WO2009110442A1 - 共振器および共振器アレイ - Google Patents
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Abstract
Description
許文献1)で提案されている。この文献では、小型化と高Q値化の両立にねじり振動モードを利用した共振器が有効であることが紹介されている。
(構成)
図1、図2を参照して、本発明に基づく実施の形態1における共振器について説明する。図1に示すように、本実施の形態における共振器の第1の例としての共振器101は、基材1と、一端が基材1に固定されていて、長手方向に垂直な方向に直線往復運動を付与するための振動入力箇所3を途中に有する第1梁2と、第1梁2のうち振動入力箇所3とは異なる第1分岐箇所4から一方の側に分岐する、前記直線往復運動を元にねじり振動を発生させるための第2梁5とを備える。
本実施の形態における共振器101,102においては、振動入力箇所3において、矢印81で示すように、第1梁2の長手方向に垂直な方向の直線往復運動を第1梁2に付与することによって第1梁2が横振動する。ここでいう「横振動」とは、梁の長手方向に垂直な方向に梁が変位を繰り返して振動することをいう。すなわち、梁は曲げ変形を繰り返して振動することとなる。以下においても「横振動」と称した場合には同様の意味である。
(構成)
図3、図4を参照して、本発明に基づく実施の形態2における共振器について説明する。図3に示すように、本実施の形態における共振器の第1の例としての共振器103は、第1分岐箇所4から第2梁5とは反対の側に延在する、ねじり振動を発生させるための第3梁6を備える。
本実施の形態における共振器103,104においては、振動入力箇所3において、矢印81で示すように、第1梁2の長手方向に垂直な方向の直線往復運動を第1梁2に付与することによって第1梁2が横振動する。その際に、第2梁5および第3梁6は、いずれも一端が第1分岐箇所4または第2分岐箇所7によってそれぞれ第1梁2に拘束されているので、第2梁5および第3梁6も第1梁2の横振動につられて変位し、結果的に第2梁5および第3梁6には矢印82,83で示すようなねじり振動がそれぞれ発生する。
(構成)
図5、図6を参照して、本発明に基づく実施の形態3における共振器について説明する。図5に示すように、本実施の形態における共振器の第1の例としての共振器105は、基材1と、一端が基材1に固定されていて、長手方向に垂直な方向に直線往復運動を付与するための振動入力箇所3を途中に有する第1梁2と、第1梁2のうち振動入力箇所3とは異なる複数の分岐箇所4a,4bから一方の側にそれぞれ分岐し、前記直線往復運動を元にねじり振動を発生させるための複数の第2梁5a,5bとを備える。
本実施の形態における共振器105,106においては、振動入力箇所3において、矢印81で示すように、第1梁2の長手方向に垂直な方向の直線往復運動を第1梁2に付与することによって第1梁2が横振動する。その際に、複数の第2梁5a,5bは、いずれも一端が複数の分岐箇所4a,4bによってそれぞれ第1梁2に拘束されているので、複数の第2梁5a,5bも第1梁2の横振動につられて変位し、結果的に複数の第2梁5a,5bには矢印82a,82bで示すようなねじり振動がそれぞれ発生する。
(構成)
図7を参照して、本発明に基づく実施の形態4における共振器について説明する。図7に示すように、本実施の形態における共振器107は、複数の分岐箇所4a,4bから複数の第2梁5a,5bとは反対の側に延在する、ねじり振動を発生させるための複数の第3梁6a,6bを備える。他の部分の構成は実施の形態3で示した共振器106と同様である。
本実施の形態における共振器107においては、振動入力箇所3において、矢印81で示すように、第1梁2の長手方向に垂直な方向の直線往復運動を第1梁2に付与することによって第1梁2が横振動する。その際に、複数の第2梁5a,5bは、いずれも一端が複数の分岐箇所4a,4bによってそれぞれ第1梁2に拘束されているので、複数の第2梁5a,5bも第1梁2の横振動につられて変位し、結果的に複数の第2梁5a,5bには矢印82a,82bで示すようなねじり振動がそれぞれ発生する。さらに、複数の第3梁6a,6bも複数の分岐箇所4a,4bによってそれぞれ第1梁2に拘束されているので、複数の第3梁6a,6bも第1梁2の横振動につられて変位し、結果的に複数の第3梁6a,6bにも矢印83a,83bで示すようなねじり振動がそれぞれ発生する。
(構成)
図8、図9を参照して、本発明に基づく実施の形態5における共振器について説明する。図8に示すように、本実施の形態における共振器の第1の例としての共振器108においては、複数の第2梁5a,5bの先端同士が第4梁8によって結合され、複数の第3梁6a,6bの先端同士が第5梁9によって結合されている。他の部分の構成は実施の形態4で示した共振器107と同様である。
本実施の形態における共振器108,109においては、振動入力箇所3において、矢印81で示すように、第1梁2の長手方向に垂直な方向の直線往復運動を第1梁2に付与することによって第1梁2が横振動する。その際に、複数の第2梁5a,5bは、いずれも一端が複数の分岐箇所4a,4bによってそれぞれ第1梁2に拘束されているので、複数の第2梁5a,5bも第1梁2の横振動につられて変位し、結果的に複数の第2梁5a,5bには矢印82a,82bで示すようなねじり振動がそれぞれ発生する。さらに、複数の第3梁6a,6bも複数の分岐箇所4a,4bによってそれぞれ第1梁2に拘束されているので、複数の第3梁6a,6bも第1梁2の横振動につられて変位し、結果的に複数の第3梁6a,6bにも矢印83a,83bで示すようなねじり振動がそれぞれ発生する。第2梁5a,5bは先端同士が互いに第4梁8によって結合されているので、第2梁5a,5bに生じるねじり振動は、第4梁8によって相互に影響し合う。第3梁6a,6bにおいても先端同士が互いに第5梁9によって結合されているので同様である。
(構成)
図10~図13を参照して、本発明に基づく実施の形態6における共振器について説明する。図10に示すように、本実施の形態における共振器の第1の例としての共振器110においては、基材は基板12であり、第1梁2は基板12から離隔して基板12の表面に平行に延在している。振動入力箇所3はたとえば10μm×10μmの正方形の領域である。共振器110の側面図を図11に示す。共振器110は、実施の形態1で示した共振器101に対応する構造である。
本実施の形態における共振器110,111における直線往復運動の付与およびねじり振動の発生については、実施の形態1で説明したのと同様である。本実施の形態における共振器110,111であれば、各梁が基板の表面に形成されているので、後述するように基板上での成膜とエッチングの組み合わせにより容易に作製することができる。
(構成)
図14を参照して、本発明に基づく実施の形態7における共振器について説明する。図14に示すように、本実施の形態における共振器112は、実施の形態5で示した共振器109に対応する構造である。すなわち、共振器112は、基材としての基板12と、両端が基板12に固定されていて、長手方向に垂直な方向に直線往復運動を付与するための振動入力箇所3を途中に有する第1梁2と、第1梁2のうち振動入力箇所3とは異なる複数の分岐箇所4a,4bから一方の側にそれぞれ分岐し、前記直線往復運動を元にねじり振動を発生させるための複数の第2梁5a,5bとを備える。第1梁2の両端を基板12に固定するに当たっては、基板12本体に直接接続するのではなく、基板12の上面に設けられた固定接続部14a,14bを介して接続されている。固定接続部14a,14bは、第1梁2と同じ材質で形成されていてもよい。固定接続部14a,14bは基板12と一体となって第1梁2の両端に対する固定端として作用するものである。
本実施の形態における共振器112においては、パッド15と第1梁2との間に一定の電圧を入力することにより、電極13と第1梁2の振動入力箇所3との間に電位差を生じさせることができる。パッド15と第1梁2との間に入力する電圧は例えば1~2Vであってよい。電極13と振動入力箇所3との間にこのような電位差が生じることにより、電極13と振動入力箇所3との間に静電力が発生する。この静電力によって第1梁2の振動入力箇所3に直線往復運動が付与される。これによって第1梁2が横振動する。その際に、複数の第2梁5a,5bおよび複数の第3梁6a,6bにおいては、ねじり振動が発生する。
…→図15→図16→図15→図17→図15→図16→図15→図17→図15→図16→図15→図17→図15→図16→図15→…
というように各状態を順にとりながら、ねじり振動と横振動の両方を含む全体の振動を繰り返す。複数の第2梁5a,5bおよび複数の第3梁6a,6bにおいては、図15、図16に示すようにねじり振動が生じている。
図18~図32を参照して、本実施の形態における共振器の製造方法について説明する。以下の説明において上下に言及する場合は、説明の便宜のための相対的な上下を意味するものに過ぎず、絶対的な上下方向を指すものとは限らない。
配置され、さらにその上にSi層203が配置されたものである。Si層203の厚みはたとえば10μmとする。Cr膜205はSi層203の上面に形勢される。Cr層205の厚さはたとえば500Åとする。
、Si層203の厚みが10μmであったので、約10μmの深さまでドライエッチングされている。このドライエッチングによりSi層パターン209が形成される。この状態の平面図を図25に示す。Si層パターン209は、共振器の各梁に相当する部分を備えた平面形状を有している。この時点では、Cr膜パターン206はAl膜パターン208の内部に包み込まれて隠れている。
となっているが、Si層パターン209は、低い部分209aと高い部分209bとを含んでいる。高い部分209bは過去にCr膜パターン206に覆われていた部分である。
が得られる。すなわち、図14に示した共振器112が得られる。
(共振器アレイ)
図33を参照して、本発明に基づく実施の形態8における共振器アレイについて説明する。本実施の形態における共振器アレイは、上記いずれか実施の形態で説明した共振器において基材に固定されるべき箇所および自由端となるべき箇所をいずれも隣接共振器への接続箇所に置換した形で複数の共振器を接続した共振器アレイである。すなわち、たとえば、図33に示すようなものである。ここでは、前後に5箇所ずつある突出部のうちそれぞれ中央の1ヶ所ずつを固定端としたが、固定端の数や位置は異なっていてもよい。図33に示すように何らかの基板を備え、基板によってこの共振器アレイを支持する構造としてもよい。この場合、支持のための接続部以外においては、共振器アレイは基板表面から離隔して基板表面に対して平行に配置されるものとする。また、基板を用いずに、この共振器アレイを何らかの手段によって支持することとしてもよい。
この共振器アレイにおいては、梁の1ヶ所または複数箇所に対して直線往復振動を付与することで振動が生じる。その際に一部の梁においてはねじり振動が生じる。たとえば図34、図35に示すような変形が生じる。この共振器アレイにおいては、
…→図33→図34→図33→図35→図33→図34→図33→図35→図33→図34→図33→図35→図33→図34→…
というように各状態を順にとりながら、ねじり振動と横振動の両方を含む全体の振動を繰り返す。
その形態について説明していく。
(構成)
図39、図40を参照して、本発明に基づく実施の形態9における共振器について説明する。図39に示すように、本実施の形態における共振器の第1の例としての共振器113は、基材1と、一端が基材1に固定されていて、長手方向に垂直な方向に直線往復運動を付与するための複数の振動入力箇所3a,3b,3cを途中に有する第1梁2と、第1梁2のうち前記振動入力箇所とは異なる複数の分岐箇所4a,4bから一方の側にそれぞれ分岐し、前記直線往復運動を元にねじり振動を発生させるための複数の第2梁5a,5bとを備える。
本実施の形態における共振器113,114においては、複数の振動入力箇所3a,3b,3cにおいて、矢印81a,81b,81cでそれぞれ示すように、第1梁2の長手方向に垂直な方向の直線往復運動を第1梁2に付与することによって第1梁2が横振動する。
(構成)
図41を参照して、本発明に基づく実施の形態10における共振器について説明する。図41に示すように、本実施の形態における共振器115は、複数の分岐箇所4a,4bから複数の第2梁5a,5bとは反対の側に延在する、ねじり振動を発生させるための複数の第3梁6a,6bを備える。他の部分の構成は実施の形態9で示した共振器114と同様である。
本実施の形態における共振器115においては、複数の振動入力箇所3a,3b,3cにおいて、矢印81a,81b,81cでそれぞれ示すように、第1梁2の長手方向に垂直な方向の直線往復運動を第1梁2に付与することによって第1梁2が横振動する。その際に、複数の第2梁5a,5bは、いずれも一端が複数の分岐箇所4a,4bによってそれぞれ第1梁2に拘束されているので、複数の第2梁5a,5bも第1梁2の横振動につられて変位し、結果的に複数の第2梁5a,5bには矢印82a,82bで示すようなねじり振動がそれぞれ発生する。さらに、複数の第3梁6a,6bも複数の分岐箇所4a,4bによってそれぞれ第1梁2に拘束されているので、複数の第3梁6a,6bも第1梁2の横振動につられて変位し、結果的に複数の第3梁6a,6bにも矢印83a,83bで示すようなねじり振動がそれぞれ発生する。
(構成)
図42を参照して、本発明に基づく実施の形態11における共振器について説明する。図42に示すように、本実施の形態における共振器の第1の例としての共振器116においては、複数の第2梁5a,5bの先端同士が第4梁8によって結合され、複数の第3梁6a,6bの先端同士が第5梁9によって結合されている。他の部分の構成は実施の形態10で示した共振器115と同様である。
本実施の形態における共振器116,117においては、複数の振動入力箇所3a,3b,3cにおいて、矢印81a,81b,81cでそれぞれ示すように、第1梁2の長手方向に垂直な方向の直線往復運動を第1梁2に付与することによって第1梁2が横振動する。その際に、複数の第2梁5a,5bは、いずれも一端が複数の分岐箇所4a,4bによってそれぞれ第1梁2に拘束されているので、複数の第2梁5a,5bも第1梁2の横振動につられて変位し、結果的に複数の第2梁5a,5bには矢印82a,82bで示すようなねじり振動がそれぞれ発生する。さらに、複数の第3梁6a,6bも複数の分岐箇所4a,4bによってそれぞれ第1梁2に拘束されているので、複数の第3梁6a,6bも第1梁2の横振動につられて変位し、結果的に複数の第3梁6a,6bにも矢印83a,83bで示すようなねじり振動がそれぞれ発生する。第2梁5a,5bは先端同士が互いに第4梁8によって結合されているので、第2梁5a,5bに生じるねじり振動は、第4梁8によって相互に影響し合う。第3梁6a,6bにおいても先端同士が互いに第5梁9によって結合されているので同様である。
(構成)
図44を参照して、本発明に基づく実施の形態12における共振器について説明する。図44に示すように、本実施の形態における共振器118は、実施の形態11で示した共振器117に対応する構造である。すなわち、共振器118は、基材としての基板12と、両端が基板12に固定されていて、長手方向に垂直な方向に直線往復運動を付与するための複数の振動入力箇所3a,3b,3cを途中に有する第1梁2と、第1梁2のうち複数の振動入力箇所3a,3b,3cとは異なる複数の分岐箇所4a,4bから一方の側にそれぞれ分岐し、前記直線往復運動を元にねじり振動を発生させるための複数の第2梁5a,5bとを備える。第1梁2の両端を基板12に固定するに当たっては、基板12本体に直接接続するのではなく、基板12の上面に設けられた固定接続部14a,14bを介して接続されている。固定接続部14a,14bは、第1梁2と同じ材質で形成されていてもよい。固定接続部14a,14bは基板12と一体となって第1梁2の両端に対する固定端として作用するものである。
本実施の形態における共振器118においては、複数のパッド15a,15b,15cと第1梁2との間に一定の電圧を入力することにより、複数の電極13a,13b,13cと第1梁2の複数の振動入力箇所3a,3b,3cとの間に電位差を生じさせることができる。複数のパッド15と第1梁2との間に入力する電圧はたとえば1~2Vであってよい。複数の電極13a,13b,13cと複数の振動入力箇所3a,3b,3cとの間にこのような電位差が生じることにより、複数の電極13a,13b,13cと複数の振動入力箇所3a,3b,3cとの間に静電力が発生する。この静電力によって第1梁2の複数の振動入力箇所3a,3b,3cに直線往復運動が付与される。これによって第1梁2が横振動する。その際に、複数の第2梁5a,5bおよび複数の第3梁6a,6bにおいては、ねじり振動が発生する。
発明者らは、共振器112に直線往復運動を付与したときに各梁がどのような挙動を示すかシミュレーションを行なった。このシミュレーションの概要について説明する。
…→図47→図48→図47→図49→図47→図48→図47→図49→図47→図48→図47→図49→図47→図48→図47→…
というように各状態を順にとりながら、ねじり振動と横振動の両方を含む全体の振動を繰り返す。複数の第2梁5a,5bおよび複数の第3梁6a,6bにおいては、図48、図49に示すようにねじり振動が生じている。
…→図47→図52→図47→図53→図47→図52→図47→図53→図47→図52→図47→図53→図47→図52→図47→…
というように各状態を順にとりながら、ねじり振動と横振動の両方を含む全体の振動を繰り返す。複数の第2梁5a,5bおよび複数の第3梁6a,6bにおいては、図52、図53に示すようにねじり振動が生じている。
図55~図69を参照して、本実施の形態における共振器の製造方法について説明する。
配置され、さらにその上にSi層203が配置されたものである。Si層203の厚みはたとえば10μmとする。Cr膜205はSi層203の上面に形成される。Cr層205の厚さはたとえば500Åとする。
、Si層203の厚みが10μmであったので、約10μmの深さまでドライエッチングされている。このドライエッチングによりSi層パターン209が形成される。この状態の平面図を図62に示す。Si層パターン209は、共振器の各梁に相当する部分を備えた平面形状を有している。この時点では、Cr膜パターン206はAl膜パターン208の内部に包み込まれて隠れている。
となっているが、Si層パターン209は、低い部分209aと高い部分209bとを含んでいる。高い部分209bは過去にCr膜パターン206に覆われていた部分である。
が得られる。すなわち、図44に示した共振器118が得られる。
(共振器アレイ)
図70を参照して、本発明に基づく実施の形態13における共振器アレイについて説明する。本実施の形態における共振器アレイは、上記いずれかの実施の形態で説明した共振器において基材に固定されるべき箇所および自由端となるべき箇所をいずれも隣接共振器への接続箇所に置換した形で複数の共振器を接続した共振器アレイである。すなわち、たとえば、図70に示すようなものである。ここでは、前後に5箇所ずつある突出部のうちそれぞれ中央の1ヶ所ずつを固定端としたが、固定端の数や位置は異なっていてもよい。図70に2点鎖線で示すように何らかの基板を備え、基板によってこの共振器アレイを支持する構造としてもよい。この場合、支持のための接続部以外においては、共振器アレイは基板表面から離隔して基板表面に対して平行に配置されるものとする。また、基板を用いずに、この共振器アレイを何らかの手段によって支持することとしてもよい。対応する回路図を図71に示す。図70におけるXXXIVA-XXXIVA線に関する矢視断面図を概念的に示すものが図72(a)である。同じくXXXIVB-XXXIVB線に関する矢視断面図を概念的に示すものが図72(b)であり、XXXIVC-XXXIVC線に関する矢視断面図を概念的に示すものが図72(c)である。ここでは、平面的に見て基板表面にマトリックス状に並ぶ電極の中で、INPUT1が印加される電極と、INPUT1に対してπだけ位相がずれたINPUT2が印加される電極とが、縦に見ても横に見ても交互に並ぶように設定されている。
次にこれまで説明した共振器または共振器アレイの動作を電気回路的視点から説明する。
図36は、本発明に基づくMEMS共振器の動作を説明するための図である。対向電極152には高周波電源から交流電圧VIが印加される。ねじり振動体154にはコイルLを介して主電圧電源から主電圧VPが印加される。すると、ねじり振動体154と対向電極152との間に交番静電気力が発生し、その静電気力によってねじり振動体154が梁の中心軸の周りにねじり振動する。このねじり振動体154のねじり振動により、ねじり振動体154と対向電極152との間の静電容量が変化し、キャパシタCを経由して、一方端が接地された抵抗Rの他方端からその静電容量の変化が高周波信号VOとして出力される。
図37に、フィルタ回路にMEMS共振器を用いる例を示す。この回路図で示されるフィルタ回路は、入力端子TIと出力端子TOとの間に直列に接続されたコンデンサ162,164,166と、コンデンサ162,164の接続ノードと接地ノードとの間に接続されたMEMS共振器168と、コンデンサ164,166の接続ノードと接地ノードとの間に接続されたMEMS共振器170とを含む。このようなフィルタ回路におけるMEMS共振器168,170として本発明に基づく共振器を使用することができる。
図38に、発振回路にMEMS共振器を用いる例を示す。この回路図で示される発振回路は、電源ノードVDDから電源電位の供給を受けるインバータINV1とインバータINV1の出力を入力に受けるインバータINV2とを含む。インバータINV2の出力からは、この発振回路の出力信号が出力される。この発振回路は、さらに、一方端が接地され他方端がインバータINV1の入力に接続されたコンデンサC1と、コンデンサC1と並列接続される可変容量コンデンサCL1と、負極が接地された直流電圧源Vpと、直流電圧源Vpの正極に一方端が接続された抵抗Rpと、抵抗Rpの他方端とインバータINV1の入力との間に接続されたコンデンサCpと、インバータINV1の出力と接地との間に直列に接続された抵抗RdおよびコンデンサCL2と、抵抗RdおよびコンデンサCL2の接続ノードと抵抗Rpの他方端との間に接続されたMEMS共振器172とを含む。この発振回路は、さらに、インバータINV1の入力と出力とを接続する帰還抵抗Rfを含む。この発信回路においては、インバータINV1の出力がMEMS共振器172を含んで構成されるフィルタによって入力に帰還され、特定の共振周波数の成分が増幅される。その結果、回路が発振する。
Claims (23)
- 基材と、
一端が前記基材に固定されていて、長手方向に垂直な方向に直線往復運動を付与するための振動入力箇所を途中に有する第1梁と、
前記第1梁のうち前記振動入力箇所とは異なる第1分岐箇所から一方の側に分岐する、前記直線往復運動を元にねじり振動を発生させるための第2梁とを備える、共振器。 - 前記第1梁の他端が前記基材に固定されている、請求項1に記載の共振器。
- 前記第1分岐箇所から前記第2梁とは反対の側に延在する、ねじり振動を発生させるための第3梁を備える、請求項1または2に記載の共振器。
- 前記第1梁のうち前記振動入力箇所とも前記第1分岐箇所とも異なる第2分岐箇所から前記第2梁とは反対の側に延在する、ねじり振動を発生させるための第3梁を備える、請求項1または2に記載の共振器。
- 基材と、
一端が前記基材に固定されていて、長手方向に垂直な方向に直線往復運動を付与するための振動入力箇所を途中に有する第1梁と、
前記第1梁のうち前記振動入力箇所とは異なる複数の分岐箇所から一方の側にそれぞれ分岐し、前記直線往復運動を元にねじり振動を発生させるための複数の第2梁とを備える、共振器。 - 前記第1梁の他端が前記基材に固定されている、請求項5に記載の共振器。
- 前記複数の分岐箇所から前記複数の第2梁とは反対の側に延在する、ねじり振動を発生させるための複数の第3梁を備える、請求項5または6に記載の共振器。
- 前記複数の第2梁の先端同士が第4梁によって結合され、前記複数の第3梁の先端同士が第5梁によって結合されている、請求項7に記載の共振器。
- 前記第4梁および前記第5梁はそれぞれ両端が自由端として突出している、請求項8に記載の共振器。
- 前記基材は基板であり、前記第1梁は前記基板から離隔して前記基板の表面に平行に延在している、請求項1に記載の共振器。
- 前記基板の表面のうち前記振動入力箇所に対向する位置に電極が配置されており、前記電極は、前記電極と前記振動入力箇所との間に静電力を発生させることによって前記第1梁に直線往復運動を付与するためのものである、請求項10に記載の共振器。
- 請求項1に記載の共振器において基材に固定されるべき箇所および自由端となるべき箇所をいずれも隣接共振器への接続箇所に置換した形で複数の共振器を接続した共振器アレイ。
- 基材と、
一端が前記基材に固定されていて、長手方向に垂直な方向に直線往復運動を付与するための複数の振動入力箇所を途中に有する第1梁と、
前記第1梁のうち前記振動入力箇所とは異なる複数の分岐箇所から一方の側にそれぞれ分岐し、前記直線往復運動を元にねじり振動を発生させるための複数の第2梁とを備える、共振器。 - 前記第1梁の他端が前記基材に固定されている、請求項13に記載の共振器。
- 前記複数の分岐箇所から前記複数の第2梁とは反対の側に延在する、ねじり振動を発生させるための複数の第3梁を備える、請求項13または14に記載の共振器。
- 前記複数の第2梁の先端同士が第4梁によって結合され、前記複数の第3梁の先端同士が第5梁によって結合されている、請求項15に記載の共振器。
- 前記第4梁および前記第5梁はそれぞれ両端が自由端として突出している、請求項16に記載の共振器。
- 前記基材は基板であり、前記第1梁は前記基板から離隔して前記基板の表面に平行に延在している、請求項13に記載の共振器。
- 前記基板の表面のうち前記複数の振動入力箇所の各々に対向する位置にそれぞれ個別に電極が配置されており、前記電極は、前記電極と前記振動入力箇所との間に静電力を発生させることによって前記第1梁に直線往復運動を付与するためのものである、請求項18に記載の共振器。
- 前記複数の振動入力箇所に対して前記電極の各々が直線往復運動を同時に付与するように、前記電極と前記振動入力箇所との間の電位差を制御するための入力制御部を備える、請求項19に記載の共振器。
- 前記入力制御部は、互いに隣接する前記振動入力箇所に互いに同位相の直線往復運動を同時に付与するためのものである、請求項20に記載の共振器。
- 前記入力制御部は、互いに隣接する前記振動入力箇所に互いにπだけずれた位相の直線往復運動を同時に付与するためのものである、請求項20に記載の共振器。
- 請求項13に記載の共振器において基材に固定されるべき箇所および自由端となるべき箇所をいずれも隣接共振器への接続箇所に置換した形で複数の共振器を接続した共振器アレイ。
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