JP2010251226A - バックライトユニット - Google Patents

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JP2010251226A JP2009101644A JP2009101644A JP2010251226A JP 2010251226 A JP2010251226 A JP 2010251226A JP 2009101644 A JP2009101644 A JP 2009101644A JP 2009101644 A JP2009101644 A JP 2009101644A JP 2010251226 A JP2010251226 A JP 2010251226A
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Abstract

【課題】LED実装基板が着脱可能な構造になっており、導光板が遊動しても導光板の受
光面とLED実装基板との距離の精度が向上したバックライトユニットを供給すること。
【解決手段】光源となるLED20を有するLED実装基板15と、LED20が対向配
置されLED20の光が入射される受光面と入射された光が出射される出射面を有する導
光板12と、導光板12を保持するフレームとを有するバックライトユニット10におい
て、フレーム14は、LED実装基板15を導光板12の受光面方向に弾性力を有して移
動させるリブ14aを備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、バックライト光源として発光ダイオード(以下、「LED」という。)を用
いたバックライトユニットに関し、詳しくは、バックライト光源としてのLEDを基板に
固定したLED実装基板を交換可能にすると共に、LED実装基板のガタつきを抑制して
輝度ムラや交換前後の輝度のバラつきを抑制したバックライトユニットに関する。
液晶表示装置はCRT(陰極線管)と比較して軽量、薄型、低消費電力という特徴があ
るため、表示用として多くの電子機器に使用されている。液晶表示装置は、所定方向に整
列した液晶分子の向きを電界により変え、液晶層の光の透過量を変化させて画像を表示さ
せるものである。この液晶表示装置の表示方法として反射型、透過型及び半透過型のもの
がある。反射型の液晶表示装置はバックライトを必要としないので消費電力が小さいが、
暗いところでは見難くなる。そのために、液晶表示装置はバックライトを用いる透過型あ
るいは半透過型のものが多く使用されている。
バックライトの光源には、液晶表示パネルの背面に配設する直下型のものと、液晶表示
パネルの背面の表示領域に導光板を配設してその導光板の側面に光源を配設するサイドラ
イト型のものとがある。サイドライト型のバックライト光源では、光源からの光は導光板
によって液晶表示パネルの方向に反射される。そのため、サイドライト型のバックライト
光源の方が直下型のものよりも液晶表示装置を薄くすることができ、また、輝度を均一に
しやすいという特徴を有している。
また、バックライト光源としては冷陰極放電管及びLEDが多く使用されている。LE
Dは、冷陰極放電管と比較して、小型化で消費電力が少ない、長寿命である、環境汚染の
原因となる水銀が含まれていない、直流点灯可能であるために高周波ノイズの発生が少な
い、低温時でも点灯し易いというような利点を有している。このため、LEDからなるバ
ックライト光源は、中・小型の携帯用の電子機器、特に、携帯電話装置やポータブルナビ
ゲーション装置などに多く使用されている。
一方、LEDからなるバックライト光源では、導光板の受光面との距離が近すぎると輝
度が不均一になり、遠すぎると輝度が低くなるという特性を有している。このために、下
記特許文献1に開示されているように、LEDと導光板の受光面との間が所定距離だけ離
間するように設計されている。なお、下記特許文献1に開示されているバックライト光源
では、放熱効果を向上させるために、LEDを基板に固定したLED実装基板は金属製の
フレームに熱伝性が良好な両面テープで取り付けられている。
しかしながら、LEDからなるバックライト光源は、寿命が長いとはいえ、LEDの発
光素子を覆う樹脂が経年変化により色付きするという短所がある。このために、下記特許
文献2に開示されているように、LEDを基板に固定したLED実装基板を容易に着脱で
きる構成が考えられた。下記特許文献2に開示されているLEDからなるバックライトユ
ニットでは、バックライトユニットの底面にLED実装基板を着脱する着脱口を設け、L
ED実装基板が装着された状態では、カバーで着脱口を塞ぐ構造が採用されている。
特開2007−163620号公報 特開2008−218039号公報
ところで、通常の液晶表示装置では、導光板は温度変化による膨張・収縮を考慮して遊
動可能に保持されている。特に、車載のナビゲーション装置のような液晶表示装置では、
−40℃〜90℃の温度変化に対処できることが要求されているため、大きな膨張及び収
縮に対処できることが必要である。特に、上記特許文献1に開示されている液晶表示装置
のように、導光板が金属板に保持されているときは大きな隙間が必要である。例えば、導
光板が線膨張係数7.0×10−5/℃のポリメタクリル酸メチル(PMMA)であり、
金属板が線膨張係数1.9×10−5/℃のステンレススチールである場合、導光板の幅
が160mmのときは隙間が1.0mm以上必要である。また、導光板がPMMAと略同
じ線膨張係数のポリカーボネート製の枠体に保持するようにしたとしても、その嵌合のた
めの隙間が必要となる。
これらの隙間があると、車両の移動や徒歩などに伴う振動により、導光板がガタつき、
導光板の受光面とLED実装基板との距離の精度が悪くなるという問題が生じる。また、
上記特許文献2に開示されている液晶表示装置のように、LED実装基板を交換できる構
成とする場合には、LED実装基板が所定の位置に位置決めされていないので、振動によ
ってLED実装基板がガタついて導光板の受光面とLED実装基板との距離の精度が悪く
なるという問題点が存在する。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決すべくなされたものであって、LED実
装基板を交換可能にすると共に、LED実装基板のガタつきを抑制して輝度ムラや交換前
後の輝度のバラつきを抑制したバックライトユニットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のバックライトユニットは、バックライト光源となる
LEDを有するLED実装基板と、前記LEDが対向配置されると共に前記LEDからの
光が入射される受光面と入射された光が出射される出射面を有する導光板と、前記LED
実装基板及び前記導光板を保持するフレームとを有するバックライトユニットにおいて、
前記フレームは、前記LED実装基板を前記導光板の受光面方向に弾性的に押圧する押圧
部を備えていることを特徴とする。
本発明のバックライトユニットは、LED実装基板及び前記導光板を保持するフレーム
がLED実装基板を前記導光板の受光面方向に弾性的に押圧する押圧部を備えている。そ
のため、本発明のバックライトユニットによれば、温度変化による膨張及び収縮を考慮し
て導光板がフレームに遊動可能に取り付けられていても、LED実装基板が前記導光板の
受光面方向に弾性的に押圧されているため、たとえ振動によって導光板がガタついても、
導光板の受光面とLED実装基板との距離の変動を抑制することができるようになる。
また、本発明のバックライトユニットにおいては、前記フレームは前記LED実装基板
の着脱口を備え、前記LED実装基板は前記着脱口から着脱可能に保持されているものと
することができる。
本発明のバックライトユニットによれば、フレームはLED実装基板を着脱可能に保持
することができるようになされているので、LEDの輝度が経年変化により劣化しても、
容易にLED実装基板を交換することができ、劣化前の輝度を回復することができるよう
になる。
また、本発明のバックライトユニットにおいては、前記LED実装基板は複数の前記L
EDを有し、前記導光板は前記LEDの間に位置するように前記LED実装基板方向に突
出する延在部を有し、前記押圧部は前記LED実装基板の前記延在部に対向する位置を押
圧するようになされているものとすることができる。
本発明のバックライトユニットでは、導光板に形成された延在部がLED実装基板の複
数のLEDの間でLED実装基板と当接しているため、この延在部によってLED実装基
板の表面と導光板との間の距離を一定に維持することができる。そのため、本発明のバッ
クライトユニットによれば、導光板とLED実装基板との間の距離が変動し難いので、L
EDと導光板との間の距離を実質的に一定に維持することができるようになる。
また、本発明のバックライトユニットにおいては、前記押圧部は、前記フレームから延
在する片持ち梁状に弾性変形する延在部と、前記延在部から突出して前記LED実装基板
と当接する突起からなるものとすることができる。
本発明のバックライトユニットにおける片持ち梁状に弾性変形する延在部は、フレーム
が射出成型品であるときはフレーム作製用の金型の一部を削るだけで弾性を有するリブか
らなる延在部を形成することができ、また、フレームがプレス加工品であるときは曲げ加
工を加えるだけで弾性を有するアームからなる延在部を形成することができる。そのため
、本発明のバックライトユニットによれば、容易にフレームに片持ち梁状に弾性変形する
延在部を備える押圧部を形成することができる。加えて、本発明のバックライトユニット
によれば、LED実装基板をフレームに装着して押圧部の突起がLED実装基板に当接す
るようになすという簡単な構成でLEDを導光板の受光面方向に弾性的に押圧するように
なる。
また、本発明のバックライトユニットにおいては、前記押圧部は、前記フレームから延
在する両持ち梁状に弾性変形する延在部と、前記延在部から突出して前記LED実装基板
と当接する突起からなるものとすることができる。
本発明のバックライトユニットによれば、押圧部が両持ち梁状に弾性変形できるもので
あるため、上述の片持ち梁状の延在部の場合と同様の効果を奏することができるほか、L
ED実装基板に対して導光板の受光面に平行かつ均等に押圧することができるようになる
ので、位置決め精度が向上する。
また、本発明のバックライトユニットにおいては、前記押圧部は傾斜した側面を備え、
前記LED実装基板が装着あるいは離脱されるときに前記LED実装基板が前記押圧部の
傾斜した側面を滑動することにより、前記押圧部が弾性変形するようになされているもの
とすることができる。
本発明のバックライトユニットによれば、押圧部はLED実装基板が滑動する斜面を備
えているために、LED実装基板を実装するときは、LED実装基板が斜面を滑動して自
動的に押圧部を弾性変形させるため、容易にフレーム内にLED実装基板を装着すること
ができる。また、LED実装基板を取り外す際には、押圧部を変形させることにより、容
易にLED実装基板を取り外すことができるようになる。
また、本発明のバックライトユニットにおいては、前記LED実装基板は、前記LED
が搭載されるフレキシブル印刷配線基板と、前記フレキシブル印刷配線基板が装着される
金属製の補強板とからなり、前記押圧部は前記補強板を押圧するようになされているもの
とすることができる。
本発明のバックライトユニットによれば、LED実装基板がプリント配線基板のように
変形しやすいものであっても、このLED実装基板が金属製の補強板に装着されていると
共に押圧部が補強板を押圧するようになされているので、LED実装基板を均一に押圧す
ることができるようになる。加えて、補強板は金属製であって熱伝導率がよいので、LE
Dの放熱性が良好となる。そのため、本発明のバックライトユニットによれば、LEDに
流す電流を大きくすることができるので、明るいバックライトユニットが得られる。
実施形態に係る液晶表示装置の分解斜視図である。 実施形態に係る液晶表示装置のバックライトユニットの外観斜視図である。 図2のIII−III線の断面図及びその部分拡大図である。 図2のIV−IV線の断面図である。 図5AはLED実装基板の斜視図及びその部分拡大図であり、図5Bは図5Aとは異なる方向からみたLED実装基板の斜視図及びその部分拡大図である。 図6Aは導光板とLED光源の位置関係を示す斜視図であり、図6Bは光制御部の配置を示す平面図である。 フレームの形状を示す斜視図及びその部分拡大図である。 スライドの形状を示す斜視図及びその部分拡大図である。 LED実装基板の着脱を示す斜視図である。 スライドの着脱を示す斜視図及びその部分拡大図である。 図11Aは第1変形例を示す断面図であり、図11Bは第2変形例を示す断面図であり、図11Cは第3変形例を示す斜視図である。
以下、実施形態及び図面を参照にして本発明を実施するための形態を説明するが、以下
に示す実施形態は、本発明をここに記載したものに限定することを意図するものではなく
、本発明は特許請求の範囲に示した技術思想を逸脱することなく種々の変更を行ったもの
にも均しく適用し得るものである。なお、この明細書における説明のために用いられた各
図面においては、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各
部材毎に縮尺を異ならせて表示しており、必ずしも実際の寸法に比例して表示されている
ものではない。
本発明の実施形態の液晶表示装置を図1〜図10を用いて説明する。実施形態の液晶表
示装置に使用されるバックライトユニット10は、図1に示すように、透過型あるいは半
透過型の液晶表示パネル50の背面に配設されている。液晶表示パネル50はバックライ
トユニット10と上ケース51により挟持されている。バックライトユニット10には、
液晶表示パネル50の背面側、即ち、図1における上側から、下ケース11、導光板12
、光学シート13及びフレーム14が重畳されている。そして、バックライトユニット1
0には、導光板12の受光面となる側面に対向してLED実装基板15がフレーム14に
保持されており、図2に示すように、フレーム14の側面に形成されたカバー挿入口14
fからスライドカバー16がスライドできるように挿入されている。
下ケース11は、図1に示すように、ステンレス板を押出し加工することにより形成さ
れている。図示省略したが、下ケース11の内面側には白色の反射シートが貼り付けられ
ている。図5A及び図5Bに示すように、LED実装基板15は、フレキシブル印刷配線
基板17が補強板18に両面テープ19で固定されたものである。フレキシブル印刷配線
基板17は複数のLED20が搭載され、補強板18に粘着される主部17aと、外部の
電源(図示省略)と接続される接続部17bとからなる。補強板18はステンレススチー
ル製の板よりプレス加工により作製されたものであり、LED20間と両端に孔18aを
有している。両面テープ19はLED20の発熱を補強板18に良好に伝導させるために
、熱伝導性が高いものが選定されている。そして、ここでは、フレキシブル印刷配線基板
17のサイズは補強板18のサイズよりも小さくされ、補強板18の外周がフレキシブル
印刷配線基板17の外周よりも外側に位置するようになされている。
導光板12は、透明なアクリル樹脂(PMMA…ポリメタクリル酸メチル樹脂)からか
らなり、射出成型によって作製されたものである。この導光板12は、矩形の板状に形成
され、図6Aに示すように、LED実装基板15のLED20からの光が入射される側の
側面はLED20側に延在し、フレキシブル印刷配線基板17のLED20の間に位置す
るフレキシブル印刷配線基板17の主部17aに当接する延在部12aを有している。ま
た、それぞれのLEDに対応するフレキシブル印刷配線基板17の側面の位置を中心とし
て波紋状に光制御部12bが形成されている。光制御部12bは、図3の下部の拡大図に
示すように、所定角度θ、例えば約10度の角度の反射面が鋸歯形状に形成された形状を
有している。この波紋状の光制御部12bにより、複数のLED20からの入射光が、入
射方向とは直角方向に光路を変えられ、入射方向とは直角方向の輝度が均一化される。
光学シート13は、図1に示すように、複数のシート、例えば、輝度が均一になるよう
に拡散させるための第1拡散シート、Y軸方向(表示の縦方向)に向かう光を液晶表示パ
ネル50側に集光させるためのY軸プリズムシート、X軸方向(表示の横方向)に向かう
光を液晶表示パネル50側に集光させるためのX軸プリズムシート、輝度が均一になるよ
うに拡散させるための第2拡散シートの4枚で構成される。
フレーム14は、合成樹脂、例えばポリカーボネートからからなり、射出成型によって
作製されたものである。フレーム14は、導光板12から出射される光が遮られることな
く液晶表示パネル50の表示領域に照射されるように、中央部が大きく開口した額縁形状
となっている。そして、この実施形態のバックライトユニット10では、図1〜4に示す
ように、フレーム14は、下ケース11と嵌合して、導光板12、光学シート13を収納
しており、下ケース11をフレーム14から取り外さなくてもLED実装基板15を着脱
できるようにするため、下ケース11はフレーム14よりも若干短く(図2参照)なされ
、下ケース11の先端とフレーム14との間に着脱口11aが形成されている。
また、フレーム14は、図3、図7に示すように、LED実装基板15の補強板18の
孔18aと対応する位置に、フレーム14の光学シート13と平行な面側から立設するリ
ブ14aが複数形成され、それぞれのリブ14aは片持ち梁のように弾性変形可能に細く
形成されている。また、それぞれのリブ14aは、リブ14aから突出して孔18aと嵌
合する突起14bを備えている。突起14bは傾斜面14cを有して先細の山形になって
いる。図9に示すように、LED実装基板15がフレーム14に装着される前の状態は、
フレーム14の突起14bと導光板12の延在部12aとの隙間L1は、フレキシブル印
刷配線基板17と補強板18を加えた厚みL2よりも小さくなっている。
このために、LED実装基板15が上部の着脱口14dからフレーム14と導光板12
との間に装着されるとき、補強板18の外周側が突起14bの傾斜面14cを滑動してリ
ブ14aが導光板12とは逆方向に弾性変形することにより、突起14bが孔18aに嵌
合する。この嵌合により、フレーム14にLED実装基板15が位置決めされる。従来の
LED実装基板が着脱可能なバックライトユニットにおいてはLED実装基板の位置がず
れやすいが、この実施形態のバックライトユニット10では、突起14bが補強板18の
孔18aに嵌合するため、LED実装基板15は強固にフレーム14と導光板12との間
に正確に位置決めされる。
突起14bが孔18aに嵌合した状態では、図3に示すように、リブ14aは弾性変形
によってLED実装基板15の補強板18側を導光板12の方向に押圧する。そうすると
、補強板18は剛性であるため、LED実装基板15は均一に導光板12側に押圧され、
LED20と導光板12の隙間が良好に所定寸法(図6BのL3)に位置決めされる。従
って、この実施形態のバックライトユニット10によれば、車両の移動や徒歩などの振動
によって導光板12が遊動しても、それに同期してリブ14aの弾性変形によってLED
実装基板15が導光板12の方向に移動されるので、導光板12とLED実装基板15と
の距離を一定に維持することができるようになる。
また、この実施形態のバックライトユニット10においては、導光板12はLED実装
基板15のLED20の間に位置するように、LED実装基板15側の方向に突出する延
在部12a(図6及び図7参照)が形成されている。この延在部12aは、LED実装基
板15が上部の着脱口14dからフレーム14と導光板12との間に装着されると、LE
D実装基板15のフレキシブル印刷配線基板17の主部17aと当接するようになされて
いる。このような構成とすると、LED実装基板15のフレキシブル印刷配線基板17の
主部17aは、LED実装基板15の補強板18と導光板12の延在部12aとの間に挟
まれるように押圧されるため、よりLED実装基板15のLED20と導光板12との間
の距離を一定に維持することができるようになる。
また、LED20を固定しているフレキシブル印刷配線基板17は熱伝導性が良好な両
面テープ19によってステンレススチール製の補強板18の表面に固定されているため、
LED20に発生した熱は補強板18に熱伝導されて冷却される。そのため、この実施形
態のバックライトユニット10によれば、従来例のLEDを用いたバックライトユニット
よりも、LED20により大電流を流すことができるようになるので、より明るいバック
ライトユニットを得ることができるようになる。
なお、下カバーの着脱口11aを経てLED実装基板15をフレーム14及び導光板1
2の間から脱着させるときは、図9に示すように、補強板18の孔18a(図5参照)が
突起14bの傾斜面14cを滑動してリブ14aが導光板12とは逆方向に弾性変形して
突起14bと孔18aの嵌合が解除されるので、LED実装基板15を取り出すことがで
きる。なお、補強板18に形成した孔18aは、LED実装基板15が突起14bによっ
て導光板12の方向に押圧されているため、この実施形態のバックライトユニットでは必
ずしも必要な構成ではない。
更に、LED実装基板15を着脱口14dから装着させた後、図10に示すように、ス
ライドカバー16をフレーム14のスライドカバー挿入口14f(図1及び図2参照)か
ら挿入し、フレーム14の製造時の金型の付き合わせによってLED実装基板15側の側
壁に形成される溝14eと、下ケース11の直角なZ曲げによって設けられた下ケース1
1と導光板12との間隙11bにスライドカバー16を滑動させて装着することにより、
下ケース11の着脱口14dを塞ぐ。
それと共に、スライドカバー16の一端はL字状に折り曲げられた舌片16aが形成さ
れているから、この舌片16aが、フレーム14のスライドカバー挿入口14f(図1及
び図2参照)を塞ぐことができる。そのため、この実施形態のバックライトユニット10
では、下カバー11とフレーム14との間に形成されたLED実装基板15の着脱口14
d及びフレーム14の側面に形成されたスライドカバー挿入口14fとは、スライドカバ
ー16によって同時に閉鎖され、この着脱口14dとスライドカバー挿入口14fから異
物が侵入することを防止することができる。また、スライドカバー16の舌片16aは、
スライドカバー16を挿入するとき、ストッパーとして利用することができる。
また、図3及び図5に示すように、フレキシブル印刷配線基板17の接続部17bは、
Sの字状に折り曲げられ、導光板12とスライドカバー16の間、スライドカバー16と
下ケース11の間を通過させて、下ケース11の外面に露出されている。このような構成
とすると、上記特許文献2に開示されているバックライトユニットのように、フレキシブ
ル印刷配線基板17の配線面がスライドカバー16に接触することがないので、フレキシ
ブル印刷配線基板17の断線を防止することができる。
なお、上ケース51もステンレススチール製の板からなるプレス加工品である。図2に
示すように、上ケース51は箱型の形状をしており、液晶表示パネル50の表示領域が視
認できるように、中央部が大きく開口されている。そして、上ケース51はフレーム14
と嵌合し、上ケース51とフレーム14との間に液晶表示パネル50を収納している。上
述の構成により、LED実装基板15のLED20から照射された光は、導光板12の側
面を経て導光板に内部に入射され、反射板で反射拡散され、光学シート13で更に光の拡
散と所定の方向への集光がなされて、液晶表示パネル50の背面に照射されるようになる
なお、上述した実施形態のバックライトユニット10では、補強板18に孔18aを形
成した例を示したが、この孔18aは必ずしも必要な構成ではない。そこで、補強板18
に孔を形成しない第1変形例のバックライトユニット10Aの構成を図11Aを用いて説
明する。なお、図11Aにおいては、図1〜図10に示した実施形態のバックライトユニ
ット10と同一の構成部分には同一の参照符号を付与してその詳細な説明は省略する。図
11Aに示したように、補強板18に孔を設けなくても、LED実装基板15は突起14
bによって導光板12の方向に押圧されている作用効果を有していることは明らかである
また、上述した実施形態のバックライトユニット10では、フレーム14に形成したリ
ブ14aは片持ち梁状としたため、このリブ14aを形成するには金型の一部を切削すれ
ばよいので、容易に形成することができる。しかしながら、リブ14aは弾性力でLED
実装基板15を移動させることができればよく、片持ち梁状の形状に限定するものではな
い。例えば、第2変形例のバックライトユニット10Bとして図11Bに示したように、
上下が連結された両持ち梁状の形状や、第2変形例のバックライトユニット10Cとして
図11Cに示したように、左右が連結された両持ち梁状の形状のものとしてもよい。両持
ち梁状の形状であれば、LED実装基板15に導光板12の受光面に対して平行な付勢力
を加えることができるため、位置決め精度がより良好となり、LED実装基板15のガタ
つきも少なくなる。なお、図11B及び図11Cにおいても、図1〜図10に示した実施
形態のバックライトユニット10と同一の構成部分には同一の参照符号を付与してその詳
細な説明は省略する。
10、10A〜10C…バックライトユニット 11…下ケース 11a…開口 11
b…間隙 12…導光板 12a…(導光板の)延在部 12b…光学制御部 13…光
学シート 14…フレーム 14a…リブ 14b…突起 14c…傾斜面 14d…着
脱口 14e…溝 14f…カバー挿入口 15…LED実装基板 16…スライドカバ
ー 16a…舌片 17…フレキシブル印刷配線基板 17a…(フレキシブル印刷配線
基板の)主部 17b…(フレキシブル印刷配線基板の)接続部 18…補強板 18a
…(補強板の)孔 19…両面テープ 20…LED 50…液晶表示パネル 51…上
ケース

Claims (7)

  1. バックライト光源となる発光ダイオード(以下、「LED」という。)を有するLED
    実装基板と、前記LEDが対向配置されると共に前記LEDからの光が入射される受光面
    と入射された光が出射される出射面を有する導光板と、前記LED実装基板及び前記導光
    板を保持するフレームとを有するバックライトユニットにおいて、
    前記フレームは、前記LED実装基板を前記導光板の受光面方向に弾性的に押圧する押
    圧部を備えていることを特徴とするバックライトユニット。
  2. 前記フレームは前記LED実装基板の着脱口を備え、前記LED実装基板は前記着脱口
    から着脱可能に保持されていることを特徴とする請求項1に記載のバックライトユニット
  3. 前記LED実装基板は複数の前記LEDを有し、前記導光板は前記LEDの間に位置す
    るように前記LED実装基板方向に突出する延在部を有し、前記押圧部は前記LED実装
    基板の前記延在部に対向する位置を押圧するようになされていることを特徴とする請求項
    1に記載のバックライトユニット。
  4. 前記押圧部は、前記フレームから延在する片持ち梁状に弾性変形する延在部と、前記延
    在部から突出して前記LED実装基板と当接する突起からなることを特徴とする請求項1
    に記載のバックライトユニット。
  5. 前記押圧部は、前記フレームから延在する両持ち梁状に弾性変形する延在部と、前記延
    在部から突出して前記LED実装基板と当接する突起からなることを特徴とする請求項1
    に記載のバックライトユニット。
  6. 前記押圧部は傾斜した側面を備え、前記LED実装基板が装着あるいは離脱されるとき
    に前記LED実装基板が前記押圧部の傾斜した側面を滑動することにより、前記押圧部が
    弾性変形するようになされていることを特徴とする請求項1に記載のバックライトユニッ
    ト。
  7. 前記LED実装基板は、前記LEDが搭載されるフレキシブル印刷配線基板と、前記フ
    レキシブル印刷配線基板が装着される金属製の補強板とからなり、前記押圧部は前記補強
    板を押圧するようになされていることを特徴とする請求項6に記載のバックライトユニッ
    ト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013181854A1 (zh) * 2012-06-05 2013-12-12 深圳市华星光电技术有限公司 一种胶框及液晶显示装置
WO2014169532A1 (zh) * 2013-04-19 2014-10-23 深圳市华星光电技术有限公司 一种导光板固定结构及使用该固定结构的背光模组
JP2020035724A (ja) * 2018-08-31 2020-03-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 光源ユニット及びこれを備えた表示装置

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