WO2007043451A1 - ホログラム記録再生システム - Google Patents
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Abstract
参照光及び信号光の光学干渉パターンを回折格子として内部に保存する記録媒体へ情報を記録又は再生するホログラム記録再生システムにおいて、可干渉性光束を発生する光源と、光軸上に配置されかつ、可干渉性光束の横断面における光軸周りに回反対称な信号光領域及び参照光領域を備えかつ、可干渉性光束を、信号光領域及び参照光領域にてそれぞれ伝搬する信号光及び参照光へ、空間的に分離する光生成部と、光軸上に配置されかつ、参照光及び信号光をそれぞれ通過させるための信号光領域及び参照光領域と一致する光軸周りに回反対称な信号光領域及び参照光領域を備えかつ、参照光及び信号光を互いに光軸上の異なる焦点に集光させて、参照光及び信号光を干渉させる光干渉部と、少なくとも異なる焦点の間に位置するホログラム記録層を有する記録媒体と、光軸上に配置されかつ参照光がホログラム記録層に照射された際にホログラム記録層から対物レンズ光学系を介して戻る光を受光する像検出手段と、を含む。
Description
明細書 ホログラム記録再生システム
技術分野
本発明は光ディスク、光カードなどの光学的に情報記録又は情報再生が行われ る記録媒体に関し、特に光束の照射により情報の記録又は再生可能なホログラム 記録層を有する記録媒体のホログラム記録再生システムに関する。
背景技術- 高密度情報記録のために、 2次元データを高密度記録できるホログラムが注目 されている。 このホログラムの特徴は、 記録情報を担持する信号光の波面を、 参 照光との干渉縞として、フォトリフラクティブ材料などの光感応材料からなる記 録媒体に体積的に屈折率の変化として記録することにある。記録媒体にホロダラ ム多重記録、例えば角度多重を行うことによって記録容量を増大させることがで きる。 記録媒体に構造としては、 基板、 反射層及びホログラム記録層がこの順番 で形成された記録媒体が知られている。
一般に、参照光と信号光を交差させてホログラムを記録する場合、 ミキシング 角度(伝播方向が一致した角度を 0度としてそこから開く 2光束がなす角度の小 さい方)が大きいほどホログラムの角度選択性は向上し、 ホログラム記録層の同 一箇所により多くのホログラムを多重して記録することが可能となる。つまり高 密度に情報を記録するためには、ミキシング角度が大きくなるようなホログラム
の干渉形態が望ましい。
例えば、 図 1に示す左半分を信号光、 右半分を参照光 (透過) となるような空 間光変調器を、 図 2に示すように、光路中に挿入し、 左右の光の干渉によりホロ グラムの記録を行う技 ¾が知られている(特開平 1 1— 2 3 7 8 2 9号公報、参 照)。
かかる従来技術のように、一部の領域を参照光とし他の一部の領域を信号光と する反射型のホログラム記録方式で、図 3に示すように、両光束の集光位置が反 射層上で同じであれば、信号光と参照光は互いに対向する形(1点で集光する球 面波同士)で交差することになる。つまりミキシング角度は 0度であり高密度記 録には適さない形となる。よって、 この構成では信号光と参照光の焦点位置が同 じであるため、 ミキシング角度がとれないため、 角度選択性が悪く、 高密度な情 報記録には向かないという欠点がある。
さらに、信号光と参照光の焦点位置を変位する他の従来技術としては、図 4に 示すように、記録光学系において、 信号光を反射層上に収束させ、 記録用参照光 を反射層上ではデフォーカスさせるとともに、 反射層を超え 収束するように、 記録用参照光を照射する技術もある(特開 2 0 0 4 - 1 7 1 6 1 1号公報、参照)。 発明の開示
後者の従来技術においては、対物レンズに入射する光と反射して対物レンズか ら戻る光とで、参照光及び信号光の拡散及び収束具合が異なることになる。信号 光に関しては集光位置に反射層があるため、対物レンズに対して平行光で入射さ せて、 信号光反射光も平行光として戻る。 し力し、参照光は対物レンズに対して
拡散光として入射させ、反射層を超えて収束光となるが途中に反射層があるため、 対物レンズ近傍の位置に集光する。 したがって、参照光の集光位置は対物レンズ の焦点距離よりも短い位置にあるため、対物レンズを通って戻る参照光の反射光 は、対物レンズから拡散する光束となる。 このように対物レン 、に出入りする光 が、 平行光、対物レンズに向けて拡散する光、対物レンズから拡散して戻る光と 様々な拡散状態の光が混在することになる。
よって、後者の従来技術において、光源から対物レンズに至る光学系が煩雑に なるという欠点がある。参照光の戻り光は記録再生には直接関係しないため、そ のために特別な光学系を用意せずに放置することも考えられるが、その場合、迷 光として本来の信号を妨害することが考えられ、好ましくない。後者の従来技術 において、後者の従来技術において、行きの光路で、参照光と信号光の焦点位置 を変える仕組みが存在するが、反射光の光路は不明であるので、 この参照光反射 光が迷光となることは明白である。また、参照光と信号光の生成及び合流のため に多くの光学部品を要していたので、 装置の小型化が損なわれる。 '
そこで、本発明の解決しょうとする課題には、参照光及び信号光の光学干渉パ ターンを回折格子として内部に保存する記録媒体へ情報を記録又は再生するホ ログラム記録再生システムであって、安定的に記録又は再生を行うことを可能に するホログラム記録再生方法及びホログラム装置を提供することが一例として 挙げられる。
本発明のホログラム記録再生システムは、参照光及び信号光の光学干渉パター ンを回折格子として内部に保存する記録媒体へ情報を記録又は再生するホログ ラム記録再生システムであって、
可干渉性光束を発生する光源と、
光軸上に配置されかつ、前記可干渉性光束の横断面における光軸周りに回反対 称な信号光領域及び参照光領域を備えかつ、前記可干渉性光束を、前記信号光領 域及び参照光領域にてそれぞれ伝搬する信号光及び参照光へ、空間的に分離する 光生成部と、
光軸上に配置されかつ、前記参照光及び前記信号光をそれぞれ通過させるため の前記信号光領域及び参照光領域に対応する光軸周りに回反対称な信号光領域 及び参照光領域を備えかつ、前記参照光及び前記信号光を互いに光軸上の異なる 焦点に集光させて、 前記参照光及び信号光を干渉させる光千渉部と、
少なくとも前記異なる焦点の間に位置するホログラム記録層を有する記録媒 体と、
光軸上に配置されかつ前記参照光が前記ホログラム記録層に照射された際に 前記ホログラム記録層から前記対物レンズ光学系を介して戻る光を受光する像 検出手段と、 、
を含むことを特徴とする。
かかるホログラム記録再生システムによれば、参照光と信号光を光軸周りに回 反対称に分割し、 参照光及び信号光の互いのフォーカス位置を変えているので、 信号光と参照光の焦点位置をずらして干渉させ、ホログラム記録層の内部だけを 見ると互いに集光点が異なる光が交差しており、ミキシング角度が大きい状態を 確保できる。一方で、 対物レンズに入射して、 反射面で反射した後、 再び対物レ ンズを通過する光線の光路長は、対物レンズのどの部分に入射した光線に対して も等しくなるため、対物レンズに平行光で入射した光の反射光は、再び平行光と
して対物レンズから戻ることが可能である。 よって、対物レンズに入射、 照射す る光と反射して対物レンズから戻る光とで、光の拡 ir及び収束具合が異なること になるので、ホログラム記録層内部において参照光と信号光の焦点位置を変えて いるにもかかわらず、対物レンズに出入りする光は全て平行光とすることができ、 光源から対物レンズまでの間の光路は、一般的な光ディスクのピックアップとほ とんど同様の簡素な光学系で構成することができる。また、かかるホログラム記 録再生システムによれば、 余計な迷光が発生することもない。 図面の簡単な説明 '
図 1は、従来のホログラム記録を説明するための空間光変調器を示す概略正面 図である。
図, 2は、従来のホログラム 録を説明するための光学系及び記録媒体を示す概 略部分断面図である。 '
図 3は、従来のホログラム記録を説明するための記録媒体を示す概略部分断面 図である。
図 4は、従来のホログラム記録を説明するための対物レンズ及び記録媒体を示 す概略部分断面図である。
図 5は、本発明による実施形態の記録再生装置を説明するための光学系及び記 録媒体を示す概略断面図である。
図 6は、本発明による実施形態の記録再生装置における空間光変調器を示す光 軸から見た正面図である。
図 7は、本発明による実施形態の記録再生装置における対物レンズモジュール
を示す光軸から見た正面図である。
図 8は、本発明による他の実施形態の記録再生装置こおける空間光変調器又は 対物レンズモジュールにおける信号光領域及び参照光領域を示す光軸から見た 正面図である。
図 9は、本発明による他の実施形態の記録再生装置における空間光変調器又は 対物レンズモジュールにおける信号光領域及び参照光領域を示す光軸から見た 正面図である。
図 1 0は、本発明による他の実施形態の記録再生装置における空間光変調器又 は対物レンズモジュールにおける信号光領域及び参照光領域を示す光軸から見 た正面図である。
図 1 1は、本発明による他の実施形態の記録再生装置における空間光変調器又 は対物レンズモジュールにおける信号光領域及び参照光領域を示す光軸から見 た正面図である。
図 1 2は、本発明による他の実施形態の記録再生装置における空間光変調器又 は対物レンズモジュールにおける信号光領域及び参照光領域を示す光軸から見 た正面図である。
図 1 3は、本発明による他の実施形態の記録再生装置における空間光変調器又 は対物レンズモジュールにおける信号光領域及び参照光領域を示す光軸から見 た正面図である。
図 1 4は、本発明による他の実施形態の記録再生装置における空間光変調器又 は対物レンズモジュールにおける信号光領域及び参照光領域を示す光軸から見 た正面図である。
図 1 5は、本発明による他の実施形態の記録再生装置における空間光変調器又 は対物レンズモジュールにおける信号光領域及び参照光領域を示す光軸から見 た正面図である。
図 1 6は、本発明による他の実施形態の記録再生装置における空間光変調器又 は対物レンズモジュールにおける信号光領域及び参照光領域を示す光軸から見 た正面図である。
図 1 7は、本発明による他の実施形態の記録再生装置における空間光変調器又 は対物レンズモジュールにおける信号光領域及び参照光領域を示す光軸から見 た正面図である。
図 1 8'は、本発明による他の実施形態の記録再生装置における空間光変調器又 は対物レンズモジュールにおける信号光領域及び参照光領域を示す光軸から見 た正面図である。
図 1 9は、本発明による他の実施形態の記録再生装置におけるホログラム記録 を説明するための記録媒体を示す概略部分断面図である。
図 2 0は、本発明による他の実施形態の記録再生装置を説明するための光学系 及び記録媒体を示す概略断面図である。 .
図 2 1は、本発明による実施形態におけるホログラム記録再生装置の光学系全 体の構成例を示す概略断面図である。
図 2 2は、本発明による実施形態におけるホログラム記録再生装置の光学系全 体の構成例を示す概略断面図である。
図 2 3は、本発明による他の実施形態におけるホログラム記録再生装置の光学 系全体の構成例を示す概略断面図である。
図 2 4は、本発明による他の実施形態の記録再生装置を説明するための光学系 及び記録媒体を示す概略断面図である。 ,
図 2 5は、本発明による他の実施形態の記録再生装置を説明するための光学系 及び記録媒体を示す概略断面図である。
図 2 6は、本発明による他の実施形態の記録再生装置を説明するための光学系 及び記録媒体を示す概略断面図である。
図 2 7は、本発明による他の実施形態の記録再生装置における対物レンズモジ ユールを示す光軸から見た正面図である。
図 2 8は、本発明による他の実施形態の記録再生装置を説明するための光学系 及び記録媒体を示す概略断面図である。
図 2 9は、本発明による他の実施形態の記録再生装置を説明するための光学系 及び記録媒体を示す概略断面図である。
図 3 0は、本発明による他の実施形態の記録再生装置における対物レンズモジ ユールを示す光軸から見た正面図である。 、 '
図 3 1は、本発明による他の実施形態の記録再生装置を説明するための光学系 及び記録媒体を示す概略断面図である。 . 発明の詳細な説明
以下に本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図 5は、ホログラム記録再生システムの一例の要部を示す模式的断面図である。 ホログラム記録再生システムは、光源から発せられた可干渉性光束の光軸上に 配置され信号光 S B及び参照光 R Bを生成する光生成部である透過型の空間光
変調器 S L Mと、信号光 S B及び参照光 R Bを互いに光軸上の異なる焦点に集光 させ、信号光 SB及び参照光 RBを干渉させる光干渉^である対物レンズモジュ ール OBMと、 を備える。空間光変調器 SLMは、 対物レンズモジュール OBM の対物レンズ OBの一方の焦点距離の位置に配置され、記録媒体のホログラム記 録層 7は他方の焦点側に配置され、反射層 5が対物レンズ OBの一方の焦点距離 の位置に配置距離の位置に配置される。図 5で f は対物レンズ OBの焦点距離で ある。
空間光変調器 S L Mは、可千渉性光束の横断面における光軸周りに回反対称な 信号光領域 SB R及び参照光領域 RBRを備え、入射された可千渉性光束を、そ れぞれを通過伝搬する信号光 SB及び参照光 RBへ、空間的に分離する。図 6に 信号光領域 SB R及び参照光領域 RBRを備えた空間光変調器 SLMの光軸に 沿ってみた正面図を示す。
図 5に示すように、光干渉部の対物レンズモジュール OBMは、 たとえば、 空 間光変調器 SLMと同軸に配置された集光レンズである対物レンズ OBと、透明 平行平板 PPなどの透過型の光学素子と、からなる。対物レン モジュール OB Mにおいても、空間光変調器 S L Mのものと一致する光軸周りに回反対称な信号 光領域 S B R及び参照光領域 R B Rを備える。図 7に信号光領域 S B R及び参照 光領域 R B Rを備えた対物レンズモジュール〇 B Mの光軸に沿ってみた正面図 を示す。
図 6に示すように、光生成部の空間光変調器 SLMは、記録すべき情報に応じ て信号光領域 S B Rにて可干渉性光束を変調して信号光 S Bを生成する。空間光 変調器 S LMは、マトリクス状に分割された複数の画素透明電極を有する液晶パ
ネルなどで電気的に入射光の一部を画素毎に遮光する機能、又は透過して無変調 状態とする機能を有する。空間光変調器 SLMは制御回路 26からの記録すべき ページデータ (平面上の明喑ドットパターンなどの 2次元データの情報パター ン)に基づいた分布を有するように光束を変調かつ透過して、信号光 SBを生成 する。空間光変調器 SLMの参照光領域 RBRは、可干渉性光束を無変調で透過 て参照光 RBを生成する。よって、空間光変調器 SLM上には信号光領域 SBR に対応する箇所のみに情報が表示され、参照光領域 R B Rに対応する箇所は透過 となる。図 6のように実際に情報を表示するのは信号光領域 S B Rの一部であつ てもよい。また、空間光変調器 SLMは記録時に液晶素子が信号光領域 SB R及 び参照光領域 R B Rを表示する状態であるように制御するように構成できるが、 空間光変調器 S L Mは参照光領域 R B Rを固定式の貫通開口又は透明体からな る窓から構成することもできる。
この実施形態では空間光変調器 S L M及び対物レンズモジュール O B Mにお いて、それぞれ回反対称な信号光領域 S B R及び参照光領域 R B Rとして左右に 分割した例を示したが、信号光領域と参照光領域が光軸に関して互いに回反対称 であればどんな分割でもよい。ここで信号光領域 S B Rと参照光領域 R B Rが光 軸に関して互いに回反対称であるとは、それぞれの領域を光軸の回りに 180度 回転させたときに、信号光領域 S B Rと参照光領域 R B Rが入れ替わつた分布に なることを言う。 また、対物レンズ OB上の信号光領域 SBRに入射した光線が 全て対物レンズ OB上の参照光領域 RBRを通って戻る(逆も同じ) ことを意味 している。以下の図に示す例は全て信号光領域と参照光領域が回反対称となって いる。換言すると、 信号光領域 SB R及び参照光領域 RBRは、 可干渉性光束の
有効径の光路中に回反対称 (光軸周りに 180度回転させると重なり一致するパ ターンとなる) の関係にある。 すなわち、 厳密な回反'対称性を有するとは、 信号 光領域 S B R及び参照光領域 R B Rを参照光 RBの光軸の周りに (2m— 1)だけ回転する回転操作を行うと信号光領域が参照光領域に、及び参照光領域 が信号光領域に重なり一致するようなパターンを有することである。 ここで、 m は 1, 2, 3, 4, 5, 6などの整数である。 mが大きくなるほど遮光パターン が細かくなり、 遮光 参照光領域の境界での回折効果による影響が生じるので、 最大 m= 6程度が好ましい。 - 図 8〜図 10は m== 1の回反対称の信号光領域 S B Rと参照光領域 R B Rの 例を示す空間光変調器 SLM又は対物レンズモジュール OBMの正面図である。 図 1 1及び図 12は m= 2の回反対称の信号光領域 SB Rと参照光領域 RB Rの例を示す空間光変調器 S L M又は対物レンズモジュール 0 B Mの正面図で ある。
図 13は m= 3の回反対称の信号光領域 S B Rと参照光領域 R B Rの例を示 す空間光変調器 S L M又は対物レンズモジュール OBMの正面図である。
図 14は m= 4の回反対称の信号光領域 SB Rと参照光領域 RBRの例を示 す空間光変調器 S L M又は対物レンズモジュール OBMの正面図である。
図 15は m= 5の回反対称の信号光領域 S B Rと参照光領域 R B Rの例を示 す空間光変調器 SLM又は対物レンズモジュール OBMの正面図である。
図 16は m= 6の回反対称の信号光領域 SB Rと参照光領域 RBRの例を示 す空間光変調器 SLM又は対物レンズモジュール OBMの正面図である。
また図 17及び図 18のように回反対称の信号光領域 SBRと参照光領域 R
B Rにおいて、 有効径の一部を遮光してもよい。 この場合、 遮光領域以外の信号 光領域と参照光領域が回反対称となっていればよい。 I光領域は対物レンズ O B 上や空間光変調器 S L M上やこれらの間の光路などに設けて、遮光を行うことが できる。
このように、本実施形態では、光軸周りの光学系に回反対称な信号光領域 S B R及び参照光領域 R B Rを設け、参照光及び信号光を空間的に分離する。 これと 同時に、本実施形態では、分離された参照光及び信号光を空間的に互いに光軸上 の異なる焦点に集光させて、 干渉させることでホログラムを記録する。
図 5に示すように、対物レンズ O Bとホログラム記録層 7の間に参照光 R Bの 通過する領域のみに平行平板 P Pを挿入する (参照光領域 R B R) ことで、対物 レンズ O B及び平行平板 P Pを通過する参照光 R Bは、対物レンズ 0 Bのみの領 域(信号光領域 S B R)を通る信号光 S Bの集光位置から光軸方向にずれて集光 することになる。 図 5の構成例では、対物レンズモジュール O B Mは、 手前側に 信号光 S Bを奥側に参照光 R Bをそれぞれ収束するように設定されている。これ ら信号光 S B及び参照光 R Bの干渉縞によって、図 5に示す光軸の主に右側のホ ログラム記録層 7の内部にホログラム (回折格子)が形成される。信号光 S Bと 参照光 R Bの焦点位置を変位することにより、図 1 9に示すように、光軸及び反 射層 5近傍の近傍領域(光軸に対して偏倚している)にて 0度より大きなミキシ ング角度 0で信号光 S Bと参照光 R Bが交差することになる。
参照光領域 R B Rを通る光はホログラム記録層 7の厚み分に加え、挿入された 平行平板 P Pの厚みの分だけ余分に通過することになる一方で、信号光領域 S B Rを通る光はホログラム記録層 7の反対側の反射層 5 (界面の反射面)に至るま
での間に、ホログラム記録層 7の厚みの分のみだけ通過する。 これにより信号光 領域 S B Rの光と参照光領域 R B Rの光は対物レンズ O Bから反射層 5までの 光路長が異なるため、集光位置も異なる。反射層 5で反射された光は行きの光と は逆の振る舞いをし、信号光領域 S B Rから入射した光の方が多くの平行平板 P Pを通って対物レンズ O Bに戻ることになる。結果として対物レンズ〇Bのどの 部分に入射した光も一度反射して対物レンズ O Bに戻ってくる段階では光路長 が全て等しくなる。従って、 適切な反射層 5の位置では、対物レンズ O Bに平行 光で入射した光は、再び平行光として対物レンズ O Bから戻ってくることになる。 通常の光ディスクで行われるクオ一カスサ一ポと同様にして、戻り光が平行光と なるょゔな対物レンズ O Bと反射層 5の距離に固定することが可能である。
このように、 空間光変調器 S L M及び対物レンズモジュール O B Mにおいて、 信号光領域 S B Rと参照光領域 R B Rは光軸に関して互いに回反対称であり、信 号光領域 S B Rを光軸の回りに 1 8 0度回転することで参照光領域 R B Rに一 致するように配置されている。例えば図 5の構成例の逆、右半分が信号光領域 S B Rで左半分が参照光領域 R B Rである場合でも、空間光変調器 S L IV [及び対物 レンズモジュール〇B Mの信号光領域 S B Rと参照光領域 R B Rは光軸に関し て互いに回反対称として一致して構成され、奥側に信号光 S Bを手前側に参照光 R Bをそれぞれ収束するように設定されてもよい。
また、図 5のように実際に空間光変調器 S L Mを対物レンズ O Bの焦点距離 f の位置の位置に配置する必要はなく、いわゆる 4 f光学系として図 2 0のように 焦点を一致させた結像レンズ M L 1, ML 2の結像系を用いて対物レンズ O Bの 焦点距離 f の位置に空間光変調器 S L Mの実像が位置するように配置すること
で、 図 5と全く同じホログラムの記録ができる。
図 21は本実施形態におけるホログラム記録再生装置の光学系全体の構成例 を示す。
ホログラム記録再生装置は、可干渉性の信号光 S B及び参照光 R Bによる光学 干渉縞を回折格子として内部に保存するホログラム記録層 7を有する記録媒体 2を、ホログラム記録層 7の光照射面の反対側に反射層 5が位置するように、装 着自在に保持する支持部 (図示せず) を備える。 ホログラム記録再生装置は、 大 きく分けてホログラムの記録及び再生光学系からなり、これらの系は対物レンズ 〇Bを共用して、 対物レンズの駆動系やサ一ポエラー検出系 (図示せず) を含ん でいる。ホログラム記録再生光学系は、ホログラムの記録及び再生用の可干渉性 光を発生するレーザ光源 LD、 コリメ一夕レンズ CL、透過型の空間光変調器 S LM, 結像レンズ ML 1、 偏光ビームスプリッタ PBS、 結像レンズ ML 2、 1 4波長板 1,4λ、 対物レンズ OB、 CCD (電荷結合素子) や、 結像レンズ ML 3、 及び CMOS (相補型金属酸化膜半導体装置) などのアレイの像センサ I S (これは^岐している) からなり、 同軸の光路に配置される。
レーザ光源 L Dから出た可干渉光はコリメ一夕レンズ C Lで平行光とされ、空 間光変調器 SLM、 結像レンズ ML 1、 偏光ビームスプリツ夕 PBS、 結像レン ズ ML 2、 1 4波長板 1 4 λを通り、対物レンズ ΟΒによって記録媒体のホ ログラム記録層 7に照射される。ホログラム記録層 7からの反射光やホログラム の再生光は偏光ビームスプリッタ PBSにより結像レンズ ML 3を介して像セ ンサ I Sへと導かれる。この構成は一般的な光ディスクの光学系と同様に構成で さる。
ホログラムの記録時には、図 21のように、空間光変調器 SLMの信号光領域 SBRに情報パターンが表示され、情報パターンを通過する信号光 SBと情報パ ターンの存在しない参照光領域 R B Rを通過する参照光 R Bが生成される。空間 光変調器 S LM上の情報パターンは 2つの結像レンズ ML 1、 ML 2の作用によ り、結像レンズ ML 2と対物レンズ OBの間のある位置に像を結ぶ。その像が対 物レンズ OBにより記録媒体のホログラム記録層 7に照射されることで、信号光 S Bと参照光 R Bが干渉し、記録媒体のホログラム記録層 7内にホログラムを形 成する。 - ホログラムの再生時は、図 22のように、空間光変調器 SLMの信号光領域 S 8尺の全てのビットを0'(不透過) とし、参照光領域 RBRから参照光 RBのみ をホログラム記録層 7に照射する。これによりホログラム記録層 7に記録された ホログラムから再生光 (P) が再生される。 直線偏光の参照光 RBを用いれば、 ホログラム記録層 7で反射して戻ってくる参照光 R Bは 1ノ 4波長板 1 Z 4 λ を 2度通過することになるため、行きの光とは偏光の向きが 90度異なる。 この ため再生光(Ρ)が偏光ビームスプリツ夕 PBSにより照射光学系から分離され て、結像レンズ ML 3を介して像センサ I Sへと向かう。再生光も偏光に関して は参照光 RBと同様の振る舞いをするため、像センサ I Sへと向かうことになる。 像センサ I Sはホログラムの再生像が結像する位置に配置されており、記録時の パターンが像センサ I S上に再現される。像センサ I S上では再生光と参照光 R Bの領域が分離されているので、再生光のみを取り出すことができる。 このよう に、参照光照射により回折格子から再生光を生成して、対物レンズ OBを介して 再生光を像センサ I Sへ導き光電変換によって、 情報を再生する。
もしこの像センサ I S上の参照光 R Bが必要なければ図 23のように遮光板 MASK (参照光領域 R B Rと光軸に関して回反対称な関係にある遮光部を有す る)を結像レンズ ML 2と対物レンズ OBの間に配置することで、再生中に参照 光を像センサ I Sに戻さないこともできる。 ,
図 5の構成例では、参照光 R Bのみ通過する参照光領域 R B Rとして平行平板 P Pを挿入しているが、参照光領域 R B R及び信号光領域 S B Rを通る光の集光 位置を光軸において偏倚して集光するため、 以下の他の実施形態が考えられる。 すなわち、対物レンズ O Bの焦点距離を信号光領域 S B Rと参照光領域 R B Rで 異ならせることにより、 参照光及び信号光の焦点位置をずらしてもよい。
例えば、信号光領域 S B Rと参照光領域 R B Rを回反対称として左右に分ける 場合の例で説明すると、 図 24のように左半分(信号光領域 SBR)だけの半凸 レンズ HCVXを追加したり、 図 25のように右半分(参照光領域 RBR) だけ に半凹レンズ HCCVを追加することでも同様の効果を得られる。これらの追加 レンズは回折レンズなどで代用することもできる。さらに、図 26のように回折 レンズ O D Eを対物レンズ〇 Bの信号光領域 S B R (或いは参照光領域 R B R) に直接彫り込んでもよい。図 27は焦点距離を短くする回折レンズ ODEを信号 光領域 SBRに有する対物レンズ OBを示す。また、図 28のように信号光領域 SBRと参照光領域 R B Rでそれぞれ異なる焦点距離(対物レンズそのものの屈 折力が信号光領域 S B Rと参照光領域 R B Rで異なる)の対物レンズ〇 B 2を用 いることもできる。 またさらに、 図 29のように、 信号光領域 S BRと参照光領 域 R B Rでそれぞれ異なる焦点距離の対物レンズの作用を有する回折レンズ O D E 1及び O D E 2からなる回折レンズ O D E (左右でピッチの異なるフレネル
レンズ) を用いることで、 上記実施形態と同様の効果を奏する。 図 3 0は、 信号 光領域 S B Rに焦点距離の短い回折レンズ〇 D E 1ど、参照光領域 R B R焦点距 離の長い O D E 2とを有する回折レンズ O D Eを示す。
また、 ここまで透過型の空間光変調器を用いた光学系で説明,してきたが、反射 型の空間光変調器を用いてもよい。
さらに、ホログラム記録層 7の入射反対に位置する反射層 5に反射型の 1 / 2 波長板 1ノ 2 λを用い、入射光を直線偏光として反射する実施形態も提案される。 図 4で反射層 5を用いて信号光及び参照光の焦点位置を異ならしめミキシング 角度を大とすることの説明をしたが、実際には図 4の近傍領域以外でも参照光と 信号光が交わるため、この部分でもホログラムが記録される。図 4の構成の場合、 近傍領域以外の部分もミキシング角度が小さいため、角度選択性が悪くなる。近 傍領域は角度選択性が良好であるが、近傍領域の角度選択性に基づいてホロダラ ムの多重記録を行つた場合、それより角度選択性の劣る近傍領域以外の部分から 再生される信号がノィズとなる可能性がある。 、
そこで、図 3 1に示すように反射層 5に代えて反射型の 1 / 2波長板 1ノ 2 λ を置く以外、 上記実施形態の場合と同一の構成とする。 これによれば、 反射型 1 / 2波長板 1 Ζ 2 λの反射前の光と反射後の光では偏光方向が 9 0度異なるた め、反射前の光と反射後の光は互いに干渉しない。干渉するのは反射前の光同士、 反射後の光同士だけである。図 3 1に示す領域 Βには反射前の信号光と反射後の 参照光しか存在せず、 干渉は起こらない。 領域 Cには反射後の信号光と反射前 の参照光しか存在せずやはり干渉は起こらない。近傍領域では、反射前の参照光 と信号光の干渉や、反射後の参照光と信号光の干渉が起こり、 ここではホロダラ
ムの記録がなされる。この構成にすることで角度選択性の悪いホログラムの記録 を避けるとともに、ホログラムの記録領域を小さな領域に限定することができる。 なお、 記録媒体に反射層を設けなくとも、 近傍領域では、 入射する参照光及び信 号光の干渉によって光軸から偏倚したホログラムを記録することができる。この 場合、 領域 B及び Cは発生しない。
Claims
1 . 参照光及び信号光の光学干渉パターンを回折格子として内部に保存する記 録媒体へ情報を記録又は再生するホログラム記録再生システムであって、 可干渉性光束を発生する光源と、 ,
光軸上に配置されかつ、前記可干渉性光束の横断面における光軸周りに回反対 称な信号光領域及び参照光領域を備えかつ、前記可干渉性光束を、前記信号光領 域及び参照光領域にてそれぞれ伝搬する信号光及び参照光へ、空間的に分離する 光生成部と、 - 光軸上に配置されかつ、前記参照光及び前記信号光をそれぞれ通過させるため の前記信号光領域及び参照光領域に対応する光軸周りに回反対称な信号光領域 及び参照光領域を備えかつ、前記参照光及び前記信号光を互いに光軸上の異なる 焦点に集光させて、 前記参照光及び信号光を千渉させる光干渉部と、
少なくとも前記異なる焦点の間に位置するホログラム記録層を有する記録媒 体と、 、
光軸上に配置されかつ前記参照光が前記ホログラム記録層に照射された際に 前記ホログラム記録層から前記対物レンズ光学系を介して戻る光を受光する像 検出手段と、
を含むことを特徴とするホログラム記録再生システム。
2 . 前記光生成部における信号光領域及び参照光領域と前記光干渉部における 信号光領域及び参照光領域がそれぞれ一致していることを特徴とする請求項 1 に記載のホログラム記録再生システム。
3 . 前記光生成部における信号光領域及び参照光領域と前記光干渉部における
信号光領域及び参照光領域がそれぞれ互いに結像関係となっていることを特徴 とする請求項 1に記載のホログラム記録再生システ厶。 '
4. 前記光生成部は空間光変調器を含み、 前記空間光変調器は、 前記信号光領 域及び参照光領域を前記光軸の周りに 7Γ ( 2 m— 1 )だけ回転する回転操作(た だし mは正の整数である)を行うときに前記信号光領域が参照光領域に一致する パターンを、有することを特徴とする請求項 1〜 3のいずれかに記載のホロダラ ム記録再生システム。
5 . 前記 mは、 6以下であることを特徴とする請求項 4に記載のホログラム記 録再生システム。
6 . 前記光干渉部は対物レンズ光学系を含み、 前記対物レンズ光学系は、集光 レンズに一体となってその屈折面に、前記回反対称な信号光領域及び参照光領域 に一致するように、形成された凸若しくは凹レンズ又は凸若しくは凹レンズ作用 を有するフレネルレンズ面若しくは回折格子を有する 2焦点レンズであること を特徵とする請求項 1〜 5のいずれかに記載のホログラム記録再生システム。
7 . 前記 干渉部は対物レンズ光学系を含み、 前記対物レンズ光学系は、集光 レンズと、前記集光レンズと同軸に配置されかつ、前記回反対称な信号光領域及 び参照光領域に一致するように形成された凸若しくは凹レンズ又は凸若しくは 凹レンズ作用を有するフレネルレンズ面若しくは回折格子又は平行平板を有す る透過型の光学素子と、からなる対物レンズモジュールであることを特徴とする 請求項 1〜 5のいずれかに記載のホログラム記録再生システム。
8 . 前記空間光変調器は前記信号光領域において記録情報に応じて前記可干渉 性光束を変調するパターンを表示する状態でありかつ前記参照光領域において
無変調パターンを表示する状態であることを特徴とする請求項 4〜 7のいずれ かに記載のホログラム記録再生システム。
9 . 前記記録媒体は反射層を有し、前記反射層より光源側に前記ホログラム記 録層が存在することを特徴とする請求項 1〜 8のいずれかに記載のホログラム 己録再生システム。
1 0 . 前記反射層は前記異なる焦点の間に存在することを特徴とする請求項 9 に記載のホログラム記録再生システム。
1 1 . 前記反射層が反射型の 1 / 2波長板であることを特徴とする請求項 9又 は 1 0に記載のホログラム記録再生システム。
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