WO2010122708A1 - バックライトユニット - Google Patents

バックライトユニット Download PDF

Info

Publication number
WO2010122708A1
WO2010122708A1 PCT/JP2010/001700 JP2010001700W WO2010122708A1 WO 2010122708 A1 WO2010122708 A1 WO 2010122708A1 JP 2010001700 W JP2010001700 W JP 2010001700W WO 2010122708 A1 WO2010122708 A1 WO 2010122708A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
led mounting
led
mounting substrate
frame
light
Prior art date
Application number
PCT/JP2010/001700
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
橋野稔生
Original Assignee
エプソンイメージングデバイス株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エプソンイメージングデバイス株式会社 filed Critical エプソンイメージングデバイス株式会社
Priority to CN201080016291.3A priority Critical patent/CN102395825B/zh
Priority to US13/264,619 priority patent/US20120033447A1/en
Priority to KR1020117023733A priority patent/KR20120012791A/ko
Publication of WO2010122708A1 publication Critical patent/WO2010122708A1/ja

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/0001Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems
    • G02B6/0011Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems the light guides being planar or of plate-like form
    • G02B6/0013Means for improving the coupling-in of light from the light source into the light guide
    • G02B6/0015Means for improving the coupling-in of light from the light source into the light guide provided on the surface of the light guide or in the bulk of it
    • G02B6/002Means for improving the coupling-in of light from the light source into the light guide provided on the surface of the light guide or in the bulk of it by shaping at least a portion of the light guide, e.g. with collimating, focussing or diverging surfaces
    • G02B6/0021Means for improving the coupling-in of light from the light source into the light guide provided on the surface of the light guide or in the bulk of it by shaping at least a portion of the light guide, e.g. with collimating, focussing or diverging surfaces for housing at least a part of the light source, e.g. by forming holes or recesses
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/0001Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems
    • G02B6/0011Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems the light guides being planar or of plate-like form
    • G02B6/0081Mechanical or electrical aspects of the light guide and light source in the lighting device peculiar to the adaptation to planar light guides, e.g. concerning packaging
    • G02B6/0086Positioning aspects

Abstract

 LED実装基板が着脱可能な構造になっており、導光板が遊動しても導光板の受光面とLED実装基板との距離の精度が向上したバックライトユニットを供給すること。 光源となるLED20を有するLED実装基板15と、LED20が対向配置されLED20の光が入射される受光面と入射された光が出射される出射面を有する導光板12と、導光板12を保持するフレームとを有するバックライトユニット10において、フレーム14は、LED実装基板15と係合する位置決め用突起14bを備えている。

Description

バックライトユニット
 本発明は、バックライト光源として発光ダイオード(以下、「LED」という。)を用いたバックライトユニットに関し、詳しくは、バックライト光源としてのLEDを基板に固定したLED実装基板を交換可能にすると共に、LED実装基板の位置決めが正確にできるようにして、輝度ムラや交換前後の輝度のバラつきを抑制したバックライトユニットに関する。
 液晶表示装置はCRT(陰極線管)と比較して軽量、薄型、低消費電力という特徴があるため、表示用として多くの電子機器に使用されている。液晶表示装置は、所定方向に整列した液晶分子の向きを電界により変え、液晶層の光の透過量を変化させて画像を表示させるものである。この液晶表示装置の表示方法として反射型、透過型及び半透過型のものがある。反射型の液晶表示装置はバックライトを必要としないので消費電力が小さいが、暗いところでは見難くなる。そのために、液晶表示装置はバックライトを用いる透過型あるいは半透過型のものが多く使用されている。
 バックライトの光源には、液晶表示パネルの背面に配設する直下型のものと、液晶表示パネルの背面の表示領域に導光板を配設してその導光板の側面に光源を配設するサイドライト型のものとがある。サイドライト型のバックライト光源では、光源からの光は導光板によって液晶表示パネルの方向に反射される。そのため、サイドライト型のバックライト光源の方が直下型のものよりも液晶表示装置を薄くすることができ、また、輝度を均一にしやすいという特徴を有している。
 また、バックライト光源としては冷陰極放電管及びLEDが多く使用されている。LEDは、冷陰極放電管と比較して、小型化で消費電力が少ない、長寿命である、環境汚染の原因となる水銀が含まれていない、直流点灯可能であるために高周波ノイズの発生が少ない、低温時でも点灯し易いというような利点を有している。このため、LEDからなるバックライト光源は、中・小型の携帯用の電子機器、特に、携帯電話装置やポータブルナビゲーション装置などに多く使用されている。
 一方、LEDからなるバックライト光源では、導光板の受光面との距離が近すぎると輝度が不均一になり、遠すぎると輝度が低くなるという特性を有している。このために、下記特許文献1に開示されているように、LEDと導光板の受光面との間が所定距離だけ離間するように設計されている。なお、下記特許文献1に開示されているバックライト光源では、放熱効果を向上させるために、LEDを基板に固定したLED実装基板は金属製のフレームに熱伝性が良好な両面テープで取り付けられている。
 しかしながら、LEDからなるバックライト光源は、寿命が長いとはいえ、LEDの発光素子を覆う樹脂が経年変化により色付きするという短所がある。このために、下記特許文献2に開示されているように、LEDを基板に固定したLED実装基板を容易に着脱できる構成が考えられた。下記特許文献2に開示されているLEDからなるバックライトユニットでは、バックライトユニットの底面にLED実装基板を着脱する着脱口を設け、LED実装基板が装着された状態では、カバーで着脱口を塞ぐ構造が採用されている。
特開2007-163620号公報 特開2008-218039号公報
 LED実装基板を交換する必要がないバックライトユニットでは、LED実装基板を位置決め用の治具ないし装置を使用して両面テープで固定することができるために、高い精度でLED実装基板の位置決めをすることができ、また、車両の移動や徒歩などの振動によってLED実装基板がガタつくことは少ない。これに対してLED実装基板を交換できるようにしたバックライトユニットでは、狭い着脱口を介してのLED実装基板の着脱作業であるので、LED実装基板の位置決め用の治具や装置を使用してLED実装基板を取り付けないし取り外すことは行い難い。また、LED実装基板を交換する必要がある場合、LED実装基板を両面テープで固定した構成を採用することは困難である。
 また、上記特許文献2に開示されている液晶表示装置のように、LED実装基板を交換できる構成としても、単なるストッパーでLED基板を固定したのみでは、LED実装基板が所定の位置に位置決めされていないので、振動によってLED実装基板がガタついて導光板の受光面とLED実装基板との距離の精度が悪くなるという問題点が存在する。また、LED実装基板が、導光板の受光面と平行な方向に沿って動いてしまうということが発生してしまう。特にLEDは所謂点状光源であるため、冷陰極管のような線状光源と比べ、受光面と平行な方向に沿って少しでも動いてしまうと導光板から出射する光の輝度に非常に大きな影響を与えてしまう。
 本発明は、このような従来技術の問題点を解決すべくなされたものであって、バックライト光源としてのLEDを基板に固定したLED実装基板を交換可能にすると共に、LED実装基板の位置決めが正確にできるようにして、輝度ムラや交換前後の輝度のバラつきを抑制したバックライトユニットを提供することを目的とする。
 上記目的を達成するため、本発明のバックライトユニットは、バックライト光源となる発光ダイオード(以下、「LED」という。)を有するLED実装基板と、前記LEDが対向配置されると共に前記LEDからの光が入射される受光面と入射された光が出射される出射面を有する導光板と、前記LED実装基板及び前記導光板を保持すると共に、前記LED実装基板の着脱口を備えたフレームとを有し、前記LED実装基板は前記フレームに着脱可能に保持されているバックライトユニットにおいて、前記フレームと前記LED実装基板との間には互いに係合する係合部が形成されていることを備えていることを特徴とする。
 本発明のバックライトユニットは、LED実装基板及び導光板を保持するフレームとLED実装基板との間に互いに係合する係合部を備えている。そのため、本発明のバックライトユニットによれば、車両の移動や徒歩などの振動によってLED実装基板がガタついても、フレームとLED実装基板との間に形成されている係合部によって位置決めされているために位置ズレが抑制され、導光板の受光面とLED実装基板との距離の変動を抑制することができるようになる。
 また、本発明のバックライトユニットにおいては、前記係合部は前記LED実装基板に形成された孔と前記フレームに形成された突起からなるものとすることが好ましい。
 本発明のバックライトユニットによれば、フレームに形成された位置決め用突起がLED実装基板に形成された孔に係合しているので、より激しい振動条件下におかれてもLED基板の位置ズレを抑制することができるため、より導光板の受光面とLED実装基板との距離の変動を抑制することができるようになる。なお、LED実装基板に形成する孔は、丸形でも、長円形でも、方形状であってもよい。要は、フレームに形成された位置決め用突起とLED実装基板に形成された孔とが密に係合して、激しい振動条件下におかれても係合が離れ難くなっていればよい。
 また、本発明のバックライトユニットにおいては、前記LED実装基板は、前記LEDが搭載されるフレキシブル印刷配線基板と、前記フレキシブル印刷配線基板が装着される金属製の補強板とからなり、前記補強板に前記孔が形成されていることが好ましい。
 本発明のバックライトユニットによれば、LED実装基板がプリント配線基板のように変形しやすいものであっても、このLED実装基板が金属製の補強板に装着されていると共にフレームに形成された位置決め用突起が補強板に形成された孔に係合するようになされているので、LED実装基板を正確に位置決めすることができるようになる。加えて、補強板は金属製であって熱伝導率がよいので、LEDの放熱性が良好となる。そのため、本発明のバックライトユニットによれば、LEDに流す電流を大きくすることができるので、明るいバックライトユニットが得られる。
 また、本発明のバックライトユニットにおいては、前記フレームには前記フレームから延在して弾性変形する押圧部が形成され、前記突起は前記押圧部から突出するように形成されているものとすることができる。
 本発明のバックライトユニットにおける弾性変形する押圧部は、フレームが射出成型品であるときはフレーム作製用の金型の一部を削るだけで弾性を有するリブからなる押圧部を形成することができ、また、フレームがプレス加工品であるときは曲げ加工を加えるだけで弾性を有するアームからなる押圧部を形成することができる。そのため、本発明のバックライトユニットによれば、容易にフレームに弾性変形する押圧部を形成することができる。加えて、本発明のバックライトユニットによれば、LED実装基板をフレームに装着して押圧部から突出している突起をLED実装基板の孔に嵌合させるという簡単な構成でLED実装基板の位置決めを行うことができるようになる。
 また、本発明のバックライトユニットにおいては、前記突起は傾斜した側面を備え、前記LED実装基板を装着あるいは離脱させるときに前記LED実装基板が前記突起の傾斜した側面を滑動することにより、前記押圧部が弾性変形するようになされているものとすることができる。
 本発明のバックライトユニットによれば、突起はLED実装基板が滑動する斜面を備えているために、LED実装基板を実装するときは、LED実装基板が斜面を滑動して自動的に押圧部を弾性変形させるため、容易にフレーム内にLED実装基板を装着することができる。また、LED実装基板を取り外す際には、押圧部を変形させることにより、容易にLED実装基板を取り外すことができるようになる。
実施形態に係る液晶表示装置の分解斜視図である。 実施形態に係る液晶表示装置のバックライトユニットの外観斜視図である。 図2のIII-III線の断面図及びその部分拡大図である。 図2のIV-IV線の断面図である。 図5AはLED実装基板の斜視図及びその部分拡大図であり、図5Bは図5Aとは異なる方向からみたLED実装基板の斜視図及びその部分拡大図である。 図6Aは導光板とLED光源の位置関係を示す斜視図であり、図6Bは光制御部の配置を示す平面図である。 フレームの形状を示す斜視図及びその部分拡大図である。 スライドの形状を示す斜視図及びその部分拡大図である。 LED実装基板の着脱を示す斜視図である。 スライドの着脱を示す斜視図及びその部分拡大図である。 図11Aは第1変形例を示す断面図であり、図11Bは第2変形例を示す断面図である。
 以下、実施形態及び図面を参照にして本発明を実施するための形態を説明するが、以下に示す実施形態は、本発明をここに記載したものに限定することを意図するものではなく、本発明は特許請求の範囲に示した技術思想を逸脱することなく種々の変更を行ったものにも均しく適用し得るものである。なお、この明細書における説明のために用いられた各図面においては、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材毎に縮尺を異ならせて表示しており、必ずしも実際の寸法に比例して表示されているものではない。
 本発明の実施形態の液晶表示装置を図1~図10を用いて説明する。実施形態の液晶表示装置に使用されるバックライトユニット10は、図1に示すように、透過型あるいは半透過型の液晶表示パネル50の背面に配設されている。液晶表示パネル50はバックライトユニット10と上ケース51により挟持されている。バックライトユニット10には、液晶表示パネル50の背面側、即ち、図1における上側から、下ケース11、導光板12、光学シート13及びフレーム14が重畳されている。そして、バックライトユニット10には、導光板12の受光面となる側面に対向してLED実装基板15がフレーム14に保持されており、図2に示すように、フレーム14の側面に形成されたカバー挿入口14fからスライドカバー16がスライドできるように挿入されている。
 下ケース11は、図1に示すように、ステンレス板を押出し加工することにより形成されている。図示省略したが、下ケース11の内面側には白色の反射シートが貼り付けられている。図5A及び図5Bに示すように、LED実装基板15は、フレキシブル印刷配線基板17が補強板18に両面テープ19で固定されたものである。フレキシブル印刷配線基板17は複数のLED20が搭載され、補強板18に粘着される主部17aと、外部の電源(図示省略)と接続される接続部17bとからなる。補強板18はステンレススチール製の板よりプレス加工により作製されたものである。また隣り合うLED20とLED20との間、および補強板18の両端にそれぞれ孔18aを有している。両面テープ19はLED20の発熱を補強板18に良好に伝導させるために、熱伝導性が高いものが選定されている。そして、ここでは、フレキシブル印刷配線基板17のサイズは補強板18のサイズよりも小さくされ、補強板18の外周がフレキシブル印刷配線基板17の外周よりも外側に位置するようになされている。
 導光板12は、透明なアクリル樹脂(PMMA…ポリメタクリル酸メチル樹脂)からからなり、射出成型によって作製されたものである。この導光板12は、矩形の板状に形成され、図6Aに示すように、LED実装基板15のLED20からの光が入射される側の側面はLED20側に延在し、フレキシブル印刷配線基板17のLED20の間に位置するフレキシブル印刷配線基板17の主部17aに当接する延在部12aを有している。また、それぞれのLEDに対応するフレキシブル印刷配線基板17の側面の位置を中心として波紋状に光制御部12bが形成されている。光制御部12bは、図3の下部の拡大図に示すように、所定角度θ、例えば約10度の角度の反射面が鋸歯形状に形成された形状を有している。この波紋状の光制御部12bにより、複数のLED20からの入射光が、入射方向とは直角方向に光路を変えられ、入射方向とは直角方向の輝度が均一化される。
 光学シート13は、図1に示すように、複数のシート、例えば、輝度が均一になるように拡散させるための第1拡散シート、Y軸方向(表示の縦方向)に向かう光を液晶表示パネル50側に集光させるためのY軸プリズムシート、X軸方向(表示の横方向)に向かう光を液晶表示パネル50側に集光させるためのX軸プリズムシート、輝度が均一になるように拡散させるための第2拡散シートの4枚で構成される。
 フレーム14は、合成樹脂、例えばポリカーボネートからからなり、射出成型によって作製されたものである。フレーム14は、導光板12から出射される光が遮られることなく液晶表示パネル50の表示領域に照射されるように、中央部が大きく開口した額縁形状となっている。そして、この実施形態のバックライトユニット10では、図1~4に示すように、フレーム14は、下ケース11と嵌合して、導光板12、光学シート13を収納しており、下ケース11をフレーム14から取り外さなくてもLED実装基板15を着脱できるようにするため、下ケース11はフレーム14よりも若干短く(図2参照)なされ、下ケース11の先端とフレーム14との間に着脱口11aが形成されている。
 また、フレーム14とLED実装基板15とが互いに係合するように係合部が形成されている。その具体例は、本実施形態において、フレーム14は、図3、図7に示すように、LED実装基板15の補強板18の孔18aと対応する位置に、フレーム14の光学シート13と平行な面側から立設するリブ14aが複数形成され、それぞれのリブ14aは片持ち梁のように弾性変形可能に細く形成されている。また、それぞれのリブ14aは、リブ14aから突出する突起14bを備えている。そしこの突起14bは補強板18に形成されている複数の孔18aとそれぞれ嵌合する。突起14bは傾斜面14cを有して先細の山形になっている。図9に示すように、LED実装基板15がフレーム14に装着される前の状態は、フレーム14の突起14bと導光板12の延在部12aとの隙間L1は、フレキシブル印刷配線基板17と補強板18を加えた厚みL2よりも小さくなっている。
 このために、LED実装基板15が上部の着脱口14dからフレーム14と導光板12との間に装着されるとき、補強板18の外周側が突起14bの傾斜面14cを滑動してリブ14aが導光板12とは逆方向に弾性変形することにより、突起14bが孔18aに嵌合する。この嵌合により、フレーム14にLED実装基板15が位置決めされる。従来のLED実装基板が着脱可能なバックライトユニットにおいてはLED実装基板の位置がずれやすいが、この実施形態のバックライトユニット10では、突起14bが補強板18の孔18aに嵌合するため、LED実装基板15は強固にフレーム14と導光板12との間に正確に位置決めされる。つまり、このようにフレーム14の突起14bと、LED実装基板15における補強板18の孔18aとによって、フレーム14とLED実装基板15とが互いに係合することよって、導光板12の受光面と平行な方向(図4、図8におけるスライドカバー16の挿入方向)におけるLED20の位置ズレ、また、導光板12の受光面に対する上下方向(図3の断面図における導光板12の厚み方向)におけるLED20の位置ズレ、を防ぐことが可能となる。特に冷陰極管のような線状光源と異なり、LED20は所謂点状光源であり、導光板12との関係で、導光板12から出射した光が一番高効率となるように、このLED20の位置が決定されている。したがって、LED20が、導光板12の受光面と平行な方向、あるいは導光板12の受光面に対する上下方向、に対して少しでも動いてしまうと、導光板12からの出射光が低下してしまうことになるが、本発明によってLED20の位置ズレを防ぐことが可能となる。特にLED実装基板15に実装された複数のLED20において、隣り合うLED20とLED20との間で、この孔18aと突起14bとの嵌合が行われている。したがって、特にLED20の位置ズレが生じやすいLED実装基板15の中央付近においても、LED20の位置ズレを防ぐことできる。
 突起14bが孔18aに嵌合した状態では、図3に示すように、リブ14aは弾性変形によってLED実装基板15の補強板18側を導光板12の方向に押圧する。そうすると、補強板18は剛性であるため、LED実装基板15は均一に導光板12側に押圧され、LED20と導光板12の隙間が良好に所定寸法(図6BのL3)に位置決めされる。従って、この実施形態のバックライトユニット10によれば、車両の移動や徒歩などの振動によって導光板12が遊動しても、それに同期してリブ14aの弾性変形によってLED実装基板15が導光板12の方向に移動されるので、導光板12とLED実装基板15との距離を一定に維持することができるようになる。
 また、この実施形態のバックライトユニット10においては、導光板12はLED実装基板15のLED20の間に位置するように、LED実装基板15側の方向に突出する延在部12a(図6及び図7参照)が形成されている。この延在部12aは、LED実装基板15が上部の着脱口14dからフレーム14と導光板12との間に装着されると、LED実装基板15のフレキシブル印刷配線基板17の主部17aと当接するようになされている。このような構成とすると、LED実装基板15のフレキシブル印刷配線基板17の主部17aは、LED実装基板15の補強板18と導光板12の延在部12aとの間に挟まれるように押圧されるため、よりLED実装基板15のLED20と導光板12との間の距離を一定に維持することができるようになる。
 また、LED20を固定しているフレキシブル印刷配線基板17は熱伝導性が良好な両面テープ19によってステンレススチール製の補強板18の表面に固定されているため、LED20に発生した熱は補強板18に熱伝導されて冷却される。そのため、この実施形態のバックライトユニット10によれば、従来例のLEDを用いたバックライトユニットよりも、LED20により大電流を流すことができるようになるので、より明るいバックライトユニットを得ることができるようになる。
 なお、下カバーの着脱口11aを経てLED実装基板15をフレーム14及び導光板12の間から脱着させるときは、図9に示すように、補強板18の孔18a(図5参照)が突起14bの傾斜面14cを滑動してリブ14aが導光板12とは逆方向に弾性変形して突起14bと孔18aの嵌合が解除されるので、LED実装基板15を取り出すことができる。
 更に、LED実装基板15を着脱口14dから装着させた後、図10に示すように、スライドカバー16をフレーム14のスライドカバー挿入口14f(図1及び図2参照)から挿入し、フレーム14の製造時の金型の付き合わせによってLED実装基板15側の側壁に形成される溝14eと、下ケース11の直角なZ曲げによって設けられた下ケース11と導光板12との間隙11bにスライドカバー16を滑動させて装着することにより、下ケース11の着脱口14dを塞ぐ。
 それと共に、スライドカバー16の一端はL字状に折り曲げられた舌片16aが形成されているから、この舌片16aが、フレーム14のスライドカバー挿入口14f(図1及び図2参照)を塞ぐことができる。そのため、この実施形態のバックライトユニット10では、下ケース11とフレーム14との間に形成されたLED実装基板15の着脱口14d及びフレーム14の側面に形成されたスライドカバー挿入口14fとは、スライドカバー16によって同時に閉鎖され、この着脱口14dとスライドカバー挿入口14fから異物が侵入することを防止することができる。また、スライドカバー16の舌片16aは、スライドカバー16を挿入するとき、ストッパーとして利用することができる。
 また、図3及び図5に示すように、フレキシブル印刷配線基板17の接続部17bは、Sの字状に折り曲げられ、導光板12とスライドカバー16の間、スライドカバー16と下ケース11の間を通過させて、下ケース11の外面に露出されている。このような構成とすると、上記特許文献2に開示されているバックライトユニットのように、フレキシブル印刷配線基板17の配線面がスライドカバー16に接触することがないので、フレキシブル印刷配線基板17の断線を防止することができる。
 なお、上ケース51もステンレススチール製の板からなるプレス加工品である。図2に示すように、上ケース51は箱型の形状をしており、液晶表示パネル50の表示領域が視認できるように、中央部が大きく開口されている。そして、上ケース51はフレーム14と嵌合し、上ケース51とフレーム14との間に液晶表示パネル50を収納している。上述の構成により、LED実装基板15のLED20から照射された光は、導光板12の側面を経て導光板に内部に入射され、反射板で反射拡散され、光学シート13で更に光の拡散と所定の方向への集光がなされて、液晶表示パネル50の背面に照射されるようになる。
 なお、上述した実施形態のバックライトユニット10では、フレーム14に形成したリブ14aは片持ち梁状としたため、このリブ14aを形成するには金型の一部を切削すればよいので、容易に形成することができる。しかしながら、リブ14aは、補強板18に形成した孔18aとリブ14aに形成した突起14bとが嵌合できるものであればよく、片持ち梁状の形状に限定するものではない。例えば、第1変形例のバックライトユニット10Aとして図11Aに示したように、上下が連結された両持ち梁状の形状や、第2変形例のバックライトユニット10Bとして図11Bに示したように、左右が連結された両持ち梁状の形状のものとしてもよい。両持ち梁状の形状であれば、LED実装基板15に導光板12の受光面に対して平行な付勢力を加えることができるため、位置決め精度がより良好となり、LED実装基板15のガタつきも少なくなる。なお、図11A及び図11Bにおいては、図1~図10に示した実施形態のバックライトユニット10と同一の構成部分には同一の参照符号を付与してその詳細な説明は省略する。
 また上記の実施形態において、フレーム14の突起14bと、LED実装基板15における補強板18の孔18aとによって、フレーム14とLED実装基板15とが互いに係合することを示したが、例えばフレーム14の側に孔を設け、LED実装基板15に突起を設けたものでもよいし、フレームとLED実装基板との係合は、突起と孔による係合部に限定されるものではなく、互いに鉤づめを設け、この鉤づめ同士が係合する構造などであってもよい。
 10、10A、10B…バックライトユニット 11…下ケース 11a…開口 11b…間隙 12…導光板 12a…(導光板の)延在部 12b…光学制御部 13…光学シート 14…フレーム 14a…リブ 14b…突起 14c…傾斜面 14d…着脱口 14e…溝 14f…カバー挿入口 15…LED実装基板 16…スライドカバー 16a…舌片 17…フレキシブル印刷配線基板 17a…(フレキシブル印刷配線基板の)主部 17b…(フレキシブル印刷配線基板の)接続部 18…補強板 18a…(補強板の)孔 19…両面テープ 20…LED 50…液晶表示パネル 51…上ケース。

Claims (6)

  1.  バックライト光源となる発光ダイオード(以下、「LED」という。)を有するLED実装基板と、前記LEDが対向配置されると共に前記LEDからの光が入射される受光面と入射された光が出射される出射面を有する導光板と、前記LED実装基板及び前記導光板を保持すると共に、前記LED実装基板の着脱口を備えたフレームとを有し、前記LED実装基板は前記フレームに着脱可能に保持されているバックライトユニットにおいて、
     前記フレームと前記LED実装基板との間には互いに係合する係合部が形成されていることを備えていることを特徴とするバックライトユニット。
  2.  前記係合部は前記LED実装基板に形成された孔と前記フレームに形成された突起からなることを特徴とする請求項1に記載のバックライトユニット。
  3.  前記LED実装基板は、前記LEDが搭載されるフレキシブル印刷配線基板と、前記フレキシブル印刷配線基板が装着される金属製の補強板とからなり、前記補強板に前記孔が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のバックライトユニット。
  4.  前記フレームには前記フレームから延在して弾性変形する押圧部が形成され、前記突起は前記押圧部から突出するように形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のバックライトユニット。
  5.  前記突起は傾斜した側面を備え、前記LED実装基板を装着あるいは離脱させるときに前記LED実装基板が前記突起の傾斜した側面を滑動することにより、前記押圧部が弾性変形するようになされていることを特徴とする請求項4に記載のバックライトユニット。
  6.  前記LED実装基板には前記LEDが複数実装されており、
     隣り合う前記LEDと前記LEDとの間に、前記係合部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のバックライトユニット。
PCT/JP2010/001700 2009-04-22 2010-03-10 バックライトユニット WO2010122708A1 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201080016291.3A CN102395825B (zh) 2009-04-22 2010-03-10 背光单元
US13/264,619 US20120033447A1 (en) 2009-04-22 2010-03-10 Backlight unit
KR1020117023733A KR20120012791A (ko) 2009-04-22 2010-03-10 백라이트 유닛

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009103700A JP5246791B2 (ja) 2009-04-22 2009-04-22 バックライトユニット
JP2009-103700 2009-04-22

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2010122708A1 true WO2010122708A1 (ja) 2010-10-28

Family

ID=43010838

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2010/001700 WO2010122708A1 (ja) 2009-04-22 2010-03-10 バックライトユニット

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20120033447A1 (ja)
JP (1) JP5246791B2 (ja)
KR (1) KR20120012791A (ja)
CN (2) CN105223644A (ja)
WO (1) WO2010122708A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120200798A1 (en) * 2011-02-04 2012-08-09 Yoshihiro Morito Liquid crystal module and liquid crystal display device
FR2980833A1 (fr) * 2011-09-29 2013-04-05 Saint Gobain Vitrage eclairant
WO2014046033A1 (ja) * 2012-09-19 2014-03-27 シャープ株式会社 光源装置及びそれを備える表示装置

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012086510A1 (ja) * 2010-12-24 2012-06-28 シャープ株式会社 照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置
US8690412B2 (en) 2012-03-15 2014-04-08 Apple Inc. Backlight structures and backlight assemblies for electronic device displays
US8398288B1 (en) * 2012-04-03 2013-03-19 Giantech Industries Co., Ltd. LED display frame structure
JP2014154346A (ja) * 2013-02-08 2014-08-25 Japan Display Inc バックライト装置およびこれを備えた表示装置
DE102013111977A1 (de) * 2013-10-30 2015-04-30 Osram Opto Semiconductors Gmbh Optoelektronischer Halbleiterchip und Anordnung mit mindestens einem solchen optoelektronischen Halbleiterchip
JP2015090823A (ja) * 2013-11-07 2015-05-11 Nltテクノロジー株式会社 バックライトユニット、及びこれを用いた液晶表示装置
KR102199986B1 (ko) * 2014-02-17 2021-01-08 엘지이노텍 주식회사 발광 장치
CN104390177A (zh) * 2014-11-14 2015-03-04 深圳市华星光电技术有限公司 一种背光模组
US9383507B1 (en) * 2015-02-10 2016-07-05 Shenzhen China Star Optoelectronics Technology Co., Ltd Backlight unit
JP6570297B2 (ja) * 2015-04-14 2019-09-04 株式会社nittoh 照明モジュール
JP6712771B2 (ja) * 2016-03-07 2020-06-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明システム及びそれを備えた移動体
DE102017130750A1 (de) * 2017-12-20 2019-06-27 Reichle & De-Massari Ag Steckverbindersystem
CN108873149A (zh) * 2018-07-09 2018-11-23 京东方科技集团股份有限公司 一种导光板、背光模组及显示装置
CN109782491B (zh) * 2019-03-29 2022-09-13 厦门天马微电子有限公司 一种背光模组及显示装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007287703A (ja) * 2003-07-31 2007-11-01 Omron Corp 面光源装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4668036B2 (ja) * 2005-11-02 2011-04-13 Hoya株式会社 撮像素子のfpcに対する取り付け構造
JP4572828B2 (ja) * 2005-12-08 2010-11-04 ソニー株式会社 画像表示装置
CN100368895C (zh) * 2006-05-30 2008-02-13 友达光电股份有限公司 使用发光二极管的背光模块
KR100989219B1 (ko) * 2006-06-30 2010-10-20 엘지디스플레이 주식회사 백라이트 어셈블리 및 이를 구비한 액정표시장치.
CN101146420B (zh) * 2006-09-12 2010-09-01 明基电通股份有限公司 显示装置及电子装置
JP4333727B2 (ja) * 2006-11-13 2009-09-16 エプソンイメージングデバイス株式会社 電気光学装置、照明装置及び電子機器
KR101319585B1 (ko) * 2007-02-06 2013-10-16 삼성디스플레이 주식회사 백라이트 어셈블리 및 이를 포함한 액정표시장치
CN101303474B (zh) * 2007-05-09 2012-12-05 奇美电子股份有限公司 背光模块、液晶显示装置及此液晶显示装置的制造方法
CN101387786A (zh) * 2007-09-14 2009-03-18 群康科技(深圳)有限公司 背光模组及液晶显示装置
CN100587568C (zh) * 2007-10-22 2010-02-03 友达光电股份有限公司 背光模块及包含此背光模块的液晶显示器
CN101178503A (zh) * 2007-12-12 2008-05-14 友达光电(苏州)有限公司 液晶显示器模块及其组装方法
CN101369069B (zh) * 2008-10-23 2010-06-30 友达光电股份有限公司 液晶显示装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007287703A (ja) * 2003-07-31 2007-11-01 Omron Corp 面光源装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120200798A1 (en) * 2011-02-04 2012-08-09 Yoshihiro Morito Liquid crystal module and liquid crystal display device
US8477264B2 (en) * 2011-02-04 2013-07-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Liquid crystal module and liquid crystal display device
FR2980833A1 (fr) * 2011-09-29 2013-04-05 Saint Gobain Vitrage eclairant
WO2013079832A1 (fr) * 2011-09-29 2013-06-06 Saint-Gobain Glass France Vitrage eclairant
WO2014046033A1 (ja) * 2012-09-19 2014-03-27 シャープ株式会社 光源装置及びそれを備える表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR20120012791A (ko) 2012-02-10
CN102395825A (zh) 2012-03-28
JP2010257622A (ja) 2010-11-11
CN105223644A (zh) 2016-01-06
US20120033447A1 (en) 2012-02-09
CN102395825B (zh) 2016-01-20
JP5246791B2 (ja) 2013-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5246791B2 (ja) バックライトユニット
US7445369B2 (en) Backlight module with point light sources and liquid crystal display using same
US7611274B2 (en) Light-source fixing structure for backlight module
JP4619979B2 (ja) 面光源装置及びこれを用いた液晶表示装置
US7359012B2 (en) Liquid crystal display device
US7760288B2 (en) Backlight module and liquid crystal display using same
US7567316B2 (en) Backlight module
US7728920B2 (en) Liquid crystal display with slidably assembled frames
US8164705B2 (en) Liquid crystal display with frame having liquid crystal panel fixing member
US7800707B2 (en) Backlight module and liquid crystal display device using same
US7796211B2 (en) Backlight module with frame having elastic member and liquid crystal display device using same
US8355096B2 (en) Illumination device and liquid crystal display device including the same
US20090290092A1 (en) Liquid crystal display device
JP2011232759A (ja) 液晶表示装置
US20080106670A1 (en) Backlight module having a fastening structure and liquid crystal display using the same
KR20030019862A (ko) 평면형 표시장치
US20060120112A1 (en) Backlight module and light guide plate with integrated frame
US20060291255A1 (en) Backlight module with clip for fixing optical films
WO2014046033A1 (ja) 光源装置及びそれを備える表示装置
US7463316B2 (en) Backlight module with light source reflector having wider top plate and liquid crystal display with same
WO2012036061A1 (ja) 照明装置、表示装置およびテレビジョン受像機
US20080088767A1 (en) Backlight module and liquid crystal display with same
JP2010251226A (ja) バックライトユニット
JP2012054184A (ja) バックライトユニットおよび液晶表示装置
JP2007287703A (ja) 面光源装置

Legal Events

Date Code Title Description
WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 201080016291.3

Country of ref document: CN

121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application

Ref document number: 10766771

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1

ENP Entry into the national phase

Ref document number: 20117023733

Country of ref document: KR

Kind code of ref document: A

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 13264619

Country of ref document: US

NENP Non-entry into the national phase

Ref country code: DE

122 Ep: pct application non-entry in european phase

Ref document number: 10766771

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1