WO2012011347A1 - テーブル装置及びシート - Google Patents

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Abstract

 手前に引き出した際に使用者の脚部等へ当たることなく丁度よい高さでの使用を可能とする。 サイドレール10に沿って走行する走行部材12にテーブル20の上部21が支持されている。従って、収納時におけるテーブル20の下部を手前に引き出して下方から上方へ回動させると、その回転中心が、サイドレール10に沿って下方に移動してくる。収納時におけるテーブル20の上部21の位置が従来よりも高い位置であっても、使用状態の略水平姿勢の高さを丁度よい高さとすることができると共に、テーブル20の下部を下方から上方に回動させた際に、使用者の脚部に接触したりすることを防ぐことができる。

Description

テーブル装置及びシート
 本発明は、前後に複数配置されるシートに着座する着座者が使用するテーブル装置及び該テーブル装置を備えたシートに関し、特に、航空機、列車、船舶、バスなど乗物用シートのシートバック部や壁面に取り付けられるテーブル装置及び該テーブル装置を備えたシートに関する。
 例えば、航空機の客室に設置されるシートは、特許文献1及び2に示されているように、機体の長手方向に沿って所定間隔毎に複数設置されている。このような乗物用のシートには、シートバック部にテーブルが設けられているものが多い。後席のシートに着座した乗客は、前席のシートのシートバック部に支持されたテーブルを使用し、飲料等の載置台として利用する。
 特許文献1及び2に示されたテーブル構造は、基本的には、図22(a)に示したものと同様であり、シートバック部200の側部にアーム210の一端を軸支し、他端をテーブル220の基端部に軸支して、後席着座者が、使用時に、テーブル220の先端220a側を把持して手前に回動させて略水平にして使用する。収納する際には、テーブル220を上方に回動させ、前席のシートバック部に押しつけるようにし、特許文献2に示されているように、テーブル220の先端をシートバック部200に設けたストッパにより固定する。ストッパは、通常回転式となっており、ストッパの把持部を把持して回転させると、テーブル220の先端に係合片が係合し、所定位置に固定される。
 また、図22(b)に示したように、テーブル220の上縁部220bを中心として、下縁部220bが下から略水平位置に至るまで回動するタイプのものもある。
特開2010-995号公報 特開平6-305494号公報
 図22(a)に示したような上方から下方へ回動して使用するものの場合、収納時において前席のシートバック部200にテーブル220を押しつけながら上記したストッパを回転させて固定する。特に近年、燃費向上等の観点からシートの軽量化が図られているため、シートバック部200も薄型になっており、シートバック部200を押圧すると、前席に着座している者がそれを背に感じ不快感を与える。
 図22(b)に示した下方から上方へ回動するタイプのものは、上記のような不快感を与えることはないが、テーブルの上縁を中心に回動するため、使用時(略水平姿勢の時)に丁度よい高さに設定すると、下方から上方に回動する際に使用者の脚部に接することがある。しかし、この脚部への接触を避けるために上縁部の位置をシートバック部において高く設定すると、使用時のテーブル位置が高くなりすぎる。この点は、乗物の最前列等において、着座者前方の壁面にテーブルが設けられている場合でも同様である。
 また、上記したように、テーブル収納時において前席のシートバック部へ強く押しつけると、前席着座者が背に不快感を覚える場合がある。これを抑制する手段として、使用位置から収納位置に復帰させる際、人による力をあまり加えなくても収納方向に動作させることができるように、スプリングによるバネ力を利用することが考えられる。この場合、スプリングのバネ力によって使用中であるにも拘わらず勝手に復帰したりしないようなロック機構が必要となるが、ロック方法やロック解除方法は簡易でなければならない。しかし、ロック解除方法が簡易であると、テーブル使用時に誤って膝等が接触するだけで、簡易にロック解除がなされる可能性があり、その対策も必要となる。
 本発明は上記に鑑みなされたものであり、収納時におけるテーブルの下縁が前方にせり出して下方から上方へ回動するタイプでありながら、手前に引き出した際に使用者の脚部等へ当たることなく丁度よい高さでの使用を可能とすると共に、着座者の前方に前席のシートバック部が存在する場合には、収納時において前席のシートバック部に強く押しつける必要のないテーブル装置及び該テーブル装置を備えたシートを提供することを課題とする。また、テーブルを使用する際のロック操作や収納する際のロック解除を簡易に行えることができる一方で、使用者の脚部等がテーブル下面に不用意に接触して押し上げてロック解除がなされても、テーブルが収納位置に勝手に復帰動作することのないテーブル装置及び該テーブル装置を備えたシートを提供することを課題とする。
 上記課題を解決するため、本発明のテーブル装置は、着座者の前方に位置するテーブル取り付け面に、互いに幅方向に所定間隔をおいて、幅方向に略直交する方向に沿って取り付けられる一対のサイドレールと、前記各サイドレールのレール溝に沿って走行可能に配置される一対の走行部材と、前記各走行部材に、上部が連結されるテーブルと、下部側に配置された部材に一端が軸支され、他端が前記テーブルの中途部に軸支され、前記一端を中心として回動するアームと、前記テーブルの上部及び前記各走行部材を前記各サイドレールのレール溝に沿って上方に付勢する弾性部材とを有してなり、前記テーブルは、側面視で前記サイドレールに沿った状態が収納姿勢であり、使用時において、前記弾性部材の付勢力に抗して前記テーブルの下部が手前に引き出されると、前記アームが手前に回動しながら、前記各レール溝に沿って前記各走行部材及び前記テーブルの上部が下方に移動し、前記テーブルが略水平姿勢となる位置で前記各走行部材が前記レール溝内でロックされる構造であることを特徴とする。
 前記テーブル取り付け面として、前後に傾動しない面であって、前記着座者の前方に配置された壁面又は前席のシートバック部の背面に取り付けられることが好ましい。前記弾性部材は、前記テーブルの中途部に設けられる支軸部材回りに装着され、この支軸部材に回転可能に連結される前記アームの他端を、前記テーブル取り付け面に接近させる方向に付勢するコイルスプリングであることが好ましい。
 前記各サイドレールのレール溝は、ガイド溝部と、前記ガイド溝部に平行に設けられる所定幅の走行部と、前記レール溝の下部において前記走行部よりも幅広で、前記走行部との間に段差部を有する方向転換部とを有してなり、前記走行部材は、前記ガイド溝部を走行するガイド部材と、前記ガイド部材に対して回転自由に支持され、周縁に切り欠き溝を備え、幅細部が前記レール溝の走行部の溝幅内に収まる寸法で、幅広部が前記走行部の溝幅を超える寸法で形成された略長方形の板状部材からなる係合片とを有してなり、前記係合片が前記走行部を走行中は、前記係合片の幅細部が前記走行部に沿う姿勢となり、前記方向転換部に至ると回転し、前記切り欠き溝が前記段差部に係合してロック状態となり、前記切り欠き溝と前記段差部との係合が解除されると、再び前記幅細部が前記走行部に沿う姿勢となることが好ましい。前記ガイド部材は、ローラ又は摺動子からなり、該ローラ又は摺動子と前記係合片との間に、相互の位置関係を保つための弾性部材が配設されていることが好ましい。
 前記各サイドレールは、上部と下部との間の中途部における1箇所において、前記テーブル取り付け面にねじ止めされ、前記各サイドレールの上部を外方に押圧する力が付与されると、各サイドレールの上部がねじ止めされている位置を中心として外方に回動し、各サイドレールの上部を内方に押圧する外力が付与されると、各サイドレールの上部がねじ止めされている位置を中心として内方に回動する構成であることが好ましい。前記各サイドレールの上部に、前記テーブルの収納時において、前記テーブルの上部を前記テーブル取り付け面から離間する方向に押圧し、前記走行部材の下方への移動を規制する押圧部材が設けられていることが好ましい。前記押圧部材は、前記各サイドレールの上部において前記テーブル取り付け面側から突出する板バネからなることが好ましい。
 前記各サイドレールのレール溝に沿って前記走行部材を介して移動することにより収納姿勢及び略水平姿勢となる前記テーブルは、前記テーブル取り付け面との間に間隙が形成される位置に設けられており、前記テーブルよりもテーブル取り付け面側に、物品収容ポケットを形成する物品支持部材が設けられていることが好ましい。前記物品支持部材は、前記各サイドレール間に掛け渡された帯状部材を備えてなることが好ましい。前記帯状部材は、上縁部の幅方向略中央部が手前側に膨出しており、前記テーブルが収納姿勢となるように動作する際に、前記テーブルの上縁部が前記帯状部材の表面に接して摩擦力により前記動作が緩衝されることが好ましい。前記帯状部材は、下縁部が略直線状となるように設けられていることが好ましい。
 前記係合片の切り欠き溝と前記レール溝の段差部との係合によるロック状態になっている前記テーブルの使用時における前記ガイド部材の位置と前記ガイド溝部の下端内面との間において前記ガイド溝部の壁部から突出する突部を有し、前記ガイド部材を弾性的に押圧して前記ガイド部材の移動を制限可能な下側弾性押圧部材が配設されていることが好ましい。前記下側弾性押圧部材は、前記ガイド溝部の一の壁部に埋設支持される基部を有し、この基部の表面に前記突部が突設された弾性ゴムからなることが好ましい。
 前記ガイド溝部の上端内面よりも若干下方において、前記ガイド溝部の壁部から突出する突部を有し、前記ガイド部材を弾性的に押圧して前記ガイド部材の移動を制限可能な上側弾性押圧部材が配設されていることが好ましい。前記上側弾性押圧部材は、前記ガイド溝部の一の壁部に埋設支持される基部と、この基部の表面に前記突部が突設された弾性ゴムからなることが好ましい。
 前記テーブル取り付け面に取付プレートが固着され、前記一対のサイドレールが前記取付プレートの幅方向の両側部に固定されることが好ましい。前記取付プレートに、前記一対のサイドレール間に位置する物品収容ポケットが一体に設けられていることが好ましい。
 また、本発明のシートは、上記いずれかのテーブル装置がシートバック部に取り付けられていることを特徴とする。
 本発明のテーブル装置は、サイドレールに沿って走行する走行部材にテーブルの上部が支持されている。従って、収納時におけるテーブルの下部を手前に引き出して下方から上方へ回動させると、その回転中心が、サイドレールに沿って下方に移動してくる。このため、収納時におけるテーブルの上部の位置が従来より高い位置であっても、使用状態の略水平姿勢の高さを丁度よい高さとすることができると共に、テーブルの下部を下方から上方に回動させた際に、使用者の脚部に接触したりすることを防ぐことができる。
 また、レール溝が走行部と該走行部よりも幅広の方向転換部とを有し、走行部材の係合片の切り欠き溝が走行部と方向転換部の段差部に係合する構成であると共に、係合片の幅広部が段差部に接することで回転して係合が解除される構成である。これにより、テーブルの略水平姿勢におけるロックと、その状態から収納位置への復帰動作とを極めて容易に行うことができる。また、テーブルを収納位置に復帰動作させる方向に付勢する弾性部材を有しているため、収納時においては軽い力で復帰動作させることができ、前席のシートバック部に強い力で押しつける必要がなく、前席着座者に不快感を与えることがない。
 この場合、下側弾性押圧部材を設け、テーブルの使用時におけるガイド部材の位置とガイド部材の下限位置との間において、ガイド部材を弾性的に押圧してガイド部材の移動を制限する構成とすることが好ましい。テーブル使用時に、使用者の脚部が誤ってテーブル下面に接触して押し上げ、その結果、係合片によるロックが解除されたとしても、下側弾性押圧部材のガイド部材への弾性押圧力により、テーブルが収納位置へ復帰することを防止できる。また、ガイド部材の上限位置よりも下側に上側弾性押圧部材を設けた構成とすると、テーブルが収納される際、ガイド部材が上方に移動するが、上限位置の手前で収納動作が一旦停止するため、指挟みを防止できる。
 また、テーブルを、シートバック部や壁面等のテーブル取り付け面との間で間隙が形成される位置に設けることにより、テーブルの内側に、物品収容ポケットを形成する物品支持部材を設けることができる。従来、物品収容ポケットは、テーブルの下方に設けられているため、着座者の足置きスペースが制限されていたが、本発明によれば、テーブルとテーブル取り付け面との間隙を有効に利用できるため、従来よりも足置きスペースが広がる。
図1は、本発明の一の実施形態に係るテーブル装置を備えたシートを正面側から見た斜視図である。 図2は、上記一の実施形態に係る図1のシートを背面側から見た斜視図である。 図3は、上記一の実施形態に係るテーブル装置を示した斜視図であり、(a)はテーブルの収納時の状態(収納姿勢)を示し、(b)はテーブルの使用時の状態(略水平姿勢)を示した図である。 図4は、上記一の実施形態に係るテーブル装置を示した平面図であり、(a)はテーブルの収納時の状態(収納姿勢)を示し、(b)はテーブルの使用時の状態(略水平姿勢)を示した図である。 図5は、上記一の実施形態に係るテーブル装置とバックフレームとの取り付け関係を示した分解斜視図である。 図6(a)は、上記一の実施形態の走行部材を説明するためのずであり、図6(b)は図6(a)のA-A線断面図である。 図7(a)は、上記一の実施形態に係るテーブルにおける押圧部材を説明するための図であり、図7(b)は図7(a)の要部拡大図である。 図8は、上記一の実施形態に係るテーブルの収納姿勢と使用時の略水平姿勢との間の動きの変化を示した図である。 図9(a)~(f)は、上記一の実施形態における走行部材の動作を説明するための図である。 図10(a)~(c)は、上記一の実施形態におけるサイドレールの衝撃緩和作用を説明するための図である。 図11(a)は、上記一の実施形態における押圧部材とテーブル上部の突出縁部との動きの関係を示した図であり、図11(b)は、上記一の実施形態における押圧部材及びテーブルの動きによる衝撃緩和作用を説明するための図である。 図12は、上記一の実施形態におけるテーブルが収納方向への変動する際の物品支持部材(帯状部材)の作用を説明するための図である。 図13は、本発明の他の実施形態に係るテーブル装置を示した斜視図であり、(a)はテーブルの収納時の状態(収納姿勢)を示し、(b)はテーブルの使用時の状態(略水平姿勢)を示した図である。 図14は、上記他の実施形態に係るテーブル装置を示した平面図であり、(a)はテーブルの収納時の状態(収納姿勢)を示し、(b)はテーブルの使用時の状態(略水平姿勢)を示した図である。 図15は、上記他の実施形態に係るテーブル装置とバックフレームとの取り付け関係を示した分解斜視図である。 図16(a)は、上記他の実施形態の走行部材を説明するためのずであり、図16(b)は図16(a)のA-A線断面図である。 図17(a)は、上記他の実施形態に係る上側弾性押圧部材及び下側弾性押圧部材を配設したガイド溝部を示した図であり、図17(b)は上側弾性押圧部材を配置した部分の拡大図であり、図17(c)は下側弾性押圧部材を配置した部分の拡大図である。 図18(a)~(e)は、上記他の実施形態においてテーブルの収納状態から使用状態に引き出す際の動きを説明するための図である。 図19(a)~(d)は、上記他の実施形態においてテーブルの使用時に蹴り上げられた際の動きを説明するための図である。 図20は、図18(e)の状態における走行部材と下側弾性押圧部材との関係を示した斜視図である。 図21(a)は、図19(a)の状態における走行部材と下側弾性押圧部材との関係を示した斜視図であり、図21(b)は、図19(b)の状態における走行部材と下側弾性押圧部材との関係を示した斜視図である。 図22(a),(b)は従来の乗物シートにおけるテーブル装置を説明するための図である。
 以下、図面に示した実施形態に基づき、本発明をさらに詳細に説明する。図1は、本発明の一の実施形態に係るテーブル装置1を備えたシート(航空機の客室用座席)100を示した正面側から見た斜視図であり、図2は、図1のシートを背面側から見た斜視図である。このシート100は隣接して2つの座席(窓側座席及び通路側座席)を備えている。これらに示したように、本実施形態のテーブル装置1は、シート100の窓側座席及び通路側座席の各シートバック部110の背面に取り付けられる。なお、この点は、乗物の最前列の座席等において、着座者前方の壁面にテーブルが設けられている場合でも同様である。テーブル装置1が設けられる部位としては、前席のシートバック部110の背面及び上記の壁面が挙げられるが、本実施形態では、シートバック部110の背面に取り付けた場合を例にとり説明する。但し、本実施形態のテーブル装置1は、サイドレール10,10をテーブル取り付け面に固定するものであるため、使用時におけるテーブル20のテーブル取り付け面に対する角度は一定である。従って、テーブル取り付け面としては、前後に角度が変動しない壁面、あるいは、シートバック部110の場合には、シートバック部110がリクライニングしないものがテーブル装置1の取り付け対象となる。
 テーブル装置1は、一対のサイドレール10,10、テーブル20、一対のアーム30,30を有して構成される。サイドレール10,10は、テーブル20の幅に対応する間隔をおいてシートバック部110の背面に、幅方向に略直交する方向に沿って取り付けられる。
 サイドレール10,10は、それぞれ、シートバック部110に対向する対向面10aから反対面10b側に所定の距離x1離間した位置に、縦方向に形成されたレール溝11を有している(図6、図9(a)参照)。レール溝11は、図5、図6、図9及び図10に示したように、ガイド溝部11gと、ガイド溝部11gよりもテーブル20の側面寄りに形成された走行部11aとを有している。このうち走行部11aの下方付近は、走行部11aよりも幅の広い方向転換部11bが形成されている。方向転換部11bは、走行部11aよりもシートバック部110との対向面10a寄りに深くなるように切り欠かれており、走行部11aと方向転換部11bとの間に段差部11cが形成されている。また、段差部11cに対向する溝内面は、外方に膨出した膨出面11fが形成されている。
 レール溝11内は、走行部材12が走行する。走行部材12は、図5及び図6に示したように、レール溝11内の奥側に設けたガイド溝部11gを走行するガイド部材としてのローラ121と、ローラ121に、該ローラ121を中心として回転自由に支持され、走行部11aを走行する係合片122とを有してなる。ローラ121と係合片122には、後述のテーブル20の上部21に設けた突出軸21aが挿通され、回転自由に支持される。なお、ローラ121と係合片122との間には、レール溝11内における両者間の位置決めを行う弾性部材としてのコイルスプリング123が設けられている。本実施形態では、ガイド溝部11gをローラ121が走行するように設けているが、ガイド部材としてはローラ121ではなくガイド溝部11gをスライドして走行する摺動子としてもよい。係合片122は、略長方形の板状部材からなり、幅細部が走行部11aの溝幅内に収まる寸法で、幅広部が走行部11aの溝幅を超える寸法で形成されている。そして、周縁には切り欠き溝122aが形成されている。本実施形態では、この切り欠き溝122aは、幅広部両側に位置する2つの短辺に、中央部が最も深くなる略三角形状に形成されている。
 走行部材12は、係合片122aが走行部11a内を走行中は、係合片122の幅細部両側の2つの長辺122bが該走行部11aに沿った姿勢となっており(図9(a)参照)、走行部11aから離脱して方向転換部11bに至ると、その姿勢が変化する構成である(図9(b)~(f)参照)。すなわち、走行部材12が、走行部11aを走行している状態から方向転換部11bに至ると、両側の規制がなくなるため、係合片122は回動可能となり、方向転換部11bの底部に設けたストッパ11dに接触する。ストッパ11dは、図9に示したように、断面山形になっており、その頂部が上記した段差部11cと略対向するように、該段差部11cの斜め下前方に設けられている。また、ストッパ11dの頂部を通過する仮想水平面と段差部11cの角部との間の垂直距離y1は、係合片122の長辺122bの長さy2よりも若干短い距離となっている。走行部材12は、走行部11aを下方に移動してきて、膨出面11fに至ると、段差部11cに至るまでは、係合片122の長辺122bの少なくとも一部が走行部11aの内側に接しながら下方に移動する(図9(a)参照)。すると、下側の切り欠き溝122aの図9(b)の左側の傾斜面がストッパ11dの頂部左側の斜面に当接する。それにより、図9(b)に示したように、係合片122はストッパ11dの傾斜形状に沿って、若干右側に傾いた姿勢となる。
 走行部材12は、後述のように、テーブル20を常に収納姿勢となるように付勢する弾性部材、すなわち、走行部材12を常に上方に移動させる方向に付勢する弾性部材により、ストッパ11dに当接した後、上方に戻ろうとする。このとき係合片12は、図の斜め右方に傾いているため、その状態で上方に移動すると、図9(c)に示したように、上側に位置する切り欠き溝122aが段差部11cに引っかかる。段差部11cに引っかかった状態でも上方に付勢されているため、上側に位置する切り欠き溝122aの図の右側の傾斜面が段差部11cを下側から押圧する。これにより、係合片122は回動不能となり、ロックがなされテーブル20の位置が固定される。
 この状態で、テーブル20の手前側を上方に持ち上げると、走行部材12の係合片122は下方に移動し、走行部11aに沿った姿勢に対して略90度回転した姿勢となり、図9(d)のように方向転換部11b内に至る。その後、弾性部材(後述のコイルスプリング32)に付勢され、図9(e)に示したように、走行部材12は、方向転換部11b内から走行部11a内へと移動しようとするが、その際には係合片122の長辺122bが段差部11cに当接して回転するため、再び幅細部両側の2つの長辺122bが走行部11aに沿った姿勢となり、該走行部11a内を上方に移動していく。
 サイドレール10,10は、シートバック部110の上下方向(縦方向)に沿って互いに幅方向に所定間隔をおいて設けられるが、サイドレール10,10は、それぞれ、その上部と下部との間の中途部、本実施形態では、上部と下部との間の中央位置よりも下端寄りにねじ10cを用いてシートバック部110のバックフレーム111にねじ止めされる(図5参照)。また、ねじ10cの上方では、縦方向に所定間隔をおいて係合突起10d,10eが突設されており(図11参照)、この係合突起10d,10eがバックフレーム111の被係合部111a,111bに係合される(図5参照)。
 また、図5に示したように、サイドレール10,10の下部間に位置するように、下部フレーム13がシートバック部110に固定される。サイドレール10,10は、下部に係合孔10fを備えており、下部フレーム13には、幅方向に貫通するシャフト14が挿通されている。そして、シャフト14の各端部が上記係合孔10fに挿通されることにより、該シャフト14を介して下部フレーム13とサイドレール10,10が係合される。もちろん、下部フレーム13の各端部とサイドレール10,10の各下部とをシャフトを用いずに直接係合させることも可能である。
 テーブル装置1において下部側に配置された部材、本実施形態では、サイドレール10,10の下部付近に位置する、シャフト14の各端部における係合孔10fに挿通されずに露出している端部付近14a,14b(図10参照)に、アーム30,30の一端30a,30aが軸支される。
 テーブル20は、平面視で略長方形に形成されると共に、使用時において手前側は、各角部にアールがつけられた形状となっている。テーブル20の各側部の上部21(収納姿勢において上部となっている部位であり、使用時の略水平姿勢では使用者から見て奥側に位置する端部すなわち前席のシートバック部寄りの端部である)にはそれぞれ外方に突出する突出軸21aが設けられており、この突出軸21aが走行部材12のローラ121及び係合片122の中央に形成した貫通孔に挿通されて支持される。
 テーブル20の側部の中途部(使用時の略水平姿勢における奥行き方向略中央部)には、アーム30,30の他端30b,30bが軸支される。具体的には、テーブル20の裏面(使用面の反対面)側に支軸部材31を幅方向に挿通し、この支軸部材31の各端部にアーム30,30の他端30b,30bを軸支している。支軸部材31回りには、弾性部材としてのコイルスプリング32が設けられており、このコイルスプリング32により、テーブル20は、該テーブル20が収納姿勢となる方向、すなわち、テーブル20の上部21をレール溝11に沿って上昇させる方向(アーム30,30の他端30b,30bを、一端30a,30aを中心として、サイドレール10,10の対向面10a,10aが接合するシートバック部110の背面に接近させる方向)に付勢している。
 また、サイドレール10,10の上部には、押圧部材15が設けられている。この押圧部材15は、図7に示したように、下端部15aが固定され、上端部15bが前方に突出するように配置された板バネから構成される。テーブル20の上部21には上方に突出する突出縁部21bが設けられており、テーブル20の収納姿勢において、この突出縁部21bが押圧部材15の上端部15bに当接するようになっている。突出縁部21bが押圧部材15の上端部15bに当接すると、押圧部材15の弾性力により、突出縁部21bがシートバック部110から離間する方向(図7の矢印C方向)に向かって押圧されることになり、収納姿勢において、乗物の揺れ等により、テーブル20の下部がばたついても、該テーブル20が略水平姿勢となる方向に開いてしまうこと、すなわち、走行部材12がレール溝11に沿って下方に移動してしまうことを防止する。なお、突出縁部21bは、押圧部材15の上端部15bにより図7の矢印C方向に押圧されているが、反対面側はサイドレール10に設けた突片10hに当接し、その位置が保持されている。
 上記したように、サイドレール10,10は、それぞれ、シートバック部110との対向面10aから反対面10b側に所定の距離x1離間した位置に、レール溝11が形成されている。従って、収納姿勢では、テーブル20は、このレール溝11に沿った位置に配置されており、テーブル20の裏面とシートバック部110との間には距離x1に相当する以上の間隙x2(図4(a)に示したように、距離x2は、テーブル20の厚さが薄いため、距離x1以上の間隙となる)が形成されている。また、テーブル20は、上部21に走行部材12が連結されてレール溝11に沿って移動するため、移動中も、テーブル20の上縁部22とシートバック部110との間には距離x2の間隙が存在する。略水平姿勢の使用時においても、上縁部22とシートバック部110との間には距離x2に相当する間隙が存在する。
 そこで、本実施形態では、この間隙を図3及び図4に示したように物品収容ポケットとして利用している。すなわち、サイドレール10,10における対向面10a,10a寄りの部位間に、物品支持部材としての帯状部材40を掛け渡し、この帯状部材40の内側を物品収容ポケットとして利用したものである。
 帯状部材40は、所定幅の布帛が用いられるが、図4及び図12に示したように、上縁部41には、ゴム部材41aを包むようにして配設されている。このとき、上縁部41は、幅方向略中央部が手前側(使用者側)に膨出するようにゴム部材41aとして、一対のサイドレール10,10間の間隔よりも長いものが使用される。また、下縁部42にもゴム部材42aを包むようにして配設されるが、このゴム部材42aは、一対のサイドレール10,10間の間隔とほぼ同じ程度の長さのものが使用される。
 物品収容ポケットは、従来、テーブルの収納位置よりも下方に設けられるが、物品収容ポケット内に任意の物品を収容した場合、足置きスペースがその分狭くなる。しかしながら、本実施形態によれば、テーブル20の収納時の位置と同じ高さで設けられているため、従来よりも足置きスペースが広くなる。
 次に、本実施形態の作用を説明する。テーブル20の収納時においては、図3(a)及び図4(a)に示したように、テーブル20はサイドレール10,10のレール溝11に沿った状態、すなわち、シートバック部110の面と略平行な姿勢となっている。この状態では、図7(a),(b)に示したように、テーブル20の上部21に設けた突出縁部21bが押圧部材15の上端部15bに当接し、該押圧部材15の上端部15bにより、常にシートバック部110から離間する方向に該テーブル20の上部21が押圧されている。これにより、上記のように、テーブル20の収納姿勢において下部が開いてばたついたりすることが防止される。また、図4(a)に示したように、テーブル20の内側に位置する帯状部材40とシートバック部110との間に間隙が形成されているため、その間隙に、図3(a)に示したように、雑誌等の物品を収納できる。なお、物品の下端は、下部フレーム13に形成した支持溝13a(図5参照)に位置して支持される。
 テーブル20を使用する場合には、図2の左側(通路側)座席で示したように、テーブル20の下部を使用者が手前に引く。それにより、まず、突出縁部21bが下方に回動するため、押圧部材15の上端部15bの円弧状の先端縁よりも下方に移動し、押圧部材15による押圧力が解除される(図11(a)参照)。この状態でも、テーブル20は、コイルスプリング32の弾性力により収納姿勢に復帰するように付勢されているため、使用者はその力に抗する力を付与して、図8に示したように、テーブル20の下部を手前に引いていく(図8の矢印A方向)。すると、走行部材12は、ガイド溝部11g内に沿ってローラ121が転動しつつ、係合片122が、図9(a)に示したように、幅細部の両側の2つの長辺が走行部11aの内面にほぼ沿う姿勢となって、下降していく。テーブル20は、図8に示したように、徐々に水平姿勢となるように変位していくが、それに伴って、一対のアーム30,30も使用者側に傾倒していく。
 走行部材12は、係合片122がレール溝11の走行部11aから方向転換部11bに至ると、上記のようにストッパ11dに接触し(図9(b)参照)、若干図の右方に傾斜する姿勢となり、その後、走行部材12の係合片122は、コイルスプリング32の弾性力によって常に上昇方向に付勢されているため、図9(c)に示したように、上側に位置する切り欠き溝122aが段差部11cに引っかかりロックされる。これにより、図2の右側(窓側)座席、図3(b)及び図4(b)に示したように、テーブル20は略水平姿勢となり、その上に飲料カップ等を載置できる。すなわち、テーブル20は、収納姿勢において使用者に対向している面が、図8に示したように変位することで、そのまま飲料カップ等が載置される使用面(図2のA面)となる。
 このように、本実施形態によれば、テーブル20が下方から上方に回動するものでありながら、テーブル20の上部21が下方に移動しながら開くものであるため、収納状態においてテーブル20の位置が従来よりも高い位置であっても、使用時には、丁度よい高さとなる。
 テーブル20を収容する場合には、使用者は、テーブル20の手前側(収納姿勢で下部に相当)を若干上方に持ち上げる。すると、走行部材12の係合片122は、図9(d)に示したように、方向転換部11b内に下降する。使用者はそのまま手を離すか、あるいは、軽く手を支えるようにしていると、コイルスプリング32の弾性力により、走行部材12は上昇しようとする。方向転換部11bから上昇する際、図9(e)に示したように、係合片122の長辺が段差部11cに当接するため、係合片122は突出軸21a回りで回転し、走行部11a内に侵入する際には、図9(f)に示したように、再び幅細部の両側に位置する2つの長辺が走行部11aの内面にほぼ沿う姿勢となり、そのまま上昇していく。
 走行部材12が上昇していくと、テーブル20は、下部がシートバック部110に接近する方向(図8の矢印B方向)に回動し、収納姿勢に復帰していく。そして、最終点に至るとコイルスプリング32の弾性力により、上部21に設けられた突出縁部21bが押圧部材15の上端部15bの円弧状の先端縁に対面する図7(a),(b)の状態になるまで復帰する。
 このように略水平姿勢から収納姿勢に復帰するまでの間、すなわち、図12の矢印B方向にテーブル20が変位していく間、テーブル20の上縁部22が帯状部材40の下端縁42から上端縁41に向かって接触しながら変位する。これにより、コイルスプリング32の弾性力による復帰動作が帯状部材40と上縁部22との間の摩擦力により緩和され、急激な復帰に伴って手指がテーブル20とサイドレール10との隙間やテーブル20とアーム30との隙間に挟まれることを抑制できる。本実施形態では、下端縁41はほぼ直線状になっており、上端縁42は略中央部が手前側に膨出している。従って、テーブル20が略水平姿勢から復帰動作を始めた当初は、テーブル20の上縁部22が帯状部材40の下端縁42に接触せずにスムーズに動くが、上端縁41に近づくほど接触面積が増すため、復帰動作は徐々に減衰されることになる。
 また、揺れや衝撃等により乗物に前後に大きな加速度がかかり、使用者の頭部がテーブル20に接触する場合がある。航空機などでこのような衝撃が加わる可能性ある場合、各乗客はテーブル20を予め収納位置にセットしている。従って、所定以上の衝撃があって人の頭部が前方に急に移動した場合、図11(b)に示したように、テーブル20の上部21付近に頭部が当接する。頭部が当接すると、押圧部材15の弾性によってその力を受けながら、テーブル20の突出縁部21bが押圧部材15の上端部15bから離脱するため、テーブル20は上部21が下降するように逃げる。これにより、頭部の受ける衝撃力が緩和される。また、テーブル20には、コイルスプリング32により収納方向に付勢されているため、その弾性力によっても頭部の受ける衝撃力が緩和される。
 また、使用者の頭部が、衝撃により斜め方向に動き、サイドレール10に衝突した場合、本実施形態では、サイドレール10が固定されているのはねじ10cの部分のみであるため、サイドレール10は、係合突起10d,10eが壊れてバックフレーム111の被係合部111a,111bとの係合が解除され、図10(a),(b)に示したように、ねじ10cを中心として外方に回動することになる(図10(a),(b)の実線から破線で示したように変形する)。よって、この係合突起10d,10eが壊れることによりエネルギー吸収がなされつつ、サイドレール10が外方に回動することで頭部の受ける衝撃力が緩和される。
 一方、例えば、図2の通路側の着座者の頭部が、衝撃により窓側の着座者が使用するテーブル20側に急に動いた場合、その頭部は、窓側の着座者が使用するテーブル20を支持する通路側に配置されたサイドレール10に衝突する。その際には、図10(c)に示したように、サイドレール10の上部がねじ10cを中心として内方に移動するため、実線から破線で示したように変形し、頭部の受ける衝撃力を緩和する。
 次に、図13~図21に基づき、本発明の他の実施形態に係るテーブル装置300を説明する。本実施形態のテーブル320の使用時及び収納時における動作及び使用者の操作は基本的には上記実施形態と同じであるが、テーブル装置300をユニット化し、物品収容ポケットも一体化した点、テーブル装置300全体の剛性を上記実施形態よりも高くした点、及び、テーブル320の使用時において膝等により誤って蹴り上げられることなどにより予期しないタイミングで収納動作してしまうことをより確実に防止する手段を施した点が上記実施形態と異なる。
 まず、テーブル装置300をユニット化し、物品収容ポケットも一体化して、剛性を高くした点について説明する。上記実施形態では、テーブル20に人の頭部が衝撃により接触した場合に、押圧部材15の弾性によってその力を受けながら、テーブル20が変位し、それにより、頭部の受ける衝撃力を緩和すると共に、衝撃を受けた際に、サイドレール10の変位によっても衝撃力を緩和する構成である。しかし、テーブル20自体が衝撃力により破壊されたり、サイドレール10にテーブル20を連結するための左右の突出軸21aが外れたりすると、上記した衝撃力の緩和機能が十分には作用しない。そこで、本実施形態では、テーブル320が衝撃力によって破壊されたり、サイドレール310に連結するための軸部材321aが外れたりすることをできるだけ防ぐためにテーブル装置300全体の剛性を高くした。剛性を高くすることにより、外観的な高級感が与えられると共に、テーブル320の動作が安定し、使用時に伝わってくる感覚も安定した動きを通じて節度のある高級なものとなり、人の感性にマッチングしやすい。
 そのため、まず、テーブル取り付け面であるシートバック部110に固着される略長方形の取付プレート301を設け(図13~図15参照)、この取付プレート301の幅方向の両側部に一対のサイドレール310,310を一体化し、さらに、サイドレール310,310にテーブル320を支持させた。このようにしてユニット化したテーブル装置300をバックフレーム111に固定する構成とした。ユニット化されているため、シートバック部110に固定する前に、テーブル装置300自体の品質確認を行うことができるという利点もある。また、テーブル320の上部321において、サイドレール310,310のレール溝311,311に走行部材312(ローラ3121,係合片3122)を介して移動可能に係合するため左右に突出する軸部材321aを、上記実施形態のように左右別々の軸(突出軸21a)ではなく、1本の軸とすることでテーブル320自体の剛性を高めている。さらに、テーブル320と取付プレート301との間隙であって、左右のサイドレール310,310の間に、物品収容ポケット340を設けた。この物品収容ポケット340は、断面略コ字状の板状部材を取付プレート301に固定したものであり、物品収容ポケット340を一体化することにより、取付プレート301の剛性が高まる。
 レール溝311は、上記実施形態と同様に、奥側(サイドレール10の外側寄り)に設けられたガイド溝部311gと、ガイド溝部311gに隣接してサイドレール10の内側寄りに設けられた走行部311aとを有している(図16(b)参照)。ガイド溝部311gはガイド部材としてのローラ3121が走行し、走行部311aは係合片3122が走行する。ローラ3121と係合片3122との間には、レール溝311内における両者間の位置決めを行う弾性部材としてのコイルスプリング3123が設けられている。
 ガイド溝部311gの上部には、上側弾性押圧部材351が設けられている(図17(a),(b)参照)。上側弾性押圧部材351は、基部351aと突部351bとを有する弾性ゴムから形成される。基部351aは略直方体状に形成され、ガイド溝部311gを形成する一の壁部(本実施形態では、取付プレート301寄りに位置する壁部)310aに埋設され、その表面に一体成形された断面略三角形状の突部351bが、ガイド溝部311gの上端内面311hよりも若干下方(ローラ3121の直径の長さ程度、上端内面311hよりも下方)において、該壁部310aからガイド溝部311g内に突出するように設けられている。また、基部351aの厚みの範囲内には、空洞部351cが形成されており、この空洞部351cを形成することで、突部351bが押圧されたときに、空洞部351cが縮まるようになる。従って、この空洞部351cの大きさにより、突部351bが押圧された際の弾性を所望の弾性とすることができる。上側弾性押圧部材351は、本実施形態では、ガイド溝部311gの上端内面311hに当接する上端突片351dを有しており、ローラ3121は、テーブル320が収納状態の場合、ガイド溝部311g内において突部351bと上端突片351dとの間に位置し、この位置がローラ3121の上限位置となっている。
 ローラ3121は、テーブル320の収納状態でこのように突部351bと上部突片351dとの間に位置しているため、この状態で衝撃力がテーブル320の上部に付与され、ローラ3121が下方に移動しようとしても突部351bを相対的に押圧し、基部351aを空洞部351cが縮まる方向に変形させて初めて下方への移動が可能となる。従って、この上側弾性押圧部材351の変形による弾性がテーブル320の上部に頭部が衝突した際の緩衝力となるが、この際、本実施形態では、上記のようにテーブル320及びサイドレール310の剛性を高めているため、テーブル320やサイドレール310が変形したり破壊されたりする前に、上側弾性押圧部材351による緩衝力を機能させることができる。
 次に、テーブル320の使用時における不用意な収納動作を防止する手段について説明する。図17(a),(c)に示したように、本実施形態では、ガイド溝部311g内に下側弾性押圧部材352を配設している。下側弾性押圧部材352は、基部352aと該基部352aの表面に突設した突部352bを有しており、上側弾性押圧部材351と同様に弾性ゴムから形成される。そして、ガイド溝部311gを形成している壁部310aの下端に略直方体状の基部352aが埋設され、突部352bがガイド溝311g内に突出するように設けられている。また、基部352aには、その厚みの範囲に空洞部352cが形成されており、上側弾性押圧部材351と同様に、突部352bが押圧されると、空洞部352cが縮まり所望の弾性力を発揮する。
 下側弾性押圧部材352は、その突部352bがガイド溝部311gの下端内面311iよりも若干上方(ローラ3121の直径の長さ程度、下端内面311iよりも上方)の位置で、壁部310aからガイド溝部311g内に突出するように設けられる。より具体的には、図18(e)及び図20に示したテーブル20の使用時において、係合片3122は、上側に形成された切り欠き溝3122aが、走行部311aの下部に形成された方向転換部(上記実施形態の図9に示した方向転換部11bと同じ)との段差部(上記実施形態の図9に示した段差部11cと同じ)に係合されてロックされた状態であるが、下側弾性押圧部材352の突部352bは、この係合片3122のロック状態のときのローラ3121の位置と、ガイド溝部311gの下端内面311iとの間で突出するように設けられる。
 本実施形態によれば、図18(a)のテーブル320の収納状態からテーブル320を使用しようとする場合、テーブル320の手前側(図18(a)の収納状態では下側)を手前に引き出す。このとき、ローラ3121が上側弾性押圧部材351の突部351bの上部に位置しているため、手前に引き出していくことでローラ3121が下方に移動していく過程では、ローラ3121が突部351bを押圧して空洞部351cを縮める際の弾性反力が作用する。従って、操作者は、この弾性反力に抗してテーブル320を手前に引き出す。それにより、図18(b)に示したように、ローラ3121はガイド溝部311g内を下降していくと共に、係合片3122も、走行部311a内を長辺3122bが移動方向に沿うような向きで下降していく。なお、図18は、ローラ3121が配置されているガイド溝部311g側から見た図であり、係合片3122の動きも併せて示しているが、係合片3122の走行部311a内における姿勢は、上記実施形態の図9の場合と全く同様である。
 テーブル320をさらに引き出すと、図18(c)に示したように、ローラ3121が下側弾性押圧部材352の突部352bに当接し、下側弾性押圧部材352の空洞部352cを縮め、次いで、図18(d)に示したように、ローラ3121が突部352bを乗り越える。これにより、係合片3122は、走行部311aの方向転換部(上記実施形態の図9に示した符号11b)にまで移動し、方向転換部内の底部に配置されたストッパ(上記実施形態の図9に示した符号11d)に下側の切り欠き溝3122aが当接する(上記実施形態の図9(b)の状態)。係合片3122を下側の切り欠き溝3122aがストッパに当接した後、係合片3122が上昇すると、上記実施形態の図9(c)と同様に、上側の切り欠き溝3122a(上記実施形態の図9に示した符号122a)が、段差部(上記実施形態の図9に示した符号11c)に係合し、ロック状態となる。一方、下側弾性押圧部材352は、このロック状態のときに、ローラ3121が突部352bの上側に位置するように寸法が設定されている。従って、本実施形態の場合、図18(e)に示したように、係合片3122が段差部(上記実施形態の図9に示した符号11c)に係合したロック状態では、ローラ3121が突部352bの上側に位置している。
 このため、図18(d)の状態から図18(e)の状態に移行する際に、ローラ3121が突部352bの弾性反力に抗して、該突部352bを乗り越える必要がある。テーブル320の裏面(使用面の反対面)側に支軸部材331と2つのアーム330との間に配設されたコイルスプリング332(図15参照)は、テーブル320を常に収納する方向に、すなわち、走行部材312(ローラ3121及び係合片3122)を上方に移動させる方向に付勢しているが、その付勢力は、突部352bを下側から上側へローラ3121が乗り越えるために必要な力より小さく設定されている。従って、図18(d)の状態から図18(e)の状態に移行する際には、使用者がテーブル320の手前側を若干下に押し下げるように操作して係合片3122を段差部に係合させる。これにより、テーブル320を使用することができる。
 テーブル320を通常使用している状態(図18(e)及び図20の状態)で、例えば、膝がテーブル320の裏面に当接して上方に突き上げるような力が加わったとする。このとき、本実施形態によれば、図18(e)及び図20の状態から、図19(a)及び図21(a)に示したように、ローラ3121が突部352bを押圧し、該突部352bを上側から下側に乗り越えていく。すると、図19(b)及び図21(b)に示したように、ローラ3121は突部352bの下側に位置し、係合片3122は段差部との係合が解除される。係合片3122の係合が解除された後、コイルスプリング332の弾性によって上方に戻ろうとするが、このとき、突部352bにローラ3121が当接するため、図19(c)に示したように、係合片3122が非ロック状態でも、それ以上、上方に移動できなくなる。従って、使用時においてテーブル320を下方から膝等により誤って蹴り上げたとしても、テーブル320は勝手には収容されないことになる。図19(c)の状態において、テーブル320を手で押し下げると、ローラ3121が突部352bを下側から上側へと乗り越え、その後は、図19(d)に示したように、係合片3122の長辺3122bが、走行部311a内の移動方向に沿うような向きになり、コイルスプリング332の弾性力により上方に移動していく。なお、正常動作で収納する場合には、図18(e)の使用状態において、テーブル320の手前を一旦引き上げ、ローラ3121及び係合片3122を図19(a),(b)の状態にした後、テーブル320の手前側を押し下げれば、その後は、図19(d)に示したように、コイルスプリング332の弾性力により上方に移動していく。
 ローラ3121がガイド溝部311g内を上昇していくとテーブル320は次第に収納されていくが、ローラ3121が上側弾性押圧部材351の突部351bの下側に当接した状態で停止する。従って、この状態は、図13(a)に示した最終的な収納状態の位置よりも、ローラ3121が若干下側の位置であるため、テーブル320の上端面321bとサイドレール310の上部内側面310bとの間は、最終的な収納姿勢のときよりも大きな隙間が生じている。このため、テーブル320がコイルスプリング332の弾性力により自動復帰した際において、それらの間で手指を挟むことを防止できる。そして、最終的にテーブル320を収納する場合は、この停止状態からテーブル320を取付プレート301側に押圧する。これにより、ローラ3121が上側弾性押圧部材351の突部351bを下側から上側に乗り越え、図18(a)の位置に至り、収納状態となる。
 なお、本実施形態における上側弾性押圧部材351及び下側弾性押圧部材352を設け、ローラ3121の動きを規制する構成は、図1~図12に示した上記実施形態に係るテーブル装置1においても適用可能である。
 また、上記各実施形態ではテーブル装置1,300を構成するサイドレール10,310、テーブル20,320等を前席のシートバック部110に取り付けた場合を例にとって説明しているが、乗物の最前列の座席等において、着座者前方の壁面にテーブルが設けられる場合にも同様のテーブル装置1,300を取り付けられることはもちろんである。
 1,300 テーブル装置
 10,310 サイドレール
 11,311 レール溝
 11a,311a 走行部
 11b 方向転換部
 11c 段差部
 11d ストッパ
 11g,311g ガイド溝部
 12,312 走行部材
 121,3121 ローラ
 122,3122 係合片
 122a,3122a 切り欠き溝
 13 下部フレーム
 15 押圧部材
 20,320 テーブル
 21,321 上部
 30,330 アーム
 40 帯状部材
 340 物品収容ポケット
 351 上側弾性押圧部材
 352 下側弾性押圧部材
 100 シート
 110 シートバック部

Claims (19)

  1.  着座者の前方に位置するテーブル取り付け面に、互いに幅方向に所定間隔をおいて、幅方向に略直交する方向に沿って取り付けられる一対のサイドレールと、
     前記各サイドレールのレール溝に沿って走行可能に配置される一対の走行部材と、
     前記各走行部材に、上部が連結されるテーブルと、
     下部側に配置された部材に一端が軸支され、他端が前記テーブルの中途部に軸支され、前記一端を中心として回動するアームと、
     前記テーブルの上部及び前記各走行部材を前記各サイドレールのレール溝に沿って上方に付勢する弾性部材と
    を有してなり、
     前記テーブルは、側面視で前記サイドレールに沿った状態が収納姿勢であり、
     使用時において、前記弾性部材の付勢力に抗して前記テーブルの下部が手前に引き出されると、前記アームが手前に回動しながら、前記各レール溝に沿って前記各走行部材及び前記テーブルの上部が下方に移動し、前記テーブルが略水平姿勢となる位置で前記各走行部材が前記レール溝内でロックされる構造であることを特徴とするテーブル装置。
  2.  前記テーブル取り付け面として、前後に傾動しない面であって、前記着座者の前方に配置された壁面又は前席のシートバック部の背面に取り付けられる請求項1記載のテーブル装置。
  3.  前記弾性部材は、前記テーブルの中途部に設けられる支軸部材回りに装着され、この支軸部材に回転可能に連結される前記アームの他端を、前記テーブル取り付け面に接近させる方向に付勢するコイルスプリングである請求項1又は2記載のテーブル装置。
  4.  前記各サイドレールのレール溝は、ガイド溝部と、前記ガイド溝部に平行に設けられる所定幅の走行部と、前記レール溝の下部において前記走行部よりも幅広で、前記走行部との間に段差部を有する方向転換部とを有してなり、
     前記走行部材は、
     前記ガイド溝部を走行するガイド部材と、
     前記ガイド部材に対して回転自由に支持され、周縁に切り欠き溝を備え、幅細部が前記レール溝の走行部の溝幅内に収まる寸法で、幅広部が前記走行部の溝幅を超える寸法で形成された略長方形の板状部材からなる係合片と
    を有してなり、
     前記係合片が前記走行部を走行中は、前記係合片の幅細部が前記走行部に沿う姿勢となり、前記方向転換部に至ると回転し、前記切り欠き溝が前記段差部に係合してロック状態となり、前記切り欠き溝と前記段差部との係合が解除されると、再び前記幅細部が前記走行部に沿う姿勢となる請求項1~3のいずれか1に記載のテーブル装置。
  5.  前記ガイド部材は、ローラ又は摺動子からなり、該ローラ又は摺動子と前記係合片との間に、相互の位置関係を保つための弾性部材が配設されている請求項4記載のテーブル装置。
  6.  前記各サイドレールは、上部と下部との間の中途部における1箇所において、前記テーブル取り付け面にねじ止めされ、
     前記各サイドレールの上部を外方に押圧する力が付与されると、各サイドレールの上部がねじ止めされている位置を中心として外方に回動し、各サイドレールの上部を内方に押圧する外力が付与されると、各サイドレールの上部がねじ止めされている位置を中心として内方に回動する構成である請求項1~5のいずれか1に記載のテーブル装置。
  7.  前記各サイドレールの上部に、前記テーブルの収納時において、前記テーブルの上部を前記テーブル取り付け面から離間する方向に押圧し、前記走行部材の下方への移動を規制する押圧部材が設けられている請求項1~6のいずれか1に記載のテーブル装置。
  8.  前記押圧部材は、前記各サイドレールの上部において前記テーブル取り付け面側から突出する板バネからなる請求項7記載のテーブル装置。
  9.  前記各サイドレールのレール溝に沿って前記走行部材を介して移動することにより収納姿勢及び略水平姿勢となる前記テーブルは、前記テーブル取り付け面との間に間隙が形成される位置に設けられており、前記テーブルよりもテーブル取り付け面側に、物品収容ポケットを形成する物品支持部材が設けられている請求項1~8のいずれか1に記載のテーブル装置。
  10.  前記物品支持部材は、前記各サイドレール間に掛け渡された帯状部材を備えてなる請求項9記載のテーブル装置。
  11.  前記帯状部材は、上縁部の幅方向略中央部が手前側に膨出しており、前記テーブルが収納姿勢となるように動作する際に、前記テーブルの上縁部が前記帯状部材の表面に接して摩擦力により前記動作が緩衝される請求項10記載のテーブル装置。
  12.  前記帯状部材は、下縁部が略直線状となるように設けられている請求項11記載のテーブル装置。
  13.  前記係合片の切り欠き溝と前記レール溝の段差部との係合によるロック状態になっている前記テーブルの使用時における前記ガイド部材の位置と前記ガイド溝部の下端内面との間において前記ガイド溝部の壁部から突出する突部を有し、前記ガイド部材を弾性的に押圧して前記ガイド部材の移動を制限可能な下側弾性押圧部材が配設されている請求項4又は5記載のテーブル装置。
  14.  前記下側弾性押圧部材は、前記ガイド溝部の一の壁部に埋設支持される基部を有し、この基部の表面に前記突部が突設された弾性ゴムからなる請求項13記載のテーブル装置。
  15.  前記ガイド溝部の上端内面よりも若干下方において、前記ガイド溝部の壁部から突出する突部を有し、前記ガイド部材を弾性的に押圧して前記ガイド部材の移動を制限可能な上側弾性押圧部材が配設されている請求項4、5、13又は14記載のテーブル装置。
  16.  前記上側弾性押圧部材は、前記ガイド溝部の一の壁部に埋設支持される基部と、この基部の表面に前記突部が突設された弾性ゴムからなる請求項15記載のテーブル装置。
  17.  前記テーブル取り付け面に取付プレートが固着され、前記一対のサイドレールが前記取付プレートの幅方向の両側部に固定される請求項1~8及び請求項13~16のいずれか1に記載のテーブル装置。
  18.  前記取付プレートに、前記一対のサイドレール間に位置する物品収容ポケットが一体に設けられている請求項17記載のテーブル装置。
  19.  請求項1~18のいずれか1に記載のテーブル装置がシートバック部に取り付けられているシート。
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