JP2003339509A - 縦型ハンガー掛け具 - Google Patents

縦型ハンガー掛け具

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JP2003339509A
JP2003339509A JP2002153411A JP2002153411A JP2003339509A JP 2003339509 A JP2003339509 A JP 2003339509A JP 2002153411 A JP2002153411 A JP 2002153411A JP 2002153411 A JP2002153411 A JP 2002153411A JP 2003339509 A JP2003339509 A JP 2003339509A
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hanger hook
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Koji Okuda
幸爾 奥田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積み重ねができ、構造が簡単で、安価な、縦
方向にハンガーが多数掛けられる、縦型ハンガー掛け具
を提供することである。 【解決手段】 1)細長い板状の本体1の上部にフック4
等の取り付け手段を設け、この本体1の表面11に多数
のハンガー掛け片2を斜め上方に設ける。本体1の表面
11の前記ハンガー掛け片2の投影面に、ハンガー掛け
片2よりも大きい空隙部3を貫通して設ける。2)取り付
け手段を上部に設けた本体1に、空隙部3を多数設け、
下部の空隙部下部31を斜めに形成する。この中にハン
ガー掛け片下部21を斜めに形成したハンガー掛け片2
を入れ、ハンガー掛け片下部21と空隙部下部31とを
ヒンジ12により繰り返し折り曲げ可能に結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、在庫時や流通
時、店頭陳列時等に積み重ねができて、縦方向にハンガ
ーを多数掛けられる、縦型ハンガー掛け具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の縦型ハンガー掛け具には、次のよ
うなものがある。1)特開 2000-300420「縦型ハンガー掛
け並びに衣服掛け」は、図4の(A)に側面図(左)と
正面図(右)とで示すように、細長い板状の掛具取付板
1Aから直角方向に、衣服又はハンガーを掛ける掛具2
Aが出ている。掛具2Aは、上に行く程少しずつ長くな
っていて、衣服又はハンガー等を下から順番に掛けた
り、取り出したりするのを容易にしている。掛具2Aの
先には板状物が付いている。掛具取付板1Aの上部に
は、取付フック4Aが取り付けられている。
【0003】2)特開2002-434「複数ハンガー掛け具」
は、図4の(B)に正面図(左)と側面図(右)とで示
すように、太い針金様のもので作られていて、垂直方向
の縦杆1Bに水平方向の横杆1Cを取り付け、この横杆
1Cの両端に、ハンガーを掛ける掛けフック2Bが前面
に向かって付けられている。縦杆1Bの上部には、吊り
フック4Bが付けられている。縦杆1Bの下部には、下
部連結用掛けフック4Cが付けられている。
【0004】3)実登3008794「多段式ハンガー掛けアー
ムを両側にもった洋服掛け」は、図4の(C)に側面図
で示すように、細長い板状の棒1Dの両側面に、ハンガ
ーを掛ける鍵形アーム2Cが板の平行方向に付けられ、
棒1Dの前面にネクタイ掛けアーム2Dが板の直角方向
に付けられている。
【0005】4)実公昭16-10617「洋服掛吊下器」は、ハ
ンガーを掛けるための掛合溝の付いた吊下桿と唯の板状
の縦板とを軸承部で横軸により回動自在に結合したもの
である。
【0006】又、5)実開昭 58-117180「ハンガー掛け」
や6)実開平2-4479「リングハンガー」のように多数のリ
ングを紐等で結合したものや7)実公昭2-3068「鉤止具」
のように太い針金状のものの先端を曲げて鉤状にし、他
端をリング状にしたものを折れ曲がり自在につなげたも
のもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の縦型ハンガー掛
け具には、次のような問題点があった。上記の1)から3)
のものは、衣服(3)ではネクタイ)やハンガーを掛ける
掛け具が細長い板状や太い針金状の本体から出っ張った
ままになっている。使用時には問題ないが、在庫時や流
通時には、この出っ張りが邪魔になって、かさ張り、不
安定なため、長方形のような、積み重ね可能な個別ケー
スが必要になり、無駄なスペースや余分なコストがかか
る。又、店頭で商品を陳列する場合も、不安定なため、
積み重ねられず、個別ケースが必要になる。
【0008】4)のものは、折り畳めば板状になるので、
上記のような在庫・流通時の問題点はないが、構造が複
雑でコストがかさみ、原価高になる。使用時にも、ハン
ガーを掛けたり外したりするのに、いちいちハンガーを
掛けるための掛合溝の付いた吊下桿を前面に外したり元
に戻したりしなければならない。
【0009】5)から7)のものは、使用時には問題ない
が、在庫時や流通時には形状が一定しないため、変形し
ないよう、個別ケースが必要になり、無駄なスペースや
余分なコストがかかる。
【0010】この発明の縦型ハンガー掛け具の特長は、
狭いスペースに縦型に多数の衣服を重ねて、掛けられる
ことである。縦型であるから既存のハンガー掛けや釘が
あれば、多数の衣服が掛けられ、省スペースになる。積
み重ね可能なため在庫・流通時に省スペースになる。
【0011】この発明の縦型ハンガー掛け具は、主とし
て単身者が寮や間借、下宿等で洋服タンスやクローゼッ
ト等もなく、ハンガーの掛け場が足らなくて困ったとき
や一般家庭で来客時、子供部屋等でハンガーの掛け場が
不足したとき等に使用するものである。手軽で安価にす
る必要がある。安価に製造するには、プラスチックの射
出成型を考えねばならない。
【0012】安価にするためには、構造も簡単で、生産
効率もよく、低コストで製造する他に、無駄な包装を省
き、在庫・流通コスト等も低く抑えねばならない。安価
なものであるから店頭での占有スペースもできるだけ抑
える必要がある。掛け具が出っ張っていても、その投影
面に、掛け具が入る空隙部があれば、積み重ねができ
る。価格を下げるためには、多面的にみる必要がある。
【0013】従来の技術には、このような包装や在庫・
流通コストの観点が欠けていたが、その要因は、簡単な
商品であるから、開発が個人や一部の部門で行われ、全
社的なプロジェクトで開発されなかったため、使用状況
や製造段階までしか目が行き届かず、包装・在庫・流通
・店頭等のことまでは考えが及ばなかったものと考えら
れる。一般的に、アイデアを出す人は、製造や開発部門
の人が多く、包装・在庫・流通・店頭陳列等のことには
うといものである。
【0014】この発明が解決しようとする課題は、積み
重ねができ、構造が簡単で、安価な、縦方向にハンガー
が多数掛けられる、縦型ハンガー掛け具を提供すること
である。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係る縦型ハン
ガー掛け具は、前記の課題を解決したものであって、次
のようなものである。
【0016】請求項1記載の発明に係る縦型ハンガー掛
け具は、上部に取り付け手段4を設けた本体1の表面1
1側に、多数のハンガー掛け片2を斜め上方に設け、こ
の本体1の表面11の、前記ハンガー掛け片2の投影面
に、前記ハンガー掛け片2よりも大きい空隙部3を貫通
して設けたものである。
【0017】本体1は、細長い板状である。通常は、直
方体であるが、多少の変形は構わない。表面11は、板
状物の面積大の面の片面を指す。表面11の側にハンガ
ーや衣服を掛ける。
【0018】ハンガー掛け片2は、ハンガーや衣服を掛
けるためのもので、通常板状であるが、他の形状でもよ
い。斜め上方とは、図1に示すように、ハンガー掛け片
2が斜めで、本体1と接する部分が下側になっているこ
とをいう。ここにハンガーのフック部分を掛ける。ハン
ガーとは、洋服ハンガーのことである。衣服の場合は、
ハンガー掛け片2の先端に掛ける。
【0019】多数とは、3個以上をいう。使用状況に応
じて、適宜数を増やす。ハンガー掛け片2相互の間隔も
使用状況に応じて、調整してよい。
【0020】空隙部3は、この縦型ハンガー掛け具が互
いに積み重ねできるように、他の縦型ハンガー掛け具の
ハンガー掛け片2を入れるためのものである。従って、
本体1を貫通している。ハンガー掛け片2よりも大きけ
ればよい。投影面とは、この縦型ハンガー掛け具の表面
11側の方向から光を当てたときにできる、ハンガー掛
け片2の影をいう。
【0021】取り付け手段4は、この縦型ハンガー掛け
具を既存のハンガー掛け・洋服掛け・釘、長押や壁、柱
等に掛けるためのもので、フック4の他に、リング状の
ものでもよいし、剛体の他、輪状の紐でもよい。本体1
に貫通して設けた引掛穴41でもよいし、片方が開いた
C字型の引掛凹部42でもよい。釘止め・ネジ止めでも
よい。フック4を回動自在又は直角に回れるようにする
と、ハンガー掛け・釘と長押の両方に掛けられて便利で
ある。取り付け手段4は、本体1の上部に設ける。な
お、上下は、使用状態での上下を示す。
【0022】本体1やハンガー掛け片2は、充実した板
状である必要はなく、プラスチック成型の場合は、断面
形状をコの字型にしてもよい。材料節減、成型時間短
縮、軽量化になり、低価格につながる。
【0023】請求項2記載の発明に係る縦型ハンガー掛
け具は、上部に取り付け手段4を設けた細長い板状の本
体1に、空隙部3を多数設け、この空隙部3に入る形
状、大きさのハンガー掛け片2をこの空隙部3の中に設
け、ハンガー掛け片下部21と空隙部下部31との少な
くとも一方を、表面11側が広くなるよう斜めに形成し
て、これらのハンガー掛け片下部21と空隙部下部31
とを裏面側で、ヒンジ12により、ヒンジ状に結合した
ものである。
【0024】空隙部3とハンガー掛け片2とは、互いに
関連があり、通常同じような形状、大きさで、空隙部3
の方が大きい。形状は、必ずしも同じにする必要はな
く、空隙部3の方が大きければよい。又、空隙部3は、
通常、本体1を貫通して設けるが、成型が可能であれば
必ずしも貫通してなくてもよい。
【0025】ハンガー掛け片2は、空隙部3よりも小さ
ければよい。通常は、ほぼ同じ形状で、幅をやや狭くす
る。上部は、指先で引き出し易いように、少し低くした
方がよい。引き出し易いように、先端に引っ掛かりを設
けてもよい。ハンガー掛け片下部21と空隙部下部31
とは、どちらか一方を斜めに形成すればよいが、通常
は、両方とも同じ角度で斜めにした方が、両者が接した
箇所に段差が生じなくてよい。
【0026】ヒンジは、薄い板状物で、繰り返し折り曲
げ可能に結合するものをいう。ヒンジ状とは、繰り返し
折り曲げ可能な状態であり、ヒンジ状に結合とは、薄い
板状のものにより、繰り返し折り曲げ可能に結合するこ
とである。
【0027】請求項3記載の発明に係る縦型ハンガー掛
け具は、本体1の中間部の裏面側に、ヒンジ連結部13
を設け、上下の本体1をヒンジ状に連結した、請求項2
記載の縦型ハンガー掛け具である。
【0028】ヒンジ連結部13の位置は、折り曲げた下
側の本体1の先端が、取り付け手段を妨害しないよう
に、中央部よりも下側になる。中間部の中間は、本体1
の中心を意味するのではなく、上部と下部との間という
意味である。中央部の中央は、本体1の中心という意味
である。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例に基
づき、図面を参照しながら説明する。
【実施例】実施例1 実施例1を図1に基づいて説明する。図1は、実施例1
の縦型ハンガー掛け具を示すもので、(A)は斜視図、
(B)は(A)の側面図、(C)はフックを示す斜視
図、(D)は他のフックの下部を示す部分斜視図であ
る。
【0030】実施例1の縦型ハンガー掛け具は、細長い
板状の本体1の上部にフック4を設け、本体1の表面1
1側に多数の板状のハンガー掛け片2を斜め上方に向け
て設ける。本体1の表面11のハンガー掛け片2の投影
面に、ハンガー掛け片2よりも大きい空隙部3を貫通し
て設ける。
【0031】従って、(B)に示すように、他の縦型ハ
ンガー掛け具と積み重ねることができる。順次積み重ね
できるので、何枚でも積み重ねできる。想像線は、他の
縦型ハンガー掛け具を示す。
【0032】本体1の上部を板状に形成し(縦断面形状
は、コの字型になる。)、孔を明け、この孔に(C)に
示すフック4の深い溝付の脚部をはめると、回動自在で
抜けないフックが取り付けられる。フック4の深い溝付
の脚部の先端は、断面形状が矢印を縦割りしたような形
状になっていて、弾性を持っているるので、強く押し込
むとはまり、回動自在で抜けなくなる。フック4をこの
ようにすると、ハンガー掛け・釘等と長押の両方に掛け
ることができ便利である。
【0033】プラスチックで成型するときは、フック4
の脚部の下端を(D)に示すように、薄い板状に形成す
ると、90度以上回ることができ、重量には耐えるので、
ハンガー掛け・釘等と長押の両方に掛けることができ便
利である。又、同時に成型できるので、コストは変わら
ない。回動自在又は、90度以上に回すのは、他の既存技
術を使用してもよい。
【0034】使い方は、ハンガー掛け片2に、衣服を掛
けたハンガーのフックを掛ける。下から順に掛けた方が
掛け易い。1つのハンガー掛け片2に複数のハンガーフ
ックを掛けてもよい。ハンガーの数が少ないときは、飛
び飛びに掛けてもよい。ハンガーの数に応じて、適宜掛
けてよい。又は、ハンガーが不足のとき等、ハンガーを
使わずに、衣服を直接掛けてもよい。本体1が短いもの
の場合は、1番下のハンガー掛け片2に、別の縦型ハン
ガー掛け具のフック4を掛けて、2個連結して使っても
よい。
【0035】実施例1の縦型ハンガー掛け具は、既存の
ハンガー掛けや釘等が1本あれば、多数のハンガーが掛
けられるので、ハンガーの数の割に、ハンガー掛け等の
数が少ないときに、便利である。洋服タンスの中に使用
してもよい。縦型のため、衣服が重なって掛けられるの
で、省スペースになる。又、この縦型ハンガー掛け具
は、何個でも積み重ねできるので、在庫時、流通時、店
頭陳列時にかさ張らず、安定性もよく、積み重ねのため
の個別ケースが不要であるため、在庫・流通等のコスト
を低く抑えられるという効果がある。空隙部3も材料の
節減になり、コストダウンになる。フック4が回るもの
は、ハンガー掛け等と長押の両方に掛けられるので便利
であるという効果がある。
【0036】実施例2 実施例2を図2に基づいて説明する。図2は、実施例2
の縦型ハンガー掛け具を示す。(A)は斜視図、(B)
は(A)のX−X線断面図、(C)はハンガー掛け片2
を出した状態の斜視図、(D)は(C)のZ−Z線断面
図、(E)はハンガー掛け片2の下部のハンガー掛け片
下部21と空隙部3の下部の空隙部下部31との形状を
示す部分断面図、(F)は別のハンガー掛け片2の下部
のハンガー掛け片下部21と空隙部3の下部の空隙部下
部31との形状を示す部分断面図、(G)は(A)のY
−Y線断面図、(H)は(A)の別のY−Y線断面図で
ある。
【0037】実施例2の縦型ハンガー掛け具は、ハンガ
ー掛け片2が可動のもので、在庫・流通時や不使用時に
は、本体1の空隙部3の中にハンガー掛け片2を入れ
て、全体を板状にして、積み重ね可能にし、使用時に
は、ハンガー掛け片2を出して、ここにハンガーのフッ
クを掛けるものである。
【0038】細長い板状の本体1の上部に、取り付け手
段として引掛孔41を設け、その下に空隙部3を多数設
け、その中にハンガー掛け片2を入れる。ハンガー掛け
片2のハンガー掛け片下部21と空隙部3の空隙部下部
31は、それぞれ傾斜が逆になるように、斜めにする。
ハンガー掛け片下部21と空隙部下部31とを裏面側で
ヒンジ12によりヒンジ状に結合する。できた空間は、
V字型になる。従って、ハンガー掛け片2は、(C)に
示すように、表面11側に斜めに引き出すことができ
る。
【0039】ハンガー掛け片下部21と空隙部下部31
は、必ずしも上記のように、両方とも斜めにしなくて
も、どちらか一方だけ斜めにしてもよい。(E)に示す
ように、ハンガー掛け片下部21だけを斜めにしてもよ
いし、(F)に示すように、空隙部下部31だけを斜め
にしてもよい。但し、このように片方だけを斜めにする
と、ハンガー掛け片2を引き出したときに、両者の接し
た箇所に段差ができる。
【0040】ハンガー掛け片2を空隙部3の中に入れた
状態にすると、1枚の板状になるので、何枚でも積み重
ねることができる。
【0041】ハンガー掛け片2の幅は、空隙部3の幅よ
りもやや狭くし、長さは、一番上のようにほぼ同じにし
てもよいし、上から2番目のように指先が入る程度短く
してもよい。3番目のように、ハンガー掛け片2の先端
に引っ掛かりを付け、空隙部3の上部に指先が入り易い
ように、凹部を設けてもよい。
【0042】ハンガー掛け片2の断面形状は、(G)に
示すように、長方形でもよいが、(H)に示すように、
表面11側の方が長い台形にすると、ハンガー掛け片2
が裏面側に抜け出ることがない。
【0043】本体1やハンガー掛け片2の断面形状は、
コの字型にしてもよい。
【0044】使い方は、引掛孔41をハンガー掛けや釘
等に掛け、ハンガー掛け片2を必要数引き出して、ここ
にハンガーのフックや衣服を掛ける。収納時には、ハン
ガー掛け片2を空隙部3の中に入れると、板状になるの
で、かさ張らない。
【0045】実施例2の縦型ハンガー掛け具は、既存の
ハンガー掛けや釘等が1本あれば、多数のハンガーが掛
けられるので、ハンガーの数の割に、ハンガー掛け等の
数が少ないときに、便利である。縦型のため、衣服が重
なって掛けられるので、省スペースになる。ハンガー掛
け片2が可動のため、必要数だけハンガー掛け片2を出
せるので、ハンガー数が少ないときは、すっきりする。
ハンガー掛け片2を空隙部3の中に入れると、板状にな
るので、不使用時や収納に便利である。又、この縦型ハ
ンガー掛け具は、何個でも積み重ねできるので、在庫
時、流通時、店頭陳列時にかさ張らず、安定性もよく、
積み重ねのための個別ケースが不要であるため、在庫・
流通等のコストを低く抑えられるという効果がある。
【0046】実施例3 実施例3を図3に基づいて説明する。図3は、実施例3
の縦型ハンガー掛け具を示す。(A)は伸ばした状態を
示す斜視図、(B)は折り曲げた状態を示す側面図であ
る。なお、(A)の下側のハンガー掛け片2は、空隙部
3の中に入れた状態を示す。
【0047】実施例3の縦型ハンガー掛け具は、実施例
2に示した、ハンガー掛け片2が可動のものの本体1の
中間部に、繰り返し折り曲げ可能なヒンジ連結部13を
設け、本体1の上部に、引掛穴41の代わりに引掛凹部
42を設けたものである。本体1の下部に必要に応じ
て、仮止爪14を設ける。ハンガーの数が少ないときや
長さが長くては不都合なとき等に、ヒンジ連結部13で
折り曲げて、短くできるものである。
【0048】引掛凹部42は、C字型で、フック4のよ
うに、ハンガー掛け等や洋服タンス内のバー(横棒)等
に掛けるものである。ヒンジ連結部13は、上下の本体
1をヒンジ状に連結するもので、本体1の裏面側に設け
る。折り曲げたときに、引掛凹部42が使用できるよう
に、下側の本体1が短くなるよう、ヒンジ連結部13
は、本体1の中央よりも下側に設ける。
【0049】仮止爪14は、折り曲げた本体1の下側を
上側に仮止めするもので、必ずしも設けなくてよく、壁
面に沿って使用するときは、なくてもよい。仮止爪14
は、折り曲げた下側の本体1を上側に仮止めする仮止手
段であるから、他の形のもの、例えば丁度はまる、突起
と凹部との組み合わせ等、既存の技術でよい。
【0050】使い方は、ハンガーの数が多いときや本体
1が長くてもよいときは、本体1を伸ばした状態で使
う。引掛凹部42をハンガー掛け等や洋服タンスのバー
等に掛ける。ハンガーの数が少ないときや長さが長くて
は不都合なとき等には、本体1をヒンジ連結部13で折
り曲げて使う。その他は、実施例2の縦型ハンガー掛け
具と同じである。
【0051】実施例3の縦型ハンガー掛け具は、実施例
2のものの効果の他に、ハンガーの数が少ないときや長
さが長くては不都合なとき等には、本体1をヒンジ連結
部13で折り曲げて、短くして使用できる。長くてもよ
いときには、伸ばして使用できるという効果がある。
又、短くできるので、収納時や在庫・流通時にも、コン
パクトにできるという効果がある。
【0052】
【発明の効果】請求項1に示す発明の縦型ハンガー掛け
具は、構造が簡単で、積み重ねができ、安価で、縦方向
にハンガーが多数掛けられるという効果がある。
【0053】請求項2に示す発明の縦型ハンガー掛け具
は、ハンガー掛け片2が可動で、必要に応じて出したり
入れたりできる。構造が簡単で、ハンガー掛け片2を空
隙部3の中に入れると、板状になるので、積み重ねがで
き、安価で、縦方向にハンガーが多数掛けられるという
効果がある。
【0054】請求項3に示す発明の縦型ハンガー掛け具
は、請求項2のものの効果の他に、本体1を必要に応じ
て、折り曲げることができので、ハンガーの多少、使用
場所の制約に対応できるという効果がある。又、短くで
きるので、在庫・流通時や収納時に、コンパクトにでき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す斜視図及び側面図である。
【図2】実施例2を示す斜視図及び断面図である。
【図3】実施例3を示す斜視図及び側面図である。
【図4】従来の技術を示す側面図及び正面図である。
【符号の説明】
1 本体 11 表面 12 ヒンジ 13 ヒンジ連結部 14 仮止爪 1A 掛具取付板 1B 縦杆 1C 横杆 1D 棒 2 ハンガー掛け片 21 ハンガー掛け片下部 2A 掛具 2B 掛けフック 2C 鍵形アーム 2D ネクタイ掛けアーム 3 空隙部 31 空隙部下部 4 フック 41 引掛孔 42 引掛凹部 4A 取付フック 4B 吊りフック 4C 下部連結用掛けフック 4D フック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細長い板状の本体(1)の上部に取り付
    け手段(4)を設け、この本体(1)の表面(11)
    に、多数のハンガー掛け片(2)を斜め上方に設け、前
    記本体(1)の表面(11)の、前記ハンガー掛け片
    (2)の投影面に、前記ハンガー掛け片(2)よりも大
    きい空隙部(3)を貫通して設けた縦型ハンガー掛け
    具。
  2. 【請求項2】 細長い板状の本体(1)の上部に取り付
    け手段(4)を設け、この本体(1)に、空隙部(3)
    を多数設け、この空隙部(3)に入る形状、大きさの、
    ハンガー掛け片(2)を前記空隙部(3)の中に設け、
    前記ハンガー掛け片(2)の下部のハンガー掛け片下部
    (21)と前記空隙部(3)の下部の空隙部下部(3
    1)との少なくとも一方を、表面(11)側が広くなる
    ように斜めに形成して、これらのハンガー掛け片下部
    (21)と空隙部下部(31)とを裏面側で、ヒンジ状
    に結合した縦型ハンガー掛け具。
  3. 【請求項3】 本体(1)の中間部の裏面側に、ヒンジ
    連結部(13)を設け、上下の本体(1)をヒンジ状に
    連結した、請求項2記載の縦型ハンガー掛け具。
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WO2006080049A1 (ja) * 2005-01-25 2006-08-03 Ishizaki Shizai Co., Ltd. 衣類収納袋及びその製造方法
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