WO2011027541A1

WO2011027541A1 - 電話装置

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Publication number: WO2011027541A1
Application number: PCT/JP2010/005353
Authority: WO
Inventors: 大一郎鈴木; 光弘原口; 敏也坂井; 克彦宇都; 徹坂田
Original assignee: パナソニック株式会社
Priority date: 2009-09-01
Filing date: 2010-08-31
Publication date: 2011-03-10
Also published as: US8750495B2; JP2011055193A; US20120219147A1

Abstract

　本発明は、机上設置と壁掛け設置が選択的に行える電話装置に関するもので、使い勝手を向上することを目的とするものである。　この目的を達成するために本発明は、電話機本体１と、この電話機本体１に着脱自在に立設配置される受話器３を有し、机上置き状態の時に机上に接し、壁取り付け状態の時に壁側に接する設置面１１を有する支持脚７を電話機本体１の傾斜背面側に回動軸８を中心に回動自在に配置し、支持脚７が第一回動位置にある時には電話機本体１の傾斜下端部分と設置面１１が略水平状態、支持脚７を第一回動位置時から略１８０度回動させた第二回動位置にした時には電話機本体１の傾斜上端部分と設置面１１が略水平状態となる構造とした。

Description

電話装置

　本発明は、机上設置と壁掛け設置が選択的に行える電話装置に関するものである。

　従来のこの種の電話装置は、以下のような構成となっていた。

　すなわち、斜めに設置されるとともに、その傾斜前面側に受口、傾斜背面側に支持脚設置部を有する電話機本体と、この電話機本体の前記受口に、着脱自在に配置される受話器と、前記電話機本体の支持脚設置部に、回動軸を中心に回動自在に配置した支持脚とを備えた構成となっていた。

　また、前記支持脚は、前記回動軸を中心に、前記電話機本体の傾斜背面側に対向状態で回動する取付面と、この取付面を机上設置回動時に、机上に当接する第一設置面と、この机上設置回動時から略１８０度回動した壁掛け設置回動時に、壁に当接する第二設置面とを、有する構成となっていた（例えば下記特許文献１）。

　すなわち、机上設置から壁掛け設置、または壁掛け設置から机上設置への切り換えを行うためには、支持脚を、回動軸を中心に回動させ、机上設置時には、支持脚の第一設置面を机上に当接させ、壁掛け設置時には、第二設置面を壁に当接させる構成となっていた。

日本国特開平１１－２０５４２７号公報

　前記従来例における課題は、受話器を電話機本体の受口から取り出しにくく、使い勝手が悪いと言うことであった。

　すなわち、前記従来例においては、机上設置時には、支持脚の第一設置面を机上に当接させ、壁掛け設置時には、第二設置面を壁に当接させる構成となっていたので、これらの机上設置時と壁掛け設置時では、電話機本体の受口の傾斜状態が大きく異なることになる。

　そして、電話機本体の受口の傾斜状態が大きく異なることになると、机上設置時と壁掛け設置時の何れかの時に、この受口から受話器が不用意に離脱するおそれがあるので、机上設置時でも、壁掛け設置時でも、受口に受話器を寝かせた状態で、設置することとしている。

　このため、受話器を電話機本体の受口から取り出しにくく、使い勝手が悪くなるのであった。

　そこで、本発明は、電話装置の使い勝手を向上することを目的とするものである。

　そして、この目的を達成するために本発明は、斜めに設置されるとともに、その傾斜前面側に受口、傾斜背面側に支持脚設置部を有する電話機本体と、この電話機本体の前記受口に、着脱自在に立設配置される受話器と、前記電話機本体の支持脚設置部に、回動軸を中心に回動自在に配置した支持脚とを備え、前記支持脚は、前記回動軸を中心に、前記電話機本体の傾斜背面側に対向状態で回動する取付面と、この取付面の第一回動位置時には、前記電話機本体の傾斜下端面と略水平状態、この第一回動位置時から略１８０度回動した第二回動位置時には、前記電話機本体の傾斜背面側と略水平状態となる設置面とを、有する構成とし、これにより所期の目的を達成するものである。

　以上のように本発明は、斜めに設置されるとともに、その傾斜前面側に受口、傾斜背面側に支持脚設置部を有する電話機本体と、この電話機本体の前記受口に、着脱自在に立設配置される受話器と、前記電話機本体の支持脚設置部に、回動軸を中心に回動自在に配置した支持脚とを備え、前記支持脚は、第一回動位置にある時には前記電話機本体の傾斜下端面と略水平状態となり、この第一回動位置時から略１８０度回動した第二回動位置にある時には前記電話機本体の傾斜上端部分と略水平状態となる位置に設置面を設けたものであるので、使い勝手の良いものとなる。

　すなわち本発明においては、前記電話機本体の傾斜背面側において支持脚が回動可能であり、第一回動位置では電話機本体の傾斜下端面と略水平状態となる支持脚の設置面が机上に当接して安定した机上設置状態になり、この第一回動位置から略１８０度回動した第二回動位置では支持脚の設置面は電話機本体の傾斜上端部分と略水平状態となって壁に当接し、安定した壁掛け設置状態を実現できる。このため支持脚を回転させただけで机上設置/壁掛け設置を簡単に切り換えることができ、しかも机上設置時でも壁掛け設置時でも電話機本体の受口状態が安定するので、この電話機本体の前記受口に、受話器を立設配置することができ、その結果として、使い勝手が良くなるのである。

本発明の一実施形態における電話装置の側面図同電話装置の机上設置状態における電話機本体の正面図同電話装置の机上設置状態における底面図同電話装置の支持脚を外した状態の電話機本体の底面図同電話装置の支持脚の取付面を見た平面図同電話装置の支持脚の回転中心が通る面で切断した要部断面図同電話装置の要部拡大断面図（図６のＡ部拡大断面図）同電話装置の支持脚の回転途上を示す底面図同電話装置の支持脚を壁掛け設置が可能なように回転させた状態の背面図同電話装置の壁掛け設置状態の側面図同電話装置の壁掛け設置状態の断面図

　以下、本発明の一実施の形態を、添付図面を用いて説明する。

　図１において、符号１は電話機本体であり、電話機本体１は上キャビネト１ａと下キャビネト１ｂを合体した箱体形状である。電話機本体１の下キャビネト１ｂに装着された支持脚７により、電話機本体１は机上に設置する時は斜めに設置される。この電話機本体１の傾斜前面側には図２のごとく凹状の受口２が設けられている。図１のごとく、コードレスタイプの受話器３が着脱自在に立設配置する事ができ、この状態で受話器３内の２次電池に受電することができる。具体的には、電話機本体１の受口２に、受話器３の下部が、着脱自在に嵌合した状態となっている。

　また、受口２の内壁面には、図２のごとく、着信音や留守番電話再生を行うスピーカ開孔４が配置されている。さらに、電話機本体１の上キャビネト１ａすなわち傾斜前面側で、受口２の側方には、留守番電話再生などの操作部５が設けられている。また、電話機本体１の下キャビネト１ｂすなわち傾斜背面側には支持脚設置部６が設けられており、この支持脚設置部６には支持脚７が、図３、図６に示した回動軸８を中心に回動自在に配置されている。

　図１は電話機本体１を机上に設置する時の状態（第一回動位置時の状態）を示し、図１０は電話機本体１を壁面に設置する時の状態（第二回動位置時の状態）を示す。これら図１と図１０を比較すれば明らかなように、電話機本体１を机上に設置する時に対して、壁面に設置する時には回動軸８を中心に、支持脚７を略１８０度回動させる。

　次に支持脚７の基本的な構造について説明する。図５は支持脚７を上方から見た状態を示しており、図４はこの支持脚７を取り外した状態の電話機本体１を下方から見た状態を示している。この支持脚７は、図１の机上に設置状態でも図１０および図１１の壁面設置時でも上方となる部分に、図５のごとく取付面９を有している。また図１及び図１０に示すように、支持脚７の中間部分が柱部１０であり、下方に設置面１１を備えている。この取付面９を電話機本体１の傾斜背面側に対向させた状態で支持脚７を電話機本体１の支持脚設置部６に取り付けることにより、支持脚７は前記回動軸８を中心に前記電話機本体１の傾斜背面側に対向した状態で回動軸８を中心に回動可能となる。

　支持脚７の設置面１１は、図１のごとく電話機本体１を机上に設置する時には、電話機本体１の傾斜下端部分と略水平状態となり、またこの位置から略１８０度回動した回動時、つまり壁面に設置する時には、図１０のごとく前記電話機本体１の傾斜上端部分と略水平状態となる。なお、傾斜下端部分とは、机上に設置する時（机上置き状態の時）に机上に接する電話機本体１の部分であり、傾斜上端部分とは、壁面に設置する時（壁取り付け状態の時）に壁側に接する電話機本体１の部分である。また、傾斜背面とは、傾斜下端部分と傾斜上端部分との間の部分である。

　回動軸８の中心線は、水平面（机上に設置状態における機器底面）に対して４５度の角度とする。支持脚７を水平面に対して４５度の角度の線を中心に回転させて、机上設置／壁面設置を切り換える。このため、図１のごとく電話機本体１を机上に設置する時でも、図１０のごとく電話機本体１を壁面に設置する時でも、電話機本体１の傾斜状態は殆ど変わらない。つまり、回動軸８と支持脚７に形成された設置面１１との成す角度は、ほぼ４５度である。従って図１のごとく電話機本体１を机上に設置する時でも、図１０のごとく電話機本体１を壁面に設置する時でも電話機本体１の受口２の角度は殆ど変わらず、何れの場合でも受口２に着脱自在に配置された受話器３の立設配置状態は殆ど変わらず、安定したものとなる。したがって、このように受口２に受話器３を立設配置しても、不用意に落下することはない。

　また、このように電話機本体１を机上に設置する時でも、電話機本体１を壁面に設置する時でも、電話機本体１の受口２に受話器３が立設配置されているので、受話器３を受口２から容易に着脱させることができ、使い勝手の良いものとなる。

　次に、支持脚７の回動固定構造について詳細に説明する。

　図４から理解されるように、電話機本体１の傾斜背面側の支持脚設置部６には、回動軸８を中心に左右の一方に係合部１２、１３、他方に係合部１４が設けられている。つまり、支持脚設置部６上であって回動軸８を中心として対称の位置に係合部１２及び１３、並びに係合部１４が設けられている。この内、係合部１４は支持脚設置部６の幅方向略中央に設けられているが、係合部１２、１３は支持脚設置部６の幅方向略中央の両側（回動前後）に設けられている。

　一方、図５から理解されるように支持脚７の取付面９には、これらの係合部１２、１３、１４に係合する係合爪１５、１６が回動軸８の左右に設けられている。つまり、支持脚７の取付面９上であって回動軸８を中心として対称の位置に係合爪１５、１６が設けられている。これらの係合爪１５、１６は取付面９の幅方向略中央から幅方向の一方側にまで伸びており、このように長く伸ばすことで、ばね性を高めている。

　図４から理解されるように、電話機本体１側の隣合わせで並んだ係合部１２と係合部１３の互いに対向する位置には平面状の係合面１２ａと係合面１３ａをそれぞれ設けている。さらに前記係合部１４には、所定角度で隣接する平面状の係合面１４ａ、１４ｂを設けている。

　また前記係合爪１５には、図５から理解されるように前記係合部１２または係合部１３および係合部１４の係合面に当たり合う位置に、所定角度で隣接する平面状の係合面１５ａ、１５ｂを設けている。さらに前記係合爪１６にも、前記係合部１２または係合部１３および係合部１４の係合面に当たり合う位置に、所定角度で隣接する平面状の係合面１６ａ、１６ｂを設けている。

　回動軸８は図６から理解されるように、電話機本体１の上キャビネト１ａと下キャビネト１ｂを合体させる前に、電話機本体１の下キャビネト１ｂに内面側からネジ１７により固定されている。

　また、電話機本体１の下キャビネト１ｂの支持脚設置部６の係合部１２、１３、１４の外方には、案内フランジ１８、１９が設けられている。さらに、支持脚７の取付面９の係合爪１５、１６外方には、前記案内フランジ１８、１９の上面側を滑りながら通過する規制フランジ２０、２１を設けている。なお、規制フランジ２０、２１は、断面略Ｌ字形状である。

　図３は、図１のごとく電話機本体１を机上に設置する時の状態を示している。図３に示す電話機本体１を机上に設置する時には、係合部１３の係合面１３ａに係合爪１６の係合面１６ａ（図５参照）が当たることでこれら係合部１３と係合爪１６が係合している。また反対側においては、係合部１４の係合面１４ａ（図４参照）に係合爪１５の係合面１５ａ（図５参照）が当たることでこれら係合部１４と係合爪１５が係合している。これらの係合部１３と係合爪１６の係合、係合部１４と係合爪１５の係合により、支持脚７の回動止めが行われ、電話機本体１と支持脚７の回転位置は固定される。

　また図３（机上設置状態）では、図６及び図７に示すように、案内フランジ１８には規制フランジ２０が係合し、案内フランジ１９には規制フランジ２１が係合する。図６は電話機本体１の案内フランジ１８,１９と、支持脚７の規制フランジ（２０または２１）が係合した状態を示す要部断面図、図７は案内フランジと規制フランジが係合した部分の一方を拡大した拡大断面図である。

　図６、図７からも理解されるように、机上設置状態では案内フランジ１８には規制フランジ２０が係合し、案内フランジ１９には規制フランジ２１が係合することで支持脚７と電話機本体１間の強度保証がなされている。

　図８は電話機本体１を机上設置の状態から壁面設置の状態へ切り換えるために、支持脚７を回動軸８を中心に矢印Ｂ方向に回動させている途中の状態を示している。すなわち支持脚７を回転させるべく力を加えると、傾斜面である係合面１３ａと係合面１６ａが当たり合い、滑りながら係合爪１６が係合部１３を越えてのり上げ、両者の係合が解除される。すると支持脚７は約１８０度の範囲で自在に回転可能となる。図９は電話機本体１を壁面に設置するために、支持脚７を回動軸８を中心に略１８０度、回動させた後の状態を示している。

　図９に示すように支持脚７を壁面に設置の状態にすると、係合部１２の係合面１２ａ（図４参照）に、係合爪１５の係合面１５ｂ（図５参照）が当たることで、これら係合部１２と係合爪１５が係合している。また、係合部１４の係合面１４ｂ（図４参照）に、係合爪１６の係合面１６ｂ（図５参照）が当たることで、これら係合部１４と係合爪１６が係合している。そして、これらの係合部１２と係合爪１５の係合、係合部１４と係合爪１６の係合により、支持脚７の回動止めが行われている。

　また、図８から理解されるように机上設置の状態から壁面設置の状態へ切り換えるために支持脚７を回動させると、案内フランジ１８から規制フランジ２０（図６参照）が離れ、また案内フランジ１９から規制フランジ２１（図６参照）が離れる。そして図９に示す状態になると案内フランジ１８には規制フランジ２１が係合し、案内フランジ１９には規制フランジ２０が係合する。ただし図９では案内フランジおよび規制フランジは現れない。

　なお、図６および図７では丸括弧内に規制フランジ２０、２１の符号を示しており、机上設置状態から支持脚７を１８０度回転させて壁面設置状態にすると、案内フランジ１８には規制フランジ２１が係合し、案内フランジ１９には規制フランジ２０が係合する。これにより、前述の机上設置の状態の場合と同様に双方の案内フランジと規制フランジがそれぞれ係合することで、支持脚７と電話機本体１間の強度保証がなされている。

　この状態で、図１１に示すように、支持脚７の下方の設置面１１に設けられた係合切欠２２と、電話機本体１の傾斜上端部分に設けられた係合切欠２３が同一平面上に存在する状態となり、これらの係合切欠２２、２３を壁面上の取り付け金具としての壁掛けユニット２４の突起２５、２６に係合させることで、図１０のごとく壁面への設置が完了する。

　本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
　本出願は、2009年9月1日出願の日本特許出願No.2009-201511に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。

　以上のように本発明は、斜めに設置されるとともに、その傾斜前面側に受口、傾斜背面側に支持脚設置部を有する電話機本体と、この電話機本体の前記受口に、着脱自在に立設配置される受話器と、前記電話機本体の支持脚設置部に、回動軸を中心に回動自在に配置した支持脚とを備え、前記支持脚は、前記回動軸を中心に、前記電話機本体の傾斜背面側に対向状態で回動する取付面と、この取付面の第一回動位置時には、前記電話機本体の傾斜下端面と略水平状態、この第一回動位置時から略１８０度回動した第二回動位置時には、前記電話機本体の傾斜上端部分と略水平状態となる設置面とを、有する構成としたものであるので、使い勝手の良いものとなる。

　すなわち、本発明においては、前記支持脚が、前記回動軸を中心に、前記電話機本体の傾斜背面側に対向状態で回動する取付面と、この取付面の第一回動位置時には、前記電話機本体の傾斜下端面と略水平状態、この第一回動位置時から略１８０度回動した第二回動位置時には、前記電話機本体の傾斜上端部分と略水平状態となる設置面とを、有する構成としたものであるので、机上設置時でも、壁掛け設置時でも、同じ設置面が机上、または壁に当接する。

　このため、机上設置時でも、壁掛け設置時でも、電話機本体の受口状態が安定するので、この電話機本体の前記受口に、受話器を立設配置することができ、その結果として、使い勝手が良くなるのである。
　したがって、電話装置としての活用が期待される。

　１　　電話機本体
　２　　受口
　３　　受話器
　４　　スピーカ開孔
　５　　操作部
　６　　支持脚設置部
　７　　支持脚
　８　　回動軸
　９　　取付面
　１０　　柱部
　１１　　設置面
　１２、１３、１４　　係合部
　１２ａ、１３ａ、１４ａ、１４ｂ、１５ａ、１５ｂ、１６ａ、１６ｂ　　係合面
　１５、１６　　係合爪
　１７　　ネジ
　１８、１９　　案内フランジ
　２０、２１　　規制フランジ
　２２、２３　　係合切欠
　２４　　壁掛けユニット
　２５、２６　　突起

Claims

　斜めに設置されるとともに、その傾斜前面側に受話器内の２次電池を充電するための受口、机上置き状態の時に机上に接する傾斜下端部分、壁取り付け状態の時に壁側に接する傾斜上端部分、前記傾斜下端部分と前記傾斜上端部分との間の傾斜背面に支持脚設置部を有する電話機本体と、
　この電話機本体の前記受口に着脱自在に立設配置される受話器と、
　前記電話機本体の支持脚設置部に回動軸を中心に回動自在に配置された支持脚と、
　を備え、
　前記支持脚は、第一回動位置にある時には前記電話機本体の前記傾斜下端部分と略水平状態となり、この第一回動位置時から略１８０度回動した第二回動位置にある時には前記電話機本体の前記傾斜上端部分と略水平状態となる設置面を有する電話装置。
　前記回動軸と前記支持脚に形成された設置面との成す角度は、ほぼ４５度である請求項１に記載の電話装置。
　前記電話機本体の前記傾斜背面側に設けられた支持脚設置部と、前記支持脚設置部に対向する前記支持脚の取付面との何れか一方には係合部、他方には前記係合部に係合する係合爪を設けた請求項１に記載の電話装置。
　前記支持脚の前記取付面上であって前記回動軸を中心として対称の位置に一対の係合爪がそれぞれ配置された請求項３に記載の電話装置。
　前記電話機本体の前記支持脚設置部上であって前記回動軸を中心として対称の位置に前記係合爪と係合可能な係合部を有し、
　一方には第一の係合部を設け、他方には第二、第三の係合部が配置された請求項４に記載の電話装置。
　前記支持脚の前記第一回動位置時には、前記係合爪は前記第一の係合部と前記第二の係合部に係合し、前記支持脚の第二回動位置時には、前記第一の係合部と前記第三の係合部に係合する構成とした請求項５に記載の電話装置。
　前記支持脚の前記取付面の両端であって前記回動軸を中心として対称の位置に断面略Ｌ字状の規制フランジがそれぞれ設けられ、
　前記電話機本体の前記支持脚設置部上であって前記回動軸を中心として対称の位置にそれぞれ前記規制フランジと係合可能な案内フランジが設けられ、
　前記第一回動位置時には第一の規制フランジと第一の案内フランジ、第二の規制フランジと第二の案内フランジがそれぞれ係合し、前記第二回動位置時には前記第一の規制フランジと前記第二の案内フランジ、前記第二の規制フランジと前記第一の案内フランジがそれぞれ係合する請求項３に記載の電話装置。
　前記電話機本体の前記傾斜上端部分と前記支持脚の前記設置面には、前記電話機本体の壁取り付け状態において壁面上の取り付け金具と係合する係合切欠が設けられた請求項１ないし６のいずれか１項に記載の電話装置。