JPH1126166A - 電界発光灯およびスイッチ付el表示装置 - Google Patents

電界発光灯およびスイッチ付el表示装置

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JPH1126166A
JPH1126166A JP9173380A JP17338097A JPH1126166A JP H1126166 A JPH1126166 A JP H1126166A JP 9173380 A JP9173380 A JP 9173380A JP 17338097 A JP17338097 A JP 17338097A JP H1126166 A JPH1126166 A JP H1126166A
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JP
Japan
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electroluminescent lamp
spacer
key
switch
emitting layer
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Application number
JP9173380A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomio Otani
富美夫 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
Original Assignee
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2219/00Legends
    • H01H2219/002Legends replaceable; adaptable
    • H01H2219/018Electroluminescent panel

Landscapes

  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話などで電界発光灯をキーの下方に配
設してキーの照明をする構造では、繰り返しキーを押圧
してスイッチを投入すると、電界発光灯が局所的に加圧
されて発光層や反射絶縁層が変形、流動化して絶縁不良
や不点灯が発生する。 【解決手段】 透明電極21bの上に発光層23や反射
絶縁層24よりも硬い透光性のスペーサ22を両層を貫
通して形成した電界発光灯20をキー3とクリックドー
ム5との間に配設し、キー3を押した際、突起部3aが
電界発光灯を局所的に加圧する力をスペーサ22で支え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、押圧等により局所
的に加圧力を受ける電界発光灯およびこの電界発光灯を
用いたスイッチ付EL表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話やPHS(簡易型携帯電
話)の普及がめざましく、特定のエリアを除いて場所や
時間をとわず自由な通話が可能になっている。この種の
携帯電話1は例えば図9に示すような外観形状を有し、
樹脂製ケース2の一部を開口して複数のキー3を上下可
動自在に取り付け、送受器、液晶ディスプレイ等を配設
したものが一般的である。このような携帯電話1を夜間
や照明の暗い場所で使用するとキーの識別が困難とな
り、しばしば相手先の番号を誤って入力してしまうこと
がある。これを防止するために、キーの背後に組み込ん
だ光源で半透明のキーを照明し、暗い環境でもキーの機
能と位置を容易に識別できるようにしている。
【0003】この種のキーは例えば図10(a)に示す
ような断面構造を有し、キー3はゴム、可撓性プラスチ
ックなどの弾性部材4を介して上下に可動自在にケース
2に取り付けられ、キー3の裏面には突起部3aが形成
されている。突起部3aの下方には可撓性プラスチック
を成形したクリックドーム5が配設され、該クリックド
ーム5の凹部には金属などの上部電極6が配設されてい
る。そして、上部電極6の下方に所定の間隙を保って一
対の下部電極7,7’を形成した回路基板8が配設され
ている。上部電極6と下部電極7,7’がスイッチを構
成している。また、光源として薄型の電界発光灯9がキ
ー3とクリックドーム5の間に配設されている。特に、
この電界発光灯9には図10(b)に示すように孔9a
が形成されており、キー3の突起部3aが孔9aを貫通
するようにして配設され、孔9aの周縁部からの発光に
よりキー3は背後から照明される。
【0004】ここで、キー3を押圧すると、突起部3a
がクリックドーム5の凸部を押し下げ、上部電極6が下
部電極7,7’に接触するとスイッチが閉となり、例え
ば相手先の番号が入力される。
【0005】さて、上記の電界発光灯9は孔9aが形成
されているため、キー3の周縁部は照明されて明るい
が、キー3の中央部は暗くなり,キー3に輝度むらが生
じるという不具合があった。そこで、これを解決するた
めに図11に示すように、孔のない電界発光灯10を突
起部3aとクリックドーム5の間に配設した構造のもの
が開発されている。この構造によるとキー3の輝度むら
が改善されて表示品質が格段に向上する。
【0006】前記の電界発光灯10は、携帯電話を小型
・軽量化するために薄型のものが使用されており、例え
ば図12に示すようにPETなどの透明フィルム11a
の上にITOなどの透明電極11bを蒸着した透明導電
フィルム11の該透明電極11bの上に、銅,銀,アル
ミニウムなどで付活した硫化亜鉛蛍光体の表面にアルミ
ナなどの防湿膜を形成したものをフッ素ゴムなどの樹脂
バインダ中に分散した発光層12を印刷形成し、その上
にチタン酸バリウムなどの高誘電体粉末をフッ素ゴムな
どの樹脂バインダ中に分散した反射絶縁層13を印刷形
成し、その上にカーボン、銀などを含む導電性ペースト
を印刷して裏面電極14を形成し、その上にメラミン樹
脂、アルキッド樹脂などを単独または混合して印刷して
絶縁用オーバーコート層15を形成した構造のいわゆる
薄型電界発光灯が一般的である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図11に示したように
孔を形成していない電界発光灯10をキーの突起部3a
とクリックドーム5との間に介在させた構造では、キー
3を押圧すると電界発光灯10がたわみ、同時にクリッ
クドーム5が下方へ押し下げられて上部電極6と下部電
極7,7’とが導通してスイッチが入る。繰り返しキー
を押圧すると突起部3aによって電界発光灯10が繰り
返し局所的に加圧されるので、加圧される部分の発光層
や反射絶縁層が徐々に流動化して周辺方向へ移動し、突
起部3aが当接する部位の電界発光灯が局部的に薄くな
る結果、透明電極と裏面電極の間の絶縁性が低下し、つ
いには不点灯に至るという欠点があった。
【0008】そこで、本発明は上記課題に鑑みて提案さ
れたもので、繰り返し局所的に加圧されても発光層や反
射絶縁層が流動化して絶縁不良や不点灯に至ることのな
い長寿命の電界発光灯およびこれを用いたスイッチ付E
L表示装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電界発光灯は、
透明電極と裏面電極との間に発光層と反射絶縁層を積層
配設してなり、特に押圧などにより局所的に加圧される
領域に、発光層、反射絶縁層よりも硬くて変形しにくい
スペーサが少なくとも発光層を貫通して形成されている
ことを特徴とする。
【0010】このため、押圧スイッチなどと組み合わせ
た場合、繰り返しスイッチを押圧して局所的に電界発光
灯を加圧しても、加圧される領域に形成されたスペーサ
が主として加圧力を支えるので、この領域の発光層や反
射絶縁層への加圧力は小さく、両層の変形、流動化が防
止され、電極間の絶縁不良や不点灯などが防止され、長
寿命の電界発光灯が得られる。また、この電界発光灯を
用いることにより、長寿命の携帯電話、タッチスイッ
チ、メンブレンスイッチなどのスイッチ付EL表示装置
を提供できる。
【0011】また、発光層と反射絶縁層とを貫通したス
ペーサを形成することを特徴とする。この手段により両
層の変形、流動化が防止され、絶縁不良、不点灯の防止
効果が向上する。
【0012】また、電界発光灯の局所的に加圧される領
域に複数のスペーサを形成することを特徴とする。この
手段により加圧力を複数のスペーサで支えるので強度が
増し、発光層、反射絶縁層の変形防止効果がさらに向上
する。また、キーを押圧する際の安定性が良好なため、
小さな押圧力で確実にスイッチを動作させることができ
る。
【0013】また、スペーサにガラスビーズ、プラスチ
ックビーズなどの透光性フィラーを混合することを特徴
とする。この手段により背の高いスペーサを1回のスク
リーン印刷で形成できるので、工数が減る。また、スペ
ーサの強度が向上するし、フィラーによる光の散乱効果
によって輝度むらを改善できる。
【0014】また、スペーサを点状ではなくリング状に
形成することを特徴とする。この手段によりキーの中央
部の輝度が向上して輝度むらが改善できると共に、キー
を押圧した際の安定度が極めて良い。
【0015】また、スペーサ形成部の周囲にスリットを
形成することを特徴とする。この手段によりキーの押
圧、解除に対応してスペーサ形成部が大きなストローク
で上下動するので、キー操作が軽く、かつ、スイッチの
ON/OFFが確実になる。
【0016】また、押圧部と、スイッチと、上記構成の
電界発光灯を組み合わせてスイッチ付EL表示装置と
し、かつ、押圧部と電界発光灯のスペーサ形成部とを上
下に重ねて配置することを特徴とする。この手段により
押圧による加圧力をスペーサが確実に支えるので、長寿
命の携帯電話などの押圧スイッチ付EL表示装置を提供
できる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0018】本発明は、透明電極と裏面電極との間に発
光層と反射絶縁層とを積層配設した電界発光灯におい
て、少なくとも発光層を貫通するように形成された発光
層よりも硬質のスペーサを具備することを特徴とするも
のであり、本発明の第1の実施の形態は図1(a)に示
すように、基材としてのポリエチレンテレフタレート
(PET)などの透明樹脂フィルム21aの上に蒸着、
スパッタまたは印刷によってITOなどの透明電極21
bを形成した透明導電フィルム21の該透明電極21b
の上に、透光性のエポキシ樹脂、例えばエポテック(商
品名)を用いてスクリーン印刷によって複数のスペーサ
22,22,……が形成されている。スペーサ22の高
さは後述する発光層と反射絶縁層の厚みの和に略等し
く、スペーサ22の形状は球面状であって、透明電極2
1bに接する部分の径は0.2〜0.3mmである。次
に、銅,銀,アルミニウムなどで付活された硫化亜鉛蛍
光体の表面にアルミナ,シリカなどの防湿膜を形成した
防湿蛍光体をフッ素ゴムなどの軟らかい低吸湿性のフッ
素系バインダ中に分散させた発光層23がスクリーン印
刷などで前記スペーサ22の先端部が露出するように印
刷形成されている。次に、チタン酸バリウムなどの高誘
電体粉末をフッ素ゴムなどの低吸湿性のフッ素系バイン
ダ中に分散させた反射絶縁層24が前記スペーサ22の
先端レベルまで印刷形成されている。次に、カーボン,
銀などを樹脂中に分散した導電ペーストを用いて裏面電
極25が印刷形成され、次に、メラミン樹脂,アルキッ
ド樹脂などを用いて絶縁用のオーバーコート層26が形
成され、本発明の電界発光灯20を得る。なお、電極取
り出しは通常の構造、方法と同一であり、説明を省略す
る。
【0019】スペーサ22の形成位置は、電界発光灯を
キーの下方に設置した際キーの突起部によって加圧され
る領域内が望ましい。例えば、キーの位置が図1(b)
の破線で示される円形部27に対応し、その中心部が加
圧領域28であるとすれば、加圧領域28の中心にスペ
ーサ22を形成することが望ましい。図1(b)は例え
ば6個のキーに対応した6個のスペーサ22を示してい
る。
【0020】さて、図1(a)に示す本発明の電界発光
灯20を図11に示した従来の電界発光灯10にかえて
キー3の下方に配設し、かつ、キー3を押してスイッチ
を閉とした状態を図2に示す。図2に示すようにキー3
の突起部3aが電界発光灯20を局部的に加圧するが、
加圧部内に形成された硬質のスペーサ22が主として加
圧力を支えるので、発光層23と反射絶縁層24への加
圧力は小さく、したがって繰り返しキーを押圧しても両
層の変形、流動化は防止され、長寿命のキー照明用電界
発光灯が得られる。
【0021】スペーサ22は発光層から放射される光を
遮蔽することのないように透光性であることが望まし
い。また、加圧力を支え発光層,反射絶縁層を変形させ
ないために、スペーサ22は発光層,反射絶縁層よりも
高く、変形しにくい材質が望ましく、エポキシ樹脂,ポ
リエステル系樹脂,メラミン樹脂などが好適する。ま
た、スペーサ22の高さは発光層の変形を防止するため
に発光層の厚みより大きいことが望ましく、最適の高さ
は両層の変形を防止するために、両層を貫通し両層の厚
みの和と略同一にするのがよい。次にスペーサの平面形
状は円形でも楕円形でも矩形でもよい。また、スペーサ
の断面形状は図3(a)に示すような曲線状でもよい
し、図3(b)に示すような台形状であってもよい。前
者は発光層とスペーサの接触面積が大きいので発光層か
らの透過光が多くキーの輝度が高い。後者は透過光が少
なく輝度的には若干不利になるがスペーサと裏面電極と
の接触面積が大きいので加圧力を支える効果が大きい。
また、望ましい径Dの最小値は0.2mmであり、最大
値は2mm程度またはキーの直径の1/2程度である。
0.2mmより小さいと加圧力を支える効果が不十分で
あり、キーの直径の半分より大きくなるとキーを照明す
る光量が不足して輝度が不足すると共にキーの中央部の
輝度が低下して輝度むらが大きくなる。
【0022】次に、本発明の第2の実施の形態を図4を
参照して説明する。図4は1個のキー位置27内の加圧
領域28に複数のスペーサ、例えば3個のスペーサ22
a,22b,22cを形成した例を示す。突起部3aに
よる加圧力を複数のスペーサで支えるので1個のスペー
サよりも強度が大きく発光層、反射絶縁層の変形防止効
果が大きい。また、複数のスペーサで支えるのでキーを
押圧した際キーが傾斜することが緩和され面に垂直に安
定に上下し、小さな押圧力で確実にスイッチを動作させ
ることができ、電界発光灯の変形防止効果がさらに向上
する。なお、スペーサの数は3個に限らず2個でも4個
以上でもよい。
【0023】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。スペーサの最適高さは上記のように発光層と
反射絶縁層を貫通するレベルであるが、この高さのスペ
ーサを1回のスクリーン印刷で形成することは必ずしも
容易ではなく、繰り返し印刷が必要となり工数が増える
場合がある。そこで図5に示すようにスペーサ用の樹脂
中に透光性のフィラー29を混合すると一回のスクリー
ン印刷でも背の高いスペーサ22を形成することができ
る。また、フィラー29はスペーサ22の強度を向上す
るし、光の散乱効果があるのでキーの輝度むらを改善で
きる。フィラーとしてはガラスビーズ,プラスチックビ
ーズ,プラスチック用フィラー,酸化物粉末などが使用
できる。フィラーの形状、寸法は適宜選択することがで
きる。
【0024】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。この実施の形態の特徴は図6(a),(b)
に示すようにリング状のスペーサ30を形成したことで
ある。リングの外径を大きくしキーの径に近い寸法にす
ることによってリングの内側の発光層から光がキーを照
明するのでキーの輝度は高く、かつ輝度むらもない。ま
た、リングの外径がキーの径に近いのでキーを押圧した
際、径大の突起部3aがリング30を押圧するのでキー
の安定度は極めて良好である。変形例として図6(c)
に示すようにリングの一部を切欠いた分割リング形状で
も同様の効果が得られる。なお、分割リングのほうがス
クリーン印刷時のインクの流れが良好で印刷レベルが高
い。
【0025】次に、本発明の第5の実施の形態について
説明する。この実施の形態の特徴は図7(a)に示すよ
うに電界発光灯20にスペーサ22を囲むようにスリッ
ト31を形成し、舌片20aと支持部20bを形成した
ことである。舌片20aの大きさはキーと略同一にす
る。この構造の電界発光灯をキー3の突起部3aとクリ
ックドーム5との間に介在させ、キー3を押圧すると図
7(b)に示すように電界発光灯の舌片20aは支持部
20bを支点にして容易に下方へたわむ。この構造では
キー3の押圧,解除に対応して電界発光灯の舌片20a
が容易に大きなストロークで上下動するので、キー操作
が軽く、スペーサ22の加圧力も小さくて済むので、電
界発光灯が変形しにくいという利点がある。なお、スリ
ットの形状は図7(a)のものに限らず、図8のような
変形例のスリット32,33であってもよく、要は上下
動可能な弾性を有するバネ構造であればよい。
【0026】なお、スペーサの形成方法はスクリーン印
刷のほか、メタルマスクも使用できる。メタルマスクは
背の高いスペーサを形成するのに好適する。また、スペ
ーサは透明電極の上に形成するだけでなく、裏面電極上
に形成しても同様の効果が得られる。
【0027】本発明の電界発光灯は上記のような携帯電
話だけでなく、EL付タッチパネル、EL付メンブレン
スイッチなど押圧部とスイッチと電界発光灯を組み合わ
せ、かつ押圧により電界発光灯が加圧力を受けるような
スイッチ付EL表示装置に好適する。このような装置で
は、加圧力をスペーサが支えるように押圧部と電界発光
灯のスペーサの位置を対応させることが重要である。
【0028】
【発明の効果】本発明の電界発光灯は、少なくとも発光
層を貫通して発光層よりも硬いスペーサを局所的に形成
したので、電界発光灯を局所的に加圧してもスペーサが
加圧力を支えるため、発光層や反射絶縁層が変形,流動
化することがなく、絶縁不良や不点灯が防止されて長寿
命である。
【0029】特に、スペーサを複数個形成することによ
り上記の効果をさらに向上できるし、スペーサにフィラ
ーを混合することによりスペーサの強度向上、形成工数
の改善、輝度むらの改善などができる。また、リング状
のスペーサにすることで輝度むらを改善できるし、押圧
スイッチと組み合わせた際のキー操作の安定性が良い。
また、スペーサ形成部の周辺にスリットを形成すること
によって電界発光灯のバネ性が増すので、押圧時の上下
可動幅が大きくなってキー操作が軽くなり、かつ、スイ
ッチのON/OFFが確実になる。
【0030】また、本発明の上記電界発光灯と、押圧部
と、スイッチ部とを対応して組み合わせることによっ
て、長寿命の携帯電話など押圧スイッチ付EL表示装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電界発光灯の第1の実施の形態を示
す要部拡大断面図と平面図
【図2】 本発明の電界発光灯を使用した携帯電話のキ
ー構成の要部拡大断面図
【図3】 本発明の電界発光灯に形成したスペーサの断
面形状
【図4】 本発明の電界発光灯の第2の実施の形態を示
す複数スペーサの要部拡大平面図
【図5】 本発明の電界発光灯の第3の実施の形態を示
すフィラー入りスペーサの要部拡大断面図
【図6】 本発明の電界発光灯の第4の実施の形態を示
すリング状スペーサを形成した電界発光灯を使用したキ
ー構成の要部拡大断面図とスペーサ形状の平面図
【図7】 本発明の電界発光灯の第5の実施の形態を示
すスリット形状の平面図と舌片のたわみを示すキー構成
の要部拡大断面図
【図8】 スリット形状の変形例を示す要部拡大平面図
【図9】 電界発光灯がキー照明に使用されている従来
の携帯電話の外観図
【図10】 図9のA−A線に沿ったキー構造の要部拡
大断面図
【図11】 他のキー構造の要部拡大断面図
【図12】 従来の薄型電界発光灯の要部拡大断面図
【符号の説明】
2 ケース 3 キー 3a 突起部 5 クリックドーム 6 上部電極 7,7’ 下部電極 8 回路基板 20 電界発光灯 20a 舌片 20b 舌片の支持部 21 透明導電フィルム 21a 透明フィルム(基材) 21b 透明電極 22 スペーサ 23 発光層 24 反射絶縁層 25 裏面電極 26 オーバーコート層 27 キーの位置 28 キーによる加圧領域 29 フィラー 30 リング状スペーサ 31,32,33 スリット
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01H 13/52 H01H 13/52 F 13/70 13/70 F H04M 1/02 H04M 1/02 A

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明電極と裏面電極との間に発光層と反射
    絶縁層とを配設した電界発光灯において、該電界発光灯
    の局所的に加圧される領域に、発光層、反射絶縁層より
    も硬いスペーサが少なくとも発光層を貫通して形成され
    ていることを特徴とする電界発光灯。
  2. 【請求項2】発光層と反射絶縁層とを貫通するスペーサ
    が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電
    界発光灯。
  3. 【請求項3】局所的に加圧される領域に複数のスペーサ
    が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電
    界発光灯。
  4. 【請求項4】スペーサに透光性フィラーが混合されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の電界発光灯。
  5. 【請求項5】スペーサがリング状に形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の電界発光灯。
  6. 【請求項6】スペーサ形成部の周囲にスリットが形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の電界発光
    灯。
  7. 【請求項7】押圧部と、スイッチと、電界発光灯とを備
    えたスイッチ付EL表示装置において、前記電界発光灯
    が請求項1乃至請求項6のいずれかの請求項に記載の電
    界発光灯であって、かつ、前記装置の押圧部に対応した
    領域に加圧力を支えるスペーサが形成されていることを
    特徴とするスイッチ付EL表示装置。
  8. 【請求項8】スイッチ付EL表示装置が携帯電話または
    PHS(簡易型携帯電話)であることを特徴とする請求
    項7に記載のスイッチ付EL表示装置。
JP9173380A 1997-06-30 1997-06-30 電界発光灯およびスイッチ付el表示装置 Pending JPH1126166A (ja)

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