WO2012173065A1

WO2012173065A1 - 液晶表示装置

Info

Publication number: WO2012173065A1
Application number: PCT/JP2012/064816
Authority: WO
Inventors: 貴博吉川
Original assignee: シャープ株式会社
Priority date: 2011-06-17
Filing date: 2012-06-08
Publication date: 2012-12-20

Abstract

液晶パネルを備えた液晶表示装置において、バックライトが収納される筐体内に配置された基板に対する配線の接続構造に工夫を凝らして、液晶表示装置の額縁領域の増大を抑制する。液晶表示装置は、液晶モジュールと、該液晶モジュールを収納するケースと、バックライトを収納するバックライトシャーシ（３２）と、該バックライトシャーシ（３２）の内面に対して固定されるＬＥＤ基板（２６ａ）と、該ＬＥＤ基板（２６ａ）に接続される配線（４２）とを備える。ＬＥＤ基板（２６ａ）には、配線（４２）と接続されるコネクタ（２９）を設ける。バックライトシャーシ（３２）には、バックライトシャーシ（３２）の配置面におけるコネクタ（２９）の接続部分と対向する位置に、貫通孔（３２ｃ）を形成する。配線（４２）を、貫通孔（３２ｃ）を貫通してコネクタ（２９）に接続する。

Description

液晶表示装置

　本発明は、液晶パネルを有する液晶表示装置に関する。

　液晶パネルに対して光を照射するバックライトが収納された筐体内に、配線に接続された基板が配置された液晶表示装置が知られている。このような液晶表示装置では、例えば特開２０１１－８９９５号公報に開示されるように、液晶パネルに対して光を照射するバックライトの一部を構成するＬＥＤ基板が、バックライトシャーシ内に取り付けられている。このＬＥＤ基板は、バックライトシャーシの外面上に取り付けられた電源基板に、ハーネスによって接続されている。

　ところで、前記特開２０１１－８９９５号公報に開示されている構成のように、ＬＥＤ基板と電源装置とを配線によって接続する場合、該ＬＥＤ基板に、配線が接続されるコネクタを設ける必要がある。そのため、バックライトが収納される筐体には、コネクタの配置スペース、及び、筐体の開口部まで配線を引き回すためのスペース等が必要になる。

　そうすると、液晶パネルの外周側に上述の各スペースを設ける必要があるため、液晶表示装置で画像が表示されない領域、いわゆる額縁領域が大きくなる。これにより、液晶表示装置全体として小型化を図ることが難しくなる。

　本発明の目的は、液晶パネルを備えた液晶表示装置において、バックライトが収納される筐体内に配置された基板に対する配線の接続構造に工夫を凝らして、液晶表示装置の額縁領域の増大を抑制することにある。

　本発明の一側面に係る液晶表示装置は、液晶パネル及びバックライトを有する液晶モジュールと、前記液晶モジュールを収納するケースと、前記ケース内に配置され、前記バックライトを収納する筐体と、前記筐体の内面に固定される基板と、前記基板に接続される配線とを備え、前記基板には、前記配線と接続される接続端子が設けられていて、前記筐体には、該筐体の内面のうち前記バックライトが配置される配置面において、前記接続端子と対向する位置に、前記配線が貫通可能な貫通孔が形成されていて、前記配線は、前記貫通孔を貫通して前記接続端子に接続される。

　前記接続端子は、前記配線の端部を挿入可能な開口部を有していて、該開口部が前記貫通孔に向かって開口するように、前記基板上に取り付けられる。

　本発明の一実施形態により、バックライトが収納される筐体内に配置された基板と配線との接続構造に起因して液晶表示装置の額縁領域が増大するのを抑制することができる。

図１は、第１の実施形態に係る液晶表示装置の概略構成を示す分解斜視図である。図２は、液晶モジュールの概略構成を示す分解斜視図である。図３は、フレーム内にＬＥＤユニットや導光板等を配置した状態を示す平面図である。図４は、図３におけるＩＶ－ＩＶ線断面図である。図５は、ＬＥＤ基板に取り付けられたコネクタ、及び配線の端子部の概略構成を示す斜視図である。図６は、第２の実施形態にかかる液晶表示装置において、ＬＥＤ基板のコネクタと配線の端子部との接続構造を拡大して示す断面図である。図７は、第３の実施形態にかかる液晶表示装置において、ＬＥＤ基板のコネクタと配線の端子部との接続構造を拡大して示す断面図である。図８は、図７におけるＶＩＩＩ－ＶＩＩＩ線断面図である。

　本発明の一実施形態に係る液晶表示装置は、液晶パネル及びバックライトを有する液晶モジュールと、前記液晶モジュールを収納するケースと、前記ケース内に配置され、前記バックライトを収納する筐体と、前記筐体の内面に固定される基板と、前記基板に接続される配線とを備え、前記基板には、前記配線と接続される接続端子が設けられていて、前記筐体には、該筐体の内面のうち前記バックライトが配置される配置面において、前記接続端子と対向する位置に、前記配線が貫通可能な貫通孔が形成されていて、前記配線は、前記貫通孔を貫通して前記接続端子に接続される（第１の構成）。

　上記の構成により、基板の接続端子に接続された配線は、筐体の配置面において該接続端子の接続部分と対向する位置に設けられた貫通孔を貫通して該筐体の外面上に引き出される。したがって、バックライトが収納される筐体内で配線を引き回す必要がなくなる。これにより、基板と配線との接続構造によって、液晶表示装置の額縁領域が増大するのを抑制できる。

　しかも、上述のように、筐体において、基板の接続端子の接続部分と対向する位置に貫通孔を形成することで、配線を筐体の外面側から接続端子に対して容易に接続することができる。これにより、液晶表示装置の組み立て作業性の向上も図れる。

　前記第１の構成において、前記接続端子は、前記配線の端部を挿入可能な開口部を有していて、該開口部が前記貫通孔に向かって開口するように、前記基板上に取り付けられる（第２の構成）。

　これにより、配線を筐体の配置面に設けられた貫通孔内に挿入することによって、該配線を接続端子の開口部内に容易に挿入することができる。したがって、上述の構成により、基板の接続端子に対して配線を容易に接続することができる。

　前記第１または第２の構成において、前記接続端子は、前記筐体の貫通孔の周縁部分に接触するように、前記基板上に取り付けられる（第３の構成）。こうすることで、配線を筐体の貫通孔に貫通させることにより、該配線を接続端子に対して容易に接続することができる。しかも、上述の構成により、基板を筐体に対して取り付ける際に、該基板上に配置された接続端子を該筐体に接触させることによって、該筐体に対して基板を容易に位置決めすることができる。さらに、接続端子を貫通孔の周縁部分に接触させることで、該貫通孔の少なくとも一部を接続端子によって覆うことが可能になる。これにより、貫通孔から筐体内へ塵埃が進入したり該貫通孔を介してバックライトの光が筐体外へ漏れたりするのを抑制できる。

　前記第３の構成において、前記接続端子は、前記筐体と接触する部分が、前記基板よりも前記筐体の前記配置面側に突出するように、前記基板上に取り付けられる（第４の構成）。

　こうすることで、接続端子は、その一部が基板の端部よりも突出した状態で該基板に取り付けられるため、基板を筐体に取り付ける際に接続端子を該基板の位置決めとして利用することができる。したがって、上述の構成により、上述の第３の構成を容易に実現することができる。

　前記第３の構成において、前記基板は、前記接続端子とともに前記筐体の前記配置面に接触するように、前記筐体の内面に固定される（第５の構成）。

　これにより、基板が接続端子とともに筐体の配置面に接触するため、基板及び接続端子の少なくとも一方が筐体の配置面から離れている場合に比べて、該筐体に対して基板及び接続端子を安定した状態で配置できる。すなわち、上述の構成により、筐体に対して基板及び接続端子が浮いた状態で配置されるのを防止できる。よって、接続端子に配線を接続する際に、該配線を接続端子に容易に接続できるとともに該接続端子が損傷を受けるのをより確実に防止できる。

　しかも、上述の構成により、基板及び接続端子からなるユニットの寸法を小さくすることができるため、コンパクト化を図れる。

　前記第１から第５の構成のうちいずれか一つの構成において、前記基板は、面方向が前記筐体の前記配置面と交差するように、前記筐体の内面に固定される（第６の構成）。こうすることで、筐体内に基板をコンパクトに配置できる。しかも、上述の構成により、接続端子を基板の実装面上に取り付けることが可能になる。よって、接続端子及び基板からなるユニットをコンパクトな構成にすることができる。

　前記第１から第６の構成のうちいずれか一つの構成において、前記接続端子に接続される前記配線の端部には、該端部を前記接続端子に接続した状態で前記筐体の外面に接触するフランジ部が設けられている（第７の構成）。

　こうすることで、接続端子に配線の端部を接続した状態で、該配線の端部に設けられたフランジ部が筐体の外面に接触する。よって、配線が接続端子側に必要以上に押し込まれて該接続端子が損傷を受けるのを防止できる。

　前記第１から第７の構成のうちいずれか一つの構成において、前記基板に、前記バックライトの光源が配置される（第８の構成）。

　以下、本発明の液晶表示装置の好ましい実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、各図中の構成部材の寸法は、実際の構成部材の寸法及び各構成部材の寸法比率等を忠実に表したものではない。

　［第１の実施形態］
　＜全体構成＞
　図１に、本発明の第１の実施形態に係る液晶表示装置１の概略構成を分解斜視図で示す。この液晶表示装置１は、液晶モジュール２と、該液晶モジュール２を挟み込むように取り付けられるケース３，４と、台座５とを備える。ケース３は、開口部を有する。ケース３は、開口部内に液晶モジュール２の表示画面２ａが位置するように液晶モジュール２の視認側に配置される。ケース４は、液晶モジュール２の背面側（液晶モジュール２の視認側とは反対側、以下同様）を覆うように配置される。すなわち、ケース３，４によって、内部に液晶モジュール２を配置するための空間が形成される。台座５は、ケース３，４及び液晶モジュール２を支持するように、例えばケース４に取り付けられる。

　液晶モジュール２は、液晶パネル１１に対し、背面側からバックライト２１によって光を当てることにより、液晶パネル１１の視認側の面に画像を表示するように構成されている。図２に、液晶モジュール２の概略構成を示す。なお、この図２では、液晶パネル１１を駆動させるためのソースドライバやゲートドライバ等の駆動回路の図示を省略している。

　図２に示すように、液晶モジュール２は、液晶パネル１１と、バックライト２１と、該液晶パネル１１を収納可能なフレーム３１と、バックライト２１を収納可能なバックライトシャーシ３２（筐体）とを備える。すなわち、液晶パネル１１及びバックライト２１を積層した状態で、該液晶パネル１１側にはフレーム３１が、バックライト２１側にはバックライトシャーシ３２が、それぞれ配置される。これにより、液晶パネル１１及びバックライト２１は、フレーム３１及びバックライトシャーシ３２によって挟み込まれる。したがって、フレーム３１及びバックライトシャーシ３２によって、液晶パネル１１及びバックライト２１を保護することができる。

　フレーム３１及びバックライトシャーシ３２は、それぞれ、アルミニウム合金または鉄、ステンレス、亜鉛メッキ鋼板などの金属製の部材である。図２に示すように、フレーム３１及びバックライトシャーシ３２は、それぞれ、底部３１ａ，３２ａと、該底部３１ａ，３２ａの外周側に一体形成された側壁部３１ｂ，３２ｂとを有する。フレーム３１の底部３１ａは、該フレーム３１内に液晶パネル１１を収納可能なように、該液晶パネル１１に比べて大きく形成されている。バックライトシャーシ３２の底部３２ａは、該バックライトシャーシ３２内にバックライト２１を配置可能なように、該バックライト２１に比べて大きく形成されている。この底部３２ａにおけるバックライトシャーシ３２の内方側の面が、バックライト２１が配置される配置面に相当する。なお、この配置面は、バックライト２１と必ずしも接触している必要はなく、該バックライト２１の背面側に位置していればよい。

　詳しくは、図２に示すように、フレーム３１は、底部３１ａに矩形状に開口した開口部３１ｃを有し、液晶パネル１１側に配置されている。このフレーム３１の開口部３１ｃは、液晶パネル１１の額縁部分を除いた表示部に対応するように形成されている。これにより、フレーム３１の開口部３１ａから液晶パネル１１の表示部に表示される画像を視認することができる。なお、液晶パネル１１の表示部が、液晶モジュール２における表示画面２ａとなる。

　バックライトシャーシ３２は、図２に示すように、バックライト２１側に配置される。このバックライトシャーシ３２の底部３２ａには、後述するバックライト２１のＬＥＤ（Ｌｉｇｈｔ　Ｅｍｉｔｔｉｎｇ　Ｄｉｏｄｅ）ユニット２７のコネクタ２９（接続端子）に接続される配線４１が貫通するための矩形状の貫通孔３２ｃが設けられている。この貫通孔３２ｃは、図４に示すように、バックライトシャーシ３２の底部３２ａにおいて、ＬＥＤユニット２７のコネクタ２９と対向する位置に設けられている。すなわち、貫通孔３２ｃは、バックライトシャーシ３２の底部３２ａの背面側から配線４１をコネクタ２９に挿入可能なように、該底部３２ａに形成されている。なお、貫通孔３２ｃは、円形など、矩形状以外の形状であってもよい。

　また、バックライトシャーシ３２の底部３２ａには、図２に示すように、後述するバックライト２１の放熱板２７をネジ２８によって取り付けるための取付穴３２ｄも複数、設けられている。

　液晶パネル１１は、図２に示すように、多数の画素がマトリクス状に配列されたアクティブマトリクス基板１１ａと、該アクティブマトリクス基板１１ａに対向して配置される対向基板１１ｂと、これらの基板の間に封入された液晶層（図示省略）とを備える。

　前記アクティブマトリクス基板１１ａには、特に図示しないが、スイッチング素子としての薄膜トランジスタと、画素電極と、それらを囲むように格子状に配置される複数行のゲート線及び複数列のソース線とが設けられている。

　前記対向基板１１ｂは、前記アクティブマトリクス基板１１ａの少なくとも画素電極と対向する位置に配置される。この対向基板１１ｂには、対向電極が設けられている。この対向電極と、前記アクティブマトリクス基板１１ａの画素電極と、両者の間に配置される液晶層とによって、各画素が形成される。

　なお、アクティブマトリクス基板１１ａ及び対向基板１１ｂの構成は、従来の構成と同様なので、詳しい説明を省略する。

　図２に示すように、バックライト２１は、バックライト用フレーム２２と、光学シート群２３と、導光板２４と、反射部材２５と、ＬＥＤユニット２６とを備える。

　バックライト用フレーム２２は、光学シート群２３、導光板２４及び反射部材２５を収納可能に構成されている。すなわち、バックライト用フレーム２２は、長方形状の底部２２ａと該底部２２ａの外周側に一体形成された側壁部２２ｂとを有する。バックライト用フレーム２２の底部２２ａには、開口部２２ｃが形成されている。このように、バックライト用フレーム２２に開口部２２ｃを設けることによって、後述する導光板２４の光を液晶パネル１１側へ導くことができる。

　光学シート群２３は、バックライト２１の導光板２４から出射される光を調節するための複数のシートを有する。具体的には、この光学シート群２３は、例えば拡散シートやプリズムシート等を有する。

　導光板２４は、ポリカーボネートやアクリル樹脂などの樹脂製の板状部材である。導光板２４は、後述するように側方に配置されるＬＥＤユニット２６から出射される光を受光して、その光を天面２４ｂから面法線方向（図２における上方向）に出射するように構成されている。導光板２４は、４つの側面２４ａと、該側面２４ａよりもそれぞれ大きい面積を有する天面２４ｂ及び底面２４ｃとを有する。詳しくは後述するように、導光板２４は、バックライトシャーシ３２内に、４つの側面２４ａのうちの一面が、ＬＥＤユニット２６のＬＥＤ２６ｂからの出射光を受光するように該ＬＥＤ２６ｂに対向して配置される。そして、導光板２４は、受光した光を内部で多重反射して、面状光として天面２４ｂから面法線方向へ出射する。

　反射シート２５は、例えば、ＰＥＴ（ポリエチレンテレフタレート）等の樹脂材料によって構成される。反射シート２５は、導光板２４の光がバックライトシャーシ３２側に漏れないように、導光板２４の底面２４ｃから出射された光を反射して該導光板２４内へ入射させる。

　ＬＥＤユニット２６は、導光板２４の前記一面の長手方向の長さよりも長いＬＥＤ基板２６ａ（基板）と、該ＬＥＤ基板２６ａ上に実装された発光素子としての複数のＬＥＤ２６ｂ（光源）とを有する。詳しくは、ＬＥＤユニット２６において、複数のＬＥＤ２６ｂは、ＬＥＤ基板２６ａの一面上に、長手方向に一列に並んで実装されている。これらのＬＥＤ２６ｂは、ＬＥＤ基板２６ａ上に形成された図示しない回路に電気的に接続されていて、ＬＥＤユニット２６の外部から入力される電圧に応じて発光する。したがって、ＬＥＤユニット２６は、ＬＥＤ基板２６ａの前記一面側から、ＬＥＤ２６ｂの光を出射するように構成されている。

　また、ＬＥＤユニット２６は、図３に示すように、ＬＥＤ基板２６ａにおいてＬＥＤ２６ｂが実装された面が、導光板２４の前記一面と対向するように、バックライトシャーシ３２に固定されている。詳しくは、図３及び図４に示すように、ＬＥＤユニット２６のＬＥＤ基板２６ａは、縦壁部２７ａ及び横壁部２７ｂを有する断面Ｌ字状に形成された放熱板２７の該縦壁部２７ａに、粘着テープやネジ等によって固定されている。そして、この放熱板２７は、横壁部２７ｂが複数のネジ２８によってバックライトシャーシ３２に取り付けられる（図２参照）。これにより、ＬＥＤユニット２６は、放熱板２７を介してバックライトシャーシ３２に取り付けられる。ここで、図３及び図４は、図を簡略化するために、バックライトシャーシ３２内に、導光板２４、放熱板２７及びＬＥＤ基板２６ａのみを配置した状態を示す。

　なお、ＬＥＤユニット２６は、放熱板２７を介さずに、バックライトシャーシ３２の内面に直接、固定されていてもよい。この場合には、ＬＥＤユニット２６は、粘着テープやネジ等によって、バックライトシャーシ３２に固定される。

　上述の構成により、ＬＥＤユニット２６の複数のＬＥＤ２６ｂから出射した光は、導光板２４の側面２４ａの一面に入射される。前記光は、導光板２４内で多重反射して、導光板２４の天面２４ｂから液晶パネル１１側へ出射される。

　さらに、図２から図４に示すように、ＬＥＤユニット２６には、ＬＥＤ基板２６ａ上に、後述するコネクタ２９が取り付けられている。図４に示すように、コネクタ２９には、各ＬＥＤ２６ｂに電力を供給する電源基板４１に繋がった配線４２の端部が接続される。コネクタ２９の構成や該コネクタ２９と配線４２との接続構造などについては後述する。

　バックライトシャーシ３２の底部３２ａの背面（側壁部３２ｂとは反対側の面）には、図４に示すように、電源基板４１が取り付けられている。この電源基板４１は、ＬＥＤユニット２６の各ＬＥＤ２６ｂに対して電力を供給するとともに、該各ＬＥＤ２６ｂの駆動を制御するように構成されている。この電源基板４１には、ＬＥＤユニット２６に対して電力を供給するための配線４２の一端側が電気的に接続されている。

　＜ＬＥＤユニットの配線接続構造＞
　次に、ＬＥＤユニット２６のＬＥＤ基板２６ａに対する配線４２の接続構造について、図４及び図５を用いて詳しく説明する。

　図４に示すように、ＬＥＤ基板２６ａには、コネクタ２９（接続端子）が取り付けられている。このコネクタ２９は、図４及び図５から分かるように、有底角筒状に形成されている。コネクタ２９は、後述する配線４２の先端部分に取り付けられた端子部４３（端部）を挿入可能な開口部２９ａを有している。なお、コネクタ２９の開口部２９ａ側が、該コネクタ２９における配線４２との接続部分に対応する。

　また、コネクタ２９は、図４に示すように、開口部２９ａがバックライトシャーシ３２の底部３２ａに設けられた貫通孔３２ｃ上に位置するように、ＬＥＤ基板２６ａに取り付けられている。すなわち、コネクタ２９は、開口部２９ａが、貫通孔３２ｃの開口部分に向かって開口するように配置されている。さらに換言すれば、コネクタ２９は、バックライトシャーシ３２の底部３２ａの背面側から見て、該バックライトシャーシ３２に設けられた貫通孔３２ｃに対応する位置に、コネクタ２９の開口部２９ａが位置付けられる。

　これにより、配線４２の先端部分に設けられた後述の端子部４３を、バックライトシャーシ３２の底部３２ａの背面側から、貫通孔３２ｃを通過させて、ＬＥＤ基板２６ａ上のコネクタ２９に挿入することができる。よって、上述の構成により、ＬＥＤ基板２６ａをバックライトシャーシ３２に取り付けた状態で、電源基板４１に繋がった配線４２の端子部４３を、ＬＥＤ基板２６ａに電気的に接続することができる。したがって、ＬＥＤ基板２６ａと電源基板４１との接続作業の作業性の向上を図れる。

　図５に示すように、コネクタ２９には、側壁の一つに複数の端子２９ｂが設けられている。これらの端子２９ｂは、コネクタ２９の側壁を貫通するように、該コネクタ２９の側壁に設けられている。これらの端子２９ｂにおけるコネクタ２９の内側部分は、該コネクタ２９内に挿入される端子部４３の端子（図示省略）と接触する。一方、端子２９ｂにおけるコネクタ２９の外側部分は、ＬＥＤ基板２６ａ上に形成されたパターン（図示省略）に電気的に接続されている。これらの端子２９ｂによって、配線４２の端子部４３とＬＥＤ基板２６ａとを電気的に接続することができる。

　また、コネクタ２９には、図５に示すように、端子２９ｂが設けられている側壁と対向する側壁に、貫通穴２９ｃが形成されている。この貫通穴２９ｃは、後述する端子部４３に設けられたフック部４３ｂと係合可能な位置に設けられている。

　図４及び図５に示すように、電源基板４１の配線４２には、ＬＥＤ基板２６ａのコネクタ２９に接続される先端部分に、樹脂製の端子部４３が取り付けられている。この端子部４３は、図５に示すように、直方体状に形成されていて、その一面には、複数の配線４２の先端部分に取り付け可能なように、該配線４２の本数に応じた複数の開口部４３ａが形成されている。特に図示しないが、複数の配線４２は、開口部４３ａ内に挿入された状態で、端子部４３の内部で該端子部４３に固定されている。また、各配線４２は、端子部４３内で図示しない端子に電気的に接続されている。この端子は、コネクタ２９内に端子部４３を挿入した状態で、該コネクタ２９の端子２９ｂに接触するように、端子部４３に設けられている。

　また、端子部４３は、該端子部４３がコネクタ２９内に挿入された状態で該コネクタ２９の貫通穴２９ｃに対応する部分に設けられたフック部４３ｂを有する。このフック部４３ｂは、全体として長方形の平板状に形成されているとともに、長手方向の一端側が端子部４３の側壁に接続されている。これにより、フック部４３ｂは、長手方向の他端側が、端子部４３の側壁に接続される長手方向の一端側を中心に回転可能に構成されている。また、フック部４３ｂの長手方向の他端側には、端子部４３の側壁側の面に、突起４３ｃが形成されている。この突起４３ｃは、コネクタ２９の貫通穴２９ｃに係合可能なように、該突起４３ｃにおけるフック部４３ｂの長手方向及び短手方向の寸法が、貫通穴２９ｃの突起部４３ｃに対応する各寸法よりも小さくなっている。

　上述の構成により、コネクタ２９の開口部２９ａ内に端子部４３を挿入すると、コネクタ２９の端子２９ｂと端子部４３の端子とが電気的に接続される。これにより、コネクタ２９が取り付けられたＬＥＤ基板２６ａと、電源基板４１とを、コネクタ２９及び配線４２によって電気的に接続することができる。

　しかも、コネクタ２９の開口部２９ａ内に端子部４３を挿入することにより、端子部４３のフック部４３ｂの突起４３ｃがコネクタ２９の側壁に接触して、該端子部４３に接続されたフック部４３ｂの長手方向の他端側が端子部４３の側壁から離間する方向に回転する。そして、コネクタ２９の開口部２９ａ内に端子部４３をさらに挿入することにより、該フック部４３ｂの突起４３ｃがコネクタ２９に設けられた貫通穴２９ｃ内に位置付けられる。

　一方、コネクタ２９に対して端子部４３を挿入した状態で、該端子部４３のフック部４３ｂの長手方向の他端側を、該フック部４３ｂの長手方向の一端側を中心として回転させることにより、該フック部４３ｂの突起４３ｃをコネクタ２９の貫通穴２９ｃの外側に位置付けることができる。これにより、コネクタ２９から端子部４３を容易に離脱させることができる。

　なお、本実施形態では、配線４２の端子部４３にフック部４３ｂを設けるとともに、コネクタ２９に貫通穴２９ｃを形成しているが、この限りではなく、フック部４３ｂ及び貫通穴２９ｃを設けずに端子部４３とコネクタ２９とを嵌め合いによって固定してもよい。この場合には、コネクタ２９の端子部２９ｂを、例えば、弾性復元力の大きいバネ性を有する構成とすることがより好ましい。

　（第１の実施形態の効果）
　この実施形態では、バックライト２１が収納されるバックライトシャーシ３２に、ＬＥＤユニット２６のＬＥＤ基板２６ａ上に取り付けられたコネクタ２９に対応する貫通孔３２ｃを形成する。そして、コネクタ２９を、その開口部２９ａが貫通孔３２ｃ側に向かって開口するように、ＬＥＤ基板２６ａ上に取り付ける。これらの構成により、電源基板４１に繋がる配線４２の端子部４３を、バックライトシャーシ３２の底部３２ａの背面側から貫通孔３２ｃを貫通させて、コネクタ２９に接続することができる。

　これにより、ＬＥＤ基板２６ａに接続される配線４２を、バックライトシャーシ３２内で引き回すことなく、該バックライトシャーシ３２の底部３２ａの背面側に引き出すことができる。したがって、バックライトシャーシ３２内のバックライト２１の側方に配線４２を配置するためのスペースが不要になるため、液晶表示装置１の額縁領域を小さくすることができる。

　また、上述の構成により、バックライトシャーシ３２にＬＥＤ基板２６ａを取り付けた状態で、該バックライトシャーシ３２の底部３２ａの背面側から、配線４２の端子部４３を、コネクタ２９に対して容易に接続することができる。これにより、ＬＥＤ基板２６ａと電源基板４１とを接続する際の作業性の向上を図れる。

　さらに、コネクタ２９に貫通穴２９ｃを設けるとともに、端子部４３に、該貫通穴２９ｃに係合可能なフック部４３ｂを設けることにより、コネクタ２９に対して端子部４３をより確実に接続することができる。しかも、フック部４３ｂは、長手方向の他端側が一端側を中心に回転可能に構成されているため、該フック部４３ｂを回転させることにより、コネクタ２９から端子部４３を容易に離脱させることができる。

　［第２の実施形態］
　図６に、本発明の第２の実施形態に係る液晶表示装置のＬＥＤユニットの接続構造を示す。この実施形態は、コネクタ５１がバックライトシャーシ３２の底部３２ａに接触するように、ＬＥＤ基板２６ａに取り付けられている点で上述の第１の実施形態とは異なる。以下の説明では、第１の実施形態と構成が異なる点についてのみ説明し、第１の実施形態と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。

　具体的には、図６に示すように、ＬＥＤ基板２６ａには、開口部５１ａ側がバックライトシャーシ３２の底部３２ａに接触するように、コネクタ５１が取り付けられている。すなわち、コネクタ５１は、その開口部５１ａ側がＬＥＤ基板２６ａから突出するように、該ＬＥＤ基板２６ａに取り付けられている。そして、ＬＥＤ基板２６ａは、コネクタ５１の開口部５１ａ側がバックライトシャーシ３２の底部３２ａに接触するように位置決めされた状態で、放熱板２７に固定されている。

　また、コネクタ５１は、バックライトシャーシ３２の底部３２ａに設けられた貫通孔３２ｃを覆うとともに開口部５１ａが該貫通孔３２ｃと繋がるように、バックライトシャーシ３２の底部３２ａ上に位置付けられている。具体的には、コネクタ５１は、その開口部５１ａ側が貫通孔３２ｃの周縁部分に接触するように、ＬＥＤ基板２６ａに取り付けられている。

　これにより、バックライトシャーシ３２の底部３２ａに設けられた貫通孔３２ｃに対して、配線４２の先端部分に設けられた端子部５２を挿入することにより、該端子部５２をコネクタ５１に容易に接続することができる。

　ここで、本実施形態では、コネクタ５１は、端子部５２の挿入方向の長さが、ＬＥＤ基板２６ａの短手方向（ＬＥＤ基板２６ａの面内においてＬＥＤ２６ｂの並び方向とは直交する方向、図６における上下方向）の長さよりも長くなるように形成されている。これにより、コネクタ５１を、ＬＥＤ基板２６ａから、より確実に突出した状態で取り付けることができる。なお、本実施形態では、端子部５２の挿入方向の長さも、コネクタ５１の長さに対応して、上述の第１の実施形態における端子部４３よりも長い。

　上述のコネクタ５１及び端子部５２は、上述の第１の実施形態におけるコネクタ２９及び端子部４３に比べて、端子部５２の挿入方向の長さが長くなっている点を除いて、該コネクタ２９及び端子部４３と同様の構成を有する。したがって、コネクタ５１及び端子部５２の詳しい構成についての説明は省略する。また、図６において、第１の実施形態のような貫通穴２９ｃ及びフック部４３ｂを図示していないが、第１の実施形態と同様、コネクタ５１に貫通穴を設けるとともに端子部５２にフック部を設けてもよい。

　なお、本実施形態では、コネクタ５１及び端子部５２における該端子部５２の挿入方向の長さは、第１の実施形態におけるコネクタ２９及び端子部４３よりも長い。しかしながら、コネクタ５１がＬＥＤ基板２６ａに対して開口部２９ａ側が突出するように配置されれば、第１の実施形態のコネクタ２９を用いてもよいし、該コネクタ２９よりも短いコネクタを用いてもよい。

　また、図６では、コネクタ５１の開口部２９ａ側を、バックライトシャーシ３２の底部３２ａに接触させている。しかしながら、コネクタ５１の開口部２９ａ側とバックライトシャーシ３２の底部３２ａとの間に、シール材として弾性部材を配置するのが好ましい。このような弾性部材を設けることにより、コネクタ５１によって、貫通孔３２ｃの周縁部分をより確実に塞ぐことができる。したがって、上述の弾性部材を設けることにより、貫通孔３２ｃから塵埃がバックライトシャーシ３２内に進入したり該貫通孔３２ｃからバックライト２１の光が漏れたりするのをより確実に防止できる。

　（第２の実施形態の効果）
　この実施形態では、コネクタ５１を、開口部５１ａ側がＬＥＤ基板２６ａから突出した状態で該ＬＥＤ基板２６に取り付ける。コネクタ５１は、開口部５１ａ側をバックライトシャーシ３２の底部３２ａに接触させるように配置する。この構成により、コネクタ５１によって、バックライトシャーシ３２の底部３２ａに対してＬＥＤ基板２６ａの位置決めを行うことが可能になる。

　しかも、コネクタ５１の開口部５１ａは、バックライトシャーシ３２の底部３２ａに設けられた貫通孔３２ｃと繋がっている。よって、配線４２の端子部５２を、貫通孔３２ｃに貫通させることにより、コネクタ５１の開口部５１ａ内に容易且つより確実に挿入することができる。したがって、上述の構成により、コネクタ５１と端子部５２とを容易且つより確実に接続することができる。

　さらに、コネクタ５１の開口部５１ａ側を、バックライトシャーシ３２の底部３２ａに設けた貫通孔３２ｃの周縁部分に接触させることにより、該貫通孔３２ｃの少なくとも一部をコネクタ５１によって覆うことができる。これにより、貫通孔３２ｃから塵埃がバックライトシャーシ３２内に進入したり、該貫通孔３２ｃからバックライト２１の光が漏れたりするのを抑制できる。

　［第３の実施形態］
　図７に、本発明の第３の実施形態に係る液晶表示装置のＬＥＤユニットの接続構造を示す。この実施形態は、配線４２の端子部６４に、バックライトシャーシ３２の貫通孔６２の周縁部分に接触するフランジ部６４ａを設けた点で上述の第２の実施形態とは異なる。以下の説明では、第２の実施形態と構成が異なる点についてのみ説明し、第１の実施形態と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。

　図７に示すように、第２の実施形態と同様の構成のコネクタ５１は、開口部５１ａ側が、バックライトシャーシ３２の底部３２ａに接触するように、ＬＥＤ基板６１に取り付けられている。バックライトシャーシ３２の底部３２ａには、該底部３２ａの背面側から見てコネクタ５１の開口部５１ａよりも大きく、且つ該コネクタ５１の開口部５１ａ側を周縁部分で係止可能な大きさの貫通孔６２が形成されている。コネクタ５１は、開口部５１ａが貫通孔６２と繋がり且つ該開口部５１ａが貫通孔６２の周縁部分に接触するように、ＬＥＤ基板２６ａに取り付けられる。

　このように、コネクタ５１を、開口部５１ａ側がバックライトシャーシ３２の底部３２ａに接触するように配置することで、該コネクタ５１に対して配線４２の端子部６４を容易に且つより確実に挿入することができる。そのうえ、コネクタ５１の開口部５１ａ側をバックライトシャーシ３２の底部３２ａに接触させることで、該コネクタ５１によって、ＬＥＤ基板６１をバックライトシャーシ３２の底部３２ａに対して位置決めすることができる。

　ＬＥＤ基板６１は、図７に示すように、コネクタ５１が取り付けられる部分の側面が、該コネクタ５１の開口部５１ａ側の端部とともに、バックライトシャーシ３２の底部３２ａに接触するように、放熱板６３に取り付けられている。

　具体的には、図８に示すように、ＬＥＤ基板６１には、コネクタ５１が取り付けられる部分に、短手方向（図８の上下方向）の長さが他の部分に比べて長くなるように膨出部６１ａが形成されている。一方、ＬＥＤ基板６１が取り付けられる放熱板６３は、上述の第１及び第２の実施形態における放熱板２７と同様、縦壁部６３ａ及び横壁部６３ｂを有する断面Ｌ字状に形成されている。そして、放熱板６３の横壁部６３ｂには、ＬＥＤ基板６１の膨出部６１ａに対応して切り欠き部６３ｃが形成されている。

　これにより、ＬＥＤ基板６１の膨出部６１ａは、放熱板６３の横壁部６３ｂに設けられた切り欠き部６３ｃに位置付けられて、バックライトシャーシ３２の底部３２ａに直接、接触する。

　上述のように、コネクタ５１の開口部５１ａ側だけでなくＬＥＤ基板６１の側面もバックライトシャーシ３２の底部３２ａに接触させることにより、コネクタ５１内に後述する端子部６４を挿入する際に該コネクタ５１のみに大きな力が加わるのを防止できる。しかも、上述のように、コネクタ５１の開口部５１ａ側とＬＥＤ基板６１の側面とをバックライトシャーシ３２の底部３２ａに接触させることにより、該コネクタ５１及びＬＥＤ基板６１によって規定されるＬＥＤユニット６０の幅方向（ＬＥＤ基板６１の短手方向に対応）の長さを極力、小さくすることができる。

　コネクタ５１に挿入される端子部６４は、該コネクタ５１内の穴部の長さにバックライトシャーシ３２の底部３２ａの厚みを加えた長さよりも長い。また、端子部６４は、該端子部６４をコネクタ５１内に挿入した状態でバックライトシャーシ３２の底部３２ａの背面に接触するフランジ部６４ａを有する。このフランジ部６４ａは、直方体状の端子部６４の長手方向の端部に、フランジ部６４ａの側壁からの突出長さが該フランジ部６４ａの全周で同じになるように形成されている。すなわち、フランジ部６４ａは、平面視で矩形状に形成されている。

　このようなフランジ部６４ａを形成することにより、コネクタ５１内に端子部６４を挿入する際に、フランジ部６４ａが、バックライトシャーシ３２の底部３２ａの背面（外面）における貫通孔６２の周縁部分に接触する。したがって、上述のフランジ部６４ａを設けることによって、端子部６４がコネクタ５１を押し過ぎて、該コネクタ５１及びＬＥＤ基板６１に損傷を与えるのを防止できる。

　なお、本実施形態では、フランジ部６４ａを平面視で矩形状に形成しているが、この限りではなく、平面視で円形状など、他の形状であってもよい。また、本実施形態では、コネクタ５１の側壁からフランジ部が突出する長さを、該コネクタ５１の全周で同一にしている。しかしながら、フランジ部がバックライトシャーシ３２の底部３２ａの背面に接触してコネクタ５１の移動を抑制可能な突出長さであれば、フランジ部の突出長さは、コネクタ５１の全周で異なっていてもよい。

　（第３の実施形態の効果）
　この実施形態では、配線４２の端子部６４に、該端子部６４をバックライトシャーシ３２の底部３２ａの背面側から貫通孔６２及びコネクタ５１内に挿入した状態で該底部３２ａの背面に接触するフランジ部６４ａを設ける。これにより、端子部６４をバックライトシャーシ３２の底部３２ａの背面側から貫通孔６２及びコネクタ５１内に挿入した場合に、フランジ部６４ａがバックライトシャーシ３２の底部３２ａに接触する。よって、端子部６４を強く押し込むことによってコネクタ５１やＬＥＤ基板６１に損傷を与えるのを防止できる。

　また、配線４２の端子部６４をコネクタ５１内に挿入した状態で、該端子部６４のフランジ部６４ａがバックライトシャーシ３２の底部３２ａに接触する。よって、フランジ部６４ａによって、貫通孔６２をより確実に塞ぐことができる。したがって、貫通孔６２からバックライトシャーシ３２内に塵埃が進入したり該貫通孔６２からバックライト２１の光が漏れたりするのをより確実に抑制できる。

　さらに、コネクタ５１の開口部５１ａ側及びＬＥＤ基板６１の側面を、バックライトシャーシ３２の底部３２ａに接触させる。これにより、端子部６４をコネクタ５１に挿入する際に、該コネクタ５１にのみ力が加わるのを防止できるとともに、ＬＥＤユニット６０の幅方向寸法をできるだけ小さくすることができる。

　［その他の実施形態］
　以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。

　各実施形態では、バックライトシャーシ３２内で基板と配線とを接続する構成として、バックライト２１のＬＥＤ基板２６ａに取り付けられたコネクタ２９，５１と、配線４２とが接続される。しかしながら、筐体内に収納され且つ配線に接続される基板であれば、ＬＥＤ基板以外の基板であってもよい。

　各実施形態では、バックライトシャーシ３２内に、ＬＥＤ基板２６ａ，６１は、面方向が該バックライトシャーシ３２の底部３２ａに直交する方向に延びるように配置される。しかしながら、ＬＥＤ基板２６ａ，６１は、バックライトシャーシ３２内に配置されていれば、どのような姿勢で配置されていてもよい。

　各実施形態では、バックライト２１は、ＬＥＤ２６ｂを光源としたエッジライト型である。しかしながら、バックライト２１は、例えば、直下型などの他の構成であってもよいし、バックライト２１の光源として、例えば、冷陰極管等を用いてもよい。

　各実施形態では、コネクタ２９，５１は、開口部２９ａ，５１ａがバックライトシャーシ３２の底部３２ａ側に向かって開口するように配置される。しかしながら、この限りではなく、コネクタ２９，５１を、開口部２９ａ，５１ａがバックライトシャーシ３２の底部３２ａ側以外に向かって開口するように配置してもよい。

　各実施形態では、コネクタ２９，５１を、開口部２９ａ，５１ａを有する直方体状とする一方、配線４２の端子部４３，５２，６４もコネクタ２９，５１の開口部２９ａ，５１ａ内に挿入可能な直方体状としている。しかしながら、コネクタ及び端子部は、互いに電気的に接続可能な構成であれば、他の形状及び構成であってもよい。

　本発明による液晶表示装置は、筐体内の基板に対して配線を接続するとともに、該配線を筐体の外部に引き出す構成を有する液晶表示装置に利用可能である。

Claims

　液晶パネル及びバックライトを有する液晶モジュールと、
　前記液晶モジュールを収納するケースと、
　前記ケース内に配置され、前記バックライトを収納する筐体と、
　前記筐体の内面に固定される基板と、
　前記基板に接続される配線とを備え、
　前記基板には、前記配線と接続される接続端子が設けられていて、
　前記筐体には、該筐体の内面のうち前記バックライトが配置される配置面において、前記接続端子と対向する位置に、前記配線が貫通可能な貫通孔が形成されていて、
　前記配線は、前記貫通孔を貫通して前記接続端子に接続される、液晶表示装置。
　前記接続端子は、前記配線の端部を挿入可能な開口部を有していて、該開口部が前記貫通孔に向かって開口するように、前記基板上に取り付けられる、請求項１に記載の液晶表示装置。
　前記接続端子は、前記筐体の貫通孔の周縁部分に接触するように、前記基板上に取り付けられる、請求項１または２に記載の液晶表示装置。
　前記接続端子は、前記筐体と接触する部分が、前記基板よりも前記筐体の前記配置面側に突出するように、前記基板上に取り付けられる、請求項３に記載の液晶表示装置。
　前記基板は、前記接続端子とともに前記筐体の前記配置面に接触するように、前記筐体の内面に固定される、請求項３に記載の液晶表示装置。
　前記基板は、面方向が前記筐体の前記配置面と交差するように、前記筐体の内面に固定される、請求項１から５に記載の液晶表示装置。
　前記接続端子に接続される前記配線の端部には、該端部を前記接続端子に接続した状態で前記筐体の外面に接触するフランジ部が設けられている、請求項１から６のいずれか一つに記載の液晶表示装置。
　前記基板に、前記バックライトの光源が配置される、請求項１から７のいずれか一つに記載の液晶表示装置。