WO2008096501A1 - エア霧化型塗装装置 - Google Patents

Abstract

後側のカートリッジ取付部(5)から前側に延びて第1のフィードチューブ挿通孔(6)が設けられた本体部材(2)と、本体部材(2)の前側で第2のフィードチューブ挿通孔(14)と第2の洗浄流体通路(15)とを切換える通路切換機構(11)と、通路切換機構(11)の前側の噴霧ノズル(22)と、カートリッジ取付部(5)に取付ける塗料カートリッジ(30)とにより構成する。通路切換機構(11)を塗装位置に切換えると、第1,第2のフィードチューブ挿通孔(6),(14)が連通し、塗料カートリッジ(30)を挿入することにより、塗装作業を行うことができる。一方、通路切換機構(11)を洗浄位置に切換えたときは、第1,第2の洗浄流体通路(9),(15)が連通し、噴霧ノズル(22)に洗浄流体を供給することができる。

Description

エア霧化型塗装装置 技術分野

本発明は 、 例えば塗料ノズルか ら噴出した塗料をェァ ノズルから噴出するェァによ り霧化して塗装する Xァ霧 化型涂装 βに関する

明 背景技術

一般に 、 白動車の車体、 家 ^

書、 電化製品等の被 物の 塗装面のう ち 、 大さな塗装面を塗装する場合には 、 大き な噴霧パ夕一ンを形成できる回転霧化頭型塗装装置が用 い られる 一方、 小さな塗衣面、 細かい凹凸形状の塗装 面を塗装する場 には 、 噴霧した塗料粒子の直 性が高 く 、 小さな噴霧パ夕一ンを形成できるエア霧化型塗装装 置 （エアスプレ ―ガン ) が用い られる。

このエア霧化型 装装置は、 塗装用ロボッ 卜のアーム 先端に取付けた り 、 手に持った りする本体部材と 、 該本 体部材の前側に設けられ、 塗料を噴出する塗料ノズルと 該塗料ノズルから噴出された塗料を霧化する霧化エアを 噴出するエア ノズルとを有するエア霧化型の噴霧手段と、 該噴霧手段に向けて塗料が流通する塗料通路とによ り大 略構成されている (例えば、 特許文献 1 ： 特開平 1 - 3 1 7 5 6 3 号公報参照）。

そして、 塗装を行う場合には、 色替弁装置と塗装装置 との間を塗料配管で接続し、 該塗料配管を介して噴霧手 段に塗料を供給する。 これによ り 、 噴霧手段から噴出し た塗料を霧化エアで霧化し、 被塗物に塗装する こ とがで きる 一方、 色替作業を ίτう には、 塗料配管に残留 した刖色塗料を排出する せに の塗料配管と噴霧手 段に付着した塗料を洗浄流体を用いて洗浄する。

一方 、 エア霧化型塗装装置には 被塗物に対する塗料 の塗着効率を高めるため 、 導電性塗料に高電圧を印加し て被涂_¾物との間に電気力線を形成し 、 この電気力線に沿 て塗料粒子を飛行させる静電 装装置として構成した ちのがある （例えば、 特許文献 2 • 特開平 7 一 1 9 4 9

9 8 号公報参照 )。

塗料配管を流通する水性塗料、 メ夕 V ック塗 料等の 性塗料に直接的に 電圧を印加した場合には、 塗料配 内の塗料を伝つて高 圧がアース側にリ ーク し てしま 従つて 特許文献 2 によるエア霧化型塗装装 置では

えば噴霧手段の先端に電極を設けて前方に ロナ放 域を形成し 噴霧した塗料粒子を ロナ放電 領域を 過させる とによ り 塗料に！ ¾ Λ圧を間接的に 印加している

と ころで 上述した特許文献 1 によるエア霧化型塗装 装置では、 色替作業を行う場合に、 長尺な塗料配管に残 留した前色塗料を排出した上で、 この塗料配管の全長に 亘つて付 した塗料と噴霧手段に付着した塗料を洗浄流 体 ¾:用いて洗浄する必要がある。 このために、 多く の塗 料を廃棄しなく てはならない上に、 洗浄作業に費やす作 業時間、 洗浄流体の量が多く なる という問題がある。

また、 上述した特許文献 2 によるェァ霧化型

では、 噴霧手段の先端に設けた電極によ り コ ロナ放電領 域を形成し、 塗料に高電圧を間接的に印加している。 し かし、 塗料に対して高電圧を間接的に印加する場合には、 直接的に帯電させた場合に比較し 噴霧した全ての塗料 粒子に高電圧を安定して印加するのが難しく 、 噴霧塗料 の塗着効率、 塗装仕上り が悪く なる という 問題がある。 発明の開

本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもの で 、 本発明の目的は、 塗料配管を不要とするために、 体部材に対し塗料が充填された塗料カー ト リ ッ ジを取付 けて塗装を行う こ とができるよ う に したエア霧化型塗装 装置を提供する こ とにある。

また 、 本発明の他の目的は、 洗浄流体をエア霧化型の 噴霧手段に供給する こ とによ り 、 噴霧手段を効率よ く洗 浄でさるよ う にしたエア霧化型塗装装置を提供する こ と にある

さ らに、 本発明の他の 目的は、 エア霧化型の噴霧手段 か ら噴霧される塗料に直接的に高電圧を印加する ことが でき 、 塗料の塗着効率、 '塗装仕上り を良好にでさるよう にしたエア霧化型塗装装置を提供する こ とにある

( 1 ) . 上述した課題を解決するために、 本発明が採 用するエア霧化型塗装装置は、 後側にカー ト リ ッジ取付 部が設けられる と共に前側に通路切換手段取付部が設け られ 、 前記カー ト リ ッジ取付部から通路切換手段取付部 に向けて第 1 のフィ ー ドチューブ挿通孔が形成された本 体部材と、 塗料を洗浄する洗浄流体を供給するために前 記本体部材に形成された第 1 の洗浄流体通路と 、 HU記本 体部材の通路切換手段取付部に取付けられ、 前記第 1 の フィ一 ドチューブ揷通孔に同軸に連通する第 ₂ のフィ ー ドチューブ揷通孔と前記第 1 の洗净流体通路に連通する 第 2 の洗浄流体通路とを有し、 これら第 2 のフイ ー ドチ ュ ' ブ揷通孔と第 2 の洗浄流体通路とが選択的に切換え られる通路切換手段と、 通路切換手段の前側に取付け られ 、 塗料を噴出する塗料ノズルと該塗料ノズルから噴 出された塗料を霧化する霧化ェァを噴出するエアノズル とによつて構成されたェァ霧化型の噴霧手段と、 涂料を 貯える夕ンク部と該タンク部か ら前方に向けて突設され たフィ ― ドチューブとによ り構成され、 該フィ一 ド、チュ ブが前記第 1 のフィ ー ド、チュ ブ揷通孔から第 2 のフ ィ ドチュ一ブ揷通孔に揷通される と共にタンク部が力

― リ ッ ジ取付部に取付けられる塗料カー ト リ ツジとか ら構成してなる。

のよ 5 に構成したこ とに り 、 塗装作業を行 •M A口 には 、 通路切換手段を操作し 第 2 のフィ ー ドチュ ブ 揷通孔を第 1 のフィ ドチュ ブ揷通孔に同軸に連通さ せる 。 この状態で 塗料力 リ ッ ジのフィー ドチュ ' ~ ブを HU記第 1 のフィ ドチュ ブ揷通孔から第 2 のフ ィ ―ドチューブ揷通孔に揷通し 、 タ ンク部を本体部材の 力 卜 U ッジ取付部に取付ける

のよう に塗装の準備がで たら 、 タンク部内の塗料 をフイ ー ドチューブを通し 該フィ ー ドチューブの先端 か ら吐出す o れによ り 噴霧手段は、 塗料ノズルか ら塗料を噴出する と共に、 噴出 した塗料をエアノ ズルに よる霧化エアによ り霧化する とができ、 微粒化した塗 料によって被塗物を塗装する とができる。

次に、 塗料を色替する場合には、 まず、 前色塗料の洗

、净作業を行つ 。 この洗浄作業では、 本体部材から 料力 卜 リ ッ ンを引抜いて取外す o そして、 通路切換手段を 操作し 第 2 の洗浄流体通路を第 1 の洗浄流体通路に連 通させる o の状態で、 第 1 の洗净流体通路、 第 2 の洗 浄流体通路を通じて洗浄流体を供給する。 で、 塗料力 ト リ ッジを取外したこ とによ り 、 塗 料通路をなすフィ ドチュ一ブもー緖に取外されている カゝら、 刖色塗料は噴霧手段だけに付着してお り 、 洗净作 業では噴霧手段だけを洗浄すればよい 。 そして、 各洗浄 流体通路か らの洗浄流体は、 噴霧手段に向けて勢いよ < 供給する こ とがでさ 、 噴霧手段の内面に付着した塗料を、 内部から洗浄する とができる。

また 洗浄作業が終了 した ら、 次色の塗料が充填され た他の塗料カー ト U ッジを用いて次色の塗装作業を行 このため 、 通路切換手段を操作し、 第 2 の フ ィ ー ドチュ ーブ揷通孔を第 1 の フィ ー ドチューブ揷通孑しに同軸に連 通させ 刖述した他の塗料カー ト リ ツ ジを本体部材の力

— 卜 リ ッジ取付部に取付ける。 これによ り次色の塗装を 行う こ とができる

この 口果、 エア霧化型の噴霧手段が設けられた本体部 材に対し 、 塗料力 ―ト リ ッジを取付けて %装を行う こ と ができ 色替作業等の作業効率、 塗装仕上 り を良好にす る こ とができる。 しかも、 塗料カー ト U ッ ジを用いた塗 料の供給力式を適用する ことによ り 、 洗浄作業を行う と きには 噴霧手段だけを洗浄すればよいか ら、 洗浄時間 の短縮 洗浄流体の使用量の削減等を図る こ とができ 0 また 塗料カー 卜 リ ッ ジを用いた場 α 塗料配管等は 不要になるから該塗料カー ト リ ツジはァ ス電位に対し て絶縁させた状態に保持でき、 塗料に直接的に高電圧を 印加しても 塗料を伝つて高 圧がリ クする こ とがな い。 のため 塗料カー 卜 ジを用いる こ とによ り 、 噴霧手段か ら噴出する塗料に直接的に高電圧を印加する こ とができる これによ Ό Xァ霧化型の噴霧手段を備 えた塗装装置でも、 暁霧手段か ら噴霧した全ての塗料粒 子に问 ¾圧を安定して印加する こ とができ、 塗料の ί%着 効率 、 塗装仕上り を良好にする こ とができる。

( 2 ) · また、 本発明による と、 前記通路切換手段は 記霄本体部材の通路切換手段取付部に取付けられる弁ケ ス と、 該弁ケースに回転可能に設けられ前記第 2 のフ ィ ドチ プ掙通孔と前記第 2 の洗浄流体通路とが形 成された弁体と、 該弁体を回転動作させるァクチュェ 夕 とによ り構成したこ とにある。

れによ り 、 塗装作業と洗浄作業とを切換える場合に は ァクチユエ一夕によって弁体を回転する。 れによ り 塗装作業時にでは、 第 1 のフィ ー ドチューブ揷通孔 に第 2 のフィ ー ドチューブ揷通孔を同軸に連通する こ と ができる 。 一方、 洗浄作業時には、 第 1 の洗浄流体通路 に第 2 の洗浄流体通路を連通する こ とができる

( 3 ) · こ こで、 上記 （ 2 ) 項の場合、 前記通路切換 手段の弁体は球形状のボール弁体と して形成し 該弁体 には 方向に貫通した前記第 2 のフィ ドチュ ブ揷 通孔と半径方向に延びた前記第 2 の洗浄流体通路とを Τ 字状に交差して設ける構成とする こ とができる

れによ り、 塗装作業時には、 通路切換手段の弁体を 回転し、 第 2 のフィ ー ドチューブ揷通孔を第 1 のフィ ― ドヽチュ―プ揷通孔に同軸に連通させる。 このときに 、 第

2 のフィ ー ドチューブ揷通孔は、 弁体を貫通して形成し ているから、 第 1 のフィ ー ドチューブ揷通孔に揷入した 塗料カー ト リ ッジのフィ ー ドチューブは、 第 2 のフィ チュ―ブ揷通孔を通し、 その先端部を噴霧手段に接続 する こ とができる。

方、 洗浄作業時には、 第 1 の洗浄流体通路に第 2 の 洗浄流体通路を連通させる。 このときに、 弁体は 第 2 の洗浄流体通路と径方向の反対側が閉塞されているから、 第 1 のフィ ー ドチューブ揷通孔を遮断する こ とができる。 これによ り 、 第 1 の洗浄流体通路から供給される洗浄流 体は、 その全量を第 2 の洗浄流体通路側に供給でき、 噴 霧手段を効率よ く洗浄する こ とができる。

( 4 ) . また上記 ( 2 ) 項の場合 、 刖 己通路切換手段 のァクチユエ一夕は 、 前記本体部材に取付けられ 記 弁体に設けられた弁軸を回転する構成とする とがでさ る。

れによ り 、 ァクチユエ一夕は、 本体部材を利用して 取付ける こ とができる。 また、 ァクチュェ 夕は、 弁軸 を介して弁体を回転する こ とができる

( 5 ) . 一方、 本発明による と、 前記通路切換手段の 弁ケ スには、 前記第 1 の洗浄流体通路か ら供給される 洗浄流体が前記第 1 の フィ ー ドチューブ揷通孔に流出す るのを防止するために、 前記弁体の外周をシールする弁 座部材を設ける構成と したこ とにある

れによ り 、 通路切換手段の弁ケースには 、 弁体の外 周をシールする弁座部材を設けているか ら 第 1 の洗浄 流体通路か ら供給される洗净流体が.第 1 のフイ ー ドチュ ブ揷通孔に流出するのを防止でき、 全ての洗浄流体を 噴霧手段側に供給する こ とができる。

( 6 ) . また、 本発明による と、 前記第 1 の洗浄流体 通路の途中には、 洗浄流体供給源から供給される洗浄流 体を刖記通路切換手段側の流路と外部の廃液タンク側の 流路とに切換える洗浄流体流路切換弁を設ける ことがで きる

従つて、 噴霧手段を洗浄する場合、 洗浄流体流路切換 弁は 洗浄流体供給源か ら供給される洗浄流体が通路切 換手段側に流れる う に流路を切換える。 これによ り、 洗浄流体を通路切換手段を介して噴霧手段に供給でき、 噴霧手段を洗浄する こ とがで る

また 、 洗浄作業の後には、 洗浄流体として洗浄エアを 供給し 、 第 1 の洗浄流体通路と第 2 の洗浄流体通路に残 留する洗浄液体を除去する必要がある。 こ こで、 洗浄液 体が水等の揮発性の低い液体である場合、 洗浄作業の時 間内だけでは洗浄液体を除去 (乾燥 ) し切れない虞があ る。 のよ う に 、 各洗浄流体通路に洗浄液体が残留して いると 、 例えば塗料に高電圧を直接的に印加した α 残留した洗浄液体 伝つて高電圧がリ ーク してしまう。

そ で、 洗浄液体が水等の 合には、 噴霧手段の洗浄 終了後に、 洗浄流体流路切換弁を、 洗浄流体供給源から 供給される洗浄エアが廃液夕ンク側に流れるよう に流路 を切換 Λ. ¾ o れによ り 、 洗浄作業が終了し、 力ー 卜 リ ッジの取付け作業、 塗装作業を ί つている間でも、 洗浄 ェァを洗浄流体通路から廃液夕 ンク に流し続ける こ とが でき 洗浄液体を確実に除去 (乾燥 ) する こ とがで含る 従つて 、 洗浄流体通路を乾燥状態に保つこ とができるの で、 力ー ト リ ツ ジから吐出された塗料に高電圧を直接的 に印加する こ とができ、 塗料の塗着効率、 塗装仕上り を 良好にする こ とができる。

( 7 ) . また、 本発明では , 前記通路切換手段の外周 側を覆うカバーを設け、 前記通路切換手段は該カバ を 用いて前記本体部材の通路切換手段取付部に着脱可能に 取付ける構成と したことにある。

これによ り 、 通路切換手段は、 カバーによ り覆い隠し て保護する こ とができる。 また、 このカバーを利用 して 通路切換手段を本体部材の通路切換手段取付部に着脱可 能に取付ける こ とができるので、 少ない部品点数、 作業 工数で通路切換手段を交換する こ とができる。

( 8 ) . さ ら に、 本発明による と、 前記通路切換手段 の弁ケースには、 前記本体部材の第 1 のフィ ー ドヽチュ ― ブ揷通孔と同軸に配置され前記フイ ー ドチューブの先端 が挿入される第 3 のフィ ー ドチュ —ブ揷通孔を備えた突 出管を設け、 前記噴霧手段を構成する前記塗料ノズルは、 前記通路切換手段の前側に取付けられた塗料ノズル本体 と、 該塗料ノズル本体の後側に位置して前記突出管が揷

、 入される突出管収容穴と、 前記塗料ノズル本体の刖側に 形成され前記突出管に吐出された塗料を噴出する塗料噴 出孔とによ り構成し、 前記エアノ X レは、 BU ø己 料ノズ ル本体の外周側に配置されリ テ一ナリ ングを介して前記 通路切換手段に取付けられるエアノ ズル本体と 、 該ェァ ノズル本体に前記塗料ノズル本体の塗料噴出孔を取囲ん で穿設された霧化エア噴出孔と、 該霧化エア噴出孔よ り も径方向の外側で対向して設けられたホーン部に穿設さ れたパターンエア噴出孔とによ り構成する こ とができる これによ り、 塗料カー ト リ ッジのフィ ー ドチュ ―ブを 各フィ ー ドチューブ揷通孔に挿入したときには 、 該フィ ー ドチューブの先端を弁ケースに設けた突出管内の第 3 のフィ ー ドチューブ揷通孔に揷入する こ とができる 従 つて、 塗料力 ― 卜 U ッン内の塗料を、 周囲に漏らすこ と なく 、 突出管から塗料ノズルに吐出する こ とができる。

さ らに、 ェァノ ズルは 、 塗料ノズルに対し リ テ一ナリ ングを用いて簡単に取付ける とができる。 また、 霧化 エア噴出孔は 、 塗料ノズルの塗料噴出孔か ら噴出される 塗料を霧化する こ とができる さ ら に、 パタ —ンエア噴 出孔は 、 霧化ェァ噴出孔に •oて霧化された塗料粒子を 所望の噴霧パターンに成形する こ とができる。 図面の簡単な説明

図 1 は、 本発明の第 1 の実施の形態によるエア霧化型 塗装装置を塗装用ロポッ 卜に取付けた状態で示す全体構 成図でめる。

図 2 は、 本発明の第 1 の実施の形態によるエア霧化型 お 衣置を示す縦断面図である

図 3 は、 エア霧化型塗 置を塗料力一卜 U ッジを取 外した状態で示す縦断面図である。

図 4 は、 塗料力一 ト リ ッンを単体で示す縦断面図であ る

図 5 は、 図 2 中の通路切換機構、 噴霧ノ ズル等を拡大 して示す要部拡大の縦断面図である。

図 6 は、 本発明の第 1 の実施の形態によるエア霧化型 塗 壮置の全体構成を模式的に示す模式構成図である 図 7 は、 塗装装置の前側部分を塗装状態で示す 部拡 大の縦断面図である。

図 8 は、 塗装装置の前側部分を洗浄状態で示す 部拡 要 大の縦断面図である。

に 図 9 は、 エアシリ ンダによ り ポール弁体を塗装位 切換えた状態を示す外観斜視図である。

図 1 0 は、 エアシリ ンダによ り ボール弁体を洗浄位置 に切換えた状態を示す外観斜視図である。

図 1 1 は、 ポール弁体を塗装位置に切換えた状態を図

5 中の矢示 X I— X I方向からみた要部拡大の縦断面図であ る

図 1 2 は、 ボール弁体を洗浄位置に切換えた状態を図

1 1 と同様位置か らみた要部拡大の縦断面図である。 図 1 3 は 弁座部材を単体で拡大して示す外観斜視図 である

図 1 4は 本発明の第 1 の実施の形態によるエア霧化 型塗装壮置の夕ィムチヤ 卜である。

図 1 5 は 本発明の第 2 の実施の形態によるエア霧化 型塗装 の全体構成を示す回路図である。 発明を実施するための最良の形態

以下 本発明の実施の形態によるエア霧化型塗装装置 を添付図面に従つて詳細に説明する。

まず 図 1 ないし図 1 4 は本発明の第 1 の実施の形態 を示している こ の第 1 の実施の形態では、 塗料が水を 溶剤とする水性塗料であ り、 主に洗浄流体と して水とェ ァを用いる構成とした場合を例に挙げて説明する。

図 1 に いて 1 は第 1 の実施の形態によるエア霧化 型涂 ¾衣 衣置を示している (以下、 塗装装置 1 という） の塗 衣置 1 は、 噴出した塗料に向けエ アを吹付ける こ とによ り 、 料を霧化して塗装する もので 、 後述する 塗装用ロポッ 卜 4 3 に取付けられている 。 また、 塗装装 置 1 は 、 後述の涂料カー ト リ ッ ジ 3 0 が交換して取付け られる と共に 流通する塗料に対して直接的に高電圧を 印加する直接 w電方式の静電塗装装置として形成されて いる。 そして 塗装装置 1 は、 図 2 に示す如く 、 後述す る不体部材 2 フイ ー ドチユーブ揷通孔 6 1 4 1 6 洗浄流体通路 9 1 5、 通路切換機構 1 1 洗浄流体流 路切換弁 1 9 力バー筒 2 0 、 取付筒 2 1 噴霧ノズル

2 2 塗料力 卜 リ ッジ 3 0 等によ り大略構成されてい る。

2 は塗装用ロポッ ト 4 3 に取付けられた本体部材であ る。 この本体部材 2 は、 塗装装置 1 のベース となる fcの で、 塗装用ロポッ 卜 4 3 の手首 4 3 Dに取付けられてい る。 そして 、 本体部材 2 は、 後述のハウジング 3 、 前部 本体 4等によ り大略構成されている

3 は本体部材 2 を構成する八ヴジングで、 該ハゥジン グ 3 は、 後述する塗装用ロポッ b 4 3 の手首 4 3 Dに取 付けられた略円柱状のホルダ部 3 Aと、 該ホルダ部 3 A の先端側に一体的に設けられたへッ ド部 3 B とを備えて いる。 また 、 ヘッ ド部 3 Bは、 軸線 O 1—〇 1を fcつて前， 後方向に延びた円柱体と して形成され、 その後側 (図 2 中で右側） には、 後述のカー 卜 ッ ジ取付部 5 が凹円筒 状に形成されている。

一方、 へッ ド部 3 Bの前側には 、 短尺な筒部 3 Cがー 体的に突設され、 該筒部 3 Cの内周側は、 前部本体 4が 嵌合する凹状の嵌合部 3 D とな ている。 また、 筒部 3

Cの外周側には、 後述の取付筒 2 1 に螺合するねじ部 3

Eが刻設されている。 さ ら に、 へッ ド部 3 Bの後側には、 カー ト リ ツジ取付部 5 の底部に位置して後述する塗料力 一卜 リ ツジ 3 0 の急速継手 3 5 が 続する雌接続部 3 F が形成されている。

4 はハウジング 3 の前側に取付けられた前部本体で、 該前部本体 4 は、 段付円柱状に形成され、 後部がハウジ ング 3 の嵌合部 3 D内に一体的に嵌合している。 また、 前部本体 4 の前面は、 後述の通路切換機構 1 1 を取付け るための通路切換手段取付部をなす通路切換機構取付部 4 Aとなっている。 また、 前部本体 4 の中心部 （軸線 O 1 - 0 1 ) には、 後述する第 1 のフィ ー ドチューブ揷通孔 6 の一部が軸方向に延びて形成されている。 さ らに、 前 部本体 4 には、 第 1 のフィ ー ドチューブ揷通孔 6 を取囲 んで、 後述する通路切換機構 1 1 のエアシ 1 8 を 収容するシリ ンダ収容穴 4 B と、 洗浄流体 換弁 1

9 を収容する切換弁収容穴 4 C とが円形の して形 成されている。

5 は本体部材 2 に設けられたカー 卜 リ V ジ取付部であ る。 この力 ―卜リ ッジ取付部 5 は 、 図 3 に示す如く 、 八 ゥジング 3 のへッ ド、部 3 Bの後側に凹円筒状に形成され ている。 そして、 力ー 卜 リ ッジ取付部 5 は 、 後述する塗 料力— 卜 リ 、リジ 3 0 のタ ンク部 3 1 を取付け、 取外し可 能に取付ける もので ¾る。

は本体部材 2 に設けられた第 1 のフィ ドチュ プ 孔である のフィ ー ドチューブ揷通孔 6 は、 後述 する塗料力 ―卜 U ジ 3 0 のフィ ー ドチュ —ブ 3 3 が揷 入されるものである で、 第 1 のフィ ドチュ ブ 揷通孔 6 は 八ゥジング 3 ：から前部本体 4 を軸方向に貫 通して設けられ、 八ゥジング 3 の後側で力 卜 リ ツ ジ取 付部 5 に開 P し、 側で前 ^:部本体 4 の通路切換機構取付 部 4 Aに開 □している。 3；： 1 のフィ ドチュ ブ 揷通孔 6 は Λゥジング 3 の力一 卜 U ッジ取付部 5 から 刖部本体 4 の通路切換機構

0 1上に形成されている。

7 は本体部材 2 の八クジング 3 に設けられた八ゥジン グ側押出し液体通路である。 この押出し液体通路 7 は、 後述の塗料力一 ト U ッジ 3 0 を構成するタ ンク部 3 1 の 押出し液体収容室 3 1 B に押出し液体を供給するもので める。 そして、 八ゥジング側押出し液体通路 7 は 一端 が押出し液体供給装置 （図示せず） に接続され、 他端が 八ウジング 3 に形成された雌接続部 3 Fの底部に開口 し ている。 8 はハウジング 3 のヘッ ド部 3 Bに設けられた押出し 液体弁である。 この押出し液体弁 8 は、 常時は押出し液 体通路 7 を遮断し、 後述の塗料カー ト リ ッ ジ 3 0 を構成 するタンク部 3 1 の押出し液体収容室 3 1 Bに対する押 出し液体の供給を停止している。 一方、 パイ ロ ッ トエア が供給されたときには、 開弁して押出し液体収容室 3 1 B に対し押出し液体の供給を行う ものである。

9 は本体部材 2 に設けられた第 1 の洗浄流体通路を示 している （図 6 、 図 7参照）。 この洗浄流体通路 9 は、 後述の噴霧ノズル 2 2 に付着した塗料を洗浄する洗浄流 体として水等の洗浄液体と洗浄エアとを供給するもので ある。 こ こで、 第 1 の洗浄流体通路 9 は、 図 6 に示す如 く 、 後述の洗浄流体選択弁 3 8 を介して洗浄流体源装置 3 7 に接続されている。 そして、 第 1 の洗浄流体通路 9 は、 図 7 に示す如く 、 洗浄流体選択弁 3 8 からの洗浄流 体が洗浄流体流路切換弁 1 9 に向けて流通する上流側供 給路 9 Aと、 洗浄流体流路切換弁 1 9 から通路切換機構 1 1 の弁ケース 1 2 に向けて洗浄流体を流通させる下流 側供給路 9 B と、 洗浄流体流路切換弁 1 9 から外部の廃 液タ ンク 1 0 に向けて洗浄流体を流出させる排出路 9 C とによ り構成されている。

次に、 本体部材 2 の前側に設けられた通路切換手段と しての通路切換機構 1 1 について説明する。

1 1 は通路切換手段と しての通路切換機構を示し、 該 通路切換機構 1 1 は、 後述する塗装位置 （図 5、 図 7 に 示す位置） で第 1 のフィ ー ドチューブ揷通孔 6 に第 2 の フィ ー ドチューブ揷通孔 1 4 を連通させ、 洗诤位置 （図 8 に示す位置） で第 1 の洗浄流体通路 9 に第 2 の洗浄流 体通路 1 5 を連通させる ものである。 また、 通路切換機 構 1 1 は、 後述のカバ一筒 2 0 、 取付筒 2 1 を用いて本 体部材 2側に取付け、 取外し可能に取付けられている。 そして、 通路切換機構 1 1 は、 後述の弁ケース 1 2 、 ポ —ル弁体 1 3 、 弁座部材 1 7 、 エアシリ ンダ 1 8 によ り 大略構成されている。

1 2 は前部本体 4の通路切換機構取付部 4 Aに取付け られた通路切換機構 1 1 の弁ケースで、 該弁ケース 1 2 は軸線 O l— O lを中心と した段付円筒体と して形成され ている。. 即ち、 弁ケース 1 2 は、 図 5 に示す如く、 後側 に位置する大径筒部 1 2 Aと、 前側に位置する小径筒部 1 2 B とによ り、 段付円筒状に形成されている。 また、 大径筒部 1 2 A内の中心部には、 球面状の底部をもった 弁体収容穴 1 2 Cが形成され、 外側寄り で前部本体 4 の シリ ンダ収容穴 4 Bに対応する位置には 、 πッ 移動穴

1 2 Dが形成.されている

また、 前側に位置する小径筒部 1 2 Βの外周側には、 後述の リ テ一ナリ ング 2 5が螺合するねじ部 1 2 Εが刻 設されている ' /S、 小径筒部 1 2 Βの内周側には、 後 述する塗料ノ ズル 2 3 の基端側が螺合する小径な内ねじ 筒 1 2 Fが形成されている

また、 弁ケ —ス 1 2 の内ねじ筒 1 2 Fの内側には、 後 述する第 2 のフィ ー ドチユーブ揷通孔 1 4 と同軸となる 位置に突出管 1 2 Gが前側に向けて突設されてい 。 た、 突出管 1 2 Gは、 後述の塗料ノズル 2 3 に向けて塗 料を吐出する もので， その内部は第 3 のフィ 一 テュ一 ブ揷通孔 1 6 となっている。

さ ら（こ、 弁ケース 1 2 には、 第 1 の洗浄流体通路 9 の 一部を構成する流体通路 1 2 Ηが設けられている 。 この 流体通路 1 2 Hは、 第 1 の洗浄流体通路 9 の下流側供給 路 9 B と弁体収容穴 1 2 C とにそれぞれ開口 している。

1 3 は弁ケース 1 2 の弁体収容穴 1 2 C内に回転可能 に収容されたボール弁体で、 該ポール弁体 1 3 は、 図 9、 図 1 0 に示すよ う に球体状に形成されている。 また、 ポ 一ル弁体 1 3 には、 図 5 に示す如く 、 その中心点を通る 線 0 2— O 2上で、 径方向の反対側に位置して大径弁軸 1 3 Aと小径弁軸 1 3 B とが一体的に取付けられている。 この大径弁軸 1 3 Aはロ ッ ド移動穴 1 2 D側に配置され、 小径弁軸 1 3 Bは第 1 の洗浄流体通路 9 の下流側供給路 9 B側、 即ち、 流体通路 1 2 H側に配置されている。

即ち、 大径弁軸 1 3 Aと小径弁軸 1 3 Bは、 その中心 線 0 2— O 2が軸線 0 1—〇 1に対して直交するよう に配置 され、 弁ケース 1 2 にそれぞれ回転可能に支持されてい m

る o また、 大径弁軸 1 3 Aの先 m側には、 ロ ッ ド移動穴

1 2 D内に位置して、 後述の D V ド 1 8 C と連結される レパ ― 1 3 Cが取付けられている 。 そして、 ポール弁体

1 3 には、 後述する第 2 のフィ ドチューブ揷通孔 1 4 と第 2 の洗浄流体通路 1 5が設けられている。

1 4はポール弁体 1 3 に設けられた第 2 のフィ ー ドチ ュ一ブ揷通孔である。 このフィ ドチューブ揷通孔 1 4 は 中心線〇 2—〇 2と直交するよう にポール弁体 1 3 の 中心位置を通って直径方向に貫通している。 そして、 第

2 のフイ ー ドチューブ揷通孔 1 4 は、 ポール弁体 1 3 が 図 1 1 に示す塗装位置に切換え られたときに、 第 1 のフ ィ ド、チューブ揷通孔 6 と同軸に連通する こ とができる の切換状態では、 塗料力一 卜 U ッジ 3 0 のフィ ー ドチ ュ一ブ 3 3 を、 第 1 のフィ ー ドヽチュ一ブ揷通孔 6 、 第 2 のフィ一ドチューブ揷通孔 1 4 に揷入し、 先端部を後述 する 3 のフィ ー ドチューブ揷 孔 1 6 に揷嵌する こ と ができる。

1 5 はポール弁体 1 3 に設けられた第 2 の洗浄流体通 路で 該洗浄流体通路 1 5 は、 ポ ―ル弁体 1 3 の中心位 置で第 2 のフィ ー ドチュ ブ揷通孔 1 4 と連通している。 また 第 2 の洗浄流体通路 1 5 は 中心線 O 2—〇 2と第

2 のフイ ー ドチュ一ブ揷通孔 1 4 とに直交した約半径分 の長さをもった有底穴と して形成されている。 即ち、 第

2 の洗浄流体通路 1 5 は 第 2 のフィ ドチュ—ブ揷通 孔 1 4 と T字状に交差するよう に半径方向に延びている。

また 、 第 2 の洗浄流体通路 1 5 は 、 第 1 の洗浄流体通 路 9 の下流側供給路 9 B と連通するための連通路 1 5 A をポ ―ル弁体 1 3 に有している この連通路 1 5 Aは、 図 1 2 に示す如く 、 ポール弁体 1 3 を洗浄位置に回転し たとさに、 第 1 の洗浄流体通路 9 の下流側供給路 9 B の 部をなす弁ケース 1 2 の流体通路 1 2 Hとほぼ同軸に 連通する位置に配置されている れによ り 、 連通路 1

5 Aは 、 第 1 の洗浄流体 M路 9 から供給される洗浄流体 を第 2 の洗浄流体通路 1 5 に勢いを保ったまま流入させ る とができる。

1 6 は弁ケース 1 2 の突出管 1 2 G内に設けられた第

3 のフイ ー ドチューブ揷通孔である 。 このフィ ー ドチュ

―ブ揷通孔 1 6 は、 図 5 に示すよう に、 第 1 のフィ ー ド チュ ―ブ揷通孔 6 と同軸 (軸線 〇 1 - - 0 1上） に配置され ている 。 そして、 第 3 のフィ ― チュ一プ揷通孔 1 6 は、 塗料力ー ト リ ッ ジ 3 0 のフィ ― ド、チユーブ 3 3 の先端が 液密に揷入される ものである

1 7 は弁ケース 1 2 の弁体収容穴 1 2 C の開口側に設 けられた円環状の弁座部材を示している。 この弁座部材

1 7 は、 第 1 の洗浄流体通路 9 から供給される洗浄流体 が第 1 のフィ — ドチューブ揷通孔 6 に流出するのを防止 する ものである また 弁座部材 1 7 は、 図 1 3 に示す 如く 、 刖部本体 4側に位置する金属材料等からなるべ一 ス部材 1 7 Aと、 該ベース部材 1 7 Aの前面に一体的に 固着され 、 例えば弾性を有する高分子樹脂材料を用いて シ― 状に形成されたシール部 1 7 B とによ り構成され ている そして、 弁座部材 1 7 は 、 第 1 の フィ一 ドチュ 一プ揷通孔 6 の周囲に配置され、 シール部 1 7 B の内周 側をポ一ル 7T体 1 3 の外周面に密着させて気液密にシー ルしている o

1 8 は本体部材 2 に設けられ通路切換機構 1 1 のァク チュェ ―夕をなすエアシリ ンダで 、 該エアシリ ンダ 1 8 は、 往復動する間にポール弁体 1 3 をほぼ 9 0度の角度 で回転動作するものである また 、 エアシリ ンダ 1 8 は、 図 7 、 図 8 に示すよう に 、 前部本体 4 のシリ ンダ収容穴

4 B に けられている。 また、 ェァシリ ンダ 1 8 は、 シ リ ンダ収容穴 4 B に揷嵌されたシリ ンダケ一ス 1 8 Aと、 該シ ンダケ —ス 1 8 A内に軸方向に摺動可能に揷嵌さ れたピス ン 1 8 B と、 基端側が該ピス ト ン 1 8 B に取 付けられ 、 先端側がシリ ンダケ一ス 1 8 Aカゝら突出して ボール弁体 1 3 のレパ一 1 3 C に接続された口ッ 1 8

、

C と 、 記ピス 卜 ン 1 8 B を介してロッ ド 1 8 C を縮小 側に付 するばね部材 1 8 D とによ り大略構成されてい 。

そして 、 ェァシリ ンダ 1 8 は、 常時は、 ばね部材 1 8

D によつて Π ッ ド、 1 8 Cが最縮小状態にあ り 、 図 1 1 に 示す う に 、 ポー レ弁 {本 1 3 は、 矢示 A方向に回転され て塗装位置にある。 一方 、 エア室 1 8 E にエアを供給し て口 ッ 1 8 C を伸長させたときには、 図 1 2 に示すよ う に、 ボール弁体 1 3 を矢示 B方向に回転して洗浄位置 にする こ とができる。

従って、 通路切換機構 1 1 は、 ハウジング 3 に塗料力 ー ト リ ッジ 3 0 を取付ける塗装作業時には、 エアシリ ン ダ 1 8 によってポール弁体 1 3 を矢示 A方向に回転し、 第 2 のフィ ー ドチューブ揷通孔 1 4 を第 1 のフィ ー ドチ ュ一ブ揷通孔 6 、 第 3 のフィ ー ドチューブ揷通孔 1 6 と 同軸に連通させる。 これによ り、 各フィ 一 ドチューブ揷 通孔 6 ， 1 4 , 1 6 に塗料カー ト リ ッジ 3 0 のフィ ー ド チューブ 3 3 を揷入する こ とができ、 Λウジング 3 に塗 料カー ト リ ッ ジ 3 0 を取付ける こ とができる。

次に、 塗装作業で後述の噴霧ノズル 2 2 に付着した塗 料を洗浄する洗净作業時には、 エアシリ ンダ 1 8 によつ てボール弁体 1 3 を矢示 B方向に回転し、 第 2 の洗诤流 体通路 1 5 を第 3 のフィ ー ドチューブ掙通孔 1 6 と同軸 に連通させる。 また、 第 2 の洗浄流体通路 1 5 の連通路 1 5 Aを、 第 1 の洗浄流体通路 9 の下流側供給路 9 B に ほぼ同軸に連通させる。 これによ り 、 各洗浄流体通路 9 ， 1 5 を通じて供給される洗浄流体を、 第 3 のフィ 一 ドチ ユーブ揷通孔 1 6 、 噴霧ノ ズル 2 2等に供給する こ とが できる。

1 9 は第 1 の洗浄流体通路 9 の途中に位置して前部本 体 4の切換弁収容穴 4 C に設けられた洗浄流体流路切換 弁を示している。 この洗浄流体流路切換弁 1 9 は、 上流 側供給路 9 Aから供給される洗净流体を、 下流側供給路 9 B側または排出路 9 C側に切換える ものである。 そし て、 洗浄流体流路切換弁 1 9 は、 切換弁収容穴 4 Cに揷 嵌された筒状ケ一ス 1 9 Aと、 該筒状ケース 1 9 A内に 軸方向に摺動可能に揷嵌されたスプール 1 9 B と、 該ス プール 1 9 Bをパイ ロ ッ トエア室 1 9 Cに向けて付勢す る弁ばね 1 9 D とによ り大略構成されている。

また、 洗浄流体流路切換弁 1 9 は、 噴霧ノズル 2 2 を 洗浄する場合、 パイ ロ ッ トエア室 1 9 Cにパイ ロ ッ トェ ァを供給し、 弁ばね 1 9 Dに抗してスプール 1 9 B を前 側に変位させる。 これによ り 、 洗浄流体流路切換弁 1 9 は 、 第 1 の洗浄流体通路 9 の上流側供給路 9 Aと下流側 供給路 9 B とを接続する ことができ、 洗浄液体と洗浄ェ ァを通路切換機構 1 1 を介して噴霧ノズル 2 2 に供給し 該噴霧ノズル 2 2 を洗浄する こ とができる

こ こで、 洗浄液体が水等の揮発性の低い液体である場 n 、 洗浄作業の時間内だけでは洗浄液体を除去 (乾燥） し切れない虞がある。 このよう に、 第 1 の洗浄流体通路

9 に洗浄液体が残留している と、 塗料に直接的に印加し た高電圧が残留した洗浄液体を伝ってァ一ス側にリーク してしまう。

そこで、 洗浄液体が水等の場合には、 噴霧ノズル 2 2 の洗浄終了後に、 洗浄流体流路切換弁 1 9 は、 パイ 口ッ トエアの供給を絶ち、 弁ばね 1 9 D によってスプール 1 9 B を後側に変位させる ことによ り 、 上流側供給路 9 A から供給される洗浄エアを排出路 9 C を介して廃液タン ク 1 0 側に流出させる。 これによ り 、 洗浄作業が終了し ても、 塗料カー ト リ ッジ 3 0 の取付け作業時、 塗装作業 時を利用して洗浄エアを第 1 の洗浄流体通路 9 内で流し 続ける こ とができ、 洗浄液体を確実に除去 （乾燥） する こ とができる。

2 0 は通路切換機構 1 1 と前部本体 4の外周側を覆う よう に設けられたカバー筒である。 このカバー筒 2 0 は、 前側が弁ケース 1 2 の大径筒部 1 2 Aに係合し、 後側が ノ、ゥジング 3 の筒部 3 Cの近傍に配置されている。 また、

2 1 は力パー筒 2 0 の後部外周を取囲むよう に設けられ た取付筒である の取付筒 2 1 は 、 八クンング 3 の筒 部 3 C に刻設されたねじ部 3 Eに螺着する しとによ り、 力バ一筒 2 0 と協働して通路切換機構 1 1 を前部本体 4 の通路切換機構取付部 4 Aに取付け 、 取外し可能に取付 ける こ とができる。 従つて 、 力パー筒 2 0 と取付筒 2 1 は 、 本発明において 、 体部材 2 に通路切換機構 1 1 を 着脱可能に取付ける力バ一の具体例を示している。

次に、 通路切換機構 1 1 の前側に取付けられた噴霧手 段と してのエア霧化型の噴霧ノズル 2 2 について説明す る

2 2 は通路切 1 1 の前側に取付けられた噴霧手 としてのェァ 化型の噴霧ノ ズルを示している。 この 霧ノ ズル 2 2 は を霧化しつつ 所望の噴霧パ夕 ンで 出する ちの る。 そして ノズル 2 2 は、 料を 出する後述

料ノ ズル 2 3 と 料ノズル

2 33 かか ら噴出された塗料を霧化する霧化 Xァを噴出する エァアノノズル 2 4 とによって構成されている

2 3 は通路切換機 1 1 の弁ケース 1 2 の 側に取付 けられた塗料ノズル ある。 この塗料ノズル 2 3 は、 後 述の塗料カー 卜 リ ッ

3 0から供給される 料を噴出す る ものである また 料ノズル 2 3 は 端側が弁ケ ース 1 2 の内ねじ筒 F に螺着された 筒状の塗料 ノズル本体 2 3 Aと 塗料ノズル本体 2

A内の後側 に位置して弁ケ一ス 1 2 の突出管 1 2 Gが 入される突 出管収容穴 2 3 B と 、 刖記塗料ノ ズル本体 2 3 Aの前側 に形成され、 前記突出管収容穴 2 3 B に吐出された塗料 を噴出する塗料噴出孔 2 3 C とによ り構成されている。 2 4 は塗料ノズル 2 3 を覆う よう に通路切換機構 1 1 の弁ケース 1 2 の前側に取付けられた Xァノズルである。 このエアノズル 2 4 は、 塗料ノ ズル 2 3 の塗料噴出孔 2

3 Cカゝら噴出された塗料を霧化する霧化エアと 、 パター ン形成する タ —ンエアとを噴出するものであ よ 1 、 エアノズル 2 4 は、 後述のリ テーナリ ング 2 5 を介して 弁ケース 1 2 の小径筒部 1 2 B に取付け 、 取外し可能に 取付けられている。

そして ェァノ ズル 2 4は 塗料ノ ズル本体 2 3 Aの 外周側と 側を覆う有蓋筒状に形成され、 リ テーナリ ン グ 2 5 を介して通路切換機構 1 1 の弁ケース 1 2 に取付 けられたェァノズル本体 2 4 A と 、 該エアノズル本体 2

4 Aの前面中央に開口 し 塗料ノズル 2 3 の塗料噴出孔

2 3 Cが突出する中央開 □ 2 4 B と、 目【j elエアノズル本 体 2 4 Aの前側に位置して径方向の対称位置に突設され た 2本のホーン部 2 4 C と、 前記エアノズル本体 2 4 A の前面に中央開口 2 4 B を取囲んで穿設された複数個の 霧化エア噴出孔 2 4 D と、 該各霧化エア噴出孔 2 4 Dよ り ち径方向の外側に位置して前記各ホーン部 2 4 B に対 向するよう に斜めに穿設された複数個の 夕 ―ンエア噴 出孔 2 4 E とによ り構成されている。

で 、 エアノズル 2 4は、 中央開 P 2 4 Bおよび各 霧化ェァ噴出孔 2 4 Dか ら霧化エアを噴出する よ り 、 塗料ノズル 2 3 の塗料噴出孔 2 3 C力 ら噴出された 塗料を霧化する。 これと に、 霧化した塗料に向けて各 パ夕 ンエア噴出孔 2 4 Eからパターンエアを吹付ける こ とによ り 、 塗料の噴霧パターンを精円形等に成形する ものである。

また 2 5 はエアノズル 2 4 の外周側に設けられたリ テ ナリ ングでめる しのリ 丁 ナ U ング 2 5 は、 ェァ ノズノレ 2| ^体 2 4 Aの外周に係 n した状態で 、 弁ケ ス 1

2 の小径筒部 1 2 Bの外周に刻設されたねじ部 1 2 Eに 螺着する こ とによ り 、 ェァノズル 2 4 を弁ケ ス 1 2 の 前側に着脱可能に取付けるものでめる

2 6 はエアノ ズル 2 4 の各霧化 Xァ噴出孔 2 4 Dに接 して設けられた霧化工ァ通路である し の霧化 Xァ通 路 2 6 は、 後述の霧化工ァ弁 4 0 を介して霧化工ァ源 3

9 に ¾ ?i¾ している た、 2 7 はェァノズル 2 4の各 パ夕ーンエア噴出孔 2 4 Ε に接 hiして設けられたパ夕 ― ンェァ通路である このパ夕 ン Xァ通路 2 7 は 、 後述 のパターンェァ弁 4 2 を介して 夕 ンェァ源 4 1 に接 fee aれている

2 8 は八ゥジング 3 のホルダ部 3 Aに設けられた高 圧発生器を示してい ό この高 圧発生器 2 8 は 、 例え ばコ ッ クク Πフ 卜回路によつて構成され、 電源装置 (図 示せず） か ら供給される電圧を例えば 3 0 1 5 0 k Vに昇圧する のである そして 、 高電圧発生器 2 8 の出力側は例えば前部本体 4 に電気的に接 feeされ 、 れ によ り高電圧発生 2 8 は、 刖部 体 4から通路切換機 構 1 1 等を介して ψ料に高電圧を直接的に印加するもの である。

2 9 は八ゥジング 3 に設けられ、 制御ェァ源 （図示せ ず） に ¾: れた複数本のェァ通路を示している。 これ らの Xァ通路 2 9 は エアシ U ンダ 1 8 洗浄流体流路 切換弁 1 9 塗料弁 3 6 を駆動するパィ 口 ッ トエア等を 供給する ものである しかし 本実施の形態では、 代表 的に 1 本のェァ通路 2 9 のみを図示している

次に 、 本体部材 2 に取付け 取外し可能に取付けられ る塗料カー ト リ ッジ 3 0 について、 図 4等を参照して説 明する。

3 0 は本体部材 2 のカー ト リ ッジ取付部 5 に着脱可能 に取付けられる塗料カー ト リ ッジ （図 1参照） を示して いる。 この塗料カー ト リ ッジ 3 0 は、 a色， b色， … n 色の塗料に対応するよう に複数個用意されている。 また、 塗料カー ト リ ッジ 3 0 は、 後述する塗料充填装置 4 4 の 充填台 4 6 から選択的に用い られる ものである。 そして、 塗料カー ト リ ッジ 3 0 は、 図 4 に示す如く 、 後述する夕 ンク部 3 1 、 ピス ト ン 3 2 、 フィ ー ドチューブ 3 3 、 塗 料弁 3 6等によって大略構成されている。

3 1 は塗料カー ト リ ッジ 3 0 のタンク部で、 該タンク 部 3 1 は、 軸方向の両端が閉塞された円筒状の容器とし て形成されている。 また、 タンク部 3 1 内には 、 ビス 卜 ン 3 2 が軸方向に変位可能に揷嵌されている このピス 卜 ン 3 2 は、 タンク部 3 1 内を前側の塗料収容室 3 1 A と後側の押出し液体収容室 3 1 B とに画成している。

また 、 夕 ンク部 3 1 の後端側には 、 交換作業を行う と きに把持する把持突起 3 1 Cが設けられている 一 、 タンク部 3 1 の前側には、 後述するフィ ー ドチユーブ 3

3 の塗料供給路 3 3 Aを塗料収容室 3 1 Aに 通する塗 料通路 3 1 Dが設けられている。 さ ら に、 タンク部 3 1 の前側には、 後述の急速継手 3 5 を取付けるための継手 取付穴 3 1 Eが設けられている。

3 3 はタンク部 3 1 の前側に軸方向に延ぴて設けられ たフィ ー ドチュ一ブである。 このフイ ー ドチュ —ブ 3 3 は、 タ ンク部 3 1 の塗料収容室 3 1 Aに充填された塗料 を塗料ノズル 2 3 に向けて吐出する ものである よ？こ、 フィ ー ドチューブ 3 3 内は、 塗料収容室 3 1 Aに連通す る塗料供給路 3 3 Aとな り 、 その先端側には、 図 5 に示 すよう に縮径して弁座部 3 3 Bが設けられている 。 さ ら に、 フイ ー ドチューブ 3 3 の先端部は、 小径な吐出口 3

3 C となっている。

そして、 フィ ー ドチューブ 3 3 は、 図 5 、 図 Ί に示す 如く 、 通路切換機構 1 1 のポール弁体 1 3 が塗装位置に 切換え られた状態で、 第 1 のフィ ー ドチューブ揷通孑し 6、 第 2 のフィー ドチューブ揷通孔 1 4 に揷通され、 先端の 吐出口 3 3 Cが第 3 のフィ ー ドチューブ揷通孔 1 6 内に 液密に揷入されるよう になっている。

3 4 は押出し液体収容室 3 1 B に連通してタ ンク部 3

1 に設けられたカー ト リ ッジ側押出し液体通路である （ 図 2 、 図 4参照）。 この押出 し液体通路 3 4 は、 本体部 材 2 の力一 ト リ ッ ジ取付部 5 に塗料力一 卜 リ ッジ 3 0 を 嵌合したときに、 ハウジング側押出し液体通路 7 と連通 する また、 押出し液体通路 3 4 は、 充填台 4 6 に塗料 力一 h リ ッジ 3 0 を嵌合したときに、 充填台側押出し液 体通路 (図示せず） と連通する ものである

3 5 はカー ト リ ツジ側押出し液体通路 3 4 の開口端に 位置してタンク部 3 1 の継手取付穴 3 1 E内に設けられ た逆止め弁付きの急速継手である。 この 速継手 3 5 は、 装置 1 の本体部材 2 または塗料充填装置 4 4 の充填 台 4 6 に取付けたときに開弁する。 一方 、 本体部材 2、 充填台 4 6 か ら取外したときには、 閉弁してカー 卜 U ッ ジ側押出し液体通路 3 4から押出し液体が流出するのを 防止する。

3 6 はタンク部 3 1 の前側部位に設けられた塗料弁で ある。 この塗料弁 3 6 は、 フィ ー ドチューブ 3 3 から塗 料ノズル 2 3 に向けて供給される塗料の供給、 遮断制御 を行う ものである。 そして、 塗料弁 3 6 は、 軸方向に変 位可能なピス ト ン 3 6 Aと、 該ピス ト ン 3 6 Aからフィ — ドチューブ 3 3 の塗料供給路 3 3 A内を延び、 先端が 弁座部 3 3 B に離着座する弁体 3 6 B とを含んで構成さ れている。

次に、 塗装装置 1 の外部に設けられた洗浄流体を供給 するための構成について、 図 6 を参照して説明する。

3 7 は洗浄流体を供給する洗浄流体源装置である。 こ の洗浄流体源装置 3 7 は、 洗浄エアを供給する洗浄エア 源 3 7 A r と、 洗浄液体 （水等） を供給する洗浄液体源 3 7 L Q とによ り構成されている。 また、 洗浄流体源装 置 3 7 は、 後述の洗浄流体選択弁 3 8 を介して塗装装置 1 に設けられた第 1 の洗浄流体通路 9 の上流側供給路 9 Aに接続されている。

3 8 は洗浄流体源装置 3 7 と洗浄流体流路切換弁 1 9 に接続して設けられた洗浄流体選択弁である。 この洗浄 流体選択弁 3 8 は、 例えば 2個の開閉弁等によ り構成さ れている。 また、 洗浄流体選択弁 3 8 は、 洗浄流体源装 置 3 7 の洗浄エア源 3 7 A r と洗浄液体源 3 7 L Q に接 続されている。 そして、 洗浄流体選択弁 3 8 は、 噴霧ノ ズル 2 2 に残留した前色塗料を洗浄する ときに、 洗浄ェ ァと洗浄液体とを交互に供給するものである。

3 9 は霧化エアを供給する霧化エア源で、 この霧化工 ァ源 3 9 は、 霧化エア弁 4 0 を介して塗装装置 1 の霧化 エア通路 2 6 に接続されている。 また、 4 1 はパターン エアを供給するパターンエア源で、 このパターンエア源 4 1 は、 ノ、 °夕一ンエア弁 4 2 を介して塗装装置 1 のパタ —ンエア通路 2 7 に接続されている。

なお、 4 3 は塗装装置 1 を自在に移動する塗装用ロボ ッ ト （図 1 参照） で、 該塗装用口ポッ ト 4 3 は、 取付べ ース 4 3 Aと、 該取付ベース 4 3 A上に回転可能かつ揺 動可能に設けられた垂直アーム 4 3 B と、 該垂直アーム 4 3 Bの先端に揺動可能に設けられた水平アーム 4 3 C と、 該水平ァ一ム 4 3 Cの先端に設けられた手首 4 3 D とによ り大略構成されている。 そして、 前記手首 4 3 D には、 塗装装置 1 の本体部材 2 を構成するハウジング 3 のホルダ部 3 Aが取付けられている。

4 4 は塗装用ロポッ ト 4 3 の動作範囲に配設された塗 料充填装置である。 この塗料充填装置 4 4 は、 a色， b 色， 色の塗料をそれぞれの塗料カー ト リ ッ ジ 3 0 に 充填する ものである。 そして、 塗料充填装置 4 4 は、 架 台 4 5 に各色毎の充填台 4 6 を備え、 該各充填台 4 6 に は、 それぞれに対応する塗料カー ト リ ッジ 3 0 が取付け、 取外し可能に取付けられる。

第 1 の実施の形態によるエア霧化型塗装装置 1 は、 上 述の如き構成を有するもので、 次に、 塗装装置 1 による 塗装作業、 洗浄作業を含む工程について、 図 1 4 に示す タイムチヤ一 トを参照しつつ、 詳細に説明する。

まず、 塗装装置 1 によって塗装作業を行っている状態 では、 塗装装置 1 の本体部材 2 に塗料カー ト リ ッジ 3 0 を取付けている。 このため、 通路切換機構 1 1 は、 図 5 、 図 7 、 図 9 、 図 1 1 に示すよう に、 第 2 のフィ ー ドチュ ーブ揷通孔 1 4 にフィ ー ドチューブ 3 3 を揷入できるよ う に、 そのボール弁体 1 3 を塗装位置に切換えている。 また、 塗装作業時には、 塗料カー ト リ ッ ジ 3 0 の塗料 弁 3 6 を開弁し、 フィ ー ドチューブ 3 3 か ら噴霧ノ ズル 2 2 の塗料ノズル 2 3 を介して噴出する。 このときに、 霧化エア弁 4 0 を開弁し、 エアノズル 2 4 の各霧化エア 噴出孔 2 4 Dから霧化エアを噴出し、 塗料を霧化する。 また、 パ夕一ンェァ弁 4 2 を開弁し 、 エアノズル 2 4 の 各パタ ンエア噴出孔 2 4 Eから 夕 —ンェァを噴出し 霧化した塗料を所望の噴霧パ夕一ンに成形する。

さ ら に 、 噴霧する塗料には高 圧発生器 2 8 によって 高電圧を印加している。 この場 O 、 塗料力一 b U ッ ン 3

0 を用いている こ とによ り塗料配管等は不要にする こ と ができ 、 高電圧発生器 2 8 から前部本体 4 に印加される 高電圧は 、 アース電位に対して絶縁させた状 (浮かせ た状態 ) にある。 従って、 本体部材 2 の前部本体 4力 ^ ら 第 1 の洗浄流体通路 9 、 霧化ェァ通路 2 6、 パ夕 —ンェ ァ通路 2 7 等を介してァースに 絡しない限 Ό、 高電圧 がァ一ス側にする ことはない o

そして 、 塗装作業が終了した ら 、 塗料カー 卜 U ッ ジ 3 0 の取外し作業に移り、 この塗料カー ト リ ッジ 3 0 の取 外し作業では、 ハウジング 3 のカー ト リ ッジ取付部 5 か ら使用済みの塗料力一 ト リ ッジ 3 0 を引き抜いて取外す。 次に、 ハウジング 3から塗料カー ト リ ッ ジ 3 0 を取外 した ら噴霧ノズル 2 2 に付着した前色塗料を洗浄する。 この洗浄作業について説明する。

まず、 噴霧ノズル 2 2 に洗浄流体を供給する ときには、 通路切換機構 1 1 は、 図 8 、 図 1 0 、 図 1 2 に示すよう に、 エアシリ ンダ 1 8 によってポール弁体 1 3 を矢示 B 方向に回転して洗浄位置に切換える。 このポール弁体 1 3 の洗浄位置では、 第 1 の洗浄流体通路 9 を通じて供給 させる洗浄流体を、 噴霧ノズル 2 2側に供給できるよ う に、 第 2 の洗浄流体通路 1 5 を第 1 の洗浄流体通路 9 と 第 3 のフィ ー ドチューブ揷通孔 1 6 とに連通させる。 ま た、 洗浄流体流路切換弁 1 9 を切換え、 第 1 の洗挣流体 通路 9 の上流側供給路 9 Aを下流側供給路 9 Bに接続す る。

また、 霧化エア弁 4 0 とパ夕ーンエア弁 4 2 を開弁し 霧化エアとパターンェァを噴出する。 この状 で 、 洗浄 流体選択弁 3 8 を切換え 、 敢初に洗浄ェァを供給する によ り 、 洗浄ェァは、 第 1 の洗浄流体通路 9 の上 流側供給路 9 A、 下流側供給路 9 B、 第 2 の洗浄流体通 路 1 5 、 第 3 のフィ ー チュ ブ揷通孔 1 6 を通して噴 霧ノズル 2 2 に供給でさる の結果、 洗浄ェァによ て、 第 3 のフィ ー ドチュ ブ揷通孔 1 6 料ノズル 2

3 の塗料噴出孔 2 3 C等の付着部位に残つている前色塗 料を押出して排出する とがで る。 /½0いて 、 刖記付着 部位に洗浄液体を供給する ことによ り 、 付着した塗料を 洗浄する こ とができる そして 、 洗浄ェァの供給と洗浄 液体の供給とを数回繰返して行う

で、 ボール弁体 1 3 を洗浄位置に切換えたとぎに は 、 弁座部材 1 7 によって第 1 のフィ — ドチューブ揷通 孔 6 と弁ケース 1 2 の弁体収容穴 1 2 C との間を遮断す る こ とができる。 これによ り 、 第 1 の洗浄流体通路 9 か ら供給される洗浄エア、 洗浄液体は 第 1 のフィ ー ドチ ュ ブ揷通孔 6 側に流出する こ となぐ 、 その全量を噴霧 ノズル 2 2 側に供給する こ とがで 効率よく塗料を洗 浄する こ とができる。

また 、 本体部材 2 から塗料カー h U ッジ 3 0 を取外し たときには、 フィ ー ドチューブ 3 3 一緒に取外されて いる このため、 前色塗料が付着している部分は 、 噴霧 ノ ズル 2 2 だけとなる。 これによ り 洗浄作業を行う場

O には 、 噴霧ノズル 2 2 だけを洗浄すればよく 、 短い時 間 、 少ない洗浄流体で確実に洗浄する こ とができる。 そして、 噴霧ノズル 2 2 の洗浄作業が終了したら、 第 1 の洗浄流体通路 9 の上流側供給路 9 Aに残留した水、 シンナ等の洗浄液体を除去する。 この洗浄液体除去作業 では、 洗浄流体選択弁 3 8 を切換える こ とによって第 1 の洗浄流体通路 9 の上流側供給路 9 Aを排出路 9 Cに接 続し、 この状態で洗浄エアを供給する。 これによ り、 残 留した洗浄液体を伝って高電圧がリークするのを防止し ている。

なお、 洗浄液体が水等の揮発性の低い液体である場合、 洗浄作業の時間内だけでは洗浄液体を除去 （乾燥） し切 れない場合がある。 そこで、 洗浄液体が水等の場合には、 洗浄作業が終了し、 カー ト リ ッジ取付け作業、 塗装作業 に移った後も、 第 1 の洗浄流体通路 9 の上流側供給路 9 Aから排出路 9 Cに洗浄エアを流し続ける こ とによ り、 洗浄液体を確実に除去 （乾燥） する こ とができる。

次に、 洗浄作業が終了したら、 次色の塗料カー ト リ ツ ジ 3 0 の取付け作業に移る。 この塗料カー ト リ ッジ 3 0 の取付け作業では、 第 2 のフィ ー ドチューブ挿通孔 1 4 にフィ ー ドチューブ 3 3 を揷入できるよう に、 通路切換 機構 1 1 のポール弁体 1 3 を塗装位置に切換えている。 その後に、 塗料カー ト リ ッジ 3 0 のフィ ー ドチューブ 3 3 を第 1 のフィ ー ドチューブ揷通孔 6 、 第 2 のフィー ド チューブ揷通孔 1 4、 第 3 のフィ ー ドチューブ揷通孔 1 6 の順で揷入し、 タ ンク部 3 1 を本体部材 2 の力一 ト リ ッジ取付部 5 に取付ける。 これによ り 、 次色の塗料カー ト リ ッ ジ 3 0 を本体部材 2 に取付ける こ とができる。

次に、 塗料カー ト リ ッ ジ 3 0 の取付け作業が終了した ら、 塗装作業に移って、' 前述した塗装作業と同様の動作 (操作） を行う こ とによ り、 被塗物に塗装を施すことが できる。

以上のよう に、 第 1 の実施の形態によれば、 第 1 のフ イ ー ドチュ一ブ揷通孔 6 に同軸に連通する第 2 のフィ 一 ドチューブ揷通孔 1 4 と第 1 の洗浄流体通路 9 に連通す る第 2 の洗浄流体通路 1 5 とを有し、 これらが選択的に 切換え られる通路切換機構 1 1 を本体部材 2 の刖部本体

4 に取付ける構成とした 従つて、 通路切換機構 1 1 の ポール弁体 1 3 を洗浄位置に切換える こ とによ Ό 、 噴霧 ノズル 2 2 に付着した刖色 料を短時間に 、 か 確実に 洗浄、 除去する ことがで る また、 通路切換機構 1 1 のポール弁体 1 3 を塗装位置に切換える こ とによ り 、 本 体部材 2 に塗料カー ト U V ン 3 0 を取付ける こ とができ る。

こ の ロ ¾ 二ァ霧化型の噴霧ノ ズル 2 2 が設けられた エア霧化型塗装装置 1 に対し 交換式の塗料力 ―卜 U ッ ジ 3 0 を取付けて塗装を行う とができる。 これによ り 、 色替作業、 洗浄作業等の作業効率、 塗装仕上り を良好に する こ とができる

また 、 塗料力 ―卜 U ッジ 3 0 を用いた塗料の供給方式 を適用する こ とによ り、 洗浄作業を行う ときには 、 塗料 通路となるフィ ドチュ ブ 3 3 を取外すこ とができ、 洗浄する対象を噴霧ノズル 2 2 だけとする こ とができる。 これによ り 、 洗浄時間の短縮 洗浄流体の使用 の削減 等を図る こ とがで る。

また 、 塗料力 ―卜 U ッ ジ 3 0 を用いた場合、 塗料に直 接的に印加した高電圧が塗料配管を伝ってリ 一クする こ とがない力ゝら、 高電圧発生器 2 8 を用いて噴霧ノズル 2

2 から噴出する塗料に直接的に高電圧を印加する 、 直接 帯電方式とする とができる この結果、 エア 化型の 噴霧ノ ズル 2 2 を備えた塗装装置 1 でも、 噴霧ノズル 2 2か ら噴霧した全ての塗料粒子に高電圧を安定して印加 する こ とができ、 塗料の塗着効率、 塗装仕上り を良好に する こ とができる。

一方、 通路切換機構 1 1 は、 エアシリ ンダ 1 8 によ り ポール弁体 1 3 を回転する こ とによって、 ポール弁体 1 3 を塗装位置と洗浄位置とに容易に切換える ことができ る。 これによ り 、 塗装作業では、 第 1 のフィ ー ドチュー ブ揷通孔 6 に第 2 のフィ ー ドチューブ掙通孔 1 4 を簡単 に連通する こ とができる。 また、 洗浄作業では、 第 1 の フィ ー ドチューブ揷通孔 6 と第 2 のフィ ー ドチューブ揷 通孔 1 4 とを遮断して、 第 1 の洗浄流体通路 9 に第 2 の 洗浄流体通路 1 5 を簡単に連通する こ とができる。

また、 ポール弁体 1 3 を回転操作するエアシリ ンダ 1 8 は、 本体部材 2 をなす前部本体 4 に取付ける構成とし ているから、 広い設置スペースに余裕をもって配置する こ とができる。

一方、 通路切換機構 1 1 の弁ケース 1 2 には、 ポール 弁体 1 3 の外周をシールする弁座部材 1 7 を設ける構成 としている。 従って、 第 1 の洗浄流体通路 9から供給さ れる洗浄流体が第 1 のフィ ー ドチューブ揷通孔 6 に流出 するのを確実に防止でき、 全ての洗浄流体を噴霧ノズル 2 2 側に供給する ことができ、 洗浄時間の短縮等を図る こ とができる。

また、 第 1 の洗浄流体通路 9 の途中には洗浄流体流路 切換弁 1 9 を設ける構成としている。 従って、 噴霧ノズ ル 2 2 を洗浄する場合、 洗浄流体流路切換弁 1 9 は、 洗 浄流体源装置 3 7 から供給される洗浄流体が通路切換機 構 1 1 側に流れるよう に流路を切換える。 これによ り 、 洗浄流体を通路切換機構 1 1 を介して噴霧ノズル 2 2 に 供給でき、 該噴霧ノズル 2 2 を洗浄する こ とができる。

しかも、 洗浄作業の後には、 洗浄流体流路切換弁 1 9 は、 洗浄エアが廃液タンク 1 0 側に流れるよ う に流路を 切換える。 これによ り、 洗浄作業が終了しても、 カー ト リ ッジの取付け作業、 涂 作業が行われている間でも 、 洗浄エアを洗浄流体通路 9 内に流し続ける こ とができ 、 洗浄液体を確実に除去 (乾燥） する こ とができる れ によ り 、 エア霧化型塗装装置でも直接帯電方式を採用す る こ とができ、 塗料の塗着効率 、 塗装仕上り を良好にす る こ とができる。

さ ら に 、 通路切換機構 1 1 は 、 カバー筒 2 0 と取付筒

2 1 カゝらなるカバーを用いて、 ハゥジング 3 に着脱可能 に取付ける構成と している れによ り 、 通路切換機構

1 1 は、 カバ一筒 2 0等によ り覆い隠して保護する こと ができる 。 また、 通路切換機構 1 1 は、 この力パー筒 2

0 、 取付筒 2 1 を利用 して本体部材 2 に取付ける ことが でき、 少ない部品点数 、 作業て数で交換する ことがで含 る。

次に 、 図 1 5 は本発明の第 2 の実施の形 SB. ¾ 7Kしてい る 本実施の形態の特徴は 、 洗浄流体流路切換弁を廃止 する構成としたこ とに doる なお 、 第 2 の実施の形能で は 、 刖述した第 1 の実施の形能と jpj一の構成要素に同一 の符号を付し 、 その説明を 略する ものとする。

図 1 5 において、 5 1 は第 2 の実施の形態によるェァ 霧化型塗装装置 （以下 、 塗装 tt i 5 1 とい 5 ) を示して いる この塗装装置 5 1 は、 第 1 の実施の形態による洗 浄流体流路切換弁 1 9が廃止され 、 1 本の通路からなる 第 1 の洗浄流体通路 5 2 を備え 、 該洗浄流体通路 5 2 に て洗浄 体選択弁 3 8 と通路切換機構 1 1 との間を 接 iする構成としている 占 第 1 の塗装装置 1 と相 している。

か < して のよう に構成された第 2 の実施の形能に おいて 刖述した第 1 の実施の形態とほぼ |pf の作用 効果を

とができる 。 特に 、 苇 2 の実施の形 によ れぱ、 洗浄流体流路切 fe¾弁を廃止した分だけ構成を簡略 化する こ とができる そして、 第 2 の実施の形態は 例 えば短時間で乾燥するシンナ等の溶剤、 高抵抗値をち た溶剤等を洗浄液体と して用いる場合に適している

なお、 第 1 の実施の形態では 通路切換機構 1 1 のポ ル弁体 1 3 を回転するァクチュェ —夕と して、 ァシ リ ンダ 1 8 を設けた場合を例に挙げて説明した。 しかし、 本発明はこれに限るものではな < 例えばエアモ 夕等 の他のァクチユエ一タを用いてボ ル弁体 1 3 を回転す る構成としてもよい この構成は 第 2 の実施の形態に も同様に適用する こ とができる のである。

また、 第 1 の実施の形態では 通路切換機構 1 1 の弁 体として、 球体状のボ ル弁体 1 3 を用いた場合を例に 挙げて説明した。 しかし、 本発明はこれに限らず 例え ば円柱状を した回転弁体 -タ • リ バルブ）、 往復動式 のスプール弁体等を用いる構成としてもよい この構成 は 第 2 の実施の形 にも 様に適用する とができる のである

さ ら に、 第 1 の実施の形 では 高電圧発生器 2 8 に て噴霧ノ ズル 2 2 か ら噴出する塗料に直接的に高電 圧を印加する直接帯電方式とした場合を例に挙げて説明 した 。 しかし、 本発明はこれに限らず 外部電極を用い た間接帯電方式と して ¾よ < 、 さ らに高電圧 生器を廃 止する構成としてもよい。 この構成は、 第 2 の実施の形 態にも同様に適用する ことができるものである。

Claims

請 求 の 範 囲

1 . 後側にカー ト リ ッジ取付部 （ 5 ) が設けられる と 共に前側に通路切換手段取付部 （ 4 A ) が設けられ、 前 記カー ト リ ッジ取付部 （ 5 ) から通路切換手段取付部 （ 4 A ) に向けて第 1 のフィ ー ドチューブ揷通孔 （ 6 ) が 形成された本体部材 （ 2 ) と、

塗料を洗浄する洗浄流体を供給するために前記本体部 材 （ 2 ) に形成された第 1 の洗浄流体通路 （ 9 , 5 2 ) と、

前記本体部材 （ 2 ) の通路切換手段取付部 （ 4 A ) に 取付けられ、 前記第 1 の フィ一ドチユーブ揷通孔 ( 6 ) に同軸に連通する第 2 のフィ一ドチユーブ揷通孔 ( 1 4

) と前記第 1 の洗浄流体通路 ( 9， 5 2 ) に連通する第

2 の洗浄流体通路 （ 1 5 ) とを有し 、 これら第 2 の フ ィ ー ドチュ ―ブ揷通孔 （ 1 4 ) と第 2 の洗浄流体通路 （ 1

5 ) とが選択的に切換え られる通路切換手段 （ 1 1 ) と、 該通路切換手段 （ 1 1 ) の刖、 側に取付けられ 、 塗料を 噴出する塗料ノズル （ 2 3 ) と該塗料ノズル （ 2 3 ) か ら噴出された塗料を霧化する霧化工ァを噴出するエアノ ズル ( 2 4 ) とによって構成されたエア霧化型の噴霧手 段 （ 2 2 ) と、

塗料を貯えるタンク部 （ 3 1 ) と該タンク部 ( 3 1 ) から前方に向けて突設されたフィ ― ドチューブ ( 3 3 ) とによ り構成され、 該フィ一ドヽチュ —ブ （ 3 3 ) が前記 第 1 の フ イ ー ドチューブ揷通孔 ( 6 ) から第 2 の フ ィ ー ドチュ一ブ揷通孔 （ 1 4 ) に揷通されると共に夕ンク部

( 3 1 ) がカー ト リ ッジ取付部 ( 5 ) に取付けられる塗 料カー h リ ッジ （ 3 0 ) とから構成してなるェァ霧化型 塗装装置。

2 • 前記通路切換手段 ( 1 1 ) は、 刖 gd本体部材 （ 2

) の通路切換手段取付部 ( 4 A) に取付けられる弁ケー ス ( 1 2 ) と、 該弁ケ ―ス ( 1 2 ) に回転可能に設けら れ前記第 2 の フ ィ一ドチュ一ブ揷通孔 （ 1 4 ) と B【J記第

2 の洗浄流体通路 ( 1 5 ) とが形成された弁体 （ 1 3 ) と 、 該弁体 （ 1 3 ) を回転動作させるァクチユエ一夕 （

1 8 ) とによ り構成してなる Bff求項 1 に記 のエア霧化 型塗装装置。

3 . 前記通路切換手段 （ 1 1 ) の弁体 （ 1 3 ) は球形 状のポール弁体と して形成し、 該弁体 ( 1 3 ) には直径 方向に貫通した前記第 2 のフ ィ ー ドチューブ揷通孔 （ 1

4 ) と半径方向に延びた前記第 2 の洗浄流体通路 （ 1 5 ) とを T字状に交差して設ける構成と してなる請求項 2 に記載のエア霧化型塗装装置。

4. 前記通路切換手段 （ 1 1 ) のァクチュエー夕 （ 1

8 ) は、 前記本体部材 （ 2 ) に取付けられ 、 前記弁体 (

1 3 ) に設けられた弁軸 （ 1 3 A) を回転する構成とし てなる請求項 2 に記載のエア霧化型塗装装置

5 . 前記通路切換手段 （ 1 1 ) の弁ケース ( 1 2 ) に は、 前記第 1 の洗浄流体通路 ( 9， 5 2 ) から供給され る洗浄流体が前記第 1 の フィ一ドチユーブ揷通孔 （ 6 ) に流出する のを防止するために 、 刖記弁体 ( 1 3 ) の外 周をシールする弁座部材 （ 1 7 ) を設ける構成としてな る請求項 2 に記載のエア霧化型 g装置。

6 . 前記第 1 の洗浄流体通路 ( 9 ) の途中には、 洗浄 流体供給源 （ 3 7 ) から供給される洗浄流体を刖記通路 切換手段 （ 1 1 ) 側の流路 （ 9 B， 1 2 H ) と外部の廃 液タンク （ 1 0 ) 側の 路 ( 9 C ) とに切換える洗浄流 体流路切換弁 （ 1 9 ) を設ける構成としてなる請求項 1 に記載のエア霧化型塗装装 Λ

7 . 前記通路切換手段 ( 1 1 ) の外周側を覆うカバ一

( 2 0 , 2 1 ) を設け 刖記通路切換手段 （ 1 1 ) は該 力パー ( 2 0 , 2 1 ) を用いて前記本体部材 （ 2 ) の通 路切換手段取付部 （ 4 A ) に着脱可能に取付ける構成と してなる請求項 1 に記載のエア霧化型塗装装置。

8 . 前記通路切換手段 ( 1 1 ) の弁ケース （ 1 2 ) に は、 前記本体部材 （ 2 ) の第 1 のフィ 一 ドチューブ揷通 孔 （ 6 ) と同軸に配置され前記フィ ー ドチューブ （ 3 3

) の先端が揷入される第 3 のフィ ー ドチュ一ブ揷通孔 （

1 6 ) を備えた突出管 ( 1 2 G) を設け、

前記噴霧手段 （ 2 2 ) を構成する前記塗料ノズル （ 2

3 ) は、 前記通路切換手段 ( 1 1 ) の前側に取付けられ た塗料ノズル本体 （ 2 3 A ) と、 該塗料ノズル本体 ( 2

3 A ) の後側に位置して m記突出管 （ 1 2 G ) が挿入さ れる突出管収容穴 （ 2 3 B ) と、 前記塗料ノズル本体 （

2 3 A ) の前側に形成され前記突出管 （ 1 2 G) に吐出 された塗料を噴出する 料噴出孔 （ 2 3 C ) とによ り構 成し、

前記エアノズル （ 2 4 ) は、 前記塗料ノズル本体 （ 2

3 A ) の外周側に配置されリ テ一ナリ ング ( 2 5 ) を介 して前記通路切換手段 ( 1 1 ) に取付けられるエアノズ ル本体 （ 2 4 A ) と 該 ァノズル本体 （ 2 4 A ) に前 記塗料ノズル本体 （ 2 3 A ) の塗料噴出孔 （ 2 3 C ) を 取囲んで穿設された霧化 Xァ噴出孔 （ 2 4 D ) と、 該霧 化エア噴出孔 （ 2 4 D ) よ り も径方向の外側で対向して 設けられたホーン部 ( 2 4 C ) に穿設されたパターンェ ァ噴出孔 （ 2 4 E ) とによ り構成してなる請求項 2 に記 載のエア霧化型塗装装置。