WO2012001740A1 - 有機エレクトロルミネッセンス表示装置 - Google Patents

有機エレクトロルミネッセンス表示装置 Download PDF

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Abstract

 ガラス基板(10)上に配置されたアクティブ素子(61、62)と、アクティブ素子の上を平坦化する平坦化絶縁層(25)と、平坦化絶縁層(25)の上に形成され、下部電極(30)、有機発光層(33)及び上部電極(34)を含み、アクティブ素子(61、62)により発光状態が制御される有機EL素子(63)とを備え、下部電極(30)は、分割電極部(304、305、306)を有し、コンタクトホール(25a)を介してアクティブ素子(61、62)と電気的に接続され、コンタクトホール(25a)と分割電極部(304、305、306)の各々との間の平坦化絶縁層(25)上にレーザー光の照射により切断可能な切断可能部(301、302、303)が設けられ、ガラス基板(10)側の外部及びガラス基板(10)とは反対側の外部の少なくとも一方から切断可能部(301、302、303)にまでレーザー光透過路が設けられている。

Description

有機エレクトロルミネッセンス表示装置
 本発明は、有機EL(エレクトロルミネッセンス)表示装置に関し、特に有機EL素子のショート不良による滅点をリペアするために用いられる構造に関する。
 有機EL表示装置は、有機化合物の電界発光現象を利用して、高速な応答性および広い視野角を有する自発光を得ることができる薄型軽量な発光表示装置として知られている。
 有機EL表示装置は、ガラスなどの基板上に、アクティブ素子(例えば薄膜トランジスタ)およびそのアクティブ素子にて発光を制御される有機EL素子を含む多数の画素部を平面状に配列して構成される。
 有機EL素子は、下部電極、有機発光層及び上部電極を含み、有機発光層は、下部電極と上部電極との間に流れる電流で発光する。
 有機発光層は厚さが1μm以下と非常に薄いため、微小なパーティクルに起因するショート不良が発生しやすい。ショート不良が発生すると、本来発光に用いられるべき電流がショート箇所に流れてしまい、有機EL素子の発光領域全体で、発光機能が失われてしまう。
 従来、パーティクルに起因するショート不良に対して、レーザー光にて発光領域内のショート箇所を焼き切ることでショート箇所を局所的に高抵抗化(絶縁化)するリペア処理が試みられている。しかし、このリペア処理では、リペア箇所の絶縁状態が不安定で再びショート不良に戻ることがあり、またリペア箇所の周辺の発光領域にダメージが及ぶため、十分な信頼性が得られる実用方法としては確立されていない。
 そこで、1つの駆動信号で駆動されるべき発光領域を、予め複数の分割領域に分けて設置しておき、ショート不良が発見された分割領域を他の分割領域から切り離すことで、残りの分割領域の発光機能を回復させる技術が提案されている(例えば、特許文献1~3を参照)。分割領域の切り離しは、例えば、駆動トランジスタから分割領域へ駆動電流を供給する配線を切断することにより行われる。
 特許文献1~3に開示される技術によれば、発光領域内に直接レーザー光を照射しないので、周辺へのダメージが小さくかつリペア後の信頼性も高い。
 例えば、特許文献2には、画素欠陥が生じた分割画素部と画素回路との接続であるソース電極の分岐線を基板側からレーザー光で切断する一例が記載されている。また、特許文献3には、コンタクトホールの斜面部に電流遮断部を形成する記載がある。なお、特許文献1には、好適な切断可能箇所の配置や構造に関する記載はない。
特開2008-65200号公報 特開2006-330469号公報 特開2009-76348号公報
 しかしながら、特許文献1に開示される技術によれば、画素回路が形成されるTFT(薄膜トランジスタ)層においてソース電極の分岐線を切断するため、切断に伴う画素回路(とくには駆動トランジスタ)へのダメージが懸念される。
 また、特許文献2に開示される技術によれば、電流遮断部がコンタクトホールの斜面部に形成されるため、レーザー光の電流遮断部への入射角が浅くなる。そのため、レーザー光の照射位置合わせがしにくく、かつ長い照射時間を要するといった、リペア処理の作業性の悪化が懸念される。
 本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、有機EL素子のショート不良による滅点をリペアするために用いられる好適な構造を持った有機EL表示装置を提供することを目的とする。
 上記の課題を解決するために、本発明の有機EL表示装置の1つの態様は、基板と、該基板上にマトリクス状に配置されたアクティブ素子と、該アクティブ素子の上を平坦化する平坦化絶縁層と、該平坦化絶縁層の上に形成され、下部電極、有機発光層及び上部電極を含み、前記アクティブ素子により発光状態が制御される有機エレクトロルミネッセンス(EL)素子と、を備え、前記下部電極は、複数の分割電極部を有し、前記平坦化絶縁層に設けられたコンタクトホールを介して、前記アクティブ素子と電気的に接続され、前記平坦化絶縁層上であって、前記コンタクトホールと前記複数の分割電極部の各々との間の配線に、レーザー光の照射により切断可能な切断可能部が設けられ、前記基板側の外部及び前記基板の反対側の外部の少なくとも一方から前記切断可能部にまでレーザー光を透過可能なレーザー光透過路が設けられている。
 本発明の有機EL表示装置によれば、リペア時にレーザー光の照射によって切断されるべき切断可能部が、従来技術のようにTFT層またはコンタクトホール内ではなく、平坦化膜上に設けられているので、リペア処理に伴う切断可能部の周辺へのダメージを低減し、分割電極部にショートが生じている不良の発光領域のみを、安全かつ確実に、正常な発光領域から切り離すことができる。また、レーザー光の透過路があらかじめ設けられていることから、リペア処理の作業性も良好である。
図1は、本発明の実施の形態1に係る有機EL表示装置の構成の一例を示す平面図である。 図2(a)、(b)は、本発明の実施の形態1に係る有機EL表示装置の画素部の構成の一例を示す平面図および断面図である。 図3(a)、(b)は、本発明の実施の形態1に係る有機EL表示装置の画素部の構成の他の一例を示す平面図および断面図である。 図4は、本発明の実施の形態1に係る有機EL表示装置に対するリペア処理に用いられるレーザー照射システムの一例を示す構成図である。 図5は、本発明の実施の形態1に係る有機EL表示装置の遮光部の形状の一例を示す平面図である。 図6(a)~(c)は、リペア装置にて行われるリペア処理の手順の一例を示す工程図である。 図7(a)~(e)は、本発明の実施の形態1に係る有機EL表示装置の画素部の構成の他の一例を示す平面図である。 図8(a)~(c)は、本発明の実施の形態2に係る有機EL表示装置の画素部の構成の一例を示す平面図、切断可能部の配置図、および断面図である。 図9(a)、(b)は、本発明の実施の形態2に係る有機EL表示装置の画素部の構成の他の一例を示す平面図および切断可能部の配置図である。
 本発明に係る有機ELの1つの態様は、基板と、該基板上にマトリクス状に配置されたアクティブ素子と、該アクティブ素子の上を平坦化する平坦化絶縁層と、該平坦化絶縁層の上に形成され、下部電極、有機発光層及び上部電極を含み、前記アクティブ素子により発光状態が制御される有機エレクトロルミネッセンス(EL)素子と、を備え、前記下部電極は、複数の分割電極部を有し、前記平坦化絶縁層に設けられたコンタクトホールを介して、前記アクティブ素子と電気的に接続され、前記平坦化絶縁層上であって、前記コンタクトホールと前記複数の分割電極部の各々との間の配線に、レーザー光の照射により切断可能な切断可能部が設けられ、前記基板側の外部及び前記基板の反対側の外部の少なくとも一方から前記切断可能部にまでレーザー光を透過可能なレーザー光透過路が設けられている。
 本態様の有機EL表示装置によれば、リペア時にレーザー光の照射によって切断されるべき切断可能部が、従来技術のようにTFT層またはコンタクトホール内ではなく、平坦化膜上に設けられているので、リペア処理に伴う切断可能部の周辺へのダメージを低減し、分割電極部にショートが生じている不良の発光領域のみを、安全かつ確実に、正常な発光領域から切り離すことができる。また、レーザー光の透過路があらかじめ設けられていることから、リペア処理の作業性も良好である。
 また、本発明に係る有機ELの他の態様においては、前記レーザー光透過路は、前記基板及び前記平坦化絶縁層がレーザー光を透過可能な材料で形成されることにより構成されてもよい。
 このような構成によれば、前記レーザー光は、前記基板及び前記平坦化絶縁層によって妨げられることなく、有機EL表示装置の前記基板側の外部から切断可能部へ到達できる。
 また、本発明に係る有機ELの他の態様においては、前記レーザー光透過路は、前記アクティブ素子及び該アクティブ素子に接続された配線の少なくとも一方に、レーザー光を透過可能な開口部が設けられることにより構成されてもよい。
 このような構成によれば、前記レーザー光は、前記アクティブ素子及び該アクティブ素子に接続された配線の少なくとも一方に設けられる開口部を透過して、有機EL表示装置の前記基板側の外部から切断可能部へ到達できる。
 また、本発明に係る有機ELの他の態様においては、さらに、隣接する前記有機EL素子同士の間に隔壁部を備え、前記コンタクトホール及び前記切断可能部は、前記隔壁部の下方に配置され、前記レーザー光透過路は、前記隔壁部がレーザー光を透過可能な材料で形成されることにより構成されてもよい。このような構成によれば、前記レーザー光は、前記隔壁部によって妨げられることなく、有機EL表示装置の前記基板とは反対側の外部から切断可能部へ到達できる。
 また、本発明に係る有機ELの他の態様においては、さらに、前記有機EL素子の上方に、光変換部及び遮光部を含む光変換層を備え、前記光変換部は前記有機EL素子の上部に、前記遮光部は前記隔壁部の上部に配置され、前記レーザー光透過路は、前記遮光部にレーザー光を透過可能な開口部が設けられることにより構成されてもよい。
 このような構成によれば、前記遮光部に設けられる開口部を透過して、有機EL表示装置の前記基板とは反対側の外部から切断可能部へ到達できる。
 また、本発明に係る有機ELの他の態様においては、前記コンタクトホールは、前記複数の分割電極部に共通して、前記有機EL素子ごとに一つずつ設けられてもよい。
 このような構成によれば、前記複数の分割電極部は、前記コンタクトホールから共通の駆動信号を供給されることで、単一の有機EL素子に含まれる複数の発光領域を構成できる。
 また、本発明に係る有機ELの他の態様においては、前記複数の分割電極部のうち短絡欠陥がある分割電極部に対応する前記切断可能部が切断されていてもよい。
 このような構成によれば、前記切断可能部が切断されることで、短絡欠陥のリペアが果たされる。
 また、本発明に係る有機ELの他の態様においては、前記切断可能部は、波長が800~2000nmのレーザー光の照射により切断されてもよい。
 このような構成によれば、波長が800~2000nmのレーザー光を用いて、前記切断可能部を切断することができる。
 (実施の形態1)
 本発明の実施の形態1に係る有機EL表示装置について、図面を用いて説明する。
 図1は、本発明の実施の形態1に係る有機EL表示装置1の構成の一例を示す部分平面図である。
 有機EL表示装置1は、多色表示が可能な有機EL表示装置であり、複数の画素部3がマトリクス状に配置されて構成される。各画素部3は、赤色、緑色、青色の光をそれぞれ発光可能な3つのサブ画素部2を含む。以下では説明の簡潔のため、サブ画素部を単に画素部と称する。
 各画素部2には、特徴的な形状の下部電極30が形成され、隣接する画素部2の間には、画素部2を列ごとに仕切る隔壁部32が形成されている。下部電極30の上には、図示しない有機発光層および上部電極が形成される。
 下部電極30は、コンタクトホール25aにおいて、発光領域51、52、53に駆動電流を供給する図示しない画素回路と接続されている。
 下部電極30の輪郭部を含む一部の領域は絶縁層31にて被覆されており、下部電極30上の絶縁層31による被覆が除外された3つの領域が、それぞれ発光領域51、52、53として機能するようになっている。
 このような構造が、有機EL表示装置1の全面にわたって形成されている。
 図2(a)は、本発明の実施の形態1に係る有機EL表示装置1の画素部2の構成の一例を示す平面図である。図2(b)は、画素部2の断面の一例を示す断面図である。なお、図2(b)の断面図には、便宜上、実際には異なる断面に見られる構成要素が示される場合がある。
 まず、画素部2の基本的な構造について、図2(b)の断面図を参照しながら説明する。なお、画素部2の基本的な構造は周知のものであるため、ここではごく簡単な説明にとどめ、各層の材料や製造方法の説明は省略する。
 画素部2は、ガラス基板10上に、TFT層11および発光機能層12を形成し、封止用のガラス基板41にて封止することにより構成される。
 TFT層11は、ガラス基板10上に、ゲート電極20、ゲート絶縁膜21、半導体層22、SD(ソースドレイン)電極23、絶縁膜24をこの順に形成して構成されたアクティブ素子61、62を、平坦化絶縁層25で埋め込んで構成される。平坦化絶縁層25にはSD電極23に達するコンタクトホール25aが設けられる。
 発光機能層12は、TFT層11上に、下部電極30、絶縁層31、隔壁部32を所定の形状に形成し、さらに有機発光層33、上部電極34、薄膜封止膜35をこの順に積層して構成される。隔壁部32の開口部32aに形成された、下部電極30、有機発光層33、および上部電極34からなる積層体が、有機EL素子63として機能する。
 有機EL素子63は、TFT層11に設けられるアクティブ素子61、62を含む画素回路から、コンタクトホール25aを介して供給される電流で発光駆動され、図面の上方へ光を出射する。
 ガラス基板10上に形成される構造体とは別体に用意されるガラス基板41が、樹脂封止層36にてガラス基板10上の構造体と貼り合わされる。
 以上が、画素部2の基本的な構成である。上述のように構成された画素部2は、有機EL素子のショート不良による滅点をリペアするために用いられる特徴的な構造を有している。
 次に、画素部2の特徴的な構造について詳細に説明する。
 図2(a)に示されるように、下部電極30は、一例として、接続部300、切断可能部301、302、303、および分割電極部304、305、306からなる。なお、図2(a)は、下部電極30の一例を示すものであり、下部電極の具体的な形状を限定するものではない。
 接続部300は、コンタクトホール25aにおいて、TFT層11のSD電極23と電気的に接続される。切断可能部301、302、303は、レーザー光の照射により切断され得るように、狭幅の形状に形成される。分割電極部304、305、306のそれぞれは、切断可能部301、302、303が切断されることによって接続部300から電気的に分離される。
 下部電極30は、コンタクトホール25a内の領域を除く全ての領域が、平坦化絶縁層25上に形成される。
 下部電極30上の絶縁層31による被覆が除外された複数の領域が、同一の駆動信号に従って発光を制御される発光領域51、52、53として機能する。
 上述のように構成された画素部2において、例えば発光領域51にショート不良が発見されたものとすると、図2(b)に示されるように、画素部2のガラス基板10とは反対側の外部から切断可能部301へレーザー光80が照射され、ショート不良を起こしている発光領域51に対応する切断可能部301が切断される。
 このとき、絶縁層31および隔壁部32を、レーザー光80を透過可能な材料で構成しておくことで、隔壁部32、絶縁層31を、レーザー光80の透過路として機能させることができる。絶縁層31の材料としては、例えばSiOを主体にした透明絶縁体が好適に用いられる。隔壁部32の材料としては、透明な樹脂で絶縁性が高い材料、例えば、ポリアミド、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリサルホン、エポキシが好適に用いられ、なかでもポリイミド、アクリル系、ノボラック系フェノールが耐熱性の点で好適である。なお、上部電極34、薄膜封止膜35、樹脂封止層36、ガラス基板41は、本来的に有機EL素子から出射される光を透過する透明体であるため、レーザー光80の透過路として機能する。
 レーザー光80は、画素部2のガラス基板10とは反対側の外部から到来し、ガラス基板41、隔壁部32、絶縁層31を含む透過路を通って切断可能部301に到達し、切断可能部301を切断する。
 なお、画素部2において、発光領域52または53にショート不良が発見された場合は、同様にして、それぞれ切断可能部302または303が切断される。
 このような構成は、光変換部及び遮光部を含む光変換層(カラーフィルタ)を有する有機EL表示装置に適用することも可能である。
 図3(a)は、光変換層13を有する有機EL表示装置に用いられる画素部4の構成の一例を示す平面図である。図3(b)は、画素部4の断面の一例を示す断面図である。なお、図3(b)の断面図には、便宜上、実際には異なる断面に見られる構成要素が示される場合がある。
 画素部4は、画素部2と比べて、光変換層13を有する点のみが異なっている。以下の説明では、画素部2で説明した構成要素には、同一の符号を付して適宜説明を省略し、相違点のみを主に説明する。
 画素部4は、ガラス基板10上に、TFT層11および発光機能層12を形成し、光変換層13にて封止することにより構成される。
 ガラス基板10上に形成されるTFT層11および発光機能層12については、前述のとおりである。
 光変換層13は、ガラス基板10上に形成される構造体とは別体に、ガラス基板41上に遮光部40および光変換部(フィルタ)42を形成して構成され、光変換部42が有機EL素子63の上部に位置し、かつ遮光部40が隔壁部32の上部に位置するように、ガラス基板10上の構造体との位置合わせがされた状態で、樹脂封止層36にてガラス基板10上の構造体と貼り合わされる。光変換層13は、カラーフィルタとして機能する。
 以上が、画素部4の基本的な構成である。上述のように構成された画素部4は、有機EL素子のショート不良による滅点をリペアするために用いられる特徴的な構造を有している。
 次に、画素部4の特徴的な構造について詳細に説明する。
 図3(a)に示されるように、下部電極30は、一例として、接続部300、切断可能部301、302、303、および分割電極部304、305、306からなる。なお、図3(a)は、下部電極30の一例を示すものであり、下部電極の具体的な形状を限定するものではない。
 接続部300は、コンタクトホール25aにおいて、TFT層11のSD電極23と電気的に接続される。切断可能部301、302、303は、レーザー光の照射により切断され得るように、狭幅の形状に形成される。分割電極部304、305、306のそれぞれは、切断可能部301、302、303が切断されることによって接続部300から電気的に分離される。
 下部電極30は、コンタクトホール25a内の領域を除く全ての領域が、平坦化絶縁層25上に形成される。
 下部電極30上の絶縁層31による被覆が除外された複数の領域が、同一の駆動信号に従って発光を制御される発光領域51、52、53として機能する。
 遮光部40は、発光領域51、52、53に対応する位置および切断可能部301、302、303に対応する位置を除外して設けられる。発光領域51、52、53に対応して遮光部40が設置されていない領域を発光開口部40aと称し、切断可能部301、302、303に対応して遮光部40が設置されていない領域をリペア開口部40bと称する。
 上述のように構成された画素部4において、例えば発光領域51にショート不良が発見されたものとすると、図3(b)に示されるように、画素部4のガラス基板10とは反対側の外部から切断可能部301へレーザー光80が照射され、ショート不良を起こしている発光領域51に対応する切断可能部301が切断される。
 このとき、絶縁層31および隔壁部32を、レーザー光80を透過可能な材料で構成しておくことで、リペア開口部40b、隔壁部32、絶縁層31を、レーザー光80の透過路として機能させることができる。絶縁層31の材料としては、例えばSiOを主体にした透明絶縁体が好適に用いられる。隔壁部32の材料としては、透明な樹脂で絶縁性が高い材料、例えば、ポリアミド、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリサルホン、エポキシが好適に用いられ、なかでもポリイミド、アクリル系、ノボラック系フェノールが耐熱性の点で好適である。なお、上部電極34、薄膜封止膜35、樹脂封止層36、ガラス基板41は、本来的に有機EL素子から出射される光を透過する透明体であるため、レーザー光80の透過路として機能する。
 レーザー光80は、画素部4のガラス基板10とは反対側の外部から到来し、リペア開口部40b、隔壁部32、絶縁層31を含む透過路を通って切断可能部301に到達し、切断可能部301を切断する。
 なお、画素部4において、発光領域52または53にショート不良が発見された場合は、同様にして、それぞれ切断可能部302または303が切断される。
 図4は、本発明の実施の形態1に係る有機EL表示装置1に対するリペア処理に用いられるレーザー照射システム100の一例を示す構成図である。
 レーザー照射システム100は、レーザー発振器101、反射ミラー102、NDフィルタ103、対物レンズ104、カメラ105、ライト106、XYステージ107、およびコントローラー108から構成される。
 レーザー発振器101は、例えば800~2000nmのレーザー光を出射する。反射ミラー102、NDフィルタ103、対物レンズ104は、レーザー発振器101から出射されたレーザー光を、予め定められた位置に所望の強度で集光する。一例として、NDフィルタ103には透過率5%のフィルタを3枚重ねて用い、対物レンズ104には倍率20、NA=0.4のレンズを用いてもよい。
 XYステージ107は、リペア処理の対象となる有機EL表示装置1を載置して、コントローラー108からの指示に応じて平面移動する。
 カメラ105は、ライト106による照明下でXYステージ107上の有機EL表示装置1を撮像し、得られた画像をコントローラー108に送信する。
 図5は、カメラ105にて撮影される有機EL表示装置1の画像の一例であり、画像から、遮光部40の有無による反射率の違いに応じて、遮光部40、発光開口部40a、リペア開口部40bが確認できる。
 図6(a)~(c)は、上述のように構成されたレーザー照射システム100によるレーザー照射処理の手順の一例を説明する工程図である。
 ここで、有機EL表示装置1におけるショート不良箇所は別途の検査装置にてあらかじめ発見され、レーザー照射システム100によるレーザー照射処理に先立ってコントローラー108に通知されているものとする。
 コントローラー108は、カメラ105にて撮影された有機EL表示装置1の画像を認識することにより、ショート不良箇所に対応する切断可能箇所が対物レンズ104下のレーザー光の集光位置に来るように、XYステージ107を移動させる(図6(a))。
 有機EL表示装置1の位置決めが完了すると(図6(b))、コントローラー108は、レーザー発振器101からレーザー光80を出射させる。レーザー光80は、対物レンズ104により目的の切断可能箇所に集光される(図6(c))。
 このようにして、ショート不良箇所に対応する切断可能箇所が切断される結果、ショート不良を起こしていた発光領域に接続されていた正常な発光領域における発光機能が回復する。
 このような画素部2または画素部4を配列してなる有機EL表示装置1によれば、リペア時にレーザー光の照射によって切断されるべき切断可能部301、302、303が、従来技術のようにTFT層11またはコンタクトホール25a内ではなく、平坦化絶縁層25上に設けられているので、リペア処理に伴う切断可能部301、302、303の周辺(とくにはTFT層11)へのダメージを低減し、ショート不良を起こしている発光領域のみを、安全かつ確実に、正常な発光領域から切り離すことができる。また、レーザー光の透過路があらかじめ設けられていることから、リペア処理の作業性も良好である。
 なお、下部電極30の形状は、図2(a)および図3(a)に示されるような形状に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
 図7(a)~(e)は、画素部の構成の他の一例を示す平面図である。図7(a)~(e)は、図3(a)と同様の表記法を用いて表されている。
 図7(a)~(e)に示されるいずれの画素部においても、下部電極30の切断可能部は平坦化絶縁層25上に形成される。そのため、図3(a)に示した画素部2と同様、リペア処理に伴う切断可能部の周辺(とくにはTFT層11)へのダメージを低減し、ショート不良を起こしている発光領域のみを、安全かつ確実に、正常な発光領域から切り離すことができる。また、レーザー光の透過路があらかじめ設けられていることから、リペア処理の作業性も良好である。
 さらには、分割電極部の個数を変更しても、同様の効果を得ることができる。すなわち、分割電極部の個数は3個に限らず、2個または4個以上であってもよい。
 (実施の形態2)
 本発明の実施の形態2に係る有機EL表示装置について、図面を用いて説明する。
 図8(a)は、本発明の実施の形態2に係る画素部8の構成の一例を示す平面図である。図8(b)は、画素部8にけおるTFT層11内のレイアウトの一例を示す平面図である。図8(c)は、画素部8の断面の一例を示す断面図である。なお、図8(b)の断面図には、便宜上、実際には異なる断面に見られる構成要素が示される場合がある。
 画素部8の基本的な構造は、図3(a)、(b)に示される画素部4の基本的な構造と同一であるため、詳細な説明は省略する。
 画素部8と画素部4との相違は、画素部4が、ガラス基板10とは反対側の外部からのレーザー光の照射によるリペア処理に適した構造を有しているのに対し、画素部8は、ガラス基板10側の外部からのレーザー光の照射によるリペア処理に適した構造を有していることにある。
 以下では、実施の形態1で説明した構成要素と同一構成要素には同一の符号を付して適宜説明を省略し、主として実施の形態1との相違点について説明する。
 画素部8では、レーザー光が、ガラス基板10側の外部から到来することを想定するため、図8(a)に示されるように、遮光部40にリペア開口部40bは設けられていない。
 その代わりに、図8(b)に示されるように、TFT層11内において、アクティブ素子61、62、SD電極23、キャパシタ電極26、配線27、28、29が、切断可能部301、302、303に対応する位置(太い破線円)を避けて配置される。
 上述のように構成された画素部8において、例えば発光領域51にショート不良が発見されたものとすると、図8(c)に示されるように、画素部8のガラス基板10側の外部から切断可能部301へレーザー光81が照射され、ショート不良を起こしている発光領域51に対応する切断可能部301が切断される。
 このとき、ガラス基板10、ゲート絶縁膜21、絶縁膜24、平坦化絶縁層25を、レーザー光81を透過可能な材料で構成しておくことで、ガラス基板10、ゲート絶縁膜21、絶縁膜24、平坦化絶縁層25を、レーザー光81の透過路として機能させることができる。
 アクティブ素子61、62、SD電極23、キャパシタ電極26、配線27、28、29は、切断可能部301、302、303に対応する位置を避けて配置されるので、レーザー光81の透過を妨げることはない。
 レーザー光81は、画素部8のガラス基板10側の外部から到来し、ガラス基板10、ゲート絶縁膜21、絶縁膜24、平坦化絶縁層25を含む透過路を通って切断可能部301に到達し、切断可能部301を切断する。
 このような画素部8を配列してなる有機EL表示装置1によれば、リペア時にレーザー光の照射によって切断されるべき切断可能部301、302、303が、従来技術のようにTFT層11またはコンタクトホール25a内ではなく、平坦化絶縁層25上に設けられているので、リペア処理に伴う切断可能部301、302、303の周辺(とくにはTFT層11)へのダメージを低減し、ショート不良を起こしている発光領域のみを、安全かつ確実に、正常な発光領域から切り離すことができる。また、レーザー光の透過路があらかじめ設けられていることから、リペア処理の作業性も良好である。
 さらに、ガラス基板10側の外部からのレーザー光の照射によるリペア処理に適した画素部9について説明する。画素部9では、画素部8からTFT層11内のレイアウトが変更される。
 図9(a)は、本発明の実施の形態2に係る画素部9の構成の一例を示す平面図である。図9(b)は、画素部9におけるTFT層11内のレイアウトの一例を示す平面図である。
 画素部9では、図9(b)に示されるように、TFT層11内における切断可能部301、302、303に対応する位置(太い破線円)において、SD電極23、キャパシタ電極26、配線29にそれぞれ開口部23a、26a、29aが設けられる。
 上述のように構成された画素部9では、SD電極23、キャパシタ電極26、配線29のそれぞれの開口部23a、26a、29aが、レーザー光81の透過路として機能する。
 なお、アクティブ素子61、62、配線27、28が、TFT層11内における切断可能部301、302、303に対応する位置にある場合は、アクティブ素子61、62、配線27、28に開口部を設けてもよい。
 このような画素部9を配列してなる有機EL表示装置1によれば、リペア時にレーザー光の照射によって切断されるべき切断可能部301、302、303が、従来技術のようにTFT層11またはコンタクトホール25a内ではなく、平坦化絶縁層25上に設けられているので、リペア処理に伴う切断可能部301、302、303の周辺(とくにはTFT層11)へのダメージを低減し、ショート不良を起こしている発光領域のみを、安全かつ確実に、正常な発光領域から切り離すことができる。また、レーザー光の透過路があらかじめ設けられていることから、リペア処理の作業性も良好である。
 以上、本発明の有機EL表示装置について実施の形態に基づいて説明した。本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を各実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて得られる形態も、本発明の範囲内に含まれる。
 本発明は、有機EL表示装置などの映像表示装置に適用できる。
  1  有機EL表示装置
  2、4、8、9  画素部(サブ画素部)
  3  画素部
  10、41  ガラス基板
  11  TFT層
  12  発光機能層
  13  光変換層
  20  ゲート電極
  21  ゲート絶縁膜
  22  半導体層
  23  SD電極
  23a、26a、29a、32a 開口部
  24  絶縁膜
  25  平坦化絶縁層
  25a コンタクトホール
  26  キャパシタ電極
  27、28、29  配線
  30  下部電極
  31  絶縁層
  32  隔壁部
  33  有機発光層
  34  上部電極
  35  薄膜封止膜
  36  樹脂封止層
  40  遮光部
  40a 発光開口部
  40b リペア開口部
  42  光変換部
  51、52、53  発光領域
  61、62  アクティブ素子
  63  有機EL素子
  80、81  レーザー光
  100  レーザー照射システム
  101  レーザー発振器
  102  反射ミラー
  103  NDフィルタ
  104  対物レンズ
  105  カメラ
  106  ライト
  107  XYステージ
  108  コントローラー
  300  接続部
  301、302、303  切断可能部
  304、305、306  分割電極部

Claims (8)

  1.  基板と、該基板上にマトリクス状に配置されたアクティブ素子と、該アクティブ素子の上を平坦化する平坦化絶縁層と、該平坦化絶縁層の上に形成され、下部電極、有機発光層及び上部電極を含み、前記アクティブ素子により発光状態が制御される有機エレクトロルミネッセンス(EL)素子と、を備え、
     前記下部電極は、複数の分割電極部を有し、前記平坦化絶縁層に設けられたコンタクトホールを介して、前記アクティブ素子と電気的に接続され、
     前記平坦化絶縁層上であって、前記コンタクトホールと前記複数の分割電極部の各々との間の配線に、レーザー光の照射により切断可能な切断可能部が設けられ、
     前記基板側の外部及び前記基板の反対側の外部の少なくとも一方から前記切断可能部にまでレーザー光を透過可能なレーザー光透過路が設けられている、
     有機EL表示装置。
  2.  前記レーザー光透過路は、前記基板及び前記平坦化絶縁層がレーザー光を透過可能な材料で形成されることにより構成されている、
     請求項1に記載の有機EL表示装置。
  3.  前記レーザー光透過路は、前記アクティブ素子及び該アクティブ素子に接続された配線の少なくとも一方に、レーザー光を透過可能な開口部が設けられることにより構成されている、
     請求項2に記載の有機EL表示装置。
  4.  さらに、隣接する前記有機EL素子同士の間に隔壁部を備え、
     前記コンタクトホール及び前記切断可能部は、前記隔壁部の下方に配置され、
     前記レーザー光透過路は、前記隔壁部がレーザー光を透過可能な材料で形成されることにより構成されている、
     請求項1に記載の有機EL表示装置。
  5.  さらに、前記有機EL素子の上方に、光変換部及び遮光部を含む光変換層を備え、
     前記光変換部は前記有機EL素子の上部に、前記遮光部は前記隔壁部の上部に配置され、
     前記レーザー光透過路は、前記遮光部にレーザー光を透過可能な開口部が設けられることにより構成されている、
     請求項4に記載の有機EL表示装置。
  6.  前記コンタクトホールは、前記複数の分割電極部に共通して、前記有機EL素子ごとに一つずつ設けられている、
     請求項1に記載の有機EL表示装置。
  7.  前記複数の分割電極部のうち短絡欠陥がある分割電極部に対応する前記切断可能部が切断されている、
     請求項1に記載の有機EL表示装置。
  8.  前記切断可能部は、波長が800~2000nmのレーザー光の照射により切断される、
     請求項1に記載の有機EL表示装置。
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