WO2006080049A1 - 衣類収納袋及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
収納袋(1)の上方に突出したフック(11)を備えるとともに、該収納袋(1)の内部にハンガー掛け(12)を備えた衣類収納袋。フック(11)とハンガー掛け(12)は薄肉シート状の連結部(13)を介してプラスチック材にて一体的に成形され、ハンガー掛け部材(10)として構成されている。ハンガー掛け部材(10)は、製袋工程において連結部(13)の表裏面に収納袋(1)を構成する表フィルム及び裏フィルムをそれぞれ重ねて、連結部(13)と表裏フィルムを一体的に溶融させて接合することにより、収納袋(1)の上辺部(5a)に固着されている。
Description
明 細 書
衣類収納袋及びその製造方法
技術分野
[0001] 本発明は、衣類収納袋及びその製造方法、特に、衣類をハンガーに掛けたままで 収納でき、かつ、その収納袋をクロゼットに設置されているポールなどに掛けておくこ とのできる衣類収納袋及びその製造方法に関する。
背景技術
[0002] 一般に、シーズンオフにクリーニングに出した衣類はクローゼットなどに収納してお くことになる。しかし、衣類を畳んだ状態で収納しておくとしわになりやすぐ防湿や防 汚などの点で問題が生じる。そこで、衣類をハンガーに掛けたままで収納する袋が必 要となる。また、この種の収納袋は防湿、防汚、防カビなどのために密閉可能なもの が好ましい。
[0003] 従来、特許文献 1一 4には、ハンガータイプの密閉袋が開示されている。これらはポ ールなどに掛けるためのハンガーを備えた密閉袋であって、衣類をハンガーに掛け たままで収納することは何ら考慮されてレ、なレ、。
[0004] 一方、衣類をハンガーに掛けたままで収納し、かつ、袋体をポールなどに掛けるこ とが可能な収納袋としては、特許文献 5 13に記載の各種袋が知られている。
[0005] 例えば、特許文献 5には、袋の上部にハンガーのフックとほぼ同形状のハンガー係 止部を備えた密閉収納袋が開示されている。しかし、これでは収納袋の形状が複雑 になり、ハンガーのフックを係止部に取り付ける操作に手間を要するという問題点を 有している。し力、も、一つのハンガーしか掛けることができない。
[0006] また、特許文献 6には、袋の上部にフックを設けるとともに、袋の内部にハンガー掛 けを設けた袋体が開示されている。この袋体では、フックとハンガー掛けが別体であ り、ハンガー掛けが袋体を溶着して形成されているため、衣類の重量が袋体に直接 作用し、衣類が重いと袋体が破損してしまうおそれを有してレ、る。
[0007] さらに、特許文献 7には、袋の上部にフックを設けるとともに、袋の内部に該フックの 下部に固定したハンガー掛けを設けた収納袋が開示されている。しかし、この収納袋
では、フックとハンガー掛けが別体であるために部品点数が多くなり、ハンガー掛け が駒状であるために嵩高くなるという問題点を有している。しかも、ハンガー掛けに袋 を構成する表裏フィルムを製袋工程とは別にそれぞれ 2工程を要してハンガー掛け の表及び裏に熱溶着しなければならず、製造工程が増加するという問題点をも有し ている。
[0008] また、特許文献 13には、袋本体の上下部に手持ちハンドルとハンガー掛けと横木 部分とからなるプラスチック成形品を溶着した収納袋が開示されている。しかし、この 収納袋でも、前記特許文献 7と同様に、袋本体の製袋工程とは別に表裏フィルムの それぞれを横木部分の表裏面に溶着する 2工程を要し、製造工程が増加するという 問題点を有している。
特許文献 1:特開 2001 - 270537号公報
特許文献 2:特開平 10 - 175647号公報
特許文献 3:特開 2001 - 2090号公報
特許文献 4 :特開 2002-234551公報
特許文献 5:特開 2001 - 88846号公報
特許文献 6:実開平 1 - 132537号公報
特許文献 7:特開 2003 - 276778号公報
特許文献 8:特開平 4 - 144514号公報
特許文献 9:実開昭 52 - 6493号公報
特許文献 10 :実開昭 56-29842号公報
特許文献 11 :実開昭 59-34762号公報
特許文献 12 :実開昭 58-88341号公報
特許文献 13:米国特許第 3999656号明細書
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0009] そこで、本発明の第 1の目的は、衣類をハンガーに掛けたままで収容可能であって 、収納衣類の重量が収納袋に作用することがなぐ工程を増加させることなく製造す ることのできる衣類収納袋及びその製造方法を提供することにある。
[0010] 本発明の第 2の目的は、複数の衣類をそれぞれハンガーに掛けた状態でコンパクト に収納できる衣類収納袋を提供することにある。
課題を解決するための手段
[0011] 以上の目的を達成するため、第 1の発明に係る衣類収納袋の製造方法は、収納袋 の外部にフックを備えるとともに、該収納袋の内部にハンガー掛けを備えた衣類収納 袋の製造方法において、前記フック又は該フックを係止するための第 1の係止部と、 前記ハンガー掛け又は該ハンガー掛けを係止するための第 2の係止部とを、薄肉シ ート状の連結部を介してプラスチック材にて一体的に成形する工程と、前記収納袋を 構成する表フィルム及び裏フィルムを溶着する際に、前記薄肉シート状の連結部の 表裏面に該表裏フィルムをそれぞれ重ねて、連結部及び表裏フィルムを一体的に溶 融させて接合する工程と、を備えたことを特徴とする。
[0012] 第 1の発明に係る衣類収納袋の製造方法にあっては、収納袋を構成する表フィル ム及び裏フィルムに挟まれて接合する連結部が薄肉シート状であり、表裏フィルムを 溶着する製袋工程において連結部及び表裏フィルムの三者を一体的に溶融させて 接合するため、別途溶着工程を追加する必要はない。し力も、重ねた連結部及び表 裏フィルムの一方向からヒータにて加熱するだけでも溶融 Z接合させることが可能で あり、簡単な溶着機を採用することができる。
[0013] また、連結部は薄肉シート状である力 表裏フィルムが溶融して一体化するため、 連結部は大きな耐荷重性を有することになり、しかも、収納衣類の重量が収納袋に作 用することはないので、収納袋が破損するなどのおそれはない。
[0014] 第 2の発明に係る衣類収納袋は、収納袋の外部にフックを備えるとともに、該収納 袋の内部にハンガー掛けを備えた衣類収納袋において、前記フック又は該フックを 係止するための第 1の係止部と、前記ハンガー掛け又は該ハンガー掛けを係止する ための第 2の係止部とが、薄肉シート状の連結部を介してプラスチック材にて一体的 に成形されており、前記収納袋を構成する表フィルム及び裏フィルムを溶着する際に 、前記薄肉シート状の連結部の表裏面に該表裏フィルムがそれぞれ重ねられて一体 的に溶融/接合されていることを特徴とする。
[0015] 第 2の発明に係る衣類収納袋にあっては、衣類をハンガーに掛けたままで収納袋
に収納して保管しておくことができ、衣類がしわになったり汚れを生じることを防止で きる効果を奏する。特に、連結部と収納袋を構成する表フィルム及び裏フィルムとが 製袋工程において一体的に溶融/接合されているため、収納衣類の重量が収納袋 に作用することはなぐ収納袋が破損するなどのおそれはない。しかも、製造工程が 増加することもない。また、連結部が薄肉シート状であるため、該連結部が嵩高くなる ことはない。
[0016] 第 3の発明に係る衣類収納袋は、収納袋の外部にフックを備えるとともに、該収納 袋の内部にハンガー掛けを備えた衣類収納袋において、前記ハンガー掛けは前記 収納袋の幅方向略中央部に縦方向に複数個設置されていることを特徴とする。
[0017] 第 3の発明に係る衣類収納袋においては、複数の衣類をハンガーに掛けた状態で 収納すること力 Sできる。特に、ハンガー掛けが縦方向に設けられているため、衣類は 縦方向にずらせ収納されることになり、厚みの大きい肩部が重なることはなぐコンパ タトに収納することができる。し力も、衣類を縦方向にずらせて掛けるため、収納され た衣類が外から見やすぐ必要な衣類を取り出しやすぐもとに戻すのも容易である。 図面の簡単な説明
[0018] [図 1]本発明に係る衣類収納袋の第 1実施例の使用状態を示す斜視図である。
[図 2]図 1に示した衣類収納袋の要部を示し、 (A)は正面図、(B)は I一 I断面図である
[図 3]本発明に係る衣類収納袋の製造方法を示し、(A)は溶着前の説明図、(B)は 溶着後の説明図である。
[図 4]本発明に係る衣類収納袋の第 2実施例の要部を示し、 (A)は正面図、(B)は II 一 II断面図である。
[図 5]本発明に係る衣類収納袋の第 3実施例の要部を示し、 (A)は正面図、(B)は III —III断面図、 (C)はハンガー掛けの正面図、(D)は IV-IV断面図である。
[図 6]前記第 3実施例である収納袋に衣類を収納した状態を示し、(A)は側面図、(B )は正面図である。
[図 7]本発明に係る衣類収納袋の第 4実施例の要部を示し、 (A)は正面図、(B)は V 一 V断面図である。
[図 8]本発明に係る衣類収納袋の第 5実施例の要部を示し、 (A)は正面図、(B)は VI 一 VI断面図である。
発明を実施するための最良の形態
[0019] 以下、本発明に係る衣類収納袋及びその製造方法の実施例について、添付図面 を参照して説明する。
[0020] (第 1実施例、図 1一図 3参照)
図 1に、第 1実施例である衣類収納袋 1の使用状態を示す。この衣類収納袋 1は、 プラスチック製の表フィルムと裏フィルムの上辺部 5a、側辺部 5b及び下辺部 5cを溶 着し(図 1に斜線を付した部分が溶着部である)、側辺部 5dを開口状態としてファスナ 6及び該ファスナ 6を閉止するためのスライダ 7を取り付けた密閉タイプとされている。
[0021] ファスナ 6は、その詳細を図示しないが、ベース材に互いに嵌合/解除可能な凹部 と凸部を形成した従来から周知のものであり、凹部と凸部とが嵌合することにより収納 袋 1の内部を密閉状態に保持する。また、閉止用スライダ 7の構成、機能も周知であ る。
[0022] なお、本実施例において、収納袋 1は透明あるいは半透明な表フィルムと裏フィル ムとから構成されている力 裏フィルムは不透明な材料であってもよレ、。また、表フィ ルムの一部が透明な材料とされていてもよい。一方、衣類の長期保存のために紫外 線を力ットできる不透明なシート材をラミネートした材料で収納袋 1を構成してもよレ、。
[0023] 収納袋 1の上辺部 5aの中央部分にはハンガー掛け部材 10が取り付けられている。
このハンガー掛け部材 10は、図 2に示すように、収納袋 1の上方に突出した鈎状のフ ック 11と収納袋 1の内部に位置するハンガー掛け 12とその両者を連結する薄肉シー ト状の連結部 13とから構成され、プラスチック材にて一体的に成形したものである。
[0024] ハンガー掛け部材 10は、製袋工程で表裏フィルム 2, 3の上辺部 5aを溶着する際 に、連結部 13を収納袋 1の表フィルム 2と裏フィルム 3の上辺部で挟み込みヒートシ ールすることで 3者が一体的に溶融/接合され、収納袋 1の上辺部 5aに気密に接合 されている。図 2 (A)において斜線を付した部分が溶着部である。
[0025] 例えば、フィルム 2, 3が内側はポリエチレン、外側はポリエチレンテレフタレート又 はポリアミドのラミネート材である場合、ハンガー掛け部材 10をポリエチレンで成形す
ればよい。この場合、ヒートシールすることにより、フィルム 2, 3のポリエチレンとハン ガー掛け部材 10のポリエチレンとが溶融して一体化する。連結部 13の厚みは 0· 3 一 0. 8mmが好ましい。
[0026] フィルム 2, 3は、外側に内側よりも溶融温度の高い材料 (ポリエチレンテレフタレー ト、ポリアミドなど)、内側には溶融温度が低くてハンガー掛け部材 10と同じ材料 (ポリ エチレン、ポリプロピレンなど)をラミネートしたものが好ましい。
[0027] ハンガー掛け 12は縦長のリング状をなし、図 1に示すように、衣類を掛けたハンガ 一を引掛けておくことができ、 1枚あるいは複数枚の衣類を収納できる。また、フック 1 1はクロゼット内のポール 20などに引掛けておくことができる。
[0028] 以上の構成からなる衣類収納袋 1にあっては、衣類をハンガーに掛けたままで収納 袋 1に収納して保管しておくことができ、衣類がしわになったり汚れを生じることを防 止できる。特に、収納袋 1が密閉タイプであるため、防湿、防カビなどに適している。
[0029] 密閉タイプの場合、図 1に示すように、収納袋 1に内部の湿度情報を表示するセン サー 21を、外部から目視可能に設けてもよい。内部の湿度をチェックすることができ 、衣類が湿気てしまうことを未然に防止することができる。
[0030] また、収納袋 1に内部の空気を脱気するための弁部材 22を設けてもよい。弁部材 2 2から収納袋 1の内部を脱気することにより、衣類を圧縮した状態でコンパクトに保管 すること力 Sできる。あるいは、弁部材 22は収納袋 1の内部に気体を充填するための弁 部材であってもよい。収納袋 1に気体を充填して風船状態に保持することにより、衣 類を型崩れから保護し、風合レ、が損なわれることを防止できる。
[0031] また、衣類収納袋 1にあっては、外部に位置するフック 11と内部に位置するハンガ 一掛け 12とが連結部 13を介してプラスチック材にて一体的に成形されているため、 部品点数が少なくて簡単な構成であり、かつ、収納衣類の重量が収納袋 1のフィルム 2, 3に作用することはないため、収納袋 1が破損するなどのおそれはない。
[0032] そして、連結部 13は薄肉シート状であるために該連結部 13が嵩高くなることはない 。また、連結部 13に表フィルム 2及び裏フィルム 3を溶着するのは製袋工程における 表裏フィルムの溶着工程中で行われるため、別途溶着工程を追加する必要はなぐ 力、つ、プラスチックフィルムどうしの溶着に使用される汎用の溶着機を使用することが
できる。し力も、薄肉シート状部分に表裏フィルム 2, 3が溶融して一体化されるたるた め、連結部 13は大きな耐荷重性を有することになる。
[0033] (溶着方法の一例、図 3参照)
ここで、前記連結部 13と表裏フィルム 2, 3との溶着方法の一例について説明する。 図 3 (A)に示すように、連結部 13は厚さ 0. 3mmのポリエチレンからなる。表裏フィル ム 2, 3の外佃 Jフイノレム 2a, 3aは厚さ 0. 015mmのポリアミド力、らなり、内佃 Jフイノレム 2b
, 3bは厚さ 0. 06mmのポリエチレンからなる。
[0034] このような素材のラミネートフィルム 2, 3を連結部 13の表裏面にそれぞれ重ね合わ せ、受台 31上に載置して上方からインパルスヒータ 30で押圧する。ヒータ 30にて、 2
00°Cで 0. 6秒加熱するとともに、 100kg圧で 4. 0秒加圧し、その後冷却する。これに て、連結部 13と内側フィルム 2b, 3bがー体的に溶融して接合する。
[0035] なお、図 3 (B)において、符号 Mlは内側フィルム 2bと連結部 13とが溶融/接合し た部分を示し、符号 M2は内側フィルム 3bと連結部 13とが溶融/接合した部分を示 す。
[0036] 図 3に示した溶着方法では、ヒータ 30にて一方向のみ力も加熱し、かつ、ヒータ面 力 Sフラットでよいため、簡略化した汎用の溶着機を使用することができる。なお、一方 向のみではなぐ上下方向力 加熱するようにしてもよいことは勿論である。
[0037] (第 2実施例、図 4参照)
本第 2実施例は、その要部を図 4に示すように、ハンガー掛け部材 10の連結部 13 に穴 13aを形成したものである。穴 13aを形成することでフィルム 2, 3の溶融部分が 穴 13aを通じて直接溶着し、フィルム 2, 3の連結部 13との溶融が十分でない場合や 連結部 13に多少厚みがありそれほど溶融しない場合であっても、フィルム 2, 3と連結 部 13とに大きな固着力が発生する。なお、穴 13aではなく切欠きであってもよい。
[0038] 例えば、ハンガー掛け部材 10をポリプロピレン、フイノレム 2, 3をポリエチレンとした 場合であっても、ヒートシールによってフィルム 2, 3のポリエチレンが溶融して穴 13a を通じて直接溶着し、フィルム 2, 3が連結部 13に疑似溶着する。連結部 13部分以 外のフィルム 2, 3は完全に溶着されているので、疑似溶着部分が剥離するおそれは ない。
[0039] (第 3実施例、図 5及び図 6参照)
本第 3実施例は、その要部を図 5に示すように、ハンガー掛け部材 10のフック 11を 円環状とし、連結部 13に大きい目の穴 13aを形成し、さらに、連結部 13の下部に係 止部 12 'を設け、かつ、係止部 12 'に係止するハンガー掛け 15を備えている。他の 構成は前記第 1、第 2実施例と同様である。
[0040] ハンガー掛け 15は垂直板部 16の上部に設けた鈎状のフック部 17、垂直板部 16に 設けた複数のフック部 18とで構成されている。フック部 17を係止部 12 'に係止し、衣 類を掛けたハンガーをそれぞれフック部 18に掛けることで、一つの収納袋 1に多数の 衣類をバナナの房状にして収納することができる。
[0041] ここで、収納袋 1に複数の衣類が収納されている状態を図 6に示す。縦方向に複数 個設けたフック部 18にそれぞれ衣類を掛けたハンガーを引掛けることで収納袋 1に は複数の衣類が収納される。特に、ハンガー掛け 15は収納袋 1の幅方向中央部に 設けられ、各フック部 18は縦方向に設けられているため、衣類は縦方向にずらせ収 納されることになり、厚みの大きい肩部が重なることはなぐコンパクトに収納すること ができ、収納袋 1の幅寸法が小さくて済む。し力も、衣類を縦方向にずらせて掛ける ため、収納衣類が外から見やすぐ必要な衣類を取り出しやすぐもとに戻すのも容 易である。
[0042] (第 4実施例、図 7参照)
本第 4実施例は、その要部を図 7に示すように、ハンガー掛け部材 10の上部にフッ ク 1 1を係止するための係止部 11 'を設けたもので、他の構成は前記第 1実施例と同 様である。フック 11はその下部に形成されている鍵部 11aを係止部 11 'に係止して ハンガー掛け部材 10と一体化される。
[0043] (第 5実施例、図 8参照)
本第 5実施例は、その要部を図 8に示すように、フック 11を係止するための係止部 1 1 'とハンガー掛け 15を係止するための係止部 12 'とを連結部 13を介してプラスチッ ク材にて一体的に形成してハンガー掛け部材 10としたものである。なお、連結部 13 に収納袋 1の表裏フィルム 2, 3が溶着されることなどは前述の各実施例と同様である
[0044] フック 11はその下部に形成されている鍵部 11aを係止部 11 'に係止させる。また、 ハンガー掛け 15はその上部に設けた鈎状のフック部 17と縦方向に連なる複数のフッ ク部 18とで構成されている。フック部 17を係止部 12'に係止し、衣類を掛けたハンガ 一をそれぞれフック部 18に掛けることで、一つの収納袋 1に多数の衣類を収納するこ とができる(図 6参照)。
[0045] (他の実施例)
なお、本発明に係る衣類収納袋及びその製造方法は前記実施例に限定するもの ではなぐその要旨の範囲内で種々に変更できる。
[0046] 例えば、収納袋の構成、サイズや密閉するための手段などは任意である。特に、収 納袋はプラスチックフィルムによって形成するものの他に、不織布によって形成したも のであってもよい。
[0047] また、第 3の発明に係る収納袋において、ハンガー掛け部材 10は必ずしもその構 成に必須のものではなぐ特に、連結部 13が薄肉シート状である必要はない。
Claims
[1] 収納袋の外部にフックを備えるとともに、該収納袋の内部にハンガー掛けを備えた 衣類収納袋の製造方法において、
前記フック又は該フックを係止するための第 1の係止部と、前記ハンガー掛け又は 該ハンガー掛けを係止するための第 2の係止部とを、薄肉シート状の連結部を介して プラスチック材にて一体的に成形する工程と、
前記収納袋を構成する表フィルム及び裏フィルムを溶着する際に、前記薄肉シート 状の連結部の表裏面に該表裏フィルムをそれぞれ重ねて、連結部及び表裏フィルム を一体的に溶融させて接合する工程と、
を備えたことを特徴とする衣類収納袋の製造方法。
[2] 収納袋の外部にフックを備えるとともに、該収納袋の内部にハンガー掛けを備えた 衣類収納袋において、
前記フック又は該フックを係止するための第 1の係止部と、前記ハンガー掛け又は 該ハンガー掛けを係止するための第 2の係止部とが、薄肉シート状の連結部を介し てプラスチック材にて一体的に成形されており、
前記収納袋を構成する表フィルム及び裏フィルムを溶着する際に、前記薄肉シート 状の連結部の表裏面に該表裏フィルムがそれぞれ重ねられて一体的に溶融 Z接合 されていること、
を特徴とする衣類収納袋。
[3] 収納袋の外部にフックを備えるとともに、該収納袋の内部にハンガー掛けを備えた 衣類収納袋において、
前記ハンガー掛けは前記収納袋の幅方向略中央部に縦方向に複数個設置されて レ、ること、
を特徴とする衣類収納袋。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
PCT/JP2005/000925 WO2006080049A1 (ja) | 2005-01-25 | 2005-01-25 | 衣類収納袋及びその製造方法 |
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- 2005-01-25 WO PCT/JP2005/000925 patent/WO2006080049A1/ja not_active Application Discontinuation
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