JPH09136565A - 補助席のロック機構 - Google Patents

補助席のロック機構

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JPH09136565A
JPH09136565A JP31959795A JP31959795A JPH09136565A JP H09136565 A JPH09136565 A JP H09136565A JP 31959795 A JP31959795 A JP 31959795A JP 31959795 A JP31959795 A JP 31959795A JP H09136565 A JPH09136565 A JP H09136565A
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JP
Japan
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lock
seat
auxiliary seat
link
auxiliary
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Application number
JP31959795A
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English (en)
Inventor
Tadao Yokoyama
忠夫 横山
Toshiyuki Mitsui
利之 三井
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Shigeru Kogyo KK
Original Assignee
Shigeru Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単でありながら補助席を折畳位置に
確実にロックすることができるロック機構を提供する。 【解決手段】 連結フレーム3に固定されたボックス6
1の両側面には、上側のロック部62aと下側のフリー
移動部62bとからなるガイド孔62を形成する。補助
席のフレーム24には、ロックリンク63の基端部を回
動自在に設ける。ロックリンク63の先端部には係合軸
65を設け、この係合軸65をガイド孔62に移動可能
に嵌め込む。ガイド孔62は、補助席が折畳位置に回動
したとき、係合軸65がロック部62aとフリー移動部
62bとの交差部に位置するように形成する。ガイド孔
62のロック部62aは、ロックリンク63を上方へ回
動させるだけで上記交差部に位置する係合軸65が内部
に入り込むように形成する。係合軸65は、ばね67に
よってロック部62a内に入り込ませる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、バス等の車両の
座席に設けられる補助席を折畳位置にロックするための
補助席のロック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、バス等に用いられる補助席は、
その座部がほぼ水平になった使用位置と、座部がほぼ垂
直になった折畳位置との間を回動可能になっており、折
畳位置においては主座席に着座した乗客の肘掛けとして
も用いられる。
【0003】ところで、補助席を折畳位置に回動させて
肘掛けとして用いた場合に、補助席が不用意に使用位置
側へ回動すると、乗客が倒れて怪我をするおそれがあ
る。特に、補助席に手を付いて立ち上がろうとするとき
に回動してしまうとその危険性が大きい。そこで、従来
の補助席には折畳位置にロックするロック機構が付設さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のロッ
ク機構は構造が複雑であり、このため補助席を含む座席
全体の製造費が高騰するという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記問題を
解決するためになされたもので、請求項1に係る発明
は、主座席の側部に座部がほぼ水平になった使用位置と
座部がほぼ垂直になった折畳位置との間を水平な軸線を
中心として回動可能に支持された補助席を折畳位置にロ
ックするロック機構であって、上記補助席に基端部が水
平な軸線を中心として回動自在に設けられたロックリン
クと、上記主座席に設けられ、上記ロックリンクの先端
部を、上記補助席の上記使用位置から上記折畳位置まで
の回動に応じて、第1の位置から中間位置を経て第2の
位置に至るように案内するガイド部と、上記ロックリン
クをその先端部が中間位置側から第2の位置を越えて回
動変位するように付勢する弾性部材とを備え、上記ガイ
ド部の中間位置側から第2の位置を越える部分に、上記
補助席が折畳位置に位置しているとき、上記ロックリン
クの回動によってその先端部が入り込むのを許容し、か
つロックリンクがその基端部側から先端部側へ移動する
のを阻止するロック部を有していることを特徴としてい
る。この場合、上記ロックリンクの先端部が上記第1の
位置から上記中間位置に至る経路と同一の経路を経て上
記中間位置から上記第2の位置に至るよう、上記第2の
位置を上記第1の位置と上記中間位置との間に配置し、
上記第2の位置と上記第1の位置との間に上記ロック部
を形成するのが望ましい。また、上記ロックリンクの先
端部が上記第2の位置側から上記第1の位置を越えて移
動するのを阻止するよう、上記ロック部の第1の位置側
の端部を閉じるのが望ましい。さらに、上記ロック部
を、上記ロックリンクの先端部側から基端部側への移動
を阻止するように形成するのが望ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好ましい実施の
形態について図1〜図7を参照して説明する。図1〜図
6は、この発明に係る補助席のロック機構の実施の一形
態を示すものである。まず、図5および図6に基づいて
この実施の形態の座席全体について簡単に説明すると、
この座席は主座席1と補助席2とを備えている。主座席
1は、座部11と背もたれ部12とから構成されてい
る。一方、補助席2も、座部21と背もたれ部22とか
ら構成されており、背もたれ部22は、回動支持機構2
3を介して座席21に回動可能に支持されている。
【0007】上記主座席1のフレーム13には、連結フ
レーム3の基端部が固定されている。この連結フレーム
3の先端部は主座席1から側方へ突出しており、その突
出した先端部に補助席2のフレーム24が水平な軸5を
介して回動自在に支持されている。補助席2は、座部2
1がほぼ水平になった使用位置(図5参照)と座部21
がほぼ垂直になった折畳位置(図6参照)との間を回動
可能である。使用位置においては、背もたれ部22がほ
ぼ垂直に立て使用される。使用位置から折畳位置に回動
させる際には、まず背もたれ部22を座部21に沿うよ
うに回動させ、その後座部21をほぼ垂直になるまで回
動させる。
【0008】上記主座席1に連結固定された連結フレー
ム3と補助席2のフレーム24との間には、補助席2を
折畳位置に維持するロック機構6が設けられている。
【0009】すなわち、連結フレーム3の中間部にはボ
ックス61が固定されている。このボックス61は、軸
5より下側に配置されている。図1〜図4に示すよう
に、ボックス61の上面部および補助席2側の前面部は
開放されている。一方、ボックス61の両側面には、長
孔状をなすガイド孔(ガイド部)62がそれぞれ形成さ
れている。ガイド孔62は、上側のロック部62aと下
側のフリー移動部62bとから構成されている。ロック
部62aは、下方へ向かうにしたがって補助席2側へ向
かうように傾斜し、フリー移動部62bは、下方へ向か
うにしたがって補助席2から離れるように傾斜してい
る。
【0010】上記補助席2のフレーム24の主座席1側
の側部には、一対のロックリンク63の各基端部が軸5
と平行に延びる軸64を介して回動自在に連結されてい
る。各ロックリンク63の先端部は、上記ボックス61
内に入り込んでおり、そこには軸5と平行に延びる係合
軸(ロックリンク63の先端部)65が固定されてい
る。この係合軸65は、ガイド孔62の幅とほぼ同一の
直径を有しており、その両端部は一対のガイド孔62に
その長手方向へ移動可能に挿入されている。
【0011】ここで、上記ガイド孔62と上記係合軸6
5との関係について述べると、ガイド孔62は、図1に
示すように、補助席2が使用位置に位置しているときに
は、ガイド孔62の上端部、つまりロック部62aの上
端部に係合軸65が位置する(第1の位置)ように形成
されている。したがって、補助席2を折畳位置側から使
用位置を越えてさらに回動させようとすると、係合軸6
5がガイド孔62の上端部内面に突き当たることにな
り、これによって補助席2の使用位置を越える回動が阻
止されている。勿論、係合軸65をガイド孔62の上端
部内面に突き当てる代わりに、補助席2と主座席1(ま
たは連結フレーム3)との間に補助席1の同方向への回
動を阻止するストッパ部を設けてもよい。
【0012】また、ガイド孔62は、補助席2が使用位
置から折畳位置側へ向かって回動すると、係合軸65が
下方へ移動し、ロック部62aからフリー移動部62b
内に入り込む。そして、図2に示すように、補助席2が
ほぼ45°回動して使用位置と折畳位置とのほぼ中間の
位置まで回動すると、係合軸65がフリー移動部62b
の下端部内面にほぼ接する位置(中間位置)に移動す
る。その後、補助席2がさらに折畳位置側へ回動する
と、係合軸65はフリー移動部62b内を上方へ移動す
る。補助席2が折畳位置に達すると、係合軸65はロッ
ク部62aとフリー移動部62bとの交差部に位置する
(第2の位置)ようになっている。
【0013】ロック部62aは、補助席2が折畳位置に
位置しているとき、軸64を中心とし、かつ軸64と係
合軸65との間の距離を半径とする円に対し第2の位置
で接するように配置形成されている。したがって、係合
軸65は、補助席2が折畳位置に位置しているときに
は、図3に示すように、ロック部62aの上下の端部
間、つまり第1の位置と第2の位置との間を移動可能で
ある。なお、係合軸65は軸64と係合軸65との間の
距離を半径とする円周上を移動するので、理想的にはロ
ック部62aを円弧状に形成すべきであるが、ガイド孔
62の幅を係合軸65の直径より僅かに大きくすること
により、ロック部62aを直線的に形成しても係合軸6
5を移動可能にすることができる。
【0014】このように、ロック部62aが軸64と係
合軸65との間の距離を半径とする円に接するように形
成されているので、補助席2が折畳位置に位置し、かつ
係合軸65がロック部62a内に入り込んだ状態におい
ては、補助席2を使用位置側から折畳位置を越えて回動
させようとすると、それに応じてロックリンク63がそ
の先端側から基端側へ移動する。ところが、ロックリン
ク63がそのように移動しようとすると、係合軸65が
ロック部62aの一方の側面(図3において右側の側
面)に突き当たる。これによって、補助席2の折畳位置
を越える回動が阻止されている。逆に、補助席2を折畳
位置から使用位置側へ回動させようとする場合には、そ
の回動に応じてロックリンク63がその基端側から先端
側へ移動しようする結果、係合軸65がロック部62a
の他方の側面(図3において左側の側面)に突き当た
る。これによって、補助席2の使用位置側への回動が阻
止されるようになっている。
【0015】上記係合軸65には、中間リンク66の上
端部が回動自在に連結されている。この中間リンク66
と連結フレーム3との間には、中間リンク66を上方へ
付勢するばね(弾性部材)67が設けられている。そし
て、このばね67の付勢力により、係合軸65が中間リ
ンク66を介して上方へ付勢されている。その結果、係
合軸65は、補助席2が使用位置に位置しているときに
は、ロック部62aの上端部内面に突き当てられて第1
の位置に位置させられ、補助席2が使用位置から折畳位
置まで回動したときには、第2の位置からロック部62
a内に引き込まれ、さらにその上端部内面に突き当てら
れて第1の位置に位置するようになっている。
【0016】上記中間リンク66の下端部には、連結リ
ンク68の一端部が軸69を介して回動自在に連結され
ている。この連結リンク68の他端部は、L字状をなす
操作レバー70に回動不能に連結されており、操作レバ
ー70はボックス61に回動自在に支持されている。し
たがって、補助席2が折畳位置に位置し、かつ係合軸6
5が第1の位置に位置しているときに、操作レバー70
を図3において反時計方向へ回動させると、中間リンク
66がばね67に抗して下方へ移動し、係合軸65がロ
ック部62aの下端部、つまりロック部62aとフリー
移動部62bとの交差部まで下方へ移動する。
【0017】次に、上記構成のロック機構6の作用を説
明する。いま、補助席2が使用位置に位置し、係合軸6
5が第1の位置に位置しているものとする。この状態に
おいては、ばね67の付勢力によって係合軸65がロッ
ク部62aの上端部内面に突き当てられているので、補
助席2が不用意に折畳位置側へ回動することはない。勿
論、使用位置を越えて回動することもない。補助席2を
ばね67の付勢力に抗して折畳位置側へ回動させると、
係合軸65が下方へ移動し、ロック部62aからフリー
移動部62bに入り込む。そして、補助席2をほぼ45
°回動させると、係合軸65がフリー移動部62bの下
端部(中間位置)まで移動する。勿論、この間は係合軸
65がばね67によって上方へ付勢されているから、補
助席2の回動を中止すると補助席2はばね67の付勢力
によって第1の位置に戻される。
【0018】補助席2を折畳位置側へ向かってさらに回
動させると、今度は係合軸65がフリー移動部62b内
を上方へ移動するようになり、補助席2にはばね67の
付勢力が折畳位置側への回動力として作用する。したが
って、補助席2から手を放すと、補助席2はばね67の
付勢力によって自動的に折畳位置まで移動する。ただ
し、そのようにすると補助席2が急速に回動するので、
補助席2に使用位置側への力を加えつつゆっくりと回動
させるのがよい。
【0019】補助席2が折畳位置まで回動すると、係合
軸65がロック部62aとフリー移動部62bとの交差
部たる第2の位置に達する。そして次の瞬間、係合軸6
5がばね67によってロック部62a内に移動させら
れ、その上端部内面に突き当たる。つまり、第1の位置
に移動させられる。この状態においては、ロック部62
aが軸64を中心とし、軸64と係合軸65との間の距
離を半径とする円に接するように形成されているので、
係合軸65がロック部62aの一方の側面(図3におい
て右側の側面)に突き当たることにより、ロックリンク
63の右方への移動が阻止され、ひいては補助席2の折
畳位置を越える回動が阻止される。逆に、係合軸65が
ロック部62aの他方の側面(図3において左側の側
面)に突き当たることにより、ロックリンク63の左方
への移動が阻止され、ひいては補助席2の使用位置側へ
の回動が阻止される。このように、係合軸65をロック
部62aに入り込ませるという簡単な構造を採用するだ
けで、補助席2を折畳位置にロックすることができる。
しかも、係合軸65がばね67によってロック部62a
の上端部内面に突き当てられているので、係合軸65が
ロック部62aからフリー移動部62bに移動すること
がない。したがって、補助席2を折畳位置に確実にロッ
クすることができる。
【0020】折畳位置に位置する補助席2を使用位置ま
で回動させる場合には、まず操作レバー70を図3にお
いて反時計方向へ回動させ、係合軸65をばね67の付
勢力に抗して第2の位置まで下方へ移動させる。この状
態においては、係合軸65がフリー移動部62bに入り
込むことができるので、補助席2が使用位置側へ回動可
能になる。そして、補助席2を使用位置側へ回動させる
と、係合軸65がフリー移動部62b内を下方へ移動す
る。補助席2をほぼ45°回動させると、係合軸65が
中間位置に達する。係合軸65が第1の位置から中間位
置に達するまでの間は、ばね67が補助席2を折畳位置
側へ戻すように付勢している。
【0021】補助席2をさらに回動させると、係合軸6
5が上方へ移動するようになり、ばね67の付勢力が補
助席2を使用位置側へ回動させる力として作用する。し
たがって、係合軸65が中間位置を越えた後は、ばね6
7の付勢力によって補助席2が使用位置側へ回動させら
れる。このとき、補助席2が急速に回動するの防止する
ために、補助席2を折畳位置側へ若干押しつつゆっくり
と回動させるのが望ましい。補助席2が使用位置に達す
ると、係合軸65がロック部62aの上端部内面に突き
当たって第1の位置に位置し、全体が元の状態に戻る。
【0022】次に、図7に示すこの発明の他の実施の形
態について説明する。この実施の形態のロック機構6′
は、中間リンク66およびばね67に代えて中間リンク
72および弾性部材73を用いた点が上記ロック機構6
と異なっている。
【0023】すなわち、中間リンク72は、係合軸65
と一体には連結されておらず、係合軸65の上面部に単
に接して係合しているだけである。したがって、中間リ
ンク72は、操作レバー70によって下方へ移動させら
れると、第1の位置に位置している係合軸65を第2の
位置まで下方へ移動させるが、係合軸65が第2の位置
からフリー移動部62bに入り込むようになると係合軸
65と一緒に移動することがない。したがって、この実
施の形態では、係合軸65が第1の位置と第2の位置近
傍との間に位置しているときに補助席2に後述する弾性
部材73の付勢力が作用する以外、補助席2に付勢力が
作用することがない。したがって、補助席2を容易に回
動させることができる。なお、中間リンク72と連結フ
レーム3との間にばね74が設けられているが、このば
ね74は、中間リンク72を図7に示す元の位置まで復
帰移動させて、ストッパ(図示せず)に突き当たらせる
ためのものであり、中間リンク72をストッパに突き当
たらせることにより、中間リンク72が車両の振動によ
って回動するのを防止するようになっている。
【0024】また、ばね67に代わる弾性部材73はゴ
ム等からなるものであり、係合軸65が中間位置から第
2の位置側へ移動するときにおいて、第2の位置の若干
手前に達したときにロックリンク63の下側を向く側面
に接触するように配置されている。したがって、弾性部
材73は、補助席2を折畳位置に回動させる場合におい
て、係合軸6が第2の位置の若干手前に達すると、ロッ
クリンク63が突き当たり、係合軸65が第2の位置に
達するまで弾性変形させられる。そして、係合軸65が
第2の位置に達すると、弾性変形分によってロックリン
ク63を上方へ付勢し、係合軸65をロック部62a内
に入り込ませて第1の位置まで移動させる。したがっ
て、補助席2を折畳位置に回動させた状態においては、
操作レバー70によって係合軸65を弾性部材73の付
勢力に抗して第2の位置まで移動させない限り、係合軸
65が第1の位置から第2の位置側へ移動することがな
い。よって、補助席2が折畳位置に確実にロックされ
る。
【0025】なお、この発明は、上記の実施の形態に限
定されるものでなく、適宜変更可能である。例えば、上
記の実施例においては、係合軸65を中間位置において
折り返し移動させるようにしているが、第1の位置、中
間位置および第2の位置を順次並ぶように配置してもよ
い。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、簡単な構造でありながら補助席を折畳位置
に確実にロックすることができ、したがって乗客が不慮
の事故で怪我するのを防止することができるとともに、
ロック機構を安価に製造することができる。請求項2に
係る発明によれば、ロックリンクの先端部が中間位置で
折り返し移動するようになっているので、第1の位置、
中間位置および第2の位置を順次配置する場合に比して
ガイド部の長さをほぼ半減することができ、これによっ
てロック機構を小型化することができる。請求項3に係
る発明によれば、補助席が使用位置を越えて折畳位置側
から使用位置側へ回動するのをガイド部によって阻止す
ることができ、補助席のためのストッパ部を別途設置す
る必要がない。したがって、ロック機構をより一層安価
に製造することができる。請求項4に係る発明によれ
ば、補助席が折畳位置を越えて回動するのを防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態の要部を示す図であっ
て、補助席を使用位置に回動させたときの状態を示して
いる。
【図2】補助席を使用位置または折畳位置からほぼ45
°回動させたときの状態を示す図1と同様の図である。
【図3】補助席を折畳位置に回動させたときの状態を示
す図1と同様の図である。
【図4】図1に示す実施の形態において用いられている
ロック機構を示す斜視図である。
【図5】同実施の形態たる座席の全体構成を示す図であ
って、補助席を使用位置に回動させたときの状態を示し
ている。
【図6】補助席を折畳位置に回動させたときの状態を示
す図5と同様の図である。
【図7】この発明の他の実施の形態を示す図3と同様の
図である。
【符号の説明】
1 主座席 2 補助席 3 連結フレーム 6 ロック機構 13 主座席のフレーム 21 座部 24 補助席のフレーム 61 ボックス 62 ガイド部 62a ロック部 62b フリー移動部 63 ロックリンク 65 係合軸(ロックリンクの先端部) 67 ばね(弾性部材) 73 弾性部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主座席の側部に座部がほぼ水平になった
    使用位置と座部がほぼ垂直になった折畳位置との間を水
    平な軸線を中心として回動可能に支持された補助席を折
    畳位置にロックするロック機構であって、上記補助席に
    基端部が水平な軸線を中心として回動自在に設けられた
    ロックリンクと、上記主座席に設けられ、上記ロックリ
    ンクの先端部を、上記補助席の上記使用位置から上記折
    畳位置までの回動に応じて、第1の位置から中間位置を
    経て第2の位置に至るように案内するガイド部と、上記
    ロックリンクをその先端部が中間位置側から第2の位置
    を越えて回動変位するように付勢する弾性部材とを備
    え、上記ガイド部の中間位置側から第2の位置を越える
    部分に、上記補助席が折畳位置に位置しているとき、上
    記ロックリンクの回動によってその先端部が入り込むの
    を許容し、かつロックリンクがその基端部側から先端部
    側へ移動するのを阻止するロック部を有していることを
    特徴とする補助席のロック機構。
  2. 【請求項2】 上記ロックリンクの先端部が上記第1の
    位置から上記中間位置に至る経路と同一の経路を経て上
    記中間位置から上記第2の位置に至るよう、上記第2の
    位置が上記第1の位置と上記中間位置との間に配置さ
    れ、上記第2の位置と上記第1の位置との間に上記ロッ
    ク部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載
    の補助席のロック機構。
  3. 【請求項3】 上記ロックリンクの先端部が上記第2の
    位置側から上記第1の位置を越えて移動するのを阻止す
    るよう、上記ロック部の第1の位置側の端部が閉じられ
    ていることを特徴とする請求項2に記載の補助席のロッ
    ク機構。
  4. 【請求項4】 上記ロック部が上記ロックリンクの先端
    部側から基端部側への移動を阻止するように形成されて
    いることを特徴とする請求項2または3に記載の補助席
    のロック機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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