WO2006043664A1

WO2006043664A1 - パラメータ設定、記憶方法

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Publication number: WO2006043664A1
Application number: PCT/JP2005/019396
Authority: WO
Inventors: Michimasa Uematsu; Kaoru Iizuka; Shinji Yamabuchi
Original assignee: Access Co., Ltd.
Priority date: 2004-10-22
Filing date: 2005-10-21
Publication date: 2006-04-27
Also published as: US20100274884A1; EP1821215B1; US20070298773A1; EP1821215A1; US7779105B2; EP1821215A4; JPWO2006043664A1; JP4712722B2; US8244849B2; ATE535869T1

Abstract

　コンテンツの閲覧時に必要なパラメータをコンテンツの位置情報と関連付けて記憶手段に記憶し、要求されたコンテンツの位置情報と同一の位置情報が記憶手段に記憶されている場合はその位置情報と関連付けて記憶されているパラメータを記憶手段から取得し、要求されたコンテンツの位置情報と同一の位置情報が記憶手段に記憶されていない場合は一定の規則に適合する位置情報が記憶手段に記憶されていれば、その一定の規則に適合する位置情報と関連付けて記憶されているパラメータを記憶手段から取得し、その取得されたパラメータを要求されたコンテンツの閲覧時の処理に適用する。　

Description

パラメータ設定、記憶方法

技術分野

[0001] 本発明は、ブラウザにおける情報の提供に関し、更に詳細には、ユーザがコンテンッをブラウジングする際に使用されるパラメータの設定、記憶方法に関する。

背景技術

[0002] インターネット利用の拡大を背景として、近年、インターネット上の Webページの閲覧が広く行われている。 Webページは、テキストデータや HTMLによるレイアウト情報、文章中に埋め込まれた画像、音声、動画などから構成される。 Webページを閲覧するためのアプリケーションソフトであるブラウザは、 URL (位置情報）が指定されると、 W ebページの画像ファイルや音楽ファイル等をインターネットからダウンロードし、レイァゥトを解析して端末の画面上に表示'再生する。ブラウザは、一般的に、 Webページの HTML文書の取得時（ページ取得処理時）及び Webページの表示 ·再生時（レイァゥト処理時）に行う各種処理を制御するための各種パラメータを有して、る。

[0003] 下記非特許文献 1には、マイクロソフト社のブラウザ「Microsoft Internet Explored において、インターネットオプションのダイアログボックス等により、ユーザは Webぺージの表示動作に関する設定を行うことができる、と記載されている。例えば、ユーザはセキュリティレベルのカスタマイズ.変更、 Cookieの設定変更.制限レベルの設定、ァ二メーシヨンやサウンドの再生を止めること等の設定を行うことができる。これらは、ゥインドウ単位に対する設定である。また、 Cookieに関しては、ユーザが Webサイトを指定して登録することにより、 Webサイトごとに設定を変更できるように構成されていることが記載されている。

[0004] また、下記特許文献 1には、ブラウザの表示パラメータとして「レイアウト規則の切り替え」があり、そのパラメータはユーザ操作によって設定可能であることが記載されている。ユーザは、パラメータを設定することにより、端末の画面に表示されたブラウザウィンドウ上で、最適な表示レイアウトを選択することができる。

[0005] 非特許文献 1：「できる大辞典 Windows XP Professional & Home Edition」出版：インプレス著者:羽山博 ·吉川明広 ·松村誠一郎 ·鳥羽美奈子 ·できるシリーズ編集部特許文献 1 :特開 2002— 91420

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0006] 高度情報化社会である近年のインターネット環境は、 PCのみならず、携帯電話や P DA等の携帯型の端末装置にまで広範に至っている。携帯型の端末装置は、通常、 P Cと比して画面サイズが小さぐ処理速度が遅ぐメモリの容量が小さい。したがって、携帯型の端末装置は、ページを閲覧する際には利便性が低下する場合がある。また、 PCにおいても、ユーザが Webページ力も必要な情報を迅速に得る目的で、 Webぺージ閲覧時にその都度適切な表示方法を設定して、ては、煩雑な操作が必要となつてしまう。

[0007] 従来の一般的なブラウザ（例えば、 Microsoft Internet Explorer)では、ウィンドウ単位で Webページの閲覧時に必要なパラメータの設定を行うので、他の Webページへ移動してもその設定は保持されている。例えば、ユーザが、閲覧中の Webページにおいて一画面でより多くの情報を得ようとして文字サイズを"小"に設定した場合、リンクゃ検索等により他の Webページへ移動した後も設定が保持されている。しかし、そのままの文字サイズでは小さすぎて移動後の Webページの記載文章を読むことが困難となる場合が生じる。この場合、ユーザが再び設定を戻さなければならないという煩雑な操作が必要となる。一方、パラメータの一つである Cookieは、ウィンドウ単位ではなく Webサイト単位での設定登録が可能である。し力し、 Webサイト内の異なったぺージごとに設定を変えることはできない。また、ユーザは Webサイト単位で Cookieの登録処理を行わなければならな、と、うわずらわし!/、操作を必要とする。 Cookie以外のノラメータにお、ては、 Webサイト単位の登録（当然にページごとの登録)もできな!/ヽ

[0008] また、特許文献 1では、ユーザが、閲覧中の Webページにおいて「レイアウトの切り替え」パラメータの設定を行い、その後、他の Webページへ移動するとその設定はデフォルト値に戻る。先の設定を行った Webページに戻ってもその設定は保持されてヽないので、再度、最適な表示設定を行わなければならないという煩雑な操作が必要となる。

[0009] 本発明は以上のような事情に鑑みてなされた。ユーザに意識させることなぐすなわち煩雑な操作なしに Webページ単位で閲覧時に必要なパラメータ設定を記憶することにより、従来のブラウザ機能に比してユーザピリティを高めることを目的とする。課題を解決するための手段

[0010] 上記目的を達成するために、本発明のパラメータの設定、記憶方法は、コンテンツの閲覧時に必要なパラメータをコンテンツの位置情報と関連付けて記憶手段に記憶し、要求されたコンテンツの位置情報と同一の位置情報が前記記憶手段に記憶されて、る場合はその位置情報と関連付けて記憶されて、るパラメータを前記記憶手段から取得し、要求されたコンテンツの位置情報と同一の位置情報が前記記憶手段に記憶されて！ヽな！ヽ場合は一定の規則に適合する位置情報が前記記憶手段に記憶されていれば、その一定の規則に適合する位置情報と関連付けて記憶されているパラメータを前記記憶手段から取得し、その取得されたパラメータを前記要求されたコンテンッの閲覧時の処理に適用することを特徴とする。

[0011] したがって、本発明では、閲覧しょうとするコンテンツ (Webページを含む）に使用されるパラメータがデータベース (記憶手段)から自動的に取得されるため、ユーザは煩雑な操作を行う必要がない。さらに、データベース内に同一のコンテンツの位置情報が記憶されていなくても、類似のコンテンツのパラメータを適用することができるため、ユーザピリティが向上するという効果を奏する。

[0012] さらに、本発明のパラメータの設定、記憶方法は、前記一定の規則に適合する位置情報は、前記記憶手段に記憶されている位置情報のうち、要求されたコンテンツの位置情報と、ドメイン名とパス名を含めた位置情報が最も近ヽ位置情報であることを特徴とする。

[0013] さらに、本発明のパラメータの設定、記憶方法は、要求されたコンテンツの位置情報のドメイン名の要素のそれぞれと、前記記憶手段に記憶されて!、る位置情報のドメイン名の要素のそれぞれを一番右端力順番に照合し、 k番目に初めて要素が合致しない場合、 kから 1を引いた数を合致数とし、一方でドメイン名の各要素が全て合致していた場合には、要求されたコンテンツの位置情報のパス名の要素のそれぞれと、前記記憶手段に記憶されて!、る位置情報のパス名の要素のそれぞれを一番左端から順番に照合し、 n番目に初めて要素が合致しない場合、 k+nから 1を引いた数を合致数とし、ドメイン名、あるいはドメイン名及びパス名の合致数の合計が最多となる前記記憶手段に記憶されて、る位置情報を、前記一定の規則に適合する位置情報とすることを特徴とする。

[0014] 選択的には、本発明のパラメータの設定、記憶方法は、ドメイン名の合致数の合計が等しい位置情報が複数前記記憶手段に記憶されており、それらの位置情報のうち、合致しない部分がドメイン名の最左端の要素である場合、当該要素が WWWである位置情報を前記一定の規則に適合する位置情報とすることを特徴とする。

[0015] 従って、本発明により、ユーザが任意のコンテンツにおいて一度行ったパラメータ設定を記憶し、再度訪れたときにもそのノメータが適用されるため、煩雑な操作を必要としなくなる。さらに、ノラメータが記憶されているコンテンツだけでなぐそのコンテンッに関連するコンテンツを訪れたときにも、パラメータが適用されるため、より利便性が向上する。

[0016] さらに、本発明のパラメータの設定、記憶方法は、ユーザインターフェースを介して行われるユーザ操作によるパラメータの変更を受け付ける手順を更に備え、前記ュ一ザ操作によりパラメータが変更されると、表示中のコンテンツの位置情報と関連付けて変更後のパラメータが前記記憶手段に記憶されることを特徴とする。

[0017] 従って、本発明により、更新された表示パラメータを記憶し、蓄積することにより、あた力もユーザが好みのパラメータを学習していくかのような効果を与え、ユーザは常に適切な表示を得ることができる。

[0018] また、さらに、本発明のパラメータの設定、記憶方法は、位置情報と関連付けて変更後のパラメータが前記記憶手段に記憶される際、その位置情報の上位層もしくは下位層の位置情報と関連付けて既に当該変更後のパラメータと同一のデータが前記記憶手段に記憶されている場合には、その位置情報、上位層の位置情報、下位層の位置情報のうちの一つのみに関連付けて当該変更後のパラメータを記憶しておくことを特徴とする。

[0019] また、選択的に、本発明のパラメータの設定、記憶方法は、位置情報と関連付けて変更後のパラメータが前記記憶手段に記憶される際、その位置情報の上位層もしくは下位層の位置情報と関連付けて当該変更後のパラメータと同一のデータが前記記憶手段に記憶されて、る場合には記憶せず、前記記憶手段に記憶されて、な、当該変更後のパラメータのみを記憶することを特徴とする。

[0020] さらに、本発明のパラメータの設定、記憶方法は、前記記憶手段に記憶されている要求されたコンテンツに対応する位置情報と関連付けられているパラメータのうち内容が設定されていないパラメータ情報に対しては、その位置情報の上位層の位置情報が前記記憶手段に記憶されており且つその上位層の位置情報と関連付けて当該ノラメータのパラメータ情報が記憶されている場合、その上位層の位置情報と関連付けられているパラメータ情報を前記要求されたコンテンツのパラメータとして適用することを特徴とする。また、請求項 9によると、本発明のパラメータの設定、記憶方法は、前記上位層の位置情報の！/、ずれにも前記パラメータ情報が記憶されて！、な！、場合は、前記パラメータのデフォルトを前記要求されたコンテンツのパラメータとして適用することを特徴とする。

[0021] 選択的には、本発明のパラメータの設定、記憶方法は、パラメータの更新日時の情報、パラメータが取得された日時の情報、パラメータが取得された回数の情報のうち、少なくとも一つもしくはそれらのうち複数の情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されているパラメータを選択的に削除することを特徴とする。

[0022] さらに、選択的に、本発明のパラメータの設定、記憶方法は、前記記憶手段に、ドメイン名、あるいはドメイン名及びパス名の合致数の合計が等、位置情報が複数記憶されている場合に、パラメータの更新日時の情報、パラメータが取得された日時の情報、ノラメータが取得された回数の情報のうち、少なくとも一つが一番最新のもの、もしくは回数が多い方を適用することを特徴とする。

[0023] さらに、本発明のパラメータの設定、記憶方法は、予めパラメータ情報を設定したパラメータを一つのセットとして複数セットが前記記憶手段に記憶され、前記記憶手段内において前記コンテンツの位置情報と関連付けて前記複数セットのうちどのセットが適用されるかの情報が記憶されていることを特徴とする。

[0024] 選択的に、本発明のパラメータの設定、記憶方法は、前記記憶手段が端末に備えられていることを特徴とする。さらに、選択的に、本発明のパラメータの設定、記憶方法は、前記記憶手段がネットワーク上のサーバに備えられていることを特徴とする。

[0025] また、本発明のパラメータの設定、記憶方法では、前記一定の規則に適合する位置情報に関連付けられたパラメータについて、パラメータごとに、前記要求されたコンテンッの閲覧時の処理の適用条件を設定可能である。若しくは、前記一定の規則に適合する位置情報に関連付けられたパラメータについて、ノラメータのカテゴリごとに、前記要求されたコンテンッの閲覧時の処理の適用条件を設定可能である。

[0026] また、本発明のコンピュータプログラムは、コンテンツの閲覧時に必要なパラメータをコンテンツの位置情報と関連付けて記憶手段に記憶する機能と、要求されたコンテンッの位置情報と同一の位置情報が前記記憶手段に記憶されている場合はその位置情報と関連付けて記憶されているパラメータを前記記憶手段から取得し、要求されたコンテンツの位置情報と同一の位置情報が前記記憶手段に記憶されて 1、な 1、場合は一定の規則に適合する位置情報が前記記憶手段に記憶されて、れば、その一定の規則に適合する位置情報と関連付けて記憶されているパラメータを前記記憶手段から取得する機能と、その取得されたパラメータを前記要求されたコンテンツの閲覧時の処理に適用する機能とを、コンピュータに実現させることを特徴とする。

[0027] また、さらに、本発明の端末装置は、コンテンツの閲覧時に必要なパラメータをコンテンッの位置情報と関連付けて記憶手段に記憶する手段と、要求されたコンテンツの位置情報と同一の位置情報が前記記憶手段に記憶されている場合はその位置情報と関連付けて記憶されているパラメータを前記記憶手段力取得し、要求されたコンテンッの位置情報と同一の位置情報が前記記憶手段に記憶されて 1、な 1、場合は一定の規則に適合する位置情報が前記記憶手段に記憶されて、れば、その一定の規則に適合する位置情報と関連付けて記憶されているパラメータを前記記憶手段から取得する手段と、その取得されたパラメータを前記要求されたコンテンツの閲覧時の処理に適用する手段と、を備えたことを特徴とする。

図面の簡単な説明

[0028] [図 1]本発明の実施形態としてのパラメータ設定を行うためのブラウザを有する携帯電話の外観図である。圆 2]図 1に示す携帯電話のハードウェア構成を表すブロック図である。

[図 3]CPUによる制御の下で動作するブラウザの機能を表す機能ブロック図である。

[図 4]パラメータ設定処理のフローチャートである。

[図 5]パラメータ更新処理のフローチャートである。

[図 6]パラメータ管理データベースのテーブル構造である。

[図 7]各パラメータデータである。

圆 8]インターネットに接続されたパラメータ管理サーバの模式図である。

[図 9]URLのツリー構造である。

[図 10]図 9の URLに対する各パラメータデータである。

[図 11]モードファイル (パラメータセット）である。

[図 12]パラメータ管理データベースのテーブル構造である。

符号の説明

10 携帯電話

100 CPU

101 ROM

102 RAM

103 フラッシュメモリ

104 無線通信制御部

105 アンテナ

111 液晶ディスプレイ

113 人力インタフェース咅

201 ブラウザエンジン

202 パラメータ管理システム

211 デフォルトパラメータデータベース

212 パラメータ管理データベース

221 パラメータ管理サーバ

222 Webサーバ

223 情報通信機器発明を実施するための最良の形態

[0030] 図 1は、本発明の実施形態としてのパラメータ設定を行うためのブラウザを有する携帯電話 10の外観図、図 2は携帯電話 10のハードウェア構成を表すブロック図である。図 1の外観図に示すように、携帯電話 10の筐体の操作面側には、液晶ディスプレイ 111と、操作部とが設けられる。操作部には、ダイヤルボタン 114、方向指示キー 11 5、オンフックボタン 121、オフフックボタン 122が含まれる。また、操作面側上部には、スピーカ 119用の孔と、アンテナ 105とが設けられ、下部にはマイク 118用の孔が設けられる。本実施形態ではパラメータ設定を行うためのブラウザを有する端末装置として携帯電話を一例として用いるが、以下で述べるパラメータ設定機能は携帯電話以外にも様々な端末装置上で実現することができる。

[0031] 図 2のブロック図について説明する。携帯電話 10は、全体を制御する CPUIOOを有する。 CPUIOOは、 ROM101、 RAM102、フラッシュメモリ 103、無線通信制御部 104、液晶ディスプレイ 111、入力インタフェース部 113、および音声制御部 117 に接続される。また、無線通信制御部 104にはアンテナ 105が、入力インタフェース部 113に操作部の各種キー力さらに音声制御部 117にはマイク 118およびスピー力 119が接続される。

[0032] ROM101は、 CPU100の実行する各種プログラムおよび固定的なデータを格納した不揮発性の読み出し専用メモリである。 RAM102は、 CPU100の作業領域およびデータの一時記憶領域を提供する書き込み可能なメモリである。フラッシュメモリ 1 03は、追加的なアプリケーションプログラムや各種データを記憶する再書き込み可能な不揮発性メモリである。

[0033] 無線通信制御部 104は、アンテナ 105を介して基地局との間で音声およびデータの無線通信 (送受信）を行う機能を有する。液晶ディスプレイ 111は表示画面を有する表示部を構成する。入力インタフェース部 113は、ユーザによる操作部のダイヤルボタン 114や方向指示キー 115の入力操作を受け付ける機能を有する。音声制御部 117には、マイク 118およびスピーカ 119が接続される。音声制御部 117は、マイク 1 18およびスピーカ 119を介して音声の入出力を制御する。

[0034] 以上説明した構成の携帯電話 10においてユーザが操作部を介して所定の操作を行なうことで ROM 101に格納されて、るブラウザが起動する。ブラウザの起動に伴ヽ携帯電話 10は無線通信制御部 104を介して通信ネットワークと接続され Webページの閲覧が可能になる。図 3は、 CPU100による制御の下で動作するブラウザの機能を表す機能ブロック図である。図 3の機能ブロック図を用いて携帯電話 10における、ユーザが Webページのブラウジング時に必要なパラメータ設定機能について説明する。

[0035] まず、ブラウザの基本的な動作にっ、て説明する。ユーザによる URL (Uniform Res ource Locator)のキー入力、表示中の Webページ中のアンカー選択等により URL指定が行なわれると (F00)、ブラウザは通信ネットワークを介して、マークアップ言語 (H TML、 XML等)で記述された文書データを取得する (F01)。以下、 HTML文書を例にとつて説明する。

[0036] ブラウザエンジン 201では、バーサ（F02)は、取得された HTMLの論理的な構造を解釈し、その HTML文書の構造に関するドキュメントツリーを生成する。なお、ドキュメントッリ一は、ドキュメントの表現に関する情報までは含んでいない。次に、ページメ一力（F03)は、ドキュメントツリーを基に、各タグ (tag)で決められた表現形式 (block, i nline, table, list, itemなど）の情報を含むレイアウトツリーを生成する。レイアウトツリーは、 block, inline, tableなどがどのような順番に存在しているかを表している。ただし、レイアウトツリーは、まだ、これらの要素が画面の何処にどのような幅と高さで表示される力、文字がどこで折り返されるか等のレイアウトに関する情報までは含んでいない。

[0037] フォーマッタ（F04)は、レイアウトツリーを基に、表示画面幅などの実際の表示画面に関する情報を用いてレイアウトを行う。つまり、レイアウトツリーを実際の表示画面に配置していき、文字の折り返しや、画面上の位置、幅、高さを決定する。ブラウザェンジン（バーサ、ページメーカ、フォーマッタ）による以上のような処理を経て、 Webぺージが携帯電話 10の表示画面に表示される。以上説明したように、ブラウザは、ブラウザエンジン 201により HTML文書を解釈し、その解釈結果に基づ!/、てレイアウトを行う機能を備える力この他に、ブラウザエンジン 201による解釈結果に基づいて、 HTM L文書中において所定の tagで指定されている画像、動画、スタイルシート、 ECMAscr ipt、プラグイン、音声データ等の各種データの取得や加工処理を実行し、これらの各種データを含めて Webページを生成して表示させる機能を備えて、る（図示なし)。例えば、ブラウザエンジン 201のバーサ（F02)やページメーカ（F03)の解釈により、く img>タグによる画像データの表示が含まれていると判断した場合には、指定の画像データをその所定保存先より取得して、適宜、デコード処理、サイズ変更処理、描画処理を行い、ブラウザエンジン 201に渡す。そして、ブラウザエンジン 201では画像データがテキストデータ等と共に配置されて表示される。また、スタイルシートの場合には、指定スタイルシートデータを取得してブラウザエンジン 201に渡し、ブラウザエンジン 201はそのスタイルシートデータに基づいて、レイアウト処理を実行する。また、ブラウザは、ブラウザエンジン 201、及び上述の Webデータのその他の必要データに関する処理を実行する機能を、パラメータデータに従って実行する。

次に、パラメータ管理システム 202の機能について説明する。本発明の実施形態によれば、 Webページ閲覧時に Webページ単位で最適な表示を得るために、指定された URLに基づ!/、て、 Webページの HTML文書の取得処理時に必要とされるパラメ一タデータ（例えば、 Cookieの受付 Zブロックなど）とレイアウト処理時に必要とされるパラメータデータ (例えば、画像データ表示の有 Z無など）とがブラウザに設定される ( パラメータ設定）。ここで Webページのレイアウト処理とは、 Webページの音声出力処理も含む。また、パラメータとは、ユーザが Webページを閲覧するときに必要なパラメータであり、さらに詳細には、 Webページの表現に必要なパラメータ（ページ取得処理とページ表示 ·再生処理に必要なパラメータ）や、ユーザが Webページの閲覧時に必要なその他のパラメータ、例えばブラウザ上でのキー操作設定に関するパラメータ等が含まれ、さらに詳細には、 Webページの表現に必要なパラメータの中には、例えば、画像取得の有 Z無、画像最大サイズ制限、画像フォーマットによる制限、アニメ有無、アニメ繰返し回数の最大値、画像表示倍率、減色アルゴリズム切り替え、 Flash の有 Z無、フォントサイズ、フォント種類、文字点滅間隔 Z停止、マーキー間隔 Z停止、禁則 onZ off、 Wordwrap on/ off、し SS (Cascading style sheet)の onZ off、 Extern al style sheetの onZ。ff、デフォルト SSの onZ。ff、 External ECMAの onZ。ff、 Frameset の onZoff、 Tableの onZoff、 Table詳細設定、ページ自動更新の onZoff、認識文字コード、 UserAgentの変更可、 ECMAscriptの onZoff、 Referrerの onZoff、音声有 Z無、ページ全体拡大 Z縮小などが含まれる。また、パラメータには、ブラウザを介してダウンロードする例えば、 UserScriptのようなものも含まれる。これらのパラメータのパラメータデータは、パラメータ管理システム 202により、デフォルトパラメータデータベース 211から呼び出される、或いは検索を介してパラメータ管理データベース 212から呼び出される。

[0039] URL指定 (FOO)後には矢印 A01で示されるように HTML文書取得用適用パラメータ検索処理へ、 HTML文書取得（F01)後には矢印 A02で示されるように Webページレィアウト処理用適用パラメータ検索処理へ、と移行するためにパラメータ管理システム 202に URLデータが送られる。パラメータ管理システム 202は、まず初めにデフォルトパラメータデータベース 211から、デフォルトパラメータデータを取得する（F05)。続いて、ノラメータ管理システム 202は、指定 URLに対応する URLがパラメータ管理データベース 212に記憶されているかどうかを検索する。（F06)。指定 URLに対応する URLとは、 URLが完全一致 (Exactマッチ)するものだけでなぐ後述する規則に適合する URLも含む。なお、それぞれのパラメータごとに、適合する URLの規則を変えることができる。或いは、パラメータのカテゴリ（後述)ごとに、適合する URLの規則を変えることがでさる。

[0040] パラメータ管理データベース 212内に指定 URLに対応する URLがあり、その URLに関連付けられて、るパラメータデータ (適用パラメータデータ）が記憶されて、る場合は、参照'取得される（F07)。その適用パラメータデータの値がデフォルトパラメータデータの値と異なる場合には、その適用パラメータデータでデフォルトデータをォーバーライドする。その結果を HTML文書取得機能 (F01)、若しくはブラウザエンジン 2 01に受け渡す。また、適用パラメータの参照'取得により、その URLに対する Last参照タイムや参照回数が更新される（F08)。

[0041] 一方、ユーザが Webページ閲覧中に当該ページについて最適な表示等を得ようとして、ブラウザの設定メニュー等を操作することにより、パラメータ設定を変更した場合（F09)、パラメータ管理システム 202はパラメータの変更データをブラウザエンジン 201に渡す。これによりブラウザエンジン 201は、レイアウト処理等の変更を適宜行うまた、パラメータ管理システム 202は、パラメータ管理データベース 212中の当該べージ (URL)に対するパラメータデータを変更するとともに更新タイムデータを更新する（F10)。また、パラメータ管理データベース 212中のデータは、長時間参照されていないものや、使用頻度が低いもの等、データベースの容量を懸念して削除が必要な場合もありうる。このため、ノメータ管理システム 202は、期限やその他の条件等を設定して、パラメータデータを削除する機能を有する (Fl l)。

[0042] 従って、本発明の実施形態によれば、ユーザがパラメータ設定を変更すると、パラメータ管理システム 202がそのパラメータデータを Webページの URLと関連付けてパラメータ管理データベース 212に記録 ·更新するので、ユーザは特に意識することなく常に最適な表示を得ることができる。また、この処理を繰り返すことで、ユーザの好みの表示をあた力も学習していくかのような体感を提供することができる。

[0043] 以上のブラウザのパラメータ設定機能を用いて Webページを表示させるための処理手順をフローチャートとして、図 4に示す。この動作は CPU100による制御の下で実行される。

[0044] ユーザによる URL入力、アンカークリック、ブックマーク選択、履歴ページの選択などにより URL指定が行われると、 HTML文書取得処理に必要なパラメータのデフオルト設定取得処理が開始される (ステップ S101)。ここでは、デフォルトパラメータデータベース 211からそれぞれのパラメータに対するパラメータデータのデフォルト値が取得される。

[0045] ステップ S102では、指定 URLと完全一致する或いは後述する規則に適合する URL ( 適用可能な URL)がパラメータ管理データベース 212に記憶されているかどうかを検索する。パラメータ管理データベース 212内に適用可能な URLが記憶されていると判断した場合は (ステップ S103： YES)、ステップ S104の適用パラメータ設定処理へと進む。適用可能な URLが記憶されていないと判断した場合は (ステップ S103 : NO)、デフォルト値を適用パラメータとして、ステップ S106へと進む。

[0046] ステップ S104では、ステップ S101で取得されたデフォルト値に対して、ステップ S102 で検索された適用可能な URLと関連づけられているパラメータデータのうち、デフォルトと値が異なるパラメータデータがオーバーライドされる。続いて、その URLに対応する更新タイムデータが更新されて、パラメータ管理データベース 212に記憶される ( ステップ S105)。なお、ステップ S102からステップ S105の処理はパラメータごとに行われるものである。したがって、 HTML文書取得処理に必要なパラメータの数だけ繰り返される。その後、適用パラメータ設定に基づいて HTML文書が Webサーバから取得される（ステップ S106)。 HTML文書の読込み時にエラーが生じた場合 (ステップ S107 ： NO)は、画面上にエラー表示を行い (ステップ S108)、ユーザ操作前へ戻る。読込みに成功すれば (ステップ S107 : YES)、ステップ S109に進む。

[0047] ステップ S109では、 Webページレイアウト処理に必要なパラメータのデフォルト設定取得処理が開始される。ここでは、ステップ S101と同様に、デフォルトパラメータデータベース 211からパラメータデータのデフォルト値が取得される。ステップ S110では、適用可能な URLがパラメータ管理データベース 212に記憶されているかどうかを検索する。適用可能な URLがパラメータ管理データベース 212に記憶されていると判断した場合は (ステップ Sill : YES)、ステップ S112の適用パラメータ設定へと進む。適用可能な URLが記憶されて、な、と判断した場合は (ステップ SI 11： NO)、デフォルト値を適用パラメータとして、ブラウザエンジン 201のバーサで行われる処理 (ステップ S11 4)へと進む。

[0048] ステップ S112では、ステップ S109で取得されたデフォルト値に対して、ステップ S110 で検索された適用可能な URLに関連付けられているパラメータデータのうち、デフォルトと値が異なるパラメータデータがオーバーライドされる。続いて、その URLに対応する更新タイムデータが更新されて、パラメータ管理データベース 212に記憶される ( ステップ S113)。なお、ステップ S110力もステップ S113の処理はパラメータごとに行われるものである。したがって、 Webページレイアウト処理に必要なパラメータの数だけ繰り返される。

[0049] そして、当該パラメータ値にそって、ブラウザエンジン 201において、バーサでは、構造解釈'ドキュメントツリー生成が行われる (ステップ S114)。次に、ページメーカでは、レイアウトツリー生成が行われる (ステップ S115)。最後に、フォーマッタでは、レイアウトが決定される (ステップ S116)。それらの処理を経て、端末の画面に表示（出力）され、処理終了となる。尚、ステップ S103或いはステップ S111の検索処理、及びステツプ S104或いはステップ S112の適用パラメータ設定処理は、パラメータの種類に基づいてパラメータごとに適当なタイミングで行ってもよい。また、指定 URLに対して適当な URLが記憶されていてもデフォルト値と同じパラメータデータの場合には、パラメ一タ値のオーバーライド処理は行われな!/、。

[0050] 以下に、ユーザがパラメータを入力したときの更新処理について説明する。図 5はパラメータ設定の更新処理を示すフローチャートである。ユーザからパラメータ変更指示入力があった場合 (ステップ S201)、ノメータ設定の設定メニューを画面に表示し (ステップ S202)、ユーザが変更するパラメータの内容を入力する (ステップ S203) 。変更パラメータデータの入力があった場合は (ステップ S204: YES)、パラメータ変更処理が開始される (ステップ S205)。変更されたパラメータデータにつ!/、てパラメータ管理データベース 212を更新し、併せて更新タイムデータが書き込まれる (ステップ S 206) oノメータデータの変更によりブラウザ表示の更新が必要な場合は (ステップ S 207 :YES)、表示更新処理が行われ (ステップ S208)、その後、ステップは処理スタート時へと戻る。表示更新処理が必要ない場合は (ステップ S207 : NO)、そのまま処理スタート時へと戻る。ステップ S204において、変更パラメータ入力がない場合は（S204: NO)、処理終了となる。

[0051] 次に、パラメータ管理データベース 212について説明する。図 6にパラメータ管理データベース 212のテーブル構造の一例を示す。 URLごとに、パラメータデータ、更新タイム、 Last参照タイム、参照回数などのデータが関連づけられている。 Last参照タイムとは、その URLに関連付けられたパラメータデータを適用して閲覧処理を実行した最後の日付 Z時間のデータである。参照回数とは、ノラメータ管理システム 202 力その URLに関連付けられて、る、ずれかのパラメータデータを参照 ·取得した回数である。なお、 Last参照タイム、参照回数のデータはなくてもよい。或いは、更新タィムと Last参照タイムはどちらか一方でもよい。パラメータ管理データベース 212のデータは、更新タイム、 Last参照タイムに基づいて、古いものから適宜削除されるようになっていてもよい。また、参照回数のデータに基づいて、参照頻度の少ないものが適宜削除されるようになっていてもよい。その他、パラメータデータの有効期限を示す有効期限データがあり、この有効期限により削除される構成でもよい。

[0052] 図 6のテーブル中のパラメータデータは、図 7に示すように、例として、 Cookie、画像取得、画像サイズ、フォント、 ECMAscript等に関するデータが記憶される。以下、各ノラメータについて説明する。尚、図 7はパラメータデータの概念図であって、ノラメータ値の記憶方法は数値記号等どのようなものであってもよい。

[0053] Cookieとは、 Webサイトの提供者がブラウザを通じて訪問者の端末に一時的にデータを書き込んで保存し、ユーザの識別等に利用される機能であるが、本発明の実施形態によれば、その機能の受付 Zブロックを URL単位で記憶することができる。

[0054] 画像取得のパラメータについては、本発明の実施形態によれば、 HTML文書で指定された Webページ画像の画像ファイルをダウンロードする（On) Zしな、（Off)のパラメータデータを URL単位で記憶することができる。

[0055] 画像サイズのパラメータについては、本発明の実施形態によれば、ダウンロードした画像ファイルをブラウジングにより画面に表示する際に、サイズを大 Z中 Z小などとするパラメータデータを、 URL単位で記憶することができる。なお、例えば、図 7のように www.hello.co.jp/news/todayの画像取得パラメータデータが OFFである場合は、画像ファイルをダウンロードしないので、画像サイズパラメータデータの値は N/A (not av ailable)となる。

[0056] フォントサイズのパラメータデータについては、本発明の実施形態によれば、 Webぺージ中のテキストデータが、ブラウジングにより画面に表示される際に、サイズを大 Z 中 Z小などとするパラメータデータを、 URL単位で記憶することができる。

[0057] ECMAscriptとは、 Webページに動きや対話性を付加することを目的として開発された簡易プログラミング言語であり、一般的なブラウザに搭載されている。 Webページ閲覧の際に ECMAscriptの処理が行われると動作が遅くなる場合も生じるので、本発明の実施形態によれば、 URL単位で ECMAscript処理を ONZOFFとするパラメータデータを記憶することができる。

[0058] なお、パラメータデータ力 — "である（パラメータデータが設定されていない）場合は、その URLが参照される際に、上位層 URLに記憶されている対応するパラメータデータが適用され、上位層 URLに記憶されていなければそのパラメータのデフォルト値が適用される。また、ノラメータは図 7に記載されたものに限られず、 HTML文書の取得時に必要なパラメータとしては例えば Cookie、 Referre、 User Agent等があり、また、音声、アニメーション等の画像、プラグイン、フォント、テーブルやフレーム等のレイァゥトに関するもの、スタイルシート、その他多数設定されている。あるいは、操作キーに関するパラメータがあってもょ、。

[0059] また、パラメータデータが上位層あるいは下位層のパラメータデータと同一であるとき、そのパラメータデータは記憶されなくてもよい。これにより、記憶されている URLに対するパラメータデータが設定されて、な、ときは、上位層ある、は下位層のパラメータデータ或いはデフォルト値を適用することができるため、その URLのパラメータデータを記憶する必要がなくなるのでデータ容量の増大を抑えることができる。

[0060] 図 8にインターネット上にあるパラメータ管理サーバの一例を示す力パラメータ管理データベース 212は、使用する端末 (情報通信機器 223)内に備えられていてもよいし、インターネット等のネットワーク上のサーバ（パラメータ管理サーバ 221)に備えられていてもよい。サーバ内に備えられていれば、携帯電話のような記憶容量の小さい端末でも、多くのパラメータデータを記憶できるため、パラメータ設定の学習能力を高めることができ、ユーザの利便性が向上する。

[0061] 次に、指定 URLに対応する URLの検索方法について説明する（図 4のステップ S102 または S110)。パラメータ管理システム 202は、パラメータ管理データベース 212を検索して、指定 URLに対応する URLが記憶されているかどうかを判断する。指定 URLに対応する URLとは、指定 URLに完全に一致する URLだけでなく（Exactマッチ）、以下に述べる規則に適合する URLも含む。

[0062] 本発明によるパラメータ適用規則は、第 1の規則として、指定 URLに対して、ドメイン名だけでなくパス名まで含めて照合し、一番マッチ部分が長い（ロンゲストマッチ）即ち URLの最も深い階層まで一致しているパラメータ管理データベース 212中の URL を参照し、そのパラメータを適用する。このロンゲストマッチは過不足なく一致する Exa ctマッチとは異なる。ドメイン名は、ドッド'."で仕切られたドメイン名の各要素を右端から順に左側へと照合して行く。というのは、ドメイン名は右力左へとその要素が下層になっていくからである。そして、異なるドメイン名の要素が現れた時点で、その右隣力最右端までのドメイン名の要素の数をカウントする。最右端のドメイン名の要素が異なる場合、カウントはゼロとなる。全てのドメイン名の要素が合致し、指定 URLにパス名がある場合には、パス名の照合処理へと移行する。パス名は、 7"で仕切られた要素（フォルダ名やファイル名）であり、ドメイン名とは反対に、左側から右側へと順に照合して行き、異なる要素が現れた時点で、その左隣から最左端までのパスの要素の数をカウントする。最左端のノス名が異なる場合、カウントはゼロとなる。ドメイン名のカウント数とパス名のカウント数を足し合わせたもの力その URLのマッチ数となる。

[0063] 第 2の規則として、第 1の規則のロンゲストマッチでマッチ数が同点であってドメイン名が異なる URLが複数ある場合には、左端のドメインが wwwである URLを優先する。例えば、指定 URLが http：〃 music.access.co.jpである場合に、データベース中に（l) h ttp:// www.access.co.jpと (2) http://news.access.co.jp力め場合は、どちりもマツテ数が 3であり同点となるが、（1)の URLのパラメータを適用する。また、同点の場合に、例えば、最近使われた方 (Last参照タイム）、使用頻度が多い方 (参照回数)等のデータに基づ、て適用してもよ、。

[0064] また、第 3の規則として、上述の規則に適合した URLのパラメータで値が設定されていないものは、記憶されている上位層 URLのパラメータデータ、デフォルトのパラメ一タデータの順で設定される。さらに、選択的には、パラメータごとに上述の規則を適用してもよい。なお、ドメイン名の右端力最低 2つの要素までが合致しないとパラメータを適用しな、方が好適である。

[0065] 上述の規則をより具体的に説明するために、例として図 9に URLのツリー構造を示す。 A— «3—丄一 1の URLは http://music.access.co.jp/jazz/lUsionであり、 music. access. co. jpはドメイン名、 musicはその要素である。 jazzはパス名の要素、 fosionもパス名の要素である。ドメイン名は、右端の要素から（jp→co→access→music)マッチングを行う。パス名は逆に左端の要素から (jazz→fosion)マッチングを行う。ドメイン名は"."で仕切られたドメイン名の要素を一単位として、パス名は 7"で仕切られた要素を一単位としてカウントする。例えば指定 URLが Aの http：〃 www.access.co.jpであるとすると、 A- 3- 1- 1のマッチ数は 3となる。

[0066] 図 10は、デフォルトパラメータデータベース 211中のデフォルトデータの例と、パラメータ管理データベース 212中の図 9に示した URLに対応するパラメータデータの例である。ノラメータの種類は一部を抜粋したものであるとする。 A-3-2を閲覧する場合、 A- 3- 2のパラメータは、音声は ONに設定されている力画像、文字、 ECMAscriptは、 "—"（設定値なし）となっている。この場合、上層の A- 3のパラメータには、画像が" 有"、 ECMAscriptが"無"に設定されているのでそのパラメータデータを適用し、文字についてはさらにその上層である Aのパラメータデータ"小"を適用する。なお、上層 U RLがない場合、上層 URLにもパラメータデータがない場合には、デフォルト値を適用する。このようにパラメータデータごとに、適宜設定される。

[0067] A- 3-1の http：〃 music.access.co.jp/jazzを閲覧する場合、ロンゲストマッチにより A- 3— 1—1の http://music.access.co.jp/ jazz/fusionかマッチ数 5となり、ノヽラメータ管理データベース 212に記憶されている URLの中で最もマッチ数が多いため、そのパラメ一タデータが適用される。

[0068] A-3-1-2を閲覧する場合はマッチ数が 5で最多となる A-3-1-1を適用する。 A-3-1- 2のパス名の要素 vocal、 A-3-1-1のパス名の要素 fosionと!、うように一部分一致して V、な、部分があっても適用される。大部分マッチングして！/、ても異なる部分がある場合は適用しないとすると、例えば、一上位層の URL (A-3-l-2に対する A-3-1)に対して、パラメータが設定されていた場合は、問題ないが、掛け離れて上位の層、例えば A、まで設定がない場合には、その離れた上位層の設定が適用され、あるいはデフォルトの設定が適用されてしまう。それに対して本実施例では、大部分同じところがあれば、そのパラメータを引き継ぐことで、デフォルト値や離れた上位層のパラメータデータよりもユーザが望むパラメータデータに近いデータが得られると考えられるので、より利便性が高い。

[0069] A- 2の http://headlines.access.co.jpを閲覧する場合は Aの http://www.access.co.jp を適用する。 Aはドメイン名の最初に wwwがあるので、第 2の規則により A-1の http：〃 a uctions. access. co.jp、 A— 3の http:/ /music. access.co.jp【こ fe先する。

[0070] また、図 9のツリー構造と図 10のパラメータデータは考えないものとし、 A- 2- 1と A- 1 -1の二つの URLのみがパラメータ管理データベース 212に記憶されていたとする。 A -3-1-1を閲覧する場合、どちらもマッチ数は同様に近くなる。この場合、 Last参照タイムが最近の方、参照回数の頻度が多い方等により決定する。同様に、マッチ数が同点のものが複数ある場合には、例えば、最近使われたもの ·参照回数の頻度が多いもの ·マッチしてヽな、部分が少な、方等で適用するパラメータを検討する。

[0071] ノメータの種類は多数あるため、その組合せは莫大な数となる。従って、端末や Webページの種類に対応させて、パラメータの組合せ (パラメータセット）を幾種類かあら力じめ作っておき、それをユーザが使用し、必要に応じて、パラメータセット中の各パラメータを変更して、くと、う形式を用いたほうが、ユーザの利便性が高、と考えられる。よって、本発明の実施形態の一つによる、図 11にモードファイル (パラメータセット）を示す。例えば、 PCの処理速度 ·画面サイズ等に合わせたスタンダードモード、小画面'低処理速度に合わせたモパイルモード、スクロール性を考慮したスマートフィットレンダリングモード、ニュースサイトなどを目的としたテキストモード、などのパラメータセットをもってヽてもよヽ。

[0072] 上述のモードファイルを用い変更部分のみを記憶するように構成した、パラメータ管理データベース 212の実施例を図 12に示す。 URLごとにモードを設定することができ、更新を行うと、モードファイル (パラメータセット）が更新されるのではなぐ URLに対応する各パラメータデータ (個別設定）が記憶されて適用される。例えば、 news.acces s.co.jpに対しては、モード 0002 (モパイルモード）が選択されており、モパイルモードの ECMAscriptは" ON"である力この URLにおいては、 ECMAscriptが"無"に設定される。併せてその更新日時も記録される。

[0073] 上記実施の形態では、ユーザが設定を行うたびにパラメータ管理データベースにノメータが登録され、又は変更される場合について説明したが、著名な Webページの URLに対する製品での閲覧時に製品のスペックや表示部の大きさ等を鑑みて、適切と考えられるパラメータセットを用意し、出荷時に当該製品のパラメータ管理データベースに登録することができるように製品を構成することも可能である。これらの場合、ユーザがパラメータの設定を行わなくても当該製品に適切なパラメータで Webぺージの閲覧を行うことができる。

[0074] また、本発明の実施形態では、ノラメータ適用規則として、第 1の規則力も第 3の規則までを例示した。さらに、本発明では他の実施形態として、第 1の規則に加えて、第 4の規則として、同一の URLのみ参照する、

第 5の規則として、最もマッチ数が高力つた URLのうち、指定 URLの上位層にあたる U RLのみ参照する、

第 6の規則として、最もマッチ数が高力つた URLのうち、指定 URLの上位層にあたる U RLのみ参照する場合に、予め何階層までの範囲ならば参照 OKかを規定しておき、その階層以内の URLのみを参照する、

等の規則を適用することができる。すなわち、これらの規則は第 1の規則で適用された URLをさらに限定するものである。

[0075] また、本実施形態においては、パラメータごと或いはパラメータのカテゴリごとに上述のような第 4から第 6の規則を設定することができる（すなわち、パラメータごとに UR Lの適用範囲を設定することができる)。或いは、パラメータごと或いはパラメータの力テゴリごとに、上述の如何なる規則をも適用せず、ブラウザに固定の（すなわち、 URL に依存しな、)パラメータデータを設定することができる。パラメータごと或いはパラメータのカテゴリごとにどの規則を設定するかはユーザにより設定可能である。

[0076] パラメータのカテゴリとしては、例えば、以下のようなものが挙げられる。

ァ.セキュリティ関連パラメータ

Cookieゝ Referer、 ECMAScript等

ィ.パケット '通信量関連パラメータ (すなわち、 ON/OFF等が通信料に影響するパラメータ）

画像取得、プラグイン、外部 CSS、外部スクリプト、 frame,ページ自動更新、 BGMデータの取得、画像フォーマットによる制限、アニメ有無、繰り返し回数の最大値等ゥ.ビジュアル系（すなわち、 ON/OFF等が主にページの見た目に関連するパラメ一タ）

画像表示有無、表示倍率、原色アルゴリズム切り替え、フォント、禁則等、 CSSの有無、テープノレの ONZOFF等

なお、パラメータのカテゴリ分けは予め設定されていてもよいし、ユーザにより設定可能であってもよい。

[0077] また、例えば、ァ.セキュリティ関連パラメータには、第 4の規則、或いは第 5の規則等を適用し、ィ.パケット '通信量関連パラメータには、第 4の規則、第 5の規則、或いは第 6の規則等を適用することが想定される。しかし、それらのカテゴリに適用される規則は上述のものに限定されるわけではない。

[0078] 本発明では、パラメータ或いはパラメータのカテゴリごとに上述のどの規則を適用するカゝを設定することができる。言い換えれば、第 1の規則を適用した結果照合された、最もマッチ部分が長、URLであっても、パラメータによってはその URLのパラメータを参照しないようにすることができる。その効果を以下に説明する。例えば、パラメータ管理データベース 212の検索の結果、本来は全く無関係なホストが「一番近い URL」として選ばれる可能性がある。その場合、レイアウト関係のパラメータが引き継がれることは許容できたとしても、例えば、 Cookie, Referer、 ECMAScript等のセキュリティ関係のパラメータまでが引き継がれてしまうことは好ましくないという場合もありうる。そのため、本発明の他の実施形態では、パラメータ、或いはセキュリティ系、データ量 (パケット課金）系などのカテゴリ毎に、パラメータ管理データベース 212内で検索対象となる URLに制限をかける（言い換えれば、ある Webページにおける設定を記憶した時、影響を与えてもょ、他サイトはどの範囲までか)ことができるような設定を設けて!/、る

[0079] また、ユーザがパラメータ設定を変更した場合（図 3の F09)に、パラメータ或いはパラメータのカテゴリによっては、パラメータ管理データベース 212中のパラメータデータを更新しない構成としてもよい。すなわち、例えば、 Cookieにおいてのみそのような構成を用いた場合に、 Webページを閲覧中に Cookieを含む幾つかのパラメータを変更したとする（Cookieを含む全てのパラメータの変更データはその閲覧中の Webぺージに適用される）。しかし、 Cookie以外のパラメータに関してはその変更データがパラメータ管理データペース 212に記憶される力 Cookieの変更データはパラメータ管理データベース 212には記憶されない。したがって、次回同様の（すなわち上述のような規則に当てはまる) Webページを閲覧したとしても、パラメータ或いはパラメータのカテゴリごとに、その変更を反映させな、ようにすることができる。

[0080] 以上述べたように本発明によれば、ユーザに意識させることなぐすなわち煩雑な操作なしに Webページ単位で各種設定を記憶することにより、あた力もユーザの好みのパラメータを学習していく効果を奏するので、従来のブラウザ機能に比してユーザピリティを高めることができる。なお、本発明の実施形態にお!ヽては、 Webページ単位で各種設定を記憶するものとしたが、本発明の技術的範囲は「Webページ」の上位概念である「コンテンツ」をも含むものと想定している。すなわち、「コンテンツ」とは、ネットワークを介して取得されるものであり、所謂ブラウザにより表示させる「Webページ」を含むことは勿論のこと、その他の Viewer、 Reader,再生アプリケーションで表示、再生可能でかつ URL等の位置情報によって指定可能なものも含みうる。より具体的には、例えば、ドキュメントデータ、動画データ、音声データ、用途が限定されたデータ (コミック、ニュース、通販等 )等がありうる。また、これらに対するパラメータとしては、例えば、表示に関するパラメータは、拡大 ·縮小比率、文字サイズ等であり、音声に関するパラメータは、音声ボリユームゃ音質の異なるモード等である。

Claims

請求の範囲

[1] コンテンツの閲覧時に必要なパラメータをコンテンツの位置情報と関連付けて記憶手段に記憶し、要求されたコンテンツの位置情報と同一の位置情報が前記記憶手段に記憶されて、る場合はその位置情報と関連付けて記憶されて、るパラメータを前記記憶手段から取得し、要求されたコンテンツの位置情報と同一の位置情報が前記記憶手段に記憶されてヽな、場合は一定の規則に適合する位置情報が前記記憶手段に記憶されていれば、その一定の規則に適合する位置情報と関連付けて記憶されてヽるパラメータを前記記憶手段から取得し、その取得されたパラメータを前記要求されたコンテンツの閲覧時の処理に適用することを特徴とするパラメータの設定、記憶方法。

[2] 前記一定の規則に適合する位置情報は、前記記憶手段に記憶されている位置情報のうち、要求されたコンテンツの位置情報と、ドメイン名とパス名を含めた位置情報が最も近、位置情報であることを特徴とする請求項 1に記載のパラメータの設定、記憶方法。

[3] 要求されたコンテンツの位置情報のドメイン名の要素のそれぞれと、前記記憶手段に記憶されて、る位置情報のドメイン名の要素のそれぞれを一番右端力順番に照合し、 k番目に初めて要素が合致しない場合、 kから 1を引いた数を合致数とし、一方でドメイン名の各要素が全て合致して、た場合には、要求されたコンテンツの位置情報のパス名の要素のそれぞれと、前記記憶手段に記憶されて!、る位置情報のパス名の要素のそれぞれを一番左端力順番に照合し、 n番目に初めて要素が合致しない場合、 k+nから 1を引いた数を合致数とし、ドメイン名、あるいはドメイン名及びパス名の合致数の合計が最多となる前記記憶手段に記憶されて、る位置情報を、前記一定の規則に適合する位置情報とすることを特徴とする、請求項 2に記載のパラメ一タの設定、記憶方法。

[4] ドメイン名の合致数の合計が等、位置情報が複数前記記憶手段に記憶されており、それらの位置情報のうち、合致しない部分がドメイン名の最左端の要素である場合、当該要素が WWWである位置情報を前記一定の規則に適合する位置情報とすることを特徴とする請求項 3に記載のパラメータの設定、記憶方法。

[5] ユーザインターフェースを介して行われるユーザ操作によるパラメータの変更を受け付ける手順を更に備え、前記ユーザ操作によりパラメータが変更されると、表示中のコンテンツの位置情報と関連付けて変更後のパラメータが前記記憶手段に記憶されることを特徴とする、請求項 1に記載のパラメータの設定、記憶方法。

[6] 位置情報と関連付けて変更後のパラメータが前記記憶手段に記憶される際、その位置情報の上位層もしくは下位層の位置情報と関連付けて既に当該変更後のパラメータと同一のデータが前記記憶手段に記憶されている場合には、その位置情報、上位層の位置情報、下位層の位置情報のうちの一つのみに関連付けて当該変更後のノラメータを記憶しておくことを特徴とする請求項 5に記載のパラメータの設定、記憶方法。

[7] 位置情報と関連付けて変更後のパラメータが前記記憶手段に記憶される際、その位置情報の上位層もしくは下位層の位置情報と関連付けて当該変更後のパラメータと同一のデータが前記記憶手段に記憶されている場合には記憶せず、前記記憶手段に記憶されていない当該変更後のパラメータのみを記憶することを特徴とする請求項 5に記載のパラメータの設定、記憶方法。

[8] 前記記憶手段に記憶されて、る要求されたコンテンツに対応する位置情報と関連付けられて、るパラメータのうち内容が設定されて、な、パラメータ情報に対しては、その位置情報の上位層の位置情報が前記記憶手段に記憶されており且つその上位層の位置情報と関連付けて当該パラメータのパラメータ情報が記憶されている場合、その上位層の位置情報と関連付けられているパラメータ情報を前記要求されたコンテンッのパラメータとして適用することを特徴とする請求項 1に記載のパラメータの設定、記憶方法。

[9] 前記上位層の位置情報の！/、ずれにも前記パラメータ情報が記憶されて！、な！、場合は、前記パラメータのデフォルトを前記要求されたコンテンツのパラメータとして適用することを特徴とする請求項 8に記載のパラメータの設定、記憶方法。

[10] パラメータの更新日時の情報、パラメータが取得された日時の情報、パラメータが取得された回数の情報のうち、少なくとも一つもしくはそれらのうち複数の情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されているパラメータを選択的に削除することを特徴とする請求項 1に記載のパラメータの設定、記憶方法。

[11] 前記記憶手段に、ドメイン名、あるいはドメイン名及びパス名の合致数の合計が等しい位置情報が複数記憶されている場合に、パラメータの更新日時の情報、パラメータが取得された日時の情報、パラメータが取得された回数の情報のうち、少なくとも一つが一番最新のもの、もしくは回数が多い方を適用することを特徴とする請求項 3に記載のパラメータの設定、記憶方法。

[12] 予めパラメータ情報を設定したパラメータを一つのセットとして複数セットが前記記憶手段に記憶され、前記記憶手段内において前記コンテンツの位置情報と関連付けて前記複数セットのうちどのセットが適用されるかの情報が記憶されていることを特徴とする請求項 1に記載のパラメータの設定、記憶方法。

[13] 前記記憶手段が端末に備えられて、ることを特徴とする請求項 1に記載のパラメ一タの設定、記憶方法。

[14] 前記記憶手段がネットワーク上のサーノに備えられていることを特徴とする請求項 1 に記載のパラメータの設定、記憶方法。

[15] 前記一定の規則に適合する位置情報に関連付けられたパラメータについて、パラメータごとに、前記要求されたコンテンツの閲覧時の処理の適用条件を設定可能であることを特徴とする請求項 3に記載のパラメータ設定、記憶方法。

[16] 前記一定の規則に適合する位置情報に関連付けられたパラメータについて、パラメータのカテゴリごとに、前記要求されたコンテンツの閲覧時の処理の適用条件を設定可能であることを特徴とする請求項 3に記載のパラメータ設定、記憶方法。

[17] コンテンツの閲覧時に必要なパラメータをコンテンツの位置情報と関連付けて記憶手段に記憶する機能と、要求されたコンテンツの位置情報と同一の位置情報が前記記憶手段に記憶されて、る場合はその位置情報と関連付けて記憶されて、るパラメータを前記記憶手段から取得し、要求されたコンテンツの位置情報と同一の位置情報が前記記憶手段に記憶されていない場合は一定の規則に適合する位置情報が前記記憶手段に記憶されて、れば、その一定の規則に適合する位置情報と関連付けて記憶されて!、るパラメータを前記記憶手段から取得する機能と、その取得されたパラメータを前記要求されたコンテンツの閲覧時の処理に適用する機能とを、コンビュータに実現させる為のコンピュータプログラム。

[18] コンテンツの閲覧時に必要なパラメータをコンテンツの位置情報と関連付けて記憶手段に記憶する手段と、要求されたコンテンツの位置情報と同一の位置情報が前記記憶手段に記憶されて、る場合はその位置情報と関連付けて記憶されて、るパラメータを前記記憶手段から取得し、要求されたコンテンツの位置情報と同一の位置情報が前記記憶手段に記憶されていない場合は一定の規則に適合する位置情報が前記記憶手段に記憶されて、れば、その一定の規則に適合する位置情報と関連付けて記憶されているパラメータを前記記憶手段から取得する手段と、

その取得されたパラメータを前記要求されたコンテンツの閲覧時の処理に適用する手段と、を備えたことを特徴とする端末装置。

[19] 前記一定の規則に適合する位置情報は、前記記憶手段に記憶されている位置情報のうち、要求されたコンテンツの位置情報と、ドメイン名とパス名を含めた位置情報が最も近い位置情報であることを特徴とする請求項 18に記載の端末装置。

[20] 要求されたコンテンツの位置情報のドメイン名の要素のそれぞれと、前記記憶手段に記憶されて、る位置情報のドメイン名の要素のそれぞれを一番右端力順番に照合し、 k番目に初めて要素が合致しない場合、 kから 1を引いた数を合致数とし、一方でドメイン名の各要素が全て合致して、た場合には、要求されたコンテンツの位置情報のパス名の要素のそれぞれと、前記記憶手段に記憶されて!、る位置情報のパス名の要素のそれぞれを一番左端力順番に照合し、 n番目に初めて要素が合致しない場合、 k+nから 1を引いた数を合致数とし、ドメイン名、あるいはドメイン名及びパス名の合致数の合計が最多となる前記記憶手段に記憶されて、る位置情報を、前記一定の規則に適合する位置情報とすることを特徴とする、請求項 19に記載の端末装置。

[21] ドメイン名の合致数の合計が等、位置情報が複数前記記憶手段に記憶されており、それらの位置情報のうち、合致しない部分がドメイン名の最左端の要素である場合、当該要素が WWWである位置情報を前記一定の規則に適合する位置情報とすることを特徴とする請求項 20に記載の端末装置。

[22] ユーザインターフェースを介して行われるユーザ操作によるパラメータの変更を受け付ける手段を更に備え、前記ユーザ操作によりパラメータが変更されると、表示中のコンテンツの位置情報と関連付けて変更後のパラメータが前記記憶手段に記憶されることを特徴とする、請求項 18に記載の端末装置。

[23] 位置情報と関連付けて変更後のパラメータが前記記憶手段に記憶される際、その位置情報の上位層もしくは下位層の位置情報と関連付けて既に当該変更後のパラメータと同一のデータが前記記憶手段に記憶されている場合には、その位置情報、上位層の位置情報、下位層の位置情報のうちの一つのみに関連付けて当該変更後のノメータを記憶する手段を有することを特徴とする請求項 22に記載の端末装置。

[24] 位置情報と関連付けて変更後のパラメータが前記記憶手段に記憶される際、その位置情報の上位層もしくは下位層の位置情報と関連付けて当該変更後のパラメータと同一のデータが前記記憶手段に記憶されている場合には記憶せず、前記記憶手段に記憶されていない当該変更後のパラメータのみを記憶する手段を有することを特徴とする請求項 22に記載の端末装置。

[25] 前記記憶手段に記憶されて!ヽる要求されたコンテンツに対応する位置情報と関連付けられて、るパラメータのうち内容が設定されて、な、パラメータ情報に対しては、その位置情報の上位層の位置情報が前記記憶手段に記憶されており且つその上位層の位置情報と関連付けて当該パラメータのパラメータ情報が記憶されている場合、その上位層の位置情報と関連付けられているパラメータ情報を前記要求されたコンテンッのパラメータとして適用する手段を有することを特徴とする請求項 18に記載の端末装置。

[26] 前記上位層の位置情報の！/、ずれにも前記パラメータ情報が記憶されて！、な！、場合は、前記パラメータのデフォルトを前記要求されたコンテンツのパラメータとして適用する手段を有することを特徴とする請求項 25に記載の端末装置。

[27] パラメータの更新日時の情報、パラメータが取得された日時の情報、パラメータが取得された回数の情報のうち、少なくとも一つもしくはそれらのうち複数の情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されているパラメータを選択的に削除する手段を有することを特徴とする請求項 18に記載の端末装置。

[28] 前記記憶手段に、ドメイン名、あるいはドメイン名及びパス名の合致数の合計が等しい位置情報が複数記憶されている場合に、パラメータの更新日時の情報、パラメータが取得された日時の情報、パラメータが取得された回数の情報のうち、少なくとも一つが一番最新のもの、もしくは回数が多い方を適用する手段を有することを特徴とする請求項 20に記載の端末装置。

[29] 予めパラメータ情報を設定したパラメータを一つのセットとして複数セットが前記記憶手段に記憶され、前記記憶手段内において前記コンテンツの位置情報と関連付けて前記複数セットのうちどのセットが適用されるかの情報が記憶されていることを特徴とする請求項 18に記載の端末装置。

[30] 前記記憶手段が端末装置内に備えられていることを特徴とする請求項 18に記載の端末装置。

[31] 前記記憶手段がネットワーク上のサーノに備えられていることを特徴とする請求項 1 8に記載の端末装置。

[32] 前記一定の規則に適合する位置情報に関連付けられたパラメータについて、パラメータごとに、前記要求されたコンテンツの閲覧時の処理の適用条件を設定可能であることを特徴とする請求項 20に記載の端末装置。

[33] 前記一定の規則に適合する位置情報に関連付けられたパラメータについて、パラメータのカテゴリごとに、前記要求されたコンテンツの閲覧時の処理の適用条件を設定可能であることを特徴とする請求項 20に記載の端末装置。

[34] 前記コンテンツは、 Webページであることを特徴とする請求項 1に記載のパラメータの設定、記憶方法。

[35] 前記コンテンツは、 Webページであることを特徴とする請求項 17に記載のコンビュータプログラム。

[36] 前記コンテンツは、 Webページであることを特徴とする請求項 18に記載の端末装置