本発明に係る卓上ホルダの外観、端
子配置を示す図である。本図に示すように、卓上ホルダ
3には、電池パック1の負極端子fと接続する負極端子
F、電池パック1の給電端子eと接続する給電用の給電
端子Eの2端子が設けられる。
【0029】図5は卓上ホルダ3から携帯電話機2の電
池パック1を充電する卓上ホルダ3の電池パック充電用
電気回路を示す図である。本図に示す電池パック充電用
電気回路20において、電池パック1の回路は、正極端
子a、給電端子b、負極端子c、サーミスタ端子d、給
電端子e、負極端子f及びCELL14、PTC15、
保護回路16、サーミスタ17で構成される。
【0030】給電端子bと給電端子eは直接的に回路で
接続される。正極端子aは、CELL14、PTC1
5、保護回路16を経て、負極端子c、負極端子fおよ
びサーミスタ17を経てサーミスタ端子dに接続され
る。なお、負極端子c及び負極端子fが回線で直接に接
続される。携帯電話機2には内蔵充電器18が設けら
れ、内蔵充電器18には携帯電話機2の給電端子B、電
池パック1への充電用正極端子A、負極端子Cが接続さ
れる。
【0031】本図に示すように、携帯電話機2の端子と
電池パック1の端子は、前述のように、携帯電話機2の
正極端子Aと電池パック1の正極端子a、携帯電話機2
の給電端子Bと電池パック1の給電端子b、携帯電話機
2の負極端子Cと電池パック1の負極端子c、携帯電話
機2のサーミスタ端子Dと電池パック1のサーミスタd
で接続される。
【0032】さらに、電池パック1の端子と卓上ホルダ
3の端子は、電池パック1の給電端子eと卓上ホルダ3
の給電端子E、電池パック1の負極端子fと卓上ホルダ
3の負極端子Fで接続される。本発明に係る給電方式の
給電電流の流れ(図4の矢印i)は、卓上ホルダ3の給
電端子Eより電池パック1の給電端子eへ、給電端子e
より電池パック1内の回路を通って電池パック1の給電
端子bへ、給電端子bより携帯電話機2の給電端子B
へ、給電端子Bから携帯電話機2に内蔵されている内蔵
充電器18に給電される。
【0033】内蔵充電器18は、この給電電流から、電
池パック1の充電用の充電電流を携帯電話機2の正極端
子Aより電池パック1の正極端子aへ、正極端子aから
電池パック1のCELL14に充電される。図2の電池
パック1には、携帯電話機2側と卓上ホルダ3側それぞ
れに給電端子、負極端子を独立して各1個持ち、携帯電
話機2の本体側にサーミスタ端子を1個、正極端子を1
個の合計6端子が設けられている。この例の変形を以下
に示す。
【0034】図6は本発明に係る携帯電話機2の表面、
裏面、側面の外観、端子配置について別の例を示す図で
ある。本図に示すように、電池パック1には、携帯電話
機2側に給電端子1個e、卓上ホルダ3側に給電端子を
1個、携帯電話機2側と卓上ホルダ3側それぞれに共通
して負極端子c(=f)を1個持ち、携帯電話機2側に
サーミスタ端子を1個、正極端子を1個の合計5端子が
設けられるようにしてもよい。図5の回路cfを省略す
ることが可能になる。
【0035】図7は本発明に係る携帯電話機2の表面、
裏面、側面の外観、端子配置について他の例を示す図で
ある。本図に示すように、電池パック1には、携帯電話
機2側に負極端子fを1個、携帯電話機2側と卓上ホル
ダ3側それぞれに共通して接続する給電端子e(=b)
を1個持ち、携帯電話機2の本体側にサーミスタ端子を
1個、正極端子を1個の合計5端子が設けらるようにし
てもよい。図5の回路beを省略することが可能にな
る。
【0036】図8は本発明に係る携帯電話機2の表面、
裏面、側面の外観、端子配置についてさらに別の例を示
す図である。本図に示すように、電池パック1には、携
帯電話機2側と卓上ホルダ3側それぞれに共通して接続
する負極端子c(=f)を1個持ち、携帯電話機2側と
卓上ホルダ3側それぞれに共通して接続する給電端子e
(=b)を1個持ち、携帯電話機2の本体側にサーミス
タ端末を1個、正極端子を1個の合計4端子が設けられ
るようにしてもよい。図5の回路cf、beを省略する
ことが可能になる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
充電機能内蔵型携帯電話機と、給電端子を有する充電機
能内蔵型携帯電話機用電池パックと、給電端子を有する
卓上ホルダ3とを設けたので、本電池パックを充電中に
データ通信が行えるようになった。
【0038】すなわち、充電機能内蔵型携帯電話機と、
給電端子を有する充電機能内蔵型携帯電話機用電池パッ
クと、給電端子を有する卓上ホルダ3により、携帯電話
機2を用いてデータ通信中でも本卓上ホルダ3に載せれ
ば本電池パック1の充電が行われる。
【0039】また、充電機能内蔵型携帯電話機と、給電
端子を有する充電機能内蔵型携帯電話機用電池パック
と、給電端子を有する卓上ホルダ3により、電池パック
1の充電と携帯電話機2を用いてのデータ通信が同時に
行えるため、携帯電話機2で使用している電池パック1
の電池切れが起こらない。
【0040】また、充電機能内蔵型携帯電話機と、給電
端子を有する充電機能内蔵型携帯電話機用電池パック
と、給電端子を有する卓上ホルダ3により、卓上ホルダ
3を用いて電池パック1の充電を行うためアンテナ6を
机上に寝かせる必要が無く、アンテナ6のゲインを落と
すことなく信頼性のある優れたデータ通信が行えるよう
になった。
【0041】また、充電機能内蔵型の携帯電話機2と、
給電端子を有する充電機能内蔵型の携帯電話機用電池パ
ック1と、給電端子を有する卓上ホルダ3とにより、携
帯電話機2の本体を固定したままで電池パック1の充電
とデータ通信を同時にする時に、携帯電話機2の本体が
安定して設置できるようになった。
【0042】また、携帯電話機2の下部の入出力コネク
タ4とデータ通信用ケーブル5、ACアダプタ9の直接
的な接続を行わず、電池パック1、携帯電話機2、卓上
ホルダ3の間の接続を端子で行うようにしたので、卓上
ホルダ3の構成が簡単になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電池パックを用いた携帯電話機内
蔵充電器給電システムを示す図である。
【図2】本発明に係る電池パックの表面、裏面、側面の
外観、端子配置例を示す図である。
【図3】本発明に係る携帯電話機2の端子配置を示す図
である。
【図4】本発明に係る卓上ホルダの外観、端子配置を示
す図である。
【図5】卓上ホルダ3から携帯電話機2の電池パック1
を充電する卓上ホルダ3の電池パック充電用電気回路を
示す図である。
【図6】本発明に係る携帯電話機2の表面、裏面、側面
の外観、端子配置について別の例を示す図である。
【図7】本発明に係る携帯電話機2の表面、裏面、側面
の外観、端子配置について他の例を示す図である。
【図8】本発明に係る携帯電話機2の表面、裏面、側面
の外観、端子配置についてさらに別の例を示す図であ
る。
【図9】従来の電池パックを用いた携帯電話機内蔵充電
器給電システムを示す図である。
【図10】充電機能内蔵型携帯電話機用の電池パックの
端子構成を示す図である。
【符号の説明】
1…電池パック 2…携帯電話機 3…卓上ホルダ 4…IOコネクタ 5…データ通信用ケーブル 6…アンテナ 7…凹部 9…ACアダプタ 14…CELL 15…PCT 16…保護回路 17…サーミスタ 18…内蔵充電器 20…電池パック充電用電気回路 a、A…正極端子 b、e、B…給電端子 c、f、C…負極端子 d、D…サーミスタ端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/11 H04M 1/21 Z 5K067 1/21 1/725 1/725 1/738 1/738 H01M 2/10 E // H01M 2/10 H04B 7/26 Y (72)発明者 梅田 幸司 埼玉県児玉郡神川町大字元原字豊原300番 18 埼玉日本電気株式会社内 Fターム(参考) 5G003 AA01 BA01 FA01 5H020 AS06 AS13 AS25 CC06 CC12 CC16 DD02 DD06 5H030 AS06 AS14 AS18 BB01 DD12 5K023 AA07 BB06 BB21 CC01 DD06 KK04 LL05 MM03 MM25 PP02 PP12 QQ05 RR01 5K027 AA11 BB03 CC08 GG04 HH26 KK03 5K067 AA34 BB04 EE02 KK06 KK17

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池パックを用いた携帯電話機の内蔵充
    電器に給電を行う給電システムにおいて、 前記携帯電話機と嵌合して、前記携帯電話機の入力コネ
    クタをデータ通信用ケーブルに接続するための凹部と、
    ACアダプタを前記内蔵充電器に接続させるための給電
    用端子、負極端子とを有する卓上ホルダと、 前記卓上ホルダの前記給電用端子、前記負極端子から前
    記内蔵充電器を介して前記電池パックへの充電を行う電
    池パック充電用電気回路とを備えることを特徴とする電
    池パックを用いた携帯電話機内蔵充電器給電システム。
  2. 【請求項2】 前記卓上ホルダの高さは前記携帯電話機
    を嵌合してスチール上に置いたときアンテナゲインの低
    減を招かない程度の高さにすることを特徴とする、請求
    項1に記載の電池パックを用いた携帯電話機内蔵充電器
    給電システム。
  3. 【請求項3】 前記卓上ホルダに前記携帯電話機が嵌合
    されるとき、前記凹部に前記携帯電話機の下部にある入
    出力コネクタが接続されることを特徴とする、請求項1
    に記載の電池パックを用いた携帯電話機内蔵充電器給電
    システム。
  4. 【請求項4】 前記電池パック充電用電気回路は、前記
    卓上ホルダの給電端子からの充電電流が前記電池パック
    を経由して前記携帯電話機の前記内蔵充電器に送られた
    後、前記内蔵充電器から前記電池パックに充電を行うこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の電池パックを用いた
    携帯電話機内蔵充電器給電システム。
  5. 【請求項5】 前記電池パックの表裏面について一方の
    面で前記携帯電話機の側に給電端子、負極端子を設け、
    他方の面で前記卓上ホルダの側に給電端子、負極端子を
    設けることを特徴とする、請求項4に記載の電池パック
    を用いた携帯電話機内蔵充電器給電システム。
  6. 【請求項6】 前記携帯電話機の側の前記給電端子と、
    前記卓上ホルダの側の前記給電端子を共通にすることを
    特徴とする、請求項5に記載の電池パックを用いた携帯
    電話機内蔵充電器給電システム。
  7. 【請求項7】 前記携帯電話機の側の前記負極端子と、
    前記卓上ホルダの側の前記負極端子を共通にすることを
    特徴とする、請求項5に記載の電池パックを用いた携帯
    電話機内蔵充電器給電システム。
  8. 【請求項8】 前記携帯電話機の側の前記給電端子、前
    記負極端子と、前記卓上ホルダの側の前記給電端子、前
    記負極端子をそれぞれ共通にすることを特徴とする、請
    求項5に記載の電池パックを用いた携帯電話機内蔵充電
    器給電システム。
  9. 【請求項9】 電池パックを用いた携帯電話機の内蔵充
    電器に給電を行う給電方法において、 前記携帯電話機を嵌合する卓上ホルダを形成する工程
    と、 前記携帯電話機の入力コネクタをデータ通信用ケーブル
    に接続するための凹部を前記卓上ホルダに形成する工程
    と、 ACアダプタを前記内蔵充電器に接続するための給電用
    端子、負極端子を前記卓上ホルダに形成する工程と、 前記卓上ホルダの前記給電用端子、前記負極端子から前
    記内蔵充電器を介して前記電池パックへの充電を行う工
    程とを備えることを特徴とする電池パックを用いた携帯
    電話機内蔵充電器給電方法。
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