WO2009110422A1 - スイッチ機構及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

 スイッチボタンの耐久性を高め、操作感を向上すると共に、構成・組立が簡易となるスイッチ機構を提供すること。スイッチ機構(1)は、第1電極(6)及び第2電極(7)を有する配線基板(5)と、スイッチボタン(10)と、第1電極及び第2電極に対応する位置に配される導電体(4)と、配線基板との間に導電体を介在させるように配され、スイッチボタンに対応する位置に突起部(2a)を有する支持板(2)とを備える。スイッチボタンが押圧操作されていない状態においては、導電体は、第1電極とは接触せずに第2電極のみと接触する。スイッチボタンが押圧操作された状態においては、導電体は、突起部に支持されることによって第1電極と接触し、第1電極と第2電極とが導電体によって電気的に接続されると共に、突起部は、スイッチボタンの押圧操作に伴いスイッチボタンの押圧方向に変位する(図1)。

Description

スイッチ機構及び電子機器
[関連出願の記載]
 本発明は、日本国特許出願:特願2008-056536号(2008年3月6日出願)の優先権主張に基づくものであり、同出願の全記載内容は引用をもって本書に組み込み記載されているものとする。
 本発明は、スイッチ機構及び該スイッチ機構を備える電子機器に関し、特に、押圧式スイッチ機構及び該スイッチ機構を備える電子機器に関する。
 携帯端末に代表される電子機器において、今般では、ポータビリティの観点から薄型化・小型化という付加価値に特化した機器開発の潮流がある。そこで、ユーザが機器を操作するスイッチ構造の薄型化が取り組まれている(例えば特許文献1及び特許文献2参照)。
 特許文献1に記載のキースイッチ構造は、複数のキートップが固着されるフィルム状部材を有し、フィルム状部材のキートップが固着された面と反対の面側に押し子が位置しており、キートップを押下することにより押し子を介して基板上に設けられたスイッチが押下される。
 特許文献2に記載のキーシートは、柔軟性を有するフィルムシートと、該フィルムシートの表面に配置した複数のキートップと、フィルムシートの裏面のキートップに対応する位置に非加熱硬化型材料でフィルムシートと一体化させて形成した複数の押し子と、を備える。
特開2007-109486号公報 特開2007-213874号公報
  なお、上記特許文献1、2の全開示内容はその引用をもって本書に繰込み記載する。
以下の分析は、本発明の観点から与えられる。
 図41及び図42に、特許文献1及び特許文献2に示すような背景技術とは異なり、皿形状の導電体(メタルドーム)が下向きに凸型(凸部がスイッチボタンの反対側を向いている)であり、導電体を押圧する突起部が導電体の下方にある(突起体の凸部がスイッチボタン方向を向いている)スイッチ機構の概略断面図を示す。図41は、スイッチボタン410を押圧していない状態のスイッチ機構の概略断面図であり、図42は、スイッチボタン410を押圧した状態のスイッチ機構の概略断面図である。スイッチ機構401においては、導電体404は配線基板405の下に、第2電極407と接触した状態で配置され、導電体404の下には、突起部402aを有する支持板402が配置されている。
 スイッチ機構401においてスイッチボタン410を押圧すると、配線基板405は導電体404と共に突起部402a方向に移動する。これにより、皿形状の導電体404の中央部は、突起部402aに押圧され、導電体404は、中央部が隆起するように変形する。そして、隆起した中央部が配線基板405の第1電極406と接触することで、第1電極406と第2電極407との電気的導通を得ることができる。
 しかしながら、このとき、配線基板405のみならず、スイッチボタン410も突起部402aの形状に沿って変形することになる。例えば支持板402(突起部402a)が金属から形成され、スイッチボタン410が樹脂から形成されている場合、突起部402aの剛性に比べて、スイッチボタン410の剛性は低いので、スイッチボタンボタン410押圧によって、スイッチボタン410も山形に変形することになる。これにより、スイッチボタン410の中央部(丸印)に応力が発生することになる。したがって、スイッチボタン410押圧とその解除が繰り返されると、スイッチボタン410の山形変形と復元変形とが繰り返されることになり、スイッチボタン410の中央部は疲労破壊に至ることになる。特に、スイッチ機構401の薄型化のために薄く形成されたスイッチボタン410においては、スイッチボタン410はより疲労破壊されやすくなっている。
 図41に示すスイッチ機構とは凸部及び導電体の向きが上下反転したような構成を有する特許文献1に記載のキースイッチ構造及び特許文献2に記載のキーシートにおいても、キートップ(スイッチボタン)の中央部が疲労破壊されるおそれがある。また、特許文献1に記載のキースイッチ構造及び特許文献2に記載のキーシートにおいて、スイッチボタンを照光する照光シートを配置する場合には、照光シートはキートップと押し子(突起部)との間に介在させることが好ましいが、この構成では照光シートとプリント配線基板とは離れることになってしまうので、電源供給のための配線構造が複雑になると共に、組立作業も煩雑にならざるをえない。
 また、図41に示すスイッチ機構、特許文献1に記載のキースイッチ構造及び特許文献2に記載のキーシートにおいて、スイッチ機構の薄型化のために導電体(メタルドーム)を薄型化すると、スイッチボタン押圧時に所定の電気的導通を得るまでのストロークが短くなり、スイッチボタンを押圧したときの操作感、すなわち、操作者がスイッチボタンを押したことを認識できる感触が鈍くなってしまう。
 本発明の目的は、スイッチボタンの耐久性を高め、操作感を向上すると共に、構成・組立が簡易となるスイッチ機構を提供することである。
 本発明の第1視点によれば、一方の面に少なくとも1つの第1電極及び少なくとも1つの第2電極を有する配線基板と、配線基板の他方の面側に配され、外部から押圧操作を受ける少なくとも1つのスイッチボタンと、配線基板の一方の面側の第1電極及び第2電極に対応する位置に配される少なくとも1つの導電体と、配線基板との間に導電体を介在させるように配され、少なくとも1つのスイッチボタンに対応する位置に少なくとも1つの突起部を有する支持板と、を備えるスイッチ機構を提供する。スイッチボタンが押圧操作されていない状態においては、導電体は、第1電極とは接触せずに第2電極のみと接触する。スイッチボタンが押圧操作された状態においては、導電体は、突起部に支持されることによって第1電極と接触し、第1電極と第2電極とが導電体によって電気的に接続されると共に、突起部は、スイッチボタンの押圧操作に伴いスイッチボタンの押圧方向に変位する。
 上記第1視点の好ましい形態によれば、スイッチボタンの押圧操作が解除されると、突起部の変位は復元する。
 上記第1視点の好ましい形態によれば、突起部は、スイッチボタンの押圧操作によって、押圧方向に0.05mm~0.15mm変位する。
 上記第1視点の好ましい形態によれば、支持板は、突起部周囲の少なくともいずれかの領域に、スイッチボタンの押圧操作によって撓むように形成された、他の領域より肉厚が薄い薄肉部を有する。
 上記第1視点の好ましい形態によれば、薄肉部は、突起部に隣接して、突起部を取り囲むように形成されている。
 上記第1視点の好ましい形態によれば、薄肉部は、突起部と隣接せずに、突起部を取り囲むように形成されている。
 上記第1視点の好ましい形態によれば、薄肉部は、少なくとも1つの貫通孔を有する。
 上記第1視点の好ましい形態によれば、支持板は、ステンレス鋼である。薄肉部の肉厚は、0.1mm~0.2mmである。
 上記第1視点の好ましい形態によれば、導電体は、皿形状であって、その凹面は配線基板に面している。スイッチボタンの押圧操作によって、導電体の凹面の一部が突起部の押圧により配線基板方向に隆起することによって導電体が第1電極と接触する。
 上記第1視点の好ましい形態によれば、スイッチボタンは、樹脂である。
 本発明の第2視点によれば、スイッチ機構を備える電子機器を提供する。スイッチ機構は、一方の面に少なくとも1つの第1電極及び少なくとも1つの第2電極を有する配線基板と、配線基板の他方の面側に配され、外部から押圧操作を受ける少なくとも1つのスイッチボタンと、配線基板の一方の面側の第1電極及び第2電極に対応する位置に配される少なくとも1つの導電体と、配線基板との間に導電体を介在させるように配され、少なくとも1つのスイッチボタンに対応する位置に少なくとも1つの突起部を有する支持板と、を備える。スイッチボタンが押圧操作されていない状態においては、導電体は、第1電極とは接触せずに第2電極のみと接触する。スイッチボタンが押圧操作された状態においては、導電体は、突起部に支持されることによって第1電極と接触し、第1電極と第2電極とが導電体によって電気的に接続されると共に、突起部は、スイッチボタンの押圧操作に伴いスイッチボタンの押圧方向に変位する。
 上記第2視点の好ましい形態によれば、支持板は、電子機器の内蔵部品を収容する筐体の一部である。
 上記第2視点の好ましい形態によれば、支持板は、突起部周囲の少なくともいずれかの領域に、スイッチボタンの押圧操作によって撓むように形成された、他の領域より肉厚が薄い薄肉部を有する。
 上記第2視点の好ましい形態によれば、薄肉部は、少なくとも1つの貫通孔を有する。
 本発明は、以下の効果のうち少なくとも1つを有する。
 本発明によれば、スイッチボタンの押圧操作によって突起部が押圧方向に変位することにより、突起部に沿うスイッチボタンの変形を抑制することができる。これにより、スイッチボタンに発生する応力を低減し、スイッチボタンの疲労破壊を抑制することができる。
 本発明によれば、スイッチボタンの押圧操作によって突起部が押圧方向に変位することにより、操作者が感じる反発力の高低を大きくすることができる。これにより、導電体の可動ストロークが短くても、操作者は明瞭な操作感を得ることができる。
 本発明によれば、スイッチボタンと配線基板との間に照光シートを介在させることができ、スイッチ機構及び電子機器の構成を簡易にすることができると共に、その製造を容易にすることができる。
 したがって、本発明によれば、スイッチ機構の耐久性を向上させることができると共に、良好なクリック感を維持することができる。
本発明の第1実施形態に係るスイッチ機構の概略部分断面図。 図1に示す第1実施形態に係るスイッチ機構における支持板の概略部分平面図。 本発明の第1実施形態に係るスイッチ機構におけるスイッチボタンが押圧された状態を示す概略部分断面図。 スイッチボタンの押し込み量と反発力の関係を示す比較図。 別の形態に係る支持板の概略部分断面図。 別の形態に係る支持板の概略部分断面図。 別の形態に係る支持板の概略部分断面図。 別の形態に係る支持板の概略部分断面図。 別の形態に係る支持板の概略部分断面図。 別の形態に係る支持板の概略部分断面図。 本発明の第2実施形態に係るスイッチ機構の概略部分断面図。 図11に示す第2実施形態に係るスイッチ機構における支持板の概略部分平面図。 別の形態に係る支持板の概略部分断面図。 別の形態に係る支持板の概略部分断面図。 別の形態に係る支持板の概略部分断面図。 別の形態に係る支持板の概略部分断面図。 本発明の第3実施形態に係るスイッチ機構の概略平面図。 図17のXVIII-XVIII線における概略断面図。 本発明の第3実施形態に係るスイッチ機構においてスイッチボタンが押圧された状態を示す概略部分断面図。 本発明の第4実施形態の第1態様に係るスイッチ機構の概略部分断面図。 補強部材と配線基板との電気的接続を説明するための概略部分断面図。 補強部材と配線基板との電気的接続を説明するための概略部分断面図。 補強部材と配線基板との電気的接続を説明するための概略部分断面図。 本発明の第4実施形態の第2態様に係るスイッチ機構の概略部分断面図。 補強部材と照光シートとの電気的接続を説明するための概略部分断面図。 本発明の第4実施形態の第3態様に係るスイッチ機構の概略部分断面図。 本発明の第5実施形態の第1態様に係るスイッチ機構の概略部分断面図。 本発明の第5実施形態に係るスイッチ機構における補強部材の概略平面図及び概略断面図。 本発明の第3実施形態に係るスイッチ機構の概略断面図。 変形補助部を有する補強部材の例を示す概略平面図及び断面図。 変形補助部を有する補強部材の例を示す概略平面図及び断面図。 変形補助部を有する補強部材の例を示す概略平面図及び断面図。 変形補助部を有する補強部材の例を示す概略平面図及び断面図。 変形補助部を有する補強部材の例を示す概略平面図及び断面図。 変形補助部を有する補強部材の例を示す概略平面図及び断面図。 変形補助部を有する補強部材の例を示す概略平面図及び断面図。 本発明の第5実施形態の第2態様に係るスイッチ機構の概略部分断面図。 本発明の第4実施形態に係る電子機器の概略斜視図。 図38に示す電子機器の操作部における概略部分分解斜視図。 図38のXXXX-XXXX線におけるスイッチ機構部分の概略部分断面図。 本発明が解決しようとする課題を説明するためのスイッチ機構の概略部分断面図。 図41に示すスイッチ機構におけるスイッチボタンが押圧された状態を示す概略部分断面図。
 本発明の第1実施形態に係るスイッチ機構について説明する。図1に、本発明の第1実施形態に係るスイッチ機構の概略部分断面図を示す。図1は、1つのスイッチボタン部分における概略断面図である。
 スイッチ機構1は、支持板2、粘着シート3、少なくとも1つの導電体4、第1電極6及び第2電極7を有する配線基板5、照光シート8、薄シート9、少なくとも1つのスイッチボタン10及びカバー部材11を備える。
 スイッチボタン10は、操作者が入力操作するボタンであり、薄シート上の所定の位置に接合されている。スイッチボタン10は、例えば、アクリル系樹脂、ポリカーボネート等の樹脂で作製することができ、この場合例えば射出成型によって形成することができる。また、スイッチボタン10の厚さは、例えば0.3mm程度に形成することができる。薄シート9は、例えば、ポリカーボネート等の樹脂を用いて作製することができ、その厚さは、例えば0.05mm程度にすることができる。薄シート9上には、スイッチボタン10を嵌合するための貫通孔を有するカバー部材11が配されている。なお、カバー部材11は、隣接するスイッチボタン10間には設けなくてもよい。
 照光シート8は、スイッチボタン10を照光するためのものであり、スイッチボタン10及び薄シート9の下に配されている。照光シート8としては、例えば、無機ELシートを用いることができ、その厚さは、例えば0.1mm程度である。また、照光シート8として、端部にLED等の発光源を配し、照光シート8内に導光し、所望の箇所を照光させる導光シートを用いてもよい。
 配線基板5は、スイッチボタン10の下方に配置され、スイッチボタン10が押圧操作されたとき、スイッチボタン10の変位に応じて変形可能であると好ましく、例えばフレキシブル基板(FPC)として形成すると好ましい。配線基板5には、スイッチボタン10毎に、第1電極6及び第1電極を取り囲むように環状の第2電極7が形成されている。
 導電体4は、スイッチボタン10毎に配置され、スイッチボタン10が押圧操作されたときに第1電極6と第2電極7とを電気的に接続するものである。図1に示す形態においては、導電体4は、第1電極6及び第2電極7の下には導電体4が粘着シート3によってその端部(ないし周縁部)の少なくとも一部が第2電極7と接触するように保持されている。スイッチボタン10が押圧されていない状態において、導電体4は、第1電極6と接触していない。導電体4は、好ましくは皿形状の金属板(皿バネ、メタルドーム)であり、凹面が配線基板5に面している。また、導電体4の中心部(好ましくは最もくぼんだ領域)が第1電極6の下に位置するように配置され、好ましくは、第1電極6の中心と導電体4の中心とが重なるように配置されている。導電体4は、凸面を押圧すると中央部4aが隆起し、押圧を解除すると復元するような可撓性又は弾性を有していると好ましい。図1に示す形態においては、導電体4は、粘着シート3によって、その周縁部(ないし端部)4bの少なくとも一部が第2電極7と電気的に接触するように保持されている。スイッチボタン10が押圧されていない状態において、導電体4の中央部(好ましくは最もくぼんだ領域)4aは、第1電極6と接触していない。また、導電体4の中央部4aは、第1電極6の下に位置するように配置され、好ましくは、第1電極6の中心と導電体4の中心とが重なるように配置されている。これにより、スイッチボタン10が押圧された状態においては、導電体4は、中央部4aを支持板2の突起部2aに支持されることによって第1電極6と接触し、第1電極6と第2電極7とを電気的に接続する。そして、スイッチボタン10の押圧が解除されると、導電体4は、元の形状に戻る。
 配線基板5とスイッチボタン10との間には、スイッチボタン10を照光するための照光シート8が積層されている。照光シート8上には、スイッチボタン10を接合した薄シート9が積層されている。このとき、スイッチボタン10は、第1電極6及び第2電極7上に位置するように配置される。また、薄シート9上には、スイッチボタン10を嵌合するための貫通孔を有するカバー部材11が配されている。
 粘着シート3下には、支持板2が配されている。図2に、図1に示す第1実施形態に係るスイッチ機構における支持板の概略部分平面図を示す。図2は、1つの突起部2a及び薄肉部2b部分の概略平面図である。支持板2は、第1電極6下に突起部2aを有する。突起部2aは、好ましくはその上部が平坦になっており、例えば円錐台形状をしている。突起部2aの上面は、好ましくは平坦又は緩やかな曲面となっており、第1電極6の下に位置するように配置すると好ましい。より好ましくは、突起部2a上面の中央部、第1電極の中央部、及び導電体4が最も窪んでいる領域(導電体4の中央部)が整合するように配置する。また、突起部2aの上面は、スイッチボタン10が押圧されていない状態において粘着シート3と接触していると好ましい。
 スイッチボタン10、第1電極6、導電体4及び支持板2の突起部2aの位置関係は、スイッチボタン10が押圧されたときに、突起部2aが導電体4の中央部4aを押圧隆起させて、導電体4の隆起した中央部4aと第1電極6とが電気的に接続されるようにする。
 支持板2は、さらに、突起部2a周縁に、他の部分(厚肉部2c)より肉厚が薄く形成された薄肉部2bを有する。薄肉部2bは、スイッチボタン10が押圧されたときに、導電体4の弾力又はスイッチボタン10からの押圧力によって撓み(変形し)、突起部2aが下降するように形成する。例えば、5N~50Nでスイッチボタン10を押圧したときに、突起部2aが0.05mm~0.15mm変位するように薄肉部2bを形成することができる。また、薄肉部2bは、スイッチボタン10が押圧されなくなったら突起部2aが元の状態に復元するように形成する。
 図1及び図2に示す支持板2においては、突起部2a、薄肉部2b及び厚肉部2cが連接して形成されている。本実施形態においては、薄肉部2bは、支持板2の配線基板5等と対向する面に凹部を形成することによって作製されている。図1及び図2に示すような支持板2は、例えばプレス加工によって成型することができる。
 図2においては、突起部2a及び薄肉部2bの平面形状は円形となっているが、これに限定されることなく、楕円形、多角形等種々の形状を選択することができる。また、突起部2aの平面形状と薄肉部2bの平面形状は同一形状である必要はない。
 支持板2は、スイッチボタン10を押圧したときに撓み、押圧を解除したときに元の形状に戻ることができるような弾性を有する材料で作製すると好ましい。例えば、支持板2は、ステンレス鋼(SUS)等の板金で作製することができる。例えば、厚さ約0.3mmのステンレス鋼(SUS)の板金で支持板2を作製する場合、元の板金の厚さ(厚肉部2cの厚み)約0.3mmに対して、薄肉部2bは、例えば0.1mm~0.2mmに成型すると好ましい。また、薄肉部2bの外周によって定まる領域は導電体4の外形よりも大きくすると好ましい。突起部2a及び薄肉部2bをプレス加工によって形成する場合、プレス加工時に薄肉部2bの薄肉化によって余った部材は突起部2aの成型箇所に寄せられると同時に、突起部2aが円筒状又は円錐台状に絞り成型することができる。突起部2aの高さは、スイッチボタン10押圧のストローク長に応じて適宜設定する。例えば、突起部2aの高さは、スイッチボタン10のストローク長が導電体4の可動ストローク(皿形の深さ)にマージン分を加えて0.2mm前後になるように設定することができる。このとき、突起部2aの高さは、例えば薄肉部2bの表面から0.05mm~0.25mmとすることができる。プレス加工時にさらに余った部材は除去する。突起部2aの上面の平面形状が図2に示すように円形の場合、その径は、例えばφ1.0mm~2.0mmに設定することができる。
 支持板2は、本発明のスイッチ機構1等を収容する筐体の一部として一体的に形成すると好ましい。すなわち、筐体の一面(底面)を支持板として、その面に突起部2a及び薄肉部2bを形成すると好ましい。
 図3に、本発明の第1実施形態に係るスイッチ機構におけるスイッチボタンが押圧された状態を示す概略断面図を示す。スイッチボタン10が操作者によって押圧されると、配線基板5や照光シート8等は、支持板2方向に押圧される。これに伴い、第2電極7と接触している導電体4の周縁部は下方に変位する。このとき、導電体4の中央部は突起部2aによって支持されているので、導電体4の周縁部の変位によって導電体4の中央部は突起部2aによって押圧されることになり、凹面中央部が隆起するように変形する。これにより、隆起した導電体4の中央部が配線基板の第1電極6と接触することで、第1電極6と第2電極7の電気的導通を得ることになる。突起部2aは、スイッチボタン10の押圧時に、導電体4の中央部の変形を促すものであると共に、その反発力によりスイッチボタン10の操作者がスイッチボタン10を押圧したという操作感を認識させやすくする機能を有する。スイッチボタン10の押圧を解除すると、配線基板5や照光シート8等は上方に変位する(元の位置に戻る)。これにより、支持板2の突起部2aによる導電体4の中央部4aの押圧も解除されて、導電体4は元の形状に戻る。導電体4が元の形状に戻ると、第1電極6と導電体4の中央部4aとの電気的導通は解除される。
 スイッチボタン10の押圧操作によって、支持板2の薄肉部2bは撓み、突起部2aを下方に変位させる。この変位は、スイッチボタン10の押圧開始から導電体4が第1電極6に接触するまでの間においては、操作者にスイッチボタン10の明瞭な操作感を与える機能を有し、導電体4が第1電極6と接触した後はスイッチボタン10の疲労破壊を抑制する機能を有する。そこで、薄肉部2bの撓みの効果について、導電体4が第1電極6と接触する前と後に分けてそれぞれ説明する。
 まず、スイッチボタン10が押圧されてから導電体4が第1電極6と接触するまでの薄肉部2bの機能について説明する。図4に、スイッチボタンの押し込み量と反発力(操作者の操作感)の関係を表すグラフを示す。図4においては、本発明のスイッチ機構1と、図41に示す薄肉部のないスイッチ機構401とを比較している。スイッチ機構1,401のスイッチボタン10,410を徐々に押し込んでいくと、皿形状の導電体4,404はその中央部を突起部2a,402aに押圧されて、隆起するように変形し始める。導電体4,404の変形に伴い、反発力は増大していくが、本発明のスイッチ機構1においては薄肉部2bもこの反発力を受けて撓むことになる。導電体4,404の反発力はやがて最大値(P1点)に達する。その後、導電体4,404の反発力は押し込むに従って減少していく。これに伴い、本発明のスイッチ機構1においては撓んでいた薄肉部2bも復元し始める。さらにスイッチボタン10,410を押し込んでいくと、導電体4,404の中央部が第1電極6,406と接触し、導電体4,404によって第1電極6,406と第2電極7,407の電気的導通が得られる(P2点)。その後、導電体4,404は変形不可能となるので、反発力は支持板2,402等の剛性によって再び増加し始める。
 操作者は、P1点からP2点への反発力の変化によってスイッチボタン10,410の操作感を認識する。本発明のスイッチ機構1においては、押し込み開始から最大反発力位置(P1点)に至るまでに、導電体4の反発力の増大に伴い薄肉部2bも撓み、突起部2aが押し込み方向に変位する。そして、最大反発力位置(P1点)を超えたところで、導電体4の反発力の低下に伴い、薄肉部2bの撓みが復元し、突起部2aも元の位置に戻ろうとする。そのため、P1点からP2点において、本発明のスイッチ機構1は、図41に示す薄肉部のないスイッチ機構401に比べて、押し込み量の変化に対する反発力の変化が大きくなる(図4においてはグラフがより急勾配になる)。この反発力の変化によって、本発明のスイッチ機構1の操作者は、導電体4の可動ストロークが短くても、図41に示すスイッチ機構401の操作時よりも、明瞭な操作感を得ることができる。
 次に、導電体4が第1電極6と接触した後の薄肉部2bの機能について説明する。導電体4の中央部が第1電極6に当接すると、スイッチボタン10の押圧力は突起部2aに加わる。そして、この押圧力によって、薄肉部2bは撓み、突起部2aは薄肉部2bが撓んだ分だけ下方に変位する。すなわち、支持板2面における突起部2aの高さが減少することになる。これにより、スイッチボタン10の突起部2aに沿った変形が緩和されるので、スイッチボタン10の中央部に発生する応力を低減し、スイッチボタン10の寿命を延ばすことができる。一方、図41に示すような薄肉部のないスイッチ機構401においては、突起部402aが下方に変位することがないので、スイッチボタン410の突起部402aに沿った山形角度は本発明のスイッチ機構より小さくなる。すなわち、スイッチボタン410の中央部に発生する応力が大きくなる。そのため、スイッチボタン410の押圧が繰り返されると、図41に示すスイッチ機構401におけるスイッチボタン410は、本発明のスイッチ機構1におけるスイッチボタン10に比べて、疲労破壊されやすくなる。
 本発明のスイッチ機構によれば、スイッチボタン押圧時に突起部を変位させることにより、操作者に明瞭な操作感を与えることができると共に、スイッチボタンの長寿命化を図ることができる。また、照光シートをスイッチボタンと配線基板との間に介在させることができ、構成やその組立を簡易にすることができる。
 支持板の形態は、図1及び図2に示すような形態に限定されることなく、スイッチボタン10の押圧時に変形することができるものであればいずれの形態でもよい。例えば、図5~図10に示すような支持板を適用することもできる。図5~図10は、支持板の概略断面図を示す。
 図5に示す支持板22は、図1及び図2に示す支持板2と形状は同様であるが、突起部22aが中実となっている(支持板22の裏面に、突起部22aに対応する凹部が形成されていない)。このような支持板22は、突起部22aと薄肉部22bを鍛造加工によって成型することによって作製できる。
 図6に示す支持板32においては、突起部32aの肉厚も薄肉部32bの肉厚と同等になっている。このような支持板32は、まず薄肉部32b及び突起部32aの領域をエッチング加工等で成型した後、突起部32aを絞り加工で成型することによって作製できる。
 図7に示す支持板42においては、薄肉部42bは、突起部42aが突出している面とは反対側の面(すなわち配線基板等とは対向しない面)から薄肉化して作製されている。
 図8に示す支持板52においては、突起部52aと薄肉部52bとは連設されていない。薄肉部52bは突起部52aの裾から一定領域の厚肉部52cを介した位置に形成されている。この場合、突起部52aと厚肉部52cが連接され、薄肉部52bは厚肉部52cの間に形成されている。
 図9に示す支持板62においては、突起部62a及び薄肉部62bを別の部材で成型し、支持板62本体の貫通孔に、成型した突起部62a及び薄肉部62bをカシメ等で接合したものである。
 図10に示す支持板72においては、厚肉部72aは複数層の部材で形成されている。すなわち、厚肉部72aを複数の部材をスポット溶接等で積層接合することにより、元の支持板72に肉厚領域を形成して、該部材を積層していない領域を薄肉部72bとしている。
 次に、本発明の第2実施形態に係るスイッチ機構について説明する。図11に、本発明の第2実施形態に係るスイッチ機構の概略部分断面図を示す。図12に、図11に示す第2実施形態に係るスイッチ機構における支持板の概略部分平面図を示す。本実施形態における支持板82においては、第1実施形態における支持板の薄肉部に貫通孔82dが形成されている。スイッチ機構81の支持板以外の形態は、第1実施形態に係るスイッチ機構と同様である。なお、図11及び図12において、第1実施形態と同じ要素には同じ符号を付してある。
 図12に示す形態においては、支持板82には、複数の円弧状の貫通孔82dが薄肉部82b(突起部82a)の中心と同心的に形成されている。本実施形態によれば、薄肉部82bに貫通孔82dを形成することにより、第1実施形態と比べてスイッチボタン10の押圧時に薄肉部82bをより撓みやすくすることができる。これにより、スイッチボタン10の操作感をより明瞭化させることができると共に、スイッチボタン10に発生する応力をより低減させることができる。
 貫通孔の形状・大きさ、数、配列形態は、薄肉部の撓み度ないし突起部の下降度を所望の大きさに適合するように適宜設定することができる。図13及び図14に貫通孔の例を示す支持板の概略部分平面図を示す。
 図13に示す支持板においては、複数の円形の貫通孔92dが、突起部92aの周囲に等間隔に配列され、突起部92aの中心と同心的な円形鎖線状に形成されている。各貫通孔92dの形状は円形に限定されることなく、楕円形や多角形等種々の形状を選択することができる。また、各貫通孔92dの大きさは均一でなくてもよい。貫通孔92dの配列も等間隔でなくてもよい。
 図14に示す支持板においては、突起部102aの周囲を巻くように渦巻状の貫通孔102dが形成されている。渦巻状の貫通孔は1本に限定されることなく、複数本形成してもよい。
 図15に示す支持板においては、複数の直線状の貫通孔112dが突起部112aの周囲に形成され、複数の貫通孔112dが全体として突起部112aを取り囲むような矩形状となっている。各貫通孔112dの形状及び複数の貫通孔112dが全体として形成する形状は、図15に示す形態に限定されることなく、種々の形態を選択することができる。例えば、各貫通孔は、曲線状や波線状であってもよい。また、複数の貫通孔が形成する形状は、四角形以外の多角形、円形、楕円形等であってもよい。
 図16に示す支持板においては、複数の花弁状の貫通孔122dが突起部122aを中心にして等間隔に放射状に形成されている。各貫通孔の形状は、花弁状に限定されることなく、楕円形、矩形等種々の形状を選択することができる。また、各貫通孔の配列は導間隔でなくてもよい。
 貫通孔の形成方法は、エッチング等の化学的方法であってもよいし、機械的加工等の物理的方法であってもよい。
 本実施形態は、図1及び図2に示す支持板を基に説明したが、これに限定されることなく、例えば図5~図10に示すような他の形態の支持板にも適用可能である。
 次に、本発明の第3実施形態に係るスイッチ機構について説明する。図17に、本発明の第3実施形態に係るスイッチ機構の概略平面図を示す。図17は、本発明の電子機器の一例である携帯電話機の概略部分平面図であり、本発明のスイッチ機構を携帯電話機の操作部に適用した例を示す。また、図17においては、透視部分を点線で図示してある。図18は、図17のXVIII-XVIII線における概略断面図であり、1つのスイッチ機構の概略断面図である。なお、図17及び図18において、第1実施形態と同じ要素には同じ符号を付してある。
 第3実施形態において、第1実施形態と異なる点は、スイッチ機構141が補強部材12をさらに備える点である。補強部材12は、スイッチボタン10の押圧時に支持板2の突起部2aの形状に応じてスイッチボタン10が過度に湾曲変形することを抑制するために、各スイッチボタン10に配され、照光シート8の下に接着層(不図示)を介して接合されている。補強部材12以外の形態は、第1実施形態に係るスイッチ機構と同様である。
 補強部材12の大きさ(面積)及び剛性は、スイッチボタン10の押圧時に、スイッチボタン10の湾曲変形を抑制するように設定するとより好ましい。このとき、補強部材12の剛性は、スイッチボタン10の剛性より高くすると好ましい。例えば、スイッチボタン10が厚さ0.3mmのアクリル系樹脂である場合、補強部材12は、厚さ0.1mmのステンレス板金を用いることができる。このとき、補強部材12は、配線基板5や照光シート8を傷付けないように、角部や稜角を面取りすると好ましい。例えば、化学処理等により角部や稜角を丸めることができる。また、図17に示すようなスイッチボタン10の押圧操作面の平面投影において、補強部材12は、スイッチボタン10からはみ出ないようにすると好ましく、補強部材12の大きさ(面積)は、スイッチボタン10の大きさ(面積)以下であると好ましく、スイッチボタン10によって覆われている(スイッチボタン10と完全に重複している)とより好ましい。例えば、スイッチボタン10の押圧操作面の平面投影において、補強部材12の外縁は、スイッチボタン10の外縁より内側にあると好ましい。すなわち、図18に示すような断面において、補強部材12の断面寸法d1は、スイッチボタン10の断面寸法d2以下であると好ましい。
 補強部材12と、スイッチボタン10との剛性を比較する場合、例えばヤング率で比較すると好ましい。
 さらに、補強部材12の大きさ(面積)及び剛性は、操作者が良好な押圧感覚を得られるように設定するとより好ましい。図17に示すようなスイッチボタン10の押圧操作面の平面投影において、補強部材12の大きさがスイッチボタン10に対して小さすぎる場合、操作者が補強部材12とスイッチボタン10とが重なっていない領域を爪等で局所的に押圧すると、スイッチボタン10が局所的に撓み、導電体4まで力が伝わらず、操作者は良好な押圧感覚を得ることができなくなる。したがって、補強部材12は、スイッチボタン10の端部を局所的に押圧してもスイッチボタン10が局所的に変形しないような大きさにするとより好ましい。
 隣接する2つの補強部材12間の間隔は、1.0mm以上にすると好ましい。例えば、図17における間隔d3を1.0mm未満にすると、隣接するスイッチボタン10間における照光シート8や配線基板5等の撓みが阻害され、操作者のクリック感を損ねることになる。例えば、図17に示すようなスイッチボタン10の押圧操作面の平面投影において、スイッチボタン10の平面外形が10mm×6mm、隣接する2つのスイッチボタン10の間隔が0.5mmである場合、補強部材12の平面外形は、9.5mm×5.5mm以下として、補強部材12は、スイッチボタン10の外縁と補強部材12の外縁とが一定の間隔になるように配置すると好ましい。
 補強部材12は、スイッチボタン10の湾曲変形を抑制することができるものであればいずれの形状でもよく、例えば平板状部材を使用することができる。また、網目状部材や枠状部材のように、少なくとも1つの貫通孔を有する部材であってもよい。また、補強部材12の平面外形も四角形に限定されることなく、円形、楕円形、多角形等、スイッチボタン10の形状に合わせて種々の形態を採用することができる。
 照光シート8及び補強部材12の下には、配線基板5が配されている。配線基板5は、スイッチボタン10が押圧操作されたとき、スイッチボタン10の変位に応じて部分的に変形可能であると好ましく、例えばフレキシブル基板(FPC)として形成すると好ましい。配線基板5には、スイッチボタン10毎に、第1電極6及び第1電極6を取り囲むように環状の第2電極7が形成されている。1対の第1電極6及び第2電極7は、スイッチボタン10及び補強部材12の下に位置するように配置する。
 本実施例においては、補強部材12は、照光シート8と配線基板5との間に配されているが、補強部材12が少なくとも1つの貫通孔を有する場合には、貫通孔を通じてスイッチボタン10を照光することができるので、補強部材12は、スイッチボタン10と照光シート8との間に配してもよい。
 配線基板5と照光シート8とは、隣接する補強部材12間の間隙を塞ぐように圧着される。図18においては、照光シート8が補強部材12に応じて変形されている。また、照光シート8の電極(不図示)と配線基板5の端子(不図示)とは、例えば異方性導電ペースト(ACP)(不図示)を介して電気的に接続される。なお、照光シート8を無機ELシートで形成する場合、無機ELシートは交流駆動特有の音響ノイズが発生するという性質を有するが、本発明によれば、補強部材12を無機ELシートに貼り付けることで無機ELシートの重量が増し、音響ノイズの低減を図ることもできる。
 図19に、本発明の第3実施形態に係るスイッチ機構におけるスイッチボタンが押圧された状態を示す概略断面図を示す。本実施形態においては、スイッチボタン10押圧時に、補強部材12が、突起部2aの形状に応じて、スイッチボタン10が過度に湾曲変形することを抑制する。すなわち、スイッチボタン10の変形量は、図1に示すような補強部材を有しないスイッチ機構より減少する。これにより、スイッチボタン10押圧時にスイッチボタン10に掛かる応力を減少し、スイッチボタン10の押圧の繰り返しによるスイッチボタン10の疲労破壊を抑制することができる。したがって、本発明のスイッチ機構141によれば、スイッチ機構141の寿命が延長し、耐久信頼性を向上させることができる。
 本発明の第4実施形態に係るスイッチ機構について説明する。まず、第4実施形態の第1態様について説明する。図20に、本発明の第4実施形態の第1態様に係るスイッチ機構の概略部分断面図を示す。なお、図20において、第1実施形態及び第3実施形態と同じ要素には同じ符号を付してある。
 本実施形態に係るスイッチ機構151においては、補強部材12は、配線基板152の接地電位配線と電気的に接続されている。これにより、電気的に浮いた状態にある補強部材12をグランドと電気的に接続することでESD(Electrostatic Discharge;静電気放電)の発生を防止し、機器の信頼性を向上させることができる。スイッチ機構151の補強部材12、配線基板152及び配線基板152と補強部材12との電気的接続以外の形態は、第1実施形態及び第3実施形態に係るスイッチ機構と同様である。また、第2実施形態を組み合わせてもよい。
 図21に、補強部材12と配線基板152との電気的接続を説明するための概略部分断面図を示す。配線基板152は、ポリイミド等の絶縁シート、絶縁シートに形成された配線(不図示)、及び第1電極154、第2電極155、グランド電極156等の電極を有する基材153と、基材153の少なくとも一部を覆う絶縁層157とを有する。第1電極154及び第2電極155は、第1実施形態と同様に、スイッチボタン10の押圧時に導電体4と電気的に接続する電極である。第1電極154は、絶縁シートに形成された貫通孔153aを通じて、反対側の面に形成された配線と電気的に接続されている。
 絶縁層157は、絶縁が必要な配線を被覆しており、例えば、エポキシ樹脂及びポリイミド樹脂で形成することができる。
 グランド電極156は、接地電位配線(不図示)と電気的に接続されている。本実施形態においては、補強部材12は導電材で形成され、グランド電極156と補強部材12とは、電気的に接続されている。グランド電極156は、補強部材12と対向する面に、補強部材12と対向するように形成すると好ましい。グランド電極156は、補強部材12と電気的に接続可能な箇所に形成すればよく、例えば図20及び図21に示す形態においては、第2電極155の裏側に形成されている。
 グランド電極156と補強部材12との電気的接続の形態は、限定されるものではなく、適宜種々の形態を適用することができる。例えば、グランド電極156と補強部材12とは、直接接触させてもよいし、図20及び図21に示すように、導電性接着剤158を介して電気的に接続させてもよい。配線(不図示)を絶縁層157で被覆すると、絶縁シートに対する絶縁層157の高さは、グランド電極156よりも高くなる。このとき、グランド電極156と補強部材12との間には隙間d(例えば0.01mm~0.02mm)が生じるので、この場合、導電性接着剤158を使用すると好ましい。
 図22に、図21に示す形態とは別の形態の概略部分断面図を示す。図22に示す形態においては、補強部材159は、グランド電極156に面する少なくとも一部に凹部159aを有する。凹部159aは、接着剤溜まりとして機能する。例えば、導電性接着剤158の塗布量の制御が困難な場合に、凹部159aにより、不要な箇所に導電性接着剤158がはみ出すことを防止することができる。
 図23に、図21及び図22に示す形態とは別の形態の概略部分断面図を示す。図21及び図22に示す形態においては、グランド電極156と補強部材12,159との隙間dを埋めるために導電性接着剤158を使用したが、図23に示す形態においては、導電性接着剤を使用していない。図23に示す形態においては、補強部材160は、グランド電極156に面する少なくとも一部に凸部160aを有する。補強部材160は、凸部160aにおいてグランド電極156と接触し、電気的導通を得ている。凸部160aの高さは、グランド電極156と補強部材160との隙間dであると好ましく、補強部材160とグランド電極156とを圧接することにより、凸部160aの高さを隙間dに調節してもよい。凸部160aは、エッチング加工、プレス加工等で成型することができる。
 第4実施形態の第1態様によれば、ESDの発生を防止し、本発明のスイッチ機構を使用する電子機器の信頼性を向上させることができる。特に、本実施形態は、金属性の補強部材を電気的に浮いた状態(何ものとも電気的に繋がっておらず独立した状態)にした場合に、補強部材に電荷が蓄積されて、ESDによる電子機器の誤動作、故障が発生するおそれがある場合に適用すると好ましい。
 次に、本発明の第4実施形態の第2態様に係るスイッチ機構について説明する。図24に、本発明の第4実施形態の第2態様に係るスイッチ機構の概略部分断面図を示す。なお、図24において、第1態様と同じ要素には同じ符号を付してある。
 第4実施形態の第2態様に係るスイッチ機構161においては、補強部材12は、照光シート162の接地電位配線163と電気的に接続されている。これにより、電気的に浮いた状態にある補強部材12をグランドと電気的に接続することでESDの発生を防止し、電子機器の信頼性を向上させることができる。スイッチ機構161の補強部材12、照光シート162及び照光シート162と補強部材12との電気的接続以外の形態は、第1実施形態及び第3実施形態に係るスイッチ機構と同様である。また、第2実施形態を組み合わせてもよい。
 図25に、補強部材12と照光シート162との電気的接続を説明するための概略部分断面図を示す。照光シート162は、補強部材12に対向する面に、補強部材12と少なくとも一部と対向する接地電位配線163を有する。図24及び図25に示す形態においては、補強部材は、照光シート162と配線基板5との間に配されている。接地電位配線163は、照光シート162の非発光面に、例えばAgペーストをパターン印刷して形成することができる。
 第4実施形態の第2態様においては、補強部材12は導電体で形成され、接地電位配線163と電気的に接続されている。接地電位配線163と補強部材12との電気的接続の形態は、限定されるものではなく、適宜種々の形態を適用することができる。例えば、接地電位配線163と補強部材12とは、直接接触させてもよいし、図24及び図25に示すように、導電性接着剤164を介して電気的に接続させてもよい。
 次に、本発明の第4実施形態の第3態様に係るスイッチ機構について説明する。図26に、本発明の第4実施形態の第2態様に係るスイッチ機構の概略部分断面図を示す。なお、図26において、第1実施形態と同じ要素には同じ符号を付してある。
 第4実施形態の第3態様に係るスイッチ機構171は、照光シートを有していいない。また、スイッチ機構171は、薄シート9の下に接地電位配線172を有する。補強部材12は、接地電位配線172と電気的に接続されている。これにより、電気的に浮いた状態にある補強部材12をグランドと電気的に接続することでESDの発生を防止し、電子機器の信頼性を向上させることができる。照光シートを有しない点、補強部材12と接地電位配線172との電気的接続以外の形態は、第1実施形態及び第3実施形態に係るスイッチ機構と同様である。また、第2実施形態を組み合わせてもよい。
 接地電位配線172と補強部材12との電気的接続の形態は、限定されるものではなく、適宜種々の形態を適用することができる。例えば、接地電位配線172と補強部材12とは、直接接触させてもよいし、図26に示すように、導電性接着剤173を介して電気的に接続させてもよい。
 第4実施形態は、第1実施形態及び第3実施形態の組み合わせを基に説明したが、第2実施形態及び第3実施形態の組み合わせに適用できることはいうまでもない。また、第4実施形態は、第1実施形態~第3実施形態の組み合わせにも適用できることはいうまでもない。
 本発明の第5実施形態に係るスイッチ機構について説明する。まず、本発明の第5実施形態の第1態様に係るスイッチ機構について説明する。図27に、本発明の第5実施形態の第1態様に係るスイッチ機構の概略部分断面図を示す。図27は、スイッチボタン押圧時における隣接するスイッチボタン間の概略断面図である。図28に、本発明の第5実施形態に係るスイッチ機構における補強部材の概略平面図及び概略断面図を示す。図28(a)は、補強部材の概略断面図であり、図28(b)及び(c)は、図28(a)のA-A線における概略断面図である。図28(a)において、導電体4の平面投影を点線で図示してある。なお、図27において、第1実施形態と同じ要素には同じ符号を付してある。
 本発明の第5実施形態に係るスイッチ機構181は、補強部材182以外の形態は、第1実施形態及び第3実施形態に係るスイッチ機構と同様である。また、第2実施形態及び第4実施形態のうち少なくとも1つの形態を本態様に組み合わせてもよい。
 補強部材182は、補強部材182の少なくとも一部を撓みやすくする、又は可逆的に変形させやすくする少なくとも1つの変形補助部182aを有する。図28に示す形態においては、変形補助部182aは、補強部材182の輪郭に沿って部分的に、スリット状の貫通孔として形成されている。変形補助部182aは、導電体4の過剰変形を防止するために、平面投影において導電体4と重ならないような位置に形成されている。
 次に、変形補助部182aの作用について説明する。図29に、変形補助部を有しない本発明の第3実施形態に係るスイッチ機構の概略断面図を示す。図29は、図27と同様に、スイッチボタン押圧時における隣接するスイッチボタン間の概略断面図である。第5実施形態の第1態様におけるスイッチ機構181においては、スイッチボタン10(図27においては左側のスイッチボタン)を押圧すると、押圧したスイッチボタン10に隣接するスイッチボタン(図27においては右側のスイッチボタン)10下方の補強部材182の、押圧されたスイッチボタン側の一部又は端部は、変形補助部182aにより、図28(c)に示すように、部分的に撓むことになる。これにより、図29に示すような変形補助部を有しない形態に比べ、スイッチボタン10押圧時に、配線基板5や照光シート8等を撓ませる領域(面積)をより広くすることができる。すなわち、図29に示すような変形補助部を有しない形態においては、スイッチボタン10押圧時に配線基板5等が撓む領域は、隣接する補強部材12間の幅W2となる。これに対して、図27に示すような本実施形態に係る形態においては、スイッチボタン10押圧時に配線基板5等が撓む領域は、押圧されたスイッチボタン10下方の補強部材182の外縁と、それに隣接するスイッチボタン下方の補強部材182の変形補助部182aとの幅W1となる。本実施形態によれば、配線基板5等が撓む領域が拡大するので、隣接するスイッチボタン間の相互影響を小さくして、クリック感をより明瞭にすることができる。
 変形補助部182aより外方の補強部材182部分は、スイッチボタン10を支持するので、操作者がスイッチボタン10の存在感(スイッチボタン10を押圧したときにボタンとして感じる感触)をより明瞭に感じやすくなる。例えば、補強部材の面積を小さくしても配線基板5等の撓み領域を拡大することはできる。しかしながら、その場合には、スイッチボタン10の外縁付近が補強部材182によって支持されなくなるので、操作者は、スイッチボタン10の存在感を感じにくくなってしまう。一方、本実施形態によれば、補強部材182の外縁をスイッチボタン10の外縁に近づけることにより、操作者にスイッチボタン10の存在感を感じやすくさせることができる。
 変形補助部は、補強部材を部分的に変形させやすく、又は撓みやすくできるものであれば、その形態、形状、寸法等は適宜設定することができる。図30~図36に、変形補助部を有する補強部材の例を示す概略平面図及び断面図を示す。図30~図34において、図(a)は、概略平面図であり、図(b)は、図(a)のA-A線における概略断面図である。
 図30に示す補強部材183の変形補助部183aは、補強部材183の4辺に沿って形成されたスリット状の貫通孔である。貫通孔は、部分的に二重に形成されている。これにより、各辺の端部が撓みやすくなっている。
 図31に示す補強部材184の変形補助部184aは、補強部材184の辺に沿って形成された少なくとも1つの溝部である。図31に示す形態においては、溝部は両面に形成されており、変形補助部184aの肉厚は、他の部分より薄肉化されている。
 図32に示す補強部材185の変形補助部185aは、補強部材185を断片化するような間隙として形成されている。図32に示す形態においては、補強部材185は、2箇所の変形補助部185aにより3つに分割されている。
 図33及び図34に示す補強部材186,187の変形補助部186a,187aは、少なくとも1つの切り込みである。図33及び図34に示す形態においては、対向する2辺に切り込みを形成してあるが、4辺に形成してもよい。
 図35及び図36に示す補強部材188,189は、携帯電話機等にみられる4方向(上下左右)キーのスイッチボタン下方に配されるものである。補強部材188,189は上下左右4つの導電体4の上に配されている。変形補助部188a,189aは、隣接する導電体4間に形成されている。図35に示す補強部材188においては、変形補助部188aは、隣接する導電体4間を延在する放射状(十字状)の切込み(貫通孔)として形成されている。図36に示す補強部材189においては、変形補助部189aは、導電体4の輪郭に沿う円弧状の切り込み(貫通孔)として形成されている。
 本発明の第5実施形態の第2態様に係るスイッチ機構について説明する。図37に、本発明の第5実施形態の第2態様に係るスイッチ機構の概略部分断面図を示す。図37は、スイッチボタン押圧時における隣接するスイッチボタン間の概略断面図である。第5実施形態の第1態様においては、補強部材のみに変形補助部が形成されていたが、第5実施形態の第2態様においては、その他の部材にも変形補助部を形成する。
 例えば、粘着シート192、配線基板193及び照光シート194のうち、すくなくとも1つに、変形又は撓みやすくさせる変形補助部を形成することができる。図37に示す形態においては、粘着シート192、配線基板193及び照光シート194にそれぞれ貫通孔型の変形補助部192a,193a,194aを形成している。変形補助部192a,193a,194aの形態は、薄肉型であってもよい。また、各部材の変形補助部は、少なくとも一部が重複するように配置すると好ましい。例えば、図37に示す形態においては、照光シート194の変形補助部194a、補強部材78の変形補助部78a、配線基板193の変形補助部193a及び粘着シート192の変形補助部192aは、重複するように、すなわち貫通孔が連通するように、配置されている。これにより、配線基板193等はスイッチボタン10押圧時により撓みやすくすることができる。
 本発明の第5実施形態の第2態様に係るスイッチ機構は、配線基板等以外の形態は、第5実施形態の第1態様に係るスイッチ機構と同様である。また、第2実施形態及び第4実施形態のうち少なくとも1つの形態を本態様に組み合わせてもよい。
 第5実施形態は、第1実施形態及び第3実施形態の組み合わせを基に説明したが、第2実施形態~第4実施形態の各組み合わせに適用できることはいうまでもない。
 次に、本発明の第6実施形態に係る電子機器について説明する。図38に、本発明の第6実施形態に係る電子機器の概略斜視図を示す。本実施形態においては、電子機器として携帯電話機を例にして本発明の電子機器について説明する。図38に示す電子機器201は、折り畳み式の携帯電話機であり、操作部202と表示部203とを有する。図39に、図38に示す携帯電話機の操作部における概略部分分解斜視図を示す。また、図40に、図38のXXXX-XXXX線におけるスイッチ機構部分の概略部分断面図を示す。
 操作部202は、本発明のスイッチ機構を有する。図39及び図40においては、図1及び図2に示す第1実施形態に係るスイッチ機構を適用した形態を示す。操作部202は、図39に示すように、スイッチユニット(薄シート9、スイッチボタン10、カバー部材11)210と、配線基板ユニット(粘着シート3、導電体4、配線基板5、照光シート8)220と、筐体ユニット230(外部筐体204、内部筐体205)とが積層して形成されている。筐体ユニット230は、外部筐体204と、スイッチ機構等の内蔵部品を収容する内部筐体205とを有する。本発明のスイッチ機構における支持板は、内部筐体205の底面に相当する。すなわち、内部筐体205の内面には、複数の突起部2a及び薄肉部2bが形成されている。各突起部2a及び薄肉部2bは、スイッチボタン10の位置に対応するように形成されている。内部筐体205の一部を支持板2とすることにより、スイッチボタン10押圧時に各薄肉部2bが撓んだとしても、支持板2全体としては大きな変形を抑制することができる。内部筐体205は、ステンレス鋼等で形成すると好ましい。
 本発明によれば、照光シート8、配線基板5、導電体4及び粘着シート3を配線基板ユニット220として一体に取り扱うことが可能となり、電子機器201の内部構造が簡易になると共に、電子機器201の製造も容易になる。
 本発明の電子機器については、上記説明において本発明の第1実施形態に係るスイッチ機構を有する電気機器を例にして説明したが、これに限定されることなく、本発明の電子機器は、本発明のスイッチ機構であればいずれの形態であっても適用することができる。
 本発明におけるスイッチ機構におけるスイッチボタンの耐久性を調べるために打鍵試験を実施した。スイッチボタンを押圧する打鍵は、人の指に見立てたφ5mm~φ10mm(スイッチボタンの表面を全体的に覆う程度)のゴム材等の弾性体で形成された柱状体の加圧部材で、スイッチボタンを繰り返し打鍵して実施した。実施例における支持板の形態は、第1実施形態と同様であり、薄肉部の外周は、導電体の外形φ3mmに対してφ4mmに成型した。支持板の材料は、ステンレス鋼であり、薄肉部の厚さは、厚肉部の厚さ0.3mmに対して0.2mm(試験体1)及び0.1mm(試験体2)と変えてそれぞれ試験した。また、比較例として図41に示すような薄肉部を形成していない支持板(すなわち薄肉部に相当する領域の厚さが0.3mmの支持板)についても試験を同様に試験を実施した。試験結果を表1に示す。第1試験条件に示す結果は、通常使用時の打鍵荷重に設定して打鍵試験を実施した結果である。第2試験条件に示す結果は、通常使用時に掛かる打鍵荷重よりも大きな打鍵荷重に設定して打鍵試験を実施した結果である。
 第1試験条件においては、薄肉部を有さない(薄肉部の厚さ0.3mm)スイッチ機構のスイッチボタンは打鍵28,000回でクラックが発生したのに対し、本発明の薄肉部を有するスイッチ機構のスイッチボタンでは、薄肉部の厚さ0.2mmの試験体1のスイッチ機構では打鍵35,000回でクラックが発生し、薄肉部の厚さ0.1mmの試験体2のスイッチ機構では打鍵50,000回でもクラックが発生しなかった。したがって、薄肉部を有さない比較例に対し、薄肉部の厚さ0.2mmの試験体1では1.25倍、薄肉部の厚さ0.1mmの試験体2では約1.8倍以上のスイッチボタンの長寿命化が確認された。
 また、第1試験条件より負荷荷重の大きい第2試験条件においては、薄肉部を有さないスイッチ機構では打鍵2,000回でクラックが発生したのに対し、薄肉部の厚さが0.1mmの試験体2のスイッチ機構では、打鍵20,000回以上の繰り返し打鍵においてもスイッチボタンにクラックの発生は見受けられなかった。したがって、薄肉部を有さない比較例に対し、試験体2では約10倍以上のスイッチボタンの長寿命化が確認された。
 これにより、薄肉部を形成して、スイッチボタン押圧時に突起部を下方に変位させることにより、スイッチボタンの長寿命化を図ることができることが確認された。
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000001
 本発明のスイッチ機構は、上記実施形態に基づいて説明されているが、上記実施形態に限定されることなく、本発明の範囲内において、かつ本発明の基本的技術思想に基づいて、上記実施形態に対し種々の変形、変更及び改良を含むことができることはいうまでもない。また、本発明の請求の範囲の枠内において、種々の開示要素の多様な組み合わせ・置換ないし選択が可能である。
 本発明のさらなる課題、目的及び展開形態は、請求の範囲を含む本発明の全開示事項からも明らかにされる。
 上記実施形態においては、本発明のスイッチ機構を適用する電子機器として、携帯電話機を例にして説明したが、本発明のスイッチ機構を適用可能な電子機器は、携帯電話機に限定されることなく、PDA(PDA;Personal Digital Assistants/Personal Data Assistants)、ポータブルオーディオ機器、各種リモートコントローラ等の種々の電子機器に適用することができる。
 なお、上記の特許文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施例ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
符号の説明
 1,81,141,151,161,171,181,191  スイッチ機構
 2,22,32,42,52,62,72,82     支持板
 2a,22a,32a,42a,52a,62a,72a,82a,92a,102a,112a,122a     突起部
 2b,22b,32b,42b,52b,62b,72b,82b,92b,102b,112b,122b     薄肉部
 2c,22c,32c,42c,52c,62c,72c,82c  厚肉部
 82d,92d,102d,112d,122d     貫通孔
 3,192      粘着シート
 4      導電体
 4a     中央部
 4b     周縁部
 5,152,193   配線基板
 6,154    第1電極
 7,155    第2電極
 8,162,194    照光シート
 9     薄シート
 10    スイッチボタン
 11    カバー部材
 12,159,160,182,183,184,185,186,187,188,189    補強部材
 153   基材
 153a  貫通孔
 156   グランド電極
 157   絶縁層
 158,164,173   導電性接着剤
 163,172   接地電位配線
 159a  凹部
 160a  凸部
 182a,183a,184a,185a,186a,187a,188a,189a  変形補助部
 192a  変形補助部
 193a  変形補助部
 194a  変形補助部
 201    電子機器
 202    操作部
 203    表示部
 204    外部筐体
 205    内部筐体
 210    スイッチユニット
 220    配線基板ユニット
 230    筐体ユニット
 401    スイッチ機構
 402    支持板
 402a   突起部
 403    粘着シート
 404    導電体
 405    配線基板
 406    第1電極
 407    第2電極
 408    照光シート
 409    薄シート
 410    スイッチボタン
 411    カバー部材

Claims (14)

  1.  一方の面に少なくとも1つの第1電極及び少なくとも1つの第2電極を有する配線基板と、
     前記配線基板の他方の面側に配され、外部から押圧操作を受ける少なくとも1つのスイッチボタンと、
     前記配線基板の前記一方の面側の前記第1電極及び前記第2電極に対応する位置に配される少なくとも1つの導電体と、
     前記配線基板との間に前記導電体を介在させるように配され、前記少なくとも1つのスイッチボタンに対応する位置に少なくとも1つの突起部を有する支持板と、を備えるスイッチ機構であって、
     前記スイッチボタンが押圧操作されていない状態においては、前記導電体は、前記第1電極とは接触せずに前記第2電極のみと接触し、
     前記スイッチボタンが押圧操作された状態においては、前記導電体は、前記突起部に支持されることによって前記第1電極と接触し、前記第1電極と前記第2電極とが前記導電体によって電気的に接続されると共に、前記突起部は、前記スイッチボタンの押圧操作に伴い前記スイッチボタンの押圧方向に変位することを特徴とするスイッチ機構。
  2.  前記スイッチボタンの押圧操作が解除されると、前記突起部の変位は復元することを特徴とする請求項1に記載のスイッチ機構。
  3.  前記突起部は、前記スイッチボタンの押圧操作によって、押圧方向に0.05mm~0.15mm変位することを特徴とする請求項1又は2に記載のスイッチ機構。
  4.  前記支持板は、前記突起部周囲の少なくともいずれかの領域に、前記スイッチボタンの押圧操作によって撓むように形成された、他の領域より肉厚が薄い薄肉部を有することを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載のスイッチ機構。
  5.  前記薄肉部は、前記突起部に隣接して、前記突起部を取り囲むように形成されていることを特徴とする請求項4に記載のスイッチ機構。
  6.  前記薄肉部は、前記突起部と隣接せずに、前記突起部を取り囲むように形成されていることを特徴とする請求項4に記載のスイッチ機構。
  7.  前記薄肉部は、少なくとも1つの貫通孔を有することを特徴とする請求項4~6のいずれか一項に記載のスイッチ機構。
  8.  前記支持板は、ステンレス鋼であり、
     前記薄肉部の肉厚は、0.1mm~0.2mmであることを特徴とする請求項4~7のいずれか一項に記載のスイッチ機構。
  9.  前記導電体は、皿形状であって、その凹面は前記配線基板に面しており、
     前記スイッチボタンの押圧操作によって、前記導電体の前記凹面の一部が前記突起部の押圧により前記配線基板方向に隆起することによって前記導電体が前記第1電極と接触することを特徴とする請求項1~8のいずれか一項に記載のスイッチ機構。
  10.  前記スイッチボタンは、樹脂であることを特徴とする請求項1~9のいずれか一項に記載のスイッチ機構。
  11.  スイッチ機構を備える電子機器であって、
     前記スイッチ機構は、一方の面に少なくとも1つの第1電極及び少なくとも1つの第2電極を有する配線基板と、
     前記配線基板の他方の面側に配され、外部から押圧操作を受ける少なくとも1つのスイッチボタンと、
     前記配線基板の前記一方の面側の前記第1電極及び前記第2電極に対応する位置に配される少なくとも1つの導電体と、
     前記配線基板との間に前記導電体を介在させるように配され、前記少なくとも1つのスイッチボタンに対応する位置に少なくとも1つの突起部を有する支持板と、を備え、
     前記スイッチボタンが押圧操作されていない状態においては、前記導電体は、前記第1電極とは接触せずに前記第2電極のみと接触し、
     前記スイッチボタンが押圧操作された状態においては、前記導電体は、前記突起部に支持されることによって前記第1電極と接触し、前記第1電極と前記第2電極とが前記導電体によって電気的に接続されると共に、前記突起部は、前記スイッチボタンの押圧操作に伴い前記スイッチボタンの押圧方向に変位することを特徴とする電子機器。
  12.  前記支持板は、電子機器の内蔵部品を収容する筐体の一部であることを特徴とする請求項11に記載の電子機器。
  13.  前記支持板は、前記突起部周囲の少なくともいずれかの領域に、前記スイッチボタンの押圧操作によって撓むように形成された、他の領域より肉厚が薄い薄肉部を有することを特徴とする請求項11又は12に記載の電子機器。
  14.  前記薄肉部は、少なくとも1つの貫通孔を有することを特徴とする請求項13に記載の電子機器。
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